JPH1128111A - フック付ファスナーテープ及び当該フック付ファスナーテープを備えた使い捨ておむつ - Google Patents

フック付ファスナーテープ及び当該フック付ファスナーテープを備えた使い捨ておむつ

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JPH1128111A
JPH1128111A JP9202261A JP20226197A JPH1128111A JP H1128111 A JPH1128111 A JP H1128111A JP 9202261 A JP9202261 A JP 9202261A JP 20226197 A JP20226197 A JP 20226197A JP H1128111 A JPH1128111 A JP H1128111A
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leg
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shaped locking
shaped
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JP9202261A
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Katsumi Hori
勝美 堀
Hiroshi Nagami
永海  洋
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い捨ておむつや袋、箱などの包装に用いら
れるフック付ファスナーテープの構造に関する。 【解決手段】 例えば、ポリエチレンなどの熱可塑性樹
脂から、一端にフック状係止部13を一体形成したテー
プ状の支持体11を作製する。当該支持体11の残る端
部、当該フック状係止部13と同じ面側に粘着剤層12
を形成する。また、フック状係止部13を内面にして支
持体11を折り畳んだ際に、当該フック状係止部13と
対向する面に、フック状係止部13を係止するための被
係止部15を粘着剤等から形成する。当該支持体11を
Z字形状に折り畳み、フック状係止部13を内面にして
折り畳たまれた第1の脚部A及び粘着剤層12を外面に
して折り畳まれた第2の脚部B並びに当該第1の脚部A
と第2の脚部Bの間の第3の脚部Cとにより本発明に係
るフック付ファスナーテープ10を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフック付ファスナー
テープ及び当該フック付ファスナーテープを備えた使い
捨ておむつに関する。具体的には、使い捨ておむつや
袋、箱などの包装に用いられるフック付ファスナーテー
プの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、固定用のテープとして例え
ば、段ボール箱等の固定用としてクラフトテープやOP
P(延伸ポリプロピレン)フィルムを基材としたテープ
が、また、使い捨ておむつの装着用として各種のファス
ナーテープが用いられている。これらの固定用のテープ
には、主として粘着剤が汎用されている。
【0003】しかし、これらの粘着剤が用いられた固定
用のテープにあっては、使用時に粘着剤が段ボール箱等
の被着体に接触するため、長期の使用にあっては粘着剤
が被着体に残り、被着体を汚してしまうという問題があ
った。
【0004】そこで、かかる問題を解決するため、フッ
ク材を用いた固定用のテープが着目され、数々の種類の
フック付ファスナーテープが開発されている。
【0005】図10に示すものは、使い捨ておむつ1に
使用されている従来のフック付ファスナーテープ100
の側面図であって、当該フック付ファスナーテープ10
0は、ポリプロピレンやポリエチレンなどからなる支持
体111上の片端に粘着剤層112が設けられ、残る片
端にフック材113が粘着剤114等で固定されてい
る。このフック付ファスナーテープ100は、図9に示
すように粘着剤層112が使い捨ておむつ1の両側ウエ
スト部1bに固定され、使い捨ておむつ1を装着した際
には、使い捨ておむつ1の前面1aに設けられたフロン
タル部2のフック材2aに係止される。
【0006】しかしながら、この使い捨ておむつ1の装
