JPH11278032A - 車高調整装置 - Google Patents
車高調整装置Info
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- JPH11278032A JPH11278032A JP10079637A JP7963798A JPH11278032A JP H11278032 A JPH11278032 A JP H11278032A JP 10079637 A JP10079637 A JP 10079637A JP 7963798 A JP7963798 A JP 7963798A JP H11278032 A JPH11278032 A JP H11278032A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の走行安全性を考慮した上で簡単な構成
で車高の状態を区別して表示する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ20は、左右前後
輪位置にある車高センサ22a〜22dから検出された
複数位置の実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノーマル車
高であるときノーマル車高を表す第2表示器24を点灯
させる。また、同実車高Ha〜Hdのうち少なくとも一つ
がノーマル車高より上側に大きくずれているときハイ車
高を表す第3表示器25を点灯させ、それら以外のとき
ロー車高を表す第1表示器23を点灯させたり、同実車
高Ha〜Hdのうち少なくとも一つがノーマル車高より下
側に大きくずれているときロー車高を表す第1表示器2
3を点灯させ、それら以外のときハイ車高を表す第3表
示器25を点灯させる。これにより、車両の走行安定性
上問題となる車高状態を積極的に運転者に知らせる。
で車高の状態を区別して表示する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ20は、左右前後
輪位置にある車高センサ22a〜22dから検出された
複数位置の実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノーマル車
高であるときノーマル車高を表す第2表示器24を点灯
させる。また、同実車高Ha〜Hdのうち少なくとも一つ
がノーマル車高より上側に大きくずれているときハイ車
高を表す第3表示器25を点灯させ、それら以外のとき
ロー車高を表す第1表示器23を点灯させたり、同実車
高Ha〜Hdのうち少なくとも一つがノーマル車高より下
側に大きくずれているときロー車高を表す第1表示器2
3を点灯させ、それら以外のときハイ車高を表す第3表
示器25を点灯させる。これにより、車両の走行安定性
上問題となる車高状態を積極的に運転者に知らせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車高の各種状態を
表示する表示機能を備えた車高調整装置に関する。
表示する表示機能を備えた車高調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば実開昭6
0−20904号公報に示されているように、ノーマル
車高、ロー車高及び車高制御中をそれぞれ表す第1、第
2及び第3表示部を設けている。第1及び第2表示部
は、車体の輪郭を形取ってそれぞれ上下に配置した表示
器で構成され、第3表示部は、車輪の輪郭を形取った表
示器で構成される。このような構成のもとに、マイクロ
コンピュータは、車体がノーマル車高のとき第1表示部
を緑色に点灯し、ロー車高のとき第2表示部を橙色に点
灯し、かつ車両が車高調整中のとき第3表示部を緑色又
は橙色に点滅して、車高の各種状態を運転者に知らせる
ようにしていた。
0−20904号公報に示されているように、ノーマル
車高、ロー車高及び車高制御中をそれぞれ表す第1、第
2及び第3表示部を設けている。第1及び第2表示部
は、車体の輪郭を形取ってそれぞれ上下に配置した表示
器で構成され、第3表示部は、車輪の輪郭を形取った表
示器で構成される。このような構成のもとに、マイクロ
コンピュータは、車体がノーマル車高のとき第1表示部
を緑色に点灯し、ロー車高のとき第2表示部を橙色に点
灯し、かつ車両が車高調整中のとき第3表示部を緑色又
は橙色に点滅して、車高の各種状態を運転者に知らせる
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、ノーマル車高及びロー車高を表示するた
めに2種類の異なる表示器が必要になるとともに、さら
に車高調整中であることを表示するために他の表示器が
必要となり、すなわち車高の状態数よりも一つだけ多い
数の表示器を必要とするために、多数の表示器が必要と
なって表示手段の構成が複雑になる。また、各表示器毎
に表示制御のためのドライブ回路をそれぞれ必要とする
ので、表示器を制御するための表示制御回路も複雑にな
るという問題があった。
置にあっては、ノーマル車高及びロー車高を表示するた
めに2種類の異なる表示器が必要になるとともに、さら
に車高調整中であることを表示するために他の表示器が
必要となり、すなわち車高の状態数よりも一つだけ多い
数の表示器を必要とするために、多数の表示器が必要と
なって表示手段の構成が複雑になる。また、各表示器毎
に表示制御のためのドライブ回路をそれぞれ必要とする
ので、表示器を制御するための表示制御回路も複雑にな
るという問題があった。
【0004】
【発明の概要】本発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は、車両の走行安全性を考慮した
上で簡単な構成で車高の状態を区別して表示するように
した車高調整装置を提供することにある。
れたもので、その目的は、車両の走行安全性を考慮した
上で簡単な構成で車高の状態を区別して表示するように
した車高調整装置を提供することにある。
【0005】前記目的を達成するために、本発明の第1
の構成上の特徴は、複数の車輪と車体との間に設けられ
て同複数の車輪位置の車高を変更可能な複数のアクチュ
エータと、乗員の操作又は車両の走行状態に応じて少な
くとも第1又は第2目標車高を選択的に指示する指示手
段と、車体における異なる複数位置の実車高をそれぞれ
検出する複数の車高センサと、指示手段による指示に応
答して複数のアクチュエータを制御し、検出された複数
位置の実車高を指示された第1又は第2目標車高にほぼ
一致させる車高調整手段とを備えた車高調整装置におい
て、車高を表示するための表示手段と、前記検出された
複数位置の実車高のすべてが第1目標車高にほぼ等しい
とき表示手段を第1表示状態に制御し、それ以外のとき
表示手段を第2表示状態に制御する表示制御手段とを設
けたことにある。この場合、上記第1の構成上の特徴に
おいて、第1目標車高をノーマル車高とするとともに第
2目標車高をハイ車高とし、第1表示状態がノーマル車
高を表すとともに第2表示状態がハイ車高を表すように
するとよい。また、第1目標車高をノーマル車高とする
ともに第2目標車高をロー車高とし、第1表示状態がノ
ーマル車高を表すとともに第2表示状態がロー車高を表
すようにしてもよい。
の構成上の特徴は、複数の車輪と車体との間に設けられ
て同複数の車輪位置の車高を変更可能な複数のアクチュ
エータと、乗員の操作又は車両の走行状態に応じて少な
くとも第1又は第2目標車高を選択的に指示する指示手
段と、車体における異なる複数位置の実車高をそれぞれ
検出する複数の車高センサと、指示手段による指示に応
答して複数のアクチュエータを制御し、検出された複数
位置の実車高を指示された第1又は第2目標車高にほぼ
一致させる車高調整手段とを備えた車高調整装置におい
て、車高を表示するための表示手段と、前記検出された
複数位置の実車高のすべてが第1目標車高にほぼ等しい
とき表示手段を第1表示状態に制御し、それ以外のとき
表示手段を第2表示状態に制御する表示制御手段とを設
けたことにある。この場合、上記第1の構成上の特徴に
おいて、第1目標車高をノーマル車高とするとともに第
2目標車高をハイ車高とし、第1表示状態がノーマル車
高を表すとともに第2表示状態がハイ車高を表すように
するとよい。また、第1目標車高をノーマル車高とする
ともに第2目標車高をロー車高とし、第1表示状態がノ
ーマル車高を表すとともに第2表示状態がロー車高を表
すようにしてもよい。
【0006】上記本発明の第1の構成上の特徴によれ
ば、表示制御手段の作用により、表示手段は、複数位置
の実車高のすべてが第1目標車高にほぼ等しければ第1
表示状態になり、それ以外であれば第2表示状態にな
る。したがって、車高調整中であって、車高が第1目標
車高から第2目標車高に変更中であったり、第2目標車
