JPH11277758A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

Info

Publication number
JPH11277758A
JPH11277758A JP8116598A JP8116598A JPH11277758A JP H11277758 A JPH11277758 A JP H11277758A JP 8116598 A JP8116598 A JP 8116598A JP 8116598 A JP8116598 A JP 8116598A JP H11277758 A JPH11277758 A JP H11277758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
ink
ink jet
hole
jet recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8116598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11277758A5 (ja
Inventor
Norihiko Kurashima
憲彦 倉島
Takahiro Kamijo
隆弘 上條
Sukenori Okumura
資紀 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP8116598A priority Critical patent/JPH11277758A/ja
Publication of JPH11277758A publication Critical patent/JPH11277758A/ja
Publication of JPH11277758A5 publication Critical patent/JPH11277758A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクの圧力損失を抑えて、且つ異物の発生
を抑え、且つ確実に固定できるフィルタを具備するイン
クジェット式記録装置を提供する。 【解決手段】 インク滴を吐出する複数のノズルを有す
るインクジェット式記録ヘッドと、このインクジェット
式記録ヘッドにインクを供給するインク供給手段と、こ
れらの間の流路に設けられるフィルタを具備するインク
ジェット式記録装置において、前記フィルタは、フィル
タ本体1の前記流路内に配置される領域には前記ノズル
径よりも小さい内径を有する複数のフィルタ孔2を有
し、前記フィルタ本体1の周縁部には前記フィルタ孔2
より大径で当該フィルタ本体1を前記流路の周縁部に固
定するための固定用孔4を有することにより、フィルタ
1を確実に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録ヘッドに用いられ、インク内の異物及び気泡等を除
去するためのフィルタを具備するインクジェット式記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット式記録ヘッドで
は、インクが充填されたインクカートリッジから、この
インクカートリッジに挿入されるインク供給針及び流路
を介してインクが供給され、供給されたインクは圧電振
動子等を駆動させることによりノズルから吐出される。
【0003】このようなインクジェット式記録ヘッド
は、インクカートリッジのインク内に存在する異物、あ
るいはインクカートリッジを着脱する際に、例えば、イ
ンク供給針への付着等によってインク内に混入した異物
が供給されると、吐出不良を起こすという問題がある。
また、インク内に存在する気泡によっても、同様に、吐
出不良を起こすという問題がある。そのため、通常、イ
ンクカートリッジとインクジェット式記録ヘッドとの間
のインクの流路には、複数の微細な孔を有し、インク内
の異物及び気泡を除去するためのフィルタが装着されて
いる。
【0004】このフィルタとしては、従来から、繊維を
織って織り目をフィルタ孔としたフィルタが用いられ、
このフィルタをインクが通過する際に異物及び気泡が除
去される。しかし、このタイプのフィルタでは、除去し
ようとする異物より、かなり小さい目のフィルタ孔とし
なければならない。したがって、全体の開口率が小さく
なるため、インクの流れによる圧力損失が大きく、吐出
特性が低下するという問題がある。
【0005】この問題を解決するために、フィルタ自体
の面積を増大する、あるいはインクの流れる孔径を増大
して、全体の流路面積を拡大することにより圧力損失を
低下させる方法が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合、ヘッド自体の寸法が大きくなってしまい、ひいて
は記録装置の長大化を招いてしまうという問題がある。
また、後者の場合、異物及び気泡がフィルタを通過して
しまい、十分に除去できないという問題がある。
【0007】さらには、このようなフィルタを、例え
ば、樹脂等で形成されたヘッドケースに接着又は溶着す
る場合、フィルタ孔の径が小さいため十分な接着強度が
得られず、フィルタの固定状態にバラツキが生じるとい
う問題がある。また、フィルタを固着後、インク供給針
を、例えば超音波溶着によってヘッドケースに溶着する
場合、その振動によりフィルタ孔内に入り込んだ接着剤
又は樹脂が欠落して、流路内に異物として混入するとい
う問題がある。
【0008】そこで、本発明は、このような事情に鑑
み、インクの圧力損失を抑え、且つ異物の発生を抑え
て、フィルタを確実に固定できるインクジェット式記録
装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、インク滴を吐出する複数のノズルを
