JPH11276304A - ベッドの天板開閉装置 - Google Patents

ベッドの天板開閉装置

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JPH11276304A
JPH11276304A JP8224198A JP8224198A JPH11276304A JP H11276304 A JPH11276304 A JP H11276304A JP 8224198 A JP8224198 A JP 8224198A JP 8224198 A JP8224198 A JP 8224198A JP H11276304 A JPH11276304 A JP H11276304A
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top plate
link
side support
opening
bed
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JP8224198A
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Kazuo Takeda
和雄 竹田
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Maruhachi Mawata Co Ltd
Original Assignee
Maruhachi Mawata Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C17/00Sofas; Couches; Beds
    • A47C17/86Parts or details specially adapted for beds, sofas or couches not fully covered by any single one of groups A47C17/02 - A47C17/84

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板を確実に開位置と閉位置との間で安定に
開閉できる、ベッドの天板開閉装置を提供する。 【解決手段】 この開閉装置4は、天板14の回動中心
側の端部に取り付けられる天板側支持体20と、ベッド
本体1の、天板14の回動中心側の端部近傍に取り付け
られるベッド本体側支持体21とを有し、天板側支持体
20とベッド本体側支持体21とにわたって第1リンク
22をその両端部22a,22bを回動自在に枢支連結
して架設し、第1リンク22よりも長さが長い第2リン
ク23の一端部23aを、天板側支持体20の第1リン
ク22の枢支連結箇所よりも天板14の回動先端側にお
いて回動自在に枢支連結し、第2リンク23の他端部2
3bをベッド本体側支持体21に回動自在に枢支連結
し、ストッパ27は、天板側支持体20がその閉位置と
開位置との間の移動範囲から外れないように規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、就寝用のベッドに
関し、特に、上面が開口したベッド本体の上部に、天板
を回動開閉自在に支持するための開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、天板の上面に敷ふとんを載せ
て使用するベッドの一例として、実公平5−17977
号公報に示されたものがある。このベッドは、図8に示
すように、上面が開口された箱体状のベッド本体100
の上部に、天板101を、ヒンジ102(腰折れリン
ク)を介して開閉可能な状態で設ける構成となってい
る。このベッドにおいては、天板101を持ち上げて開
口させた後、ベッド本体100の内部に、折り畳まれた
敷ふとんまたは掛ふとんを収納することができる。
【0003】ところで、前記した従来のベッドにおいて
は、天板101を、一般のヒンジ102を介してベッド
本体100に取り付けているため、天板101を開閉す
る際に、天板101のヒンジ102近傍の部位は、ベッ
ド本体100に対してほとんど移動しない。すると、ヒ
ンジ102部分においては、溜まった埃を除去しにく
く、埃が堆積しやすいという不具合があった。また、ヒ
ンジ102を中心とし天板101を回動させているため
に、ベッドを壁に寄せて使用したときには、ヒンジ10
2を中心として回転する天板101の、ヒンジ102側
