JPH11278004A - 車両の案内操向装置 - Google Patents
車両の案内操向装置Info
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Abstract
輪から車両へと伝わるショックを緩和することのできる
車両の案内操向装置を提供する。 【解決手段】 案内レールに接して転動する案内輪とし
て、案内レールから車両の内側に向かう力FAを受ける
主案内輪7と、案内レールから車両の外側に向かう力F
Bを受ける分岐案内輪8との2つが設けられ、主案内輪
及び分岐案内輪を軸受部10を介して回転自在に支持
し、主案内輪及び分岐案内輪が案内レールより力を受け
ることで案内アームが揺動することにより、車両を案内
操向する車両の案内操向装置において、案内輪の軸受部
と案内アームとの間に、案内輪から案内アームへ伝わる
衝撃を吸収するための緩衝用弾性部材を介在させ、車両
の内側に向かう力と車両の外側に向かう力の両方を吸収
可能に設けた。
Description
ルに当接させることで、走行軌道に沿って車両を案内し
ながら走行させる車両の案内操向装置に関する。
ものと類似の従来技術を、図4、図5を用いて説明す
る。図4(a)は案内操向装置を搭載した車両の平面
図、(b)は側面図である。図において、20は走行
面、21はその両側に設けられた案内レール(走行軌道
の両側壁で構成される場合もある)である。車両Mの後
部及び前部には、一対の車軸1、2がそれぞれ軸線を左
右方向に延ばして設けられている。
動軸であり、駆動軸側について先に述べる。駆動軸であ
る車軸1は、駆動機構に連結されて回転駆動される。車
軸1の両端には、自在継手を内装したナックル部(図示
略)が設けられ、ナックル部にはキングピン(図示略)
により軸受部(図示略)が水平面内で回動自在に支持さ
れ、軸受部には走行輪3が垂直面内で回動自在に支持さ
れている。また、ナックル部には、平面視形状がU字型
の案内アーム5が走行輪3を囲むように取り付けられ、
各案内アーム5の先端には、水平面内で回動自在な主案
内輪7が取り付けられている。そして、主案内輪7が案
内レール21に接して左右方向の力を受けることによ
り、案内アーム5、軸受部、走行輪3が一体にキングピ
ンを中心として回動し、車両Mが案内操向されるように
なっている。
先端の主案内輪7の下側には、分岐案内輪8が設けられ
ている。主案内輪7と分岐案内輪8は、一体の軸9の上
下端にそれぞれ独立して回転するように取り付けられ、
その軸9の中央部が、案内軸受10の二つ割りのボスに
より固定されている。分岐案内輪8は、走行軌道の分岐
部において、案内レール21の下側内方に設置された分
岐案内レール21によりガイドされて車両Mを一方の軌
道に導くもので、案内レール21が主案内輪7に外方側
から接触して力FA(車両の内側に向かう力)を及ぼす
のに対し、分岐案内レール21は分岐案内輪8に内方か
ら接触して力FB(車両の外側に向かう力)を及ぼすよ
うになっている。また、車軸1の両端部に設けられた左
右の案内アーム5は、タイロッド11により連結されて
いる。また、符号12で示すものは、案内アーム5を中
立位置に戻すための中立復帰ロッドである。なお、上記
の説明は駆動軸側についてであるが、従動軸(車軸2)
側の機構もほぼ同様の構造となっている。
直線部を走行する場合には、左右の案内輪7はそれぞれ
左右の案内レール21に当接しつつ転動し、軸受部及び
走行輪3を直進状態に保持する。また、軌道の曲線部に
おいては、曲線の外側の案内輪7のみが案内レール21
に当接しつつ転動し、案内アーム5が、前後の案内輪7
が案内レール21に押されて動くことにより、キングピ
ンを中心に回動する。そして、他方の(内側の)案内ア
ーム5も、外側の案内アーム5の回動とともにタイロッ
ド11から力を受けて、キングピンを中心として回動す
ることにより、軸受部及び走行輪3が一体に回動して、
車両Mを案内レール21に沿って所定の方向に操向す
る。
は、案内アーム5の先端部とほぼ直角をなす案内レール
21、22と接触し、車両が案内レール21、22に沿
って走行するときに、車両に対して案内レール21、2
2の変化を案内アーム5を通して走行輪3に伝える。従
って、案内レール21、22からの動きは、直接、走行
