JPH1127981A - モータ駆動制御装置 - Google Patents

モータ駆動制御装置

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JPH1127981A
JPH1127981A JP10140585A JP14058598A JPH1127981A JP H1127981 A JPH1127981 A JP H1127981A JP 10140585 A JP10140585 A JP 10140585A JP 14058598 A JP14058598 A JP 14058598A JP H1127981 A JPH1127981 A JP H1127981A
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torque constant
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drive control
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Hiroyuki Shiomi
浩之 塩見
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転駆動位置によってトルク定数を
補正するようにしたモータ駆動制御装置を提供する。 【構成】 トルク定数がモータの駆動電流を求めるファ
クターとして用いられるモータの駆動制御装置の構成と
して、モータと、モータの回転位置を検出する位置検出
手段と、位置検出手段からの信号をカウントし、このカ
ウント値に応じて複数の直線の近似式を求める演算手段
と、演算手段により求められた近似式によりトルク定数
を求めるトルク定数算出手段と、を設ける。そして、ト
ルク定数算出手段により求められたトルク定数をモータ
の駆動電流を求めるファフターとして用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転駆動位置
によって変化するトルク定数を補正しながらモータの駆
動制御を行うモータ駆動制御装置に係わり、特に、一相
電磁モータの駆動制御に適したモータ駆動制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、一相電磁モータの駆動制御装置に
おいては、その制御のパラメータとして用いられるトル
ク定数は、ある一つのトルク定数パラメータに固定する
ことが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一相の電磁モータの制
御を行う場合にそのトルク定数は既知のパラメータとし
て必要不可欠なもので、このパラメータにずれが生じる
ことは、制御系の安定性を失い、整定性の悪化をもたら
してしまう。制御のパラメータとして用いられるトルク
定数を、ある一つのトルク定数パラメータに固定する場
合、一相の電磁モータは、駆動位置によって大きくトル
ク定数が変化するため、実際のトルク定数と制御計算上
のパラメータとが大きくずれてしまう場合があった。そ
の場合に、制御の安定性が失われるため、その使用駆動
範囲が制限されていた。
【0004】したがって、本発明の目的は、上記実情に
鑑みなされたもので、モータの回転駆動位置によってト
ルク定数を補正するようにしたモータ駆動制御装置を提
供するものである。
【0005】本発明の他の目的は、一相電磁モータの制
御の安定性を確保したモータ駆動制御装置を提供するの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、トルク定数がモータの駆動電流を求め
るファクターとして用いられるモータの駆動制御装置に
おいて、モータと、前記モータの回転位置を検出する位
置検出手段と、前記位置検出手段からの信号をカウント
し、このカウント値に応じて複数の直線の近似式を求め
る演算手段と、前記演算手段により求められた近似式に
よりトルク定数を求めるトルク定数算出手段と、を有
し、該トルク定数算出手段により求められたトルク定数
がモータの駆動電流を求めるファクターとして用いられ
る、ことを特徴とするモータ駆動制御装置を採用するも
のである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
一相電磁モータ駆動制御装置での回転位置決め機構を示
すブロック図である。図1において、1は一相電磁モー
タ、2はモータの回転角度、3は回転角度検出機構、4
