JPH11279129A - 含フッ素アミノ酸誘導体 - Google Patents
含フッ素アミノ酸誘導体Info
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- JPH11279129A JPH11279129A JP11019137A JP1913799A JPH11279129A JP H11279129 A JPH11279129 A JP H11279129A JP 11019137 A JP11019137 A JP 11019137A JP 1913799 A JP1913799 A JP 1913799A JP H11279129 A JPH11279129 A JP H11279129A
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Abstract
果および予防効果を有するグループ2メタボトロピック
グルタミン酸受容体に作用する含フッ素アミノ酸化合物
を提供すること。 【解決手段】 式 【化1】 [式中、X1は水素原子又はフッ素原子を示し、R1とR
2は同一又は異なって水素原子、又は炭素数1−10の
低級アルキル基を示す。]で表される含フッ素アミノ酸
誘導体、その医薬上許容される塩又はその水和物。
Description
含フッ素アミノ酸誘導体に関し、例えば、精神分裂病、
不安及びその関連疾患、うつ病、二極性障害、てんかん
等の精神医学的障害、さらに、薬物依存症、認知障害、
アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、パーキンソン
病、筋硬直に伴う運動障害、脳虚血、脳不全、脊髄障
害、頭部障害等の神経学的疾患の治療及び予防に有用で
ある新規な含フッ素アミノ酸誘導体に関する。
−ニングが相次ぎ、グルタミン酸受容体には驚異的な数
のサブタイプが存在することが明らかとなった。現在、
グルタミン酸受容体は、受容体がイオンチャネル型構造
を持つ「イオノトロピック型」及び、受容体がG−タン
パク質と共役している「メタボトロピック型」の2つに
大きく分類されている(Science, 258, 597-603, 199
2)。更に、イオノトロピック受容体は薬理学的にN−
メチル−D−アスパラギン酸(NMDA)、α−アミノ
−3−ヒドロキシ−5−メチルイソキサゾ−ル−4−プ
ロピオネ−ト(AMPA)及びカイネ−トの3種類に分
類され(Science, 258, 597-603, 1992)、メタボトロ
ピック受容体はタイプ1〜タイプ8の8種類に分類され
る(J.Neurosci., 13, 1372-1378, 1993; Neuropharmac
ol., 34, 1-26, 1995)。
理学的には3つのグループに分類される。この中で、グ
ループ2(mGluR2/mGluR3)は、アデニル
サイクラーゼと結合し、サイクリックアデノシン1リン
酸(cAMP)のホルスコリン刺激性の蓄積を抑制する
(Trends Pharmacol. Sci., 14, 13(1993))ことから、
グループ2メタボトロピックグルタミン酸受容体に作用
する化合物は急性及び慢性の精神医学的疾患及び神経学
的疾患の治療又は予防に有効なはずである。そして、グ
ループ2メタボトロピックグルタミン酸受容体に作用す
る物質としては、特開平8−188561号公報に(+)-
(1S,2S,5R,6S)−2−アミノビシクロ[3.1.0]ヘキサン−
2,6−ジカルボン酸が開示されている。
高い脂溶性を付与する傾向を有しており、フッ素原子の
導入された化合物は物性を大きく変える。このため、フ
ッ素原子の導入は化合物の吸収性、代謝的安定性及び薬
理作用に大きく影響を及ぼす可能性がある。しかし、フ
ッ素原子の導入は決して容易なことではない。実際に、
特開平8−188561号公報において、(+)-(1S,2S,5
R,6S)−2−アミノビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−
ジカルボン酸へのフッ素原子の導入は全く検討されてい
ない。
した従来技術の現状に鑑み、例えば、精神分裂病、不安
及びその関連疾患、うつ病、二極性障害、てんかん等の
精神医学的障害、並びに、薬物依存症、認知障害、アル
ツハイマー病、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、
筋硬直に伴う運動障害、脳虚血、脳不全、脊髄障害、頭
部障害等の神経学的疾患に治療効果及び予防効果を有す
る薬物であって、特に経口投与でグループ2メタボトロ
ピックグルタミン酸受容体に作用することのできる薬物
を提供することにある。
2S,5R,6S)−2−アミノビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,
6−ジカルボン酸にフッ素原子を導入した含フッ素アミ
ノ酸誘導体について鋭意検討した結果、グループ2メタ
ボトロピックグルタミン酸受容体に経口投与で影響を及
ぼすことのできる新規含フッ素アミノ酸誘導体を見出
し、本発明を完成した。
R2は同一又は異なって水素原子又は炭素数1−10の
アルキル基を示す。]で表される2−アミノ−3−フル
オロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
誘導体、その医薬上許容される塩又はその水和物であ
る。
ル基とは、直鎖状、分岐鎖状又は環状のアルキル基であ
り、直鎖状、分岐鎖状アルキル基としては、例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、1
−エチルプロピル基、へキシル基、イソへキシル基、1
−エチルブチル基、ヘプチル基、イソヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基などを挙げることができ、
また、環状のアルキル基としては、炭素数3−10の環
を含むアルキル基、例えば、シクロプロピル基、シクロ
ブチル基、シクロプロピルメチル基、シクロペンチル
基、シクロブチルメチル基、シクロヘキシル基、シクロ
ペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、シクロヘ
プチル基などを挙げることができる。
としては、例えば、硫酸、塩酸、燐酸などの鉱酸との
塩、酢酸、シュウ酸、乳酸、酒石酸、フマール酸、マレ
イン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸などの
有機酸との塩、トリメチルアミン、メチルアミンなどの
アミンとの塩、又はナトリウムイオン、カリウムイオ
ン、カルシウムイオンなどの金属イオンとの塩などを挙
げることができる。なお、本発明化合物は、各種の溶媒
和物として存在し得るが、医薬としての適用性の面から
は水和物が好ましい。
素原子の場合は、1、2、3、5及び6位に5つの不斉
炭素原子が存在する。従って、X1が水素原子である本
発明化合物は、光学活性体、ラセミ体等の2種のエナン
チオマー混合物及びジアステレオマーの混合物として存
在できる。更に、X1がフッ素原子の場合、1、2、5
及び6位に4つの不斉炭素原子が存在する。従って、X
1がフッ素原子である本発明化合物は、光学活性体、ラ
セミ体等の2種のエナンチオマー混合物及びジアステレ
オマーの混合物として存在できる。
1は水素原子である。さらに、X1が水素原子である場合
には、式[I]に示す化合物は下記の立体化学配置を有
することがより好ましい。
合、本化合物の光学異性体の中で最も好ましい光学活性
体は正の旋光性を有しており、この絶対立体化学配置
は、本化合物の合成前駆体である2−スピロ−5´−ヒ
ダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−
6−カルボン酸 (R)−(+)−1−フェニルエチルアミン
塩のX線単結晶構造解析により、1S,2S,3S,5
R,6Sと決定された。
は両方が水素以外を示す場合、すなわちエステル体はグ
ループ2メタボトロピックグルタミン酸受容体に影響を
及ぼさない。しかし、このエステル体は生体内でカルボ
ン酸に加水分解され、グループ2メタボトロピックグル
タミン酸受容体に影響を及ぼすカルボン酸に変化する。
このように、本発明化合物のエステル体はプロドラッグ
として機能するため、極めて有用である。
各反応式に従って製造することができる。下記の反応式
中、R1、R2、X1は前記と同様であり、R3とR4は同
一又は異なって炭素数1−10の低級アルキル基を示
し、Yは一般的なアミノ基の保護基(PROTECTIVE GROUP
S IN ORGANIC SYNTHESIS,THEODORA W. GREENE and PETE
R G. M.WUTS著 参照)を示す。
出発物質であるケトン体(1)の所定の位置に1又は2
のフッ素原子が導入される。
オマー混合物又はジアステレオマーの混合物であるモノ
フッ化化合物(2)は、対応する光学活性体、ラセミ体等
の2種のエナンチオマー混合物又はジアステレオマーの
混合物であるケトン体(1)を一旦エノールシリルエーテ
ル体又はエノールエステル体とした後、フッ素化試薬と
反応させるか、或いはケトン体(1)に直接、フッ素化試
薬を反応させることによって得ることができる。また、
光学活性体、ラセミ体等の2種のエナンチオマー混合物
又はジアステレオマーの混合物であるジフッ化化合物
(3)は、モノフッ化化合物(2)を一旦エノールシリルエ
ーテル体とした後フッ化試薬と反応させるか、モノフッ
化化合物(2)に直接フッ化試薬と反応させるか、或いは
ケトン体(1)に2当量以上のフッ素化試薬を反応させる
ことによって得ることができる。
は、ケトン体(1)に、例えばテトラヒドロフラン、ジエ
チルエーテルなどのエーテル類、トルエン、ベンゼンな
どの炭化水素類、メタノール、t−ブタノールなどのア
ルコール類、N,N−ジメチルホルムアミド等の不活性
溶媒中、例えばn−ブチルリチウム、s−ブチルリチウ
ムなどのアルキルリチウム類、例えばリチウムビストリ
メチルシリルアミド、カリウムビストリメチルシリルア
ミド、ナトリウムアミドなどの金属アミド類、例えば水
素化ナトリウムなどの水素化金属類、又は、例えばトリ
エチルアミン等のアミン類等の塩基の存在下、例えばク
ロロトリメチルシラン、クロロt−ブチルジメチルシラ
