JPH11283172A - 車両運行記録解析システム及び車両運行記録解析装置及び記録媒体 - Google Patents

車両運行記録解析システム及び車両運行記録解析装置及び記録媒体

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JPH11283172A
JPH11283172A JP8404598A JP8404598A JPH11283172A JP H11283172 A JPH11283172 A JP H11283172A JP 8404598 A JP8404598 A JP 8404598A JP 8404598 A JP8404598 A JP 8404598A JP H11283172 A JPH11283172 A JP H11283172A
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JP
Japan
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time
vehicle
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standby
data
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JP8404598A
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English (en)
Inventor
Toshio Segawa
敏雄 瀬川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手入力による荷積や荷卸の作業時間の記録デ
ータの信頼性が必ずしも十分ではない場合であっても、
より正確な作業時間の合計値を自動的に演算可能な車両
運行記録解析システム及び(それに用いられる)車両運
行記録解析装置及び(それに用いられる)記録媒体を提
供する。 【解決手段】 積卸作業時間演算手段202は、運行解
析対象の該当車両に搭載された車両運行データ記録装置
100によって記録された車両の全運行時間のうちから
荷積や荷卸が実質的に行なわれた作業時間のみの合計時
間を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貨物輸送用トラック
や冷凍装置が設置された冷凍庫などを備えた保冷車など
の主に貨物運搬用車両の運行データを計測し記録し解析
する車両運行記録解析システム及び車両運行記録解析装
置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】車両運行記録解析システムは、冷凍庫あ
るいは一般的な貨物室のような荷室を備えた運輸用車両
に搭載されて、その車両の走行距離をはじめとして、荷
積や荷卸に要した時間や休憩時間など各種計測あるいは
手入力された運行データを、ICカードのような着脱可
能な記録手段に記録させる車両運行データ記録装置と、
前記のICカードが装着されると、それに記録されてい
る運行データを読み出して、その各種の運行データに基
づいて各種運行記録の解析を行なう車両運行記録解析装
置とから、その主要部が構成されるものである。
【0003】このような従来の車両運行記録解析システ
ムにおいて、一般に車両運行データ記録装置の手入力部
は、図5にその一例を示すような外形に形成されてい
る。その機能は、手動操作(いわゆる手入力)によって
入力されるデータを記録することと、車両速度センサの
ような装置外部から入力される走行距離データなどを記
録することの、主に2通りの記録機能に大別することが
できる。
【0004】例えば、図7に示す従来のトラック車両用
の運行データ記録装置の操作部900を一例に取ると、
トラック車両の運転者等は、例えば荷積みを開始する際
にはファンクションキー901のうち、荷積みモードに
対応して予め割り振られているキーf1を押下する。す
るとこの時点から荷積時間として記録が継続される。そ
して荷積みが終了すると、運転者等は終了ボタン902
を押下して荷積みモードを解除し、荷積時間としての記
録は終了される。
【0005】そして出発の準備が揃うと、今度はファン
クションキー901のうち走行モードに対応したキーf
2を押下する。そしてこの時点から走行時間として記録
が継続される。また、走行途中に例えば食事の時間にな
ったような場合には、食事モードあるいは休憩モードと
して予め割り振られているキーf3を押下すると、運行
