JPH11278246A - ブレーキ倍力装置 - Google Patents
ブレーキ倍力装置Info
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- JPH11278246A JPH11278246A JP10100591A JP10059198A JPH11278246A JP H11278246 A JPH11278246 A JP H11278246A JP 10100591 A JP10100591 A JP 10100591A JP 10059198 A JP10059198 A JP 10059198A JP H11278246 A JPH11278246 A JP H11278246A
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- plunger
- retainer
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
- B60T13/46—Vacuum systems
- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/573—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by reaction devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
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- B60T13/46—Vacuum systems
- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/563—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units with multiple booster units, e.g. tandem booster units
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ブレーキ倍力装置は、第1リテーナと第
2リテーナと、両リテーナの間に弾装されたコイルばね
と、両リテーナが処理距離以上離隔するのを防止するス
トッパより構成される反力伝達手段を備えている。他
方、上記ブレーキ倍力装置の弁機構15は、バルブボデ
イ6の内周部に形成した環状の第1弁座16と、この第
1弁座の内方側で、弁プランジャ17のリヤ側に形成し
た第2弁座18と、両弁座に着座する弁体20とを備え
ており、この弁体に第1弁座の内径よりも小径なバック
アッププレート21を埋設している。 【効果】 上記弁体によって反力伝達手段のコイルばね
が伸縮する領域においても充分なヒステリシスが得られ
るので、従来に比較してブレーキフィーリングを良好な
ものとすることができる。
2リテーナと、両リテーナの間に弾装されたコイルばね
と、両リテーナが処理距離以上離隔するのを防止するス
トッパより構成される反力伝達手段を備えている。他
方、上記ブレーキ倍力装置の弁機構15は、バルブボデ
イ6の内周部に形成した環状の第1弁座16と、この第
1弁座の内方側で、弁プランジャ17のリヤ側に形成し
た第2弁座18と、両弁座に着座する弁体20とを備え
ており、この弁体に第1弁座の内径よりも小径なバック
アッププレート21を埋設している。 【効果】 上記弁体によって反力伝達手段のコイルばね
が伸縮する領域においても充分なヒステリシスが得られ
るので、従来に比較してブレーキフィーリングを良好な
ものとすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキ倍力装置に関
し、より詳しくは、ばねを有する反力伝達手段を備えた
ブレーキ倍力装置に関する。
し、より詳しくは、ばねを有する反力伝達手段を備えた
ブレーキ倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーキ倍力装置として、ブレー
キ倍力装置の制動初期にサーボ比を小さくし、制動後期
にサーボ比を大きくするようにしたものが知られてい
る。この種のブレーキ倍力装置では、リアクションディ
スクと弁プランジャとの間に、相互に相対変位可能に設
けた第1リテーナと第2リテーナと、これら第1リテー
ナと第2リテーナとの間に所定のセット荷重で弾装され
て通常は両リテーナを離隔状態に保持するばねと、上記
第1リテーナと第2リテーナとが所定間隔以上離隔する
のを防止するストッパ部材とから構成される反力伝達手
段を設けている(特開平8−85442号公報)。かか
る構成によれば、ブレーキペダルが踏み込まれてブレー
キ倍力装置が作動されても、反力伝達手段のばねが圧縮
されるまでは、反力伝達手段は単にリアクションディス
クから伝達されるブレーキ反力を第1リテーナ、ばねお
よび第2リテーナを介して弁プランジャに伝達させるだ
けなので、この時のサーボ比を相対的に小さく設定する
ことができ、それによって小さなブレーキ力が必要な範
囲における操作性を良好なものとすることができる。他
方、反力伝達手段のばねが圧縮されるようになると、こ
のばねの圧縮分だけ第2リテーナおよび弁プランジャが
第1リテーナおよびプレートプランジャに対して相対的
に前進されることになるので、ブレーキペダルは結果的
にばねの圧縮分だけ踏み込まれたことになり、この時の
サーボ比を相対的に大きく設定することができ、それに
よって軽い踏力で大きなブレーキ力を得ることができ
る。
キ倍力装置の制動初期にサーボ比を小さくし、制動後期
にサーボ比を大きくするようにしたものが知られてい
る。この種のブレーキ倍力装置では、リアクションディ
スクと弁プランジャとの間に、相互に相対変位可能に設
けた第1リテーナと第2リテーナと、これら第1リテー
ナと第2リテーナとの間に所定のセット荷重で弾装され
