JPH11277578A - 薄肉円盤成形用の金型及び薄肉円盤の製造方法 - Google Patents
薄肉円盤成形用の金型及び薄肉円盤の製造方法Info
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- JPH11277578A JPH11277578A JP8384198A JP8384198A JPH11277578A JP H11277578 A JPH11277578 A JP H11277578A JP 8384198 A JP8384198 A JP 8384198A JP 8384198 A JP8384198 A JP 8384198A JP H11277578 A JPH11277578 A JP H11277578A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内外周の厚み斑の少ない薄肉円盤製造用金
型、およびそれを用いた製造方法を提供する。 【解決手段】 薄肉円盤の射出成形する金型の、樹脂を
加圧するために内部圧を受ける固定、可動側両鏡面を保
持する固定、可動側金型両本体の中央部の最小板厚を5
0mm以上有する。
型、およびそれを用いた製造方法を提供する。 【解決手段】 薄肉円盤の射出成形する金型の、樹脂を
加圧するために内部圧を受ける固定、可動側両鏡面を保
持する固定、可動側金型両本体の中央部の最小板厚を5
0mm以上有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄肉円盤成形用の金
型、及びそれを用いた薄肉円盤の製造方法に関する。更
に詳細には、記録用の薄肉円盤成形品として記録領域が
広く薄肉円盤の厚み差の小さなディスク成形用金型およ
びそれを用いた薄肉円盤の製造方法を提供することによ
り、ディスク基板の反り、回転時の面振れ、機械特性に
優れたディスク基板を提供するものである。
型、及びそれを用いた薄肉円盤の製造方法に関する。更
に詳細には、記録用の薄肉円盤成形品として記録領域が
広く薄肉円盤の厚み差の小さなディスク成形用金型およ
びそれを用いた薄肉円盤の製造方法を提供することによ
り、ディスク基板の反り、回転時の面振れ、機械特性に
優れたディスク基板を提供するものである。
【0002】
【従来技術】従来、薄肉円盤等のディスクを成形する方
法の1つとして、所望するディスク形状に対応した空間
(キャビティ)が内部に設けられた金型を用い、当該金
型のキャビティ内に溶融したプラスチック樹脂等を射出
し、冷却、固化させることにより、ディスクを成形する
方法、いわゆる射出成形法がある。
法の1つとして、所望するディスク形状に対応した空間
(キャビティ)が内部に設けられた金型を用い、当該金
型のキャビティ内に溶融したプラスチック樹脂等を射出
し、冷却、固化させることにより、ディスクを成形する
方法、いわゆる射出成形法がある。
【0003】通常、このような射出成形法に用いられる
金型は、キャビティを通る一平面を切断面にして横割に
2分割し得る構造になっている。記録用ディスク成形時
にはキャビティ内に射出したプラスチック溶融樹脂を、
かかる金型の固定側の金型半体(以下固定側金型本体と
呼ぶ)に対して可動側の金型半体(以下可動側金型本体
と呼ぶ)から高い圧力で圧接させることにより、スタン
パディスク記録面に情報ピット及びグルーブを溶融プラ
スチック樹脂で転写させる。
金型は、キャビティを通る一平面を切断面にして横割に
2分割し得る構造になっている。記録用ディスク成形時
にはキャビティ内に射出したプラスチック溶融樹脂を、
かかる金型の固定側の金型半体(以下固定側金型本体と
呼ぶ)に対して可動側の金型半体(以下可動側金型本体
と呼ぶ)から高い圧力で圧接させることにより、スタン
パディスク記録面に情報ピット及びグルーブを溶融プラ
スチック樹脂で転写させる。
【0004】その後、ディスク基板を冷却し、冷却完了
後可動側本体を固定側金型本体から離反させ、成形品
(ディスク基板)を金型内部から取り出し、後加工をし
て製品として使用される。
後可動側本体を固定側金型本体から離反させ、成形品
(ディスク基板)を金型内部から取り出し、後加工をし
て製品として使用される。
【0005】ここで、図1はこのようなディスクの射出
