JPH11279736A - 厚目付けに適したガスワイピング方法 - Google Patents
厚目付けに適したガスワイピング方法Info
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- JPH11279736A JPH11279736A JP8331598A JP8331598A JPH11279736A JP H11279736 A JPH11279736 A JP H11279736A JP 8331598 A JP8331598 A JP 8331598A JP 8331598 A JP8331598 A JP 8331598A JP H11279736 A JPH11279736 A JP H11279736A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静圧ピークを低下させてもワイピングガス流
の幅方向風圧分布を安定させ、目付け量が均一化された
厚目付け溶融めっき鋼帯を得る。 【解決手段】 長さL=10〜200mm,傾斜角度θ
=65〜90度の下側前端傾斜面13をもつワイピング
用ノズルを、溶融めっき浴4の湯面8からノズル底面1
2までの高さH=10〜100mm,ノズル口11から
鋼帯1面までの距離D=5〜50mmの位置で溶融めっ
き浴4から引き上げられる鋼帯1の両側に配置し、ワイ
ピング用ノズル10から鋼帯1の表裏両面に加圧ガスを
吹き付ける。 【効果】 湯面8とノズル底面12との間に生じる渦流
a4 で下降流a2 が引っ張られるため、下降流a2 の動
圧が上昇し、中立点bで静圧ピークが低下し、厚目付け
に好適な幅方向風圧分布が得られる。
の幅方向風圧分布を安定させ、目付け量が均一化された
厚目付け溶融めっき鋼帯を得る。 【解決手段】 長さL=10〜200mm,傾斜角度θ
=65〜90度の下側前端傾斜面13をもつワイピング
用ノズルを、溶融めっき浴4の湯面8からノズル底面1
2までの高さH=10〜100mm,ノズル口11から
鋼帯1面までの距離D=5〜50mmの位置で溶融めっ
き浴4から引き上げられる鋼帯1の両側に配置し、ワイ
ピング用ノズル10から鋼帯1の表裏両面に加圧ガスを
吹き付ける。 【効果】 湯面8とノズル底面12との間に生じる渦流
a4 で下降流a2 が引っ張られるため、下降流a2 の動
圧が上昇し、中立点bで静圧ピークが低下し、厚目付け
に好適な幅方向風圧分布が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融めっき浴から引き
上げられる鋼帯に付着している過剰の溶融めっき金属を
除去し、特に厚目付け溶融めっき鋼板の目付け量調整に
適したガスワイピング方法に関する。
上げられる鋼帯に付着している過剰の溶融めっき金属を
除去し、特に厚目付け溶融めっき鋼板の目付け量調整に
適したガスワイピング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融めっきラインでは、図1に示すよう
に、めっき原板である鋼帯1を還元性雰囲気に維持され
た還元焼鈍炉2に搬送し、鋼帯1の表面を活性化した
後、還元焼鈍炉2からスナウト3を経て溶融めっき浴4
に送り込んでいる。鋼帯1は、溶融めっき浴4に浸漬さ
れているシンクロール5を周回し、進行方向を上向きに
変更される。次いで、鋼帯1は、サポートロール6を経
由して溶融めっき浴4から送り出され、ワイピング装置
7から噴射されたガスのワイピング作用によって溶融め
っき金属の付着量が調整される。溶融めっきされた鋼帯
1は、必要に応じて合金化熱処理され、次工程に搬送さ
れる。ワイピング装置7で過剰の溶融めっき金属をワイ
ピングすることによって、目付け量が調整されると共に
溶融めっき鋼帯の表面性状が安定化する。厚目付けが要
求される溶融めっき鋼帯を製造する際には、溶融めっき
浴4から引き上げられる鋼帯1に多量の溶融めっき金属
を随伴させ、ワイピング装置7による溶融めっき金属の
絞り取りを少なくしている。
に、めっき原板である鋼帯1を還元性雰囲気に維持され
た還元焼鈍炉2に搬送し、鋼帯1の表面を活性化した
後、還元焼鈍炉2からスナウト3を経て溶融めっき浴4
に送り込んでいる。鋼帯1は、溶融めっき浴4に浸漬さ
れているシンクロール5を周回し、進行方向を上向きに
変更される。次いで、鋼帯1は、サポートロール6を経
由して溶融めっき浴4から送り出され、ワイピング装置
7から噴射されたガスのワイピング作用によって溶融め
っき金属の付着量が調整される。溶融めっきされた鋼帯
1は、必要に応じて合金化熱処理され、次工程に搬送さ
れる。ワイピング装置7で過剰の溶融めっき金属をワイ
ピングすることによって、目付け量が調整されると共に
溶融めっき鋼帯の表面性状が安定化する。厚目付けが要
求される溶融めっき鋼帯を製造する際には、溶融めっき
浴4から引き上げられる鋼帯1に多量の溶融めっき金属
を随伴させ、ワイピング装置7による溶融めっき金属の
絞り取りを少なくしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ワイピング装置7から
噴射されるガスの圧力を低下させることにより、溶融め
っき金属の除去量を少なくできる。しかし、ワイピング
