JPH11283047A - 画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム記録媒体、画像合成装置、画像合成方法、および画像合成プログラム記録媒体 - Google Patents
画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム記録媒体、画像合成装置、画像合成方法、および画像合成プログラム記録媒体Info
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- JPH11283047A JPH11283047A JP10305891A JP30589198A JPH11283047A JP H11283047 A JPH11283047 A JP H11283047A JP 10305891 A JP10305891 A JP 10305891A JP 30589198 A JP30589198 A JP 30589198A JP H11283047 A JPH11283047 A JP H11283047A
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Abstract
装置において、装置コストを大きく増大させることな
く、アンチエリアシング処理や半透明処理を行って、画
質の向上を図ることが困難であった。 【解決手段】 画像を構成するポリゴンごとに、各ポリ
ゴンが表示する画素にしめる割合を示す寄与度を用い、
この寄与度を不透明なポリゴンに対してはアンチエリア
シング処理に用い、半透明のポリゴンに対しては透過度
とすることで、効率的な処理を行う。
Description
生成方法、画像生成プログラム記録媒体、画像合成装
置、画像合成方法、および画像合成プログラム記録媒体
に関し、特に3次元形状を表現する座標値からなる形状
データに基づいて画像を生成する画像生成装置、画像生
成方法、および画像生成プログラム記録媒体と、上記生
成された画像と、実写画像とを合成する画像合成装置、
画像合成方法、および画像合成プログラム記録媒体とに
関する。
状データに基づいて、任意の位置からこれを見たときの
3次元的な画像を生成する3次元コンピュータグラフィ
ックス技術は、商品設計や物理的事象のシミュレーショ
ン等の各種の分野において重要な技術であり、さらに3
次元コンピュータグラフィックス技術により生成された
画像を、実写画像と合成する技術は、特にテレビ放送や
映画等の映像制作の分野において、非常に有効な技術と
なっている。これらの用途に用いられてきた、従来の技
術による画像生成装置、および画像合成装置について以
下に説明する。
生成する画像生成装置について説明する。ここに示す、
従来の技術による一般的な画像生成装置は、表示される
べき物体をポリゴン(polygon) と呼ばれる平面多角形
(多くの場合には3角形)として扱い、3次元座標とし
て記述した形状データを用いるものである。
の構成を示すブロック図である。図示するように、この
画像生成装置は、形状データバッファ1701、画素生
成部1702、Zバッファ1702、フレームバッファ
1704、および画像表示装置1705を備えたもので
ある。形状データバッファ1701は、当該画像生成装
置に入力される形状データを保持する。前述のように形
状データは、ポリゴンを表現する3次元座標データとし
て記述されたものである。画素生成部1702は、形状
データバッファ1701に保持されたポリゴンごとの形
状データを順に読み出し、読み出したデータを表示単位
である表示画素ごとに分割し、表示画素ごとの表示色を
画素値(R,G,B値)として求める。また、画素生成
部1701は、視点位置を考慮した計算式を用いられる
演算処理により、各ポリゴンとごの、表示画面における
位置と、視線方向における奥行きとして示す奥行き値
(Z値)を求める。
するアルゴリズムとしては、同一のポリゴンに属するす
べての画素が同じ値を有するものとするフラット・シェ
ーディング(flat shading)や、光源等の周囲の環境属性
を考慮した計算式を用いて、同一ポリゴンに属する各画
素ごとの画素値を算出するスムース・シェーディング(s
mooth shading)があり、フラット・シェーディングは単
純なアルゴリズムであり処理負担が小さなものとはなる
が、滑らかで微妙な陰影を有する表示を得ることは困難
なので、写実的で高画質な画像を得るためにはスムース
・シェーディングによることが一般的に行われる。この
ような処理については、「Computer Graphics PRINCIPL
ES AND PRACTICES、Foley, van Dam, Feiner,Hughes
著、ADDISON-WESLEY PUBLISHING COMPANY 、(1990)」等
に詳しく記されている。
用いてソフトウエアで実現することもできるが、専用の
ハードウエアを構成して実現することも可能である。さ
らに、近年では専用ハードウエアを1個のICで実現す
ることが多い。この場合は、後述するフレームバッファ
1704から読み出し制御や、D/A変換機能をも合わ
せて1個のICとする場合もある。
フレームバッファ1704は、それぞれ奥行き値(Z
値)と、画素値(R,G,B値)とを保持する。この装
置におけるZバッファ1703は表示画素数分のZ値
を、フレームバッファ1704は表示画素数分のR,
G,B値を保持するものである。
タグラフィックス処理においては、ある視点から見た場
合に見えなくなる部分、あるいは見えなくなる物体を表
示させないように処理する隠面(hidden-surface)処理に
より写実性を高めることが行われる。この画像生成装置
においては、Zバッファ法という隠面処理方法を用いる
ものである。この装置のようにポリゴンごとにZバッフ
ァ法による処理を行う場合は、先に処理したポリゴンの
Z値をZバッファにおいて保持し、処理対象となるポリ
ゴンのZ値と比較することにより、処理対象のポリゴン
が手前にある(表示すべきである)か否かを判断して、
当該ポリゴンを表示するか否かを決定する。図17に示
す画像装置においては、画素生成部1702が生成した
ポリゴンのZ値を、Zバッファ1703が保持する対応
する画素のZ値と比較し、ポリゴンのZ値が小さい場合
には、処理対象であるポリゴンのZ値をもってZバッフ
ァの保持する値を書き換え、Zバッファ1703におい
て書き換えが発生した場合に、フレームバッファ170
4の保持する値をポリゴンの画素値をもって書き換え
る。Z値が小さいことは、奥行きが浅いことを示すもの
であるので、上記のように処理することで、ある視点か
ら見えるべきポリゴンを表示し、見えないポリゴンを表
示せず削除することができる。
ァ法以外のアルゴリズムも用いられる。他の方法として
は、例えば従来より使用されているものとしてデプスソ
ート法がある。デプスソート法では、全てのポリゴンを
奥行き順に並べ替えた後に、奥行き順に従って(近い
順、又は遠い順となる)ポリゴンの画素値をフレームバ
ッファに書き込むものであって、奥行き値を保持するバ
ッファ(Zバッファ)として用いる記憶装置を必要とし
ない点が利点となる。しかし、奥行き順に並べ替えを行
う処理量については、ポリゴン数nに対するオーダー
が、nの2乗、またはn×lognとなるので、ポリゴ
ン数が多くなると処理量が大きく増大するものとなる。
従って、多数のポリゴンを扱う場合には、デプスソート
法よりもZバッファ法の方が適したものとなる。また、
このような処理について、並列処理を行うことによって
高速化を図る場合には、ポリゴン単位での独立した処理
を並行的に実行し得るZバッファ法の方が、その効果が
大きなものとなる。
線管(CRT:cathode ray tube)モニタであり、当該画像生
成装置が生成した画像を表示する。また、当該画像生成
装置の用途によっては、画像表示装置1705としての
モニタ等の代替に、ビデオ編集機器等を備えるものとす
ることも可能である。
次元座標として形状データが入力されると、形状データ
はまず形状データバッファ1701において保持され
る。画素生成部1702は、形状データバッファ170
1からポリゴンごとの形状データを読み出し、前述のよ
うに画素値と奥行き値とを生成する。画素生成部170
2は、生成したZ値を、Zバッファ1703が保持す
る、先に処理されたポリゴンに属する、対応する画素の
Z値と比較し、生成したZ値の方が小さい場合には、Z
バッファ1703の書き換えを行う。そして、Zバッフ
ァ1703の書き換えを行った場合には、生成した画素
値(R,G,B値)をフレームバッファ1704に出力
し、フレームバッファ1704の書き換えを行う。フレ
ームバッファ1704に保持された画素値は、画素順に
読み出されて画像表示装置1705において表示され
る。なお、画素値はD/A変換処理を施された後に画像
表示装置1705に出力されるものとしても良い。
技術により生成された画像を、実写画像と合成する、従
来の技術による画像合成装置について説明する。図21
は、従来の技術による一般的な画像合成装置の構成を示
す図である。図示するように、この画像合成装置は、画
像生成部2101、奥行き合成部2102、画素混合部
2103、合成キー処理部2104、画像合成部210
5、および画像表示部2106を備えており、このうち
画像生成部2101、奥行き合成部2102、および画
素混合部2103はCG生成部2110を構成するもの
となっている。
る3次元座標データとして記述された形状データを入力
し、コンピュータグラフィックス処理によってCG画像
を生成する。ここでは、CG生成部2110は、従来の
技術による画像生成装置についての説明で示したよう
に、複数のバッファを備えて、アンチエリアシング処理
や半透明処理を行い得るものであるとする。
10が、画像生成部、奥行き合成部、および画素混合部
を備えて、アンチエリアシング処理等を行うものとして
いるが、このように構成する場合には、前述のようにメ
モリ容量を多く必要とすることとなるので、図17に示
した従来の技術による画像生成装置と同様に、形状デー
タバッファ、画素生成部、Zバッファ、およびフレーム
バッファを備えるものとして、アンチエリアシング処理
等を行わないものとすることも可能である。
タを順次処理して、視点位置を考慮した画素ごとの画素
値(R,G,B値)と、奥行き値(Z値)とを生成す
る。ここでは前述のように、アンチエリアシング処理
や、半透明処理を行うので、アンチエリアシング処理を
行う場合にはサブピクセルへの分割と、混合比率の演算
を行い、半透明処理を行う場合には透過度を用いること
となる。
ァ法により隠面処理を行う。ここでは、アンチエリアシ
ング処理や半透明処理を行うので、Zバッファとフレー
ムバッファ、そして必要に応じて混合比率バッファや透
過度バッファを複数備え、図20を用いて説明したのと
同様の処理を行う。すなわち、各4個のバッファを備
え、半透明処理をする場合には、図20の例のような処
理となる。又、透過度バッファの代替に混合比率バッフ
ァを備えるものとすれば、図20の例と同様にしてアン
チエリアシング処理を行うことができる。
比率に従って、画素値中のR,G,B値を用いた混合処
理を行って、表示すべき画素の画素値を生成し、これを
フレームバッファで保持する。また、生成した画像のZ
値としては、Zバッファに保持された最小のZ値を取り
出して、これを画像合成部2105に出力する。
生成したCG画像と、実写画像との合成については、ク
ロマキー(chroma-key)の手法が用いられる。これは、色
相の差を利用して、クロマキー信号、すなわち抜き取り
信号を生成し、他の画面をその部分にはめ込むことで合
成処理を行うものである。例えば特定の物体(人や車な
ど)をクロマキーブルーという特定の色をバックにして
撮影し、得られた画像から所定の処理によってクロマキ
ーブルーの部分を抜き取り、残った特定の物体を背景画
面に重ねるような合成処理を行うことが可能である。
力し、所定の処理を行ってクロマキー信号と、実写画像
情報とを生成する。実写画像情報は、実写画像の画素値
(R、G、B値)からなるものである。クロマキー信号
と、実写画像情報とは、画像合成部2105に出力され
る。また、実写画像の奥行き値(Z値)は、別途画像合
成部2105に入力される。この実写画像のZ値は、実
写画像とCG画像とのいずれを手前にして合成するかを
指定するものとなる。
2103から入力されたCG画像のZ値と、入力された
実写画像のZ値とを比較する。そして、実写画像のZ値
が小さい場合には、フレームバッファに保持する画素値
に代えて、実写画像情報に含まれる画素値が保持される
ようにする。これにより、実写画像の方が奥行き値が小
さい、つまり手前にある場合に、実写画像をCG画像に
重ねて表示することを可能とする。この後、フレームバ
ッファに保持された画素値が読み出されて、D/A変換
処理され、画像表示部2106において表示される。
技術による画像生成装置は、Zバッファ1703を備
え、Zバッファ法に従った隠面処理を行うことで、3次
元的に表示され得る画像を生成することができる。しか
し、一般に、Zバッファ法については、奥行き値をもっ
て単純に決定するアルゴリズムの性質上、アンチエリア
シング(anti aliasing) 処理が困難であること、また、
透明な物体の表現が行い難いことが欠点であるとされて
いる。従って、Zバッファ法を用いる従来の技術による
画像生成装置については、以下に述べる「1.アンチエ
リアシング処理に伴う問題点」と、「2.半透明物体の
扱いについての問題点」という二つの問題点が存在して
いた。
置において、コンピュータグラフィックス画像を生成す
ると、すべての表示画素はある特定のポリゴンを表示し
ている、すなわち特定のポリゴンに属するものとなる。
従って、ポリゴン同士の境界領域においては、あるポリ
ゴンに属する画素と、その画素に隣接する、他のポリゴ
ンに属する画素とが、大きく異なる画素値を有するもの
となることが生じる。例えば通常のテレビ画面程度の解
像度(resolution)において、生成した画像の表示が行わ
れるとするならば、1個の画素はその画像を見る人が十
分認識できる程度の大きさを有するものとなる。従っ
て、隣接する画素が大きく異なる画素値を有する場合に
は、ポリゴンの境界で大きく輝度が変化し、この部分が
目立ってしまう。従って、斜線や曲線を表現する場合
に、その境界部においてはジャギー(jaggy) と呼ばれる
ギザギザが生じるものとなるので、境界部が滑らかな表
示が行い得ない得ず、画質が低下することとなる。
るアンチエリアシング処理とを説明するための図であ
る。ジャギーが生じて表示が損なわれる場合の例を、図
18a)上に示す。上部の白いポリゴンと下部の黒いポ
リゴンの境界には、 はっきりとした段差が見られる。こ
れを避けるには同図b)のように、ポリゴンの境界部分
で上下のポリゴンの色を混合すればよい。そのときの混
合比は各ポリゴンが各画素に占める面積に比例させるよ
うにする。このような処理がアンチエリアシング処理と
呼ばれる画質向上のための処理である。
るための図である。アンチエリアシング処理に用いる混
合比を求めるためには、表示画素をさらに分割した「サ
ブピクセル」と呼ぶ単位を導入し、サブピクセルごとに
