JPH11277575A - 発泡樹脂成形品の成形方法 - Google Patents
発泡樹脂成形品の成形方法Info
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- JPH11277575A JPH11277575A JP10103990A JP10399098A JPH11277575A JP H11277575 A JPH11277575 A JP H11277575A JP 10103990 A JP10103990 A JP 10103990A JP 10399098 A JP10399098 A JP 10399098A JP H11277575 A JPH11277575 A JP H11277575A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/58—Moulds
- B29C44/586—Moulds with a cavity increasing in size during foaming
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型内に加圧手段を設けているため、金型の
構造が複雑である。 【解決手段】 固定金型1に対して、キャビティ2aを
有する可動金型2を前進させて、キャビティ2aの容積
を縮小することによりキャビティ2a内を発泡抑制圧力
まで加圧し、次にキャビティ2a内に発泡剤を含んだ溶
融樹脂を射出して、キャビティ2a内面と接触する樹脂
を冷却硬化させることによりまずスキン層5aを成形
し、その後可動金型2を後退させてキャビティ2aの容
積を拡大することにより、キャビティ2a内を発泡可能
圧力まで減圧して、スキン層5a内側の溶融樹脂を発泡
させることにより、発泡層よりなるコア層5bを成形す
るようにしたもので、金型内に加圧手段を設ける必要が
ないので、金型の構造が簡単になる。
構造が複雑である。 【解決手段】 固定金型1に対して、キャビティ2aを
有する可動金型2を前進させて、キャビティ2aの容積
を縮小することによりキャビティ2a内を発泡抑制圧力
まで加圧し、次にキャビティ2a内に発泡剤を含んだ溶
融樹脂を射出して、キャビティ2a内面と接触する樹脂
を冷却硬化させることによりまずスキン層5aを成形
し、その後可動金型2を後退させてキャビティ2aの容
積を拡大することにより、キャビティ2a内を発泡可能
圧力まで減圧して、スキン層5a内側の溶融樹脂を発泡
させることにより、発泡層よりなるコア層5bを成形す
るようにしたもので、金型内に加圧手段を設ける必要が
ないので、金型の構造が簡単になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は表面にスキン層を
有する発泡樹脂成形品の成形方法に関する。
有する発泡樹脂成形品の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来内部が発泡体により成形され、表面
がスキン層で覆われた成形品を成形する方法や、装置と
しては、例えば特開昭63−281810号公報や、特
開平9−19927号公報などに記載されたものが公知
である。
がスキン層で覆われた成形品を成形する方法や、装置と
しては、例えば特開昭63−281810号公報や、特
開平9−19927号公報などに記載されたものが公知
である。
【0003】前者公報の「発泡成形材料の成形方法」
は、金型キャビティに、発泡性樹脂の発泡を抑制可能な
圧力の気体圧をかけた状態で、溶融した発泡性樹脂を射
出し、その後気体圧を大気圧まで下げ内部の溶融樹脂を
発泡させると共に、所定のタイミングで金型キャビティ
の所定の部分を加圧し、完全固化前の樹脂をキャビティ
内の所定の部分に押し付けることを特徴とするものであ
る。
は、金型キャビティに、発泡性樹脂の発泡を抑制可能な
圧力の気体圧をかけた状態で、溶融した発泡性樹脂を射
出し、その後気体圧を大気圧まで下げ内部の溶融樹脂を
発泡させると共に、所定のタイミングで金型キャビティ
の所定の部分を加圧し、完全固化前の樹脂をキャビティ
内の所定の部分に押し付けることを特徴とするものであ
る。
【0004】また後者公報の「圧縮装置」は、成形品を
成形するキャビティの外に、キャビティに連通する作動
室を形成し、かつ可動鋳型部を型閉めする際、作動室内
に設けた作動要素を移動させて、作動室内のガス媒体を
加圧すると共に、この加圧されたガス媒体を中間貯蔵部
を経由、または経由することなくキャビティ内へ供給す
ることによりキャビティ内を加圧して、樹脂の発泡を抑
制することを特徴とするものである。