の端部が壁と干渉することがある。このため、ベッドを
壁際に寄せて使用することができないことがあるという
不具合もあった。
【0004】このような不具合を解消するものとして、
実公昭3−33887号公報には、ベッドではないが、
床下収納庫の開閉装置が開示されている。すなわち、図
9に示すように、和室の床下に物品を収納する収納庫本
体105の開口部106において、第1リンク107お
よび第2リンク108を、畳109の裏面側の支持体1
10と床下の支持体111間に枢支連結して、畳109
を回動開閉自在に保持するものである。符号112はガ
ススプリングであり、畳109を開く方向に付勢して、
人力による畳109の開閉操作を軽減するとともに、そ
の開状態を保持するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
床下収納庫の開閉装置を、ベッドに適用したとしても、
依然として以下のような種々の問題点がある。
【0006】先ず、第1に、従来の開閉装置は、天板の
移動範囲を開位置と閉位置との間で規制することができ
ないため、開状態にある天板に、誤ってさらに開く方向
への力がかかった場合、リンクやガススプリングに無理
な力がかかって破損する恐れがある。また、天板が閉じ
た状態にあるときに、開閉金具はそれ自身で閉状態を保
持できないため、天板に人の体重等の荷重が大きくかか
った場合、天板の支持が不十分となる。
【0007】第2に、天板をベッド本体に取り付けるの
に手間がかかる。すなわち、天板をベッド本体に取り付
けるのに、先ず、開閉金具のベッド本体側支持体を、例
えばねじ等によりベッド本体に固定し、この開閉金具を
全開として、ここで、開閉金具の天板側支持体に天板を
位置合せした後、天板を例えばねじにより天板側支持体
に固定するが、大きく重量のある天板を天板側支持体に
正確に位置合せするのは容易ではなく、例え一旦位置が
合ったとしてもずれ易く、この場合、ねじ固定を行えな
くなるのである。
【0008】第3に、天板の開操作を軽い力で操作した
り開状態を保持するために高価なガススプリングが必要
であり、開閉装置ひいてはベッドのコストが嵩む。
【0009】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、天板を確実に閉位置と開位
置との間で安定に開閉できるとともに、閉じた天板を安
定に支持できる、ベッドの天板開閉装置を提供すること
を目的としている。また、本発明のさらなる目的は、ベ
ッドの組立時に、天板を天板側支持体に容易にかつ正確
に位置決めできるベッドの天板開閉装置を提供すること
や、天板の開閉を小さな力で行える上に安価な、ベッド
の天板開閉装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、上面が開口したベッド本体の上部に、天板
を回動開閉自在に支持するための開閉装置であって、前
記天板の回動中心側の端部裏面に取り付けられる天板側
支持体と、前記ベッド本体の、前記天板の回動中心側の
端部近傍に取り付けられるベッド本体側支持体とを有
し、前記天板側支持体と前記ベッド本体側支持体とにわ
たって第1リンクをその両端部を回動自在に枢支連結し
て架設し、前記第1リンクよりも長さが長い第2リンク
の一端部を、前記天板側支持体の前記第1リンクの枢支
連結箇所よりも前記天板の回動先端側において回動自在
に枢支連結し、前記第2リンクの他端部を、前記ベッド
本体側支持体に回動自在に枢支連結し、さらに、前記天
板側支持体の移動位置をその閉位置と開位置との間の回
動範囲から外れないように規制するストッパ手段を備え
ていることを特徴とするものである。ここで、前記スト
ッパ手段としては、前記天板側支持体に設けられた突起
であり、この突起は、前記天板側支持体が閉位置にある
ときに、前記第1リンクの上縁部に当接し、かつ前記天
板側支持体が開位置にあるときに、前記第2リンクの下
縁部に当接するものである。
【0011】この発明においては、天板が閉じていると
きには天板開閉装置は全閉状態にあり、天板側支持体の
ストッパが第1リンクの上縁部に当接することにより、
天板側支持体と第1リンクとのなす角度が規制されて、
結果的に、各リンクの動きが規制されて、天板側支持体
は閉位置(水平状態)に保持され、この状態より下がる
ことはない。したがって、天板の自重や使用者の体重
は、ベッド本体の側壁の他に、各開閉装置によっても支