ポリゴンを検出する。図19において、1画素を4×4
の16個のサブピクセルに分割した例を示す。斜線領域
のサブピクセルとそれ以外の領域のサブピクセルには異
なったポリゴンが存在する。混合比は1画素に占めるサ
ブピクセルの数の比とすればよい。例えば、図の右下の
画素(16サブピクセル)では、斜線領域のポリゴン
(9サブピクセル)の混合比は16分の9と算出でき
る。
サブピクセルに分割するほど、算出する混合比はポリゴ
ンの占める面積の比に近くなる。Zバッファによる隠面
処理法において、サブピクセル分割を伴ってアンチエリ
アシング処理を実行することには、アルゴリズム上の問
題はない。しかしながら、このようにしてアンチエリア
シング処理を行うには、表示画面上のすべてのサブピク
セル分のZバッファとフレームバッファが必要となり、
多大なメモリ容量が要求されるものとなる。
B値を各8ビットとし、表示画面の大きさを、1024
×512画素としてZバッファとフレームバッファを構
成すると、バッファ容量は各1.5メガ(M)バイト、
つまり合計3Mバイトのメモリ容量が必要である。これ
に対して同じ条件で図3のように、1画素を16個のサ
ブピクセルに分割すると、その16倍の48Mバイト
(3M×16)のメモリ容量が必要となる。メモリ容量
の増大は、コスト増大につながるので、従来の技術によ
る画像生成装置においては、滑らかな表示を行い得る画
像の生成と、コスト低減との両立を図りがたい点が問題
となっていた。
色ガラスのような半透明体を表現する用途は数多くあ
る。このような対象を扱う場合には、形状データ中に透
過度と呼ぶパラメータを設定し、ポリゴンごとに透過度
の値を付与することで表現が可能となる。透過度として
は、例えば、0〜255の数値を付与するものとして表
現することができ、このような扱いをする場合には、値
「255」は不透明、値「0」は完全に透明(つまり見
えない)、中間値の場合はその値にしたがって透明度が
可変的になるものとして設定がなされる。
画素を含むこととなる複数のポリゴンのうち、最もZ値
の小さいポリゴンが半透明(透過度が255ではない)
である場合は、当該画素の表示色は、当該ポリゴンの表
示色と2番目にZ値の小さいポリゴンの表示色を透過度
に従って混合したものとなる。また、ここで2番目にZ
値の小さいポリゴンが半透明な場合はさらに3番目のポ
リゴンの表示色も混合しなければならない。
場合は、視点から最も近い、すなわち奥行きが浅い座標
を選択することとなっているため、フレームバッファに
は最もZ値の小さいポリゴンの表示色しか保持されな
い。従って、上述のように複数のポリゴンを対象として
混合処理を実現することは、図17に示す単一のフレー
ムバッファとZバッファとを備えた構成においては不可
能である。
つ、半透明物体を表現する混合処理を実現するには、透
過度を持ったポリゴンが重なる場合を考慮して、複数の
フレームバッファとZバッファを持つこととするならば
実現は可能となる。
説明するための模式図である。図20に示す例では、フ
レームバッファ、およびZバッファのそれぞれに4個の
バッファを有するものとして構成した場合を示してい
る。このようなバッファの構成とすることで、Zバッフ
ァ2011には最も小さいZ値、Zバッファ2012に
は2番目に小さいZ値、Zバッファ2013には3番目
に小さいZ値、そしてZバッファ2014には4番目に
小さいZ値が保持される。一方、フレームバッファ20
21〜2024には上記Zバッファ2011〜2014
に対応するR,G,B値が保持される。さらに、各画素
ごとに前記混合処理を実行するために、各画素ごとの透
過度を保持する透過度バッファ2031〜2034が用
いられる。
すれば、透過度に対応した処理は可能となるが、このよ
うな構成を実現するためには、フレームバッファとZバ
ッファの数に比例して必要となるメモリ容量の倍増度は
増大することになる。
は、第1の問題点に関するアンチエリアシング処理と、
第2の問題点に関する半透明物体の表現とを、同時に実
現するためには、必要なメモリ容量は両者で増大する分
の積となり、ますますコスト増大を招くこととなる。こ
こに示した例では、表示画素分のメモリ容量3Mバイト
の64倍(=16倍×4倍)である192Mバイトもの
メモリを必要とすることになる。このように、良好な画
像表示とコスト低減とを両立しがたい場合があること
が、従来の技術による画像生成装置における問題点とな
っていた。
像合成装置においては、CG生成部2110の処理によ
るCG画像については、アンチエリアシング処理を行っ
てジャギーを目立たなくすることや、半透明処理を行う
ことが可能である。しかし、このような処理を行ってC
G画像を生成し、その後に当該CG画像と実写画像とを
合成するものであるので、以下のような問題点を生ずる
こととなる。
エリアシング処理を行い得ないものとなるので、場合に
よっては画質が損なわれる点が問題となっていた。すな
わち、CG画像の背後に実写画像を合成するような場合
には、その境界で実写画像がCG画像ににじみ出ている
ように見えるものとなり、画質が低下するものであっ
た。
題となっていた。例えば、CG処理において半透明処理
を行い、不透明物体の手前に半透明物体があるようなC
G画像が得られたとする。これに対して実写画像を合成
する際には、CG画像(不透明物体+半透明物体)の背
後になるよう合成するか、手前になるよう合成するかし
か行い得ず、実写画像を不透明物体と半透明物体間に合
成するようなことはできなかった。すなわち、CG生成
においては、バッファの数だけのレベル数(図20の例
では4レベル)の前後関係を扱い得る柔軟な処理が可能
であるのに対して、CG画像と実写画像との合成処理に
おいてはかかる柔軟な処理が行い得ないものとなってい
た。
画像合成装置が、図21に示すCG生成部2110を複
数備える構成をとるものとすれば、CG画像と実写画像
との合成においても、CG生成部の個数だけ扱い得るレ
ベルを増加させることは可能ではある。すなわち、一方
のCG生成部が出力するCG画像を実写画像の背景と
し、他方のCG生成部が出力するCG画像を実写画像の
手前に重ねるような合成が可能となる。しかし、前述の
ようにCG生成部2120は、従来の技術による画像生
成装置の主要部分に相当するものであり、これを複数備
える構成とすることは、装置コストを大きく増大させる
こととなる。特に、アンチエリアシング処理や半透明処
理を行う場合には、前述のようにバッファを複数有する
ため、必要なメモリ量が大きいものとなるため、このよ
うなCG合成部を複数備える画像合成装置の構成は現実
的なものとは言えない。
る画像生成装置においては、アンチエリアシングや半透
明処理を行って画質の向上を図るならば、必要なバッフ
ァの容量が増大するため、装置コストが向上することが
問題となっていた。また、従来の技術による画像合成装
置においては、CG画像と実写画像との合成を行うに際
して、アンチエリアシングや半透明処理を応用できず、
画質の向上を図ることや柔軟な画像処理を行うことがで
きない点が問題となっていた。
のであり、装置コストを大きく上昇させることなく、ア
ンチエリアシング処理や半透明処理を実行し、良好な画
質の画像を得ることができる画像生成装置を提供するこ
とを目的とする。
画質の向上を図ることが可能な画像生成方法を提供する
ことを目的とする。
ム等において実行することにより、低廉なシステムにお
いても、画質の良好な画像を生成することが可能な画像
生成プログラムを記録したプログラム記録媒体を提供す
ることを目的とする。
合成において、装置コストを大きく上昇させることな
く、アンチエリアシング処理や半透明処理を実行し、良
好な画質の画像を得ることができる画像合成装置を提供
することを目的とする。
つ、CG画像と実写画像との合成においてアンチエリア
シング処理や半透明処理を実行し、良好な画質の画像を
得ることができる画像合成方法を提供することを目的と
する。
ム等において実行することにより、低廉なシステムにお
いても、画質の良好な画像を生成することが可能な画像
合成プログラムを記録したプログラム記録媒体を提供す
ることを目的とする。
に、本発明の請求項1にかかる画像生成装置は、3次元
座標で表現され、多角形であるポリゴンの集合である形
状データに基づいて3次元的な画像を生成する画像生成
装置において、上記ポリゴンの集合である形状データに
対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明である
か否かを識別するポリゴン識別手段と、上記形状データ
から、画像の表示単位である画素ごとの輝度と色とを示
す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示すべき奥行
きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴンが画素に
おいて占める割合を示す寄与度とを生成する画像データ
演算手段と、上記画像データ演算手段が生成した画素
値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格納する一時保
持手段と、上記一時保持手段に格納された寄与度と奥行
き値とに基づいて、上記一時保持手段に格納された画素
値を用いて表示すべき画像を生成する画像合成手段とを
備えたものである。
請求項1の装置において、上記一時保持手段は、複数の
上記奥行き値を格納するものであり、上記一時保持手段
に格納された複数の奥行き値のうち、最大の値を有する
ものと、処理対象とするポリゴンの奥行き値とを比較
し、その比較の結果に基づいて、処理対象とするポリゴ
ンの表示を行うか否かを決定する奥行き合成手段をさら
に備えたものである。
請求項1の装置において、上記一時保持手段は、複数の
領域を有するものであり、上記一時保持手段が有する複
数の領域に対するデータの入出力を制御するバッファ制
御手段をさらに備えたものである。
請求項1の装置において、上記画像データ演算手段は、
上記形状データの単位である表示画素の1個を、縦M
列、横M行(M≧2)のサブピクセルに分割し、上記分
割により生成した合計M×M個のサブピクセルのうち、
M個のサブピクセルをサンプリングして、上記サンプリ
ングしたサブピクセルが、処理対象とするポリゴンに含
まれるか否かを判定することによって、上記寄与度を生
成するものである。
請求項4の装置において、上記画像データ演算手段は、
上記サンプリングするM個のサブピクセルを、1画素内
における同一の縦の列、及び横の行で重ならないように
選択するものである。
請求項5の装置において、上記画像データ演算手段は、
上記サブピクセルの選択において、特定の位置のサブピ
クセルを、当該ポリゴンが不透明か否かにかかわらず、
全てのポリゴンにおいてサンプリングするものである。
請求項2の装置において、上記形状データを、複数のポ
リゴン群に分割し、各ポリゴン群を部分形状データとし
て出力する形状データ分割手段をさらに備え、上記ポリ
ゴン識別手段、上記画像データ演算手段、および上記奥
行き合成手段をそれぞれL個備え、上記L個の奥行き合
成手段は、直列に接続され、前段の奥行き合成手段から
の出力を後段の奥行き合成手段に順次転送するものであ
る。
請求項7の装置において、上記L個の奥行き合成手段
は、後段に転送する出力を、奥行きの順に並べるもので
ある。
3次元座標で表現され、多角形であるポリゴンの集合で
ある形状データに基づいて3次元的な画像を生成する画
像生成方法において、上記ポリゴンの集合である形状デ
ータに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明
であるか否かを識別するポリゴン識別ステップと、上記
形状データから、画像の表示単位である画素ごとの輝度
と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示
すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴ
ンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成する
画像データ演算ステップと、上記画像データ演算手段が
生成した画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格
納する一時保持ステップと、上記一時保持ステップにお
いて格納された寄与度と奥行き値とに基づいて、上記一
時保持ステップにおいて格納された画素値を用いて表示
すべき画像を生成する画像合成ステップとを含むもので
ある。
ラム記録媒体は、3次元座標で表現され、多角形である
ポリゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な
画像を生成する画像生成プログラムを記録したプログラ
ム記録媒体において、上記ポリゴンの集合である形状デ
ータに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明
であるか否かを識別するポリゴン識別ステップと、上記
形状データから、画像の表示単位である画素ごとの輝度
と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示
すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴ
ンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成する
画像データ演算ステップと、上記画像データ演算手段が
生成した画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格
納する一時保持ステップと、上記一時保持ステップにお
いて格納された寄与度と奥行き値とに基づいて、上記一
時保持ステップにおいて格納された画素値を用いて表示
すべき画像を生成する画像合成ステップとを含む画像生
成プログラムを記録したものである。
は、3次元座標で表現され、多角形であるポリゴンの集
合である形状データに基づいて3次元的な画像を生成
し、上記生成した画像を実写画像と合成し、合成画像を
生成する画像合成装置において、上記ポリゴンの集合で
ある形状データに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴ
ンが不透明であるか否かを識別するポリゴン識別手段
と、上記形状データから、画像の表示単位である画素ご
との輝度と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴ
ンを表示すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であ
るポリゴンが画素において占める割合を示す寄与度とを
生成する画像データ演算手段と、上記画像データ演算手
段が生成した画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞ
れ格納する一時保持手段と、上記実写画像を処理して、
輝度と色とを示す実写画像画素値と、上記実写画像が表
示単位である画素において占める割合を示す実写画像寄
