JPH11277009A - 超音波洗浄機および超音波洗浄システム - Google Patents

超音波洗浄機および超音波洗浄システム

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JPH11277009A
JPH11277009A JP10374598A JP10374598A JPH11277009A JP H11277009 A JPH11277009 A JP H11277009A JP 10374598 A JP10374598 A JP 10374598A JP 10374598 A JP10374598 A JP 10374598A JP H11277009 A JPH11277009 A JP H11277009A
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JP
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cleaning
cleaned
barrel
ultrasonic
liquid
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JP10374598A
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Naoki Kubono
直己 窪野
Tetsuo Sakamoto
哲郎 坂本
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • B08B3/041Cleaning travelling work
    • B08B3/042Cleaning travelling work the loose articles or bulk material travelling gradually through a drum or other container, e.g. by helix or gravity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • B08B3/10Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration
    • B08B3/12Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration by sonic or ultrasonic vibrations
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続稼働を可能とし且つ長時間の使用に際し
ても良好な洗浄品質を維持し得る信頼性の高い超音波洗
浄機および超音波洗浄システムを提供すること。 【解決手段】 被洗浄物を不規則に回転させながら洗浄
液中を被洗浄物搬入側被洗浄物送出側に向かって斜め上
方に移送する回転移送手段1と、この被洗浄物の移送中
に該被洗浄物を超音波洗浄する超音波洗浄手段6とを備
え、超音波洗浄手段6の洗浄液をオーバーフローの状態
で排出する洗浄液排出部10を、被洗浄物の移送方向の
一方の側である被洗浄物搬入側に配設する。そして、洗
浄物の送り出し側に、被洗浄物が洗浄液中から押し出さ
れた後に当該被洗浄物を水系ジェット洗浄する水系ジェ
ット洗浄機構31を装備したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波洗浄機およ
び超音波洗浄システムに係り、特に被洗浄物を移送しな
がら洗浄する方式の超音波洗浄機および超音波洗浄シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波洗浄機には従来より種々の方式の
ものがある。例えば、(a)被洗浄物をバスケット内に
ランダムに又は段積み状態に収納して水系超音波洗浄も
しくは水系ジェット洗浄を行う方式のもの、(b)特開
平8−299926号公報にみられるように、被洗浄物
をバスケット(バレル)内に整列した後にこれを水中で
移動させながら上下動させつつ超音波洗浄する方式のも
の、更には、(c)円筒状のバレットを横にして一方か
ら他方に移動させながら水系超音波洗浄もしくは水系ジ
ェット洗浄を行う方式のもの、等がある。
【0003】この内、上記(c)のものは、例えば被洗
浄物を収納した回転式のバスケット(バレル)を横置
し、これを水槽(洗浄液槽)内に配置して回転移転させ
ると共に内壁に装備した螺旋送り機構によって当該被洗
浄物を動させながらシャワー洗浄しようとするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来例の内、(a)の被洗浄物をバスケット内にランダ
ムに又は段積み状態に収納して水系超音波洗浄もしくは
水系ジェット洗浄を行う方式のものは、一定位置での洗
浄であることから、洗浄ムラが生じ易いという不都合が
あった。
【0005】又(b)の被洗浄物をバスケッ内に整列し
た後にこれを水中で移動させながら上下動させつつ超音
波洗浄する方式のものは、例えば特開平8−29992
6号公報にみられるように、被洗浄物をバスケット(バ
レル)内に収納した後に水槽(洗浄液)中に水没させた
後に当該バレル全体を回転させる等の手法を採っている
ことから、大きな水槽(洗浄液槽)が必要となり、これ
がため装置全体が大型化するという不都合が生じてい
た。
【0006】更に、これら二つの方式にあっては、バス
ケット(バレル)内の被洗浄物の洗浄が終わると、当該
被洗浄物を全て外部に取り出した後に再び次の被洗浄物
をバスケット(バレル)内に収納するという工程が必要
となり、洗浄作業が断続的となり、これがため作業性が
悪いという不都合があった。
【0007】そして、上記二つの方式の改良型として開
発された上記(c)の円筒状のバレットを横にして一方
から他方に移動させながら水系超音波洗浄もしくは水系
ジェット洗浄を行う方式のものは、連続稼働が可能であ
るが、被洗浄物と共に洗浄液も一方から他方に向けて移
動される。このため、被洗浄物から取り除かれた汚れ物
も当該被洗浄物と共に同方向に移動することから、被洗
浄物に再び汚れ物が付着するという不都合がしばしば生
じ、これがため洗浄品質が低下するという不都合が生じ
ていた。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに連続稼働を可能とし且つ洗浄物の洗浄
品質の向上を図ると共に、耐久性および保守性が良好
で、しかも長時間の使用に際しても良好な洗浄品質を維
持することができる信頼性の高い超音波洗浄機および超
音波洗浄システムを提供することを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、被洗浄物を不規則に回転
させながら洗浄液中を被洗浄物搬入側である一方の側か
ら被洗浄物送出側である他方の側に向かって斜め上方に
移送する回転移送手段と、この被洗浄物の移送中に洗浄
液を介して当該被洗浄物を超音波洗浄する超音波洗浄手