成形するキャビティの外に、キャビティに連通する作動
室を形成し、かつ可動鋳型部を型閉めする際、作動室内
に設けた作動要素を移動させて、作動室内のガス媒体を
加圧すると共に、この加圧されたガス媒体を中間貯蔵部
を経由、または経由することなくキャビティ内へ供給す
ることによりキャビティ内を加圧して、樹脂の発泡を抑
制することを特徴とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の成形法や装
置は、何れもキャビティ内を空気やガス媒体で高圧に加
圧することにより発泡剤含有樹脂の発泡を抑制するカウ
ンタプレッシャ法が採用されている。
置は、何れもキャビティ内を空気やガス媒体で高圧に加
圧することにより発泡剤含有樹脂の発泡を抑制するカウ
ンタプレッシャ法が採用されている。
【0006】しかしこのカウンタプレッシャ法は、キャ
ビティ内を高圧の空気やガス媒体で加圧するため、高圧
を発生させるための手段を金型内に必要として金型の構
造が複雑かつ高価となる不具合がある。
ビティ内を高圧の空気やガス媒体で加圧するため、高圧
を発生させるための手段を金型内に必要として金型の構
造が複雑かつ高価となる不具合がある。
【0007】またキャビティ内を所定の圧力にするまで
時間がかかるため、成形サイクルが長くなって生産性が
悪いなどの不具合もある。
時間がかかるため、成形サイクルが長くなって生産性が
悪いなどの不具合もある。
【0008】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、複雑な金型を必要とせず、かつ
生産性も高い成形品の発泡成形方法を提供することを目
的とするものである。
ためになされたもので、複雑な金型を必要とせず、かつ
生産性も高い成形品の発泡成形方法を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、固定金型に対して、キャビ
ティを有する可動金型を前進させて、キャビティの容積
を縮小することによりキャビティ内を発泡抑制圧力まで
加圧し、次にキャビティ内に発泡剤を含んだ溶融樹脂を
射出して、キャビティ内面と接触する樹脂を冷却硬化さ
せることによりまずスキン層を成形し、その後可動金型
を後退させてキャビティの容積を拡大することにより、
キャビティ内を発泡可能圧力まで減圧して、スキン層内
側の溶融樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなる
コア層を成形するようにしたものである。
め、請求項1記載の発明は、固定金型に対して、キャビ
ティを有する可動金型を前進させて、キャビティの容積
を縮小することによりキャビティ内を発泡抑制圧力まで
加圧し、次にキャビティ内に発泡剤を含んだ溶融樹脂を
射出して、キャビティ内面と接触する樹脂を冷却硬化さ
せることによりまずスキン層を成形し、その後可動金型
を後退させてキャビティの容積を拡大することにより、
キャビティ内を発泡可能圧力まで減圧して、スキン層内
側の溶融樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなる
コア層を成形するようにしたものである。
【0010】上記方法により、金型内に予め加圧手段を
設けることなくキャビティ内を発泡抑制圧力まで加圧す
ることができるため、金型の構造が簡単になると共に、
金型の小型化も図れるようになる。
設けることなくキャビティ内を発泡抑制圧力まで加圧す
ることができるため、金型の構造が簡単になると共に、
金型の小型化も図れるようになる。
【0011】またキャビティ内を短時間で発泡抑制圧力
まで加圧することができるため、成形サイクルの短縮も
図れるようになる。
まで加圧することができるため、成形サイクルの短縮も
図れるようになる。
【0012】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、固定金型に対して、キャビティを有する可動金
型を前進させて、キャビティの容積を縮小することによ
り、予めキャビティ内に封入された常圧以上、発泡抑制
圧力以下の気体を発泡抑制圧力まで加圧し、次にキャビ
ティ内に発泡剤を含んだ溶融樹脂を射出して、キャビテ
ィ内面を接触する樹脂を冷却硬化させることによりまず
スキン層を成形し、その後可動金型を後退させてキャビ
ティの容積を拡大することにより、スキン層内側の溶融
樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなるコア層を
成形するようにしたものである。
発明は、固定金型に対して、キャビティを有する可動金
型を前進させて、キャビティの容積を縮小することによ