て通常は両リテーナを離隔状態に保持するばねと、上記
第1リテーナと第2リテーナとが所定間隔以上離隔する
のを防止するストッパ部材とから構成される反力伝達手
段を設けている(特開平8−85442号公報)。かか
る構成によれば、ブレーキペダルが踏み込まれてブレー
キ倍力装置が作動されても、反力伝達手段のばねが圧縮
されるまでは、反力伝達手段は単にリアクションディス
クから伝達されるブレーキ反力を第1リテーナ、ばねお
よび第2リテーナを介して弁プランジャに伝達させるだ
けなので、この時のサーボ比を相対的に小さく設定する
ことができ、それによって小さなブレーキ力が必要な範
囲における操作性を良好なものとすることができる。他
方、反力伝達手段のばねが圧縮されるようになると、こ
のばねの圧縮分だけ第2リテーナおよび弁プランジャが
第1リテーナおよびプレートプランジャに対して相対的
に前進されることになるので、ブレーキペダルは結果的
にばねの圧縮分だけ踏み込まれたことになり、この時の
サーボ比を相対的に大きく設定することができ、それに
よって軽い踏力で大きなブレーキ力を得ることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リアク
ションディスクを用いたブレーキ倍力装置では、リアク
ションディスクがゴム等の弾性部材からなっているため
に、ブレーキペダルの踏込み時と解放時とでブレーキペ
ダルの踏力を同一としても、ブレーキ倍力装置の出力の
大きさが異なる現象(ヒステリシス)がある。そして上
記ヒステリシスがあると、運転者がブレーキペダルの踏
力の増大を停止させてから、無意識のうちに僅かにその
踏力を減少させても同一のブレーキ力が得られることか
ら、ブレーキフィーリングが良くなるという利点があ
る。しかしながら、上記反力伝達手段を備えるブレーキ
倍力装置では、反力伝達手段のばねが圧縮されるように
なると、リアクションディスクの圧縮変形量は相対的に
小さくなりブレーキ倍力装置の弁機構の流路切換作動は
殆どばねの伸縮により行なわれるようになる。その結
果、ばねが伸縮する際にはリアクションディスクのヒス
テリシスが小さくなるため、ブレーキペダルの踏力変化
に対してブレーキ倍力装置の出力変化が過敏になるとい
った欠点があった。本発明はそのような事情に鑑み、ば
ねを有する反力伝達手段を備えていても、ブレーキフィ
ーリングを良好にすることができるブレーキ倍力装置を
提供するものである。
ションディスクを用いたブレーキ倍力装置では、リアク
ションディスクがゴム等の弾性部材からなっているため
に、ブレーキペダルの踏込み時と解放時とでブレーキペ
ダルの踏力を同一としても、ブレーキ倍力装置の出力の
大きさが異なる現象(ヒステリシス)がある。そして上
記ヒステリシスがあると、運転者がブレーキペダルの踏
力の増大を停止させてから、無意識のうちに僅かにその
踏力を減少させても同一のブレーキ力が得られることか
ら、ブレーキフィーリングが良くなるという利点があ
る。しかしながら、上記反力伝達手段を備えるブレーキ
倍力装置では、反力伝達手段のばねが圧縮されるように
なると、リアクションディスクの圧縮変形量は相対的に
小さくなりブレーキ倍力装置の弁機構の流路切換作動は
殆どばねの伸縮により行なわれるようになる。その結
果、ばねが伸縮する際にはリアクションディスクのヒス
テリシスが小さくなるため、ブレーキペダルの踏力変化
に対してブレーキ倍力装置の出力変化が過敏になるとい
った欠点があった。本発明はそのような事情に鑑み、ば
ねを有する反力伝達手段を備えていても、ブレーキフィ
ーリングを良好にすることができるブレーキ倍力装置を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、シェ
ル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボ
デイに設けた弁機構と、この弁機構を構成する弁プラン
ジャを進退動させて弁機構の流路を切換えさせる入力軸
と、上記バルブボデイに摺動自在に設けた出力軸と、こ
の出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在させたリア
クションディスクと、このリアクションディスクと弁プ
ランジャとの間に介在されてリアクションディスクから
のブレーキ反力を弁プランジャに伝達する反力伝達手段
とを備え、上記弁機構は、バルブボデイの内周部に形成
した環状の第1弁座と、この第1弁座の内方側で、上記
弁プランジャのリヤ側に形成された環状の第2弁座と、
これら両弁座に着座する弁体と、この弁体に埋設された
剛性体からなるバックアッププレートとを備えたブレー
キ倍力装置において、上記バックアッププレートの外径
を、第1弁座の内径よりも小さく、かつ第2弁座の外径
よりも大きく設定したことを特徴とするものである。
ル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボ
デイに設けた弁機構と、この弁機構を構成する弁プラン
ジャを進退動させて弁機構の流路を切換えさせる入力軸
と、上記バルブボデイに摺動自在に設けた出力軸と、こ
の出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在させたリア
クションディスクと、このリアクションディスクと弁プ
ランジャとの間に介在されてリアクションディスクから
のブレーキ反力を弁プランジャに伝達する反力伝達手段
とを備え、上記弁機構は、バルブボデイの内周部に形成
した環状の第1弁座と、この第1弁座の内方側で、上記
弁プランジャのリヤ側に形成された環状の第2弁座と、
これら両弁座に着座する弁体と、この弁体に埋設された
剛性体からなるバックアッププレートとを備えたブレー
キ倍力装置において、上記バックアッププレートの外径
を、第1弁座の内径よりも小さく、かつ第2弁座の外径
よりも大きく設定したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上述した構成によれば、ブレーキペダルが踏み
