JPH11275968A - 積み重ね苗箱分離装置 - Google Patents

積み重ね苗箱分離装置

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JPH11275968A
JPH11275968A JP7956498A JP7956498A JPH11275968A JP H11275968 A JPH11275968 A JP H11275968A JP 7956498 A JP7956498 A JP 7956498A JP 7956498 A JP7956498 A JP 7956498A JP H11275968 A JPH11275968 A JP H11275968A
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JP
Japan
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box
seedling box
seedling
boxes
vertical
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Application number
JP7956498A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishijima
尚 西嶋
Masato Yamaguchi
正人 山口
Yoshiaki Goto
義昭 後藤
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積み重ねられた苗箱を最上段のものから1枚
ずつ簡単かつ迅速に取って分離していくことができるよ
うにする。 【解決手段】 積み重ね苗箱Nに対して相対上下動する
保持枠92に爪保持体96を設け、この爪保持体96に
苗箱Nの対辺を引っ掛ける掛け爪97を一対枢支し、こ
の掛け爪97を積み重ね最上段の苗箱Nの対辺の周縁N
aに対して上から相対下降するときに上向き揺動して逃
がしかつ下から相対上昇するときに略水平姿勢に維持し
て周縁Naに引っ掛ける爪姿勢制御手段98を前記爪保
持体96に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み重ね苗箱を1
枚ずつ分離させるための積み重ね苗箱分離装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】稲や野菜の育苗作業では、播種機で播種
した苗箱を多数枚積み重ねてトロッコ台車等に載せ、そ
のまま緑化室に運搬して緑化させ、発芽後に苗箱をハウ
ス(硬化ハウス)内に運搬して、数百〜千枚単位で並べ
て緑化及び/又は硬化処理をしている。この場合の発芽
後の苗箱は、運搬効率を上げるために多数枚積み重ねら
れたままであり、ハウス内への展開は人為的に行われ
る。
【0003】また、前記トロッコ台車から苗箱自動棚差
装置を使って緑化台車に移し、この緑化台車で緑化室に
運搬して緑化させ、硬化ハウス内に運搬する方法もあ
る。この場合の苗箱自動棚差装置は、多数枚の積み重ね
苗箱を昇降機構で一旦持ち上げ、下から2番目以上の苗
箱をストッパで受持し、最下位の苗箱を下降して搬送
し、これをエレベータで持ち上げて棚に差す構成となっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】苗箱の展開・回収を狭
い敷地内で能率よく行うために機械化する技術の開発が
要望されている。多数枚積み重ね苗箱は分離してコンベ
ヤ等に移載する必要があるが、前記苗箱自動棚差装置は
大きすぎて苗箱を自動的に展開する装置には搭載し難
く、また、積み重ね苗箱を最下位から抜き取るため、分
離の行程・動作が複雑でかつ1サイクルに時間がかか
り、苗箱の自動展開には適用し難いものである。
【0005】本発明は、積み重ねられた苗箱を最上段の
ものから1枚ずつ簡単かつ迅速に取って分離していくこ
とができるようにした積み重ね苗箱分離装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、積み重ね苗箱Nに対して
相対上下動する保持枠92に爪保持体96を設け、この
爪保持体96に苗箱Nの対辺を引っ掛ける掛け爪97を
一対枢支し、この掛け爪97を積み重ね最上段の苗箱N
の対辺の周縁Naに対して上から相対下降するときに上
向き揺動して逃がしかつ下から相対上昇するときに略水
平姿勢に維持して周縁Naに引っ掛ける爪姿勢制御手段
98を前記爪保持体96に設けていることである。
【0007】これによって、保持枠92を相対昇降する
だけで、掛け爪97が退避状態から略水平姿勢になっ
て、積み重ね苗箱Nの最上段のものを引っ掛けて、他の
積み重ね苗箱Nから迅速に分離する。本発明における課