り、予めキャビティ内に封入された常圧以上、発泡抑制
圧力以下の気体を発泡抑制圧力まで加圧し、次にキャビ
ティ内に発泡剤を含んだ溶融樹脂を射出して、キャビテ
ィ内面を接触する樹脂を冷却硬化させることによりまず
スキン層を成形し、その後可動金型を後退させてキャビ
ティの容積を拡大することにより、スキン層内側の溶融
樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなるコア層を
成形するようにしたものである。
【0013】上記方法により、金型内に予め加圧手段を
設けることなくキャビティ内を発泡抑制圧力まで加圧す
ることができるため、金型の構造が簡単になると共に、
金型の小型化も図れるようになる。
設けることなくキャビティ内を発泡抑制圧力まで加圧す
ることができるため、金型の構造が簡単になると共に、
金型の小型化も図れるようになる。
【0014】またキャビティ内に封入された常圧以上、
発泡抑制圧力以下の気体を可動金型により発泡抑制圧力
にまで加圧するため、加圧時間を大幅に短縮することが
できる。
発泡抑制圧力以下の気体を可動金型により発泡抑制圧力
にまで加圧するため、加圧時間を大幅に短縮することが
できる。
【0015】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、固定金型に対して、キャビティを有する可動金
型を前進させて、キャビティの容積を縮小させながら、
発泡剤を含んだ溶融樹脂をキャビティ内に射出して、キ
ャビティ内面と接触する樹脂を冷却硬化させることによ
りまずスキン層を成形し、その後可動金型を後退させて
キャビティの容積を拡大することにより、スキン層内側
の溶融樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなるコ
ア層を成形するようにしたものである。
発明は、固定金型に対して、キャビティを有する可動金
型を前進させて、キャビティの容積を縮小させながら、
発泡剤を含んだ溶融樹脂をキャビティ内に射出して、キ
ャビティ内面と接触する樹脂を冷却硬化させることによ
りまずスキン層を成形し、その後可動金型を後退させて
キャビティの容積を拡大することにより、スキン層内側
の溶融樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなるコ
ア層を成形するようにしたものである。
【0016】上記方法により、金型内に予め加圧手段を
設けることなくキャビティ内を発泡抑制圧力まで加圧す
ることができるため、金型の構造が簡単になると共に、
金型の小型化も図れるようになる。
設けることなくキャビティ内を発泡抑制圧力まで加圧す
ることができるため、金型の構造が簡単になると共に、
金型の小型化も図れるようになる。
【0017】また可動金型を前進させて、キャビティ内
を加圧しながら、キャビティ内に溶融樹脂を射出するよ
うにしたことから、加圧時間の短縮が図れるため、生産
性が向上する。
を加圧しながら、キャビティ内に溶融樹脂を射出するよ
うにしたことから、加圧時間の短縮が図れるため、生産
性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1ないし図5に示す図面を参照して詳述する。 図1な
いし図5は成形品の成形工程を示すもので、これら図に
おいて1は固定金型、2は可動金型、3は射出ノズルを
示す。
1ないし図5に示す図面を参照して詳述する。 図1な
いし図5は成形品の成形工程を示すもので、これら図に
おいて1は固定金型、2は可動金型、3は射出ノズルを
示す。
【0019】上記固定金型1は、断面がほぼ凸形状とな
っていて、一端面側に突設された鍔部1aが垂直となる
よう図示しない射出成形機に固定されており、一端面の
ほぼ中央に成形された凹部1bにスプルー1cの一端側
が開口されていて、このスプルー1cの開口部に射出ノ
ズル3が接続されるようになっている。
っていて、一端面側に突設された鍔部1aが垂直となる
よう図示しない射出成形機に固定されており、一端面の
ほぼ中央に成形された凹部1bにスプルー1cの一端側
が開口されていて、このスプルー1cの開口部に射出ノ
ズル3が接続されるようになっている。
【0020】上記スプルー1cの他端側は、順次径が大
きくなっていて、他端側は固定金型1の他端面に開口さ
れていると共に、固定金型1の外周部に可動金型2が水
平方向に摺動自在に嵌合されている。
きくなっていて、他端側は固定金型1の他端面に開口さ
れていると共に、固定金型1の外周部に可動金型2が水
平方向に摺動自在に嵌合されている。
【0021】上記可動金型2は内部にキャビティ2aを
有する断面ほぼ凸形に形成されていて、一端側に開口さ