ン等のシリル化剤を反応させることによって行うことが
できる。ここでの反応温度は100℃以下が好ましく、
更に−78℃から室温がより好ましい。
シリル化剤を、例えば無水酢酸等の酸無水物、例えばプ
ロピオニルクロライド等の酸ハライド、又は、例えば酢
酸等のカルボン酸とエトキシカルボニルクロライド等の
アルコキシカルボニルハライドから調製される混合酸無
水物等に代えることにより、エノールシリルエーテル体
の製造と同様に行うことができる。
オロピリジニウムトリフラート、N−フルオロ−N−t
−ブチルベンゼンスルホンアミド、N−フルオロサッカ
リンスルタム、N−フルオロビス(ベンゼンスルホン)
イミド、N−フルオロ−o−ベンゼンスルホンイミドな
どのN−フルオロ型フッ素化剤、フッ素、フッ化水素、
酸性フッ化カリウム(HKF2)等の無機フッ化化合
物、ClO3F、又はCF 3COOF等を使用することが
できる。
様としては、ケトン体(1)に、例えばテトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテルなどのエーテル類、トルエン、ベ
ンゼンなどの炭化水素類、メタノール、t−ブタノール
などのアルコール類、N,N−ジメチルホルムアミド等
の不活性溶媒中、例えばn−ブチルリチウム、s−ブチ
ルリチウムなどのアルキルリチウム類、例えばリチウム
ビストリメチルシリルアミド、ナトリウムアミドなどの
金属アミド類、例えば水素化ナトリウムなどの水素化金
属類、又は、例えばトリエチルアミン等のアミン類等の
塩基の存在下、反応温度を好ましくは100℃以下で、
より好ましくは−78℃から室温で、上記したようなフ
ッ素化試薬を反応させる態様が好ましい。
セミ体等の2種のエナンチオマー混合物又はジアステレ
オマーの混合物であるモノ又はジフッ素化化合物(4)
は、下記式[化6]に示すように、例えば、ストレッカ
ーアミノ酸合成(Strecker Amino Acid Synthesis)(A
nn.,75,27(1850);91,349(1850))、ブッヘラー−ベルグ
ス反応(Bucherer-Bergs Reaction)(J.Prakt.Chem.,1
40,69(1934))又はこれらの変法によって得られたアミ
ノシアニド誘導体又はヒダントイン誘導体等を加水分解
することによって、本発明化合物である対応する光学活
性体、ラセミ体等の2種のエナンチオマー混合物又はジ
アステレオマーの混合物である含フッ素アミノ酸誘導体
(5)とすることができる。
は、例えば、シアン化ナトリウム又はシアン化カリウム
及び炭酸アンモニウムと、例えばエタノールなどのアル
コール類又はアルコール類と水の混合溶媒中、好ましく
は30℃〜50℃で1日〜2日反応することにより、合
成中間体であるヒダントイン誘導体とすることができ
る。前記ヒダントイン誘導体は、続いて、例えば水酸化
ナトリウムなどの塩基、或いは塩酸、硫酸等の酸によっ
て、例えばエタノールなどのアルコール類、ジオキサン
などのエーテル類、アセトンなどのケトン類、又は水な
どの不活性溶媒中加水分解することによって、本発明化
合物である含フッ素アミノ酸誘導体(5)とすることが可
能である。
RS,6SR)−(1)で示されるケトン体に1つのフッ素
原子が導入されたモノフッ化化合物(前出の(2)参
照)のブッヘラー−ベルグス反応によって得られる、
(1SR,5RS,6SR)−(6)で示されるヒダントイン
誘導体は、例えばシリカゲル等を用いたカラムクロマト
グラフィーや再結晶などの一般的な手法によって、(1
SR,2SR,3SR,5RS,6SR)、(1SR,
2SR,3RS,5RS,6SR)、(1SR,2R
S,3SR,5RS,6SR)、(1SR,2RS,3
RS,5RS,6SR)の4つのジアステレオマーに分
離することが出来る。
れぞれ、そのエステル部位を加水分解して(7)で示さ
れるカルボン酸誘導体とした後、例えば塩基性キラル分
割剤を用いた分割等の一般的な分割を行うことによっ
て、(1S,2S,3S,5R,6S)、(1R,2
R,3R,5S,6R)、(1S,2S,3R,5R,
6S)、(1R,2R,3S,5S,6R)、(1S,
2R,3S,5R,6S)、(1R,2S,3R,5
S,6R)、(1S,2R,3R,5R,6S)、(1
R,2S,3S,5S,6R)の8つのエナンチオマー
(8)に分割できる。そして、これらのエナンチオマー
(8)は、そのヒダントイン部位を加水分解によって、
本発明化合物である8つの光学活性な含フッ素アミノ酸
誘導体(9)とすることができる。
えば(+)又は(−)−1−フェニルエチルアミン、(+)又
は(−)−2−アミノ−1−ブタノール、(+)又は(−)−
アラニノール、ブルシン、シンコニジン、シンコニン、
キニン、キニジン、デヒドロアビエチルアミン等の光学
活性なアミン類を使用することができる。
フッ素原子を含有する4つの光学活性な(1S,2S,
5R,6S)、(1R,2R,5S,6R)、(1S,
2R,5R,6S)、(1R,2S,5S,6R)−含
フッ素アミノ酸誘導体(12)は、下記式[化8]に示
すように、(1SR,5RS,6SR)−(1)を出発原料に
して上記の場合と同様にフッ素化、ヒダントイン化、ジ
アステレオマー(10)の分離、エステル部位の加水分