込まれて弁プランジャおよびこれに形成した第2弁座に
着座した弁体が前進されて、前方側で停止しているバル
ブボデイの第2弁座に着座して弁体が第1弁座から離座
することにより、従来と同様にブレーキ倍力装置が作動
されるようになる。そしてこのとき、弁体は第1弁座に
着座する部分にバックアッププレートを備えていないの
で、この部分にバックアッププレートを設けた場合に比
較して弾性変形量は相対的に大きくなる。その結果、ブ
レーキペダルの踏込み時と解放時とでブレーキ倍力装置
の出力の大きさが異なるヒステリシスを、弁体の第1弁
座に着座する部分によって大きくすることができるの
で、上記反力伝達手段のばねが伸縮する領域においてブ
レーキペダルの踏力変化に対して過敏になっていた出力
変化を穏やかにすることができ、したがって従来に比較
してブレーキフィーリングを良好なものとすることがで
きる。
込まれて弁プランジャおよびこれに形成した第2弁座に
着座した弁体が前進されて、前方側で停止しているバル
ブボデイの第2弁座に着座して弁体が第1弁座から離座
することにより、従来と同様にブレーキ倍力装置が作動
されるようになる。そしてこのとき、弁体は第1弁座に
着座する部分にバックアッププレートを備えていないの
で、この部分にバックアッププレートを設けた場合に比
較して弾性変形量は相対的に大きくなる。その結果、ブ
レーキペダルの踏込み時と解放時とでブレーキ倍力装置
の出力の大きさが異なるヒステリシスを、弁体の第1弁
座に着座する部分によって大きくすることができるの
で、上記反力伝達手段のばねが伸縮する領域においてブ
レーキペダルの踏力変化に対して過敏になっていた出力
変化を穏やかにすることができ、したがって従来に比較
してブレーキフィーリングを良好なものとすることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、タンデムブレーキ倍力装置1のシェ
ル2内はセンタープレート3によって前後にフロント室
4とリヤ室5とを区画形成している。そして筒状のバル
ブボデイ6をシェル2のリヤ側とセンタープレート3と
に、それぞれシール手段7、8により気密を保持して摺
動自在に貫通させている。上記フロント室4およびリヤ
室5内に位置するバルブボデイ6の外周部には、それぞ
れフロントパワーピストン10とリヤパワーピストン1
1とを連結してあり、また各パワーピストン10、11
の背面にフロントダイアフラム12とリヤダイアフラム
13とをそれぞれ張設している。そして、フロント室4
内においてフロントダイアフラム12の前後に定圧室A
と変圧室Bとを形成し、またリヤ室5内においてリヤダ
イアフラム13の前後に定圧室Cと変圧室Dとを形成し
ている。
と、図1において、タンデムブレーキ倍力装置1のシェ
ル2内はセンタープレート3によって前後にフロント室
4とリヤ室5とを区画形成している。そして筒状のバル
ブボデイ6をシェル2のリヤ側とセンタープレート3と
に、それぞれシール手段7、8により気密を保持して摺
動自在に貫通させている。上記フロント室4およびリヤ
室5内に位置するバルブボデイ6の外周部には、それぞ
れフロントパワーピストン10とリヤパワーピストン1
1とを連結してあり、また各パワーピストン10、11
の背面にフロントダイアフラム12とリヤダイアフラム
13とをそれぞれ張設している。そして、フロント室4
内においてフロントダイアフラム12の前後に定圧室A
と変圧室Bとを形成し、またリヤ室5内においてリヤダ
イアフラム13の前後に定圧室Cと変圧室Dとを形成し
ている。
【0007】上記バルブボデイ6内には上記定圧室A、
Cと変圧室B、Dとの連通状態を切換える弁機構15を
設けている。この弁機構15は、図2に示すように、バ
ルブボデイ6に形成した環状の第1弁座16と、この第
1弁座16よりも内側で上記バルブボデイ6に摺動自在
に設けた弁プランジャ17のリヤ側に形成した環状の第
2弁座18と、さらに両弁座16、18にポペットリタ
ーンスプリング19の弾発力により着座する弁体20と
を備えている。
Cと変圧室B、Dとの連通状態を切換える弁機構15を
設けている。この弁機構15は、図2に示すように、バ
ルブボデイ6に形成した環状の第1弁座16と、この第
1弁座16よりも内側で上記バルブボデイ6に摺動自在
に設けた弁プランジャ17のリヤ側に形成した環状の第
2弁座18と、さらに両弁座16、18にポペットリタ
ーンスプリング19の弾発力により着座する弁体20と
を備えている。
【0008】上記弁体20は、バルブボデイ6の末端筒
状部6Aの内周面に取付けられる取付け部20aと、こ
の取付け部20aから半径方向内方に湾曲してフロント
側に伸びる薄肉な湾曲部20bと、この湾曲部20bの
先端に設けた着座部20cとを備えており、さらにこの
着座部20cに剛性体からなるリング状のバックアップ
プレート21を埋設し、このバックアッププレート21
のリヤ側端面に上記ポペットリターンスプリング19の
端部を当接させることにより、上記着座部20cを左方
にむけて付勢している。上記取付け部20aは、末端筒
状部6Aの内周面に形成された段部6Bと、また取付け
部20aよりもリヤ側に配置したリテーナ22によっ
て、バルブボデイの末端筒状部6A内に気密を保持して
固定されている。上記着座部20cは、上記第1弁座1
6に接触する環状の第1シート部S1(図3参照)と、
該第1シート部S1よりも内側で上記第2弁座18に接
触する第2シート部S2(図3参照)とを備えており、
上記第1シート部S1よりも外側の空間は、バルブボデ
イ6に形成した軸方向の定圧通路23を介して定圧室A
に連通させ、さらに上記定圧室Aはバルブボデイ6に形
成した他の軸方向の定圧通路24を介して定圧室Cに連
通されている。そして上記定圧室Aは、シェル2に設け
た負圧導入管25を介して図示しないエンジンのインテ
ークマニホールドに連通されており、それにより定圧室
Aおよび定圧室C内には常時負圧が導入されている。ま