持することができる。天板の自由端側を持ち上げると、
第1リンクおよび第2リンクの起立揺動に伴って、天板
側支持体は上昇するとともに傾斜するので、天板も徐々
に上昇して開く。ストッパが第2リンクの下縁部に当接
し、天板側支持体と第2リンクとのなす角度が規制され
るので、誤って天板をさらに持ち上げることはなくな
り、開閉装置の破損を防止できる。
【0012】他の発明は、前記天板側支持体および前記
天板の互いの接触面には、前記天板側支持体を前記天板
に位置決めするための位置決め手段が設けられているも
のであり、ここで、前記位置決め手段としては、前記天
板側支持体および前記天板の互いの接触面にそれぞれ設
けられた位置決めピン、および該位置決めピンと嵌合可
能なピン挿入穴からなるものがある。この発明において
は、天板をベッド本体に取り付けるのに、先ず、開閉金
具のベッド本体側支持体を、例えばねじ等によりベッド
本体に固定し、この開閉金具を全開として、ここで、開
閉金具の天板側支持体の位置決めピンが天板のピン挿入
穴に挿入するように、天板を開閉金具に位置合せする。
この状態で、天板と天板側支持体との相対位置がずれ
ず、天板を例えばねじにより天板側支持体に固定する作
業が容易になる。
【0013】また、他の発明は、前記第1リンクおよび
前記第2リンクのそれぞれの端部のうちの少なくとも一
つの端部と、この端部が枢支連結される前記天板側支持
体あるいは前記ベッド本体側支持体との間に、ばね座金
が挟持されていることを特徴とするものである。この発
明においては、第1リンクおよび第2リンクのそれぞれ
の端部のうちの少なくとも一つの端部は、ばね座金の弾
性力により、回動動作を行うのに適宜の摩擦力を伴うの
で、天板の開閉が安定化する上に、天板を持ち上げた状
態で天板から手を離して開放しても、第1リンクおよび
第2リンクは簡単には閉じる方向には回動しない。
【0014】さらなる他の発明は、前記第1リンクの前
記天板側支持体との枢支連結部と、前記第2リンクの前
記ベッド本体側支持体との枢支連結部との間にわたっ
て、引っ張りコイルばねが設けられ、この引っ張りコイ
ルばねの両端部以外の部位を覆いかつ前記引っ張りコイ
ルばねの伸縮に伴って伸縮可能なばねカバーを備えてい
ることを特徴とするものである。この発明においては、
ガススプリングと比較して安価な引っ張りコイルばねの
弾性伸縮力により、第1リンクは起立する方向(開く方
向)に付勢されるので、人力による天板の開操作を軽い
力で行うことができる。また、引っ張りコイルばねは、
その伸縮に伴って伸縮可能なばねカバーによって覆われ
ているので、引っ張りコイルばねの巻き線間に物や人手
が挟まれることなく、安全である上に、ばねカバーは、
引っ張りコイルばねの強さ(巻き数)が変更になった場
合でも、使用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。先ず、本発明に係わるベッド
の一例について、図1および図2を参照して説明する。
【0016】このベッドは主に、上面が開口したほぼ箱
体状に構成されたベッド本体1と、このベッド本体1
に、その開口を閉鎖あるいは開放するために水平状態
(図2参照)および傾斜状態(図1参照)との間を回動
自在に取り付けられた第1蓋体2および第2蓋体3と、
第1蓋体2および第2蓋体3をそれぞれ、ベッド本体1
に回動開閉自在に支持するための一対の開閉装置4,5
を2組備えている。
【0017】ベッド本体1は、一対の側板6a,6b、
ヘッドボード7、フットボード8、中仕切板9および底
板10等が、L型金具11等により相互に連結されてな
り、かつ分解可能である。なお、底板10はなくてもよ
い。中仕切板9は、このベッド本体1内の収納空間を長
さ方向に仕切り、これにより、ベッド本体1内の収納空
間は第1空間K1および第2空間K2とに分割されてい
る。各第1空間K1および第2空間K2はそれぞれ前記
第1蓋体2および第2蓋体3により開放あるいは閉塞さ
れる。第1蓋体2および第2蓋体3はそれぞれ閉じた状
態にあるときには、ベッド本体1の側板6a,6bや中
仕切板9上に載って支持される。
【0018】ベッド本体1内の前記仕切られた第1空間
K1および第2空間K2の、ベッド本体1の長さ方向
(図2中左右方向)における長さLと長さM(図2参
照)との比率は、例えば約3対2程度(あるいは2対1
程度)に設定されている。これにより、第1空間K1お
よび第2空間K2内に、それぞれ折り畳んだ敷ふとん1