記録はその時点から走行モードを終了して休憩モードに
切り替わって、休憩時間として記録が継続される。
【0006】また、例えば得意先への到着指定時刻が変
更になったような場合には、その時刻をテンキー903
で入力し、訂正キー904を押下することによって、そ
の変更を記録する。そしてそのような各種運行状況の変
化を手入力で切り替えてその時間を記録させる一方で、
それと並行して積算走行距離のデータやその車両の走行
/停止のデータなどについても自動的に記録し、その走
行距離の値は表示部905に表示する。この走行距離デ
ータについては、運行データ記録装置の操作部900の
外部で計測された値を逐次モニタリングするなどして読
み込むことで記録および表示している。
【0007】このようにして、車両運行上で運行状況が
種々変更となる際には、運転者等がそのモードに対応し
たキーfn(n=1,2,3,4…)をファンクション
キー901の中から選択して押下するという、いわゆる
手入力によってそのモードを切り替えることで、運行状
況をICカードのような着脱可能な記録手段のメモリ内
に記録している。またその一方で、走行距離のデータに
ついては自動的に逐次(あるいは例えば1分間ごとなど
に)モニタリングして、ICカードのような記録手段に
記録している。
【0008】こうして記録された運行データは、その車
両が営業を終えて例えば営業所に帰庫した際などに、I
Cカードが解析装置にかけられてそのICカードから読
み出され、図8に示すような業務日報等として印字出力
あるいは表示出力される。そして、上記のようにして収
集され記録された運行データが、印字用紙などの上に印
字出力された後、ユーザーはこの印字出力された運行デ
ータに基づいて、そのうちの図8中の下段の発着表中な
どに印字されている荷積時間や荷卸時間を読み取って、
それらの数値を手計算によって合計することにより、そ
の該当日時(時間)における作業時間の合計を算出する
ようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような作業時間の合計の算出をユーザーによる手計算に
よって行なっているが、その手計算は極めて繁雑なもの
であり、またその手計算を行なうために余計な時間が掛
かってしまい、極めて非効率であるという問題があっ
た。
【0010】しかも、図8に一例を示したような繁雑な
図表から人間が目視によって時刻のデータを読み取り、
さらにその読み取った時刻のデータに基づいてユーザー
が煩雑な60進法的な時間計算を手計算で行なうことに
なるので、その一連の読み取りから計算までの間に読み
取りミスや計算間違い等が発生する確率も高くならざる
を得ない。
【0011】従って、そのようなユーザーの目視による
読み取り〜手計算による合計時間の算出を行なうこと
は、その作業自体がユーザーにとって煩雑であるという
問題があるのみならず、そのような煩雑な手作業の結果
に得られた前記車両の運行上の作業時間の合計値の信頼
性についても低いものとなるという問題があった。
【0012】また、上記のような運行データの記録につ
いても、各運行モードの切り替えを運転者や作業担当者
等の手動操作に依存しているために、その切り替え操作
を運転者が種々の運行業務等の忙しさに紛れて忘れてし
まい、正確な運行記録が残せない事態が生じる場合があ
る。
【0013】特に、近年では運行業務の多様化等が進ん
でいることなどに起因して、車両運行の現場では運行業
務の繁雑化はさらに進んでおり、そのような繁忙な運行
業務の中では、上記のような運行モード切り替えの手動
操作を忘れることや誤操作をしてしまう確率がさらに高
くなって来ている。
【0014】特に、運行モードの切り替えを行なうの
は、その車両に乗務しているドライバなどをはじめとす
るユーザーであるが、そのようなドライバにとっては荷
積あるいは荷卸の目的地に車両が到着した時点で既に彼
等の意識としては荷積モードや荷卸モードに入ったよう
な気分になってしまって、そのモード切り替え操作を実
行することについては忘れてしまうことや、前記の運行
業務の繁雑さなどに紛れてモード切り替え操作を忘れて
しまうことなどが発生しやすく、実際には上記の荷積モ
ードと積待モードとの切り替えや荷卸モードと卸待モー
ドとの切り替え等が正確に行なわれているとは限らない
ので、そのような積待モードや卸待モードの記録の信頼
性自体にも問題がある。
【0015】そこで、そのような運行モード切り替えの
誤操作等に起因した運行記録ミスに対する対策として、
それらの運行モードの切り替えを自動的に行なうという
対策を講じることで、運行データの正確化を図ることが