た上記第1シート部S1と第2シート部S2との間の空
間は、バルブボデイ6に形成した半径方向の変圧通路2
6を介して変圧室Dに連通させ、さらに該変圧室Dはバ
ルブボデイ6に形成した軸方向の変圧通路27を介して
変圧室Bに連通させている。さらに上記第2シート部S
2よりも内側の空間は、末端筒状部6A内に設けた圧力
通路28を介して大気に連通させ、この圧力通路28内
にフィルタ29を設けている。上記弁体20の着座部2
0cに埋設したバックアッププレート21の外径D1
は、図3に示すように、第1弁座16の内径D2よりも
小径、かつ第2弁座18の外径D3よりも大径に設定し
ている。そして本実施例では上記第1シート部S1はバ
ックアッププレート21が埋設されなかった分だけ他の
部分に比較して相対的に肉厚になっている。したがっ
て、上記第1シート部S1が第1弁座16に着座した際
には、バックアッププレート21が埋設されていない分
だけ大きく弾性変形してそのフロント側端面が大きく窪
むようになる。なお本実施例では、第1シート部S1を
肉厚にしていたがこれに限定されるものではなく薄く形
成してもよい。この場合には第1シート部S1が第1弁
座16に着座したときにはリヤ側に反り返るようなる。
状部6Aの内周面に取付けられる取付け部20aと、こ
の取付け部20aから半径方向内方に湾曲してフロント
側に伸びる薄肉な湾曲部20bと、この湾曲部20bの
先端に設けた着座部20cとを備えており、さらにこの
着座部20cに剛性体からなるリング状のバックアップ
プレート21を埋設し、このバックアッププレート21
のリヤ側端面に上記ポペットリターンスプリング19の
端部を当接させることにより、上記着座部20cを左方
にむけて付勢している。上記取付け部20aは、末端筒
状部6Aの内周面に形成された段部6Bと、また取付け
部20aよりもリヤ側に配置したリテーナ22によっ
て、バルブボデイの末端筒状部6A内に気密を保持して
固定されている。上記着座部20cは、上記第1弁座1
6に接触する環状の第1シート部S1(図3参照)と、
該第1シート部S1よりも内側で上記第2弁座18に接
触する第2シート部S2(図3参照)とを備えており、
上記第1シート部S1よりも外側の空間は、バルブボデ
イ6に形成した軸方向の定圧通路23を介して定圧室A
に連通させ、さらに上記定圧室Aはバルブボデイ6に形
成した他の軸方向の定圧通路24を介して定圧室Cに連
通されている。そして上記定圧室Aは、シェル2に設け
た負圧導入管25を介して図示しないエンジンのインテ
ークマニホールドに連通されており、それにより定圧室
Aおよび定圧室C内には常時負圧が導入されている。ま
た上記第1シート部S1と第2シート部S2との間の空
間は、バルブボデイ6に形成した半径方向の変圧通路2
6を介して変圧室Dに連通させ、さらに該変圧室Dはバ
ルブボデイ6に形成した軸方向の変圧通路27を介して
変圧室Bに連通させている。さらに上記第2シート部S
2よりも内側の空間は、末端筒状部6A内に設けた圧力
通路28を介して大気に連通させ、この圧力通路28内
にフィルタ29を設けている。上記弁体20の着座部2
0cに埋設したバックアッププレート21の外径D1
は、図3に示すように、第1弁座16の内径D2よりも
小径、かつ第2弁座18の外径D3よりも大径に設定し
ている。そして本実施例では上記第1シート部S1はバ
ックアッププレート21が埋設されなかった分だけ他の
部分に比較して相対的に肉厚になっている。したがっ
て、上記第1シート部S1が第1弁座16に着座した際
には、バックアッププレート21が埋設されていない分
だけ大きく弾性変形してそのフロント側端面が大きく窪
むようになる。なお本実施例では、第1シート部S1を
肉厚にしていたがこれに限定されるものではなく薄く形
成してもよい。この場合には第1シート部S1が第1弁
座16に着座したときにはリヤ側に反り返るようなる。
【0009】上記弁プランジャ17の右端には入力軸3
1の先端部を枢支連結してあり、この入力軸31と上記
リテーナ22との間に、上記ポペットリターンスプリン
グ19の弾発力よりも大きな弾発力を有するバルブリタ
ーンスプリング32を弾装して、通常は弁プランジャ1
7の第2弁座18に弁体20の第2シート部S2を着座
させるとともに、弁体20の第1シート部S1をバルブ
ボデイ6の第1弁座16から離座させている。そして上
記入力軸31の末端部は、図示しないブレーキペダルに
連動させている。また、上記弁プランジャ17は、キー
部材33によってバルブボデイ6から抜け出るのを防止
している。このキー部材33はバルブボデイ6の軸方向
に進退動可能となっており、ブレーキ倍力装置1の非作
動時にシェル2の内面に当接して弁プランジャ17をバ
ルブボデイ6に対する前進位置に保持することにより、
ブレーキ倍力装置1の作動開始時における入力軸31の
ロスストロークを減少させることができるようになって
いる。さらに、上記弁プランジャ17のフロント側に
は、後に詳述する反力伝達手段34、プレートプランジ
ャ35、およびリアクションディスク36とを順次配設
している。上記プレートプランジャ35は、バルブボデ
イ6のフロント側端面に気密を保持して固定したホルダ
37内に摺動自在に嵌合してあり、またリアクションデ
ィスク36は出力軸38の基部に形成した凹部内に収納
している。上記出力軸38の基部に形成した凹部はホル
ダ37の外周面に摺動自在に嵌装してあり、また出力軸
38の先端部は、シール部材39により気密を保持して
シェル2の外部に突出させて、図示しないマスターシリ
ンダのピストンに連動させている。したがって、上記マ
スターシリンダのピストンから伝達されるブレーキ反力
は、出力軸38を介してリアクションディスク36に伝
達され、このリアクションディスク36からホルダ37
を介してバルブボデイ6で受止められるとともに、プレ
ートプランジャ35、反力伝達手段34、弁プランジャ
17および入力軸31を介して図示しないブレーキペダ
ルに伝達されるようになる。そして上記バルブボデイ6