は回転角度検出機構からの回転角度信号、5は演算装
置、6はモータ駆動指令信号、7はモータ駆動装置、8
はモータ駆動電流である。
【0009】一相電磁モータ1の回転角度2を回転角度
検出装置3によって検出し、演算装置5は回転角度信号
4を読み込む。読み込んだ回転角度信号4からある制御
計算によりモータ駆動指令信号6を算出し、モータ駆動
装置7に送り、モータ駆動装置7はモータ駆動電流によ
ってモータ1を駆動する。このとき、モータ1のトルク
をT、トルク定数をTp、モータ駆動電流8をIとする
と、以下の関係式が成り立つ。 T=Tp×I 図1のような回転位置決め機構において、一相電磁モー
タ1は最大トルク発生位置を0度とすると、図2の様な
トルク−回転位置曲線(特性)を有する。
【0010】回転位置によってトルク定数が変化するた
め、位置によって実際のトルク定数とトルク定数パラメ
ータに大きなずれが生じる。この回転位置とトルクの関
係を関係式に表し、制御計算のトルク定数パラメータの
部分に盛り込めば、トルク定数パラメータを補正するこ
とができる。しかし、この関係式があまり複雑である
と、図1に示す演算装置5の計算時間が遅くなり、制御
に悪影響を及ぼすので、関係式はできるだけ簡単にする
ことが望ましい。
【0011】図3は、図2の曲線を4つのゾーンに分け
それぞれを1本の直線に近似した例である。Aゾーン
(0度〜+20度)では直線aで近似し、Bゾーン(+
20度以上)では直線bで近似する。A’ゾーン(0度
〜−20度)では直線a’で近似し、B’ゾーン(−2
0度以下)では直線b’で近似する。なお、図2のトル
ク回転位置曲線は0度を中心に左右対称であるので、直
線aとa’、直線bとb’は位置を絶対値にすれば同一
の関係式で表すことができる。この近似方法によれば、
−35度〜+35度の範囲であれば、1回の絶対値変換
と1回の条件分岐と1次式という簡単な計算で、実際の
トルク定数とほぼ同値のトルク定数パラメータを制御計
算に与えることができる。
【0012】図4は図1に示す演算装置5の具体的回路
の一例を示すもので、51はCPUであり、このCPU
51と、ROM52と、RAM53とで論理演算回路を
構成している。54は回転角度信号4が入力されるカウ
ンタであり、55はモータ駆動装置7にモータ駆動指令
信号を出力する出力部である。
【0013】この演算装置5の演算処理動作を図5のフ
ローチャートとともに説明する。最初に回転角度検出機
構3で検出された回転角度信号4をカウンタ54でカウ
ントし、回転角度の現在位置の絶対値をとる(ステップ
S10)。次に、現在位置の絶対値が所定の角度位置
(RAM53の第1レジスタに記憶された、例えば、2
0度に相当する値)を越えるか否かを判断する(ステッ
プS11)。越えない場合、直線の近似式の傾きA=L
a、切片B=Lbとする。即ち、予め設定した第1傾き
の値Laと第1の切片の値Lbを用いる(ステップS1
2)。ステップS11の判断で越える場合、直線の近似
式の傾きA=Ha、切片B=Hbとする(ステップS1
3)。即ち、予め設定した第2傾きの値Haと第2の切
片の値Hbを用いる。
【0014】次に、近似式kt=Ax+Bにより、トル
ク定数補正係数ktを算出する(ステップS14)。即
ち、角度位置xと、角度位置が0〜20度のときは、近
似式kt=Lax+Lbを用い、補正係数ktを算出
し、角度位置が20度以上のときは、近似式kt=Ha
x+Hbを用い、補正係数ktを算出する。次に、算出
したktを用い、kt×Toの演算により、トルク定数
Tpを求める(ステップS15)。
【0015】次に、現在の角度位置X、トルク定数T
p、RAM53の第2のレジスタのレジスタA、レジス
タB、レジスタCにそれぞれ記憶された目標位置Xre
f、モータ軸への負荷量J、制御ゲインKに基づき、演
算式Iref=K×J/Tp×(Xref−X)によ
り、モータ駆動装置7にモータ駆動指令信号6として出
力部55から出力されるモータ駆動電流量Irefが算
出される(ステップS16)。
【0016】次に、図1に示す演算装置5の具体的回路
の他の例を図6により説明する。図6において、5aは
回転角度検出機構3からの回転角度信号4から加えられ
るカウンタで、5bは所定の角度位置である20度に相
当する値を記憶する第1のレジスタである。5cはカウ
ンタ5aのカウント値と第1のレジスタ5bの値とを比
較演算する比較演算部である。5dは比較演算部5cの
演算結果により決まる直線の近似式の傾きを用いて補正
