JPH11276494A - 外科吻合器具 - Google Patents

外科吻合器具

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JPH11276494A
JPH11276494A JP11048876A JP4887699A JPH11276494A JP H11276494 A JPH11276494 A JP H11276494A JP 11048876 A JP11048876 A JP 11048876A JP 4887699 A JP4887699 A JP 4887699A JP H11276494 A JPH11276494 A JP H11276494A
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hollow
surgical instrument
plow
distal end
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David Stefanchik
デビッド・ステファンチック
David L Hamann
デビッド・エル・ハマン
John B Flege Jr
ジョン・ビー・フレッジ・ジュニア
Douglas N Ladd
ダグラス・エヌ・ラッド
Renee J Lupton
ジェイ・レネー・ラプトン
James A Craft
ジェイムズ・エイ・クラフト
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Ethicon Endo Surgery Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血流を維持しながら最少の血管操作で小さな
血管でも吻合できる外科器具を提供する。 【解決手段】 第一の中空組織150を第二の中空組織
152に繋げその間に通路を形成する外科器具を提供す
る。この器具は、第一の中空組織の壁に入る第一の尖端
82と、第二の中空組織の壁に入る第二の尖端84を有
する第一の部材80を含む。各尖端は、第一の部材に取
り付けられる近位端とそこから延びる遠位端を有する。
器具は、さらに、プラウ110を有する第二の部材60
を含む。プラウは中空組織の間に通路を形成するために
中空組織の少なくとも1つを切る。第二の部材は、さら
に、プラウの各サイドに、通路の各サイドで中空組織の
壁を通って針をガイドするための複数の針路を有する。
器具は、さらに、中空組織を繋ぐために、縫い糸16
1,163の付いた針を駆動する手段を含む。最後に、
器具は、第一の部材と第二の部材を操作係合して連結す
るフレーム40を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、体の中
空組織の吻合を容易にする器具及び方法に関する。特
に、大動脈又は冠動脈等の目的血管に移植血管を繋ぐ縫
い糸を含む管吻合器具に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】2つ
の正常な別の組織又は空間の間に外科的に通路を形成す
ること、吻合は、多くの外科処置の重要な部分である。
特に、1以上の移植管を冠動脈に繋ぐ冠動脈バイパス移
植(CABG)手術の場合は重要である。一般に、心筋
への血液の供給を改善するために、移植管の遠位端を、
動脈の狭窄又は閉塞部分から遠位の冠動脈に繋ぐ。通常
は、移植管として例えば脚の伏在静脈と腕のとう骨動脈
を用いる。移植管を取り出した後、それらを正確な長さ
に切り、それらの近位端を血液供給管、通常動脈に結
ぶ。その後、移植遠位端を冠動脈に付ける。別の方法で
は、内側乳房動脈(IMA)を移植管として使用する。
この方法では、動脈は、心臓の方へ向き直すのに十分な
長さが可能な位置で、一時的に締め付けられ、切られ、
胸壁と動脈側領域から切り離され、その後遠位端(小
茎)を下腹側の下行する冠動脈(LAD)に付け、心臓
の心筋への血液流を改善し保持する。この場合、吻合
(縫い糸接合)はIMAの遠位端(又は小茎)だけで行
われる。
【0003】上記の移植処置で用いる管吻合のタイプは
一般に端側(end-to-side )タイプと呼ばれる。即ち、
移植管の開口端を目的管のサイドに付ける。しかし、他
のタイプの吻合も実施されている。端々(end-to-end)
タイプの吻合は腸のような大きな中空組織を繋ぐのに一
般に実施されるが、心臓パイパス手術、特に疾患動脈の
狭窄により動脈流が完全に閉塞されている場合にも使用
できる。
【0004】ある外科医は、冠動脈への遠位吻合を始め
る前に、大動脈への近位吻合を全て完了する。反対に、
他の外科医は、初めに遠位吻合を完了する。順序に関わ
りなく、冠動脈の遠位吻合を行うときは、管を傷付ける
のを最少にし、さらに、狭い手術部位で器具が視野と手
術上の障害となるのを最少にして、移植管を冠動脈の隣
に確実に保持することが重要である。
【0005】現在、小さな曲がった針と非常に細い縫い
糸フィラメントを用いて、手で縫うことによって管吻合
を行っている。しかし、この縫合方法は非常に時間がか
かり、経験のある外科医でも吻合当り数分を必要とす
る。ある場合では、新しく繋がった管での血流が乏しい
可能性があり、外科医は縫い目を除いて縫合処置を繰り
返さなければならない。複数のバイパス移植を含む外科
処置では、縫合実施の蓄積する時間が非常に長く、患者
は危険になり、外科処置費用が増加する。
【0006】また、手の縫合は高い技術レベルを必要と
し、多くの外科医は容易に習得できない。好ましい血管
吻合のための縫合方法のタイプでは、針を内側から外側
へ第一の管(例えば、冠動脈)の壁を貫いて通し、その
後第二の管(例えば、移植管)の外側から内側へ通し、
縫い糸をきつく引いたとき、管の内壁が脈管内膜同士で
