JPH11279907A - 衣服用布帛、その製造方法およびその使用 - Google Patents
衣服用布帛、その製造方法およびその使用Info
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- JPH11279907A JPH11279907A JP3375299A JP3375299A JPH11279907A JP H11279907 A JPH11279907 A JP H11279907A JP 3375299 A JP3375299 A JP 3375299A JP 3375299 A JP3375299 A JP 3375299A JP H11279907 A JPH11279907 A JP H11279907A
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- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B21/00—Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B21/14—Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes
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- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2403/00—Details of fabric structure established in the fabric forming process
- D10B2403/02—Cross-sectional features
- D10B2403/024—Fabric incorporating additional compounds
- D10B2403/0241—Fabric incorporating additional compounds enhancing mechanical properties
- D10B2403/02411—Fabric incorporating additional compounds enhancing mechanical properties with a single array of unbent yarn, e.g. unidirectional reinforcement fabrics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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- D10B2403/02—Cross-sectional features
- D10B2403/024—Fabric incorporating additional compounds
- D10B2403/0241—Fabric incorporating additional compounds enhancing mechanical properties
- D10B2403/02412—Fabric incorporating additional compounds enhancing mechanical properties including several arrays of unbent yarn, e.g. multiaxial fabrics
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 織物に比較して寸法安定性が低く、形状がく
ずれやすく、縫製が難しいといった編布帛の有する諸欠
点を解消することができる編布帛及びその製造方法の提
供。 【解決手段】 経編地2の片側表面に少くともコース方
向に沿って強化・安定化糸が挿入されており、該強化・
安定化糸は編目を形成することなく、経編地2を構成す
る編糸の渡り部分5によって経編地2に保たれている編
布帛1。
ずれやすく、縫製が難しいといった編布帛の有する諸欠
点を解消することができる編布帛及びその製造方法の提
供。 【解決手段】 経編地2の片側表面に少くともコース方
向に沿って強化・安定化糸が挿入されており、該強化・
安定化糸は編目を形成することなく、経編地2を構成す
る編糸の渡り部分5によって経編地2に保たれている編
布帛1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衣服用布帛に関す
る。本発明はまた前記衣服用布帛の製造方法に関する。
本発明はさらに前記衣服用布帛を含む衣服および外衣に
おいて本発明の衣服用布帛を使用することに関する。
る。本発明はまた前記衣服用布帛の製造方法に関する。