題解決のための第2の具体的手段は、第1の具体的手段
に加えて、前記保持枠92を積み重ね苗箱Nを内部に収
める支持フレーム86に昇降自在に設け、掛け爪97を
積み重ね最上段の苗箱Nの対辺の周縁Naより下方まで
下降した後に上昇させて苗箱Nを引っ掛けて持ち上げる
べく、保持枠92を昇降させる昇降手段93を設けてい
ることである。
【0008】これによって、積み重ね苗箱Nを昇降する
ことなく、保持枠92を昇降手段93で昇降させるだけ
の単純な動作で、掛け爪97に迅速な苗箱引っ掛け動作
をさせる。本発明における課題解決のための第3の具体
的手段は、第2の具体的手段に加えて、支持フレーム8
6は前後及び左右に4枚を多段に積み重ねた苗箱Nを収
納し、保持枠92は前後及び左右4枚の苗箱Nを同時に
引っ掛ける爪保持体96及び掛け爪97を有することで
ある。
【0009】これによって、4枚の苗箱Nの積み重ね苗
箱分離を同時にでき、分離作業が能率化される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、1は苗箱対地処理機と
して、苗箱展開機Aと苗箱回収機Bとに変更可能にした
苗箱展開回収機の全体を示している。この苗箱展開回収
機1は、中央に歩道を形成しながら、左右各2枚以上複
数枚の苗箱Nを横長状態にして横並びに同時に展開しか
つ左右各2枚ずつ回収できる構成である。
【0011】前記苗箱展開回収機1は、作業ユニット3
とメインユニット4とから構成され、作業ユニット3は
大別して、展開作業ユニット3Aと回収作業ユニット3
Bとを備えている。なお、以下の説明において、前側と
は苗箱Nを展開する側であり、作業ユニット3は展開時
に後進し、回収時に前進する。
【0012】展開作業ユニット3Aは図1〜7に示して
おり、メインユニット4側に取り付けられる支持フレー
ム5と、この支持フレーム5に後部が枢支連結された縦
横搬送機構(搬送装置)6Aと、支持フレーム5側に設
けられていて縦横搬送機構6Aを傾動させる傾動機構7
とを有する。回収作業ユニット3Bは図1、8〜11に
示しており、メインユニット4側に取り付けられる支持
フレーム5と、この支持フレーム5に後部が枢支連結さ
れた縦横搬送機構6Bと、支持フレーム5側に設けられ
ていて縦横搬送機構6Bを傾動させる傾動機構7と、支
持フレーム5又はメインユニット4側に取り付けられる
箱取り上げ機構8とを備えている。
【0013】前記展開作業ユニット3Aと回収作業ユニ
ット3Bの支持フレーム5及び傾動機構7は共通であ
り、縦横搬送機構6A、6Bが択一的に支持フレーム5
に取り付けられ、箱取り上げ機構8はメインユニット4
側に着脱自在に固定される。メインユニット4は、クロ
ーラ式走行機体9と、この走行機体9上に配置された箱
受渡手段10と、箱受渡手段10に跨がって配置された
箱昇降機構11と、箱昇降機構11の後方側に配置され
た箱出入機構12とを備えており、前記展開作業ユニッ
ト3Aと回収作業ユニット3Bの共通装置である支持フ
レーム5及び傾動機構7は、走行機体9に常設されてい
る。
【0014】図1〜9において、展開作業ユニット3A
及び回収作業ユニット3B共通の支持フレーム5は、横
部材及び縦部材を組み合わせて平面視四角枠形状に形成
されており、前部に左右一対の係合部15を設け、左右
側部にステー16を立設しており、走行機体9に着脱自
在に固定され、前部左右にブラケット17を介して側面
視略L字状の傾動部材18の屈曲部を枢支している。
【0015】傾動部材18は略L字状の下部が腕状にな
っていて前方に延設され、上部に油圧シリンダ等のアク
チュエータ19が連結されている。このアクチュエータ
19はステー16に支持されているが、箱昇降機構11
のフレームに支持してもよく、伸張することにより腕を
下向き傾斜させる。前記支持フレーム5、傾動部材18
及びアクチュエータ19等によって縦横搬送機構(搬送
装置)6の傾動機構7が構成されている。
【0016】なお、前記支持フレーム5を走行機体9か
ら左右一対の板材を突出して形成したり、傾動部材18
を1本の腕部材で形成してそれと支持フレーム5との間
にアクチュエータ19を設けたりしてもよい。図1〜7
において、展開作業ユニット3Aの縦横搬送機構6A
は、型鋼を縦横に組んだ搬送枠21Aと、この搬送枠2
1A内の左右方向2組以上、例えば、各5組のローラコ
ンベヤ22及び搬送枠21Aの前面側の駆動ローラ23
とで形成された縦搬送手段24と、搬送枠21A内の中
央側に配置された前後2組の横搬送手段25とを有し、
縦搬送手段24と横搬送手段25とは左右一対設けられ
ていて、走行機体9中心線に対して左右対称形状となっ
ている。
【0017】左右一対の縦搬送手段24は通路Lを形成
する寸法だけ分離配置されている。各縦搬送手段24の
