JPH11278285A - 脱落式ステアリングコラム - Google Patents
脱落式ステアリングコラムInfo
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- JPH11278285A JPH11278285A JP10182398A JP10182398A JPH11278285A JP H11278285 A JPH11278285 A JP H11278285A JP 10182398 A JP10182398 A JP 10182398A JP 10182398 A JP10182398 A JP 10182398A JP H11278285 A JPH11278285 A JP H11278285A
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- column
- steering
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- Pending
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Abstract
脱落式ステアリングコラムを提供する。 【解決手段】 ステアリングコラム1には、その上部に
鋼板プレス成型品のコラムブラケット21が固着・一体
化されている。コラムブラケット21は、ステアリング
コラム1の外周面に溶接された断面コ字形状のベース部
23と、ベース部23の上端から折り曲げられた左右一
対のフランジ部25とからなっている。フランジ部25
の端部は、ステアリングコラム1の軸心に沿って延設さ
れると共に、ステアリングコラム1の軸心からの距離が
比較的短く設定されている。一方、車体側部材3の下面
には、左右一対のアルミ合金ダイキャスト成型品あるい
は鉄製品のカプセル31がボルト33により締結されて
おり、これらカプセル31に形成された保持溝35にコ
ラムブラケット21のフランジ部25が嵌入している。
Description
グコラムに係り、詳しくは、製造コストや不良品発生率
の低減等を図る技術に関する。
た場合、ドライバが慣性でステアリングホイールに二次
衝突し、頭部や胸部に深刻な損傷を受けることがある。
近年の乗用車等では、このような事態を未然に防ぐべ
く、衝撃吸収式ステアリングシャフトや脱落式ステアリ
ングコラムが広く採用されている。衝撃吸収式ステアリ
ングシャフトは、ドライバが二次衝突した際にステアリ
ングホイール側のステアリングシャフトがコラプス(短
縮)するもので、ステアリングシャフトをアウタシャフ
トとインナシャフトとに分割すると共に、両シャフトを
セレーション等により摺動可能に結合させている。通
常、アウタシャフトとインナシャフトとの間等には、ス
テアリングシャフトのコラプスに抗する衝撃エネルギ吸
収機構が設けられており、所定値以上の軸方向加重が作
用したときにステアリングシャフトがコラプスし、その
際に衝撃エネルギ吸収機構により衝撃エネルギが吸収さ
れる。
吸収式ステアリングシャフトの円滑な作動を図るべく、
ドライバが二次衝突した際にステアリングコラムがステ
アリングシャフトと共に脱落するものである。脱落式ス
テアリングコラムでは、ステアリングコラムと一体のコ
ラムブラケットがカプセルを介して車体側部材に固着さ
れており、二次衝突時には衝撃荷重によってカプセルか
らコラムブラケットが抜け出す方式が採られている。通
常、コラムブラケットには後方が解放されたU字形状の
切欠きが左右に形成されており、これら切欠きの内側面
にカプセルの外側端に形成された平行あるいはV字断面
の凹溝が外嵌すると共に、コラムブラケットとカプセル
とに形成された貫通孔に樹脂ピンが嵌挿されている。し
たがって、二次衝突時においては、先ず樹脂ピンが破断
した後、凹溝に対して切欠きが前方に摺動・離脱するこ
とにより、コラムブラケット(すなわち、ステアリング
コラム)がカプセル(すなわち、車体側部材)から脱落
する。
式ステアリングコラムには、その構造から製造コストの
低減が難しい他、製造時における不良品の発生率も高く
なる等の問題があった。例えば、コラムブラケットに形
成する切欠きは、カプセル外側端の凹溝が所定の嵌合代
をもって嵌合する都合上、その幅を高い寸法精度で仕上
げる必要があり、幅寸法が過大あるいは過小であった場
合には不良品として廃棄せざるを得ない。また、コラム
ブラケットとカプセルとには、複数個(通常、各4個)
の貫通孔を同位置に穿設した上で、これら貫通孔内に樹
脂ピンを射出成形するため、孔加工(プレス成形やダイ
キャスト成形)に使用する金型が複雑になると共に、組
立ラインに高価な射出成型機を設置する必要がある。更
に、コラムブラケットは、カプセルが嵌合する切欠きを
有するためにその左右幅が大きくなり、ステアリングコ
ラムの支持剛性の低下が避けられず、NVH(ノイズ、
バイブレーション、ハーシュネス)が増大する不具合も
あった。本発明は、上記状況に鑑みなされたもので、製
造コストや不良品発生率の低減等を図った脱落式ステア
リングコラムを提供することを目的とする。
解決するべく、ステアリングコラムに固着され、当該ス
テアリングコラムから左右方向に延設された左右一対の
フランジ部を有するコラムブラケットと、車体側部材に
固着され、前記フランジ部の側端が嵌入する保持溝をそ
の内側面に有する左右一対のカプセルとを備えたことを
特徴とする脱落式ステアリングコラムを提案する。本発
明では、保持溝の溝幅をコラムブラケットの板厚より若
干小さく設定した上で、コラムブラケットのフランジ部
をカプセルの保持溝に圧入し、これにより、コラムブラ
ケットとカプセルとの結合を所定の結合力をもって行わ
せる。
参照して説明する。図1は、ステアリング装置の車室側