着時に、フック付ファスナーテープ100のフック材1
13は、フロンタル部2に係止されるまでどこにも係止
されず、フリー状態となる場合があった。このため、装
着時にフック材113が乳児などの被装着者や親などの
装着者の肌に接触し、不快感を与えたり肌に細かな傷を
付けるという問題があった。また、フック材113が使
い捨ておむつ1自体に係止されたり、被装着者あるいは
装着者の衣服にくっついてしまい、非常に取扱いにくい
という問題があった。
【0007】また、係る問題を防ぐために、フック材1
13を係止するための図示しない被係止部材を別途使い
捨ておむつ1に設けることも考えられるが、この場合に
は、フロンタル部2と被係止部材の2つの部品をそれぞ
れ別に作製した上で、適切な位置に被係止部材を設けな
ければならず、製造工程の複雑化や製造コストの増加を
招くという問題があった。
【0008】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、フック材が露出しないような構造のフ
ック付ファスナーテープを安価、かつ簡便に提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフック付ファス
ナーテープは、テープ状の支持体の一方の端部にフック
状係止部と残る端部に粘着剤層とを有し、前記フック状
係止部を内側にして折り畳まれた第1の脚部と、前記粘
着剤層を外側にして折り畳まれた第2の脚部と、当該第
1の脚部と第2の脚部の間の第3の脚部とにより前記支
持体がZ字形状に折り畳まれたことを特徴としている。
【0010】このとき、前記第3の脚部に、前記フック
状係止部を係止するための被係止部を設けるのが好まし
く、例えば、被係止部を、粘着剤層やフック状係止部材
から構成できる。
【0011】また、前記フック状系止部は、熱可塑性合
成樹脂を主成分とするシート状基材の幅方向片端部の表
面に、前記支持体と一体成形するのが望ましく、さらに
は、フック状系止部材を、当該支持体と一体成形するの
が好都合である。
【0012】また、前記第2の脚部と前記第3の脚部を
仮着手段で仮着するのがよく、少なくとも前記第1の脚
部の外面から前記第3の脚部の外面にかけての折り曲げ
部に、離型処理層を設けるのがよい。
【0013】本発明に係る使い捨ておむつには、上記本
発明に係るフック付ファスナーテープが備えられている
ことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るフック付ファ
スナーテープ10の一実施の形態を示す側面図、図2は
同上のフック付ファスナーテープ10の引き伸ばした状
態を示す側面図、図3は当該フック付ファスナーテープ
10の製造工程の一部を示す説明図、図4は同上のフッ
ク付ファスナーテープ10を備えた使い捨ておむつ1を
示す概略斜視図、図5は本発明に係るフック付ファスナ
ーテープ10の別な実施の形態を示す側面図、図6は当
該ファスナーテープ10の引き伸ばした状態を示す側面
図、図7は本発明に係るフック付ファスナーテープ10
の別な使用方法を示す説明図、図8は当該フック付ファ
スナーテープ10のさらに別な使用方法を示す説明図で
ある。以下、各図に従って本発明について詳細に説明す
る。
【0015】図1に示すフック付ファスナーテープ10
は、テープ状をした支持体11の一端にフック状係止部
13が一体として形成されており、残る端部には粘着剤
層12が形成されている。当該フック状係止部13と粘
着剤層12は、支持体11の同じ面側に形成されてい
る。これらフック状係止部13及び粘着剤層12が形成
された支持体11は、フック状係止部13を内側にし
て、当該フック状係止部13が形成された端部側から折
り畳まれ、さらに、粘着剤層12を外側にして、当該粘
着剤層12が形成された端部側から折り畳まれ、Z字形
状に折り畳まれている。すなわち、当該フック付ファス
ナーテープ10は、フック状係止部13を内側にして折
り畳まれた第1の脚部Aと、粘着剤層12を外側にして
折り畳まれた第2の脚部Bと、第1の脚部Aと第2の脚
部Bとの間にある第3の脚部Cとにより、側面視Z字形
状になっている。
【0016】支持体11の材質としては特に限定される
ものではないが、例えば、ランダムポリプロピレン、低
密度ポリエチレン、リニヤ−低密度ポリエチレンなどの