ローラコンベヤ22は遊転ローラを採用しており、1組
のローラコンベヤ22上には横長の苗箱Nを前後2枚載
置可能であり、駆動ローラ23は搬送枠21Aの前面側
にブラケット26を介して支持された回転軸27にコロ
28を設けており、この回転軸27は搬送枠21A側面
のチェーン伝動手段等の伝動手段29を介してモータ3
0で駆動可能になっている。
【0018】前記ローラコンベヤ22は駆動ローラでも
よいが、前搬送手段24では前部の駆動ローラ23のみ
が前送りの駆動部となっている。中央側のローラコンベ
ヤ22は後方の箱受渡手段10から苗箱Nが搬入する位
置にあり、その前部には進出自在なストッパ(図示して
いない)が設けられていて、箱受渡手段10から搬入さ
れた苗箱Nが落ちないようになっている。
【0019】前記ブラケット26の先端には、各組のロ
ーラコンベヤ22の延長上でかつ接地可能な接地輪31
が支持されている。この接地輪31は縦搬送手段24の
前端を支持すると共に、地面に敷設した苗箱Nを後方か
ら押して揃える役目もする。前記横搬送手段25は、中
央1本の軸25Aにスプロケットを遊転自在に支持し、
左右各軸25Bにスプロケットを固定し、中央と左右の
スプロケット間にチェーン32を巻き掛け、このチェー
ン32に苗箱Nと係合する係合部材を設けたものであ
り、中央側ローラコンベヤ22の隙間に配置されてい
る。
【0020】前記左右各軸25Bはモータ25Cからの
動力が逆方向に伝動されており、左右チェーン32が逆
向きに移動することにより、その上に搬入されてきた前
後2枚の苗箱Nを左右外方へ1箱分押動する。従って、
横搬送手段25は、その上に搬入されてきた苗箱Nを1
箱分押動するだけで、縦搬送手段24上に所定枚数の苗
箱Nを並べることができ、しかもそれが左右同時に行わ
れるので、縦横搬送機構6Aにおける左右重量バランス
が良好に維持される。
【0021】前記搬送枠21Aの後下部には左右一対の
枢支軸33が設けられており、この枢支軸33は前記支
持フレーム5の係合部15に上方から係脱自在に係合さ
れる。係合状態の枢支軸33は略L字状の傾動部材18
の枢支点と同心であるが、前後又は上下にずれていても
よい。傾動部材18の腕部先端は搬送枠21Aに設けた
当接部材34に接離自在になっており、アクチュエータ
19で傾動部材18を上向き揺動することにより、搬送
枠21Aを枢支軸33を中心にして持ち上げ揺動し、縦
横搬送機構6Aを略水平姿勢にし、アクチュエータ19
を逆作動して傾動部材18を下向き揺動することによ
り、搬送枠21Aを枢支軸33を中心にして下降し、縦
横搬送機構6Aを接地輪31が接地する前下向き姿勢に
傾倒する。
【0022】接地輪31が接地した状態から傾動部材1
8をさらに若干下向き揺動して、傾動部材18を搬送枠
21Aから離すと、縦横搬送機構6Aは地面の凹凸に追
従するフローティング状態になる。なお、搬送枠21A
の左右両端又は中途部に車輪を設けて、縦横搬送機構6
Aの重量をその車輪で支持し、接地輪31を地面から僅
かに浮き上がらせてもよい。また、縦横搬送機構6Aは
左右の片側だけでも、苗箱Nの前後搬送及び横搬送はで
きる。
【0023】前記縦横搬送機構6Aの搬送枠21A及び
縦搬送手段24は、走行機体9の側縁に略相当する位置
とこの走行機体側縁相当位置と外端との間の位置とに折
り畳み連結部35が形成されており、折り畳み連結部3
5は前後軸回りに折り畳み可能であり、回転軸27も折
り畳み連結部35に対応する位置で自在継手を介して連
結されている。
【0024】左右の縦横搬送機構6Aを各2ヵ所で搬送
枠21Aの外端側を上方に持ち上げる方向に折り畳むこ
とにより、図4に示すように、作業ユニット3Aがメイ
ンユニット4の正面側投影域内に収まり、メインユニッ
ト4が通過できる間口であれば、苗箱展開回収機1全体
が通過できるようになっている。左右の縦横搬送機構6
Aは折り畳み連結部35の左右位置が若干ずれていて、
左右外側部は折り畳まれたときに、メインユニット4の
正面側で上下にずれて配置され、衝突することがない。
【0025】前記折り畳み連結部35は左右縦横搬送機
構6Aの幅が狭い場合、走行機体側縁略相当位置か走行
機体側縁相当位置と外端との間の位置か、どちらか一方
に形成される。図8、9において、回収作業ユニット3
Bの縦横搬送機構6Bは、型鋼を縦横に組んだ搬送枠2
1Bと、この搬送枠21B内の中央側駆動コンベヤ37
及び側部側駆動コンベヤ38で形成された縦搬送手段3
9と、搬送枠21B内の側部側駆動コンベヤ38とオー
バラップする位置に配置された2組の横搬送手段40と
を有する。
【0026】中央側駆動コンベヤ37及び側部側駆動コ
ンベヤ38は走行機体9中心線に対して左右対称形状で
あるが、2組の横搬送手段40は左右で前後に1箱分ず
れている。前記縦搬送手段39の左右の中央側駆動コン