段と、被洗浄物送り出し側である他方の側に装備され前
記被洗浄物が洗浄液中から斜め上方向に移送される過程
で水面から押し出された後に当該被洗浄物に洗浄液を噴
射して当該被洗浄物を水系ジェット洗浄する水系ジェッ
ト洗浄機構とを備えている。そして、前述した超音波洗
浄手段の洗浄液を、オーバーフローの状態で排出する洗
浄液排出部を、被洗浄物搬入側に配設する、という構成
を採っている。
【0010】このため、この請求項1記載の発明では、
まず、搬入された被洗浄物は、例えば斜めに配置された
円筒状のバレルを回転させることによって当該バレル内
で被洗浄物は回転させられる。そして、このバレルの内
壁に例えば螺旋板機構を装備しておくことにより、この
螺旋板機構によって被洗浄物は下方(一方)から上方
(他方)へ不規則に回転しながら移送される。この場
合、被洗浄物が搬入された箇所を、超音波洗浄手段の超
音波洗浄槽の洗浄液内に水没しておくことにより、この
移送の過程において、被洗浄物は超音波洗浄手段によっ
て超音波洗浄される。
【0011】そして、被洗浄物が斜め上方向に移送され
る過程で水面から押し出され押し出されると、当該被洗
浄物は水系ジェット洗浄機構によって水系ジェット洗浄
される。これら一連の超音波洗浄,水系ジェット洗浄の
各工程は、被洗浄物が斜め下方から斜め上方に移送され
る過程で実行される。
【0012】そして、特に、超音波洗浄の直後に連続し
て水系ジェット洗浄を行うようにしたので、洗浄力を飛
躍的に増大させることができる。更に、これら一連の洗
浄工程が連続して行われることから、被洗浄物の洗浄作
業の能率を著しく向上することが可能となっている。
又、これら一連の洗浄工程の稼働時には、同時に前述し
た超音波洗浄槽内の洗浄液が、被洗浄物の移送方向とは
逆の方向にオーバーフローの形態をもって排水される。
【0013】このため、超音波洗浄槽の洗浄液の上層領
域に位置する汚れ粒子や除去された油粒子等が被洗浄物
の移送方向とは逆の方向から連続的に取り出すことがで
き、除去された油粒子等が被洗浄物に付着する度合いが
大幅に少なくなる。
【0014】請求項2乃至7記載の各発明では、ほぼ周
囲全面にわたって液流通用貫通穴が形成された円筒状の
バレルと、このバレルの回転中心軸線を水平面に対して
幾分立ち上がった状態の斜めに設定すると共に当該バレ
ルを回転自在に保持する回転保持機構と、前記バレルを
回転駆動するバレル駆動機構とを備えている。
【0015】バレルの立ち下がり側を被洗浄物の搬入側
とすると共に、当該バレル全体の下面側に対向して、上
方が開放され当該バレルの立ち下がり側の下面領域を一
部水没可能に配置された超音波洗浄槽を装備する。又当
該超音波洗浄槽には超音波洗浄用の超音波発振器を装備
する。
【0016】更に、バレルの立ち上がり側を被洗浄物の
送り出し側とすると共に当該バレルの立ち上がり側の開
口部に、当該バレル内の被洗浄物を水系ジェット洗浄す
る液噴射ノズル部を装備する。
【0017】又、前述したバレルの内壁には、当該バレ
ルの回転動作と共に当該バレルの立ち下がり側から立ち
上がり側に向けて被洗浄物を移送する螺旋板機構を装備
すると共に、超音波洗浄槽内の洗浄液をオーバーフロー
の状態で排出する洗浄液排出部を前述したバレルの立ち
下がり側に設ける、という構成をその基本構成として備
えている。
【0018】このため、この請求項2乃至7記載の各発
明では、前述した請求項1記載の発明と同等に機能する
ほか、更に、バレルには周囲全面にわたって液流通用貫
通穴が形成されているので、超音波洗浄槽に水没した箇
所での洗浄液の流動がバレル内と外との間で自在に行わ
れることとなり、このため、バレルの回転動作と洗浄液
との入れ替えが円滑に行われるため、かかる点において
被洗浄物に対する洗浄効果を著しく向上させることがで
きる。
【0019】同時に洗浄液排出部の作動時には、オーバ
ーフローの状態で洗浄液が排出されるが、バレル内の洗
浄液に浮遊している浮遊物も液流通用貫通穴を介して洗
浄液排出部側へ直接吸引される。このため、バレル内の
洗浄液の浮遊物はより迅速に且つ円滑に排出される。か
かる点においても洗浄効果の向上を図ることができる。
【0020】ここで、前述した円筒状のバレルについて
は、当該バレルの立ち下がり側の開口部の一部が超音波
洗浄槽の液中に配設され且つ当該バレルの立ち上がり側
の開口部が超音波洗浄槽の液面から上に位置するように
当該超音波洗浄槽上に配置するとよい。
【0021】このようにすると、洗浄液が被洗浄物と共
に同方向に排出されることがなくなり、洗浄済の被洗浄
物と洗浄液との分離を確実に行うことができ、洗浄液の
飛散を防止でき、汚れを後工程に移すことを確実に防止
することができる。
【0022】又、前述した螺旋板機構の表面(被洗浄物
を押し上げる側の面)に、全面にわたって所定の突起部
を設けてもよい。この場合、突起部を、環状突起部とし
てもよい。この突起部については、更に、針金を連続的
に付すことによって形成した針金状突起部としても、或
いは、金網を連続的に付すことによって形成した網状突
起部としてもよい。
【0023】このようにすると、例えば被洗浄物がワッ
シャー等の平たいものであっても、螺旋板機構の表面に
付着して当該被洗浄物の移送が阻害されるという不都合
を排除することができ、かかる点において被洗浄物に対
する洗浄移送を円滑になし得るという利点がある。
【0024】請求項8記載の発明では、前述した請求項
2,3,4,5,6又は7記載の超音波洗浄機におい
て、バレルの上方及び周囲全体を囲んでカバーを設ける
と共に、このカバーの前述したバレルへの被洗浄物の搬
入側及び送出側の各下方領域に開口部を設ける、という
構成を採っている。
【0025】このため、この請求項8記載の発明では、
前述した請求項2,3,4,5,6又は7記載の発明と
同等に機能するほか、更に、洗浄液が周囲に飛散するの
を確実に防止することができ、洗浄液の繰り返し使用に
際してはその消耗を少なくすることができるという利点
がある。
【0026】請求項9記載の発明では、前述した請求項
2,3,4,5,6,7又は8記載の超音波洗浄機にお
いて、バレル内の洗浄物送り出し側の開口部に、噴射洗
浄された被洗浄物に液切り用のエアーを噴射するエアー
ノズル部を装備する、という構成を採っている。
【0027】このため、この請求項9記載の発明では、
前述した2,3,4,5,6,7又は8記載の発明と同
等に機能するほか、水系ジェット洗浄の直後にエアーを
噴射による強制液切りの工程を設定したので、大きい水
滴についてはバレル内に吹き飛ばすことができ且つ小さ
い水滴については乾燥に近い状態にさせることができる
ので、比較的小さい空間領域を通過するだけで、被洗浄
物に付着した水分を効率良くしかも連続的に液切りする
ことができ、かかる点において次工程に洗浄液を持ち越
さない、という利点がある。
【0028】請求項10記載の発明では、被洗浄物の移
動方向に沿ってほぼ同一に構成された二組の超音波洗浄
機を配置する。そして、各超音波洗浄機を、被洗浄物を
不規則に回転させながら洗浄液中を一方の側から他方の
側に向かって斜め上方に移送する回転移送手段と、この
