JPH11275582A - 画像符号化装置及び画像復号装置並びにそれらの方法 - Google Patents
画像符号化装置及び画像復号装置並びにそれらの方法Info
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- JPH11275582A JPH11275582A JP9402498A JP9402498A JPH11275582A JP H11275582 A JPH11275582 A JP H11275582A JP 9402498 A JP9402498 A JP 9402498A JP 9402498 A JP9402498 A JP 9402498A JP H11275582 A JPH11275582 A JP H11275582A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】静止画又は動画像に対して、高い圧縮率でもブ
ロツク歪みの低い高画質の符号化及び復号化画像を得
る。 【解決手段】直交変換係数を統計的性質の異なる複数個
のゾーンZONE1〜ZONE4に分割して、各ゾーン
ZONE1〜ZONE4ごとに個別に係数を符号化する
ことにより、符号化ビツト量を削減することができる。
また、複数個のスカラ量子化機能D0 、D1 、D2 、D
3 を有するトレリス量子化手段9を用いることにより、
量子化誤差を小さくすることができる。また、画像を複
数の帯域成分に分割し、各帯域画像をゾーンZONE1
〜ZONE4に分割して走査すると共に、トレリス量子
化を行うことにより、圧縮符号化及び復号化を一段と容
易かつ高効率に行うことができる。
ロツク歪みの低い高画質の符号化及び復号化画像を得
る。 【解決手段】直交変換係数を統計的性質の異なる複数個
のゾーンZONE1〜ZONE4に分割して、各ゾーン
ZONE1〜ZONE4ごとに個別に係数を符号化する
ことにより、符号化ビツト量を削減することができる。
また、複数個のスカラ量子化機能D0 、D1 、D2 、D
3 を有するトレリス量子化手段9を用いることにより、
量子化誤差を小さくすることができる。また、画像を複
数の帯域成分に分割し、各帯域画像をゾーンZONE1
〜ZONE4に分割して走査すると共に、トレリス量子
化を行うことにより、圧縮符号化及び復号化を一段と容
易かつ高効率に行うことができる。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術(図25) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1の実施の形態(図1〜図3) (2)第2の実施の形態(図4〜図8) (3)第3の実施の形態(図9及び図10) (4)第4の実施の形態(図11及び図12) (5)第5の実施の形態(図13〜図16) (6)第6の実施の形態(図17〜図19) (7)第7の実施の形態(図20) (8)第8の実施の形態(図21) (9)第9の実施の形態(図22及び図23) (10)他の実施の形態(図24) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は画像符号化装置及び
画像復号装置並びにそれらの方法に関し、例えば通信衛
星を介して高精細画像を伝送する際に用いられる画像符
号化装置及び画像復号装置並びにそれらの方法に適用し
て好適なものである。
画像復号装置並びにそれらの方法に関し、例えば通信衛
星を介して高精細画像を伝送する際に用いられる画像符
号化装置及び画像復号装置並びにそれらの方法に適用し
て好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来の代表的な画像圧縮方法として、I
SOによつて標準化されたJPEG(Joint Photographi
c Experts Group)方式がある。これはDCT(Discrete
CosineTransform) を用い、比較的多いビツトが割り当
てられる場合には、劣化の少ない符号化及び復号化画像
を得ることができる。
SOによつて標準化されたJPEG(Joint Photographi
c Experts Group)方式がある。これはDCT(Discrete
CosineTransform) を用い、比較的多いビツトが割り当
てられる場合には、劣化の少ない符号化及び復号化画像
を得ることができる。
【0005】ところが、DCT処理において符号化ビツ
ト数を少なくすると、DCT特有のブロツク歪みが顕著
に発生し、画像の劣化が目だつようになる。このDCT
特有のブロツク歪みを解消する方法として、例えば特開
平7-50835 号公報に示されるように、画像をサブバンド
分割して、分割された低域成分に対して直交変換を行う
ことにより動画像を符号化する。このようにサブバンド
分割する方法によれば、画像信号のエネルギが低域に集
中していることを利用し、低域信号により多くの符号化
ビツトを割り当てることで、視覚的に高品質な符号化画
像を一段と少ないビツト長で得ることができると考えら
れている。
ト数を少なくすると、DCT特有のブロツク歪みが顕著
に発生し、画像の劣化が目だつようになる。このDCT
特有のブロツク歪みを解消する方法として、例えば特開
平7-50835 号公報に示されるように、画像をサブバンド
分割して、分割された低域成分に対して直交変換を行う
ことにより動画像を符号化する。このようにサブバンド
分割する方法によれば、画像信号のエネルギが低域に集
中していることを利用し、低域信号により多くの符号化
ビツトを割り当てることで、視覚的に高品質な符号化画
像を一段と少ないビツト長で得ることができると考えら
れている。
【0006】すなわち図25は画像をサブバンド分割し
て直交変換を行う画像符号化装置を示し、ハイブリツド
変換器213は原画像信号S300をサブバンド分割器
200に入力する。サブバンド分割器200は、原画像
信号S300を低域画像と複数の高域画像にサブバンド
分割し、これをサブバンド分割出力信号S301として
直交変換器201及びブロツク分割器202にに送出す
る。
て直交変換を行う画像符号化装置を示し、ハイブリツド
変換器213は原画像信号S300をサブバンド分割器
200に入力する。サブバンド分割器200は、原画像
信号S300を低域画像と複数の高域画像にサブバンド
分割し、これをサブバンド分割出力信号S301として
直交変換器201及びブロツク分割器202にに送出す
る。
【0007】直交変換器201はサブバンド分割出力信
号S301の低域画像を第1の大きさのブロツクに分割
して直交変換することにより直交変換出力信号S302
を得る。またブロツク分割器202はサブバンド分割器
200において得られた複数の高域画像を第1の大きさ
のブロツクに分割する。そして当該ブロツク分割器20
2は、直交変換された第1の大きさのブロツクと、高域
画像の第1の大きさのブロツクとを合成して、第2の大
きさのブロツクを構成することによつてハイブリツド変
換を行う。
号S301の低域画像を第1の大きさのブロツクに分割
して直交変換することにより直交変換出力信号S302
を得る。またブロツク分割器202はサブバンド分割器
200において得られた複数の高域画像を第1の大きさ
のブロツクに分割する。そして当該ブロツク分割器20
2は、直交変換された第1の大きさのブロツクと、高域
画像の第1の大きさのブロツクとを合成して、第2の大
きさのブロツクを構成することによつてハイブリツド変
換を行う。
【0008】また、ハイブリツド逆変換器214におい
て、フレームメモリ210は、ハイブリツド変換係数信
号S303を並び換えて低域画像と複数の高域画像とを
作成し、逆直交変換器211は、低域画像を第1の大き
さのブロツクに分割して逆直交変換する。サブバンド合
成器212は、画像全体をサブバンド合成する。かくし
てハイブリツド逆変換器214では、ハイブリツド逆変
換を行つた結果復号画像信号S318が生成され、当該
復号画像信号S318を動き補償予測器205に入力
し、ここでハイブリツド変換係数信号S303の動き予
測が行われる。
て、フレームメモリ210は、ハイブリツド変換係数信
号S303を並び換えて低域画像と複数の高域画像とを
作成し、逆直交変換器211は、低域画像を第1の大き
さのブロツクに分割して逆直交変換する。サブバンド合
成器212は、画像全体をサブバンド合成する。かくし
てハイブリツド逆変換器214では、ハイブリツド逆変
換を行つた結果復号画像信号S318が生成され、当該
復号画像信号S318を動き補償予測器205に入力
し、ここでハイブリツド変換係数信号S303の動き予
測が行われる。
【0009】加算器204は、ブロツク分割器202か
ら出力された原画像信号S300のハイブリツド変換係
数信号S303と、動き補償予測器205から出力され
た参照画像のハイブリツド変換係数信号S305との差
分を演算する。
ら出力された原画像信号S300のハイブリツド変換係
数信号S303と、動き補償予測器205から出力され
た参照画像のハイブリツド変換係数信号S305との差
分を演算する。
【0010】また、モード選択器203は、ブロツク分
割器202から出力されたハイブリツド変換係数信号S
303と、加算器204から出力された差分の変換係数
信号S304とを比較して、いずれを符号化するかをブ
ロツク毎に選択して、スイツチ215及び216をそれ
ぞれ切換制御する。
割器202から出力されたハイブリツド変換係数信号S
303と、加算器204から出力された差分の変換係数
信号S304とを比較して、いずれを符号化するかをブ
ロツク毎に選択して、スイツチ215及び216をそれ
ぞれ切換制御する。
【0011】量子化器207は、スイツチ215から出
力される信号を量子化することにより量子化信号S31
0を得、これを逆量子化器208に送出する。逆量子化
器208は量子化信号S310を逆量子化することによ
り逆量子化信号S311を得、これを加算器209に送
出する。
力される信号を量子化することにより量子化信号S31
0を得、これを逆量子化器208に送出する。逆量子化
器208は量子化信号S310を逆量子化することによ
り逆量子化信号S311を得、これを加算器209に送
出する。
【0012】加算器209は、逆量子化器208から出
力される逆量子化信号S311とスイツチ216からの
信号S307とを加算することによりハイブリツド変換
係数信号S312を復元し、これをフレームメモリ21
0に送出する。
力される逆量子化信号S311とスイツチ216からの
信号S307とを加算することによりハイブリツド変換
係数信号S312を復元し、これをフレームメモリ21
0に送出する。
【0013】フレームメモリ210は、加算器209に
おいて復元されたハイブリツド変換係数信号S312を
低域画像(LL)と高域画像(LH、HL、HH)の形
に並び換えながら蓄積する。逆直交変換器211は、フ
レームメモリ210に蓄積された信号の低域画像(L
L)を逆直交変換する。サブバンド合成器212は、逆
直交変換器211の出力をサブバンド合成することによ
り参照画像信号S318を生成する。
おいて復元されたハイブリツド変換係数信号S312を
低域画像(LL)と高域画像(LH、HL、HH)の形
に並び換えながら蓄積する。逆直交変換器211は、フ
レームメモリ210に蓄積された信号の低域画像(L
L)を逆直交変換する。サブバンド合成器212は、逆
直交変換器211の出力をサブバンド合成することによ
り参照画像信号S318を生成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図25に示
した画像符号化装置は、前段にサブバンド分割を行い、
後段に直交変換を行うものであり、サブバンド分割され
て得られた原画像の低域画像(LL)のみを直交変換し
ており、これ以外の高域画像については直交変換を行う
ことなく、並び換えを行つて画像を再構成している。
した画像符号化装置は、前段にサブバンド分割を行い、
後段に直交変換を行うものであり、サブバンド分割され
て得られた原画像の低域画像(LL)のみを直交変換し
ており、これ以外の高域画像については直交変換を行う
ことなく、並び換えを行つて画像を再構成している。
【0015】ところが、垂直及び又は水平成分に多くの
高域成分を持つ画像の場合には、低域画像だけでなく高
域画像もエネルギが大きくなり、これら高域画像に対し
ても何らかの変換を行うようにすれば高画質の符号化及
び復号化画像を得ることができると考えられる。
高域成分を持つ画像の場合には、低域画像だけでなく高
域画像もエネルギが大きくなり、これら高域画像に対し
ても何らかの変換を行うようにすれば高画質の符号化及
び復号化画像を得ることができると考えられる。
【0016】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、様々な画像に対して、高い圧縮率でもブロツク歪み
の低減された高画質の符号化及び復号化画像を得ること
ができる画像符号化装置及び画像復号装置並びにそれら
の方法を提案しようとするものである。
で、様々な画像に対して、高い圧縮率でもブロツク歪み
の低減された高画質の符号化及び復号化画像を得ること
ができる画像符号化装置及び画像復号装置並びにそれら
の方法を提案しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、直交変換係数を統計的性質の異な
る複数個のゾーンに分割して、各ゾーンごとに個別に係
数を符号化することにより、符号化ビツト量を削減する
ことができる。
め本発明においては、直交変換係数を統計的性質の異な
る複数個のゾーンに分割して、各ゾーンごとに個別に係
数を符号化することにより、符号化ビツト量を削減する
ことができる。
【0018】また、複数個のスカラ量子化機能を有する
トレリス量子化手段を用いることにより、量子化誤差を
小さくすることができる。
トレリス量子化手段を用いることにより、量子化誤差を
小さくすることができる。
【0019】また、画像を複数の帯域成分に分割し、各
帯域画像をゾーン分割して走査すると共に、トレリス量
子化を行うことにより、圧縮符号化及び復号化を一段と
容易かつ高効率に行うことができる。
帯域画像をゾーン分割して走査すると共に、トレリス量
子化を行うことにより、圧縮符号化及び復号化を一段と
容易かつ高効率に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
施の形態を詳述する。
【0021】(1)第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態による画像符号化装置ENC1
を示し、デイジタル化された入力画像データD100を
直交変換部1に入力する。直交変換部1は、入力画像デ
ータD100に対してDCT(Discrete Cosine Transfo
rm) を用いた直交変換(2次元DCT)を行い、この結
果得られる直交変換係数データD101を量子化部2に
送出する。
を示し、デイジタル化された入力画像データD100を
直交変換部1に入力する。直交変換部1は、入力画像デ
ータD100に対してDCT(Discrete Cosine Transfo
rm) を用いた直交変換(2次元DCT)を行い、この結
果得られる直交変換係数データD101を量子化部2に
送出する。
【0022】量子化部2は直交変換係数を量子化するこ
とにより量子化係数データD102を生成し、これをゾ
ーン分割型走査部3に送出する。ゾーン分割型走査部3
は、入力される係数群を複数個の分割されたゾーン毎に
走査する。
とにより量子化係数データD102を生成し、これをゾ
ーン分割型走査部3に送出する。ゾーン分割型走査部3
は、入力される係数群を複数個の分割されたゾーン毎に
走査する。
【0023】すなわち図2は、入力画像を8×8画素の
ブロツクBLKに分割し、各ブロツクを2次元DCTす
ることにより得られたDCT係数をさらに量子化し、こ
の結果得られる量子化係数を水平及び垂直方向にそれぞ
れ低域から高域まで2次元に並べたものである。ゾーン
分割型走査部3はこの量子化係数を直流成分(DC)と
4つのゾーン(ZONE1、ZONE2、ZONE3及
びZONE4)に分割して走査する方法を示す。
ブロツクBLKに分割し、各ブロツクを2次元DCTす
ることにより得られたDCT係数をさらに量子化し、こ
の結果得られる量子化係数を水平及び垂直方向にそれぞ
れ低域から高域まで2次元に並べたものである。ゾーン
分割型走査部3はこの量子化係数を直流成分(DC)と