単独若しくは2種以上を混合したブレンド物からなるポ
リオレフィン系プラスチックフィルムが好ましく、その
他スチレン系、ポリエステル系、ウレタン系のエラスト
マーを適宜混合したものを用いることもできる。
【0017】また、以下に述べるようにフック状係止部
13を支持体11と一体形成する観点から、支持体11
には熱可塑性樹脂を用いるのが特に好ましい。この熱可
塑性樹脂としては、上記したポリエチレン、ポリプロピ
レンやこれらのブレンド物以外に、ポリエチレンテレフ
タレート、ナイロン、エチレン−プロピレン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等を挙げることができ
る。
【0018】粘着剤層12としても、使い捨ておむつ1
などの被着体に粘着若しくは接着できるものであれば特
に制限されるものではなく、通常のテープ材に用いられ
る各種粘着剤を用いることができ、例えば、ゴム系粘着
剤やアクリル系粘着剤が挙げられる。
【0019】さらに、当該フック付ファスナーテープ1
0にあっては、第2の脚部Bと第3の脚部Cは、仮着手
段14によって仮着されている。この仮着手段14によ
り、第2の脚部Bと第3の脚部Cが折り畳まれた状態に
強固に保持されることになるが、支持体11の材質を適
宜選択することにより、Z字形状を保型できる場合には
仮着手段14を用いる必要はない。
【0020】当該仮着手段14には、粘着剤やフック状
係止物など種々の仮着手段を用いることができる。粘着
剤としては、ゴム系粘着剤やアクリル系粘着剤などの種
々の粘着剤を用いることができるが、粘着剤層12の粘
着力よりも弱く、容易に第3の脚部Cが第2の脚部Bか
ら剥がれる程度でなければならず、また、保管中等には
容易に第3の脚部Cが第2の脚部Bから剥がれない程度
の粘着力に設定する必要がある。また、第2の脚部Bと
第3の脚部Cをヒートシールにより仮着することにして
もよく、あるいはホットメルト系若しくはやメルトブロ
ー状や繊維状の粘着剤若しくは接着剤を用いてもよい。
さらには、第2の脚部B及び第3の脚部Cの対向する面
にそれぞれエンボス加工を施し、プレスすることによっ
て両者を仮着することもできる。
【0021】第3の脚部Cの内面、つまり、支持体11
が折り畳まれた際に第1の脚部Aの内面と対向する面に
は、前記第1の脚部Aのフック状係止部13を係止する
ための被係止部15が設けられている。当該被係止部1
5は、フック状係止部13と対向する領域全面に、例え
ば、粘着剤層15aによって形成されている。この被係
止部15は、フック状係止部13を係止し仮着しておく
ためのものであり、第1の脚部Aが容易に開かない程度
に設けられれば十分である。また、フック状係止部13
を係止できるものであれば特に粘着剤層15aに限定さ
れるものではなく、以下に述べるようにフック状係止部
材15bやループ状係止部材を形成してもよい。あるい
は、支持体11の材質を選択することにより、このよう
な被係止部15を設けることなく、フック状係止部13
を係止させるようにしてもよい。
【0022】当該粘着剤層15aの粘着剤としては、フ
ック状係止部13を容易に剥がしたりくっつけたりする
ことができるものであれば、ゴム系粘着剤やアクリル粘
着剤など特に制限されるものではないが、剥がした際に
フック状係止部13に粘着剤が付着しないようなものが
望ましい。
【0023】また、第1の脚部Aの外面から第3の脚部
Cの外面、つまり第2の脚部Bの内面と対向する面にか
けての折り曲げ部11aには、離型処理層16が設けら
れている。当該離型処理層16は、第2の脚部Bに形成
された粘着剤層12の粘着剤が、折り畳まれて保存され
ている間に流れ出し、第2の脚部Bと第3の脚部Cとが
くっつかないようにするためのものであり、少なくとも
第1の脚部Aから第3の脚部Cに掛けての折り曲げ部1
1aに設けるのが好ましい。この離型処理層16には、
シリコーン系離型剤や非シリコーン系離型剤など各種離
型剤を用いることができる。もちろん、粘着剤層12の
粘着剤によっては離型処理を施す必要がなく、また、第
1の脚部Aの外面全面から第3の脚部Cの外面の全領域
に設けることもできる。この場合には、仮着手段14を
設ける領域を確保するため、第3の脚部C外面の50%
以下の領域に設けるのが好ましい。
【0024】このフック状ファスナーテープ10は、例