係数を算出し、Kt×Toによりトルク定数Tpを算出
するトルク定数計算部である。5eは、目標位置Xre
f、モータ軸への負荷量J、制御ゲインKがそれぞれ記
憶されたレジスタA、レジスタB、レジスタCを持つ第
2のレジスタである。5fはカウンタ5aからの現在の
角度位置X、トルク定数計算部からのトルク定数Tpを
ファクターとして演算式 Iref=K×J/Tp×(Xref−X) によりモータ駆動電流量Irefを算出する制御演算部
である。5gは制御演算部5fから出力されるモータ駆
動電流量Irefをモータ駆動装置7にモータ駆動指令
信号6として出力する出力部である。
【0017】この演算装置5の動作を説明する。回転角
度検出機構3からの回転角度信号4は演算装置5に加え
られ、カウンタ5aでカウントされる。このカウンタ5
aのカウント値である現在の角度位置が所定の角度であ
る20度に相当する第1のレジスタ5bの値と比較演算
部5cで比較演算され、この比較演算部5cの比較演算
結果に基づいてトルク定数計算部5dでトルク定数Tp
の計算を行う。つまり、現在の角度位置が20度を超え
ない場合に直線の近似式の傾きA=La、切片B=Lb
とし、近似式t=Lax+Lbを用い補正係数を算出
し、現在の角度位置が20度を超える場合に直線の近似
式の傾きA=Ha、切片B=Hbとし、近似式t=Ha
x+Hbを用い補正係数を算出し、そして、Kt×To
によりトルク定数Tpを算出する。
【0018】制御演算部5fでは、カウンタ5aのカウ
ント値である現在の角度位置X、トルク定数計算部5d
からのトルク定数Tp、第2のレジスタのレジスタA、
レジスタB、レジスタCに記憶された目標位置Xre
f、モータ軸への負荷量J、制御ゲインKにより、演算
式Iref=K×J/Tp×(Xref−X)によりモ
ータ駆動電流量Irefが算出される。制御演算部で算
出されたモータ駆動電流量Irefはモータ駆動装置7
にモータ駆動指定信号6として出力部5gから出力され
る。
【0019】図7はトルク定数の補正を行った場合と、
行わない場合で、0度、35度、−35度の各位置での
ステップ応答波形の違いを実際に調べた結果である。各
グラフの横軸は時間で、上段の矩形波は整定するまでの
時間を示し、下段は整定波形で縦軸が移動量である。ト
ルク定数の補正によって整定性が向上し、整定時間も短
くなっていることが分かる。
【0020】図8は図1に示す一相電磁モータ1の構成
を示すもので、1aは4極に着磁されたロータマグネッ
トであり、1b1 、1b2 、1b3 、1b4 は巻線コイ
ルであり、これらの巻線コイル1b1 、1b2 、1
3 、1b4 は連続的に接続されている。巻線コイル1
1 、1b2 、1b3 、1b4 が一方に通電されること
によりロータマグネット1aは一方向に駆動され、他方
に通電されることによりロータマグネット1aは他方向
に駆動されるものである。この巻線コイル1b1 、1b
2 、1b3 、1b4 にモータ駆動装置7からのモータ駆
動電流8が通電される。
【0021】(実施例2)実施例1に示した回転位置決
め機構において、図2の様なトルク回転位置曲線を、よ
り厳密に近似したい場合は近似する直線の数を増やせば
よい。一般的に図2の様な原点に対して対称なトルク回
転位置曲線の場合、n本の直線で近似するときは、1回
の絶対値変換と((n/2)−1)回の条件分岐と1次
式という計算でトルク定数の補正を行うことができる。
【0022】図9は実施例2を示し、近似する直線の数
を6にした場合である。Aゾーン(0度〜+20度)で
は直線aで近似し、Bゾーン(+20度〜30度)では
直線bで近似し、Cゾーン(+30度以上)では直線c
で近似する。A’ゾーン(0度〜−20度)では直線
a’で近似し、B’ゾーン(−20度〜−30度)では
直線b’で近似し、C’ゾーン(−30度以下)では直
線c’で近似する。このとき、1回の絶対値変換と2回
の条件分岐と1次式でトルク定数を補正する。
【0023】次に、本発明の第2実施例の演算回路を説
明するが、演算装置5の具体的回路の一例を示すブロッ
ク回路は図4のブロック構成と同じであるから、その回
路の説明は省略する。この第2の実施例の演算装置5の
演算処理動作を図10のフローチャートを参照して説明
する。
【0024】最初に、回転角度検出機構3で検出された
回転角度信号4をカウンタ54でカウントし、回転角度
の現在位置の絶対値をとる(ステップS20)。次に、
現在位置の絶対値が第1の所定の角度位置(RAM53
の第1のレジスタに記憶された例えば、20度に相当す
