JPH11279667A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents

焼結鉱の製造方法

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JPH11279667A
JPH11279667A JP8477898A JP8477898A JPH11279667A JP H11279667 A JPH11279667 A JP H11279667A JP 8477898 A JP8477898 A JP 8477898A JP 8477898 A JP8477898 A JP 8477898A JP H11279667 A JPH11279667 A JP H11279667A
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JP
Japan
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sintering
coke
raw material
material layer
upper layer
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Pending
Application number
JP8477898A
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English (en)
Inventor
Kenji Takihira
憲治 滝平
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼結原料層の上層部の焼結強度をアップし、
焼結鉱の歩留り向上を図る 【解決手段】 パレット2上に装入された焼結原料層5
に、焼結鉱冷却機14の排出熱ガスを回収し、熱風配管17
を介して点火炉10の上流側に配置した予熱フード18に供
給し、焼結原料層5の上層部32を熱風で予熱すると共
に、熱風配管17内を流れる熱排ガス中に乾燥した粉粒状
のコークス24と溶剤25を供給して予熱フード18に圧送
し、焼結原料層5の上層部32にコークス24、溶剤を添加
して点火炉10で点火、焼結させる。上層部32のコークス
24は、上層部32を焼結するに必要な熱源となり、外気の
吸引に起因する上層部32の温度降下が抑制される。ま
た、上層部の溶剤25は溶融して原料焼結体を結合するバ
インダの役目をなし、上層部の強度をアップし、焼結鉱
の歩留り向上が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレット上に装入
された焼結原料層に、点火炉の上流側位置でコークスお
よび/または溶剤を添加し、前記点火炉により焼結原料
層の表面に点火して焼結する焼結鉱の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ドワイトロイド式焼結機では、図3に示
すように床敷ホッパ1から床敷鉱をパレット2上に装入
し、次に、給鉱ホッパ3から予め5〜8%の水分と燃料
用のコークスを添加して造粒処理した粉鉱石と石灰石等
の副原料を配合した焼結原料が切り出され、低速で矢印
方向にエンドレスに移動するパレット2上にスローピン
グシュート4を介して連続的に供給され、一定層厚の焼
結原料層5が形成される。パレット2上の焼結原料層5
は、パレット幅方向に配列した複数の燃焼用バーナを備
えた点火炉10により表面に点火され、パレット2の移動
に伴って表面から下向きに通過する空気によって焼結反
応を下方へ移行させる。焼結原料層5を通過した排ガス
は、パレット2の下方に配置した多数の固定フード6か
ら排ガスダクト7を介して電気集塵機8に導かれて集塵
され、主排風機9に吸引された後、煙突11から排出され
る。
【0003】パレット2上の焼結原料層5は、焼結機排
出部に達する間に全層にわたって焼結反応を終了し、ケ
ーキ状の焼結鉱12はクラッシャ13により破砕される。破
砕された焼結鉱12は、焼結鉱冷却機14に供給され、冷却
用送風機15から供給される常温空気との熱交換により冷
却される。ところで、ドワイトロイド式焼結機の場合、
下方吸引式となっているため、パレット2上に装入され
た焼結原料層5は、上部から下部に向かう吸引通風で、
原料中に混合してあるコークスを燃焼させて焼結され