被洗浄物の移送中に洗浄液を介して当該被洗浄物を超音
波洗浄する超音波洗浄手段と、被洗浄物が洗浄液中の他
方の側の水面から押し出された後に当該被洗浄物に洗浄
液を噴射して当該被洗浄物を水系ジェット洗浄する水系
ジェット洗浄機構と、被洗浄物搬入側に前述した超音波
洗浄手段の洗浄液をオーバーフローの状態で排出する洗
浄液排出部とを備えた構成とする。
【0029】又、二組の超音波洗浄機に内、被洗浄物の
移動方向の上流側に位置する超音波洗浄機を洗浄用超音
波洗浄機とすると共に、被洗浄物の移動方向の下流側に
位置する超音波洗浄機を濯ぎ用超音波洗浄機とする。更
に、洗浄用超音波洗浄機のバレルの下流側の開口部と前
述した濯ぎ用洗浄用超音波洗浄機のバレルの上流側の開
口部との間に、洗浄物移動ガイド機構を装備する、とい
う構成を採っている。
【0030】このため、この請求項10記載の発明で
は、前述した請求項1記載の発明と同等の機能を有する
ほか、更に、洗浄側と濯ぎ側とを連係動作可能に分けた
構成としたので、作業時間の大幅に増加させることなく
洗浄効果を著しく向上させることができ、耐久性および
保守性が良好で、しかも長時間の使用に際しても良好な
洗浄品質を維持することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下、本発
明の第一の実施の形態を、図1乃至図14に基づいて説
明する。
【0032】まず、図1乃至図3において、符号50は
超音波洗浄機を示す。この超音波洗浄機50は、所定の
大きさのボルト,ナット及びワッシャー等の被洗浄物を
不規則に回転させながら洗浄液中を被洗浄物搬入側であ
る一方の側(図1の左方側)から被洗浄物送出側である
他方の側(図1の右方側)に向かって斜め上方に移送す
る回転移送手段1を備えている。
【0033】更に、上記超音波洗浄機50は、前述した
被洗浄物の移送中に洗浄液を介して当該被洗浄物を超音
波洗浄する超音波洗浄手段6と、この超音波洗浄手段6
の洗浄液を被洗浄物の移送方向の上流側(一方の側)で
ある被洗浄物搬入側に配設されオーバーフローの状態で
排出する洗浄液排出部10と、前述した被洗浄物の移送
方向の下流側(他方の側)である被洗浄物送り出し側に
配設され且つ被洗浄物が他方の側の洗浄液中の水面から
押し出された後に当該被洗浄物に洗浄液を噴射して当該
被洗浄物を水系ジェット洗浄する水系ジェット洗浄機構
31とを備えている。
【0034】前述した回転移送手段1は、ほぼ周囲全面
にわたって液流通用貫通穴2aが形成された円筒状のバ
レル2(図1,図4参照)と、このバレル2の回転中心
軸線Pを水平面に対して幾分立ち上がった状態の斜めに
設定する(図1では、傾斜角α0 =15°に設定した)
と共に当該バレル2を回転自在に保持する回転保持機構
3と、バレル2を回転駆動するバレル駆動機構4とを備
えている。この場合、傾斜角α0 については、15°以
外の傾斜角を採用してもよい。
【0035】ここで、液流通用貫通穴2aについては、
図4〜図5で一部描いたのみで、他の図面では省略して
いる。又、符号5は、円筒状のバレル2の内壁に沿って
固定装備された所定幅の螺旋板機構を示す(図1,図4
参照)。
【0036】そして、バレル2内に搬入される被洗浄物
は、バレル2の回転と共にこの螺旋板機構5によってバ
レル2の立ち下がり側(図1の左側)からバレル2の立
ち上がり側(図1の右側)に向かって押し上げられ、そ
の過程で、当該被洗浄物の自重と押し上げ力との相互作
用により不規則に回転させられつつ徐々に押し上げられ
るようになっている。
【0037】円筒状のバレル2には、前述したように、
ほぼ周囲全面にわたって液流通用貫通穴2aが形成され
ている。このため、この円筒状のバレル2は、側面周囲
の何れの箇所からも、洗浄液が内部に自由に出入りする
ことができるようになっている。又、結果的にバレル2
の軽量化が可能となり、同時に回転動作も円滑に成し得
るという利点がある。
【0038】この円筒状のバレル2の液流通用貫通穴2
aは、被洗浄物の大きさよりも小さい大きさに設定され
ている。具体的には、例えばバレル2の直径が600
〔mm〕前後のもので被洗浄対象物がボルトやワッシャ
ー等の場合、液流通用貫通穴2aは、例えば直径6〜1
0〔mm〕に設定されているが、必ずしもこれに限定さ
れず、他の大きさに設定してもよい。
【0039】又、前述した超音波洗浄手段6は、ケース
本体100に保持された超音波洗浄槽7と、この超音波
洗浄槽7の内底面に装備された超音波洗浄用の超音波発
振器8とを備えている。この内、超音波洗浄槽7は、バ
レル2の下面側に対向して上方が開放され且つ前述した
バレル2の立ち下がり側の下部領域を一部水没可能な状
態で、当該バレル2の下方に近接して配設されている。
【0040】更に、この超音波洗浄槽7は、底面が一様
に前述したバレル2の立ち上がりに沿って幾分立ち上っ
て装備され(水平に対して約2〜3度程度)、同時にそ
の図1における左右の中央部が曲折されて右側部分が右
上がりにほぼ15度程度立ち上がって形成されている。
これによって、洗浄液を図1の常時左方(洗浄液排出部
10側)に集まるように構成し、同時に超音波洗浄槽7
自体の強度を高めて耐久性を強化している。
【0041】ここで、円筒状のバレル2は、図1乃至図
2及び図5に示すように、当該バレル2の立ち下がり側
の開口部の一部(下方部分)が超音波洗浄槽7の液中に
配設され且つ前述した立ち上がり側の開口部が超音波洗
浄槽7の液面Sから上に位置するように当該超音波洗浄
槽7上に配置されている。線分S0 (図3参照)は、液
面Sの生じる領域の概略を示す。
【0042】このため、バレル2の立ち下がり側の内部
に搬入される被洗浄物は、最初に洗浄液中にて超音波洗
浄されつつバレル2の回転と共に螺旋板機構5によって
上方に押し上げられ、当該バレル2内で途中から液面S
上に送り出されるようになっている。
【0043】ここで、前述した超音波発振器8は、超音
波洗浄槽7の底面部に装備されている。この場合、超音
波発振器8は、バレル2の下面側で且つ当該バレル2の
回転方向先(即ち、中心軸を基準として回転方向の下流
側)にずれた位置に配設されている(図3参照)。
【0044】一方、バレル2の回転と共に被洗浄物は、
前述したようにバレル2の回転中心軸の真下から回転方
向に幾分ずれた位置に移動した状態で自重により中心部
側に落下転動しつつ徐々に上方に押し上げられる。そし
て、前述した超音波洗浄槽7部分で、この落下転動しつ
つ上方に向けて移動する被洗浄物に向けて、超音波発振
器8から所定の洗浄用超音波が連続的に照射されるよう
になっている。
【0045】更に、上記超音波洗浄槽7には、前述した
ように、使用済の洗浄液を、オーバーフローの状態で排
出する洗浄液排出部10が設けられている。この洗浄液
排出部10は、前述した被洗浄物の移送方向の一方の側
である被洗浄物搬入側(図1の左端部)に装備されてい
る。このため、使用済の洗浄液は、洗浄によって除去さ
れ浮上した油粒を含む塵埃等の浮遊物と共に、被洗浄物
の移送方向とは逆の方向(図1の左方向)に移送されつ
つ、洗浄液排出部10から排出されるように構成されて
いる。