2および掛ふとん13をそれぞれ整然と収納できる。す
なわち、敷ふとん12と掛ふとん13とでは、中綿の種
類が異なり、敷ふとん12では、使用者の体重を支持で
きるように、密度の高い中綿が用いられているのに対
し、掛ふとん13では、その内部に空気を多量に包含で
き、かつ、重量を軽くできるように、密度の低い中綿が
用いられている。このため、折り畳んだ状態における両
者の体積比は、通常の場合には、約3対2(あるいは2
対1)程度となる。
【0019】第1蓋体2は、矩形板状の天板14(ある
いは矩形枠状の天枠)と、この天板14上に着脱自在に
載置されたクッション体(例えば畳)15とから構成さ
れている。第2蓋体3も、第1蓋体2と同様に、天板1
6と畳17とから構成され、第1蓋体2との長さ寸法が
2対3になっている以外は、同一構造となっている。な
お、第1空間K1および第2空間K2の底面には、いず
れも、スノコ18およびスノコ19(図2参照)が敷か
れている。
【0020】第1蓋体2の長さ方向における両端部は、
一対の本発明に係わる天板開閉装置4,5により、ベッ
ド本体1に支持されている。第2蓋体3の長さ方向にお
ける両端部も、一対の本発明に係わる天板開閉装置4,
5により、ベッド本体1に支持されている。なお、符号
9a〜9dは、ベッド本体1にそれぞれ着脱可能に取り
付けられて、天板開閉装置4,5をそれぞれ覆うための
カバーを示している。
【0021】ここで、本発明に係わる天板開閉装置の詳
細構造について説明する。図3は図1に示した4つの天
板開閉装置4,5のうち、各天板14,16の後端部側
の天板開閉装置4の正面図、図4(a),(b)はそれ
ぞれ図3の第1リンクおよび第2リンクを含む断面図で
ある。なお、各天板14,16の天板開閉装置4の構造
は同一であるので、天板14側の開閉装置4を例に挙げ
て説明する。
【0022】この天板開閉装置4の主な構成は、天板1
4の回動中心側の端部裏面に取り付けられる天板側支持
プレート20(天板側支持体)と、ベッド本体1の中仕
切板9(天板16ではベッド本体1のフットボード8)
の、前記天板14の回動中心側の端部近傍に取り付けら
れるベッド本体側支持プレート21(ベッド本体側支持
体)と、第1リンク22と、第2リンク23と、引っ張
りコイルばね24とである。
【0023】天板側支持プレート20は横断面逆L字形
をなし、その一辺部の上面(天板14との接触面)にお
いて天板14の裏面にねじ28等により取り付けられ
る。この上面には後述する複数(本例では2本)の位置
決めピン25が突設されており、各位置決めピン25
は、天板14のピン挿入穴26にそれぞれ嵌め嵌め込む
ことができる。各位置決めピン25およびピン挿入穴2
6により位置決め手段が構成されている。また、天板側
支持プレート20の他辺部には、後述する突起27(ス
トッパ手段)が一体的に突設されている。ベッド本体側
プレート21は、上下方向の中間部が突出するように曲
げ加工がなされた矩形状のものであり、その四隅部にお
いてねじ29により中仕切板9に固定される。
【0024】天板側支持プレート20とベッド本体側支
持プレート21とにわたって、第1のリンク22が、そ
の両端部22a,22bをそれぞれ回動自在に枢支連結
して架設されている。詳述すると、第1のリンク22の
一端部22aは、ピン部材30および座金31を介して
天板側支持プレート20に回動自在に支持され、このピ
ン部材30には、後述する引っ張りコイルばね24(図
6参照)の一端のフック24bを係止可能な溝30aが
形成されている。第1のリンク22の他端部22bは、
ピン部材32およびばね座金33を介してベッド本体側
支持プレート21に回動自在に支持され、このばね座金
33は、第1リンク22とベッド本体側支持プレート2
1との間に挟まれて、平板状態にある。このばね座金3
3は、自由状態にあるときには、図5に示すように撓ん
だ状態にあるので、上記のように平板状態にあるばね座
金33は、撓むように復帰する弾性力を発生するので、
第1リンク22の他端部22bは適度な摩擦力をもって
回動する。なお、ばね座金33は、第1リンク22の他
端部22b側に設けることに限らず、第1リンク22の
一端部22a側の座金31にばね座金を用いたり、ある
いは後述する第2リンク23の端部23a,23bの座
金35,37にばね座金を使用してもよい。
【0025】第2リンク23は記第1リンク22よりも
長さが長く、天板側支持プレート20とベッド本体側支
