JPH11280563A - 内燃機関のegrガス冷却装置 - Google Patents
内燃機関のegrガス冷却装置Info
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- JPH11280563A JPH11280563A JP10081582A JP8158298A JPH11280563A JP H11280563 A JPH11280563 A JP H11280563A JP 10081582 A JP10081582 A JP 10081582A JP 8158298 A JP8158298 A JP 8158298A JP H11280563 A JPH11280563 A JP H11280563A
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- egr gas
- heat transfer
- cooling
- cooling device
- internal combustion
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】冷却性能を改善でき、延いては信頼性・排気性
能をも改善できるようにした内燃機関のEGRガス冷却
装置を提供すること。 【解決手段】L1を長く取った導入部17を設けると共
に、入口部15を、略直交する方向から導入部17へ接続す
る構成としたので、排気通路11から導入されるEGRガ
スを、導入部17内壁で衝突・拡散させたうえに所定距離
(L1)助走させてから、複数の伝熱管19へ導入させる
ことができる。従って、EGRガスを複数の伝熱管19に
対して均一の流速分布で導入させることができ、延いて
はある偏った伝熱管19に極端に高速でEGRガスが導入
されることを回避できる。このため、従来、流速の高い
部分で発生していた局所的な熱伝達率の増加を抑制でき
るので、冷却水の沸騰を回避でき、冷却効率を高く維持
できる。また、吸気温度の低下と許容EGR率限界を改
善できるため、排気性能も改善できる。更に、冷却水の
沸騰を抑制できるので伝熱管19の破損等も抑制できる。
能をも改善できるようにした内燃機関のEGRガス冷却
装置を提供すること。 【解決手段】L1を長く取った導入部17を設けると共
に、入口部15を、略直交する方向から導入部17へ接続す
る構成としたので、排気通路11から導入されるEGRガ
スを、導入部17内壁で衝突・拡散させたうえに所定距離
(L1)助走させてから、複数の伝熱管19へ導入させる
ことができる。従って、EGRガスを複数の伝熱管19に
対して均一の流速分布で導入させることができ、延いて
はある偏った伝熱管19に極端に高速でEGRガスが導入
されることを回避できる。このため、従来、流速の高い
部分で発生していた局所的な熱伝達率の増加を抑制でき
るので、冷却水の沸騰を回避でき、冷却効率を高く維持
できる。また、吸気温度の低下と許容EGR率限界を改
善できるため、排気性能も改善できる。更に、冷却水の
沸騰を抑制できるので伝熱管19の破損等も抑制できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のEGR
(排気還流)ガスを冷却するための冷却装置に関する。
(排気還流)ガスを冷却するための冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却装置等に用いられる熱交換器
としては、例えば、特開平08−035790号公報に
開示されるものがある。このものは、図10に示すよう
に、バッフル12’は円管状のシェル11’内に軸方向
に所定間隔で固定され、伝熱管20’は、バッフル1
2’を貫通し、伝熱管20’の両端でコアプレート1
3’を貫通するとともにバッフル12’およびコアプレ
ート13’に支持されている。バッフル12’は、円形
の金属板の一部を弓形に切欠き、伝熱管20’を挿入可
能な貫通孔を同心円状に形成しているので、伝熱管2
0’はシェル11’の内壁とできるだけ間隙を形成しな
いように配設可能である。このため、伝熱管群外を流れ
るオイル量を低減でき、熱交換効率の低下を防止するこ
とができる、と言うものである。
としては、例えば、特開平08−035790号公報に
開示されるものがある。このものは、図10に示すよう
に、バッフル12’は円管状のシェル11’内に軸方向
に所定間隔で固定され、伝熱管20’は、バッフル1
2’を貫通し、伝熱管20’の両端でコアプレート1
3’を貫通するとともにバッフル12’およびコアプレ
ート13’に支持されている。バッフル12’は、円形
の金属板の一部を弓形に切欠き、伝熱管20’を挿入可
能な貫通孔を同心円状に形成しているので、伝熱管2
0’はシェル11’の内壁とできるだけ間隙を形成しな
いように配設可能である。このため、伝熱管群外を流れ
るオイル量を低減でき、熱交換効率の低下を防止するこ
とができる、と言うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の熱交換器の構成を、内燃機関のEGRガス冷
却装置に適用しようとすると、以下のような事態が生じ
る惧れがある。即ち、特に、機関の運転条件が高負荷時
において、高温のEGRガス(以下、既燃ガスとも言
う。)が伝熱管群に不均一に流入し、局所的な流速の増
加によって熱伝達率が高まる為、伝熱管内を流れる冷却
水の沸騰が誘引される惧れがある。その結果、既燃ガス
の冷却効率が大幅に低下し、延いては吸気温度の上昇に
よるスモーク性能の悪化や許容EGR率限界の低下によ
ってNOx排出量の増加等、機関の排気性能が低下する
惧れがある。
うな従来の熱交換器の構成を、内燃機関のEGRガス冷
却装置に適用しようとすると、以下のような事態が生じ
る惧れがある。即ち、特に、機関の運転条件が高負荷時
において、高温のEGRガス(以下、既燃ガスとも言
う。)が伝熱管群に不均一に流入し、局所的な流速の増