る値)を越えるか否かを判断する(ステップS21)。
越えない場合、直線の近似式の傾きA=La、切片B=
Lbとする。即ち、予め設定した第1傾きの値Laと第
1の切片の値Lbを用いる。ステップS21の判断で越
える場合、第2の所定角度(例えば、30度)を越える
か否かを判断する(ステップS23)。越えない場合、
直線の近似式の傾きA=Ma、切片B=Mbとする(ス
テップS24)。即ち、予め設定した第2傾きの値Ma
と第2の切片の値Mbを用いる。ステップS23の判断
で越える場合、直線の近似式の傾きA=Ha、切片B=
Hbとする(ステップS25)。即ち、予め設定した第
3傾きの値Haと第3の切片の値Hbを用いる。
【0025】次に、近似式kt=Ax+Bにより、トル
ク定数補正係数ktを算出する(ステップS26)。即
ち、角度位置が0〜20度のときは、近似式kt=La
x+Lbを用い、補正係数ktを算出し、角度位置が2
0〜30度のときは、近似式kt=Max+Mbを用
い、補正係数ktを算出し、角度位置が30度以上のと
きは、近似式kt=Hax+Hbを用い、補正係数kt
を算出する。次に、算出したktを用い、kt×Toの
演算により、トルク定数Tpを求める(ステップS2
7)。
【0026】次に、現在の角度位置X、トルク定数T
p、RAM53の第2のレジスタのレジスタA、レジス
タB、レジスタCにそれぞれ記憶された目標位置Xre
f、モータ軸への負荷量J、制御ゲインKに基づき、演
算式Iref=K×J/Tp×(Xref−X)によ
り、モータ駆動装置7にモータ駆動指令信号6として出
力部55から出力されるモータ駆動電流量Irefが算
出される(ステップS28)。
【0027】次に、実施例2の演算装置5の具体的回路
の他の例を図11により説明する。図11は図6のブロ
ック回路に第3のレジスタ5hを加えたものである。
【0028】この演算装置5の動作を説明する。回転角
度検出機構3からの回転角度信号4は演算装置5に加え
られ、カウンタ5aでカウントされる。このカウンタ5
aのカウント値である現在の角度位置が所定の角度であ
る20度に相当する第1のレジスタ5bの値並びに所定
の角度位置である30度に相当する第3のレジスタ5h
dの値とが、比較演算部5cで、比較演算され、この比
較演算部5cの比較演算結果に基づいてトルク定数計算
部5dでトルク定数Tpの計算を行う。つまり、現在の
角度位置が20度を超えない場合に直線の近似式の傾き
A=La、切片B=Lbとし、近似式t=Lax+Lb
を用い補正係数を算出し、現在の角度位置が20度〜3
0度の場合に直線の近似式の傾きA=Ma、切片B=M
bとし、近似式Kt=Max+Mbを用い補正係数を算
出し、現在の角度位置が30度を超える場合に直線の近
似式の傾きA=Ha、切片B=Hbとし、近似式t=H
ax+Hbを用い補正係数を算出し、そして、Kt×T
oによりトルク定数Tpを算出する。
【0029】制御演算部5fでは、カウンタ5aのカウ
ント値である現在の角度位置X、トルク定数計算部5d
からのトルク定数Tp、第2のレジスタのレジスタA、
レジスタB、レジスタCにそれぞれ記憶された目標位置
Xref、モータ軸への負荷量J、制御ゲインKによ
り、演算式Iref=K×J/Tp×(Xref−X)
によりモータ駆動電流量Irefが算出される。制御演
算部で算出されたモータ駆動電流量Irefはモータ駆
動装置7にモータ駆動指定信号6として出力部5gから
出力される。
【0030】(実施例3)図12は本発明の実施例3を
示すブロック図である。図12において、符号1から8
までは実施例1に示した一相電磁モータ駆動制御装置で
の回転位置決め機構である。9は回転位置情報であり、
10は記憶装置であり、11はトルク定数情報である。
図13は実施例3におけるトルク−回転位置特性から角
度ごとのトルクを表にした図である。実施例1に示した
回転位置決め機構において、図2の様なトルク−回転位
置曲線を、図13の様な表にまとめ、あらかじめ記憶装
置10に記憶しておく。演算装置5は回転位置情報9
(回転位置の絶対値)より記憶装置10に記憶してある
図13の表を参照し、トルク定数情報11(トルク定数
補正係数)を得る。記憶装置10からその回転位置にお
けるトルク定数を導出し、制御計算に導入する。
【0031】次に、図12に示す演算装置5の具体的回
路を図14を参照して説明する。図14において、5a
は回転角度検出機構3からの回転角度信号4から加えら
れるカウンタで、10はカウンタ5aのカウント値が位
