JPH11280897A - ロックアップ制御バルブ - Google Patents
ロックアップ制御バルブInfo
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- JPH11280897A JPH11280897A JP7962398A JP7962398A JPH11280897A JP H11280897 A JPH11280897 A JP H11280897A JP 7962398 A JP7962398 A JP 7962398A JP 7962398 A JP7962398 A JP 7962398A JP H11280897 A JPH11280897 A JP H11280897A
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- oil passage
- lock
- pressure
- spool
- oil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペースの限られたバルブボディに設けられ
る油路構成を複雑とすることなく、ロックアップ制御バ
ルブの信頼性を高めること。 【解決手段】 バルブボディ51内に軸方向へ摺動可能
に組付けたスプール52の上方への移動によって係合側
油路P5の油圧を解除側油路P6の油圧より高くして差
圧によりロックアップクラッチ10を係合状態とし、ま
たスプール52の下方への移動によって係合側油路P5
の油圧を解除側油路P6の油圧以下としてロックアップ
クラッチ10を解除状態とするロックアップ制御バルブ
50において、スプール52内にプランジャ54を同軸
的に組付けて、スプール52が上方の軸方向移動端にて
移動不能となった状態にてプランジャ54が下方の軸方
向移動端に移動したとき係合側油路P5と解除側油路P
6に同じ油圧が導かれてロックアップクラッチ10が解
除状態とされるようにした。
る油路構成を複雑とすることなく、ロックアップ制御バ
ルブの信頼性を高めること。 【解決手段】 バルブボディ51内に軸方向へ摺動可能
に組付けたスプール52の上方への移動によって係合側
油路P5の油圧を解除側油路P6の油圧より高くして差
圧によりロックアップクラッチ10を係合状態とし、ま
たスプール52の下方への移動によって係合側油路P5
の油圧を解除側油路P6の油圧以下としてロックアップ
クラッチ10を解除状態とするロックアップ制御バルブ
50において、スプール52内にプランジャ54を同軸
的に組付けて、スプール52が上方の軸方向移動端にて
移動不能となった状態にてプランジャ54が下方の軸方
向移動端に移動したとき係合側油路P5と解除側油路P
6に同じ油圧が導かれてロックアップクラッチ10が解
除状態とされるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとトラン
スミッションとの間に介装されるトルクコンバータに組
付けた油圧式のロックアップクラッチを係合状態(ロッ
クアップON)または解除状態(ロックアップOFF)
とするロックアップ制御バルブに関する。
スミッションとの間に介装されるトルクコンバータに組
付けた油圧式のロックアップクラッチを係合状態(ロッ
クアップON)または解除状態(ロックアップOFF)
とするロックアップ制御バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】ロックアップ制御バルブは、一般に、バ
ルブボディ内に制御油圧に基づいて軸方向に移動するス
プールを軸方向へ摺動可能に組付けてなるスプールバル
ブであり、前記スプールの一方への軸方向移動によって
係合側油路の油圧を解除側油路の油圧より高くして差圧
によりトルクコンバータに組付けた油圧式のロックアッ
プクラッチを係合状態とし、また前記スプールの他方へ
の軸方向移動によって係合側油路の油圧を解除側油路の
油圧以下として前記ロックアップクラッチを解除状態と
するように構成されている。このロックアップ制御バル
ブにおいては、スプールが一方の軸方向移動端にてステ
ィックして移動不能となると、係合側油路の油圧が解除
側油路の油圧より高く保たれてロックアップクラッチが
係合状態に保持されるといった不具合が生じる。
ルブボディ内に制御油圧に基づいて軸方向に移動するス
プールを軸方向へ摺動可能に組付けてなるスプールバル
ブであり、前記スプールの一方への軸方向移動によって
係合側油路の油圧を解除側油路の油圧より高くして差圧
によりトルクコンバータに組付けた油圧式のロックアッ