持プレート21とにわたって、両端部23a,23bを
それぞれ回動自在に枢支連結して架設されている。詳述
すると、第2リンク23の一端部23aは、ピン部材3
4および座金35を介して、前記天板側支持プレート2
0の前記第1リンク22の枢支連結箇所22aよりも前
記天板14の回動先端側において回動自在に枢支連結さ
れている。第2リンク23の他端部23bは、ベッド本
体側支持プレート21に、ピン部材36および座金37
を介して回動自在に枢支連結されている。このピン部材
36には、後述する引っ張りコイルばね24(図6参
照)の他端のフック24aを係止可能な溝36aが形成
されている。
【0026】第2リンク23の他端部23bの枢支連結
箇所は、第1リンク22のそれよりも若干高い位置にあ
る。また、第1リンク22および第2リンク23が実線
で示すようにそれぞれ閉じた状態にあるときには、第1
リンク22および第2リンク23のそれぞれの一端側の
枢支連結箇所22a,23aは同一高さ位置にあり、第
2リンク23の傾斜角度は第1リンク22のそれよりも
若干小さいが、互いにほぼ平行である。なお、図3にお
いて、二点鎖線14は例えば80度程度傾斜して開いた
状態の天板を示し、このとき、第1リンクおよび第2リ
ンクはそれぞれ二点鎖線22,23で示すように、それ
ぞれほぼ起立状態(開位置)にある。
【0027】前記天板側支持プレート20の前記他辺部
の一部には、ストッパ27(ストッパ手段)が突設され
ており、このストッパ27は、天板側支持プレート20
が水平状態(閉位置)にあるときに第1リンク22の上
縁部に当接して、天板側支持プレート20の水平状態を
保持して下降を阻止する上に、天板側支持プレート22
が開いた状態にあるときに第2リンク23の下縁部に当
接して、天板14のさらなる開き動作を阻止するもので
ある。なお、ストッパ27は、天板側支持プレート20
の一部をプレス加工することにより形成したり、あるい
は溶接等により別途設けてもよい。
【0028】第1リンク22の一端部22a側のピン部
材30と、第2リンク23の他端部23b側のピン部材
36とには、引っ張りコイルばね24が掛け渡されてお
り、この引っ張りコイルばね24の弾性力により、第1
リンク22が起立する方向(開く方向)に付勢されるの
で、人力による天板14の開操作を軽い力で行うことが
できる。この引っ張りコイルばね24は、天板側支持プ
レート20が閉位置(実線)にあるときには、伸びた状
態(図6(b)参照)にあり、天板側支持プレート20
が徐々に上昇して開位置(二点鎖線)に達する過程で、
徐々に縮んで図6(a)の状態となる。なお、第1蓋体
2は第2蓋体3よりも大型で重量が大きいため、第1蓋
体2の各開閉装置4,5の引っ張りコイルばね24は、
第2蓋体3の各開閉装置4,5の引っ張りコイルばね2
4よりも強力なものが使用されている。
【0029】図6(a),(b)に示すように、引っ張
りコイルばね24の両端フック24a,24b以外の部
位すなわち巻線部は、第1カバー38aおよび第2カバ
ー38bからなる2分割のばねカバー38によって覆わ
れている。すなわち、第1カバー38aは、容易に弾性
変形の可能な例えば軟質な樹脂からなり、かつ引っ張り
コイルばね24の自由高さとほぼ等しい長さの筒体であ
り、この第1カバー38a内に、引っ張りコイルばね2
4の巻線部が挿入されている。第1カバー38aの一端
には、引っ張りコイルばね24のフック24bと巻線部
との間に引っ掛るフランジ部39が備えられている。第
2カバー38bは第1カバー38aよりも若干径が大き
い点で相違するのみであり、この第2カバー38b内
に、前記第1カバー38aが挿入されている。なお、第
2カバー38bの一端のフランジ部40は、引っ張りコ
イルばね24の他端のフック24aと巻線部との間に引
っ掛っている。
【0030】このように、第1カバー38aおよび第2
カバー38bのそれぞれのフランジ部39,40が巻線
部の端に係止されているので、縮んでいる引っ張りコイ
ルばね24(図6(a)参照)が伸びると、図6(b)
に示すように、第2カバー38bより第1カバー38a
が現れて、ばねカバー38全体は伸びる。このように、
本実施形態では、引っ張りコイルばね24は、その伸縮
に伴って伸縮可能なばねカバー38によって覆われてい
るので、引っ張りコイルばね38の伸縮状態に係わら
ず、引っ張りコイルばね24の巻線部はばねカバー38
で常時覆われている。したがって、引っ張りコイルばね