およびパワーピストン10、11は、シェル2とバルブ
ボデイ6との間に弾装したリターンスプリング40によ
って通常は図示非作動位置に保持されている。
1の先端部を枢支連結してあり、この入力軸31と上記
リテーナ22との間に、上記ポペットリターンスプリン
グ19の弾発力よりも大きな弾発力を有するバルブリタ
ーンスプリング32を弾装して、通常は弁プランジャ1
7の第2弁座18に弁体20の第2シート部S2を着座
させるとともに、弁体20の第1シート部S1をバルブ
ボデイ6の第1弁座16から離座させている。そして上
記入力軸31の末端部は、図示しないブレーキペダルに
連動させている。また、上記弁プランジャ17は、キー
部材33によってバルブボデイ6から抜け出るのを防止
している。このキー部材33はバルブボデイ6の軸方向
に進退動可能となっており、ブレーキ倍力装置1の非作
動時にシェル2の内面に当接して弁プランジャ17をバ
ルブボデイ6に対する前進位置に保持することにより、
ブレーキ倍力装置1の作動開始時における入力軸31の
ロスストロークを減少させることができるようになって
いる。さらに、上記弁プランジャ17のフロント側に
は、後に詳述する反力伝達手段34、プレートプランジ
ャ35、およびリアクションディスク36とを順次配設
している。上記プレートプランジャ35は、バルブボデ
イ6のフロント側端面に気密を保持して固定したホルダ
37内に摺動自在に嵌合してあり、またリアクションデ
ィスク36は出力軸38の基部に形成した凹部内に収納
している。上記出力軸38の基部に形成した凹部はホル
ダ37の外周面に摺動自在に嵌装してあり、また出力軸
38の先端部は、シール部材39により気密を保持して
シェル2の外部に突出させて、図示しないマスターシリ
ンダのピストンに連動させている。したがって、上記マ
スターシリンダのピストンから伝達されるブレーキ反力
は、出力軸38を介してリアクションディスク36に伝
達され、このリアクションディスク36からホルダ37
を介してバルブボデイ6で受止められるとともに、プレ
ートプランジャ35、反力伝達手段34、弁プランジャ
17および入力軸31を介して図示しないブレーキペダ
ルに伝達されるようになる。そして上記バルブボデイ6
およびパワーピストン10、11は、シェル2とバルブ
ボデイ6との間に弾装したリターンスプリング40によ
って通常は図示非作動位置に保持されている。
【0010】次に上記反力伝達手段34は、図2に拡大
して示すように、第1リテーナ42と第2リテーナ43
と、両リテーナ42、43の間に弾装されたコイルばね
44と、第2リテーナ43内から第1リテーナ42が抜
出るのを阻止するストッパ45とを備えている。上記リ
ヤ側の第1リテーナ42は、弁プランジャ17の先端部
に形成した突出部17Aの基部外周に嵌装される内側筒
状部42aと、この内側筒状部42aのリヤ側端部から
半径方向外方に伸びるとともに、弁プランジャ17の段
部端面に当接する半径方向部42bと、この半径方向部
42bの外周側からフロント側に伸びる外側筒状部42
cとを備えている。他方、フロント側の上記第2リテー
ナ43は、第1リテーナ42を囲繞する外側筒状部43
aと、この外側筒状部43aのフロント側端部から半径
方向内方に伸びるとともに、プレートプランジャ35の
段部端面と当接する半径方向部43bと、この半径方向
部43bの内周側から軸方向リヤ側に伸びるとともに、
プレートプランジャ35の突出部35Aを摺動自在に貫
通させる内側筒状部43cとを備えている。そして、上
記第1リテーナ42の半径方向部42bと第2リテーナ
43の半径方向部43bの間に上記コイルばね44を弾
装し、このコイルばね44を所定量だけ圧縮させた状態
で、第2リテーナ43の外側筒状部43aに固定したリ
ング状のストッパ45を第1リテーナ42のリヤ側に当
接させることにより、それら第1リテーナ42、第2リ
テーナ43、コイルばね44およびストッパ45を一体
的に組み立てている。したがって、プレートプランジャ
35からのブレーキ反力は、第2リテーナ43、コイル
ばね44および第1リテーナ42を介して弁プランジャ
17に伝達されるようになる。
して示すように、第1リテーナ42と第2リテーナ43
と、両リテーナ42、43の間に弾装されたコイルばね
44と、第2リテーナ43内から第1リテーナ42が抜
出るのを阻止するストッパ45とを備えている。上記リ
ヤ側の第1リテーナ42は、弁プランジャ17の先端部
に形成した突出部17Aの基部外周に嵌装される内側筒
状部42aと、この内側筒状部42aのリヤ側端部から
半径方向外方に伸びるとともに、弁プランジャ17の段
部端面に当接する半径方向部42bと、この半径方向部
42bの外周側からフロント側に伸びる外側筒状部42
cとを備えている。他方、フロント側の上記第2リテー
ナ43は、第1リテーナ42を囲繞する外側筒状部43
aと、この外側筒状部43aのフロント側端部から半径
方向内方に伸びるとともに、プレートプランジャ35の
段部端面と当接する半径方向部43bと、この半径方向
部43bの内周側から軸方向リヤ側に伸びるとともに、
プレートプランジャ35の突出部35Aを摺動自在に貫
通させる内側筒状部43cとを備えている。そして、上
記第1リテーナ42の半径方向部42bと第2リテーナ
43の半径方向部43bの間に上記コイルばね44を弾
装し、このコイルばね44を所定量だけ圧縮させた状態
で、第2リテーナ43の外側筒状部43aに固定したリ
ング状のストッパ45を第1リテーナ42のリヤ側に当
接させることにより、それら第1リテーナ42、第2リ
テーナ43、コイルばね44およびストッパ45を一体
的に組み立てている。したがって、プレートプランジャ
35からのブレーキ反力は、第2リテーナ43、コイル
ばね44および第1リテーナ42を介して弁プランジャ
17に伝達されるようになる。
【0011】また、上記第1リテーナ42の内側筒状部
42aから突出した弁プランジャ17の突出部17Aの
先端には、該突出部17Aとほぼ同径の円板状の弾性部