本発明はさらに前記衣服用布帛を含む衣服および外衣に
おいて本発明の衣服用布帛を使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】編布帛は公知なものであって、その可撓
性と弾性を利用して各種衣服に広く用いられている。例
えばFR−A−2671812公報に開示されているよ
うに、3種類の編糸を用いた経編地が知られており、こ
の経編地では第1の編糸が編布帛の片面を構成し、第2
の編糸が第1の編糸と編成されながら編布帛の他面を構
成し、第3の編糸が第1の編糸と第2の編糸との間に挿
入されて表面から目立たない状態での緯方向糸を構成し
ている。しかしながら編布帛は経糸と緯糸と用いて織ら
れた織物に比較して下記のような欠点を有する。すなわ
ち編布帛は寸法安定性を与えたり、保持したりすること
がより困難であるので、編布帛は織物に比して一般的に
形状がくずれやすい。編布帛はまた一般的に快適性を阻
害する程に通気性が高い。衣服を製造する際、特に縫製
工程については、編布帛の縫製はより困難である。これ
は1本以上の編糸を外してしまうと、その後において編
布帛を構成する糸を切断しやすくするためである。さら
に編布帛に用いることができる糸の選択が織物より限定
されることになる。
性と弾性を利用して各種衣服に広く用いられている。例
えばFR−A−2671812公報に開示されているよ
うに、3種類の編糸を用いた経編地が知られており、こ
の経編地では第1の編糸が編布帛の片面を構成し、第2
の編糸が第1の編糸と編成されながら編布帛の他面を構
成し、第3の編糸が第1の編糸と第2の編糸との間に挿
入されて表面から目立たない状態での緯方向糸を構成し
ている。しかしながら編布帛は経糸と緯糸と用いて織ら
れた織物に比較して下記のような欠点を有する。すなわ
ち編布帛は寸法安定性を与えたり、保持したりすること
がより困難であるので、編布帛は織物に比して一般的に
形状がくずれやすい。編布帛はまた一般的に快適性を阻
害する程に通気性が高い。衣服を製造する際、特に縫製
工程については、編布帛の縫製はより困難である。これ
は1本以上の編糸を外してしまうと、その後において編
布帛を構成する糸を切断しやすくするためである。さら
に編布帛に用いることができる糸の選択が織物より限定
されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は編布帛に関す
る前述の欠点を解消した新規な編布帛とその製造方法を
提供することを目的とする。
る前述の欠点を解消した新規な編布帛とその製造方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的のた
めに、下記の構造を有する、好ましくは経編地である編
地を含んで成る衣服用布帛を提供する。すなわち本発明
の編布帛は編地の両面の何れか一方の面に、編地のコー
ス方向に延びるように強化・安定化糸を挿入するもので
あって、この強化・安定化糸は編目を形成することな
く、編地を構成する編糸、より詳しくは上記強化・安定
化糸を除く編地を構成する編糸の渡り部分によって所定
の位置に保持されているものである。前記強化・安定化
糸が編地のコース方向に長く延びているとより好まし
い。
めに、下記の構造を有する、好ましくは経編地である編
地を含んで成る衣服用布帛を提供する。すなわち本発明
の編布帛は編地の両面の何れか一方の面に、編地のコー
ス方向に延びるように強化・安定化糸を挿入するもので
あって、この強化・安定化糸は編目を形成することな
く、編地を構成する編糸、より詳しくは上記強化・安定
化糸を除く編地を構成する編糸の渡り部分によって所定
の位置に保持されているものである。前記強化・安定化
糸が編地のコース方向に長く延びているとより好まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による編布帛ではコース方
向に沿った複数の編目から成る編目行のそれぞれの間に
強化・安定化糸が配置されていると好ましい。変形例で
はコース方向に沿ったそれぞれの編目行の間に例えば2
本又は3本といった複数本の強化・安定化糸が配置され
ている。他の変形例では、コース方向に延びる複数の強
化・安定化糸が2個、3個、4個以上の編目行毎に配置
されていてもよい。本発明の他の実施例では、編布帛に
はさらにウエール方向に沿って強化・安定化糸が配置さ
れている。その際ウエール方向に沿った強化・安定化糸
が、複数の編目から成る柱体の間に直線状に配置される
か、他の編目の柱体に対して1個以上の柱体分だけ位置
換えして配置されたキャプスタン(Capstan)糸
であるとよい。例えば、ウエール方向の複数の編目の1
本または2本の柱体を越えて渡り部分を設けるために、
複数の編目の1本又は2本の柱体に対応する位置換え部
分を具備しながらキャプスタン糸が配置されるとよい。
ウエール方向での強化・安定化糸は複数の編目から成る