装置7のヘッダ圧力を単純に低下させると、ノズル圧力
が不安定になり、所定のワイピング作用が得られなくな
る。たとえば、鋼帯1の板幅方向に関するワイピングガ
スの風圧分布が変動し、エッジ部におけるワイピング作
用が低下する結果、幅方向中央部に比較してエッジ部に
多量の溶融めっき金属が付着しやすくなる。ガス圧の低
下は、溶融めっき浴4から上昇中の鋼帯1に随伴してく
るドロスの除去作用を低減することにもなる。鋼帯1の
表面に付着残留するドロスは、そのまま異物として溶融
めっき層に取り込まれ、得られた溶融めっき鋼板の品質
を著しく低下させる。本発明は、このような問題を解消
すべく案出されたものであり、鋼帯表面に沿って下降す
るガス流を増大させ、ノズル口に対向する鋼帯表面の静
圧を低下させることにより、ガス圧を低下してワイピン
グする場合でも良好なワイピング作用を維持し、ドロス
に起因した異物の巻込みがなく、目付け量が効果的に調
整された厚目付け溶融めっき鋼板を得ることを目的とす
る。
噴射されるガスの圧力を低下させることにより、溶融め
っき金属の除去量を少なくできる。しかし、ワイピング
装置7のヘッダ圧力を単純に低下させると、ノズル圧力
が不安定になり、所定のワイピング作用が得られなくな
る。たとえば、鋼帯1の板幅方向に関するワイピングガ
スの風圧分布が変動し、エッジ部におけるワイピング作
用が低下する結果、幅方向中央部に比較してエッジ部に
多量の溶融めっき金属が付着しやすくなる。ガス圧の低
下は、溶融めっき浴4から上昇中の鋼帯1に随伴してく
るドロスの除去作用を低減することにもなる。鋼帯1の
表面に付着残留するドロスは、そのまま異物として溶融
めっき層に取り込まれ、得られた溶融めっき鋼板の品質
を著しく低下させる。本発明は、このような問題を解消
すべく案出されたものであり、鋼帯表面に沿って下降す
るガス流を増大させ、ノズル口に対向する鋼帯表面の静
圧を低下させることにより、ガス圧を低下してワイピン
グする場合でも良好なワイピング作用を維持し、ドロス
に起因した異物の巻込みがなく、目付け量が効果的に調
整された厚目付け溶融めっき鋼板を得ることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のガスワイピング
方法は、その目的を達成するため、長さL=10〜20
0mm,傾斜角度θ=65〜90度の下側前端傾斜面を
もつワイピング用ノズルを、溶融めっき浴の湯面からノ
ズル底面までの高さH=10〜100mm,ノズル口か
ら鋼帯面までの距離D=5〜50mmの位置で溶融めっ
き浴から引き上げられる鋼帯の両側に配置し、ワイピン
グ用ノズルから鋼帯の表裏両面に向けて加圧ガスを吹き
付けることを特徴とする。
方法は、その目的を達成するため、長さL=10〜20
0mm,傾斜角度θ=65〜90度の下側前端傾斜面を
もつワイピング用ノズルを、溶融めっき浴の湯面からノ
ズル底面までの高さH=10〜100mm,ノズル口か
ら鋼帯面までの距離D=5〜50mmの位置で溶融めっ
き浴から引き上げられる鋼帯の両側に配置し、ワイピン
グ用ノズルから鋼帯の表裏両面に向けて加圧ガスを吹き
付けることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明者等は、ワイピング用ノズルから鋼帯表
面に吹き付けられるガスの流れに及ぼす影響を種々の観
点から調査・研究した。その結果、下側前端傾斜面の傾
斜角度を大きくしたワイピング用ノズルを溶融めっき浴
の湯面及び鋼帯表面に対して特定された位置関係で配置
するとき、鋼帯表面に沿って下降するガス流れが増大
し、これに伴って噴射されたガスが上昇流と下降流に別
れる中立点で静圧が低下することを見い出した。下降流
の増加及び静圧の低下は、シミュレーション試験でガス
の流動状態を調査した結果から、次のようなメカニズム
で生じているものと推察される。
面に吹き付けられるガスの流れに及ぼす影響を種々の観
点から調査・研究した。その結果、下側前端傾斜面の傾
斜角度を大きくしたワイピング用ノズルを溶融めっき浴
の湯面及び鋼帯表面に対して特定された位置関係で配置
するとき、鋼帯表面に沿って下降するガス流れが増大
し、これに伴って噴射されたガスが上昇流と下降流に別
れる中立点で静圧が低下することを見い出した。下降流
の増加及び静圧の低下は、シミュレーション試験でガス
の流動状態を調査した結果から、次のようなメカニズム
で生じているものと推察される。
【0006】溶融めっき浴4から引き上げられている鋼
帯1に対向させたノズル10のノズル口11から噴射さ
れたワイピング用のガスは、鋼帯1の表面に衝突した
後、図2に示すように上昇流a1 及び下降流a2 となっ
て鋼帯1の表面に沿って流動する。下降流a2 は、溶融
めっき浴4の湯面8で偏向して水平流a3 となる。ま
た、湯面8から高さH=10〜100mmの位置にノズ
ル10が通常配置されているため、ノズル底面12と湯
面8との間が減圧になり易い。下側前端傾斜面13の傾
斜角度θが大きいノズル10では、鋼帯1の表面及び下
側前端傾斜面13で下降流a2 が絞られるため、下降流
a2 の直進性が高くなる。そのため、ノズル底面12と
湯面8との間が減圧になる傾向が一層強く、水平流a3
の一部がノズル底面12側に偏向し、図2で反時計方向