成形に用いる従来の金型の一例を示す。また、図2はそ
の金型を設置する射出成形機の外観を示す。
成形に用いる従来の金型の一例を示す。また、図2はそ
の金型を設置する射出成形機の外観を示す。
【0006】最近、成形機の性能アップにより、成形機
本体が小型化され、可動側プラテン2を作動させるタイ
バー18間も小さくなり、このため、ディスク用の金型
も小型化された設計になっている。
本体が小型化され、可動側プラテン2を作動させるタイ
バー18間も小さくなり、このため、ディスク用の金型
も小型化された設計になっている。
【0007】この金型において、金型中央部は可動側カ
ットパンチ8、フローティングパンチ12等を差動させ
るための部品を設置するため、構造は複雑であり、可動
側本体4の内部を大きくくりぬいている。このため、可
動側金型鏡面6の中央部Xは若干歪を持つ構造になって
いる。金型板厚の強度は板厚比の2乗に比例するため、
金型本体の薄肉化は大きく強度を減少させることにな
る。
ットパンチ8、フローティングパンチ12等を差動させ
るための部品を設置するため、構造は複雑であり、可動
側本体4の内部を大きくくりぬいている。このため、可
動側金型鏡面6の中央部Xは若干歪を持つ構造になって
いる。金型板厚の強度は板厚比の2乗に比例するため、
金型本体の薄肉化は大きく強度を減少させることにな
る。
【0008】また、固定側金型のスプルーブッシュ7の
取付部も同様に固定側金型本体3も薄肉化されており、
固定側鏡面5も可動側鏡面6と同様に歪を持つ構造にな
っている。
取付部も同様に固定側金型本体3も薄肉化されており、
固定側鏡面5も可動側鏡面6と同様に歪を持つ構造にな
っている。
【0009】本金型は固定プラテン1と可動側プラテン
2に固定側金型本体3と可動側金型本体4で、ノズル1
7より射出された溶融プラスチック樹脂を固定、可動側
両鏡面に挟まれた空間、すなわち、ディスク基板15に
挿入し、可動プラテン2により加圧し、可動側金型本体
4を介して可動側鏡面6で溶融したプラスチック樹脂を
圧接し、スタンパ9でディスク基板記録面に溶融したプ
ラスチック樹脂を転写させてディスク等の基板を成形す
る。このときスプルー16はカットパンチ8により、カ
ットされ、そのままディスク基板15と同時に冷却さ
れ、可動側型開を実施し、その後可動側スプルー押え1
1及びフローティングパンチ12により、ディスク基板
15を可動側金型より浮かせ、ロボット等により、ディ
スク基板15と同時にスプルー16を取り出し、スプル
ー16のみ除外され、ディスク基板15は製品として次
の工程に送る。
2に固定側金型本体3と可動側金型本体4で、ノズル1
7より射出された溶融プラスチック樹脂を固定、可動側
両鏡面に挟まれた空間、すなわち、ディスク基板15に
挿入し、可動プラテン2により加圧し、可動側金型本体
4を介して可動側鏡面6で溶融したプラスチック樹脂を
圧接し、スタンパ9でディスク基板記録面に溶融したプ
ラスチック樹脂を転写させてディスク等の基板を成形す
る。このときスプルー16はカットパンチ8により、カ
ットされ、そのままディスク基板15と同時に冷却さ
れ、可動側型開を実施し、その後可動側スプルー押え1
1及びフローティングパンチ12により、ディスク基板
15を可動側金型より浮かせ、ロボット等により、ディ
スク基板15と同時にスプルー16を取り出し、スプル
ー16のみ除外され、ディスク基板15は製品として次
の工程に送る。
【0010】この状態においてディスク基板圧接による
固定、可動側鏡面内周部を保持する固定、可動側金型本
体3,4はカットパンチ、スプルーブッシュ等の部品を
設置するために金型本体内部を大きくくりぬいている。
このため、キャビティ内の溶融したプラスチック樹脂を
加圧すると金型両鏡面5,6の中央部が若干歪み、その
まま冷却すると図3のようにディスク基板の内外周に厚
み差を発生させる。
固定、可動側鏡面内周部を保持する固定、可動側金型本
体3,4はカットパンチ、スプルーブッシュ等の部品を
設置するために金型本体内部を大きくくりぬいている。
このため、キャビティ内の溶融したプラスチック樹脂を
加圧すると金型両鏡面5,6の中央部が若干歪み、その
まま冷却すると図3のようにディスク基板の内外周に厚