ベヤ37は1個のモータ41からの動力をチェーン伝動
手段等の伝動手段で伝達しており、各中央側駆動コンベ
ヤ37のローラ軸が外側の側部側駆動コンベヤ38のロ
ーラ軸と継手を介して連結されていて、側部側駆動コン
ベヤ38を同期駆動するようになっている。
【0027】前記中央側駆動コンベヤ37は側部側駆動
コンベヤ38より後方に若干長く形成され、後方の箱受
渡手段10への苗箱Nの搬出が可能になっており、ま
た、側部側駆動コンベヤ38の先端外側は切欠42が形
成され、搬送枠21Bの前側部が側部側駆動コンベヤ3
8で回収されない地上の苗箱Nと干渉しないようになっ
ている。
【0028】前記横搬送手段40はモータ43A、43
Bによって駆動される一対のスプロケットにチェーンを
巻き掛け、このチェーンに苗箱Nと係合する係合部材を
設けたものであり、各側部側駆動コンベヤ38のローラ
隙間に配置されていて、その上に搬入されてきた苗箱N
を中央側駆動コンベヤ37上へ1箱分押動する。左側の
苗箱Nは左側駆動コンベヤ38の後端まで移動可能であ
るが、右側の苗箱Nは右側横搬送手段40の後方にスト
ッパ45が設けられていて、それ以上は後方移動しない
ようになっている。このストッパ45は固定でも進退自
在でもよい。
【0029】前記縦横搬送機構6Bも縦横搬送機構6A
と同様に、搬送枠21B及び縦搬送手段38は、走行機
体9の側縁に略相当する位置に折り畳み連結部35が形
成されており、折り畳み連結部35は前後軸回りに折り
畳み可能であり、縦搬送手段39の中央側駆動コンベヤ
37と側部側駆動コンベヤ38とを接続している自在継
手が対応している。
【0030】左右の縦横搬送機構6Bを各1ヵ所で外端
側を上方に持ち上げる方向に折り畳むことにより、図4
と同様に、作業ユニット3Bがメインユニット4の正面
側投影域内に収まり、メインユニット4が通過できる間
口であれば、苗箱展開回収機1全体が通過できるように
なっている。なお、後述する箱取り上げ機構8は折り畳
み連結部35で折り畳み可能にするか、走行機体9から
離脱させる。
【0031】図9に示す縦横搬送機構6Bでは、横長の
苗箱Nを横1列4枚同時に縦搬送手段39上に載せて後
方へ移動し、右2枚の苗箱Nがストッパ45で停止した
後も左2枚の苗箱Nを搬送枠21Bの後端まで移動す
る。そして、右2枚の苗箱Nを右側横搬送手段40で中
央側へ移動すると共に、それより後方にずれている左2
枚の苗箱Nを左側横搬送手段40で中央側へ移動し、搬
送枠21Bの中央で計4枚の苗箱Nを前後左右に配置
し、その状態で中央側駆動コンベヤ37を再駆動して全
苗箱Nを後方へ搬出する。
【0032】このように左右2枚ずつ計4枚の苗箱Nを
同時に回収すると、左右での苗箱Nの横搬送が略対称に
なって、重量バランスが良好になる。図8〜11におい
て、箱取り上げ機構8は縦横搬送機構6Bに対応して横
1列4枚の苗箱Nを1度に取り上げ可能であり、箱昇降
機構11又は支持フレーム5等からステーを突出してそ
のステーに取り付けられていて、前方に突出した前フレ
ーム51と、この前フレーム51に左右方向複数組設け
られた引掛具52と、引掛具52を強制的に後上方へ跳
ね上げて苗箱Nから離脱させる強制離脱手段56と、強
制離脱手段56の作動を規制しているストッパ手段57
と、ストッパ手段57を強制解除して引掛具52を退避
させる退避手段58と、強制離脱手段56を引掛具52
が略垂下する位置まで戻す戻し手段59と、動作を制御
する制御手段65とを有している。
【0033】前記引掛具52は、前フレーム51の角部
材51Aに設けた支持軸54に1枚の苗箱Nに対して3
本が独立揺動自在に遊嵌しており、その下部は側面視略
L字形状(鉤形状)の掛け爪部52Aを形成していて、
その掛け爪部52Aを略接地した状態(図10のイ状
態)でメインユニット4の前進に伴い、その上部の前進
移動で各苗箱Nの周縁Naに下方から引っ掛ける。
【0034】この引掛具52が引っ掛かった状態(図1
0のロ状態)で苗箱Nが移動しないので、上部を中心に
円弧運動し、後上方へ円弧移動により苗箱Nを前部を中
心に後部を持ち上げる(図10のハ状態)。そして、引
掛具52は苗箱Nを持ち上げた状態(図1のハ状態)で
縦横搬送機構6Bの前部上方にあり、この状態からさら
に引掛具52の上部が前進すると、一定角度以上揺動し
たときに周縁Naが掛け爪部52Aより上位部分で当接
して、てこ作用により掛け爪部52Aが周縁Naから外
れ(自然離脱角度、図10のニ状態)、苗箱Nは落下す
るように縦横搬送機構6B上に載置される。
【0035】引掛具52はてこ作用により掛け爪部52
Aが周縁Naから外れる前に、すなわち、揺動角度が前
記自然離脱角度になる前に強制離脱手段56によって強
制的に跳ね上げられて離脱される(強制離脱角度)。こ
の引掛具52を強制的に離脱させ、またセット位置に戻