有するインクジェット式記録ヘッドと、このインクジェ
ット式記録ヘッドにインクを供給するインク供給手段と
を有し、これらの間の流路にフィルタを具備するインク
ジェット式記録装置において、前記フィルタは、フィル
タ本体の前記流路内に配置される領域に前記ノズル径よ
りも小さい内径を有する複数のフィルタ孔を有し、前記
フィルタ本体の周縁部には前記フィルタ孔より大径で当
該フィルタ本体を前記流路の周縁部に固定するための固
定用孔を有することを特徴とするインクジェット式記録
装置にある。
【0010】かかる第1の態様では、フィルタ本体の周
縁部に設けられたフィルタ孔より大径の固定用孔によ
り、フィルタが流路内に確実に固定される。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記フィルタには、前記フィルタ孔を形成した領域
と前記固定用孔を形成した領域との間に、貫通孔が実質
的に形成されていない無孔領域があることを特徴とする
インクジェット式記録装置にある。
【0012】かかる第2の態様では、フィルタを固定す
る際に、フィルタ孔への樹脂等の流れ込みが防止され、
異物の発生が抑えられる。
【0013】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記フィルタは、少なくとも前記フィルタ本
体の周縁部の前記固定用孔が設けられた固定部に対応す
る領域の少なくとも一方側の面に、前記フィルタ本体の
他の部分より厚さ方向内側に凹んだ凹部を有することを
特徴とするインクジェット式記録装置。
【0014】かかる第3の態様では、凹部と他の部分と
の境界の段差部分により、フィルタを固定する際の異物
の発生が抑えられる。
【0015】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、前記フィルタは、前記固定用孔を介し
て前記流路の周縁部に溶着されることを特徴とするイン
クジェット式記録装置にある。
【0016】かかる第4の態様では、フィルタが流路の
周縁部に溶着により固定される際に、溶融した樹脂のフ
ィルタ孔への流れ込みが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を実施形態に基づ
いて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態に係るインク
ジェット式記録装置に用いられるフィルタの平面図であ
り、図2は、フィルタ部の形状を示す図である。
【0019】本実施形態のフィルタ1は、図示するよう
に、中央部のインクの流路に対応する領域に、インクが
通過する複数のフィルタ孔2が設けられたフィルタ部3
を有し、このフィルタ部3の外側のフィルタ周縁には、
フィルタを固定するための複数の固定孔4が設けられた
固定部5を有する。また、フィルタ部3と固定部5との
間には、貫通孔が実質的に形成されていない無孔部6を
有する。
【0020】このようなフィルタ1に設けられているフ
ィルタ孔2は、本実施形態では、丸形で、開口面積がフ
ィルタ1の厚さ方向の上流側から下流側に向かって徐々
に大きくなるテーパ形状を有する。すなわち、上流側の
内径d1は下流側の内径d2よりも小さくなるように形
成されている。また、フィルタ孔2の内径は、インクジ
ェット式記録ヘッドのインクを吐出するノズルの径より
も小さく、例えば、本実施形態では、ノズル径が約20
〜30μmであるのに対し、フィルタ孔の内径は約1/
2の10〜15μmに形成されている。
【0021】これら複数のフィルタ孔2は、隣接する三
つのフィルタ孔2が正三角形形状に並ぶように、フィル
タ2の並設方向がそれぞれ互いに略60°の角度になる
ように設けられ、また、それぞれのフィルタ孔2が、例
えば、本実施形態では、約20〜25μmの間隔で並設
されている。さらに、フィルタ孔2全体のパターンとし
ては、略六角形形状になるようにフィルタ孔2が並設さ
れている。
【0022】また、固定孔4は、断面が丸形で、フィル
タ1の周縁に略等間隔で形成されている。この固定孔4
の直径は、フィルタを確実に固定するために、少なくと
もフィルタ孔2の直径よりも大きいことが望ましく、例
えば、本実施形態では、40〜100μmで形成した。
【0023】さらに、本実施形態では、このようなフィ
ルタ部3と固定部5との間に、貫通孔が実質的に形成さ
れていない領域である無孔部6を設けられ、後述するよ
うに、この無孔部6により、フィルタ1等を接着する際
の異物の発生が防止される。
【0024】このフィルタ1の厚さは、フィルタ孔2の
直径よりも厚く形成されることが好ましく、例えば、本
実施形態では、フィルタ孔2の直径の約2倍の約20〜
30μmで形成されている。これにより、フィルタ1
は、十分な剛性を保持することができる。
【0025】上述のように、フィルタ部3にノズル径よ
りも小さな内径を有するフィルタ孔2を高密度で設ける
ことにより、本実施形態では、フィルタ1のインク流路
内の有効面積に対するフィルタ孔2の開口面積の合計の
割合である開口率が30%以上になっている。
【0026】このようなフィルタ1の製造方法として
は、特に限定されないが、フィルタ1が微小な直径のフ
ィルタ孔2を多数有するため、本実施形態では、エレク
トロフォーミング(電鋳)で形成した。また、フィルタ
1の材質としては、特に限定されないが、フィルタ1を
エレクトロフォーミングで形成する場合には、ニッケル
を用いるのが好ましい。
【0027】ここで、本実施形態のフィルタ1の製造工
程について説明する。
【0028】まず、図3(a)に示すように、ステンレ
ス等の導電性材料に、剥離を良好にするための酸化クロ