み差を発生させる。
【0011】従来のディスク基板の製造は、サイクルタ
イムが長く基板の冷却はゆっくり行っていた為、固定、
可動側両鏡面5,6の板厚は厚く、ディスク基盤の厚み
斑に対して本鏡面が強度的に貢献していた。また、従来
のディスク基板は、その特性上から内外周の厚み差を問
題にする数値ではなかった。
イムが長く基板の冷却はゆっくり行っていた為、固定、
可動側両鏡面5,6の板厚は厚く、ディスク基盤の厚み
斑に対して本鏡面が強度的に貢献していた。また、従来
のディスク基板は、その特性上から内外周の厚み差を問
題にする数値ではなかった。
【0012】しかし、製品のサイクルタイム短縮の必要
性及び、ディスク基板の厚みがより薄肉化され、冷却速
度のアップ対策のため、ディスク面から冷却水路までの
距離を近づけるため、固定、可動側両鏡面5,6の板厚
は薄くなり、また、金型冷却速度アップのため金型冷却
水量を多くするのが一般的になってきた。このため、金
型内温度は均一化され、金型本体を小型化しても十分に
ディスク成形を行うことが出来、また、取り扱い、作業
性等を考慮して金型本体は軽量化されてきた。
性及び、ディスク基板の厚みがより薄肉化され、冷却速
度のアップ対策のため、ディスク面から冷却水路までの
距離を近づけるため、固定、可動側両鏡面5,6の板厚
は薄くなり、また、金型冷却速度アップのため金型冷却
水量を多くするのが一般的になってきた。このため、金
型内温度は均一化され、金型本体を小型化しても十分に
ディスク成形を行うことが出来、また、取り扱い、作業
性等を考慮して金型本体は軽量化されてきた。
【0013】このため、最近のディスク基板のより薄肉
化された高密度成形品においては、従来のディスク基板
の内外周厚み差では基板特性上において問題を発生する
ことがわかり、ディスク基板の内外周に対する厚み差を
改善する必要が発生した。
化された高密度成形品においては、従来のディスク基板
の内外周厚み差では基板特性上において問題を発生する
ことがわかり、ディスク基板の内外周に対する厚み差を
改善する必要が発生した。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】かかるディスク基板に
用いられるプラスチック基板は厚さが約0.2〜1.5
mm、直径が約30〜300mmであり、材料としては
アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂を用いるのが一般
的である。このディスク基板成形において従来の金型に
おいては下記のような問題が発生している。
用いられるプラスチック基板は厚さが約0.2〜1.5
mm、直径が約30〜300mmであり、材料としては
アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂を用いるのが一般
的である。このディスク基板成形において従来の金型に
おいては下記のような問題が発生している。
【0015】まず、成形機性能アップによる設備本体の
小型化により、タイバー18間が小さくなり、その間に
入れるディスク用金型も小型化設計されるようになっ
た。この金型において、可動側金型本体4の板厚も薄く
なり、特に可動側カットパンチ8、フローティングパン
チ12を作動させる部分においては構造上可動側金型本
体4のくりぬき部が大きく、可動側金型本体4中央部X
2の板厚が25〜40mmと薄くなっている。
小型化により、タイバー18間が小さくなり、その間に
入れるディスク用金型も小型化設計されるようになっ
た。この金型において、可動側金型本体4の板厚も薄く
なり、特に可動側カットパンチ8、フローティングパン
チ12を作動させる部分においては構造上可動側金型本
体4のくりぬき部が大きく、可動側金型本体4中央部X
2の板厚が25〜40mmと薄くなっている。
【0016】このため、例えば、X2の板厚が35mm
の金型を用いた場合、ディスク基板の記録部の厚みを測
定すると図3のように内周部が外周部に対して急に厚く
なり5〜12μmの厚み差が発生している。これに円周
部の厚み差も含めると大きな厚み差が発生することにな
る。
の金型を用いた場合、ディスク基板の記録部の厚みを測
定すると図3のように内周部が外周部に対して急に厚く