る。上層部は冷風吸引で焼結が進行するため熱不足にな
りやすく十分温度が上昇せず、滓化量が不足して鉱石同
士の結合が進まない。また、上層部は下層部に較べて充
填密度も小さくなっている。一方、下層部において吸引
空気は原料層内で予熱、昇温されているため熱過剰とな
る。その結果、焼結鉱12の上層部は脆弱となり、焼結鉱
の強度が低下し、歩留りも悪くなるという問題点があ
る。
【0004】焼結鉱の上層部が脆弱となることで、強度
が低下し、歩留が悪化するのを回避する従来技術とし
て、上層部へのコークス添加量を他の部分より増やして
やり、十分な焼結温度を得る方法が知られている。この
時、上層部のコークス添加量を増やすため、特開昭57-1
69025 公報には、焼結機上に焼結原料の給鉱装置を2台
設置し、最初の給鉱装置でパレット上のある高さまで原
料を装入した後、上層部用にコークスを多めに配合した
原料を2台目の給鉱装置で装入する方法が開示されてい
る。
【0005】また、特開平6-192752号公報に示すよう
に、点火炉の直後にフードを設け、その中へ滓化促進剤
である溶剤をブロワーで空気輸送し、焼結原料層の上層
部に吹き込むことにより、上層部での滓化量を増やす方
法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭57-169025
公報に示すような方法では、原料を別々に配合、造粒す
るために原料搬送系統および造粒用ミキサーが2系列必
要な上に、焼結機上に2台の給鉱装置を設置する必要が
あり、新たにこれらの設備を設置する場合には、歩留り
改善メリット以上の大きな投資が必要になるという問題
があった。一方、上記特開平6-192752号公報に示すよう
な方法では、焼結原料層の上層部に滓化促進剤である溶
剤を吹き込むため、新たにフードを設置する必要があり
設備費が嵩むと共に、点火炉の直後にフードを設置する
ため、点火炉で表面に点火した着火状態を確認しにくい
という欠点があった。
【0007】本発明は、前記従来技術における問題点、
欠点を解決するため、簡単な設備改造により、焼結原料
層の上層部の強度をアップし、焼結鉱の歩留り向上を図
ることができる焼結鉱の製造方法を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する請求
項1記載の本発明は、焼結機のパレット上に装入された
焼結原料層に、点火炉の上流側位置でコークスおよび/
または溶材を気送により添加し、前記点火炉により焼結
原料層の表面に点火して焼結する焼結鉱の製造方法にお
いて、焼結鉱冷却機の排出熱ガスまたは焼結機の排出熱
ガスを熱風配管を介して点火炉の上流側に配置した予熱
フードに供給し、前記焼結原料層の上層部を熱風により
予熱すると共に、前記熱風配管内を流れる熱排ガス中に
乾燥した粉粒状のコークスおよび/または溶剤を供給し
て予熱フードに圧送し、上記焼結原料層の上層部にコー
クスおよび/または溶剤を添加して焼結することを特徴
とする焼結鉱の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、床敷ホッパ1
から床敷鉱、次に、給鉱ホッパ3から焼結原料をパレッ
ト2上に装入し、一定層厚の焼結原料層5を形成する。
パレット2上の焼結原料層5は、その上層部が予熱フー
ド18に圧送される熱風により乾燥・予熱され、引き続き
点火炉10により表面に点火され、パレット2の移動に伴
って表面から下向きに通過する空気によって焼結反応を
下方へ移行させる。焼結原料層5を通過した排ガスは、
パレット2の下方に配置した多数の固定フード6から排
ガスダクト7を介して電気集塵機8に導かれて集塵さ
れ、主排風機9に吸引された後、煙突11から排出され
る。
【0010】本発明では、受入れホッパ19に貯蔵した粉
粒状のコークスおよび/または溶剤(粉状の鉄鉱石、生
石灰、石灰石、製鉄所で発生したスケールや発生ダスト
等の低融点材)を乾燥炉21に供給すると共に、焼結鉱冷
却機14の熱排ガスを熱風ブロア16を介して乾燥炉21に導
いて乾燥する。このとき、焼結鉱冷却機14の熱排ガスの
代わりに、焼結機の焼結鉱排出側に位置する固定フード
6の熱排ガス(この部分の温度は400 〜500 ℃と高い)
を熱風管17に導くようにしてもよい。次に、乾燥したコ
ークスまたは溶剤を圧送タンク22に供給すると共に、圧
送タンク22に圧縮空気を導いて昇圧しキャリア空気と共