解による誘導体(11)の生成、分割及びヒダントイン
部位の加水分解を行うことによって合成することができ
る。
R,5RS,6SR)−(2)で示されるモノフッ化化合物
は、下記式[化9]に示すように、[化7]と同様の一
般的な手法によるジアステレオマーの分離、エステル部
位の加水分解及び分割を行うことにより、(1S,3
S,5R,6S)、(1R,3R,5S,6R)、(1
S,3R,5R,6S)、(1R,3S,5S,6R)
の4つの光学活性なケトカルボン酸(13)とすること
ができる。
ン酸(13)について直接、或いはそのエステル化後に、
式(5)により示した化合物の合成の場合と同様の操作
を行い、また、更にジアステレオマーの分離を行うこと
によっても、光学活性な本発明化合物である含フッ素ア
ミノ酸誘導体を製造することができる。
に、2つのフッ素原子を有する(1S,5R,6S)、
(1R,5S,6R)の2つの光学活性なケトカルボン
酸(14)は、2つのフッ素原子を有する(1SR,5R
S,6SR)−(3)で示されるケトン体から、[化9]に
おいて式(13)により示した化合物の合成の場合と同
様の操作、すなわち、エステルの加水分解及び分割によ
って得ることができる。
ン酸(14)について直接、或いはエステル化後に、[化
6]において式(5)により示した化合物の合成の場合
と同様の操作を行い、更にジアステレオマーの分離を行
うことによっても光学活性な本発明化合物である含フッ
素アミノ酸誘導体を製造することができる。
うに、式(6)で示される光学活性体、ラセミ体等の2種
のエナンチオマー混合物又はジアステレオマーの混合物
として存在する本発明化合物である含フッ素アミノ酸
は、アミノ基をYで示される保護基で保護した後、R3
−X2又はR4−X2で示されるアルキルハライド、もし
くはR3−OH又はR4−OHで示されるアルコールを用
いて一般的な方法にてエステル化し、アミノ基の保護基
を除去することによって、式(15)で示される本発明化
合物である含フッ素アミノ酸エステルに誘導することが
できる。
アミノ基の脱保護は、PROTECTIVE GROUPS IN ORGANIC S
YNTHESIS,THEODORA W. GREENE and PETER G. M.WUTS著
に示されるような一般的な方法で実施可能である。
酸エステル、又は、式(17)で示されるN−保護含フッ
素アミノ酸エステルの各ジアステレオマーは、例えばシ
リカゲル等を用いたカラムクロマトグラフィーや再結晶
などの一般的な手法によって分離することが出来る。ま
た、式(15)の各ジアステレオマーは、例えば酸性キラ
ル分割剤を用いた分割等の一般的な分割方法によって各
エナンチオマーに分割できる。
又は(−)−ジ−p−トルオルイル酒石酸、(+)又は(−)
−ジベンゾイル酒石酸、(+)又は(−)−酒石酸、(+)又
は(−)−マンデル酸、(+)又は(−)−しょうのう酸、又
は(+)又は(−)−しょうのうスルホン酸等の光学活性な
有機酸類を使用することが可能である。
的に許容される担体、賦形剤又は希釈剤と組み合わされ
て医薬的製剤とされることができる。前記担体、賦形剤
及び希釈剤の例には、水、乳糖、デキストロース、フラ
クトース、ショ糖、ソルビトール、マンニトール、ポリ
エチレングリコール、プロピレングリコール、でんぷ
ん、ガム、ゼラチン、アルギネート、ケイ酸カルシウ
ム、リン酸カルシウム、セルロース、水シロップ、メチ
ルセルロース、ポリビニルピロリドン、アルキルパラヒ
ドロキシベンゾエート、タルク、ステアリン酸マグネシ
ウム、ステアリン酸、グリセリン、ゴマ油、オリーブ
油、大豆油などの各種油が含まれる。
は希釈剤、そして、必要に応じて一般に使用される増量
剤、結合剤、崩壊剤、pH調整剤、溶解剤などの添加剤
が混合された上で、常用の製剤技術によって錠剤、丸
剤、カプセル剤、顆粒剤、粉剤、液剤、乳剤、懸濁剤、
軟膏剤、注射剤、皮膚貼付剤などの経口又は非経口用医
薬、特にグループ2メタボトロピックグルタミン酸受容
体作用薬として調製されることができる。本発明の化合
物は成人患者に対して0.01〜500mgを1日1回
又は数回に分けて経口又は非経口で投与することが可能
であるが、使用の容易性及び薬効の点からみて経口投与
することが好ましい。なお、この投与量は治療対象とな
る疾病の種類、患者の年齢、体重、症状などにより適宜
増減することが可能である。
的に説明する。ただし、それによって本発明をこれらの
例のみに限定するものでないことは云うまでもない。
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート、及び
(1SR,3SR,5RS,6SR)エチル 3−フルオロ−2−オキソビ
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレートの合成
9ml(1.54Mヘキサン溶液)と1,1,1,3,3,3−ヘキ
サメチルジシラザン7.50gから調製したリチウムビ
ストリメチルシリルアミドのテトラヒドロフラン150
ml中に、−75℃でテトラヒドロフラン150mlに
溶解した(1SR,5RS,6SR)エチル 2−オキソビシクロ[3.