えば次にようにして作製できる。図3(a)(b)は、
当該フック状ファスナーテープ10の製造方法の一部を
示す説明図であって、フック状係止部13が一体成形さ
れた支持体11を作製する場合を示す。まず、図3
(a)に示すように、上記した熱可塑性合成樹脂を押し
出し成形機で溶融させてダイス91から押し出し、引取
り冷却ロールとなる2本のニップロール92,93にて
引取り冷却を行ない、支持体11を形成する。このとき
支持体11の厚みは強度と柔軟性との兼合いから50〜
300μmが好ましい。
【0025】上記2本のニップロール92,93の内、
1本のニップロール92に微細な孔94を加工してお
き、両ニップロール92と93で支持体11を成形する
とき、溶融状態の樹脂が孔94の内部に入り、これによ
って支持体11の表面にフック状係止部13が一体に成
形される。
【0026】この際、ニップロールの微細な孔94の加
工形状及び加工方法により、完全なオス状のフック状係
止部13を形成する場合と、ニップロールの孔94でス
トレート状の突起物を形成し、後加工で、この突起物の
先端を屈曲させたり大径頭部にすることによりフック状
係止部13に形成する場合とがある。
【0027】次に、図3(b)に示すように、フック状
係止部13を一体形成した支持体11を長さ方向に走行
させる途中を一対のガイドローラ95,96で屈曲状に
誘導し、支持体11のガイドローラ95に沿って屈曲す
る部分で、フック状係止部13を設けた端部と反対側の
端部に、粘着剤塗工ダイス97で粘着剤層12を塗布形
成する。また、別な粘着剤塗工ダイス98で被係止部1
5となる粘着剤層15aを塗布形成する。
【0028】そして、図2に示すように、当該支持体1
1のフック状係止部13等が設けられた面の反対面の所
定位置に、離型処理層16及び仮着手段14を形成した
後に、所定位置でZ字形状に折り畳み、本発明に係るフ
ァスナーテープ10を作製する。
【0029】このようにして作製されたフック付ファス
ナーテープ10は、例えば、図4に示すように使い捨て
おむつ1に固定される。非使用時には、折り畳まれた状
態でコンパクトに収納されており、フック状係止部13
は第1の脚部Aと第3の脚部Cとの間に挟み込まれた状
態になっている。このため、乳児などに装着する際、最
終的にフロンタル部2に固定されるまで、フック状係止
部13が非装着者や装着者の肌や衣服に触れることがな
い。また、フック状係止部13は仮着された状態である
ので、支持体11のフック状係止部13が設けられた側
の端部を引っ張ることにより、フック状係止部13を簡
単に引き出すことができる。さらに、引き出した際に
も、被係止部15とフック状係止部13が同じ面に位置
するため、被係止部15が外面に露出されず、被係止部
15との接触も防ぐことができる。
【0030】次に、図5及び図6に示すフック付ファス
ナーテープ10にあっては、前記被係止部15は、フッ
ク状係止部材15bから構成されている。当該フック状
係止部材15bは支持体11と一体として形成され、フ
ック状係止部13とフック状係止部材15bが互いに係
止できる形状に設計されている。このフック状係止部材
15bは、上記したように、フック状係止部13を形成
したのと同様に、図示はしないが被係止部15となる所
定の位置に微細な孔が加工されたニップロールを用いる
ことにより、簡単に支持体11に一体成形することがで
きる。また、フック状係止部13と被係止部15との間
に間隔を設ける必要もなく、フック状係止部13と被係
止部15とを連続的に形成してもよい。
【0031】このように、フック状係止部13が形成さ
れた支持体11をZ字形状に折り畳むことにより、フッ
ク状係止部13を内側に覆い隠すことができ、固定する
までは露出されることがない。特に、フック状係止部1
3が形成された支持体11を係止する被係止部15を設
けることにより、フック状係止部13と被係止部15と
を係止させ、Z字形状にしっかりと保持できる。なお、
第1の脚部Aと第3の脚部Cとを別な仮着手段により仮
着し、Z字形状に保持させることも考えられるが、この
場合には、仮着手段を設けるための場所を確保する必要
があり、フック付ファスナーテープ10をコンパクトに
折り畳めることができず、また、第1の脚部Aの内面に
フック状係止部13を十分に形成できない。さらに、熱