れたキャビティ2aの開口部に固定金型1の他端側が嵌
合されており、固定金型1に対して可動金型2を水平方
向へ移動させることにより、キャビティ2aの容積が可
変できるようになっている。
有する断面ほぼ凸形に形成されていて、一端側に開口さ
れたキャビティ2aの開口部に固定金型1の他端側が嵌
合されており、固定金型1に対して可動金型2を水平方
向へ移動させることにより、キャビティ2aの容積が可
変できるようになっている。
【0022】またキャビティ2a内の気密性を保持する
ため、固定金型1と可動金型2の摺動面1d、2bの間
にはOリングなどのシール手段4が介在されていると共
に、可動金型2の他端側には、射出成形機の型閉め手段
(図示せず)に取付けるための鍔部2cが突設されてい
る。
ため、固定金型1と可動金型2の摺動面1d、2bの間
にはOリングなどのシール手段4が介在されていると共
に、可動金型2の他端側には、射出成形機の型閉め手段
(図示せず)に取付けるための鍔部2cが突設されてい
る。
【0023】次に上記構成された発泡成形用金型を使用
して成形品を成形する方法を説明する。
して成形品を成形する方法を説明する。
【0024】成形品を成形するに当って、まず可動金型
2を図1に示す位置まで後退させる。
2を図1に示す位置まで後退させる。
【0025】この位置では可動金型2のキャビティ2a
の容積は最大となっている。
の容積は最大となっている。
【0026】次にこの状態でキャビティ2a内に、常圧
以上、発泡抑制圧力以下の不活性ガス、例えば空気や窒
素ガスなどを注入し、この不活性ガスが漏れないようス
プルー1cの小径側開口部に射出ノズル3を接続する。
以上、発泡抑制圧力以下の不活性ガス、例えば空気や窒
素ガスなどを注入し、この不活性ガスが漏れないようス
プルー1cの小径側開口部に射出ノズル3を接続する。
【0027】なお不活性ガスに常圧の空気を使用する場
合は、不活性ガスの注入工程は不要となる。
合は、不活性ガスの注入工程は不要となる。
【0028】次に型閉め手段により可動金型2を図2に
示す位置に前進させて、キャビティ2a内の不活性ガス
を加圧し、キャビティ2内を発泡抑制圧力に保持する。
示す位置に前進させて、キャビティ2a内の不活性ガス
を加圧し、キャビティ2内を発泡抑制圧力に保持する。
【0029】そしてこの状態で図3に示すように、射出
ノズル3よりスプルー1cを介してキャビティ2a内
に、発泡剤を含んだ溶融樹脂をキャビティ2a内の圧力
より十分に高い圧力、例えば300〜400kg/cm2で
射出すると、キャビティ2a内に射出された溶融樹脂
は、キャビティ2a内の発泡抑制圧力により発泡が抑制
されながら、図4に示すように、キャビティ2a内面に
接触している部分より冷却硬化されて、成形品5のスキ
ン層5aがまず成形される。
ノズル3よりスプルー1cを介してキャビティ2a内
に、発泡剤を含んだ溶融樹脂をキャビティ2a内の圧力
より十分に高い圧力、例えば300〜400kg/cm2で
射出すると、キャビティ2a内に射出された溶融樹脂
は、キャビティ2a内の発泡抑制圧力により発泡が抑制
されながら、図4に示すように、キャビティ2a内面に
接触している部分より冷却硬化されて、成形品5のスキ
ン層5aがまず成形される。
【0030】その後図5に示すように可動金型2の後退
が開始されると、キャビティ2aの容積の拡大によりキ
ャビティ2a内の圧力が発泡可能な圧力まで低下するた
め、キャビティ2a内側の溶融樹脂が発泡を開始する。
が開始されると、キャビティ2aの容積の拡大によりキ
ャビティ2a内の圧力が発泡可能な圧力まで低下するた
め、キャビティ2a内側の溶融樹脂が発泡を開始する。
【0031】そして可動金型2を成形品形状位置まで後
退させてその位置に停止させ、発泡が完了するまでその
位置を保持すると共に、発泡が完了したら、固定金型1
より外れる位置まで可動金型2を後退させてキャビティ
2aを開放し、成形の完了した成形品5をキャビティ2
a内より取出すもので、可動金型2を移動させて、キャ
ビティ2a内を高圧に加圧することから、キャビティ2
a内を加圧するための加圧手段を金型内に別に設ける必
要がなく、これによって金型の構造が簡単になると共
に、キャビティ2a内を短時間で高圧に加圧できるた
め、成形サイクルの短縮も図れるようになる。
退させてその位置に停止させ、発泡が完了するまでその
位置を保持すると共に、発泡が完了したら、固定金型1
より外れる位置まで可動金型2を後退させてキャビティ
2aを開放し、成形の完了した成形品5をキャビティ2
a内より取出すもので、可動金型2を移動させて、キャ
ビティ2a内を高圧に加圧することから、キャビティ2