ム等の酸化膜が形成された基板10上にレジスト膜11
を形成する。このレジスト膜11の厚さは、少なくとも
製造するフィルタ1の厚さよりも厚く形成することが好
ましい。これは、以下の工程に示すように、所望の形状
のフィルタ1を容易に形成するためのものである。
【0029】次いで、図3(b)に示すように、レジス
ト膜11をフィルタ1の形状に合わせてパターニングす
る。すなわち、フィルタ孔2及び固定孔4に対応する部
分のレジスト膜20を残して、他の部分のレジスト膜1
1を除去する。
【0030】次いで、図3(c)に示すように、レジス
ト膜11が除去され基板10上に、フィルタ1となる、
例えば、ニッケル等の金属層12を所定の厚さまでメッ
キする。このとき、レジスト膜11は、上述のように、
フィルタ1よりも厚く形成されているため、金属層12
をレジスト膜11の厚さ以上に形成することがない。し
たがって、フィルタ孔2等は、容易に所望の形状に形成
される。
【0031】その後、図3(d)に示すように、全ての
レジスト膜11を除去して、基板10から取り外すこと
により、所望の形状のフィルタ孔2及び固定孔4を有す
るフィルタ1が形成される。
【0032】このように、レジスト膜11をフィルタ1
の厚さよりも厚く形成して、エレクトロフォーミングに
よりフィルタ1を形成すれば、所望の形状のフィルタ1
を容易に形成することができる。しかし、エレクトロフ
ォーミングを用いても、従来のように、レジスト膜11
の厚さをフィルタ1の厚さと同一あるいは薄く形成する
方法では、図4に示すように、レジスト膜11の上部に
まで金属層12がメッキされてしまい、所望の形状のフ
ィルタ1を形成するのが困難である。したがって、本実
施形態のフィルタ1を形成するためには、上述の製造方
法を用いることが最も好ましい。
【0033】このように形成されたフィルタは、図5の
断面図に示すような記録ユニット20に組み込まれる。
この記録ユニット20は、記録ユニット20を構成する
フレーム21と、インクカートリッジ22のインク供給
孔22aに挿入されるインク供給針23と、インクジェ
ット式記録ヘッド30とインク供給針23とを連通する
流路24aを有するヘッドケース24とを有する。
【0034】ここで、このような記録ユニットに用いら
れるインクジェット式記録ヘッドの一例を示す。図6
は、インクジェット式記録ヘッドの一例を示す断面図で
ある。
【0035】このようなインクジェット式記録ヘッドで
は、例えば、図6に示すように、圧力発生室31が形成
された流路形成基板32の一方面には、弾性膜33が形
成されている。この弾性膜33上には、下電極膜34、
圧電体膜35及び上電極膜36が積層及びパターニング
され、各圧力発生室31毎に圧電体能動部300を構成
している。この圧電体能動部300上には、電気絶縁性
を備えた絶縁体層37が形成され、さらに、絶縁体層3
7の各圧電体能動部300に対応する部分には、リード
電極38と接続するために上電極膜36の一部を露出さ
せるコンタクトホール37aが形成されている。このコ
ンタクトホール37aを介して、各上電極膜36に一端
が接続し、また他端が接続端子部に延びるリード電極3
8が形成されている。
【0036】一方、流路形成基板32の他方面側には、
ノズル41aが穿設されたノズル形成基板41が設けら
れ、このノズル41aと圧力発生室31とを連通するノ
ズル連通孔42が封止板43、共通インク室形成基板4
4、薄肉板45、及びインク室側板46を貫通するよう
に配されている。
【0037】また、封止板43、共通インク室形成基板
44及び薄肉板45により、共通インク室47が形成さ
れている。この共通インク室47と各圧力発生室31と
は封止板43に形成されたインク供給連通孔48を介し
て連通されており、また、封止板43には、外部からイ
ンク供給を受けるインク導入口49が形成されている。
また、この共通インク室47に対向する部分のインク室
側板46に開口46aが形成されている。この開口46
a部分の薄肉壁45により、インクを吐出する際に発生
するノズル41aと反対側に向かう圧力が吸収され、他
の圧力発生室31に、共通インク室47を経由して不要
な正又は負の圧力が加わるのを防止している。
【0038】このようなインクジェット式記録ヘッドで
は、インク導入口49から共通インク室47にインクが
供給され、インク供給連通孔48を介して各圧力発生室
31に分配される。そして、ノズル41aに至るまで内
部をインクで満たした後、図示しない外部の駆動回路か
らの記録信号に従い、リード電極38を介して下電極膜
34と上電極膜36との間に電圧を印加し、弾性膜3
3、下電極膜34及び圧電体膜35を撓み変形させるこ
とにより、圧力発生室31内の圧力が高まりノズル41
aからインクを吐出する。
【0039】また、このようなインクジェット式記録ヘ
ッドにインクを供給する流路24aを有するヘッドケー
ス24とインクカートリッジ22に挿入されるインク供
給針23との間に、フィルタ1は、後述するように、熱
溶着により固着される(図5参照)。なお、フィルタ1
を、例えば、接着剤等で固着するようにしてもよいこと
はいうまでもない。
【0040】図7は、フィルタ1の固定部分を模式的に
示した図である。
【0041】フィルタ1は、ヘッドケース24とインク
供給針23との間に、フィルタ部3が流路内に位置する
ように固定される。
【0042】すなわち、まず、図7(a)に示すよう
に、フィルタ1は、ヘッドケース24の流路24aの周
縁部に設けられたリブ24bと、フィルタ1の固定孔4
とが対向するように配置される。このとき、フィルタ孔
2を有するフィルタ部3は、流路24aに対向する領域
に位置することになる。次いで、フィルタ1の上部から