に回転する渦流a4 が発生する。これに対し、傾斜角度
θの小さいノズルでは、鋼帯1の表面と下側前端傾斜面
13との間を通過した下降流a2 がノズル底面12に沿
って拡散する割合が多く、渦流a4 が発生しない状態と
なる。
帯1に対向させたノズル10のノズル口11から噴射さ
れたワイピング用のガスは、鋼帯1の表面に衝突した
後、図2に示すように上昇流a1 及び下降流a2 となっ
て鋼帯1の表面に沿って流動する。下降流a2 は、溶融
めっき浴4の湯面8で偏向して水平流a3 となる。ま
た、湯面8から高さH=10〜100mmの位置にノズ
ル10が通常配置されているため、ノズル底面12と湯
面8との間が減圧になり易い。下側前端傾斜面13の傾
斜角度θが大きいノズル10では、鋼帯1の表面及び下
側前端傾斜面13で下降流a2 が絞られるため、下降流
a2 の直進性が高くなる。そのため、ノズル底面12と
湯面8との間が減圧になる傾向が一層強く、水平流a3
の一部がノズル底面12側に偏向し、図2で反時計方向
に回転する渦流a4 が発生する。これに対し、傾斜角度
θの小さいノズルでは、鋼帯1の表面と下側前端傾斜面
13との間を通過した下降流a2 がノズル底面12に沿
って拡散する割合が多く、渦流a4 が発生しない状態と
なる。
【0007】渦流a4 は、反転した後、鋼帯1の表面と
下側前端傾斜面13との間から下降流a2 を引っ張り出
す流れとなる。そのため、下降流a2 の流量が多くな
り、ノズル10からのガスが上昇流a1 と下降流a2 に
別れる中立点bでの静圧ピークが低下し、余剰の溶融め
っき金属を除去するワイピング作用が弱められ厚目付け
に好適な圧力分布が得られる。下降流a2 の流量増加は
動圧の上昇を意味し、溶融めっき浴4から引き上げられ
ている鋼帯1に付着残留しているドロスc等の異物を押
し下げ、溶融めっき浴4に戻すことにも有効である。渦
流a4 の発生及び下降流a2 の流量増加を図るため、ノ
ズルの形状及び配置位置について検討を進めた。その結
果、下側前端傾斜面13の長さLを10〜200mm,
傾斜角度θを65〜90度とし、湯面8からノズル底面
12までの高さHを10〜100mm,ノズル口11か
ら鋼帯1面までの距離Dを5〜50mmの範囲に設定す
るとき、最適な渦流a4 及び下降流a2 が得られること
を多数の実験結果から見い出した。
下側前端傾斜面13との間から下降流a2 を引っ張り出
す流れとなる。そのため、下降流a2 の流量が多くな
り、ノズル10からのガスが上昇流a1 と下降流a2 に
別れる中立点bでの静圧ピークが低下し、余剰の溶融め
っき金属を除去するワイピング作用が弱められ厚目付け
に好適な圧力分布が得られる。下降流a2 の流量増加は
動圧の上昇を意味し、溶融めっき浴4から引き上げられ
ている鋼帯1に付着残留しているドロスc等の異物を押
し下げ、溶融めっき浴4に戻すことにも有効である。渦
流a4 の発生及び下降流a2 の流量増加を図るため、ノ
ズルの形状及び配置位置について検討を進めた。その結
果、下側前端傾斜面13の長さLを10〜200mm,
傾斜角度θを65〜90度とし、湯面8からノズル底面
12までの高さHを10〜100mm,ノズル口11か
ら鋼帯1面までの距離Dを5〜50mmの範囲に設定す
るとき、最適な渦流a4 及び下降流a2 が得られること
を多数の実験結果から見い出した。
【0008】下側前端傾斜面13の長さL及び傾斜角度
θは、下降流a2 の直進性を高める風洞を鋼帯1と下側
前端傾斜面13との間に形成するために重要な要因であ
る。L=10〜200mm,θ=65〜90度の範囲に
下側前端傾斜面13の長さL及び傾斜角度θを維持する
とき、風洞効果によって下降流a2 の直進性を高められ
ると共に、下側前端傾斜面13からノズル底面12を超
えた箇所が減圧し、カルマン現象による渦流a4 の発生
が促進される。また、発生した渦流a4 によって下降流
a2 の流量が増加する。長さLが10mm未満では、鋼
帯1と下側前端傾斜面13との間にできる風洞が短く、
下降流a2 に十分な直進性が付与されない。逆に200
mmを超える長さLでは、渦流a4 の中心が鋼帯1上の
ワイピング作用点bから遠くなり、鋼帯1上のb点にお
ける静圧低減作用が弱くなる。傾斜角度θが65度未満
では、下降流a2 の流路断面積が大きくなるためガス拡
散が生じ、下降流a2 に十分な直進性が付与されない。
また、下側前端傾斜面13からノズル底面12に沿って
流れるガス流が生じ、渦流a4 の発生が抑えられる。逆
に90度を超える傾斜角度では、溶融めっき浴4から引
き上げられている鋼帯1の反りやフラッタリング等を吸
収するスペースが少なくなる。
θは、下降流a2 の直進性を高める風洞を鋼帯1と下側
前端傾斜面13との間に形成するために重要な要因であ
る。L=10〜200mm,θ=65〜90度の範囲に
下側前端傾斜面13の長さL及び傾斜角度θを維持する
とき、風洞効果によって下降流a2 の直進性を高められ
ると共に、下側前端傾斜面13からノズル底面12を超
えた箇所が減圧し、カルマン現象による渦流a4 の発生
が促進される。また、発生した渦流a4 によって下降流
a2 の流量が増加する。長さLが10mm未満では、鋼
帯1と下側前端傾斜面13との間にできる風洞が短く、