合わさる。これは、吻合の内側に形成された内皮細胞の
滑らかな層により、管が適切に一緒に癒合することを確
実にするためである。初めに、このようにして1つの縫
い目を吻合のかかと及び爪先の各々の部分に形成し、そ
の後、続く縫い目を、吻合のかかと及び爪先の間の各々
の半分に、吻合の周囲に添って、形成する。
【0007】吻合部位に容易に接近できずまた見ること
もできないとき、縫合は特に難しい。標準CABG処置
では、助骨ケージを胸の真中で縦方向に割り、左右の助
骨ケージを離す正中胸骨切開術により、心臓へ接近す
る。近年、例えば、MIDCAB(最少侵入直接冠動脈
バイパス)として知られる心臓手術等、障害の少ない接
近方法が広く使用されつつある。MIDCABの1つの
方法では、心臓の直ぐ上の左を小さく開胸して(左胸の
助骨の間の切開)、心臓へ接近する。この方法は、正中
胸骨切開術より、外科医の心臓への接近と視野がかなり
減少し、手の縫合はさらに難しくなる。外科処置におけ
る他の新しい開発は従来の縫合をさらに難しくしてい
る。心肺パイパス機械を用いる複雑化を避けるため、鼓
動する心臓を手術する外科医が益々増えている。
【0008】縫合技術を改良する多くの器具が開発され
ている。これらの器具は、管壁を貫いて針と糸を繰り返
して通す困難性を減らすのに、様々な程度で成功してい
る。最近の例は、1996年11月5日発行のシャーツ
(Sherts)の米国特許第5,571,090号、198
9年2月14日発行のナラヤナン(Narayanan)の米国
特許第4,803,984号及び1996年8月13日
発行のワースタ(Wurster)の米国特許第5,545,
148号である。しかし、これらの器具には多くの欠点
がある。シャーツとナラヤナンは、個々の縫い目が一度
に1つしかできないので、この方法は遅く時間がかか
る。ワースタとシャーツの器具では、ワーク先が障害と
なり、ある状況では、針先が見えず正確な縫い目の形成
が難しいと考えられる。
【0009】外科用ステープラは、大きな中空組織の端
々又は側々(side-to-side)の吻合に広く使用され、し
ばしば縫い糸よりも使用が容易である。かかる処置に使
用される2つのタイプの外科用ステープラは、円形ステ
ープラと線状切削ステープラである。これらの種類の器
具の両方とも、遠位端を挟む差し込みを中空組織の内側
へ挿入して結合することが必要である。しかし、このよ
うな、血管の内側で使用できるほど小さくて有効な挟む
器具は、現在外科医は入手できない。
【0010】管吻合に使用されるどのような外科器具で
も、移植管及び目的管の両方にかなりの障害が生じるま
で、管を操作しないことが非常に重要である。これは、
管が適切に一緒に癒され、それらの間に滑らかな通路が
形成されることを確実にするためである。移植管を冠動
脈に管吻合する現在の方法では、ある種の締付器具を用
いて、吻合部位の近位の各管で血流を一時的に止めるこ
とが必要である。これらの締付器具は動脈を傷付ける危
険があるので、血流を維持するためには長期間の管の生
存能力が必要である。
【0011】上述したように、血管等の非常に小さな中
空組織の縫い糸吻合を容易にするための外科器具が必要
とされている。操作が容易で素早く効率良く吻合できる
器具が必要とされている。また、血管結合の間血流を維
持できる器具が必要とされている。また、最少の血管操
作しか要求しない器具が必要とされている。このような
器具では、血管内の内皮層の早い癒しが可能であり、管
が内膜同士で結合できる。さらに、このような器具は、
MIDCAB手術のような最少侵入手術だけでなく、伝
統的な開口心臓手術(CABG)の間でも使用できなけ
ればならない。本発明はかかる器具を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、第一の
中空組織を第二の中空組織につなぎ、その間に通路を形
成する外科器具が提供される。本発明は端側及び側々吻
合の両方に使用できる。器具は、結合部材を有する組織
クリップ、第一の中空組織の壁に入る第一の尖端及び第
二の中空組織の壁に入る第二の尖端を含む。各尖端は、
結合部材に取り付けられる近位端と、そこから延びる遠
位端を有する。尖端の少なくとも1つは、その近位端で
回転し、管と接触できる。さらに、器具は、管壁を切り
その間に通路を形成するプラウを有するカセットを含
む。また、プラウは、縫い糸の付いた一対のらせん針
が、通路の各サイドで管壁を通るのをガイドする。さら
に、器具は、らせん針を駆動して管を接合する手段を含
む。最後に、器具は、組織クリップとカセットを操作係
合して連結するフレームを含む。
【0013】本発明の新規な特徴は特に特許請求の範囲
に記載する。しかし、構造及び操作方法両方に関する本
発明は、さらなる目的と効果と共に、図面に関連した記
載を参照して、理解される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下の本発明の詳細な説明によ
り、2つの血管の間を端側吻合するために本発明をどの
ように用いるかを具体的に説明する。説明する同じ工程
を側々吻合を実施するためにも用いることができ、さら
に血管だけに限定されず、他のタイプの中空組織を繋ぐ
ためにも用いることができる。
【0015】全ての図面を通し同じ番号は同じ要素を示
す。図1は本発明の好ましい実施形態の外科器具10を
示す図である。外科器具10は、コントロールノブ18
2の付いたハンドル180、ハンドルの遠位端に結合す
る駆動部130及び駆動部の遠位端に結合する差し込み
20を有する。差し込みには、組織クリップ80、フレ
ーム40及びカセット60がある。この実施形態では、
外科部位での差し込みの配置を容易にするために、駆動
部130は可とう性である。
【0016】図2は外科器具10の差し込み20の等角