図示しないヒートツールにより加熱及び加圧することに
よりリブ24bが溶融され、溶融したリブ24bがフィ
ルタ1とヘッドケース24との間に広がり、フィルタ1
はヘッドケース24に溶着される。このとき、溶融され
たリブ24bが、同時に固定孔4を介してフィルタ1の
上面側にも流れ込むことにより、フィルタ1の面方向の
ズレが防止される。
【0043】また、フィルタ1を固定する際、本実施形
態では、フィルタ孔2を有するフィルタ部3を流路24
a内で下流側に突出するようにした(図7(b))。こ
れにより、流路24a内のフィルタ部3の有効面積を増
加させることにより、流路25a内のフィルタ部3の開
口率の向上を図っている。
【0044】その後、図7(b)に示すように、インク
供給針23がフィルタ1の上方からヘッドケース24に
固定され、インクカートリッジ22からヘッド30に連
通する全体の流路が形成される。
【0045】本実施形態では、これらインク供給針23
とヘッドケース24とを超音波溶着により固着するよう
にした。すなわち、インク供給針23をヘッドケース2
4にはめ込み、その上部から超音波を当てる。これによ
り、インク供給針23のヘッドケース24との接合面に
凸状に設けられたダイレクタ23aが溶融され、インク
供給針23とヘッドケース24とが溶着される。
【0046】このとき、インク供給針23に当てられる
超音波は、フィルタ1にも振動等を与えてしまう。例え
ば、フィルタ孔2が固定孔4の近傍まで設けられている
場合には、上述のように、フィルタ1を熱溶着により固
着する際、フィルタ孔2内まで溶融した樹脂が流れ込
み、独立して固まることがある。この場合、フィルタ1
に超音波により振動等が発生すると、フィルタ孔2内で
固まった樹脂が欠落し、流路内に異物として入り込んで
しまう。しかしながら、本実施形態では、図8に示すよ
うに、フィルタ孔2と固定孔4との間に、実質的に貫通
孔を有さない無孔部6が設けられているため、溶融した
樹脂はフィルタ孔2に入り込むことがなく、また、一つ
の固まりとして存在しているため、超音波よる振動等に
よっても樹脂が欠落する心配がない。
【0047】このように、本発明に係るフィルタをイン
クの流路に設けることにより、インク内に存在する異物
及び気泡等を確実に除去することができる。また、フィ
ルタを確実に固定できると共に、フィルタを固定する際
の異物の発生を抑えることができる。したがって、イン
クの吐出特性を良好な状態に保持することができる。
【0048】なお、本実施形態では、断面が略円形の固
定孔4をフィルタ1の外径に沿って1列に設けるように
したが、これに限定されず、例えば、図9に示すよう
に、固定孔4Aの形状をフィルタ1の外径に沿った長円
形に形成するようにしてもよい。また、例えば、固定孔
を複数列で設けるようにしてもよい。
【0049】また、本実施形態では、フィルタ孔を断面
が丸形で、下流側が大きくなるテーパ形状に形成するよ
うにしたが、これに限定されず、例えば、図10に示す
ように、フィルタ孔2Aを六角形形状に形成するように
してよいし、あるいは八角形形状等の多角形状に形成す
るようにしてもよい。また、厚さ方向の形状は、ストレ
ート形状に形成するようにしてもよい。何れにしても、
複数のフィルタ孔を高密度に併設することができるた
め、上述のように、インクの吐出特性を良好な状態に保
持することができる。
【0050】(実施形態2)図11は、実施形態2に係
るフィルタの要部断面図である。
【0051】本実施形態では、図11に示すように、無
孔部6を設けずに、固定部5に対応する領域に、他の部
分よりも厚さ方向に凹んだ凹部7を形成するようにした
以外は、実施形態1と同様である。また、このようなフ
ィルタ1Aは、実施形態1と同様に熱溶着によりヘッド
ケース24に固着される。
【0052】このように、フィルタ1に凹部7を設ける
ことにより、実施形態1と同様に、ヘッドケース24と
フィルタ1とを溶着する際、凹部7とフィルタ部3との
段差により、溶融したリブ24bの流れが阻止される。
したがって、周囲への無駄な広がりが防止され、樹脂が
異物として流路内に入り込むことを防止できる。
【0053】なお、本実施形態では、凹部7をヘッドケ
ース24との固着側とは反対側に設けるようにしたが、
これに限定されず、例えば、図12に示すように、逆
に、ヘッドケース24との固着側に設けるようにしても
よい。この場合には、固定孔4を通って流れ出した樹脂
が、凹部7とフィルタ部3との段差により阻止され、フ
ィルタ孔2に流れ込むことがない。
【0054】また、本実施形態では、凹部7とフィルタ
部3の段差により溶融された樹脂の周囲への広がりを阻
止しているが、さらに、実施形態1と同様な無孔部を設
けるようにしてもよい。これにより、さらに確実に異物
の発生を防止することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクの流路でのフィルタの開口率を向上することがで
きるので、インクの圧力損失の増大を抑えることができ
る。また、フィルタの周縁には、フィルタ孔よりも大径
の固定孔を設け、フィルタ孔と、固定孔との間には無孔
部を設けるようにしたので、フィルタを確実に接着でき
ると共に、接着時に発生する異物発生を防止することが
できる。これにより、インクジェット式記録ヘッドのイ
ンクの吐出特性を向上することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録装置に用いられるフィルタの平面図である。
【図2】図1のフィルタ部の平面図及び断面図である。
【図3】本発明に係るフィルタの製造工程を示す図であ
る。
【図4】従来のフィルタの製造工程を示す図である。