a内を加圧するための加圧手段を金型内に別に設ける必
要がなく、これによって金型の構造が簡単になると共
に、キャビティ2a内を短時間で高圧に加圧できるた
め、成形サイクルの短縮も図れるようになる。
【0032】なお上記第1の実施の形態では、可動金型
2を前進させて、キャビティ2a内を発泡抑制可能な圧
力まで加圧した後、キャビティ2a内に溶融樹脂を射出
したが、図6ないし図10に示す第2の実施の形態のよ
うに、可動金型2を前進させて、キャビティ2a内を発
泡抑制圧力に加圧しながら、キャビティ2a内に発泡剤
を含んだ溶融樹脂を射出するようにしてもよい。
2を前進させて、キャビティ2a内を発泡抑制可能な圧
力まで加圧した後、キャビティ2a内に溶融樹脂を射出
したが、図6ないし図10に示す第2の実施の形態のよ
うに、可動金型2を前進させて、キャビティ2a内を発
泡抑制圧力に加圧しながら、キャビティ2a内に発泡剤
を含んだ溶融樹脂を射出するようにしてもよい。
【0033】次にその方法を説明する。
【0034】なお使用する金型は、上記第1の実施の形
態と同様なのでその説明は省略する。
態と同様なのでその説明は省略する。
【0035】図6に示す位置に可動金型2を後退させた
状態で、キャビティ2a内に不活性ガスを注入したら、
スプルー1cの小径側開口部に射出ノズル3を接続し、
次に図7に示すように可動金型2を前進させて、キャビ
ティ2a内の不活性ガスを加圧する。
状態で、キャビティ2a内に不活性ガスを注入したら、
スプルー1cの小径側開口部に射出ノズル3を接続し、
次に図7に示すように可動金型2を前進させて、キャビ
ティ2a内の不活性ガスを加圧する。
【0036】そして不活性ガスの圧力が溶融樹脂の発泡
抑制圧力付近に達したら、射出ノズル3よりスプルー1
cを介してキャビティ2a内に、発泡剤を含んだ溶融樹
脂を図7に示すように射出しながら、さらに可動金型2
を図8に示す位置まで前進させて、キャビティ2a内を
発泡抑制圧力まで加圧する。
抑制圧力付近に達したら、射出ノズル3よりスプルー1
cを介してキャビティ2a内に、発泡剤を含んだ溶融樹
脂を図7に示すように射出しながら、さらに可動金型2
を図8に示す位置まで前進させて、キャビティ2a内を
発泡抑制圧力まで加圧する。
【0037】これによってキャビティ2a内に射出され
た溶融樹脂は、発泡を抑制されながら、まずキャビティ
2a内面と接触している部分の樹脂が冷却硬化されてス
キン層5aが成形される。
た溶融樹脂は、発泡を抑制されながら、まずキャビティ
2a内面と接触している部分の樹脂が冷却硬化されてス
キン層5aが成形される。
【0038】その後図9に示すように可動金型2が後退
されると、キャビティ2a内の圧力が発泡可能な圧力ま
で減圧されるため、スキン層5a内側の溶融樹脂は発泡
開始すると共に、可動金型2を成形品形状位置まで後退
させてその位置に保持する。そして溶融樹脂の発泡が完
了して、スキン層5a内に発泡層よりなるコア層5bが
成形されたら、可動金型2を開放して、キャビティ2a
内より成形品5を取出すものである。
されると、キャビティ2a内の圧力が発泡可能な圧力ま
で減圧されるため、スキン層5a内側の溶融樹脂は発泡
開始すると共に、可動金型2を成形品形状位置まで後退
させてその位置に保持する。そして溶融樹脂の発泡が完
了して、スキン層5a内に発泡層よりなるコア層5bが
成形されたら、可動金型2を開放して、キャビティ2a
内より成形品5を取出すものである。
【0039】なお上記実施の形態では、何れもキャビテ
ィ2a内の圧力を調整する手段については記述しなかっ
たが、図11に示すように、可動金型2にキャビティ2
aに連通する通路2dを穿設して、この通路2cの大気
側開口部に圧力調整手段7を設けることにより、キャビ
ティ2a内の圧力を調整することができる。
ィ2a内の圧力を調整する手段については記述しなかっ
たが、図11に示すように、可動金型2にキャビティ2
aに連通する通路2dを穿設して、この通路2cの大気
側開口部に圧力調整手段7を設けることにより、キャビ
ティ2a内の圧力を調整することができる。
【0040】すなわち、圧力調整手段7によりキャビテ
ィ2a内の発泡抑制圧力の上限を予め設定しておくこと
により、キャビティ2a内の発泡抑制圧力が上限を越え
た場合、圧力調整手段7によりキャビティ2a内の圧力
が放出されるため、キャビティ2a内の圧力が発泡抑制
圧力の上限を越えるのを防止することができる。
ィ2a内の発泡抑制圧力の上限を予め設定しておくこと
により、キャビティ2a内の発泡抑制圧力が上限を越え
た場合、圧力調整手段7によりキャビティ2a内の圧力
が放出されるため、キャビティ2a内の圧力が発泡抑制
圧力の上限を越えるのを防止することができる。