図である。差し込み20は使用前に組み立てることがで
きる。カセット60はフレーム40に一部挿入されてい
る。駆動部130の右駆動部材104と左駆動部材10
2は、フレーム40の近位端に取り付けられる。これら
駆動部材の各々はハンドル180のコントロールノブ1
82から差し込み20へトルクを伝える。右外科縫い糸
フィラメント161と左外科縫い糸フィラメント163
が、カセット60のエンドカバー62から出る。組織ク
リップ80を後述するように動かすために、フレーム4
0の組織ボタン42を用いる。
【0017】図3は、カセット60(第二の部材とも称
する)と組織クリップ80(第一の部材とも称する)が
フレーム40から取り外された、図2の差し込み20を
示す図である。カセット60には、エンドカバー62に
より遠位端で一緒に結合する、長いカセット開口22を
形成する右カセットハウジング64と左カセットハウジ
ング65がある。カセット60には、スライド可能にフ
レーム40の遠位端にフィットするほぼ長方形の断面が
ある。カセットは、2つの血管を吻合するための差し込
み20のワーク部分を含む。
【0018】同じく図3に示すように、フレーム40
は、プレート103により近位端で一緒に結合する、長
いフレーム開口24を形成する、右フレームハウジング
44と左フレームハウジング45からなる。左駆動部材
102及び右駆動部材104はプレート103を通って
フレームに入る。組織ボタン42は左フレームハウジン
グ45及び右フレームハウジング44の間にはめられ
る。第一の移動止め穴46と第二の移動止め穴48は並
んで、カセット60の第一の移動止め66を受け、外科
器具10の使用の間フレーム内のカセットの位置をコン
トロールする。
【0019】同じく図3に示すように、組織クリップ8
0は、第一の尖端82と第二の尖端84からなり、各尖
端は、血管壁を通って入る先端を有する。先端を管壁内
へ直接貫通するために使用してもよいし、または、初め
に小さなメス又は他の外科機具で管壁に小さな穴を形成
しその後尖端を丁寧に挿入してもよい。しかし、重要な
ことは、尖端に必要な穴は非常に小さくほとんど尖端で
塞がれるので、どちらの方法も、管内の血流を維持しな
がら、実施できることである。通常、外科医は、バイパ
ス手術中の血液の少しの染みだしは許す。
【0020】図3に示すように、尖端82,84は、好
ましくはステンレス鋼から製造されるC溝である。第一
の組織ストップ83が第一の尖端82に付けられる。第
二の組織ストップ85が第二の尖端84に付けられる。
組織ストップは尖端が血管内に深く入り過ぎるのを防
ぐ。また、組織クリップ80は、図2に示すように、組
織クリップを差し込み20のフレーム40に取り外し可
能に取り付けるために、スナップ・オン・ビーム90を
有する。
【0021】次に、図4は組織クリップ80の分解斜視
図である。第一の尖端82の遠位端はきつく尖端穴93
にフィットする。第二の尖端84の遠位端は尖端スロッ
ト95の中に入り回転可能に尖端ブロック98(結合部
材とも称する)に取り付けられ、ピン穴99に堅固に取
付けられる尖端ピボットピン92により保持される。そ
の結果、第二の尖端84の遠位端は第一の尖端82に向
かったり離れたり移動可能である。
【0022】図5は目的血管150に挿入された組織ク
リップ80を示す図である。長さ「L」は、移植血管
(図示せず)と吻合する目的血管150の一部を表して
いる。図6は、目的血管150の中へ挿入する組織クリ
ップ80の断面図であり、第一の尖端82が血管に対し
て細いため、血管中の血流が実質的に維持されることを
示す。
【0023】図7は、外科器具10の差し込み20のフ
レーム40の分解等角図である。この図は、左駆動軸1
06と関連する左駆動カプラー107が、左駆動部材1
02に取り付けられプレート103に回転可能にはめら
れることを示す。同様に、右駆動軸108と関連する右
駆動カプラー109が、右駆動部材104に取り付けら
れ、プレート103に回転可能にはめられる。好ましく
は、駆動軸106及び駆動軸108はステンレス鋼から
製造され、長さに添って均一な四角の断面を有する。フ
レーム40には右上方組織締付具50が設けられ、右組
織締付具50は、右フレームハウジング44の上方締付
窪み51に取り付けられる。左上方組織締付具52は、
左フレームハウジング45の左上方締付窪み53に取り
付けられる。同様に、左下方組織締付具58及び右下方
組織締付具59を、フレーム40の下側に取り付ける。
好ましくは、組織締付具50,52,58,59をステ
ンレス鋼から製造し、各々が、1つの端に添ってフレー
ム40の長い開口24(図3参照)内に延びる複数のフ
ルート26を含む。組織ボタン42には、フレーム40
内に保持されるための2つの組織ボタンタブ47があ
る。長い組織ボタン溝43を後述する理由により設け
る。
【0024】図8に示すように、カセット60(明瞭に
するために一部切り欠いている)を含むフレーム40
を、既に目的血管150に挿入した組織クリップ80に
配置する。既に、カセット60は、カセット60の左フ
ック54(図3参照)が左フレームハウジング45の第
一の止め穴46にあるときの位置で、フレーム40に挿
入されている。
【0025】図9では、フレーム40は組織クリップ8
0に取り付けられ、目的血管150をフレームの長い開
口24(図8参照)と配列する。差し込み20の左部分
は明瞭にするため除いている。組織クリップ80のスナ
ップ・オン・ビーム90は、フレーム40のサイドの周
りを掴んでいる。
【0026】図10を参照すると、移植血管152が組
織クリップ80の第二の尖端84に配置されている。カ
セット60は図8及び図9と同じ位置にある。第二の尖
端84が、右と左のフレームハウジング44,45の間
の中央の位置で、組織ボタン42の組織ボタン溝43に
