JPH11282013A - 液晶表示装置用tftアレイとその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置用tftアレイとその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法

Info

Publication number
JPH11282013A
JPH11282013A JP10085699A JP8569998A JPH11282013A JP H11282013 A JPH11282013 A JP H11282013A JP 10085699 A JP10085699 A JP 10085699A JP 8569998 A JP8569998 A JP 8569998A JP H11282013 A JPH11282013 A JP H11282013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
substrate
liquid crystal
thin film
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10085699A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Ogawa
一文 小川
Kazuyasu Adachi
和泰 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10085699A priority Critical patent/JPH11282013A/ja
Priority to EP99909351A priority patent/EP1069465A1/en
Priority to PCT/JP1999/001646 priority patent/WO1999052013A1/ja
Priority to CN99804273A priority patent/CN1294701A/zh
Priority to KR1020007010478A priority patent/KR20010071123A/ko
Priority to US09/647,397 priority patent/US6472297B1/en
Priority to TW088105119A priority patent/TWI234673B/zh
Publication of JPH11282013A publication Critical patent/JPH11282013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大面積の液晶表示装置を製造するに際して、
能動層が、面内方向において均一な電界効果移動度を有
するポリシリコン膜であるTFTアレイおよびそれを用
いた液晶表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ガラス基板1上にバッファー層2、ポリ
シリコン層4、ゲート絶縁層5及びゲート電極6を順次
形成した後、不純物注入を行ってソース領域10及びド
レイン領域9を形成する。ポリシリコン層4を形成する
時に、圧力勾配型プラズマガンを用いて蒸発試料である
シリコンを蒸発させた後、蒸発したシリコン粒子をプラ
ズマ領域中で励起した状態でガラス基板1上に照射して
ポリシリコン層を形成する。イオン化されたエネルギー
の高い粒子を用いているため、マイグレーションが高
く、堆積した状態でそのまま画素スイッチ用のトランジ
スタに使用可能なポリシリコン薄膜が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置と液
晶表示装置の制御素子として利用されている薄膜トラン
ジスタとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アクティブマトリックス方式の液
晶表示装置の開発がなされているが、その中でも、能動
層としてアモルファスシリコン層に代えて電子の電界効
果移動度の高いポリシリコン層を用い、薄膜トランジス
タ(TFT)のスイッチ時間を短縮して表示特性の向上
を図ろうとする開発が盛んに行われている。
【0003】そこで以下では、現在最も有力視されてい
る従来のポリシリコン層(後に能動層となる)の製造方
法について図面を参照しながら説明する。なお、以下で
は、高価な石英基板ではなく、安価なガラス基板が使用
可能な比較的低温(概ね600℃以下)で製造すること
が可能な低温ポリシリコン層の製造方法を例に挙げて説
明する。
【0004】図4に従来の薄膜トランジスタの製造工程
断面図を示す。図4において、1はガラス基板(ここで
は高温では使用できないものの安価なガラス基板を例に
挙げているが石英基板を用いてもよい)、2は基板上に
形成されたバッファー層、3はアモルファスシリコン
層、4はポリシリコン層、5はゲート絶縁層、6はゲー
ト電極、7はソース領域、8はドレイン領域、9はコン
タクトホール、10はソース電極、11ドレイン電極を
示している。
【0005】次に以下では、図4を参照しながら、低温
ポリシリコン層を用いた従来の薄膜トランジスタの製造
工程について具体的に説明する。
【0006】まず、ガラス基板1上にバッファー層2と
なる例えば600の膜厚のシリコン 34を形成し、この
バッファー層2上にアモルファスシリコン層3を全面に
堆積する。そしてこの状態で、アモルファスシリコン層
3に対してエキシマレーザーを照射してアモルファスシ
リコン層を局所的に加熱溶融して最終的に多結晶化し、
ポリシリコン層を形成する(図4(a))。
【0007】次にエキシマレーザー光または赤外線の照
射によって形成されたポリシリコン層4上に、例えば2
00の膜厚のSi34と1500の膜厚のSiO2から
なるゲート絶縁層5を形成する。そして、ゲート絶縁層
5上に、例えば6000のMoからなるゲート電極6を
形成し、このゲート電極6をマスクとしてリンイオンを
ポリシリコン層4に注入する(図4(b))。
【0008】その後、再びエキシマレーザー光を照射す
ることによって、図4(b)の工程でポリシリコン層4
に注入されたリンイオンの活性化を行ってソース領域1
0及びドレイン領域9を形成する(図4(c))。
【0009】最後にゲート絶縁層5をエッチングしてソ
ース領域7及びドレイン領域8に到達するコンタクトホ
ール9を形成し、このコンタクトホール9内に3000
の膜厚のAlを埋め込むことにより、ソース電極10及
びドレイン電極11を形成すると、低温ポリシリコン薄
膜トランジスタが完成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の多結晶シリコン薄膜トランジスタの製造方法で
は、液晶表示装置において表示を行った際に、表示ムラ
が発生するという問題点が発生する。そこで以下では、
このような問題点が発生する原因について図5(a)を
参照しながら説明する。
【0011】図5(a)は、一般的な液晶表示装置のT
FTアレイが形成された基板の概略を示す平面図を示し
たものであり、同図において、12はガラス基板、13
はガラス基板12上に形成された画素スイッチ用のTF
Tアレイ素子が形成された画素部、14はTFTを内蔵
するゲート駆動回路部、15はTFTを内蔵するソース
駆動回路部を示している。
【0012】上記の図4に示したようなプロセスで形成
される薄膜トランジスタは、図5(a)における画素部
13、ゲート駆動回路部14、及びソース駆動回路部1
5に各々形成されている。従って、上記の図4(a)で
示した工程におけるアモルファスシリコンのエキシマレ
ーザーアニールによる多結晶化の際には、エキシマレー
ザー光を図5(a)におけるガラス基板12ほぼ全面に
照射しなければならない。このような大面積に形成され
ているアモルファスシリコンにエキシマレーザー光を照
射する場合には、通常、ライン状のエキシマレーザー光
(ラインビーム)を走査することが必要不可欠となる。
【0013】上記のようにして大面積のアモルファスシ
リコン層に対してエキシマレーザー光をライン状ビーム
(ラインビーム)に成形して走査することによって形成
されたポリシリコン層は電界効果移動度が面内において
不均一となる。これは、エキシマレレーザーの照射によ
って溶融したシリコンが再度結晶化する時に、結晶化の
核となる部分が特定できない状態で多結晶化を行ってい
ること、及びガラス基板上に形成されているアモルファ
スシリコンを同時に多結晶化することができないことに
起因している。そして、この電界効果移動度の不均一性
が最終的には、液晶表示装置における表示ムラ(例えば
線状のムラ)となる。
【0014】実際のところ、320mm×400mmの
ような大面積のアモルファスシリコン層をエキシマレー
ザー光をラインビームにして走査して照射することによ
り多結晶化を行うと、電界効果移動度は50〜300c
2/Vsecの範囲内でばらつき、例えば、TFTア
レイの形成されている画素部においては、周辺領域のポ
リシリコンの方が中心部付近のポリシリコンよりも電界
効果移動度が高い傾向になった。
【0015】以上のように、従来の低温多結晶シリコン
薄膜トランジスタの製造方法では、大面積の液晶表示装
置を形成しようとすると、多結晶化を行った後のポリシ
リコンの電界効果移動度が不均一となってしまい(特に
アレイ状にTFTが形成されている画素部は顕著)、表
示ムラのない液晶表示装置を得ることは困難である。
【0016】そこで、本発明は上記の問題点に鑑み、大
面積の液晶表示装置を製造するに際し、能動層が面内方
向において均一な電界効果移動度を有するポリシリコン
である液晶表示装置用TFTアレイとその製造方法、お
よびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法を提供す