与度とを生成する実写画像処理手段と、上記一時保持手
段に格納された寄与度と奥行き値と、上記実写画像処理
手段が生成する実写画像寄与度と、あらかじめ設定され
た実写画像奥行き値とに基づいて、上記一時保持手段に
格納された画素値と、上記実写画像処理手段が生成する
実写画像画素値とを用いて、表示すべき画像を生成する
画像合成手段とを備えたものである。
は、請求項11の装置において、上記一時保持手段は、
複数の上記奥行き値を格納するものであり、上記一時保
持手段に格納された複数の奥行き値のうち、最大の値を
有するものと、処理対象とするポリゴンの奥行き値とを
比較し、その比較の結果に基づいて、処理対象とするポ
リゴンの表示を行うか否かを決定する奥行き合成手段を
さらに備えたものである。
は、3次元座標で表現され、多角形であるポリゴンの集
合である形状データに基づいて3次元的な画像を生成
し、上記生成した画像を実写画像と合成し、合成画像を
生成する画像合成方法において、上記ポリゴンの集合で
ある形状データに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴ
ンが不透明であるか否かを識別するポリゴン識別ステッ
プと、上記形状データから、画像の表示単位である画素
ごとの輝度と色とを示す画素値と、処理対象であるポリ
ゴンを表示すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象で
あるポリゴンが画素において占める割合を示す寄与度と
を生成する画像データ演算ステップと、上記画像データ
演算手段が生成した画素値、奥行き値、および寄与度を
それぞれ格納する一時保持ステップと、上記実写画像を
処理して、輝度と色とを示す実写画像画素値と、上記実
写画像が表示単位である画素において占める割合を示す
実写画像寄与度とを生成する実写画像処理ステップと、
上記一時保持ステップにおいて格納された寄与度と奥行
き値と、上記実写画像処理ステップにおいて生成された
実写画像寄与度と、あらかじめ設定された実写画像奥行
き値とに基づいて、上記一時保持ステップにおいて格納
された画素値と、上記実写画像処理ステップにおいて生
成する実写画像画素値とを用いて、表示すべき画像を生
成する画像合成ステップとを含むものである。
ラム記録媒体は、3次元座標で表現され、多角形である
ポリゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な
画像を生成し、上記生成した画像を実写画像と合成し、
合成画像を生成する画像合成プログラムを記録したプロ
グラム記録媒体において、上記ポリゴンの集合である形
状データに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不
透明であるか否かを識別するポリゴン識別ステップと、
画素を単位とする上記形状データに対して、輝度と色と
を示す画素値と、ポリゴンを表示すべき奥行きを示す奥
行き値と、ポリゴンが、表示単位である画素において占
める割合を示す寄与度とを生成する画像データ演算ステ
ップと、上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥
行き値、および寄与度をそれぞれ格納する一時保持ステ
ップと、上記実写画像を処理して、輝度と色とを示す実
写画像画素値と、上記実写画像が表示単位である画素に
おいて占める割合を示す実写画像寄与度とを生成する実
写画像処理ステップと、上記一時保持ステップにおいて
格納された寄与度と奥行き値と、上記実写画像処理ステ
ップにおいて生成された実写画像寄与度と、あらかじめ
設定された実写画像奥行き値とに基づいて、上記一時保
持ステップにおいて格納された画素値と、上記実写画像
処理ステップにおいて生成する実写画像画素値とを用い
て、表示すべき画像を生成する画像合成ステップとを含
む画像合成プログラムを記録したものである。
態1による画像生成装置は、ポリゴンデータを3分割
し、それぞれを独立に並列処理するものであり、ポリゴ
ンが不透明である場合にのみアンチエリアシング処理を
行うものである。以下に本実施の形態1による画像生成
装置の構成、及び動作を図面を参照しながら説明する。
図1は本実施の形態1における画像生成装置の全体構成
を示す図である。図示するように、本実施の形態1によ
る画像生成装置は、形状データ分割手段101、形状デ
ータバッファ102a〜102c、画像生成部103a
〜103c、奥行き合成回路104a〜104c、混合
比演算回路105、画素混合回路106、画像表示装置
107、および同期信号発生器108を備えたものであ
り、従来の技術による画像生成装置と同様に、表示され
るべき物体をポリゴンとして扱い、3次元座標として記
述した形状データを用いるものである。
である全てのポリゴンのデータを、ポリゴン単位で3分
割して3個の部分形状データを生成し、それらを3個の
形状データバッファ102a、102b、および102
cにそれぞれ出力する。形状データバッファ102a、
102b、および102cは、入力された部分形状デー
タを保持す。
は、それぞれが接続された形状データバッファ102
a,102b,102cからそれぞれが保持する部分形
状データに含まれる各ポリゴンデータを読み出し、これ
らを処理することによって、各画素ごとのZ値とR,
G,B値を求めるとともに、各ポリゴンが画素において
占める割合である寄与度を求める。この寄与度は、本実
施の形態1において、不透明なポリゴンに対してのみア
ンチエリアシング処理に用いられ、他のポリゴンには半
透明処理のための透過度として用いられるものとなる。
また、本実施の形態1では、画像生成部103a、10
3b、および103cのそれぞれにおける処理は独立し
て実行されるものである。また、画像生成部103a、
103b、103cはその内部に、Zバッファ、フレー
ムバッファ、及び寄与度バッファをそれぞれ備え、各バ
ッファは1画素あたり4個ずつのZ値、R,G,B値、
及び寄与度を保持することができる。したがって、最も
奥行き値の小さいポリゴンから順に4個のポリゴンのZ
値、R,G,B値、及び寄与度を保持することになる。
4cは互いに線形に接続され、前段(104a、104
b、104cの順)の奥行き合成回路から入力されたZ
値と、当該奥行き合成回路が接続されている画像生成部
から入力されたZ値とを比較し、その比較結果に従って
Z値、画素値(R,G,B値)、及び寄与度を選択して
出力する。それぞれの入力ポートには1画素ごとに4組
のZ値、画素値、及び寄与度が入力されるので、合計8
組の値が入力され、その中から奥行きの小さい4組を選
択することになる。ただし、最前段となる奥行き合成回
路104aについては、画像生成部103aが出力した
Z値、画素値、及び寄与度のみが入力されるものとな
り、これをそのまま後段の奥行き合成回路104bに出
力する。本実施の形態1においては、奥行き合成回路1
04a〜104cが奥行き合成手段を実現するものであ
る。
合成回路104cに接続され、寄与度とZ値から4組の
画素値(R,G,B値)の混合比を算出し、該算出した
混合比を後述する画素混合回路106に出力する。この
混合比は、本実施の形態1において、不透明なポリゴン
に対してはアンチエリアシング処理のためのものとな
り、他のポリゴンに対しては半透明処理のためのものと
なる。画素混合回路106は、最後段の奥行き合成回路
104cと混合比演算回路105とに接続され、奥行き
合成回路104cから入力するR,G,B値を、混合比
演算回路105から入力する混合比に従って混合し、表
示画素単位の画素値(R,G,B値)を得る。画像表示
装置107は、画素混合回路106において得られた値
を用いて、生成した画像を表示する。ここでは、画像表
示装置107に表示される画像は横(X方向)は102
4画素で、縦(Y方向)は512画素の大きさとする。
本実施の形態1では、混合比演算回路105と画素混合
回路106とによって画像合成手段を実現するものとな
っている。
れた場合はこれに同期して、入力されない場合は独自の
タイミングで同期信号を発生する。同期信号は奥行き合
成回路104a,104b,104cを順に通過する。
奥行き合成回路104a,104b,104c内では、
入力された同期信号に従って処理をすることにより、表
示画像上の同一の画素に対して奥行き合成処理が実行さ
れるように調整する。
おいて、同期信号に基づくタイミング制御信号が生成さ
れ、このタイミング制御信号は各画像生成部に出力さ
れ、画像生成部内で用いられることとなる。
画像生成装置を構成する各部の内部構成を示す図、また
は、作用を説明するための図である。以下に、図1を参
照しつつ、図2から図13を用いて、本実施の形態1の
画像生成装置における画像生成の際の動作を説明する。
本実施の形態1による画像生成装置に、形状データが入
力されると、形状データは形状データ分割手段101に
よって分割され、部分形状データ(1つ以上のポリゴン
データを含む。)がそれぞれ、形状データバッファ10
2a、102b、および102cに入力されて保持され
る。そして、それぞれが保持するポリゴンデータが、画
像生成部103a、103b、および103cにより読
み出されて処理される。
示す図である。本実施の形態1では、画像生成部103
a〜103cは同一の内部構成を有するものであり、1
03b、および103cも図2に示す内部構成を有する
ものである。図示するように、画像生成部103a(1
03b、および103cも同様)は、幾何変換部103
1、画素生成回路1032、ポリゴン識別回路103
3、画像データ演算回路1034、Zバッファ制御回路
1035、ダブルバッファ制御回路1036、第1、お
よび第2のバッファ群(Zバッファ、フレームバッフ
ァ、および寄与度バッファ)1037a、および103
7b、フレームアドレス生成回路1038を備えたもの
である。
ァから読み出されたポリゴンデータに対して、座標系を
変換する幾何変換処理を行う。これによりポリゴンデー
タは、出力画像上の座標系であるスクリーン座標系に変
換される。画素生成回路1032は、変換されたポリゴ
ンデータをサブピクセル単位に分解し、ポリゴンの内部
に存在するサブピクセルを抽出し、サブピクセルごとに
画素値とZ値とを生成する。ポリゴン識別回路1033
は、画素生成回路1032の出力に基づいて、ポリゴン
が不透明か半透明かを識別する。画像データ演算回路1
034は、ポリゴンのサブピクセルのパターンに基づい
て、各画素の寄与度を算出する。
たスクリーン座標値(X,Y)に対応するZ値を、Zバ
ッファから読み出す。ダブルバッファ制御回路1037
は、第1、および第2のバッファ群1037a、および
1037bを、Zバッファ制御回路1035により制御
される組と、フレームアドレス生成回路1038により
制御される組とに振り分ける。
a、および1037bは、図示するように、ダブルバッ
ファ化されたZバッファ、フレームバッファ、および寄
与度バッファであり、バッファへの書き込みと、バッフ
ァからの読み出し処理とは、異なるバッファに対して並
行的に実行できるようになっている。また、各バッファ
は各画素ごとに4組の数値を保持できるように表示画素
分の4倍の容量を持つものとしている。したがって、そ
れぞれのバッファ群中のZバッファは、24(ビット)
×1024(画素)×512(画素)×4(倍)で6M
バイトの容量を持つことになる。同じく、フレームバッ
ファも6Mバイトの容量を有し、寄与度バッファは2M
バイトの容量を有する。バッファのアドレス空間は2M
ワード分あり、従ってアドレスのビット幅は21ビット
である。21ビットのうちの上位10ビット(ビット2
0〜12)がY座標、ビット11からビット2までがX
座標、最下位の2ビット(ビット1と0)が4組の数値
を保持するためのインデックスである。
バッファ、フレームバッファ、寄与度バッファのアドレ
スをシリアルに生成する。図1に示す同期信号発生器1
08が出力する同期信号は、奥行き合成回路104a
(104b、104c)に入力され、後述するように、
奥行き合成回路104a(104b、104c)におい
ては、同期信号に基づいてタイミング制御信号が生成さ
れる。タイミング制御信号は、奥行き合成回路104a
(104b、104c)から画像生成部103a(10
3b、103c)に入力され、画像生成部103a内部
において、フレームアドレス生成回路1038に入力さ
れる。フレームアドレス生成回路1038におけるアド
レス生成処理は、このタイミング制御信号に同期して行
われるものとなる。以上の構成において本実施の形態1
では、、ポリゴン識別回路1033がポリゴン識別手段
を実現し、画像データ演算回路1034が画像データ演
算手段を実現するものとなっている。
3b、103c)の動作を説明する。図1において、形
状データバッファ102aから読み出されたポリゴンデ
ータは、図2に示す画像生成部103a内部の幾何変換
部1031において、出力画像上の座標系であるスクリ
ーン座標系に変換される。座標変換されたポリゴンデー
タは、図2に示す画素生成回路1032に出力される。
クセル単位に分解し、ポリゴンの内部に存在するサブピ
クセルを抽出する。図3は、この処理を説明するための
概念図である。同図の左上に「画素」として示した大き
さが、1個の表示画素の大きさである。同図において
は、全体として横7画素、縦5画素の領域を表示してい
る。また、小さい正方形がサブピクセルを示している。
図3では1画素を縦、横方向それぞれ4個の合計16個
のサブピクセルに分割している。ポリゴンは太い線で囲
まれた3角形であり、図においてポリゴン内部のサブピ
クセルを斜線で示している。画素生成回路1032で
は、図示するようなサブピクセルへの分割と、ポリゴン
内部のサブピクセルの抽出が行われ、図3において斜線
で示されたすべてのサブピクセルについて、Z値と、画
素値(R,G,B値)とが求められる。各値のビット幅
はZ値が24ビット、R,G,B値が各8ビットであ
る。
は、ポリゴンごとに、当該ポリゴンの透明性を示す透過
度があらかじめ設定されている。透過度のビット幅は8
ビットで、その値が255(10進)の時に不透明、0
の時に完全に透明である。中間の値の場合は値に応じて
半透明になる。したがって、透過度が0のポリゴンは実
質的に存在しないものとして扱われることになる。
ルのZ値、R,G,B値と透明度とがポリゴン識別回路
1033に出力され、ポリゴン識別回路1033は、ポ
リゴンの透過度が値255であるか否かによって、不透
明か半透明かを識別する。ポリゴン識別回路1033か
らは、画像データ演算回路1034に対して、「不透
明」か「半透明」かを示す識別結果が出力される。
のサブピクセルのパターンから各画素の寄与度を算出す
る。図4は、この処理を説明するための概念図である。
同図の左上に「画素」として示した大きさが、1個の表
示画素の大きさである。1個の表示画素は16個のサブ
ピクセルに分割されており、図2を用いて説明したよう
に、画素生成回路1032における処理では、すべての
サブピクセルについてポリゴンの内部にあるかどうかを
判定するものである。これに対して、画像データ演算回
路1034では、一部のみを用いて処理を行う。画像デ
ータ演算回路1034におけるこの処理は、ポリゴン識