それぞれの柱体の間に配置されるか、あるいはその変形
例としてウエール方向に沿った複数の編目の柱体の2
本、3本、または4本以上のグループの外側に配置され
ていてもよい。
向に沿った複数の編目から成る編目行のそれぞれの間に
強化・安定化糸が配置されていると好ましい。変形例で
はコース方向に沿ったそれぞれの編目行の間に例えば2
本又は3本といった複数本の強化・安定化糸が配置され
ている。他の変形例では、コース方向に延びる複数の強
化・安定化糸が2個、3個、4個以上の編目行毎に配置
されていてもよい。本発明の他の実施例では、編布帛に
はさらにウエール方向に沿って強化・安定化糸が配置さ
れている。その際ウエール方向に沿った強化・安定化糸
が、複数の編目から成る柱体の間に直線状に配置される
か、他の編目の柱体に対して1個以上の柱体分だけ位置
換えして配置されたキャプスタン(Capstan)糸
であるとよい。例えば、ウエール方向の複数の編目の1
本または2本の柱体を越えて渡り部分を設けるために、
複数の編目の1本又は2本の柱体に対応する位置換え部
分を具備しながらキャプスタン糸が配置されるとよい。
ウエール方向での強化・安定化糸は複数の編目から成る
それぞれの柱体の間に配置されるか、あるいはその変形
例としてウエール方向に沿った複数の編目の柱体の2
本、3本、または4本以上のグループの外側に配置され
ていてもよい。
【0006】強化・安定化糸はウエール方向で複数の編
目から成る柱体の複数本の間に配置されている。例えば
2本又は3本という複数本の強化・安定化糸が複数の編
目から成るそれぞれの柱体の間に配置されるとしても良
く、また複数の編目の柱体の2本、3本または4本以上
の柱体の外側に配置されてもよい。コース方向あるいは
ウエール方向の前記強化・安定化糸は一般的に規則的に
配置される。しかしながら布帛の用途や使用状態に応じ
て布帛中のある位置における強化・安定化糸の数は増や
したり、減らしたりして良い。編地に用いられる糸とし
ては合成繊維または人造繊維のモノフィラメントやマル
チフィラメントおよび/又は合成繊維短繊維また人造繊
維短繊維の紡績糸を用いることができる。編布帛に用い
られる糸はテクスチャード加工糸でもよく、また未加工
の普通糸の何れの糸でもよい。
目から成る柱体の複数本の間に配置されている。例えば
2本又は3本という複数本の強化・安定化糸が複数の編
目から成るそれぞれの柱体の間に配置されるとしても良
く、また複数の編目の柱体の2本、3本または4本以上
の柱体の外側に配置されてもよい。コース方向あるいは
ウエール方向の前記強化・安定化糸は一般的に規則的に
配置される。しかしながら布帛の用途や使用状態に応じ
て布帛中のある位置における強化・安定化糸の数は増や
したり、減らしたりして良い。編地に用いられる糸とし
ては合成繊維または人造繊維のモノフィラメントやマル
チフィラメントおよび/又は合成繊維短繊維また人造繊
維短繊維の紡績糸を用いることができる。編布帛に用い
られる糸はテクスチャード加工糸でもよく、また未加工
の普通糸の何れの糸でもよい。
【0007】他の変形例では編布帛が、多種類の糸から
成る混合糸、および/又は弾性糸を含む多種類の繊維か
ら成る糸から作られていてもよい。例えば強化・安定化
糸に対して用いられる糸および/又は繊維は、ポリエス
テル樹脂、ポリアミド6またはポリアミド6.6の如き
ポリアミド樹脂、ビスコース、あるいはこれら原料の変
成材料または混合材料から作られる。他の実施例では、
コース方向あるいはウエール方向で用いられる強化・安
定化糸は例えば絹の如き天然繊維長繊維または例えば羊
毛や綿花の如き天然繊維短繊維、あるいはこれら原料の
変成材料また混合材料から作られてもよい。他の変形例
によればコース方向あるいはウエール方向で用いられる
強化・安定化糸また繊維に1本以上の弾性糸および/又
は弾性繊維が含まれていてもよい。
成る混合糸、および/又は弾性糸を含む多種類の繊維か
ら成る糸から作られていてもよい。例えば強化・安定化
糸に対して用いられる糸および/又は繊維は、ポリエス
テル樹脂、ポリアミド6またはポリアミド6.6の如き
ポリアミド樹脂、ビスコース、あるいはこれら原料の変
成材料または混合材料から作られる。他の実施例では、
コース方向あるいはウエール方向で用いられる強化・安
定化糸は例えば絹の如き天然繊維長繊維または例えば羊
毛や綿花の如き天然繊維短繊維、あるいはこれら原料の
変成材料また混合材料から作られてもよい。他の変形例
によればコース方向あるいはウエール方向で用いられる
強化・安定化糸また繊維に1本以上の弾性糸および/又
は弾性繊維が含まれていてもよい。
【0008】コース方向あるいはウエール方向で用いら
れる強化・安定化糸はテクスチャード加工糸でもよく、
また未加工の糸であってもよい。テクスチャード加工糸
は例えば仮撚加工技術、または空気噴射加工技術の如き
従来公知の方法で得ることができる。他の実施例によれ