ることを主たる目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の発明は、少なくとも、透明基板上
に作成された透明画素電極群と画素スイッチ用TFT群
とそれらに接続されたソースバスラインとゲートバスラ
インとそれらに接続された駆動回路を含んでおり、前記
画素スイッチ用TFT群の電界効果移動が1〜25cm
2/V・sであり、駆動回路を構成するTFTもしくは
MOSトランジスタ群の電界効果移動が100cm2
V・s以上であることを特徴とした液晶表示装置用TF
Tアレイを提供する。
【0018】この構成によれば、画素スイッチ用TFT
アレイの電界効果移動を1〜25cm2/V・sと比較
的低く設定しているため、大面積に亘り薄膜トランジス
タを形成する必要性がある画素スイッチ用の薄膜トラン
ジスタの面内における電界効果移動度を均一に維持する
ことが可能となる。
【0019】また、本発明の第2の発明は、少なくと
も、透明基板上に作成された第1の櫛形透明画素電極群
と電界効果移動が1〜25cm2/V・sの画素スイッ
チ用TFT群とそれらに接続されたソースバスラインと
ゲートバスラインとそれらに接続された電界効果移動が
100cm2/V・s以上のTFTもしくはMOSトラ
ンジスタ群で構成された駆動回路と前記第1の櫛形画素
電極と対向する第2の櫛形電極を含んだことを特徴とす
るIPS型液晶表示装置用TFTアレイを提供する。
【0020】この構成によれば、画素スイッチ用TFT
群の電界効果移動を1〜25cm2/V・sと比較的低
く設定しているため、大面積に亘り薄膜トランジスタを
形成する必要性がある画素スイッチ用の薄膜トランジス
タの面内における電界効果移動度を均一に維持すること
が可能となる。また、画素スイッチ用TFT群と、ソー
スバスラインとゲートバスラインを介して接続された電
界効果移動が100cm2/V・s以上のTFTもしく
はMOSトランジスタ群で構成された駆動回路を付加す
ることで、高周波駆動が可能なTFTアレイが得られ
る。
【0021】第1および第2の発明において、画素スイ
ッチ用TFTとしてnチャンネル型TFTをアレイに用
いると、電界効果移動が5〜25cm2/V・sの高速
応答が可能な液晶表示装置用TFTアレイが得られる。
【0022】また、本発明の第3の発明は、少なくと
も、透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用いシリコ
ン材料を蒸発させイオンプレーティングすることにより
多結晶シリコン薄膜を形成する工程とゲート酸化膜を形
成する工程とpまたはn型不純物を拡散しソース・ドレ
ーン領域を形成する工程と金属薄膜を蒸着しゲート電極
とゲートバスラインを形成する工程と層間絶縁膜を形成
する工程と金属薄膜を蒸着しソース電極とソースバスラ
インを形成する工程とにより画素スイッチ用TFT群を
形成する工程と、透明画素電極群を形成する工程と、あ
らかじめ駆動回路を形成したICチップを装着接続する
工程とを含むことを特徴とする液晶表示装置用TFTア
レイの製造方法を提供する。
【0023】この方法によれば、レーザーアニール法を
用いなくとも、面内における電界効果移動度が均一でか
つ1〜25cm2/V・sの画素スイッチ用TFT群を
持ったTFTアレイが得られる。
【0024】また、本発明の第4の発明は、少なくと
も、透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用いシリコ
ン材料を蒸発させイオンプレーティングすることにより
多結晶シリコン薄膜を形成する工程と駆動回路形成予定
部の前記薄膜を選択的に加熱して結晶性を向上させる工
程とゲート酸化膜を形成する工程とpまたはn型不純物
を拡散しソース・ドレーン領域を形成する工程と金属薄
膜を蒸着しゲート電極とゲートバスラインを形成する工
程と層間絶縁膜を形成する工程と金属薄膜を蒸着しソー
ス電極とソースバスラインを形成する工程とにより画素
スイッチ用TFT群および駆動回路を形成する工程と、
透明画素電極群を形成する工程とを含むことを特徴とす
る液晶表示装置用TFTアレイの製造方法を提供する。
【0025】この方法によれば、レーザーアニール法を
用いなくとも、面内における電界効果移動度が均一でか
つ1〜25cm2/V・sの画素スイッチ用TFT群
と、ソースバスラインとゲートバスラインを介して前期
画素スイッチ用TFTアレイに接続された電界効果移動
が100cm2/V・s以上の駆動回路用TFTを持っ
たTFTアレイが得られる。
【0026】第3および第4の発明において、駆動回路
形成予定部の前記多結晶シリコン薄膜を選択的に加熱し
て結晶性を向上させる工程において、レーザービームま
たは赤外線ランプを用いると選択的なアニールが容易と
なる。また、水素を含む雰囲気中で加熱を行うとアニー
ル効果を向上できる。
【0027】また、本発明の第5の発明は、少なくと
も、透明基板上に作成された透明画素電極群と電界効果
移動が1〜25cm2/V・sの画素スイッチ用TFT
群とそれらに接続されたソースバスラインとゲートバス
ラインとそれらに接続された電界効果移動が100cm
2/V・s以上のTFTもしくはMOSトランジスタ群
で構成された駆動回路を含んだ第1の基板と、対向電極
の形成された透明基板よりなる第2の基板の間に配向膜
を介して液晶を挟んだことを特徴とする液晶表示装置を
提供する。
【0028】この構成によれば、画素スイッチ用TFT
群の電界効果移動を1〜25cm2/V・sと比較的低
く設定しているため、大面積に亘り薄膜トランジスタを
形成する必要性がある画素スイッチ用の薄膜トランジス
タの面内における電界効果移動度を均一に維持すること
が可能となる。また、画素スイッチ用TFT群と、ソー
スバスラインとゲートバスラインを介して接続された電
界効果移動が100cm2/V・s以上のTFTもしく
はMOSトランジスタ群で構成された駆動回路を付加す
ることで、高周波駆動が可能な表示装置が得られる。
【0029】第5の発明において、第2の基板上に作成
された対向電極を透明導電膜で構成しておき、前記対向
電極と透明基板の間に色フィルターを形成すると透過液
晶表示装置を提供できる。また、第2の基板上に作成さ
れた対向電極を金属Alを主成分とした反射膜で構成さ
しておき、色フィルターを対向電極の表面に形成すると
反射液晶表示装置を提供できる。
【0030】また、本発明の第6の発明は、少なくと
も、透明基板上に作成された第1の櫛形透明画素電極群
と電界効果移動が1〜25cm2/V・sの画素スイッ
チ用TFT群とそれらに接続されたソースバスラインと
ゲートバスラインとそれらに接続された電界効果移動が
100cm2/V・s以上のTFTもしくはMOSトラ
ンジスタ群で構成された駆動回路と前記第1の櫛形画素
電極と対向する第2の櫛形電極を含んだ第1の基板と透
明基板よりなる第2の基板の間に配向膜を介して液晶を
挟んだことを特徴とするIPS型液晶表示装置を提供す
る。
【0031】この構成によれば、画素スイッチ用TFT
群の電界効果移動を1〜25cm2/V・sと比較的低
く設定しているため、大面積に亘り薄膜トランジスタを
形成する必要性がある画素スイッチ用の薄膜トランジス
タの面内における電界効果移動度を均一に維持すること
が可能となる。また、画素スイッチ用TFT群と、ソー
スバスラインとゲートバスラインを介して接続された電
界効果移動が100cm2/V・s以上のTFTもしく
はMOSトランジスタ群で構成された駆動回路を付加す
ることで、高周波駆動が可能なIPS型液晶表示装置が
得られる。
【0032】第6の発明において、透明基板よりなる第
2の基板の液晶と接する側に色フィルターを介して配向
膜を形成しておくとカラー化IPS型液晶表示装置を提
供できる。また、前記色フィルターと透明基板との間に
金属Alを主成分とした反射膜を形成しておくとカラー
化IPS型反射液晶表示装置を提供できる。
【0033】また、本発明の第7の発明は、少なくと
も、透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用いシリコ
ン材料を蒸発させイオンプレーティングすることにより
多結晶シリコン薄膜を形成する工程とゲート酸化膜を形
成する工程とpまたはn型不純物を拡散しソース・ドレ
ーン領域を形成する工程と金属薄膜を蒸着しゲート電極
とゲートバスラインを形成する工程と層間絶縁膜を形成
する工程と金属薄膜を蒸着しソース電極とソースバスラ
インを形成する工程とにより画素スイッチ用TFT群を
形成する工程と透明画素電極群を形成する工程と、前記
透明電極群側表面に配向膜を形成する工程とにより第1
の基板を形成する工程と、透明基板上に対向電極を形成
した後配向膜を形成し第2の基板を作成する工程と、第
1の基板の配向膜と第2の基板の配向膜を互いに向かい
合わせて設置し任意のギャップで第1の基板と第2の基
板の周辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を注入する工
程と、あらかじめ駆動回路を形成したICチップを装着
接続する工程含むことを特徴とする液晶表示装置の製造
方法を提供する。
【0034】この方法によれば、レーザーアニール法を
用いなくとも、面内における電界効果移動度が均一でか
つ1〜25cm2/V・sの画素スイッチ用TFT群を
持った液晶表示装置が得られる。
【0035】また、本発明の第8の発明は、少なくと
も、透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用いシリコ
ン材料を蒸発させイオンプレーティングすることにより
多結晶シリコン薄膜を形成する工程と駆動回路形成予定
部の前記薄膜を選択的に加熱して結晶性を向上させる工
程とゲート酸化膜を形成する工程とpまたはn型不純物
を拡散しソース・ドレーン領域を形成する工程と、金属
薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバスラインを形成する
工程と層間絶縁膜を形成する工程と金属薄膜を蒸着しソ
ース電極とソースバスラインを形成する工程と透明電極
群側表面に配向膜を形成する工程とにより画素スイッチ
用TFT群および駆動回路を形成した第1の基板を形成
する工程と、透明基板上に対向電極を形成した後配向膜
を形成して第2の基板を作成する工程と、第1の基板表
面の配向膜と第2に基板表面の配向膜を互いに向かい合
わせ任意のギャップで第1の基板および第2に基板の周
辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を注入する工程を含
むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法提供する。
【0036】この方法によれば、レーザーアニール法を
用いなくとも、面内における電界効果移動度が均一でか
つ1〜25cm2/V・sの画素スイッチ用TFT群
と、ソースバスラインとゲートバスラインを介して前期
画素スイッチ用TFTアレイに接続された電界効果移動
が100cm2/V・s以上の駆動回路用TFTを持っ
た液晶表示装置が得られる。
【0037】第7及び8の発明において、第2の基板作
成時、あらかじめ透明基板表面にカラーフィルターを形
成し、その上に対向電極用の透明導電膜を形成すると透
過液晶表示装置を製造できる。
【0038】また、第2の基板作成時、あらかじめ透明
基板表面に対向電極として金属Alを主成分とした反射
膜透明導電膜を形成し、その上にカラーフィルターを形
成特徴と反射液晶表示装置を製造できる。さらにまた、
用いる液晶にネマチック液晶を用いるとTN型液晶表示
装置を製造できる。
【0039】また、本発明の第9の発明は、少なくと
も、透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用いシリコ
ン材料を蒸発させイオンプレーティングすることにより
多結晶シリコン薄膜を形成する工程とゲート酸化膜を形
成する工程とpまたはn型不純物を拡散しソース・ドレ
ーン領域を形成する工程と金属薄膜を蒸着しゲート電極
とゲートバスラインを形成する工程と層間絶縁膜を形成
する工程と金属薄膜を蒸着しソース電極とソースバスラ
インを形成する工程とにより画素スイッチ用TFT群を
形成する工程と、第1の透明櫛形画素電極群を形成する
工程と第2の透明櫛形画素電極群を形成する工程と第1
および第2の透明電極群側表面に配向膜を形成する工程
とにより第1の基板を作成する工程と、透明基板表面に
配向膜を形成した第2の基板を作成する工程と、第1お
よび第2の基板の配向膜を互いに向かい合わせて任意の
ギャップで第1の基板と第2の基板の周辺を接着し、前
記ギャップ内に液晶を注入する工程と、あらかじめ駆動
回路を形成したICチップを装着接続する工程含むこと
を特徴とするIPS型液晶表示装置の製造方法を提供す
る。
【0040】この方法によれば、レーザーアニール法を
用いなくとも、面内における電界効果移動度が均一でか
つ1〜25cm2/V・sの画素スイッチ用TFT群を
持ったIPS型液晶表示装置が得られる。
【0041】また、本発明の第10の発明は、少なくと
も、透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用いシリコ
ン材料を蒸発させイオンプレーティングすることにより
多結晶シリコン薄膜を形成する工程と駆動回路形成予定
部の前記薄膜を選択的に加熱して結晶性を向上させる工
程とゲート酸化膜を形成する工程とpまたはn型不純物
を拡散しソース・ドレーン領域を形成する工程と、金属
薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバスラインを形成する
工程と層間絶縁膜を形成する工程と金属薄膜を蒸着しソ
ース電極とソースバスラインを形成する工程とにより画
素スイッチ用TFT群および駆動回路を形成する工程
と、第1の透明櫛形画素電極群を形成する工程と、第2
の透明櫛形画素電極群を形成する工程と、第1および第
2の透明電極群側表面に配向膜を形成する工程とにより
第1の基板を形成する工程と、透明基板上に対向電極を
形成した後配向膜を形成し第2の基板を作成する工程
と、第1の基板の配向膜と第2の基板の配向膜を互いに
向かい合わせて任意のギャップで第1の基板および第2
に基板の周辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を注入す
る工程を含むことを特徴とするIPS型液晶表示装置の
製造方法を提供する。
【0042】この方法によれば、レーザーアニール法を
用いなくとも、面内における電界効果移動度が均一でか
つ1〜25cm2/V・sの画素スイッチ用TFT群
と、ソースバスラインとゲートバスラインを介して前期
画素スイッチ用TFTアレイに接続された電界効果移動
が100cm2/V・s以上の駆動回路用TFTを持っ
たいPS型液晶表示装置が得られる。
【0043】第9及び10の発明において、第2の基板
作成時、あらかじめ透明基板表面にカラーフィルターを
形成した後対向電極用の透明導電膜を形成するとIPS
型透過液晶表示装置を製造できる。
【0044】また、第2の基板作成時、あらかじめ透明
基板表面に対向電極として金属Alを主成分とした反射
膜透明導電膜を形成した後その上にカラーフィルターを
形成するとIPS型反射液晶表示装置を製造できる。さ
らにまた、応答特性に優れたネマチック液晶を用いると
応答特性に優れたIPS型液晶表示装置を製造できる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る液晶表示装置の製造方法(特に薄膜トランジスタの製
造方法)について説明する。なお、以下に示す形態で
は、600℃以下の低温の範囲内でしか耐えうることの
できないものの、安価であるガラス基板を基板として用
いた場合について説明を行うが、本発明は、600℃以
上の高温にも耐えうる石英基板を基板として用いた場合
にも適用できることは言うまでもない。また本発明は、
透過型、反射型等様々な液晶表示装置に用いることがで
きる。
【0046】本発明の最大の特徴は、透明基板としての
ガラス基板上にポリシリコンを形成するに際して、従来
のように予めアモルファスシリコン層を形成した後に、
このアモルファスシリコン層を溶融させて多結晶化(再
結晶化)させるのではなく、最初からガラス基板上にシ
リコン半導体層を堆積した段階で電界効果移動度が1〜
25cm2/V・sポリシリコン層とする点である。す
なわち、本発明は、面内の電界効果移動度の不均一性を
生み出してしまうアモルファスシリコン層のエキシマレ
ーザーアニールという工程を経ることなく、ガラス基板
上に均一性に優れたポリシリコン層を形成しようとする
ものである。
【0047】この構成によれば、アモルファスシリコン
よりも2〜50倍程度電界効果移動度の高いポリシリコ
ン層を面内で均一な電界効果移動度で形成することがで
きるため、特に大面積な領域に形成する必要があるアレ
イ状に形成された画素スイッチ用の薄膜トランジスタの
形成に有利となる。
【0048】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における薄膜トランジスタの製造工程断面図を示
したものであり、同図において、1はガラス基板、2は
基板上に形成されたバッファー層、4はポリシリコン
層、5はゲート絶縁層、6はゲート電極、7はソース領
域、8はドレイン領域、9はコンタクトホール、10は
ソース電極、11ドレイン電極を示している。なお、図
1においては、1つの薄膜トランジスタの製造工程断面
図を例に挙げて説明を行うが、この薄膜トランジスタ
は、実際には上記の図5(a)に示すように、画素部
と、ゲート駆動回路部やソース駆動回路部等の駆動回路
部に共に形成されている。画素部に形成された薄膜トラ
ンジスタは、アレイ状に形成された画素スイッチ用の薄
膜トランジスタであり、駆動回路部に形成された薄膜ト
ランジスタは上記の画素スイッチ用薄膜トランジスタに
接続されている。
【0049】以下では、本実施の形態における薄膜トラ
ンジスタの製造方法について図1を参照しながら説明す
る。
【0050】まず、ガラス基板1上にバッファー層2と
なる例えば600の膜厚のSi34と1000のSiO
2を重ねて形成し、このバッファー層2上にポリシリコ
ン層4を形成する(図1(a))。なお、具体的なポリ
シリコン層4の形成方法については後述することとす
る。
【0051】次にポリシリコン層4上に、例えば200
の膜厚のSi34と1500の膜厚のSiO2からなる
ゲート絶縁層5を形成する。そして、ゲート絶縁層5上
に、例えば6000のMoからなるゲート電極6を形成
し、このゲート電極6をマスクとしてリンイオンをポリ
シリコン層4に注入する(図1(b))。
【0052】その後、エキシマレーザー光を照射するこ
とによって、図1(b)の工程でポリシリコン層4に注
入されたリンイオンの活性化を行ってソース領域10及
びドレイン領域9を形成する(図1(c))。なお、こ
のとき、リンイオンの活性化には、レーザーの代わりに
ランプアニール法の利用も可能であった。
【0053】最後にゲート絶縁層5をエッチングしてソ
ース領域7及びドレイン領域8に到達するコンタクトホ
ール9を形成し、このコンタクトホール9内に3000
の膜厚のAlを埋め込むことにより、ソース電極10及
びドレイン電極11を形成すると、低温ポリシリコン薄
膜トランジスタ(TFT)を完成できる。
【0054】そこで同様にして、透明基板上に圧力勾配
型プラズマガンを用いシリコン材料を蒸発させイオンプ
レーティングすることにより多結晶シリコン薄膜を形成
する。その後ゲート酸化膜を形成する工程とpまたはn