【0041】またスプルー1cの小径側開口部とし射出
ノズル3の接続面よりキャビティ2a内の圧力が逃げる
場合は、図12に示すようにスプルー1cの途中にエア
シリンダなどのアクチュエータ8により開閉自在な開閉
手段9を設けて、溶融樹脂の射出時のみ、この開閉手段
9を開放するようにしてもよい。
ノズル3の接続面よりキャビティ2a内の圧力が逃げる
場合は、図12に示すようにスプルー1cの途中にエア
シリンダなどのアクチュエータ8により開閉自在な開閉
手段9を設けて、溶融樹脂の射出時のみ、この開閉手段
9を開放するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、固定金
型に対して可動金型を移動させて、キャビティの容積を
縮小することにより、キャビティ内を発泡抑制圧力まで
加圧し、この状態でキャビティ内に発泡剤を含んだ溶融
樹脂を射出して、まずスキン層を成形し、次に可動金型
を後退させて、キャビティの容積を拡大することによ
り、キャビティを発泡可能な圧力まで減圧して溶融樹脂
を発泡させるようにしたことから、従来のように金型内
に加圧手段を設けることなく、キャビティ内を発泡抑制
圧力まで加圧することができる。
型に対して可動金型を移動させて、キャビティの容積を
縮小することにより、キャビティ内を発泡抑制圧力まで
加圧し、この状態でキャビティ内に発泡剤を含んだ溶融
樹脂を射出して、まずスキン層を成形し、次に可動金型
を後退させて、キャビティの容積を拡大することによ
り、キャビティを発泡可能な圧力まで減圧して溶融樹脂
を発泡させるようにしたことから、従来のように金型内
に加圧手段を設けることなく、キャビティ内を発泡抑制
圧力まで加圧することができる。
【0043】これによって金型の構造が簡単となる上、
金型を小型化することができるため、金型のコストを大
幅に削減することができると共に、可動金型を前進させ
るだけでキャビティ内を素早く加圧することができるた
め、成形サイクルの短縮とこれに伴う生産性の向上が図
れるようになる。
金型を小型化することができるため、金型のコストを大
幅に削減することができると共に、可動金型を前進させ
るだけでキャビティ内を素早く加圧することができるた
め、成形サイクルの短縮とこれに伴う生産性の向上が図
れるようになる。
【図1】この発明の第1の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態になる発泡樹脂成
形品の成形方法を示す工程図である。
形品の成形方法を示す工程図である。
【図10】この発明の第2の実施の形態になる発泡樹脂
成形品の成形方法を示す工程図である。
成形品の成形方法を示す工程図である。
【図11】可動金型に圧力調整手段を設けた実施の形態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図12】可動金型のスプルーに開閉手段を設けた実施
の形態を示す説明図である。
の形態を示す説明図である。
1 固定金型 1a 鍔部 1b 凹部 1c スプルー 1d 摺動面 2 可動金型 2a キャビティ 2b 摺動面 2c 鍔部 2d 通路 3 射出ノズル 4 シール手段 5 成形品 5a スキン層 5b コア層 7 圧力調整手段 8 アクチュエータ 9 開閉手段
Claims (3)
- 【請求項1】 固定金型に対して、キャビティを有する
可動金型を前進させて、キャビティの容積を縮小するこ
とによりキャビティ内を発泡抑制圧力まで加圧し、次に
キャビティ内に発泡剤を含んだ溶融樹脂を射出して、キ
ャビティ内面と接触する樹脂を冷却硬化させることによ
りまずスキン層を成形し、その後可動金型を後退させて
キャビティの容積を拡大することにより、スキン層内側
の溶融樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなるコ
ア層を成形することを特徴とする発泡樹脂成形品の成形
方法。 - 【請求項2】 固定金型に対して、キャビティを有する
可動金型を前進させて、キャビティの容積を縮小するこ
とにより、予めキャビティ内に封入された常圧以上、発
泡抑制圧力以下の気体を発泡抑制圧力まで加圧し、次に
キャビティ内に発泡剤を含んだ溶融樹脂を射出して、キ
ャビティ内面を接触する樹脂を冷却硬化させることによ
りまずスキン層を成形し、その後可動金型を後退させて
キャビティの容積を拡大することにより、スキン層内側
の溶融樹脂を発泡させることにより、発泡層よりなるコ
ア層を成形することを特徴とする発泡樹脂成形品の成形
方法。 - 【請求項3】 固定金型に対して、キャビティを有する
可動金型を前進させて、キャビティの容積を縮小させな