高から第1目標車高に変更中である場合には、表示手段
は第2表示状態になる。この場合、第1目標車高を第2
目標車高に対して車両走行上の安全性が高い側に設定す
れば、逆にいえば第2目標車高を第1目標車高に対して
車両を走行させる上で問題が発生する確率が高い側に設
定すれば、車高の状態に関して、運転者に車両を走行さ
せる上で注意を促すことができる。
ば、表示制御手段の作用により、表示手段は、複数位置
の実車高のすべてが第1目標車高にほぼ等しければ第1
表示状態になり、それ以外であれば第2表示状態にな
る。したがって、車高調整中であって、車高が第1目標
車高から第2目標車高に変更中であったり、第2目標車
高から第1目標車高に変更中である場合には、表示手段
は第2表示状態になる。この場合、第1目標車高を第2
目標車高に対して車両走行上の安全性が高い側に設定す
れば、逆にいえば第2目標車高を第1目標車高に対して
車両を走行させる上で問題が発生する確率が高い側に設
定すれば、車高の状態に関して、運転者に車両を走行さ
せる上で注意を促すことができる。
【0007】例えば、前述のように、第1目標車高をノ
ーマル車高に設定するとともに第2目標車高をハイ車高
に設定すれば、複数位置の実車高のすべてがノーマル車
高にならない限り、表示手段はハイ車高を表すことにな
る。ハイ車高のままで車両を高速走行させた場合には車
両の走行安定性が悪化するが、前記車高の表示制御によ
り、このような事態の可能性に対する注意を運転者に促
すことができる。また、第1目標車高をノーマル車高に
設定するとともに第2目標車高をロー車高に設定すれ
ば、複数位置の実車高のすべてがノーマル車高にならな
い限り、表示手段はロー車高を表すことになる。ロー車
高のままで車両を走行させた場合には車体と路面の干渉
が発生する可能性、すなわち車体の下部が路面の突起に
衝突する可能性があるが、前記車高の表示制御により、
このような事態の可能性に対する注意を運転者に促すこ
とができる。したがって、前記本発明の第1の構成上の
特徴によれば、車高調整中の表示を区別して行わなくて
も、車両の走行安全性を考慮するとともに簡単な構成で
車高の状態を区別して表示することができるようにな
る。
ーマル車高に設定するとともに第2目標車高をハイ車高
に設定すれば、複数位置の実車高のすべてがノーマル車
高にならない限り、表示手段はハイ車高を表すことにな
る。ハイ車高のままで車両を高速走行させた場合には車
両の走行安定性が悪化するが、前記車高の表示制御によ
り、このような事態の可能性に対する注意を運転者に促
すことができる。また、第1目標車高をノーマル車高に
設定するとともに第2目標車高をロー車高に設定すれ
ば、複数位置の実車高のすべてがノーマル車高にならな
い限り、表示手段はロー車高を表すことになる。ロー車
高のままで車両を走行させた場合には車体と路面の干渉
が発生する可能性、すなわち車体の下部が路面の突起に
衝突する可能性があるが、前記車高の表示制御により、
このような事態の可能性に対する注意を運転者に促すこ
とができる。したがって、前記本発明の第1の構成上の
特徴によれば、車高調整中の表示を区別して行わなくて
も、車両の走行安全性を考慮するとともに簡単な構成で
車高の状態を区別して表示することができるようにな
る。
【0008】また、上記本発明の第2の構成上の特徴
は、複数の車輪と車体との間に設けられて同複数の車輪
位置の車高を変更可能な複数のアクチュエータと、乗員
の操作又は車両の走行状態に応じてロー車高、ノーマル
車高及びハイ車高をそれぞれ表す第1、第2及び第3目
標車高のうちいずれか一つを選択的に指示する指示手段
と、車体における異なる複数位置の実車高をそれぞれ検
出する複数の車高センサと、指示手段による指示に応答
して複数のアクチュエータを制御し、前記検出された複
数位置の実車高を前記指示された一つの目標車高にほぼ
一致させる車高調整手段とを備えた車高調整装置におい
て、ロー車高、ノーマル車高及びハイ車高のうちのいず
れか一つの車高を表示するための表示手段と、車速を検
出する車速検出手段と、前記検出された車速が所定速度
以上の高速状態では、前記検出された複数位置の実車高
のうちのすべてが第2目標車高から上側及び下側にそれ
ぞれ所定量以内にあるとき表示手段にてノーマル車高を
表示させ、前記検出された複数位置の実車高のうちの少
なくとも一つが第2目標車高から上側に所定量よりも大
きくずれているとき表示手段にてハイ車高を表示させ、
それら以外のとき表示手段にてロー車高を表示させ、か
つ前記検出された車速が所定速度未満の低速状態では、
前記検出された複数位置の実車高のうちのすべてが第2
目標車高から上側及び下側にそれぞれ所定量以内にある
とき表示手段にてノーマル車高を表示させ、前記検出さ
れた複数位置の実車高のうちの少なくとも一つが第2目
標車高から下側に所定量よりも大きくずれているとき表
示手段にてロー車高を表示させ、それら以外のとき表示
手段にてハイ車高を表示させるように制御する表示制御
手段とを設けたことにある。
は、複数の車輪と車体との間に設けられて同複数の車輪
位置の車高を変更可能な複数のアクチュエータと、乗員
の操作又は車両の走行状態に応じてロー車高、ノーマル
車高及びハイ車高をそれぞれ表す第1、第2及び第3目
標車高のうちいずれか一つを選択的に指示する指示手段
と、車体における異なる複数位置の実車高をそれぞれ検
出する複数の車高センサと、指示手段による指示に応答
して複数のアクチュエータを制御し、前記検出された複
数位置の実車高を前記指示された一つの目標車高にほぼ
一致させる車高調整手段とを備えた車高調整装置におい
て、ロー車高、ノーマル車高及びハイ車高のうちのいず
れか一つの車高を表示するための表示手段と、車速を検
出する車速検出手段と、前記検出された車速が所定速度
以上の高速状態では、前記検出された複数位置の実車高
のうちのすべてが第2目標車高から上側及び下側にそれ
ぞれ所定量以内にあるとき表示手段にてノーマル車高を
表示させ、前記検出された複数位置の実車高のうちの少
なくとも一つが第2目標車高から上側に所定量よりも大
きくずれているとき表示手段にてハイ車高を表示させ、
それら以外のとき表示手段にてロー車高を表示させ、か
つ前記検出された車速が所定速度未満の低速状態では、
前記検出された複数位置の実車高のうちのすべてが第2
目標車高から上側及び下側にそれぞれ所定量以内にある
とき表示手段にてノーマル車高を表示させ、前記検出さ
れた複数位置の実車高のうちの少なくとも一つが第2目
標車高から下側に所定量よりも大きくずれているとき表
示手段にてロー車高を表示させ、それら以外のとき表示
手段にてハイ車高を表示させるように制御する表示制御
手段とを設けたことにある。
【0009】上記本発明の第2の構成上の特徴において
は、複数位置の実車高のすべてが第1、第2又は第3目
標車高にそれぞれほぼ等しければ、表示制御手段の作用
により、表示手段は、ロー車高、ノーマル車高又はハイ
車高をそれぞれ表示する。一方、複数位置の実車高中に
第1、第2及び第3目標車高にほぼ等しいものが混在し
ていたり、第1、第2及び第3目標車高にほぼ等しくな
いものが含まれていたりする場合には、表示手段はロー
車高又はハイ車高を表示する。この場合、車両が高速状
態であれば、複数位置の実車高のうちで少なくとも一つ
の実車高が第2目標車高から上側に所定量よりも大きく
ずれていることを条件に、表示手段はロー車高に優先し
てハイ車高を表示する。また、車両が低速状態であれ
ば、複数位置の実車高のうちで少なくとも一つの実車高
が第2目標車高から下側に所定量よりも大きくずれてい
ることを条件に、表示手段はハイ車高に優先してロー車
高を表示する。
は、複数位置の実車高のすべてが第1、第2又は第3目
標車高にそれぞれほぼ等しければ、表示制御手段の作用
により、表示手段は、ロー車高、ノーマル車高又はハイ
車高をそれぞれ表示する。一方、複数位置の実車高中に
第1、第2及び第3目標車高にほぼ等しいものが混在し
ていたり、第1、第2及び第3目標車高にほぼ等しくな
いものが含まれていたりする場合には、表示手段はロー
車高又はハイ車高を表示する。この場合、車両が高速状
態であれば、複数位置の実車高のうちで少なくとも一つ
の実車高が第2目標車高から上側に所定量よりも大きく
ずれていることを条件に、表示手段はロー車高に優先し
てハイ車高を表示する。また、車両が低速状態であれ
ば、複数位置の実車高のうちで少なくとも一つの実車高
が第2目標車高から下側に所定量よりも大きくずれてい
ることを条件に、表示手段はハイ車高に優先してロー車
高を表示する。
【0010】これにより、車高調整中などであって、複
数位置の実車高中に、高速走行時における走行安定性が
問題となるハイ車高又はハイ車高に近い車高が含まれて