より、保持される。この図において、結合する管の間の
角度が約90度で端側吻合されるように、移植管152
は尖端84に大体配置される。外科医は、初めに、移植
血管152の端を斜め(管の長軸に対し垂直以外)に切
り、その後、管を、目的管との結合のため徐々に近付け
るのに好ましい角度で、尖端84に配置できることが明
瞭であり、本発明の従来技術の対する利点が明らかであ
る。
【0027】図11において、使用者は組織ボタン42
を遠方に押し、第二の尖端84を第一の尖端82と平行
になる位置まで動かす。その結果、移植血管152の端
が、目的血管150のサイドに接触する。上方組織締付
具50,52のフルート26が、移植血管152のサイ
ドを圧迫して、図示する位置に移植管を配置して保持す
るのを助ける。同様に、下方組織締付具58,59のフ
ルート26が目的管150のサイドを圧迫して、目的管
を図示する位置に保持するのを助ける。
【0028】図12はカセット60の分解等角図であ
る。前述したように、右カセットハウジング64及び左
カセットハウジング65は、それぞれ、エンドカバー6
2によりそれらの遠位端で結合する。各カセットハウジ
ングのエンドタブ76はエンドカバー窪み63の中へフ
ィットして、組立体が適切に配列するのを確実にする。
カセット60の内部のワーク部には、左ローラ71、右
ローラ70、左針ガイド77、右針ガイド78、左ロー
ラスプリング69、右ローラスプリング68、プラウ1
10、縫い糸フィラメント163が付いた左外科らせん
針162、及び縫い糸フィラメント161が付いた右外
科らせん針160がある。ローラ70,71はドライバ
ーとも称する。
【0029】右針ガイド78は右ローラ70と結合す
る。右針ガイド78は、右針ガイド78の長さに添って
等間隔で離れた多数の垂直リブ32を含み、上方レール
33と下方レール34に結合している。同様に、左針ガ
イド77には、左針ガイド77の長さに添って等間隔で
離れた多数の垂直リブ35があり、上方レール36と下
方レール37に結合している。また、これらの垂直リブ
32,35は針路とも称する。好ましくは、各針ガイド
77,78は、医療グレードの堅いプラスチックから1
片として成形される。さらに、堅い針ガイド78は、一
対の右整列タブ81を有し、右カセットハウジング64
の一対の右窪み61内に配置する。左針ガイド77は、
一対の左整列タブ79を有し、左カセットハウジング6
5の一対の左窪み64内に配置する。
【0030】同じく図12に示すように、左ローラスプ
リング69は左ローラ71と左カセットハウジング65
の間に挟まっている。右ローラスプリング64は右ロー
ラ70と右カセットハウジング64の間に挟まってい
る。ローラスプリング69の左フック54は、左カセッ
トハウジング65の第一の穴66に止められ、左ローラ
スプリング69の左フィンガ55は左カセットハウジン
グ65の第二の穴67に止められる。右ローラスプリン
グ68の右フック56と右フィンガ57は、同様に右カ
セットハウジング64(右カセットハウジングの穴は見
えない)に取り付けられる。各ローラスプリングは、そ
れぞれのローラの長軸に垂直な方向にローラを圧迫して
圧縮可能に形成される。ローラスプリング68,69は
ステンレス鋼又は他のスプリング物質で製造する。
【0031】図12に示すプラウ110は好ましくは堅
い医療グレードのプラスチックで製造するが、ステンレ
ス鋼等の金属でも製造できる。プラウ110は、各サイ
ドに長さに添って等間隔の複数の溝120を含む。プラ
ウ110は、図示するように、長さのほとんどに添って
延びる上方プラウレール114と下方プラウレール11
2を有する。プラウ110の近位端にはプラウポイント
122があり、プラウポイントは上方切削端116と下
方切削端118を二分する。プラウ110が後述するよ
うに作動すると、それらの切削端は移植血管152及び
目的血管150の組織を切り、その間に通路を形成す
る。溝120は、2つの外科らせん針160,162の
針ガイドとして機能する。
【0032】右外科らせん針160及び左外科らせん針
162はそれぞれ外科用鋼ワイヤから製造され、同じ直
径の複数の巻きを有する。左らせん針162は右らせん
針160と反対の方向に巻いている。らせん針160,
162の鈍い端を縫い糸フィラメント161,163に
それぞれ取り付ける。縫い糸フィラメント160,16
2は、エンドカバーとフィラメント穴166,167を
それぞれを通って延びる。らせん針160,162が近
方に前進すると、縫い糸フィラメント160,162は
一部カセット60内に引かれる。
【0033】図12に示すように、右ローラ70と左ロ
ーラ71は、長さに添って等間隔に離れている多数の環
状溝74がある、ほぼ中空な円柱である。各環状溝74
の内側の対向するサイド壁は、例えば自動車に使用する
Vベルト用滑車のようにV形断面を形成するように、角
度を有する。V形は、環状溝74のらせん針へのくさび
作用によりらせん針160,162との係合が改善され
る点で、本発明に好ましい。各ローラ70,71には、
それぞれ、長軸のそれらの長さ全体を通して延びる長い
四角の穴72,73がある。好ましくは、ローラは医療
グレードの堅いプラスチック又はステンレス鋼から製造
される。左ローラ71及び右ローラ70は、合成ダイヤ
モンド、真のダイヤモンド又はシリコンカーバイド等の
微小研磨物質でコートされる。この微小研磨物質は、当
業者に知られている多くの結合方法のうちいずれかを用
いてローラに適用される。コーティングはらせん針16
0,162の摩擦係合を高めるためになされ、それによ
り各ローラがそれぞれのらせん針を駆動するときすべる
のを最少にできる。
【0034】図13は、作動前に組み立てられるカセッ
ト60のワーク部の斜視図である。図14は同じワーク