1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート6.60gを滴下
した。この温度で1時間撹拌した後、クロロトリメチル
シラン7.5mlを加え、室温で1時間撹拌した。反応
溶液を減圧下濃縮後、残渣に無水ヘキサンを加え、生じ
た無機塩を濾別し、濃縮した。
−フルオロベンゼンスルホンイミド15.00gを加
え、室温で16.5時間撹拌した。反応溶液を水で2回
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、乾燥剤を濾別
後、減圧下、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(シ
リカゲル:ワコウゲル(和光純薬製)、展開溶媒:ヘキサ
ン−塩化メチレン−酢酸エチル=60:4:1)で精製
し、(1SR,3RS,5RS,6SR)エチル 3−フルオロ−2−オ
キソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート
と(1SR,3SR,5RS,6SR)エチル 3−フルオロ−2−オキ
ソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレートの
混合物を4.30g得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(CDCl3)δ(ppm);1.28(3Hx3/4,t,J=7.2Hz),
1.29(3Hx1/4,t,J=7.2Hz),2.11-2.79(5H,m),4.18(2H,q,J
=7.2Hz),4.51(1Hx1/4,dd,J=51Hz,8.1Hz),4.58(1Hx3/4,d
t,J=51Hz,8.1Hz) MS(FAB)(Pos)m/e;187(M++1)
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート、及び
(1SR,3SR,5RS,6SR)エチル 3−フルオロ−2−オキソビ
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレートの合成
ml(1.54Mヘキサン溶液)と1,1,1,3,3,3−ヘキサ
メチルジシラザン0.38gから調製したリチウムビス
トリメチルシリルアミドのテトラヒドロフラン6ml中
に、−75℃でテトラヒドロフラン6mlに溶解した(1
SR,5RS,6SR)エチル 2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボキシレート0.20gを滴下した。この
温度で45分間撹拌した後、N−フルオロベンゼンスル
ホンイミド0.75gを加え、室温で2時間撹拌した。
反応溶液を水で2回洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、乾燥剤を濾別後、減圧下、濃縮した。残渣をクロマ
トグラフィー(シリカゲル:ワコウゲル(和光純薬製)、
展開溶媒:ヘキサン−塩化メチレン−酢酸エチル=6
0:4:1)で精製し、(1SR,3RS,5RS,6SR)エチル 3
−フルオロ−2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6
−カルボキシレートと(1SR,3SR,5RS,6SR)エチル 3−フ
ルオロ−2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カ
ルボキシレートの混合物を0.08g得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(CDCl3)δ(ppm);1.28(3Hx3/4,t,J=7.2Hz),
1.29(3Hx1/4,t,J=7.2Hz),2.11-2.79(5H,m),4.18(2H,q,J
=7.2Hz),4.51(1Hx1/4,dd,J=51Hz,8.1Hz),4.58(1Hx3/4,d
t,J=51Hz,8.1Hz) MS(FAB)(Pos)m/e;187(M++1)
ヘキサン−6−カルボキシレートの合成
9ml(1.54Mヘキサン溶液)と1,1,1,3,3,3−ヘキ
サメチルジシラザン7.50gから調製したリチウムビ
ストリメチルシリルアミドのテトラヒドロフラン150
ml中に、−75°Cでテトラヒドロフラン150ml
に溶解した(1SR,5RS,6SR)エチル 2−オキソビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート6.60gを滴
下した。この温度で1時間撹拌した後、クロロトリメチ
ルシラン7.5mlを加え、室温で1時間撹拌した。反
応溶液を減圧下濃縮後、残渣に無水ヘキサンを加え、生
じた無機塩を濾別し、濃縮した。残渣を塩化メチレン6
6mlに溶解し、N−フルオロベンゼンスルホンイミド
15.00gを加え、室温で16.5時間撹拌した。反応
溶液を水で2回洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
乾燥剤を濾別後、減圧下、濃縮した。残渣をクロマトグ
ラフィー(シリカゲル:ワコウゲル(和光純薬製)、展開
溶媒:ヘキサン−塩化メチレン−酢酸エチル=60:
4:1)で精製し、(1SR,5RS,6SR)エチル 3,3−ジフル
オロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート
を0.02g得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(CDCl3)δ(ppm);1.30(3H,t,J=7.1Hz),2.42
-2.80(5H,m),4.20(2H,q,J=7.1Hz) MS(Ion Spray)(Nega)m/e;203(M+−1)
ヘキサン−6−カルボキシレートの合成
ml(1.54Mヘキサン溶液)と1,1,1,3,3,3−ヘキサ
メチルジシラザン1.40gから調製したリチウムビス
トリメチルシリルアミドのテトラヒドロフラン26ml
中に、−75℃でテトラヒドロフラン6.5mlに溶解
した実施例1で合成した化合物1.3gを滴下した。こ
の温度で1時間撹拌した後、クロロトリメチルシラン
1.3mlを加え、室温で1時間撹拌した。反応溶液を
減圧下濃縮後、残渣に無水ヘキサンを加え、生じた無機
塩を濾別し、濃縮した。
−フルオロベンゼンスルホンイミド3.30gを加え、
室温で5時間撹拌した。反応溶液を水で2回洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、乾燥剤を濾別後、減圧下、
濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル:ワ
コウゲル(和光純薬製)、展開溶媒:ヘキサン−塩化メチ
レン−酢酸エチル=60:4:1)で精製し、(1SR,5R
S,6SR)エチル 3,3−ジフルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボキシレートを0.34g得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(CDCl3)δ(ppm);1.30(3H,t,J=7.1Hz),2.42
-2.80(5H,m),4.20(2H,q,J=7.1Hz) MS(Ion Spray)(Nega)m/e;203(M+−1)
ントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6
−カルボキシレート、(1SR,2SR,3RS,5RS,6SR)エチル
2−スピロ−5´−ヒダントイン−3−フルオロビシク
ロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート、及び(1SR,
2RS,3RS,5RS,6SR)エチル 2−スピロ−5´−ヒダント
イン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カ
ルボキシレートの合成
2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシ
レートと(1SR,3SR,5RS,6SR)エチル 3−フルオロ−2−
オキソビロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシ
レートの混合物4.84gを、水26mlとエタノール
38mlの混合溶液に溶解し、炭酸アンモニウム6.2
5gとシアン化カリウム1.86gを加え35°Cで3
7時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却後水31m
lを加え、更に氷冷下2.5時間撹拌し生じた結晶を濾
取し、2.10gの第1結晶を得た。濾液に氷冷下濃塩
酸を加えpHを1.0に調整し、生成した結晶を濾取
し、2.00gの第2結晶を得た。
ル:ワコウゲル(和光純薬製)、展開溶媒:クロロホルム
−メタノール=100:1)に付し、低極性ジアステレ
オマーを0.61gと極性ジアステレオマーA(極性ジ
アステレオマーBを約25%を含む、極性ジアステレオ
マーAと極性ジアステレオマーBのRf値は同じ)0.