【0046】前述した円筒状のバレル2を回転自在に保
持する回転保持機構3は、図5乃至図7に示すように、
本実施形態では第1乃至第3の三対の保持ローラによっ
て構成されている。
【0047】この三対の各保持ローラの内、第1の保持
ローラ21A,21Bは、図5および図7に示すよう
に、被洗浄物搬入側の下方に配設され且つバレル2の下
端部の開口部に固定装備された環状仕切板2Eを介し
て、当該バレル2を回転自在に保持している。この場
合、この第1の保持ローラ21A,21Bは、超音波洗
浄槽7の内側側壁に固定装備されている。
【0048】図1乃至図2,図5および図7において、
符号7Aは超音波洗浄槽7に設けられた仕切り板を示
す。この仕切り板7Aは、超音波洗浄槽7のバレル2の
下側で前述した被洗浄物の送り出し側に近い位置に装備
され、後述する液噴射ノズル部32から噴射される洗浄
液を充分回収し得る位置に固定装備されている。
【0049】そして、この仕切り板7Aで仕切られた超
音波洗浄槽7の図1における左方部分に洗浄液が充満さ
れ、この仕切り板7Aで仕切られた超音波洗浄槽7の図
1における右方部分に空間領域が形成されている。この
空間領域に、後述する第3の保持ローラ23A,23B
が配設されている。
【0050】ここで、上記第1の保持ローラ21A,2
1Bは、それぞれ円筒状のバレル2の回転中心軸を通る
垂直線に対して例えば左右30°(相互間では60°)
隔てて配置され、これによって、停止時におけるバレル
2部分の重量がほぼ均等に各保持ローラ21A,21B
に二分されるようになっている。
【0051】又、第2の保持ローラ22A,22Bは、
図7に示すように、バレル2の被洗浄物搬入側の側壁の
外面に向けて、前述した超音波洗浄槽7側から突き出さ
れた状態で配設されている。そして、この第2の保持ロ
ーラ22A,22Bは、バレル2の側壁部分を下側で回
転自在に保持した状態で、前述した超音波洗浄槽7の内
側側壁に固定装備されている。
【0052】ここで、上記第2の保持ローラ22A,2
2Bは、それぞれ円筒状のバレル2の回転中心軸を通る
垂直線に対して例えば左右60°(相互間では120
°)隔てて配置され、これによって、この部分における
バレル2の重量がほぼ均等に各保持ローラ22A,22
Bに二分されるようになっている。
【0053】更に、第3の保持ローラ23A,23B
は、図6に示すように、バレル2の被洗浄物送出側にお
ける側壁の外面に対向して配設され、且つ当該バレル2
の下側の側壁部分に当接した状態で前述したケース本体
100に固定装備されている。そして、この第3の保持
ローラ23A,23Bは、前述した第1の保持ローラ2
1A,21B及び第2の保持ローラ22A,22Bと共
同して、バレル2の重量を保持しつつ当該バレル2を回
転自在に保持している。
【0054】上記第3の保持ローラ23A,23Bは、
それぞれ円筒状のバレル2の回転中心軸を通る垂直線に
対して例えば左右60°(相互間では120°)隔てて
配置され、これによって、この部分におけるバレル2の
重量がほぼ均等に各保持ローラ23A,23Bに二分さ
れるようになっている。
【0055】又、上記第1乃至第3の各保持ローラ21
A,21B,22A,22B,23A,23Bに対して
は、バレル2は上方から載置された状態となっており、
かかる点において、バレル2を上方からの着脱が自在と
なり保守時には作業を迅速に成し得るという利点があ
る。
【0056】図5乃至図6に、前述した円筒状のバレル
2を回転駆動するバレル駆動機構4を示す。このバレル
駆動機構4は、バレル2を周囲から回転駆動するように
構成され、前述した第1の保持ローラ21A,21Bと
第3の保持ローラ23A,23Bの間で且つ当該第3の
保持ローラ23A,23Bに近い位置に配設されてい
る。
【0057】そして、このバレル駆動機構4は、図5乃
至図6に示すように、バレル2の周囲の同一円周上に当
該バレル2を取り巻いて固定装備されたエンドレスチェ
ーン25と、このエンドレスチェーン25に常時噛合す
るチェーン車26と、このチェーン車26を回転駆動す
る駆動モータ27Aおよび速度減衰機構27Bとにより
構成されている。そして、この駆動モータ27Aは、図
3に示すケース本体100に併設された制御盤100E
からの指令によって、その回転速度が任意に設定される
ようになっている。
【0058】ここで、上記バレル駆動機構4について
は、エンドレスチェーン25とチェーン車26の組み合
わせで構成した場合を例示したが、これに代えてギヤー
機構又はベルト機構等,他の駆動機構を装備したもので
あってもよい。
【0059】前述したバレル2内に装備される螺旋板機
構5は、本実施形態にあっては、バレル2の直径を60
0〔mm〕(厚さ2〔mm〕のステンレス製)とした場
合に、同じ厚さ2〔mm〕のステンレス製で、その板幅
を40〔mm〕とした螺旋板によって形成されている。
【0060】この螺旋板機構5には、図8に示すよう
に、本実施形態にあっては直径6〜10〔mm〕の液流
通用貫通穴5aが、その一部又は全部に形成されてい
る。この場合、図8以外では、この液流通用貫通穴5a
の記載を殆ど省略している。このため、螺旋板機構5
は、稼働時には前述したバレル2と共同し、且つこの液
流通用貫通穴5aの作用によって、被洗浄物を超音波洗
浄槽7内からすくいあげるようにして(洗浄液と浮上汚
れ物を超音波洗浄槽7内に残して)上方に移送すること
ができるようになっている。
【0061】又、上記螺旋板機構5には、その表面F側
(被洗浄物を押し上げる側の面)に、全面にわたって所
定の突起部が設けられている。ここで、裏面(被洗浄物
を押し上げる側の面の裏面)Eには突起部は設けられて
いない。図9にこの突起部の例である環状突起部5bを
示す。この環状突起部5bは、本実施形態にあっては、
前述した液流通用貫通穴5aの周囲に設けられている
が、他の位置に不規則に設けてもよい。
【0062】この螺旋板機構5の表面F側(被洗浄物を
押し上げる側の面)に所定の突起部を設けることによっ
て、例えばワッシャー等の平坦面を有する部材が移送中
の螺旋板機構5の表面F側に吸着するのを効果的に排除
することができる。
【0063】この突起部の他の例を図10(A)(B)
(C)に示す。この内、図10(A)(B)は、螺旋面
に沿って所定の針金を敷設装備した場合の針金状突起部
5cの例で、図10(A)は針金が二本の場合を示し、
図10(B)は針金が三本の場合を示す。この針金状突
起部5cについては、サイン曲線状に螺旋板機構5の表
面Fに敷設装備してもよい。又、図10(C)は、金網
を連続的に付した網状突起部5dの場合を示す。この突
起部については、被洗浄物の付着を阻止し得るものであ
れば、他の形態の突起部であってもよい。又表側の面F
を凹凸加工したものであってもよい。
【0064】更に、前述したバレル2の上面側には、当
該バレル2の上面及び周囲全体を囲んでカバー30が装
備されている(図1〜図3,図12〜図14)。このカ
バー30は、前述したケース本体100に着脱自在に保
持されている。
【0065】このカバー30には、前述したバレル2へ
の被洗浄物の搬入側及び送出側の各下方領域に、それぞ