部の上面図であり、左らせん針162の巻きが、左ロー
ラ71の左ローラ溝75の中に配列し、プラウ110の
溝120に、同心円に配列しているのを示す。また、ら
せん針162の巻きは左針ガイド77の垂直リブ35と
噛み合う。さらに、この図は、どのようにして左ローラ
スプリング69が左ローラ71を圧迫して、らせん針1
62を左ローラ71とプラウ110の間に保持するかが
わかる。従って、左ローラ71の長軸の周りの回転が、
らせん針162を駆動し長手方向に動かす。回転方向が
らせん針162の長手方向の動きの向きを決定する。左
針ガイド77とプラウ110の間の左ギャップ154
が、移植血管152及び目的血管150の左端が一緒に
保持される所である。左ローラ71が回転して左らせん
針162を前進させる間、左針ガイド77とプラウ11
0は静止している。同じ構造が、カセット60のワーク
部の右サイドに設けられるが、右らせん針160の巻き
が左らせん針162の巻きとずれることだけが異なる。
左らせん針162が前進して形成される縫い目は、右ら
せん針160により形成される縫い目からずれる。
【0035】図15は、カセット60がフレーム40内
に第二の位置まで押された後、移植血管152及び目的
血管150を保持する、差し込み20の図である。左フ
ック54はこの位置で左穴66に動かぬように嵌まり、
使用者にカセット60が適切に配置されたというフィー
ドバックを与える。カセット60をフレーム40に押し
込むことにより、プラウ110が近方に前進する。プラ
ウポイント122及び上方と下方切削端116,118
が、つなぎ目で移植管及び目的管を通って押し込まれ、
その間に通路が形成される。図16は、プラウ110が
管を通って切り左組織結合140と右組織結合142
(図17参照)を形成した後の、十分に前進したプラウ
110を示す。プラウ110が組織を貫き前進すると、
らせん針160,162を含むカセット60のワーク部
全体が、同様に軸方向に動き、らせん針が移植血管15
2及び目的血管150の近くに配置される。
【0036】図17は図15のライン17−17に添っ
た断面図であり、遠方を見ている(らせん針の方向)。
ここで、プラウ110のすく作用により、移植管及び目
的管の端が一部裏返り、左の組織結合140と右の組織
結合142が形成されるのがわかる。また、回転らせん
針が長手方向に前進すると、一連の縫い目が組織結合1
40,142に形成される。最終的に、組織結合は管の
間の通路の周囲端となる。これらの組織結合は、らせん
針が前進するとき、長さ全体に添って一緒にしっかりと
保持されなければならない。これは、組織クリップ80
の第一及び第二の尖端82,84の密接で平行な配列が
維持されることによりなされる。図17はプラウ110
の上方レール114が組織クリップ80の第二の尖端8
4に挿入されるのを示す図である。プラウ110の下方
レール112は組織クリップ80の第一の尖端82に挿
入される。使用者がカセット60をフレーム40内に押
して、プラウ110が近方に前進するとき、この配置が
形成される。
【0037】図18は左駆動部材102と右駆動部材1
04が左ローラ71と右ローラ70とを係合するのを示
す図である。左駆動軸106は左ローラ穴73に自由に
スライドするが、左ローラ穴73が非円形であり駆動軸
106が同様な形であるため、図示する方向で駆動軸の
回転はローラに伝わる。右ローラ70が左ローラ71の
反対方向に回転することを除き、同じ構造が右側にも設
けられている。
【0038】ローラ70,71を回転させ、従って、ら
せん針160,162を反対方向に回転させるのが望ま
しい主な理由は、良好な縫合技術を維持するためであ
る。外科医が手で縫合する技術を用いるとき、外科医は
針が外側から内側へ冠動脈壁を貫くことを避け、内側か
ら外側へ通るようにする。これは、場合によっては患者
に致命的となる除かれて血流に入る動脈内面のプラーク
及び他の構成物質の量を最少にするためである。図16
に示すように、左らせん針160を時計回りに回転させ
右らせん針162を反時計回りに回転させて、初めにら
せん針を移植管152に通し、その後針を目的管(通常
は冠動脈)に内側から外側へ通す。
【0039】図19は、らせん針160,162が近方
へ十分に前進した後の、差し込み20の切り欠き斜視図
である。複数の縫い目164が左組織結合140と右組
織結合142(図示せず)に形成され、移植血管及び目
的血管が結合する。この差し込み20の実施形態におい
て、縫い目164の数は、移植血管152及び目的血管
150の初めのサイズによって変えることができる。当
業者が分かるように、差し込み20の針ガイド構造の数
と間隔を変えることにより、さらに、らせん針160,
162の巻き間の間隔を変えることにより、縫い目の数
と間隔を図19に示すものと変えることができる。
【0040】図20はエンドカバー62と付いているプ
ラウ110をカセット60から取り外しているのを示す
図である。この間、らせん針160,162は図19の
示す位置に止どまる。次に、エンドカバー62が縫い糸
フィラメント161,163の端から引き出され除去さ
れる。
【0041】図21は、図示した方向で差し込みを管か
ら丁寧に外して、結合した血管150,152が差し込
み20から取り外されることを示す図である。この工程
の間、差し込みから血管を外すのを助けるために、他の
外科器具又は探針を使用してもよい。血管を差し込みか
ら引き出したとき、近位フィラメントの長さが吻合を完
了するのに十分な長さになるまで、縫い糸フィラメント
161,163を組織結合140,142を通して引
く。
【0042】差し込み20近くで近位フィラメント14
4を切り、外科器具10を外し、従来の外科医の結び目
を用いて2つの近位フィラメント144を一緒に結び、