置情報として加えられ、その位置情報に応じたトルク定
数情報Tpを出力する記憶装置である。5eは、目標位
置Xref、モータ軸への負荷量J、制御ゲインKがそ
れぞれ記憶されたレジスタA、レジスタB、レジスタC
を持つ第2のレジスタである。5fはカウンタ5aから
の現在の角度位置X、トルク定数計算部からのトルク定
数Tpをファクターとして演算式 Iref=K×J/Tp×(Xref−X) によりモータ駆動電流量Irefを算出する制御演算部
である。5gは制御演算部から出力されるモータ駆動電
流量Irefをモータ駆動装置7にモータ駆動指令信号
6として出力する出力部である。
【0032】この演算装置5の動作を説明する。回転角
度検出機構3から回転角度信号4は演算装置5に加えら
れ、カウンタ5aでカウントされる。このカウンタ5a
のカウント値である現在の角度位置が記憶装置10に加
えられ、記憶装置10は位置情報に応じたトルク定数情
報Tpを出力する。
【0033】制御演算部5fでは、カウンタ5aのカウ
ント値である現在の角度位置X、記憶装置10からのト
ルクTp、第2のレジスタ5eのレジスタA、レジスタ
B、レジスタCにそれぞれ記憶された目標位置Xre
f、モータ軸への負荷量J、制御ゲインKにより、演算
式Iref=K×J/Tp×(Xref−X)によりモ
ータ駆動電流量Irefが算出される。制御演算部で算
出されたモータ駆動電流量Irefはモータ駆動装置7
にモータ駆動指定信号6として出力部5gから出力され
る。
【0034】なお、図8に示すモータはある角度範囲で
駆動しているが、巻線コイルへの通電を回転角度の検出
に応じて切り換えれば、回転駆動させることもできるの
で、回転駆動時にも本発明を用いることも可能である。
【0035】また、前述の実施例1〜3では、モータの
回転位置(回転角度)を検出する回転角度検出機構を、
回転角度検出機構からの回転角度信号を演算装置でカウ
ンタを用いてカウントすることにより位置を算出するよ
うなインクレメントタイプのものであるとして説明して
いるが、本発明は、回転角度検出機構がインクレメント
タイプのものに限られるものではなく、アブソルートタ
イプのものであってもよい。
【0036】アブソルートタイプのものを用いる場合に
は、カウンタは不要となるが、得られた信号が表す位置
を求める変換手段が必要となる場合もある。しかし、カ
ウンタを用いた場合のカウンタ値に対応するような形式
で信号を取り出せるようにアブソルートタイプのものを
構成すれば、変換手段も不要となる。
【0037】さらに、実施例1に関しては、本発明にお
けるモータを制御する専用の回転角度検出機構として、
アブソルートタイプの回転角度検出機構を、回転位置が
ある特定の範囲、例えば、−20°〜+20°にあると
き、信号が”H”(ハイ)の状態となり、それ以外では
信号が”L”(ロー)の状態となるように構成するなら
ば、比較演算部も省くことができる。そして、この場合
には、信号が”H”のとき、前述の直線の近似式の傾き
A=La、切片B=Lbとして直接選択し、また信号
が”L”のとき、直線の近似式の傾きA=Ha、切片B
=Hbとして直接選択するようにできる。
【0038】実施例2でも、実施例1の場合と同様にで
き、しかし、この場合は、回転位置としては2ビットの
信号を用い、それらの状態から、直接、直線の近似式の
傾きと切片の値を選択するようにできる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
モータの回転駆動位置によって大きくトルク定数が変化
するため、この変動するトルク定数をモータの回転駆動
位置に応じて近似式で導き出し、モータ駆動電流量を算
出に用いているため、モータの回転駆動位置に応じてト
ルク定数を補正でき、高速で安定性のある制御系がより
広い駆動範囲で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1のモータ駆動制御装
置のブロック図である。
【図2】図2は、図1に示すモータのトルクと回転位置
との関係を示す図である。
【図3】図3は、図2にトルク特性を4つのゾーンに分
けそれぞれを近似した直線を示す図である。
【図4】図4は、図1に示す演算装置の具体的回路の一
例を示すブロック図である。
【図5】図5は、図4に示す演算装置のフローチャート
である。
【図6】図6は、図1に示す演算装置の具体的回路の他
の例を示すブロック図である。
【図7】図7は、トルク定数を補正した場合としない場
合のステップ応答波形を示す図である。