がら、発泡剤を含んだ溶融樹脂をキャビティ内に射出し
て、キャビティ内面と接触する樹脂を冷却硬化させるこ
とによりまずスキン層を成形し、その後可動金型を後退
させてキャビティの容積を拡大することにより、スキン
層内側の溶融樹脂を発泡させることにより、発泡層より
なるコア層を成形することを特徴とする発泡樹脂成形品
の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10103990A JPH11277575A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 発泡樹脂成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10103990A JPH11277575A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 発泡樹脂成形品の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277575A true JPH11277575A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14368750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10103990A Pending JPH11277575A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 発泡樹脂成形品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277575A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001053371A1 (fr) * | 2000-01-17 | 2001-07-26 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Elements de prehension |
| EP1849575A4 (en) * | 2004-11-09 | 2011-12-14 | Prime Polymer Co Ltd | EXPANSION INJECTION METHOD AND FORM FOR EXPANSION INJECTION MOLDING PART |
| US8517197B2 (en) | 2006-07-19 | 2013-08-27 | Du Pont-Mitsui Polychemicals Co., Ltd. | Synthetic resin hollow body |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10103990A patent/JPH11277575A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001053371A1 (fr) * | 2000-01-17 | 2001-07-26 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Elements de prehension |
| US6472442B1 (en) | 2000-01-17 | 2002-10-29 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Grasping parts |
| EP1849575A4 (en) * | 2004-11-09 | 2011-12-14 | Prime Polymer Co Ltd | EXPANSION INJECTION METHOD AND FORM FOR EXPANSION INJECTION MOLDING PART |
| US8691128B2 (en) | 2004-11-09 | 2014-04-08 | Prime Polymer Co., Ltd | Expansion injection molding process and mold for expansion injection molding |
| US8517197B2 (en) | 2006-07-19 | 2013-08-27 | Du Pont-Mitsui Polychemicals Co., Ltd. | Synthetic resin hollow body |
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