ば、コース方向あるいはウエール方向で用いられる強化
・安定化糸は収縮性繊維と非収縮性繊維の混合によって
作ることができる。本発明でコース方向あるいはウエー
ル方向で用いられる強化・安定化糸は成分や構造におい
て同一であっても、互いに異るものであってもよい。糸
の番手や糸の併合本数は一般的に布帛に対して要求され
る弾性、可撓性及び容積に応じて選定される。
れる強化・安定化糸はテクスチャード加工糸でもよく、
また未加工の糸であってもよい。テクスチャード加工糸
は例えば仮撚加工技術、または空気噴射加工技術の如き
従来公知の方法で得ることができる。他の実施例によれ
ば、コース方向あるいはウエール方向で用いられる強化
・安定化糸は収縮性繊維と非収縮性繊維の混合によって
作ることができる。本発明でコース方向あるいはウエー
ル方向で用いられる強化・安定化糸は成分や構造におい
て同一であっても、互いに異るものであってもよい。糸
の番手や糸の併合本数は一般的に布帛に対して要求され
る弾性、可撓性及び容積に応じて選定される。
【0009】本発明によれば、編布帛は糸外れの発生を
限定するような編組織から作られる。このような編組織
はシンプルアトラス編み、リバースアトラス編み、ツイ
ル編みである。本発明の他の態様によれば、本発明の編
布帛を衣服あるいは衣服用布帛片を作るために用いるこ
とに関する。本発明の衣服布帛はハーフオーバコート、
ジャケット、コート、ズボン、ウエストコート、あるい
はこれら衣服の部品となる布帛片を作るのに有用に用い
られる。本発明のさらに他の態様によれば、本発明は本
発明の編布帛を少くとも部分的に含む衣服を含む。
限定するような編組織から作られる。このような編組織
はシンプルアトラス編み、リバースアトラス編み、ツイ
ル編みである。本発明の他の態様によれば、本発明の編
布帛を衣服あるいは衣服用布帛片を作るために用いるこ
とに関する。本発明の衣服布帛はハーフオーバコート、
ジャケット、コート、ズボン、ウエストコート、あるい
はこれら衣服の部品となる布帛片を作るのに有用に用い
られる。本発明のさらに他の態様によれば、本発明は本
発明の編布帛を少くとも部分的に含む衣服を含む。
【0010】本発明のさらに他の態様によれば、本発明
は下記の工程から成る編布帛の製造方法に関する。 ・編地が経編機で編成され、 ・強化・安定化糸がコース方向におよび/又はウエール
方向で前記編地に挿入されて、編布帛が形成され、 ・前記得られた編布帛が必要な収縮処理を受けている間
に編布帛に対する仕上げ加工が行われる。
は下記の工程から成る編布帛の製造方法に関する。 ・編地が経編機で編成され、 ・強化・安定化糸がコース方向におよび/又はウエール
方向で前記編地に挿入されて、編布帛が形成され、 ・前記得られた編布帛が必要な収縮処理を受けている間
に編布帛に対する仕上げ加工が行われる。
【0011】
【実施例】本発明は添付図面を参照とした実施例の説明
により以下詳述される。本発明の布帛の1例である図1
に示すように、本発明の布帛1は編地2と、編地2の編
目行4の間にコース方向で長く延びる緯糸3から成る。
この長い緯糸3は編目の形成に係ることなく、編目の構
成を安定化する機能と編密度を増加させる機能を果し、
したがって編布帛の通気性を少くすることになる。この
緯糸3は編地2を組織する編糸の渡り部分5によって編
地2の所定位置に保たれる。図1に示す実施例では、長
く延びる緯糸3はそれぞれが複数の編目から成る全ての
編目行4の間に配置されている。
により以下詳述される。本発明の布帛の1例である図1
に示すように、本発明の布帛1は編地2と、編地2の編
目行4の間にコース方向で長く延びる緯糸3から成る。
この長い緯糸3は編目の形成に係ることなく、編目の構
成を安定化する機能と編密度を増加させる機能を果し、
したがって編布帛の通気性を少くすることになる。この
緯糸3は編地2を組織する編糸の渡り部分5によって編
地2の所定位置に保たれる。図1に示す実施例では、長
く延びる緯糸3はそれぞれが複数の編目から成る全ての
編目行4の間に配置されている。
【0012】図2に示す実施例では、本発明の編布帛1
にはさらにウエール方向に延びる複数の編目から成るそ
れぞれの柱体7の間に延びるキャプスタン糸6が配置さ
れている。図1および図2において、編地2は特別の編
組織を示す事なしに、一般的に示されており、編目外れ
(pressing off)、を防止する編組織から
得られた経編地は後述する。図2および図7に示された
実施例では、キャプスタン糸6は編地2の複数の編目か
ら成るそれぞれの柱体7の間に、編目の形成を行うこと
なしに直線状に配置され、それによって編地の安定性と
密度をさらに増加する。キャプスタン糸6は編糸9の渡
り部分5によって編地2の所定の位置に保たれる。図8
に示された他の実施例では、複数の編目から成るそれぞ
れの編目行4において、複数の編目から成る柱体7の1