4つのゾーン(ZONE1、ZONE2、ZONE3及
びZONE4)に分割して走査する方法を示す。
【0024】すなわち、第1のゾーンZONE1は
「1」〜「7」の位置にある7個の係数からなる係数群
であり、第2のゾーンZONE2は「8」〜「14」の
位置にある7個の係数からなる係数群であり、第3のゾ
ーンZONE3は「15」〜「42」の位置にある28
個の係数からなる係数群であり、さらに第4のゾーンZ
ONE4は「43」〜「63」の位置にある21個の係
数からなる係数群である。因みに、図2において各ゾー
ンに割り当てられた数字は各量子化係数に割り当てられ
た走査順を表す。
「1」〜「7」の位置にある7個の係数からなる係数群
であり、第2のゾーンZONE2は「8」〜「14」の
位置にある7個の係数からなる係数群であり、第3のゾ
ーンZONE3は「15」〜「42」の位置にある28
個の係数からなる係数群であり、さらに第4のゾーンZ
ONE4は「43」〜「63」の位置にある21個の係
数からなる係数群である。因みに、図2において各ゾー
ンに割り当てられた数字は各量子化係数に割り当てられ
た走査順を表す。
【0025】従つて、8×8個の量子化係数は、それぞ
れに割り当てられた数字順に走査されることにより、各
ゾーンごとに纏められ走査出力データD103としてエ
ントロピー符号化部4に送出され、各ゾーンごとにエン
トロピー符号化される。
れに割り当てられた数字順に走査されることにより、各
ゾーンごとに纏められ走査出力データD103としてエ
ントロピー符号化部4に送出され、各ゾーンごとにエン
トロピー符号化される。
【0026】このようにDCT係数(量子化係数)を複
数のゾーンに分割する方法は、画像の持つ特徴と、直交
変換係数(DCT係数)の位置との関係に相関がある点
を利用したものである。すなわち、2次元画像に直交変
換(DCT)を行うと、垂直方向の画像成分のパワー
は、図2に示す第1のゾーンZONE1に係数値として
現れ、水平方向の画像成分のパワーは、第2のゾーンZ
ONE2に係数値として現れる。
数のゾーンに分割する方法は、画像の持つ特徴と、直交
変換係数(DCT係数)の位置との関係に相関がある点
を利用したものである。すなわち、2次元画像に直交変
換(DCT)を行うと、垂直方向の画像成分のパワー
は、図2に示す第1のゾーンZONE1に係数値として
現れ、水平方向の画像成分のパワーは、第2のゾーンZ
ONE2に係数値として現れる。
【0027】従つて、これら統計的性質の異なる係数群
をゾーンに分割して、別々に符号化すれば、情報圧縮効
果が高くなる。従つて、図2に示されるようにゾーン分
割された係数は、それぞれゾーンごとにエントロピー符
号化部4(図1)において符号化される。ここでエント
ロピー符号化部4において用いられる符号化手法として
は、ハフマン符号化の手法が用いられる。
をゾーンに分割して、別々に符号化すれば、情報圧縮効
果が高くなる。従つて、図2に示されるようにゾーン分
割された係数は、それぞれゾーンごとにエントロピー符
号化部4(図1)において符号化される。ここでエント
ロピー符号化部4において用いられる符号化手法として
は、ハフマン符号化の手法が用いられる。
【0028】因みに、エントロピー符号化部4として用
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
【0029】かくしてエントロピー符号化部4において
ゾーンごとに符号化された係数は、符号化ビツトストリ
ームD104として伝送系に出力される。
ゾーンごとに符号化された係数は、符号化ビツトストリ
ームD104として伝送系に出力される。
【0030】また図3は符号化ビツトストリームD10
4を復号するようになされた画像復号装置DEC1を示
し、図1について上述した画像符号化装置ENC1から
出力される符号化ビツトストリームD104をエントロ
ピー復号化部5に入力する。
4を復号するようになされた画像復号装置DEC1を示
し、図1について上述した画像符号化装置ENC1から
出力される符号化ビツトストリームD104をエントロ
ピー復号化部5に入力する。
【0031】エントロピー復号化部5は、図2について
上述したゾーンごとに並べられて符号化された各係数を
符号化ビツトストリームD104として入力し、各ゾー
ンごとに係数を復号することにより量子化係数を復元
し、この結果得られる量子化係数データD105をゾー
ン分割型逆走査部6に送出する。ゾーン分割型逆走査部
6は、各ゾーンごとに並べられて復号された量子化係数
を逆走査することにより、64個の各量子化係数を図2
に示す所定の係数位置に戻す。
上述したゾーンごとに並べられて符号化された各係数を
符号化ビツトストリームD104として入力し、各ゾー
ンごとに係数を復号することにより量子化係数を復元
し、この結果得られる量子化係数データD105をゾー
ン分割型逆走査部6に送出する。ゾーン分割型逆走査部
6は、各ゾーンごとに並べられて復号された量子化係数
を逆走査することにより、64個の各量子化係数を図2
に示す所定の係数位置に戻す。
【0032】このように逆走査された量子化係数データ
D106は、逆量子化部7に送出され逆量子化処理され
ることにより、直交変換係数(DCT係数)が復元され
る。この直交変換係数データD107は直交逆変換部8
に送出される。直交逆変換部8は直交変換係数を直交逆
変換(逆DCT)することにより復号画像データD10
8を復元し、これを出力する。
D106は、逆量子化部7に送出され逆量子化処理され
ることにより、直交変換係数(DCT係数)が復元され
る。この直交変換係数データD107は直交逆変換部8
に送出される。直交逆変換部8は直交変換係数を直交逆
変換(逆DCT)することにより復号画像データD10
8を復元し、これを出力する。
【0033】以上の構成において、画像符号化装置EN
C1は、8×8(=64個)の画像データは、直交変換
部1において8×8(=64個)の直交変換係数(DC
T係数)に変換され、さらに量子化部2において量子化
される。この結果得られる8×8(=64個)の量子化
係数は、図2について上述したような走査順に読み出さ
れ、各ゾーンごとに個別にエントロピー符号化される。
C1は、8×8(=64個)の画像データは、直交変換
部1において8×8(=64個)の直交変換係数(DC
T係数)に変換され、さらに量子化部2において量子化
される。この結果得られる8×8(=64個)の量子化
係数は、図2について上述したような走査順に読み出さ
れ、各ゾーンごとに個別にエントロピー符号化される。
【0034】このとき、各ゾーンはそれぞれ統計的性質
が似ている量子化係数ごとに纏められていることによ
り、各ゾーンごとに個別にエントロピー符号化を行うこ
とにより、各ゾーン内ではある値の発生頻度が高くな
る。従つて、発生頻度の高い値に短い符号語を割り当て
るエントロピー符号化が行われると、各ゾーンごとに圧
縮効率が高まる。
が似ている量子化係数ごとに纏められていることによ
り、各ゾーンごとに個別にエントロピー符号化を行うこ
とにより、各ゾーン内ではある値の発生頻度が高くな
る。従つて、発生頻度の高い値に短い符号語を割り当て
るエントロピー符号化が行われると、各ゾーンごとに圧
縮効率が高まる。
【0035】かくして以上の構成によれば、ゾーン分割
型走査部3を用いることにより、入力画像データD10
0を一段と高能率で圧縮することができる。
型走査部3を用いることにより、入力画像データD10
0を一段と高能率で圧縮することができる。
【0036】(2)第2の実施の形態 図1との対応部分に同一符号を付して示す図4は、第2
の実施の形態による画像符号化装置ENC2を示し、デ
イジタル化された入力画像信号D100を直交変換部1
に入力する。直交変換部1は、入力画像信号D100に
対してDCTを用いた直交変換(2次元DCT)を行
い、この結果得られる直交変換係数データD101をト
レリス(Trellis) 量子化部9に送出する。
の実施の形態による画像符号化装置ENC2を示し、デ
イジタル化された入力画像信号D100を直交変換部1
に入力する。直交変換部1は、入力画像信号D100に
対してDCTを用いた直交変換(2次元DCT)を行
い、この結果得られる直交変換係数データD101をト
レリス(Trellis) 量子化部9に送出する。
【0037】トレリス量子化部9は、複数のスカラ量子
化機能(D0、D1、D2及びD3)を有し、直交変換
係数データD101として入力される8×8(=64)
画素単位のDCTブロツクのうちのDC成分(直流成
分)を除く63個の画素の各直交変換係数(DCT係
数)に対して、それぞれ複数のスカラ量子化機能
(D0 、D1 、D2 及びD3 )のいずれを用いればDC
Tブロツク全体としての量子化誤差が最小となるかを探
索し、これにより得られたスカラ量子化機能を用いて各
画素についての量子化を行う。
化機能(D0、D1、D2及びD3)を有し、直交変換
係数データD101として入力される8×8(=64)
画素単位のDCTブロツクのうちのDC成分(直流成
分)を除く63個の画素の各直交変換係数(DCT係
数)に対して、それぞれ複数のスカラ量子化機能
(D0 、D1 、D2 及びD3 )のいずれを用いればDC
Tブロツク全体としての量子化誤差が最小となるかを探
索し、これにより得られたスカラ量子化機能を用いて各
画素についての量子化を行う。
【0038】すなわち、図5はトレリス量子化部9にお
いて設定される4つのスカラ量子化機能D0 、D1 、D
2 及びD3 を用いた場合の、各スカラ量子化機能の取り
得る量子化値を数直線上に表したものである。ここで図
5においてΔは基本単位であり整数値(この実施の形態
の場合10)が割り当てられる。従つて、例えばスカラ
量子化機能D0 が選択されたとき、当該スカラ量子化機
能D0 に対応した値(……、−8Δ(=−80)、−4
Δ(=−40)、0、3Δ(=30)、7Δ(=7
0)、11Δ(=110)、……)が量子化値として取
り得る値となる。トレリス量子化部9は、このようなス
カラ量子化機能(例えばD0 )の取り得る量子化値のう
ち、このとき量子化しようとする直交変換係数(DCT
係数)の値に最も近い量子化値を当該スカラ量子化機能
の量子化値として選択する。
いて設定される4つのスカラ量子化機能D0 、D1 、D
2 及びD3 を用いた場合の、各スカラ量子化機能の取り
得る量子化値を数直線上に表したものである。ここで図
5においてΔは基本単位であり整数値(この実施の形態
の場合10)が割り当てられる。従つて、例えばスカラ
量子化機能D0 が選択されたとき、当該スカラ量子化機
能D0 に対応した値(……、−8Δ(=−80)、−4
Δ(=−40)、0、3Δ(=30)、7Δ(=7
0)、11Δ(=110)、……)が量子化値として取
り得る値となる。トレリス量子化部9は、このようなス
カラ量子化機能(例えばD0 )の取り得る量子化値のう
ち、このとき量子化しようとする直交変換係数(DCT
係数)の値に最も近い量子化値を当該スカラ量子化機能
の量子化値として選択する。
【0039】このようにして、トレリス量子化部9は、
各スカラ量子化機能(D0 、D1 、D2 及びD3 )につ
いて、それぞれの取り得る量子化値のうち、このとき量
子化しようとする直交変換係数(DCT係数)に最も近
い量子化値をそれぞれのスカラ量子化機能の量子化値と
して求める。
各スカラ量子化機能(D0 、D1 、D2 及びD3 )につ
いて、それぞれの取り得る量子化値のうち、このとき量
子化しようとする直交変換係数(DCT係数)に最も近
い量子化値をそれぞれのスカラ量子化機能の量子化値と
して求める。
【0040】ここで、トレリス量子化部9は、DCTブ
ロツクの各直交変換係数のうちDC成分を除く63個の
各係数に対して、それぞれ複数のスカラ量子化機能(D
0 、D1 、D2 及びD3 )のうちのいずれかを選択して
順次量子化する。このとき、63個の係数全ての量子化
誤差の総計が最小となる量子化機能の63個の組合せを
探索する。
ロツクの各直交変換係数のうちDC成分を除く63個の
各係数に対して、それぞれ複数のスカラ量子化機能(D
0 、D1 、D2 及びD3 )のうちのいずれかを選択して
順次量子化する。このとき、63個の係数全ての量子化
誤差の総計が最小となる量子化機能の63個の組合せを
探索する。
【0041】すなわち、図6は63個の直交変換係数に
対して、量子化誤差の総計が最小となるスカラ量子化機
能(D0 、D1 、D2 又はD3 )の組合せを探索する経
路図を示し、係数1〜係数63は直交変換係数(DCT
係数)を低域から高域に向かつてジグザグスキヤンした
際の走査順に並べたものとする。
対して、量子化誤差の総計が最小となるスカラ量子化機
能(D0 、D1 、D2 又はD3 )の組合せを探索する経
路図を示し、係数1〜係数63は直交変換係数(DCT
係数)を低域から高域に向かつてジグザグスキヤンした
際の走査順に並べたものとする。
【0042】従つてDC成分を除く最も低域側にある係
数1について、まず、ノードNOD1,1 〜NOD8,1 に
おいてそれぞれ設定される2つの量子化機能のうち、こ
のとき量子化しようとする係数1に近い量子化値を取り
得るスカラ量子化機能が選択される。例えば係数1の値
が23であるとして、ノードNOD1,1 においては、ス
カラ量子化機能D0 又はD2 のうち、係数値23に近い
量子化値を取り得るスカラ量子化機能が選択される。こ
の場合、図5においてΔ=10であることからスカラ量
子化機能D0 は量子化値として「30」を取り得るのに
対して、スカラ量子化機能D2 は量子化値として「1
0」を取り得る。従つて、スカラ量子化機能D0 を用い
た場合、係数1の値「23」に対して量子化誤差が
「7」となり、これに対してスカラ量子化機能D2 を用
いた場合、係数1の値「23」に対して量子化誤差が
「13」となる。
数1について、まず、ノードNOD1,1 〜NOD8,1 に
おいてそれぞれ設定される2つの量子化機能のうち、こ
のとき量子化しようとする係数1に近い量子化値を取り
得るスカラ量子化機能が選択される。例えば係数1の値
が23であるとして、ノードNOD1,1 においては、ス
カラ量子化機能D0 又はD2 のうち、係数値23に近い
量子化値を取り得るスカラ量子化機能が選択される。こ
の場合、図5においてΔ=10であることからスカラ量
子化機能D0 は量子化値として「30」を取り得るのに
対して、スカラ量子化機能D2 は量子化値として「1
0」を取り得る。従つて、スカラ量子化機能D0 を用い
た場合、係数1の値「23」に対して量子化誤差が
「7」となり、これに対してスカラ量子化機能D2 を用
いた場合、係数1の値「23」に対して量子化誤差が
「13」となる。
【0043】従つて、この場合ノードNOD1,1 におい
てスカラ量子化機能D0 が選択される。このようにして
各ノードNOD1,1 〜NOD8,1 においてそれぞれ量子
化誤差が小さい方のスカラ量子化機能が選択され、当該
選択された量子化機能に対応した経路に沿つて係数2の
ノードNOD1,2 〜NOD8,2 に移る。例えば、図6に
おいてノードNOD1,1 に対応して上下に示されるスカ
ラ量子化機能D0 又はD2 のうち、上方に示されるスカ
ラ量子化機能D0 が選択されると、トレリス量子化部9
はノードNOD1,1 から先に進む経路のうち、スカラ量
子化機能D0 に対応した上方の経路を選択して係数2に
対するノードNOD1,2 に進む。
てスカラ量子化機能D0 が選択される。このようにして
各ノードNOD1,1 〜NOD8,1 においてそれぞれ量子
化誤差が小さい方のスカラ量子化機能が選択され、当該
選択された量子化機能に対応した経路に沿つて係数2の
ノードNOD1,2 〜NOD8,2 に移る。例えば、図6に
おいてノードNOD1,1 に対応して上下に示されるスカ
ラ量子化機能D0 又はD2 のうち、上方に示されるスカ
ラ量子化機能D0 が選択されると、トレリス量子化部9
はノードNOD1,1 から先に進む経路のうち、スカラ量
子化機能D0 に対応した上方の経路を選択して係数2に
対するノードNOD1,2 に進む。
【0044】このとき、係数1に対して各ノードNOD
1,1 〜NOD8,1 において選択されたスカラ量子化機能
の取り得る量子化値と係数1の値との差(量子化誤差)
は、続く係数2におけるノードNOD1,2 〜NOD8,2
で選択されたスカラ量子化機能の量子化誤差に加算され
て、さらに続く係数3のノードNOD1,3 〜NOD8,3
に伝播される。
1,1 〜NOD8,1 において選択されたスカラ量子化機能