その後再び従来の外科医の結び目を用いて2つの遠位フ
ィラメント146を一緒に結んで、吻合を完了する。結
び目を結ぶ順序は反対でもよい。その後、余った縫い糸
フィラメントを切り離すことができる。
【0043】図22は本発明の外科器具10のハンドル
180の切り欠き図である。ハンドル180は、既に述
べたように、らせん針160,162を前進させるため
に、カセット20のワーク部を作動する手段を提供す
る。本発明の好ましい実施形態のハンドル180は、遠
位端と近位端のある長形の列形グリップを有する。ハン
ドルには、近位端に取り付けられ時計回りの回転で作動
するコントロールノブ182がある。駆動部130が遠
位端から延びる。右ハンドルカバー184は、左ハンド
ルカバー185の内側にある適合突起(図示せず)内に
きつく押される複数の固定ピン197により、左ハンド
ルカバー185(図示せず)に結合する。当業者は、グ
リッパピン、超音波溶接結合、ネジ等の多くの固定方法
を使用できることを理解する。
【0044】駆動部130の2つの可とう性駆動部材1
02,104がハンドル180の中へ延びる。右駆動部
材104は、鞘133でカバーされる可とう性ワイヤ軸
132を有する。左駆動部材102は、鞘135でカバ
ーされる可とう性軸ワイヤ134を有する。右駆動部材
104の近位端は、ハンドルリブ191,192の間に
回転可能に取り付けられた右歯車ギア188に取り付け
られる。図22,23に示すように、右歯車ギアはセン
ター189の周りを回転し、左歯車ギア193と噛み合
う。左歯車ギア193は左駆動部材102の遠位端に取
り付けられ、ハンドルリブ191,192の間に回転可
能に取り付けられる。左歯車ギア193はセンター19
4の周りを回転する。左歯車ギア193も駆動ギア18
6と噛み合う。駆動ギア186がリブ191,192の
間に取り付けられ、ネジ190によりコントロールノブ
突起196に取り付けられる。コントロールノブ182
が時計回りに回転すると、駆動ギアと右歯車ギア188
が時計回りに回転し、左歯車ギア193が反時計回りに
回転する。このギア方法により、駆動部材102,10
4は反対方向に回転する。
【0045】図23は、内部の部品が見えるように、ハ
ンドルカバー184,185の一部が除かれたハンドル
の近位端正面図である。外科器具10の好ましい実施形
態では、コントロールノブの反時計回りの回転は、縫い
糸フィラメントで血管を結ぶためにらせん針160,1
62を近位方向に前進させないので、望ましくない。従
って、コントロールノブの反時計回りの回転は、左ハン
ドルカバー184の内側に取り付けられ駆動ギア186
と相互作用する一方向つめスプリング198により防止
される。しかし、外科器具10はつめスプリング198
が無くても操作できる。ハンドルに手動リリースを設け
ることにより、外科医は、つめスプリング198と駆動
ギア186との相互作用のオンとオフができる。
【0046】図24は、図3に示す組織クリップ80の
別の実施形態を示す図である。図24では、可とう性チ
ップ200が第一の尖端82に取り付けられる。可とう
性チップ82は固体又はチューブ状等の長形フィラメン
トであり、ポリエチレン等の可とう性、生物学的適合性
ポリマーで製造される。機械的接着及び他の接着方法が
当業者に良く知られているが、好ましくは、生物学的適
合性接着剤を用いて第一の尖端82に付ける。可とう性
チップ200は、堅い第一の尖端82に操縦可能に延び
ることにより、第一の尖端の中空組織の開口への導入を
容易にする手段として機能する。同様な可とう性チップ
を第二の尖端84にも設けることができる。図25に示
すように、組織クリップ80の別の実施形態の第一の尖
端82を、冠動脈等の目的血管150に挿入する。この
図は、第一の尖端82が目的血管150に入るが出ない
ことを示す図である。この使用は、第一の尖端82が血
管150に入りかつ出る図6に示す第一の実施形態の組
織クリップ80の使用方法とは異なる。第二の実施形態
の組織クリップ80は、可とう性チップ200を挿入す
る前に、目的血管150の壁に外科用メスで穴を開ける
ことが必要である。図6に示す第一の実施形態では、穴
の形成は不要である。可とう性チップ200を使用しな
い第一の実施形態より、第二の実施形態の方が、追加の
工程を追加してでも、幾つかの場合には、外科医にとっ
て、第一の尖端を血管に挿入することはより容易であ
る。可とう性チップ200を用いる本発明の実施は、他
の点では既に説明したのと同じである。
【0047】本発明の好ましい実施形態をここに示し説
明したが、このような実施形態は例にすぎないことは当
業者には自明である。本発明から離れることなく、当業
者は多くの様々な変更や置き換えができる。従って、本
発明は特許請求の範囲の精神と範囲のみによって限定さ
れる。
【0048】好適な実施態様を以下に示す。 (1)前記中空組織を保持する第一の手段及び第二の手
段が尖端を含む請求項1に記載の外科器具。 (2)前記中空組織を保持する第一の手段及び第二の手
段がクリップを含む請求項1に記載の外科器具。 (3)前記第二の部材が、さらに、前記プラウが間に配
置する、前記プラウの長軸と実質的に平行に延びる2つ
セットの針路を含み、前記針路が前記組織を結合するよ
うに前記路に添って前記針をガイドする請求項2に記載
の外科器具。 (4)さらに、2つのらせん針を含み、各々には縫い糸
が付いており、前記ドライバーと係合し、前記らせん針
は前記針路を通って前記中空組織の壁を通る実施態様
(3)に記載の外科器具。 (5)前記針路は、前記第二の部材に前記プラウから離
れて複数の溝を有する実施態様(4)に記載の外科器
具。
【0049】(6)前記針路は、長軸に添って延びる前
記プラウの各サイドに複数の溝を有する実施態様(4)
に記載の外科器具。 (7)さらに、前記通路が形成され前記縫い糸が前記中