れ搬入側開口部30A,送出側30Bが設けられ、その
各開口部30A,30Bから、被洗浄物が搬入され、或
いは送り出されるようになっている。又、このカバー3
0には、図2の上面側で中心軸に沿って左右対称位置
に、保守時に有効に機能する保守用開閉窓30a,30
b(図3参照)が設けられている。
【0066】更に、バレル2の立ち下がり側(図1の左
端部側)には、図1乃至図2に示すように被洗浄物を搬
入するベルトコンベア101が装備されている。そし
て、稼働時には、被洗浄物が、ケース本体100に支持
された搬入ガイド100Aを介してバレル2の立ち下が
り側の内部に自然落下して自動的に搬入されるようにな
っている。ここで、搬入ガイド100Aは、カバー30
の搬入側開口部30Aに装備され、この搬入ガイド10
0Aを介して被洗浄物がバレル2の立ち下がり側の内部
に搬入されるようになっている。
【0067】また、バレル2の立ち上がり側(図1の右
端部側)には、図1乃至図2に示すように被洗浄物を送
り出すベルトコンベア102が装備されている。そし
て、稼働時には、被洗浄物は、バレル2の立ち上がり側
の送出側開口部30Bから自然落下して且つケース本体
100に装備された送出ガイド100Bを介して、ベル
トコンベア102に載置され、自動的に外部に搬出され
るようになっている。
【0068】上記送出ガイド100Bは、カバー30の
送出側開口部30Bの下端部に装備され、この送出側開
口部30Bから押し出される被洗浄物が自重で落下する
のを受け止めて、前述したようにベルトコンベア102
上に案内するようになっている。
【0069】被洗浄物送り出し側(図1の右方向の側)
であるバレル2の他方の開口部には、前述したように、
被洗浄物が洗浄液中の他方の側の水面から押し出された
後に当該被洗浄物に洗浄液を噴射して当該被洗浄物を水
系ジェット洗浄する水系ジェット洗浄機構31が装備さ
れている(図12〜図14参照)。
【0070】この水系ジェット洗浄機構31は、図12
に示すように、バレル2の内面下方に向けて噴射する一
又は二以上のノズル32aを備えた液噴射ノズル部32
と、この液噴射ノズル部32を保持すると共に当該液噴
射ノズル部32から噴射する所定圧力の洗浄液を案内す
る内部配管部33とを備えている。
【0071】この内部配管部33は、バレル2の被洗浄
物送出側(図1乃至図2の右側)から当該バレル2の回
転中心軸線に沿って中央部に向けて敷設されている。そ
して、この内部配管部33の先端部分に、前述した液噴
射ノズル部32の各ノズル32a(本実施形態では三
個)が、バレルの中心軸に沿って所定間隔を隔てて配設
されている。
【0072】そして、この液噴射ノズル部32は、被洗
浄物が洗浄液の液面から上方に送り出される箇所の上方
の空間に配設されている。このため、洗浄液の液面に浮
かんでいる汚れ粒子が洗浄後の被洗浄物に付着して一緒
に液面上に送り出された場合であっても、当該汚れ粒子
を効率よく被洗浄物から除去することができる。
【0073】液噴射ノズル部32の各ノズル32aの液
噴射方向は、本実施形態にあっては前述したバレル2の
中心軸線の真下に位置する部分を基準として、当該バレ
ル2の回転方向の下流側に向けて所定角度α1 (例えば
液噴射ノズル部32の中心部の垂直線に対して約22.
5°)傾けて設定されている(図13)。これによっ
て、中心軸から幾分偏りつつバレル2内を上方に移送さ
れる被洗浄物は、その全体を対象として各ノズル32a
から洗浄液がジェット噴射されるようになっている。
【0074】更に、液噴射ノズル部32の中心部は、前
述したバレルの中心軸を含む垂直面を基準として、当該
バレル2の回転時におけるバレル側壁の立ち上がり側方
向にずれた位置に配設されている。本実施形態では、図
13に示すように、f=40〔mm〕だけづらせれてい
る。このため、中心軸から幾分偏りつつバレル2内を上
方に移送される被洗浄物を確実に捕捉し得るようになっ
ている。
【0075】又、バレル2の前述した被洗浄物送り出し
側である他方の側に、エアーブロー機構35が装備され
ている。このエアーブロー機構35は、前述した水系ジ
ェット洗浄機構31で洗浄された被洗浄物を対象とし、
これら全ての被洗浄物にクリーンで且つ乾燥したエアー
を吹き付けて液切りをするためのものである。図1にお
いて符号38はコンプレッサを示す。
【0076】このエアーブロー機構35は、バレル2内
の所定位置に配設され且つ当該バレル2の内面下方に向
かって液切り用エアーを噴射する一又は二以上のエアー
ノズル36aを備えたエアーノズル部36と、このエア
ーノズル部36を保持すると共に当該エアーノズル部3
6に所定の噴射圧を備えた液切り用エアーを送り込む配
管部37とを備えている。また、エアーノズル部36の
各エアーノズル36aは、前述したバレル2の中心軸に
直交する方向に所定間隔を隔てて配設されている。
【0077】更に、前述したエアーノズル部36の各エ
アーノズル36aは、図13に示すように、その液切り
用エアーの噴射方向を、バレル2の中心軸線の真下に位
置する部分を基準として、当該バレル2の回転方向の下
流側に向けて所定角度(例えば、エアーノズル部36の
中心部の水平線に対してβ1 =30°だけ立ち上がった
状態に)傾けて設定され、更に、バレル2の被洗浄物送
り出し側の開口面に対してエアーの噴射方向を所定角度
(例えばγ1 =20°)内側に向けて傾けて設定されて
いる。
【0078】又、図14に示すように、バレル2の被洗
浄物送り出し側の開口面に対して右回転方向に例えばγ
2 =20°回転した状態に設定され、これによって螺旋
板機構5の傾斜角度(スパイラル角度)に対して交差す
るように対向装備し、これによって螺旋板機構5からの
エアーの反転の影響を抑制している。
【0079】このため、超音波洗浄済の被洗浄物を上方
へ移送する過程において、被洗浄物の全体を対象として
捕捉し易い状態となり、当該被洗浄物の全体に液切り用
のエアーをカーテン状に効率よく吹きつけることとな
り、このため、全体を対象として迅速に且つ均一に液切
りして次工程に持ち出す洗浄液の量を少なくすることが
できるという利点がある。
【0080】更に、エアーノズル部36は、その中心部
の位置が、前述したバレル2の中心軸を含む垂直面を基
準として、当該バレル2の回転時における側壁の立ち上
がり側の方に幾分ずれた位置(液噴射ノズル部36と同
程度づれた位置)に配設されている。このため、被洗浄
物の全体をより捕捉し易い状態となっている。
【0081】前述した超音波洗浄槽7には、その下方
に、配管を介して洗浄液貯蔵層40が併設されている
(図1〜図2参照)。この洗浄液貯蔵層40には、前述
した超音波洗浄槽7内の洗浄液を必要に応じて回収する
第1の回収用配管41と、超音波洗浄槽7でオーバーフ
ローした洗浄液を回収する第2の回収用配管42と、超
音波洗浄槽7の仕切り板7Aで仕切られた外側領域(図
1の右側の空間領域)に流れ込んだ洗浄液を回収する第
3の回収用配管43とが装備されている。
【0082】更に、この洗浄液貯蔵層40には、外部か
ら洗浄液を補給する洗浄液補給管44と、前述した洗浄