55gに分離した。
エタノール=1:1の混合溶液より再結晶し、(1SR,2S
R,3SR,5RS,6SR)エチル 2−スピロ−5´−ヒダントイ
ン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カル
ボキシレートを0.52gを得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(DMSO-d6)δ(ppm);1.19(3H,t,J=7.0Hz),1.
95-2.46(5H,m),4.06(2H,q,J=7.0Hz),4.81(1H,dd,J=52H
z,5.1Hz),8.44(1H,s),10.91(1H,s) MS(EI)m/e;256(M+)
gを水−エタノール=1:1の混合溶液より再結晶し、
(1SR,2SR,3RS,5RS,6SR)エチル 2−スピロ−5´−ヒダ
ントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6
−カルボキシレート0.37gを得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(DMSO-d6)δ(ppm);1.18(3H,t,J=7.1Hz),1.
85-2.43(5H,m),4.05(2H,q,J=7.1Hz),4.70(1H,dt,J=52H
z,8.0Hz),8.21(1H,s),10.83(1H,s) MS(EI)m/e;256(M+)
物を濾別後濾液を減圧下濃縮し、残渣を水−エタノール
=1:1で2回再結晶した。この2回の再結晶濾液を減
圧下濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル:
ワコウゲル(和光純薬製)、展開溶媒:クロロホルム−メ
タノール=100:1)に付し前記低極性ジアステレオ
マーを完全に除去した。得られた極性ジアステレオマー
B(極性ジアステレオマーAを約10%を含む)の結晶
0.25gを水−エタノール=1:1で再結晶を行
い、、(1SR,2RS,3RS,5RS,6SR)エチル 2−スピロ−5´
−ヒダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボキシレートを0.18g得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(DMSO-d6)δ(ppm);1.18(3H,t,J=7.1Hz),1.
81-2.17(4H,m),2.36(1H,dd,J=13Hz,7.2Hz),3.95-4.11(2
H,m),4.90(1H,ddd,J=51Hz,8.9Hz,7.2Hz),8.54(1H,s),1
0.87(1H,s) MS(EI)m/e;256(M+)
成した。(1SR,2SR,5RS,6SR)エチル 2−スピロ−5´−
ヒダントイン−3,3−ジフルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボキシレート
トルデータを示す。1 H−NMR(DMSO-d6)δ(ppm);1.19(3H,t,J=7.0Hz),1.
85-1.89(1H,m),2.00-2.08(1H,m),2.15-2.27(1H,m),2.33
-2.50(1H,m),2.55-2.86(1H,m),4.07(2H,q,J=7.0Hz),8.4
9(1H,m) MS(EI)m/e;274(M+)
シクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸の合成
−5´−ヒダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]
ヘキサン−6−カルボキシレート300mgを3M水酸
化ナトリウム水溶液2.5mlに溶解し、16時間加熱
還流した。反応溶液を室温まで冷却後、ガラスフィルタ
ーで濾過し、濾液を濃塩酸でpH3にした後、イオン交
換クロマトグラフィー(AG1−X8 陰イオン交換樹
脂(Bio−Rad)、展開溶媒:0.1M酢酸〜3M酢
酸)で精製し、(1SR,2SR,3RS,5RS,6SR)−2−アミノ−
3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカル
ボン酸を51mg得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(TFA-d)δ(ppm);2.23-2.24(1H,m),2.56-2.