型不純物を拡散しソース・ドレーン領域を形成する。次
に、金属薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバスラインを
形成し層間絶縁膜を形成した後、金属薄膜を蒸着しソー
ス電極とソースバスラインを形成して画素スイッチ用T
FT群を形成する。さらに、透明画素電極群を形成し、
あらかじめ駆動回路を形成したICチップを装着接続す
ると液晶表示装置用TFTアレイを製造できた。
【0055】さらに、このようにして作製された液晶表
示装置用TFTアレイ表面に配向膜を形成して第1の基
板とする。一方、別行程で作成された透明基板上に対向
電極と配向膜が形成された第2の基板を作製する。その
後、第1の基板の配向膜と第2の基板の配向膜を互いに
向かい合わせて設置し任意のギャップで第1の基板と第
2の基板の周辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を注入
した後シール封じし、さらに、あらかじめ駆動回路を形
成したICチップを装着接続すると、液晶表示装置を製
造できた。
【0056】さらにまた、同様の方法で、透明基板上に
圧力勾配型プラズマガンを用いシリコン材料を蒸発させ
イオンプレーティングすることにより多結晶シリコン薄
膜を形成した後ゲート酸化膜を形成する。その後pまた
はn型不純物を拡散しソース・ドレーン領域を形成した
後金属薄膜を蒸着し、ゲート電極とゲートバスラインを
形成する。さらに、層間絶縁膜を形成した後金属薄膜を
蒸着しソース電極とソースバスラインを形成して画素ス
イッチ用TFT群を形成する。次に、第1の透明櫛形画
素電極群と第2の透明櫛形画素電極群をそれぞれ別個に
形成した後第1および第2の透明電極群側表面に配向膜
を形成し、第1の基板を作成する。一方、透明基板表面
に配向膜を形成した第2の基板を作成する。その後、第
1および第2の基板の配向膜を互いに向かい合わせて任
意のギャップで第1の基板と第2の基板の周辺を接着
し、前記ギャップ内に液晶を注入し、シール封じした後
あらかじめ駆動回路を形成したICチップを装着接続す
るとIPS型液晶表示装置を製造できた。
【0057】なお、透過型液晶表示装置の場合は、あら
かじめ透明基板表面にカラーフィルターを形成し、その
上に対向電極用の透明導電膜を形成して、対向電極と透
明基板の間に色フィルターを構成する状態にすればよ
く、反射型液晶表示装置の場合は、透明基板表面に対向
電極として金属Alを主成分とした反射膜透明導電膜を
形成し、その上にカラーフィルターを形成してやればよ
い。
【0058】以上の方法によれば、ポリシリコン層4を
形成するに際して、堆積の段階で既にポリシリコンとな
るようにシリコン半導体層を形成しており、一旦アモル
ファスシリコンを堆積した後にエキシマレーザーの照射
によるアニールという処理を行っていないため、面内方
向で均一な電界効果移動度を有するポリシリコン層を形
成することができる。なお、現在一般的に市販されてい
る液晶表示装置において用いられているアモルファスシ
リコンを能動層とする薄膜トランジスタのアモルファス
シリコンの電界効果移動度は0.5cm2/V・s程度
であるが、本実施の形態により作成されたポリシリコン
層はポリシリコン層を堆積した段階で1〜25cm2
Vsec程度の電界効果移動度が得られた。すなわち、
アニールしなくとも、画素スイッチに使用可能な特性を
有する優れた薄膜トランジスタを得ることができた。
【0059】次に、上記のようにガラス基板1上に堆積
した段階でポリシリコン層となるようにポリシリコン層
4を形成する一種のイオンプレーティング方法につい
て、図2を参照しながら詳細に説明する。
【0060】図2は、本発明の薄膜トランジスタの製造
方法におけるポリシリコン層を形成するのに用いた装置
の概略断面図を示したものであり、16は真空容器、1
7はポリシリコン層を堆積するガラス基板、18はガラ
ス基板17を設置する試料台、19はポリシリコン層の
原料となる蒸発試料(ポリシリコンタブレット)、20
は蒸発試料19を蒸発させるとともに蒸発したシリコン
粒子をプラズマにより励起するために用いられるプラズ
マ発生手段としての圧力勾配型プラズマガン、21はプ
ラズマ発生手段20によって形成されたプラズマ領域、
22はプラズマ発生手段による直流アーク放電の熱エネ
ルギーによってシリコンタブレットから蒸発し、プラズ
マ領域21内で励起されたシリコン微粒子を示してい
る。
【0061】本実施の形態では、まずプラズマ発生手段
20によりArガスを励起し、高密度なプラズマ領域2
1を形成する。その際、プラズマ発生手段20による直
流アーク放電の熱エネルギーによってポリシリコンタブ
レットの蒸発試料19表面からシリコン粒子が蒸発す
る。その後、蒸発したシリコン粒子はプラズマ領域21
中で励起されて試料台18上に設置されたガラス基板1
7上に到達し、ガラス基板17上にポリシリコン層が堆
積形成される。
【0062】例えば、あらかじめ500nmのシリカを
アンダーコートした硼ケイ酸ガラス基板を用い、真空度
3×10-4Torrで、圧力勾配型プラズマガンの放電
電流をおよそ100Aとし、基板温度を200℃に加熱
しながら蒸着を行うと、20秒でおよそ1000オング
ストロームのシリコン被膜が堆積できた。そこで、この
ポリシリコン薄膜を用いてn−チャンネルTFTを作成
しトランジスタ特性を評価するとすると、5cm2/V
・sの電界効果移動度を示した。この値は、アモルファ
スシリコンのおよそ10倍であり、そのままでも実用レ
ベルの薄膜トランジスタ(TFT)アレイが得られるこ
とを示している。
【0063】また、以上の方法で作成したポリシリコン
被膜は、以下に示すような良好な特性示した。
【0064】まず第1に、本実施の形態によれば、ポリ
シリコン層を形成する材料となる励起されたシリコン粒
子22は、その殆どが十分にイオン化された状態でガラ
ス基板17へと到達しており、ガラス基板17上に到達
した状態でもシリコン粒子は十分なエネルギーを有して
いる。つまり、ガラス基板17上に到達した後も、微視
的には、まだ基板表面で移動できるエネルギーを有して
おり、安定点まで移動することができる(マイグレーシ
ョン可能)ため、ガラス基板17上に励起されたシリコ
ン粒子22が到達してシリコン薄膜が形成された時点で
シリコン薄膜の結晶内に微視的な欠陥が生じても、その
欠陥がなくなるようにシリコン粒子がマイグレーション
を起こし、実際、結晶内に存在する欠陥が極めて少ない
結晶粒径およそ500〜700nmの結晶性が良好なポ
リシリコン層が得られた。また、当然のことながら、上
記のようにシリコン粒子がマイグレーションを起こす
と、最終的に得られるポリシリコン薄膜の緻密性も向上
していた。このような良好な結晶性を有するポリシリコ
ン薄膜は、当然電界効果移動度も高く、このポリシリコ
ン薄膜を用いてn−チャンネルTFTを作成しトランジ
スタ特性を評価するとすると、従来のアモルファスシリ
コンを用いたTFTと比較して、高い電界効果移動度の
5〜25cm2/V・sの電界効果移動度を示し、その
ままでも画素スイッチとして利用可能な実用レベルの薄
膜トランジスタが得られた。
【0065】第2に、本実施の形態によれば、圧力勾配
型のプラズマガンを用いているために、従来のイオンプ
レーティング法と比較すると高速、大面積のポリシリコ
ン蒸着が可能である。また、蒸発試料であるシリコン原
料の蒸発面積が広いため、ポリシリコン層が形成される
ガラス基板17側から励起されてイオン化されたシリコ
ン粒子を見た場合に、様々な方向からシリコン粒子が飛
んでくることになり、均一性に優れたポリシリコン薄膜
が得られる。
【0066】第3に、本実施の形態によれば、ポリシリ
コン層が形成されるガラス基板17は、圧力勾配型プラ
ズマガンによって形成されたプラズマ領域21外に設置
されているため、プラズマ領域21中のプラズマ粒子の
ガラス基板17への衝突に基づくガラス基板17の温度
上昇を招くことがない。実際のところ、上記のようにポ
リシリコンを堆積しようとする際、ガラス基板17の温
度は、100℃以下にすることが可能であった。
【0067】なお、本発明では、上記の図2に示した装
置の代わりに図3に示した装置を用いることも可能であ
る。この図3に示す装置は、まさにイオン化粒子のみを
用いてポリシリコン層を形成することができる。
【0068】図3の装置は、上記の図2と同様に圧力勾
配型プラズマガンを用いた装置であり、23は真空容
器、24はポリシリコン層を堆積するガラス基板、25
はガラス基板24を設置する試料台、26はポリシリコ
ン層の原料となる蒸発試料、27は蒸発試料26を蒸発
させるとともに蒸発したシリコン粒子をプラズマにより
励起するために用いられるプラズマ発生手段としての圧
力勾配型プラズマガン、28は電圧印加手段、29はプ
ラズマ発生手段27によって形成されたプラズマ領域、
30はガラス基板24がプラズマ領域29と確実に分離
できるようにするための絶縁体、31はプラズマ発生手
段による直流アーク放電の熱エネルギーによって蒸発試
料から蒸発し、プラズマ領域29内で励起され、その後
ガラス基板24に照射されるシリコン粒子を示してい
る。
【0069】図3に示した装置を用いると、下記のよう
にしてガラス基板24上にポリシリコン層を形成するこ
とができる。まずプラズマ発生手段27によりArガス
を励起し、高密度なプラズマ領域29を形成する。その
際、プラズマ発生手段27による直流アーク放電の熱エ
ネルギーによって蒸発試料26表面からシリコン粒子が
蒸発し、その後、蒸発したシリコン粒子はプラズマ領域
29中で励起される。ここで、上記した図2に示した装
置においてはガラス基板がシリコンが蒸発する上方に設
置されているが、図3に示す装置においてはガラス基板
24がシリコンが蒸発する方向とは異なる方向である下
方に設置されている。この下方に設置されたガラス基板