いたり、車体と路面との干渉が問題となるロー車高又は
ロー車高に近い状態が含まれている場合には、表示手段
はハイ車高又はロー車高を表示するので、車両を走行さ
せる上で問題となる可能性がある車高状態に関して、運
転者に注意を促すことができる。また、ハイ車高である
ために車両の走行安定性が悪化する可能性が高い高速走
行状態では、表示手段によるハイ車高の優先表示が前記
走行安定性の悪化の可能性を運転者に積極的に示唆する
ことになる。乗員の乗り降りの便を図って車両停止状態
にてロー車高にしておいたために、車両の発進直後に車
体と路面との干渉が発生する可能性が高い低速走行状態
では、表示手段によるロー車高の優先表示が前記車体と
路面との干渉の可能性を運転者に積極的に示唆すること
になる。したがって、前記本発明の第2の構成上の特徴
によれば、車高調整中の表示を区別して行わなくても、
車両の走行安全性を考慮するとともに簡単な構成で車高
のロー、ノーマル及びハイ状態を区別して表示すること
ができるようになる。
数位置の実車高中に、高速走行時における走行安定性が
問題となるハイ車高又はハイ車高に近い車高が含まれて
いたり、車体と路面との干渉が問題となるロー車高又は
ロー車高に近い状態が含まれている場合には、表示手段
はハイ車高又はロー車高を表示するので、車両を走行さ
せる上で問題となる可能性がある車高状態に関して、運
転者に注意を促すことができる。また、ハイ車高である
ために車両の走行安定性が悪化する可能性が高い高速走
行状態では、表示手段によるハイ車高の優先表示が前記
走行安定性の悪化の可能性を運転者に積極的に示唆する
ことになる。乗員の乗り降りの便を図って車両停止状態
にてロー車高にしておいたために、車両の発進直後に車
体と路面との干渉が発生する可能性が高い低速走行状態
では、表示手段によるロー車高の優先表示が前記車体と
路面との干渉の可能性を運転者に積極的に示唆すること
になる。したがって、前記本発明の第2の構成上の特徴
によれば、車高調整中の表示を区別して行わなくても、
車両の走行安全性を考慮するとともに簡単な構成で車高
のロー、ノーマル及びハイ状態を区別して表示すること
ができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は車高調整装置の全体を概略
的に示している。
を用いて説明すると、図1は車高調整装置の全体を概略
的に示している。
【0012】この車高調整装置は、左右前輪及び左右後
輪の各車輪位置にてサスペンション機構をそれぞれ構成
するダンパ11a〜11d及びエアチャンバ(流体アク
チュエータ)12a〜12dを備えている。各ダンパ1
1a〜11d及び各エアチャンバ12a〜12dは協働
して車体を各車輪位置にて支承するとともに、各エアチ
ャンバ12a〜12dは、流体としての空気の給排によ
り車体をその内圧に応じて上下動させる。エアチャンバ
12a〜12dは、電磁バルブ13a〜13dを介して
共通のコンプレッサ14に接続されている。電磁バルブ
13a〜13dは、マイクロコンピュータ20により切
換え制御されて、エアチャンバ12a〜12dに対する
空気流路を選択的に開閉する。コンプレッサ14は電動
モータ15により駆動されるようになっており、同モー
タ15はマイクロコンピュータ20により選択的に作動
制御される。コンプレッサ14の吐出口下流であって各
電磁バルブ13a〜13dに対する共通の流路には、大
気に連通する電磁バルブ16が接続されている。電磁バ
ルブ16も、マイクロコンピュータ20により切換え制
御されて、前記共通の流路と外気とを選択的に連通させ
る。
輪の各車輪位置にてサスペンション機構をそれぞれ構成
するダンパ11a〜11d及びエアチャンバ(流体アク
チュエータ)12a〜12dを備えている。各ダンパ1
1a〜11d及び各エアチャンバ12a〜12dは協働
して車体を各車輪位置にて支承するとともに、各エアチ
ャンバ12a〜12dは、流体としての空気の給排によ
り車体をその内圧に応じて上下動させる。エアチャンバ
12a〜12dは、電磁バルブ13a〜13dを介して
共通のコンプレッサ14に接続されている。電磁バルブ
13a〜13dは、マイクロコンピュータ20により切
換え制御されて、エアチャンバ12a〜12dに対する
空気流路を選択的に開閉する。コンプレッサ14は電動
モータ15により駆動されるようになっており、同モー
タ15はマイクロコンピュータ20により選択的に作動
制御される。コンプレッサ14の吐出口下流であって各
電磁バルブ13a〜13dに対する共通の流路には、大
気に連通する電磁バルブ16が接続されている。電磁バ
ルブ16も、マイクロコンピュータ20により切換え制
御されて、前記共通の流路と外気とを選択的に連通させ
る。
【0013】マイクロコンピュータ20は、図2のフロ
ーチャートに対応したプログラムの実行により車高を調
整するとともに、車高の状態を表示する。このマイクロ
コンピュータ20には、車速センサ21、車高センサ2
2a〜22dが接続されている。車速センサ21は、車
速Vを検出して同車速Vを表す検出信号を出力する。車
高センサ22a〜22dは、前記各サスペンション機構
内にそれぞれ組み込まれており、左右前後輪位置におけ
る車体の路面までの各距離(又は車体と各車輪との各相
対距離)を表す実車高Ha〜Hdをそれぞれ検出して、同
実車高Ha〜Hdを表す検出信号を出力する。
ーチャートに対応したプログラムの実行により車高を調
整するとともに、車高の状態を表示する。このマイクロ
コンピュータ20には、車速センサ21、車高センサ2
2a〜22dが接続されている。車速センサ21は、車
速Vを検出して同車速Vを表す検出信号を出力する。車
高センサ22a〜22dは、前記各サスペンション機構
内にそれぞれ組み込まれており、左右前後輪位置におけ
る車体の路面までの各距離(又は車体と各車輪との各相
対距離)を表す実車高Ha〜Hdをそれぞれ検出して、同
実車高Ha〜Hdを表す検出信号を出力する。
【0014】さらに、このマイクロコンピュータ20に
は、車高上昇スイッチ17、車高下降スイッチ18及び
第1〜第3表示器23〜25が接続されている。車高上
昇スイッチ17及び車高下降スイッチ18は、乗員によ
り操作されて車高の高低を変更するものであり、同上昇
スイッチ17は現在の車高を高い側に変更し、同上昇ス
イッチ18は現在の車高を低い側に変更する。第1〜第
3表示器23〜25は、ロー車高、ノーマル車高及びハ
イ車高の各車高の状態をそれぞれ表示するための表示手
段を構成するもので、インジケータパネルなどに配置さ
れている。
は、車高上昇スイッチ17、車高下降スイッチ18及び
第1〜第3表示器23〜25が接続されている。車高上
昇スイッチ17及び車高下降スイッチ18は、乗員によ
り操作されて車高の高低を変更するものであり、同上昇
スイッチ17は現在の車高を高い側に変更し、同上昇ス
イッチ18は現在の車高を低い側に変更する。第1〜第
3表示器23〜25は、ロー車高、ノーマル車高及びハ
イ車高の各車高の状態をそれぞれ表示するための表示手
段を構成するもので、インジケータパネルなどに配置さ
れている。
【0015】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を図2のフローチャートに沿って説明する。マイクロ
コンピュータ20は、イグニッションスイッチ(図示し
ない)が投入されると、ステップ100にてプログラム
の実行を開始し、ステップ102にて目標車高H*をノ
ーマル車高を表す値Hnに設定し、ステップ104〜1
44からなる循環処理を繰り返し実行する。
作を図2のフローチャートに沿って説明する。マイクロ
コンピュータ20は、イグニッションスイッチ(図示し
ない)が投入されると、ステップ100にてプログラム
の実行を開始し、ステップ102にて目標車高H*をノ
ーマル車高を表す値Hnに設定し、ステップ104〜1
44からなる循環処理を繰り返し実行する。
【0016】マイクロコンピュータ20は、ステップ1
04〜118の処理により、乗員による車高上昇スイッ
チ17若しくは車高下降スイッチ18の操作又は車両の
走行状態に応じて目標車高H*を変更する。具体的に説
明すると、マイクロコンピュータ20は、ステップ10
4,108にて、車高上昇スイッチ17及び車高下降ス
イッチ18が操作されたか否かをそれぞれ判定し、いず
れのスイッチ17,18も操作されなければ、両ステッ
プ104,108にて共に「No」と判定してプログラ
ムをステップ112に進める。すなわち、車高上昇スイ
ッチ17及び車高下降スイッチ18が操作されなければ
目標車高H*はノーマル車高を表す値Hnに保たれる。
04〜118の処理により、乗員による車高上昇スイッ
チ17若しくは車高下降スイッチ18の操作又は車両の
走行状態に応じて目標車高H*を変更する。具体的に説