下降流a2 に十分な直進性が付与されない。逆に200
mmを超える長さLでは、渦流a4 の中心が鋼帯1上の
ワイピング作用点bから遠くなり、鋼帯1上のb点にお
ける静圧低減作用が弱くなる。傾斜角度θが65度未満
では、下降流a2 の流路断面積が大きくなるためガス拡
散が生じ、下降流a2 に十分な直進性が付与されない。
また、下側前端傾斜面13からノズル底面12に沿って
流れるガス流が生じ、渦流a4 の発生が抑えられる。逆
に90度を超える傾斜角度では、溶融めっき浴4から引
き上げられている鋼帯1の反りやフラッタリング等を吸
収するスペースが少なくなる。
【0009】湯面8から底面12までの高さHは、鋼帯
1に付着している溶融めっき金属の流動性が高い状態で
ワイピング用ガスを吹き付けると共に、ノズル底面12
と湯面8との間を減圧雰囲気にする上で重要な要因であ
る。高さHを10〜100mmの範囲に維持するとき、
流動性の高い溶融めっき金属にワイピング用ガスが吹き
付けられるため、余剰の溶融めっき金属が効率よく除去
される。また、ノズル底面12と湯面8との間がノズル
幅方向の外部空間に開放される割合が少なくなり、ノズ
ル底面12と湯面8との間に外部空間から流れ込む大気
等が抑制されるため、ノズル底面12と湯面8との間を
減圧雰囲気に維持し易くなる。高さHが100mmを超
えると、流動性が低下した溶融めっき金属にワイピング
用ガスが吹き付けられることになるため、高圧が必要と
されるばかりでなく、過剰な溶融めっき金属を効率よく
除去できなくなる。また、外部からノズル底面12と湯
面8との間に流れ込む大気等の流量が増加し、ノズル底
面12と湯面8との間を雰囲気圧が上昇し、渦流a4 の
発生が困難になる。逆に10mmに達しない高さHで
は、鋼帯1と下側前端傾斜面13との間から湯面8とノ
ズル底面12の間へと連続した風洞が生じ、却って渦流
a4 の発生が弱くなる。
1に付着している溶融めっき金属の流動性が高い状態で
ワイピング用ガスを吹き付けると共に、ノズル底面12
と湯面8との間を減圧雰囲気にする上で重要な要因であ
る。高さHを10〜100mmの範囲に維持するとき、
流動性の高い溶融めっき金属にワイピング用ガスが吹き
付けられるため、余剰の溶融めっき金属が効率よく除去
される。また、ノズル底面12と湯面8との間がノズル
幅方向の外部空間に開放される割合が少なくなり、ノズ
ル底面12と湯面8との間に外部空間から流れ込む大気
等が抑制されるため、ノズル底面12と湯面8との間を
減圧雰囲気に維持し易くなる。高さHが100mmを超
えると、流動性が低下した溶融めっき金属にワイピング
用ガスが吹き付けられることになるため、高圧が必要と
されるばかりでなく、過剰な溶融めっき金属を効率よく
除去できなくなる。また、外部からノズル底面12と湯
面8との間に流れ込む大気等の流量が増加し、ノズル底
面12と湯面8との間を雰囲気圧が上昇し、渦流a4 の
発生が困難になる。逆に10mmに達しない高さHで
は、鋼帯1と下側前端傾斜面13との間から湯面8とノ
ズル底面12の間へと連続した風洞が生じ、却って渦流
a4 の発生が弱くなる。
【0010】ノズル口11から鋼帯1面までの距離D
は、鋼帯1表面の中立点bで適正な静圧を得るために重
要な要因である。距離Dを5〜50mmの範囲に維持す
るとき、ガス圧を低下させてもワイピングに必要な静圧
が得られる。静圧は距離Dを小さくするほど上昇する
が、5mm未満の距離Dでは、溶融めっき浴4から引き
上げられている鋼帯1に反りやフラッタリングを吸収し
てノズル先端を鋼帯1と非接触状態に維持することが困
難になる。逆に、50mmを超える距離では、適正な静
圧を得るために過大なガス圧を必要とするばかりでな
く、鋼帯1と下側前端傾斜面13との間隙が開き、ノズ
ル幅方向両側から流出するガスの流量が増加し、余剰な
溶融めっき金属の除去に働くガスの利用効率が低下す
る。
は、鋼帯1表面の中立点bで適正な静圧を得るために重
要な要因である。距離Dを5〜50mmの範囲に維持す
るとき、ガス圧を低下させてもワイピングに必要な静圧
が得られる。静圧は距離Dを小さくするほど上昇する
が、5mm未満の距離Dでは、溶融めっき浴4から引き
上げられている鋼帯1に反りやフラッタリングを吸収し
てノズル先端を鋼帯1と非接触状態に維持することが困
難になる。逆に、50mmを超える距離では、適正な静
圧を得るために過大なガス圧を必要とするばかりでな
く、鋼帯1と下側前端傾斜面13との間隙が開き、ノズ
ル幅方向両側から流出するガスの流量が増加し、余剰な
溶融めっき金属の除去に働くガスの利用効率が低下す
る。
【0011】下側前端傾斜面13の長さLを10〜20
0mm,傾斜角度θを65〜90度としたノズル10
は、ノズル自体の設計は勿論、ノズル10の前端傾斜面
に角度調節板や角度調節ブロックを取り付けることによ
っても得られる。角度調節板や角度調節ブロックを使用
するノズルでは、角度調節板の傾斜角度を変え或いは角
度調節ブロックを取り外すことにより、通常操業条件下
でのガスワイピングに使用することができる。また、ノ
ズル自体の設計により下側前端傾斜面13の長さLを1
0〜200mm,傾斜角度θを65〜90度としたもの
では、通常の目付け量で溶融めっき鋼帯を製造する場合
にも風圧分布が一定化するため、ヘッダ圧を若干下げて