24の巻き線間に物や人手が挟まれることなく、安全で
ある上に、ばねカバー38は、引っ張りコイルばね24
の強さ(巻き数)が変更になった場合でも、使用でき
る。なお、ばねカバー38は上記の2分割のものに限ら
ず、例えば、両端にフランジ部を有する蛇腹を用いても
よい。
【0031】図7は、各天板14,16の前端部側の天
板開閉装置5の正面図であり、この天板開閉装置5は、
各天板14,16の後端部側の天板開閉装置4(図3参
照)と比較して、各部材の配置が点対称の関係にあり、
構造的には同一である。そして、第1蓋体2の前端部側
における開閉金具5のベッド本体側支持プレート20
は、ヘッドボード7の内面に取り付けられており、第2
蓋体3の前端部側における開閉金具5のベッド本体側支
持プレート20は、中仕切板9に取り付けられている。
【0032】次に、本実施形態の開閉装置の動作や、ベ
ッドの使用方法の一例について説明する。先ず、第1蓋
体2および第2蓋体3がそれぞれ水平状態にあるときに
は、ベッド本体1の各収納空間K1,K2をそれぞれ閉
塞される(図2参照)。第1蓋体2および第2蓋体3上
に敷ふとん12を敷き、使用者はこの敷ふとん12の上
で就寝することができる。
【0033】このときの各開閉装置4,5の状態として
は、図3および図7に実線で示すように、天板側支持プ
レート20のストッパ27が第1リンク22の上縁部に
当接することにより、天板側支持プレート20と第1リ
ンク22とのなす角度が規制されて、結果的に、各リン
ク22,23の動きが規制されて、天板側支持プレート
20および天板14(天板16)は水平状態(開状態)
に保持されて、これ以上下降することはない。また、第
1蓋体2および第2蓋体3の自重や使用者の体重は、ベ
ッド本体1の側壁6a,6bの他に、各開閉装置4,5
によっても支持することができる。
【0034】起床後に、各蓋体2,3上のふとんをそれ
ぞれ取り払い、第1蓋体2の自由端側を人力により持ち
上げると、第1リンク22および第2リンク23の起立
揺動に伴って、天板側支持プレート20は上昇するとと
もに傾斜するので、天板14も徐々に上昇して開く。こ
の際、引っ張りコイルばね24の弾性伸縮力により、第
1リンク22は起立する方向(開く方向)に付勢される
ので、人力による天板14の開操作を軽い力で行うこと
ができる。さらに、第1リンク22の他端部22b側の
枢支連結部は、ばね座金33の弾性力により、回動動作
を行うのに適宜の摩擦力を伴うので、天板14の開き動
作が安定化する上に、天板14の開閉途中で天板14か
ら手を離しても、第1リンク22および第2リンク23
は簡単には閉じる方向には回動しない。
【0035】上述のように、天板側支持プレート20が
徐々に傾斜して開位置に達すると(二点鎖線参照)、ス
トッパ27が第2リンク23の下縁部に当接し、天板側
支持プレート20と第2リンク23とのなす角度が規制
されて、天板側支持プレート20はこれ以上傾斜しなく
なる。したがって、誤って天板14をさらに持ち上げる
ことはなくなり、開閉装置4の破損を防止できる。ま
た、引っ張りコイルばね24の弾性力により天板14は
開位置に保持される。上記と同様にして、第2蓋体3を
開いて開位置に保持する。
【0036】ここで、ベッド本体1内の開放された各収
納空間K1,K2内にそれぞれ敷ふとん12および掛ふ
とん13を収納した後、第1蓋体2の自由端部を人力で
押し下げると、上記の動作と逆の動作が行われて、天板
側支持プレート20のストッパ27が第1リンク22の
上縁部に当接すると、天板側支持体20はほぼ水平状態
に保持され、全閉状態となる。これに同様に、第2蓋体
も全閉位置とする。
【0037】本実施形態では、天板14をベッド本体1
に取り付けるのに、先ず、開閉金具4(5)のベッド本
体側プレート21を、例えばねじ等によりベッド本体1
に固定し、この開閉金具4(5)の全開として、ここ
で、開閉金具4(5)の天板側支持プレート20の位置
決めピン25が天板14のピン挿入穴26に挿入するよ
うに、天板14を天板側支持プレート20に位置合せす
る。この状態では、天板14と天板側支持プレート20
との相対位置がずれず、天板14を例えばねじにより天
板側プレート20に容易に固定することができる。な
お、位置決めピンの本数は2本に限らず、単数や他の複
数でもよく、さらには、天板側に位置ピンを設け、開閉
装置側にピン挿入穴を設けてもよい。
【0038】上記実施形態においては、各蓋体をそれぞ