す機構及び作用を次に示す。
【0036】回収作業ユニット3Bを横並びの苗箱Nに
対向させて前進させる。このとき、センサ65Aが跳ね
上げ部材60を検出するか、又はセンサ65Bが跳ね上
げ部材60を検出しないと、引掛具22が略垂下状態イ
にあるので、作業ユニット3Bはそのまま前進され、そ
うでないと、制御部66を介してモータ64を1正転さ
せ、戻し手段59を駆動して、セットレバー59Aで跳
ね上げ部材60を下向き揺動させ、ストッパ手段57を
作動させて跳ね上げ部材60をセット位置に保持し、セ
ンサ65Aで検出させる。
【0037】引掛具52が略垂下状態イにセットされる
と、回収作業ユニット3Bの前進が開始されて引掛具5
2が引きずられ、その掛け爪部52Aが展開されていた
各苗箱Nに引っ掛かる。そして苗箱Nは前端を中心に後
部が引き上げられ、引掛具52は支持軸54を中心に後
上方へ円弧軌道を描きながら一定角度まで揺動し、自然
離脱角度になる直前で、引掛具52がストッパ部材62
の解除レバー部62Aと当接してこれを回動する。
【0038】ストッパ部材62が解除されると、跳ね上
げ部材60が付勢部材61の弾発力で衝撃的に跳ね上げ
られ、全引掛具52を強制的に跳ね上げ、掛け爪部52
Aを苗箱Nから離脱させる。これによって苗箱Nは後部
が縦横搬送機構6Bの上に落下される。このようにし
て、各苗箱Nに対応した複数の引掛具52で苗箱Nを持
ち上げ、縦横搬送機構6B上に移載し、苗箱Nが縦横搬
送機構6B上に完全に載ったのを見てから前進ボタンを
押して、又はセンサ65Bが跳ね上げ部材60を検出し
てから設定時間後にモータ64を1正転させ、戻し手段
59を駆動して、セットレバー59Aで跳ね上げ部材6
0を押し下げ、跳ね上げ部材60をオーバランさせた後
にセット位置に戻し、セットレバー59Aを上昇させた
後、再び箱取り上げ機構11に前記苗箱取り上げ動作を
行わせる。
【0039】所要の苗箱Nの回収が完了したとき、又は
何らかの理由により作業ユニット3Bを後進させると
き、後進ボタンを押すと、センサ65Aが跳ね上げ部材
60を検出するか、又はセンサ65Bが跳ね上げ部材6
0を検出しないと、引掛具52が垂下状態イにあるの
で、作業ユニット3Bをそのまま後進させると、引きず
り状態の引掛具52が地面に食い込むようにつっかえる
ことになるので、制御部66を介してモータ64を1逆
転させ、退避手段58を駆動する。
【0040】短い回転アーム64Aは逆転によりリリー
スレバー58Aを揺動してストッパ手段57の解除レバ
ー部62Aを押動し、ストッパ部材62を解除して跳ね
上げ部材60を跳ね上げ、全引掛具52を強制的に跳ね
上げ退避させる。図2〜9において、メインユニット4
上の箱受渡手段10は左右一対あって走行機体9の前部
に位置し、各箱受渡手段10はコロ式の第1移動手段6
8、チェーン式の第2移動手段69、ローラ式の受け手
段70及びデバイダ73を有し、これらは全て走行機体
9に設けてもよいが、チェーン式の第2移動手段69及
びローラ式の受け手段70は支持フレーム5に支持され
ている。
【0041】中央1個のモータ71からの動力をチェー
ン伝動手段を介して左右第1移動手段68のコロ軸に伝
達すると共に左右第2移動手段69にも伝達しており、
第2移動手段69はチェーンに係合片72を設けてあっ
て、苗箱Nの前後端を引っ掛けて押動する構成となって
おり、受け手段70はこの第2移動手段69で移動する
苗箱Nを受持している。
【0042】前記箱受渡手段10は、メインユニット4
に展開作業ユニット3Aが装着される場合は、第1移動
手段68に載置された苗箱Nを第2移動手段69で縦横
搬送機構6A上まで押動し、回収作業ユニット3Bが装
着される場合は、縦横搬送機構6Bの縦搬送手段39で
送られてきた苗箱Nを第2移動手段69を介して第1移
動手段68上まで移動させ、縦横搬送機構6A、6Bと
の苗箱Nの受渡を行う。
【0043】この第2移動手段69から第1移動手段6
8へ苗箱Nが移動するとき、左右第2移動手段69間の
後部に位置するデバイダ73が苗箱Nの左右間隔を設定
し、内外受け部材79A、80Aに対して苗箱Nが正規
の位置になるように修正する。前記箱受渡手段10は、
第1移動手段68又は第2移動手段69を長く形成し
て、それのみで構成することも可能であり、第1移動手
段68と第2移動手段69とを別個のモータで駆動して
もよい。
【0044】箱昇降機構11は図1〜5、8、9に示さ
れており、左右箱受渡手段10の第1移動手段68に跨
がって配置されていて、前後左右計4枚の苗箱Nを上下
に間隔をおいて昇降可能であり、苗箱展開時には左右各
第1移動手段68に対して苗箱Nを前後2枚ずつ供給
し、苗箱回収時には左右各第1移動手段68から苗箱N
を前後2枚ずつ取り上げ、その後方側に配置された箱出