【図5】本発明に係るフィルタを有する記録ユニットの
断面図である。
【図6】インクジェット式記録ヘッドの一例を示す断面
図である。
【図7】本発明に係るフィルタの固定部分を示す断面図
である。
【図8】本発明に係るフィルタの固着部分を示す断面図
である。
【図9】本発明に係るフィルタの変形例を示す平面図で
ある。
【図10】本発明に係るフィルタの変形例を示す平面図
である。
【図11】本発明の実施形態2に係るフィルタの固定部
分を示す断面図である。
【図12】本発明の実施形態2に係るフィルタの変形例
を示す断面図である。
【符号の説明】 1 フィルタ 2 フィルタ孔 3 フィルタ部 4 固定孔 5 固定部 6 無孔部 7 凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出する複数のノズルを有す
    るインクジェット式記録ヘッドと、このインクジェット
    式記録ヘッドにインクを供給するインク供給手段とを有
    し、これらの間の流路にフィルタを具備するインクジェ
    ット式記録装置において、 前記フィルタは、フィルタ本体の前記流路内に配置され
    る領域に前記ノズル径よりも小さい内径を有する複数の
    フィルタ孔を有し、前記フィルタ本体の周縁部には前記
    フィルタ孔より大径で当該フィルタ本体を前記流路の周
    縁部に固定するための固定用孔を有することを特徴とす
    るインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フィルタには、
    前記フィルタ孔を形成した領域と前記固定用孔を形成し
    た領域との間に、貫通孔が実質的に形成されていない無
    孔領域があることを特徴とするインクジェット式記録装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記フィルタ
    は、少なくとも前記フィルタ本体の周縁部の前記固定用
    孔が設けられた固定部に対応する領域の少なくとも一方
    側の面に、前記フィルタ本体の他の部分より厚さ方向内
    側に凹んだ凹部を有することを特徴とするインクジェッ
    ト式記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記フ
    ィルタは、前記固定用孔を介して前記流路の周縁部に溶
    着されることを特徴とするインクジェット式記録装置。
JP8116598A 1998-03-27 1998-03-27 インクジェット式記録装置 Pending JPH11277758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8116598A JPH11277758A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 インクジェット式記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8116598A JPH11277758A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 インクジェット式記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11277758A true JPH11277758A (ja) 1999-10-12
JPH11277758A5 JPH11277758A5 (ja) 2004-08-19

Family

ID=13738858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8116598A Pending JPH11277758A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 インクジェット式記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11277758A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178086A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法
JP2005324444A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド用フィルタとそれを用いた液体噴射装置
JP2006272806A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド用フィルタ及び液体噴射装置
EP1798041A1 (en) * 2005-12-16 2007-06-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Layered structure and ink-jet head including the same
JP2007160822A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Brother Ind Ltd インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2008000900A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Seiko Epson Corp 液状体吐出ヘッドおよび液状体吐出ヘッドの製造方法、並びに液状体吐出装置