れ一対の開閉装置により支持するものを示したが、各蓋
体をそれぞれ1つの開閉装置により支持してもよい。ま
た、ベッド本体が中仕切板を有する一つの箱体状のもの
に限らず、それぞれ箱体状の第1本体と第2本体とを連
結してベッド本体を構成してもよい。さらに、蓋体が2
分割されているものに限らず、ベッド本体の開口を大き
な1つの蓋体により開閉するものでもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1および請求項2に記載の発明は、天板が閉じてい
るときには天板開閉装置は全閉状態にあり、天板側支持
体のストッパが第1リンクの上縁部に当接することによ
り、天板側支持体と第1リンクとのなす角度が規制され
て、結果的に、各リンクの動きが規制されて、天板側支
持体は閉位置(水平状態)に保持され、この状態より下
がることはない。したがって、天板の自重や使用者の体
重は、ベッド本体の側壁の他に、各開閉装置によっても
支持することができる。天板の自由端側を持ち上げる
と、第1リンクおよび第2リンクの起立揺動に伴って、
天板側支持体は上昇するとともに傾斜するので、天板も
徐々に上昇して開く。ストッパが第2リンクの下縁部に
当接し、天板側支持体と第2リンクとのなす角度が規制
されるので、誤って天板をさらに持ち上げることはなく
なり、開閉装置の破損を防止できる。このように、突起
等の簡単な構成により、天板を確実に開位置と閉位置と
の間で安定に開閉できる。
【0040】請求項3および請求項4に記載の発明は、
天板をベッド本体に取り付けるのに、先ず、開閉金具の
ベッド本体側支持体を、例えばねじ等によりベッド本体
に固定し、この開閉金具を全開として、ここで、開閉金
具の天板側支持体の位置決めピンが天板のピン貫通穴に
挿入するように、天板を開閉金具に位置合せする。この
状態で、天板と天板側支持体との相対位置がずれず、天
板を例えばねじにより天板側支持体に固定する作業が容
易になる。結果的に、ベッドの組立作業性が向上する。
【0041】請求項5の記載の発明は、第1リンクおよ
び第2リンクのそれぞれの端部のうちの少なくとも一つ
の端部は、ばね座金の弾性力により、回動動作を行うの
に適宜の摩擦力を伴うので、天板の開閉が安定化する上
に、天板の持ち上げた状態で天板から手を離して開放し
ても、第1リンクおよび第2リンクは簡単には閉じる方
向には回動しない。
【0042】請求項6に記載の発明は、ガススプリング
と比較して安価な引っ張りコイルばねの弾性伸縮力によ
り、第1リンクは起立する方向(開く方向)に付勢され
るので、人力による天板の開操作を軽い力で行うことが
できる。また、引っ張りコイルばねは、その伸縮に伴っ
て伸縮可能なばねカバーによって覆われているので、引
っ張りコイルばねの巻き線間に物や人手が挟まれること
なく、安全である上に、ばねカバーは、引っ張りコイル
ばねの強さ(巻き数)が変更になった場合でも、使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるベッドの一例の、各蓋体が開
いた状態を示す概略斜視図である。
【図2】 本発明に係わるベッドの一例の、各蓋体が閉
じた状態を示す該概略断面図であり、天板開閉装置は不
図示とされている。
【図3】 図1に示した2つの天板をそれぞれ開閉され
るためのそれぞれ一対の天板開閉装置のうち、ベッド後
方側の天板開閉装置の正面図である。
【図4】 (a)および(b)はそれぞれ図3の第1リ
ンクおよび第2リンクを含む断面図である。
【図5】 ばね座金の自由状態時の断面図である。
【図6】 (a),(b)はそれぞれ、引っ張りコイル
ばねが縮んだ状態および伸びた状態を示す断面図であ
る。
【図7】 図1に示した2つの天板をそれぞれ開閉され
るためのそれぞれ一対の天板開閉装置のうち、ベッド前
方側の天板開閉装置の正面図である。
【図8】 従来の収納式ベッドの概略図である。
【図9】 従来技術に係わり、床下収納庫の開閉装置の
概略図である。
【符号の説明】
1 ベッド本体 2 第1蓋体 3 第2蓋体 4,5 天板開閉装置 14,16 天板 20 天板側支持プレート(天板側支持体) 21 ベッド本体側支持プレート(ベッド本体側支持
体) 22 第1リンク 22a,22b 枢支連結部 23 第2リンク 23a,23b 枢支連結部 24 引っ張りコイルばね 24a,24b フック 27 ストッパ(ストッパ手段) 33 ばね座金 38 ばねカバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口したベッド本体の上部に、天