24上にシリコン粒子を照射するために、電圧印加手段
28が存在する。電圧印加手段28によりガラス基板2
4を設置している試料台25に電圧を印加すると、励起
されたシリコン粒子の存在するプラズマ領域29とガラ
ス基板24の間に電界が印加形成され、この電界によっ
てプラズマ領域29中に存在するイオン化されたシリコ
ン粒子31のみが引き出されてガラス基板24に照射さ
れる。
【0070】以上のように、上記の図2に示す例におい
ては、圧力勾配型プラズマガンを用いて高密度なプラズ
マを形成しているために、蒸発試料から蒸発したシリコ
ン粒子の殆どはイオン化されて、エネルギーをかなり有
した状態でガラス基板上に照射されるが、図3に示す装
置を用いると、プラズマ領域29中に存在する励起され
たシリコン粒子(イオン化された粒子や中性粒子等)の
うちのイオン化されたシリコン粒子31のみを選択的に
ガラス基板24上に照射することができるため、ガラス
基板24上に堆積された後のマイグレーションを図2に
示す装置と比較して、より容易に起こすことができる。
【0071】なお、図3の例では蒸発試料を蒸発させる
手段及び蒸発した粒子を励起させるプラズマ領域を形成
する手段を兼ねた圧力勾配型プラズマガンを用いて説明
を行ったが、図3の装置において、シリコン材料を圧力
勾配型プラズマガンを用いて蒸発イオン化させる代わり
に、シランガスを導入し高周波励起する方法を用いても
多少水素の汚染はあったが、ほぼ同様の被膜形成が可能
であった。
【0072】また、圧力勾配型プラズマガンを用いる代
わりに、通常のイオンプレーティング法を用いてもよ
い。この場合、圧力勾配型プラズマガンを用いた場合と
比較すると高速の製膜を行うことは困難であるものの、
イオン化された粒子のみを用いてポリシリコン層を形成
することは可能であった。
【0073】(実施の形態2)次に、本発明実施の形態
2における薄膜トランジスタの製造方法について説明す
る。本実施の形態が上記の実施の形態1と異なる点は、
堆積の段階でポリシリコン層となるようにガラス基板上
にポリシリコン層を形成した後、更に、駆動回路部に対
して選択的にエキシマレーザーアニールを施して駆動回
路部の電界効果移動度を更に向上させる工程を有するこ
とである。
【0074】なお、上記の駆動回路部とは、図5(a)
におけるTFTを内蔵するゲート駆動回路部14やTF
Tを内蔵するソース駆動回路部15のことを指してい
る。また、以下の例ではポリシリコン層の結晶性を更に
向上させる加熱処理としてエキシマレーザーアニールを
例に挙げて説明を行うが、赤外線ランプを用いてもよ
く、また水素を含む雰囲気中で加熱してもよい。
【0075】従って、本実施の形態の薄膜トランジスタ
の製造方法は、エキシマレーザーアニールを行うまで
は、基本的には上記した図1の(a)の工程を行い、そ
の後駆動回路部に対してのみ選択的にエキシマレーザー
光を照射して、ポリシリコン層4を溶融、再結晶化させ
て更に電界効果移動度の値を100〜400cm2/V
・s程度にまで増大させてやることになる。なお、この
時のエキシマレーザー光の照射条件は300〜450m
J/cm2程度である。また、エキシマレーザー光の照
射された駆動回路部の薄膜トランジスタとエキシマレー
ザー光の照射されていない画素部の薄膜トランジスタの
その後の工程は図1の(b)〜(d)の工程と同様であ
るため、ここでは説明を省略する。
【0076】そこで同様にして、まず、透明基板上に圧
力勾配型プラズマガンを用いシリコン材料を蒸発させイ
オンプレーティングすることにより多結晶シリコン薄膜
を形成する。さらに、駆動回路形成予定部の前記薄膜を
選択的に加熱して結晶性を向上させる。その後ゲート酸
化膜を形成し、pまたはn型不純物を拡散しソース・ド
レーン領域を形成した後金属薄膜を蒸着しゲート電極と
ゲートバスラインを形成し、さらに層間絶縁膜を形成し
た後、さらにもう一度金属薄膜を蒸着しソース電極とソ
ースバスラインを形成する。その後、画素スイッチ用T
FT群および駆動回路を形成し、透明画素電極群を形成
すると、実施の形態1に比べてさらに高性能な液晶表示
装置用TFTアレイを製造できた。
【0077】また、透明基板上に圧力勾配型プラズマガ
ンを用いシリコン材料を蒸発させイオンプレーティング
することにより多結晶シリコン薄膜を形成する。さら
に、駆動回路形成予定部の前記薄膜を選択的に加熱して
結晶性を向上させる。その後ゲート酸化膜を形成し、p
またはn型不純物を拡散しソース・ドレーン領域を形成
した後金属薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバスライン
を形成し、さらに層間絶縁膜を形成した後、さらにもう
一度金属薄膜を蒸着しソース電極とソースバスラインを
形成する。その後、画素スイッチ用TFT群および駆動
回路を形成し、透明画素電極群を形成して第1のTFT
アレイ基板を作製した後前記透明電極表面に配向膜を形
成する。一方、平行して透明基板上に対向電極を形成し
た後配向膜を形成して第2の基板を作製する。この第1
の基板表面の配向膜と第2に基板表面の配向膜を互いに
向かい合わせ任意のギャップで第1の基板および第2に
基板の周辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を注入して
液晶表示装置を製造できた。
【0078】さらにまた、透明基板上に圧力勾配型プラ
ズマガンを用いシリコン材料を蒸発させイオンプレーテ
ィングすることにより多結晶シリコン薄膜を形成した
後、駆動回路形成予定部の前記薄膜を選択的に加熱して
結晶性を向上させ、ゲート酸化膜を形成した後pまたは
n型不純物を拡散しソース・ドレーン領域を形成した。
その後、さらに金属薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバ
スラインを形成した後層間絶縁膜を形成し、さらに金属
薄膜を蒸着しソース電極とソースバスラインを形成して
画素スイッチ用TFT群および駆動回路を形成する。そ
の後、第1の透明櫛形画素電極群と第2の透明櫛形画素
電極群をそれぞれ別個に形成した後、第1および第2の
透明電極群側表面に配向膜を形成して第1の基板を作製
した。他方、透明基板上に対向電極を形成した後配向膜
を形成し第2の基板を作製しておき、第1の基板の配向
膜と第2の基板の配向膜を互いに向かい合わせて任意の
ギャップで第1の基板および第2に基板の周辺を接着
し、前記ギャップ内に液晶を注入してシール封じすると
IPS型液晶表示装置を製造できた。
【0079】なお、透過型液晶表示装置の場合は、あら
かじめ透明基板表面にカラーフィルターを形成し、その
上に対向電極用の透明導電膜を形成して、対向電極と透
明基板の間に色フィルターを構成する状態にすればよ
く、反射型液晶表示装置の場合は、透明基板表面に対向
電極として金属Alを主成分とした反射膜透明導電膜を
形成し、その上にカラーフィルターを形成してやればよ
い。
【0080】このように、本実施の形態において駆動回
路部に形成された薄膜トランジスタに対してのみエキシ
マレーザーアニールを施して、駆動回路部の電界効果移
動度を選択的に増大させることは、大面積の液晶表示装
置の製造効率を上げる上で特に有効な手段である。液晶
表示装置が大面積になると、必然的に信号遅延等の問題
点が発生することが考えられ、信号処理を行う駆動回路
部に形成された薄膜トランジスタの特性も、より高速な
ものが求められる。従って、大面積の液晶表示装置の駆
動回路を想定した場合には、上記の実施の形態1の方法
により形成された薄膜トランジスタのポリシリコン層よ
りも、より電界効果移動度の高いポリシリコン層を駆動
回路部に形成してやる必要性がある。
【0081】ここで、本実施の形態におけるポリシリコ
ン層の電界効果移動度を増大させる手段としてのエキシ
マレーザーアニールは、従来のエキシマレーザーアニー
ルとは異なっている。すなわち、従来の電界効果移動度
を増大させるためのエキシマレーザーアニールは、アモ
ルファスシリコンをポリシリコンに変化させるための処
理を兼ねているため、ポリシリコン化する際の結晶粒の
成長の核となる部分がどこに発生するかを特定できない
ため、結晶成長が不安定で面内で均一な電界効果移動度
を有するポリシリコン層を得ることは、上記に示したよ
うに困難である。これに対して、本発明によれば、既に
ポリシリコンとなっている層に対してエキシマレーザー
光照射を施しているため、エキシマレーザー光照射前の
ポリシリコンが再結晶の際の核となり、結晶成長が安定
でかつ面内で均一な電界効果移動度を有するポリシリコ
ン層を得ることが容易となる。
【0082】また、本実施の形態においては、エキシマ
レーザーアニールを行う領域を駆動回路部のみとしてい
るため、エキシマレーザー光を照射する領域が狭くて済
むというメリットも存在する。
【0083】この点について、具体的に図5を参照しな
がら説明する。図5(a)及び(b)は、一般的な液晶
表示装置のTFTアレイが形成された基板の概略を示す
平面図を示したものであり、同図において、12はガラ
ス基板、13はガラス基板12上に形成された画素スイ
ッチ用のTFTアレイ素子が形成された画素部、14は
TFTを内蔵するゲート駆動回路部、15はTFTを内
蔵するソース駆動回路部を示している。
【0084】図5(a)と図5(b)の平面図の相違点
は、液晶表示装置の面積であり、図5(b)の方が表示
面積が大きくなっている。今後の要求されるより大面積
の液晶表示装置を考えた場合(図5(a)から図5
(b)に移行した場合)、従来のようにアモルファスシ
リコンを一旦形成した後に、エキシマレーザーアニール
を行おうと思えば、液晶表示装置のほぼ全面に渡ってエ
キシマレーザー光を照射しなければならない。このた
め、表示面積の増大に伴って、更に大規模なエキシマレ
ーザー光照射装置が必要となり(エキシマレーザー光の
