JPH11275942A - コンバインの選別制御装置 - Google Patents
コンバインの選別制御装置Info
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- JPH11275942A JPH11275942A JP5956899A JP5956899A JPH11275942A JP H11275942 A JPH11275942 A JP H11275942A JP 5956899 A JP5956899 A JP 5956899A JP 5956899 A JP5956899 A JP 5956899A JP H11275942 A JPH11275942 A JP H11275942A
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Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンバインの回行時において、穀粒の選別精
度の悪化を防ぐとともに、穀粒が損傷を受けること及び
穀粒の機外排出ロスを防止する。 【解決手段】 自動脱穀装置1における穀粒漏下量の制
御を、チャフシーブ23の開度を調節する目塞ぎ板4
2、及び第2扱胴3下方に配置されその揺動角が調整さ
れるスイングシーブ41により行う。コンバインの回行
等に起因する穀稈の供給量の減少をセンサで検知したと
きは、制御手段77は、一定時間経過後に前記スイング
シーブ41及び目塞ぎ板42を閉塞し、更に一定時間経
過後に再び所定の開口量に戻す。
度の悪化を防ぐとともに、穀粒が損傷を受けること及び
穀粒の機外排出ロスを防止する。 【解決手段】 自動脱穀装置1における穀粒漏下量の制
御を、チャフシーブ23の開度を調節する目塞ぎ板4
2、及び第2扱胴3下方に配置されその揺動角が調整さ
れるスイングシーブ41により行う。コンバインの回行
等に起因する穀稈の供給量の減少をセンサで検知したと
きは、制御手段77は、一定時間経過後に前記スイング
シーブ41及び目塞ぎ板42を閉塞し、更に一定時間経
過後に再び所定の開口量に戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの選別制御
装置に係り、詳しくは自脱形コンバイン等の回行時にお
ける選別部の作動を制御する制御装置に関する。
装置に係り、詳しくは自脱形コンバイン等の回行時にお
ける選別部の作動を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンバインの自動脱穀装置に
おける穀粒の選別精度は、選別部に供給される穀粒の量
(単位時間当りの供給量)に依存することが知られてお
り、例えば、コンバインの回行時に作物の刈り取りが停
止し、前記選別部へ供給される穀粒の供給量が減少した
場合には、わら等の不要物が穀粒と共に選別網を漏下し
易くなって選別精度が悪化してしまうことが知られてい
る。
おける穀粒の選別精度は、選別部に供給される穀粒の量
(単位時間当りの供給量)に依存することが知られてお
り、例えば、コンバインの回行時に作物の刈り取りが停
止し、前記選別部へ供給される穀粒の供給量が減少した
場合には、わら等の不要物が穀粒と共に選別網を漏下し
易くなって選別精度が悪化してしまうことが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる問題を回避する
ため、作物の刈り終りから再度刈り始めるまで、コンバ
インが回行している間中ずっと(一般的に15秒程度)
選別部の作業を停止する方法が提案されている。しか
し、これでは選別部の作動停止時間が長くなるため、脱
穀の終った穀粒が再び脱穀装置に送られていわゆる2番
還元によって損傷を受けたり、或は穀粒が機外へ排出さ
れてしまうという問題があった。
ため、作物の刈り終りから再度刈り始めるまで、コンバ
インが回行している間中ずっと(一般的に15秒程度)
選別部の作業を停止する方法が提案されている。しか
し、これでは選別部の作動停止時間が長くなるため、脱
穀の終った穀粒が再び脱穀装置に送られていわゆる2番
還元によって損傷を受けたり、或は穀粒が機外へ排出さ
れてしまうという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、コンバインの回行時に
おいて穀粒の選別精度が著しく悪化することを防止する
と共に、穀粒の2番還元による損傷等も防ぐことができ
るようにしたコンバインの選別制御装置を提供すること
を目的とするものである。
おいて穀粒の選別精度が著しく悪化することを防止する
と共に、穀粒の2番還元による損傷等も防ぐことができ
るようにしたコンバインの選別制御装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、刈取り部、走行装置及び自
動脱穀装置(1)を備えてなるコンバインにおいて、前
記自動脱穀装置(1)の選別部における穀粒の漏下量を
制御する穀粒漏下量制御手段(40)と、前記刈取り部
から前記自動脱穀装置(1)への穀稈の供給が停止した
ことを検知する検知手段(73,75)と、該検知手段
(73,75)による穀稈の供給停止検知から一定時間
後、前記穀粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置
に閉塞し、更に該閉塞から所定時間後、前記穀粒漏下量
制御手段(40)を所定設定開度に開くように制御する
制御手段(77)と、を備えることを特徴とする。
みてなされたものであって、刈取り部、走行装置及び自
動脱穀装置(1)を備えてなるコンバインにおいて、前
記自動脱穀装置(1)の選別部における穀粒の漏下量を
制御する穀粒漏下量制御手段(40)と、前記刈取り部
から前記自動脱穀装置(1)への穀稈の供給が停止した
ことを検知する検知手段(73,75)と、該検知手段
(73,75)による穀稈の供給停止検知から一定時間
後、前記穀粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置
に閉塞し、更に該閉塞から所定時間後、前記穀粒漏下量
制御手段(40)を所定設定開度に開くように制御する
制御手段(77)と、を備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】以上構成に基づき、コンバインにおいて、例え
ば回行時に刈取り部から自動脱穀装置(1)への穀稈の
供給が停止した場合に、前記検知手段(73,75)が
それを検知して信号を発すると、かかる信号を受けた制
御手段(77)は、穀稈の供給停止検知から一定時間経
過後に穀粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置ま
で閉塞し、前記自動脱穀装置(1)の選別部における穀
粒の漏下量を抑える。また、該閉塞から所定時間経過後
には、前記制御手段(77)は、前記穀粒漏下量制御手
段(40)を所定設定開度に開き、もとの状態に戻す。
ば回行時に刈取り部から自動脱穀装置(1)への穀稈の
供給が停止した場合に、前記検知手段(73,75)が
それを検知して信号を発すると、かかる信号を受けた制
御手段(77)は、穀稈の供給停止検知から一定時間経
過後に穀粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置ま
で閉塞し、前記自動脱穀装置(1)の選別部における穀
粒の漏下量を抑える。また、該閉塞から所定時間経過後
には、前記制御手段(77)は、前記穀粒漏下量制御手
段(40)を所定設定開度に開き、もとの状態に戻す。
【0007】
【発明の効果】以下説明したように、本発明によると作
物の刈取りの一時的な停止に伴なって前記穀粒漏下量制
御手段(40)の開度を所定位置に閉塞するタイミング
は、前記検知手段(73,75)による穀稈の供給停止
検知と同時でなく一定時間経過後である。従って、刈取
りが停止しても選別部の穀粒量がほとんど変化しない一
定時間は、選別が通常通り行われているため、穀粒が機
外に排出されてしまったり、2番還元による損傷を回避
できる。
物の刈取りの一時的な停止に伴なって前記穀粒漏下量制
御手段(40)の開度を所定位置に閉塞するタイミング
は、前記検知手段(73,75)による穀稈の供給停止
検知と同時でなく一定時間経過後である。従って、刈取
りが停止しても選別部の穀粒量がほとんど変化しない一
定時間は、選別が通常通り行われているため、穀粒が機
外に排出されてしまったり、2番還元による損傷を回避
できる。
【0008】また、前記穀粒漏下量制御手段(40)の
閉塞は一定時間に限られ、選別作業が長く停止されるこ
ともない。従って、比較的軽いわら等の不要物は機外に
排出されるが、穀粒の排出はほとんどなく、また穀粒の