加によって熱伝達率が高まる為、伝熱管内を流れる冷却
水の沸騰が誘引される惧れがある。その結果、既燃ガス
の冷却効率が大幅に低下し、延いては吸気温度の上昇に
よるスモーク性能の悪化や許容EGR率限界の低下によ
ってNOx排出量の増加等、機関の排気性能が低下する
惧れがある。
【0004】更に、冷却水が沸騰してしまうと、エロー
ジョンにより伝熱管に破損等が発生してしまう惧れもあ
る。本発明は、このような従来の実情に鑑みなされたも
ので、比較的簡単な構成でありながら、熱交換効率・冷
却性能を改善でき、延いては信頼性・排気性能をも改善
できるようにした内燃機関のEGRガス冷却装置を提供
することを目的とする。
ジョンにより伝熱管に破損等が発生してしまう惧れもあ
る。本発明は、このような従来の実情に鑑みなされたも
ので、比較的簡単な構成でありながら、熱交換効率・冷
却性能を改善でき、延いては信頼性・排気性能をも改善
できるようにした内燃機関のEGRガス冷却装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明は、EGRガスを導入するための略筒状のEG
Rガス入口部と、前記EGRガス入口部に略直角に接続
される略筒状の導入部と、EGRガス下流側で前記導入
部に接続され、EGRガスが通過する伝熱管が複数内装
されると共に、これら伝熱管の外周部を冷却する冷却部
を備えた胴管と、前記胴管にEGRガス下流側で接続さ
れ、EGRガスを排出するための略筒状の出口部と、を
備え、前記伝熱管内を通過するEGRガスを前記冷却部
で冷却するようにした内燃機関のEGRガス冷却装置に
おいて、前記導入部の内容積を機関排気量の所定係数倍
以上、若しくは前記導入部の内容積を所定時間当たりに
導入される最大EGRガス流量の所定係数倍以上とし
た。
載の発明は、EGRガスを導入するための略筒状のEG
Rガス入口部と、前記EGRガス入口部に略直角に接続
される略筒状の導入部と、EGRガス下流側で前記導入
部に接続され、EGRガスが通過する伝熱管が複数内装
されると共に、これら伝熱管の外周部を冷却する冷却部
を備えた胴管と、前記胴管にEGRガス下流側で接続さ
れ、EGRガスを排出するための略筒状の出口部と、を
備え、前記伝熱管内を通過するEGRガスを前記冷却部
で冷却するようにした内燃機関のEGRガス冷却装置に
おいて、前記導入部の内容積を機関排気量の所定係数倍
以上、若しくは前記導入部の内容積を所定時間当たりに
導入される最大EGRガス流量の所定係数倍以上とし
た。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記導入部の内
容積を機関排気量の0.08倍以上、若しくは前記導入
部の内容積を1分間当たりに導入される最大EGRガス
流量の0.0001倍以上とした。そして、請求項3に
記載の発明では、EGRガスを導入するための略筒状の
EGRガス入口部と、前記EGRガス入口部に略直角に
接続される略筒状の導入部と、EGRガス下流側で前記
導入部に接続され、EGRガスが通過する伝熱管が複数
内装されると共に、これら伝熱管の外周部を冷却する冷
却部を備えた胴管と、前記胴管にEGRガス下流側で接
続され、EGRガスを排出するための略筒状の出口部
と、を備え、前記伝熱管内を通過するEGRガスを前記
冷却部で冷却するようにした内燃機関のEGRガス冷却
装置において、前記導入部のEGR流れ方向長さL1
を、当該導入部の内径D1の2倍以上とした。
容積を機関排気量の0.08倍以上、若しくは前記導入
部の内容積を1分間当たりに導入される最大EGRガス
流量の0.0001倍以上とした。そして、請求項3に
記載の発明では、EGRガスを導入するための略筒状の
EGRガス入口部と、前記EGRガス入口部に略直角に
接続される略筒状の導入部と、EGRガス下流側で前記
導入部に接続され、EGRガスが通過する伝熱管が複数
内装されると共に、これら伝熱管の外周部を冷却する冷
却部を備えた胴管と、前記胴管にEGRガス下流側で接
続され、EGRガスを排出するための略筒状の出口部
と、を備え、前記伝熱管内を通過するEGRガスを前記
冷却部で冷却するようにした内燃機関のEGRガス冷却
装置において、前記導入部のEGR流れ方向長さL1
を、当該導入部の内径D1の2倍以上とした。
【0007】請求項1〜請求項3に記載の発明の構成と
すれば、機関排気の一部であるEGRガスを、伝熱管群
に低い流速且つ均一の流速分布で流入させることができ
るようになるため、伝熱管群のうちの一部において(局
所的な伝熱管の)熱伝達率が増加してしまうと言った事
態を回避することができる。このため、高負荷時におい
ても冷却水の沸騰による冷却性能の低下が抑制され、冷
却性能を高く維持できるから、EGRガスの冷却を確実
に行うことが可能となる。
すれば、機関排気の一部であるEGRガスを、伝熱管群
に低い流速且つ均一の流速分布で流入させることができ
るようになるため、伝熱管群のうちの一部において(局
所的な伝熱管の)熱伝達率が増加してしまうと言った事
態を回避することができる。このため、高負荷時におい
ても冷却水の沸騰による冷却性能の低下が抑制され、冷
却性能を高く維持できるから、EGRガスの冷却を確実
に行うことが可能となる。
【0008】その結果、吸気温度の上昇によるスモーク
性態の低下や許容EGR率限界の低下によるNOx排出
量の増加を回避することが可能となり、機関の排気性能
の向上が得られる。さらに、冷却水の沸騰を防止するこ
とでエロージョンによる伝熱管の破損を未然に防ぐこと
ができる。請求項4に記載の発明では、前記導入部のE
GR流れ方向長さL1を、前記EGRガス入口部の内径
D2の3倍以上とした。
性態の低下や許容EGR率限界の低下によるNOx排出
量の増加を回避することが可能となり、機関の排気性能
の向上が得られる。さらに、冷却水の沸騰を防止するこ
とでエロージョンによる伝熱管の破損を未然に防ぐこと
ができる。請求項4に記載の発明では、前記導入部のE
GR流れ方向長さL1を、前記EGRガス入口部の内径