    板を回動開閉自在に支持するための開閉装置であって、
    前記天板の回動中心側の端部裏面に取り付けられる天板
    側支持体と、前記ベッド本体の、前記天板の回動中心側
    の端部近傍に取り付けられるベッド本体側支持体とを有
    し、前記天板側支持体と前記ベッド本体側支持体とにわ
    たって第1リンクをその両端部を回動自在に枢支連結し
    て架設し、前記第1リンクよりも長さが長い第2リンク
    の一端部を、前記天板側支持体の前記第1リンクの枢支
    連結箇所よりも前記天板の回動先端側において回動自在
    に枢支連結し、前記第2リンクの他端部を、前記ベッド
    本体側支持体に回動自在に枢支連結し、さらに、前記天
    板側支持体の移動位置をその閉位置と開位置との間の回
    動範囲から外れないように規制するストッパ手段を備え
    ていることを特徴とするベッドの天板開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ手段は、前記天板側支持体
    に設けられた突起であり、この突起は、前記天板側支持
    体が閉位置にあるときに、前記第1リンクの上縁部に当
    接し、かつ前記天板側支持体が開位置にあるときに、前
    記第2リンクの下縁部に当接するものである請求項1記
    載のベッドの天板開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記天板側支持体および前記天板の互い
    の接触面には、前記天板側支持体および前記天板を互い
    に位置決めするための位置決め手段が設けられている請
    求項1または請求項2記載のベッドの天板開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め手段は、前記天板側支持体
    および前記天板の互いの接触面にそれぞれ設けられた位
    置決めピン、および該位置決めピンと嵌合可能なピン挿
    入穴である請求項3記載のベッドの天板開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記第1リンクおよび前記第2リンクの
    それぞれの端部のうちの少なくとも一つの端部と、この
    端部が枢支連結される前記天板側支持体あるいは前記ベ
    ッド本体側支持体との間に、ばね座金が挟持されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    に記載のベッドの天板開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記第1リンクの前記天板側支持体との
    枢支連結部と、前記第2リンクの前記ベッド本体側支持
    体との枢支連結部との間にわたって、引っ張りコイルば
    ねが設けられ、この引っ張りコイルばねの両端部以外の
    部位を覆いかつ前記引っ張りコイルばねの伸縮に伴って
    伸縮可能なばねカバーを備えていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のベッドの天
    板開閉装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260153A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Annaka Seisakusho:Kk ベッド
JP2007260384A (ja) * 2006-09-29 2007-10-11 Annaka Seisakusho:Kk ベッド
JP2011024818A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Annaka Seisakusho:Kk ベッド
EP2789263A1 (en) * 2013-04-10 2014-10-15 Bedline Industrial Iberica, S.L. Ottoman storage bed with a single front

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