なり5〜12μmの厚み差が発生している。これに円周
部の厚み差も含めると大きな厚み差が発生することにな
る。
【0017】同様に固定側金型本体3も固定側スプルー
ブッシュ7も可動側カットパンチ8と同様の構造になっ
ており、外周部に対して5〜12μmの内外周差が発生
している。
ブッシュ7も可動側カットパンチ8と同様の構造になっ
ており、外周部に対して5〜12μmの内外周差が発生
している。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題に対して鋭意
検討した結果、この厚み差は図4のようにキュビティ内
の樹脂圧に比例しており、ディスク基板の内外周方向の
厚み差は成形条件によるものではなく、金型本体の機械
的な弾性作用によるもの、即ち、固定、可動側両鏡面
5,6の歪によるものであると推察され、以下の金型を
用いることにより内外周の厚み斑の少ない薄肉円盤を製
造できることを見出したものである。
検討した結果、この厚み差は図4のようにキュビティ内
の樹脂圧に比例しており、ディスク基板の内外周方向の
厚み差は成形条件によるものではなく、金型本体の機械
的な弾性作用によるもの、即ち、固定、可動側両鏡面
5,6の歪によるものであると推察され、以下の金型を
用いることにより内外周の厚み斑の少ない薄肉円盤を製
造できることを見出したものである。
【0019】即ち、本発明は、固定、可動側金型の両鏡
面間にキャビティを有し、その間に溶融したプラスチッ
ク樹脂を射出し、可動側プラテンから加圧して薄肉円盤
を成形する金型において、該樹脂を加圧するために内部
圧を受ける固定、可動側両鏡面を保持する固定、可動側
金型両本体の中央部の最小板厚(X1,X2)を50m
m以上有することを特徴とする薄肉円盤成形用の金型を
提供するものである。
面間にキャビティを有し、その間に溶融したプラスチッ
ク樹脂を射出し、可動側プラテンから加圧して薄肉円盤
を成形する金型において、該樹脂を加圧するために内部
圧を受ける固定、可動側両鏡面を保持する固定、可動側
金型両本体の中央部の最小板厚(X1,X2)を50m
m以上有することを特徴とする薄肉円盤成形用の金型を
提供するものである。
【0020】また本発明は、かかる可動側金型本体中央
部が、カットパンチ、フローティングパンチ作動用の刳
り貫きがされていることを特徴とし、特に該キャビティ
の直径が30〜300mm、深さが0.2〜1.5mm
であることを特徴とする薄肉円盤成形用の金型を提供す
るものである。
部が、カットパンチ、フローティングパンチ作動用の刳
り貫きがされていることを特徴とし、特に該キャビティ
の直径が30〜300mm、深さが0.2〜1.5mm
であることを特徴とする薄肉円盤成形用の金型を提供す
るものである。
【0021】また本発明は、固定、可動側金型の両鏡面
間にキャビティを有し、その間に溶融したプラスチック
樹脂を射出し、可動側プラテンから加圧する薄肉円盤の
製造方法において、該樹脂を加圧するために内部圧を受
ける固定、可動側両鏡面を保持する固定、可動側金型両
本体の中央部の最小板厚(X1,X2)が50mm以上
有する金型を用いることを特徴とする薄肉円盤の製造方
法を提供するものである。
間にキャビティを有し、その間に溶融したプラスチック
樹脂を射出し、可動側プラテンから加圧する薄肉円盤の
製造方法において、該樹脂を加圧するために内部圧を受
ける固定、可動側両鏡面を保持する固定、可動側金型両
本体の中央部の最小板厚(X1,X2)が50mm以上
有する金型を用いることを特徴とする薄肉円盤の製造方
法を提供するものである。
【0022】特に本発明は、かかる薄肉円盤の直径が3
0〜300mm、厚さが0.2〜1.5mmであり、か
つその中央部が刳り貫かれていることを特徴とし、特に
該樹脂がアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキ
シ樹脂、アモルファスオレフィン樹脂、若しくはこれら
の共重合体であることを特徴とする薄肉円盤の製造方法
を提供するものである。
0〜300mm、厚さが0.2〜1.5mmであり、か
つその中央部が刳り貫かれていることを特徴とし、特に
該樹脂がアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキ
シ樹脂、アモルファスオレフィン樹脂、若しくはこれら
の共重合体であることを特徴とする薄肉円盤の製造方法
を提供するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】固定側金型本体と可動側金型本体
からなる成形金型において薄肉円盤を成形するキャビテ
ィ内に溶融するプラスチック樹脂を射出し、可動側プラ
テンから可動側金型本体を返して金型鏡面を油圧等にて
加圧し、薄肉円盤を成形を行うが、金型中央部にカット
パンチ、スプルーブッシュ等を設置、作動させているた
め、金型本体の中央部を大きくくりぬいている。この場
合、金型本体くりぬき部の金型本体の板厚みが金型鏡面
を歪ませない強度にすることにより、本薄肉円盤を加圧
するときに基板の記録面の内外周に対する基板厚み差を
小さくすることを特徴とする。
からなる成形金型において薄肉円盤を成形するキャビテ
ィ内に溶融するプラスチック樹脂を射出し、可動側プラ
テンから可動側金型本体を返して金型鏡面を油圧等にて
加圧し、薄肉円盤を成形を行うが、金型中央部にカット
パンチ、スプルーブッシュ等を設置、作動させているた
め、金型本体の中央部を大きくくりぬいている。この場
合、金型本体くりぬき部の金型本体の板厚みが金型鏡面
を歪ませない強度にすることにより、本薄肉円盤を加圧
するときに基板の記録面の内外周に対する基板厚み差を
小さくすることを特徴とする。
【0024】上記の問題点は以下により、達成する。即
ち、本発明のディスク基板成形金型に係る第一の発明の
構成は情報転写面に情報ピット及びグルーブを成形して
なるスタンパ9を具備したものであって、固定、可動側
金型両本体3,4を型締めして形成されるキャビティ内
へ溶融したプラスチック樹脂を射出し、この樹脂に前述
のスタンパ9の情報ピット及びグルーブを溶融したプラ
スチック樹脂に転写させることにより、ディスク基板を
成形するディスク基板成形用金型において、固定、可動
側金型両鏡面5,6の歪をキャビティ内樹脂圧により、
歪ませない構造、すなわち、可動側カットパンチ8の可
動側金型本体4をくりぬき部においても可動側金型本体
4の最小板厚X2を50mm以上にして、可動側プラテ
ン2で保持されない部分の強度を保持される部分同様の
金型強度を有する可動側金型本体4が必要になる。
ち、本発明のディスク基板成形金型に係る第一の発明の
構成は情報転写面に情報ピット及びグルーブを成形して
なるスタンパ9を具備したものであって、固定、可動側
金型両本体3,4を型締めして形成されるキャビティ内
へ溶融したプラスチック樹脂を射出し、この樹脂に前述
のスタンパ9の情報ピット及びグルーブを溶融したプラ
スチック樹脂に転写させることにより、ディスク基板を
成形するディスク基板成形用金型において、固定、可動
側金型両鏡面5,6の歪をキャビティ内樹脂圧により、
歪ませない構造、すなわち、可動側カットパンチ8の可
動側金型本体4をくりぬき部においても可動側金型本体
4の最小板厚X2を50mm以上にして、可動側プラテ
ン2で保持されない部分の強度を保持される部分同様の
金型強度を有する可動側金型本体4が必要になる。
【0025】また、固定側スプルー7も上述と同様に固
定側金型本体3の中央部はくりぬかれており、強度的に
は弱く、可動側プラテンにより加圧され、溶融したプラ
スチック樹脂圧による鏡面内周部の歪は外周部よりは大
きくなる。このため、内周部の固定側金型本体3の最小
板厚X1は50mm以上を有したものが必要になる。
定側金型本体3の中央部はくりぬかれており、強度的に
は弱く、可動側プラテンにより加圧され、溶融したプラ
スチック樹脂圧による鏡面内周部の歪は外周部よりは大
きくなる。このため、内周部の固定側金型本体3の最小
板厚X1は50mm以上を有したものが必要になる。
【0026】尚、本願発明の薄肉円盤の製造には、樹脂
としてアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ
樹脂、アモルファスオレフィン樹脂、若しくはこれらの
共重合体を用いることが出来る他、無機ガラス等も用い
ることが出来る。中でも、アクリル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂が、特に記録用ディスク基板の製造用として好