の取り得る量子化値と係数1の値との差(量子化誤差)
は、続く係数2におけるノードNOD1,2 〜NOD8,2
で選択されたスカラ量子化機能の量子化誤差に加算され
て、さらに続く係数3のノードNOD1,3 〜NOD8,3
に伝播される。
【0045】かくして、63個の係数に対して各ノード
におけるスカラ量子化機能の選択が完了すると、このと
き選択されたスカラ量子化機能の各係数ごとの量子化誤
差の累積が各経路の終端T1〜T8に現れる。従つてト
レリス量子化部9は、これら複数の量子化誤差の累積の
うち、最も小さい値が現れた終端(例えばT5)を選択
し、この終端(T5)が得られる経路を逆方向にトレー
スする。この結果得られる経路が最小の量子化誤差を実
現する各係数に対するスカラ量子化機能の組合せとな
る。
におけるスカラ量子化機能の選択が完了すると、このと
き選択されたスカラ量子化機能の各係数ごとの量子化誤
差の累積が各経路の終端T1〜T8に現れる。従つてト
レリス量子化部9は、これら複数の量子化誤差の累積の
うち、最も小さい値が現れた終端(例えばT5)を選択
し、この終端(T5)が得られる経路を逆方向にトレー
スする。この結果得られる経路が最小の量子化誤差を実
現する各係数に対するスカラ量子化機能の組合せとな
る。
【0046】従つて、当該探索されたスカラ量子化機能
の組合せによつてそれぞれ対応する係数を量子化した際
の量子化値のうち、図5において上述した基本単位Δを
除く係数(……、−5、−4、−3、−2、−1、0、
1、2、3、4、5、6、……)のみが量子化係数デー
タD102(図4)として続く走査部10に順次送出さ
れる。
の組合せによつてそれぞれ対応する係数を量子化した際
の量子化値のうち、図5において上述した基本単位Δを
除く係数(……、−5、−4、−3、−2、−1、0、
1、2、3、4、5、6、……)のみが量子化係数デー
タD102(図4)として続く走査部10に順次送出さ
れる。
【0047】ここで、トレリス量子化部9における量子
化値の探索手順を図7に示す。すなわち、図7において
トレリス量子化部9はステツプSP0から当該処理手順
に入ると、ステツプSP1において状態番号sを1とす
る。状態番号とは、図6における経路の開始点の位置に
応じた番号であり、状態番号s=1は、ノードNOD
1,1 を開始とする状態を示す。
化値の探索手順を図7に示す。すなわち、図7において
トレリス量子化部9はステツプSP0から当該処理手順
に入ると、ステツプSP1において状態番号sを1とす
る。状態番号とは、図6における経路の開始点の位置に
応じた番号であり、状態番号s=1は、ノードNOD
1,1 を開始とする状態を示す。
【0048】従つてトレリス量子化部9は、ステツプS
P1において状態番号sを1とした後、続くステツプS
P2において変換係数番号N=1とする。これにより、
トレリス量子化部9は、変換係数1に対して2つのスカ
ラ量子化機能(この場合D0及びD2 )のいずれかを選
択する状態となる。そして続くステツプSP3において
選択されたスカラ量子化機能による量子化誤差を算出
し、このときの量子化値を記憶する。
P1において状態番号sを1とした後、続くステツプS
P2において変換係数番号N=1とする。これにより、
トレリス量子化部9は、変換係数1に対して2つのスカ
ラ量子化機能(この場合D0及びD2 )のいずれかを選
択する状態となる。そして続くステツプSP3において
選択されたスカラ量子化機能による量子化誤差を算出
し、このときの量子化値を記憶する。
【0049】さらにトレリス量子化部9は、ステツプS
P4に移りつて次の係数に移動し、変換係数番号Nに1
を加算すると共に、ステツプSP5においてこのときの
Nの値が63以上であるか否かを判断する。ここで否定
結果が得られると、このことは第1の状態(s=1)に
ついてすべての係数(63個)に関する経路が求められ
ていないことを表しており、このときトレリス量子化部
9は上述のステツプSP3及びステツプSP4の処理を
繰り返す。これに対してステツプSP5において肯定結
果が得られると、このことは第1の状態(s=1)につ
いてすべての係数に関する経路が求まつたことを表して
おり、このときトレリス量子化部9はステツプSP6に
移つて、第2の状態(s=2)に移る。すなわち、第2
の状態では、図6において係数1に対するノードNOD
2,1 から経路探索を開始する状態を表す。
P4に移りつて次の係数に移動し、変換係数番号Nに1
を加算すると共に、ステツプSP5においてこのときの
Nの値が63以上であるか否かを判断する。ここで否定
結果が得られると、このことは第1の状態(s=1)に
ついてすべての係数(63個)に関する経路が求められ
ていないことを表しており、このときトレリス量子化部
9は上述のステツプSP3及びステツプSP4の処理を
繰り返す。これに対してステツプSP5において肯定結
果が得られると、このことは第1の状態(s=1)につ
いてすべての係数に関する経路が求まつたことを表して
おり、このときトレリス量子化部9はステツプSP6に
移つて、第2の状態(s=2)に移る。すなわち、第2
の状態では、図6において係数1に対するノードNOD
2,1 から経路探索を開始する状態を表す。
【0050】このようにしてトレリス量子化部9はすべ
ての状態(この実施の形態の場合8つの状態)について
経路探索が行われるまで、上述のステツプSP2〜ステ
ツプSP6の処理を繰り返す。そしてステツプSP7に
おいて肯定結果が得られると、このことはすべての状態
について経路探索が完了したことを表しており、このと
きトレリス量子化部9はステツプSP8に移り、すべて
の状態S=1〜8の中で量子化誤差の累積が最小となる
状態を検出する。
ての状態(この実施の形態の場合8つの状態)について
経路探索が行われるまで、上述のステツプSP2〜ステ
ツプSP6の処理を繰り返す。そしてステツプSP7に
おいて肯定結果が得られると、このことはすべての状態
について経路探索が完了したことを表しており、このと
きトレリス量子化部9はステツプSP8に移り、すべて
の状態S=1〜8の中で量子化誤差の累積が最小となる
状態を検出する。
【0051】ステツプSP8において量子化誤差の累積
が最小となる状態が検出されると、トレリス量子化部9
はステツプSP9に移り、ステツプSP8において検出
された量子化経路を逆探知して各係数について選択され
た量子化値を検出する。かくして1つのDCTブロツク
について最も量子化誤差が小さくなる各係数の量子化値
が求まり、トレリス量子化部9は当該求められた量子化
値から基準値Δを除いた量子化係数のみを各直交変換係
数について走査部10に送出し、ステツプSP10にお
いて当該経路探索処理手順を終了する。
が最小となる状態が検出されると、トレリス量子化部9
はステツプSP9に移り、ステツプSP8において検出
された量子化経路を逆探知して各係数について選択され
た量子化値を検出する。かくして1つのDCTブロツク
について最も量子化誤差が小さくなる各係数の量子化値
が求まり、トレリス量子化部9は当該求められた量子化
値から基準値Δを除いた量子化係数のみを各直交変換係
数について走査部10に送出し、ステツプSP10にお
いて当該経路探索処理手順を終了する。
【0052】ここで、図6において各ノードNODijに
は量子化誤差に乗算される重み係数Wijが割り当てられ
ている。この重み係数Wijは、直交変換係数が低域の係
数ほどエネルギーが高いことに着目して、次式、
は量子化誤差に乗算される重み係数Wijが割り当てられ
ている。この重み係数Wijは、直交変換係数が低域の係
数ほどエネルギーが高いことに着目して、次式、
【0053】
【数1】
【0054】が成り立つような値が割り当てられる。因
みに、この重み係数はすべて「1」としても良い。
みに、この重み係数はすべて「1」としても良い。
【0055】かくしてトレリス量子化部9は、DCTブ
ロツクごとに量子化誤差の累積が最小となるスカラ量子
化機能を各直交変換係数に対応して選択し、量子化を行
う。この結果得られる量子化係数は、量子化係数データ
D102(図4)として続く走査部10に送出される。
ロツクごとに量子化誤差の累積が最小となるスカラ量子
化機能を各直交変換係数に対応して選択し、量子化を行
う。この結果得られる量子化係数は、量子化係数データ
D102(図4)として続く走査部10に送出される。
【0056】走査部10は入力される量子化係数を低域
から高域に向かつてジグザグスキヤンし、これを走査出
力データD103としてエントロピー符号化部4に送出
する。エントロピー符号化部4は、走査出力データD1
03として入力された量子化係数をハフマン符号化等の
手法を用いてエントロピー符号化することにより符号化
ビツトストリームD104を得、これを伝送路に出力す
る。
から高域に向かつてジグザグスキヤンし、これを走査出
力データD103としてエントロピー符号化部4に送出
する。エントロピー符号化部4は、走査出力データD1
03として入力された量子化係数をハフマン符号化等の
手法を用いてエントロピー符号化することにより符号化
ビツトストリームD104を得、これを伝送路に出力す
る。
【0057】因みに、エントロピー符号化部4として用
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
【0058】また図8は画像符号化装置ENC2から出
力される符号化ビツトストリームD104を復号するよ
うになされた画像復号装置DEC2を示し、図4につい
て上述した画像符号化装置ENC2から出力される符号
化ビツトストリームD104をエントロピー復号化部5
に入力する。
力される符号化ビツトストリームD104を復号するよ
うになされた画像復号装置DEC2を示し、図4につい
て上述した画像符号化装置ENC2から出力される符号
化ビツトストリームD104をエントロピー復号化部5
に入力する。
【0059】エントロピー復号化部5は、符号化ビツト
ストリームD104を順次復号することにより量子化係
数を復元し、この結果得られる量子化係数データD10
5を逆走査部11に送出する。逆走査部11は、DCT
ブロツクの低域から高域に向かつてジグザグスキヤンさ
れた順序で当該画像復号装置DEC2に入力され復号さ
れた量子化係数を逆走査することにより、64個の各量
子化係数を元の係数位置に戻す。
ストリームD104を順次復号することにより量子化係
数を復元し、この結果得られる量子化係数データD10
5を逆走査部11に送出する。逆走査部11は、DCT
ブロツクの低域から高域に向かつてジグザグスキヤンさ
れた順序で当該画像復号装置DEC2に入力され復号さ
れた量子化係数を逆走査することにより、64個の各量
子化係数を元の係数位置に戻す。
【0060】このように逆走査された量子化係数データ
D106は、トレリス逆量子化部12に送出されトレリ
ス逆量子化される。このトレリス逆量子化処理におい
て、トレリス逆量子化部12は量子化係数データD10
6として入力される各直交変換係数の量子化係数に基本
単位Δを乗算することにより各量子化係数に対応する直
交変換係数(DCT係数)を復元する。この直交変換係
数データD107は直交逆変換部8に送出される。直交
逆変換部8は直交変換係数を直交逆変換(逆DCT)す
ることにより復号画像データD108を復元し、これを
出力する。
D106は、トレリス逆量子化部12に送出されトレリ
ス逆量子化される。このトレリス逆量子化処理におい
て、トレリス逆量子化部12は量子化係数データD10
6として入力される各直交変換係数の量子化係数に基本
単位Δを乗算することにより各量子化係数に対応する直
交変換係数(DCT係数)を復元する。この直交変換係
数データD107は直交逆変換部8に送出される。直交
逆変換部8は直交変換係数を直交逆変換(逆DCT)す
ることにより復号画像データD108を復元し、これを
出力する。
【0061】以上の構成において、画像符号化装置EN
C2は、直交変換係数(DCT係数)に対してトレリス
量子化を行うことにより、量子化誤差が最小となる量子
化係数を求める。この場合、トレリス量子化部9は、1
つの画面を8×8画素のブロツクに分割して直交変換さ
れた直交変換係数に対して図6について上述した経路探
索を行うことにより、例えばウエーブレツト変換した結
果得られる係数に対してトレリス量子化を行う場合に比
べて、扱う係数が格段的に少なくなる。従つて一段と容
易に量子化を行うことができる。
C2は、直交変換係数(DCT係数)に対してトレリス
量子化を行うことにより、量子化誤差が最小となる量子
化係数を求める。この場合、トレリス量子化部9は、1
つの画面を8×8画素のブロツクに分割して直交変換さ
れた直交変換係数に対して図6について上述した経路探
索を行うことにより、例えばウエーブレツト変換した結
果得られる係数に対してトレリス量子化を行う場合に比
べて、扱う係数が格段的に少なくなる。従つて一段と容
易に量子化を行うことができる。
【0062】また、直交変換(DCT)において得られ
る各係数は、低域になるほどエネルギーが高くなるとい
つた特徴を有することにより、直交変換係数をジグザグ
スキヤンすることにより当該直交変換係数をエネルギの
高い低域からエネルギの低い高域に向かつて順番に並べ
ることができる。従つて、当該並べられた直交変換係数
に対してノードNODijにおいて乗算される重み付けの
値を順次変えて行くことにより、直交変換係数の特徴に
合わせた量子化を行うことができる。
る各係数は、低域になるほどエネルギーが高くなるとい
つた特徴を有することにより、直交変換係数をジグザグ
スキヤンすることにより当該直交変換係数をエネルギの
高い低域からエネルギの低い高域に向かつて順番に並べ
ることができる。従つて、当該並べられた直交変換係数
に対してノードNODijにおいて乗算される重み付けの
値を順次変えて行くことにより、直交変換係数の特徴に
合わせた量子化を行うことができる。
【0063】かくして以上の構成によれば、直交変換
(DCT)及びトレリス量子化を組合せることにより、
一段と容易かつ量子化誤差の小さい量子化を行うことが
できる。
(DCT)及びトレリス量子化を組合せることにより、
一段と容易かつ量子化誤差の小さい量子化を行うことが
できる。
【0064】なお、上述の第2の実施の形態において
は、量子化係数に対してジグザグスキヤンを行う走査部
10を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば図1について上述したゾーン分割型走査部
3を用いるようにしても良い。このようにすれば、各ゾ
ーンごとに係数値として取り得る値の特徴に合わせた重
み付け値Wijの設定を行うようにできる。
は、量子化係数に対してジグザグスキヤンを行う走査部
10を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば図1について上述したゾーン分割型走査部
3を用いるようにしても良い。このようにすれば、各ゾ
ーンごとに係数値として取り得る値の特徴に合わせた重
み付け値Wijの設定を行うようにできる。
【0065】因みに、この場合、画像復号装置DEC2
の走査部として図3について上述したゾーン分割型逆走
査部6を用いるようにすれば良い。
の走査部として図3について上述したゾーン分割型逆走
査部6を用いるようにすれば良い。
【0066】(3)第3の実施の形態 図1との対応部分に同一符号を付して示す図9は、第3
の実施の形態による画像符号化装置ENC3を示し、デ
イジタル化された入力画像データD100を解像度変換
部13に入力する。解像度変換部13は、入力画像デー
タD100に対して例えばダウンサンプルフイルタを用
いてその解像度を水平、垂直方向にそれぞれN分の1
(Nは整数)に変換する。かくして解像度変換部13に
おいて解像度が変換されてなる画像データD109は直
交変換部1に送出される。
の実施の形態による画像符号化装置ENC3を示し、デ
イジタル化された入力画像データD100を解像度変換
部13に入力する。解像度変換部13は、入力画像デー
タD100に対して例えばダウンサンプルフイルタを用
いてその解像度を水平、垂直方向にそれぞれN分の1
(Nは整数)に変換する。かくして解像度変換部13に
おいて解像度が変換されてなる画像データD109は直
交変換部1に送出される。
【0067】直交変換部1は、入力画像データD109
に対してDCTを用いた直交変換(2次元DCT)を行
い、この結果得られる直交変換係数データD101を量
子化部2に送出する。
に対してDCTを用いた直交変換(2次元DCT)を行