個を越えて位置換えする部分8を有するキャプスタン糸
6が編地2内に配置され、この位置換え部分8は先行す
る部分に対して反対方向に作られている。この実施例で
は、長くコース方向に延びる緯糸3は複数の編目から成
る編目行4の間で編地2に配置されており、編糸9の渡
り部分5によって所定の位置に保たれている。図8に示
す例では、緯糸3は渡り部分5の下側を通り、編目のル
ープ2′の上方を通っている。
にはさらにウエール方向に延びる複数の編目から成るそ
れぞれの柱体7の間に延びるキャプスタン糸6が配置さ
れている。図1および図2において、編地2は特別の編
組織を示す事なしに、一般的に示されており、編目外れ
(pressing off)、を防止する編組織から
得られた経編地は後述する。図2および図7に示された
実施例では、キャプスタン糸6は編地2の複数の編目か
ら成るそれぞれの柱体7の間に、編目の形成を行うこと
なしに直線状に配置され、それによって編地の安定性と
密度をさらに増加する。キャプスタン糸6は編糸9の渡
り部分5によって編地2の所定の位置に保たれる。図8
に示された他の実施例では、複数の編目から成るそれぞ
れの編目行4において、複数の編目から成る柱体7の1
個を越えて位置換えする部分8を有するキャプスタン糸
6が編地2内に配置され、この位置換え部分8は先行す
る部分に対して反対方向に作られている。この実施例で
は、長くコース方向に延びる緯糸3は複数の編目から成
る編目行4の間で編地2に配置されており、編糸9の渡
り部分5によって所定の位置に保たれている。図8に示
す例では、緯糸3は渡り部分5の下側を通り、編目のル
ープ2′の上方を通っている。
【0013】本発明の編布帛に用いることができる糸の
例を示すと、キャプスタン糸及び緯糸はDu Pont
社からCOOLMAX(登録商標名)として供給される
糸やフランスのAkzo Nobel社からLYOCE
LLおよびNEWCELLとして供給される糸等を用い
ることができる。経編地2を編成するために用いられる
組織は、例えば編糸切断の防止の如く、編地の編目外れ
を制限するように選定される。編目外れの制限は緯糸の
存在によって強化することができる。
例を示すと、キャプスタン糸及び緯糸はDu Pont
社からCOOLMAX(登録商標名)として供給される
糸やフランスのAkzo Nobel社からLYOCE
LLおよびNEWCELLとして供給される糸等を用い
ることができる。経編地2を編成するために用いられる
組織は、例えば編糸切断の防止の如く、編地の編目外れ
を制限するように選定される。編目外れの制限は緯糸の
存在によって強化することができる。
【0014】用いられる編組織は例えば図3に示すよう
に、シンプルアトラス組織であって、この組織ではそれ
ぞれの編糸9の編成工程が同一方向で連続して数回進
み、それから反対方向に進むものである。これとは異な
る変形例であるリバースアトラス組織では、図4に示す
ように、編地を形成する隣接する2本の糸が鏡面対称で
同じように進んでいる。ツイル編組織を有するさらに他
の変形例においては、図6に示すように、複数の編目か
ら成る編目行のそれぞれにおいて、編地の1本以上の編
糸9を片寄せのように位置換えすることによって斜行線
を表現することができる。
に、シンプルアトラス組織であって、この組織ではそれ
ぞれの編糸9の編成工程が同一方向で連続して数回進
み、それから反対方向に進むものである。これとは異な
る変形例であるリバースアトラス組織では、図4に示す
ように、編地を形成する隣接する2本の糸が鏡面対称で
同じように進んでいる。ツイル編組織を有するさらに他
の変形例においては、図6に示すように、複数の編目か
ら成る編目行のそれぞれにおいて、編地の1本以上の編
糸9を片寄せのように位置換えすることによって斜行線
を表現することができる。
【0015】図5に示す本発明の布帛の実施例では、シ
ンプルアトラス編組織を用いて複数の編糸9から編成さ
れた編地2に、複数の編目からなる編目行4のそれぞれ
の間に緯糸3が挿入されており、その緯糸3は編糸9の
渡り部分5の下側を通ることによって所定の位置に保た
れ、且つ糸9によって形成されたループの上を通過して
いる。さらに他の実施例による布帛は下記〔表1〕に示
す編み手順によるリバースアトラス編組織で編成された
編地と、緯糸から形成される。
ンプルアトラス編組織を用いて複数の編糸9から編成さ
れた編地2に、複数の編目からなる編目行4のそれぞれ
の間に緯糸3が挿入されており、その緯糸3は編糸9の
渡り部分5の下側を通ることによって所定の位置に保た
れ、且つ糸9によって形成されたループの上を通過して
いる。さらに他の実施例による布帛は下記〔表1〕に示
す編み手順によるリバースアトラス編組織で編成された
編地と、緯糸から形成される。
【0016】
【表1】
【0017】図6は複数の緯糸9から編成された編地2
と緯糸3から成る本発明の布帛1の他の実施例を示す。
複数の編目から成る編目行4のそれぞれの間に挿入され
た長く延びた緯糸3は編糸9の渡り部分5の下側を通る
ことによって編地2上に保たれ、且つ編地2の複数のル
ープの上を通過している。この実施例による布帛は、下
記〔表2〕に示す編み手順によるツイル編組織で得られ
る。
と緯糸3から成る本発明の布帛1の他の実施例を示す。
複数の編目から成る編目行4のそれぞれの間に挿入され
た長く延びた緯糸3は編糸9の渡り部分5の下側を通る
ことによって編地2上に保たれ、且つ編地2の複数のル
ープの上を通過している。この実施例による布帛は、下
記〔表2〕に示す編み手順によるツイル編組織で得られ
る。
【0018】
【表2】
【0019】本発明による布帛の図8に示す実施例は、
下記〔表3〕に示す編み手順によるツイル編組織によっ
て編成された複数の糸から成る。〔表3〕において案内
バーBIはキャプスタン糸編成用筬の編み手順を示し、
案内バーBIIは編地2の編成用筬の編み手順を示す。
下記〔表3〕に示す編み手順によるツイル編組織によっ
て編成された複数の糸から成る。〔表3〕において案内
バーBIはキャプスタン糸編成用筬の編み手順を示し、
案内バーBIIは編地2の編成用筬の編み手順を示す。
【0020】
【表3】
【0021】本発明の布帛は例えばラッセル経編機の如
くそれ自身公知の経編機を用いて編成することができ
る。これら経編機の作動もまた公知であり、強化・安定
化糸は一般的に針床とフォールプレート(fall p
late)との間でコース方向またはウエール方向に供
給される。1本以上の針が編地の形成と強化・安定化糸
の挿入のために公知の方法で案内バーと協働する。編成
作業後に、布帛にはそれ自身従来から行われている仕上
作業が与えられて、その用途に応じた弾性、色彩又は安
定性が与えられることになる。これらの処理の中には例
えば熱処理の如き収縮処理が含まれ、布帛の寸法を小さ
くするのに利用される。
くそれ自身公知の経編機を用いて編成することができ
る。これら経編機の作動もまた公知であり、強化・安定
化糸は一般的に針床とフォールプレート(fall p
late)との間でコース方向またはウエール方向に供
給される。1本以上の針が編地の形成と強化・安定化糸
の挿入のために公知の方法で案内バーと協働する。編成
作業後に、布帛にはそれ自身従来から行われている仕上
作業が与えられて、その用途に応じた弾性、色彩又は安
定性が与えられることになる。これらの処理の中には例
えば熱処理の如き収縮処理が含まれ、布帛の寸法を小さ
くするのに利用される。
【0022】なお図3及び図4において、点で示す位置
は2本の糸の交叉点を示し、複数の点をつなぐ水平方向
の行は緯糸の方向であり、複数の点をつなぐ垂直方向の
列はキャプスタン糸の如き糸の方向を示すものである。
図5〜図8においては、編地の糸の一部を図で示すのみ
であって、その他の編糸の位置は編目ループの切片だけ
で示すものとする。
は2本の糸の交叉点を示し、複数の点をつなぐ水平方向
の行は緯糸の方向であり、複数の点をつなぐ垂直方向の
列はキャプスタン糸の如き糸の方向を示すものである。
図5〜図8においては、編地の糸の一部を図で示すのみ
であって、その他の編糸の位置は編目ループの切片だけ
で示すものとする。
【図1】本発明の布帛の一実施例を示す略示平面図であ
る。
る。
【図2】本発明の布帛の他の実施例を示す略示平面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の布帛における編組織の一例であるシン
プルアトラス編みを示す組織図である。
プルアトラス編みを示す組織図である。
【図4】本発明の布帛における編組織の一例であるリバ
ースアトラス編みを示す組織図である。
ースアトラス編みを示す組織図である。
【図5】編組織がシンプルアトラスである場合の本発明
の編布帛の糸の配置状態を示す略示平面図である。
の編布帛の糸の配置状態を示す略示平面図である。
【図6】編組織がツイル編みである場合の本発明の編布
帛の糸の配置状態を示す略示平面図である。
帛の糸の配置状態を示す略示平面図である。
【図7】編組織がツイル編みであり、且つウエール方向
にキャプスタン糸を配置されている本発明の編布帛の一
例を示す略示平面図である。
にキャプスタン糸を配置されている本発明の編布帛の一
例を示す略示平面図である。
【図8】編組織がツイル編みであり、且つウエール方向
にキャプスタン糸が配置されている本発明の編布帛の他
の一例を示す略示平面図である。
にキャプスタン糸が配置されている本発明の編布帛の他
の一例を示す略示平面図である。
1…布帛(本発明) 2…経編地 3…緯糸 4…コース方向の編目行 5…渡り部分 6…キャプスタン糸 7…柱体 8…位置換え部分 9…編糸
Claims (31)
- 【請求項1】 好ましくは経編地である編地(2)と、
該編地(2)の片側面に少くともコース方向に沿って挿
入されている強化・安定化糸から成る編布帛タイプの衣
服用布帛(1)であって、該強化・安定化糸が編目の形
成を行うことなく、編地(2)を構成する編糸の渡り部
分(5)によって編地(2)の所定位置に保たれている
衣服用布帛。 - 【請求項2】 前記強化・安定化糸がコース方向に沿っ
て長く延びた緯糸(3)であることを特徴とする請求項
1記載の布帛。 - 【請求項3】 前記布帛が、さらにウエール方向に沿っ
て編目を形成することなく挿入されている強化・安定化
糸を有することを特徴とする請求項1または2に記載の
布帛。 - 【請求項4】 前記ウエール方向に沿って挿入される強
化・安定化糸が、キャプスタン糸(6)から成ることを
特徴とする請求項3記載の布帛。 - 【請求項5】 前記ウエール方向に沿って挿入される強
化・安定化糸が、複数の編目から成る柱体(7)の間に
直線状に配置されていることを特徴とする請求項4記載
の布帛。 - 【請求項6】 前記ウエール方向に沿って挿入される強
化安定糸が、複数の編目から成る柱体(7)間の渡り部
分によって保たれるように、1本以上の柱体(7)を横
切って位置換えしながら配置されることを特徴とする請
求項4記載の布帛。 - 【請求項7】 前記ウエール方向に沿って挿入される強
化安定糸が、複数の編目から成る柱体(7)間の渡り部
分によって保たれるように、1本または2本の柱体
(7)を横切って位置換えしながら配置されることを特
徴とする請求項6記載の布帛。 - 【請求項8】 前記ウエール方向に沿って挿入される強
化・安定化糸が、複数の編目から成る柱体(7)のそれ
ぞれの間に配置されていることを特徴とする請求項3か
ら7迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項9】 前記ウエール方向に沿って挿入される強
化・安定化糸が、複数の編目から成る柱体(7)の2
本、3本または4本以上のグループの外側に配置されて
いることを特徴とする請求項3から7迄の何れかの項に
記載の布帛。 - 【請求項10】 前記コース方向に沿って挿入される強
化・安定化糸が、複数の編目から成る編目行(4)のそ
れぞれの間に配置されていることを特徴とする請求項1
から9迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項11】 前記コース方向に沿って挿入される強
化・安定化糸が、複数の編目から成る編目行(4)の2
本、3本または4本以上のグループの外側に配置されて
いることを特徴とする請求項1から9迄の何れかの項に
記載の布帛。 - 【請求項12】 例えば2本または3本の如き複数本の
強化・安定化糸が、編地のウエール方向に沿って、複数
の編目から成る柱体(7)のそれぞれの間、あるいは柱
体(7)の2本、3本または4本以上のグループの外側
に配置されていることを特徴とする請求項1から11迄
の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項13】 例えば2本または3本の如き複数本の
強化・安定化糸が、編地のコース方向に沿って、複数の
編目から成る編目行(4)のそれぞれの間、あるいは編
目行(4)の2本、3本または4本以上のグループの外
側に配置されていることを特徴とする請求項1から12
迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項14】 編地(2)が編目外れの発生を防止す
る編組織で作られることを特徴とする請求項1から13
迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項15】 前記編組織がシンプルアトラス、リバ
ースアトラス、あるいはツイル編みのいずれかである請
求項14に記載の布帛。 - 【請求項16】 前記編地(2)が、合成繊維または人
造繊維のモノフィラメントまたはマルチフィラメント、
および/又は合成繊維短繊維または人造繊維短繊維の紡
績糸から作られていることを特徴とする請求項1から1
5迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項17】 前記編地(2)が、テクスチャード加
工糸または未加工の普通糸から作られていることを特徴
とする請求項16に記載の布帛。 - 【請求項18】 前記編地(2)を作るために用いられ
る糸および/又は繊維がポリアミド6またはポリアミド
6.6の如きポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ビス
コース、あるいはこれら原料の変成材料または混合材料
から作られていることを特徴とする請求項16または1
7記載の布帛。 - 【請求項19】 布帛に用いられる糸または繊維に、1
本以上の弾性糸または弾性を有する繊維が組合されてい
