JPH11277067A - 液体を磁気で処理するための装置 - Google Patents

液体を磁気で処理するための装置

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JPH11277067A
JPH11277067A JP9993698A JP9993698A JPH11277067A JP H11277067 A JPH11277067 A JP H11277067A JP 9993698 A JP9993698 A JP 9993698A JP 9993698 A JP9993698 A JP 9993698A JP H11277067 A JPH11277067 A JP H11277067A
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義明 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置は通常、分割して対をなしているため、
異極同士が吸着し合ったり、同極同士が反発しあったり
して取扱いに難がある。 【解決手段】 磁石が吸着する管体等に対しては、複数
の磁石をそれぞれ可撓性を有する長尺の被覆内に間隔を
設けて、同一の着磁面が連続するようにして納められて
いる構造の液体を磁気で処理するための装置を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を磁気で処理
するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水道管等の管内壁に付着する固形物やス
ケール等の不純物を除去したり、その付着を防止し、ま
た、飲料水等の味覚を向上させる手段の一つとして、磁
気装置を用いる方法が散見できる。
【0003】ちなみに、米国特許第4605498号に
は、N極とS極の磁界を供する磁気手段で、該磁界の
内、一極のみの磁界を中央軸上に主体的に集中させ、該
中央軸に沿って通常は存在し、該一極の磁界内に多く存
在している液体を磁気処理する方法及び装置が発表され
ている。
【0004】この考え方は、図6に示すところによる。
図6は同極同士、例えばS極とS極とを配管を向い合せ
て取り付ける場合と異極、例えばS極とN極とを配管を
向い合せて取り付ける場合について、配管中の磁気エネ
ルギーの散布状態を表面残存磁束密度2000ガウス平
方センチメートルの磁石を用いて示したグラフである。
このグラフから明らかなように同極同士、例えばS−S
の向い合せは、異極、例えばS−Nのように配管の中心
部でエネルギーがゼロになることがないから、同極同士
の組合せの方が異極の組合せより効果が大きく、かつ再
現性があると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述した
技術は、きわめて有用性が高い。しかしながら、かかる
装置は、大抵の場合、分割して対をなしているため、異
極同士が吸着し合ったり、同極同士が反発し合ったりし
て、取扱いに難のある場合がある。
【0006】本発明は、かかる課題を解決し、取扱い容
易な液体を磁気で処理するための装置を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】まず、複数の磁石をそれ
ぞれ可撓性を有する長尺の被覆内に間隔を設けて、同一
の着磁面が連続するようにして納められてなることを特
徴とする液体を磁気で処理するための装置を提供する。
【0008】このようにしてなる上記装置において、好
ましくは、被覆は、シート状物に適宜の間隔でポケット
を形成してなることを特徴とする。
【0009】そして、上記装置において、被覆は、熱可
塑性樹脂であることを一例とする。
【0010】また、上記装置において、好ましくは、磁
石は、磁石素材が被覆内に納められてから着磁されてな
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下図面に
基づき説明する。
【0012】図1は被覆の側面図、図2は被覆のポケッ
トに磁石を挿入して形成した装置の一部切り欠き平面
図、図3は被覆の表面に止着具を取り付けて形成した装
置の裏面図、図4は管体に装置を巻き付けて止着した状
態を示す斜視図、図5は止着具の別の例を示す平面図で
ある。
【0013】被覆1は、図1に示すように、可撓性を有
する例えば熱可塑性樹脂である軟質塩化ビニル等を素材
とする長尺のシート状物1a、1bを二枚重ねて、適宜
の間隔で挿入口1cを開口して他を融着して、ポケット
1eが形成されてなる。被覆は、磁石を熱、離融等から
保護する。
【0014】磁石2は、板状にして、適宜の大きさに加
工され、図1に示した被覆1の各ポケット1eの挿入口
1cからポケット1eに挿入されて、図2に示すように
被覆1内に納められる。磁石2のポケット1eへの挿入
は、同一の着磁面すなわち、S極のときはS極を、N極
のときはN極をそれぞれ上面又は下面になるようにして
行う。磁石2をポケット1eに納めた後は、ポケット1
eの挿入口1cを融着により閉じる。こうすることによ
り同一の着磁面がポケット1e間の融着1dにより適宜
の間隔をもって連続する。
【0015】なお、磁石の材質は、希土類磁石、フェラ
イト磁石、アルニコ磁石等材質を問わない。また、磁石
は、一方向の磁場が利用できるように一方の面をS極
に、他方の面をN曲となるよう両面着磁とするのがよ
い。
【0016】このようにして、全体として、複数の磁石
2をそれぞれ可撓性を有する長尺の被覆1内に間隔を設
けて、同一の着磁面が連続するようにして納められてな
る液体を磁気で処理するための装置が形成される。
【0017】図3は別の実施の形態を示すもので、図2
に示した装置の裏面に長尺方向に止着具を2本取り付け
てあるところが先の実施例と異なる。この実施の形態で
は、止着具3は、一端に止め金具3aが連接されて、こ
の止め金具3aに他端3bを挿通して締結するバンド形
式のものを被覆1に取り付けた挿通帯4に挿通固定され
て一体となっている。止着具3は、図5に示すような締
め付け具その他例えばホック式のもの、ボタン式のもの
等が利用できる。
【0018】このようにして、全体として、複数の磁石
をそれぞれ可撓性を有する長尺の被覆内に間隔を設け
て、同一の着磁面が連続するようにして納められるとと
もに被覆に止着具を取り付けてなる液体を磁気で処理す
るための装置が形成される。
【0019】上述したような本発明に係る液体を磁気で
処理するための装置において、磁石が被覆内に納められ
る形態は、ポケットによることなく、例えば、熱可塑性
の素材からなるシート状物に予め適宜の間隔を設けて複
数の磁石を配置しておき、その上にもう一枚のシート状
物を乗せて、各磁石の周囲のシート状物同士を融着する
ことによって行ってもよいことはもちろんである。
【0020】また、磁石は、磁石素材が被覆内に納めら