US7475975B2 (en) 2004-06-30 2009-01-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printhead assembly
JP2009012358A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット、画像形成装置
JP2009132135A (ja) * 2007-11-02 2009-06-18 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2009190278A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2009208450A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2009220567A (ja) * 2008-02-21 2009-10-01 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2010158823A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2010247452A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド用フィルタ
JP2011037094A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2011194754A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2012121214A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Toshiba Tec Corp インクジェットプリンタ用のフィルタ装置、フィルタ装置の製造方法、およびフィルタ
US8439494B2 (en) 2007-11-02 2013-05-14 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head, method for making the same, and liquid ejecting apparatus
JP2016032942A (ja) * 2015-11-06 2016-03-10 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178086A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法
JP2005324444A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド用フィルタとそれを用いた液体噴射装置
US7475975B2 (en) 2004-06-30 2009-01-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printhead assembly
JP2006272806A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド用フィルタ及び液体噴射装置
EP1798041A1 (en) * 2005-12-16 2007-06-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Layered structure and ink-jet head including the same
JP2007160822A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Brother Ind Ltd インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2007160821A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Brother Ind Ltd プレート積層構造
US7922311B2 (en) 2005-12-16 2011-04-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet head and method of manufacturing the same
US7775652B2 (en) 2005-12-16 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Layered structure and ink-jet head including the same
JP2008000900A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Seiko Epson Corp 液状体吐出ヘッドおよび液状体吐出ヘッドの製造方法、並びに液状体吐出装置
JP2009012358A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット、画像形成装置
US8439494B2 (en) 2007-11-02 2013-05-14 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head, method for making the same, and liquid ejecting apparatus
JP2009132135A (ja) * 2007-11-02 2009-06-18 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2009190278A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