い、この結果得られる直交変換係数データD101を量
子化部2に送出する。
【0068】量子化部2は直交変換係数を量子化するこ
とにより量子化係数データD102を生成し、これをゾ
ーン分割型走査部3に送出する。ゾーン分割型走査部3
は、入力される係数群を、図2について上述した場合と
同様にして、複数個の分割されたゾーン毎に走査する。
とにより量子化係数データD102を生成し、これをゾ
ーン分割型走査部3に送出する。ゾーン分割型走査部3
は、入力される係数群を、図2について上述した場合と
同様にして、複数個の分割されたゾーン毎に走査する。
【0069】従つて、8×8画素のブロツクの量子化係
数は、それぞれに割り当てられた数字順に走査されるこ
とにより、各ゾーンごとに纏められ走査出力データD1
03としてエントロピー符号化部4に送出され、各ゾー
ンごとにエントロピー符号化される。かくしてエントロ
ピー符号化部4においてゾーンごとに符号化された係数
は、符号化ビツトストリームD104として伝送系に出
力される。
数は、それぞれに割り当てられた数字順に走査されるこ
とにより、各ゾーンごとに纏められ走査出力データD1
03としてエントロピー符号化部4に送出され、各ゾー
ンごとにエントロピー符号化される。かくしてエントロ
ピー符号化部4においてゾーンごとに符号化された係数
は、符号化ビツトストリームD104として伝送系に出
力される。
【0070】また図3との対応部分に同一符号を付して
示す図10は、画像符号化装置ENC3から出力される
符号化ビツトストリームD104を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC3を示し、画像符号化装置EN
C3から出力された符号化ビツトストリームD104を
エントロピー復号化部5に入力する。
示す図10は、画像符号化装置ENC3から出力される
符号化ビツトストリームD104を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC3を示し、画像符号化装置EN
C3から出力された符号化ビツトストリームD104を
エントロピー復号化部5に入力する。
【0071】エントロピー復号化部5は、符号化ビツト
ストリームD104を各ゾーンごとに復号することによ
り量子化係数を復元し、この結果得られる量子化係数デ
ータD105をゾーン分割型逆走査部6に送出する。ゾ
ーン分割型逆走査部6は、各ゾーンごとに並べられて復
号された量子化係数を逆走査することにより、64個の
各量子化係数を図2に示す所定の係数位置に戻す。
ストリームD104を各ゾーンごとに復号することによ
り量子化係数を復元し、この結果得られる量子化係数デ
ータD105をゾーン分割型逆走査部6に送出する。ゾ
ーン分割型逆走査部6は、各ゾーンごとに並べられて復
号された量子化係数を逆走査することにより、64個の
各量子化係数を図2に示す所定の係数位置に戻す。
【0072】このように逆走査された量子化係数データ
D106は、逆量子化部7に送出され逆量子化処理され
ることにより、直交変換係数(DCT係数)が復元され
る。この直交変換係数データD107は直交逆変換部8
に送出される。直交逆変換部8は直交変換係数を直交逆
変換(逆DCT)することにより解像度変換された状態
の画像データD108を復元し、これを解像度逆変換部
14に送出する。
D106は、逆量子化部7に送出され逆量子化処理され
ることにより、直交変換係数(DCT係数)が復元され
る。この直交変換係数データD107は直交逆変換部8
に送出される。直交逆変換部8は直交変換係数を直交逆
変換(逆DCT)することにより解像度変換された状態
の画像データD108を復元し、これを解像度逆変換部
14に送出する。
【0073】解像度逆変換部14は、画像データD10
8に対して例えばアツプサンプルフイルタを用いてその
解像度を水平、垂直方向にそれぞれN倍(Nは整数)す
ることにより、画像符号化装置ENC3(図9)の解像
度変換部13において解像度変換される前の入力画像デ
ータを復元し、これを復元画像データD110として出
力する。
8に対して例えばアツプサンプルフイルタを用いてその
解像度を水平、垂直方向にそれぞれN倍(Nは整数)す
ることにより、画像符号化装置ENC3(図9)の解像
度変換部13において解像度変換される前の入力画像デ
ータを復元し、これを復元画像データD110として出
力する。
【0074】以上の構成において、画像符号化装置EN
C3は、解像度変換部13において入力画像の解像度を
変換することにより、例えば入力画像が大きい場合、又
は画像符号化装置ENC3において符号化された圧縮画
像を伝送帯域幅の狭い通信回線を介して伝送する場合等
において、画像の解像度を落としてこれを伝送すること
ができる。
C3は、解像度変換部13において入力画像の解像度を
変換することにより、例えば入力画像が大きい場合、又
は画像符号化装置ENC3において符号化された圧縮画
像を伝送帯域幅の狭い通信回線を介して伝送する場合等
において、画像の解像度を落としてこれを伝送すること
ができる。
【0075】従つて以上の構成によれば、ゾーン分割型
走査部3及び解像度変換部13を組み合わせて入力画像
データD100を圧縮符号化することにより、一段と圧
縮効率を高めることができる。
走査部3及び解像度変換部13を組み合わせて入力画像
データD100を圧縮符号化することにより、一段と圧
縮効率を高めることができる。
【0076】(4)第4の実施の形態 図4との対応部分に同一符号を付して示す図11は、第
4の実施の形態による画像符号化装置ENC4を示し、
デイジタル化された入力画像データD100を解像度変
換部13に入力する。解像度変換部13は、入力画像デ
ータD100に対して例えばダウンサンプルフイルタを
用いてその解像度を水平、垂直方向にそれぞれN分の1
(Nは整数)に変換する。かくして解像度変換部13に
おいて解像度が変換されてなる画像データD109は直
交変換部1に送出される。
4の実施の形態による画像符号化装置ENC4を示し、
デイジタル化された入力画像データD100を解像度変
換部13に入力する。解像度変換部13は、入力画像デ
ータD100に対して例えばダウンサンプルフイルタを
用いてその解像度を水平、垂直方向にそれぞれN分の1
(Nは整数)に変換する。かくして解像度変換部13に
おいて解像度が変換されてなる画像データD109は直
交変換部1に送出される。
【0077】直交変換部1は、入力画像データD109
に対してDCTを用いた直交変換(2次元DCT)を行
い、この結果得られる直交変換係数データD101をト
レリス量子化部9に送出する。
に対してDCTを用いた直交変換(2次元DCT)を行
い、この結果得られる直交変換係数データD101をト
レリス量子化部9に送出する。
【0078】トレリス量子化部9は直交変換係数を図4
〜図7について上述した手法を用いてトレリス量子化す
ることにより量子化係数データD102を生成し、これ
を走査部10に送出する。走査部10は、入力される量
子化係数を、図4について上述した場合と同様にして、
低域から高域に向かつてジグザグスキヤンし、これを走
査出力データD103としてエントロピー符号化部4に
送出する。エントロピー符号化部4は、走査出力データ
D103として入力された量子化係数をハフマン符号化
等の手法を用いてエントロピー符号化することにより符
号化ビツトストリームD104を得、これを伝送路に出
力する。
〜図7について上述した手法を用いてトレリス量子化す
ることにより量子化係数データD102を生成し、これ
を走査部10に送出する。走査部10は、入力される量
子化係数を、図4について上述した場合と同様にして、
低域から高域に向かつてジグザグスキヤンし、これを走
査出力データD103としてエントロピー符号化部4に
送出する。エントロピー符号化部4は、走査出力データ
D103として入力された量子化係数をハフマン符号化
等の手法を用いてエントロピー符号化することにより符
号化ビツトストリームD104を得、これを伝送路に出
力する。
【0079】因みに、エントロピー符号化部4として用
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
【0080】また図8との対応部分に同一符号を付して
示す図12は、画像符号化装置ENC4から出力される
符号化ビツトストリームD104を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC4を示し、画像符号化装置EN
C4から出力された符号化ビツトストリームD104を
エントロピー復号化部5に入力する。
示す図12は、画像符号化装置ENC4から出力される
符号化ビツトストリームD104を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC4を示し、画像符号化装置EN
C4から出力された符号化ビツトストリームD104を
エントロピー復号化部5に入力する。
【0081】エントロピー復号化部5は、符号化ビツト
ストリームD104を順次復号することにより量子化係
数を復元し、この結果得られる量子化係数データD10
5を逆走査部11に送出する。逆走査部11は、DCT
ブロツクの低域から高域に向かつてジグザグスキヤンさ
れた順序で当該画像復号装置DEC4に入力され復号さ
れた量子化係数を逆走査することにより、64個の各量
子化係数を元の係数位置に戻す。
ストリームD104を順次復号することにより量子化係
数を復元し、この結果得られる量子化係数データD10
5を逆走査部11に送出する。逆走査部11は、DCT
ブロツクの低域から高域に向かつてジグザグスキヤンさ
れた順序で当該画像復号装置DEC4に入力され復号さ
れた量子化係数を逆走査することにより、64個の各量
子化係数を元の係数位置に戻す。
【0082】このように逆走査された量子化係数データ
D106は、トレリス逆量子化部12に送出されトレリ
ス逆量子化される。このトレリス逆量子化処理におい
て、トレリス逆量子化部12は、図8について上述した
場合と同様にして、量子化係数データD106として入
力される各直交変換係数の量子化係数に基本単位Δを乗
算することにより各量子化係数に対応する直交変換係数
(DCT係数)を復元する。この直交変換係数データD
107は直交逆変換部8に送出される。直交逆変換部8
は直交変換係数を直交逆変換(逆DCT)することによ
り解像度変換された状態の画像データD108を復元
し、これを解像度逆変換部14に送出する。
D106は、トレリス逆量子化部12に送出されトレリ
ス逆量子化される。このトレリス逆量子化処理におい
て、トレリス逆量子化部12は、図8について上述した
場合と同様にして、量子化係数データD106として入
力される各直交変換係数の量子化係数に基本単位Δを乗
算することにより各量子化係数に対応する直交変換係数
(DCT係数)を復元する。この直交変換係数データD
107は直交逆変換部8に送出される。直交逆変換部8
は直交変換係数を直交逆変換(逆DCT)することによ
り解像度変換された状態の画像データD108を復元
し、これを解像度逆変換部14に送出する。
【0083】解像度逆変換部14は、画像データD10
8に対して例えばアツプサンプルフイルタを用いてその
解像度を水平、垂直方向にそれぞれN倍(Nは整数)す
ることにより、画像符号化装置ENC4(図11)の解
像度変換部13において解像度変換される前の入力画像
データを復元し、これを復元画像データD110として
出力する。
8に対して例えばアツプサンプルフイルタを用いてその
解像度を水平、垂直方向にそれぞれN倍(Nは整数)す
ることにより、画像符号化装置ENC4(図11)の解
像度変換部13において解像度変換される前の入力画像
データを復元し、これを復元画像データD110として
出力する。
【0084】以上の構成において、画像符号化装置EN
C4は、解像度変換部13において入力画像の解像度を
変換することにより、例えば入力画像が大きい場合、又
は画像符号化装置ENC4において符号化された圧縮画
像を伝送帯域幅の狭い通信回線を介して伝送する場合等
において、画像の解像度を落としてこれを伝送すること
ができる。
C4は、解像度変換部13において入力画像の解像度を
変換することにより、例えば入力画像が大きい場合、又
は画像符号化装置ENC4において符号化された圧縮画
像を伝送帯域幅の狭い通信回線を介して伝送する場合等
において、画像の解像度を落としてこれを伝送すること
ができる。
【0085】従つて以上の構成によれば、トレリス量子
化部9及び解像度変換部13を組み合わせて入力画像デ
ータD100を圧縮符号化することにより、一段と圧縮
効率を高めることができる。
化部9及び解像度変換部13を組み合わせて入力画像デ
ータD100を圧縮符号化することにより、一段と圧縮
効率を高めることができる。
【0086】(5)第5の実施の形態 図1との対応部分に同一符号を付して示す図13は、第
5の実施の形態による画像符号化装置ENC5を示し、
デイジタル化された入力画像データD100を帯域分割
部15に入力する。帯域分割部15は、入力画像データ
D100を4つの帯域(LL、HL、LH及びHH)に
分割する。
5の実施の形態による画像符号化装置ENC5を示し、
デイジタル化された入力画像データD100を帯域分割
部15に入力する。帯域分割部15は、入力画像データ
D100を4つの帯域(LL、HL、LH及びHH)に
分割する。
【0087】すなわち図14は帯域分割部15における
帯域分割状態を示し、入力画像データD100の各画面
を水平周波数及び垂直周波数について帯域分割する。帯
域(HH)成分は、水平周波数及び垂直周波数が共に高
い高域成分画像を表し、帯域(HL)成分は水平周波数
が高く垂直周波数が低い高域成分画像を表し、帯域(L
H)成分は水平周波数が低く垂直周波数が高い高域成分
画像を表し、帯域(LL)成分は水平周波数及び垂直周
波数が共に低い低域成分画像を表す。
帯域分割状態を示し、入力画像データD100の各画面
を水平周波数及び垂直周波数について帯域分割する。帯
域(HH)成分は、水平周波数及び垂直周波数が共に高
い高域成分画像を表し、帯域(HL)成分は水平周波数
が高く垂直周波数が低い高域成分画像を表し、帯域(L
H)成分は水平周波数が低く垂直周波数が高い高域成分
画像を表し、帯域(LL)成分は水平周波数及び垂直周
波数が共に低い低域成分画像を表す。
【0088】また、低域(LL)成分画像はさらに4つ
の帯域(LLLL、LLHL、LLLH及びLLHH)
成分に分割される。すなわち帯域(LLLL)成分は、
低域成分画像のなかでさらに水平周波数及び垂直周波数
が共に低い成分画像を表し、帯域(LLHL)成分は、
低域成分画像のなかでさらに水平周波数が比較的高く垂
直周波数が低い成分画像を表し、帯域(LLLH)成分
は、低域成分画像のなかでさらに水平周波数が低く垂直
周波数が比較的高い成分画像を表し、帯域(LLHH)
成分は、低域成分画像のなかでさらに水平周波数及び垂
直周波数が共に比較的高い成分画像を表す。
の帯域(LLLL、LLHL、LLLH及びLLHH)
成分に分割される。すなわち帯域(LLLL)成分は、
低域成分画像のなかでさらに水平周波数及び垂直周波数
が共に低い成分画像を表し、帯域(LLHL)成分は、
低域成分画像のなかでさらに水平周波数が比較的高く垂
直周波数が低い成分画像を表し、帯域(LLLH)成分
は、低域成分画像のなかでさらに水平周波数が低く垂直
周波数が比較的高い成分画像を表し、帯域(LLHH)
成分は、低域成分画像のなかでさらに水平周波数及び垂
直周波数が共に比較的高い成分画像を表す。
【0089】帯域分割部15はこのように帯域分割した
各成分画像のうち、低域(LL)成分画像データD11
1、高域(HL)成分画像データD112、高域(L
H)成分画像データD113及び高域(HH)成分画像
データD114を直交変換部1に送出する。
各成分画像のうち、低域(LL)成分画像データD11
1、高域(HL)成分画像データD112、高域(L
H)成分画像データD113及び高域(HH)成分画像
データD114を直交変換部1に送出する。
【0090】直交変換部1は、入力された各成分画像デ
ータ(D111、D112、D113及びD114)に
対してそれぞれDCTを用いた直交変換(2次元DC
T)を行い、この結果得られる直交変換係数データD1
15、D116、D117及びD118を量子化部2に
送出する。
ータ(D111、D112、D113及びD114)に
対してそれぞれDCTを用いた直交変換(2次元DC