も効率よく目付け量を調整することが可能になる。
0mm,傾斜角度θを65〜90度としたノズル10
は、ノズル自体の設計は勿論、ノズル10の前端傾斜面
に角度調節板や角度調節ブロックを取り付けることによ
っても得られる。角度調節板や角度調節ブロックを使用
するノズルでは、角度調節板の傾斜角度を変え或いは角
度調節ブロックを取り外すことにより、通常操業条件下
でのガスワイピングに使用することができる。また、ノ
ズル自体の設計により下側前端傾斜面13の長さLを1
0〜200mm,傾斜角度θを65〜90度としたもの
では、通常の目付け量で溶融めっき鋼帯を製造する場合
にも風圧分布が一定化するため、ヘッダ圧を若干下げて
も効率よく目付け量を調整することが可能になる。
【0012】
【実施例】下側前端傾斜面13の長さL,傾斜角度θが
種々異なり、幅1.0mm,リップ長さ20mmのスリ
ット状ノズル口11を形成したノズル10を用い、下側
前端傾斜面13の長さL,傾斜角度θ,湯面8からノズ
ル口11までの高さH,ノズル口11から鋼帯1面まで
の距離Dがガスワイピング作用に及ぼす影響を調査し
た。
種々異なり、幅1.0mm,リップ長さ20mmのスリ
ット状ノズル口11を形成したノズル10を用い、下側
前端傾斜面13の長さL,傾斜角度θ,湯面8からノズ
ル口11までの高さH,ノズル口11から鋼帯1面まで
の距離Dがガスワイピング作用に及ぼす影響を調査し
た。
【0013】下側前端傾斜面13の長さLの影響 下側前端傾斜面13の傾斜角度θを一定値75度に設定
し、下側前端傾斜面13の長さLを種々変えたノズル1
0を用意し、湯面8からノズル底面12までの高さH=
50mm,ノズル口11から鋼帯1面までの距離D=2
0mmの位置にノズル10を配置した。そして、ヘッダ
圧0.20kg/cm2 でガスを鋼帯1に吹き付け、中
立点bで風圧を測定した。表1の測定結果にみられるよ
うに、下側前端傾斜面13の長さLが10mm未満では
風圧はほとんど低下せず、L=10〜200mmの範囲
で風圧の低下が検出された。しかし、200mmを超え
る長さLでは却って風圧が増加に転じており、風圧低減
効果がL=250mmで消滅することが判った。
し、下側前端傾斜面13の長さLを種々変えたノズル1
0を用意し、湯面8からノズル底面12までの高さH=
50mm,ノズル口11から鋼帯1面までの距離D=2
0mmの位置にノズル10を配置した。そして、ヘッダ
圧0.20kg/cm2 でガスを鋼帯1に吹き付け、中
立点bで風圧を測定した。表1の測定結果にみられるよ
うに、下側前端傾斜面13の長さLが10mm未満では
風圧はほとんど低下せず、L=10〜200mmの範囲
で風圧の低下が検出された。しかし、200mmを超え
る長さLでは却って風圧が増加に転じており、風圧低減
効果がL=250mmで消滅することが判った。
【0014】
【0015】下側前端傾斜面13の傾斜角度θの影響 下側前端傾斜面13の長さLが一定値60mmで傾斜角
度θを種々変えたノズル10を、湯面8からノズル底面
12までの高さH=50mm,100mm及び150m
m,ノズル口11から鋼帯1面までの距離D=20mm
の位置に配置し、ヘッダ圧力0.20kg/cm2 でガ
スを鋼帯1に吹き付け、中立点bで風圧を測定した。測
定結果を示す図3にみられるように、湯面8からノズル
底面12までの高さH=50mmにノズル10を配置し
た場合、60度未満では傾斜角度θが風圧に及ぼす影響
はほとんど検出されなかったが、60度を超えると傾斜
角度θに従って風圧が大きく低下した。傾斜角度θが風
圧低下に及ぼす影響は、湯面8からノズル底面12まで
の高さH=100mmに比較してH=50mmの方が顕
著であった。
度θを種々変えたノズル10を、湯面8からノズル底面
12までの高さH=50mm,100mm及び150m
m,ノズル口11から鋼帯1面までの距離D=20mm
の位置に配置し、ヘッダ圧力0.20kg/cm2 でガ
スを鋼帯1に吹き付け、中立点bで風圧を測定した。測
定結果を示す図3にみられるように、湯面8からノズル
底面12までの高さH=50mmにノズル10を配置し
た場合、60度未満では傾斜角度θが風圧に及ぼす影響
はほとんど検出されなかったが、60度を超えると傾斜
角度θに従って風圧が大きく低下した。傾斜角度θが風
圧低下に及ぼす影響は、湯面8からノズル底面12まで
の高さH=100mmに比較してH=50mmの方が顕
著であった。
【0016】また、傾斜角度θ=30度及びθ=75度
のノズル10について、鋼帯1の幅方向風圧分布を測定
したところ、傾斜角度θ=75度のノズル10で得られ
た風圧分布は、図4に示すように傾斜角度θ=30の風
圧分布に比較して板幅方向全体で一様に下がっていた。
中立点bでの静圧は傾斜角度θ=30度のノズル10の
場合には0.057kg/cm2 であったのに対し、傾
斜角度θ=75度のノズル10の場合には0.052k
g/cm2 と低くなっていた。鋼帯1の表面に沿った下
降流a2 の動圧は、傾斜角度θ=30度のノズル10の
場合には0.023kg/cm2 であったのに対し、傾
斜角度θ=75度のノズル10の場合には0.028k
g/cm 2 と高くなっていた。
のノズル10について、鋼帯1の幅方向風圧分布を測定