材46を設けてあり、この弾性部材46は非作動状態で
は第2リテーナ43の内側筒状部43cから突出するプ
レートプランジャ35の突出部35Aから離隔してい
る。したがって、プレートプランジャ35からのブレー
キ反力がコイルばね44の弾発力を上回って第1リテー
ナ42と第2リテーナ43の間隔が狭くなると、上記弾
性部材46がやがてプレートプランジャ35の突出部3
5Aに当接するようになる。
42aから突出した弁プランジャ17の突出部17Aの
先端には、該突出部17Aとほぼ同径の円板状の弾性部
材46を設けてあり、この弾性部材46は非作動状態で
は第2リテーナ43の内側筒状部43cから突出するプ
レートプランジャ35の突出部35Aから離隔してい
る。したがって、プレートプランジャ35からのブレー
キ反力がコイルばね44の弾発力を上回って第1リテー
ナ42と第2リテーナ43の間隔が狭くなると、上記弾
性部材46がやがてプレートプランジャ35の突出部3
5Aに当接するようになる。
【0012】以上の構成において、ブレーキペダルが踏
込まれて入力軸31および弁プランジャ17が前進され
ると、その踏力がコイルばね44のセット荷重を越える
までは、反力伝達手段34は図2の状態を保持したまま
一体的に前進され、それによってプレートプランジャ3
5も前進される。そして弁プランジャ17が前進される
と、該弁プランジャ17に形成した第2弁座18に着座
する弁体20が前進されて、前方側に停止しているバル
ブボデイ6の第1弁座16に着座した後、第2弁座18
から離隔されるようになる。これにより変圧室B、D内
に大気が導入されて定圧室A、Cと変圧室B、Dとの間
で圧力差が生じ、この圧力差によりパワーピストン1
0、11およびバルブボデイ6が前進され、それにより
出力軸38が前進されてマスターシリンダにブレーキ液
圧が発生する。このとき、バルブリターンスプリング1
9によって第1弁座16に着座する弁体20の第1シー
ト部S1においては、バックアッププレート21が埋設
されていないので第1シート部S1のフロント側端面が
大きく弾性変形し、その後に弁プランジャ17の第2弁
座18が弁体20から離座するようになる(図4参
照)。
込まれて入力軸31および弁プランジャ17が前進され
ると、その踏力がコイルばね44のセット荷重を越える
までは、反力伝達手段34は図2の状態を保持したまま
一体的に前進され、それによってプレートプランジャ3
5も前進される。そして弁プランジャ17が前進される
と、該弁プランジャ17に形成した第2弁座18に着座
する弁体20が前進されて、前方側に停止しているバル
ブボデイ6の第1弁座16に着座した後、第2弁座18
から離隔されるようになる。これにより変圧室B、D内
に大気が導入されて定圧室A、Cと変圧室B、Dとの間
で圧力差が生じ、この圧力差によりパワーピストン1
0、11およびバルブボデイ6が前進され、それにより
出力軸38が前進されてマスターシリンダにブレーキ液
圧が発生する。このとき、バルブリターンスプリング1
9によって第1弁座16に着座する弁体20の第1シー
ト部S1においては、バックアッププレート21が埋設
されていないので第1シート部S1のフロント側端面が
大きく弾性変形し、その後に弁プランジャ17の第2弁
座18が弁体20から離座するようになる(図4参
照)。
【0013】この状態からブレーキペダルの踏力の増大
を停止させると、上記定圧室A、Cと変圧室B、Dとの
間の圧力差によりパワーピストン10、11およびバル
ブボデイ6が前進されてくるので、やがて第1弁座16
に着座している弁体20が弁プランジャ17の第2弁座
18に追い付いてこれに着座する。これにより弁体20
は第1弁座16と第2弁座18とに着座して、サーボバ
ランス状態となる。次に、このサーボバランス状態から
ブレーキペダルの踏力を低下させると、弁プランジャ1
7の第2弁座18によって弁体20が後退されるように
なるが、上述したように弁体20の第1シート部S1が
大きく弾性変形されていたので、該第1シート部S1は
その大きな弾性変形が元の状態に復元されてから、第1
弁座16から離座するようになる。つまりサーボバラン
ス状態は、上記ブレーキペダルの踏力の増大を停止させ
た状態から、その踏力を低下させて弁体20が第1弁座
16から離座するまでの間継続することになり、これが
ヒステリシスとして現われることになる。そして本実施
例では、上述したように第1シート部S1においてバッ
クアッププレート21を省略し、その第1シート部S1
を大きく弾性変形させるようにしているので、第1シー
ト部までバックアッププレートが埋設されていた従来に
比較して、ヒステリシスを大きくすることができる。
を停止させると、上記定圧室A、Cと変圧室B、Dとの
間の圧力差によりパワーピストン10、11およびバル
ブボデイ6が前進されてくるので、やがて第1弁座16
に着座している弁体20が弁プランジャ17の第2弁座
18に追い付いてこれに着座する。これにより弁体20
は第1弁座16と第2弁座18とに着座して、サーボバ
ランス状態となる。次に、このサーボバランス状態から
ブレーキペダルの踏力を低下させると、弁プランジャ1
7の第2弁座18によって弁体20が後退されるように
なるが、上述したように弁体20の第1シート部S1が
大きく弾性変形されていたので、該第1シート部S1は
その大きな弾性変形が元の状態に復元されてから、第1
弁座16から離座するようになる。つまりサーボバラン
ス状態は、上記ブレーキペダルの踏力の増大を停止させ
た状態から、その踏力を低下させて弁体20が第1弁座
16から離座するまでの間継続することになり、これが
ヒステリシスとして現われることになる。そして本実施
例では、上述したように第1シート部S1においてバッ
クアッププレート21を省略し、その第1シート部S1
を大きく弾性変形させるようにしているので、第1シー
ト部までバックアッププレートが埋設されていた従来に
比較して、ヒステリシスを大きくすることができる。