照射幅が広くなる)、その分だけ照射されるレーザーの
安定性や均一性を考慮する必要性が生じた。
【0085】これに対して、本実施の形態によれば、図
5(a)から図5(b)のような、より大面積の液晶表
示装置を形成しようとしたところで、エキシマレーザー
光を照射する領域である駆動回路部の面積は増大するも
のの、その幅はあまり変化しないため、上記のような大
規模なエキシマレーザー光照射装置は必要としない。従
って、本実施の形態によれば、更に電界効果移動度が増
大したポリシリコン層を面内で均一な特性で安定して形
成することが可能となる。なお、エキシマレーザー光の
ラインビーム32a、32bを走査しながら照射する際
の走査方向33a、33bをソース及びゲート信号の走
査方向と平行にすると、ビーム幅の短いレーザーでも効
率のよい使用が可能となる。
【0086】以上のように、本実施の形態では、液晶表
示装置の画素部を構成するアレイ状の画素スイッチ用の
薄膜トランジスタ領域には、電界効果移動度を増大させ
るためのエキシマレーザー光照射は行っていない。本発
明者の見解によれば、画素部を構成する薄膜トランジス
タは、駆動回路部の薄膜トランジスタに要求されるよう
な複雑な信号処理は必要としないことと、上記の実施の
形態1で述べた方法により形成されるポリシリコン層は
エキシマレーザー光を照射しなくても従来のアモルファ
スシリコンと比較すると少なくとも10倍以上の電界効
果移動度を有することとを考慮すると、画素部を構成す
る薄膜トランジスタのポリシリコン層にエキシマレーザ
ーアニールを施す必要性はそれほどない。つまり、本実
施の形態によれば、必要最小限の領域のみにエキシマレ
ーザーアニールを施して、液晶表示装置の表示特性とし
ては十分な薄膜トランジスタを容易に作成することがで
きる。
【0087】なお、何らかの理由により、画素部を構成
する薄膜トランジスタも駆動回路部を構成する薄膜トラ
ンジスタと同様の電界効果移動度が必要な場合には、画
素部にもエキシマレーザーアニールを施してもよいこと
は言うまでもない。この場合は、画素部という大面積の
領域に対してエキシマレーザー光を照射する必要性が生
じるため、上記したような不都合が生じるが、ポリシリ
コンを再結晶化しているため、従来のようなアモルファ
スシリコンのレーザーアニールと比較すると、電界効果
異動度が高く(照射条件に依存したが、100〜400
cm2/V・Sが得られた。)、電界効果移動度も面内
で均一な良好な特性の薄膜トランジスタを含んだTFT
アレイが得られた。
【0088】また、上記実施の形態では、画素スイッチ
用の薄膜トランジスタだけでなく、画素スイッチ用の薄
膜トランジスタに接続される駆動回路用の薄膜トランジ
スタもガラス基板上に形成した例で説明を行ったが、本
発明におけるポリシリコン層の形成方法は大面積に均一
な電界効果移動度を有するポリシリコン層を形成するの
に極めて有用な方法であり、その点を考慮すると、画素
スイッチ用薄膜トランジスタに接続される駆動回路は別
途単結晶シリコンICチップに内蔵して形成した後、上
記の画素スイッチ用薄膜トランジスタに接続してやって
もよい。この場合は、画素スイッチ用の薄膜トランジス
タは均一でアモルファスシリコンよりも電界効果移動度
の高いものとすることができる一方で、駆動回路部は単
結晶のシリコンを用いることができることなり、駆動回
路部において更に高速の信号処理を行うことができる効
果がある。
【0089】(実施の形態3)次に、以下では、本発明
実施の形態3における薄膜トランジスタの製造方法につ
いて説明する。本実施の形態が上記の実施の形態1と異
なる点は、薄膜トランジスタの能動層となるシリコン半
導体層を堆積の段階でポリシリコンとするだけでなく、
実施の形態1で示した方法によりゲート絶縁層をも形成
する点である。
【0090】従って、本実施の形態の薄膜トランジスタ
の製造方法は、図1の(a)の工程までは上記の実施の
形態1と同様であり、図1(b)の工程においてゲート
絶縁層5を形成する際に、例えば図2に示した装置を用
いてシリコン窒化層やシリコン酸化膜層を形成する。こ
のゲート絶縁層5の形成の際には、蒸発試料としてゲー
ト絶縁層5と同一の材料構成であるSi34やSiO2
を設定してやればよく、その他の条件は実施の形態1の
ポリシリコン薄膜形成と同様の条件でよい。なお、図1
(b)以降の工程は図1の(c)、(d)の工程と同様
であるため、ここでは説明を省略する。
【0091】上記のように薄膜トランジスタのゲート絶
縁層を形成するに際して、原料をゲート絶縁層と全く同
じ材料を蒸発試料として用いて励起してポリシリコン層
上に形成すると、以下のようなメリットがある。
【0092】まず第1に、ゲート絶縁層中の不純物が少
なくなるということである。従来は、ゲート絶縁層とし
てSiO2を形成するにあたっては、シラン系のガスを
用いるか、TEOS系の材料を用いているわけである
が、シラン系のガスを用いて作成されたSiO2はOH
基を有しており、TEOS系の材料は炭素が含有されて
いる。このような不純物は、本来は不必要なものである
が、製法上ゲート絶縁層中に必然的に含まれてしまうの
である。これに対して、本実施の形態によれば、ゲート
絶縁層を形成する出発材料が、例えばSi34やSiO
2であるため、余分な不純物が混入するのを根本的に防
止することができ、例えば、SiO2膜の場合Nssを1
12以下にすることができた。また、従来は通常不純物
を除去することを目的として脱水素処理を施す必要性が
あったが、本実施の形態によれば、このような工程は不
必要であった。
【0093】第2に、図2に示すような圧力勾配型プラ
ズマガンを用いてゲート絶縁層を形成すると、ポリシリ
コン層を形成する場合と同様に大面積に渡って高速かつ
大面積に蒸発試料であるSi34やSiO2を蒸発させ
ることができるため、ゲート絶縁層そのものも面内で均
一な特性を有し、緻密な層とすることができた。
【0094】第3に、特にロードロック方式の採用によ
り、薄膜トランジスタの能動層であるポリシリコン層の
上に連続的に(ポリシリコン表面が露出した状態で大気
に曝すことなく)ゲート絶縁層を形成すると、ポリシリ
コン層とゲート絶縁層の界面の汚染を最小限に押さえる
ことが可能である。ポリシリコンからなる能動層とゲー
ト絶縁層の界面状態は、薄膜トランジスタの特性に大き
な影響を及ぼすことが知られており、本実施の形態によ
れば、その領域を極めて清浄にすることができるので、
結果的に、各薄膜トランジスタのVt特性のバラツキを
最小限に抑制することが可能である。
【0095】なお、上記実施の形態3では実施の形態1
の薄膜トランジスタの製造方法に対して、ゲート絶縁層
をも図2に示した方法で形成した例を説明したが、実施
の形態2の薄膜トランジスタの製造方法においてゲート
絶縁層をも図2に示した方法で形成しても同様の効果が
得られることは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レーザ
ーアニールを行わなくとも、大面積で均一、かつ電解効
果移動度が従来のアモルファスシリコンのそれよりも2
〜50倍程度高いポリシリコン薄膜が得られ、その薄膜
上に形成した画素スイッチとしてのアレイ状の薄膜トラ
ンジスタの性能を大幅に向上できる効果がある。また、
得られた薄膜電解効果トランジスタの電界効果移動度
を、面内で均一に形成することができる。したがって、
表示ムラを最小限に抑制することが可能となり、今後、
大面積の表示領域を有する液晶表示装置製作において性
能向上に効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における薄膜トランジスタ
の製造工程断面図
【図2】本発明の実施の形態における薄膜トランジスタ
の製造方法において、ポリシリコン層を形成する装置の
概略図
【図3】本発明の実施の形態における薄膜トランジスタ
の製造方法において、ポリシリコン層を形成する装置の
概略図
【図4】従来の薄膜トランジスタの製造工程断面図
【図5】液晶表示装置の概略を示す平面図
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 バッファー層 3 アモルファスシリコン層 4 ポリシリコン層 5 ゲート絶縁層 6 ゲート電極 7 ソース領域 8 ドレイン領域 9 コンタクトホール 10 ソース電極 11 ドレイン電極 12 ガラス基板 13 画素部 14 ゲート駆動回路部 15 ソース駆動回路部 16 真空容器 17 ガラス基板 18 試料台 19 蒸発試料 20 プラズマ発生手段 21 プラズマ領域 22 励起されたシリコン粒子 23 真空容器 24 ガラス基板 25 試料台 26 蒸発試料 27 プラズマ発生手段 28 電圧印加手段 29 プラズマ領域 30 絶縁体 31 シリコン粒子 32a,32b ラインビームの形状 33a,33b ラインビームの走査方向

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板上に作成された透明画素電極群と
    画素スイッチ用TFT群とそれらに接続されたソースバ
    スラインとゲートバスラインとそれらに接続された駆動
    回路を含んでおり、前記画素スイッチ用TFT群の電界
    効果移動が1〜25cm2/V・sであり、駆動回路を
    構成するTFTもしくはMOSトランジスタ群の電界効
    果移動が100cm2/V・s以上であることを特徴と
    する液晶表示装置用TFTアレイ。
  2. 【請求項2】透明基板上に作成された第1の櫛形透明画
    素電極群と電界効果移動が1〜25cm2/V・sの画
    素スイッチ用TFT群とそれらに接続されたソースバス
    ラインとゲートバスラインとそれらに接続された電界効
    果移動が100cm2/V・s以上のTFTもしくはM