ましい。
としてアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ
樹脂、アモルファスオレフィン樹脂、若しくはこれらの
共重合体を用いることが出来る他、無機ガラス等も用い
ることが出来る。中でも、アクリル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂が、特に記録用ディスク基板の製造用として好
ましい。
【0027】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1を参照して説
明する。先、本発明による成形金型を用いて成形したデ
ィスク基板について詳述する。
明する。先、本発明による成形金型を用いて成形したデ
ィスク基板について詳述する。
【0028】[実施例1]図1において固定側プラテン
1に固定されている固定側金型本体3に設置されている
スプルーブッシュ7により固定側金型本体3の板厚が薄
くなっている最小板厚X1を50mmにし、また、可動
側プラテン2に固定されている可動側金型本体4に設置
されているカットパンチ8、フローティングパンチ12
により可動側金型本体4の板厚が薄くなっている最小板
厚X2を50mmにした金型を用い、ディスク基板の厚
み1.2mm、外径120mm、キャビティ内の圧力を
約30MPaとして成形テストを実施した。
1に固定されている固定側金型本体3に設置されている
スプルーブッシュ7により固定側金型本体3の板厚が薄
くなっている最小板厚X1を50mmにし、また、可動
側プラテン2に固定されている可動側金型本体4に設置
されているカットパンチ8、フローティングパンチ12
により可動側金型本体4の板厚が薄くなっている最小板
厚X2を50mmにした金型を用い、ディスク基板の厚
み1.2mm、外径120mm、キャビティ内の圧力を
約30MPaとして成形テストを実施した。
【0029】結果、X1,X2が35mmの従来型の金
型を用いた場合の内外周差が12μmであったものが、
本発明の金型テストにおいては5μm以下にすることが
出来た。さらに本金型でキャビティ内圧力をアップして
テストを実施したが、内外周方向の基板の厚み斑は前項
より増加することなく、均一なディスク基板を得ること
が出来た。
型を用いた場合の内外周差が12μmであったものが、
本発明の金型テストにおいては5μm以下にすることが
出来た。さらに本金型でキャビティ内圧力をアップして
テストを実施したが、内外周方向の基板の厚み斑は前項
より増加することなく、均一なディスク基板を得ること
が出来た。
【0030】[実施例2]実施例1において、固定側、
可動側金型本体中央部板厚(X1、X2)を各々75m
mにした金型を用い、同じ条件で成形テストを実施し
た。結果、本発明の金型テストにおいては、内外周差が
3.5μm以下にすることが出来た。
可動側金型本体中央部板厚(X1、X2)を各々75m
mにした金型を用い、同じ条件で成形テストを実施し
た。結果、本発明の金型テストにおいては、内外周差が
3.5μm以下にすることが出来た。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、薄肉円盤を射出成形す
る際に金型として所望する薄肉円盤形状に応じた空間を
有する薄肉円盤成形金型において当該空間を形成する部
分に溶融したプラスチック樹脂を射出し、ディスク用基
板を成形、圧接する際に金型鏡面の内外周を歪ませるこ
となく、金型構造に関するディスク用基板の円周方向の
厚み差を5μm以下にすることが実施出来る薄肉円盤を
成形し得る薄肉円盤成形用の金型を実現した。これによ
り、反り、面振れが1/2以下になりディスク用基板の
機械特性が向上した。
る際に金型として所望する薄肉円盤形状に応じた空間を
有する薄肉円盤成形金型において当該空間を形成する部
分に溶融したプラスチック樹脂を射出し、ディスク用基
板を成形、圧接する際に金型鏡面の内外周を歪ませるこ
となく、金型構造に関するディスク用基板の円周方向の
厚み差を5μm以下にすることが実施出来る薄肉円盤を
成形し得る薄肉円盤成形用の金型を実現した。これによ
り、反り、面振れが1/2以下になりディスク用基板の