【図8】図8は、図1に示すモータの構成図である。
【図9】図9は、実施例2に係わり、トルク特性を6つ
のゾーンに分けそれぞれ近似した直線を示す図である。
【図10】図10は、本発明の実施例2に係わり、演算
装置の具体的回路の一例を示すブロック回路のフローチ
ャートである。
【図11】図11は、本発明の実施例2に係わり、演算
装置の具体的回路の他の例を示すブロック図である。
【図12】図12は、本発明の実施例3に係わるモータ
駆動制御装置のブロック図である。
【図13】図13は、図12に示すモータのトルクと回
転位置の特性から角度ごとのトルク定数を示す図であ
る。
【図14】図14は、本発明の実施例3に係わり、演算
装置の具体的回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 一相電磁モータ 3 回転角度検出機構 5 演算装置 7 モータ駆動装置 10 記憶装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルク定数がモータの駆動電流を求めるフ
    ァクターとして用いられるモータの駆動制御装置におい
    て、 モータと、 前記モータの回転位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段からの信号をカウントし、このカウン
    ト値に応じて複数の直線の近似式を求める演算手段と、 前記演算手段により求められた近似式によりトルク定数
    を求めるトルク定数算出手段と、を有し、 該トルク定数算出手段により求められたトルク定数がモ
    ータの駆動電流を求めるファクターとして用いられる、 ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータ駆動制御装置にお
    いて、前記演算手段はカウンタを含み、演算手段によっ
    て得られる複数の近似式は複数の一次式によって表現さ
    れ、前記カウンタのカウント値に応じて複数の一次式の
    ものから選ばれることを特徴とするモータ駆動制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のモータ駆動制御装置にお
    いて、前記モータは一相電磁モータであり、該一相電磁
    モータは所定の角度範囲を駆動し、前記位置検出手段は
    一相電磁モータの角度を検出することを特徴とするモー
    タ駆動制御装置。
  4. 【請求項4】トルク定数がモータの駆動電流を求めるフ
    ァクタとして用いられるモータの駆動制御装置におい
    て、 モータと、 前記モータの回転位置を検出する位置検出手段と、前記
    位置検出手段からの信号をカウントするカウンタと、 モータの所定の回転位置に相当する量の値を記憶するレ
    ジスタと、 前記カウンタのカウント値と前記レジスタの記憶値と比
    較し、比較結果に応じて複数の近似式を求める比較演算
    手段と、 このカウント値に応じて複数の近似式を求める演算手段
    と、 前記比較演算手段により求められた近似式によりトルク
    定数を求めるトルク定数算出手段と、を有し、 該トルク定数算出手段により求められたトルク定数がモ
    ータの駆動電流を求めるファクターとして用いられる、 ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のモータ駆動制御装置に
    おいて、前記レジスタはモータの第1および第2の所定
    回転位置に相当する第1および第2の値を記憶してお
    り、前記比較演算手段は前記カウンタのカウント値と前
    記レジスタの第1および第2の記憶値と比較されること
    を特徴とするモータ駆動制御装置。
  6. 【請求項6】トルク定数がモータの駆動電流を求めるフ
    ァクターとして用いられるモータ駆動制御装置におい
    て、 モータと、 前記モータの回転位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段からの信号をカウントするカウンタ
    と、 複数のトルク定数情報を有し、前記カウンタ値に応じて
    複数のトルク定数情報の中から1つのトルク定数情報が
    選ばれる記憶手段と、有し、 該記憶手段から選ばれたトルク定数がモータの駆動電流
    を求めるファクターとして用いられる、 ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のモータ駆動制御装置にお