【0014】ところで、上記ブレーキ倍力装置の作動
中、ブレーキ液圧によるブレーキ反力は、出力軸38を
介してリアクションディスク36に伝達され、さらにリ
アクションディスク36からプレートプランジャ35、
反力伝達手段34、弁プランジャ17および入力軸31
を介してブレーキペダルに伝達される。そして上記ブレ
ーキ反力が上記反力伝達手段34のコイルばね40のセ
ット荷重を越えると、図5に示すように、第2リテーナ
43およびプレートプランジャ35に対して第1リテー
ナ42および弁プランジャ17が相対的に前進されるの
で、ブレーキ倍力装置1の出力は、それ以前のサーボ比
よりも大きなサーボ比で上昇するようになる。上記弁プ
ランジャ17が相対的に前進されてプレートプランジャ
35と弁プランジャ17との間隔が小さくなると、やが
て弁プランジャ17に設けた弾性部材46がプレートプ
ランジャ35の突出部35Aに当接して当該弁プランジ
ャ17との間で圧縮されるようになる。ブレーキ倍力装
置の作動中、上記リアクションディスク36はブレーキ
反力によって圧縮されるので、そのゴム特性によりヒス
テリシスが生じるようになるが、本実施例ではブレーキ
反力が大きい領域においてさらに弾性部材46を圧縮さ
せているので、この部分においてもヒステリシスを生じ
させることができる。したがって、弁体20の第1シー
ト部S1を大きく弾性変形させることにより大きなヒス
テリシスが得られることに加えて、さらにブレーキ反力
が大きい領域で弾性部材46によるヒステリシスを加え
ることができる。したがって、特にコイルばね44が圧
縮されるような出力の高い領域において、ブレーキペダ
ルの踏力変化に対して過敏になっていた出力変化を穏や
かにすることができるので、従来に比較してブレーキフ
ィーリングを良好なものとすることができる。
中、ブレーキ液圧によるブレーキ反力は、出力軸38を
介してリアクションディスク36に伝達され、さらにリ
アクションディスク36からプレートプランジャ35、
反力伝達手段34、弁プランジャ17および入力軸31
を介してブレーキペダルに伝達される。そして上記ブレ
ーキ反力が上記反力伝達手段34のコイルばね40のセ
ット荷重を越えると、図5に示すように、第2リテーナ
43およびプレートプランジャ35に対して第1リテー
ナ42および弁プランジャ17が相対的に前進されるの
で、ブレーキ倍力装置1の出力は、それ以前のサーボ比
よりも大きなサーボ比で上昇するようになる。上記弁プ
ランジャ17が相対的に前進されてプレートプランジャ
35と弁プランジャ17との間隔が小さくなると、やが
て弁プランジャ17に設けた弾性部材46がプレートプ
ランジャ35の突出部35Aに当接して当該弁プランジ
ャ17との間で圧縮されるようになる。ブレーキ倍力装
置の作動中、上記リアクションディスク36はブレーキ
反力によって圧縮されるので、そのゴム特性によりヒス
テリシスが生じるようになるが、本実施例ではブレーキ
反力が大きい領域においてさらに弾性部材46を圧縮さ
せているので、この部分においてもヒステリシスを生じ
させることができる。したがって、弁体20の第1シー
ト部S1を大きく弾性変形させることにより大きなヒス
テリシスが得られることに加えて、さらにブレーキ反力
が大きい領域で弾性部材46によるヒステリシスを加え
ることができる。したがって、特にコイルばね44が圧
縮されるような出力の高い領域において、ブレーキペダ
ルの踏力変化に対して過敏になっていた出力変化を穏や
かにすることができるので、従来に比較してブレーキフ
ィーリングを良好なものとすることができる。
【0015】なお上記実施例では弾性部材46を設けて
いるが、これを省略してもよい。また、第1弁座16の
内径D2に対して適宜バックアッププレート21の外径
D1を設定することによりヒステリシスの大きさを任意
に設定することができるが、バックアッププレート21
の外径D1は第2弁座18の外径D3を下回ってはなら
ない。さらに、上記実施例ではブレーキ倍力装置1の非
作動時に弾性部材46とプレートプランジャ35の突出
部35Aとの間に間隙を設けていたがこれに限定される
ものではなく、初めから弾性部材をプレートプランジャ
に当接させてもよい。
いるが、これを省略してもよい。また、第1弁座16の
内径D2に対して適宜バックアッププレート21の外径
D1を設定することによりヒステリシスの大きさを任意
に設定することができるが、バックアッププレート21
の外径D1は第2弁座18の外径D3を下回ってはなら
ない。さらに、上記実施例ではブレーキ倍力装置1の非
作動時に弾性部材46とプレートプランジャ35の突出
部35Aとの間に間隙を設けていたがこれに限定される
ものではなく、初めから弾性部材をプレートプランジャ
に当接させてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によればヒステリ
シスを大きくすることができるので、特に反力伝達手段
のコイルばねが伸縮する領域においてブレーキペダルの
踏力変化に対して過敏になっていた出力変化を穏やかな
ものにすることができ、したがって良好なブレーキフィ
ーリングを得ることができるという効果が得られる。
シスを大きくすることができるので、特に反力伝達手段
のコイルばねが伸縮する領域においてブレーキペダルの
踏力変化に対して過敏になっていた出力変化を穏やかな
ものにすることができ、したがって良好なブレーキフィ
ーリングを得ることができるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図。
【図3】弁体20の拡大断面図。
【図4】弁体20が第1弁座16に着座したときの状態
を示す拡大断面図。
を示す拡大断面図。
【図5】弾性部材46が圧縮されたときの状態を示す拡
大断面図。
大断面図。
6…バルブボデイ 15…弁機構 16…第1弁座 17…弁プランジ
ャ 17A…突出部 18…第2弁座 20…弁体 20a…着座部 21…バックアッププレート 30…入力軸 34…反力伝達手段 35…プレートプ