明すると、マイクロコンピュータ20は、ステップ10
4,108にて、車高上昇スイッチ17及び車高下降ス
イッチ18が操作されたか否かをそれぞれ判定し、いず
れのスイッチ17,18も操作されなければ、両ステッ
プ104,108にて共に「No」と判定してプログラ
ムをステップ112に進める。すなわち、車高上昇スイ
ッチ17及び車高下降スイッチ18が操作されなければ
目標車高H*はノーマル車高を表す値Hnに保たれる。
【0017】一方、車高上昇スイッチ17が操作されれ
ば、マイクロコンピュータ20は、ステップ104にて
「Yes」と判定してプログラムをステップ108に進
める。ステップ108においては、目標車高H*を操作
以前の目標車高H*より一段階上の目標車高に変更す
る。具体的には、操作以前の目標車高H*がノーマル車
高を表す値Hnであれば目標車高H*をハイ車高を表す値
Hhに変更し、操作以前の目標車高H*がロー車高を表す
値Hlであれば目標車高H*をノーマル車高を表す値Hn
に変更する。なお、操作以前の目標車高H*がハイ車高
を表す値Hhであればこれ以上目標車高を上げることは
できないので、目標車高H*はハイ車高を表す値Hhに保
たれる。また車高下降スイッチ18が操作されれば、ス
テップ106にて「Yes」と判定してプログラムをス
テップ110に進める。ステップ110にて、目標車高
H*を操作以前の目標車高*より一段階下の目標車高H*
に変更する。具体的には、操作以前の目標車高H*がノ
ーマル車高を表す値Hnであれば目標車高H*をロー車高
を表す値Hlに変更し、操作以前の目標車高H*がハイ車
高を表す値Hhであれば目標車高H*をノーマル車高を表
す値Hnに変更する。なお、操作以前の目標車高H*がロ
ー車高を表す値Hlであればこれ以上目標車高*を下げる
ことはできないので、目標車高H*はロー車高を表す値
Hlに保たれる。
ば、マイクロコンピュータ20は、ステップ104にて
「Yes」と判定してプログラムをステップ108に進
める。ステップ108においては、目標車高H*を操作
以前の目標車高H*より一段階上の目標車高に変更す
る。具体的には、操作以前の目標車高H*がノーマル車
高を表す値Hnであれば目標車高H*をハイ車高を表す値
Hhに変更し、操作以前の目標車高H*がロー車高を表す
値Hlであれば目標車高H*をノーマル車高を表す値Hn
に変更する。なお、操作以前の目標車高H*がハイ車高
を表す値Hhであればこれ以上目標車高を上げることは
できないので、目標車高H*はハイ車高を表す値Hhに保
たれる。また車高下降スイッチ18が操作されれば、ス
テップ106にて「Yes」と判定してプログラムをス
テップ110に進める。ステップ110にて、目標車高
H*を操作以前の目標車高*より一段階下の目標車高H*
に変更する。具体的には、操作以前の目標車高H*がノ
ーマル車高を表す値Hnであれば目標車高H*をロー車高
を表す値Hlに変更し、操作以前の目標車高H*がハイ車
高を表す値Hhであれば目標車高H*をノーマル車高を表
す値Hnに変更する。なお、操作以前の目標車高H*がロ
ー車高を表す値Hlであればこれ以上目標車高*を下げる
ことはできないので、目標車高H*はロー車高を表す値
Hlに保たれる。
【0018】次に、マイクロコンピュータ20は、ステ
ップ112〜118の処理により、車速センサ21から
車速Vを表す検出信号を入力するとともに、同入力した
車速Vが所定速度V1(例えば5km/h)、V2(例え
ば50km/h)より小さいか否かを判定して、同判定
結果に応じて目標車高H*を変更する。
ップ112〜118の処理により、車速センサ21から
車速Vを表す検出信号を入力するとともに、同入力した
車速Vが所定速度V1(例えば5km/h)、V2(例え
ば50km/h)より小さいか否かを判定して、同判定
結果に応じて目標車高H*を変更する。
【0019】具体的には、車速VがV1未満であれば、
すなわち車両がほぼ停止中であるとき、マイクロコンピ
ュータ20は、ステップ112,114にて共に「N
o」と判定してプログラムをステップ120に進める。
この結果、目標車高H*は、なんら変更されずに、前記
両スイッチ17,18の操作の有無に応じて設定された
目標車高H*に維持される。
すなわち車両がほぼ停止中であるとき、マイクロコンピ
ュータ20は、ステップ112,114にて共に「N
o」と判定してプログラムをステップ120に進める。
この結果、目標車高H*は、なんら変更されずに、前記
両スイッチ17,18の操作の有無に応じて設定された
目標車高H*に維持される。
【0020】一方、車速VがV1以上V2未満であれば、
マイクロコンピュータ20は、ステップ112にて「Y
es」と判定し、ステップ116にて、現在の目標車高
H*(前記両スイッチ17,18の操作の有無に応じて
設定された目標車高H*)がロー車高を表す値Hlであれ
ば目標車高H*をノーマル車高を表す値Hnに設定する。
そして、ステップ114にて「No」と判定してプログ
ラムをステップ120に進める。この結果、現在の目標
車高H*がロー車高を表す値Hlであれば、目標車高H*
はノーマル車高を表す値Hnに設定され、また現在の目
標車高H*がノーマル車高を表す値Hn又はハイ車高を表
す値Hhであれば、目標車高H*はそのままノーマル車高
を表す値Hn又はハイ車高を表す値Hhに維持される。
マイクロコンピュータ20は、ステップ112にて「Y
es」と判定し、ステップ116にて、現在の目標車高
H*(前記両スイッチ17,18の操作の有無に応じて
設定された目標車高H*)がロー車高を表す値Hlであれ
ば目標車高H*をノーマル車高を表す値Hnに設定する。
そして、ステップ114にて「No」と判定してプログ
ラムをステップ120に進める。この結果、現在の目標
車高H*がロー車高を表す値Hlであれば、目標車高H*
はノーマル車高を表す値Hnに設定され、また現在の目
標車高H*がノーマル車高を表す値Hn又はハイ車高を表
す値Hhであれば、目標車高H*はそのままノーマル車高
を表す値Hn又はハイ車高を表す値Hhに維持される。
【0021】さらに、車速VがV2以上であれば、すな
わち車両が高速状態にあれば、ステップ114にて「Y
es」と判定し、ステップ118にて目標車高H*をノ
ーマル車高を表す値Hnに設定して、プログラムをステ
ップ120に進める。この結果、マイクロコンピュータ
20は、現在の目標車高H*がいかなる値であろうとも
目標車高H*を必ずノーマル車高を表す値Hnに設定す
る。
わち車両が高速状態にあれば、ステップ114にて「Y
es」と判定し、ステップ118にて目標車高H*をノ
ーマル車高を表す値Hnに設定して、プログラムをステ
ップ120に進める。この結果、マイクロコンピュータ
20は、現在の目標車高H*がいかなる値であろうとも
目標車高H*を必ずノーマル車高を表す値Hnに設定す
る。
【0022】上記ステップ104〜118の処理後、す
なわち乗員による車高上昇スイッチ17若しくは車高下
降スイッチ18の操作又は車両の走行状態に応じて目標
車高H*が設定された後、マイクロコンピュータ20
は、ステップ120,122の処理により、車高センサ
22a〜22dから実車高Ha〜Hdをそれぞれ表す検出
信号を入力するとともに、同入力した各実車高Ha〜Hd
のすべてが上記設定された目標車高H*とほぼ一致する
ように制御する。
なわち乗員による車高上昇スイッチ17若しくは車高下
降スイッチ18の操作又は車両の走行状態に応じて目標
車高H*が設定された後、マイクロコンピュータ20
は、ステップ120,122の処理により、車高センサ
22a〜22dから実車高Ha〜Hdをそれぞれ表す検出
信号を入力するとともに、同入力した各実車高Ha〜Hd
のすべてが上記設定された目標車高H*とほぼ一致する
ように制御する。
【0023】具体的には、各実車高Ha〜Hdのすべてが
上記設定された目標車高H*とほぼ一致しなければ、マ
イクロコンピュータ20は、ステップ120にて「N
o」と判定しプログラムをステップ122に進め、同ス
テップ122にて、目標車高H*とほぼ等しくない実車
高を目標車高H*にほぼ等しくなるように調整する。一
方、すべての実車高Ha〜Hdが目標車高H*にほぼ一致
していれば、マイクロコンピュータ20は、ステップ1
20にて「Yes」と判定し、ステップ122にて車高
調整を行わないで、プログラムをステップ124に進め
る。
上記設定された目標車高H*とほぼ一致しなければ、マ
イクロコンピュータ20は、ステップ120にて「N
o」と判定しプログラムをステップ122に進め、同ス
テップ122にて、目標車高H*とほぼ等しくない実車
高を目標車高H*にほぼ等しくなるように調整する。一
方、すべての実車高Ha〜Hdが目標車高H*にほぼ一致
していれば、マイクロコンピュータ20は、ステップ1