部分を示す側面図であり、同図中の符号1は鋼管製のス
テアリングコラムである。ステアリングコラム1は、上
下2箇所で車体側部材3に固着されており、図示しない
軸受によりアッパステアリングシャフト5を回動自在に
支持している。アッパステアリングシャフト5には、そ
の上端にステアリングホイール7が取り付けられる一
方、下端にはユニバーサルジョイント9を介してロアス
テアリングシャフト11が連結されている。図中、13
はステアリングコラム1の上部を覆うコラムカバーであ
り、15は車室とエンジンルームとを区画するダッシュ
ボードである。
テアリングホイール7を回転させると、アッパステアリ
ングシャフト5およびロアステアリングシャフト11を
介して、その回転力が図示しないステアリングギヤに伝
達される。ステアリングギヤ内には、回転入力を直線運
動に変換するラックアンドピニオン機構等が内蔵されて
おり、タイロッド等を介して車輪の舵角が変動して操舵
が行われる。尚、ステアリングギヤには、ラックアンド
ピニオン式の他、ボールスクリュー式やウォームローラ
式等、種々の形式が公知である。
3(図1中のB−B拡大断面図)に示したように、ステ
アリングコラム1には、その上部に鋼板プレス成型品の
コラムブラケット21が固着・一体化されている。コラ
ムブラケット21は、ステアリングコラム1の外周面に
溶接された断面コ字形状のベース部23と、ベース部2
3の上端から折り曲げられた左右一対のフランジ部25
とからなっている。本実施形態の場合、フランジ部25
の端部は、ステアリングコラム1の軸心(コラムセン
タ)Oに沿って延設されると共に、コラムセンタOから
の距離Lが比較的短く設定されている。一方、車体側部
材3の下面には、左右一対のアルミ合金ダイキャスト成
型品あるいは鉄製品等のカプセル31がボルト33によ
り締結されており、これらカプセル31に形成された保
持溝35にコラムブラケット21のフランジ部25が嵌
入している。図中、37はカプセル31に形成されたボ
ルト孔であり、車体側部材3への組み付けの際の調整を
容易にするべく、前後方向に長い長孔とされている。
たように、開口端39が窄まった紡錘形に形成されると
共に、該開口端39の溝幅Wがコラムブラケット21の
フランジ部25の厚みTより小さく設定されている。こ
れにより、保持溝35内にフランジ部25を嵌入させた
場合、カプセル31の素材(アルミ合金や鉄等)の弾性
力及びまたはカプセル31及びフランジ部25の塑性変
形によって、フランジ部25が保持溝35に挟圧・保持
されることになる。
1との組立手順を述べる。本実施形態では、組立作業者
は、油圧装置等の簡単な装置を用いることにより、カプ
セル31をステアリングコラム1の軸方向に沿ってスラ
イドさせながら、コラムブラケット21のフランジ部2
5を保持溝35に圧入させる。そして、その際における
圧入抵抗が過大であった場合、組立作業者は、カプセル
31を所定回数スライドさせることで保持溝35を摩耗
あるいは塑性変形させ、圧入抵抗が規定値内に収まるよ
うにする。このような方法を採れば、開口端39の溝幅
Wを適宜設定することにより、不良品の発生率を大幅に
低減できる。尚、コラムブラケット21の板厚管理やカ
プセル31の寸法管理が十分に行えなくとも、フランジ
部25の保持溝35に対する圧入抵抗が調整できるた
め、安定した性能が得られる。
運転する際において、ドライバはステアリングホイール
7を両手で把持するため、旋回時等にはドライバの体重
の一部がステアリングホイール7に作用する。そのた
め、ステアリングコラム1の支持剛性が低い場合、ステ
アリングホイール7が揺動し、ドライバが不安感を覚え
る。ところが、本実施形態の場合、フランジ部25の端
部のコラムセンタOからの距離Lが比較的短く、かつ、
カプセル31が高剛性のアルミダイキャスト成型品や鉄
製品であるため、ステアリングコラム1の支持剛性が極
めて高くなり、このような不具合が発生し難くなると同
時に、ステアリング系のNVHも低減される。また、コ
ラムブラケット21が比較的小型であるため、素材コス
トやプレス金型費が低減される他、ステアリング系の重
量も軽減される。
アリングホイール7に二次衝突すると、ステアリングコ
ラム1にはアッパステアリングシャフト5を介して大き
な衝撃荷重が作用する。すると、コラムブラケット21
がカプセル31から前方に抜け出し、ステアリングコラ
ム1が車体側部材3から脱落する。このとき、衝撃エネ
ルギは、大部分が衝撃吸収式(コラプシブル型)のアッ
パステアリングシャフト5等により吸収されるが、一部
は保持溝35内をフランジ部25が摺動する際の摩擦抵
抗や塑性変形抵抗によっても吸収され、これにより、ス
テアリング系の衝撃吸収特性が向上した。
本発明の態様は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図5に示したように、ボルト孔に代えてカプセ
ル31の外側端に切欠き41を設けるようにしてもよ
く、この場合にはカプセル31の更なる軽量化が可能と
なる。また、上記実施形態では、鋼板製のコラムブラケ
ットとアルミ合金製のカプセルとを用いるようにした
が、これらを共にアルミ合金製としてもよいし、鋼板製
のコラムブラケットと鋳鉄製や鍛造鋼製のカプセルとを
用いるようしてもよいし、アルミ合金製のコラムブラケ
ットと鋳鉄製や鍛造鋼製のカプセルとを用いるようにし
てもよい。また、コラムブラケットのフランジ部やカプ
セルの保持溝の摺動面に突起や波状部を形成してもよ
く、この場合には衝撃エネルギの吸収特性を変化・向上
させることができる。更に、保持溝を始め、コラムブラ
ケットやカプセルの具体的形状等についても、本発明の
主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