液貯蔵層40内の洗浄液を必要に応じて外部へ排水する
排水管47と、前述した液噴射ノズル部32を含み所定
の洗浄液を被洗浄物に向けて噴射する前述した水系ジェ
ット洗浄機構31とが、それぞれ併設されている。
【0083】ここで、水系ジェット洗浄機構31は、前
述した液噴射ノズル部32と、この液噴射ノズル部32
に前述した洗浄液貯蔵層40の洗浄液を送り込む配管3
1Aと、この配管31A上に装備された加圧ポンプ31
B,液清浄フィルタ31C,および開閉器31E,31
F,31Gとを備えている。そして、加圧ポンプ31B
は、図示しない制御回路部によって稼働停止が付勢され
るようになっている。このため、常に浄化された洗浄液
が、水系ジェット洗浄機構31に送り込まれるようにな
っている。
【0084】又、前述した洗浄液貯蔵層40は、水中部
分が開放された仕切板40Aが装備され、超音波洗浄槽
7でオーバーフローし回収された洗浄液中の浮遊物(汚
れ)が一方の側に集中的に集められるようになってい
る。そして、この集められた浮遊物(汚れ)は、オイル
スキマー等によって除去されるようになっている。更
に、洗浄液貯蔵層40にはヒータ(図示せず)が装備さ
れ、必要に応じて前述した制御回路部によって駆動制御
され、これによって洗浄能力が高い状態に維持されてい
る。
【0085】次に、上記第一の実施形態の動作について
説明する。
【0086】まず、ボルト,ナット或いはワッシャー等
の被洗浄物がベルトコンベア101によって円筒状のバ
レル2内に搬入される。この場合、ベルトコンベア10
1はその終端部がケース本体100に支持された搬入ガ
イド100A上に配置されていることから(図1乃至図
2参照)、被洗浄物は搬入ガイド100Aを介して自然
落下によってカバー30の搬入側開口部30Aからバレ
ル2内の一方の側(図1乃至図2の左端部)に搬入され
る。
【0087】この円筒状のバレル2は回転移送手段1の
主要部をなし、搬入された被洗浄物を回転させながら内
部に装備した螺旋板機構5を作用させて、洗浄液中を一
方から他方に向かって移送する。この場合、被洗浄物が
搬入された箇所は、超音波洗浄槽7の洗浄液内に水没さ
れており、バレル2はその全面に液流通用貫通穴2aが
設けられていることから、バレル2内の被洗浄物が搬入
された箇所は超音波洗浄槽7の洗浄液内に位置すること
となる。
【0088】かかる状態でバレル2が回転することか
ら、被洗浄物はバレル2の回転と共に回転方向に移送さ
れた状態となり、全体的に回転方向先にずらされると共
に、バレル2側壁の回転立ち上がりと共に自重落下して
不規則に回転する。同時に螺旋板機構5によって、徐々
に図1乃至図2の右方向(即ち、バレル2の斜め上方)
に、移送される。
【0089】この移送の過程において、被洗浄物は超音
波洗浄手段6で超音波洗浄される。同時に、被洗浄物は
超音波洗浄手段6内の洗浄液中を斜めに移送されること
から、超音波発振器8との間に距離が徐々に変化するた
め、被洗浄物は超音波洗浄特有の縞模様の洗浄残がなく
なり、被洗浄物の周囲全面が一様に,そして均一に超音
波洗浄される。
【0090】そして、被洗浄物が洗浄液中の他方の側の
水面から押し出されると、当該被洗浄物は水系ジェット
洗浄機構31によって水系ジェット洗浄される。続い
て、この水系ジェット洗浄後に、エアーブロー機構35
によって被洗浄物全体のの水滴が除去される。この場合
の使用済の洗浄液も、被洗浄物の移送方向とは逆にバレ
ル2内を立ち下がり側に移動して超音波洗浄槽7内に集
められる。
【0091】このため、かかる点においても、洗浄によ
って排出された汚れと被洗浄物との分離が円滑に実行さ
れる。これら一連の超音波洗浄,水系ジェット洗浄およ
び液切りの各工程は、バレル2によって被洗浄物が斜め
下方から斜め上方に移送される過程で実行される。
【0092】そして、この最終段における液切り工程を
経た被洗浄物は、バレル2内の螺旋板機構5の作用によ
って当該バレル2内から前述したカバーの送出側開口部
30Bを介して外部に押し出されるが、その落下の下方
には送出ガイド100Bが装備されていることから、こ
の送出側開口部30Bを介して、被洗浄物はベルトコン
ベア102上に案内され外部に搬出される。
【0093】更に、これら一連の洗浄,液切り工程が連
続して行われることから、被洗浄物の洗浄作業の能率が
著しく向上することとなる。又、これら一連の洗浄,液
切り工程の稼働時には、同時に前述した超音波洗浄槽7
内の洗浄液が、被洗浄物の移送方向とは逆の方向にオー
バーフローの形態をもって排水される。
【0094】このため、超音波洗浄槽7の洗浄液の上層
領域に位置する汚れ粒子や除去された油粒子等が被洗浄
物の移送方向とは逆の方向から連続的に取り出すことが
でき、除去された油粒子等が被洗浄物に付着する度合い
が大幅に少なくなるという利点がある。
【0095】(第二の実施の形態)次に、第2の実施形
態を図15乃至至図17に基づいて説明する。
【0096】この図15乃至図17において、符号5
0,60は、被洗浄物の移動方向に沿って配設され且つ
それぞれがほぼ同一に構成された一方と他方の二組の超
音波洗浄機を示す。そして、この一方と他方の各超音波
洗浄機50,60は、前述した図1乃至図14に開示し
た第1の実施形態における超音波洗浄機50とほぼ同一
に構成されている。
【0097】即ち、この一方と他方の各超音波洗浄機5
0,60は、それぞれ、被洗浄物を不規則に回転させな
がら洗浄液中を一方の側から他方の側に向かって斜め上
方に移送する回転移送手段51,61と、この被洗浄物
の移送中に洗浄液を介して当該被洗浄物を超音波洗浄す
る超音波洗浄手段56,66と、被洗浄物が洗浄液中の
他方の側の水面から押し出された後に当該被洗浄物に向
けて洗浄液を噴射し当該被洗浄物を水系ジェット洗浄す
る水系ジェット洗浄機構31,71と、被洗浄物の移送
方向の上流側である一方の側に前述した超音波洗浄手段
56,66の超音波洗浄槽57,67の洗浄液をオーバ
ーフローの状態で排出する洗浄液排出部10,70とを
備えている。符号32,72は液噴射ノズル部を示す。
【0098】ここで、本実施形態では、前述した被洗浄
物の移動方向の上流側に位置する一方の超音波洗浄機5
0を洗浄用超音波洗浄機とすると共に、下流側に位置す
る他方の超音波洗浄機60を濯ぎ用超音波洗浄機として
構成されている。
【0099】更に、洗浄用超音波洗浄機50のバレル2
の立ち下がり側(図15の左端部側)には、図15乃至
図16に示すように被洗浄物を搬入するベルトコンベア
101が装備されている。そして、稼働時には、被洗浄
物が、ケース本体100に支持された搬入ガイド100
Aを介して当該バレル2の立ち下がり側の内部に自然落
下して自動的に搬入されるようになっている。ここで、
搬入ガイド100Aは、カバー30の搬入側開口部30
Aに装備され、この搬入ガイド100Aを介して被洗浄
物が、洗浄用超音波洗浄機50のバレル2の立ち下がり
側の内部に搬入されるようになっている。
【0100】また、濯ぎ用超音波洗浄機60のバレル2
の立ち上がり側(図15の右端部側)には、図15乃至
図16に示すように被洗浄物を送り出すベルトコンベア