20にて「Yes」と判定し、ステップ122にて車高
調整を行わないで、プログラムをステップ124に進め
る。
【0024】この車高調整を具体的に説明すると、例え
ば、左前輪位置の実車高Haが目標車高H*より低い場合
には、マイクロコンピュータ20は、電動モータ15に
通電して同モータ15を作動させるとともに、電磁バル
ブ13aに通電して同バルブ13aを図示状態から切り
換え、コンプレッサ14からエアチャンバ12aに圧縮
空気を送る。この圧縮空気のエアチャンバ12aへの流
入によって左前輪位置の車体が上昇し、実車高Haが高
くなって目標車高H*にほぼ等しくなると、マイクロコ
ンピュータ20は電動モータ15への通電を解除して同
モータ15の作動を停止させるとともに、電磁バルブ1
3aへの通電を解除して同バルブ13aを図1の状態に
戻す。また、逆に、左前輪位置の実車高Haが目標車高
H*より高い場合には、マイクロコンピュータ20は電
磁バルブ13a,16に通電して同バルブ13a,16
を図示状態から切り換え、エアチャンバ12a内の空気
を大気中に放出する。この空気の放出によって左前輪位
置の車体が下降し、実車高Haは減少して目標車高H*に
等しくなると、マイクロコンピュータ20は電磁バルブ
13a,16への通電を解除して同バルブ13a,16
を図1の状態に戻す。右前輪及び左右後輪についても、
電動モータ15の作動及び電磁バルブ13b〜13d,
16の切り換え制御により、各実車高Hb〜Hdが目標車
高H*に等しくなるように調整される。
ば、左前輪位置の実車高Haが目標車高H*より低い場合
には、マイクロコンピュータ20は、電動モータ15に
通電して同モータ15を作動させるとともに、電磁バル
ブ13aに通電して同バルブ13aを図示状態から切り
換え、コンプレッサ14からエアチャンバ12aに圧縮
空気を送る。この圧縮空気のエアチャンバ12aへの流
入によって左前輪位置の車体が上昇し、実車高Haが高
くなって目標車高H*にほぼ等しくなると、マイクロコ
ンピュータ20は電動モータ15への通電を解除して同
モータ15の作動を停止させるとともに、電磁バルブ1
3aへの通電を解除して同バルブ13aを図1の状態に
戻す。また、逆に、左前輪位置の実車高Haが目標車高
H*より高い場合には、マイクロコンピュータ20は電
磁バルブ13a,16に通電して同バルブ13a,16
を図示状態から切り換え、エアチャンバ12a内の空気
を大気中に放出する。この空気の放出によって左前輪位
置の車体が下降し、実車高Haは減少して目標車高H*に
等しくなると、マイクロコンピュータ20は電磁バルブ
13a,16への通電を解除して同バルブ13a,16
を図1の状態に戻す。右前輪及び左右後輪についても、
電動モータ15の作動及び電磁バルブ13b〜13d,
16の切り換え制御により、各実車高Hb〜Hdが目標車
高H*に等しくなるように調整される。
【0025】前記ステップ120,122の車高調整制
御中、マイクロコンピュータ20は、ステップ124〜
144の処理により、ロー車高を表す第1表示器23、
ノーマル車高を表す第2表示器24及びハイ車高を表す
第3表示器25のいずれか一つを点灯して、車高状態を
表示する。
御中、マイクロコンピュータ20は、ステップ124〜
144の処理により、ロー車高を表す第1表示器23、
ノーマル車高を表す第2表示器24及びハイ車高を表す
第3表示器25のいずれか一つを点灯して、車高状態を
表示する。
【0026】まず、車両が高速状態(例えば、車速Vが
50km/h以上)にある場合について説明すると、マ
イクロコンピュータ20は、ステップ124にて「Ye
s」と判定してプログラムをステップ126に進める。
すべての実車高Ha〜Hdがノーマル車高を表す値Hnと
ほぼ一致しているとき、すなわち前記実車高Ha〜Hdの
うちのすべてがノーマル車高を表す値Hnから下側に微
小な所定量ΔHずれた値以上であり、かつノーマル車高
を表す値Hnから上側に同所定量ΔHずれた値以下であ
るとき、マイクロコンピュータ20は、ステップ12
6,128にて共に「Yes」と判定してプログラムを
ステップ130に進め、同ステップ130にてノーマル
車高状態を表示する第2表示器24を点灯する。なお、
ノーマル車高を表す値Hnから上側に前記所定量ΔHず
れた値は、ハイ車高を表す値Hhより小さい値であり、
ノーマル車高を表す値Hnから下側に同所定量ΔHずれ
た値は、ロー車高を表す値Hlより大きい値である。
50km/h以上)にある場合について説明すると、マ
イクロコンピュータ20は、ステップ124にて「Ye
s」と判定してプログラムをステップ126に進める。
すべての実車高Ha〜Hdがノーマル車高を表す値Hnと
ほぼ一致しているとき、すなわち前記実車高Ha〜Hdの
うちのすべてがノーマル車高を表す値Hnから下側に微
小な所定量ΔHずれた値以上であり、かつノーマル車高
を表す値Hnから上側に同所定量ΔHずれた値以下であ
るとき、マイクロコンピュータ20は、ステップ12
6,128にて共に「Yes」と判定してプログラムを
ステップ130に進め、同ステップ130にてノーマル
車高状態を表示する第2表示器24を点灯する。なお、
ノーマル車高を表す値Hnから上側に前記所定量ΔHず
れた値は、ハイ車高を表す値Hhより小さい値であり、
ノーマル車高を表す値Hnから下側に同所定量ΔHずれ
た値は、ロー車高を表す値Hlより大きい値である。
【0027】また、各実車高Ha〜Hdのうちいずれか一
つでもハイ車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら上側に前記所定量ΔHずれた値より大きいとき、マイ
クロコンピュータ20は、ステップ126にて「No」
と判定してプログラムをステップ132に進め、同ステ
ップ132にてハイ車高状態を表示する第3表示器25
を点灯する。また、各実車高Ha〜Hdのうちいずれか一
つでもロー車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら下側に微小な所定量ΔHずれた値より小さいとき、マ
イクロコンピュータ20は、ステップ126,128に
てそれぞれ「Yes」、「No」と判定してプログラム
をステップ134に進め、同ステップ134にてロー車
高状態を表示する第1表示器23を点灯する。この場
合、マイクロコンピュータ20は、前記ステップ126
の処理を前記ステップ128の処理より前に行っている
ので、ロー車高状態に優先してハイ車高状態を表示する
ことになる。
つでもハイ車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら上側に前記所定量ΔHずれた値より大きいとき、マイ
クロコンピュータ20は、ステップ126にて「No」
と判定してプログラムをステップ132に進め、同ステ
ップ132にてハイ車高状態を表示する第3表示器25
を点灯する。また、各実車高Ha〜Hdのうちいずれか一
つでもロー車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら下側に微小な所定量ΔHずれた値より小さいとき、マ
イクロコンピュータ20は、ステップ126,128に
てそれぞれ「Yes」、「No」と判定してプログラム
をステップ134に進め、同ステップ134にてロー車
高状態を表示する第1表示器23を点灯する。この場
合、マイクロコンピュータ20は、前記ステップ126
の処理を前記ステップ128の処理より前に行っている
ので、ロー車高状態に優先してハイ車高状態を表示する
ことになる。
【0028】次に、車両が高速状態でなく、低速状態又
は停止状態(例えば、車速Vが50km/h未満)にあ
る場合について説明すると、マイクロコンピュータ20
は、ステップ124にて「No」と判定してプログラム
をステップ136に進める。すべての実車高Ha〜Hdが
ノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致しているとき、す
なわち前記実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノーマル車
高を表す値Hnから下側に前記所定量ΔHずれた値以
上、かつノーマル車高を表す値Hnから上側に同所定量
ΔHずれた値以下であるとき、マイクロコンピュータ2
0は、ステップ136,138にて共に「Yes」と判
定してプログラムをステップ140に進め、同ステップ
140にてノーマル車高状態を表示する第2表示器24
を点灯する。
は停止状態(例えば、車速Vが50km/h未満)にあ
る場合について説明すると、マイクロコンピュータ20
は、ステップ124にて「No」と判定してプログラム
をステップ136に進める。すべての実車高Ha〜Hdが
ノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致しているとき、す
なわち前記実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノーマル車
高を表す値Hnから下側に前記所定量ΔHずれた値以
上、かつノーマル車高を表す値Hnから上側に同所定量
ΔHずれた値以下であるとき、マイクロコンピュータ2
0は、ステップ136,138にて共に「Yes」と判
定してプログラムをステップ140に進め、同ステップ
140にてノーマル車高状態を表示する第2表示器24
を点灯する。
【0029】また、各実車高Ha〜Hdのうちいずれか一
つでもロー車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら下側に前記所定量ΔHずれた値より小さいとき、マイ
クロコンピュータ20は、ステップ136にて「No」
と判定してプログラムをステップ142に進め、同ステ
ップ142にてロー車高状態を表示する第1表示器23
を点灯する。また、各実車高Ha〜Hdのうちいずれか一
つでもハイ車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら上側に前記所定量ΔHずれた値より大きいとき、マイ
クロコンピュータ20は、ステップ136,138にて
それぞれ「Yes」、「No」と判定してプログラムを
ステップ144に進め、同ステップ144にてハイ車高
状態を表示する第3表示器25を点灯する。この場合、
マイクロコンピュータ20は、前記ステップ136の処
理を前記ステップ138の処理より前に行っているの
で、ハイ車高状態に優先してロー車高状態を表示するこ
とになる。
つでもロー車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら下側に前記所定量ΔHずれた値より小さいとき、マイ
クロコンピュータ20は、ステップ136にて「No」
と判定してプログラムをステップ142に進め、同ステ
ップ142にてロー車高状態を表示する第1表示器23
を点灯する。また、各実車高Ha〜Hdのうちいずれか一
つでもハイ車高側にずれていてノーマル車高を表す値H
nとほぼ一致していないとき、すなわち前記実車高Ha〜
Hdのうちのいずれか一つがノーマル車高を表す値Hnか
ら上側に前記所定量ΔHずれた値より大きいとき、マイ
クロコンピュータ20は、ステップ136,138にて
それぞれ「Yes」、「No」と判定してプログラムを
ステップ144に進め、同ステップ144にてハイ車高
状態を表示する第3表示器25を点灯する。この場合、
マイクロコンピュータ20は、前記ステップ136の処
理を前記ステップ138の処理より前に行っているの
で、ハイ車高状態に優先してロー車高状態を表示するこ
とになる。
【0030】上記作動説明からも理解できるとおり、上
記実施形態によれば、車高調整中などであって、複数位
置の実車高Ha〜Hd中に、高速走行時における走行安定
性が問題となるハイ車高を表す値Hh又は同値Hhに近い
値の車高が含まれていたり、車体と路面との干渉が問題
となるロー車高を表す値Hl又は同値Hlに近い値の車高
が含まれている場合には、第1又は第3表示器23,2
5を点灯することによりロー車高又はハイ車高状態であ
ることをを表示するので、車両を走行させる上で問題と
なる可能性がある車高状態に関して、運転者に注意を促
すことができる。また、ハイ車高であるために車両の走
行安定性が悪化する可能性が高い高速走行状態では、第
3表示器25点灯によるハイ車高の優先表示が前記走行
安定性の悪化の可能性を運転者に積極的に示唆すること
になる。乗員の乗り降りの便を図って車両停止状態にて
ロー車高にしておいたために、車両の発進直後に車体と
路面との干渉が発生する可能性が高い低速走行状態で
は、第1表示器23点灯によるロー車高の優先表示が前
記車体と路面との干渉の可能性を運転者に積極的に示唆
することになる。したがって、車高調整中の表示を区別
して行わなくても、車両の走行安全性を考慮するととも
に簡単な構成で車高のロー、ノーマル及びハイ状態を区
別して表示することができるようになる。
記実施形態によれば、車高調整中などであって、複数位
置の実車高Ha〜Hd中に、高速走行時における走行安定
性が問題となるハイ車高を表す値Hh又は同値Hhに近い
値の車高が含まれていたり、車体と路面との干渉が問題
となるロー車高を表す値Hl又は同値Hlに近い値の車高
が含まれている場合には、第1又は第3表示器23,2
5を点灯することによりロー車高又はハイ車高状態であ
ることをを表示するので、車両を走行させる上で問題と
なる可能性がある車高状態に関して、運転者に注意を促
すことができる。また、ハイ車高であるために車両の走
行安定性が悪化する可能性が高い高速走行状態では、第
3表示器25点灯によるハイ車高の優先表示が前記走行
安定性の悪化の可能性を運転者に積極的に示唆すること
になる。乗員の乗り降りの便を図って車両停止状態にて
ロー車高にしておいたために、車両の発進直後に車体と
路面との干渉が発生する可能性が高い低速走行状態で
は、第1表示器23点灯によるロー車高の優先表示が前
記車体と路面との干渉の可能性を運転者に積極的に示唆
することになる。したがって、車高調整中の表示を区別
して行わなくても、車両の走行安全性を考慮するととも
に簡単な構成で車高のロー、ノーマル及びハイ状態を区
別して表示することができるようになる。
【0031】なお、上記実施形態においては、3種類の
表示器すなわちロー車高、ノーマル車高及びハイ車高を
それぞれ表す第1〜第3表示器23〜25により車高状
態を表示するようにしたが、本発明は、2種類の表示器
のみにより車高状態を表示する車高調整装置にも適用で
きる。
表示器すなわちロー車高、ノーマル車高及びハイ車高を
それぞれ表す第1〜第3表示器23〜25により車高状
態を表示するようにしたが、本発明は、2種類の表示器
のみにより車高状態を表示する車高調整装置にも適用で
きる。
【0032】例えば、ロー車高を止めてハイ車高及びノ
ーマル車高のいずれかを選択的に調整可能とする車高調
整装置にも適用できる。この場合、上記実施形態におけ
る第1表示器23を削除するとともに、図2のプログラ
ムを次のように変更する。
ーマル車高のいずれかを選択的に調整可能とする車高調
整装置にも適用できる。この場合、上記実施形態におけ
る第1表示器23を削除するとともに、図2のプログラ
ムを次のように変更する。
【0033】すなわち、ハイ車高自体が存在しないから
上述したステップ108,110の処理においてノーマ
ル車高とロー車高との間の変更に関する処理を削除する
とともに、ステップ112,116の処理自体を削除す
る。また、ステップ124,128,134,136〜
144の処理自体も削除して、ステップ120,122
の処理後、ステップ126にて、すべての実車高Ha〜
Hdがノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していると
き、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノー
マル車高を表す値Hnから上側に微小な所定量ΔHずれ
た値以下であるとき、マイクロコンピュータ20は、ス
テップ126にて「Yes」と判定してプログラムをス
テップ130に進め、同ステップ130にてノーマル車
高状態を表示する第2表示器24を点灯する。また、各
実車高Ha〜Hdのうちいずれか一つでもハイ車高側にず
れていてノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していな
いとき、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのいずれか
一つがノーマル車高を表す値Hnから上側に微小な所定
量ΔHずれた値より大きいとき、マイクロコンピュータ
20は、ステップ126にて「No」と判定してプログ
ラムをステップ132に進め、同ステップ132にてハ
イ車高状態を表示する第3表示器25を点灯する。
上述したステップ108,110の処理においてノーマ
ル車高とロー車高との間の変更に関する処理を削除する
とともに、ステップ112,116の処理自体を削除す
る。また、ステップ124,128,134,136〜
144の処理自体も削除して、ステップ120,122
の処理後、ステップ126にて、すべての実車高Ha〜
Hdがノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していると
き、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノー
マル車高を表す値Hnから上側に微小な所定量ΔHずれ
た値以下であるとき、マイクロコンピュータ20は、ス
テップ126にて「Yes」と判定してプログラムをス
テップ130に進め、同ステップ130にてノーマル車
高状態を表示する第2表示器24を点灯する。また、各
実車高Ha〜Hdのうちいずれか一つでもハイ車高側にず
れていてノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していな
いとき、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのいずれか
一つがノーマル車高を表す値Hnから上側に微小な所定
量ΔHずれた値より大きいとき、マイクロコンピュータ
20は、ステップ126にて「No」と判定してプログ
ラムをステップ132に進め、同ステップ132にてハ
イ車高状態を表示する第3表示器25を点灯する。
【0034】これにより、複数位置の実車高Ha〜Hdの
すべてがノーマル車高にならない限り、第3表示器25
はハイ車高を表すことになる。ハイ車高のままで車両を
高速走行させた場合には車両の走行安定性が悪化する
が、前記車高の表示制御により、このような事態の可能
性に対する注意を運転者に促すことができる。
すべてがノーマル車高にならない限り、第3表示器25
はハイ車高を表すことになる。ハイ車高のままで車両を
高速走行させた場合には車両の走行安定性が悪化する
が、前記車高の表示制御により、このような事態の可能
性に対する注意を運転者に促すことができる。
【0035】また、ハイ車高を止めてロー車高及びノー
マル車高のいずれかを選択的に調整可能とする車高調整
装置にも適用できる。この場合、上記実施形態における
第3表示器25を削除するとともに、図2のプログラム
を次のように変更する。
マル車高のいずれかを選択的に調整可能とする車高調整
装置にも適用できる。この場合、上記実施形態における
第3表示器25を削除するとともに、図2のプログラム
を次のように変更する。
【0036】すなわち、ロー車高自体が存在しないから
上述したステップ108,110の処理においてノーマ
ル車高とハイ車高との間の変更に関する処理を削除する
とともに、ステップ114,118の処理自体を削除す
る。また、ステップ124,126,132,136〜
144の処理自体も削除して、ステップ120,122
の処理後、ステップ128にて、すべての実車高Ha〜
Hdがノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していると
き、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノー
マル車高を表す値Hnから下側に微小な所定量ΔHずれ
た値以上であるとき、マイクロコンピュータ20は、ス
テップ128にて「Yes」と判定してプログラムをス
テップ130に進め、同ステップ130にてノーマル車
高状態を表示する第2表示器24を点灯する。また、各
実車高Ha〜Hdのうちいずれか一つでもロー車高側にず
れていてノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していな
いとき、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのいずれか
一つがノーマル車高を表す値Hnから下側に微小な所定
量ΔHずれた値より小さいとき、マイクロコンピュータ
20は、ステップ128にて「No」と判定してプログ
ラムをステップ134に進め、同ステップ134にてロ
ー車高状態を表示する第1表示器23を点灯する。
上述したステップ108,110の処理においてノーマ
ル車高とハイ車高との間の変更に関する処理を削除する
とともに、ステップ114,118の処理自体を削除す
る。また、ステップ124,126,132,136〜
144の処理自体も削除して、ステップ120,122
の処理後、ステップ128にて、すべての実車高Ha〜
Hdがノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していると
き、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのすべてがノー
マル車高を表す値Hnから下側に微小な所定量ΔHずれ
た値以上であるとき、マイクロコンピュータ20は、ス
テップ128にて「Yes」と判定してプログラムをス
テップ130に進め、同ステップ130にてノーマル車
高状態を表示する第2表示器24を点灯する。また、各
実車高Ha〜Hdのうちいずれか一つでもロー車高側にず
れていてノーマル車高を表す値Hnとほぼ一致していな
いとき、すなわち前記実車高Ha〜Hdのうちのいずれか
一つがノーマル車高を表す値Hnから下側に微小な所定
量ΔHずれた値より小さいとき、マイクロコンピュータ
20は、ステップ128にて「No」と判定してプログ
ラムをステップ134に進め、同ステップ134にてロ
ー車高状態を表示する第1表示器23を点灯する。
【0037】これにより、複数位置の実車高Ha〜Hdの
すべてがノーマル車高にならない限り、第1表示器23
はロー車高を表すことになる。ロー車高のままで車両を
走行させた場合には車体と路面の干渉が発生する可能
性、すなわち車体の下部が路面の突起に衝突する可能性
があるが、前記車高の表示制御により、このような事態
の可能性に対する注意を運転者に促すことができる。し
たがって、2種類の表示器のみにより車高状態を表示す
る車高調整装置においても、車高調整中の表示を区別し
て行わなくても、車両の走行安全性を考慮するとともに
簡単な構成で車高の状態を区別して表示することができ
るようになる。
すべてがノーマル車高にならない限り、第1表示器23
はロー車高を表すことになる。ロー車高のままで車両を
走行させた場合には車体と路面の干渉が発生する可能
性、すなわち車体の下部が路面の突起に衝突する可能性
があるが、前記車高の表示制御により、このような事態
の可能性に対する注意を運転者に促すことができる。し
たがって、2種類の表示器のみにより車高状態を表示す
る車高調整装置においても、車高調整中の表示を区別し
て行わなくても、車両の走行安全性を考慮するとともに
簡単な構成で車高の状態を区別して表示することができ
るようになる。
【0038】また、本発明は、4種類以上の表示器によ
り車高状態を表示する車高調整装置にも適用できる。こ
の場合、車高の全範囲に渡って複数種類の目標車高に対
応させて各目標車高が属する領域をそれぞれ設けておく
とともに、各領域に対して車両走行上問題のないすなわ
ち車両走行上安全な順番を定めておく。そして、検出し
た実車高のすべてが一つの領域に属する場合には、同領
域に属する表示器のみを点灯する。そうでない場合に
は、前記複数の実車高の少なくとも一つが属する複数の
領域のうちで車両走行上最も問題となる領域に対応した
表示器を点灯するようにする。これにより、複数の実車
高のうちのいずれかが車両走行上問題となることを運転
者に知らせることができると同時に同問題の程度をも運
転者に知らせることができ、この変形例においても、車
両の走行安全性を考慮するとともに簡単な構成で車高の
状態を区別して表示することができるようになる。
り車高状態を表示する車高調整装置にも適用できる。こ
の場合、車高の全範囲に渡って複数種類の目標車高に対
応させて各目標車高が属する領域をそれぞれ設けておく
とともに、各領域に対して車両走行上問題のないすなわ
ち車両走行上安全な順番を定めておく。そして、検出し
た実車高のすべてが一つの領域に属する場合には、同領
域に属する表示器のみを点灯する。そうでない場合に
は、前記複数の実車高の少なくとも一つが属する複数の
領域のうちで車両走行上最も問題となる領域に対応した
表示器を点灯するようにする。これにより、複数の実車
高のうちのいずれかが車両走行上問題となることを運転
者に知らせることができると同時に同問題の程度をも運
転者に知らせることができ、この変形例においても、車
両の走行安全性を考慮するとともに簡単な構成で車高の
状態を区別して表示することができるようになる。
【0039】また、本実施形態においては、左右前後輪
位置にそれぞれ1つずつ合計4つの車高センサ22a〜
22dを設けるようにしたが、車体の一部の離れた位置
であれば適宜箇所に設けることができる。また、その数
も4個に限らず、その他の数にしてもよい。この場合、
例えば、左右前輪位置にそれぞれ1つずつ設けるととも
に左右後輪の中間位置に1つ設けたり、左右後輪位置に
それぞれ1つずつ設けるとともに左右前輪の中間位置に
1つ設けるようにしてもよい。
位置にそれぞれ1つずつ合計4つの車高センサ22a〜
22dを設けるようにしたが、車体の一部の離れた位置