2番還元による損傷も少ないという効果を奏する。
閉塞は一定時間に限られ、選別作業が長く停止されるこ
ともない。従って、比較的軽いわら等の不要物は機外に
排出されるが、穀粒の排出はほとんどなく、また穀粒の
2番還元による損傷も少ないという効果を奏する。
【0009】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
するものであるが、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
【0010】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0011】まず、自脱形コンバインの自動脱穀装置1
の一般的構造を図1に沿って説明する。
の一般的構造を図1に沿って説明する。
【0012】自脱形コンバインの自動脱穀装置1は第1
及び第2扱胴2,3を備えており、両扱胴2,3は穀稈
の送給方向(図1の右方向)に沿った回転軸のまわりに
回転自在にそれぞれ支持されている。これら2つの扱胴
2,3は外周面に扱歯を有しており、その外周面から所
定の距離だけ離れたところには扱胴2,3の略下方を覆
うように受網5,6がそれぞれ配設されている。また、
前記第1扱胴2の近傍にはその回転軸方向に沿ってフィ
ードチェーン7が設けられており、該フィードチェーン
7は、その一端が株搬送チェーン(図示しない)の一端
に近接するよう設けられており、また他端は排わらチェ
ーン8の一端に近接するよう設けられている。
及び第2扱胴2,3を備えており、両扱胴2,3は穀稈
の送給方向(図1の右方向)に沿った回転軸のまわりに
回転自在にそれぞれ支持されている。これら2つの扱胴
2,3は外周面に扱歯を有しており、その外周面から所
定の距離だけ離れたところには扱胴2,3の略下方を覆
うように受網5,6がそれぞれ配設されている。また、
前記第1扱胴2の近傍にはその回転軸方向に沿ってフィ
ードチェーン7が設けられており、該フィードチェーン
7は、その一端が株搬送チェーン(図示しない)の一端
に近接するよう設けられており、また他端は排わらチェ
ーン8の一端に近接するよう設けられている。
【0013】一方、前記第1扱胴2の下方には、揺動流
穀板20が設けられており、また前記第2扱胴3の下方
及びその下流側にはストロラック22及びチャフシーブ
23等が配設されている。該揺動流穀板20,21、チ
ャフシーブ23は、図示しない駆動源により揺動される
よう構成されており、チャフシーブ23は穀粒を漏下す
べく網状形状をしている。また、揺動流穀板20の下方
には、図示しない駆動源により回転駆動される唐みファ
ン30が配置されており、ストロラック22の上方には
同じく回転駆動される吸入ファン55が配置され、また
ストロラック22の下方には排塵ファン54が配置され
ている。これらのファン30,54,55は、穀粒より
も軽い不要物を自動脱穀装置1外へ排出すべく唐みファ
ン30から吸入ファン55及び排塵ファン54の方向へ
の風を起こしている。
穀板20が設けられており、また前記第2扱胴3の下方
及びその下流側にはストロラック22及びチャフシーブ
23等が配設されている。該揺動流穀板20,21、チ
ャフシーブ23は、図示しない駆動源により揺動される
よう構成されており、チャフシーブ23は穀粒を漏下す
べく網状形状をしている。また、揺動流穀板20の下方
には、図示しない駆動源により回転駆動される唐みファ
ン30が配置されており、ストロラック22の上方には
同じく回転駆動される吸入ファン55が配置され、また
ストロラック22の下方には排塵ファン54が配置され
ている。これらのファン30,54,55は、穀粒より
も軽い不要物を自動脱穀装置1外へ排出すべく唐みファ
ン30から吸入ファン55及び排塵ファン54の方向へ
の風を起こしている。
【0014】一方、チャフシーブ22の下方には1番ラ
セン32が配置されており、該1番ラセン32には揚穀
ラセン31が連係されている。これらのラセン31は、
不図示の駆動源により回転駆動されるラセン状の歯をも
つ軸状のものであり、チャフシーブ23等から漏下して
きた穀粒をグレンタンク(不図示)へ搬送する。また、
この1番ラセン32の右方には、該ラセン32と平行に
2番ラセン35が配置されており、該2番ラセン35に
は第2の扱胴3部分に連通する縦送りラセン36が連係
されている。
セン32が配置されており、該1番ラセン32には揚穀
ラセン31が連係されている。これらのラセン31は、
不図示の駆動源により回転駆動されるラセン状の歯をも
つ軸状のものであり、チャフシーブ23等から漏下して
きた穀粒をグレンタンク(不図示)へ搬送する。また、
この1番ラセン32の右方には、該ラセン32と平行に
2番ラセン35が配置されており、該2番ラセン35に
は第2の扱胴3部分に連通する縦送りラセン36が連係
されている。
【0015】次に、本発明に係るコンバインの選別制御
装置の構造につき説明する。
装置の構造につき説明する。
【0016】穀粒漏下量制御手段40は、スイングシー
ブ41及び目塞ぎ板42を有しており、スイングシーブ
41は、第2の扱胴3部分から漏下する穀粒の量を制御
し、また目塞ぎ板42は、チャフシーブ23の上面を所
定量塞ぎ、揺動流穀板20から搬送される穀粒及びスイ
ングシーブ41から流下する穀粒の漏下量を制御する。
ブ41及び目塞ぎ板42を有しており、スイングシーブ
41は、第2の扱胴3部分から漏下する穀粒の量を制御
し、また目塞ぎ板42は、チャフシーブ23の上面を所
定量塞ぎ、揺動流穀板20から搬送される穀粒及びスイ
ングシーブ41から流下する穀粒の漏下量を制御する。
【0017】このうち、スイングシーブ41は、上端縁
が枢支された回動自在のフィンが多数設けられてなるル
ーバー状のもので、不図示のモータ及びリンク機構によ
り開閉される。かかるスイングシーブ41の1つのフィ
ンの下端には、後端がポテンショメータ44(以下、フ
ィンポテンショという)に連結されたワイヤ47の一端
が取り付けられている。
が枢支された回動自在のフィンが多数設けられてなるル
ーバー状のもので、不図示のモータ及びリンク機構によ
り開閉される。かかるスイングシーブ41の1つのフィ
ンの下端には、後端がポテンショメータ44(以下、フ
ィンポテンショという)に連結されたワイヤ47の一端
が取り付けられている。
【0018】一方、目塞ぎ板42は、前記チャフシーブ
23の上面に載置されており、全閉時にはチャフシーブ
23を覆う形状のものである。この目塞ぎ板42は、一
端縁にブラケットを介して取り付けられたラック50が
チャフシーブ23の上方でかつ該シーブ23と平行に移
動することにより、チャフシーブ23の塞ぎ量(開度)
を調整する構成となっている。このラック50にも、前
記フィンと同様に、後端がポテンショメータ45(以
下、目塞ぎポテンショという)に連結されたワイヤ47
の一端が取り付けられている。
23の上面に載置されており、全閉時にはチャフシーブ
23を覆う形状のものである。この目塞ぎ板42は、一
端縁にブラケットを介して取り付けられたラック50が
チャフシーブ23の上方でかつ該シーブ23と平行に移
動することにより、チャフシーブ23の塞ぎ量(開度)
を調整する構成となっている。このラック50にも、前
記フィンと同様に、後端がポテンショメータ45(以
下、目塞ぎポテンショという)に連結されたワイヤ47
の一端が取り付けられている。
【0019】また、揺動流穀板20の上方には、中央部
が装置全体に回転自在に支持されたフロートセンサ51
が配設されている。このフロートセンサ51の一端には
ローラ51aが回転自在に支持されており、他端は別の
ポテンショメータ52が連係されている。前記ローラ5
1aは供給される穀粒層の上面を転がり、かつ該穀粒の
量(積載された穀粒の層厚)に応じて該ローラ51aが
上下し、その穀粒の量をポテンショメータ52が検知す
る。
が装置全体に回転自在に支持されたフロートセンサ51
が配設されている。このフロートセンサ51の一端には
ローラ51aが回転自在に支持されており、他端は別の
ポテンショメータ52が連係されている。前記ローラ5
1aは供給される穀粒層の上面を転がり、かつ該穀粒の
量(積載された穀粒の層厚)に応じて該ローラ51aが
上下し、その穀粒の量をポテンショメータ52が検知す
る。
【0020】制御手段77は、図2の詳示するように、
コンバインの走行速度(以下、機体速度とする)に応じ
た制御を行う制御部77aと、コンバインの回行時にお
ける制御を行う制御部77bとを有する。具体的には、
自動スイッチ71及び作業機スイッチ72によってON
−OFFされるものであり、穀稈センサ73、前処理回
転センサ75、ポテンショメータ44,45,52から
の信号が入力されるようになっている。そして、かかる
信号に応じてフィン角度調節モータ76及び目塞ぎ板調
節モータ46を駆動制御する。
コンバインの走行速度(以下、機体速度とする)に応じ
た制御を行う制御部77aと、コンバインの回行時にお
ける制御を行う制御部77bとを有する。具体的には、
自動スイッチ71及び作業機スイッチ72によってON
−OFFされるものであり、穀稈センサ73、前処理回
転センサ75、ポテンショメータ44,45,52から
の信号が入力されるようになっている。そして、かかる
信号に応じてフィン角度調節モータ76及び目塞ぎ板調
節モータ46を駆動制御する。
【0021】また、制御手段77には、機体速度に応じ
たフィンポテンショ44の目標値及び目塞ぎポテンショ
45の目標値がメモリされている。かかる目標値は、図
3(a)及び(b)に示す如く機体速度の増加に応じて
ステップ状に増加する。具体的には、前処理回転センサ
75により検知される機体速度がV1,V2,V3と増
加すると、フィンポテンショ44の目標値F0からF
1,F2,F3へと増加し、また目塞ぎポテンショ45
の目標値はM0から、M1,M2,M3へと増加する。
たフィンポテンショ44の目標値及び目塞ぎポテンショ
45の目標値がメモリされている。かかる目標値は、図
3(a)及び(b)に示す如く機体速度の増加に応じて
ステップ状に増加する。具体的には、前処理回転センサ
75により検知される機体速度がV1,V2,V3と増
加すると、フィンポテンショ44の目標値F0からF
1,F2,F3へと増加し、また目塞ぎポテンショ45
の目標値はM0から、M1,M2,M3へと増加する。
【0022】ついで、上記実施例の作用について説明す
る。
る。
【0023】図1の左方向にある前処理部(刈取り部)
にて刈り取られた作物は、まず株搬送チェーンにより自
動脱穀装置1の入口まで搬送される。その後、前記作物
の穀稈はフィードチェーン7により挟持され、穂が第1
扱胴2にかまされた状態で図1の右方へ搬送される。こ
れにより穂は脱穀され、脱穀処理の終ったわらは別の排
わらチェーン8により後処理装置(図示せず)に搬送さ
れる。
にて刈り取られた作物は、まず株搬送チェーンにより自
動脱穀装置1の入口まで搬送される。その後、前記作物
の穀稈はフィードチェーン7により挟持され、穂が第1
扱胴2にかまされた状態で図1の右方へ搬送される。こ
れにより穂は脱穀され、脱穀処理の終ったわらは別の排
わらチェーン8により後処理装置(図示せず)に搬送さ
れる。
【0024】前記第1扱胴2において脱穀作用を受け揺
動流穀板20上に落ちた穀粒は、揺動流穀板20上を図
1右方に移動しチャフシーブ23の開口部から漏下して
1番ラセン32の方へ落ちる。かかる穀粒は、1番ラセ
ン32の回転に伴ないその軸方向に送られ、次に揚穀ラ
セン31の回転に伴ないその軸に沿って押し上げられ
る。このような搬送により、穀粒はグレンタンク(不図
示)に貯えられる。
動流穀板20上に落ちた穀粒は、揺動流穀板20上を図
1右方に移動しチャフシーブ23の開口部から漏下して
1番ラセン32の方へ落ちる。かかる穀粒は、1番ラセ
ン32の回転に伴ないその軸方向に送られ、次に揚穀ラ
セン31の回転に伴ないその軸に沿って押し上げられ
る。このような搬送により、穀粒はグレンタンク(不図
示)に貯えられる。
【0025】このとき、ストロラック22は不図示の駆
動装置により揺動運動をし、また唐みファン30及び吸
引ファン55は前述の如く風を一定方向に発生させるた
め、完全に穀粒、くず、わらを選別する。不要なわら等
は、吸引ファン55より自動脱穀装置1外部に排出され
る。
動装置により揺動運動をし、また唐みファン30及び吸
引ファン55は前述の如く風を一定方向に発生させるた
め、完全に穀粒、くず、わらを選別する。不要なわら等
は、吸引ファン55より自動脱穀装置1外部に排出され
る。
【0026】一方、前記第1扱胴2によっては完全に脱
穀が終わっていない穂及びしいなは、前記受網5から漏
下しないため第1扱胴2の回転に伴ない受網5の上を移
動し、第2扱胴3に送られる。そして、これらの穂等は
第2扱胴3によって再び処理され、該処理された穀粒は
スイングシーブ41、チャフシーブ23を漏下して1番
ラセン32へ落ち、前記と同様にグレンタンクに貯えら
れる。処理の終わっていない穂等は、2番ラセン35、
縦送りラセン36により、再び第2扱胴3に戻される。
穀が終わっていない穂及びしいなは、前記受網5から漏
下しないため第1扱胴2の回転に伴ない受網5の上を移
動し、第2扱胴3に送られる。そして、これらの穂等は
第2扱胴3によって再び処理され、該処理された穀粒は
スイングシーブ41、チャフシーブ23を漏下して1番
ラセン32へ落ち、前記と同様にグレンタンクに貯えら
れる。処理の終わっていない穂等は、2番ラセン35、
縦送りラセン36により、再び第2扱胴3に戻される。
【0027】次に、機体速度による開度制御部77aの
作用を、図4に沿って説明する。
作用を、図4に沿って説明する。
【0028】まず、オペレータは、刈り取る作物の種類
に応じてダイヤルを設定する(S1)。フロートセンサ
51のポテンショメータ52には一定の電圧(例えば5
V)が印加されており、出力電圧は0Vよりも大きく該
一定の電圧よりも小さくなるはずである。従って、ポテ
ンショメータ52の出力電圧(以下、フロートセンサ値
とする)がこの間の電圧を示すときは正常と判断する
(S2)。
に応じてダイヤルを設定する(S1)。フロートセンサ
51のポテンショメータ52には一定の電圧(例えば5
V)が印加されており、出力電圧は0Vよりも大きく該
一定の電圧よりも小さくなるはずである。従って、ポテ
ンショメータ52の出力電圧(以下、フロートセンサ値
とする)がこの間の電圧を示すときは正常と判断する
(S2)。
【0029】このようにポテンショメータ52が正常と
判断された場合は、フロートセンサ値(H)がしきい値
H1以上か否かを判断し(S3)、しきい値H1以下の
場合は、ランクアップフラグは0であり、機体の走行速
度V1,V2,V3に応じて(S4)、スイングシーブ
41のフィン位置をF1,F2,F3に制御し、目塞ぎ
板42の目塞ぎ位置をM1,M2,M3に制御する(S
6,S7,S8)。このような制御は、作物の刈り取り
が進みフロートセンサ値がしきい値H1を超えたと判断
した後(S5)も一定時間(タイマーT3により決めら
れる)だけ行われる。ここで、前記フロートセンサのし
きい値H1は、前記ダイヤル設定に応じて変わるもので
ある。選別精度上最適な穀粒の量は、作物の種類によっ
て異なるためである。
判断された場合は、フロートセンサ値(H)がしきい値
H1以上か否かを判断し(S3)、しきい値H1以下の
場合は、ランクアップフラグは0であり、機体の走行速
度V1,V2,V3に応じて(S4)、スイングシーブ
41のフィン位置をF1,F2,F3に制御し、目塞ぎ
板42の目塞ぎ位置をM1,M2,M3に制御する(S
6,S7,S8)。このような制御は、作物の刈り取り
が進みフロートセンサ値がしきい値H1を超えたと判断
した後(S5)も一定時間(タイマーT3により決めら
れる)だけ行われる。ここで、前記フロートセンサのし
きい値H1は、前記ダイヤル設定に応じて変わるもので
ある。選別精度上最適な穀粒の量は、作物の種類によっ
て異なるためである。
【0030】このようにフロートセンサ値Hがしきい値
H1を超えて一定時間経過した後はタイマーT3のカウ
ントが終了し(S10)、ランクアップフラグが“1”
だけ増えるため(S11)、フィン及び目塞ぎ板の開度
が開き気味に制御される。即ち、機体の走行速度V1,
V2,V3に応じて、フィン位置はランクアップしてF
2,F3,F4となるよう制御され、目塞ぎ位置はM
2,M3,M4となるように制御される(S7,S8,
S9)。この制御も、タイマーT4により一定時間保持
され、この間はランクアップは行われない(S12)。
H1を超えて一定時間経過した後はタイマーT3のカウ
ントが終了し(S10)、ランクアップフラグが“1”
だけ増えるため(S11)、フィン及び目塞ぎ板の開度
が開き気味に制御される。即ち、機体の走行速度V1,
V2,V3に応じて、フィン位置はランクアップしてF
2,F3,F4となるよう制御され、目塞ぎ位置はM
2,M3,M4となるように制御される(S7,S8,
S9)。この制御も、タイマーT4により一定時間保持
され、この間はランクアップは行われない(S12)。
【0031】一方、フロートセンサ51のポテンショメ
ータ52がショート等により所定の範囲外(例えば、0
V)の電圧を出力したときは(S2)、フィン位置及び
目塞ぎ位置は共に1段だけ開き側にランクアップされる
(S13)。また、警報も発せられる(S14)。
ータ52がショート等により所定の範囲外(例えば、0
V)の電圧を出力したときは(S2)、フィン位置及び