102が装備されている。そして、稼働時には、被洗浄
物は、当該バレル2の立ち上がり側の送出側開口部30
Bから自然落下して且つケース本体100に装備された
送出ガイド100Bを介して、ベルトコンベア102に
載置され、自動的に外部に搬出されるようになってい
る。
【0101】ここで、送出ガイド100Bは、濯ぎ用超
音波洗浄機60のカバー30の送出側開口部30Bの下
端部に装備され、この送出側開口部30Bから押し出さ
れる被洗浄物が自重で落下するのを受け止めて、前述し
たようにベルトコンベア102上に案内するようになっ
ている。
【0102】又、洗浄用超音波洗浄機50の前述したバ
レル2の下流側(洗浄物送出側)の開口部と前述した濯
ぎ用超音波洗浄機60のバレル2の上流側の開口部(洗
浄物搬入側)との間には、洗浄物移動ガイド機構として
の搬入移送ガイド100Cが装備されている。これによ
って、洗浄用超音波洗浄機50で洗浄された被洗浄物
は、濯ぎ用超音波洗浄機60側の搬入移送ガイド100
Cを介して洗浄用超音波洗浄機50側から濯ぎ用超音波
洗浄機60側へ、自動的に移送される。
【0103】更に、洗浄用超音波洗浄機50と濯ぎ用洗
浄用超音波洗浄機60の各バレル2内の洗浄物送出側の
開口部には、前述した図1の実施形態の場合と同様に、
水系ジェット洗浄後の被洗浄物に液切り用エアーを噴射
するエアーブロー機構35のエアーノズル部36が装備
されている。
【0104】その他、上記洗浄用超音波洗浄機50と濯
ぎ用洗浄用超音波洗浄機60の具体的な構成およびその
作用効果については、前述した図1乃至図14における
洗浄用超音波洗浄機50と全く同一に形成されている。
【0105】このようにしても、前述した図1乃至図2
に示す第1の実施形態と同一の作用効果を得ることがで
きるほか、洗浄側と濯ぎ側とを連係動作可能に分けた構
成としたので、作業時間の大幅に増加させることなく洗
浄効果を著しく向上させることができ、耐久性および保
守性が良好で、しかも長時間の使用に際しても良好な洗
浄品質を維持することができる信頼性の高い超音波洗浄
システムを得ることができる。
【0106】ここで、前述した洗浄用超音波洗浄機50
側のエアーブロー機構35については省略してもよい。
【0107】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、請求項1記載の発明では、被洗浄
物の搬入から洗浄工程を経て外部へ送出されるまでを連
続的に継続して行うことができ、超音波洗浄とその後の
水系ジェット洗浄とを連続して実行することができ、こ
のため、通常の水系洗剤を使用しても従来の塩素系の石
油系溶剤に劣らない洗浄力を得ることができ、これら一
連の超音波洗浄,水系ジェット洗浄の各工程を、被洗浄
物が斜め下方から斜め上方に移送される過程で実行され
るため、装置全体の小型化を図ることができる。
【0108】更に、これら一連の洗浄,液切り工程の稼
働時には、同時に前述した超音波洗浄槽内の洗浄液が、
被洗浄物の移送方向とは逆の方向にオーバーフローの形
態をもって排水するように設定したので、超音波洗浄槽
の洗浄液の上層領域に位置する汚れ粒子や除去された油
粒子等が被洗浄物の移送方向とは逆の方向から連続的に
取り出すことができ、これがため、当該被洗浄物に洗浄
後の汚れの付着する度合いが大幅に少なくなり、以上の
ように構成され機能するので、特に連続稼働を可能とし
且つ通常の水系洗剤を使用したものであっても、洗浄物
の洗浄品質の向上を図ると共に耐久性および保守性が良
好でしかも長時間の使用に際しても良好な洗浄品質を維
持することができるという信頼性の高い超音波洗浄機を
提供することができる。
【0109】又、請求項2乃至7記載の各発明では、前
述した請求項1記載の発明と同等の作用効果を有するほ
か、更に、バレルには周囲全面にわたって液流通用貫通
穴が形成されているので、超音波洗浄槽に水没した箇所
での洗浄液の流動がバレル内と外との間で自在に行われ
ることとなり、このため、バレルの回転動作と洗浄液と
の入れ替えが円滑に行われるため、被洗浄物に対する洗
浄効果を著しく向上させることができ、同時に洗浄液排
出部の作動時には、オーバーフローの状態で洗浄液が排
出されるが、バレル内の洗浄液に浮遊している浮遊物も
液流通用貫通穴を介して洗浄液排出部側へ直接吸引され
るので、バレル内の洗浄液の浮遊物はより迅速に且つ円
滑に排出することができ、洗浄効果のより一層の向上を
図ることができる。
【0110】更に、バレルの立ち上がり側の開口部を超
音波洗浄槽の液面から上に位置するように当該超音波洗
浄槽上に配置すると、洗浄液が被洗浄物と共に同方向に
排出されることが全くなくなり、洗浄済の被洗浄物と洗
浄液との分離を確実に行うことができ、洗浄液の飛散を
防止でき、汚れを後工程に移すことを確実に防止するこ
とができる。
【0111】又、前述した螺旋板機構の表面(被洗浄物
に対する押し上げ側の面)に、全面にわたって所定の突
起部を設けると、例えば被洗浄物がワッシャー等の平た
いものであっても、螺旋板機構の表面に付着して当該被
洗浄物の移送が阻害されるという不都合を排除すること
ができ、かかる点において被洗浄物の形状如何にかかわ
らず円滑に且つ連続して効率良く洗浄を継続することが
できる。
【0112】請求項8記載の発明では、前述した請求項
2,3,4,5,6又は7記載の発明と同等の作用効果
を有するほか、更に、洗浄液が周囲に飛散するのを確実
に防止することができ、洗浄液の繰り返し使用に際して
はその消耗を少なくすることができる。
【0113】請求項9記載の発明では、前述した請求項
2,3,4,5,6,7又は8記載の発明と同等の作用
効果を有するほか、更に、水系ジェット洗浄の直後にエ
アーを噴射による強制液切りの工程を設定したので、大
きい水滴についてはバレル内に吹き飛ばすことができ且
つ小さい水滴については強制的に乾燥に近い状態に液切
りさせることができるので、比較的小さい空間領域を通
過するだけで、被洗浄物を効率良くしかも連続的に液切
りすることができ、洗浄および液切りの各工程を短時間
にしかも小さい空間スぺースで円滑に実行することがで
き、作業能率の著しい向上を図ることができる。
【0114】そして、請求項10記載の発明では、前述
した請求項1記載の発明と同等の機能を有するほか、更
に、洗浄側と濯ぎ側とを連係動作可能に分けた構成とし
たので、作業時間の大幅に増加させることなく洗浄効果
を著しく向上させることができ、耐久性および保守性が
良好で、しかも長時間の使用に際しても良好な洗浄品質
を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す全体的な概略構
成図である。
【図2】図1に開示した実施形態のカバーを含む外観を
示す説明図である。
【図3】図2の一部省略した平面図である。
【図4】図1内に開示した円筒状のバレル部分を示す一
部省略した断面図である。
【図5】図1内に開示した円筒状のバレルと超音波洗浄
槽との位置関係を示す説明図である。
【図6】図5における矢印AーAからみた一部省略した
正面図である。
【図7】図5における矢印BーBからみた一部省略した