US8246154B2 (en) 2008-02-14 2012-08-21 Seiko Epson Corporation Liquid injecting head, method of manufacturing liquid injecting head, and liquid injecting apparatus
JP2009220567A (ja) * 2008-02-21 2009-10-01 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
US8240833B2 (en) 2008-02-21 2012-08-14 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head, method of manufacturing the same, and liquid ejecting apparatus
JP2009208450A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2010158823A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2010247452A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド用フィルタ
JP2011037094A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2011194754A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2012121214A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Toshiba Tec Corp インクジェットプリンタ用のフィルタ装置、フィルタ装置の製造方法、およびフィルタ
JP2016032942A (ja) * 2015-11-06 2016-03-10 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6338554B1 (en) Ink-jet recording device
EP1152836B1 (en) Droplet generation method and device
JP6341004B2 (ja) 流路部材、インクジェットヘッド及びインクジェットプリンター
JPH11291513A (ja) インクジェット式記録装置
US20070275542A1 (en) Substrate separation method and liquid ejecting head production method using the substrate separation method
JP2002137410A (ja) 液体吐出記録ヘッド
JP3820744B2 (ja) インクジェット式記録装置
EP0860281B1 (en) A method for manufacturing a liquid jet recording head and a liquid jet recording head manufactured by such method
JP3374893B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP2791226B2 (ja) 記録ヘッドの製造方法および記録ヘッド
US7559144B2 (en) Method for making an inkjet head
JPH0639164B2 (ja) インクジェット記録装置のフィルタ固定方法
JP2001113698A (ja) ノズルプレート及びその製造方法及びインクジェット記録ヘッド
JP2000218827A (ja) 印刷ヘッドからの流体除去方法
JPH0751355B2 (ja) インクジェット記録装置
JPS6048363A (ja) 液体噴射記録ヘッド
JP2000211145A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法
JP2009148980A (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP3253269B2 (ja) 記録ヘッドの製造方法および記録ヘッド
JP3656800B2 (ja) インクジェット記録装置及びその製造方法
JP2002067342A (ja) 流体供給装置及びインクジェット記録ヘッド並びにそれらの製造方法
JPH0985945A (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP2000108346A (ja) インクジェット式記録ヘッド、及び前記記録ヘッドに適した圧電振動子ユニット
JP3587234B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法
JP3743474B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Written amendment

Effective date: 20060105

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060523

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02