入機構12へ受渡を行う。
【0045】前記箱昇降機構11は、走行機体9に固定
の機構枠76と、この機構枠76に支持されていて左右
各苗箱Nを1段ずつ上下に間隔を空けて昇降する箱多段
昇降手段77と、この箱多段昇降手段77上の全苗箱N
を後方へ押し出すプッシャ手段78とを有する。このプ
ッシャ手段78は苗箱回収作業時のみ使用されるもの
で、機構枠76に対して着脱自在にしておいてもよい。
【0046】箱多段昇降手段77は、横長配置の苗箱N
を前後2枚同時にかつそれを左右同時に昇降するように
左右対称構造となっていて、左右の構造は、内側チェー
ン79と外側チェーン80とを前後に一対有し、前後の
内側チェーン79に架設した受け部材79Aと前後の外
側チェーン80に架設した受け部材80Aとで前後2枚
セットの苗箱Nを受持する。
【0047】前記受け部材79A、80Aは正面視L字
状のアングル材が使用されており、苗箱Nを受持した状
態で下降して第1移動手段68に移載可能であり、また
逆転することにより、第1移動手段68上の苗箱Nを上
昇しながら取り上げ可能になっている。内外チェーン7
9、80は機構枠76に支持されたスプロケットに掛け
られているが、内側チェーン79は箱多段昇降手段77
の中央部で巻き掛ける空間が少ないため、図4に示すよ
うに、外側チェーン80より外側に配置したアイドラス
プロケット81を介して大きく迂回して巻き掛けられて
いる。
【0048】プッシャ手段78は機構枠76に支持され
た油圧シリンダ等のアクチュエータ82と、このアクチ
ュエータ82のシリンダロッド等に設けられた押し部材
83とを有し、アクチュエータ82の作動で押し部材8
3を内外受け部材79A、80A間に押動可能になって
いて、回収作業時に箱多段昇降手段77が第1移動手段
68から持ち上げた苗箱Nを、上下間隔のある多段状態
のまま後方へ一括して押し出すことができる。
【0049】メインユニット4の後部に配置された箱出
入機構12は、実質的には展開作業専用機構であるが、
回収作業時には育苗棚85の配置空間を形成する役目を
する。但し、箱出入機構12は展開作業時に走行機体9
から離脱しておいてもよい。図1〜3、8、9、12〜
18において、前記箱出入機構12は、走行機体9に固
定の基台87に4本支柱88を立設しかつ前後支柱88
上部間を連結して支持フレーム86を形成しており、こ
の支持フレーム86に積み重ね箱分離装置91を備え、
内部空間に受け台89に載置した積み重ね苗箱Nを収納
可能になっている。
【0050】受け台89は苗箱運搬用であって、その上
に横長配置の苗箱Nを前後2枚をセットとしそのセット
が左右一対のものを載置している。前後左右計4枚の苗
箱Nは箱間に後述の掛け爪97が入り得る隙間が形成さ
れている。4本の支柱88内にはガイド柱88Aが配置
されていて、このガイド柱88Aに保持枠92が昇降自
在に案内されている。支持フレーム86の左右側部には
チェーン昇降手段93が設けられており、このチェーン
昇降手段93のチェーン93Aに前記保持枠92が連結
されていて、モータ94からの動力を伝動手段95を介
して伝動してチェーン93Aを駆動することにより、保
持枠92を水平姿勢で昇降できるようにしている。
【0051】積み重ね箱分離装置91は、前後左右計4
枚の苗箱Nを積み重ねたものに対して上下動する保持枠
92から、各苗箱Nの左右対向辺に対応して爪保持体9
6を垂下し、この爪保持体96に軸99を介して苗箱N
の左右対辺を引っ掛ける掛け爪97を一対枢支してい
る。この掛け爪97は前後両端の突起で苗箱Nの周縁N
aを掛止可能になっている。
【0052】爪保持体96には掛け爪97が略水平姿勢
から下向き揺動するのを規制するストッパ98が設けら
れ、このストッパ98は掛け爪姿勢制御手段を構成して
いる。図17において、掛け爪97が積み重ね最上段の
苗箱Nの対辺の周縁Naに対して上から下降するときに
その周縁Naに当たって上向き揺動して逃げ(b状
態)、下から上昇するときに爪姿勢制御手段で略水平姿
勢に維持して周縁Naに引っ掛かかるようになっている
(c状態)。
【0053】また、前記爪保持体96には前後セットの
苗箱Nにわたる長さの正面視L字状受けレール100が
L形ブラケット100a及び枢支軸101を介して枢支
されており、L形ブラケット100aには当接アーム1
02が設けられていて、上昇したときに支柱88に設け
たカム(作動部材)103と当接して、受けレール10
0を図16点線位置から実線位置まで上向き揺動させる
ようになっている。
【0054】前記カム103は左右の支柱88に設けら
れていて積み重ね箱分離装置91の中央にはなく、従っ
て当接アーム102も左右外側のL形ブラケット100
aに設けられていて中央側にはなく、そのため、左外側
の受けレール100と右内側受けレール100とは、右