正面図である。
【図8】図4におけるバレルの矢印AーAからみた一部
省略した正面図である。
【図9】図8に示すバレルの矢印CーCからみた一部省
略した部分断面図である。
【図10】図9の他の例を示す図で、図10(A)は突
起部として二本の針金を装備した場合の例を示す一部省
略した部分断面図、図10(B)は突起部として三本の
針金を装備した場合の例を示す一部省略した部分断面
図、図10(C)は突起部として金網を装備した場合の
例を示す一部省略した部分断面図である。
【図11】図4におけるバレルの矢印BーBからみた一
部省略した正面図である。
【図12】図1内に開示した水系ジェット洗浄機構部分
の詳細を示す説明図である。
【図13】図12における矢印QーQからみた一部省略
した概略正面図である。
【図14】図12における矢印RーRからみた一部省略
した概略断面図である。
【図15】本発明の第二の実施形態を示す全体的な概略
構成図である。
【図16】図15に示す第二の実施形態のカバーを含む
外観を示す説明図である。
【図17】図16の一部省略した平面図である。
【符号の説明】
1,51,61 回転移送手段 2 バレル 3 回転保持機構 4 バレル駆動機構 5 螺旋板機構 5b 環状突起部 5c 針金状突起部 5d 網状突起部 6,56,66 超音波洗浄手段 7,57,67 超音波洗浄槽 8 超音波発振器 10 洗浄液排出部 30 カバー 31,71 水系ジェット洗浄機構 32 液噴射ノズル部 36 エアーノズル部 50,60 超音波洗浄機 100C 洗浄物移動ガイド機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を不規則に回転させながら洗浄
    液中を被洗浄物搬入側である一方の側から被洗浄物送出
    側である他方の側に向かって斜め上方に移送する回転移
    送手段と、この被洗浄物の移送中に洗浄液を介して当該
    被洗浄物を超音波洗浄する超音波洗浄手段とを備え、 前記超音波洗浄手段の洗浄液をオーバーフローの状態で
    排出する洗浄液排出部を、前記被洗浄物搬入側に配設
    し、 前記被洗浄物の送り出し側である他方の側に、前記被洗
    浄物が洗浄液中の他方の側の水面から押し出された後に
    当該被洗浄物に洗浄液を噴射して当該被洗浄物を水系ジ
    ェット洗浄する水系ジェット洗浄機構を装備したことを
    特徴とする超音波洗浄機。
  2. 【請求項2】 ほぼ周囲全面にわたって液流通用貫通穴
    が形成された円筒状のバレルと、このバレルの回転中心
    軸線を水平面に対して幾分立ち上がった状態の斜めに設
    定すると共に当該バレルを回転自在に保持する回転保持
    機構と、前記バレルを回転駆動するバレル駆動機構とを
    設け、 前記バレルの立ち下がり側を被洗浄物の搬入側とすると
    共に当該バレルの下面側に対向して上方が開放され前記
    バレルの立ち下がり側の下面領域を一部水没可能に配置
    された超音波洗浄槽を装備すると共に、当該超音波洗浄
    槽に超音波洗浄用の超音波発振器を装備し、 前記バレルの立ち上がり側を被洗浄物の送り出し側とす
    ると共に当該バレルの立ち上がり側の開口部に、前記バ
    レル内の被洗浄物に所定の液を噴射し洗浄する水系ジェ
    ット洗浄機構の液噴射ノズル部を装備し、 前記バレルの内壁に、当該バレルの回転動作と共に当該
    バレルの立ち下がり側から立ち上がり側に向けて被洗浄
    物を移送するスパイラル状の螺旋板機構を装備し、 前記超音波洗浄槽内の洗浄液をオーバーフローの状態で
    排出する洗浄液排出部を前記バレルの立ち下がり側に設
    けたことを特徴とする超音波洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記円筒状のバレルは、当該バレルの前
    記立ち下がり側の開口部の一部が前記超音波洗浄槽の液
    中に配設され且つ前記立ち上がり側の開口部が前記超音
    波洗浄槽の液面から上に位置するように前記超音波洗浄
    槽上に配置されていることを特徴とした請求項2記載の
    超音波洗浄機。
  4. 【請求項4】 前記螺旋板機構の表面に、全面にわたっ
    て所定の突起部を設けたことを特徴とする請求項2又は
    3記載の超音波洗浄機。
  5. 【請求項5】 前記突起部を、環状突起部としたことを
    特徴とする請求項4記載の超音波洗浄機。
  6. 【請求項6】 前記突起部を、針金を連続的に付すこと
    によって形成した針金状突起部であることを特徴とする
    請求項4記載の超音波洗浄機。
  7. 【請求項7】 前記突起部を、金網等の網状部材を連続
    的に付すことによって形成した網状突起部であることを
    特徴とする請求項4記載の超音波洗浄機。
  8. 【請求項8】 前記バレルの上側面及び周囲全体を囲ん
    でカバーを設けると共に、このカバーの前記バレルへの
    被洗浄物の搬入側及び送出側の各下方領域に開口部を設
    けたことを特徴とする請求項2,3,4,5,6又は7
    記載の超音波洗浄機。
  9. 【請求項9】 前記バレル内の洗浄物送り出し側の開口
    部に、噴射洗浄された被洗浄物に液切り用のエアーを噴
    射するエアーノズル部を装備したことを特徴とする請求
    項2,3,4,5,6,7又は8記載の超音波洗浄機。
  10. 【請求項10】 被洗浄物の移動方向に沿ってほぼ同一
    に構成された二組の超音波洗浄機を配置し、 各超音波洗浄機を、被洗浄物を不規則に回転させながら
    洗浄液中を被洗浄物搬入側である一方の側から被洗浄物
    送出側である他方の側に向かって斜め上方に移送する回
    転移送手段と、この被洗浄物の移送中に洗浄液を介して
    当該被洗浄物を超音波洗浄する超音波洗浄手段と、前記
    被洗浄物が洗浄液中の他方の側の水面から押し出された
    後に当該被洗浄物に向けて洗浄液を噴射して当該被洗浄
    物を水系ジェット洗浄する水系ジェット洗浄機構と、前
    記被洗浄物の移送方向の上流側である一方の側に前記超
    音波洗浄手段の洗浄液をオーバーフローの状態で排出す
    る洗浄液排出部とを備えた構成とし、 前記二組の超音波洗浄機の内、被洗浄物の移動方向の上
    流側に位置する超音波洗浄機を洗浄用超音波洗浄機とす
    ると共に、下流側に位置する超音波洗浄機を濯ぎ用超音
    波洗浄機とし、 前記洗浄用超音波洗浄機の有するバレルの下流側の開口
    部と前記濯ぎ用洗浄用超音波洗浄機の有するバレルの上
    流側の開口部との間に、洗浄物移動ガイド機構を装備す
    ると共に、 前記濯ぎ用洗浄用超音波洗浄機の有するバレル内の洗浄
    物送出側の開口部に、水系ジェット洗浄後の被洗浄物に
    液切り用エアーを噴射するエアーブロー機構のエアーノ
    ズル部を装備したことを特徴とする超音波洗浄システ
    ム。
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