可塑性合成樹脂を用いた場合には、Z字形状を保持する
ことが困難で、フック状係止部13を係止させることが
できない。このためにも、フック状係止部13を係止す
るための被係止部15が有用となる。
【0032】特に、熱可塑性合成樹脂を用いてフック状
係止部13を支持体11と一体成形にすることにより、
製造方法が簡略化され、さらにフック状係止部材15b
からなる被係止部15を一体成形することにより、さら
に製造方法を簡略化することができる。もちろん、フッ
ク状係止部13を別個作製し、支持体11に貼り合わせ
ることもできる。
【0033】なお、上記実施の形態においては、本発明
のフック付ファスナーテープ10を使い捨ておむつ1に
用いた場合について説明したが、その他、図7に示すよ
うに、袋状物21の口を縛るために用いたり、また、図
8に示すように、手提げ袋31の上端開口を開かないよ
うにするため等に用いることができる。もちろん、これ
らの使用方法に限られることもなく、固定用のファスナ
ーテープとして各種の利用形態があるのは言うまでもな
い。
【0034】
【実施例】次に、本発明の実施例であるフック付ファス
ナーテープと図10に示す従来のフック付ファスナーテ
ープを作製し、本発明の効果について確認した。
【0035】(実施例)ポリエチレン/ポリプロピレン
のブレンド物を用いて押出し法により、一端にフック状
係止部が一体成形された支持体を得た。この支持体の残
る端部にゴム系粘着剤を塗布して、膜厚40μmの粘着
剤層を形成した。また、当該支持体のフック状係止部と
対向する位置にもゴム系粘着剤を塗布して、膜厚10μ
mの粘着剤層からなる被係止部を形成した。その後、図
1に示すようにZ字形状に折り畳み、本発明の実施例で
あるフック付ファスナーテープを得た。
【0036】(比較例)実施例と同様にして、ポリエチ
レン/ポリプロピレンのブレンド物を用いて押出し法に
より、一端にフック状係止部が一体成形された支持体を
得た。この支持体の残る端部にゴム系粘着剤を塗布し
て、膜厚40μmの粘着剤層を形成し、比較例のフック
付ファスナーテープを得た。
【0037】(評価試験)上記で得た実施例及び比較例
のフック付ファスナーテープを使い捨ておむつの両側ウ
エスト部に取り付けるとともに、40人のモニターに実
際に使用してもらい、使い易さ、フロンタル部への止め
易さ、フック状係止部が肌へ接触するかどうかの不安
感、総合評価について評価してもらった。その結果を表
1に示す。なお、表には、40人中30人以上の人が良
好と回答した場合には○で、40人中10人以上の人が
良好と回答した場合には△で、40人中10未満の人が
良好と回答した場合には×で表した。
【0038】
【表1】
【0039】表1からわかるように、実施例のフック付
ファスナーテープにあっては、使い易さの点でも、比較
例のフック付ファスナーテープよりも評価が高く、特に
フック材の肌への接触に対する不安感は少なくなった。
また、表には示していないが、Z字形状に折り畳まれた
状態にしっかりと保持され、被係止部の粘着剤もフック
状係止部には付着していなかった。
【0040】
【発明の効果】本発明のフック付ファスナーテープによ
れば、テープ状の支持体の一方の端部にフック状係止部
と残る端部に粘着剤層とを有し、前記フック状係止部を
内側にして折り畳まれた第1の脚部と、前記粘着剤層を
外側にして折り畳まれた第2の脚部と、当該第1の脚部
と第2の脚部の間の第3の脚部とにより前記支持体がZ
字形状に折り畳まれたことを特徴としているので、フッ
ク状係止部が内面側に隠された状態で保持される。この
ため、使い捨ておむつなどの被着体に備えられた場合で
も、フック状係止部が外部に露出せず、皮膚面に接触し
たり、被服など被着体以外のものに係止される恐れがな
い。
【0041】特に、第3の脚部に、前記フック状係止部
を係止するための被係止部を設けておくことにより、支
持体の材質に問わず、不用意に第1の脚部と第3の脚部
が開かれるのを防ぎ、フック状係止部を露出するのを確
実に防止できる。
【0042】また、熱可塑性合成樹脂を主成分とするシ
ート状基材の幅方向片端部の表面に、前記フック状係止
部が前記支持体と一体成形することができ、連続工程に
より簡単な方法で本発明にかかるフック付ファスナーテ
ープを得ることができる。
【0043】さらに、被係止部であるフック状係止部材