外側のレール材100と左内側受けレール100とは、
それぞれ連動杆105で連結されていて、外側受けレー
ル100の揺動で内側受けレール100が連動揺動する
ようになっている。
【0055】前記当接アーム102及びカム103等で
作動部材を形成し、この作動部材及び受けレール100
等で受け取り手段104を構成しており、掛け爪97が
苗箱Nと掛合して持ち上げた後に、さらに上昇したとき
に当接アーム102がカム103と係合して受けレール
100が揺動し、受けレール100が前記掛け爪97に
代わって前後2枚の苗箱Nを受け取るようになっている
(図17のd状態)。
【0056】前記保持枠92上には、受けレール100
が受け取った前後2枚の苗箱Nを前方向に押動する押動
手段107が左右一対設けられている。この押動手段1
07は、保持枠92に前後ブラケットを介して支持され
た前後軸108、109にチェーンを巻き掛け、このチ
ェーンに苗箱Nの後部周縁Naと当接する押動板110
を取り付け、保持枠92上のモータ111から動力伝達
手段112を介して駆動するように構成されている。
【0057】押動手段107は受けレール100上の前
後2枚の苗箱Nを同時に前方向に押動して、箱多段昇降
手段77の上位に位置する内外受け部材79A、80A
に移載する。前述のように、縦横搬送機構6A、6B、
箱受渡手段10、箱昇降機構11及び箱出入機構12等
で苗箱Nを前後2枚セットにして処理すると、1枚ずつ
処理する場合よりも高速化できる。
【0058】なお、前記積み重ね箱分離装置91を含む
箱出入機構12は、チェーン昇降手段93の代わりに油
圧シリンダを用いたり、保持枠92を昇降する代わりに
受け台89を持ち上げるリフト等を使って積み重ね苗箱
Nを昇降したり、爪姿勢制御手段をソレノイド等で形成
して掛け爪97を略水平姿勢から退避姿勢に変更した
り、押動手段107をプッシャ手段78のように油圧又
は空圧シリンダで形成したしすることもできる。
【0059】また、作動部材は空圧シリンダ又はソレノ
イドで形成することもでき、その場合は、積み重ね苗箱
Nの上方であればどの位置でも、掛け爪97で持ち上げ
た苗箱Nを受けレール100で受け取り、かつ押動手段
107で箱多段昇降手段77へ押動することができるよ
うになる。回収作業時には、前記箱出入機構12は積み
重ね箱分離装置91を最上位まで上昇させておいて、そ
の下方の基台87上に育苗棚85が収納載置される。
【0060】この育苗棚85は、箱多段昇降手段77の
段数と略同段数でかつ対向する受け桟85Aを有し、プ
ッシャ手段78で箱多段昇降手段77から押し出される
前後左右計4枚の苗箱Nを全段同時に受け取り、フォー
クリフト等で機外に取り出される。次に、前記実施の形
態で示した苗箱対地処理機1を、メインユニット4に展
開作業ユニット3Aを使用可能状態にセットして、苗箱
展開機Aとした場合の苗箱展開方法を説明する。
【0061】前後左右計4枚の苗箱Nを、例えば、30
段に積み重ねた状態で載置した受け台89を、フォーク
リフトで運搬して箱出入機構12内に挿入し、苗箱展開
機Aをハウス内の展開域端部に移動する。箱出入機構1
2のチェーン昇降手段93を作動して積み重ね箱分離装
置91で最上段の前後左右4枚の苗箱Nを取り上げ、受
け取り手段104に移載された苗箱Nを押動手段107
で前方へ押動し、箱昇降機構11に供給する。
【0062】箱昇降機構11は箱出入機構12から順次
供給されてくる苗箱Nを受け部材79A、80Aで受け
取り、間欠的に降下して最下位置で第1移動手段68に
移す。第1移動手段68は受け取った苗箱Nを第2移動
手段70を介して縦横搬送機構6A上に供給する。左右
で前後2枚セットで搬入された苗箱Nは横搬送手段25
で苗箱N1枚分左右方向に横移動され、後続の苗箱Nが
入ってきたときに順次押動されて縦搬送手段24の左右
端部まで搬入される。
【0063】縦搬送手段24の左右端部まで全域に苗箱
Nが供給されると、傾動機構7が作動して縦横搬送機構
6Aを前下がり傾斜させ、かつ地面に預け、その上の全
苗箱Nを滑落させ、さらに、駆動ローラ23を駆動して
後側の苗箱Nを確実に地上に受け渡す。この受け渡しは
走行機体9を後進しながら行われる。これにより、通路
Lを挟んで、例えば、左右に5枚ずつの苗箱Nが並べら
れる。
【0064】次に、前記苗箱対地処理機1を、メインユ
ニット4に回収作業ユニット3Bを使用可能状態にセッ
トして、苗箱回収機Bとした場合の苗箱回収方法を説明
する。縦横搬送機構6Bを下向き傾斜姿勢にした状態で
走行機体9を前進させ、箱取り上げ機構8の引掛具52
で横並び4枚の苗箱Nの周縁Naを引っ掛け、さらに走
行機体9を前進させて苗箱Nの後端を持ち上げ、縦横搬
送機構6Bに移載する。
【0065】傾動機構7で縦横搬送機構6Bを略水平姿
勢にしながら、縦搬送手段39を作動して4枚の苗箱N