したところ、傾斜角度θ=75度のノズル10で得られ
た風圧分布は、図4に示すように傾斜角度θ=30の風
圧分布に比較して板幅方向全体で一様に下がっていた。
中立点bでの静圧は傾斜角度θ=30度のノズル10の
場合には0.057kg/cm2 であったのに対し、傾
斜角度θ=75度のノズル10の場合には0.052k
g/cm2 と低くなっていた。鋼帯1の表面に沿った下
降流a2 の動圧は、傾斜角度θ=30度のノズル10の
場合には0.023kg/cm2 であったのに対し、傾
斜角度θ=75度のノズル10の場合には0.028k
g/cm 2 と高くなっていた。
【0017】湯面8からノズル底面12までの高さHの
影響 下側前端傾斜面13の長さL及び傾斜角度θをそれぞれ
L=60mm,θ=75度の一定値に維持して、湯面8
からノズル底面12までの高さHを種々変更し、高さH
が風圧に及ぼす影響を調査した。なお、ノズル口11か
ら鋼帯1までの距離D=20mmの位置にノズル10を
配置し、ヘッダ圧0.20kg/cm2でガスを鋼帯1
に吹き付け、中立点bで風圧を測定した。表2の測定結
果にみられるように、湯面8からノズル底面12までの
高さHが10〜100mmの範囲では中立点bにおける
風圧が低下していたが、100mmを超える高さHでは
風圧が上昇し、H=150mmでは風圧低減効果がみら
れなかった。また、10mmに満たない高さHでは、湯
面の上下動が激しくなり、却って風圧が上昇する傾向が
みられた。
影響 下側前端傾斜面13の長さL及び傾斜角度θをそれぞれ
L=60mm,θ=75度の一定値に維持して、湯面8
からノズル底面12までの高さHを種々変更し、高さH
が風圧に及ぼす影響を調査した。なお、ノズル口11か
ら鋼帯1までの距離D=20mmの位置にノズル10を
配置し、ヘッダ圧0.20kg/cm2でガスを鋼帯1
に吹き付け、中立点bで風圧を測定した。表2の測定結
果にみられるように、湯面8からノズル底面12までの
高さHが10〜100mmの範囲では中立点bにおける
風圧が低下していたが、100mmを超える高さHでは
風圧が上昇し、H=150mmでは風圧低減効果がみら
れなかった。また、10mmに満たない高さHでは、湯
面の上下動が激しくなり、却って風圧が上昇する傾向が
みられた。
【0018】
【0019】ノズル口11から鋼帯1面までの距離Dの
影響 下側前端傾斜面13の傾斜角度θ及び長さLをそれぞれ
θ=75度,L=60mmの一定値に維持し、湯面8か
らノズル底面12までの高さHを50mm及び150m
mとし、ノズル口11から鋼帯1までの距離Dを種々変
更した位置にノズル10を配置し、ヘッダ圧0.20k
g/cm2 でガスを鋼帯1に吹き付け、中立点bで風圧
を測定した。表3の測定結果にみられるように、湯面8
からノズル底面12までの高さHを50mm及び150
mmとした条件下では、ノズル口11から鋼帯1面まで
の距離Dが50mm以下になると風圧が低減していた。
風圧低減効果は距離Dが短くなるほど大きくなるが、5
mmに満たない距離Dは、鋼帯1のバタツキに起因して
ノズル10の先端が鋼帯1に接触する虞れがあることか
ら実用に適さない。
影響 下側前端傾斜面13の傾斜角度θ及び長さLをそれぞれ
θ=75度,L=60mmの一定値に維持し、湯面8か
らノズル底面12までの高さHを50mm及び150m
mとし、ノズル口11から鋼帯1までの距離Dを種々変
更した位置にノズル10を配置し、ヘッダ圧0.20k
g/cm2 でガスを鋼帯1に吹き付け、中立点bで風圧
を測定した。表3の測定結果にみられるように、湯面8
からノズル底面12までの高さHを50mm及び150
mmとした条件下では、ノズル口11から鋼帯1面まで
の距離Dが50mm以下になると風圧が低減していた。
風圧低減効果は距離Dが短くなるほど大きくなるが、5
mmに満たない距離Dは、鋼帯1のバタツキに起因して
ノズル10の先端が鋼帯1に接触する虞れがあることか
ら実用に適さない。
【0020】
【0021】以上の結果に基づき、下側前端傾斜面13
の長さL=60mm,傾斜角度θ=75度のノズル10
(本発明例)及び下側前端傾斜面13の長さL=60m
m,傾斜角度θ=30度のノズル10(比較例)を溶融
めっき浴4の湯面8から100mmの高さ、溶融めっき
浴4から引き上げられる鋼帯1の両面から20mm(本
発明例)及び30mm(比較例)離れた位置に配置した
ワイピング装置を用いて、溶融めっき浴4からラインス
ピード50m/分で引き上げられている鋼帯1にヘッダ
圧力0.20kg/cm2 でワイピングガスを板幅15
00mmの鋼帯1に吹き付けた。得られた溶融めっき鋼
帯を調査したところ、比較例では目付け量が鋼帯長手方
向に300〜320g/m2 と変動しており、幅方向で
は中央部が320g/m 2 と薄くエッジ部が360g/
m2 と厚い分布であった。
の長さL=60mm,傾斜角度θ=75度のノズル10
(本発明例)及び下側前端傾斜面13の長さL=60m
m,傾斜角度θ=30度のノズル10(比較例)を溶融
めっき浴4の湯面8から100mmの高さ、溶融めっき
浴4から引き上げられる鋼帯1の両面から20mm(本
発明例)及び30mm(比較例)離れた位置に配置した
ワイピング装置を用いて、溶融めっき浴4からラインス