プクラッチを係合状態とし、また前記スプールの他方へ
の軸方向移動によって係合側油路の油圧を解除側油路の
油圧以下として前記ロックアップクラッチを解除状態と
するように構成されている。このロックアップ制御バル
ブにおいては、スプールが一方の軸方向移動端にてステ
ィックして移動不能となると、係合側油路の油圧が解除
側油路の油圧より高く保たれてロックアップクラッチが
係合状態に保持されるといった不具合が生じる。
【0003】かかる不具合は、例えば特開平2−808
57号公報に示されているように、単一のロックアップ
制御バルブに代えて、ロックアップリレーバルブ(供給
油路と係合側油路または解除側油路との連通・遮断を切
り換えるスプールバルブ)とロックアップコントロール
バルブ(供給油路の油圧を調圧するスプールバルブ)か
らなる複合バルブを採用すれば、ロックアップリレーバ
ルブのスプールが一方の軸方向移動端にてスティックし
て移動不能となっても、ロックアップコントロールバル
ブが正常ならば、係合側油路に解除側油路と同じ油圧を
導くことができて、ロックアップクラッチを解除状態と
することができる。
57号公報に示されているように、単一のロックアップ
制御バルブに代えて、ロックアップリレーバルブ(供給
油路と係合側油路または解除側油路との連通・遮断を切
り換えるスプールバルブ)とロックアップコントロール
バルブ(供給油路の油圧を調圧するスプールバルブ)か
らなる複合バルブを採用すれば、ロックアップリレーバ
ルブのスプールが一方の軸方向移動端にてスティックし
て移動不能となっても、ロックアップコントロールバル
ブが正常ならば、係合側油路に解除側油路と同じ油圧を
導くことができて、ロックアップクラッチを解除状態と
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、単一のロッ
クアップ制御バルブに代えて、ロックアップリレーバル
ブとロックアップコントロールバルブからなる複合バル
ブを採用する場合には、バルブボディに設けられる油路
構成が複雑となるばかりか、スペースの限られたバルブ
ボディの場合、レイアウトに苦慮することとなる。
クアップ制御バルブに代えて、ロックアップリレーバル
ブとロックアップコントロールバルブからなる複合バル
ブを採用する場合には、バルブボディに設けられる油路
構成が複雑となるばかりか、スペースの限られたバルブ
ボディの場合、レイアウトに苦慮することとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、バルブボディ内に制
御油圧に基づいて軸方向に移動するスプールを軸方向へ
摺動可能に組付けてなり、前記スプールの一方への軸方
向移動によって係合側油路の油圧を解除側油路の油圧よ
り高くして差圧によりトルクコンバータに組付けた油圧
式のロックアップクラッチを係合状態とし、また前記ス
プールの他方への軸方向移動によって係合側油路の油圧
を解除側油路の油圧以下として前記ロックアップクラッ
チを解除状態とするロックアップ制御バルブにおいて、
前記スプール内に前記制御油圧に基づいて軸方向に移動
可能で前記スプールに対して軸方向移動することにより
油路の連通・遮断を切り換えるプランジャを同軸的に組
付けて、前記スプールが一方の軸方向移動端にて移動不
能となった状態にて前記プランジャが他方の軸方向移動
端に移動したとき係合側油路と解除側油路に同じ油圧が
導かれて前記ロックアップクラッチが解除状態とされる
ようにしたことに特徴がある。
に対処すべくなされたものであり、バルブボディ内に制
御油圧に基づいて軸方向に移動するスプールを軸方向へ
摺動可能に組付けてなり、前記スプールの一方への軸方
向移動によって係合側油路の油圧を解除側油路の油圧よ
り高くして差圧によりトルクコンバータに組付けた油圧
式のロックアップクラッチを係合状態とし、また前記ス
プールの他方への軸方向移動によって係合側油路の油圧
を解除側油路の油圧以下として前記ロックアップクラッ
チを解除状態とするロックアップ制御バルブにおいて、
前記スプール内に前記制御油圧に基づいて軸方向に移動
可能で前記スプールに対して軸方向移動することにより
油路の連通・遮断を切り換えるプランジャを同軸的に組
付けて、前記スプールが一方の軸方向移動端にて移動不
能となった状態にて前記プランジャが他方の軸方向移動
端に移動したとき係合側油路と解除側油路に同じ油圧が
導かれて前記ロックアップクラッチが解除状態とされる
ようにしたことに特徴がある。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明によるロックアップ制御バ