T)を行い、この結果得られる直交変換係数データD1
15、D116、D117及びD118を量子化部2に
送出する。
【0091】量子化部2は各直交変換係数データD11
5、D116、D117及びD118を量子化すること
により量子化係数データD119、D120、D121
及びD122を生成し、これらをゾーン分割型走査部3
に送出する。ゾーン分割型走査部3は、入力される各量
子化係数データD119、D120、D121及びD1
22に対して、それぞれ個別にゾーン設定を行つて走査
する。
5、D116、D117及びD118を量子化すること
により量子化係数データD119、D120、D121
及びD122を生成し、これらをゾーン分割型走査部3
に送出する。ゾーン分割型走査部3は、入力される各量
子化係数データD119、D120、D121及びD1
22に対して、それぞれ個別にゾーン設定を行つて走査
する。
【0092】すなわち図15は、量子化係数データD1
19、D120、D121及びD122として入力され
る低域(LL)成分画像、高域(HL)成分画像、高域
(LH)成分画像及び高域(HH)成分画像に対してそ
れぞれ個別に設定される4つのゾーン(ZONE1〜Z
ONE4)を示す。図15において、低域(LL)成分
画像は低域(図15において左上)の係数ほどエネルギ
ー分布が大きく偏る傾向があるのに対して、高域(H
L)成分画像は水平周波数が高い係数(図15において
右上)ほどエネルギー分布が大きく偏る傾向があり、ま
た高域(LH)成分画像は垂直周波数が高い係数(図1
5において左下)ほどエネルギー分布が大きく偏る傾向
があり、さらに高域(HH)成分画像は水平周波数及び
垂直周波数が共に高い係数(図15において右下)ほど
エネルギー分布が大きく偏る傾向がある。
19、D120、D121及びD122として入力され
る低域(LL)成分画像、高域(HL)成分画像、高域
(LH)成分画像及び高域(HH)成分画像に対してそ
れぞれ個別に設定される4つのゾーン(ZONE1〜Z
ONE4)を示す。図15において、低域(LL)成分
画像は低域(図15において左上)の係数ほどエネルギ
ー分布が大きく偏る傾向があるのに対して、高域(H
L)成分画像は水平周波数が高い係数(図15において
右上)ほどエネルギー分布が大きく偏る傾向があり、ま
た高域(LH)成分画像は垂直周波数が高い係数(図1
5において左下)ほどエネルギー分布が大きく偏る傾向
があり、さらに高域(HH)成分画像は水平周波数及び
垂直周波数が共に高い係数(図15において右下)ほど
エネルギー分布が大きく偏る傾向がある。
【0093】そして各成分画像において垂直方向の画像
成分のパワーはそれぞれの成分画像に設定された第1の
ゾーンZONE1に係数値として現れ、水平方向の画像
成分のパワーはそれぞれの成分画像に設定された第2の
ゾーンZONE2に係数値として現れる。かくして各成
分画像において設定された各ゾーンには、それぞれある
値の係数が現れる確率が高くなることにより、各ゾーン
ごとに係数を走査し、これを各成分画像ごとに個別にエ
ントロピー符号化部4に送出する。
成分のパワーはそれぞれの成分画像に設定された第1の
ゾーンZONE1に係数値として現れ、水平方向の画像
成分のパワーはそれぞれの成分画像に設定された第2の
ゾーンZONE2に係数値として現れる。かくして各成
分画像において設定された各ゾーンには、それぞれある
値の係数が現れる確率が高くなることにより、各ゾーン
ごとに係数を走査し、これを各成分画像ごとに個別にエ
ントロピー符号化部4に送出する。
【0094】従つて、低域(LL)成分画像を各ゾーン
ごとに走査することにより出力される低域(LL)成分
画像走査データD123と、高域(HL)成分画像を各
ゾーンごとに走査することにより出力される高域(H
L)成分画像走査データD124と、高域(LH)成分
画像を各ゾーンごとに走査することにより出力される高
域(LH)成分画像走査データD125と、高域(H
H)成分画像を各ゾーンごとに走査することにより出力
される高域(HH)成分画像走査データD126とがそ
れぞれエントロピー符号化部4に送出される。
ごとに走査することにより出力される低域(LL)成分
画像走査データD123と、高域(HL)成分画像を各
ゾーンごとに走査することにより出力される高域(H
L)成分画像走査データD124と、高域(LH)成分
画像を各ゾーンごとに走査することにより出力される高
域(LH)成分画像走査データD125と、高域(H
H)成分画像を各ゾーンごとに走査することにより出力
される高域(HH)成分画像走査データD126とがそ
れぞれエントロピー符号化部4に送出される。
【0095】エントロピー符号化部4は、各帯域の成分
画像ごとの走査出力データ(D123、D124、、D
125及びD126)について、それぞれ各ゾーンごと
に量子化係数をエントロピー符号化する。かくしてエン
トロピー符号化部4においてゾーンごとに符号化された
各成分画像の量子化係数は、符号化ビツトストリームD
127に多重化され伝送系に出力される。
画像ごとの走査出力データ(D123、D124、、D
125及びD126)について、それぞれ各ゾーンごと
に量子化係数をエントロピー符号化する。かくしてエン
トロピー符号化部4においてゾーンごとに符号化された
各成分画像の量子化係数は、符号化ビツトストリームD
127に多重化され伝送系に出力される。
【0096】また図3との対応部分に同一符号を付して
示す図16は、画像符号化装置ENC5から出力される
符号化ビツトストリームD127を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC5を示し、画像符号化装置EN
C5から出力された符号化ビツトストリームD127を
エントロピー復号化部5に入力する。
示す図16は、画像符号化装置ENC5から出力される
符号化ビツトストリームD127を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC5を示し、画像符号化装置EN
C5から出力された符号化ビツトストリームD127を
エントロピー復号化部5に入力する。
【0097】エントロピー復号化部5は、符号化ビツト
ストリームD127に多重化された各帯域成分ごとの量
子化係数を復元し、この結果得られる量子化係数データ
D123、D124、D125及びD126をゾーン分
割型逆走査部6に送出する。ゾーン分割型逆走査部6
は、各ゾーンごとに並べられて復号された各帯域成分ご
との量子化係数(D123、D124、D125及びD
126)を各帯域成分ごとに逆走査することにより、各
帯域成分ごとに図15に示す所定の係数位置に戻す。
ストリームD127に多重化された各帯域成分ごとの量
子化係数を復元し、この結果得られる量子化係数データ
D123、D124、D125及びD126をゾーン分
割型逆走査部6に送出する。ゾーン分割型逆走査部6
は、各ゾーンごとに並べられて復号された各帯域成分ご
との量子化係数(D123、D124、D125及びD
126)を各帯域成分ごとに逆走査することにより、各
帯域成分ごとに図15に示す所定の係数位置に戻す。
【0098】このように逆走査された各帯域成分ごとの
量子化係数データD119、D120、D121及びD
122は、逆量子化部7に送出されそれぞれ逆量子化処
理されることにより、各帯域成分ごとの直交変換係数
(DCT係数)が復元される。この各帯域成分ごとの直
交変換係数データD128、D129、D130及びD
131は直交逆変換部8に送出される。直交逆変換部8
は各帯域成分ごとの直交変換係数を直交逆変換(逆DC
T)することにより各帯域成分ごとの画像データ(低域
(LL)成分画像データD132、高域(HL)成分画
像データD133、高域(LH)成分画像データD13
4及び高域(HH)成分画像データD135)を復元
し、これを帯域合成部16に送出する。
量子化係数データD119、D120、D121及びD
122は、逆量子化部7に送出されそれぞれ逆量子化処
理されることにより、各帯域成分ごとの直交変換係数
(DCT係数)が復元される。この各帯域成分ごとの直
交変換係数データD128、D129、D130及びD
131は直交逆変換部8に送出される。直交逆変換部8
は各帯域成分ごとの直交変換係数を直交逆変換(逆DC
T)することにより各帯域成分ごとの画像データ(低域
(LL)成分画像データD132、高域(HL)成分画
像データD133、高域(LH)成分画像データD13
4及び高域(HH)成分画像データD135)を復元
し、これを帯域合成部16に送出する。
【0099】帯域合成部16は、各帯域成分の画像デー
タ(D132、D133、D134及びD135)を合
成することにより、画像符号化部ENC5(図13)に
入力される入力画像データを復元し、これを復元画像デ
ータD136として出力する。
タ(D132、D133、D134及びD135)を合
成することにより、画像符号化部ENC5(図13)に
入力される入力画像データを復元し、これを復元画像デ
ータD136として出力する。
【0100】以上の構成において、画像符号化装置EN
C5は、帯域分割部15によつて入力画像データD10
0を複数の帯域成分に分割する。そして当該帯域分割さ
れてなる各帯域成分の画像(低域(LL)成分画像、高
域(HL)成分画像、高域(LH)成分画像及び高域
(HH)成分画像)をそれぞれ複数のゾーンに分割して
走査する。
C5は、帯域分割部15によつて入力画像データD10
0を複数の帯域成分に分割する。そして当該帯域分割さ
れてなる各帯域成分の画像(低域(LL)成分画像、高
域(HL)成分画像、高域(LH)成分画像及び高域
(HH)成分画像)をそれぞれ複数のゾーンに分割して
走査する。
【0101】このように帯域成分ごとに分割することに
より、画像のもつ特徴として周波数に依存する特徴ごと
に入力画像データが分類され、さらに各帯域成分ごとに
ある係数値が現れる確率の高いゾーンを分割することに
より、同じ係数値が並ぶ確率の高いデータ群(すなわち
各帯域成分の各ゾーン)に対してエントロピー符号化を
行うことができ、一段と圧縮効率を高くすることができ
る。
より、画像のもつ特徴として周波数に依存する特徴ごと
に入力画像データが分類され、さらに各帯域成分ごとに
ある係数値が現れる確率の高いゾーンを分割することに
より、同じ係数値が並ぶ確率の高いデータ群(すなわち
各帯域成分の各ゾーン)に対してエントロピー符号化を
行うことができ、一段と圧縮効率を高くすることができ
る。
【0102】かくして以上の構成によれば、圧縮効率を
高めて高能率符号化を実現することができる。
高めて高能率符号化を実現することができる。
【0103】(6)第6の実施の形態 図4との対応部分に同一符号を付して示す図17は、第
6の実施の形態による画像符号化装置ENC6を示し、
デイジタル化された入力画像データD100を帯域分割
部15に入力する。帯域分割部15は、入力画像データ
D100を4つの帯域成分に分割する。この4つの帯域
成分は、図14について上述した場合と同様にして、低
域(LL)成分画像、高域(HL)成分画像、高域(L
H)成分画像及び高域(HH)成分画像である。
6の実施の形態による画像符号化装置ENC6を示し、
デイジタル化された入力画像データD100を帯域分割
部15に入力する。帯域分割部15は、入力画像データ
D100を4つの帯域成分に分割する。この4つの帯域
成分は、図14について上述した場合と同様にして、低
域(LL)成分画像、高域(HL)成分画像、高域(L
H)成分画像及び高域(HH)成分画像である。
【0104】帯域分割部15はこのように帯域分割した
各成分画像のうち、低域(LL)成分画像データD11
1、高域(HL)成分画像データD112、高域(L
H)成分画像データD113及び高域(HH)成分画像
データD114を直交変換部1に送出する。
各成分画像のうち、低域(LL)成分画像データD11
1、高域(HL)成分画像データD112、高域(L
H)成分画像データD113及び高域(HH)成分画像
データD114を直交変換部1に送出する。
【0105】直交変換部1は、入力された各成分画像デ
ータ(D111、D112、D113及びD114)に
対してそれぞれDCTを用いた直交変換(2次元DC
T)を行い、この結果得られる直交変換係数データD1
15、D116、D117及びD118をトレリス量子
化部9に送出する。
ータ(D111、D112、D113及びD114)に
対してそれぞれDCTを用いた直交変換(2次元DC
T)を行い、この結果得られる直交変換係数データD1
15、D116、D117及びD118をトレリス量子
化部9に送出する。
【0106】トレリス量子化部9は、各帯域成分画像ご
とに得られた直交変換係数データD115、D116、
D117及びD118を、例えば図18に示す順番でそ
れぞれ走査することにより、当該走査順の係数群を各帯
域成分ごとに得る。トレリス量子化部9はこのようにし
て得られた係数群を、それぞれ図6について上述した経
路を形成するように並べてこれを各帯域成分画像ごとに
トレリス量子化する。トレリス量子化の方法は図5〜図
7について上述した場合と同様であり、各帯域成分の各
直交変換係数について、量子化誤差の累積が最小となる
各量子化係数を求める。
とに得られた直交変換係数データD115、D116、
D117及びD118を、例えば図18に示す順番でそ
れぞれ走査することにより、当該走査順の係数群を各帯
域成分ごとに得る。トレリス量子化部9はこのようにし
て得られた係数群を、それぞれ図6について上述した経
路を形成するように並べてこれを各帯域成分画像ごとに
トレリス量子化する。トレリス量子化の方法は図5〜図
7について上述した場合と同様であり、各帯域成分の各
直交変換係数について、量子化誤差の累積が最小となる
各量子化係数を求める。
【0107】トレリス量子化部9は各帯域成分ごとに求
められた各量子化係数データD119、D120、D1
21及びD122を走査部10に送出する。走査部10
は、入力される各量子化係数データD119、D12
0、D121及びD122を、図4について上述した場
合と同様にして、低域から高域に向かつてジグザグスキ
ヤンし、これを走査出力データD123、D124、D
125及びD126としてエントロピー符号化部4に送
出する。エントロピー符号化部4は、走査出力データD
123、D124、D125及びD126として入力さ
れた量子化係数をハフマン符号化等の手法を用いてエン
トロピー符号化して多重化することにより符号化ビツト
ストリームD127を得、これを伝送路に出力する。
められた各量子化係数データD119、D120、D1
21及びD122を走査部10に送出する。走査部10
は、入力される各量子化係数データD119、D12
0、D121及びD122を、図4について上述した場
合と同様にして、低域から高域に向かつてジグザグスキ
ヤンし、これを走査出力データD123、D124、D
125及びD126としてエントロピー符号化部4に送
出する。エントロピー符号化部4は、走査出力データD
123、D124、D125及びD126として入力さ
れた量子化係数をハフマン符号化等の手法を用いてエン
トロピー符号化して多重化することにより符号化ビツト
ストリームD127を得、これを伝送路に出力する。
【0108】因みに、エントロピー符号化部4として用
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
いられる符号化手法は、ハフマン符号化方法の他に、例
えば無記憶情報源に対してハフマン符号化よりも優れた
性能を示す算術符号化等を用いるようにしても良い。
【0109】また、走査部10に代えて図13について
上述したゾーン分割型走査部3を用いるようにしても良
く、この場合、図15について上述したようなゾーン分
割を行つて各帯域成分画像の係数を並べるようにすれば
良い。
上述したゾーン分割型走査部3を用いるようにしても良
く、この場合、図15について上述したようなゾーン分
割を行つて各帯域成分画像の係数を並べるようにすれば
良い。
【0110】また図8との対応部分に同一符号を付して
示す図19は、画像符号化装置ENC6から出力される
符号化ビツトストリームD127を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC6を示し、画像符号化装置EN
C6から出力された符号化ビツトストリームD127を
エントロピー復号化部5に入力する。
示す図19は、画像符号化装置ENC6から出力される
符号化ビツトストリームD127を復号するようになさ