であれば適宜箇所に設けることができる。また、その数
も4個に限らず、その他の数にしてもよい。この場合、
例えば、左右前輪位置にそれぞれ1つずつ設けるととも
に左右後輪の中間位置に1つ設けたり、左右後輪位置に
それぞれ1つずつ設けるとともに左右前輪の中間位置に
1つ設けるようにしてもよい。
【0040】また、本実施形態においては、3種類の表
示器により3種類の車高状態を表示するようにしたが、
本発明は、1種類の表示器(例えばドットマトリックス
のLED表示器又はCRT)を用いて同表示器の表示状
態を変更することにより複数の車高状態を表示するよう
にしてもよい。
示器により3種類の車高状態を表示するようにしたが、
本発明は、1種類の表示器(例えばドットマトリックス
のLED表示器又はCRT)を用いて同表示器の表示状
態を変更することにより複数の車高状態を表示するよう
にしてもよい。
【0041】さらに、本実施形態においては、本発明の
流体アクチュエータの例として空気の給排により車高を
増減させるエアサスペンション装置を採用したが、油の
給排により車高を増減させるハイドロニューマチックサ
スペンション装置等、液体の給排により車高を増減させ
る流体アクチュエータを用いてもよく、本発明は、気
体、液体などの流体により作動する種々の流体アクチュ
エータを用いたサスペンション装置にも適用できる。
流体アクチュエータの例として空気の給排により車高を
増減させるエアサスペンション装置を採用したが、油の
給排により車高を増減させるハイドロニューマチックサ
スペンション装置等、液体の給排により車高を増減させ
る流体アクチュエータを用いてもよく、本発明は、気
体、液体などの流体により作動する種々の流体アクチュ
エータを用いたサスペンション装置にも適用できる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る車高調整装置の概
略図である。
略図である。
【図2】 図1のマイクロコンピュータにより実行され
るプログラムに対応したフローチャートである。
るプログラムに対応したフローチャートである。
11a〜11d…ショックアブソーバ、12a〜12d
…エアチャンバ、13a〜13d,16…電磁バルブ、
14…コンプレッサ、15…電動モータ、17…車高上
昇スイッチ,18…車高下降スイッチ,20…マイクロ
コンピュータ、21…車速センサ、22a〜22d…車
高センサ,23,24,25…第1〜第3表示器。
…エアチャンバ、13a〜13d,16…電磁バルブ、
14…コンプレッサ、15…電動モータ、17…車高上
昇スイッチ,18…車高下降スイッチ,20…マイクロ
コンピュータ、21…車速センサ、22a〜22d…車
高センサ,23,24,25…第1〜第3表示器。
Claims (4)
- 【請求項1】複数の車輪と車体との間に設けられて同複
数の車輪位置の車高を変更可能な複数のアクチュエータ
と、 乗員の操作又は車両の走行状態に応じて少なくとも第1
又は第2目標車高を選択的に指示する指示手段と、 車体における異なる複数位置の実車高をそれぞれ検出す
る複数の車高センサと、 前記指示手段による指示に応答して前記複数のアクチュ
エータを制御し、前記検出された複数位置の実車高を前
記指示された第1又は第2目標車高にほぼ一致させる車
高調整手段とを備えた車高調整装置において、 車高を表示するための表示手段と、 前記検出された複数位置の実車高のすべてが前記第1目
標車高にほぼ等しいとき前記表示手段を第1表示状態に
制御し、それ以外のとき前記表示手段を第2表示状態に
制御する表示制御手段とを設けたことを特徴とする車高
調整装置。 - 【請求項2】前記第1目標車高はノーマル車高を表す値
であるとともに前記第2目標車高はハイ車高を表す値で
あり、 前記第1表示状態はノーマル車高を表すとともに前記第
2表示状態はハイ車高を表す前記請求項1に記載の車高
調整装置。 - 【請求項3】前記第1目標車高はノーマル車高を表す値
であるとともに前記第2目標車高はロー車高を表す値で
あり、 前記第1表示状態はノーマル車高を表すとともに前記第
2表示状態はロー車高を表す前記請求項1に記載の車高
調整装置。 - 【請求項4】複数の車輪と車体との間に設けられて同複
数の車輪位置の車高を変更可能な複数のアクチュエータ
と、 乗員の操作又は車両の走行状態に応じてロー車高、ノー
マル車高及びハイ車高をそれぞれ表す第1、第2及び第
3目標車高のうちのいずれか一つを選択的に指示する指
示手段と、 車体における異なる複数位置の実車高をそれぞれ検出す
る複数の車高センサと、 前記指示手段による指示に応答して前記複数のアクチュ
エータを制御し、前記検出された複数位置の実車高を前
記指示された一つの目標車高にほぼ一致させる車高調整
手段とを備えた車高調整装置において、 前記ロー車高、ノーマル車高及びハイ車高のうちのいず
れか一つの車高を表示するための表示手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記検出された車速が所定速度以上の高速状態では、前
記検出された複数位置の実車高のうちのすべてが前記第
2目標車高から上側及び下側にそれぞれ所定量以内にあ
るとき前記表示手段にてノーマル車高を表示させ、前記
検出された複数位置の実車高のうちの少なくとも一つが
前記第2目標車高から上側に所定量よりも大きくずれて
いるとき前記表示手段にてハイ車高を表示させ、それら
以外のとき前記表示手段にてロー車高を表示させ、かつ
前記検出された車速が所定速度未満の低速状態では、前
記検出された複数位置の実車高のうちのすべてが前記第
2目標車高から上側及び下側にそれぞれ所定量以内にあ
るとき前記表示手段にてノーマル車高を表示させ、前記
検出された複数位置の実車高のうちの少なくとも一つが
前記第2目標車高から下側に所定量よりも大きくずれて
いるとき前記表示手段にてロー車高を表示させ、それら
以外のとき前記表示手段にてハイ車高を表示させるよう
に制御する表示制御手段とを設けたことを特徴とする車
高調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079637A JPH11278032A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 車高調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079637A JPH11278032A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 車高調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11278032A true JPH11278032A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13695620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10079637A Pending JPH11278032A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 車高調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11278032A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020194926A1 (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | エアサスペンション装置 |
| JP2021123258A (ja) * | 2020-02-06 | 2021-08-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車高調整装置 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10079637A patent/JPH11278032A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020194926A1 (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | エアサスペンション装置 |
| JP2021123258A (ja) * | 2020-02-06 | 2021-08-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車高調整装置 |
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