ルブにおいては、正常時、制御油圧に基づいてスプール
が軸方向に移動するときプランジャもスプールと一体的
に移動するため、スプールの一方への軸方向移動によっ
て係合側油路の油圧が解除側油路の油圧より高くされて
差圧によりトルクコンバータに組付けた油圧式のロック
アップクラッチが係合状態とされ、また前記スプールの
他方への軸方向移動によって係合側油路の油圧が解除側
油路の油圧以下とされてロックアップクラッチが解除状
態とされる。
ルブにおいては、正常時、制御油圧に基づいてスプール
が軸方向に移動するときプランジャもスプールと一体的
に移動するため、スプールの一方への軸方向移動によっ
て係合側油路の油圧が解除側油路の油圧より高くされて
差圧によりトルクコンバータに組付けた油圧式のロック
アップクラッチが係合状態とされ、また前記スプールの
他方への軸方向移動によって係合側油路の油圧が解除側
油路の油圧以下とされてロックアップクラッチが解除状
態とされる。
【0007】ところで、スプールが一方の軸方向移動端
にて例えばスティックして移動不能となった状態(フェ
ィル時)では、制御油圧に基づいてプランジャがスプー
ル内を軸方向に移動し、プランジャが他方の軸方向移動
端に移動することにより係合側油路と解除側油路に同じ
油圧が導かれてロックアップクラッチが解除状態とさ
れ、またプランジャが一方の軸方向移動端に移動するこ
とにより係合側油路の油圧が解除側油路の油圧より高く
されて差圧によりロックアップクラッチが係合状態とさ
れる。したがって、スプールとプランジャの両方が例え
ばスティックして移動不能とならない限り、ロックアッ
プクラッチを的確に解除状態または係合状態とすること
ができ、ロックアップ制御バルブの信頼性を高めること
ができる。
にて例えばスティックして移動不能となった状態(フェ
ィル時)では、制御油圧に基づいてプランジャがスプー
ル内を軸方向に移動し、プランジャが他方の軸方向移動
端に移動することにより係合側油路と解除側油路に同じ
油圧が導かれてロックアップクラッチが解除状態とさ
れ、またプランジャが一方の軸方向移動端に移動するこ
とにより係合側油路の油圧が解除側油路の油圧より高く
されて差圧によりロックアップクラッチが係合状態とさ
れる。したがって、スプールとプランジャの両方が例え
ばスティックして移動不能とならない限り、ロックアッ
プクラッチを的確に解除状態または係合状態とすること
ができ、ロックアップ制御バルブの信頼性を高めること
ができる。
【0008】また、本発明によるロックアップ制御バル
ブは、スプール内にプランジャを同軸的に組付けて構成
したものであるため、バルブボディに設けられる油路構
成は複雑とならず、またスペースの限られたバルブボデ
ィにも容易に組付けることができて、安価かつコンパク
トに実施することができる。
ブは、スプール内にプランジャを同軸的に組付けて構成
したものであるため、バルブボディに設けられる油路構
成は複雑とならず、またスペースの限られたバルブボデ
ィにも容易に組付けることができて、安価かつコンパク
トに実施することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に示したロックアップ制御
装置は、ロックアップクラッチ10の作動を制御するた
めのものであり、ポンプ20の吐出圧をライン圧に減圧
制御(調圧)してメインのライン圧供給油路P1とサブ
のライン圧供給油路P2にライン圧の作動油を供給する
周知のプライマリレギュレータバルブ30と、サブのラ
イン圧供給油路P2を通して入力油路P3に供給される
ライン圧をレギュレータ圧に減圧制御(調圧)して出力
油路P4にレギュレータ圧の作動油を供給するセカンダ
リレギュレータバルブ40と、ロックアップクラッチ1
0の係合状態・解除状態(ロックアップON・ロックア
ップOFF)を切り換える本発明によるロックアップ制
御バルブ50を備えている。
面に基づいて説明する。図1に示したロックアップ制御
装置は、ロックアップクラッチ10の作動を制御するた
めのものであり、ポンプ20の吐出圧をライン圧に減圧
制御(調圧)してメインのライン圧供給油路P1とサブ
のライン圧供給油路P2にライン圧の作動油を供給する
周知のプライマリレギュレータバルブ30と、サブのラ
イン圧供給油路P2を通して入力油路P3に供給される
ライン圧をレギュレータ圧に減圧制御(調圧)して出力
油路P4にレギュレータ圧の作動油を供給するセカンダ
リレギュレータバルブ40と、ロックアップクラッチ1
0の係合状態・解除状態(ロックアップON・ロックア
ップOFF)を切り換える本発明によるロックアップ制
御バルブ50を備えている。
【0010】ロックアップクラッチ10は、車両のエン
ジンとトランスミッション(共に図示省略)との間に介
装される周知のトルクコンバータ60に組付けられてい
て、係合側油路P5が高圧側とされ解除側油路P6が低
圧側とされるとき(係合側油路P5の油圧が解除側油路
P6の油圧より高くされるとき)には差圧により係合状
態とされてトルクコンバータ60の入力要素であるポン
プ61と出力要素であるタービン62を直結し、また解
除側油路P6が高圧側とされ係合側油路P5が低圧側と
されるとき或いは両油路P5,P6の油圧が同じとされ
るとき(係合側油路P5の油圧が解除側油路P6の油圧
以下とされるとき)には解除状態とされて直結が解除さ
れるようになっている。なお、トルクコンバータ60は
ポンプ61とタービン62とステータ63等によって構
成されている。
ジンとトランスミッション(共に図示省略)との間に介
装される周知のトルクコンバータ60に組付けられてい
て、係合側油路P5が高圧側とされ解除側油路P6が低
圧側とされるとき(係合側油路P5の油圧が解除側油路
P6の油圧より高くされるとき)には差圧により係合状
態とされてトルクコンバータ60の入力要素であるポン
プ61と出力要素であるタービン62を直結し、また解
除側油路P6が高圧側とされ係合側油路P5が低圧側と
されるとき或いは両油路P5,P6の油圧が同じとされ
るとき(係合側油路P5の油圧が解除側油路P6の油圧
以下とされるとき)には解除状態とされて直結が解除さ
れるようになっている。なお、トルクコンバータ60は
ポンプ61とタービン62とステータ63等によって構
成されている。
【0011】セカンダリレギュレータバルブ(調圧弁)
40は、サブのライン圧供給油路P2に常時接続される
入力油路P3と、ロックアップ制御バルブ50の第3接
続油路P13に接続した出力油路P4と、ポンプ20の
吸入側に接続した排出油路P7を有するとともに、出力
油路P4に接続されるオリフィス付のパイロット油路P
8を有するバルブボディ41と、このバルブボディ41
内に軸方向へ摺動可能に組付けたスプール42と、この
スプール42を油室R1に向けて付勢するスプリング4
3を備えていて、サブのライン圧供給油路P2を通して
入力油路P3に供給されるライン圧をレギュレータ圧に
減圧制御して出力油路P4を通してロックアップ制御バ
ルブ50の第3接続油路P13にレギュレータ圧の作動
油を供給するようになっている。なお、入力油路P3か
らは潤滑油必要箇所(図示省略)に潤滑油を供給するた
めのオリフィス付の潤滑油供給油路P9が分岐されてい
る。
40は、サブのライン圧供給油路P2に常時接続される
入力油路P3と、ロックアップ制御バルブ50の第3接
続油路P13に接続した出力油路P4と、ポンプ20の
吸入側に接続した排出油路P7を有するとともに、出力
油路P4に接続されるオリフィス付のパイロット油路P
8を有するバルブボディ41と、このバルブボディ41
内に軸方向へ摺動可能に組付けたスプール42と、この
スプール42を油室R1に向けて付勢するスプリング4
3を備えていて、サブのライン圧供給油路P2を通して
入力油路P3に供給されるライン圧をレギュレータ圧に
減圧制御して出力油路P4を通してロックアップ制御バ
ルブ50の第3接続油路P13にレギュレータ圧の作動
油を供給するようになっている。なお、入力油路P3か
らは潤滑油必要箇所(図示省略)に潤滑油を供給するた
めのオリフィス付の潤滑油供給油路P9が分岐されてい
る。
【0012】ロックアップ制御バルブ50は、図2にて
拡大して示したように、係合側油路P5に常時接続され
る第1接続油路P11と、クーラー70の流入側油路P
10に常時接続される第2接続油路P12と、セカンダ
リレギュレータバルブ40の出力油路P4に常時接続さ
れる第3接続油路P13と、解除側油路P6に常時接続
される第4接続油路P14と、メインのライン圧供給油
路P1に常時接続されるオリフィス無しのライン圧供給
油路P15と、メインのライン圧供給油路P1に常時接
続されるオリフィス付のパイロット油路P16と、図示
省略の電気制御装置によって制御される周知の電磁弁8
0の出力油路に常時接続される制御油路P17と、オリ
フィス付の排出油路P18を有するバルブボディ51
と、このバルブボディ51内に軸方向へ摺動可能に組付
けられてバルブボディ51に対して軸方向移動すること
により油路P11,P12,P13,P14,P15,
P18の連通・遮断を切り換えるスプール52と、この
スプール52を油室R2に向けて付勢するスプリング5
3と、スプール52内に同軸的に組付けられて軸方向へ
移動可能でスプール52に対して軸方向移動することに
より油路P14,P15,P18の連通・遮断を切り換
えるプランジャ54を備えていて、電磁弁80の励磁・
非励磁により作動を制御される構成となっている。な
お、電磁弁80は、非励磁時に閉じて出力油路に制御油
圧が供給されないようにし、また励磁時に開いて出力油
路に制御油圧が供給されるようにした常閉バルブであ
る。
拡大して示したように、係合側油路P5に常時接続され
る第1接続油路P11と、クーラー70の流入側油路P
10に常時接続される第2接続油路P12と、セカンダ
リレギュレータバルブ40の出力油路P4に常時接続さ
れる第3接続油路P13と、解除側油路P6に常時接続
される第4接続油路P14と、メインのライン圧供給油
路P1に常時接続されるオリフィス無しのライン圧供給
油路P15と、メインのライン圧供給油路P1に常時接
続されるオリフィス付のパイロット油路P16と、図示
省略の電気制御装置によって制御される周知の電磁弁8
0の出力油路に常時接続される制御油路P17と、オリ
フィス付の排出油路P18を有するバルブボディ51
と、このバルブボディ51内に軸方向へ摺動可能に組付
けられてバルブボディ51に対して軸方向移動すること
により油路P11,P12,P13,P14,P15,
P18の連通・遮断を切り換えるスプール52と、この
スプール52を油室R2に向けて付勢するスプリング5
3と、スプール52内に同軸的に組付けられて軸方向へ
移動可能でスプール52に対して軸方向移動することに
より油路P14,P15,P18の連通・遮断を切り換
えるプランジャ54を備えていて、電磁弁80の励磁・
非励磁により作動を制御される構成となっている。な
お、電磁弁80は、非励磁時に閉じて出力油路に制御油
圧が供給されないようにし、また励磁時に開いて出力油
路に制御油圧が供給されるようにした常閉バルブであ
る。
【0013】このロックアップ制御バルブ50において
は、正常時、電磁弁80の非励磁により油室R2に制御
油圧が供給されないとき、スプール52がスプリング5
3により図1の左半分に示しかつ図2に拡大して示した
位置(図示下方の軸方向移動端)に保持されて、第1接
続油路P11(係合側油路P5)と第2接続油路P12
(クーラー70の流入側油路P10)が連通するととも
に第3接続油路P13(セカンダリレギュレータバルブ
40の出力油路P4)と第4接続油路P14(解除側油
路P6)が連通するため、係合側油路P5の油圧が解除
側油路P6の油圧より低くなってロックアップクラッチ
10が解除状態とされるようになっている。
は、正常時、電磁弁80の非励磁により油室R2に制御
油圧が供給されないとき、スプール52がスプリング5
3により図1の左半分に示しかつ図2に拡大して示した
位置(図示下方の軸方向移動端)に保持されて、第1接
続油路P11(係合側油路P5)と第2接続油路P12
(クーラー70の流入側油路P10)が連通するととも
に第3接続油路P13(セカンダリレギュレータバルブ
40の出力油路P4)と第4接続油路P14(解除側油
路P6)が連通するため、係合側油路P5の油圧が解除
側油路P6の油圧より低くなってロックアップクラッチ
10が解除状態とされるようになっている。
【0014】また、電磁弁80の励磁により油室R2に
制御油圧が供給されるとき、スプール52がスプリング
53に抗して図1の右半分に示しかつ図3に示した位置
(図示上方の軸方向移動端)に保持されて、ライン圧供
給油路P15と第1接続油路P11が連通するとともに
第2接続油路P12と第3接続油路P13が連通しかつ
第4接続油路P14と排出油路P18が連通するため、
係合側油路P5の油圧が解除側油路P6の油圧より高く
なって差圧によりロックアップクラッチ10が係合状態
とされるようになっている。
制御油圧が供給されるとき、スプール52がスプリング
53に抗して図1の右半分に示しかつ図3に示した位置
(図示上方の軸方向移動端)に保持されて、ライン圧供
給油路P15と第1接続油路P11が連通するとともに
第2接続油路P12と第3接続油路P13が連通しかつ
第4接続油路P14と排出油路P18が連通するため、
係合側油路P5の油圧が解除側油路P6の油圧より高く
なって差圧によりロックアップクラッチ10が係合状態
とされるようになっている。
【0015】また、スプール52が、図4に示したよう
に、図示上方の軸方向移動端にてスティックして移動不
能となった状態にて、電磁弁80の非励磁により油室R
2に制御油圧が供給されなくなって、プランジャ54が
図示下方の軸方向移動端に移動したとき、第2接続油路
P12と第3接続油路P13が連通した状態にて第4接
続油路P14と排出油路P18の連通が遮断されるとと
もにライン圧供給油路P15と第1接続油路P11及び
第4接続油路P14が連通するため、係合側油路P5と
解除側油路P6に同じ油圧の作動油が導かれてロックア
ップクラッチ10が解除状態とされるようになってい
る。
に、図示上方の軸方向移動端にてスティックして移動不
能となった状態にて、電磁弁80の非励磁により油室R
2に制御油圧が供給されなくなって、プランジャ54が
図示下方の軸方向移動端に移動したとき、第2接続油路
P12と第3接続油路P13が連通した状態にて第4接
続油路P14と排出油路P18の連通が遮断されるとと
もにライン圧供給油路P15と第1接続油路P11及び
第4接続油路P14が連通するため、係合側油路P5と
解除側油路P6に同じ油圧の作動油が導かれてロックア
ップクラッチ10が解除状態とされるようになってい
る。
【0016】上記のように構成した本実施形態において
は、ロックアップ制御バルブ50の正常時、制御油路P
17を通して油室R2に供給される制御油圧に基づいて
スプール52が軸方向に移動するときプランジャ54も
スプール52と一体的に移動するため、スプール52の
図示上方への軸方向移動によって、図3に示したよう
に、ライン圧供給油路P15と第1接続油路P11が連
通するとともに第2接続油路P12と第3接続油路P1
3が連通しかつ第4接続油路P14と排出油路P18が
連通すると、ライン圧の作動油が係合側油路P5に供給
されるとともに解除側油路P6から作動油が排出油路P
18に排出され、これによって生じる係合側油路P5の
油圧と解除側油路P6の油圧の差圧により、トルクコン
バータ60に組付けたロックアップクラッチ10が係合
状態とされて保持されると同時に、セカンダリレギュレ
ータバルブ40からクーラー70の流入側油路P10に
作動油が流れる。
は、ロックアップ制御バルブ50の正常時、制御油路P
17を通して油室R2に供給される制御油圧に基づいて
スプール52が軸方向に移動するときプランジャ54も
スプール52と一体的に移動するため、スプール52の
図示上方への軸方向移動によって、図3に示したよう
に、ライン圧供給油路P15と第1接続油路P11が連
通するとともに第2接続油路P12と第3接続油路P1
3が連通しかつ第4接続油路P14と排出油路P18が
連通すると、ライン圧の作動油が係合側油路P5に供給
されるとともに解除側油路P6から作動油が排出油路P
18に排出され、これによって生じる係合側油路P5の
油圧と解除側油路P6の油圧の差圧により、トルクコン
バータ60に組付けたロックアップクラッチ10が係合
状態とされて保持されると同時に、セカンダリレギュレ
ータバルブ40からクーラー70の流入側油路P10に
作動油が流れる。
【0017】また、スプール52の図示下方への軸方向
移動によって、図2に示したように、第1接続油路P1
1と第2接続油路P12が連通するとともに第3接続油
路P13と第4接続油路P14が連通すると、セカンダ
リレギュレータバルブ40にてライン圧をレギュレータ
圧に減圧制御された作動油が解除側油路P6からトルク
コンバータ60(ロックアップクラッチ10を含む)を
通して係合側油路P5に流れ、係合側油路P5からクー
ラー70の流入側油路P10に流れて、係合側油路P5
の油圧が解除側油路P6の油圧以下とされ、これによっ
てロックアップクラッチ10が解除状態とされて保持さ
れるとともに、トルクコンバータ60にて加熱された作
動油がクーラー70にて冷却される。
移動によって、図2に示したように、第1接続油路P1
1と第2接続油路P12が連通するとともに第3接続油
路P13と第4接続油路P14が連通すると、セカンダ
リレギュレータバルブ40にてライン圧をレギュレータ
圧に減圧制御された作動油が解除側油路P6からトルク
コンバータ60(ロックアップクラッチ10を含む)を
通して係合側油路P5に流れ、係合側油路P5からクー
ラー70の流入側油路P10に流れて、係合側油路P5
の油圧が解除側油路P6の油圧以下とされ、これによっ
てロックアップクラッチ10が解除状態とされて保持さ
れるとともに、トルクコンバータ60にて加熱された作
動油がクーラー70にて冷却される。
【0018】ところで、スプール52が図示上方の軸方
向移動端にて例えばスティックして移動不能となった状
態(フェィル時)では、制御油路P17を通して油室R
2に供給される制御油圧に基づいてプランジャ54がス
プール52内を移動し、図4に示したように、プランジ
ャ54が図示下方の軸方向移動端に移動すると、第2接
続油路P12と第3接続油路P13が連通した状態にて
第4接続油路P14と排出油路P18の連通が遮断され
るとともにライン圧供給油路P15と第1接続油路P1
1及び第4接続油路P14が連通するため、係合側油路
P5と解除側油路P6に同じ油圧の作動油が導かれてロ
ックアップクラッチ10が解除状態とされ、またプラン
ジャ54が図示上方の軸方向移動端に移動すると、図3
に示したように、第2接続油路P12と第3接続油路P
13が連通した状態にてライン圧供給油路P15と第1
接続油路P11が連通するとともに第4接続油路P14
と排出油路P18が連通するため、ライン圧の作動油が
係合側油路P5に供給されるとともに解除側油路P6か
ら作動油が排出油路P18に排出され、これによって生
じる係合側油路P5の油圧と解除側油路P6の油圧の差
圧により、ロックアップクラッチ10が係合状態とされ
る。したがって、スプール52とプランジャ54の両方
が例えばスティックして移動不能とならない限り、ロッ
クアップクラッチ10を的確に解除状態または係合状態
とすることができ、ロックアップ制御バルブ50の信頼
性を高めることができる。
向移動端にて例えばスティックして移動不能となった状
態(フェィル時)では、制御油路P17を通して油室R
2に供給される制御油圧に基づいてプランジャ54がス
プール52内を移動し、図4に示したように、プランジ
ャ54が図示下方の軸方向移動端に移動すると、第2接
続油路P12と第3接続油路P13が連通した状態にて
第4接続油路P14と排出油路P18の連通が遮断され
るとともにライン圧供給油路P15と第1接続油路P1
1及び第4接続油路P14が連通するため、係合側油路
P5と解除側油路P6に同じ油圧の作動油が導かれてロ
ックアップクラッチ10が解除状態とされ、またプラン
ジャ54が図示上方の軸方向移動端に移動すると、図3
に示したように、第2接続油路P12と第3接続油路P
13が連通した状態にてライン圧供給油路P15と第1
接続油路P11が連通するとともに第4接続油路P14
と排出油路P18が連通するため、ライン圧の作動油が
係合側油路P5に供給されるとともに解除側油路P6か
ら作動油が排出油路P18に排出され、これによって生
じる係合側油路P5の油圧と解除側油路P6の油圧の差
圧により、ロックアップクラッチ10が係合状態とされ
る。したがって、スプール52とプランジャ54の両方
が例えばスティックして移動不能とならない限り、ロッ
クアップクラッチ10を的確に解除状態または係合状態
とすることができ、ロックアップ制御バルブ50の信頼
性を高めることができる。
【0019】また、本実施形態のロックアップ制御バル
ブ50は、スプール52内にプランジャ54を同軸的に
組付けて構成したものであるため、バルブボディ51に
設けられる油路構成は複雑とならず、またスペースの限
られたバルブボディにも容易に組付けることができて、
安価かつコンパクトに実施することができる。
ブ50は、スプール52内にプランジャ54を同軸的に
組付けて構成したものであるため、バルブボディ51に
設けられる油路構成は複雑とならず、またスペースの限
られたバルブボディにも容易に組付けることができて、
安価かつコンパクトに実施することができる。
【図1】 本発明によるロックアップ制御バルブを含む
ロックアップ油圧制御装置の一実施形態を示す油圧制御
回路図である。
ロックアップ油圧制御装置の一実施形態を示す油圧制御
回路図である。
【図2】 図1に示したロックアップ制御バルブにおい
てスプールとプランジャが一体的に下動したときの拡大
図である。
てスプールとプランジャが一体的に下動したときの拡大
図である。
【図3】 図2に示したロックアップ制御バルブにおけ
るスプールとプランジャが一体的に上動したときの拡大
図である。
るスプールとプランジャが一体的に上動したときの拡大
図である。
【図4】 図3に示したロックアップ制御バルブにおい
てスプールがスティックした状態でプランジャが下動し
たときの拡大図である。
てスプールがスティックした状態でプランジャが下動し
たときの拡大図である。
10…ロックアップクラッチ、50…ロックアップ制御
バルブ、51…バルブボディ、52…スプール、53…
スプリング、54…プランジャ、60…トルクコンバー
タ、61…ポンプ(入力要素)、62…タービン(出力
要素)、63…ステータ、70…クーラー、80…電磁
弁、P1,P2…ライン圧供給油路、P3…入力油路、
P4…出力油路、P5…係合側油路、P6…解除側油
路、P8…パイロット油路、P10…クーラーの流入側
油路、P11…第1接続油路、P12…第2接続油路、
P13…第3接続油路、P14…第4接続油路、15…
ライン圧供給油路、P16…パイロット油路、P17…
制御油路、P18…排出油路。
バルブ、51…バルブボディ、52…スプール、53…
スプリング、54…プランジャ、60…トルクコンバー
タ、61…ポンプ(入力要素)、62…タービン(出力
要素)、63…ステータ、70…クーラー、80…電磁
弁、P1,P2…ライン圧供給油路、P3…入力油路、
P4…出力油路、P5…係合側油路、P6…解除側油
路、P8…パイロット油路、P10…クーラーの流入側
油路、P11…第1接続油路、P12…第2接続油路、
P13…第3接続油路、P14…第4接続油路、15…
ライン圧供給油路、P16…パイロット油路、P17…
制御油路、P18…排出油路。
Claims (1)
- 【請求項1】 バルブボディ内に制御油圧に基づいて軸
方向に移動するスプールを軸方向へ摺動可能に組付けて
なり、前記スプールの一方への軸方向移動によって係合
側油路の油圧を解除側油路の油圧より高くして差圧によ
りトルクコンバータに組付けた油圧式のロックアップク
ラッチを係合状態とし、また前記スプールの他方への軸
方向移動によって係合側油路の油圧を解除側油路の油圧
以下として前記ロックアップクラッチを解除状態とする
ロックアップ制御バルブにおいて、前記スプール内に前
記制御油圧に基づいて軸方向に移動可能で前記スプール
に対して軸方向移動することにより油路の連通・遮断を
切り換えるプランジャを同軸的に組付けて、前記スプー
ルが一方の軸方向移動端にて移動不能となった状態にて
前記プランジャが他方の軸方向移動端に移動したとき係
合側油路と解除側油路に同じ油圧が導かれて前記ロック
アップクラッチが解除状態とされるようにしたことを特
徴とするロックアップ制御バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7962398A JPH11280897A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ロックアップ制御バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7962398A JPH11280897A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ロックアップ制御バルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280897A true JPH11280897A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13695208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7962398A Pending JPH11280897A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ロックアップ制御バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280897A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4824082B2 (ja) * | 2005-04-11 | 2011-11-24 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 制御式コンバーターロックアップクラッチを装備した流体式トルクコンバーター用の流体圧制御システム |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP7962398A patent/JPH11280897A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4824082B2 (ja) * | 2005-04-11 | 2011-11-24 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 制御式コンバーターロックアップクラッチを装備した流体式トルクコンバーター用の流体圧制御システム |
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