D2の3倍以上とした。
【0009】請求項5に記載の発明では、前記EGRガ
ス入口部の内径D2を、前記導入部の内径D1の1/2
以下とした。請求項6に記載の発明では、前記導入部の
閉塞端面から前記EGRガス入口部の円筒中心軸までの
長さL2を、前記EGRガス入口部の内径D2以下とし
た。請求項7に記載の発明では、前記EGRガス入口部
の円筒中心軸を、前記導入部の円筒中心軸に対して所定
の偏心量L3をもって配設した。
ス入口部の内径D2を、前記導入部の内径D1の1/2
以下とした。請求項6に記載の発明では、前記導入部の
閉塞端面から前記EGRガス入口部の円筒中心軸までの
長さL2を、前記EGRガス入口部の内径D2以下とし
た。請求項7に記載の発明では、前記EGRガス入口部
の円筒中心軸を、前記導入部の円筒中心軸に対して所定
の偏心量L3をもって配設した。
【0010】請求項8に記載の発明では、前記所定の偏
心量L3を、前記導入部の内径D1と前記EGRガス入
口部の内径D2の偏差の1/2とした。請求項7や請求
項8に記載の発明によれば、EGRガスが導入部の内部
を旋回して流れるようになるため、胴管外周側に配置さ
れた伝熱管内を流れるEGRガスの流速が、胴管中央部
に配置された伝熱管内を流れるEGRガスの流速に比べ
相対的に高まることとなる。このため、比較的多量のE
GRガスが流れる胴管外周側に配置された伝熱管が、胴
管外周部の流速の高い冷却水と接触することになるた
め、冷却性能の向上がより顕著となり、さらなる排気性
能の向上が可能となる。即ち、胴管外周部の流速の高い
冷却水を、積極的かつ有効に、EGRガスの冷却に利用
することができることになる。
心量L3を、前記導入部の内径D1と前記EGRガス入
口部の内径D2の偏差の1/2とした。請求項7や請求
項8に記載の発明によれば、EGRガスが導入部の内部
を旋回して流れるようになるため、胴管外周側に配置さ
れた伝熱管内を流れるEGRガスの流速が、胴管中央部
に配置された伝熱管内を流れるEGRガスの流速に比べ
相対的に高まることとなる。このため、比較的多量のE
GRガスが流れる胴管外周側に配置された伝熱管が、胴
管外周部の流速の高い冷却水と接触することになるた
め、冷却性能の向上がより顕著となり、さらなる排気性
能の向上が可能となる。即ち、胴管外周部の流速の高い
冷却水を、積極的かつ有効に、EGRガスの冷却に利用
することができることになる。
【0011】請求項9に記載の発明では、前記出口部の
内径を、前記EGRガス入口部の内径と等しいかそれ以
上とした。かかる構成とすれば、該装置を設けたことに
よる圧損を最小に留めることが可能となるから、要求E
GR量(率)の達成等にとって有利なものとなる。請求
項10に記載の発明では、前記冷却部の冷却媒体が、当該
冷却部のEGRガス流れ下流側から当該冷却部に導入さ
れ、当該冷却部のEGRガス流れ上流側から排出される
ようにした。
内径を、前記EGRガス入口部の内径と等しいかそれ以
上とした。かかる構成とすれば、該装置を設けたことに
よる圧損を最小に留めることが可能となるから、要求E
GR量(率)の達成等にとって有利なものとなる。請求
項10に記載の発明では、前記冷却部の冷却媒体が、当該
冷却部のEGRガス流れ下流側から当該冷却部に導入さ
れ、当該冷却部のEGRガス流れ上流側から排出される
ようにした。
【0012】かかる構成とすれば、EGRガスと冷却媒
体(例えば水など)とが対向して流れることになるか
ら、相対速度が上昇するので、EGRガスと冷却媒体間
の熱伝達率を大きくすることができると共に、EGRガ
スを伝熱管群に低い流速且つ均一の流速分布で流入させ
ることによる熱交換効率の向上との相乗効果によって、
より一層、熱交換効率を向上させることができることと
なる。
体(例えば水など)とが対向して流れることになるか
ら、相対速度が上昇するので、EGRガスと冷却媒体間
の熱伝達率を大きくすることができると共に、EGRガ
スを伝熱管群に低い流速且つ均一の流速分布で流入させ
ることによる熱交換効率の向上との相乗効果によって、
より一層、熱交換効率を向上させることができることと
なる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、機関本体の排気通路の
一部であるEGRガスを、伝熱管群に低い流速且つ均一
の流速分布で流入させることができるため、伝熱管群の
うちの一部において(局所的な伝熱管の)熱伝達率が増
加してしまうと言った事態を回避することができる。こ
のため、高負荷時においても冷却水の沸騰による冷却性
能の低下が抑制され、冷却性能を高く維持できるから、
EGRガスの冷却を確実に行うことが可能となる。
一部であるEGRガスを、伝熱管群に低い流速且つ均一
の流速分布で流入させることができるため、伝熱管群の
うちの一部において(局所的な伝熱管の)熱伝達率が増
加してしまうと言った事態を回避することができる。こ
のため、高負荷時においても冷却水の沸騰による冷却性
能の低下が抑制され、冷却性能を高く維持できるから、
EGRガスの冷却を確実に行うことが可能となる。
【0014】その結果、吸気温度の上昇によるスモーク
性態の低下や許容EGR率限界の低下によるNOx排出
量の増加を回避することが可能となり、機関の排気性能
の向上が得られる。さらに、冷却水の沸騰を防止できる
から、エロージョンによる伝熱管の破損等を未然に防ぐ
ことができる。また、請求項7や請求項8に記載の発明
によれば、胴管外周部の流速の高い冷却水を、積極的か
つ有効に、EGRガスの冷却に利用することができるこ
とになるから、一層、冷却性能を向上でき、延いては排
気性能等を更に向上させることができる。
性態の低下や許容EGR率限界の低下によるNOx排出
量の増加を回避することが可能となり、機関の排気性能
の向上が得られる。さらに、冷却水の沸騰を防止できる
から、エロージョンによる伝熱管の破損等を未然に防ぐ
ことができる。また、請求項7や請求項8に記載の発明