別手段1033から取得する識別結果が「不透明」を示
す場合と「半透明」を示す場合とで異なるものとなる。
すなわち、本実施の形態1においては、ポリゴンが不透
明である場合にのみアンチエリアシング処理を実行する
ものである。
ータ演算回路1034は、1個の表示画素に相当する1
6個のサブピクセルのうちの4個だけをサンプリングし
て寄与度を算出する。図4の二重丸印と丸印とは、不透
明なポリゴンにおいてサンプリングするサブピクセルの
位置を示している。画像データ演算回路1034は、そ
れぞれのサブピクセルにおいてポリゴン内にある場合は
「1」、ない場合は「0」とする4ビットの数値を算出
し、これからルックアップテーブルを参照することで寄
与度を求める。図5は、画像データ演算回路1034が
用いるルックアップテーブルを示す図である。同図a)
に示すテーブルは、入力値が2進数表記で1になってい
るビットの数に応じて0個、1個、2個、3個、4個の
場合に寄与度が各々0、64、128、192、255
となるようなものである。
素のスクリーン座標値(X,Y)と寄与度とをZバッフ
ァ制御回路1035(図2)に出力する。画像データ演
算回路1034は、また、Z値と画素値(R,G,B
値)とをも、Zバッファ制御回路1035に出力する
が、これらはサブピクセルごとに異なるものであるの
で、画像データ演算回路1034は、4個のサブピクセ
ル中のいずれか1個をセレクタにおいて選択する。画像
データ演算回路1034における選択は、図5b)のよ
うなルックアップテーブルを参照して求める。図5b)
に示すテーブルでは、選択するサブピクセルを示す値
が、入力値において、2進数表記で1になっているビッ
トのビット位置を示す値となっているものであり、複数
のビットが1になっている場合は、より中央に近い位置
を示すような値になっている。これは、中央に近い位置
の方が適切に当該画素を代表し得る可能性が高いからで
ある。
路1033から出力された識別結果が「不透明」を示し
ていた場合のものである。これに対して、識別結果が
「半透明」を示す場合には、図4における二重丸の位置
のサブピクセルだけをサンプリングする。二重丸の位置
のサブピクセルがポリゴン内にない場合は(たとえ他の
サブピクセルがポリゴン内にある場合でも)入力された
Z値と画素値とは破棄する。二重丸の位置のサブピクセ
ルがポリゴン内にある場合は、当該画素のスクリーン座
標値(X,Y)と二重丸の位置のサブピクセルのZ値と
画素値(R,G,B値)、及び寄与度をZバッファ制御
回路35に出力する。なお、半透明なポリゴンについて
はポリゴンの透過度の値を寄与度とする。画像データ演
算回路1034においてサンプリングするサブピクセル
の位置は必ずしも図4に従わなくても同様の効果が得ら
れるものであるが、適切な結果を得るためには、縦の列
および横の行で重ならないようにサンプリングすべきで
あり、さらに斜め方向においても重ならない方が望まし
いものとなる。
は、入力されたスクリーン座標値(X,Y)に対応する
Z値とをZバッファから読み出す。Zバッファの読み出
しアドレスは21ビット幅であり、Y座標をビット20
〜12、X座標をビット11〜2に対応させた値であ
る。最下位の2ビットは1画素に対して保持している4
組の数値を区別するインデックスであり、0から3まで
変化させて4組のZ値をすべて読み出す。読み出した4
個のZ値は互いに比較され、最も値の大きいZ値だけが
取り出される。そして、取り出されたZ値は画像データ
演算回路1034から入力されたポリゴンのZ値と比較
される。この際にポリゴンのZ値の方が大きいかまたは
両者が等しい場合は、以降の処理を行うことなく、入力
されたZ値、R,G,B値と寄与度は破棄される。一
方、ポリゴンのZ値の方が小さい場合は、最も値の大き
いZ値が保持されていたアドレスにポリゴンのZ値を書
き込む。同時にフレームバッファと寄与度バッファに対
しても、Zバッファと同じアドレスにポリゴンのR,
G,B値と寄与度を書き込む。
バッファ制御回路1035における回路構成を示す摸式
図である。図2に示すようにZバッファ制御回路103
5には、画像データ演算回路1034からZ値、画素値
(R,G,B値)、および寄与度(計56ビット)が入
力され、また、ダブルバッファ制御回路1036を介し
て、Zバッファから順に4個のZ値(24ビット)が入
力される。Z値レジスタ690は、タイミング制御回路
691からの制御に従って、最初のZ値が入力されるタ
イミングにおいてクリアされ、以降は次にクリアされる
までロードされた値を保持する。
ファZ値と表記する。)は、第1の比較回路692に入
力される。また、Z値レジスタが保持する値(以下レジ
スタZ値と表記する。)も第1の比較回路692に入力
される。第1の比較回路692においては、バッファZ
値とレジスタZ値との比較が行われ、その結果、バッフ
ァZ値の方が大きい場合のみ、第1の比較回路692か
らZ値レジスタ690にバッファZ値がロードされ、Z
値レジスタ690は、ロードされた値をレジスタZ値と
して保持することとなる。
入力され、上記の処理が実行された後には、Z値レジス
タ690には、当該4個のZ値のうち、最も大きい値の
ものが、レジスタZ値として残ることとなる。このレジ
スタZ値を最大レジスタZ値とする。最大レジスタZ値
は、Z値レジスタ690から第2の比較回路693に入
力される。
力されたZ値(以下演算Z値と表記する。)が第2の比
較回路693に入力され、第2の比較回路693におい
て、演算Z値と最大レジスタZ値とが比較され、その結
果が書き込みアドレス生成回路694に出力される。書
き込みアドレス生成回路694は、第2の比較回路59
3から入力された比較結果が、演算Z値の方が小さい旨
を示す場合のみ、書き込みアドレスを生成する。書き込
みアドレス生成回路594には、第1の比較回路692
からも比較結果が入力され、書き込みアドレス生成回路
694は、書き込みアドレスの生成を行う場合に、比較
回路692の比較結果を用いて最下位の2ビットを制御
する。
1035において、以上のような処理がなされた後、図
2において、Zバッファ制御回路1035からはダブル
バッファ制御回路1036に対して、書き込みアドレス
が出力される。また、画像データ演算回路1034から
Zバッファ制御回路1035に入力されたZ値、R,
G,B値、および寄与度は、書き込みデータとしてダブ
ルバッファ制御回路1036に出力される。ダブルバッ
ファ制御回路1036は各バッファへの書き込み制御を
行い、入力された書き込みアドレスに、入力された書き
込みデータを書き込むことで、前述のようにポリゴンの
Z値が小さい場合にのみ各バッファの書き換えがなされ
ることとなる。
38は、同期信号発生器108から奥行き合成回路10
4aを介して入力されたタイミング制御信号(図1)に
同期して、Zバッファ、フレームバッファ、寄与度バッ
ファのアドレスをシリアルに生成する。図7は、アドレ
ス生成処理を実現するフレームアドレス生成回路103
8の構成を示す模式図である。図示するようにフレーム
アドレス生成回路1038は、第1のカウンタ1038
1と第2のカウンタ10382を備えている。第1のカ
ウンタ10381は、アドレスのビット11〜0をカウ
ント処理するものであり、水平同期信号でクリアされ、
常時カウントアップされるカウンタを用いてアドレスを
生成する。なお、アドレスのビット11〜0をカウント
アップする周波数は1画素の表示時間の逆数(ドットク
ロックサイクル)の4倍である。したがって、第1のカ
ウンタ10381は1画素の表示時間中に4回カウント
アップする。
ット19〜12をカウント処理するものであり、垂直同
期信号でクリアされ、水平同期信号でカウントアップさ
れるカウンタを用いてアドレスを生成する。第1、及び
第2のカウンタがこのようなカウント処理をする結果、
同期信号に同期して対象となる画素の4組の数値を順に
アクセスすることになり、Zバッファ、フレームバッフ
ァ、寄与度バッファからは1画素内の4組の数値が順に
出力される。
7は、2組のバッファ群(Zバッファ、フレームバッフ
ァ、および寄与度バッファ)1037a、および103
7bを、Zバッファ制御回路1035によって制御され
る組と、フレームアドレス生成回路1038によって制
御される組とに振り分けるために存在する。この振り分
けは垂直同期信号ごとに切り替わる。すなわち、フレー
ムごとにバッファが切り替わることになる。
置の動作の説明を続ける。画像生成部103a,103
b,103cは、それぞれ奥行き合成回路104a,1
04b,104cと接続され、上記の処理によって生成
し、その内部に保持しているZ値、画素値(R,G,B
値)、及び寄与度を各奥行き合成回路に出力する。
ているものであるが、奥行き合成回路間で転送される4
組の値は、Z値が小さい順に並べ換えられている。ここ
で並べ換えた4組の値をそれぞれレベル0,レベル1,
レベル2,レベル3と呼ぶこととする。以下に、奥行き
合成回路104a、104b、104cの詳細な構成
と、その動作とについて図を参照しながら説明する。
を示すものである。図示するように、奥行き合成回路1
04bは、Zソート回路1041、Z比較回路104
2、およびタイミング制御回路1043を備えている。
接続されている画像生成部3bから入力されるZ値、画
素値(R,G,B値)、及び寄与度は、奥行き合成回路
104b内部のZソート回路1041において処理され
る。Zソート回路1041では1画素に対応する4組の
Z値、画素値、および寄与度を、Z値の小さい順に並べ
換え、後述するZ値比較回路1042が生成するレベル
制御信号に応じた値を出力する。例えば、レベル制御信
号として0という値が入力されると、4組の入力順とは
無関係に最もZ値の小さい組の値が出力される。
奥行き合成回路104aから入力されるZ値4個と、Z
ソート回路1041内のZ値4個との合計8個を比較
し、よりZ値の小さい4組のZ値、画素値、および寄与
度を選択して、次段の奥行き合成回路104cに出力す
る。この選択は、上述のように、Zソート回路1041
に対してレベル制御信号を出力し、対応する組の値を取
得することで行う。
発生器108から入力される同期信号(図1)に同期し
てタイミング制御信号を生成し、これをZソート回路1
041と、Z値比較回路1042とに出力する。また、
画像生成部103bに対しても、タイミング制御信号を
出力する(図1、図8)。
Zソート回路1041の内部構成を示す図である。図示
するように、Zソート回路1041は、第1のZ値レジ
スタ10411、第2のZ値レジスタ10412、第3
のZ値レジスタ10413、第1の比較回路1041
4、第2の比較回路10415、第3の比較回路104
16、アドレス生成回路10417、および2ポートメ
モリ10418を備えている。
10413は、それぞれ入力されたZ値を保持する。第
1から第3の比較回路10414〜10416は、それ
ぞれ対応するZ値レジスタが保持するZ値と、画像生成
部103bから入力されるZ値とを比較する。アドレス
生成回路10417は、第1から第3の比較回路の比較
結果に基づいて、2ポートメモリ10418における読
み出しアドレスと書き込みアドレスとを生成する。
1041(図8)に、Z値、画素値(R,G,B値)、
および寄与度が入力され、これらは、56ビット×8ワ
ード構成の2ポートメモリ10418に格納される。こ
の際に、後述するアドレス生成回路10417より入力
される書き込みアドレスは1づつ加算されたものとなっ
て、1画素内の4組の入力値は、入力された順に異なっ
たアドレスに格納されることとなる。
内において、Z値レジスタ10411にも格納される。
図示する第1から第3のZ値レジスタ10411、10
412、および10413は、全体としてシフトレジス
タを構成しており、Z値が入力されるごとに、すなわち
1サイクルごとに、第1から第2、第2から第3にと、
保持する値がシフトされる。
値)は、第1の比較回路10414に入力される。第1
の比較器10414には、当該サイクルにおいて入力さ
れたZ値である入力Z値も入力され、第1保持Z値と比
較される。第1の比較回路10414は、比較結果を保
持するものであり、当該サイクルにおける比較結果と、
1サイクル前、および2サイクル前の比較結果を信号C
P1としてアドレス生成回路10417に出力する。
入力Z値と、第2のZ値レジスタ10412の保持する
値(第2保持Z値)との比較結果と、1サイクル前の比
較結果を信号CP2としてアドレス生成回路10417
に出力する。第3の比較器10416は、当該サイクル
の入力Z値と、第3のZ値レジスタ10413の値との
比較結果を、信号CP3として、アドレス生成回路10
417に出力する。
4組の数値の入力が終了すると、第1から第3比較器よ
り出力される信号CP1〜CP3が示す値を用いて、4
組の数値をZ値順に並べ換えることが可能になる。アド
レス生成回路10417は、後述するZ値比較回路10
42(図8)からレベル制御信号を入力するものであ
り、このレベル制御信号に合わせた読み出しアドレスを
生成する。2ポートメモリ10418は前述のように8
ワード構成になっているものであり、4ワードを入力
し、これをZ値のレベル順に並べ換えて出力している間
に、次の画素のための4ワードを入力することができ
る。すなわち2ポートメモリ10418はダブルバッフ
ァ化されたメモリである。
ソート回路1041からZ値比較回路1042に出力さ
れるZ値、画素値(R,G,B値)、および寄与度は、
Z値比較回路1042が出力したレベル制御信号に対応
したレベルのものとなる。
成を示す図である。図示するように、Z値比較回路10
42は、FIFOメモリ10421、制御回路1042
2、比較器10423、およびセレクタ10424を備
えている。FIFOメモリ10421は、図8に示すよ
うに奥行き合成回路104aから入力されるZ値、画素
値、および寄与度を保持する。FIFOメモリ1042
1は、データを書き込んだ順に読み出す(FIFO:Fi
rst In First Out) ことのできるメモリであり、図10
では前段の奥行き合成回路104aと接続する側が書き
込みポートであり、比較器10423、およびセレクタ
10424と接続する側が読み出しポートである。FI
FOメモリ10421は、Z値、画素値、及び寄与度の
値を2組保持できる容量(2ワード長)を備えている。
に基づいてレベル制御信号を生成し、当該Z値比較回路
1042全体を制御する。比較器10423は、FIF
Oメモリ10421が保持するZ値と、Zソート回路1
041から入力されたZ値とを比較する。セレクタ10
424は、制御回路10422の制御に従って、FIF
Oメモリ10421が保持する値と、Zソート回路10
41から入力された値とのいずれかを選択して出力す
る。
に対して、奥行き合成回路104aからは、サイクルご
とにレベル0、1、2、3のZ値、画素値、および寄与
度が入力される。制御回路10422は、FIFOメモ
リ10421に対して、レベル0のこれらの値が入力さ
れる前にリセットを指示する信号を出力し、FIFOメ
モリ10421はこれによりリセットされる。あるサイ
クルにおいてレベル0の諸値が入力されると、その値は
FIFOメモリ10421に書き込まれ、次のサイクル
においてFIFOメモリ10421から出力される。