を後方へ移動すると、左2枚の苗箱Nは縦搬送手段39
の後端まで移動するのに対し、右2枚の苗箱Nは縦搬送
手段39の途中のストッパ45で移動が停止し、その状
態で左右横搬送手段40を作動すると、左右苗箱Nは中
央に寄せ集められ、前後2枚セットが左右一対作られ
る。
【0066】そして、縦搬送手段39を再び作動して計
4枚の苗箱Nを、第2移動手段69で後方移動しながら
デバイダ73で苗箱Nの位置修正をし、正規位置にして
から第1移動手段68に送りかつ箱昇降機構11の下部
に供給する。箱昇降機構11は搬入されてきた苗箱N
を、受け部材79A、80Aを間欠的に上昇することに
より受け取り、全段に苗箱Nが入った状態でプッシャ手
段78で後方に押し出す。
【0067】箱出入機構12には予め育苗棚85を配置
しておいて、その育苗棚85の全受け桟85Aに苗箱N
を収納する。この育苗棚85はフォークリフトで降ろさ
れかつ所要位置へ運搬される。なお、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、種々変形することが
できる。例えば、苗箱展開機A及び苗箱回収機Bは、横
長配置の苗箱Nを前後2枚セットにして、これを左右一
対で計4枚を1組にして一括処理するように構成してい
るが、苗箱Nを縦長配置にしたり、左右一対の装置を片
方のみで構成したりしてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、保持枠9
2を相対昇降するだけで、掛け爪97が退避状態から略
水平姿勢になって、最上位の苗箱Nを引っ掛けて他の積
み重ね苗箱Nと迅速に分離でき、保持枠92を昇降手段
93で簡単に昇降させて、積み重ね苗箱Nを昇降するこ
となく、掛け爪97に苗箱引っ掛け動作をさせることが
でき、また、4枚の苗箱Nの積み重ね苗箱の同時分離動
作もでき、分離作業を能率化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の苗箱対地処理機の全体を示す側面説明
図である。
【図2】苗箱展開機の全体の側面図である。
【図3】苗箱展開機の平面図である。
【図4】苗箱展開機の正面図である。
【図5】苗箱展開機の要部の平面図である。
【図6】支持フレーム及び傾動機構の側面図である。
【図7】支持フレーム及び搬送枠の平面図である。
【図8】苗箱回収機の全体の側面図である。
【図9】苗箱回収機の平面図である。
【図10】箱取り上げ機構の側面図である。
【図11】箱取り上げ機構の正面説明図である。
【図12】箱出入機構の背面図である。
【図13】箱出入機構の要部の拡大背面図である。
【図14】箱出入機構の平面図である。
【図15】箱出入機構の側面図である。
【図16】積み重ね箱分離装置の要部の背面図である。
【図17】積み重ね箱分離動作の説明図である。
【図18】箱出入機構に育苗棚を配置した背面図であ
る。
【符号の説明】
1 苗箱展開回収機 3 作業ユニット 4 メインユニット 5 支持フレーム 6 縦横搬送機構 7 傾動機構 8 箱取り上げ機構 9 走行機体 10 箱受渡手段 11 箱昇降機構 12 箱出入機構 21 搬送枠 91 積み重ね箱分離装置 A 苗箱展開機 B 苗箱回収機 N 苗箱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ね苗箱に対して相対上下動する保
    持枠に爪保持体を設け、この爪保持体に苗箱の対辺を引
    っ掛ける掛け爪を一対枢支し、この掛け爪を積み重ね最
    上段の苗箱の対辺の周縁に対して上から相対下降すると
    きに上向き揺動して逃がしかつ下から相対上昇するとき
    に略水平姿勢に維持して周縁に引っ掛ける爪姿勢制御手
    段を前記保持体に設けていることを特徴とする積み重ね
    苗箱分離装置。
  2. 【請求項2】 前記保持体を積み重ね苗箱を内部に収め
    る支持フレームに昇降自在に設け、掛け爪を積み重ね最
    上段の苗箱の対辺の周縁より下方まで下降した後に上昇
    させて苗箱を引っ掛けて持ち上げるべく、保持体を昇降
    させる昇降手段を設けていることを特徴とする請求項1
    に記載の積み重ね苗箱分離装置。
  3. 【請求項3】 支持フレームは前後及び左右に4枚を多
    段に積み重ねた苗箱を収納し、保持枠は前後及び左右4
    枚の苗箱を同時に引っ掛ける爪保持体及び掛け爪を有す
    ることを特徴とする請求項2に記載の積み重ね苗箱分離
    装置。
JP7956498A 1998-03-26 1998-03-26 積み重ね苗箱分離装置 Pending JPH11275968A (ja)

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