    OSトランジスタ群で構成された駆動回路と前記第1の
    櫛形画素電極と対向する第2の櫛形電極を含んだことを
    特徴とする液晶表示装置用TFTアレイ。
  3. 【請求項3】画素スイッチ用TFTアレイがnチャンネ
    ル型であることを特徴とする請求項1または2記載の液
    晶表示装置用TFTアレイ。
  4. 【請求項4】画素スイッチ用nチャンネル型TFTアレ
    イの電界効果移動が5〜25cm2/V・sであること
    を特徴とする請求項3記載の液晶表示装置用TFTアレ
    イ。
  5. 【請求項5】透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用
    いシリコン材料を蒸発させイオンプレーティングするこ
    とにより多結晶シリコン薄膜を形成する工程とゲート酸
    化膜を形成する工程とpまたはn型不純物を拡散しソー
    ス・ドレーン領域を形成する工程と金属薄膜を蒸着しゲ
    ート電極とゲートバスラインを形成する工程と層間絶縁
    膜を形成する工程と金属薄膜を蒸着しソース電極とソー
    スバスラインを形成する工程とにより画素スイッチ用T
    FT群を形成する工程と、透明画素電極群を形成する工
    程と、あらかじめ駆動回路を形成したICチップを装着
    接続する工程とを含むことを特徴とする液晶表示装置用
    TFTアレイの製造方法。
  6. 【請求項6】透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを用
    いシリコン材料を蒸発させイオンプレーティングするこ
    とにより多結晶シリコン薄膜を形成する工程と駆動回路
    形成予定部の前記薄膜を選択的に加熱して結晶性を向上
    させる工程とゲート酸化膜を形成する工程とpまたはn
    型不純物を拡散しソース・ドレーン領域を形成する工程
    と金属薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバスラインを形
    成する工程と層間絶縁膜を形成する工程と金属薄膜を蒸
    着しソース電極とソースバスラインを形成する工程とに
    より画素スイッチ用TFT群および駆動回路を形成する
    工程と、透明画素電極群を形成する工程とを含むことを
    特徴とする液晶表示装置用TFTアレイの製造方法。
  7. 【請求項7】駆動回路形成予定部の多結晶シリコン薄膜
    を選択的に加熱して結晶性を向上させる工程において、
    レーザービームまたは赤外線ランプを用いることを特徴
    とする請求項5または6記載の液晶表示装置用TFTア
    レイの製造方法。
  8. 【請求項8】駆動回路形成予定部の前記薄膜を選択的に
    加熱して結晶性を向上させる工程において、水素を含む
    雰囲気中で加熱ことを特徴とする請求項5〜7いずれか
    に記載の液晶表示装置用TFTアレイの製造方法。
  9. 【請求項9】透明基板上に作成された透明画素電極群と
    電界効果移動が1〜25cm2/V・sの画素スイッチ
    用TFT群とそれらに接続されたソースバスラインとゲ
    ートバスラインとそれらに接続された電界効果移動が1
    00cm2/V・s以上のTFTもしくはMOSトラン
    ジスタ群で構成された駆動回路を含んだ第1の基板と、
    対向電極の形成された透明基板よりなる第2の基板の間
    に配向膜を介して液晶を挟んだことを特徴とする液晶表
    示装置。
  10. 【請求項10】第2の基板上に作成された対向電極が透
    明導電膜で構成されており、前記対向電極と透明基板の
    間に色フィルターが形成されていることを特徴とする請
    求項9記載の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】第2の基板上に作成された対向電極が金
    属Alを主成分とした反射膜で構成されており、色フィ
    ルターが対向電極の表面に形成されていることを特徴と
    する請求項9記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】透明基板上に作成された第1の櫛形透明
    画素電極群と電界効果移動が1〜25cm2/V・sの
    画素スイッチ用TFT群とそれらに接続されたソースバ
    スラインとゲートバスラインとそれらに接続された電界
    効果移動が100cm2/V・s以上のTFTもしくは
    MOSトランジスタ群で構成された駆動回路と前記第1
    の櫛形画素電極と対向する第2の櫛形電極を含んだ第1
    の基板と透明基板よりなる第2の基板の間に配向膜を介
    して液晶を挟んだことを特徴とするIPS型液晶表示装
    置。
  13. 【請求項13】透明基板よりなる第2の基板の液晶と接
    する側に色フィルターを介して配向膜が形成されている
    ことを特徴とする請求項12記載のIPS型液晶表示装
    置。
  14. 【請求項14】色フィルターと透明基板との間に金属A
    lを主成分とした反射膜が形成されていることを特徴と
    する請求項13記載のIPS型液晶表示装置。
  15. 【請求項15】透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを
    用いシリコン材料を蒸発させイオンプレーティングする
    ことにより多結晶シリコン薄膜を形成する工程とゲート
    酸化膜を形成する工程とpまたはn型不純物を拡散しソ
    ース・ドレーン領域を形成する工程と金属薄膜を蒸着し
    ゲート電極とゲートバスラインを形成する工程と層間絶
    縁膜を形成する工程と金属薄膜を蒸着しソース電極とソ
    ースバスラインを形成する工程とにより画素スイッチ用
    TFT群を形成する工程と透明画素電極群を形成する工
    程と、前記透明電極群側表面に配向膜を形成する工程と
    により第1の基板を形成する工程と、透明基板上に対向
    電極を形成した後配向膜を形成し第2の基板を作成する
    工程と、第1の基板の配向膜と第2の基板の配向膜を互
    いに向かい合わせて設置し任意のギャップで第1の基板
    と第2の基板の周辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を
    注入する工程と、あらかじめ駆動回路を形成したICチ
    ップを装着接続する工程含むことを特徴とする液晶表示
    装置の製造方法。
  16. 【請求項16】透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを
    用いシリコン材料を蒸発させイオンプレーティングする
    ことにより多結晶シリコン薄膜を形成する工程と駆動回
    路形成予定部の前記薄膜を選択的に加熱して結晶性を向
    上させる工程とゲート酸化膜を形成する工程とpまたは
    n型不純物を拡散しソース・ドレーン領域を形成する工
    程と、金属薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバスライン
    を形成する工程と層間絶縁膜を形成する工程と金属薄膜
    を蒸着しソース電極とソースバスラインを形成する工程
    と透明電極群側表面に配向膜を形成する工程とにより画
    素スイッチ用TFT群および駆動回路を形成した第1の
    基板を形成する工程と、透明基板上に対向電極を形成し
    た後配向膜を形成して第2の基板を作成する工程と、第
    1の基板表面の配向膜と第2に基板表面の配向膜を互い
    に向かい合わせ任意のギャップで第1の基板および第2
    に基板の周辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を注入す
    る工程を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方
    法。
  17. 【請求項17】第2の基板作成時、あらかじめ透明基板
    表面にカラーフィルターを形成し、その上に対向電極用
    の透明導電膜を形成することを特徴とする請求項15ま
    たは16記載の液晶表示装置の製造方法。
  18. 【請求項18】第2の基板作成時、あらかじめ透明基板
    表面に対向電極として金属Alを主成分とした反射膜透
    明導電膜を形成し、その上にカラーフィルターを形成す
    ることを特徴とする請求項15または16記載の液晶表
    示装置の製造方法。
  19. 【請求項19】液晶がネマチック液晶であることを特徴
    とする請求項15〜18いずれかに記載の液晶表示装置
    の製造方法。
  20. 【請求項20】透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを
    用いシリコン材料を蒸発させイオンプレーティングする
    ことにより多結晶シリコン薄膜を形成する工程とゲート
    酸化膜を形成する工程とpまたはn型不純物を拡散しソ
    ース・ドレーン領域を形成する工程と金属薄膜を蒸着し
    ゲート電極とゲートバスラインを形成する工程と層間絶
    縁膜を形成する工程と金属薄膜を蒸着しソース電極とソ
    ースバスラインを形成する工程とにより画素スイッチ用
    TFT群を形成する工程と、第1の透明櫛形画素電極群
    を形成する工程と第2の透明櫛形画素電極群を形成する
    工程と第1および第2の透明電極群側表面に配向膜を形
    成する工程とにより第1の基板を作成する工程と、透明
    基板表面に配向膜を形成した第2の基板を作成する工程