ることを特徴とする請求項16から18迄の何れかの項
に記載の布帛。 - 【請求項20】 編地のコース方向および/又はウエー
ル方向に挿入される強化・安定化糸が、合成繊維または
人造繊維のモノフィラメントまたはマルチフィラメン
ト、および/又は合成繊維短繊維または人造繊維短繊維
の紡績糸から作られていることを特徴とする請求項1か
ら19迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項21】 編地のコース方向および/又はウエー
ル方向に沿って挿入される強化・安定化糸が、テクスチ
ャード加工糸または未加工の普通糸から作られているこ
とを特徴とする請求項20に記載の布帛。 - 【請求項22】 編地のコース方向および/又はウエー
ル方向に沿って挿入される強化・安定化糸を作るために
用いられる糸および/又は繊維がポリアミド6樹脂、ポ
リアミド6.6の如きポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂、ビスコース、あるいはこれら原料の変成材料または
混合材料から作られていることを特徴とする請求項20
または21記載の布帛。 - 【請求項23】 編地のコース方向および/又はウエー
ル方向に沿って挿入される強化・安定化糸が天然繊維か
ら成るフィラメントおよび/又は天然繊維短繊維から成
る紡績糸から作られていることを特徴とする請求項1か
ら19迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項24】 編地のコース方向および/又はウエー
ル方向に沿って挿入される強化・安定化糸が羊毛、綿花
およびそれらの変成品およびこれらの繊維の混合物から
作られた糸であることを特徴とする請求項23に記載の
布帛。 - 【請求項25】 編地のコース方向および/又はウエー
ル方向に沿って挿入される強化・安定化糸に、1本以上
の弾性糸または弾性を有する繊維が組合されていること
を特徴とする請求項20から24迄の何れかの項に記載
の布帛。 - 【請求項26】 編地のコース方向および/又はウエー
ル方向に沿って挿入される強化・安定化糸が収縮性繊維
と非収縮性繊維の混合物を含んで成ることを特徴とする
請求項20から25迄の何れかの項に記載の布帛。 - 【請求項27】 前記複数の強化・安定化糸が互いに同
一であるか成分及び/又は構造において異っていること
を特徴とする請求項20から26迄の何れかの項に記載
の布帛。 - 【請求項28】 衣服または衣服を構成する布帛片を作
るための請求項1から27迄の何れかの項に記載の布帛
の使用。 - 【請求項29】 ショートオーバコート、ジャケット、
ズボン、コート、ウエストコート及びこれら製品の構成
部品を作るための請求項28記載の布帛の使用。 - 【請求項30】 請求項1から27迄の何れかの項に記
載の布帛を少くとも一部分に含むことを特徴とする衣
服。 - 【請求項31】 経編機で編地を編成し、強化・安定化
糸を編地のコース方向および/又はウエール方向に沿っ
て編地中に挿入して布帛を作り、得られた布帛を仕上げ
処理して可能な限り布帛の収縮処理を行うことを特徴と
する請求項1から27迄に記載の布帛の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9801627 | 1998-02-11 | ||
| FR9801627A FR2774703B1 (fr) | 1998-02-11 | 1998-02-11 | Tissu de draperie, son procede de fabrication et ses utilisations |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11279907A true JPH11279907A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=9522854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3375299A Pending JPH11279907A (ja) | 1998-02-11 | 1999-02-12 | 衣服用布帛、その製造方法およびその使用 |
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|---|---|
| US (1) | US6389851B1 (ja) |
| EP (1) | EP0936295A1 (ja) |
| JP (1) | JPH11279907A (ja) |
| CN (1) | CN1233676A (ja) |
| FR (1) | FR2774703B1 (ja) |
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