空組織をつなぐために形成された後、前記第一の中空組
織及び第二の中空組織を前記外科器具から外す手段を含
む請求項2に記載の外科器具。 (8)前記第一の尖端及び第二の尖端の少なくとも1つ
には、遠位の可とう性チップが付いている請求項2に記
載の外科器具。 (9)前記中空組織を近付けるように隣り合う前記尖端
の遠位端を互いに動かす手段は、前記第一の部材に回転
可能連結で付いている前記尖端の近位端の少なくとも1
つを含む請求項2に記載の外科器具。 (10)前記カセットは、さらに、前記プラウが間に配
置する、前記プラウの長軸と実質的に平行に延びる2つ
セットの針路を含み、前記針路が前記組織を結合するよ
うに前記路に添って前記針をガイドする請求項3に記載
の外科器具。
【0050】(11)さらに、2つのらせん針を含み、
各々には縫い糸が付いており、前記ドライバーと係合
し、前記らせん針は前記針路を通って前記中空組織の壁
を通る実施態様(10)に記載の外科器具。 (12)前記フレームは、前記カセットと前記組織クリ
ップを操作係合して連結し、前記尖端の長軸と前記プラ
ウが実質的に平行である請求項3に記載の外科器具。 (13)前記針路は、前記カセットに前記プラウから離
れて複数の溝を有する実施態様(11)に記載の外科器
具。 (14)前記針路は、長軸に添って延びる前記プラウの
各サイドに複数の溝を有する実施態様(11)に記載の
外科器具。 (15)さらに、前記通路が形成され前記縫い糸が前記
中空組織をつなぐために形成された後、前記第一の中空
組織及び第二の中空組織を前記外科器具から外す手段を
含む請求項3に記載の外科器具。
【0051】(16)前記第一の尖端及び第二の尖端の
少なくとも1つには、遠位の可とう性チップが付いてい
る請求項3に記載の外科器具。 (17)前記フレームは、前記カセットと前記組織クリ
ップを操作係合して連結し、前記尖端の長軸と前記プラ
ウが実質的に平行である請求項4に記載の外科器具。 (18)前記針路は、前記カセットに前記プラウから離
れて複数の溝を有する請求項4に記載の外科器具。 (19)前記針路は、長軸に添って延びる前記プラウの
各サイドに複数の溝を有する請求項4に記載の外科器
具。 (20)さらに、前記通路が形成され前記縫い糸が前記
中空組織をつなぐために形成された後、前記第一の中空
組織及び第二の中空組織を前記外科器具から外す手段を
含む請求項4に記載の外科器具。 (21)前記第一の尖端及び第二の尖端の少なくとも1
つには、遠位の可とう性チップが付いている請求項4に
記載の外科器具。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、血
流を維持しながら最少の血管操作で小さな血管でも吻合
できる外科器具を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外科器具の正面図である。
【図2】外科器具の差し込みの等角図である。
【図3】外科器具の差し込みの詳細を示す分解等角図で
ある。
【図4】外科器具の差し込みの組織クリップの分解等角
図である。
【図5】目的血管に配置された外科器具の差し込みの組
織クリップの等角図である。
【図6】図5に示す組織クリップと目的血管の断面の側
面図である。
【図7】外科器具の差し込みのフレームの分解等角図で
ある。
【図8】図5に示す組織クリップと目的血管が配置され
る、図7に示すフレームの等角図であり、フレームに挿
入されたカセットの部分図を示す図である。
【図9】組織クリップと血管が配置されたフレームとカ
セットの等角断面図である。
【図10】外科器具の差し込みの等角図とカセットの断
面図であり、移植血管に挿入された組織クリップを示す
図である。
【図11】端側法で一緒に保持された目的血管と移植血
管を有する、外科器具の差し込みの等角断面図である。
【図12】部品の詳細を示すカセットの分解等角図であ
る。
【図13】最初の配列(発射前)を示すカセットの内部
の等角図である。
【図14】2つの外科らせん針の最初の位置を示す、図
13に示すカセットの内部の上面図である。
【図15】カセットをフレームに完全に押し込み、目的
及び移植管を一緒に保持する外科器具の差し込みの等角
図である。
【図16】明瞭に示すために差し込みの一部を除き、目
的及び移植管の間の通路の形成をより明確に示す、図1
5に示す差し込みの等角図である。
【図17】図15のライン17−17に添った遠位部と
血管の断面図である。
【図18】2つのらせん針を前進させるために、可とう
性軸により回転する差し込みのローラの等角図である。
【図19】明瞭に示すために一部を除き、らせん針を前
進させて、目的及び移植管に縫い糸フィラメントを配置
した後の、差し込みの等角図である。
【図20】カセットからのエンドカバーの取り外しを示
す外科器具の差し込みの斜視図である。
【図21】遠位端からの吻合血管の取り外しを示す差し
込みの等角図である。
【図22】内部の部品を示すために一部を切り欠いた外
科器具のハンドルの前面図である。
【図23】内部の部品を示すために一部を切り欠いた外
科器具のハンドルの近位端正面図である。
【図24】図3に示す組織クリップの他の実施形態の等
角図である。
【図25】冠動脈等の目的血管内にある組織クリップの
別の実施形態の断面図(図に縮尺は示していない。)で
ある。
【符号の説明】
