JPH11280435A - 可変動弁装置 - Google Patents
可変動弁装置Info
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- JPH11280435A JPH11280435A JP8344298A JP8344298A JPH11280435A JP H11280435 A JPH11280435 A JP H11280435A JP 8344298 A JP8344298 A JP 8344298A JP 8344298 A JP8344298 A JP 8344298A JP H11280435 A JPH11280435 A JP H11280435A
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- Japan
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- timing
- inner body
- plate
- valve
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- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低リフト状態と高リフト状態のリフト切り換
え時のタイミング制御を、適切な状態の基で機能させ
る。 【解決手段】 アウターボデー22と、アウターボデー
22に対し摺動可能なインナーボデー23と、両ボデー
22,23との相対移動を規制する規制部材26と、両
ボデー22,23間に配設され規制部材26をガイドす
る中間ボデー37と、カムシャフト12の駆動に伴う慣
性力に応じて相対移動し、規制部材26を係合状態によ
り摺動規制するタイミング部材36と、中間ボデー37
の下方に配設され弁軸24を支持する支持部材51,5
2を有する可変動弁装置10において、タイミング部材
36が慣性力により移動する移動空間29に溜まる流体
を中間ボデー37に設けられた連通孔37aa,37b
aを介して流体開放側の室53へ開放し、移動空間29
に常時、リークした流体が存在しないようにした。
え時のタイミング制御を、適切な状態の基で機能させ
る。 【解決手段】 アウターボデー22と、アウターボデー
22に対し摺動可能なインナーボデー23と、両ボデー
22,23との相対移動を規制する規制部材26と、両
ボデー22,23間に配設され規制部材26をガイドす
る中間ボデー37と、カムシャフト12の駆動に伴う慣
性力に応じて相対移動し、規制部材26を係合状態によ
り摺動規制するタイミング部材36と、中間ボデー37
の下方に配設され弁軸24を支持する支持部材51,5
2を有する可変動弁装置10において、タイミング部材
36が慣性力により移動する移動空間29に溜まる流体
を中間ボデー37に設けられた連通孔37aa,37b
aを介して流体開放側の室53へ開放し、移動空間29
に常時、リークした流体が存在しないようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カムシャフトの駆
動カムと弁軸との間に配設されたリフタによって吸排気
バルブの開閉タイミング、あるいはリフト量を変更する
可変動弁装置に関するものである。
動カムと弁軸との間に配設されたリフタによって吸排気
バルブの開閉タイミング、あるいはリフト量を変更する
可変動弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の可変動弁装置は、例えば、特開
平8−189316号公報に記載されているように、エ
ンジンのシリンダヘッドに形成された孔内を摺動するリ
フタがアウターボデーとインナーボデーから成り、アウ
ターボデーの上端面が高速カムと当接し、インナーボデ
ーの上端面が低速用カムに当接されている。そして、弁
軸と直交する方向に摺動可能でアウターボデーとインナ
ーボデーの相対移動を規制するプレート(規制部材)が
アウターボデーに支承され、インナーボデーはその外周
溝と外周溝の場所に摺動可能な状態で配設されるプレー
トとが係合離脱可能となっており、アウターボデーとの
弁軸方向の相対移動が規制されるものである。
平8−189316号公報に記載されているように、エ
ンジンのシリンダヘッドに形成された孔内を摺動するリ
フタがアウターボデーとインナーボデーから成り、アウ
ターボデーの上端面が高速カムと当接し、インナーボデ
ーの上端面が低速用カムに当接されている。そして、弁
軸と直交する方向に摺動可能でアウターボデーとインナ
ーボデーの相対移動を規制するプレート(規制部材)が
アウターボデーに支承され、インナーボデーはその外周
溝と外周溝の場所に摺動可能な状態で配設されるプレー
トとが係合離脱可能となっており、アウターボデーとの
弁軸方向の相対移動が規制されるものである。
【0003】また、プレートの弁軸と直交する方向の摺
動を制御する圧力源が設けられ、この圧力源はプレート
を外周溝に係合する位置に移動させて弁を高リフト状態
で開閉させるモードと、プレートを外周溝から離脱する
位置に摺動させて弁を低リフト状態で開閉させるモード
と選択的に切り換えが可能となっている。
動を制御する圧力源が設けられ、この圧力源はプレート
を外周溝に係合する位置に移動させて弁を高リフト状態
で開閉させるモードと、プレートを外周溝から離脱する
位置に摺動させて弁を低リフト状態で開閉させるモード
と選択的に切り換えが可能となっている。
【0004】また、特開平8−42315号公報には、
エンジンのシリンダヘッドに形成された孔内を摺動し駆
動カムによって駆動される上底円筒部材と、その部材内
にリフト量変更のための二つの切換装置に流体的に作動
するピストンとバネ材との作用の基で変位可能に保持さ
れたリフト量規制部材と、一方の切り換え位置に変位し