を、前記支持体と一体成形することにより、被係止部が
設けられたフック付ファスナーテープをより簡単に得る
ことができる。
【0044】また、前記第2の脚部と前記第3の脚部を
仮着手段で仮着しておくことにより、Z字形状に保持
し、第2の脚部と第3の脚部が不用意に開くのを防げ
る。
【0045】また、少なくとも前記第1の脚部の外面か
ら前記第3の脚部の外面にかけての折り曲げ部に、離型
処理層が設けておくことにより、第2の脚部外面に設け
られた粘着剤層から粘着剤が流れ出たとしても、容易に
第2の脚部と第3の脚部を開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフック付ファスナーテープの一実
施の形態を示す側面図である。
【図2】同上のフック付ファスナーテープの引き伸ばし
た状態を示す側面図である。
【図3】同上のフック付ファスナーテープの製造工程の
一部を示す説明図である。
【図4】同上のフック付ファスナーテープを備えた使い
捨ておむつを示す概略斜視図である。
【図5】本発明に係るフック付ファスナーテープの別な
実施の形態を示す側面図である。
【図6】同上のフック付ファスナーテープの引き伸ばし
た状態を示す側面図である。
【図7】本発明に係るフック付ファスナーテープの別な
使用方法を示す説明図である。
【図8】本発明に係るフック付ファスナーテープのさら
に別な使用方法を示す説明図である。
【図9】従来のフック付ファスナーテープの側面図であ
る。
【図10】同上のフック付ファスナーテープを備えた使
い捨ておむつの概略斜視図である。
【符号の説明】
10 本発明に係るフック付ファスナーテープ 11 支持体 12 粘着剤層 13 フック状係止部 14 仮着手段 15 被係止部 15a 被係止部となる粘着剤層 15b 被係止部となるフック状部材 16 離型処理層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の支持体の一方の端部にフック
    状係止部と残る端部に粘着剤層とを有し、前記フック状
    係止部を内側にして折り畳まれた第1の脚部と、前記粘
    着剤層を外側にして折り畳まれた第2の脚部と、当該第
    1の脚部と第2の脚部の間の第3の脚部とにより前記支
    持体がZ字形状に折り畳まれたことを特徴とするフック
    付ファスナーテープ。
  2. 【請求項2】 前記第3の脚部に、前記フック状係止部
    を係止するための被係止部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のフック付ファスナーテープ。
  3. 【請求項3】 前記被係止部は、粘着剤層である請求項
    2記載のフック付ファスナーテープ。
  4. 【請求項4】 前記被係止部は、フック状係止部材であ
    る請求項2記載のフック付ファスナーテープ。
  5. 【請求項5】 熱可塑性合成樹脂を主成分とするシート
    状基材の幅方向片端部の表面に、前記フック状係止部が
    前記支持体と一体成形された請求項1、2、3又は4に
    記載のフック付ファスナーテープ。
  6. 【請求項6】 前記被係止部であるフック状係止部材
    は、前記支持体と一体成形された請求項5記載のフック
    付ファスナーテープ。
  7. 【請求項7】 前記第2の脚部と前記第3の脚部を仮着
    手段で仮着した請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    フック付ファスナーテープ。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記第1の脚部の外面から前
    記第3の脚部の外面にかけての折り曲げ部に、離型処理
    層が設けられたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6又は7記載のフック付ファスナーテープ。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7又は
    8記載のフック付ファスナーテープを備えた使い捨てお
    むつ。
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