10 外科器具 40 フレーム 60 カセット(第二の部材) 80 組織クリップ(第一の部材) 82 第一の尖端(第一の手段) 84 第二の尖端(第二の手段) 110 プラウ 130 駆動部 150 目的血管(第一の中空組織) 152 移植血管(第二の中空組織) 160,162 針 161,163 縫い糸 180 ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド・エル・ハマン アメリカ合衆国、45223 オハイオ州、シ ンシナティー、カービー・アベニュー 4248 (72)発明者 ジョン・ビー・フレッジ・ジュニア アメリカ合衆国、45208 オハイオ州、シ ンシナティー、グランディン・レーン 4 (72)発明者 ダグラス・エヌ・ラッド アメリカ合衆国、45224 オハイオ州、シ ンシナティー、ホークス・ランディング・ ドライブ 3128 (72)発明者 ジェイ・レネー・ラプトン アメリカ合衆国、45069 オハイオ州、ウ ェスト・チェスター、レッド・ミル・ドラ イブ 7861 (72)発明者 ジェイムズ・エイ・クラフト アメリカ合衆国、40515 ケンタッキー州、 レキシントン、ウェスト・エッジブルッ ク・ドライブ 3425

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の中空組織を第二の中空組織に付け
    その間に通路を形成する外科器具であって、 (a)前記外科器具に取り付けられる近位端、そこから
    延びる遠位端及びその間を延びる長軸とを有する、前記
    第一の中空組織を保持する第一の手段及び、前記第二の
    中空組織を保持する第二の手段と、 (b)近位端、そこから延びる遠位端及びその間を延び
    る長軸を有し、前記中空組織の間に通路を形成するため
    に、前記中空組織の少なくとも1つを切るプラウと、 (c)前記尖端と前記プラウを操作係合して連結するフ
    レームとを含み、前記外科器具は、隣り合う前記尖端を
    前記中空組織が近付くように動かす手段を含み、 前記外科器具は、さらに縫い糸が付いている針を駆動す
    る手段を含み、前記針を前記通路の周りで前記組織に通
    して駆動し、前記中空組織を結合する外科器具。
  2. 【請求項2】 第一の中空組織を第二の中空組織に付け
    その間に通路を形成する外科器具であって、 (a)前記第一の中空組織の壁に入る第一の尖端と、前
    記第二の中空組織の壁に入る第二の尖端とを有する第一
    の部材と、 (b)プラウを有する第二の部材と、 (c)前記第一の部材及び第二の部材を操作係合して連
    結するフレームとを含み、 前記尖端は、前記第一の部材に取り付けられる近位端、
    そこから延びる遠位端及びその間を延びる長軸とを有
    し、前記外科器具は隣り合う前記尖端の遠位端を前記中
    空組織が近付くように動かす手段を含み、 前記プラウは、前記第二の部材に取り付けられる近位
    端、そこから延びる遠位端及びその間を延びる長軸を有
    し、前記プラウの遠位端は、前記中空組織の間に通路を
    形成するために、前記中空組織の少なくとも1つを切る
    ことができ、 前記外科器具は、さらに縫い糸が付いている針を駆動す
    る手段を含み、前記針を前記通路の周りで前記組織に通
    して駆動し、前記中空組織を結合する外科器具。
  3. 【請求項3】 第一の中空組織を第二の中空組織に付け
    その間に通路を形成する外科器具であって、 (a)前記第一の中空組織の壁に入る第一の尖端と、前
    記第二の中空組織の壁に入る第二の尖端とを有する組織
    クリップと、 (b)プラウを有するカセットと、 (c)前記組織クリップ及び前記カセットを操作係合し
    て連結するフレームとを含み、 前記尖端は、前記組織クリップに取り付けられる近位
    端、そこから延びる遠位端及びその間を延びる長軸とを
    有し、前記尖端の少なくとも1つは近位端で回転可能で
    あり、前記中空組織を近付くように動かすことができ、 前記プラウは、前記カセットに取り付けられる近位端、
    そこから延びる遠位端及びその間を延びる長軸を有し、
    前記プラウの遠位端は、前記中空組織の間に通路を形成
    するために、前記中空組織の少なくとも1つを切ること
    ができ、 前記外科器具は、さらに縫い糸が付いている針を駆動す
    るドライバーを含み、前記針を前記通路の周りで前記組
    織に通して駆動し、前記中空組織を結合する外科器具。
  4. 【請求項4】 第一の中空組織を第二の中空組織に付け
    その間に通路を形成する外科器具であって、 (a)前記外科器具を保持するために前記外科器具の近
    位端に取り付けられるハンドル及び、組織クリップとカ
    セットを操作係合して連結する前記外科器具の遠位端に
    取り付けられるフレームと、 (b)前記第一の中空組織の壁に入る第一の尖端と、前
    記第二の中空組織の壁に入る第二の尖端とを有する前記
    組織クリップと、 (c)プラウを有する前記カセットと、 (d)縫い糸が付いている一対のらせん針を駆動するド
    ライバーとを含み、 前記尖端は、前記組織クリップに取り付けられる近位
    端、そこから延びる遠位端及びその間を延びる長軸とを
    有し、前記尖端の少なくとも1つは近位端で回転可能で
    あり、前記中空組織を近付くように動かすことができ、 前記プラウは前記カセットに取り付けられる近位端、そ
    こから延びる遠位端及びその間を延びる長軸を有し、前
    記プラウの遠位端は、前記中空組織の間に通路を形成す
    るために、前記中空組織の少なくとも1つを切ることが
    でき、前記カセットは、さらに、前記プラウが間に配置
    され、前記プラウの長軸と実質的に平行に延びる2つの
    セットの針路を有し、 前記ドライバーは前記針を前記通路の周りで前記組織に
    通して駆動し、前記中空組織を結合し、 前記針路は前記組織を結合するように前記針を前記路に
    添ってガイドする外科器具。
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