96(4H,m),5.15(1H,dt,J=52Hz,7.5Hz) MS(CI)m/e;204(M++1)
成した。(1SR,2SR,5RS,6SR)−2−アミノ−3,3−ジフル
オロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
トルデータを示す。1 H−NMR(TFA-d)δ(ppm);2.46(1H,brs),2.63-2.90
(3H,m),3.01-3.12(1H,m) MS(CI)m/e;222(M++1)
シクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸の合成
−5´−ヒダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]
ヘキサン−6−カルボキシレート100mgを60%硫
酸水溶液1.5mlに溶解し、140℃で12時間加熱
した。反応溶液を室温まで冷却後、5M水酸化ナトリウ
ム水溶液でpH8にした後、イオン交換クロマトグラフ
ィー(AG1−X8 陰イオン交換樹脂(Bio−Ra
d)、展開溶媒:0.1M酢酸〜2M酢酸)で精製し、
(1SR,2SR,3SR,5RS,6SR)−2−アミノ−3−フルオロビ
シクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸を20mg
得た。
ペクトルデータを示す。1 H−NMR(TFA-d)δ(ppm);2.49(1H,brs),2.59-3.06
(4H,m),5.40(1H,dd,J=52Hz,5.3Hz) MS(CI)m/e;204(M++1)
成した。(1SR,2RS,3RS,5RS,6SR)−2−アミノ−3−フ
ルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
トルデータを示す。1 H−NMR(TFA-d)δ(ppm);2.33(1H,brs),2.54-2.89
(4H,m),5.42-5,59(1H,m) MS(CI)m/e;204(M++1)
[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸の合成
スピロ−5´−ヒダントイン−3−フルオロビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボキシレート2.20gと2
M水酸化ナトリウム17mlの混合物を室温で撹拌し
た。2時間後、濃塩酸を加えpHを1.0に調整した。
生成した結晶を濾過により単離し、乾燥して(1SR,2SR,3
SR,5RS,6SR)2−スピロ−5´−ヒダントイン−3−フ
ルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸を1.
81g得た。
トルデータを示す。1 H−NMR(DMSO-d6)δ(ppm);1.85-2.44(5H,m),4.80
(1H,dd,J=52Hz,5.3Hz),8.44(1H,s),10.88(1H,s),12.30
(1H,brs) MS(FAB)(Nega)m/e;227(M+−1)
−5´−ヒダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]
ヘキサン−6−カルボン酸1.80gをアセトン:水=
8:5の混合溶液26ml中55℃で撹拌し、(R)−
(+)−1−フェニルエチルアミン0.96gを加えた後、
室温で15時間 撹拌した。生成した結晶を濾過し、(R)
−(+)1−フェニルエチルアミン塩1.30gを得た。な
お、濾液は実施例9において使用した。
濁し、1M塩酸を用いてpHを1.0に調整し、室温で
14時間撹拌した。生成した結晶を濾過により単離し(1
S,2S,3S,5R,6S)2−スピロ−5´−ヒダントイン−3−
フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸0.
65gを得た。更に濾液はイオン交換クロマトグラフィ
ー(AG50W−X8 陽イオン交換樹脂(Bio−R
ad)、展開溶媒:1M酢酸)で精製し、(1S,2S,3S,5R,
6S)2−スピロ−5´−ヒダントイン−3−フルオロビ
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸を0.06g得
た。この化合物の比旋光度は以下のとおりであった。22 [α]D=+36.84(c=0.20,MeOH)
−ヒダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸0.60gを60%硫酸水溶液10
mlに溶解し、140℃で2日間撹拌した。反応溶液を
室温まで冷却後、5M水酸化ナトリウム水溶液でpH8
にした後、イオン交換クロマトグラフィー(AG1−X
8 陰イオン交換樹脂(Bio−Rad)、展開溶媒:
0.1M酢酸〜2M酢酸)で精製し、(1S,2S,3S,5R,6S)
−2−アミノ−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン
−2,6−ジカルボン酸を0.34g得た。この化合物の比
旋光度は以下のとおりであった。22 [α]D=+58.61(c=0.20,1N HCl)
[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸の合成
した。得られた結晶1.3gと水17mlの混合物を1
M塩酸を用いてpHを1.0に調整し、室温で撹拌し
た。4時間後、生成した結晶を濾取し0.81gの結晶
を得た。濾液はイオン交換クロマトグラフィー(AG5
0W−X8 陽イオン交換樹脂(Bio−Rad)、展開
溶媒:1M酢酸)で精製し、0.08gの結晶を得た。
g)、アセトン:水=8:5の混合溶液13mlを加え、
55℃で撹拌した。この溶液に(S)−(−)−1−フェニ
ルエチルアミン0.47gを加えた後、室温で15時間
撹拌した。生成した結晶を濾過し、(R)−(−)−1−フ
ェニルエチルアミン塩を1.10g得た。
を用いてフリー体とし、(1R,2R,3R,5S,6R)2−スピロ−
5´−ヒダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘ
キサン−6−カルボン酸0.58gを得た。濾液をイオ
ン交換クロマトグラフィー(AG50W−X8 陽イオ
ン交換樹脂(Bio−Rad)、展開溶媒:1M酢酸)で