しては、図6に示したように、フランジ部25の前部に
係止部51を形成したものがある。この例では、一次衝
突時にステアリングコラム1を後方に押し出す力が作用
しても、カプセル31の前端に係止部51の後端が当接
・係止されることにより、ステアリングコラム1の突き
上げが防止される。また、カプセル31の変形例として
は、図7に示したように、保持溝35とボルト孔37
(図7中には不図示)とを近接させたものがある。この
例では、フランジ部25の端部とボルト33との距離l
がごく短くなり、ステアリングコラム1の支持剛性が更
に向上する。
テアリング装置に適用したものとして、図8,図9(図
8中のC矢視図)に示したように、コラムブラケット2
1に形成されたU字溝61に係合する平行形カプセル6
3に上記実施形態と同様の保持溝35を形成したもの
や、図10,図11(図10中のD矢視図)に示したよ
うに、コラムブラケット21に形成されたテーパ溝65
に係合するテーパ形カプセル67に上記実施形態と同様
の保持溝35を形成したものがある。これらの例でも、
保持溝35によってコラムブラケット21とカプセル6
3,67との結合力を適宜設定できると共に、樹脂ピン
が不要になるため、従来装置における不具合の大部分が
解消される。
ステアリングコラムによれば、ステアリングコラムに固
着され、当該ステアリングコラムから左右方向に延設さ
れた左右一対のフランジ部を有するコラムブラケット
と、車体側部材に固着され、前記フランジ部の側端が嵌
入する保持溝をその内側面に有する左右一対のカプセル
とを備えるようにしたため、射出成型機が不要となるこ
とも相俟って、製造コストや不良品発生率の大幅な低減
が実現される他、ステアリングコラムの支持剛性の向上
や、ステアリング系の軽量化、ステアリング系における
NVHの低減等を図ることが可能となる。
説明図である。
グ装置の要部斜視図である。
要部縦断面図である。
図である。
平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングコラムに固着され、当該ス
テアリングコラムから左右方向に延設された左右一対の
フランジ部を有するコラムブラケットと、 車体側部材に固着され、前記フランジ部の側端が嵌入す
る保持溝をその内側面に有する左右一対のカプセルとを
備えたことを特徴とする脱落式ステアリングコラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10182398A JPH11278285A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 脱落式ステアリングコラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10182398A JPH11278285A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 脱落式ステアリングコラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11278285A true JPH11278285A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14310844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10182398A Pending JPH11278285A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 脱落式ステアリングコラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11278285A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100351401B1 (ko) * | 2000-06-20 | 2002-09-05 | 주식회사 만도 | 자동차의 스티어링 칼럼튜브용 브래킷 |
| JPWO2003047944A1 (ja) * | 2001-12-03 | 2005-04-14 | 日本精工株式会社 | 車両用ステアリングコラムの支持構造 |
| KR101021928B1 (ko) | 2004-11-10 | 2011-03-18 | 주식회사 만도 | 조향장치의 마운팅 브라켓 충격흡수구조 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10182398A patent/JPH11278285A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100351401B1 (ko) * | 2000-06-20 | 2002-09-05 | 주식회사 만도 | 자동차의 스티어링 칼럼튜브용 브래킷 |
| JPWO2003047944A1 (ja) * | 2001-12-03 | 2005-04-14 | 日本精工株式会社 | 車両用ステアリングコラムの支持構造 |
| KR101021928B1 (ko) | 2004-11-10 | 2011-03-18 | 주식회사 만도 | 조향장치의 마운팅 브라켓 충격흡수구조 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041227 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050404 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050524 |