ピード50m/分で引き上げられている鋼帯1にヘッダ
圧力0.20kg/cm2 でワイピングガスを板幅15
00mmの鋼帯1に吹き付けた。得られた溶融めっき鋼
帯を調査したところ、比較例では目付け量が鋼帯長手方
向に300〜320g/m2 と変動しており、幅方向で
は中央部が320g/m 2 と薄くエッジ部が360g/
m2 と厚い分布であった。
【0022】これに対し、本発明例では目付け量の変動
範囲が鋼帯長手方向300〜310g/m2 であり、幅
方向変動も中央部で310g/m2 ,エッジ部で300
g/m2 と狭くなっていた。このことは、下側前端傾斜
面13の長さL,傾斜角度θ,湯面8からノズル口11
までの高さH,ノズル口11から鋼帯1までの距離Dを
本発明に従って規制するとき、中立点bの静圧が低下し
て厚目付けに好適なワイピング作用が得られ、ワイピン
グガスの風圧分布が安定化することにより目付け量が安
定化することを示す。また、本発明例で形成された溶融
めっき層には、残留ドロスに起因する異物の混入が皆無
であった。
範囲が鋼帯長手方向300〜310g/m2 であり、幅
方向変動も中央部で310g/m2 ,エッジ部で300
g/m2 と狭くなっていた。このことは、下側前端傾斜
面13の長さL,傾斜角度θ,湯面8からノズル口11
までの高さH,ノズル口11から鋼帯1までの距離Dを
本発明に従って規制するとき、中立点bの静圧が低下し
て厚目付けに好適なワイピング作用が得られ、ワイピン
グガスの風圧分布が安定化することにより目付け量が安
定化することを示す。また、本発明例で形成された溶融
めっき層には、残留ドロスに起因する異物の混入が皆無
であった。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、下側前端傾斜面13の長さL=10〜200mm,
傾斜角度θ=65〜90度のノズルを湯面8からノズル
底面12までの高さH=5〜100mm,ノズル口11
から鋼帯1面までの距離D=5〜50mmの位置に配置
したワイピング装置を用いてワイピングすることによ
り、中立点での静圧が下がると共に、鋼帯の幅方向に関
して風圧分布が安定したガス流を形成することができ
る。そのため、目付け量の変動を抑えた厚目付け溶融め
っき鋼板の製造が可能となる。
は、下側前端傾斜面13の長さL=10〜200mm,
傾斜角度θ=65〜90度のノズルを湯面8からノズル
底面12までの高さH=5〜100mm,ノズル口11
から鋼帯1面までの距離D=5〜50mmの位置に配置
したワイピング装置を用いてワイピングすることによ
り、中立点での静圧が下がると共に、鋼帯の幅方向に関
して風圧分布が安定したガス流を形成することができ
る。そのため、目付け量の変動を抑えた厚目付け溶融め
っき鋼板の製造が可能となる。
【図1】 溶融めっき設備の主要部
【図2】 ガスワイピング用ノズルから噴射されたガス
の流動状態を説明する図
の流動状態を説明する図
【図3】 ノズルの下型前端傾斜面の傾斜角度が鋼帯表
面の風圧に及ぼす影響を示したグラフ
面の風圧に及ぼす影響を示したグラフ
【図4】 下型前端傾斜面の傾斜角度が異なるノズルか
ら鋼帯に吹き付けられたガスの鋼帯幅方向風圧分布を示
すグラフ
ら鋼帯に吹き付けられたガスの鋼帯幅方向風圧分布を示
すグラフ
1:鋼帯 2:還元焼鈍炉 3:スナウト 4:
溶融めっき浴 5:シンクロール 6:サポートロ
ール 7:ワイピング装置 8:湯面 10:ノズル 11:ノズル口 12:ノズル底面
13:下側前端傾斜面 θ:下側前端傾斜面の傾斜角度 L:下側前端傾
斜面の長さ H:湯面からノズル口までの高さ D:ノズル口か
ら鋼帯面までの距離 a1 :上昇流 a2 :下降流 a3 :水平流 a
4 :渦流 b:上昇流と下降流に別れる中立点 c:ドロス等の
異物
溶融めっき浴 5:シンクロール 6:サポートロ
ール 7:ワイピング装置 8:湯面 10:ノズル 11:ノズル口 12:ノズル底面
13:下側前端傾斜面 θ:下側前端傾斜面の傾斜角度 L:下側前端傾
斜面の長さ H:湯面からノズル口までの高さ D:ノズル口か
ら鋼帯面までの距離 a1 :上昇流 a2 :下降流 a3 :水平流 a
4 :渦流 b:上昇流と下降流に別れる中立点 c:ドロス等の
異物
Claims (1)
- 【請求項1】 長さL=10〜200mm,傾斜角度θ
=65〜90度の下側前端傾斜面をもつワイピング用ノ
ズルを、溶融めっき浴の湯面からノズル底面までの高さ
H=10〜100mm,ノズル口から鋼帯面までの距離
D=5〜50mmの位置で溶融めっき浴から引き上げら
れる鋼帯の両側に配置し、ワイピング用ノズルから鋼帯
の表裏両面に向けて加圧ガスを吹き付けることを特徴と