    と、第1および第2の基板の配向膜を互いに向かい合わ
    せて任意のギャップで第1の基板と第2の基板の周辺を
    接着し、前記ギャップ内に液晶を注入する工程と、あら
    かじめ駆動回路を形成したICチップを装着接続する工
    程含むことを特徴とするIPS型液晶表示装置の製造方
    法。
  21. 【請求項21】透明基板上に圧力勾配型プラズマガンを
    用いシリコン材料を蒸発させイオンプレーティングする
    ことにより多結晶シリコン薄膜を形成する工程と駆動回
    路形成予定部の前記薄膜を選択的に加熱して結晶性を向
    上させる工程とゲート酸化膜を形成する工程とpまたは
    n型不純物を拡散しソース・ドレーン領域を形成する工
    程と、金属薄膜を蒸着しゲート電極とゲートバスライン
    を形成する工程と層間絶縁膜を形成する工程と金属薄膜
    を蒸着しソース電極とソースバスラインを形成する工程
    とにより画素スイッチ用TFT群および駆動回路を形成
    する工程と、第1の透明櫛形画素電極群を形成する工程
    と、第2の透明櫛形画素電極群を形成する工程と、第1
    および第2の透明電極群側表面に配向膜を形成する工程
    とにより第1の基板を形成する工程と、透明基板上に対
    向電極を形成した後配向膜を形成し第2の基板を作成す
    る工程と、第1の基板の配向膜と第2の基板の配向膜を
    互いに向かい合わせて任意のギャップで第1の基板およ
    び第2に基板の周辺を接着し、前記ギャップ内に液晶を
    注入する工程を含むことを特徴とするIPS型液晶表示
    装置の製造方法。
  22. 【請求項22】第2の基板作成時、あらかじめ透明基板
    表面にカラーフィルターを形成した後対向電極用の透明
    導電膜を形成することを特徴とする請求項20または2
    1記載のIPS型液晶表示装置の製造方法。
  23. 【請求項23】第2の基板作成時、あらかじめ透明基板
    表面に対向電極として金属Alを主成分とした反射膜透
    明導電膜を形成した後その上にカラーフィルターを形成
    することを特徴とする請求項20または21記載のIP
    S型液晶表示装置の製造方法。
  24. 【請求項24】液晶がネマチック液晶であることを特徴
    とする請求項20〜23いずれかに記載のIPS型液晶
    表示装置の製造方法。
JP10085699A 1998-03-31 1998-03-31 液晶表示装置用tftアレイとその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法 Pending JPH11282013A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085699A JPH11282013A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 液晶表示装置用tftアレイとその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法
EP99909351A EP1069465A1 (en) 1998-03-31 1999-03-30 Tft array substrate for liquid crystal display and method of producing the same, and liquid crystal display and method of producing the same
PCT/JP1999/001646 WO1999052013A1 (en) 1998-03-31 1999-03-30 Tft array substrate for liquid crystal display and method of producing the same, and liquid crystal display and method of producing the same
CN99804273A CN1294701A (zh) 1998-03-31 1999-03-30 用于液晶显示装置的tft阵列基片和其制造方法以及用该基片的液晶显示装置和其制造方法
KR1020007010478A KR20010071123A (ko) 1998-03-31 1999-03-30 액정표시장치용 tft 어레이기판과 그 제조방법 및그것을 이용한 액정표시장치와 그 제조방법
US09/647,397 US6472297B1 (en) 1998-03-31 1999-03-30 Method of producing TFT array substrate for liquid crystal display device
TW088105119A TWI234673B (en) 1998-03-31 1999-03-31 TFT array substrate for liquid crystal display device and manufacturing method thereof and liquid crystal display device utilizing the same and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085699A JPH11282013A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 液晶表示装置用tftアレイとその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11282013A true JPH11282013A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13866084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10085699A Pending JPH11282013A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 液晶表示装置用tftアレイとその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11282013A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1722403B1 (en) Fabrication method for a thin film semiconductor device
JP4026182B2 (ja) 半導体装置の製造方法、および電子機器の製造方法
KR100863446B1 (ko) 반도체층의 도핑방법, 박막 반도체 소자의 제조방법, 및박막 반도체 소자
KR0156060B1 (ko) 박막 트랜지스터의 제조방법, 박막 트랜지스터 및 액정표시장치
JPS62232966A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JPH1117191A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
CN100356506C (zh) 结晶掩模、非晶硅结晶方法及利用其制造阵列基板的方法
KR100274494B1 (ko) 박막 반도체 장치,박막 반도체 장치의 제조방법,액정표시장치,액정표시장치의 제조방법,전자기기,전자기기의 제조방법 및 박막퇴적방법
JPH11233790A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP2002184710A (ja) 半導体層のドーピング方法、薄膜半導体素子の製造方法、及び薄膜半導体素子
US7767558B2 (en) Method of crystallizing amorphous silicon and device fabricated using the same
JP2001102587A (ja) 薄膜トランジスタおよびその製造方法ならびに半導体薄膜の製造方法
US6472297B1 (en) Method of producing TFT array substrate for liquid crystal display device
JPH0611729A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
JPH11282013A (ja) 液晶表示装置用tftアレイとその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とその製造方法
JP2709376B2 (ja) 非単結晶半導体の作製方法
JPH0818063A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタおよび液晶表示装置
JP3288968B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法およびそれを用いた液晶表示装置の製造方法
JP3845569B2 (ja) 薄膜半導体装置及びその製造方法並びに当該装置を備える電子デバイス
JPH0697193A (ja) 半導体装置とその製造方法
JPH11103070A (ja) 薄膜トランジスタ
JP2000150891A (ja) 半導体装置の製造方法、液晶表示装置の製造方法、及びレーザアニール装置
JP2003197630A (ja) 薄膜トランジスタと表示装置およびその製造方法
JPH1117190A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JPH02305475A (ja) 薄膜半導体素子とその製造方法