21からZ値が出力される(比較器入力B)。比較器1
0423には、Zソート回路1041から出力されるZ
値も入力され(比較器入力A)、比較器10423で
は、FIFOメモリ10421からのZ値(A)と、Z
ソート回路1041からのZ値(B)とが比較され、比
較結果は制御回路10422に入力される。
ら取得した比較結果に対応し、セレクタ10424の選
択を制御する信号(選択制御信号)を生成して、これを
セレクタ10424に出力する。選択制御信号は、制御
回路10422に入力された比較結果が「A≦B」を示
すものであった場合は、Zソート回路41の出力を選択
すべき旨を示すものとなり、比較結果が「A>B」を示
すものであった場合は、FIFOメモリ10421の出
力を選択すべき旨を示すものとなる。
ル制御信号は、制御回路10422に入力される比較結
果が、「A≦B」を示すものであった場合に、当該サイ
クルの次のサイクルでカウントアップする。
モリ10421に対してリード制御信号を出力するが、
この信号は比較結果が「A>B」であった場合、そのサ
イクルにおいてのみ値「1」となって出力されるもので
あり、これに対応してFIFOメモリ10421では、
次のサイクルにおいて次の値が読み出せることとなる。
一方、FIFOメモリ10421に対してのライト制御
信号は、奥行き合成回路104aからの入力がある場合
当該サイクルで値「1」となり、FIFOメモリ104
21に書き込みがされることとなる。しかし、書き込み
を行うことにより、FIFOメモリ10421の内部に
おいて、書き込まれて読み出されていないデータが3個
以上になる場合は書き込まない。FIFOメモリ104
21の容量がデータ2組分であるためである。なお、奥
行き合成回路104aから入力される4レベルのデータ
は、前述のようにZ値の順に並べ換えられているもので
あるため、FIFOメモリ10421において3組以上
のデータを保持する必要はない。2組保持された時点で
3組目のデータは入力値に関わらず必要とされないこと
が確定する。従って、このような場合には上記のように
書き込みを行わないものとしても支障がないこととな
る。図11は、Z値比較回路1042の動作例を示す図
である。同図a)、およびb)は、比較器10423に
おける比較結果が異なったものとなる2種類の例を示し
ている。
するZ値、画素値、および寄与度は、図8に示すZ値比
較回路1042の出力になり、また、図1における奥行
き合成回路104bの出力となって、奥行き合成回路1
04cに出力される。奥行き合成回路104bの内部構
成、および動作は以上のようなものである。これに対し
て、奥行き合成回路104aについては、その接続され
る画像生成部は103aとなり、前段の奥行き合成回路
は存在しない。このため前段からのZ値の入力ポートに
は表現できる最大の値が入力されている。また奥行き合
成回路104aの後段には奥行き合成回路104bが接
続される。また、奥行き合成回路104cについては、
その接続される画像生成部は103cとなり、その前段
には奥行き合成回路104bが接続され、その後段には
奥行き合成回路ではなく、混合比演算回路105と、画
素混合回路106とが接続される。上記の接続関係を除
いて、奥行き合成回路104a、および104cは、図
8に示す奥行き合成回路104bと同等の内部構成を有
し、その動作も上述の奥行き合成回路104bの動作と
同様のものとなる。
置の動作の説明を続ける。図示するように、奥行き合成
回路104cからは、選択されたZ値と寄与度とが混合
比演算回路105に、また、選択された画素値(R,
G,B値)が画素混合回路106に出力される。そし
て、奥行き合成回路104a〜104cを経由した同期
信号が、混合比演算回路105と画素混合回路106と
に出力される。
から、4組の画素値(R,G,B値)の混合比を算出
し、これを後述する画素混合回路106に出力する。以
下に、混合比演算回路105の詳細な構成と動作につい
て図を参照しながら説明する。図12は混合比演算回路
105の内部構成を示すものである。図示するように、
混合比演算回路105は加算器1051、アルファレジ
スタ1052、インバータ1053、セレクタ105
4、ANDゲート1055、および制御回路1056を
備えている。
より、入力されたレベルの寄与度を合計した値を取得す
る。アルファレジスタ1052、インバータ1053、
セレクタ1054、およびANDゲート1055は、加
算器1051が取得した結果に基づいて、画素混合回路
106に対する出力となる混合比を算出する。制御回路
1056は、混合比演算回路105全体を制御する。
に対しては、奥行き合成回路104cから、サイクルご
とにレベル0、1、2、3の寄与度が入力される。混合
比演算回路105内部(図12)において、レベル0の
寄与度が入力される前に、制御回路1056は、アルフ
ァレジスタ1052に対してリセットを指示する信号を
生成して出力し、この信号によりアルファレジスタ10
52の保持する値はクリアされる。各レベルの値が入力
されると、アルファレジスタ1052の値は加算器10
51により積算され、アルファレジスタ1052は、こ
れをアルファ値として保持する。
していった寄与度の総和が100%(8ビットの値で2
55)になった場合には、制御回路1056に対してキ
ャリーを出力する。制御回路1056は、加算器105
1からのキャリーを検出するまでは、奥行き合成回路1
04cから入力された寄与度がそのまま混合比として画
素混合回路106に出力されるように、セレクタ105
4とANDゲート1055とを制御する。制御回路10
56からの制御に従って、セレクタ1054はB側を選
択する。また、制御回路1056からANDゲート10
55に出力される信号は、すべてのビットが「1」とな
る。
場合、制御回路1056は、当該サイクルではアルファ
値の1の補数(one's-compllement) が出力されるように
制御する。この制御に従って、セレクタ1054はA側
を選択し、インバータ1053において反転されたアル
ファ値が選択されることから、アルファ値の1の補数が
出力されるものとなる。また、制御回路1056からA
NDゲート1055に出力される信号は、すべてのビッ
トが「1」となる。そして、制御回路1056は、キャ
リーを検出したサイクル以後のサイクルでは、常に0が
出力されるように制御する。すなわち、ANDゲート1
055に対してすべてのビットを「0」として出力す
る。
0から順に積算していった寄与度の総和が100%(8
ビットの値で255)になった時点で、それ以降のレベ
ルの寄与度が無視されるような回路が実現できる。ま
た、上記の制御により、いかなる数値の組合せが寄与度
として入力されても出力された混合比の総和が100%
を越えることはない。このような制御によって、画素混
合回路106において混合した画素値(R,G,B値)
がオーバーフローすることが防止される。
画素混合回路106に混合比が出力される。また、画素
混合回路106には、最後段の奥行き合成回路104c
から画素値が入力される。画素混合回路106は、入力
した画素値(R,G,B値)を、混合比演算回路105
から取得した混合比に従って混合し、表示画素単位の画
素値(R,G,B値)を生成する。
動作について図を参照しながら説明する。図13は画素
混合回路6の内部構成を示すものである。図示するよう
に、画素混合回路106は、第1から第3の乗算器10
61r,1061g,および1061bと、第1から第
3の加算器1062r,1062g,および1062b
と、第1から第3の積算レジスタ1063r,1063
g,および1063bと、第1から第3の出力レジスタ
1064r,1064g,および1064bと、制御回
路1065とを備えている。
1g,および1061bは、それぞれ混合比と、入力し
たR,G,B値とを乗算する。第1から第3の加算器1
062r,1062g,および1062bは。すべての
レベルのR,G,B値を積算する。第1から第3の積算
レジスタ1063r,1063g,および1063b
は。積算結果を保持する。第1から第3の出力レジスタ
1064r,1064g,および1064bは、積算レ
ジスタが保持する出力結果を出力する。制御回路106
5は、画素混合回路106全体を制御する。
は、奥行き合成回路104cから、サイクルごとに、レ
ベル0、1、2、3の画素値(R,G,B値)が入力さ
れる。レベル0の値が入力される前に、図13に示す制
御回路1065は、第1から第3の積算レジスタ106
3r,1063g,および1063bに対してリセット
を指示する信号を生成して出力し、それぞれの積算レジ
スタが保持する値は、この信号によりクリアされる。各
レベルの値が入力されると、第1から第3の積算レジス
タ1063r,1063g,および1063bの保持す
る値は、入力画素値(R,G,B値)に混合比を乗じて
得られる値だけ加算される。その結果、レベル3の画素
値が入力され、処理が終了すると、すべてのレベルの
R,G,B値を混合比にしたがって混合した値が積算レ
ジスタ1063r,1063g,1063bに保持され
る。
入力されたサイクルの次のサイクルにおいて、第1から
第3の出力レジスタ1064r,1064g,および1
064bの値が更新されるように、それぞれの出力レジ
スタに対してロード信号を出力して制御する。その結
果、画像表示装置7へ出力されるR,G,B値は混合比
にしたがって各レベルの値が混合されたものとなる。ま
た、図1において画像表示装置107へ出力されるR,
G,B値は、画素混合回路106において4サイクルに
1回だけ更新されることになり、画像表示装置107で
の1画素の表示時間に対応するものとなる。
によれば、形状データ分離手段101、形状データバッ
ファ102a〜102c、画像生成部103a〜103
c、奥行き合成回路104a〜104c、混合比演算回
路105、画素混合回路106、画像表示装置107、
および同期信号発生器108を備えて、アンチエリアシ
ング処理を施すポリゴンを不透明なポリゴンに限定し、
半透明なポリゴンはアンチエリアシング処理の対象とは
しないようにし、また、半透明なポリゴンについては寄
与度は透過度から算出するが、不透明なポリゴンについ
ては画素内でのポリゴンの占める面積から寄与度を算出
するようにしたので、バッファメモリの容量増加を抑え
つつ、アンチエリアシング処理を施し、かつ半透明物体
を表現することができるという効果がある。
では、画像生成部103a〜103cにおいて、すべて
のポリゴン(半透明、不透明にかかわらず)の、構成画
素すべてについてZ値、R,G,B値と寄与度が求めら
れるものとするが、この際に、半透明なポリゴンについ
ては透過度から寄与度を算出し、不透明なポリゴンにつ
いては画素内でのポリゴンの占める面積から寄与度を算
出するようにしたことによって、透過度を持つポリゴン
に対して求めた寄与度は半透明物体の表現に使用され、
透過度を持たないポリゴンに対して求めた寄与度はアン
チエリアシング処理に使用されることになる。従って、
従来の技術による場合、すなわち1画素当たり16個の
サブピクセルに分割した場合(1画素あたり16個のメ
モリ)と比べ、透過度を持たないポリゴンを処理するた
めのメモリ容量が1画素あたり1個となるために、その
容量を1/16に削減することができる。その一方、上
記のように半透明なポリゴンをアンチエリアシング処理
の対象にしない構成としても、半透明なポリゴンの境界
では、輝度は大きく変化しないので、図18a)に示し
たような不自然さが現れることがなく、従って、フレー
ムバッファとZバッファの容量の増大を抑えつつ、アン
チエリアシング処理を施し、かつ半透明物体を表現する
ことのできる画像生成装置を実現することが可能とな
る。
て、形状データを分割し、画像生成部103a〜103
c、および奥行き合成回路104a〜104cにおける
処理は、分割されたデータに対して実行されるものとし
ている。その後、混合比演算回路106は、寄与度から
各フレームバッファのR,G,B値の混合比を求め、画
素混合回路107は各フレームバッファのR,G,B値
を混合して出力画像のR,G,B値を生成する。従っ
て、負担の大きな処理となる、ポリゴンの構成画素すべ
てについてZ値、R,G,B値と寄与度を求める処理
は、ポリゴン単位で並列化することが可能である。この
ように、Z値に応じて画素値、および寄与度を合成する
奥行き合成回路を備えることにより並列処理した処理結
果を合成することができ、処理の効率化と高速化を図る
ことが可能となる。
生成装置は、実施の形態1による画像表示装置と同様の
処理を行うものであるが、インターレース(interlace)
対応としたものである。インターレースとは、すべての
表示画素を1回だけ走査する時間(1フレーム時間)を
前半の偶フィールドと、後半の奇フィールドとに2分割
するものである。偶フィールドではスクリーン座標のY
座標が0,2,4,…,2n(nは整数)の順に510
までの走査線を走査し、奇フィールドではY座標が1,
3,5,…,2n+1(nは整数)の順に511までの
走査線を走査する。
半分の時間で走査線が上から下まで走査するために、速
い動きに対しての応答性がよいという利点を持つが、Y
方向の解像度は半分になっているために、一般的には画
質の点では劣るものとなり、動きが遅い動画像や静止し
た画像等のY方向の解像度を確保できる場合には適した
方式となる。しかし、インターレース方式による場合、
画像におけるY方向の空間周波数(spatial frequency)
が高い場合には、静止した画像であっても、表示の際に
画像がちらついて見えることがある。テレビ放送等で表
示される自然画では空間周波数が低いのでこのちらつき
が問題となることはないが、コンピュータグラフィック
ス画像は物体の境界で空間周波数が高くなり、インター
レース方式特有のちらつきが無視できなくなる。このち
らつきを抑えるためにはY方向のフィルタリング処理を
実行する必要がある。本実施の形態2においては、寄与
度を算出する際に、処理対象となる画素と、当該画素と
Y方向に隣接する画素とを用いることで、このフィルタ
リング処理を行うものである。
な構成は図1に示したものと同一であり、画像生成部1
03a〜103c(図1)の内部構成も図2に示したの
と同様のものとなる。しかし、図2に示す画像データ演
算回路1034における処理が、図4に示した実施の形
態1とは異なるものとなる。
ータ演算回路1034(図2)における処理を説明する
ための概念図である。以下に、図14を用いて、本実施
の形態2における画像データ演算回路1034の処理を
説明する。実施の形態1における処理(図4)とは異な
り、本実施の形態2では、表示画素を16分割したサブ
ピクセルと、図において該画素のすぐ下に位置する(Y
座標が1大きい)画素を16分割したサブピクセルと
の、合計32サブピクセルの中から、8個をサンプリン
グするものである。
実施の形態1と同様に、ルックアップテーブルを参照し
て寄与度に変換される。ルックアップテーブルは実施の
形態1で用いた図5a)に示したものを、入力8ビット
に拡張したものである。すなわち入力値が2進数表記で
1になっているビットの数に応じて、0個,1個,2
個,3個,4個,5個,6個,7個,8個の場合に各々