れた画像復号装置DEC6を示し、画像符号化装置EN
C6から出力された符号化ビツトストリームD127を
エントロピー復号化部5に入力する。
【0111】エントロピー復号化部5は、符号化ビツト
ストリームD127に多重化されている各帯域成分ごと
のデータを別々に順次復号することにより各帯域成分ご
との量子化係数を復元し、この結果得られる量子化係数
データD123、D124、D125及びD126を逆
走査部11に送出する。逆走査部11は、各帯域成分画
像ごとにDCTブロツクの低域から高域に向かつてジグ
ザグスキヤンされた順序で当該画像復号装置DEC6に
入力され復号された各帯域成分画像ごとの量子化係数を
逆走査することにより、各量子化係数を元の係数位置に
戻す。
ストリームD127に多重化されている各帯域成分ごと
のデータを別々に順次復号することにより各帯域成分ご
との量子化係数を復元し、この結果得られる量子化係数
データD123、D124、D125及びD126を逆
走査部11に送出する。逆走査部11は、各帯域成分画
像ごとにDCTブロツクの低域から高域に向かつてジグ
ザグスキヤンされた順序で当該画像復号装置DEC6に
入力され復号された各帯域成分画像ごとの量子化係数を
逆走査することにより、各量子化係数を元の係数位置に
戻す。
【0112】このように逆走査された量子化係数データ
D119、D120、D121及びD122は、トレリ
ス逆量子化部12に送出されトレリス逆量子化される。
このトレリス逆量子化処理において、トレリス逆量子化
部12は、図8について上述した場合と同様にして、各
量子化係数データD119、D120、D121及びD
122として入力される各直交変換係数の量子化係数に
基本単位Δを乗算することにより各量子化係数に対応す
る直交変換係数(DCT係数)を各帯域成分画像ごとに
復元する。この直交変換係数データD128、D12
9、D130及びD131は直交逆変換部8に送出され
る。直交逆変換部8は各帯域成分画像ごとの直交変換係
数を直交逆変換(逆DCT)することにより各帯域成分
ごとの画像データ(低域(LL)成分画像データD13
2、高域(HL)成分画像データD133、高域(L
H)成分画像データD134及び高域(HH)成分画像
データD135)を復元し、これを帯域合成部16に送
出する。
D119、D120、D121及びD122は、トレリ
ス逆量子化部12に送出されトレリス逆量子化される。
このトレリス逆量子化処理において、トレリス逆量子化
部12は、図8について上述した場合と同様にして、各
量子化係数データD119、D120、D121及びD
122として入力される各直交変換係数の量子化係数に
基本単位Δを乗算することにより各量子化係数に対応す
る直交変換係数(DCT係数)を各帯域成分画像ごとに
復元する。この直交変換係数データD128、D12
9、D130及びD131は直交逆変換部8に送出され
る。直交逆変換部8は各帯域成分画像ごとの直交変換係
数を直交逆変換(逆DCT)することにより各帯域成分
ごとの画像データ(低域(LL)成分画像データD13
2、高域(HL)成分画像データD133、高域(L
H)成分画像データD134及び高域(HH)成分画像
データD135)を復元し、これを帯域合成部16に送
出する。
【0113】帯域合成部16は、各帯域成分の画像デー
タ(D132、D133、D134及びD135)を合
成することにより、画像符号化部ENC6(図17)に
入力される入力画像データを復元し、これを復元画像デ
ータD136として出力する。
タ(D132、D133、D134及びD135)を合
成することにより、画像符号化部ENC6(図17)に
入力される入力画像データを復元し、これを復元画像デ
ータD136として出力する。
【0114】以上の構成において、画像符号化装置EN
C6は、帯域分割部15及びトレリス量子化部9を組み
合わせることにより、画像のもつ特徴として周波数に依
存する特徴ごとに入力画像データが分類され、これらを
それぞれ別々にトレリス量子化することにより、各帯域
成分画像ごとに量子化誤差の小さな量子化係数が得られ
る。
C6は、帯域分割部15及びトレリス量子化部9を組み
合わせることにより、画像のもつ特徴として周波数に依
存する特徴ごとに入力画像データが分類され、これらを
それぞれ別々にトレリス量子化することにより、各帯域
成分画像ごとに量子化誤差の小さな量子化係数が得られ
る。
【0115】この場合、各帯域成分画像は周波数に依存
した特徴ごとに分類されていることにより、同じ係数値
が現れる確率が高くなる。従つてこれをエントロピー符
号化することにより、圧縮効率を高めることができる。
した特徴ごとに分類されていることにより、同じ係数値
が現れる確率が高くなる。従つてこれをエントロピー符
号化することにより、圧縮効率を高めることができる。
【0116】かくして以上の構成によれば、帯域分割部
15及びトレリス量子化部9を組み合わせることによ
り、圧縮効率の向上及び量子化誤差の低減を実現するこ
とができる。
15及びトレリス量子化部9を組み合わせることによ
り、圧縮効率の向上及び量子化誤差の低減を実現するこ
とができる。
【0117】(7)第7の実施の形態 図16との対応部分に同一符号を付して示す図20は、
本発明による画像復号装置の第7の実施の形態を示す。
図20において画像復号装置DEC7は、直交逆変換部
8及び帯域合成部16の間にポストフイルタ部17を有
する。
本発明による画像復号装置の第7の実施の形態を示す。
図20において画像復号装置DEC7は、直交逆変換部
8及び帯域合成部16の間にポストフイルタ部17を有
する。
【0118】直交逆変換部8において直交逆変換された
各帯域成分の画像データ(D132、D133、D13
4及びD135)は、それぞれポストフイルタ部17に
おいて所定のフイルタ処理が施される。このポストフイ
ルタ処理としては、例えばブロツク単位(8×8画素の
DCTブロツク等)で直交変換をかけた場合、低ビツト
レート下で顕著となるブロツク歪みを抑制するデブロツ
キングフイルタや、強いエツジ部で発生するリンギング
等の四角上の画質を下げる要因になる成分を抑制するデ
リンギングフイルタ等がある。
各帯域成分の画像データ(D132、D133、D13
4及びD135)は、それぞれポストフイルタ部17に
おいて所定のフイルタ処理が施される。このポストフイ
ルタ処理としては、例えばブロツク単位(8×8画素の
DCTブロツク等)で直交変換をかけた場合、低ビツト
レート下で顕著となるブロツク歪みを抑制するデブロツ
キングフイルタや、強いエツジ部で発生するリンギング
等の四角上の画質を下げる要因になる成分を抑制するデ
リンギングフイルタ等がある。
【0119】かくしてポストフイルタ部17において各
帯域成分ごとの画像データ(D132、D133、D1
34及びD135)は、フイルタ処理が施されることに
よりフイルタ出力画像データD137、D138、D1
39及びD140として帯域合成部16にそれぞれ送出
される。
帯域成分ごとの画像データ(D132、D133、D1
34及びD135)は、フイルタ処理が施されることに
よりフイルタ出力画像データD137、D138、D1
39及びD140として帯域合成部16にそれぞれ送出
される。
【0120】帯域合成部16は、入力された各帯域成分
のフイルタ出力画像データD137、D138、D13
9及びD140を合成することにより、原画像を復元し
これを復元画像データD141として出力する。
のフイルタ出力画像データD137、D138、D13
9及びD140を合成することにより、原画像を復元し
これを復元画像データD141として出力する。
【0121】かくして以上の構成によれば、ゾーン分割
型走査部6を有する画像復号装置DEC7において、ポ
ストフイルタ部17を用いて各帯域成分画像に対してブ
ロツク歪みやリンギング等を抑制することにより、復元
画像の画質を一段と向上し得る。
型走査部6を有する画像復号装置DEC7において、ポ
ストフイルタ部17を用いて各帯域成分画像に対してブ
ロツク歪みやリンギング等を抑制することにより、復元
画像の画質を一段と向上し得る。
【0122】(8)第8の実施の形態 図19との対応部分に同一符号を付して示す図21は、
本発明による画像復号装置の第8の実施の形態を示す。
図21において画像復号装置DEC8は、直交逆変換部
8及び帯域合成部16の間にポストフイルタ部17を有
する。
本発明による画像復号装置の第8の実施の形態を示す。
図21において画像復号装置DEC8は、直交逆変換部
8及び帯域合成部16の間にポストフイルタ部17を有
する。
【0123】直交逆変換部8において直交逆変換された
各帯域成分の画像データ(D132、D133、D13
4及びD135)は、それぞれポストフイルタ部17に
おいて所定のフイルタ処理が施される。このポストフイ
ルタ処理としては、例えばブロツク単位(8×8画素の
DCTブロツク等)で直交変換をかけた場合、低ビツト
レート下で顕著となるブロツク歪みを抑制するデブロツ
キングフイルタや、強いエツジ部で発生するリンギング
等の四角上の画質を下げる要因になる成分を抑制するデ
リンギングフイルタ等がある。
各帯域成分の画像データ(D132、D133、D13
4及びD135)は、それぞれポストフイルタ部17に
おいて所定のフイルタ処理が施される。このポストフイ
ルタ処理としては、例えばブロツク単位(8×8画素の
DCTブロツク等)で直交変換をかけた場合、低ビツト
レート下で顕著となるブロツク歪みを抑制するデブロツ
キングフイルタや、強いエツジ部で発生するリンギング
等の四角上の画質を下げる要因になる成分を抑制するデ
リンギングフイルタ等がある。
【0124】かくしてポストフイルタ部17において各
帯域成分ごとの画像データ(D132、D133、D1
34及びD135)は、フイルタ処理が施されることに
よりフイルタ出力画像データD137、D138、D1
39及びD140として帯域合成部16にそれぞれ送出
される。
帯域成分ごとの画像データ(D132、D133、D1
34及びD135)は、フイルタ処理が施されることに
よりフイルタ出力画像データD137、D138、D1
39及びD140として帯域合成部16にそれぞれ送出
される。
【0125】帯域合成部16は、入力された各帯域成分
のフイルタ出力画像データD137、D138、D13
9及びD140を合成することにより、原画像を復元し
これを復元画像データD141として出力する。
のフイルタ出力画像データD137、D138、D13
9及びD140を合成することにより、原画像を復元し
これを復元画像データD141として出力する。
【0126】かくして以上の構成によれば、トレリス逆
量子化部12を有する画像復号装置DEC8において、
ポストフイルタ部17を用いて各帯域成分画像に対して
ブロツク歪みやリンギング等を抑制することにより、復
元画像の画質を一段と向上し得る。
量子化部12を有する画像復号装置DEC8において、
ポストフイルタ部17を用いて各帯域成分画像に対して
ブロツク歪みやリンギング等を抑制することにより、復
元画像の画質を一段と向上し得る。
【0127】(9)第9の実施の形態 図4及び図8との対応部分に同一符号を付して示す図2
2は、本発明による画像符号化装置の第9の実施の形態
を示する。図22において画像符号化装置ENC9は、
動画を構成する入力画像データD100を減算器18に
入力する。このとき動き補償予測部21は、画像メモリ
20に格納されている参照画像からフレーム間の動きベ
クトル検出すると共に、当該動きベクトルを用いた動き
補償処理を施すことにより予測画像データD150を生
成し、これを減算器18に供給する。
2は、本発明による画像符号化装置の第9の実施の形態
を示する。図22において画像符号化装置ENC9は、
動画を構成する入力画像データD100を減算器18に
入力する。このとき動き補償予測部21は、画像メモリ
20に格納されている参照画像からフレーム間の動きベ
クトル検出すると共に、当該動きベクトルを用いた動き
補償処理を施すことにより予測画像データD150を生
成し、これを減算器18に供給する。
【0128】減算器18は、入力画像データD100と
予測画像データD150との差分を演算し、これを予測
誤差画像データD142として直交変換部1に送出す
る。直交変換部1は予測誤差画像データD142に対し
て直交変換(DCT)を行うことにより直交変換係数を
得、これを直交変換係数データD143としてトレリス
量子化部9に送出する。
予測画像データD150との差分を演算し、これを予測
誤差画像データD142として直交変換部1に送出す
る。直交変換部1は予測誤差画像データD142に対し
て直交変換(DCT)を行うことにより直交変換係数を
得、これを直交変換係数データD143としてトレリス
量子化部9に送出する。
【0129】トレリス量子化部9は、図5〜図7につい
て上述した方法によつて直交変換係数データD143を
量子化誤差が最小となる量子化係数に量子化する。この
結果得られる量子化係数は、量子化係数データD144
としてゾーン分割型走査部3及びトレリス逆量子化部1
2に送出される。
て上述した方法によつて直交変換係数データD143を
量子化誤差が最小となる量子化係数に量子化する。この
結果得られる量子化係数は、量子化係数データD144
としてゾーン分割型走査部3及びトレリス逆量子化部1
2に送出される。
【0130】ゾーン分割型走査部3は、量子化係数デー
タD144に対して、図2について上述した方法による
ゾーン分割を行い、各ゾーン(ZONE1〜ZONE
4)ごとに纏めて量子化係数データを走査する。かくし
て各ゾーンごとの量子化係数データは、走査出力データ
D145としてエントロピー符号化部4に送出される。
エントロピー符号化部4は走査出力データD145を、
例えばハフマン符号化等の手法を用いてエントロピー符
号化することにより符号化ビツトストリームD153を
得る。この符号化ビツトストリームD152は所定の伝
送路に出力される。
タD144に対して、図2について上述した方法による
ゾーン分割を行い、各ゾーン(ZONE1〜ZONE
4)ごとに纏めて量子化係数データを走査する。かくし
て各ゾーンごとの量子化係数データは、走査出力データ
D145としてエントロピー符号化部4に送出される。
エントロピー符号化部4は走査出力データD145を、
例えばハフマン符号化等の手法を用いてエントロピー符
号化することにより符号化ビツトストリームD153を
得る。この符号化ビツトストリームD152は所定の伝
送路に出力される。
【0131】また、トレリス量子化部9から出力される
量子化係数データD144は、トレリス逆量子化部12
に入力され、図8について上述した手法を用いて逆量子
化される。この結果得られる変換係数データD146は
続く直交逆変換部8に入力される。
量子化係数データD144は、トレリス逆量子化部12
に入力され、図8について上述した手法を用いて逆量子
化される。この結果得られる変換係数データD146は
続く直交逆変換部8に入力される。
【0132】直交逆変換部8は、変換係数データD14
6に対して直交逆変換(逆DCT)処理を施すことによ
り、予測誤差画像の復元画像データD147を生成し、
これを加算器19に送出する。加算器19は復元画像デ
ータD147に対して動き補償予測部21から出力され
る予測画像データD150を加算することにより、入力
画像データを復元した復号画像データD148を生成
し、これを予測画像として画像メモリ20に格納する。
6に対して直交逆変換(逆DCT)処理を施すことによ
り、予測誤差画像の復元画像データD147を生成し、
これを加算器19に送出する。加算器19は復元画像デ
ータD147に対して動き補償予測部21から出力され
る予測画像データD150を加算することにより、入力
画像データを復元した復号画像データD148を生成
し、これを予測画像として画像メモリ20に格納する。
【0133】因みに、動き補償予測部21において検出
された動きベクトルは、動きベクトルデータD151と
して画像復号装置に伝送される。
された動きベクトルは、動きベクトルデータD151と
して画像復号装置に伝送される。
【0134】これに対して図23は、画像符号化装置E
NC9から出力される符号化ビツトストリームD152
を復号する画像復号装置DEC9を示し、符号化ビツト
ストリームD152をエントロピー復号化部5に入力す
る。エントロピー復号化部5は符号化ビツトストリーム
D152に対してエントロピー復号処理を施すことによ
り、図2について上述した各ゾーン(ZONE1〜ZO