機械特性が向上した。
【図1】ディスク射出成形用金型の構成を示す断面図。
【図2】金型を設置する射出成形機の外観図。
【図3】基板内外周に対する厚み差図。
【図4】キャビティ内圧と基板の厚み差図。
1. 固定側プラテン 2. 可動側プラテン 3. 固定側金型本体 4. 可動側金型本体 5. 固定側鏡面 6. 可動側鏡面 7. スプルーブッシュ 8. カットパンチ 9. スタンパ 10. キャビリング 11. スプルー押え 12. フローティングパンチ 13. スプルー冷却管 14. カットパンチ冷却管 15. ディスク基板 16. スプルー 17. ノズル 18. タイバー 19. 成形機本体 X1. 固定側金型本体中央部板厚 X2. 可動側金型本体中央部板厚
Claims (6)
- 【請求項1】 固定、可動側金型の両鏡面間にキャビテ
ィを有し、その間に溶融したプラスチック樹脂を射出
し、可動側プラテンから加圧して薄肉円盤を成形する金
型において、該樹脂を加圧するために内部圧を受ける該
固定、可動側両鏡面を保持する固定、可動側金型両本体
の中央部の最小板厚が50mm以上有することを特徴と
する薄肉円盤成形用の金型。 - 【請求項2】 該可動側金型本体中央部が、カットパン
チ、フローティングパンチ作動用の刳り貫きがされてい
ることを特徴とする請求項1記載の薄肉円盤成形用の金
型。 - 【請求項3】 該キャビティが、直径30〜300m
m、深さ0.2〜1.5mmの円筒状空間であることを
特徴とする請求項1、2に記載の薄肉円盤成形用の金
型。 - 【請求項4】 固定、可動側金型の両鏡面間にキャビテ
ィを有し、その間に溶融したプラスチック樹脂を射出
し、可動側プラテンから加圧する薄肉円盤の製造方法に
おいて、該樹脂を加圧するために内部圧を受ける該固
定、可動側両鏡面を保持する固定、可動側金型両本体の
中央部の最小板厚が50mm以上有する金型を用いるこ
とを特徴とする薄肉円盤の製造方法。 - 【請求項5】 該薄肉円盤の直径が30〜300mm、
厚さが0.2〜1.5mmであり、かつその中央部が刳
り貫かれていることを特徴とする請求項4記載の薄肉円
盤の製造方法。 - 【請求項6】 該樹脂がアクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、エポキシ樹脂、アモルファスオレフィン樹脂、
もしくはこれらの共重合体であることを特徴とする請求
項5記載の薄肉円盤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8384198A JPH11277578A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 薄肉円盤成形用の金型及び薄肉円盤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8384198A JPH11277578A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 薄肉円盤成形用の金型及び薄肉円盤の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277578A true JPH11277578A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13813945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8384198A Pending JPH11277578A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 薄肉円盤成形用の金型及び薄肉円盤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277578A (ja) |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP8384198A patent/JPH11277578A/ja active Pending
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