目塞ぎ位置は共に1段だけ開き側にランクアップされる
(S13)。また、警報も発せられる(S14)。
【0032】前述した前処理回転センサ75は、前処理
部(刈取り部)のギヤの回転速度を非接触で検出して信
号を出力し、制御手段77は、該信号を機体速度として
読み替えてフィンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ
45の目標値を決める。現実のフィン開度及び目塞ぎ板
の開度はフィンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ4
5からの信号により求まるため、制御手段77は、かか
るポテンショ44,45からの信号が目標値に一致する
ように各モータ46,76を駆動制御する。
部(刈取り部)のギヤの回転速度を非接触で検出して信
号を出力し、制御手段77は、該信号を機体速度として
読み替えてフィンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ
45の目標値を決める。現実のフィン開度及び目塞ぎ板
の開度はフィンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ4
5からの信号により求まるため、制御手段77は、かか
るポテンショ44,45からの信号が目標値に一致する
ように各モータ46,76を駆動制御する。
【0033】次に、コンバイン回行時制御部77bの作
用を図5に沿って説明する。
用を図5に沿って説明する。
【0034】刈取り作業をする場合には、オペレータ
が、作物の種類に応じて制御位置設定を行い設定ダイヤ
ルを希望のモードにし(S20)、前記穀粒漏下量を制
御するために制御手段の自動スイッチ71を「ON」に
し(S21)、作業機クラッチ72を「入」にして作業
機へ動力を伝える(S22)。かかる場合に穀稈センサ
73がONとなり(S23)、前処理回転センサ75が
前処理部のギヤが回転中であると検出すると(S2
4)、制御手段77のタイマーは作動せず、前述の如く
通常の機体速度に応じた制御が行われる(S26,S2
7)。そして、刈取り作業が不要ないわゆる回行時に、
前処理回転が停止すると、穀稈センサ73及び前処理回
転センサ75が信号を発して(S23,S24)、制御
手段77内のタイマー1がスタートする(S25)。但
し、該タイマー1で所定の時間(4〜5秒間)が経過す
るまでは、通常のフィン制御(S26)と目塞ぎ制御
(S27)とが継続して行われる。しかし前記タイマー
1で所定の時間(4〜5秒間)が経過すると(S28,
S29)、フィン及び目塞ぎ板は共に閉位置まで移動す
る(S30)と共に、別のタイマー2がカウントを開始
する(S31)。そして、タイマー2によりカウントさ
れる所定時間(4〜5秒間)はフィン及び目塞ぎ板共に
閉位置の状態に保持され、タイマー2によるカウント終
了後(S32)は再び通常のフィン制御及び目塞ぎ制御
が行われる(S26,S27)。
が、作物の種類に応じて制御位置設定を行い設定ダイヤ
ルを希望のモードにし(S20)、前記穀粒漏下量を制
御するために制御手段の自動スイッチ71を「ON」に
し(S21)、作業機クラッチ72を「入」にして作業
機へ動力を伝える(S22)。かかる場合に穀稈センサ
73がONとなり(S23)、前処理回転センサ75が
前処理部のギヤが回転中であると検出すると(S2
4)、制御手段77のタイマーは作動せず、前述の如く
通常の機体速度に応じた制御が行われる(S26,S2
7)。そして、刈取り作業が不要ないわゆる回行時に、
前処理回転が停止すると、穀稈センサ73及び前処理回
転センサ75が信号を発して(S23,S24)、制御
手段77内のタイマー1がスタートする(S25)。但
し、該タイマー1で所定の時間(4〜5秒間)が経過す
るまでは、通常のフィン制御(S26)と目塞ぎ制御
(S27)とが継続して行われる。しかし前記タイマー
1で所定の時間(4〜5秒間)が経過すると(S28,
S29)、フィン及び目塞ぎ板は共に閉位置まで移動す
る(S30)と共に、別のタイマー2がカウントを開始
する(S31)。そして、タイマー2によりカウントさ
れる所定時間(4〜5秒間)はフィン及び目塞ぎ板共に
閉位置の状態に保持され、タイマー2によるカウント終
了後(S32)は再び通常のフィン制御及び目塞ぎ制御
が行われる(S26,S27)。
【0035】これにより、作物の刈取りの一時的な停止
に伴なって穀粒漏下量制御手段40の開度を所定位置に
閉塞するタイミングは、前記穀稈センサ73及び前処理
回転センサ75からの信号が制御手段60に入力された
と同時でなく一定時間経過後である。従って、刈取りが
停止しても選別部の穀粒量がほとんど変化しない一定時
間は、穀粒の選別が通常通り行われているため、穀粒が
機外に排出されてしまったり、2番還元による損傷を回
避できる。
に伴なって穀粒漏下量制御手段40の開度を所定位置に
閉塞するタイミングは、前記穀稈センサ73及び前処理
回転センサ75からの信号が制御手段60に入力された
と同時でなく一定時間経過後である。従って、刈取りが
停止しても選別部の穀粒量がほとんど変化しない一定時
間は、穀粒の選別が通常通り行われているため、穀粒が
機外に排出されてしまったり、2番還元による損傷を回
避できる。
【0036】また、前記穀粒漏下量制御手段40の閉塞
は一定時間に限られ、選別作業が長く停止されることも
ない。従って、比較的軽いわら等の不要物は機外に排出
されるが、穀粒の排出はほとんどなく、また穀粒の2番
還元による損傷もほとんどないという効果を奏する。
は一定時間に限られ、選別作業が長く停止されることも
ない。従って、比較的軽いわら等の不要物は機外に排出
されるが、穀粒の排出はほとんどなく、また穀粒の2番
還元による損傷もほとんどないという効果を奏する。
【0037】なお、上記実施例においては、フィンポテ
ンショ及び目塞ぎ板のポテンショの目標値を機体速度に
合せて3段階にステップ状に変化させたが、これに限る
必要はなく、もっと細かく変化させてもよい。
ンショ及び目塞ぎ板のポテンショの目標値を機体速度に
合せて3段階にステップ状に変化させたが、これに限る
必要はなく、もっと細かく変化させてもよい。
【0038】また、上記実施例においては穀粒漏下量制
御手段40として、スイングシーブ41及び目塞ぎ板4
2を用いたが、いずれか一方でもよい。
御手段40として、スイングシーブ41及び目塞ぎ板4
2を用いたが、いずれか一方でもよい。
【図1】本発明に係るコンバインの選別制御装置の説明
図。
図。
【図2】制御手段77の説明図。
【図3】(a)はフィン開度の目標値と機体速度との関
係を示す図、(b)は目塞ぎ板の開度の目標値と機体速
度との関係を示す図。
係を示す図、(b)は目塞ぎ板の開度の目標値と機体速
度との関係を示す図。
【図4】フィン開度及び目塞ぎ板の開度を機体速度に応
じて制御する場合の作動説明図。
じて制御する場合の作動説明図。
【図5】本発明に係る制御手段77のコンバイン回行時
における作動説明図。
における作動説明図。
【符号の説明】 1 自動脱穀装置 2 第1扱胴 3 第2扱胴 7 フィードチェーン 20 揺動流穀板 22 ストロラック 23 チャフシーブ 40 穀粒漏下量制御手段 41 スイングシーブ 42 目塞ぎ板 44 ポテンショメータ 45 ポテンショメータ 51 フロートセンサ 73 検知手段(穀稈センサ) 75 検知手段(前処理回転センサ) 77 制御手段 77b コンバイン回行時制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 コンバインの選別制御装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの選別制御
装置に係り、詳しくは自脱形コンバイン等の回行時にお
ける選別部の作動を制御する制御装置に関する。
装置に係り、詳しくは自脱形コンバイン等の回行時にお
ける選別部の作動を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンバインの自動脱穀装置に
おける穀粒の選別精度は、選別部に供給される穀粒の量
(単位時間当りの供給量)に依存することが知られてお
り、例えば、コンバインの回行時に作物の刈り取りが停
止し、前記選別部へ供給される穀粒の供給量が減少した
場合には、わら等の不要物が穀粒と共に選別網を漏下し
易くなって選別精度が悪化してしまうことが知られてい
る。
おける穀粒の選別精度は、選別部に供給される穀粒の量
(単位時間当りの供給量)に依存することが知られてお
り、例えば、コンバインの回行時に作物の刈り取りが停
止し、前記選別部へ供給される穀粒の供給量が減少した
場合には、わら等の不要物が穀粒と共に選別網を漏下し