NE4)ごとに走査されてなる量子化係数を復元し、こ
の結果得られる量子化係数データD145をゾーン分割
型逆走査部6に送出する。ゾーン分割型逆走査部6は、
各ゾーンごとに並べられて復号された量子化係数を逆走
査することにより、64個の各量子化係数を図2に示す
所定の係数位置に戻す。
NC9から出力される符号化ビツトストリームD152
を復号する画像復号装置DEC9を示し、符号化ビツト
ストリームD152をエントロピー復号化部5に入力す
る。エントロピー復号化部5は符号化ビツトストリーム
D152に対してエントロピー復号処理を施すことによ
り、図2について上述した各ゾーン(ZONE1〜ZO
NE4)ごとに走査されてなる量子化係数を復元し、こ
の結果得られる量子化係数データD145をゾーン分割
型逆走査部6に送出する。ゾーン分割型逆走査部6は、
各ゾーンごとに並べられて復号された量子化係数を逆走
査することにより、64個の各量子化係数を図2に示す
所定の係数位置に戻す。
【0135】このように逆走査された量子化係数データ
D144は、トレリス逆量子化部12に送出されトレリ
ス逆量子化処理されることにより、直交変換係数(DC
T係数)が復元される。この直交変換係数データD14
6は直交逆変換部8に送出される。直交逆変換部8は直
交変換係数を直交逆変換(逆DCT)することにより予
測誤差画像データD147を復元し、これを加算器19
に送出する。
D144は、トレリス逆量子化部12に送出されトレリ
ス逆量子化処理されることにより、直交変換係数(DC
T係数)が復元される。この直交変換係数データD14
6は直交逆変換部8に送出される。直交逆変換部8は直
交変換係数を直交逆変換(逆DCT)することにより予
測誤差画像データD147を復元し、これを加算器19
に送出する。
【0136】ここで動き補償部22は画像メモリ20に
格納されている予測画像データD149を画像符号化装
置ENC9から伝送される動きベクトルデータD151
によつて動き補償処理することにより動き補償画像デー
タD150を生成し、これを加算器19に送出する。
格納されている予測画像データD149を画像符号化装
置ENC9から伝送される動きベクトルデータD151
によつて動き補償処理することにより動き補償画像デー
タD150を生成し、これを加算器19に送出する。
【0137】従つて、加算器19は復元された予測誤差
画像データD147及び動き補償画像データD150を
加算することにより復元画像データD148を生成し、
これを復号画像として出力すると共に、画像メモリ20
に次のフレームの動き補償用の参照画像として格納す
る。
画像データD147及び動き補償画像データD150を
加算することにより復元画像データD148を生成し、
これを復号画像として出力すると共に、画像メモリ20
に次のフレームの動き補償用の参照画像として格納す
る。
【0138】以上の構成において、動画を符号化する画
像符号化装置ENC9は、直交変換係数(DCT係数)
に対してトレリス量子化を行うことにより、量子化誤差
が最小となる量子化係数を求める。この場合、トレリス
量子化部9は、1つの画面を8×8画素のブロツクに分
割して直交変換された直交変換係数に対して図6につい
て上述した経路探索を行うことにより、例えばウエーブ
レツト変換した結果得られる係数に対してトレリス量子
化を行う場合に比べて、扱う係数か格段的に少なくな
る。従つて一段と容易に量子化を行うことができる。
像符号化装置ENC9は、直交変換係数(DCT係数)
に対してトレリス量子化を行うことにより、量子化誤差
が最小となる量子化係数を求める。この場合、トレリス
量子化部9は、1つの画面を8×8画素のブロツクに分
割して直交変換された直交変換係数に対して図6につい
て上述した経路探索を行うことにより、例えばウエーブ
レツト変換した結果得られる係数に対してトレリス量子
化を行う場合に比べて、扱う係数か格段的に少なくな
る。従つて一段と容易に量子化を行うことができる。
【0139】また、直交変換(DCT)において得られ
る各係数は、低域になるほどエネルギーが高くなるとい
つた特徴を有することにより、直交変換係数を4つのゾ
ーン(ZONE1〜ZONE4)に分割して走査するこ
とにより(図2)、当該直交変換係数として同じ値が現
れるものを1つのゾーンに並べることができる。従つ
て、当該並べられた直交変換係数に対して各ゾーンの係
数に対応したノードNODij(図6)ごとに乗算される
重み付けの値を順次変えて行くことにより、直交変換係
数の特徴に合わせた量子化を行うことができる。
る各係数は、低域になるほどエネルギーが高くなるとい
つた特徴を有することにより、直交変換係数を4つのゾ
ーン(ZONE1〜ZONE4)に分割して走査するこ
とにより(図2)、当該直交変換係数として同じ値が現
れるものを1つのゾーンに並べることができる。従つ
て、当該並べられた直交変換係数に対して各ゾーンの係
数に対応したノードNODij(図6)ごとに乗算される
重み付けの値を順次変えて行くことにより、直交変換係
数の特徴に合わせた量子化を行うことができる。
【0140】かくして以上の構成によれば、直交変換
(DCT)及びトレリス量子化並びにゾーン分割型走査
部3を組合せることにより、一段と容易かつ量子化誤差
の小さい量子化を動画像の符号化装置において実現する
ことができる。
(DCT)及びトレリス量子化並びにゾーン分割型走査
部3を組合せることにより、一段と容易かつ量子化誤差
の小さい量子化を動画像の符号化装置において実現する
ことができる。
【0141】(10)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ゾーン分割型走査部
3において図2に示した分割方法を用いる場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図24に示す
ように、4つゾーン(ZONE1〜ZONE4)を帯域
ごとに分割するようにしても良い。このように分割すれ
ば、エネルギーが集中するゾーンZONE1に対して、
図6において上述したトレリス量子化の際に乗算する重
みWijを大きくすることが容易となる。
3において図2に示した分割方法を用いる場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図24に示す
ように、4つゾーン(ZONE1〜ZONE4)を帯域
ごとに分割するようにしても良い。このように分割すれ
ば、エネルギーが集中するゾーンZONE1に対して、
図6において上述したトレリス量子化の際に乗算する重
みWijを大きくすることが容易となる。
【0142】また上述の実施の形態においては、トレリ
ス量子化処理において8つの状態を用いる場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々の状態数を
用いたり、又は状態数を可変とするようにしても良い。
ス量子化処理において8つの状態を用いる場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々の状態数を
用いたり、又は状態数を可変とするようにしても良い。
【0143】またトレリス量子化処理において用いられ
るスカラ量子化機能は4つ(D0 、D1 、D2 及び
D3 )に限らず、他の種々の数のスカラ量子化機能を用
いるようにしても良い。
るスカラ量子化機能は4つ(D0 、D1 、D2 及び
D3 )に限らず、他の種々の数のスカラ量子化機能を用
いるようにしても良い。
【0144】また上述の実施の形態においては、直交変
換手段としてDCTを用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えばMDCT(Modified DC
T)やLOT(Lapped Orthogonal Transform) 等を用い
るようにしても良い。
換手段としてDCTを用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えばMDCT(Modified DC
T)やLOT(Lapped Orthogonal Transform) 等を用い
るようにしても良い。
【0145】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、直交変換
係数を統計的性質の異なる複数個のゾーンに分割して、
各ゾーンごとに個別に係数を符号化することにより、符
号化ビツト量を削減することができる。
係数を統計的性質の異なる複数個のゾーンに分割して、
各ゾーンごとに個別に係数を符号化することにより、符
号化ビツト量を削減することができる。
【0146】また、複数個のスカラ量子化機能を有する
トレリス量子化手段を用いることにより、量子化誤差を
小さくすることができる。
トレリス量子化手段を用いることにより、量子化誤差を
小さくすることができる。
【0147】また、画像を複数の帯域成分に分割し、各
帯域画像をゾーン分割して走査すると共に、トレリス量
子化を行うことにより、圧縮符号化及び復号化を一段と
容易かつ高効率に行うことができる。
帯域画像をゾーン分割して走査すると共に、トレリス量
子化を行うことにより、圧縮符号化及び復号化を一段と
容易かつ高効率に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による画像符号化装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図2】ゾーン分割型走査方法の説明に供する略線図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態による画像復号装置
を示すブロツク図である。
を示すブロツク図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による画像符号化装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図5】スカラー量子化機能の取り得る量子化値を示す
略線図である。
略線図である。
【図6】トレリス量子化の説明に供する略線図である。
【図7】トレリス量子化処理手順を示すフローチヤート
である。
である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による画像復号装置
を示すブロツク図である。
を示すブロツク図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態による画像符号化装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態による画像復号装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態による画像符号化
装置を示すブロツク図である。
装置を示すブロツク図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態による画像復号装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態による画像符号化
装置を示すブロツク図である。
装置を示すブロツク図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態による帯域分割の
説明に供する略線図である。
説明に供する略線図である。
【図15】各帯域ごとのゾーン分割型走査方法の説明に
供する略線図である。
供する略線図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態による画像復号装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図17】本発明の第6の実施の形態による画像符号化
装置を示すブロツク図である。
装置を示すブロツク図である。
【図18】各帯域ごとの係数の走査状態を示す略線図で
ある。
ある。
【図19】本発明の第6の実施の形態による画像復号装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図20】本発明の第7の実施の形態による画像復号装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図21】本発明の第8の実施の形態による画像復号装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図22】本発明の第9の実施の形態による画像符号化
装置を示すブロツク図である。
装置を示すブロツク図である。
【図23】本発明の第9の実施の形態による画像復号装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
【図24】他の実施の形態によるゾーン型走査方法の説
明に供する略線図である。
明に供する略線図である。
【図25】従来の画像符号化装置の構成を示すブロツク
図である。
図である。
1……直交変換部、2……量子化部、3……ゾーン分割
型走査部、4……エントロピー符号化部、5……エント
ロピー復号化部、6……ゾーン分割型逆走査部、7……
逆量子化部、8……直交逆変換部、9……トレリス量子
化部、10……走査部、11……逆走査部、12……ト
レリス逆量子化部、13……解像度変換部、14……解
像度逆変換部、15……帯域分割部、16……帯域合成
部、17……ポストフイルタ部、ENC1〜ENC9…
…画像符号化装置、DEC1〜DEC9……画像復号装
置、D0 、D1 、D2 、D3 ……量子化機能、NODij
……ノード。
型走査部、4……エントロピー符号化部、5……エント
ロピー復号化部、6……ゾーン分割型逆走査部、7……
逆量子化部、8……直交逆変換部、9……トレリス量子
化部、10……走査部、11……逆走査部、12……ト
レリス逆量子化部、13……解像度変換部、14……解
像度逆変換部、15……帯域分割部、16……帯域合成
部、17……ポストフイルタ部、ENC1〜ENC9…
…画像符号化装置、DEC1〜DEC9……画像復号装
置、D0 、D1 、D2 、D3 ……量子化機能、NODij
……ノード。
Claims (42)
- 【請求項1】入力画像を直交変換する直交変換手段と、 上記直交変換手段から出力される直交変換係数を量子化
する量子化手段と、 上記量子化手段から出力される量子化係数を水平及び垂
直空間周波数に応じて設定された複数のゾーンに分割
し、各ゾーンごとに走査する走査手段と、 上記走査手段によつて走査された上記量子化係数を符号
化する符号化手段とを具えることを特徴とする画像符号
化装置。 - 【請求項2】上記画像符号化装置は、 上記入力画像の解像度を変換する解像度変換手段を具え
ることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。 - 【請求項3】上記入力画像は動画像であり、 上記画像符号化装置は、上記入力画像と上記入力画像に
対して予測された予測画像との差分である予測誤差画像
を上記直交変換手段に入力することを特徴とする請求項
1に記載の画像符号化装置。 - 【請求項4】入力画像を直交変換することにより直交変
換係数を生成し、 上記直交変換係数を量子化することにより量子化係数を
生成し、 上記量子化係数を水平及び垂直空間周波数に応じて設定
された複数のゾーンに分割すると共に各ゾーンごとに走
査し、 上記走査された上記量子化係数を符号化することを特徴
とする画像符号化方法。 - 【請求項5】上記画像符号化方法は、 上記入力画像の解像度を変換した後、上記直交変換する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像符号化方法。 - 【請求項6】上記入力画像は動画像であり、 上記画像符号化方法は、上記入力画像と上記入力画像に
対して予測された予測画像との差分である予測誤差画像
を上記直交変換することを特徴とする請求項4に記載の
画像符号化方法。 - 【請求項7】符号化されたビツトストリームを復号して
量子化係数を復元する復号手段と、 上記復元された量子化係数を水平及び垂直空間周波数に
応じて予め設定されたゾーンごとに個別に逆走査する逆
走査手段と、 上記逆走査されて出力される上記量子化係数を逆量子化
する逆量子化手段と、 上記逆量子化手段によつて復元される直交変換係数を直
交逆変換する直交逆変換手段とを具えることを特徴とす
る画像復号装置。 - 【請求項8】上記画像復号装置は、 上記直交逆変換手段によつて復元された画像の解像度を
逆変換する解像度逆変換手段を具えることを特徴とする
請求項7に記載の画像復号装置。 - 【請求項9】上記符号化されたビツトストリームは動画
像を符号化することにより生成される予測誤差画像デー
タであり、 上記画像復号装置は、動きベクトル情報に基づいて動き
補償画像を生成する動き補償手段を具え、 上記直交逆変換手段から出力される復元予測誤差画像に
上記動き補償画像を加算することにより上記動画像を復
元することを特徴とする請求項7に記載の画像復号装
置。 - 【請求項10】符号化されたビツトストリームを復号し
て量子化係数を復元し、 上記復元された量子化係数を水平及び垂直空間周波数に
応じて予め設定されたゾーンごとに個別に逆走査し、 上記逆走査されて出力される上記量子化係数を逆量子化
し、 上記逆量子化手段によつて復元される直交変換係数を直
交逆変換することを特徴とする画像復号方法。 - 【請求項11】上記画像復号方法は、 上記直交逆変換によつて復元された画像の解像度を逆変
換することを特徴とする請求項10に記載の画像復号方
法。 - 【請求項12】上記符号化されたビツトストリームは動
画像を符号化することにより生成される予測誤差画像デ
ータであり、 上記画像復号方法は、動きベクトル情報に基づいて動き
補償画像を生成し、 上記直交逆変換によつて復元される復元予測誤差画像に
上記動き補償画像を加算することにより上記動画像を復
元することを特徴とする請求項10に記載の画像復号方
法。 - 【請求項13】入力画像を直交変換することにより上記
入力画像に基づく直交変換係数を出力する直交変換手段
と、 複数の量子化機能を有し当該複数の量子化機能の中から
上記直交変換係数に対して量子化誤差が最小となる量子
化機能を選択し、当該選択された量子化機能を用いて上
記直交変換係数を量子化する量子化手段と、 上記量子化手段から出力される量子化係数を所定の順序
で走査する走査手段と、 上記走査手段によつて走査された上記量子化係数を符号
化する符号化手段とを具えることを特徴とする画像符号
化装置。 - 【請求項14】上記画像符号化装置は、 上記入力画像の解像度を変換する解像度変換手段を具え
ることを特徴とする請求項13に記載の画像符号化装
置。 - 【請求項15】上記量子化手段は、 上記入力画像を直交変換することにより生成される複数
の上記各直交変換係数を上記複数の量子化機能でそれぞ
れ量子化し、上記複数の各直交変換係数に対して量子化
誤差の累積が最小となる上記量子化機能の組合せを求め
ることを特徴とする請求項13に記載の画像符号化装
置。 - 【請求項16】上記量子化手段は、 上記各直交変換係数を上記複数の各量子化機能でそれぞ
れ量子化する際に、上記量子化誤差に対して重み係数を
乗算することを特徴とする請求項15に記載の画像符号
化装置。 - 【請求項17】上記入力画像は動画像であり、 上記画像符号化装置は、上記入力画像と上記入力画像に
対して予測された予測画像との差分である予測誤差画像
を上記直交変換手段に入力することを特徴とする請求項
13に記載の画像符号化装置。 - 【請求項18】入力画像を直交変換することにより上記
入力画像に基づく直交変換係数を出力し、 複数の量子化機能の中から上記直交変換係数に対して量
子化誤差が最小となる量子化機能を選択し、当該選択さ
れた量子化機能を用いて上記直交変換係数を量子化し、 上記量子化によつて生成される量子化係数を所定の順序
で走査し、 上記走査された上記量子化係数を符号化することを特徴
とする画像符号化方法。 - 【請求項19】上記画像符号化方法は、 上記入力画像の解像度を変換することを特徴とする請求
項18に記載の画像符号化方法。 - 【請求項20】上記画像符号化方法は、 上記入力画像を直交変換することにより生成される複数
の上記各直交変換係数を上記複数の量子化機能でそれぞ
れ量子化し、上記複数の各直交変換係数に対して量子化
誤差の累積が最小となる上記量子化機能の組合せを求め
ることを特徴とする請求項18に記載の画像符号化方
法。 - 【請求項21】上記画像符号化方法は、 上記各直交変換係数を上記複数の各量子化機能でそれぞ
れ量子化する際に、上記量子化誤差に対して重み係数を
乗算することを特徴とする請求項20に記載の画像符号
化方法。 - 【請求項22】上記入力画像は動画像であり、 上記画像符号化方法は、上記入力画像と上記入力画像に
対して予測された予測画像との差分である予測誤差画像
を上記直交変換することを特徴とする請求項18に記載
の画像符号化方法。 - 【請求項23】符号化されたビツトストリームを復号し
て量子化係数を復元する復号手段と、 上記復元された量子化係数を予め設定された順序で逆走
査する逆走査手段と、 上記逆走査されて出力される上記量子化係数に予め設定
される基本値を乗算することにより上記量子化係数を逆
量子化する逆量子化手段と、 上記逆量子化手段によつて復元される直交変換係数を直
交逆変換する直交逆変換手段とを具えることを特徴とす
る画像復号装置。 - 【請求項24】上記画像復号装置は、 上記直交逆変換手段によつて復元された画像の解像度を
逆変換する解像度逆変換手段を具えることを特徴とする
請求項23に記載の画像復号装置。 - 【請求項25】上記符号化されたビツトストリームは動
画像を符号化することにより生成される予測誤差画像デ
ータであり、 上記画像復号装置は、動きベクトル情報に基づいて動き
補償画像を生成する動き補償手段を具え、 上記直交逆変換手段から出力される復元予測誤差画像に
上記動き補償画像を加算することにより上記動画像を復
元することを特徴とする請求項23に記載の画像復号装
置。 - 【請求項26】符号化されたビツトストリームを復号し
て量子化係数を復元し、 上記復元された量子化係数を予め設定された順序で逆走
査し、 上記逆走査されて出力される上記量子化係数に予め設定
される基本値を乗算することにより上記量子化係数を逆
量子化し、 上記逆量子化によつて復元される直交変換係数を直交逆
変換することを特徴とする画像復号方法。 - 【請求項27】上記画像復号方法は、 上記直交逆変換によつて復元された画像の解像度を逆変
換することを特徴とする請求項26に記載の画像復号方
法。 - 【請求項28】上記符号化されたビツトストリームは動
画像を符号化することにより生成される予測誤差画像デ
ータであり、 上記画像復号方法は、動きベクトル情報に基づいて動き
補償画像を生成し、 上記直交逆変換によつて復元される復元予測誤差画像に
上記動き補償画像を加算することにより上記動画像を復
元することを特徴とする請求項26に記載の画像復号方
法。 - 【請求項29】入力画像を帯域分割する帯域分割手段
と、 上記帯域分割された各画像を上記各帯域成分ごとにそれ
ぞれ直交変換する直交変換手段と、 上記直交変換手段から出力される上記各帯域ごとの直交
変換係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ量子化する量
子化手段と、 上記量子化手段から出力される上記各帯域ごとの各量子
化係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ所定の順序で走
査する走査手段と、 上記走査手段によつて走査された上記各帯域ごとの上記
量子化係数を上記各帯域ごとに符号化する符号化手段と
を具えることを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項30】上記走査手段は、 上記量子化手段から出力される上記各帯域ごとの各量子
化係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ水平及び垂直空
間周波数に応じて設定された複数のゾーンに分けて上記
各帯域成分ごとに走査することを特徴とする請求項29
に記載の画像符号化装置。 - 【請求項31】上記量子化手段は、複数の量子化機能を
有し当該複数の量子化機能の中から上記直交変換係数に
対して量子化誤差が最小となる量子化機能を上記各帯域
成分ごとに選択し、当該選択された量子化機能を用いて
上記各帯域成分ごとに上記直交変換係数を量子化するこ
とを特徴とする請求項29に記載の画像符号化装置。 - 【請求項32】入力画像を帯域分割し、 上記帯域分割された各画像を上記各帯域成分ごとにそれ
ぞれ直交変換し、 上記直交変換によつて生成される上記各帯域ごとの直交
変換係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ量子化し、 上記量子化によつて生成される上記各帯域ごとの各量子
化係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ所定の順序で走
査し、 上記走査された上記各帯域ごとの上記量子化係数を上記
各帯域ごとに符号化することを特徴とする画像符号化方
法。 - 【請求項33】上記画像符号化方法は、 上記量子化によつて生成される上記各帯域ごとの各量子
化係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ水平及び垂直空
間周波数に応じて設定された複数のゾーンに分けて上記
各帯域成分ごとに走査することを特徴とする請求項32
に記載の画像符号化方法。 - 【請求項34】上記画像符号化方法は、複数の量子化機
能の中から上記直交変換係数に対して量子化誤差が最小
となる量子化機能を上記各帯域成分ごとに選択し、当該
選択された量子化機能を用いて上記各帯域成分ごとに上
記直交変換係数を量子化することを特徴とする請求項3
2に記載の画像符号化方法。 - 【請求項35】符号化されたビツトストリームを復号し
て複数の帯域成分ごとの量子化係数をそれぞれ復元する
復号手段と、 上記復元された上記各帯域成分ごとの量子化係数を所定
の順序で上記各帯域ごとにそれぞれ逆走査する逆走査手
段と、 上記逆走査されて出力される上記各帯域成分ごとの上記
量子化係数を上記各帯域成分ごとに逆量子化する逆量子
化手段と、 上記逆量子化手段によつて復元される上記各帯域成分ご
との直交変換係数を上記各帯域成分ごとに直交逆変換す
る直交逆変換手段と、 上記直交逆変換手段によつて復元された上記各帯域成分
ごとの画像を合成する帯域合成手段とを具えることを特
徴とする画像復号装置。 - 【請求項36】上記逆走査手段は、 上記復号手段によつて復元された上記各帯域成分ごとの
量子化係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ水平及び垂
直空間周波数に応じて設定された複数のゾーンに分けて
上記各帯域成分ごとに逆走査することを特徴とする請求
項35に記載の画像復号装置。 - 【請求項37】上記逆量子化手段は、 上記逆走査されて出力される上記各帯域成分ごとの上記
各量子化係数に予め設定される基本値を乗算することに
より上記量子化係数を上記各帯域成分ごとに逆量子化す
ることを特徴とする請求項35に記載の画像復号装置。 - 【請求項38】上記画像復号装置は、 上記直交逆変換手段によつて復元された上記各帯域成分
ごとの画像に対してそれぞれ所定のフイルタ処理を施す
ポストフイルタ処理手段を具え、 上記フイルタ処理が施された上記各帯域ごとの復元画像
を上記帯域合成手段によつて帯域合成することを特徴と
する請求項35、36又は37に記載の画像復号装置。 - 【請求項39】符号化されたビツトストリームを復号し
て複数の帯域成分ごとの量子化係数をそれぞれ復元し、 上記復元された上記各帯域成分ごとの量子化係数を所定
の順序で上記各帯域ごとにそれぞれ逆走査し、 上記逆走査されて出力される上記各帯域成分ごとの上記
量子化係数を上記各帯域成分ごとに逆量子化し、 上記逆量子化手段によつて復元される上記各帯域成分ご
との直交変換係数を上記各帯域成分ごとに直交逆変換
し、 上記直交逆変換によつて復元された上記各帯域成分ごと
の画像を帯域合成することを特徴とする画像復号方法。 - 【請求項40】上記画像復号方法は、 上記復号によつて復元された上記各帯域成分ごとの量子
化係数を上記各帯域成分ごとにそれぞれ水平及び垂直空
間周波数に応じて設定された複数のゾーンに分けて上記
各帯域成分ごとに逆走査することを特徴とする請求項3
9に記載の画像復号方法。 - 【請求項41】上記画像復号方法は、 上記逆走査されて出力される上記各帯域成分ごとの上記
各量子化係数に予め設定される基本値を乗算することに
より上記量子化係数を上記各帯域成分ごとに逆量子化す
ることを特徴とする請求項39に記載の画像復号方法。 - 【請求項42】上記画像復号方法は、 上記直交逆変換によつて復元された上記各帯域成分ごと
の画像に対してそれぞれ所定のフイルタ処理を施し、 上記フイルタ処理が施された上記各帯域ごとの復元画像
を上記帯域合成することを特徴とする請求項39、40
又は41に記載の画像復号方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9402498A JPH11275582A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 画像符号化装置及び画像復号装置並びにそれらの方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9402498A JPH11275582A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 画像符号化装置及び画像復号装置並びにそれらの方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11275582A true JPH11275582A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14099004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9402498A Pending JPH11275582A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 画像符号化装置及び画像復号装置並びにそれらの方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11275582A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100382649B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-05-09 | 삼성전자주식회사 | 하드 카피 장치용 데이타 압축 및 복원 방법들 및 장치들 |
| US8311119B2 (en) | 2004-12-31 | 2012-11-13 | Microsoft Corporation | Adaptive coefficient scan order |
| USRE48845E1 (en) | 2002-04-01 | 2021-12-07 | Broadcom Corporation | Video decoding system supporting multiple standards |
-
1998
- 1998-03-22 JP JP9402498A patent/JPH11275582A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100382649B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-05-09 | 삼성전자주식회사 | 하드 카피 장치용 데이타 압축 및 복원 방법들 및 장치들 |
| USRE48845E1 (en) | 2002-04-01 | 2021-12-07 | Broadcom Corporation | Video decoding system supporting multiple standards |
| US8311119B2 (en) | 2004-12-31 | 2012-11-13 | Microsoft Corporation | Adaptive coefficient scan order |
| US8824557B2 (en) | 2004-12-31 | 2014-09-02 | Microsoft Corporation | Adaptive coefficient scan order |
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