輪3、車軸1、2を通して車両に伝えられ、案内レール
21、22に段差等の不整があった場合や、案内レール
21、22の線形が急激に変化するような場所を通過す
る場合には、車両にそのショックが伝達されることにな
る。
の案内操向装置においては、案内輪7、8として、剛性
の低い小型の空気タイヤを使用する場合と、剛性の高い
ウレタンゴム車輸を使用する場合との2種類があった。
内輪の剛性が低くなることから、緩衝機能を十分に期待
することができるものの、その直径が大きくなることか
ら、側方案内方式で分岐案内輪を直下に装備しなければ
ならない新交通システムのような車両構造には適用が難
しかった。
は、その直径を小さくできることから上記の車両構造に
適用できるが、案内輪の剛性が高くなるため、案内レー
ルの不整や段差等による衝撃を十分に緩和することがで
きず、衝撃の影響が案内アームを通して車両に及ぶ可能
性があった。
案内輪を使用した場合でも、案内輪から車両へと伝わる
ショックを緩和することのできる車両の案内操向装置を
提供することを目的とする。
軌道の両側に設置された案内レールに接して転動する案
内輪と、該案内輪を軸受を介して回転自在に支持し案内
輪が案内レールより車両の左右方向の力を受けることで
変位する案内アームとを備え、該案内アームの変位によ
って車両を案内操向する車両の案内操向装置において、
前記案内輪の軸受と案内アームとの間に、案内輪から案
内アームへ伝わる衝撃を吸収するための緩衝用弾性部材
を介在させたことを特徴とする。
記案内輪として、案内レールから車両の内側に向かう力
を受ける主案内輪と、案内レールから車両の外側に向か
う力を受ける分岐案内輪との2つが設けられ、前記緩衝
用弾性部材が、車両の内側に向かう力と車両の外側に向
かう力の両方を吸収可能に設けられていることを特徴と
する。
て、前記案内アームの先端にL型てこが回動自在に軸支
され、該L型てこの一端に前記主案内輪と分岐案内輪と
が、案内レールから力を受けたときにL型てこに回転モ
ーメントを発生するように軸受を介して取り付けられ、
前記L型てこの他端が前記案内アームに対し前記緩衝用
弾性部材を介して連結されていることを特徴とする。
て、前記案内アームの先端に案内輪取付アームが連結さ
れると共に、案内輪取付アームの先端に前記主案内輪と
分岐案内輪とが軸受を介して取り付けられ、前記案内輪
取付アームと案内アームの連結部に前記緩衝用弾性部材
が介在されていることを特徴とする。
基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態の案内
操向装置の主要部の平面図である。全体的な構成は図4
のものと同じであり、ここでは図1を用いて主要部のみ
説明する。図1に示した部分は、図4の例えばI部に該
当するが、他の部分も図1と同様の構造になっている。
30(図4の案内アーム5に相当する)は、その中間部
にて水平面内で揺動自在に支持されており、各先端部に
主案内輪7と分岐案内輪8とが軸受10を介して取り付
けられている。両案内輪7、8の配置は従来と同じであ
る。そして、主案内輪7あるいは分岐案内輪8が案内レ
ールより車両の左右方向の力を受けることで、案内アー
ム30が揺動し、案内アーム30の揺動によって、走行
輪(本図では図示略)が操向されるようになっている。
ここで、案内操向時に、主案内輪7は案内レールから車
両の内側に向かう力FAを受け、分岐案内輪8は案内レ
ールから車両の外側に向かう力FBを受ける。
内アーム30の先端間には、L型てこ35が介在されて
いる。案内アーム30の先端には、フランジ30a、3
2によりブラケット31が結合されており、このブラケ
ット31にL型てこ35がピン33により水平面内で回
動自在に軸支されている。このL型てこ35の一方のリ
ンク35aは案内アーム30の先端の延長方向に延び、
他方のリンク35bは案内アーム30の先端の延長方向
と直交する方向(ここでは走行輪側)に延びている。L
型てこ35の一方のリンク35aの先端には、他方のリ
ンク35bと同じ側に延びる案内輪取付リンク36が突
設され、この案内輪取付リンク36の先端に軸受10や
軸9を介して主案内輪7と分岐案内輪8とが水平面内で
回転自在に設けられている。そして、これにより、主案
内輪7あるいは分岐案内輪8が案内レールから力を受け
たときに、L型てこ35に対しピン33回りに矢印