によれば、胴管外周部の流速の高い冷却水を、積極的か
つ有効に、EGRガスの冷却に利用することができるこ
とになるから、一層、冷却性能を向上でき、延いては排
気性能等を更に向上させることができる。
【0015】そして、請求項9に記載の発明によれば、
該装置を設けたことによる圧損を最小に留めることがで
き、延いては要求EGR量(率)の達成等にとって有利
なものとなる。請求項10に記載の発明によれば、EGR
ガスと冷却媒体間の熱伝達率を大きくすることができる
と共に、EGRガスを伝熱管群に低い流速且つ均一の流
速分布で流入させることによる熱交換効率の向上との相
乗効果によって、より一層、熱交換効率を向上させるこ
とができる。
該装置を設けたことによる圧損を最小に留めることがで
き、延いては要求EGR量(率)の達成等にとって有利
なものとなる。請求項10に記載の発明によれば、EGR
ガスと冷却媒体間の熱伝達率を大きくすることができる
と共に、EGRガスを伝熱管群に低い流速且つ均一の流
速分布で流入させることによる熱交換効率の向上との相
乗効果によって、より一層、熱交換効率を向上させるこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、添付の図面に基づいて説明する。図1は、本実施形
態に係るEGRガス冷却装置を備えた直接噴射式ディー
ゼルエンジンの全体構成を示している。図1に示すよう
に、複数のシリンダ2が形成されたシリンダブロック3
の上面に吸気ポート5および排気ポート6が形成された
シリンダヘッド4が固定され、シリンダ2内にはピスト
ン7が摺動自在に取り付けられている。
を、添付の図面に基づいて説明する。図1は、本実施形
態に係るEGRガス冷却装置を備えた直接噴射式ディー
ゼルエンジンの全体構成を示している。図1に示すよう
に、複数のシリンダ2が形成されたシリンダブロック3
の上面に吸気ポート5および排気ポート6が形成された
シリンダヘッド4が固定され、シリンダ2内にはピスト
ン7が摺動自在に取り付けられている。
【0017】シリンダヘッド4には、シリンダ2の内面
とシリンダヘッド4下面およびピストン7の上面により
閉塞された燃焼室と吸気ポート5および排気ポート6を
開閉する吸気弁8および排気弁9が設けられている。シ
リンダヘッド4外部には、吸気ポート5と接続する吸気
通路10と、排気ポート6に接続する排気通路11が設
けられている。排気通路11は機関本体外部に取り付け
られた過給機12のタービン側に接続し、吸気通路11
は吸気集合部13を経て過給機12の圧縮機側に接続す
る。
とシリンダヘッド4下面およびピストン7の上面により
閉塞された燃焼室と吸気ポート5および排気ポート6を
開閉する吸気弁8および排気弁9が設けられている。シ
リンダヘッド4外部には、吸気ポート5と接続する吸気
通路10と、排気ポート6に接続する排気通路11が設
けられている。排気通路11は機関本体外部に取り付け
られた過給機12のタービン側に接続し、吸気通路11
は吸気集合部13を経て過給機12の圧縮機側に接続す
る。
【0018】また、機関本体外部には、EGRガス冷却
装置1が設けられ、EGRガス冷却装置1の一端側は排
気通路11に接続され、他端側がEGR弁14を介して
吸気集合部13に接続されるようになっている。図2
は、EGRガス冷却装置1の詳細な構成を示している。
図2に示したように、排気通路11に接続されるEGR
ガス入口部(既燃ガス入口部。以下、単に入口部とも言
う)15は、胴管16の一端部に設けられる導入部17
に略直角方向から接続され、胴管16の他端部に設けら
れる出口部18はEGR弁14を介して吸気集合部13
に連通されるようになっている。
装置1が設けられ、EGRガス冷却装置1の一端側は排
気通路11に接続され、他端側がEGR弁14を介して
吸気集合部13に接続されるようになっている。図2
は、EGRガス冷却装置1の詳細な構成を示している。
図2に示したように、排気通路11に接続されるEGR
ガス入口部(既燃ガス入口部。以下、単に入口部とも言
う)15は、胴管16の一端部に設けられる導入部17
に略直角方向から接続され、胴管16の他端部に設けら
れる出口部18はEGR弁14を介して吸気集合部13
に連通されるようになっている。
【0019】胴管16内部には、胴管16内での導入部
17と出口部18との連通を可能としつつ、複数の伝熱
管19が胴管16の長手方向(EGRガスの流れ方向)
と略平行に配設されると共に、伝熱管19の外周部の胴
管16には、冷却媒体としての冷却水を供給するための
冷却水入口部20と、冷却水を排出させるための冷却水
出口部21が設けられている。即ち、後述するように、
入口部15から導入される既燃ガス(EGRガス)は、
前記複数の伝熱管19内を流れて、出口部18側へ排出
されることになる。また、冷却水入口部20から供給さ
れる冷却水は、伝熱管19を支持するべく伝熱管19の
両端部に設けられた仕切板19Aを介して密閉され、胴
管16内の伝熱管19の周囲を流れた後、冷却水出口部
21から排出されるようになっている。なお、胴管16
内壁、複数の伝熱管19外壁、冷却水入口部20、冷却
水出口部21、両端の仕切板19Aによって、本発明に
かかる冷却部が構成される。
17と出口部18との連通を可能としつつ、複数の伝熱
管19が胴管16の長手方向(EGRガスの流れ方向)
と略平行に配設されると共に、伝熱管19の外周部の胴
管16には、冷却媒体としての冷却水を供給するための
冷却水入口部20と、冷却水を排出させるための冷却水
出口部21が設けられている。即ち、後述するように、
入口部15から導入される既燃ガス(EGRガス)は、
前記複数の伝熱管19内を流れて、出口部18側へ排出
されることになる。また、冷却水入口部20から供給さ
れる冷却水は、伝熱管19を支持するべく伝熱管19の
両端部に設けられた仕切板19Aを介して密閉され、胴
管16内の伝熱管19の周囲を流れた後、冷却水出口部
21から排出されるようになっている。なお、胴管16
内壁、複数の伝熱管19外壁、冷却水入口部20、冷却
水出口部21、両端の仕切板19Aによって、本発明に
かかる冷却部が構成される。
【0020】ここで、本実施形態に係る装置の作用につ
いて説明する。図1において、燃焼室内の既燃ガスは排
気弁9の開弁とともに排気ポート6を経て過給機12に
流入する。過給機12から排気通路11へ流出した既燃
ガスは機関外部に排出されるが、一部の既燃ガスは、前
記入口部15を介して、排気通路11から分岐され、E
GRガス冷却装置1に導入される。
いて説明する。図1において、燃焼室内の既燃ガスは排
気弁9の開弁とともに排気ポート6を経て過給機12に
流入する。過給機12から排気通路11へ流出した既燃
ガスは機関外部に排出されるが、一部の既燃ガスは、前
記入口部15を介して、排気通路11から分岐され、E
GRガス冷却装置1に導入される。
【0021】EGRガス冷却装置1に導入された既燃ガ
スは、該EGRガス冷却装置1(伝熱管19の内部)を
通過し、前記出口部18に連通するEGR弁14(該E
GR弁14は機関の運転条件に応じて図示しないコント
ロールユニツトから信号を受けて開閉されるようになっ
ている。)を介して、吸気集合部13に導入される。ま
た、吸気集合部13には、過給機12の圧縮機により圧
縮された吸入空気が吸気通路10を介して流入してお
り、吸気弁8の開弁により、前記吸気集合部13に導入
された既燃ガスは、吸入空気と共に、吸気ポート5を経
て燃焼室に導入される。
スは、該EGRガス冷却装置1(伝熱管19の内部)を
通過し、前記出口部18に連通するEGR弁14(該E
GR弁14は機関の運転条件に応じて図示しないコント
ロールユニツトから信号を受けて開閉されるようになっ
ている。)を介して、吸気集合部13に導入される。ま
た、吸気集合部13には、過給機12の圧縮機により圧
縮された吸入空気が吸気通路10を介して流入してお
り、吸気弁8の開弁により、前記吸気集合部13に導入
された既燃ガスは、吸入空気と共に、吸気ポート5を経
て燃焼室に導入される。
【0022】ところで、排気通路11から分岐してEG
Rガス冷却装置1に流入した既燃ガスは、EGRガス冷
却装置1内で冷却水により冷却されるようになってい
る。即ち、図2において、入口部15から流入する既燃
ガスは、胴管16本体端部の導入部17に流入し、胴管
16内部に均等に配置された複数の伝熱管19の内部を
通過して出口部18から流出し、EGR弁14に導入さ
れる。
Rガス冷却装置1に流入した既燃ガスは、EGRガス冷
却装置1内で冷却水により冷却されるようになってい
る。即ち、図2において、入口部15から流入する既燃
ガスは、胴管16本体端部の導入部17に流入し、胴管
16内部に均等に配置された複数の伝熱管19の内部を
通過して出口部18から流出し、EGR弁14に導入さ
れる。
【0023】また、伝熱管19の周囲には冷却水入口部
20から導入された冷却水が仕切板19Aを介して満た
される構造となっている。従って、伝熱管19内の既燃
ガスは、伝熱管19の周囲の冷却水との熱交換により冷
却されることになる。なお、胴管16内部(伝熱管19
の周囲)の冷却水は、冷却水出口部21を介して胴管1
6外部に排出される。
20から導入された冷却水が仕切板19Aを介して満た
される構造となっている。従って、伝熱管19内の既燃
ガスは、伝熱管19の周囲の冷却水との熱交換により冷
却されることになる。なお、胴管16内部(伝熱管19
の周囲)の冷却水は、冷却水出口部21を介して胴管1
6外部に排出される。
【0024】ところで、本実施形態では、十分L1を長
く取った導入部17を設けると共に、EGRガス冷却装
置1の入口部15を、図2に示すような形で(略直交す
る方向から)、前記導入部17へ接続させる構成とした
ので、排気通路11から分岐して導入された既燃ガス
を、導入部17内壁で衝突・拡散させたうえに所定距離
(長さL1)助走させてから、複数の伝熱管19に導入
させることができるため、既燃ガスを複数の伝熱管19
に対して均一の流速分布で導入させる(各伝熱管19へ
の既燃ガスの流入速度の均一化を図る)ことができ、延
いてはある偏った伝熱管19には極端に高速で、またあ
る偏った伝熱管19には極端に低速で、既燃ガスが導入
されると言った事態を回避することができる。
く取った導入部17を設けると共に、EGRガス冷却装
置1の入口部15を、図2に示すような形で(略直交す
る方向から)、前記導入部17へ接続させる構成とした
ので、排気通路11から分岐して導入された既燃ガス
を、導入部17内壁で衝突・拡散させたうえに所定距離
(長さL1)助走させてから、複数の伝熱管19に導入
させることができるため、既燃ガスを複数の伝熱管19
に対して均一の流速分布で導入させる(各伝熱管19へ
の既燃ガスの流入速度の均一化を図る)ことができ、延
いてはある偏った伝熱管19には極端に高速で、またあ
る偏った伝熱管19には極端に低速で、既燃ガスが導入
されると言った事態を回避することができる。
【0025】図3は、本実施形態に係るEGRガス冷却
装置1内部の伝熱管19の平均流速と、従来(L1が短
いか無い場合)におけるそれと、を三次元数値解析によ
り算出し、比較した結果である。これから、本実施形態
に係るEGRガス冷却装置1では、従来と比較して、伝
熱管19の平均流速が均一となっており、従来における
流速分布図のように高い流速となる伝熱管19が偏在す
ることが抑制できることが分かる。
装置1内部の伝熱管19の平均流速と、従来(L1が短
いか無い場合)におけるそれと、を三次元数値解析によ
り算出し、比較した結果である。これから、本実施形態
に係るEGRガス冷却装置1では、従来と比較して、伝
熱管19の平均流速が均一となっており、従来における
流速分布図のように高い流速となる伝熱管19が偏在す
ることが抑制できることが分かる。
【0026】なお、図4に示すように、総排気量2.5
L(リットル)のエンジンにおいて、EGR弁14を1
分間当たりに通過する(前記導入部17へ導入される)
最大EGRガス流量を1800L/minとした場合、
前記導入部17の内容積(体積)が約0.2L以上のと
きに良好なものとなるため、従って、前記導入部17の
内容積を機関排気量の約0.08倍以上とするか、若し
くは前記導入部17の内容積を1分間当たりに導入され
る最大EGRガス流量の約0.0001倍以上とするこ
とが好ましい。
L(リットル)のエンジンにおいて、EGR弁14を1
分間当たりに通過する(前記導入部17へ導入される)
最大EGRガス流量を1800L/minとした場合、
前記導入部17の内容積(体積)が約0.2L以上のと
きに良好なものとなるため、従って、前記導入部17の
内容積を機関排気量の約0.08倍以上とするか、若し
くは前記導入部17の内容積を1分間当たりに導入され
る最大EGRガス流量の約0.0001倍以上とするこ
とが好ましい。
【0027】また、図5は、EGRガス冷却装置1の導
入部17の長さL1を変化させたときの、各伝熱管19
の平均流速と全ての伝熱管19の平均流速の差の最大値
を算出した結果である。この図から、導入部17の長さ
L1を導入部17内径D1の2倍以上とすれば、平均流
速の差が5m/sec以下となり、伝熱管19の平均流
速をほぼ均一にできるため、一層好ましいことが分か
る。
入部17の長さL1を変化させたときの、各伝熱管19
の平均流速と全ての伝熱管19の平均流速の差の最大値
を算出した結果である。この図から、導入部17の長さ
L1を導入部17内径D1の2倍以上とすれば、平均流
速の差が5m/sec以下となり、伝熱管19の平均流
速をほぼ均一にできるため、一層好ましいことが分か
る。
【0028】図6には、EGRガス冷却装置1の入口部
15の中心軸と導入部17の中心軸の間の長さL3(入
口部15の偏心量)と、各伝熱管19の平均流速と全て
の伝熱管19の平均流速の差の最大値の関係を算出した
結果である。これから偏心量が増加するとともに、最大
値は低下しており、導入部17に対する入口部15の偏
心量L3が導入部17内径Dlと入口部15内径D2の
差の1/2とすると、平均流速の差が5m/sec以下
となり、伝熱管19の平均流速をほぼ均一にできるた
め、一層好ましいことが分かる。
15の中心軸と導入部17の中心軸の間の長さL3(入
口部15の偏心量)と、各伝熱管19の平均流速と全て
の伝熱管19の平均流速の差の最大値の関係を算出した
結果である。これから偏心量が増加するとともに、最大
値は低下しており、導入部17に対する入口部15の偏
心量L3が導入部17内径Dlと入口部15内径D2の
差の1/2とすると、平均流速の差が5m/sec以下
となり、伝熱管19の平均流速をほぼ均一にできるた
め、一層好ましいことが分かる。
【0029】図7は、機関の運転条件マップであるが、
EGRガス冷却装置1内の冷却水の沸騰は、既燃ガス温
度が高くなる図中の斜線で示した領域である高負荷時に
おいて発生する。冷却水が沸騰すると、冷却水と伝熱管
19の間の熱伝達率が低下する為、EGRガス冷却装置
1の冷却性能が大幅に低下する。しかし、本実施形態の
ように構成すれば、伝熱管19内を流れるEGRガスの
流速を低下し、且つ流速分布が均一となる為、流速の高
い部分で発生していた局所的な熱伝達率の増加が抑制さ
れる。そのため、冷却水の沸騰を回避することが可能と
なる。従って、EGRガス冷却装置1の冷却効率、熱交
換効率を高く維持することができる。
EGRガス冷却装置1内の冷却水の沸騰は、既燃ガス温
度が高くなる図中の斜線で示した領域である高負荷時に
おいて発生する。冷却水が沸騰すると、冷却水と伝熱管
19の間の熱伝達率が低下する為、EGRガス冷却装置
1の冷却性能が大幅に低下する。しかし、本実施形態の
ように構成すれば、伝熱管19内を流れるEGRガスの
流速を低下し、且つ流速分布が均一となる為、流速の高
い部分で発生していた局所的な熱伝達率の増加が抑制さ
れる。そのため、冷却水の沸騰を回避することが可能と
なる。従って、EGRガス冷却装置1の冷却効率、熱交
換効率を高く維持することができる。
【0030】図8は、NOxとPM(排気微粒子)のト
レードオフ線図を示しているが、EGRガス冷却装置1
の冷却性能が向上した結果、吸気温度の低下と許容EG
R率限界を改善することができるため、NOxとPMの
トレードオフは25%程度改善されることが確認され
た。また、EGRガス冷却装置1の沸騰を抑制すること
で、沸騰の気泡による伝熱管19のキャビテーション破
損を防止することが可能となり、信頼性を高めることが
できることとなる。
レードオフ線図を示しているが、EGRガス冷却装置1
の冷却性能が向上した結果、吸気温度の低下と許容EG
R率限界を改善することができるため、NOxとPMの
トレードオフは25%程度改善されることが確認され
た。また、EGRガス冷却装置1の沸騰を抑制すること
で、沸騰の気泡による伝熱管19のキャビテーション破
損を防止することが可能となり、信頼性を高めることが
できることとなる。
【0031】なお、入口部15の中心軸が導入部17の
中心軸に対して偏心して取り付ける構成とすると、既燃
ガスが導入部17の内部を旋回して流れる為、胴管16
外周部に配置された伝熱管19の流速が胴管16中央部
に配置された伝熱管19に比べ相対的に高まることとな
る。そのため、胴管16外周部の流速の高い冷却水と接
触することになる。その結果、冷却性能の向上がより顕
著となり、さらなる排気性能の向上が可能となる。
中心軸に対して偏心して取り付ける構成とすると、既燃
ガスが導入部17の内部を旋回して流れる為、胴管16
外周部に配置された伝熱管19の流速が胴管16中央部
に配置された伝熱管19に比べ相対的に高まることとな
る。そのため、胴管16外周部の流速の高い冷却水と接
触することになる。その結果、冷却性能の向上がより顕
著となり、さらなる排気性能の向上が可能となる。
【0032】このように、本実施形態によれば、各伝熱
管19内を流れるEGRガスの流速を低減でき、各伝熱
管19におけるEGRガスの流速分布を均一化できるか
ら、従来のように流速の高い部分で発生していた局所的
な熱伝達率の増加が抑制することができるので、冷却水
の沸騰を回避することが可能となる。従って、EGRガ
ス冷却装置1の冷却効率、熱交換効率を高く維持するこ
とができる。
管19内を流れるEGRガスの流速を低減でき、各伝熱
管19におけるEGRガスの流速分布を均一化できるか
ら、従来のように流速の高い部分で発生していた局所的
な熱伝達率の増加が抑制することができるので、冷却水
の沸騰を回避することが可能となる。従って、EGRガ
ス冷却装置1の冷却効率、熱交換効率を高く維持するこ
とができる。
【0033】また、吸気温度の低下と許容EGR率限界
を改善することができるため、排気性能も改善すること
ができる。更に、沸騰によるキャビテーション等を抑制
できるから、伝熱管19の破損等の惧れを回避できるた
め、装置の信頼性を格段に高めることができる。なお、
前記出口部18の内径を、前記EGRガス入口部15の
内径D1と等しいかそれ以上とすれば、圧損を低減でき
るため、要求EGR量(率)の達成等において有利なも
のとなる。
を改善することができるため、排気性能も改善すること
ができる。更に、沸騰によるキャビテーション等を抑制
できるから、伝熱管19の破損等の惧れを回避できるた
め、装置の信頼性を格段に高めることができる。なお、
前記出口部18の内径を、前記EGRガス入口部15の
内径D1と等しいかそれ以上とすれば、圧損を低減でき
るため、要求EGR量(率)の達成等において有利なも
のとなる。
【0034】また、上記実施形態では、直接噴射式ディ
ーゼルエンジンに適用した例について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、他の内燃機関(例
えばガソリンエンジン、副室式のディーゼルエンジン
等)にも適用できるものである。そして、図9に示すよ
うに、胴管16内部(伝熱管19の周囲)の冷却水(冷
却媒体)を、図2とは逆に、EGRガス流れ下流側(冷
却水出口部21)から胴管16内部に導入し、EGRガ
ス流れ上流側(冷却水入口部20)で胴管16から排出
するように構成することもできる。
ーゼルエンジンに適用した例について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、他の内燃機関(例
えばガソリンエンジン、副室式のディーゼルエンジン
等)にも適用できるものである。そして、図9に示すよ
うに、胴管16内部(伝熱管19の周囲)の冷却水(冷
却媒体)を、図2とは逆に、EGRガス流れ下流側(冷
却水出口部21)から胴管16内部に導入し、EGRガ
ス流れ上流側(冷却水入口部20)で胴管16から排出
するように構成することもできる。
【0035】このように構成すると、EGRガスと冷却
水とが対向して流れることになるから、相対速度が上昇
するので、EGRガスと冷却水間の熱伝達率を大きくす
ることができる。従って、前述したEGRガスを伝熱管
群に低い流速且つ均一の流速分布で流入させることによ
る熱交換効率の向上効果と相まって、より一層、熱交換
効率を向上させることができることとなる。
水とが対向して流れることになるから、相対速度が上昇
するので、EGRガスと冷却水間の熱伝達率を大きくす
ることができる。従って、前述したEGRガスを伝熱管
群に低い流速且つ均一の流速分布で流入させることによ
る熱交換効率の向上効果と相まって、より一層、熱交換
効率を向上させることができることとなる。
【0036】ところで、上記実施形態では、EGRガス
入口部15、導入部17、胴管16、伝熱管19、出口
部18等を略円筒状のものとして説明したが、これに限
られるものではなく、本発明と実質的に同様の作用効果
を奏することができるものであれば、すべて本発明の範
囲に含まれるものである。
入口部15、導入部17、胴管16、伝熱管19、出口
部18等を略円筒状のものとして説明したが、これに限
られるものではなく、本発明と実質的に同様の作用効果
を奏することができるものであれば、すべて本発明の範
囲に含まれるものである。
【図1】本発明の一実施形態に係るEGRガス冷却装置
を備えた内燃機関の全体構成を示す図である。
を備えた内燃機関の全体構成を示す図である。
【図2】同上実施形態に係るEGRガス冷却装置の構成
を詳細に示す図である。
を詳細に示す図である。
【図3】伝熱管内を流れるEGRガスの平均流速算出結
果を示す図である。
果を示す図である。
【図4】導入部の内容積(体積)と平均流速の関係を示
す図である。
す図である。
【図5】導入部長さLlと平均流速の関係を示す図であ
る。
る。
【図6】入口部の偏心量L3と平均流速の関係を示す図
である。
である。
【図7】機関の運転条件マップを示す図である。
【図8】本発明の効果の一例を示す図である。
【図9】本発明に係るEGRガス冷却装置の他の一例を
詳細に示す図である。
詳細に示す図である。
【図10】従来の熱交換器の一例を示す図である。
1 EGRガス冷却装置 2 シリンダ 3 シリンダブロック 4 シリンダヘッド 5 吸気ポート 6 排気ポート 7 ピストン 8 吸気弁 9 排気弁 10 吸気通路 11 排気通路 12 過給機 13 吸気集合部 14 EGR弁 15 EGRガス入口部 16 胴管 17 導入部 18 出口部 19 伝熱管 20 冷却水入口部 21 冷却水出口部
Claims (10)
- 【請求項1】EGRガスを導入するための略筒状のEG
Rガス入口部と、 前記EGRガス入口部に略直角に接続される略筒状の導
入部と、 EGRガス下流側で前記導入部に接続され、EGRガス
が通過する伝熱管が複数内装されると共に、これら伝熱
管の外周部を冷却する冷却部を備えた胴管と、 前記胴管にEGRガス下流側で接続され、EGRガスを
排出するための略筒状の出口部と、 を備え、 前記伝熱管内を通過するEGRガスを前記冷却部で冷却
するようにした内燃機関のEGRガス冷却装置におい
て、 前記導入部の内容積を機関排気量の所定係数倍以上、若
しくは前記導入部の内容積を所定時間当たりに導入され
る最大EGRガス流量の所定係数倍以上としたことを特
徴とする内燃機関のEGRガス冷却装置。 - 【請求項2】前記導入部の内容積を機関排気量の0.0
8倍以上、若しくは前記導入部の内容積を1分間当たり
に導入される最大EGRガス流量の0.0001倍以上
としたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のE
GRガス冷却装置。 - 【請求項3】EGRガスを導入するための略筒状のEG
Rガス入口部と、 前記EGRガス入口部に略直角に接続される略筒状の導
入部と、 EGRガス下流側で前記導入部に接続され、EGRガス
が通過する伝熱管が複数内装されると共に、これら伝熱
管の外周部を冷却する冷却部を備えた胴管と、 前記胴管にEGRガス下流側で接続され、EGRガスを
排出するための略筒状の出口部と、 を備え、 前記伝熱管内を通過するEGRガスを前記冷却部で冷却
するようにした内燃機関のEGRガス冷却装置におい
て、 前記導入部のEGR流れ方向長さL1を、当該導入部の
内径D1の2倍以上としたことを特徴とする内燃機関の
EGRガス冷却装置。 - 【請求項4】前記導入部のEGR流れ方向長さL1を、
前記EGRガス入口部の内径D2の3倍以上としたこと
を特徴とする請求項2に記載の内燃機関のEGRガス冷
却装置。 - 【請求項5】前記EGRガス入口部の内径D2を、前記
導入部の内径D1の1/2以下としたことを特徴とする
請求項3又は請求項4に記載の内燃機関のEGRガス冷
却装置。 - 【請求項6】前記導入部の閉塞端面から前記EGRガス
入口部の円筒中心軸までの長さL2を、前記EGRガス
入口部の内径D2以下としたことを特徴とする請求項3
〜請求項5の何れか1つに記載の内燃機関のEGRガス
冷却装置。 - 【請求項7】前記EGRガス入口部の円筒中心軸を、前
記導入部の円筒中心軸に対して所定の偏心量L3をもっ
て配設したことを特徴とする請求項3〜請求項6の何れ
か1つに記載の内燃機関のEGRガス冷却装置。 - 【請求項8】前記所定の偏心量L3を、前記導入部の内
径D1と前記EGRガス入口部の内径D2の偏差の1/
2としたことを特徴とする請求項3〜請求項7の何れか
1つに記載の内燃機関のEGRガス冷却装置。 - 【請求項9】前記出口部の内径を、前記EGRガス入口
部の内径と等しいかそれ以上としたことを特徴とする請
求項3〜請求項8の何れか1つに記載の内燃機関のEG
Rガス冷却装置。 - 【請求項10】前記冷却部の冷却媒体が、当該冷却部のE
GRガス流れ下流側から当該冷却部に導入され、当該冷
却部のEGRガス流れ上流側から排出されることを特徴
とする請求項1〜請求項9の何れか1つに記載の内燃機
関のEGRガス冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10081582A JPH11280563A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 内燃機関のegrガス冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10081582A JPH11280563A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 内燃機関のegrガス冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280563A true JPH11280563A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13750323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10081582A Pending JPH11280563A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 内燃機関のegrガス冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280563A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007113795A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | 排気ガス冷却装置用多管式熱交換器 |
| JP2007178109A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | 排気ガス冷却装置用多管式熱交換器 |
| US7594536B2 (en) * | 2002-10-02 | 2009-09-29 | Hino Motors, Ltd. | EGR cooler |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10081582A patent/JPH11280563A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7594536B2 (en) * | 2002-10-02 | 2009-09-29 | Hino Motors, Ltd. | EGR cooler |
| JP2007113795A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | 排気ガス冷却装置用多管式熱交換器 |
| JP2007178109A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | 排気ガス冷却装置用多管式熱交換器 |
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