たリフト量規制部材を駆動カムの軌道に応じて弾性変形
することによりロックするロック部材とを有している。
エンジンのシリンダヘッドに形成された孔内を摺動し駆
動カムによって駆動される上底円筒部材と、その部材内
にリフト量変更のための二つの切換装置に流体的に作動
するピストンとバネ材との作用の基で変位可能に保持さ
れたリフト量規制部材と、一方の切り換え位置に変位し
たリフト量規制部材を駆動カムの軌道に応じて弾性変形
することによりロックするロック部材とを有している。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
ような可変動弁装置のリフタでは、リフト状態の切り換
えタイミングをとるのが難しく、弁軸と直交する方向に
摺動するプレート(リフト量規制部材)の円滑な動作を
期待できない。
ような可変動弁装置のリフタでは、リフト状態の切り換
えタイミングをとるのが難しく、弁軸と直交する方向に
摺動するプレート(リフト量規制部材)の円滑な動作を
期待できない。
【0006】即ち、特開平8−189316号公報のも
のでは、リフト状態の切り換えタイミングが油圧発生の
タイミングに依存しており、カムのリフトするタイミン
グに対してプレートが摺動するタイミングが重なる場合
があり、このときのインナーボデーの外周溝端に摺動す
るプレートが干渉してしまう。
のでは、リフト状態の切り換えタイミングが油圧発生の
タイミングに依存しており、カムのリフトするタイミン
グに対してプレートが摺動するタイミングが重なる場合
があり、このときのインナーボデーの外周溝端に摺動す
るプレートが干渉してしまう。
【0007】特開平8−42315号公報のものでは、
リフト切り換えのタイミングをとるために駆動カムの軌
道を検出する切欠きを形成しており、切欠きがあるため
カムの加工、リフタとの位置合わせ等が必要になり、コ
ストアップの要因となる。
リフト切り換えのタイミングをとるために駆動カムの軌
道を検出する切欠きを形成しており、切欠きがあるため
カムの加工、リフタとの位置合わせ等が必要になり、コ
ストアップの要因となる。
【0008】そこで、このような従来の問題点を解決す
るために、本発明者らは、特願平9−248719号公
報において、以下に示す可変動弁装置を提案した。
るために、本発明者らは、特願平9−248719号公
報において、以下に示す可変動弁装置を提案した。
【0009】この装置は、カムシャフトに同期して駆動
されるアウターボデーと、アウターボデーに対し摺動可
能であり、弁を駆動するインナーボデーと、アウターボ
デー内に摺動可能に配設され、アウターボデーとインナ
ーボデーとの相対移動を規制する規制部材と、アウター
ボデーとインナーボデー間に配設され、規制部材をガイ
ドする中間ボデーと、アウターボデーまたはインナーボ
デーに対し軸方向に設けられた移動空間内において移動
可能であり、カムシャフトの駆動に伴う慣性力に応じア
ウターボデーまたはインナーボデーに対して相対移動し
て規制部材の摺動可能時期を規制すると共に、インナー
ボデーの摺動に伴い弁軸方向に移動して規制部材の規制
を解除するタイミング部材と、中間ボデーの下方に配設
され弁軸を支持する支持部材とを有するものである。
されるアウターボデーと、アウターボデーに対し摺動可
能であり、弁を駆動するインナーボデーと、アウターボ
デー内に摺動可能に配設され、アウターボデーとインナ
ーボデーとの相対移動を規制する規制部材と、アウター
ボデーとインナーボデー間に配設され、規制部材をガイ
ドする中間ボデーと、アウターボデーまたはインナーボ
デーに対し軸方向に設けられた移動空間内において移動
可能であり、カムシャフトの駆動に伴う慣性力に応じア
ウターボデーまたはインナーボデーに対して相対移動し
て規制部材の摺動可能時期を規制すると共に、インナー
ボデーの摺動に伴い弁軸方向に移動して規制部材の規制
を解除するタイミング部材と、中間ボデーの下方に配設
され弁軸を支持する支持部材とを有するものである。
【0010】しかしながら、この装置においては、タイ
ミング部材が慣性力により規制部材から離れることで弁
のタイミング制御を行っているが、タイミング部材が移
動する移動空間は実質上、閉空間となっており、圧力室
からリークした流体がタイミング部材が移動する移動空
間内に充満してしまう。このため、タイミング部材の跳
び上がりが移動空間内の流体により制限されるものとな
り、低リフト状態と高リフト状態のリフト切り換えのタ
イミング制御がうまく機能しないものとなってしまう。
ミング部材が慣性力により規制部材から離れることで弁
のタイミング制御を行っているが、タイミング部材が移
動する移動空間は実質上、閉空間となっており、圧力室
からリークした流体がタイミング部材が移動する移動空
間内に充満してしまう。このため、タイミング部材の跳
び上がりが移動空間内の流体により制限されるものとな
り、低リフト状態と高リフト状態のリフト切り換えのタ
イミング制御がうまく機能しないものとなってしまう。
【0011】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、低リフト状態と高リフト状態のリフ
ト切り換え時のタイミング制御を、適切な状態の基で機
能させることを技術的課題とする。
されたものであり、低リフト状態と高リフト状態のリフ
ト切り換え時のタイミング制御を、適切な状態の基で機
能させることを技術的課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた技術的手段は、カムシャフトに同期して駆動
されるアウターボデーと、アウターボデーに対し摺動可
能であり、弁を駆動するインナーボデーと、アウターボ
デー内に摺動可能に配設され、アウターボデーとインナ
ーボデーとの相対移動を規制する規制部材と、アウター
ボデーとインナーボデー間に配設され、規制部材をガイ
ドする中間ボデーと、アウターボデーまたはインナーボ