    いて、前記記憶手段は前記カウンタのカウント値である
    位置情報とトルク定数情報との関係をテーブルにまとめ
    て記憶し、そのテーブルを参照することで前記カウンタ
    のカウント値に応じたトルク定数情報が選ばれることを
    特徴とするモータ駆動制御装置。
  8. 【請求項8】モータと、 モータの回転位置を検出し、所定回転角毎にパルス信号
    を発生する位置検出手段と、 前記位置検出手段からのパルス信号をカウントするカウ
    ンタと、 モータの所定回転位置に相当する量の値を記憶する第1
    のレジスタと、 前記カウンタのカウント値と前記第1のレジスタの記憶
    値とを比較し、比較結果に応じて複数の直線の近似式を
    求める比較演算手段と、 前記比較演算手段により求められた近似式によりトルク
    定数補正係数を算出し、トルク定数を求めるトルク定数
    算出手段と、 目標となる回転位置に相当する値を記憶する第2のレジ
    スタと、 前記トルク定数算出手段のトルク定数と前記第2のレジ
    スタの記憶値と前記カウンタのカウント値等に基づいて
    演算し、前記モータの駆動電流量を求める手段と、を有
    することを特徴とするモータ駆動制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のモータ駆動制御装置にお
    いて、前記第2のレジスタはモータ軸への負荷量並び制
    御ゲインに相当する量の値を記憶しており、前記モータ
    への駆動電流量を求める手段はこれら負荷量並び制御ゲ
    インを演算していることを特徴とするモータ駆動制御装
    置。
  10. 【請求項10】トルク定数がモータの駆動電流を求める
    ファクターとして用いられるモータ駆動制御装置におい
    て、 モータと、 前記モータの回転位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段によって検出した回転の現在位置が所
    定のどのゾーンに入るかを判断する判断手段と、 該判断手段によって判断したゾーンに基づいて前記一次
    の傾きの値と切片の値を決定する一次式決定手段と、 該一次式決定手段によって決定した一次式と前記現在位
    置からトルク定数補正手段から得られた補正係数に基づ
    いてトルク定数を算出するトルク定数算出手段と、 を有することを特徴とするモータ駆動制御装置。
  11. 【請求項11】トルク定数がモータの駆動電流を求める
    ファクターとして用いられるモータの駆動制御装置にお
    いて、 モータと、 前記モータの回転位置を検出し、回転位置に関連する信
    号を出力する位置検出手段と、 前記位置検出手段からの信号に応じて複数の直線の近似
    式を求める演算手段と、 前記演算手段により求められた近似式によりトルク定数
    を求めるトルク定数算出手段と、を有し、 該トルク定数算出手段により求められたトルク定数がモ
    ータの駆動電流を求めるファクターとして用いられる、 ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  12. 【請求項12】トルク定数がモータの駆動電流を求める
    ファクターとして用いられるモータの駆動制御装置にお
    いて、 モータと、 前記モータの複数の回転位置範囲を検出し、回転位置範
    囲に関連する信号を出力する位置範囲検出手段と、 前記位置範囲検出手段からの信号に応じて複数の直線の
    近似式を求める演算手段と、 前記演算手段により求められた近似式によりトルク定数
    を求めるトルク定数算出手段と、を有し、 該トルク定数算出手段により求められたトルク定数がモ
    ータの駆動電流を求めるファクターとして用いられる、 ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
JP10140585A 1997-05-09 1998-05-07 モータ駆動制御装置 Pending JPH1127981A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103661768A (zh) * 2012-09-19 2014-03-26 株式会社万都 电动自行车驱动装置

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