易くなって選別精度が悪化してしまうことが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる問題を回避する
ため、前処理部から自動脱穀装置へ搬送される穀稈の有
無を穀稈検出手段により検出し、該穀稈検出手段が穀稈
の非存在を検出した場合には選別部における穀粒の漏下
能力を小さくし、選別網からワラ等の不要物が穀粒と共
に漏下するのを防止することが考えられる。しかし、こ
の場合、例えば前処理部で穀稈を狭持した状態のままで
前処理駆動が停止したり、又穀稈検出手段にワラ屑等が
引っ掛かったりすると、自動脱穀装置へ穀稈が供給され
ていない状態にも係わらず穀稈検出手段が穀稈を検出
し、この結果、選別部の漏下能力が小さくならないから
選別網からワラ等の不要物が穀粒と共に漏下し、選別精
度が悪化してしまうという問題があった。
ため、前処理部から自動脱穀装置へ搬送される穀稈の有
無を穀稈検出手段により検出し、該穀稈検出手段が穀稈
の非存在を検出した場合には選別部における穀粒の漏下
能力を小さくし、選別網からワラ等の不要物が穀粒と共
に漏下するのを防止することが考えられる。しかし、こ
の場合、例えば前処理部で穀稈を狭持した状態のままで
前処理駆動が停止したり、又穀稈検出手段にワラ屑等が
引っ掛かったりすると、自動脱穀装置へ穀稈が供給され
ていない状態にも係わらず穀稈検出手段が穀稈を検出
し、この結果、選別部の漏下能力が小さくならないから
選別網からワラ等の不要物が穀粒と共に漏下し、選別精
度が悪化してしまうという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、コンバインの回行時に
おいて穀粒の選別制度が著しく悪化することを防止する
ことを目的とするものである。
おいて穀粒の選別制度が著しく悪化することを防止する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、自動脱穀装置(1)の選別
部における穀粒の漏下量を制御する穀粒漏下量制御手段
(40)を備えてなるコンバインにおいて、前処理部か
ら前記自動脱穀装置(1)への搬送穀稈の有無を検出す
る穀稈検出手段(73)と、前処理部の作動状態を検出
する前処理回転検出手段(75)とを備え、前記穀稈検
出手段(73)が前処理部の穀稈非存在を検出するか、
或いは前処理回転検出手段(75)が前処理部の作動停
止を検出するか、どちらか一方が成されたことに基づい
て、前記穀粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置
まで閉塞するよう構成したことを特徴とする。
みてなされたものであって、自動脱穀装置(1)の選別
部における穀粒の漏下量を制御する穀粒漏下量制御手段
(40)を備えてなるコンバインにおいて、前処理部か
ら前記自動脱穀装置(1)への搬送穀稈の有無を検出す
る穀稈検出手段(73)と、前処理部の作動状態を検出
する前処理回転検出手段(75)とを備え、前記穀稈検
出手段(73)が前処理部の穀稈非存在を検出するか、
或いは前処理回転検出手段(75)が前処理部の作動停
止を検出するか、どちらか一方が成されたことに基づい
て、前記穀粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置
まで閉塞するよう構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】以上構成に基づき、コンバインにおいて、例え
ば回行時に前処理部から自動脱穀装置(1)への穀稈の
供給が停止した場合に、穀稈検出手段(73)が前処理
部の穀稈非存在を検出するか、或いは前処理回転検出手
段(75)が前処理部の作動停止を検出するかして信号
を発すると、かかる信号を受けた制御手段(77)は穀
粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置まで閉塞
し、前記自動脱穀装置(1)の選別部における穀粒の漏
下量を抑える。
ば回行時に前処理部から自動脱穀装置(1)への穀稈の
供給が停止した場合に、穀稈検出手段(73)が前処理
部の穀稈非存在を検出するか、或いは前処理回転検出手
段(75)が前処理部の作動停止を検出するかして信号
を発すると、かかる信号を受けた制御手段(77)は穀
粒漏下量制御手段(40)の開度を所定位置まで閉塞
し、前記自動脱穀装置(1)の選別部における穀粒の漏
下量を抑える。
【0007】
【発明の効果】以下説明したように、本発明によると前
処理部から自動脱穀装置への穀稈の供給停止を、穀稈検
出手段(73)及び前処理回転検出手段(75)に基づ
いて検知することにより、穀稈検出手段(73)のみに
基づいて検知した場合のように、自動脱穀装置へ穀稈が
供給されていない状態にも係わらず穀稈検出手段が穀稈
を検出し、この結果、選別部の漏下能力が小さくならな
いから選別網からワラ等の不要物が穀粒と共に漏下して
しまうという不具合がなく、良好な選別を行うことがで
きる。
処理部から自動脱穀装置への穀稈の供給停止を、穀稈検
出手段(73)及び前処理回転検出手段(75)に基づ
いて検知することにより、穀稈検出手段(73)のみに
基づいて検知した場合のように、自動脱穀装置へ穀稈が
供給されていない状態にも係わらず穀稈検出手段が穀稈
を検出し、この結果、選別部の漏下能力が小さくならな
いから選別網からワラ等の不要物が穀粒と共に漏下して
しまうという不具合がなく、良好な選別を行うことがで
きる。
【0008】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
するものであるが、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0010】まず、自脱形コンバインの自動脱穀装置1
の一般的構造を図1に沿って説明する。
の一般的構造を図1に沿って説明する。
【0011】自脱形コンバインの自動脱穀装置1は第1
及び第2扱胴2,3を備えており、両扱胴2,3は穀稈
の送給方向(図1の右方向)に沿った回転軸のまわりに
回転自在にそれぞれ支持されている。これら2つの扱胴
2,3は外周面に扱歯を有しており、その外周面から所
定の距離だけ離れたところには扱胴2,3の略下方を覆
うように受網5,6がそれぞれ配設されている。また、
前記第1扱胴2の近傍にはその回転軸方向に沿ってフィ
ードチェーン7が設けられており、該フィードチェーン
7は、その一端が株搬送チェーン(図示しない)の一端
に近接するよう設けられており、また他端は排わらチェ
ーン8の一端に近接するよう設けられている。
及び第2扱胴2,3を備えており、両扱胴2,3は穀稈
の送給方向(図1の右方向)に沿った回転軸のまわりに
回転自在にそれぞれ支持されている。これら2つの扱胴
2,3は外周面に扱歯を有しており、その外周面から所
定の距離だけ離れたところには扱胴2,3の略下方を覆
うように受網5,6がそれぞれ配設されている。また、
前記第1扱胴2の近傍にはその回転軸方向に沿ってフィ
ードチェーン7が設けられており、該フィードチェーン
7は、その一端が株搬送チェーン(図示しない)の一端
に近接するよう設けられており、また他端は排わらチェ
ーン8の一端に近接するよう設けられている。
【0012】一方、前記第1扱胴2の下方には、揺動流
穀板20が設けられており、また前記第2扱胴3の下方
及びその下流側にはストロラック22及びチャフシーブ
23等が配設されている。該揺動流穀板20,チャフシ
ーブ23は、図示しない駆動源により揺動されるよう構
成されており、チャフシーブ23は穀粒を漏下すべく網
状形状をしている。また、揺動流穀板20の下方には、
図示しない駆動源により回転駆動される唐みファン30
が配置されており、ストロラック22の上方には同じく
回転駆動される吸入ファン55が配置され、またストロ
ラック22の下方には排塵ファン54が配置されてい
る。これらのファン30,54,55は、穀粒よりも軽
い不要物を自動脱穀装置1外へ排出すべく唐みファン3
0から吸入ファン55及び排塵ファン54の方向への風
を起こしている。
穀板20が設けられており、また前記第2扱胴3の下方
及びその下流側にはストロラック22及びチャフシーブ
23等が配設されている。該揺動流穀板20,チャフシ
ーブ23は、図示しない駆動源により揺動されるよう構
成されており、チャフシーブ23は穀粒を漏下すべく網
状形状をしている。また、揺動流穀板20の下方には、
図示しない駆動源により回転駆動される唐みファン30
が配置されており、ストロラック22の上方には同じく
回転駆動される吸入ファン55が配置され、またストロ
ラック22の下方には排塵ファン54が配置されてい
る。これらのファン30,54,55は、穀粒よりも軽
い不要物を自動脱穀装置1外へ排出すべく唐みファン3