デーに対し軸方向に設けられた移動空間内において移動
可能であり、カムシャフトの駆動に伴う慣性力に応じア
ウターボデーまたはインナーボデーに対して相対移動し
て規制部材の摺動可能時期を規制すると共に、弁軸方向
に移動して規制部材の規制を解除するタイミング部材
と、中間ボデーの下方に配設されて弁軸を支持する支持
部材とを有する可変動弁装置において、中間ボデーと支
持部材により室が形成され、室へ移動空間から連通する
通路を設けたことである。
めに講じた技術的手段は、カムシャフトに同期して駆動
されるアウターボデーと、アウターボデーに対し摺動可
能であり、弁を駆動するインナーボデーと、アウターボ
デー内に摺動可能に配設され、アウターボデーとインナ
ーボデーとの相対移動を規制する規制部材と、アウター
ボデーとインナーボデー間に配設され、規制部材をガイ
ドする中間ボデーと、アウターボデーまたはインナーボ
デーに対し軸方向に設けられた移動空間内において移動
可能であり、カムシャフトの駆動に伴う慣性力に応じア
ウターボデーまたはインナーボデーに対して相対移動し
て規制部材の摺動可能時期を規制すると共に、弁軸方向
に移動して規制部材の規制を解除するタイミング部材
と、中間ボデーの下方に配設されて弁軸を支持する支持
部材とを有する可変動弁装置において、中間ボデーと支
持部材により室が形成され、室へ移動空間から連通する
通路を設けたことである。
【0013】上記の構成により、中間ボデーと支持部材
により形成された室へ移動空間から連通する通路を設け
たので、タイミング部材が移動する移動空間にリークし
て溜まった流体は通路を介して中間ボデーと支持部材に
より形成された空間に排出されるため、移動空間には流
体が充満することはなくなり、リフト切り換え時のタイ
ミング制御を適切な状態の基で行うことが可能となる。
により形成された室へ移動空間から連通する通路を設け
たので、タイミング部材が移動する移動空間にリークし
て溜まった流体は通路を介して中間ボデーと支持部材に
より形成された空間に排出されるため、移動空間には流
体が充満することはなくなり、リフト切り換え時のタイ
ミング制御を適切な状態の基で行うことが可能となる。
【0014】この場合、通路は中間ボデーに形成される
ようにすれば、中間ボデーの通路の加工を追加するのみ
で形成することが可能となるため、簡単な方法でタイミ
ング制御を適切に機能させることが可能となる。
ようにすれば、中間ボデーの通路の加工を追加するのみ
で形成することが可能となるため、簡単な方法でタイミ
ング制御を適切に機能させることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の可変動弁装置を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0016】図1においてカムシャフト12は、車両エ
ンジンのシリンダヘッド11に回転可能に支持され、カ
ムシャフト12には一つの低速用カム13とその両側に
高速用カム14,15が配設されている。
ンジンのシリンダヘッド11に回転可能に支持され、カ
ムシャフト12には一つの低速用カム13とその両側に
高速用カム14,15が配設されている。
【0017】この低速用カム13および高速用カム1
4,15と、吸排気弁の弁軸24との間に介装されるリ
フタ20はシリンダヘッド11に形成された孔21内に
弁軸方向に摺動可能に配設された上底筒状のアウターボ
デー22と、アウタボデー22内に弁軸方向に摺動可能
なインナーボデー23とから構成され、アウターボデー
22は高速用カム14,15によって駆動され、インナ
ーボデー23は低速用カム13によって駆動される。弁
軸24のステム端面24a(弁軸端面)は、シム25を
介してインナーボデー23の下面に当接され、この部分
で低速用カム13の駆動力を受ける。
4,15と、吸排気弁の弁軸24との間に介装されるリ
フタ20はシリンダヘッド11に形成された孔21内に
弁軸方向に摺動可能に配設された上底筒状のアウターボ
デー22と、アウタボデー22内に弁軸方向に摺動可能
なインナーボデー23とから構成され、アウターボデー
22は高速用カム14,15によって駆動され、インナ
ーボデー23は低速用カム13によって駆動される。弁
軸24のステム端面24a(弁軸端面)は、シム25を
介してインナーボデー23の下面に当接され、この部分
で低速用カム13の駆動力を受ける。
【0018】インナーボデー23は圧縮バネ27によっ
て弁軸上部の溝部に嵌め込まれたコッタを介して固定さ
れたリテーナ52により、圧縮バネ27の付勢力を受
け、低速用カム13側に付勢されている。また、アウタ
ーボデー22はアウターボデー22の下側に配設された
リテーナ51により、圧縮バネ28の付勢力を受け、高
速用カム14,15側に付勢されている。
て弁軸上部の溝部に嵌め込まれたコッタを介して固定さ
れたリテーナ52により、圧縮バネ27の付勢力を受
け、低速用カム13側に付勢されている。また、アウタ
ーボデー22はアウターボデー22の下側に配設された
リテーナ51により、圧縮バネ28の付勢力を受け、高
速用カム14,15側に付勢されている。
【0019】アウターボデー22とインナーボデー23
との間に形成される環状の空間には1つまたは複数の部
材(ここでは、部材37a,37b)により構成される
中間ボデー37が挿入されている。この中間ボデー37
は37a,37bにより形成されたガイド空間において
弁軸24と垂直方向に摺動可能な略矩形状のプレート
(規制部材)26が37a,37bに挟まれ弁軸24と
垂直方向に形成される対のガイド面37caにガイドさ
れた状態で配設されている。また、中間ボデー37に
は、図7に示されるよう軸方向に連通孔37aa,37
baが形成されており、連通孔37aa,37baはプ
レート26がガイド面37caに沿って摺動した場合で
あっても、開放する位置に設けられている(図3参
照)。このプレート26によってプレート26の摺動す
る方向に圧力を受ける室(圧力室)30と圧力を通常で
は受けない室31が区画されている。
との間に形成される環状の空間には1つまたは複数の部
材(ここでは、部材37a,37b)により構成される
中間ボデー37が挿入されている。この中間ボデー37
は37a,37bにより形成されたガイド空間において
弁軸24と垂直方向に摺動可能な略矩形状のプレート
(規制部材)26が37a,37bに挟まれ弁軸24と
垂直方向に形成される対のガイド面37caにガイドさ
れた状態で配設されている。また、中間ボデー37に
は、図7に示されるよう軸方向に連通孔37aa,37
baが形成されており、連通孔37aa,37baはプ
レート26がガイド面37caに沿って摺動した場合で
あっても、開放する位置に設けられている(図3参
照)。このプレート26によってプレート26の摺動す
る方向に圧力を受ける室(圧力室)30と圧力を通常で
は受けない室31が区画されている。
【0020】圧力室30にはシリンダブロック11に設
けられた流体路11aよりアウターボデー22の側孔2
2aを介して流体(オイル)が導入されるようになって
いる。一方、室31にはプレート26を図1に示す左方
向に付勢する圧縮バネ32がプレート26の側壁に設け
られた段部に挟まれた状態で、プレート26とアウター
ボデー22の内壁の間に配設されている。
けられた流体路11aよりアウターボデー22の側孔2
2aを介して流体(オイル)が導入されるようになって
いる。一方、室31にはプレート26を図1に示す左方
向に付勢する圧縮バネ32がプレート26の側壁に設け
られた段部に挟まれた状態で、プレート26とアウター
ボデー22の内壁の間に配設されている。
【0021】中間ボデー37の下方には弁軸24を支持
しインナーボデー23を上方へ付勢する圧縮バネ27の
付勢力を受けるリテーナ52と、リテーナ51の外周面
を支持しアウターボデー22を上方へ付勢する圧縮バネ
28の付勢力を受けるリテーナ51が設けられている。
このリテーナ51,52と中間ボデー37の間には、リ
フタ20のタイミング部材36が慣性力を受けた場合に
移動する移動空間29に溜まった流体が中間ボデー37
に設けられた連通孔37aa,37baを介して排出さ
れる室53が形成されている。この室53はリテーナ5
1の側部に設けられた孔を介して外部へ圧力を開放する
圧力開放室となる。
しインナーボデー23を上方へ付勢する圧縮バネ27の
付勢力を受けるリテーナ52と、リテーナ51の外周面
を支持しアウターボデー22を上方へ付勢する圧縮バネ
28の付勢力を受けるリテーナ51が設けられている。
このリテーナ51,52と中間ボデー37の間には、リ
フタ20のタイミング部材36が慣性力を受けた場合に
移動する移動空間29に溜まった流体が中間ボデー37
に設けられた連通孔37aa,37baを介して排出さ
れる室53が形成されている。この室53はリテーナ5
1の側部に設けられた孔を介して外部へ圧力を開放する
圧力開放室となる。
【0022】流体路11aにはオイルポンプ40から吐
出される流体が流体給排弁41を介して供給されるよう
になっており、流体給排弁41は、例えば、図示しない
コントローラによりエンジン回転数に応じて、ポンプ4
0からの吐出流体(オイル)を流体路11aに供給し、
オイルパン42とポンプ40及び流体路11aとの間を
遮断する第1位置と、ポンプ40からの吐出流体の流体
路11aへの供給を遮断し、流体路11aとオイルパン
42とを連通させる第2位置とに切換制御される。
出される流体が流体給排弁41を介して供給されるよう
になっており、流体給排弁41は、例えば、図示しない
コントローラによりエンジン回転数に応じて、ポンプ4
0からの吐出流体(オイル)を流体路11aに供給し、
オイルパン42とポンプ40及び流体路11aとの間を
遮断する第1位置と、ポンプ40からの吐出流体の流体
路11aへの供給を遮断し、流体路11aとオイルパン
42とを連通させる第2位置とに切換制御される。
【0023】プレート26は、図2および図3に示され
るように、圧力室30の流体圧と室31の圧縮バネ22
の反発力によって弁軸24と直交する方向に摺動可能に
構成されている。図2はプレート26の中央孔26Cの
中心がインナーボデー23の軸部23Cの軸心より左方
向にずれた状態を示し、図3はプレート26の中央孔2
6Cの中心がインナーボデー23の軸心と一致した状態
を示している。
るように、圧力室30の流体圧と室31の圧縮バネ22
の反発力によって弁軸24と直交する方向に摺動可能に
構成されている。図2はプレート26の中央孔26Cの
中心がインナーボデー23の軸部23Cの軸心より左方
向にずれた状態を示し、図3はプレート26の中央孔2
6Cの中心がインナーボデー23の軸心と一致した状態
を示している。
【0024】インナーボデー23は図1に示すように、
低速用カム13と当接する円盤状の上端部23A、シム
25に当接する円盤状の下端部23B、これらを連接し
た軸部23Cを備えたものであり、下端部23Bは上端
部23Aより外径が小さく、軸部23Cは下端部23B
より更に外径が小さい。
低速用カム13と当接する円盤状の上端部23A、シム
25に当接する円盤状の下端部23B、これらを連接し
た軸部23Cを備えたものであり、下端部23Bは上端
部23Aより外径が小さく、軸部23Cは下端部23B
より更に外径が小さい。
【0025】プレート26の中央孔26Cは、インナー
ボデー23の下端部23Bより内径が大きく、図3のよ
うに中央孔26Cの中心がインナーボデー23の軸心と
一致した状態では、インナーボデー23の下端部23B
がプレート26の中央孔26Cに入り込むことができ、
プレート26は軸部23Cにおいてインナーボデー23
の動きをアウターボデー22に対して規制する規制部材
となる。
ボデー23の下端部23Bより内径が大きく、図3のよ
うに中央孔26Cの中心がインナーボデー23の軸心と
一致した状態では、インナーボデー23の下端部23B
がプレート26の中央孔26Cに入り込むことができ、
プレート26は軸部23Cにおいてインナーボデー23
の動きをアウターボデー22に対して規制する規制部材
となる。
【0026】プレート26には、プレート26の摺動量
だけずれた範囲を直径とする中央孔26Cが弁軸方向に
設けられている。中央孔26Cの中心は弁軸24と同軸
となっており、図2および図3に示されるように軸対称
の位置関係で、外側に第1円周溝26Aと内側に第2円
周溝26Bとが形成されている。この第1円周溝26A
および第2円周溝26Bはインナーボデー23の軸部2
3C上に保持されたタイミング部材36の突起36aが
選択的に係合する溝となっている。また、タイミング部
材36は第1円周溝26A、第2円周溝26Bに係合可
能な突起36aを下側にもつ環状のものであり、プレー
ト26とインナーボデー23の上端部23Aの内側に形
成された空間29の間を軸方向に移動できるようになっ
ている。この場合、タイミング部材36のもつ突起36
aは、第1円周溝26Aおよび第2円周溝26Bにそれ
ぞれ嵌合可能な形状であれば良い。
だけずれた範囲を直径とする中央孔26Cが弁軸方向に
設けられている。中央孔26Cの中心は弁軸24と同軸
となっており、図2および図3に示されるように軸対称
の位置関係で、外側に第1円周溝26Aと内側に第2円
周溝26Bとが形成されている。この第1円周溝26A
および第2円周溝26Bはインナーボデー23の軸部2
3C上に保持されたタイミング部材36の突起36aが
選択的に係合する溝となっている。また、タイミング部
材36は第1円周溝26A、第2円周溝26Bに係合可
能な突起36aを下側にもつ環状のものであり、プレー
ト26とインナーボデー23の上端部23Aの内側に形
成された空間29の間を軸方向に移動できるようになっ
ている。この場合、タイミング部材36のもつ突起36
aは、第1円周溝26Aおよび第2円周溝26Bにそれ
ぞれ嵌合可能な形状であれば良い。
【0027】次に、可変動弁装置10の動作を説明す
る。
る。
【0028】この可変動弁装置は、図4に示すように高
速用カム14,15、低速用カム13のノーズ領域でア
ウターボデー22とインナーボデー23が相対移動可能
な低リフト状態とアウターボデー22とインナーボデー
23が相対移動不能な高リフト状態を相互に切り換え
る。切り換え前の高リフト状態では図1に示されるよう
に、インナーボデー23の下端部23Bが常にプレート
26より低い位置にあり、インナーボデー23とアウタ
ーボデー22とはその各上端面が一致し、互いに相対移
動しないリフトを行う。この状態においてはタイミング
部材36の突起36aはプレート26の第1円周溝26
Aと嵌合している。
速用カム14,15、低速用カム13のノーズ領域でア
ウターボデー22とインナーボデー23が相対移動可能
な低リフト状態とアウターボデー22とインナーボデー
23が相対移動不能な高リフト状態を相互に切り換え
る。切り換え前の高リフト状態では図1に示されるよう
に、インナーボデー23の下端部23Bが常にプレート
26より低い位置にあり、インナーボデー23とアウタ
ーボデー22とはその各上端面が一致し、互いに相対移
動しないリフトを行う。この状態においてはタイミング
部材36の突起36aはプレート26の第1円周溝26
Aと嵌合している。
【0029】高リフト状態より低リフト状態に切り換え
る場合、流体給排弁41を第1位置に切り換え、オイル
ポンプ40の吐出流体(オイル)を流体路11aに供給
する。ここで、図5の符号45で示される曲線は高リフ
ト状態時の弁リフト状態を示している。この図において
S1とS2はそれぞれ弁が閉じきった状態のベース円状
態であり、S3は弁が開ききった状態の最大リフト状態
である。ベース円状態のときは高速用カム14,15お
よび低速用カム13はそれぞれのカムのノーズ領域(カ
ム径が大きくなっている部分)の先端でアウターボデー
22およびインナーボデー23と当接している。
る場合、流体給排弁41を第1位置に切り換え、オイル
ポンプ40の吐出流体(オイル)を流体路11aに供給
する。ここで、図5の符号45で示される曲線は高リフ
ト状態時の弁リフト状態を示している。この図において
S1とS2はそれぞれ弁が閉じきった状態のベース円状
態であり、S3は弁が開ききった状態の最大リフト状態
である。ベース円状態のときは高速用カム14,15お
よび低速用カム13はそれぞれのカムのノーズ領域(カ
ム径が大きくなっている部分)の先端でアウターボデー
22およびインナーボデー23と当接している。
【0030】符号46で示される曲線はカム加速度を示
しており、カム加速度はリフタ20の加速度と一致す
る。即ち、弁の閉じ初めと閉じる直前に上向きの加速度
を発生し、最大リフト状態の近傍では下向きの加速度を
発生する。
しており、カム加速度はリフタ20の加速度と一致す
る。即ち、弁の閉じ初めと閉じる直前に上向きの加速度
を発生し、最大リフト状態の近傍では下向きの加速度を
発生する。
【0031】リフタ20がベース円領域から最大リフト
状態に移動するときの上向きの加速度では、タイミング
部材36の突起36aはタイミング部材36に働く慣性
力により第1円周溝26Aから離れるが、プレート26
はカムによるアウターボデー22の押圧により中間ボデ
ー37を介して下向きに押圧されるために、弁軸24と
垂直の摺動方向には動かない。この場合、リフタ20が
ベース円領域から最大リフト状態に移行するときの上向
きの加速度では、タイミング部材36はプレート26か
ら慣性力により一旦は離れる。
状態に移動するときの上向きの加速度では、タイミング
部材36の突起36aはタイミング部材36に働く慣性
力により第1円周溝26Aから離れるが、プレート26
はカムによるアウターボデー22の押圧により中間ボデ
ー37を介して下向きに押圧されるために、弁軸24と
垂直の摺動方向には動かない。この場合、リフタ20が
ベース円領域から最大リフト状態に移行するときの上向
きの加速度では、タイミング部材36はプレート26か
ら慣性力により一旦は離れる。
【0032】一方、リフタ20の最大リフト状態からの
ベース円への移行においては、高速用カム14,15お
よび低速用カム13のベース円領域の前半がリフタ20
と当接するようになると、タイミング部材36はプレー
ト26から離脱し、軸方向に形成された移動空間29内
で軸方向に慣性力により移動する。その後、高速用カム
14,15および低速用カム13のベース円領域に達す
ると、インナーボデー23とアウターボデー22の各上
端面が一致して、プレート26にはアウターボデー22
の駆動力が作用しなくなる。ベース円領域に達する前に
タイミング部材36がプレート26から離脱しているの
で、プレート26は図1に示す右側に摺動可能となる。
このとき、圧力室30には吐出流体圧が作用しているの
で、プレート26はインナーボデー23の下端部23B
に干渉することなく、右側に摺動し、摺動後、タイミン
グ部材36はプレート上に自重により落ち、カムがベー
ス円領域になったところでタイミング部材36の突起3
6aとプレート26の溝26Bは係合する。
ベース円への移行においては、高速用カム14,15お
よび低速用カム13のベース円領域の前半がリフタ20
と当接するようになると、タイミング部材36はプレー
ト26から離脱し、軸方向に形成された移動空間29内
で軸方向に慣性力により移動する。その後、高速用カム
14,15および低速用カム13のベース円領域に達す
ると、インナーボデー23とアウターボデー22の各上
端面が一致して、プレート26にはアウターボデー22
の駆動力が作用しなくなる。ベース円領域に達する前に
タイミング部材36がプレート26から離脱しているの
で、プレート26は図1に示す右側に摺動可能となる。
このとき、圧力室30には吐出流体圧が作用しているの
で、プレート26はインナーボデー23の下端部23B
に干渉することなく、右側に摺動し、摺動後、タイミン
グ部材36はプレート上に自重により落ち、カムがベー
ス円領域になったところでタイミング部材36の突起3
6aとプレート26の溝26Bは係合する。
【0033】つまり、プレート26が右側に摺動した状
態(図6参照)では、インナーボデー23はアウターボ
デー22より軸方向においてプレート26との係合が外
れることから、アウターボデー22の上端面より上位置
に摺動可能となり、高速用カム14,15および低速用
カム13の回転により、インナーボデー23とアウター
ボデー22とは相対位置が一致した状態と相対位置がず
れた状態を繰り返す低リフト状態となる。このようにタ
イミング部材36は、吐出流体圧のかかるタイミングと
は関係なく、確実に高リフト状態から低リフト状態への
切り換えを完了することができる。
態(図6参照)では、インナーボデー23はアウターボ
デー22より軸方向においてプレート26との係合が外
れることから、アウターボデー22の上端面より上位置
に摺動可能となり、高速用カム14,15および低速用
カム13の回転により、インナーボデー23とアウター
ボデー22とは相対位置が一致した状態と相対位置がず
れた状態を繰り返す低リフト状態となる。このようにタ
イミング部材36は、吐出流体圧のかかるタイミングと
は関係なく、確実に高リフト状態から低リフト状態への
切り換えを完了することができる。
【0034】次に、低リフト状態から高リフト状態に切
り換える場合、先ず吐出流体圧の供給を停止する。圧力
室30に吐出流体圧がかからなくなると、室31の圧縮
バネ32の力がプレート26を左方向に押圧するものと
なる。低リフト状態では高速用カム14,15および低
速用カム13のノーズ領域がリフタ20に当接すると
き、インナーボデー23とアウターボデー22との相対
位置がずれる。上方向の加速度が作用した状態では慣性
力によりタイミング部材36がプレート26から軸方向
に跳ね上がり、プレート26との係合が外れる。リフタ
20に高速用カム14,15及び低速用カム13のベー
ス円領域が当接すると、インナーボデー23はアウター
ボデー22と一致したリフト位置となり、インナーボデ
ー23の下端部23Bがプレート26の中央孔26Cか
ら離脱してプレート26は左方向に摺動可能となる。こ
の時、圧縮バネ32によってプレート26は左方向に摺
動されるものとなる。プレート26が左位置に摺動後、
タイミング部材36が自重によりプレート上に落ち、ベ
ース円領域になったときにタイミング部材36の突起3
6aはプレート26の溝26Aと係合し、図1に示す状
態となって、インナーボデー23とアウターボデー22
の相対移動が阻止された高リフト状態に切り換わる。
り換える場合、先ず吐出流体圧の供給を停止する。圧力
室30に吐出流体圧がかからなくなると、室31の圧縮
バネ32の力がプレート26を左方向に押圧するものと
なる。低リフト状態では高速用カム14,15および低
速用カム13のノーズ領域がリフタ20に当接すると
き、インナーボデー23とアウターボデー22との相対
位置がずれる。上方向の加速度が作用した状態では慣性
力によりタイミング部材36がプレート26から軸方向
に跳ね上がり、プレート26との係合が外れる。リフタ
20に高速用カム14,15及び低速用カム13のベー
ス円領域が当接すると、インナーボデー23はアウター
ボデー22と一致したリフト位置となり、インナーボデ
ー23の下端部23Bがプレート26の中央孔26Cか
ら離脱してプレート26は左方向に摺動可能となる。こ
の時、圧縮バネ32によってプレート26は左方向に摺
動されるものとなる。プレート26が左位置に摺動後、
タイミング部材36が自重によりプレート上に落ち、ベ
ース円領域になったときにタイミング部材36の突起3
6aはプレート26の溝26Aと係合し、図1に示す状
態となって、インナーボデー23とアウターボデー22
の相対移動が阻止された高リフト状態に切り換わる。
【0035】低リフト状態と高リフト状態の切り換え時
には、タイミング部材が慣性力により規制部材から離れ
ることで弁のタイミング制御を行っているが、タイミン
グ部材が移動する移動空間29は、連通孔37aa,3
7baを介して常時、流体が開放される室53と連通し
ているため、圧力室30等からリークした流体が移動空
間内に溜まることはなくなる。このため、タイミング部
材36の移動する移動空間内に溜まった流体により制限
されることはなく、低リフト状態と高リフト状態のリフ
ト切り換えのタイミング制御が十分に機能するものとな
る。この連通孔37aa,37baを中間ボデー37に
のみ設ければ良いため、簡単な方法で弁のタイミング制
御を向上させることができる。
には、タイミング部材が慣性力により規制部材から離れ
ることで弁のタイミング制御を行っているが、タイミン
グ部材が移動する移動空間29は、連通孔37aa,3
7baを介して常時、流体が開放される室53と連通し
ているため、圧力室30等からリークした流体が移動空
間内に溜まることはなくなる。このため、タイミング部
材36の移動する移動空間内に溜まった流体により制限
されることはなく、低リフト状態と高リフト状態のリフ
ト切り換えのタイミング制御が十分に機能するものとな
る。この連通孔37aa,37baを中間ボデー37に
のみ設ければ良いため、簡単な方法で弁のタイミング制
御を向上させることができる。
【0036】また、この装置において低リフト状態から
高リフト状態への切り換えは、インナーボデー23とア
ウターボデー23とが一致する時期を狙ってプレート2
6を摺動させるのではなく、タイミング部材36とプレ
ート26の係合を外し、プレート26を移動させ、タイ
ミング部材36の突部36aがプレート26の溝(26
A,26Bのいずれか)と係合しない状態とする。つま
り、インナーボデー23とアウターボデー23の相対位
置とが一致する前の状態よりプレート26を予め付勢し
ておくことができ、プレート26はベース領域で駆動さ
れるインナーボデー23とアウターボデー23が一致し
た瞬間に摺動されるので、インナーボデー23に干渉す
ることなく、インナーボデー23とアウターボデー22
を規制することができる。
高リフト状態への切り換えは、インナーボデー23とア
ウターボデー23とが一致する時期を狙ってプレート2
6を摺動させるのではなく、タイミング部材36とプレ
ート26の係合を外し、プレート26を移動させ、タイ
ミング部材36の突部36aがプレート26の溝(26
A,26Bのいずれか)と係合しない状態とする。つま
り、インナーボデー23とアウターボデー23の相対位
置とが一致する前の状態よりプレート26を予め付勢し
ておくことができ、プレート26はベース領域で駆動さ
れるインナーボデー23とアウターボデー23が一致し
た瞬間に摺動されるので、インナーボデー23に干渉す
ることなく、インナーボデー23とアウターボデー22
を規制することができる。
【0037】更に、慣性力のあるタイミング部材36が
リフト動作時にプレート26から離れた時期に、高リフ
ト状態から低リフト状態に切り換え、インナーボデー2
3とアウターボデー22の相対位置のずれによって、プ
レート26からタイミング部材36が離れるときに低リ
フト状態から高リフト状態に切り換えるものであり、吐
出流体圧をかける時期に関係なくリフトモードの切り換
え時期を規定することができ、適切な弁のタイミング制
御が可能となる。
リフト動作時にプレート26から離れた時期に、高リフ
ト状態から低リフト状態に切り換え、インナーボデー2
3とアウターボデー22の相対位置のずれによって、プ
レート26からタイミング部材36が離れるときに低リ
フト状態から高リフト状態に切り換えるものであり、吐
出流体圧をかける時期に関係なくリフトモードの切り換
え時期を規定することができ、適切な弁のタイミング制
御が可能となる。
【0038】
【効果】本発明によれば、カムシャフトに同期して駆動
されるアウターボデーと、アウターボデーに対し摺動可
能であり、弁を駆動するインナーボデーと、アウターボ
デー内に摺動可能に配設され、アウターボデーとインナ
ーボデーとの相対移動を規制する規制部材と、アウター
ボデーとインナーボデー間に配設され、規制部材をガイ
ドする中間ボデーと、アウターボデーまたはインナーボ
デーに対し軸方向に設けられた移動空間内において移動
可能であり、カムシャフトの駆動に伴う慣性力に応じア
ウターボデーまたはインナーボデーに対して相対移動し
て規制部材の摺動可能時期を規制すると共に、弁軸方向
に移動して規制部材の規制を解除するタイミング部材
と、中間ボデーの下方に配設されて弁軸を支持する支持
部材とを有する可変動弁装置において、中間ボデーと支
持部材により室が形成され、室へ移動空間から連通する
通路を設けたことにより、中間ボデーと支持部材により
形成された室へ移動空間から連通する通路を設けたの
で、移動空間にリークして溜まった流体は通路を介して
中間ボデーと支持部材により形成された空間に排出され
るものとなり、移動空間には流体が充満することはなく
なる。このため、低リフト状態と高リフト状態のリフト
切り換え時のタイミング制御を適切な状態の基で機能さ
せることができる。
されるアウターボデーと、アウターボデーに対し摺動可
能であり、弁を駆動するインナーボデーと、アウターボ
デー内に摺動可能に配設され、アウターボデーとインナ
ーボデーとの相対移動を規制する規制部材と、アウター
ボデーとインナーボデー間に配設され、規制部材をガイ
ドする中間ボデーと、アウターボデーまたはインナーボ
デーに対し軸方向に設けられた移動空間内において移動
可能であり、カムシャフトの駆動に伴う慣性力に応じア
ウターボデーまたはインナーボデーに対して相対移動し
て規制部材の摺動可能時期を規制すると共に、弁軸方向
に移動して規制部材の規制を解除するタイミング部材
と、中間ボデーの下方に配設されて弁軸を支持する支持
部材とを有する可変動弁装置において、中間ボデーと支
持部材により室が形成され、室へ移動空間から連通する
通路を設けたことにより、中間ボデーと支持部材により
形成された室へ移動空間から連通する通路を設けたの
で、移動空間にリークして溜まった流体は通路を介して
中間ボデーと支持部材により形成された空間に排出され
るものとなり、移動空間には流体が充満することはなく
なる。このため、低リフト状態と高リフト状態のリフト
切り換え時のタイミング制御を適切な状態の基で機能さ
せることができる。
【0039】この場合、通路は中間ボデーに形成される
ようにすれば、中間ボデーの加工のみで通路を形成する
ことができ、簡単な方法でタイミング制御を向上させる
ことができる。
ようにすれば、中間ボデーの加工のみで通路を形成する
ことができ、簡単な方法でタイミング制御を向上させる
ことができる。
【図1】 本発明の一実施形態におけるエンジンの可変
動弁装置を示す断面図である。
動弁装置を示す断面図である。
【図2】 図1に示すリフタのA−A断面図である。
【図3】 図2に示すタイミング部材が圧力を受けて移
動した場合のリフタの断面図である。
動した場合のリフタの断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態における可変動弁装置の
切り換え時期とカムの軌道との関係を示す図である。
切り換え時期とカムの軌道との関係を示す図である。
【図5】 本発明の一実施形態における可変動弁装置の
リフト量と時間の関係およびカム加速度と時間の関係を
示す図である。
リフト量と時間の関係およびカム加速度と時間の関係を
示す図である。
【図6】 図1に示す弁がリフトにより開いた状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】 本発明の一実施形態における可変動弁装置の
移動空間からの流体の排出経路を示した図である。
移動空間からの流体の排出経路を示した図である。
10 可変動弁装置 12 カムシャフト 20 リフタ 22 アウターボデー 23 インナーボデー 24 弁軸 26 プレート(規制部材) 26A 第1円周溝(溝) 26B 第2円周溝(溝) 29 移動空間(空間) 36 タイミング部材 36a 突起 37aa,37ba 連通孔(通路) 53 室(圧力開放室)
Claims (2)
- 【請求項1】 カムシャフトに同期して駆動されるアウ
ターボデーと、 該アウターボデーに対し摺動可能であり、弁を駆動する
インナーボデーと、 前記アウターボデー内に摺動可能に配設され、前記アウ
ターボデーと前記インナーボデーとの相対移動を規制す
る規制部材と、 前記アウターボデーと前記インナーボデー間に配設さ
れ、前記規制部材をガイドする中間ボデーと、 前記アウターボデーまたは前記インナーボデーに対し軸
方向に設けられた移動空間内において移動可能であり、
前記カムシャフトの駆動に伴う慣性力に応じ前記アウタ
ーボデーまたは前記インナーボデーに対して相対移動し
て前記規制部材の摺動可能時期を規制すると共に、弁軸
方向に移動して前記規制部材の規制を解除するタイミン
グ部材と、 前記中間ボデーの下方に配設され弁軸を支持する支持部
材とを有する可変動弁装置において、 前記中間ボデーと前記支持部材により室が形成され、該
室へ前記移動空間から連通する通路を設けたことを特徴
とする可変動弁装置。 - 【請求項2】 前記通路は前記中間ボデーに形成される
請求項1に記載の可変動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8344298A JPH11280435A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 可変動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8344298A JPH11280435A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 可変動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280435A true JPH11280435A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13802556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8344298A Pending JPH11280435A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 可変動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280435A (ja) |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP8344298A patent/JPH11280435A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050216 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060822 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060829 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |