JPH09112685A - 自動変速機のロックアップ制御装置 - Google Patents

自動変速機のロックアップ制御装置

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JPH09112685A
JPH09112685A JP26417195A JP26417195A JPH09112685A JP H09112685 A JPH09112685 A JP H09112685A JP 26417195 A JP26417195 A JP 26417195A JP 26417195 A JP26417195 A JP 26417195A JP H09112685 A JPH09112685 A JP H09112685A
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port
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hydraulic
lockup
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Kazushi Nakatani
一志 中谷
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章 高木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によりロックアップクラッチの解
放、締結、スリップの3状態を形成でき、応答性の良い
スリップ制御を可能とする自動変速機のロックアップ制
御装置を提供する。 【解決手段】 第1の調圧手段10は、スロットル開度
に応じた圧力に調圧したセカンダリ圧PL2の圧油を油路
51に送出する。第2の電磁弁21は、セカンダリ圧P
L2に対し所定圧力比に調圧した制御圧PC の圧油をポー
ト62から送出可能である。ロックアップ制御時、制御
油圧室31には制御圧PC の油圧が供給され、トルク油
圧室32にはセカンダリ圧PL2の圧油が供給される。セ
カンダリ圧PL2はスロットル開度またはエンジントルク
に応じて増減し、制御圧PC はセカンダリ圧PL2に対し
て所定圧力比の圧力に調圧されるため、エンジン出力の
変化に対するロックアップクラッチ33の応答性が良好
であり、ロックアップクラッチ33のスリップ状態が安
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のロッ
クアップ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンからの動力伝達時に
トルクコンバータ内において発生するスリップを防止し
動力伝達効率を向上させるためにロックアップクラッチ
を備える自動変速機として特公平7−45906号公報
に開示されているものが知られている。
【0003】特公平7−45906号公報に開示されて
いるものでは、ロックアップクラッチの解放、締結を切
換えるロックアップシフトバルブ(方向切換弁)と、こ
のシフトバルブにロックアップクラッチの解放または締
結指令圧の圧油を供給するロックアップソレノイドバル
ブ(第1制御手段)と、ロックアップクラッチの解放側
と締結側の差圧を制御可能なコントロールバルブ(調圧
手段)と、エンジンとタービンとの回転差に基づいてデ
ューティ比駆動されることによりコントロールバルブに
作動指令圧の圧油を供給するデューティソレノイドバル
ブ(第2および第3制御手段)を備えている。ロックア
ップクラッチのスリップ状態において、ロックアップク
ラッチの締結側には所定トルクコンバータ圧の圧油が供
給されるとともに、スロットル開度に応じて変化する油
圧とデューティソレノイドバルブにより制御される指令
圧とによりコントロールバルブからロックアプクラッチ
の解放側に供給する圧油の圧力を調節し、スロットル開
度に応じて応答性のよいスリップ制御を実現しようとし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
7−45906号公報に開示されているものでは、スロ
ットル開度に応じて変化する油圧とデューティソレノイ
ドバルブにより制御される指令圧とによりコントロール
バルブからロックアプクラッチの解放側に供給する圧油
の圧力を調節しているため、部品点数が増加するととも
に油路構成が複雑化し、コストが増加するという問題が
生じる。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成によりロックアップ
クラッチの解放、締結、スリップの3状態を形成でき、
応答性の良いスリップ制御を可能とする自動変速機のロ
ックアップ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動変速機のロックアップ制御装置によると、スロット
ル開度またはエンジントルクに応じて調圧した第1の油
圧をロックアップクラッチを挟む両油圧室のうち締結側
油圧室に導入し、第1の油圧に対し所定圧力比に調圧し
た第2の油圧を解放側油圧室に導入するという簡単な構
成を採用することにより、ロックアップクラッチのスリ
ップ制御中にスロットル開度が変更された場合、スロッ
トル開度の変更に応じて締結側油圧室の油圧および解放
側油圧室の油圧が変更され、その結果ロックアップクラ
ッチを挟む両油圧室の差圧が変更されることになる。し
たがって、スロットル開度またはエンジントルクの変動
に応じて応答性のよいスリップ制御が簡単な構成で可能
となる。
【0007】本発明の請求項2記載の自動変速機のロッ
クアップ制御装置によると、第1の油圧に対して所定圧
力比の圧力に第2の油圧を調圧する第2の調圧手段とし
てデューティ比制御される電磁弁を用いることにより、
第2の油圧の調圧制御を高精度に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。本発明の自動変速機のロックアップ制
御装置の一実施例を図1に示す。第1の調圧手段10
は、図示しない電子制御装置(以下、「電子制御装置」
をECUという)からスロットル開度またはエンジント
ルクに応じて送出される制御信号によりスロットル開度
またはエンジントルクに応じた圧力に第1の油圧として
のセカンダリ圧PL2を調圧する。第2の調圧手段として
の第2の電磁弁21は、セカンダリ圧PL2に対し所定圧
力比の圧力に第2の油圧としての制御圧PC を調圧す
る。
【0009】第1の調圧手段10は、第1電磁弁11、
プライマリ調圧弁12、セカンダリ調圧弁14、ポンプ
16および減圧弁17から成る。第1電磁弁11はデュ
ーティ比制御される電磁弁であり、ECUからの信号に
基づき、スロットル開度またはエンジントルクの変化に
応じた油圧の圧油をポート41からプライマリ調圧弁1
2のポート42に供給する。ポート43および44には
ポンプ16から所定圧の圧油が供給されている。プライ
マリ調圧弁12がポート46から油路54に送出する圧
油の油圧は、ポート42および48に供給される圧油か
ら受ける力とスプリング13の付勢力とのバランスによ
り決定され、第1電磁弁11のポート41からポート4
2に供給される圧油の圧力により変化する。
【0010】セカンダリ調圧弁14のポート48および
49はプライマリ調圧弁12のポート45と連通してお
り、ポート47は第1電磁弁11のポート41と連通し
ている。セカンダリ調圧弁14は、ポート47および4
8に供給された圧油から受ける力とスプリング18の付
勢力とのバランスにより、ポート49と連通する油路5
1内の油圧をスロットル開度またはエンジントルクに応
じたセカンダリ圧PL2に調圧する。セカンダリ圧P
L2は、スロットル開度またはエンジントルクが増加する
にしたがい上昇する。このセカンダリ圧PL2は、第1電
磁弁11のポート41からポート47に供給される圧油
の圧力により変化する。
【0011】減圧弁17はポート46から油路52に供
給される圧油の圧力が所定のライン圧以上にならないよ
うに調圧する弁である。第2電磁弁21はトルクコンバ
ータ30のロックアップ制御指令に基づいて制御されて
おり、オン時間とオフ時間との比により開度が制御され
るいわゆるデューティ比制御可能な構成を有している。
第2電磁弁21のポート61には第1の調圧手段10か
らセカンダリ圧PL2の圧油が供給されている。コイル2
1aへの通電をオフするとポート61とポート62が連
通し、コイル21aへの通電をオンするとポート62と
排出側のドレインポート63とが連通する。そしてコイ
ル21aへの通電のオン・オフを高速に切換え制御する
ことにより、ポート62から送出される圧油の制御圧P
C は、0≦PC ≦PL2の範囲内の任意の値に設定可能で
ある。
【0012】ロックアップ切換弁22は一端側に油圧室
73、他端側に油圧室74を有し、油圧室73内にはロ
ックアップ切換弁22の弁部材を図1で上方向に付勢す
るスプリング75が収容されている。ポート68は切換
弁24のポート67と連通し、ポート69および71は
セカンダリ圧PL2の油路51と連通し、ポート70は制
御圧PC のポート62と連通し、ポート72はオイルク
ーラ(O/C)に開口している。また、ポート81はト
ルクコンバータ30のオフポート91と連通し、ポート
82はトルクコンバータ30のオンポート92と連通し
ている。
【0013】油圧室73および74にはそれぞれポート
68および69が設けられており、ポート68および6
9から油圧室73および74のそれぞれに供給される圧
油の圧力によりロックアップ切換弁22の油路が切換え
られる。図2に示すように、油圧室74にはポート69
から高圧であるセカンダリ圧PL2の圧油が供給されてお
り、油圧室73に供給される圧油が高圧になると弁部材
23は図2に示す位置から右方向に移動し、ポート72
とポート82とが連通してポート72からオイルクーラ
に圧油が排出されるので、ポート82と連通するオンポ
ート92内の圧油は低圧になる。またポート71とポー
ト81とが連通するのでオフポート91に供給される圧
油の圧力はセカンダリ圧PL2となる。
【0014】圧力室73に供給される圧油が低圧になる
と、弁部材23は図2に示す位置にあり、ポート70と
ポート81、ならびにポート71とポート82とが連通
する。これにより、オフポート91には制御圧PC の圧
油が供給され、オンポート92にはセカンダリ圧PL2
圧油が供給される。図1に示す切換弁24のポート64
には図示しない圧力調整手段からロックアップ制御指令
に基づいて調圧された圧油が供給されている。切換弁2
4の弁部材はスプリング76により図1の上方に付勢さ
れており、ポート64に供給される圧油が高圧になると
切換弁24の弁部材はスプリング76の付勢力に抗して
図1の下方に移動し、ポート64に供給される圧油が低
圧になると切換弁24の弁部材はスプリング76の付勢
力により図1の上方に移動する。切換弁24のポート6
5は油路51と連通しており、ポート66はポート62
と連通している。ポート64に供給される圧油が低圧に
なると、ポート67はポート65と連通するのでロック
アップ切換弁22の油圧室73にはセカンダリ圧PL2
圧油が供給される。ポート64に供給される圧油の圧力
が高圧になると、ポート67はポート66と連通するの
でロックアップ切換弁22の油圧室73に供給される圧
油の圧力は制御圧PC になる。
【0015】トルクコンバータ30はオフポート91お
よびオンポート92を備え、オフポート91に連通して
ロックアップクラッチ33の解放側油圧室としてのロッ
クアップクラッチ制御油圧室(以下、「ロックアップク
ラッチ制御油圧室」を制御油圧室という)31が設けら
れている。オンポート92は、ロックアップクラッチ3
3の締結側油圧室としてのトルクコンバータ油圧室(以
下、「トルクコンバータ油圧室」をトルク油圧室とい
う)32と連通している。ロックアップクラッチ33
は、制御油圧室31とトルク油圧室32との差圧によ
り、解放、スリップまたは締結のいずれかの状態に設定
される。
【0016】次に、図1に示すロックアップ制御装置の
作動について説明する。 (1) 非ロックアップ制御時、第2電磁弁21のコイル2
1aへの通電はオフされるのでポート61とポート62
とが連通し、ポート62から供給される圧油の制御圧力
C はセカンダリ圧PL2に等しくなる。また、切換弁2
4のポート64に供給される圧油の圧力は低圧になるの
で、ポート65とポート67とが連通する。これによ
り、ロックアップ切換弁22の圧力室73に供給される
圧油の圧力は高圧のセカンダリ圧PL2となるのでポート
71とポート81ならびにポート72とポート82が連
通する。したがってトルクコンバータ30のオフポート
91にはセカンダリ圧PL2の圧油が供給される。オフポ
ート91に供給された圧油は、ポート72がオイルクー
ラに開口しているため、制御油圧室31、トルク油圧室
32、オンポーロ92、ポート82、ポート72を経て
オイルクーラに排出される。すなわちロックアップクラ
ッチ33は解放状態に保持される。
【0017】(2) ロックアップ制御時、切換弁24のポ
ート64に供給される圧油は高圧となりポート66とポ
ート67とが連通する。また第2電磁弁21のコイル2
1aにはデューティ比制御された電流が供給されるの
で、ポート62から供給される圧油の制御圧PC はPC
<PL2を満たす範囲内で調整される。ロックアップ切換
弁22の圧力室73に供給される圧油の圧力は制御圧P
C になるのでロックアップ切換弁22の弁部材は図1の
下方に移動する。このためロックアップ切換弁22のポ
ート70とポート81、ならびにポート71とポート8
2とが連通するので、トルクコンバータ30のオフポー
ト91には制御圧PC 、オンポート92にはセカンダリ
圧PL2の圧油が供給される。
【0018】すなわち、第2電磁弁21に供給される電
流をデューティ比制御することによりオフポート91か
ら制御油圧室31に供給される圧油の圧力を調節するこ
とができる。したがってトルク油圧室32に供給される
セカンダリ圧PL2の圧油と制御油圧室31に供給される
制御圧PC との差圧によりロックアップクラッチ33は
中間位置に保持される。このいわゆるロックアップクラ
ッチ33のスリップ状態は制御圧PC の圧力を調整する
ことによりその強度を変更することができる。制御圧P
C を徐々に減少することによりロックアップクラッチ3
3はエンジン回転軸と車軸とが連結した締結状態に移行
することができる。
【0019】ロックアップ制御時のスリップ状態におい
て、トルク油圧室32には、スロットル開度またはエン
ジントルクが増加するにしたがい上昇するように第1の
調圧手段10において圧力を調節されたセカンダリ圧P
L2が供給され、制御油圧室31にはセカンダリ圧PL2
基づいて所定圧力比になるように第2電磁弁21により
調圧された制御圧PC が供給されている。
【0020】図3に示すように、スロットル開度(また
はエンジントルク)が増加するにしたがいセカンダリ圧
L2は上昇し、ロックアップ切換弁22が切換わり、制
御油圧室31に制御圧PC の圧油が供給され、トルク油
圧室33にセカンダリ圧PL2の圧油が供給されるロック
アップ制御状態において、制御圧PC は第2電磁弁21
に供給する電流をデューティ比制御することにより図2
に示すように変化する。セカンダリ圧PL2と制御圧PC
との圧力差は、同一のデューティ比においてはセカンダ
リ圧PL2が大きくなるに従い、すなわちスロットル開度
またはエンジントルクが大きくなるに従いその圧力差が
広がるのでスロットル開度が大きくなるに従いエンジン
出力が上昇してもロックアップクラッチ33によるスリ
ップ状態が安定して保持される。またロックアップクラ
ッチの急激な締結によるショックやエンジン回転数の急
激な増大を防止することができる。図3においてセカン
ダリ圧PL2よりもトルク油圧室33の油圧が小さいのは
油路の圧損によるものである。
【0021】図4は本実施例の変形例による模式的構成
図を示す。図4に示す変形例では、本実施例の第2電磁
弁21に代えて機械式の調圧弁100を用いている。ま
た、本実施例で用いたロックアップ切換弁22はトルク
コンバータ30と連通する油路を切換えることができれ
ばどのような構成の弁でもよく、変形例の方向切換弁1
01内の構成は本実施例のスプール式のロックアップ切
換弁22と異なる構成を有する切換弁である。
【0022】以上説明した本発明の実施例では、スロッ
トル開度を感知する弁等を追加することなく、スリップ
制御時、スロットル開度またはエンジントルクに応じて
調圧したセカンダリ圧PL2の圧油をクラッチ締結側に供
給し、セカンダリ圧PL2に応じて調圧された制御圧PC
の圧油をクラッチ解放側に供給することにより、簡単な
構成でスロットル開度またはエンジントルクの変動に対
して安定なスリップ制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロックアップ制御装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】本実施例の模式的構成図である。
【図3】本実施例のセカンダリ圧PL2とデューティ比制
御された制御圧PC との関係を示す特性図である。
【図4】本実施例の変形例を示す模式的構成図である。
【符号の説明】
10 第1の調圧手段 11 第1電磁弁 21 第2電磁弁(第2の調圧手段) 22 ロックアップ切換弁 24 切換弁 30 トルクコンバータ 31 制御油圧室 32 トルク油圧室 33 ロックアップクラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットル開度またはエンジントルクに
    応じた圧力に第1の油圧を調圧する第1の調圧手段と、 前記第1の油圧に対し所定圧力比の圧力に第2の油圧を
    調圧する第2の調圧手段とを備え、 ロックアップクラッチを挟む両油圧室のうち、前記ロッ
    クアップクラッチの締結状態またはスリップ状態におい
    て、前記ロックアップクラッチの締結側油圧室に前記第
    1の油圧を導入し、前記ロックアップクラッチの解放側
    油圧室に前記第2の油圧を導入することを特徴とする自
    動変速機のロックアップ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の調圧手段はデューティ比制御
    される電磁弁であることを特徴とする請求項1記載の自
    動変速機のロックアップ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5906555A (en) * 1996-06-06 1999-05-25 Denso Corporation Hydraulic pressure control system
CN100434771C (zh) * 2005-03-04 2008-11-19 丰田自动车株式会社 用于具有锁止离合器的液压传动装置的液压控制装置
US12441322B1 (en) 2024-06-04 2025-10-14 Subaru Corporation Lock-up clutch controller

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