0,32,64,96,128,160,192,22
4,255となるようなテーブルである。また、サブピ
クセルの中からZ値、R,G,B値を選択する処理も同
図b)に示したものを拡張したルックアップテーブルを
使用することによって行う。上記のような処理を実行す
ることで、Y座標が0の走査線を表示するために、Y座
標が0と1の画素を使用し、Y座標が1の走査線を表示
するためにY座標が1と2の画素を使用することにな
る。その結果、Y方向の空間周波数を低く抑えることが
でき、インターレース特有のちらつきが低減されるよう
になる。
の形態1の画像生成装置と同様の構成において、画像デ
ータ演算回路における処理が異なるものとしたことで、
サブピクセルをサンプリングする際に、Y座標方向に隣
接する2画素を単位として所定位置のサブピクセルを選
択するようにし、全ての画素でサンプリングするサブピ
クセルを2画素のうちの1画素側とするようにしたの
で、Y方向の空間周波数を抑制することによって、イン
ターレース表示特有のチラツキを低減することが可能と
なる。
縦4、横4に16分割したものとしたサブピクセルを例
にとって説明したが、例えば画素を縦6、横6に36分
割してもよい。その場合はサンプリングするサブピクセ
ル数は6または12(インターレースの場合)となる。
この場合も本実施の形態と同様に6個のサンプリング点
が縦の列および横の行で重ならないようにしなければな
らない。
は、奥行き合成回路間で転送される4組の値について、
Z値が小さい順に並べ換えられたレベル0〜レベル3の
4レベルとしているものであるが、これ以外のレベル数
とすることも可能である。一般に、レベル数を増加させ
ると隠面処理を柔軟に行い得ることにより画質の向上を
図り得るものであるが、その反面、必要とするメモリ量
が増大し装置コストを上昇させることともなるので、所
望される画質とコストとを考慮して適切にレベル数を設
定することが望ましい。
は、画像生成部内の諸回路や奥行き合成回路として専用
の回路を用いる専用装置として説明しているものである
が、実施の形態1、および2に示した処理を実行する画
像生成プログラムをプログラム記録媒体に記録してお
き、当該プログラムを汎用コンピュータシステム等にお
いて実行することで、実施の形態1、および2に示した
画像生成装置を実現することが可能である。プログラム
記録媒体としては、フロッピーディスク等の磁気ディス
ク媒体、CD−ROM、光磁気ディスク等の光ディスク
媒体、磁気テープ等のテープ媒体等、プログラムを記録
し得るものであれば使用可能である。
2の画像生成装置としては、CPUやDSPの制御に従
って、画像生成プログラムを実行することで、形状デー
タ分離手段、画像生成部、奥行き合成回路、混合比演算
回路、画素混合回路を実現し、クロック発生装置、およ
びクロック同期装置により同期信号発生器を実現し、主
記憶や補助記憶(記憶装置)により形状データバッファ
や、画像生成部内のバッファ、奥行き合成回路内の2ポ
ートメモリを実現し、モニタ、ディスプレイ等により画
像表示装置を実現することができる。さらに、モニタ等
において表示をする代替に、生成した画像を記憶装置等
において記録し、当該コンピュータシステム等を編集装
置として用いることも可能であり、生成した画像をネッ
トワークシステム等において伝送し、ネットワークコン
ピュータ等において表示・編集するものとすることも可
能である。
る画像合成装置は、実写画像とCG画像とを合成するに
際して、実写画像データを、CG生成に用いる形状デー
タと同様に扱うものである。図15は本実施の形態3に
おける画像合成装置の構成を示す図である。図示するよ
うに、本実施の形態3による画像合成装置は、画像生成
部1501、実写画像処理部1502、奥行きソート部
1503、混合比演算部1504、画像合成部150
5、および画像表示部1506を備えたものであり、実
施の形態1、および2の画像生成装置と同様に、表示さ
れるべき物体をポリゴンとして扱い、3次元座標として
記述した形状データを用いるものである。形状データは
また、ポリゴンごとの透過度を示す情報を含んでいるも
のとする。本実施の形態3では、透過度は0から1まで
の値をとり得るものとし、透過度の値が1である場合に
はそのポリゴンは不透明であり、値が0の場合にはポリ
ゴンが透明であることを示すものとする。また、値が0
と1の間であれば、そのポリゴンは、透過度の値に対応
して半透明であることを示すものである。
タを順次処理して、視点位置を考慮した画素ごとの画素
値(R,G,B値)と、奥行き値(Z値)とを生成す
る。また、後述するように、アンチエリアシング処理、
または半透明処理に対応して、寄与度を生成する。
力し、所定の処理を行ってクロマキー信号と、画素値と
Z値とからなる実写画像情報とを生成する。奥行きソー
ト部1503は、画像生成部1501から入力するZ値
と、実写画像のZ値とをその値が小さな順に並べ替え
(ソート)する。混合比演算部1504は、入力された
寄与度に対して加算処理を行い、混合比を生成する。画
像合成部1505は、CG画像と、実写画像との画素値
を演算処理することで、混合比演算部1504が生成し
た混合比に従った表示すべき画素の画素値を生成する。
画像表示部1506は、画像合成部1505が生成した
画素値を用いて画像を表示する。
画像合成装置において、形状データと実写画像とが入力
されてから、合成画像が表示されるまでの動作を、以下
に説明する。画像生成部1501は、入力した形状デー
タより、ポリゴンごとのデータであるポリゴンデータを
処理対象とし、幾何学変換を施すことによりスクリーン
座標系に変換されたポリゴンデータを生成する。画像生
成部1501は処理対象とするポリゴンデータの透過度
により、当該ポリゴンに対してアンチエリアシング処理
を行うか、半透明処理を行うかを決定する。画像生成部
1501は、処理対象とするポリゴンの透過度が値1
(不透明を示す)である場合には、アンチエリアシング
処理を行い、その値が1未満であるならば半透明処理を
行う。
生成部1501は、画面上の1画素を縦4個×横4個の
サブピクセルに分解し、全てのサブピクセルに対してそ
のサブピクセルが処理対象となるポリゴンの内部に存在
するか否かを調べて、当該画素に対する当該ポリゴンの
占める率である寄与度を生成する。なお、画像生成部1
501による寄与度の生成にあたっては、1画素を分解
して得られる16個のサブピクセルのうち、実施の形態
1(図4)と同様に、一部のサブピクセルをサンプリン
グして寄与度を求めるものとすることもできる。これに
対して半透明処理を行う場合には、かかるサブピクセル
への分割と、ポリゴン内部に存在するサブピクセルの抽
出とを行うことなく、当該ポリゴンの透過度の値を寄与
度とする。従って、透過度が0(透明)であるポリゴン
については、寄与度が0となることで、事実上表示の対
象から除外されるものとなる。
リゴンの寄与度が0でない場合のみ、以降の処理が実行
されることとなる。画像生成部1501は、Zバッファ
から読み出したZ値と、処理対象となるポリゴンのZ値
とを比較し、処理対象のZ値の方が小さいならば、その
Z値をZバッファに書き込み、また、当該ポリゴンの画
素値(R,G,B値)をフレームバッファに、当該ポリ
ゴンの寄与度を寄与度バッファに書き込む。従って、画
像生成部1501は、Z値が最小であるポリゴンから順
に4つのポリゴンのデータを保持するものとなる。
像を入力し、クロマキー信号と画素値とを生成する。そ
して、実写画像処理部1502は、生成したクロマキー
信号を実写画像の寄与度として奥行きソート部1503
に出力する。また、実写画像処理部1502は、生成し
た画素値を、画像合成部1505に出力する。
501よりポリゴンデータのZ値を入力する。また、実
写画像の奥行き値としてあらかじめ設定された設定Z値
を別途入力する。そして奥行きソート部1503は、画
像生成部1501より入力したZ値(ここでは4個)
と、設定Z値(1個)とを値が小さい(奥行きが浅い)
順に並べ替え(ソート)する。奥行きソート部1503
はまた、画像生成部1501よりポリゴンデータの寄与
度(4個)を、実写画像処理部1502より実写画像の
寄与度(1個)を入力しており、以上5個の寄与度を、
先にZ値の順にソートした順番に従って、混合比演算部
1504に出力する。
の小さい順にソートされた5個の寄与度が入力されるこ
ととなり、混合比演算部1504は、これを順次加算処
理することによって混合比を生成する。混合比の生成に
あたっては、順次加算の過程において、加算結果が1を
超えないならば寄与度をそのまま混合比とし、加算結果
が1を超えた場合には、当該加算結果の1の補数を混合
比とし、以降は加算を行うことなく、混合比を0とする
ものである。これにより、混合比が1を超えるオーバー
フローを防止するものである。混合比演算部1504
は、生成した5個の混合比を画像合成部1505に出力
する。
04から入力された5個の混合比を用いて、画像生成部
1501、および実写画像処理部1502から入力され
る画素値を積算処理する。その結果、画像合成部150
5においては、CG画像4レベル分と実写画像1レベル
分とが合成された合成画像が生成されることとなり、生
成された画像は出力画像として画像合成部1505から
画像表示部1506に出力され、画像表示部1506に
おいて表示される。
置によれば、画像生成部1501、実写画像処理部15
02、奥行きソート部1503、混合比演算部150
4、画像合成部1505、および画像表示部1506を
備えたことで、奥行きソート部1503、混合比演算部
1504、および画像合成部1505は、CG画像4レ
ベル分と実写画像1レベル分とを処理することとなり、
半透明な物体と不透明な物体とを有するCG画像に対し
て、その両者の間に実写画像を合成することが可能とな
り、アンチエリアシング処理を施した物体の背後に実写
画像を合成する場合にも高画質の画像を得ることが可能
となる。また、本実施の形態3の画像合成装置は、CG
生成にあたり4レベル分の信号を処理する従来の技術に
よる画像合成装置を5レベル分の信号を処理するように
拡張することで得られ、装置コストを大きく増大するこ
となく、上記の効果が得られるものである。
る画像合成装置は、実施の形態1の画像生成装置と同様
に画像を生成するものであり、生成されたCG画像と実
写画像との合成を実施の形態3の画像合成装置と同様に
合成するものである。図16は本実施の形態4による画
像合成装置の構成を示す図である。図示するように、本
実施の形態4による画像生成装置は、形状データ分離手
段1601、形状データバッファ1602a〜1602
c、画像生成部1603a〜1603c、奥行き合成回
路1604a〜1604c、混合比演算回路1605、
画素混合回路1606、画像表示装置1607、同期信
号発生器1608、および実写画像処理部1609を備
えたものである。
状データ分離手段1601、形状データバッファ160
2a〜1602c、画像生成部1603a〜1603
c、奥行き合成回路1604a〜1604c、画像表示
装置1607、および同期信号発生器1608は、実施
の形態1の101、102a〜102c、103a〜1
03c、104a〜104c、107、および108と
同様であり、実写画像処理部1609は、実施の形態3
の1502と同様である。なお、本実施の形態4の実写
画像処理部1609は、生成したクロマキー信号を実写
画像の寄与度として混合比演算回路1605に出力し、
生成した実写画像の画素値を画素混合回路1606に出
力するものである。
の混合比演算回路105と同様に混合比を生成するが、
本実施の形態4では、実施の形態1と同様に4レベル分
のCGについて寄与度と、奥行き値とを入力し、演算に
用いるのに加え、実写画像処理部より1レベル分の寄与
度を入力し、また、実写画像の奥行き値として設定され
たZ値を入力し、これらをも演算に用いるものである点
が異なる。
画素混合回路106と同様に、混合比演算回路1605
が生成した混合比に基づいて、出力画像を生成するが、
この際に、奥行き合成回路1604cから入力されるC
G4レベル分の画素値に加え、実写画像処理部1609
から入力される実写画像1レベル分の画素値をも用いて
混合処理を行い、出力画像の画素値を生成するものであ
る。
は、実写画像処理部1609の動作と、上記のような混
合比演算回路1605、および画素混合回路1606の
動作とを除いて、図2〜図13を用いて説明した、実施
の形態1の画像生成装置と同様のものとなる。
よれば、形状データ分離手段1601、形状データバッ
ファ1602a〜1602c、画像生成部1603a〜
1603c、奥行き合成回路1604a〜1604c、
混合比演算回路1605、画素混合回路1606、画像
表示装置1607、同期信号発生器1608、および実
写画像処理部1609を備えたことで、実施の形態1の
画像生成装置と同様に、アンチエリアシング処理を半透
明処理とを含むCG画像生成を行い、実施の形態3の画
像合成装置と同様に、CG画像4レベル分と実写画像1
レベル分との画像合成を行うので、バッファとして必要
なメモリ量を抑制しつつ、画質の良好なCG画像を生成
することが可能であり、実施の形態1の画像生成装置に
若干の拡張を加えるのみで、実写画像との合成において
も画質の向上を図ることが可能となる。
の画像生成装置に対して、実写画像処理部1609を追
加する構成としているが、実施の形態2の画像生成装置
に対して実写画像処理部を追加する構成とすることも可
能であり、実施の形態2と同様にインターレース方式に
対応したものとなる。
4においても、実施の形態1、および2と同様に、CG
生成におけるレベル数を4としているが、これに限定さ
れるものでなく、コストの許容する範囲内でレベル数を
増加することにより画質の向上を図り得るものである。
4においても、実施の形態1、および2と同様に、専用
の回路を用いる専用装置として説明しているものである
が、実施の形態3、および4に示した処理を実行する画
像合成プログラムをプログラム記録媒体に記録してお
き、当該プログラムを汎用コンピュータシステム等にお
いて実行することで、実施の形態3、および4に示した
画像生成装置を実現することが可能である。プログラム
記録媒体としては、実施の形態1、および2で示したの
と同様の媒体が使用可能である。
び図16に示す実施の形態4の画像合成装置としては、
CPUやDSPの制御に従って、画像合成プログラムを
実行することで、画像生成部、実写画像処理部、奥行き
ソート部、混合比演算部、画像合成部(以上、実施の形
態3)や、形状データ分離手段、画像生成部、奥行き合
成回路、混合比演算回路、画素混合回路(以上、実施の
形態4)を実現し、クロック発生装置、およびクロック
同期装置により同期信号発生器を実現し、主記憶や補助
記憶(記憶装置)により形状データバッファや、画像生
成部内のバッファ、奥行き合成回路内の2ポートメモリ
を実現し、モニタ、ディスプレイ等により画像表示装置
を実現することができる。さらに、モニタ等において表
示をする代替に、生成した画像を記憶装置等において記
録し、当該コンピュータシステム等を編集装置として用
いることも可能であり、生成した画像をネットワークシ
ステム等において伝送し、ネットワークコンピュータ等