0から吸入ファン55及び排塵ファン54の方向への風
を起こしている。
【0013】一方、チャフシーブ23の下方には1番ラ
セン32が配置されており、該1番ラセン32には揚穀
ラセン31が連係されている。これらのラセン31は、
不図示の駆動源により回転駆動されるラセン状の歯をも
つ軸状のものであり、チャフシーブ23等から漏下して
きた穀粒をグレンタンク(不図示)へ搬送する。また、
この1番ラセン32の右方には、該ラセン32と平行に
2番ラセン35が配置されており、該2番ラセン35に
は第2扱胴3部分に連通する縦送りラセン36が連係さ
れている。
セン32が配置されており、該1番ラセン32には揚穀
ラセン31が連係されている。これらのラセン31は、
不図示の駆動源により回転駆動されるラセン状の歯をも
つ軸状のものであり、チャフシーブ23等から漏下して
きた穀粒をグレンタンク(不図示)へ搬送する。また、
この1番ラセン32の右方には、該ラセン32と平行に
2番ラセン35が配置されており、該2番ラセン35に
は第2扱胴3部分に連通する縦送りラセン36が連係さ
れている。
【0014】次に、本発明に係るコンバインの選別制御
装置の構造につき説明する。
装置の構造につき説明する。
【0015】穀粒漏下量制御手段40は、スイングシー
ブ41及び目塞ぎ板42を有しており、スイングシーブ
41は、第2の扱胴3部分から漏下する穀粒の量を制御
し、また目塞ぎ板42は、チャフシーブ23の上面を所
定量塞ぎ、揺動流穀板20から搬送される穀粒及びスイ
ングシーブ41から流下する穀粒の漏下量を制御する。
ブ41及び目塞ぎ板42を有しており、スイングシーブ
41は、第2の扱胴3部分から漏下する穀粒の量を制御
し、また目塞ぎ板42は、チャフシーブ23の上面を所
定量塞ぎ、揺動流穀板20から搬送される穀粒及びスイ
ングシーブ41から流下する穀粒の漏下量を制御する。
【0016】このうち、スイングシーブ41は、上端縁
が枢支された回動自在のフィンが多数設けられてなるル
ーバー状のもので、不図示のモータ及びリンク機構によ
り開閉される。かかるスイングシーブ41の1つのフィ
ンの下端には、後端がポテンショメータ44(以下、フ
ィンポテンショという)に連結されたワイヤ47の一端
が取り付けられている。
が枢支された回動自在のフィンが多数設けられてなるル
ーバー状のもので、不図示のモータ及びリンク機構によ
り開閉される。かかるスイングシーブ41の1つのフィ
ンの下端には、後端がポテンショメータ44(以下、フ
ィンポテンショという)に連結されたワイヤ47の一端
が取り付けられている。
【0017】一方、目塞ぎ板42は、前記チャフシーブ
23の上面に載置されており、全閉時にはチャフシーブ
23を覆う形状のものである。この目塞ぎ板42は、一
端縁にブラケットを介して取り付けられたラック50が
チャフシーブ23の上方でかつ該シーブ23と平行に移
動することにより、チャフシーブ23の塞ぎ量(開度)
を調整する構成となっている。このラック50にも、前
記フィンと同様に、後端がポテンショメータ45(以
下、目塞ぎポテンショという)に連結されたワイヤ47
の一端が取り付けられている。
23の上面に載置されており、全閉時にはチャフシーブ
23を覆う形状のものである。この目塞ぎ板42は、一
端縁にブラケットを介して取り付けられたラック50が
チャフシーブ23の上方でかつ該シーブ23と平行に移
動することにより、チャフシーブ23の塞ぎ量(開度)
を調整する構成となっている。このラック50にも、前
記フィンと同様に、後端がポテンショメータ45(以
下、目塞ぎポテンショという)に連結されたワイヤ47
の一端が取り付けられている。
【0018】また、揺動流穀板20の上方には、中央部
が装置全体に回転自在に支持されたフロートセンサ51
が配設されている。このフロートセンサ51の一端には
ローラ51aが回転自在に支持されており、他端は別の
ポテンショメータ52が連係されている。前記ローラ5
1aは供給される穀粒層の上面を転がり、かつ該穀粒の
量(積載された穀粒の層厚)に応じて該ローラ51aが
上下し、その穀粒の量をポテンショメータ52が検知す
る。
が装置全体に回転自在に支持されたフロートセンサ51
が配設されている。このフロートセンサ51の一端には
ローラ51aが回転自在に支持されており、他端は別の
ポテンショメータ52が連係されている。前記ローラ5
1aは供給される穀粒層の上面を転がり、かつ該穀粒の
量(積載された穀粒の層厚)に応じて該ローラ51aが
上下し、その穀粒の量をポテンショメータ52が検知す
る。
【0019】制御手段77は、図2の詳示するように、
コンバインの走行速度(以下、機体速度とする)に応じ
た制御を行う制御部77aと、コンバインの回行時にお
ける制御を行う制御部77bとを有する。具体的には、
自動スイッチ71及び作業機スイッチ72によってON
−OFFされるものであり、穀稈センサ(穀稈検出手
段)73、前処理回転センサ(前処理回転検出手段)7
5、ポテンショメータ44,45,52からの信号が入
力されるようになっている。そして、かかる信号に応じ
てフィン角度調節モータ76及び目塞ぎ板調節モータ4
6を駆動制御する。穀稈センサ73は前処理部から自動
脱穀装置への搬送穀稈の有無を検出するセンサであり、
前処理部に設けられている。
コンバインの走行速度(以下、機体速度とする)に応じ
た制御を行う制御部77aと、コンバインの回行時にお
ける制御を行う制御部77bとを有する。具体的には、
自動スイッチ71及び作業機スイッチ72によってON
−OFFされるものであり、穀稈センサ(穀稈検出手
段)73、前処理回転センサ(前処理回転検出手段)7
5、ポテンショメータ44,45,52からの信号が入
力されるようになっている。そして、かかる信号に応じ
てフィン角度調節モータ76及び目塞ぎ板調節モータ4
6を駆動制御する。穀稈センサ73は前処理部から自動
脱穀装置への搬送穀稈の有無を検出するセンサであり、
前処理部に設けられている。
【0020】また、制御手段77には、機体速度に応じ
たフィンポテンショ44の目標値及び目塞ぎポテンショ
45の目標値がメモリされている。かかる目標値は、図
3(a)及び(b)に示す如く機体速度の増加に応じて
ステップ状に増加する。具体的には、前処理回転センサ
75により検知される機体速度がV1,V2,V3と増
加すると、フィンポテンショ44の目標値F0からF
1,F2,F3へと増加し、また目塞ぎポテンショ45
の目標値はM0から、M1,M2,M3へと増加する。
たフィンポテンショ44の目標値及び目塞ぎポテンショ
45の目標値がメモリされている。かかる目標値は、図
3(a)及び(b)に示す如く機体速度の増加に応じて
ステップ状に増加する。具体的には、前処理回転センサ
75により検知される機体速度がV1,V2,V3と増
加すると、フィンポテンショ44の目標値F0からF
1,F2,F3へと増加し、また目塞ぎポテンショ45
の目標値はM0から、M1,M2,M3へと増加する。
【0021】ついで、上記実施例の作用について説明す
る。
る。
【0022】図1の左方向にある前処理部(図示せず)
にて刈り取られた作物は、まず株搬送チェーンにより自
動脱穀装置1の入口まで搬送される。その後、前記作物
の穀稈はフィードチェーン7により挟持され、穂が第1
扱胴2にかまされた状態で図1の右方へ搬送される。こ
れにより穂は脱穀され、脱穀処理の終ったわらは別の排
わらチェーン8により後処理装置(図示せず)に搬送さ
れる。
にて刈り取られた作物は、まず株搬送チェーンにより自
動脱穀装置1の入口まで搬送される。その後、前記作物
の穀稈はフィードチェーン7により挟持され、穂が第1
扱胴2にかまされた状態で図1の右方へ搬送される。こ
れにより穂は脱穀され、脱穀処理の終ったわらは別の排
わらチェーン8により後処理装置(図示せず)に搬送さ
れる。
【0023】前記第1扱胴2において脱穀作用を受け揺
動流穀板20上に落ちた穀粒は、揺動流穀板20上を図
1右方に移動しチャフシーブ23の開口部から漏下して
1番ラセン32の方へ落ちる。かかる穀粒は、1番ラセ
ン32の回転に伴ないその軸方向に送られ、次に揚穀ラ
セン31の回転に伴ないその軸に沿って押し上げられ
る。このような搬送により、穀粒はグレンタンク(不図
示)に貯えられる。
動流穀板20上に落ちた穀粒は、揺動流穀板20上を図
1右方に移動しチャフシーブ23の開口部から漏下して
1番ラセン32の方へ落ちる。かかる穀粒は、1番ラセ
ン32の回転に伴ないその軸方向に送られ、次に揚穀ラ
セン31の回転に伴ないその軸に沿って押し上げられ
る。このような搬送により、穀粒はグレンタンク(不図
示)に貯えられる。
【0024】このとき、ストロラック22は不図示の駆
動装置により揺動運動をし、また唐みファン30及び吸
引ファン55は前述の如く風を一定方向に発生させるた
め、完全に穀粒、くず、わらを選別する。不要なわら等
は、吸引ファン55より自動脱穀装置1外部に排出され
る。
動装置により揺動運動をし、また唐みファン30及び吸
引ファン55は前述の如く風を一定方向に発生させるた
め、完全に穀粒、くず、わらを選別する。不要なわら等
は、吸引ファン55より自動脱穀装置1外部に排出され
る。
【0025】一方、前記第1扱胴2によっては完全に脱
穀が終わっていない穂等は、前記受網5から漏下しない
ため第1扱胴2の回転に伴ない受網5の上を移動し、第
2扱胴3に送られる。そして、これらの穂等は第2扱胴
3によって再び処理され、該処理された穀粒はスイング
シーブ41、チャフシーブ23を漏下して1番ラセン3
2へ落ち、前記と同様にグレンタンクに貯えられる。処
理の終わっていない穂等は、2番ラセン35、縦送りラ
セン36により、再び第2扱胴3に戻される。
穀が終わっていない穂等は、前記受網5から漏下しない
ため第1扱胴2の回転に伴ない受網5の上を移動し、第
2扱胴3に送られる。そして、これらの穂等は第2扱胴
3によって再び処理され、該処理された穀粒はスイング
シーブ41、チャフシーブ23を漏下して1番ラセン3
2へ落ち、前記と同様にグレンタンクに貯えられる。処
理の終わっていない穂等は、2番ラセン35、縦送りラ
セン36により、再び第2扱胴3に戻される。
【0026】次に、機体速度による開度制御部77aの
作用を、図4に沿って説明する。
作用を、図4に沿って説明する。
【0027】まず、オペレータは、刈り取る作物の種類
に応じてダイヤルを設定する(S1)。フロートセンサ
51のポテンショメータ52には一定の電圧(例えば5
V)が印加されており、出力電圧は0Vよりも大きく該
一定の電圧よりも小さくなるはずである。従って、ポテ
ンショメータ52の出力電圧(以下、フロートセンサ値
とする)がこの間の電圧を示すときは正常と判断する
(S2)。
に応じてダイヤルを設定する(S1)。フロートセンサ
51のポテンショメータ52には一定の電圧(例えば5
V)が印加されており、出力電圧は0Vよりも大きく該
一定の電圧よりも小さくなるはずである。従って、ポテ
ンショメータ52の出力電圧(以下、フロートセンサ値
とする)がこの間の電圧を示すときは正常と判断する
(S2)。
【0028】このようにポテンショメータ52が正常と
判断された場合は、フロートセンサ値(H)がしきい値
H1以上か否かを判断し(S3)、しきい値H1以下の
場合は、ランクアップフラグは0であり、機体の走行速
度V1,V2,V3に応じて(S4)、スイングシーブ
41のフィン位置をF1,F2,F3に制御し、目塞ぎ
板42の目塞ぎ位置をM1,M2,M3に制御する(S
6,S7,S8)。このような制御は、作物の刈り取り
が進みフロートセンサ値がしきい値H1を超えたと判断
した後(S5)も一定時間(タイマーT3により決めら
れる)だけ行われる。ここで、前記フロートセンサのし
きい値H1は、前記ダイヤル設定に応じて変わるもので
ある。選別精度上最適な穀粒の量は、作物の種類によっ
て異なるためである。
判断された場合は、フロートセンサ値(H)がしきい値
H1以上か否かを判断し(S3)、しきい値H1以下の
場合は、ランクアップフラグは0であり、機体の走行速
度V1,V2,V3に応じて(S4)、スイングシーブ
41のフィン位置をF1,F2,F3に制御し、目塞ぎ
板42の目塞ぎ位置をM1,M2,M3に制御する(S
6,S7,S8)。このような制御は、作物の刈り取り
が進みフロートセンサ値がしきい値H1を超えたと判断
した後(S5)も一定時間(タイマーT3により決めら
れる)だけ行われる。ここで、前記フロートセンサのし
きい値H1は、前記ダイヤル設定に応じて変わるもので
ある。選別精度上最適な穀粒の量は、作物の種類によっ
て異なるためである。
【0029】このようにフロートセンサ値Hがしきい値
H1を超えて一定時間経過した後はタイマーT3のカウ
ントが終了し(S10)、ランクアップフラグが“1”
だけ増えるため(S11)、フィン及び目塞ぎ板の開度
が開き気味に制御される。即ち、機体の走行速度V1,
V2,V3に応じて、フィン位置はランクアップしてF
2,F3,F4となるよう制御され、目塞ぎ位置はM
2,M3,M4となるように制御される(S7,S8,
S9)。この制御も、タイマーT4により一定時間保持
され、この間はランクアップは行われない(S12)。
H1を超えて一定時間経過した後はタイマーT3のカウ
ントが終了し(S10)、ランクアップフラグが“1”
だけ増えるため(S11)、フィン及び目塞ぎ板の開度
が開き気味に制御される。即ち、機体の走行速度V1,
V2,V3に応じて、フィン位置はランクアップしてF
2,F3,F4となるよう制御され、目塞ぎ位置はM
2,M3,M4となるように制御される(S7,S8,
S9)。この制御も、タイマーT4により一定時間保持
され、この間はランクアップは行われない(S12)。
【0030】一方、フロートセンサ51のポテンショメ
ータ52がショート等により所定の範囲外(例えば、0
V)の電圧を出力したときは(S2)、フィン位置及び
目塞ぎ位置は共に1段だけ開き側にランクアップされる
(S13)。また、警報も発せられる(S14)。
ータ52がショート等により所定の範囲外(例えば、0
V)の電圧を出力したときは(S2)、フィン位置及び
目塞ぎ位置は共に1段だけ開き側にランクアップされる
(S13)。また、警報も発せられる(S14)。
【0031】前述した前処理回転センサ75は、前処理
部のギヤの回転速度を非接触で検出して信号を出力し、
制御手段77は、該信号を機体速度として読み替えてフ
ィンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ45の目標値
を決める。現実のフィン開度及び目塞ぎ板の開度はフィ
ンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ45からの信号
により求まるため、制御手段77は、かかるポテンショ
44,45からの信号が目標値に一致するように各モー
タ46,76を駆動制御する。
部のギヤの回転速度を非接触で検出して信号を出力し、
制御手段77は、該信号を機体速度として読み替えてフ
ィンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ45の目標値
を決める。現実のフィン開度及び目塞ぎ板の開度はフィ
ンポテンショ44及び目塞ぎポテンショ45からの信号
により求まるため、制御手段77は、かかるポテンショ
44,45からの信号が目標値に一致するように各モー
タ46,76を駆動制御する。
【0032】次に、コンバイン回行時制御部77bの作
用を図5に沿って説明する。
用を図5に沿って説明する。
【0033】刈取り作業をする場合には、オペレータ
が、作物の種類に応じて制御位置設定を行い設定ダイヤ
ルを希望のモードにし(S20)、前記穀粒漏下量を制
御するために制御手段の自動スイッチ71を「ON」に
し(S21)、作業機クラッチ72を「入」にして作業
機へ動力を伝える(S22)。かかる場合に穀稈センサ
73がONとなり(S23)、前処理回転センサ75が
前処理部のギヤが回転中であると検出すると(S2
4)、制御手段77のタイマーは作動せず、前述の如く
通常の機体速度に応じた制御が行われる(S26,S2
7)。そして、刈取り作業が不要ないわゆる回行時に、
前処理部から自動脱穀装置1への穀稈の供給が停止した
場合に、穀稈センサ73或いは前処理回転センサ75が
それを検出して、つまりは穀稈センサ73が前処理部の
穀稈非存在を検出するか、或いは前処理回転センサ75
が前処理部のギヤの回転が停止していることを検出する
かして信号を発すると(S23,S24)、制御手段7
7内のタイマー1がスタートする(S25)。但し、該
タイマー1で所定の時間(4〜5秒間)が経過するまで
は、通常のフィン制御(S26)と目塞ぎ制御(S2
7)とが継続して行われる。しかし前記タイマー1で所
定の時間(4〜5秒間)が経過すると(S28,S2
9)、フィン及び目塞ぎ板は共に閉位置まで移動する
(S30)と共に、別のタイマー2がカウントを開始す
る(S31)。そして、タイマー2によりカウントされ
る所定時間(4〜5秒間)はフィン及び目塞ぎ板共に閉
位置の状態に保持され、タイマー2によるカウント終了
後(S32)は再び通常のフィン制御及び目塞ぎ制御が
行われる(S26,S27)。
が、作物の種類に応じて制御位置設定を行い設定ダイヤ
ルを希望のモードにし(S20)、前記穀粒漏下量を制
御するために制御手段の自動スイッチ71を「ON」に
し(S21)、作業機クラッチ72を「入」にして作業
機へ動力を伝える(S22)。かかる場合に穀稈センサ
73がONとなり(S23)、前処理回転センサ75が
前処理部のギヤが回転中であると検出すると(S2
4)、制御手段77のタイマーは作動せず、前述の如く
通常の機体速度に応じた制御が行われる(S26,S2
7)。そして、刈取り作業が不要ないわゆる回行時に、
前処理部から自動脱穀装置1への穀稈の供給が停止した
場合に、穀稈センサ73或いは前処理回転センサ75が
それを検出して、つまりは穀稈センサ73が前処理部の
穀稈非存在を検出するか、或いは前処理回転センサ75
が前処理部のギヤの回転が停止していることを検出する
かして信号を発すると(S23,S24)、制御手段7
7内のタイマー1がスタートする(S25)。但し、該
タイマー1で所定の時間(4〜5秒間)が経過するまで
は、通常のフィン制御(S26)と目塞ぎ制御(S2
7)とが継続して行われる。しかし前記タイマー1で所
定の時間(4〜5秒間)が経過すると(S28,S2
9)、フィン及び目塞ぎ板は共に閉位置まで移動する
(S30)と共に、別のタイマー2がカウントを開始す
る(S31)。そして、タイマー2によりカウントされ
る所定時間(4〜5秒間)はフィン及び目塞ぎ板共に閉
位置の状態に保持され、タイマー2によるカウント終了
後(S32)は再び通常のフィン制御及び目塞ぎ制御が
行われる(S26,S27)。
【0034】これにより、作物の刈取りの一時的な停止
に伴なって穀粒漏下量制御手段40の開度を所定位置に
閉塞するタイミングは、前記穀稈センサ73及び前処理
回転センサ75からの信号が制御手段60に入力された
と同時でなく一定時間経過後である。従って、刈取りが
停止しても選別部の穀粒量がほとんど変化しない一定時
間は、穀粒の選別が通常通り行われているため、穀粒が
機外に排出されてしまったり、2番還元による損傷を回
避できる。
に伴なって穀粒漏下量制御手段40の開度を所定位置に
閉塞するタイミングは、前記穀稈センサ73及び前処理
回転センサ75からの信号が制御手段60に入力された
と同時でなく一定時間経過後である。従って、刈取りが
停止しても選別部の穀粒量がほとんど変化しない一定時
間は、穀粒の選別が通常通り行われているため、穀粒が
機外に排出されてしまったり、2番還元による損傷を回
避できる。
【0035】また、前記穀粒漏下量制御手段40の閉塞
は一定時間に限られ、選別作業が長く停止されることも
ない。従って、比較的軽いわら等の不要物は機外に排出
されるが、穀粒の排出はほとんどなく、また穀粒の2番
還元による損傷もほとんどないという効果を奏する。
は一定時間に限られ、選別作業が長く停止されることも
ない。従って、比較的軽いわら等の不要物は機外に排出
されるが、穀粒の排出はほとんどなく、また穀粒の2番
還元による損傷もほとんどないという効果を奏する。
【0036】なお、上記実施例においては、フィンポテ
ンショ及び目塞ぎ板のポテンショの目標値を機体速度に
合せて3段階にステップ状に変化させたが、これに限る
必要はなく、もっと細かく変化させてもよい。
ンショ及び目塞ぎ板のポテンショの目標値を機体速度に
合せて3段階にステップ状に変化させたが、これに限る
必要はなく、もっと細かく変化させてもよい。
【0037】また、上記実施例においては穀粒漏下量制
御手段40として、スイングシーブ41及び目塞ぎ板4
2を用いたが、いずれか一方でもよい。
御手段40として、スイングシーブ41及び目塞ぎ板4
2を用いたが、いずれか一方でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインの選別制御装置の説明
図。
図。
【図2】制御手段77の説明図。
【図3】(a)はフィン開度の目標値と機体速度との関
係を示す図、(b)は目塞ぎ板の開度の目標値と機体速
度との関係を示す図。
係を示す図、(b)は目塞ぎ板の開度の目標値と機体速
度との関係を示す図。
【図4】フィン開度及び目塞ぎ板の開度を機体速度に応
じて制御する場合の作動説明図。
じて制御する場合の作動説明図。
【図5】本発明に係る制御手段77のコンバイン回行時
における作動説明図。
における作動説明図。
【符号の説明】 1 自動脱穀装置 2 第1扱胴 3 第2扱胴 7 フィードチェーン 20 揺動流穀板 22 ストロラック 23 チャフシーブ 40 穀粒漏下量制御手段 41 スイングシーブ 42 目塞ぎ板 44 ポテンショメータ(フィンポテンショ) 45 ポテンショメータ(目塞ぎポテンショ) 51 フロートセンサ 73 穀稈検出手段(穀稈センサ) 75 前処理回転検出手段(前処理回転センサ) 77 制御手段 77b コンバイン回行時制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 刈取り部、走行装置及び自動脱穀装置を
備えてなるコンバインにおいて、 前記自動脱穀装置の選別部における穀粒の漏下量を制御
する穀粒漏下量制御手段と、 前記刈取り部から前記自動脱穀装置への穀稈の供給が停
止したことを検知する検知手段と、 該検知手段による穀稈の供給停止検知から一定時間後、
前記穀粒漏下量制御手段の開度を所定位置に閉塞し、更
に該閉塞から所定時間後、前記穀粒漏下量制御手段を所
定設定開度に開くように制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするコンバインの選別制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5956899A JP3162035B2 (ja) | 1991-09-09 | 1999-03-08 | コンバインの選別制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5956899A JP3162035B2 (ja) | 1991-09-09 | 1999-03-08 | コンバインの選別制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3257047A Division JP3015542B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | コンバインの選別制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11275942A true JPH11275942A (ja) | 1999-10-12 |
| JP3162035B2 JP3162035B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=13116986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5956899A Expired - Fee Related JP3162035B2 (ja) | 1991-09-09 | 1999-03-08 | コンバインの選別制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3162035B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107231898A (zh) * | 2016-03-28 | 2017-10-10 | 约翰迪尔(天津)有限公司 | 联合收割机用回送盘、脱粒清选装置及联合收割机 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5103892B2 (ja) | 2006-05-26 | 2012-12-19 | 富士通株式会社 | 先着学習方法、中継装置および中継装置用プログラム |
| CN110420982B (zh) * | 2019-08-09 | 2021-09-28 | 山西阳煤九洲节能环保科技有限责任公司 | 一种生态型土壤修复方法 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP5956899A patent/JP3162035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107231898A (zh) * | 2016-03-28 | 2017-10-10 | 约翰迪尔(天津)有限公司 | 联合收割机用回送盘、脱粒清选装置及联合收割机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3162035B2 (ja) | 2001-04-25 |
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Legal Events
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