に熱風配管17に供給して、焼結鉱冷却機14の熱排ガス
(熱風)と一緒に予熱フード18に圧送する。予熱フード
18から圧送される熱風により、パレット2上に装入され
た焼結原料層5の上層部を予熱すると同時にコークスお
よび/または溶剤を添加する。これにより焼結原料層5
の上層部はコークスや溶剤の割合が高くなり、上下層焼
結のバランスがよくなり焼結鉱の歩留りが向上する。
【0011】ここで、図2に従ってより詳細な実施態様
について説明する。一方の受入ホッパ19A に貯蔵した粉
状のコークス24および他方の受入ホッパ19B に貯蔵した
粉状の溶剤25を、それぞれのシュート26A 、26B を介し
てロータリ式の乾燥炉20A 、20B の入口に供給する。焼
結鉱冷却機14の排出熱ガスを熱風ブロア16の下流側で熱
風配管17から分岐させた乾燥配管27を経由して各乾燥炉
20A、20B 内に導き、炉内のコークス24および溶剤25を
それぞれ乾燥して水分を除去する。乾燥炉20A 、20B で
乾燥されたコークス24および溶剤25は、それぞれ中間タ
ンク21A 、21B に装入・貯蔵される。
【0012】中間タンク21A 、21B を密閉した状態とす
る一方、圧縮空気配管28を介して中間タンク21A 、21B
に圧縮空気を供給して加圧する。なお、圧縮空気配管28
は途中で熱風管29内をジグザグに通過することにより焼
結鉱冷却機14の排出熱ガスを用いて加熱される。次に、
中間タンク21A 、21B および圧送タンク22A 、22B を連
結する供給管の途中に配設した開閉弁を30を開き、すで
に圧縮空気配管28を介する圧縮空気により加圧状態にな
っている圧送タンク22A 、22B 内にそれぞれコークス24
および溶剤25を装入する。
【0013】焼結原料層5の上層部32にコークス24のみ
を添加する場合には、圧送タンク22A の下方に設けた開
閉弁31を開き、圧送タンク22A 内のコークス24を熱風配
管17に圧送し、熱風配管17内を流れる熱風と共に予熱フ
ード18に導き、焼結原料層5の上層部32に熱風を吹き付
けながらコークス24を添加する。コークス24が添加され
る焼結原料層5の表面は、点火炉10に入り、上層部が乾
燥・予熱されているため効率よく点火される。点火炉10
によって点火された後、焼結原料層5は下方に設置され
た固定フード6によって外気を下方に吸引しながら焼結
される。そのため、添加されたコークスは、吸引流に乗
って内部まで移動し、上層部32の焼結に必要な熱源とな
り、外気の吸引に起因する上層部32の温度降下が抑制さ
れる。
【0014】また、焼結原料層5の上層部32に溶剤25の
みを添加する場合には、圧送タンク22B の下方に設けた
開閉弁31を開き、圧送タンク22B 内の溶剤25を熱風配管
17に圧送し、熱風配管17内を流れる熱風と共に予熱フー
ド18に導き、焼結原料層5の上層部32に熱風を吹き付け
ながら溶剤25を添加する。溶剤25が添加される焼結原料
層5の表面は、点火炉10によって点火された後、下方に
設置された固定フード6によって外気を下方に吸引しな
がら焼結される。そのため、添加された溶剤25は、吸引
流に乗って内部まで到達し、上層部32の焼結中に溶剤25
は溶融して原料焼結体を結合するバインダの役目をな
し、強度の大きい焼結鉱が製造され、歩留りが向上す
る。
【0015】ここで、溶剤25は融点を低下させて焼結体
を形成する際のバインダとなるものであり、その材料は
Fe2O3 源として鉄鉱石粉、スケール粉、ダスト類であ
る。また、CaO 源としては石灰石粉、生石灰粉、消石灰
粉等があり、SiO2源としては珪石、海砂、川砂等があ
る。さらに、焼結原料層5の上層部32にコークス24およ
び溶剤25の両者を添加する場合には、圧送タンク22A 、
22B の下方に設けた開閉弁31を開き、圧送タンク22A 、
22B 内のコークス24、溶剤25を熱風配管17に圧送し、熱
風配管17内を流れる熱風と共に予熱フード18に導き、焼
結原料層5の上層部32に熱風を吹き付けながらコークス
24と溶剤25を添加する。コークス24、溶剤25が添加され
る焼結原料層5の表面は、点火炉10によって点火された
後、下方に設置された固定フード6によって外気を下方
に吸引しながら焼結される。なお、点火炉10の下流側に
おける焼結原料層5の上は開放状態で遮るものがないの
で、点火炉10での着火状況を容易に観察できる。