において表示・編集するものとすることも可能である。
ば、3次元座標で表現され、多角形であるポリゴンの集
合である形状データに基づいて3次元的な画像を生成す
る画像生成装置において、上記ポリゴンの集合である形
状データに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不
透明であるか否かを識別するポリゴン識別手段と、上記
形状データから、画像の表示単位である画素ごとの輝度
と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示
すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴ
ンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成する
画像データ演算手段と、上記画像データ演算手段が生成
した画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格納す
る一時保持手段と、上記一時保持手段に格納された寄与
度と奥行き値とに基づいて、上記一時保持手段に格納さ
れた画素値を用いて表示すべき画像を生成する画像合成
手段とを備えたので、上記ポリゴン識別手段の識別結果
に従って、不透明なポリゴンに対しては寄与度を用いて
アンチエリアシング処理を行い、それ以外のポリゴンに
対しては、寄与度を透過度として用いて半透明処理を行
い、アンチエリアシング処理を半透明処理とを行うため
に必要なバッファの容量を抑制しつつ、画質の向上を図
ることが可能となる。
1の装置において、上記一時保持手段は、複数の上記奥
行き値を格納するものであり、上記一時保持手段に格納
された複数の奥行き値のうち、最大の値を有するもの
と、処理対象とするポリゴンの奥行き値とを比較し、そ
の比較の結果に基づいて、処理対象とするポリゴンの表
示を行うか否かを決定する奥行き合成手段をさらに備え
たものとしたことで、柔軟な隠面処理を伴う画像生成を
行うことが可能となる。
1の装置において、上記一時保持手段は、複数の領域を
有するものであり、上記一時保持手段が有する複数の領
域に対するデータの入出力を制御するバッファ制御手段
をさらに備えたものとしたことで、バッファを効率的に
活用することが可能となる。
1の装置において、上記画像データ演算手段は、上記形
状データの単位である表示画素の1個を、縦M列、横M
行(M≧2)のサブピクセルに分割し、上記分割により
生成した合計M×M個のサブピクセルのうち、M個のサ
ブピクセルをサンプリングして、上記サンプリングした
サブピクセルが、処理対象とするポリゴンに含まれるか
否かを判定することによって、上記寄与度を生成するも
のとしたことで、処理負担を軽減し、処理に必要なバッ
ファ容量を低減することが可能となる。
4の装置において、上記画像データ演算手段は、上記サ
ンプリングするM個のサブピクセルを、1画素内におけ
る同一の縦の列、及び横の行で重ならないように選択す
るものとしたことで、適切なサンプリングをすることが
可能となる。
5の装置において、上記画像データ演算手段は、上記サ
ブピクセルの選択において、特定の位置のサブピクセル
を、当該ポリゴンが不透明か否かにかかわらず、全ての
ポリゴンにおいてサンプリングするものとしたことで、
適切なサンプリングを効率的に実行することが可能とな
る。
2の装置において、上記形状データを、複数のポリゴン
群に分割し、各ポリゴン群を部分形状データとして出力
する形状データ分割手段をさらに備え、上記ポリゴン識
別手段、上記画像データ演算手段、および上記奥行き合
成手段をそれぞれL個備え、上記L個の奥行き合成手段
は、直列に接続され、前段の奥行き合成手段からの出力
を後段の奥行き合成手段に順次転送するものとしたこと
で、処理負担の大きな演算処理をポリゴン群ごとに並行
処理が可能なものとし、処理の高速化を図ることが可能
となる。
7の装置において、上記L個の奥行き合成手段は、後段
に転送する出力を、奥行きの順に並べるものとしたこと
で、後段の奥行き合成手段における処理の迅速化を図る
ことが可能となる。
座標で表現され、多角形であるポリゴンの集合である形
状データに基づいて3次元的な画像を生成する画像生成
方法において、上記ポリゴンの集合である形状データに
対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明である
か否かを識別するポリゴン識別ステップと、上記形状デ
ータから、画像の表示単位である画素ごとの輝度と色と
を示す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示すべき
奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴンが画
素において占める割合を示す寄与度とを生成する画像デ
ータ演算ステップと、上記画像データ演算手段が生成し
た画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格納する
一時保持ステップと、上記一時保持ステップにおいて格
納された寄与度と奥行き値とに基づいて、上記一時保持
ステップにおいて格納された画素値を用いて表示すべき
画像を生成する画像合成ステップとを含むものとしたこ
とで、上記ポリゴン識別ステップでの識別結果に従っ
て、不透明なポリゴンに対しては寄与度を用いてアンチ
エリアシング処理を行い、それ以外のポリゴンに対して
は、寄与度を透過度として用いて半透明処理を行い、ア
ンチエリアシング処理を半透明処理とを行うために必要
なバッファの容量を抑制しつつ、画質の向上を図ること
が可能となる。
によれば、3次元座標で表現され、多角形であるポリゴ
ンの集合である形状データに基づいて3次元的な画像を
生成する画像生成プログラムを記録したプログラム記録
媒体において、上記ポリゴンの集合である形状データに
対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明である
か否かを識別するポリゴン識別ステップと、上記形状デ
ータから、画像の表示単位である画素ごとの輝度と色と
を示す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示すべき
奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴンが画
素において占める割合を示す寄与度とを生成する画像デ
ータ演算ステップと、上記画像データ演算手段が生成し
た画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格納する
一時保持ステップと、上記一時保持ステップにおいて格
納された寄与度と奥行き値とに基づいて、上記一時保持
ステップにおいて格納された画素値を用いて表示すべき
画像を生成する画像合成ステップとを含む画像生成プロ
グラムを記録したものとしたことで、当該プログラムを
コンピュータシステム等において実行することで、上記
ポリゴン識別ステップでの識別結果に従って、不透明な
ポリゴンに対しては寄与度を用いてアンチエリアシング
処理を行い、それ以外のポリゴンに対しては、寄与度を
透過度として用いて半透明処理を行い、アンチエリアシ
ング処理を半透明処理とを行うために、コンピュータシ
ステムが備えるべきバッファの容量を抑制しつつ、画質
の向上を図ることが可能となる。
元座標で表現され、多角形であるポリゴンの集合である
形状データに基づいて3次元的な画像を生成し、上記生
成した画像を実写画像と合成し、合成画像を生成する画
像合成装置において、上記ポリゴンの集合である形状デ
ータに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明
であるか否かを識別するポリゴン識別手段と、上記形状
データから、画像の表示単位である画素ごとの輝度と色
とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示すべ
き奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴンが
画素において占める割合を示す寄与度とを生成する画像
データ演算手段と、上記画像データ演算手段が生成した
画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格納する一
時保持手段と、上記実写画像を処理して、輝度と色とを
示す実写画像画素値と、上記実写画像が表示単位である
画素において占める割合を示す実写画像寄与度とを生成
する実写画像処理手段と、上記一時保持手段に格納され
た寄与度と奥行き値と、上記実写画像処理手段が生成す
る実写画像寄与度と、あらかじめ設定された実写画像奥
行き値とに基づいて、上記一時保持手段に格納された画
素値と、上記実写画像処理手段が生成する実写画像画素
置とを用いて、表示すべき画像を生成する画像合成手段
とを備えたものとしたことで、実写画像をもCG画像と
同様に扱うので、従来のCG装置に若干の拡張を行うこ
とで、合成画像の画質を向上することが可能となる。
項11の装置において、上記一時保持手段は、複数の上
記奥行き値を格納するものであり、上記一時保持手段に
格納された複数の奥行き値のうち、最大の値を有するも
のと、処理対象とするポリゴンの奥行き値とを比較し、
その比較の結果に基づいて、処理対象とするポリゴンの
表示を行うか否かを決定する奥行き合成手段をさらに備
えたものとしたことで、柔軟な隠面処理を伴う画像合成
を行うことが可能となる。
元座標で表現され、多角形であるポリゴンの集合である
形状データに基づいて3次元的な画像を生成し、上記生
成した画像を実写画像と合成し、合成画像を生成する画
像合成方法において、上記ポリゴンの集合である形状デ
ータに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明
であるか否かを識別するポリゴン識別ステップと、上記
形状データから、画像の表示単位である画素ごとの輝度
と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを表示
すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポリゴ
ンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成する
画像データ演算ステップと、上記画像データ演算手段が
生成した画素値、奥行き値、および寄与度をそれぞれ格
納する一時保持ステップと、上記実写画像を処理して、
輝度と色とを示す実写画像画素値と、上記実写画像が表
示単位である画素において占める割合を示す実写画像寄
与度とを生成する実写画像処理ステップと、上記一時保
持ステップにおいて格納された寄与度と奥行き値と、上
記実写画像処理ステップにおいて生成された実写画像寄
与度と、あらかじめ設定された実写画像奥行き値とに基
づいて、上記一時保持ステップにおいて格納された画素
値と、上記実写画像処理ステップにおいて生成する実写
画像画素置とを用いて、表示すべき画像を生成する画像
合成ステップとを含むものとしたことで、実写画像をも
CG画像と同様に扱うので、合成画像の画質を向上する
ことが可能となる。
によれば、3次元座標で表現され、多角形であるポリゴ
ンの集合である形状データに基づいて3次元的な画像を
生成し、上記生成した画像を実写画像と合成し、合成画
像を生成する画像合成プログラムを記録したプログラム
記録媒体において、上記ポリゴンの集合である形状デー
タに対して、各ポリゴンごとに当該ポリゴンが不透明で
あるか否かを識別するポリゴン識別ステップと、画素を
単位とする上記形状データに対して、輝度と色とを示す
画素値と、ポリゴンを表示すべき奥行きを示す奥行き値
と、ポリゴンが、表示単位である画素において占める割
合を示す寄与度とを生成する画像データ演算ステップ
と、上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥行き
値、および寄与度をそれぞれ格納する一時保持ステップ
と、上記実写画像を処理して、輝度と色とを示す実写画
像画素値と、上記実写画像が表示単位である画素におい
て占める割合を示す実写画像寄与度とを生成する実写画
像処理ステップと、上記一時保持ステップにおいて格納
された寄与度と奥行き値と、上記実写画像処理ステップ
において生成された実写画像寄与度と、あらかじめ設定
された実写画像奥行き値とに基づいて、上記一時保持ス
テップにおいて格納された画素値と、上記実写画像処理
ステップにおいて生成する実写画像画素置とを用いて、
表示すべき画像を生成する画像合成ステップとを含む画
像合成プログラムを記録したものとしたことで、当該プ
ログラムをコンピュータシステム等において実行するこ
とで、実写画像をもCG画像と同様に扱って画像合成を
するので、合成画像の画質を向上することが可能とな
る。
成を示すブロック図である。
部の内部構成を示すブロック図である。
部内の画素生成回路における、サブピクセルへの分解処
理を説明するための図である。
部内の画像データ演算回路における、寄与度生成処理を
説明するための図である。
部内の画像データ演算回路が、寄与度生成処理のために
用いるルックアップテーブルの一例を示す図である。
部内のZバッファ制御回路の内部構成を示すブロック図
である。
部内のフレームアドレス生成回路の内部構成を示すブロ
ック図である。
成回路の内部構成を示すブロック図である。
成回路内のZソート回路の内部構成を示すブロック図で
ある。
合成回路内のZ値比較回路の内部構成を示すブロック図
である。
合成回路内のZ値比較回路における動作例を示す図であ
る。
演算回路の内部構成を示すブロック図である。
合回路の内部構成を示すブロック図である。
る画像生成部内の画像データ演算回路における、寄与度
生成処理を説明するための図である。
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
ブロック図である。
である。
ルへの分割処理を説明するための図である。
の図である。
ブロック図である。
路 1037a,1037b バッファ群 1038 フレームアドレス生成
回路 690 Z値レジスタ 691 タイミング制御回路 692,693 比較回路 694 書き込みアドレス生成
回路 10381,10382 カウンタ 1041 Zソート回路 1042 Z値比較回路 1043 タイミング制御回路 10411,10412,10413 Z値レジスタ 10414,10415,10416 比較回路 10417 アドレス生成回路 10418 2ポートメモリ 10421 FIFOメモリ 10422 制御回路 10423 比較器 10424 セレクタ 1051 加算器 1052 アルファレジスタ 1053 インバータ 1054 セレクタ 1055 ANDゲート 1056 制御回路 1061(r,g,b) 乗算器 1062(r,g,b) 加算器 1063(r,g,b) 積算レジスタ 1064(r,g,b) 出力レジスタ 1065 制御回路 1501 画像生成部 1502,1609 実写画像処理部 1503 奥行きソート部 1504 混合比演算部 1505 画像合成部 1506 画像表示部 1701 形状データバッファ 1702 画素生成部 1703 Zバッファ 1704 フレームバッファ 1705 画像表示装置 2101 画像生成部 2102 奥行き合成部 2103 画素混合部 2104 合成キー処理部 2105 画像合成部 2106 画像表示部