れてから、着磁されてなるものであってもよい。磁石
は、異極同士が互いに吸着し合うため、予め着磁されて
いると取扱いにくい。そのため、強力な磁力を要する磁
石にあっては、磁石素材を被覆内に納めてから着磁した
方が、製造工程中の管理、取扱いが容易である。
【0021】本発明は、上述のようにしてなるので、つ
ぎのようにして利用される。
【0022】図4は、被覆に止着具3を取り付けてある
装置Aを管体5に巻き付けたところの一例を示す。具体
的には、管体5に装置Aを巻き付け、止め金具3aに他
端3bを挿通し、他端3bに形成された止め穴3dに止
め金具3aのピン3eを挿し込む。なお、装置Aは、被
覆に止着具が取り付けられていなくても磁石の磁力によ
り、管体に吸着するので、巻き付けるだけで容易に管体
に取り付けることができる。したがって、本発明では、
磁石が吸着する水道の管体等には、止着具のないもの、
磁石が吸着しない、または、吸着しにくい水道の管体や
清涼飲料の瓶等には、止着具のあるものというように使
い分けが可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のようにしてなるので、各
請求項の共通の効果はつぎのとおりである。
【0024】請求項1乃至請求項4において、装置は、
複数の磁石が、可撓性を有する長尺の被覆内に間隔を設
けて納められた構造となっているので、従来の磁石を分
割して同極同士を向い合わせて使用する装置に比し、取
扱いが極めて容易である。また、装置は、磁石が可撓性
のある被覆内に間隔を設けて同一の着磁面が連続するよ
うにして納められているため、その磁石間の可撓性を利
用して管体を巻き付けることができるので、被覆内の磁
石の着磁面が管体の中央軸上に向き、一極のみの磁気を
中央軸上に集中させることができる。
【0025】つぎに、各請求項の共通の効果の他に、各
請求項中、特有の効果はつぎのとおりである。
【0026】請求項2において、被覆は、シート状物に
適宜の間隔でポケットを形成してなるので、磁石を被覆
内に納めるに当って、磁石の取扱いが容易である。
【0027】請求項4において、磁石は、磁石素材が被
覆内に納めてから着磁するので、着磁された磁石を被覆
内に納めるときに生じる磁石の吸着、交換からの煩わし
さから解放されるので、装置の製造工程中の管理、取扱
いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の被覆の側面図である。
【図2】被覆のポケットに磁石を挿入して形成した本発
明に係る装置の一部切り欠き平面図である。
【図3】被覆の表面に止着具を取り付けて形成した本発
明に係る装置の裏面図である。
【図4】本発明に係る装置を管体に巻き付けて止着した
状態を示す斜視図である。
【図5】止着具の別の例を示す平面図である。
【図6】配管中の磁気エネルギーの散布状態を示したグ
ラフである。
【符号の説明】
1 被覆 1e ポケット 2 磁石 3 止着具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】まず、複数の磁石をそれぞれ可撓性を有す
る長尺の被覆内に間隔を設けて、同一の着磁面が連続す
るようにして納められてなる液体を磁気で処理するため
の装置を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】詳しくは、複数の磁石のそれぞれが、可撓
性を有するシート状物の長尺の被覆に適宜の間隔で形成
されたポケットに同一の着磁面が連続するようにして納
められてなることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】請求項1乃至請求項3において、装置は、
複数の磁石が、可撓性を有する長尺の被覆内に間隔を設
けて納められた構造となっているので、従来の磁石を分
割して同極同士を向い合わせて使用する装置に比し、取
扱いが極めて容易である。また、装置は、磁石が可撓性
のある被覆内に間隔を設けて同一の着磁面が連続するよ
うにして納められているため、その磁石間の可撓性を利
用して管体を巻き付けることができるので、被覆内の磁
石の着磁面が管体の中央軸上に向き、一極のみの磁気を
中央軸上に集中させることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】さらに、被覆は、シート状物に適宜の間隔
でポケットを形成してなるので、磁石を被覆内に納める
に当って、磁石の取扱いが容易である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】請求項3の特有の効果はつぎのとおりであ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】磁石は、磁石素材が被覆内に納めてから着
磁するので、着磁された磁石を被覆内に納めるときに生
じる磁石の吸着、交換からの煩わしさから解放されるの
で、装置の製造工程中の管理、取扱いが容易である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁石をそれぞれ可撓性を有する長
    尺の被覆内に間隔を設けて、同一の着磁面が連続するよ
    うにして納められてなることを特徴とする液体を磁気で
    処理するための装置。
  2. 【請求項2】 被覆は、シート状物に適宜の間隔でポケ
    ットを形成してなることを特徴とする請求項1に記載の
    液体を磁気で処理するための装置。
  3. 【請求項3】 被覆は、熱可塑性樹脂であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の液体を磁気で処理
    するための装置。
  4. 【請求項4】 磁石は、磁石素材が被覆内に納められて
    から着磁されてなることを特徴とする請求項1、請求項
    2又は請求項3に記載の液体を磁気で処理するための装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263673A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Aisin Seiki Co Ltd 液体磁気処理装置
CN106076227A (zh) * 2016-08-05 2016-11-09 北京水木华威磁化科技有限公司 一种机动车节能环保磁化器
JP2019084483A (ja) * 2017-11-05 2019-06-06 株式会社七福健康サロン 磁気を利用した流体処理装置
JP2020121280A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 メタウォーター株式会社 電磁波発振機構、電磁波発生装置および配管構造

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