ランジャ 36…リアクションディスク 38…出力軸 S1…第1シート部 S2…第2シート
部
ャ 17A…突出部 18…第2弁座 20…弁体 20a…着座部 21…バックアッププレート 30…入力軸 34…反力伝達手段 35…プレートプ
ランジャ 36…リアクションディスク 38…出力軸 S1…第1シート部 S2…第2シート
部
Claims (3)
- 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けたバルブボデ
イと、このバルブボデイに設けた弁機構と、この弁機構
を構成する弁プランジャを進退動させて弁機構の流路を
切換えさせる入力軸と、上記バルブボデイに摺動自在に
設けた出力軸と、この出力軸の基部と弁プランジャとの
間に介在させたリアクションディスクと、このリアクシ
ョンディスクと弁プランジャとの間に介在されてリアク
ションディスクからのブレーキ反力を弁プランジャに伝
達する反力伝達手段とを備え、 上記弁機構は、バルブボデイの内周部に形成した環状の
第1弁座と、この第1弁座の内方側で、上記弁プランジ
ャのリヤ側に形成された環状の第2弁座と、これら両弁
座に着座する弁体と、この弁体に埋設された剛性体から
なるバックアッププレートとを備えたブレーキ倍力装置
において、 上記バックアッププレートの外径を、第1弁座の内径よ
りも小さく、かつ第2弁座の外径よりも大きく設定した
ことを特徴とするブレーキ倍力装置。 - 【請求項2】 上記反力伝達手段は、上記弁プランジャ
側に配置した第1リテーナと、上記リアクションディス
ク側に配置した第2リテーナと、両リテーナが所定距離
以上離隔するのを防止する阻止するストッパと、さらに
上記第1リテーナと第2リテーナとの間に所定のセット
荷重で弾装したばねとを備えることを特徴とする請求項
1に記載のブレーキ倍力装置。 - 【請求項3】 上記リアクションディスクと弁プランジ
ャとの間にプレートプランジャを設け、上記弁プランジ
ャのフロント側に第2リテーナを貫通して突出する突出
部を設けるとともに、上記プレートプランジャのリヤ側
に第2リテーナを貫通して突出する突出部を設け、さら
に少なくとも一方の突出部に弾性部材を設けて、上記ば
ねが圧縮された際に両突出部で弾性部材を挟持してこれ
を圧縮変形させることを特徴とする請求項2に記載のブ
レーキ倍力装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10100591A JPH11278246A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ブレーキ倍力装置 |
| US09/262,467 US6209441B1 (en) | 1998-03-27 | 1999-03-04 | Brake booster |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10100591A JPH11278246A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ブレーキ倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11278246A true JPH11278246A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14278126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10100591A Withdrawn JPH11278246A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ブレーキ倍力装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6209441B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11278246A (ja) |
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| FR2825058B1 (fr) * | 2001-05-25 | 2003-09-19 | Bosch Sist De Frenado Sl | Servomoteur a deux sauts differencies fixe et variable |
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| FR2923201B1 (fr) * | 2007-11-06 | 2012-07-27 | Bosch Gmbh Robert | Palpeur pour servomoteur d'assistance au freinage. |
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| JPH0433181Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1992-08-10 | ||
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| US5121674A (en) | 1991-07-03 | 1992-06-16 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Brake booster |
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| JP3726369B2 (ja) | 1996-08-02 | 2005-12-14 | ボッシュ株式会社 | 倍力装置 |
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