(イ)または(ロ)方向の回転モーメントを発生するよ
うになっている。
の先端は、前記ブラケット31のフランジ32の延長部
32aに対し、ガイド軸39を介して連結されている。
ガイド軸39は、一端がリンク35bにピン38で回動
自在に結合され、他端がボルト40と座金41と筒状の
緩衝ゴム(緩衝用弾性部材)51、52とを用いて、前
記フランジ32の延長部32aに連結されている。この
場合、筒状の緩衝ゴム51、52は、フランジ32の延
長部32aの表裏面に、それぞれゴム座43、44、4
5、46に挟まれて配されている。そして、ガイド軸3
9の矢印(ハ)方向及び矢印(ニ)方向の両方の動きに
対して緩衝作用を発揮するようになっている。なお、緩
衝ゴム51、52の代わりにバネを配してもよい。
ールより車両の内側に向かう力FAを受けると、L型て
こ35がピン33の回りに矢印(イ)方向に回転しよう
とする。その動きはガイドロッド39の矢印(ハ)方向
の動きとなるが、緩衝ゴム51、52が変形すること
で、その動きを吸収する。従って、主案内輪7の受ける
衝撃は緩衝ゴム51、52によって吸収されることにな
り、案内アーム30側には伝わらない。また、主案内輪
7の大きな動きはL型てこ35を介して案内アーム30
に伝わるので、車両が主案内輪7の動きに従って操向さ
れる。
り車両の外側に向かう力FBを受けると、L型てこ35
がピン33の回りに矢印(ロ)方向に回転しようとす
る。その動きはガイドロッド39の矢印(ニ)方向の動
きとなるが、緩衝ゴム51、52が変形することで、そ
の動きを吸収する。従って、分岐案内輪8の受ける衝撃
は緩衝ゴム51、52によって吸収されることになり、
案内アーム30側には伝わらない。また、分岐案内輪8
の大きな動きはL型てこ35を介して案内アーム30に
伝わるので、車両が分岐案内輪8の動きに従って操向さ
れる。
に衝撃が加わっても、その衝撃を緩衝ゴム51、52に
よって吸収することができるので、案内アーム30を介
して伝達される車体側へのショックを和らげることがで
きる。よって、主案内輪7や分岐案内輪8として剛性の
高い小径のウレタンゴム車輪を使用した場合にも、車体
の振動を少なくして、乗り心地を良くすることができ
る。また、案内レールから最も近い位置で衝撃を吸収す
るので、ステアリング系への影響が少なく、ステアリン
グ系の耐久性を高めることができる上、案内輪7、8自
体の衝撃負荷も緩和することができるので、案内輪7、
8の寿命を延ばすこともできる。
2は本発明の第2実施形態の案内操向装置の平面図、図
3は図2のIII−III矢視断面図である。
4の案内アーム5に相当する)は、その中間部にて水平
面内で揺動自在に支持されており、各先端部に主案内輪
7と分岐案内輪8とが軸受10を介して取り付けられて
いる。主案内輪7あるいは分岐案内輪8が案内レールよ
り車両の左右方向の力を受けることにより、案内アーム
30が揺動し、案内アーム30の揺動によって走行輪
(本図では図示略)が操向され、案内操向時に、主案内
輪7が案内レールから車両の内側に向かう力FAを受
け、分岐案内輪8が案内レールから車両の外側に向かう
力FBを受ける。以上の点は第1実施形態と同じであ
る。
端間に案内輪取付アーム65が介在され、その案内輪取
付アーム65の先端に主案内輪7と分岐案内輪8とが軸
受10、軸9を介して取り付けられ、案内輪取付アーム
65と案内アーム30の連結部に、緩衝用弾性部材とし
ての緩衝ゴム70が介在されている点である。
ランジ30aと、案内アーム30の先端の延長線上に延
びる案内輪取付アーム65の基端フランジ66との間
に、図3に示すように、ゴム座71、72に挟まれた形
で筒状の緩衝ゴム70が配されている。両ゴム座71、
72は、案内アーム30の先端フランジ30aに溶接固
定された誘導軸75に沿ってスライド自在に組まれ、ま
た、案内輪取付アーム65の基端フランジ66にボルト
止めされた、ガイド筒79の内筒面に沿ってスライド自
在に嵌まっている。また、ゴム座71とフランジ66の
間には、スペーサー78が入れられ、誘導軸75にゴム
座72、緩衝ゴム70、ゴム座71の順に組み込まれ、
先端で、座金76とナット77により固定されている。
なお、緩衝ゴム70の代わりにばねを配しても良い。
輪7または分岐案内輪8に、案内レールから力FAまた