Claims (14)
- 【請求項1】 3次元座標で表現され、多角形であるポ
リゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な画
像を生成する画像生成装置において、 上記ポリゴンの集合である形状データに対して、各ポリ
ゴンごとに当該ポリゴンが不透明であるか否かを識別す
るポリゴン識別手段と、 上記形状データから、画像の表示単位である画素ごとの
輝度と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを
表示すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポ
リゴンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成
する画像データ演算手段と、 上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥行き値、
および寄与度をそれぞれ格納する一時保持手段と、 上記一時保持手段に格納された寄与度と奥行き値とに基
づいて、上記一時保持手段に格納された画素値を用いて
表示すべき画像を生成する画像合成手段とを備えたこと
を特徴とする画像生成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像生成装置におい
て、 上記一時保持手段は、複数の上記奥行き値を格納するも
のであり、 上記一時保持手段に格納された複数の奥行き値のうち、
最大の値を有するものと、処理対象とするポリゴンの奥
行き値とを比較し、その比較の結果に基づいて、処理対
象とするポリゴンの表示を行うか否かを決定する奥行き
合成手段をさらに備えたことを特徴とする画像生成装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像生成装置におい
て、 上記一時保持手段は、複数の領域を有するものであり、 上記一時保持手段が有する複数の領域に対するデータの
入出力を制御するバッファ制御手段をさらに備えたこと
を特徴とする画像生成装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の画像生成装置におい
て、 上記画像データ演算手段は、上記形状データの単位であ
る表示画素の1個を、縦M列、横M行(M≧2)のサブ
ピクセルに分割し、上記分割により生成した合計M×M
個のサブピクセルのうち、M個のサブピクセルをサンプ
リングして、上記サンプリングしたサブピクセルが、処
理対象とするポリゴンに含まれるか否かを判定すること
によって、上記寄与度を生成するものであることを特徴
とする画像生成装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の画像生成装置におい
て、 上記画像データ演算手段は、上記サンプリングするM個
のサブピクセルを、1画素内における同一の縦の列、及
び横の行で重ならないように選択するものであることを
特徴とする画像生成装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の画像生成装置におい
て、 上記画像データ演算手段は、上記サブピクセルの選択に
おいて、特定の位置のサブピクセルを、当該ポリゴンが
不透明か否かにかかわらず、全てのポリゴンにおいてサ
ンプリングするものであることを特徴とする画像生成装
置。 - 【請求項7】 請求項2に記載の画像生成装置におい
て、 上記形状データを、複数のポリゴン群に分割し、各ポリ
ゴン群を部分形状データとして出力する形状データ分割
手段をさらに備え、 上記ポリゴン識別手段、上記画像データ演算手段、およ
び上記奥行き合成手段をそれぞれL個備え、 上記L個の奥行き合成手段は、直列に接続され、前段の
奥行き合成手段からの出力を後段の奥行き合成手段に順
次転送することを特徴とする画像生成装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の画像生成装置におい
て、 上記L個の奥行き合成手段は、後段に転送する出力を、
奥行きの順に並べるものであることを特徴とする画像生
成装置。 - 【請求項9】 3次元座標で表現され、多角形であるポ
リゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な画
像を生成する画像生成方法において、 上記ポリゴンの集合である形状データに対して、各ポリ
ゴンごとに当該ポリゴンが不透明であるか否かを識別す
るポリゴン識別ステップと、 上記形状データから、画像の表示単位である画素ごとの
輝度と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを
表示すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポ
リゴンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成
する画像データ演算ステップと、 上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥行き値、
および寄与度をそれぞれ格納する一時保持ステップと、 上記一時保持ステップにおいて格納された寄与度と奥行
き値とに基づいて、上記一時保持ステップにおいて格納
された画素値を用いて表示すべき画像を生成する画像合
成ステップとを含むことを特徴とする画像生成方法。 - 【請求項10】 3次元座標で表現され、多角形である
ポリゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な
画像を生成する画像生成プログラムを記録したプログラ
ム記録媒体において、 上記ポリゴンの集合である形状データに対して、各ポリ
ゴンごとに当該ポリゴンが不透明であるか否かを識別す
るポリゴン識別ステップと、 上記形状データから、画像の表示単位である画素ごとの
輝度と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを
表示すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポ
リゴンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成
する画像データ演算ステップと、 上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥行き値、
および寄与度をそれぞれ格納する一時保持ステップと、 上記一時保持ステップにおいて格納された寄与度と奥行
き値とに基づいて、上記一時保持ステップにおいて格納
された画素値を用いて表示すべき画像を生成する画像合
成ステップとを含む画像生成プログラムを記録したこと
を特徴とする画像生成プログラム記録媒体。 - 【請求項11】 3次元座標で表現され、多角形である
ポリゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な
画像を生成し、上記生成した画像を実写画像と合成し、
合成画像を生成する画像合成装置において、 上記ポリゴンの集合である形状データに対して、各ポリ
ゴンごとに当該ポリゴンが不透明であるか否かを識別す
るポリゴン識別手段と、 上記形状データから、画像の表示単位である画素ごとの
輝度と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを
表示すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポ
リゴンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成
する画像データ演算手段と、 上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥行き値、
および寄与度をそれぞれ格納する一時保持手段と、 上記実写画像を処理して、輝度と色とを示す実写画像画
素値と、上記実写画像が表示単位である画素において占
める割合を示す実写画像寄与度とを生成する実写画像処
理手段と、 上記一時保持手段に格納された寄与度と奥行き値と、上
記実写画像処理手段が生成する実写画像寄与度と、あら
かじめ設定された実写画像奥行き値とに基づいて、上記
一時保持手段に格納された画素値と、上記実写画像処理
手段が生成する実写画像画素値とを用いて、表示すべき
画像を生成する画像合成手段とを備えたことを特徴とす
る画像合成装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載の画像合成装置にお
いて、 上記一時保持手段は、複数の上記奥行き値を格納するも
のであり、 上記一時保持手段に格納された複数の奥行き値のうち、
最大の値を有するものと、処理対象とするポリゴンの奥
行き値とを比較し、その比較の結果に基づいて、処理対
象とするポリゴンの表示を行うか否かを決定する奥行き
合成手段をさらに備えたことを特徴とする画像合成装
置。 - 【請求項13】 3次元座標で表現され、多角形である
ポリゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な
画像を生成し、上記生成した画像を実写画像と合成し、
合成画像を生成する画像合成方法において、 上記ポリゴンの集合である形状データに対して、各ポリ
ゴンごとに当該ポリゴンが不透明であるか否かを識別す
るポリゴン識別ステップと、 上記形状データから、画像の表示単位である画素ごとの
輝度と色とを示す画素値と、処理対象であるポリゴンを
表示すべき奥行きを示す奥行き値と、処理対象であるポ
リゴンが画素において占める割合を示す寄与度とを生成
する画像データ演算ステップと、 上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥行き値、
および寄与度をそれぞれ格納する一時保持ステップと、 上記実写画像を処理して、輝度と色とを示す実写画像画
素値と、上記実写画像が表示単位である画素において占
める割合を示す実写画像寄与度とを生成する実写画像処
理ステップと、 上記一時保持ステップにおいて格納された寄与度と奥行
き値と、上記実写画像処理ステップにおいて生成された
実写画像寄与度と、あらかじめ設定された実写画像奥行
き値とに基づいて、上記一時保持ステップにおいて格納
された画素値と、上記実写画像処理ステップにおいて生
成する実写画像画素値とを用いて、表示すべき画像を生
成する画像合成ステップとを含むことを特徴とする画像
合成方法。 - 【請求項14】 3次元座標で表現され、多角形である
ポリゴンの集合である形状データに基づいて3次元的な
画像を生成し、上記生成した画像を実写画像と合成し、
合成画像を生成する画像合成プログラムを記録したプロ
グラム記録媒体において、 上記ポリゴンの集合である形状データに対して、各ポリ
ゴンごとに当該ポリゴンが不透明であるか否かを識別す
るポリゴン識別ステップと、 画素を単位とする上記形状データに対して、輝度と色と
を示す画素値と、ポリゴンを表示すべき奥行きを示す奥
行き値と、ポリゴンが、表示単位である画素において占
める割合を示す寄与度とを生成する画像データ演算ステ
ップと、 上記画像データ演算手段が生成した画素値、奥行き値、
および寄与度をそれぞれ格納する一時保持ステップと、 上記実写画像を処理して、輝度と色とを示す実写画像画
素値と、上記実写画像が表示単位である画素において占
める割合を示す実写画像寄与度とを生成する実写画像処
理ステップと、 上記一時保持ステップにおいて格納された寄与度と奥行
き値と、上記実写画像処理ステップにおいて生成された
実写画像寄与度と、あらかじめ設定された実写画像奥行
き値とに基づいて、上記一時保持ステップにおいて格納
された画素値と、上記実写画像処理ステップにおいて生
成する実写画像画素値とを用いて、表示すべき画像を生
成する画像合成ステップとを含む画像合成プログラムを
記録したことを特徴とする画像合成プログラム記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30589198A JP4148377B2 (ja) | 1997-10-28 | 1998-10-27 | 画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム記録媒体、画像合成装置、画像合成方法、および画像合成プログラム記録媒体 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-295123 | 1997-10-28 | ||
| JP29512397 | 1997-10-28 | ||
| JP1440898 | 1998-01-27 | ||
| JP10-14408 | 1998-01-27 | ||
| JP30589198A JP4148377B2 (ja) | 1997-10-28 | 1998-10-27 | 画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム記録媒体、画像合成装置、画像合成方法、および画像合成プログラム記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283047A true JPH11283047A (ja) | 1999-10-15 |
| JP4148377B2 JP4148377B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=27280626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30589198A Expired - Lifetime JP4148377B2 (ja) | 1997-10-28 | 1998-10-27 | 画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム記録媒体、画像合成装置、画像合成方法、および画像合成プログラム記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4148377B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-10-27 JP JP30589198A patent/JP4148377B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4148377B2 (ja) | 2008-09-10 |
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