精製し、(1R,2R,3R,5S,6R)2−スピロ−5´−ヒダント
イン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カ
ルボン酸を0.07g得た。この化合物の比旋光度は以
下のとおりであった。22 [α]D=−37.52(c=0.20,MeOH)
ヒダントイン−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサン
−6−カルボン酸0.58gを実施例8の(3)と同様に
反応し、(1R,2R,3R,5S,6R)−2−アミノ−3−フルオロ
ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸0.37
gを得た。この化合物の比旋光度は以下のとおりであっ
た。22 [α]D=−59.36(c=0.20,1N HCl)
効果) 代謝型グルタメ−ト受容体 mGluR2安定発現CH
O細胞を、10%透析馬胎児血清含有ダルベッコ改変イ
−グル培地[1%Proline 50units/ml,Penicillin 50μ
g/ml,Streptomycin 2mM,L-glutamine(用時添加)]を
用いて1.26×104cells/well/0.32cm2/150μlの割
合で96穴プレ−トに播種し、37℃、5%CO2下で
2日間培養を行った。その後、L-Glutamine free培地に
交換し、4時間後に上清を吸引除去し、150μlのP
BS(+)−IBMX(10mM PBS(-),1mM MgCl2,1mM CaC
l2,1mM IBMX)を添加して、20分間、37℃、5%CO
2存在下でインキュベ−ションを行った。再び上清を吸
引除去し、60μlの10−5M Forskolin、10−1
0〜10−4Mの表1に示す被検体を含有したPBS
(+)−IBMXを添加して15分間、37℃で5%CO
2存在下インキュベ−ションを行い、Forskolin刺激cA
MP蓄積量に対するアゴニストの抑制効果の検討を行っ
た[コントロ−ルは、Forskolinと化合物無添加の条件
とした。(Tanabe et al,Neuron,8,169-179(199
2))]。100μlの氷冷エタノールを添加して反応停
止し、上清を別のプレ−トに全量回収した後、エバポレ
ーターで常温乾固し、−20℃で保存した。乾固したサ
ンプルは、cAMP EIA kit(アマシャム社)を用いて
cAMP量を定量した。各cAMP量からコントロ−ル
の値を差し引いた。10−5MのForskolinで刺激を行
ったときのcAMP蓄積を50%抑制する被検薬の濃度
ED50値を求めた。結果を表1に示す。
過多に及ぼす効果) 雄性ICR系マウス(体重23−32g、日本チャール
スリバー)を1群11〜12匹用いた。マウスは塩化ビ
ニール製円筒透明測定ケージ(直径30cm、高さ30
cm)に入れ90分間環境順化させた。
投与し、その30分後にメタンフェタミンを1mg/k
g腹腔内投与した。その15分後に自動活動量測定装置
(SCANET/SV−10、東洋産業株式会社)を用
いてマウスの30分間の運動量をカウント数により測定
した。前記各化合物は0.3%tween80−生理食塩水を溶
媒として、これに懸濁して使用した。
ウント数と、表2に示す各化合物を所定の用量づつ投与
したマウス群のカウント数より抑制率を求め、ED50値
を算出した。結果を表2に示す。なお、統計処理は分散
分析(ANOVA)後、ダンネット検定によって行っ
た。
Y354740は0.01mg/kg経口投与群を除
き、用量依存的にメタンフェタミン運動過多を抑制[F
(4,54)=3.242,P<0.05]するが、ED50値
は0.87mg/kgであった。一方、本発明化合物で
あるComp.1についても同様な作用が認められ[F
(3,43)=3.306,P<0.05]たが、本発明化合
物のED50値は0.05mg/kgであり、LY354
740の17.4倍のメタンフェタミン運動過多抑制効
果を有していた。
として有用であり、特にメタボトロピックなグルタミン
酸受容体の作動薬として有用である。したがって、本発
明は、例えば精神分裂病、不安及びその関連疾患、うつ
病、二極性障害、てんかん等の精神医学的障害、例えば
薬物依存症、認知障害、アルツハイマー病、ハンチント
ン舞踏病、パーキンソン病、筋硬直に伴う運動障害、脳
虚血、脳不全、脊髄障害、頭部障害等の神経学的疾患の
治療及び予防に使用することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 式 【化1】 [式中、X1は水素原子又はフッ素原子を示し、R1及び
R2は同一又は異なって水素原子又は炭素原子数1−1
0のアルキル基を示す。]で表される含フッ素アミノ酸
誘導体、その医薬上許容される塩又はその水和物。 - 【請求項2】 式 【化2】 [式中、R1及びR2は同一又は異なって水素原子又は炭
素原子数1−10のアルキル基を示す。]で表される相
対的立体化学配置を有する含フッ素アミノ酸誘導体、そ
の医薬上許容される塩又はその水和物。 - 【請求項3】 (1S,2S,3S,5R,6S)−2
−アミノ−3−フルオロビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−2,6−ジカルボン酸、その医薬上許容される塩又
はその水和物。 - 【請求項4】 1つ又はそれ以上の医薬的に許容される
担体、賦形剤又は希釈剤と組み合わされた請求項1〜3
のいずれかに記載の化合物を含有してなる医薬的製剤。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の化合物
を有効成分とする医薬。 - 【請求項6】 グループ2メタボトロピックグルタミン
酸受容体作用薬である請求項5に記載の医薬。
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| JP1544498 | 1998-01-28 | ||
| JP01913799A JP4171549B2 (ja) | 1998-01-28 | 1999-01-27 | 含フッ素アミノ酸誘導体 |
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| JP (1) | JP4171549B2 (ja) |
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