はFBが作用した場合、誘導軸75に沿って案内輪取付
アーム65が水平に変位する。FAの力が作用した場合
には、フランジ66でスペーサ78を介してゴム座71
が誘導軸75に沿ってスライドし、そのことで緩衝ゴム
70が圧縮され、衝撃が緩和される。また、FBの力が
作用した場合は、フランジ66にボルト止めされた、ガ
イド筒79の先端の引っかかりで、ゴム座72を誘導軸
75に沿ってスライドさせ、そのことで、緩衝ゴム70
が圧縮され、衝撃が緩和される。また、主案内輪7また
は分岐案内輪8の大きな動きは、案内輪取付アーム65
を介して案内アーム30に伝わるので、車両が主案内輪
7あるいは分岐案内輪8の動きに従って操向される。そ
の結果、第1実施形態と同様な効果を奏する。
設けたU字型の案内アーム30に案内輪7、8を設けた
形式について述べたが、車両の左右方向に延びる直線状
の案内アーム(一般に案内バーと呼ばれている)の両端
に案内輪を設け、連動手段で案内アームの左右方向変位
を走行輪の操向運動として伝える形式の案内操向装置に
も本発明は適用できる。
よれば、案内輪の軸受と案内アームの先端間に緩衝用弾
性部材を入れたので、この弾性部材により、案内レール
を通して案内輪に加わる外乱を緩衝吸収することがで
き、車両への影響を最小限に抑えることができる。従っ
て、剛性の高い小径のウレタンゴム車輪を案内輸として
使用することができ、側方案内方式で分岐案内輪を直下
に装備しなければならない新交通システムのような車両
構造にも標準仕様で適用することができる。また、案内
レールから近い位置で外乱を吸収できるので、ステアリ
ング系への影響を軽減できるのはもちろん、案内輪自体
の衝撃負荷も緩和することができ、寿命をのばすことが
できる。
輪と分岐案内輪の両方に加わる衝撃を緩和することがで
きる。
る。
る。
し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 走行軌道の両側に設置された案内レール
に接して転動する案内輪と、該案内輪を軸受を介して回
転自在に支持し案内輪が案内レールより車両の左右方向
の力を受けることで変位する案内アームとを備え、該案
内アームの変位によって車両を案内操向する車両の案内
操向装置において、 前記案内輪の軸受と案内アームとの間に、案内輪から案
内アームへ伝わる衝撃を吸収するための緩衝用弾性部材
を介在させたことを特徴とする車両の案内操向装置。 - 【請求項2】 前記案内輪として、案内レールから車両
の内側に向かう力を受ける主案内輪と、案内レールから
車両の外側に向かう力を受ける分岐案内輪との2つが設
けられ、前記緩衝用弾性部材が、車両の内側に向かう力
と車両の外側に向かう力の両方を吸収可能に設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の車両の案内操向装
置。 - 【請求項3】 前記案内アームの先端にL型てこが回動
自在に軸支され、該L型てこの一端に前記主案内輪と分
岐案内輪とが、案内レールから力を受けたときにL型て
こに回転モーメントを発生するように軸受を介して取り
付けられ、前記L型てこの他端が前記案内アームに対し
前記緩衝用弾性部材を介して連結されていることを特徴
とする請求項2記載の車両の案内操向装置。 - 【請求項4】 前記案内アームの先端に案内輪取付アー
ムが連結されると共に、案内輪取付アームの先端に前記
主案内輪と分岐案内輪とが軸受を介して取り付けられ、
前記案内輪取付アームと案内アームの連結部に前記緩衝
用弾性部材が介在されていることを特徴とする請求項2
記載の車両の案内操向装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP8779398A JP3688461B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 車両の案内操向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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Country Status (1)
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