【0016】上層部32に添加されたコークス24、溶剤25
は、吸引流に乗って内部まで到達し、上層部32の焼結中
にコークスは、吸引流に乗って内部まで到達し、上層部
32の焼結に必要な熱源となり、外気の吸引に起因する上
層部32の温度降下が抑制される。一方、溶剤25は溶融し
て原料焼結体を結合するバインダの役目をなし、強度の
大きい焼結鉱が製造され、歩留りが向上する。なお、コ
ークス24および溶剤25の両者を同時に添加する場合に
は、予めコークス24と溶剤25とを所定の配合割合で混合
しておいてもよい。
【0017】図1に示すように、パレット2上の焼結原
料層5は、焼結機排出部に達する間に全層にわたって焼
結反応を終了し、ケーキ状の焼結鉱12はクラッシャ13に
より破砕される。破砕された焼結鉱13は、焼結鉱冷却機
14に供給され、冷却用送風機15から供給される常温空気
との熱交換により冷却される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
レット上に装入された焼結原料層に、焼結鉱冷却機の排
出熱ガスまたは焼結機の排出熱ガスを回収し、熱風配管
を介して点火炉の上流側に配置した予熱フードに供給
し、焼結原料層の上層部を熱風で予熱するので点火炉で
の点火性を改善できる。また、熱風配管内を流れる熱排
ガス中に乾燥した粉粒状のコークスおよび/または溶剤
を供給して予熱フードに圧送し、焼結原料層の上層部に
コークスおよび/または溶剤を添加して点火炉で点火
し、焼結原料層の上層部から下層部へ焼結点を移動しな
がら焼結される。
【0019】そのため、焼結原料層の上層部に添加した
コークスは、下方への吸引流に乗って内部に移動し、上
層部を焼結するに必要な熱源となり、外気の吸引に起因
する上層部の温度降下が抑制される。また、溶剤は溶融
して原料焼結体を結合するバインダの役目をなし、強度
の大きい焼結鉱が製造され、歩留り向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための焼結機の全体を示す側
面図である。
【図2】本発明の実施の態様に使用する焼結機の詳細を
示す説明図である。
【図3】従来の焼結機の全体を示す側面図である。
【符号の説明】
1 床敷ホッパ 2 パレット 3 給鉱ホッパ 4 スローピングシュート 5 焼結原料層 6 固定フード 7 排ガスダクト 8 電気集塵機 9 主排風機 10 点火炉 11 煙突 12 焼結鉱 13 クラッシャ 14 焼結鉱冷却機 15 冷却用送風機 16 熱風ブロア 17、29 熱風管 18 予熱フード 19 受入ホッパ 20 乾燥炉 21 中間タンク 22 圧送タンク 23 圧縮空気 24 コークス 25 溶剤 26 シュート 27 乾燥配管 28 圧縮空気配管 30、31 開閉弁 32 上層部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結機のパレット上に装入された焼結原
    料層に、点火炉の上流側位置でコークスおよび/または
    溶材を気送により添加し、前記点火炉により焼結原料層
    の表面に点火して焼結する焼結鉱の製造方法において、
    焼結鉱冷却機の排出熱ガスまたは焼結機の排出熱ガスを
    熱風配管を介して点火炉の上流側に配置した予熱フード
    に供給し、前記焼結原料層の上層部を熱風により予熱す
    ると共に、前記熱風配管内を流れる熱排ガス中に乾燥し
    た粉粒状のコークスおよび/または溶剤を供給して予熱
    フードに圧送し、上記焼結原料層の上層部にコークスお
    よび/または溶剤を添加して焼結することを特徴とする
    焼結鉱の製造方法。
JP8477898A 1998-03-30 1998-03-30 焼結鉱の製造方法 Pending JPH11279667A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103215442A (zh) * 2013-04-27 2013-07-24 河北钢铁股份有限公司邯郸分公司 厚料层烧结料面喷洒覆盖剂及喷洒方法
CN111532698A (zh) * 2019-05-30 2020-08-14 大连誉洋工业智能有限公司 一种铸件机加工预处理自动化生产线

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