する厚目付けに適したガスワイピング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8331598A JPH11279736A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 厚目付けに適したガスワイピング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8331598A JPH11279736A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 厚目付けに適したガスワイピング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11279736A true JPH11279736A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13799001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8331598A Withdrawn JPH11279736A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 厚目付けに適したガスワイピング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11279736A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1586672A1 (en) | 2004-04-13 | 2005-10-19 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery, Inc. | Liquid wiping apparatus |
| JP2007270161A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Jfe Steel Kk | ガスワイピングノズルおよび溶融金属めっき鋼板の製造方法 |
| JP2014015634A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-30 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | ガスワイピングノズル、及び、溶融金属めっき鋼板の製造方法 |
| CN112513313A (zh) * | 2018-08-22 | 2021-03-16 | 杰富意钢铁株式会社 | 熔融金属镀覆钢带的制造方法及连续熔融金属镀覆设备 |
| JP2022026756A (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-10 | 国立大学法人九州工業大学 | ガスワイピングノズル |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP8331598A patent/JPH11279736A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1586672A1 (en) | 2004-04-13 | 2005-10-19 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery, Inc. | Liquid wiping apparatus |
| US8079323B2 (en) | 2004-04-13 | 2011-12-20 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery, Inc. | Liquid wiping apparatus |
| JP2007270161A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Jfe Steel Kk | ガスワイピングノズルおよび溶融金属めっき鋼板の製造方法 |
| JP2014015634A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-30 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | ガスワイピングノズル、及び、溶融金属めっき鋼板の製造方法 |
| CN112513313A (zh) * | 2018-08-22 | 2021-03-16 | 杰富意钢铁株式会社 | 熔融金属镀覆钢带的制造方法及连续熔融金属镀覆设备 |
| US20210310109A1 (en) * | 2018-08-22 | 2021-10-07 | Jfe Steel Corporation | Method of producing hot-dip metal coated steel strip and continuous hot-dip metal coating line |
| US11802329B2 (en) * | 2018-08-22 | 2023-10-31 | Jfe Steel Corporation | Method of producing hot-dip metal coated steel strip and continuous hot-dip metal coating line |
| JP2022026756A (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-10 | 国立大学法人九州工業大学 | ガスワイピングノズル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |