JPH11280641A - ポンプ - Google Patents
ポンプInfo
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- JPH11280641A JPH11280641A JP10081473A JP8147398A JPH11280641A JP H11280641 A JPH11280641 A JP H11280641A JP 10081473 A JP10081473 A JP 10081473A JP 8147398 A JP8147398 A JP 8147398A JP H11280641 A JPH11280641 A JP H11280641A
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Abstract
ット先端面の摩耗を少なくできる燃料噴射ポンプを得る
ことにある。 【解決手段】ポンプハウジング11のカム室12内に配
置された偏心カム16にカム外輪18を摺動自在に嵌合
し、カム外輪が有するタペット駆動面19にカム室に挿
入されたタペット22を従動させ、ポンプ作動を営ませ
て燃料を圧送す燃料噴射ポンプを前提とする。駆動面1
9に接するタペット先端面23を駆動面19に向けて突
出する凸状球面で形成する。駆動面19を凸状球面の曲
率半径よりも大きな曲率半径の凹状球面で形成する。こ
れら両面19、23間に互いの点状接触部Fに向けて次
第に狭まる導油間隙Gを形成する。それにより、接触部
Gへの油潤滑Hの供給を保証して前記両面19、23の
摩耗を少なくすることを特徴としている。
Description
ン等に備えられ、偏心カムに従動するタペットを介して
ピストンを軸線方向に往復動させるに伴いポンプ作動を
営んで例えば燃料を燃料噴射バルブに圧送する燃料噴射
ポンプ等として使用されるポンプに関する。
ンプ駆動軸に連動して回転されるカム軸が有する偏心カ
ムにカム外輪を摺動自在に嵌合し、このカム外輪の外周
に所定間隔で設けられた複数のタペット駆動面の夫々に
タペットを従動させて、これらタペットに個別に連なっ
たピストンを往復動させることによりポンプ作動を営ん
で燃料を圧送するものがあり、特開平6−249134
号公報で知られている。
〜図3に記載されているようにカム外輪の外周面3個所
に平坦面からなるタペット駆動面を120度間隔で設け
るとともに、3個のタペットの夫々を圧縮コイルばねで
タペット駆動面方向に付勢して、平坦面からなる各タペ
ットの先端面を前記タペット駆動面に面接触させた状態
に押付け保持するように構成されている。
て偏心カムの中心が偏心してずれているから、この偏心
量を半径とした偏心カムの円運動に伴い前記偏心量の2
倍のストロークでカム外輪のタペット駆動面を平行移動
させることができる。それに伴い、タペット駆動面に常
時面接触しているタペットを介してピストンを往復動さ
せて、このピストンが嵌合しているシリンダ部と協動し
てポンプ作動を営むことができる。
いて偏心カムが収容されたカム室に潤滑油を供給してカ
ム外輪とタペット間を潤滑する場合、前記のようにタペ
ット駆動面及びタペット先端面がいずれも平坦面からな
るとともに、これらが常時面接触する状態に保持されて
いるので、タペット駆動面とタペット先端面との間に潤
滑油を供給することが難しく、特に、前記両面の中央部
については無給油状態となる。一方、タペットは、その
往復動を案内するタペットガイド溝との嵌め合い間隙の
範囲で揺動でき、タペット駆動面に対して相対的に動き
得るため、前記両面が摩耗し易いという問題がある。こ
うして摩耗を生じる場合には噴射開始時期や噴射間隔の
誤差を発生するおそれがある。したがって、本発明が解
決しようとする課題は、カム外輪のタペット駆動面及び
タペット先端面の摩耗を少なくできるポンプを得ること
にある。
ングのカム室内に配置された偏心カムにカム外輪を摺動
自在に嵌合し、このカム外輪が有するタペット駆動面に
前記カム室に挿入されたタペットを従動させて、この従
動によるタペットの軸線方向の往復動に伴いポンプ作動
を営ませるポンプを前提とする。
項1の発明は、前記カム室内の潤滑油中に没する前記タ
ペット駆動面と前記タペットの先端面との間にこれら両
面に沿って摺動可能な中継プレートを挟み込み、前記タ
ペット駆動面又は前記タペット先端面のうちの少なくと
も一方の面と前記中継プレートとの間に、前記タペット
駆動面又は前記タペット先端面と前記中継プレートとの
接触部に向けて次第に狭まる導油間隙を設けたことを特
徴している。
駆動面又はタペット先端面のうちの少なくとも一方の面
と中継プレートとの間に設けられた導油間隙を通じて、
タペット駆動面又はタペット先端面と中継プレートとの
接触部に潤滑油を導入し、タペット駆動面とタペット先
端面との間を潤滑できる。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項2の発
明のように、前記中継プレートの少なくとも一方の面
と、この面が接する前記タペット駆動面又は前記タペッ
ト先端面とのうちの少なくともいずれか一方を湾曲面と
して、前記導油間隙を設けるとよい。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項3の発
明のように、前記湾曲面を球面で形成して、この湾曲面
とこれに接する面とを点状に接触させるとよい。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項4の発
明のように、前記中継プレートの一面とこれに接する前
記タペット駆動面又は前記タペット先端面とのうちの一
方の面を他方の面に向けて突出する凸状球面からなる湾
曲面とし、前記他方の面を前記凸状球面の曲率半径より
も大きな曲率半径の凹状球面からなる湾曲面として、こ
れら両面間に前記導油間隙を形成するとよい。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項5の発
明のように、前記中継プレートの一面とこれに接する前
記タペット駆動面又は前記タペット先端面のうちの一方
の面とをいずれも平面として、これら両平面のうちのい
ずれか一方に油溝を設けるとよい。
の発明は、前記タペット駆動面とこの面に接する前記タ
ペット先端面との間に、これら両面の接触部に向けて次
第に狭まる導油間隙を設けたことを特徴としている。
するタペット駆動面とタペット先端面とが全面的に面接
触することがないだけではなく、これら両面間に設けら
れた導油間隙を通じて、タペット駆動面とタペット先端
面との接触部に潤滑油を導入し、これら両面間を潤滑で
きる。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項7の発
明のように、前記タペット駆動面とこれに接する前記タ
ペット先端面との少なくとも一方を湾曲面として前記導
油間隙を形成するとよい。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項8の発
明のように、前記湾曲面を球面で形成して、この湾曲面
とこれに接する面とを点状に接触させるとよい。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項9の発
明のように、前記タペット駆動面とこれに接する前記タ
ペット先端面とのうちの一方の面を他方の面に向けて突
出する凸状球面からなる湾曲面とし、前記他方の面を前
記凸状球面の曲率半径よりも大きな曲率半径の凹状球面
からなる湾曲面として、これら両面間に前記導油間隙を
形成するとよい。
前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項10の
発明のように、前記タペット駆動面又はこれに接する前
記タペット先端面のうちの一方を平面とし、他方の面を
湾曲面として、これら両面間に前記導油間隙を形成する
とよい。
り、前記接触部に潤滑油を導入する手段として請求項1
1の発明のように、前記平面からなる前記タペット駆動
面又は前記タペット先端面に油溝を設けるとよい。
発明の第1の実施の形態を説明する。図1は第1の実施
の形態に係る燃料噴射ポンプの要部の構成を示す断面
図、図2は図1中Z−Z線に沿って示す断面図であり、
これらの図中符号11で示すポンプハウジングは、カム
室12と、相互間に例えば120°間隔を置いてカム室
12に対して放射状に配設された例えば3つのシリンダ
部13(一つのみ図1に示す。)を備えている。
通するカム軸14が水平な姿勢で一対の軸受15a、1
5bを介して回転自在に組付けられている。カム軸14
は、その軸心Aを3つのシリンダ部13の夫々の中心軸
線13aが交わる交点と一致させて設けられている。ポ
ンプハウジング11から突出したカム軸14の一端部は
ディーゼルエンジンのポンプ駆動軸(図示しない)に連
結されて、この駆動軸によりカム軸14が回転駆動され
るようになっている。カム軸14はカム室12内に配置
される断面円形の偏心カム16を有している。図2に示
されるように偏心カム16はその中心Bをカム軸14の
軸心Aから距離(偏心量)Cだけ偏心させて設けられて
いる。
動自在に嵌合され、このリング17の外周面にはカム外
輪18が固定されている。つまり、カム室12内に配置
されるカム外輪18は、その内周面にリング17を固定
し、このリング17を介して偏心カム16の外周面に摺
動自在に嵌合されている。この偏心カム16の外周に
は、前記シリンダ部13の数に対応して3つのタペット
駆動面19が周方向に等間隔に設けられている。これら
駆動面19は、対応するシリンダ部13の中心軸線13
aに直角に交わる平坦面で形成されているとともに、偏
心カム16の厚み方向両端面及びタペット駆動面19に
夫々開放する油溝20を有している。タペット駆動面1
9に対して油溝20が一つの場合この溝20はタペット
駆動面19の中央部に設けるとよく、又、油溝20は必
要により複数互いに平行に設けて設けてもよいが、本発
明においては必須ではなく省略することもできる。
部13に個別に対応して3つのタペットガイド溝21が
設けられている。これらガイド溝21の中心軸線は対応
するシリンダ部13の前記中心軸線13aと一致してい
るとともに、各ガイド溝21は対応するシリンダ部13
に対して個別に連通されている。各タペットガイド溝2
1にはカム外輪18のタペット駆動面19に従動するタ
ペット22が夫々摺動自在に収容され、これらタペット
22の先端部はカム外輪18方向にタペットガイド溝2
1から突出してカム室12に挿入されている。
の内径よりも少し小さな直径を有した円筒体であり、そ
のカム外輪18側の端部22aは閉鎖されている。な
お、図2中Dはタペットガイド溝21とタペット22の
側面との間に形成される嵌め合い間隙を示しているとと
もに、図2中矢印Eはカム軸14の回転方向を示してい
る。各タペット22のカム外輪18側に位置された閉鎖
端部22aの先端面、つまり、タペット先端面23は、
湾曲面、好ましくは凹状球面で形成されている。
応する各タペット駆動面19との間には、これらタペッ
ト先端面23及びタペット駆動面19に沿って摺動可能
な中継プレート24が夫々挟み込まれている。これら中
継プレート24は、カム外輪18及びタペット22と同
種の高硬度の金属材料またはセラミック等で形成でき
る。
も小径な円板からなり、そのタペット駆動面19と接触
する面は平坦面で形成され、タペット先端面23と接触
する面25は、湾曲面、好ましくはタペット先端面23
に向けて突出する凸状球面で形成されている。この凸状
球面からなる面25の曲率半径に比較して前記凹状球面
からなるタペット先端面23の曲率半径は大きい。
ート24の面25の中心とタペット先端面23の中心と
は互いに点状に接触しているとともに、前記曲率の関係
により、中継プレート24のタペット側の面25とタペ
ット先端面23との間に、前記両面23、25の接触部
Fに向けて次第に狭まる導油間隙Gが設けられている。
第1の実施の形態において導油間隙Gは前記接触部Fの
周囲を取囲んで形成されている。
部13の内側には、中心軸線13aと同軸の案内孔26
を有したプランジャバレル27が取付けられ、案内孔2
6において円柱のピストン28が摺動自在に設けられて
いる。このピストン28のカム軸側端部は、図2に示さ
れるようにタペット22内に挿入されて前記閉鎖端部2
2bの内面に当接されている。前記カム軸側端部には、
タペット22内に収容されるロアスプリングシート29
が固定されていて、このシート29とブランジャバレル
27が有する肩部30との間には予荷重が負荷された圧
縮コイルばねからなるプランジャスプリング31が挟ま
れている。このスプリング31のばね力でピストン28
およびタペット22は常にカム外輪18方向に付勢され
ている。それにより、タペット先端面23と中継プレー
ト24の面25との接触、及び中継プレート24の他の
面とタペット駆動面19との接触が常に維持されるよう
になっている。
7の案内孔26の一部はピストン28の移動により容量
を可変されるポンプ室32を形成している。このポンプ
室32に連通してプランジャバレル27には、一方向弁
33が収容された入口34と、一方向弁35が収容され
た出口36とが設けられている。入口34は送油経路3
7を介してフィードポンプ38の吐出し口に接続され、
出口36は図示しない出油経路を介して燃料噴射ノズル
に接続されている。フィードポンプ38の吸込み口は燃
料タンク39に接続されている。
0が組込まれているとともに、この弁40に接続された
経路41が設けられている。経路41は、出口36に連
通され、オーバーフローした燃料を圧力逃がし弁40に
導くために使用される。圧力逃がし弁40の弁体40a
は、出口36における最大流体圧力を調圧又は制御する
ために、ポンプハウジング11に取付けられた電磁気装
置42により変化する圧力を受けるようになっていて、
この圧力逃がし弁40の出口は前記燃料タンク39に戻
し経路43を介して接続されている。
して潤滑供給経路44が設けられ、その出口、言い換え
れば、給油口45はカム室12の上部側に開口されてい
る。この給油口45は、そこから供給されてカム室12
内に溜められる燃料(潤滑油)中に、最も上側に位置さ
れたタペット駆動面19とこれに接した中継プレート2
4と、このプレート24に接したタペット先端面23が
没する高さ位置に設けられている。更に、ポンプハウジ
ング11にはカム室12の下端部側に位置して出油口4
6が開口され、この出油口46は出油経路47を介して
前記戻し経路43に連通されている。
4が図2中矢印E方向に回転されると、偏心カム16が
偏心量Cを半径としてカム軸14の軸心Aを中心に振れ
回るので、この偏心カム16とリング17との摺動を伴
いながらカム外輪18が、その姿勢を変更することなく
前記偏心量Cの2倍のストロークでタペット駆動面19
を平行に変位させるように動かされる。
伴い中継プレート24を介してタペット22が往復動さ
れる。そのため、カム軸14から遠ざかるようにタペッ
ト22がプランジャスプリング31のばね力に抗して押
し動かされる時には、ピストン28がポンプ室32の容
積を小さくするので、このポンプ室32内の燃料が一方
向弁35を押し開いて出口36から吐出される。この吐
出燃料は図示しない燃料噴射ノズルに圧送され、このノ
ズルからディーゼルエンジンの燃焼室内に高圧噴射され
る。この逆に、カム軸14に近づくようにタペット22
がプランジャスプリング31のばね力で動かされる時に
は、ピストン28がポンプ室32の容積を大きくするの
で、一方向弁33が開かれてフィードポンプ38から送
られた燃料が入口34を通ってポンプ室32内に吸込ま
れる。そして、こうした動作をカム軸14の回転に伴っ
て燃料噴射ポンプは繰り返すものである。
からフィードポンプ38に吸込まれてこのポンプ39か
ら吐出される燃料の一部は、潤滑油供給経路44の給油
口45からカム室12に供給された後、出油口46から
出油経路47及び戻し経路43を経由して燃料タンク3
9に戻される。こうした強制循環により、カム室12内
には常に最上位のタペット先端面23が潤滑油H(図2
参照)中に没するようになっている。
ム外輪18のタペット駆動面19とそれに対応するタペ
ット先端面23との間を潤滑する。この場合、凹状球面
からなるタペット先端面23とこれに点状に接する中継
プレート24の凸状球面からなる面25との間に、前記
点状接触部Fに向けて次第に狭まる導油間隙Gを設けた
ことにより、この導油間隙Gを通して容易かつ確実に潤
滑油Hを点状接触部Fに導入できる。しかも、タペット
22はタペットガイド溝21との間の嵌め合い間隙Dの
範囲で多少は動き得るため、その動きにつれて前記点状
接触部Fの位置が変わることに伴い、前記導油間隙Gに
導入された潤滑油がある部分に前記点状接触部Fを常に
位置させることができる。こうした理由により前記点状
接触部Fを確実に潤滑することができる。そのため、油
膜が切れて前記点状接触部Fが摩耗することを少なくで
き、したがって、燃料噴射ポンプの品質を向上できる。
プレート24の平坦な面に関しては、タペット駆動面1
9に油溝20を設けてあるから、この溝20を通じてタ
ペット駆動面19と中継プレート24との間を確実に潤
滑できるとともに、この潤滑によりタペット駆動面19
と中継プレート24との摩耗を少なくできるので、燃料
噴射ポンプの品質を向上できる。
32から圧送される際には、カム外輪18及びタペット
22等に大きな負荷が作用する。しかし、第1の実施の
形態のようにタペット駆動面19とタペット先端面23
との間に中継プレート24を挟み込んだ構成によれば、
湾曲面からなる中継プレート24の面25とタペット先
端面23とにより、これらの湾曲面に従いタペット先端
面23の中心点部分に面25の中心点部分が接するよう
に中継プレート24がタペット先端面23に沿って微妙
に動かされる。それにより、前記負荷を軽減できる点で
優れており、したがって、摩耗等も少なくなって耐久性
を向上できるので、燃料噴射ポンプの品質を向上でき
る。
面23との接触が点接触状態であるため、前記負荷の作
用時に、中継プレート24の凸状球面からなる面25の
中心点部分(頂点部分)は弾性変形を起こす。そのた
め、この変形により動的にはタペット先端面23に対し
て面状に接触するようにできる。したがって、前記点状
接触部Fでの摩耗が促進されることは少ない。
中心部分と中継プレート24の面の中心部分とが自動的
に一致するように調芯できるので、カム外輪18に対す
る3個のタペット22の位置を正確に保持でき、したが
って、円滑なポンプ作動を得易い。しかも、中継プレー
ト24はカム外輪18及びタペット22とは独立した部
品であるので、その面25の加工を容易に行なうことが
できる。
と中継プレート24の面25との中心部分が点状に接触
するので、従来のように平坦面で接触する場合に比較し
て、加工精度が低くても、カム外輪18の周方向の3個
所でのタペット先端面23と中継プレート24の面25
との接触を均一にできる点で優れており、したがって、
加工コストを低減できる。なお、従来の場合には平坦面
同士を接触させるので、カム外輪18の周方向の3個所
とも均一な接触を行なわせるためには、ポンプハウジン
グ11等の構成部品の加工精度を向上させる必要があ
る。
いる。この実施の形態は基本的には前記第1の実施の形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1
の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作用
の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第
2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる部分は、タ
ペット駆動面19、タペット先端面23、及びこれら両
面19、23に対する中継プレート24の配置である。
ペット駆動面19は、平坦面ではなく、カム外輪18の
中心B側に向けて凹む凹状球面で形成されている。又、
タペット先端面23は、シリンダ部の中心軸線13aに
直角に交差する平坦面で形成されている。中継プレート
24の一面は平坦面からなるとともに、他の面25はタ
ペット駆動面19をなす凹状球面の曲率半径よりも小さ
な曲率半径の凸状球面で形成されている。この中継プレ
ート24は、その面25をタペット駆動面19に点状に
接触させるとともに、平坦な面をタペット先端面23に
面接触して、タペット駆動面19とタペット先端面23
との間に挟まれて、これら両面に沿って移動可能に設け
られている。したがって、導油間隙Gはタペット駆動面
19と中継プレート24の面25との間に形成されてい
る。又、この構造において、タペット先端面23にはこ
の面23を径方向に横断する油溝20を設けるか、これ
に代えて油溝20を中継プレート24の平坦面に設ける
とよい。なお、以上説明した点以外の構成は図示されな
い部分を含めて前記第1の実施の形態に係る燃料噴射ポ
ンプと同じである。
前記第1の実施の形態と同様な作用を得て、タペット駆
動面19とタペット先端面23との間への潤滑油の供給
を確実に行なえるので、本発明の課題を解決できるとと
もに、中継プレート24を使用することに利点も前記第
1の実施の形態と同様に得ることができる。
いる。この実施の形態は基本的には前記第1の実施の形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1
の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作用
の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第
3の実施の形態が第1の実施の形態と異なる部分は、タ
ペット駆動面19及び中継プレート24である。
て、タペット駆動面19は、平坦面ではなく、カム外輪
18の中心B側に向けて凹む凹状球面ので形成されてい
る。中継プレート24の両面は、タペット駆動面19及
びタペット先端面23をなす凹状球面の曲率半径よりも
小さな曲率半径の凸状球面で形成されている。この中継
プレート24は、その一面をタペット駆動面19に点状
に接触させるとともに、他面をタペット先端面23に点
状に接触させて、タペット駆動面19とタペット先端面
23との間に挟まれて、これら両面に沿って移動可能に
設けられている。したがって、導油間隙Gは、中継プレ
ート24の両面とタペット駆動面19及びタペット先端
面23との間に夫々形成されている。又、この構造にお
いて油溝は必要としない。なお、以上説明した点以外の
構成は図示されない部分を含めて前記第1の実施の形態
に係る燃料噴射ポンプと同じである。
前記第1の実施の形態と同様な作用を得て、タペット駆
動面19とタペット先端面23との間への潤滑油の供給
を確実に行なえるので、本発明の課題を解決できるとと
もに、中継プレート24を使用することに利点も前記第
1の実施の形態と同様に得ることができる。
を示している。この実施の形態は基本的には前記第1の
実施の形態と同様な構成であるので、同様構成部分には
前記第1の実施の形態と同じ符号を付して、その構成お
よび作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明
する。第4の実施の形態が第1の実施の形態と異なる部
分は、中継プレートを省略してタペット駆動面19とタ
ペット先端面23とを直接接触させた点である。
て、タペット駆動面19は、平坦面ではなく、カム外輪
18の中心B側に向けて凹む凹状球面で形成されてい
る。タペット駆動面23も、平坦面ではなく、タペット
駆動面19をなす凹状球面の曲率半径よりも小さな曲率
半径の凸状球面で形成されている。そして、タペット先
端面23はその中心部分をタペット駆動面19に点状に
接触させている。したがって、これら両面19、23の
接触部Fに向けて次第に狭まる導油間隙Gは、前記両面
19、23間に形成されている。又、この構造において
油溝は必要としない。なお、以上説明した点以外の構成
は前記第1の実施の形態に係る燃料噴射ポンプと同じで
ある。
前記第1の実施の形態と同様な作用を得て、タペット駆
動面19とタペット先端面23との間への潤滑油の供給
を確実に行なえるので、本発明の課題を解決できるとと
もに、中継プレートの省略に伴う部品点数の削減によ
り、構造が簡単となり、安価に作ることができる利点が
ある。
態におけるタペット駆動面19とタペット先端面23と
の関係を逆にして実施することもできる。つまり、タペ
ット駆動面19をタペット先端面23側に向けて凸とな
る凸状球面で形成するとともに、タペット先端面23を
タペット駆動面19の曲率半径よりも大きな曲率半径の
凹状球面で形成して、これら両面19、23を直接点状
に接触させて実施してもよい。
いる。この実施の形態は基本的には前記第1の実施の形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1
の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作用
の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第
5の実施の形態が第1の実施の形態と異なる部分は、中
継プレートを省略してタペット駆動面19とタペット先
端面23とを直接接触させた点である。
て、タペット先端面23は平坦面からなるタペット駆動
面19に向けて突出する球状面からなる。詳しくは、タ
ペット先端面23は、その中央部に位置される中央平坦
面23aと、これに連なって球面に近い緩やかなテーパ
面からなる周部テーパ面23bとで形成されている。こ
のタペット先端面23はその中央平坦面23aをタペッ
ト駆動面19に接触させている。したがって、これら両
面19、23の接触部Fに向けて次第に狭まる導油間隙
Gは、タペット駆動面19と周部テーパ面23bとの間
に形成されている。又、この構造において油溝20は中
央平坦面23aに設けてもよい。又、この実施の形態に
おいてタペット22はその周部をロアスプリングシート
29に抱持されている。なお、以上説明した点以外の構
成は図示されない部分を含めて前記第1の実施の形態に
係る燃料噴射ポンプと同じである。
前記第1の実施の形態と同様な作用を得て、タペット駆
動面19とタペット先端面23との接触部Fへの潤滑油
の供給を確実に行なえるので、本発明の課題を解決でき
るとともに、中継プレートの省略に伴う部品点数の削減
により、構造が簡単となり、安価に作ることができる利
点がある。
態におけるタペット駆動面19とタペット先端面23と
の関係を逆にして実施することもできる。つまり、タペ
ット駆動面19をタペット先端面23側に向けて凸とな
るような凸状球面で形成するとともに、タペット先端面
23を平坦面で形成して、これら両面19、23を直接
接触させて実施してもよい。
い。例えば既述のように潤滑油の供給に関してメンテナ
ンスフリーとなる点で優れている強制循環方式で潤滑油
を供給する場合、その潤滑油は燃料ではなくエンジンオ
イルであってもよく、又、強制循環方式ではなく、最上
位のタペット先端面とタペット駆動面とが没する程度に
潤滑油をカム室内に溜めて潤滑をする油溜り方式を採用
することもできる。
ト駆動面をなす湾曲面、又は、中継プレートの少なくと
も一方の面とこれに接するタペット先端面又はタペット
駆動面をなす湾曲面は、凸状球面又は凹状球面ではな
く、所定の曲率で円弧状に曲る円筒面で形成してもよ
く、或いは、互いに接する面の一方を前記円筒面で形成
するとともに、他方の面を球面で形成してもよい。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。請求項
1〜5に記載の発明によれば、カム外輪のタペット駆動
面又はタペット先端面と中継プレートとの接触部に潤滑
油を導入する導油間隙を、タペット駆動面又はタペット
先端面のうちの少なくとも一方の面と中継プレートとの
間に設けたので、タペット駆動面とタペット先端面との
間を確実に潤滑して、タペット駆動面及びタペット先端
面の摩耗を少なくできる。
時接触するタペット駆動面とタペット先端面との接触部
に潤滑油を導入する導油間隙を、タペット駆動面とタペ
ット先端面との間に設けたので、タペット駆動面とタペ
ット先端面との間を確実に潤滑して、タペット駆動面及
びタペット先端面の摩耗を少なくできる。
プの概略構成を示す断面図。
プの構成を示す前記図2相当の断面図。
プの構成を示す前記図2相当の断面図。
プの概略構成を示す断面図。
プの構成を示す前記図6相当の断面図。
Claims (11)
- 【請求項1】ポンプハウジングのカム室内に配置された
偏心カムにカム外輪を摺動自在に嵌合し、このカム外輪
が有するタペット駆動面に前記カム室に挿入されたタペ
ットを従動させて、この従動によるタペットの軸線方向
の往復動に伴いポンプ作動を営ませるポンプにおいて、 前記カム室内の潤滑油中に没する前記タペット駆動面と
前記タペットの先端面との間にこれら両面に沿って摺動
可能な中継プレートを挟み込み、 前記タペット駆動面又は前記タペット先端面のうちの少
なくとも一方の面と前記中継プレートとの間に、前記タ
ペット駆動面又は前記タペット先端面と前記中継プレー
トとの接触部に向けて次第に狭まる導油間隙を設けたこ
とを特徴とするポンプ。 - 【請求項2】前記中継プレートの少なくとも一方の面
と、この面が接する前記タペット駆動面又は前記タペッ
ト先端面とのうちの少なくともいずれか一方を湾曲面と
して、前記導油間隙を設けたことを特徴とする請求項1
に記載のポンプ。 - 【請求項3】前記湾曲面を球面で形成して、この湾曲面
とこれに接する面とを点状に接触させたことを特徴とす
る請求項2に記載のポンプ。 - 【請求項4】前記中継プレートの一面とこれに接する前
記タペット駆動面又は前記タペット先端面とのうちの一
方の面を他方の面に向けて突出する凸状球面からなる湾
曲面とし、前記他方の面を前記凸状球面の曲率半径より
も大きな曲率半径の凹状球面からなる湾曲面として、こ
れら両面間に前記導油間隙を形成したことを請求項2又
は3に記載のポンプ。 - 【請求項5】前記中継プレートの一面とこれに接する前
記タペット駆動面又は前記タペット先端面のうちの一方
の面とをいずれも平面として、これら両平面のうちのい
ずれか一方に油溝を設けたことを特徴とする請求項1〜
4のうちのいずれか1項に記載のポンプ。 - 【請求項6】ポンプハウジングのカム室内に配置された
偏心カムにカム外輪を摺動自在に嵌合し、このカム外輪
が有するタペット駆動面に前記カム室に挿入されたタペ
ットを従動させて、この従動によるタペットの軸線方向
の往復動に伴いポンプ作動を営ませるポンプにおいて、 前記タペット駆動面とこの面に接する前記タペット先端
面との間に、これら両面の接触部に向けて次第に狭まる
導油間隙を設けたことを特徴とするポンプ。 - 【請求項7】前記タペット駆動面とこれに接する前記タ
ペット先端面との少なくとも一方を湾曲面として前記導
油間隙を形成したことを特徴とする請求項6に記載のポ
ンプ。 - 【請求項8】前記湾曲面を球面で形成して、この湾曲面
とこれに接する面とを点状に接触させたことを特徴とす
る請求項7に記載のポンプ。 - 【請求項9】前記タペット駆動面とこれに接する前記タ
ペット先端面とのうちの一方の面を他方の面に向けて突
出する凸状球面からなる湾曲面とし、前記他方の面を前
記凸状球面の曲率半径よりも大きな曲率半径の凹状球面
からなる湾曲面として、これら両面間に前記導油間隙を
形成したことを請求項7又は8に記載のポンプ。 - 【請求項10】前記タペット駆動面又はこれに接する前
記タペット先端面のうちの一方を平面とし、他方の面を
湾曲面として、これら両面間に前記導油間隙を形成した
ことを特徴とする請求項6〜9のうちのいずれか1項に
記載のポンプ。 - 【請求項11】前記平面からなる前記タペット駆動面又
は前記タペット先端面に油溝を設けたことを特徴とする
請求項10に記載のポンプ。
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- 1998-03-27 JP JP08147398A patent/JP3945005B2/ja not_active Expired - Fee Related
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