要請されるが、運行モードの切り替え自体を手動に頼ら
ず自動化することは実際上は極めて困難である。
【0016】何故なら、車両運行の各モードの切り替え
は主に手動で行なっている。これは、上記のような荷積
みや卸待ちや食事といった車両運行の各モードは、一般
にセンサなどの電子装置を用いて自動的に判別すること
は極めて困難であり実質的には不可能だからである。
【0017】このように、従来の車両運行記録解析シス
テムでは、運行モードを切り替えるための手入力操作を
忘れたり間違えた場合などには、その切り替えを忘れら
れたデータあるいは誤って記録されたデータがそのまま
用いられて、その誤ったデータに基づいて運行記録が解
析されてしまい、その結果、車両運行上の荷積や荷卸に
実質的に掛かった作業時間の正確な合計値の算出ができ
なくなるという問題があった。
【0018】しかも、そのような手入力操作に起因した
不都合を解消しようとしても、そのような運行モードの
切り替えを自動化することは実質的に不可能であるとい
う問題があった。また、従来の車両運行記録解析システ
ムにおいては、上記のような卸待モードや積待モードと
いった積卸の際の待機モードつまり実質的に荷積や荷卸
などの作業を行なわないで待機している状態にある間の
モードに切り替える手段を必ずしも有していない、簡略
化された車両運行記録解析システムなどもあり、このよ
うな場合には記録データ中には待機モードに関する情報
は含まれていないのであるから、実質的な荷物の積み卸
しの作業に要した時間を自動的に判別して計算すること
は困難であると考えられていた。
【0019】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものである。本発明は、上記の如く手入力によ
る荷積や荷卸の作業時間の記録データの信頼性が必ずし
も十分ではない場合であっても、より正確な作業時間の
合計値を自動的に演算可能な車両運行記録解析システム
及び(それに用いられる)車両運行記録解析装置及び
(それに用いられる)記録媒体を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1に、本発明の車両運
行記録解析システムは、荷室を備えた車両に搭載される
車両運行データ記録装置100であって、少なくとも、
前記車両が走行中であるか停止中であるかを区別する走
行状況情報と、前記荷室のドアが開状態であるか閉状態
であるかを区別するドア開閉情報と、前記車両の運行上
の休憩時間および待機時間のうち少なくともいずれか一
方の開始した時刻および終了した時刻の情報である休憩
・待機情報とを含む車両運行状況データを時系列的に収
集する車両運行データ収集手段101と、前記車両運行
データ記録装置100に着脱可能に装着されて、前記収
集された運行状況データを時系列的に記録するデータ記
録手段102とを備えた車両運行データ記録装置100
と、前記車両運行データ記録装置100とは別体として
配置される車両運行記録解析装置200であって、前記
データ記録手段102から少なくとも前記走行状況情報
と前記ドア開閉情報と前記休憩・待機情報とを読み出す
データ読出手段201と、前記データ読出手段201で
読み出された前記休憩・待機情報に基づいて、前記車両
の運行上の休憩時間および待機時間の合計値を演算する
一方、前記走行状況情報と前記ドア開閉情報とに基づい
て、前記走行状況情報における前記車両が停止中の時間
帯であって該停止中の時間帯内に前記ドアが開状態であ
った時間が少なくとも含まれている時間帯を選別し該時
間帯の合計時間を演算し、該合計時間から前記休憩時間
および待機時間の合計値を減算して、前記車両の運行上
の実質的な荷物の積卸作業時間を自動的に演算する積卸
作業時間演算手段202とを備えた車両運行記録解析装
置200とを具備することを特徴としている。
【0021】なお、上記のドア開閉情報を収集するため
の、より具体的な手段としては、車両の荷室のドアのヒ
ンジ部分などに設置されて、そのドアの開閉状態を検知
する、いわゆるドア開閉センサを好適に用いることがで
き、このようなドア開閉センサ自体については従来のも
のを用いても構わない。
【0022】また、上記の走行状況情報を収集するため
の、より具体的な手段としては、車両の動力伝達軸ある
いは動力アクスル軸等に付設されて、その回転速度に対
応して発生するパルスに基づいて、その車両の時々刻々
での走行状況、つまり走行速度が0か否か、といった走
行状況を検知する、従来のいわゆる走行センサを好適に
用いれば良い。あるいは、従来の車両に一般的に用いら
れている車両速度センサやエンジンの回転速度を検知す
る回転センサなどからの出力に基づいて、その車両の時
々刻々での前記走行状況を検知するようにしても良い。
【0023】いずれにせよ、走行状況情報およびドア開
閉情報については、自動的に収集することが望ましいこ
とは言うまでもない。即ち、本発明によれば、積卸作業
時間演算手段202は、運行解析対象の該当車両に搭載
された車両運行データ記録装置100によって記録され
たその車両の全運行時間のうちから荷積や荷卸が実質的
に行なわれた作業時間のみの合計時間を演算する。この
とき、荷積モードや荷卸モードといった操作ミスの発生
する確率が高いデータについては用いないで、自動的に
データ収集〜記録が可能な車両の走行中/停止中を区別
する走行状況情報およびドアの開状態/閉状態を区別す
るドア開閉情報、そして手入力操作で入力されるデータ
でありながらも上記の荷積モードや荷卸モードよりも正
確な入力の確実性の高い休憩モードや待機モードの情報
つまり休憩・待機情報に基づいて、実質的な荷積や荷卸
が行なわれた作業時間のみの合計を、より正確に演算す
る。
【0024】つまり、実質的な荷積や荷卸の作業が行な
われるためには、その車両が停止中であることが、まず
必要な筈である。何故なら、一般に走行中には荷積作業
などは出来ないからである。しかし、それは実質的な荷
積や荷卸の作業が行なわれるための必要条件であって十
分条件ではない。つまり、車両が停止中の状態にある場
合でも、荷積や荷卸の作業が行なわれている場合と、そ
のような作業以外でも例えば食事休憩や荷卸待ちなどの
待機状態にある場合とがあり得る。
【0025】従って、車両が停止中の状態にある時間の
うち、特に休憩・待機時間については、実質的な荷積や
荷卸の作業が行なわれた時間以外の時間であるから、そ
の時間については作業時間の合計値からは除外しなけれ
ばならない筈である。そこでそのような休憩・待機時間
の合計値については、作業時間の合計値からは減算す
る。
【0026】また、上記のような車両が停止中の状態に
あった場合でも、その停止中の状態が継続されていた時
間帯の最初から最後までずっと荷室のドアが閉状態であ
った場合には、荷室に対して荷物の積み卸しは不可能な
のであるから、このような場合には実質的には荷積や荷
卸の作業は行なわれなかったことになる。また逆に、前
記の停止中の状態が継続されていた時間帯の最初から最
後までの間に荷室のドアが一度でも開状態となった場合
には、少なくともそのときに荷積や荷卸の作業が行なわ
れた可能性が高い。つまり、たとえ記録されている運行
データでは荷卸モードや荷積モードになっていた場合で
も、その時間帯の最初から最後までずっと荷室のドアが
閉状態となっていたような場合には、実際にはその時間
帯の間中には荷積や荷卸の作業は行なわれておらず、前
記の運行データが誤った入力操作等に起因して事実とは
異なる誤ったデータとして記録されたものだったという
ことになる。
【0027】このように、車両の走行状況が停止中であ
る一区切りの時間帯の最初から最後までの時間内に、一
度でもドア開状態の記録(データ)が存在していれば、
その時間帯の中で荷積や荷卸の作業が行なわれたものと
判定して良いことになる。つまりその時間帯は荷積や荷
卸の作業が行なわれた時間だったと判定しても良いこと
になり、またこのとき、手入力の運行データよりもその
信頼性は高いものと見て良い筈である。
【0028】なお、上記の休憩・待機時間については一
般に、ユーザにとっては仕事の一区切りが落着して比較
的手が空いて、入力操作を行なう上で心理的あるいは操
作条件的に操作を忘れる事が少ない状況下での手入力操
作となる事が多く、また休憩や待機についてはユーザー
の関心は一般に高いのであるから、荷積モードや荷卸モ
ードへの切り替え等と比較してその入力操作ミスの発生
は少ないと言える。
【0029】しかしここで、もしこのような休憩・待機
時間を算出するための元データとなる休憩モードや待機
モードの手入力操作を忘れるなどした場合には、その間
は実際には荷物の積卸の作業が行なわれなかったのに、
その間の時間を休憩・待機時間として減算することなく
作業時間としてカウントすることになりそうだか、本発
明によれば、このような休憩モードや待機モードの手入
力操作を忘れるなどした場合であっても、より正確な運
行モードの解析を自動的に行なって、より妥当性の高い
作業時間の合計値の自動計算を行なうことができる。
【0030】第2に、本発明の車両運行記録解析システ
ムは、上記第1記載の車両運行記録解析システムにおい
て、前記休憩・待機時間は、少なくとも前記車両の運行
上における休憩時間および食事時間および積待時間およ
び卸待時間のうち少なくともいずれか一つを含む休憩・
待機時間であることを特徴としている。
【0031】即ち、前記休憩・待機時間として、前記車
両の運行上における休憩時間および食事時間のうち少な
くともいずれか一つ乃至は全部を好適に用いることがで
き、その結果、実質的な作業時間ではない休憩・待機時
間を差し引いた、より正確な作業時間の合計値を得るこ
とができる。しかも、それらの各運行モードに対応した
運行データは、いずれも従来の車両運行記録解析システ
ムにおいて用いられているようなデータであるから、そ
のような既存の技術に係る運行データを、本発明に係る
車両運行記録解析システムにおいても好適に活用するこ
とができるという利点もある。
【0032】第3に、本発明の車両運行記録解析装置2
00は、荷室を備えた車両に搭載された車両運行データ
記録装置100によって時系列的に収集されてデータ記
録手段102に記録された、一定時間間隔を隔てた時刻
ごとの前記車両が走行中であるか停止中であるかを区別
する走行状況情報と前記荷室のドアが開状態であるか閉
状態であるかを区別するドア開閉情報と前記車両の運行
上の休憩時間および待機時間のうち少なくともいずれか
一方の開始した時刻および終了した時刻の情報である休
憩・待機情報とを、前記データ記録手段102から読み
出す車両運行記録解析装置200であって、前記データ
記録手段102から少なくとも前記走行状況情報と前記
ドア開閉情報と前記休憩・待機情報とを読み出すデータ
読出手段201と、前記データ読出手段201で読み出
された前記休憩・待機情報に基づいて、前記車両の運行
上の休憩時間および待機時間の合計値を演算する一方、
前記走行状況情報と前記ドア開閉情報とに基づいて、前
記走行状況情報における前記車両が停止中の時間帯であ
って該停止中の時間帯内に前記ドアが開状態であった時
間が少なくとも含まれている時間帯を選別し該時間帯の
合計時間を演算し、該合計時間から前記休憩時間および
待機時間の合計値を減算して、前記車両の運行上の実質
的な荷物の積卸作業時間を自動的に演算する積卸作業時
間演算手段202とを備え、前記車両運行データ記録装
置100とは別体として配置されることを特徴とする車
両運行記録解析装置200である。
【0033】即ち、上記第1記載の車両運行記録解析シ
ステムに用いられる車両運行記録解析装置200は、デ
ータ記録手段102から上記の各種データを読み込め
ば、前記車両運行データ記録装置100とは別体として
配置されて単独に用いることも可能である。
【0034】第4に、本発明に係る車両運行記録解析装
置は、上記第3記載の車両運行記録解析装置において、
前記休憩・待機時間が少なくとも前記車両の運行上にお
ける休憩時間および食事時間および積待時間および卸待
時間のうち少なくともいずれか一つを含む休憩・待機時
間であることを特徴とする車両運行記録解析装置であ
る。
【0035】即ち、前記休憩・待機時間として、前記車
両の運行上における休憩時間および食事時間のうち少な
くともいずれか一つ乃至は全部を好適に用いることがで
き、その結果、実質的な作業時間ではない休憩・待機時
間を差し引いた、より正確な作業時間の合計値を得るこ
とができる。しかも、それらの各運行モードに対応した
運行データは、いずれも従来の車両運行記録解析システ
ムにおいて用いられているようなデータであるから、そ
のような既存の技術に係る運行データを、本発明に係る
車両運行記録解析装置200においても好適に活用する
ことができるという利点もある。
【0036】第5に、本発明に係る車両運行記録解析装
置は、上記第3又は第4記載の車両運行記録解析装置に
おいて、前記走行状況情報および前記ドア開閉情報およ
び前記休憩・待機情報に基づいて、前記時刻ごとの前記
車両の走行状況および前記ドアの開閉状態および前記休
憩・待機時間の継続および実質的な作業時間の継続をそ
れぞれ示すグラフを同一の時間軸を用いて印字出力又は
表示出力する出力手段205を、さらに具備することを
特徴としている。
【0037】即ち、前記時刻ごとの前記車両の走行状況
および前記ドアの開閉状態および前記休憩・待機時間の
継続をそれぞれ同一の時間軸に沿ったグラフの形式で出
力することにより、ユーザーにとって運行データ解析を
行なう際に目視にて一目瞭然にその内容把握が可能な資
料を提供することができる。
【0038】また、上記第1〜第5記載の技術に係る各
機能は、パーソナルコンピュータのような一般に用いら
れる汎用コンピュータ資源内に構築することができる。
そこで第6に、本発明に係る作業時間合計の機能をパー
ソナルコンピュータのような情報処理装置にて実行する
ためのプログラムが記録された記録媒体は、荷室を備え
た車両に搭載された車両運行データ記録装置100によ
って時系列的に収集されてデータ記録手段102に記録
された、一定時間間隔を隔てた時刻ごとの前記車両が走
行中であるか停止中であるかを区別する走行状況情報と
前記荷室のドアが開状態であるか閉状態であるかを区別
するドア開閉情報と前記車両の運行上の休憩時間および
待機時間のうち少なくともいずれか一方の開始した時刻
および終了した時刻の情報である休憩・待機情報とを、
前記データ記録手段102から読み出すデータ読出プロ
セスと、前記データ読出プロセスで読み出された前記休
憩・待機情報に基づいて、前記車両の運行上の休憩時間
および待機時間の合計値を演算する一方、前記走行状況
情報と前記ドア開閉情報とに基づいて、前記走行状況情
報における前記車両が停止中の時間帯であって該停止中
の時間帯内に前記ドアが開状態であった時間が少なくと
も含まれている時間帯を選別し該時間帯の合計時間を演
算し、該合計時間から前記休憩時間および待機時間の合
計値を減算して、前記車両の運行上の実質的な荷物の積
卸作業時間を自動的に演算する積卸作業時間演算プロセ
スとを、前記車両運行データ記録装置100とは別体と
して配置される情報処理装置にて実行するためのプログ
ラムが記録された記録媒体である。
【0039】このような本発明に係る記録媒体を用いる
ことにより、上記のような本発明に係る車両運行記録解
析装置200の機能を、パーソナルコンピュータのよう
な一般的な情報処理装置としての汎用コンピュータ資源
内などに構築することができる。
【0040】第7に、本発明に係る記録媒体は、前記休
憩・待機時間が少なくとも前記車両の運行上における休
憩時間および食事時間および積待時間および卸待時間の
うち少なくともいずれか一つを含む休憩・待機時間であ
ることを特徴とする記録媒体である。
【0041】即ち、前記休憩・待機時間として、前記車
両の運行上における休憩時間および食事時間のうち少な
くともいずれか一つ乃至は全部を好適に用いることがで
き、その結果、実質的な作業時間ではない休憩・待機時
間を差し引いた、より正確な作業時間の合計値を得るこ
とができる。しかも、それらの各運行モードに対応した
運行データは、いずれも従来の車両運行記録解析システ
ムにおいて用いられているようなデータであるから、そ
のような既存の技術に係る運行データを、本発明に係る
車両運行記録解析装置の機能を情報処理装置に構築した
場合においても好適に活用することができるという利点
もある。
【0042】第8に、上記第1乃至第5いずれかに記載
の車両運行記録解析システムにおいて、前記車両運行デ
ータ記録装置100は、前記車両が走行中であるか停止
中であるかを区別する走行フラグを用いてなる走行状況
情報と、前記荷室のドアが開状態であるか閉状態である
かを区別するドア開フラグを用いてなるドア開閉情報
と、前記車両の運行上の休憩時間および待機時間のうち
少なくともいずれか一方の期間か否かを区別する待機フ
ラグを用いてなる休憩・待機情報とを含む車両運行状況
データを時系列的に収集する車両運行データ収集手段1
01を備えており、前記車両運行記録解析装置200
は、前記時間帯を選別するに際して、前記走行フラグが
前記停止中に対応するフラグであり、かつ前記ドア開フ
ラグが前記開状態に対応するフラグであり、かつ前記待
機フラグが前記休憩時間および待機時間の期間では無い
フラグである場合に、前記走行フラグが前記走行中に対
応するフラグから前記停止中に対応するフラグに切り替
わった時点を、前記作業時間の開始時点と判定する積卸
作業時間演算手段202を備えている車両運行記録解析
装置200であることを特徴とする車両運行記録解析シ
ステムである。
【0043】即ち、上記第1乃至第5記載の技術におい
て、前記時間帯を選別するに際しては、上記のように走
行フラグを走行状況情報として用いること、およびドア
開フラグをドア開閉情報として用いること、および待機
フラグを休憩・待機情報として用いることによって、一
見繁雑なデータ処理を用いなければ検索ができそうにな
い実質的な(つまり休憩時間や待機時間を含まない)作
業時間の判別を、簡易な構成およびその動作によって確
実に実現することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両運行記録
解析システムの一実施形態を、図面に基づいて詳細に説
明する。図1は、本発明に係る車両運行記録解析システ
ムの構成の主要部を示す図である。
【0045】この車両運行記録解析システムは大きく区
分して、車両(図示省略)に搭載される車両運行データ
記録装置100と、車両運行記録解析装置200との、
2つの別体の装置から、その主要部が構成されている。
車両運行データ記録装置100は、少なくとも前記車両
が走行中であるか停止中であるかを区別する走行状況情
報と、前記荷室のドアが開状態であるか閉状態であるか
を区別するドア開閉情報と、前記車両の運行上の休憩時
間および待機時間のうち少なくともいずれか一方の開始
した時刻および終了した時刻の情報である休憩・待機情
報とを含む車両運行状況データを時系列的に収集する車
両運行データ収集手段101と、前記車両運行データ記
録装置100に着脱可能に装着されて、前記収集された
運行状況データを時系列的に記録するデータ記録手段1
02とを備えて居る。データ記録手段102としては、
本実施形態においてはICカードを用いた。このデータ
記録手段102は、車両運行データ記録装置100から
取り外して車両運行記録解析装置200に装着すること
が容易かつ確実で、しかも薄型・軽量であることが望ま
しいので、本実施形態ではICカードを採用した。
【0046】しかしICカードのみには限定されず、こ
の他にも磁気記録媒体のようなデータ記録手段を好適に
用いることができる。車両運行記録解析装置200は、
前記車両運行データ記録装置100とは別体として、例
えば車両の所属する営業所などに配置されて運行データ
解析を行なうために用いられる装置であって、前記のデ
ータ記録手段102から少なくとも前記走行状況情報と
前記ドア開閉情報と前記休憩・待機情報とを読み出すデ
ータ読出手段201と、前記データ読出手段201で読
み出された前記休憩・待機情報に基づいて、前記車両の
運行上の休憩時間および待機時間の合計値を演算する一
方、前記走行状況情報と前記ドア開閉情報とに基づい
て、前記走行状況情報における前記車両が停止中の時間
帯であって該停止中の時間帯内に前記ドアが開状態であ
った時間が少なくとも含まれている時間帯を選別し該時
間帯の合計時間を演算し、該合計時間から前記休憩時間
および待機時間の合計値を減算して、前記車両の運行上
の実質的な荷物の積卸作業時間を自動的に演算する積卸
作業時間演算手段202とを備えている。
【0047】車両運行記録解析装置200は、従来と同
様に運行データ解析装置として基本的な機能の一つであ
るグラフを出力するという機能、即ち、表示画面上に各
種運行データ即ち前記走行状況情報および前記ドア開閉
情報および前記休憩・待機情報をI/F210や211
を介して処理可能なデータ形式に変換した後、前記時刻
ごとの前記車両の走行状況および前記ドアの開閉状態お
よび前記休憩・待機時間の継続および実質的な作業時間
の継続をそれぞれ示すグラフ(図3参照)を同一の時間
軸を用いて表示する表示装置207およびプリンタから
印字出力する印字装置206を備えた出力手段205を
有している。またこの出力手段205はグラフ以外にも
図8で示したような従来の車両運行記録表や発着表につ
いても印字出力可能であることは言うまでもない。
【0048】上記のような出力手段205によって車両
運行記録や停止状態のデータが印字出力された場合の一
例を図3に示す。また同様の形式で表示画面上に各種運
行データを表示可能であることは言うまでもない。な
お、図中に符号400で示した車両発着表の部分につい
ては従来の運行記録解析装置による出力(図8にその一
例を示した)と同様であるからその詳述は省略する。
【0049】ここで、前記の積卸作業時間演算手段20
2は、さらに詳細には、時間帯選別部2022は前記走
行状況情報と前記ドア開閉情報とに基づいて前記走行状
況情報における前記車両が停止中の時間帯であって該停
止中の時間帯内に前記ドアが開状態であった時間が少な
くとも含まれている時間帯を選別する。そしてその選別
された時間帯の合計時間を時間帯合計時間演算部202
3が演算する。また一方、待機時間合計値演算部202
1は前記車両の運行上の休憩時間および待機時間を演算
し、減算演算部2024は前記の時間帯の合計時間から
前記休憩時間および待機時間の合計値を減算する。これ
らの各演算部は、実際上は一つのマイコン(マイクロコ
ンピュータ)システム内のCPU(中央演算処理ユニッ
ト)を中心としてそれに付設される各種周辺機器や記憶
素子等を用いて構築可能である。よって、このことから
すると、上記の積卸作業時間演算手段202は実質的に
は上記のような各演算部に区分することは必ずしも必要
としない。つまり、上記のような各演算部が実行するよ
うな機能を一つのCPU内に構築し、この一つのCPU
によって上記の積卸作業時間演算手段202の各演算部
の一連の機能を実行するようにしても良いことは言うま
でもない。
【0050】図4に、走行状況情報のデータとドア開閉
情報のデータと休憩・待機時間の継続情報のデータとの
組み合わせの一例を、同一の時間軸を用いたタイミング
チャートで示した。これに基づいて積卸作業時間演算手
段202のさらに具体的な動作についての本実施形態に
おける一例を説明する。
【0051】解析対象となる時間範囲t(t0 ≦t≦t
e )がユーザーによって指定されると(この指定の命令
入力手段あるいは操作器については図示省略)、その時
間範囲内に該当する時刻データtと共に1ログにまとめ
られた各種運行データつまり走行状況情報のデータつま
りフラグRとドア開閉情報のデータつまりフラグDと休
憩・待機時間の継続情報のデータつまりフラグWとを、
データ記録手段102からデータ読出手段201によっ
て読み出す。
【0052】そして積卸作業時間演算手段202は、ま
ず時間帯選別部2022によって、走行状況情報のフラ
グRに基づいて、そのRのうちから、車両が停止中の状
態に対応するフラグつまりR=0である時間帯を選別す
る。このさらに詳細な手法については、種々のバリエー
ションが考えられるが、本実施形態ではフラグRがR=
1から0へと切り替わるとき、つまり図4のタイミング
チャートに模式的に示してあるグラフにおける、フラグ
Rの「立ち下がり」状態の時点301,302,30
3,304を車両の停止状態開始の時点として検知す
る。
【0053】また、車両の停止状態終了の時点の検知に
ついては、フラグRがR=0から1へと切り替わると
き、つまり図4のタイミングチャートにおけるフラグR
の「立ち上がり」状態の時点305,306,307,
308を、車両の停止状態終了の時点として検知する。
すると、時点301から時点305の間の時間帯40
1、時点302から時点306の間の時間帯402、時
点303から時点307の間の時間帯403、時点30
4から時点308の間の時間帯404が、それぞれ車両
の停止状態の時間帯として選別される。ただしこのと
き、前記の時間帯401,402,403,404のそ
れぞれの時間帯の間に、ドア開閉情報のフラグD=1が
存在していた場合には、その時間帯にはドアが少なくと
も一回は開けられたのだから、取り敢えず荷物の積み卸
し等の作業が行なわれたものと見做せるので、そのよう
なフラグD=1が存在している時間帯がさらに選別され
る。
【0054】あるいは、時間帯選別部2022をはじめ
とする積卸作業時間演算手段202の上記以外の好適な
動作手法としては、まずドア開閉情報のフラグDが0か
ら1へと変化している時点を暫定的にスタートとしてま
ず選別し、そこからデータ検分をスタートして時間軸
(つまり時刻データt)を過去に溯って行き、フラグR
が0(停止中)から1(走行中)に変化している時点
を、前記のドア開閉情報のフラグDが0から1へと変化
したときを含む作業時間帯の開始時点として検知する。
そして、このようにして開始時点が検知されると、今度
はこの開始時点からデータ検分を時間軸(つまり時刻デ
ータt)上で前記とは逆方向つまり時間軸の正方向へと
進んで行って、フラグRが0(停止中)から1(走行
中)に変化している時点を、前記の作業時間帯の終了時
点として検知する。このような手法を用いて前記の時間
帯401,402,403を選別するようにしても良
い。
【0055】このようにして、図4の一例で言うと時間
帯401,402,403については作業時間の合計の
対象として選別される。しかし時間帯404においては
D=1が存在していないので(つまりずっとD=0のま
まなので)、その時間帯の間にはドアは一度も開けられ
ないで閉じられたままだったことになるから、荷物の積
み卸し等の作業は行なわれなかったものと見做すことが
できるので、この時間帯404の時間については作業時
間の合計の対象外として、選別対象から外される。つま
りこの時間帯404の時間については作業時間の合計の
対象とはならない。こうして時間帯選別部2022によ
って作業時間の合計の対象となる時間帯を選別する。
【0056】そして選別された時間帯(図4の一例で
は、時間帯401,402,403)の時間を時間帯合
計時間演算部2023が合計する。また一方、待機時間
合計値演算部2021は、休憩・待機時間の継続情報の
データ(W)に基づいて、前記の選別された時間帯、即
ち図4の一例では時間帯401,402,403中に存
在している休憩・待機時間のフラグW=1となっている
時間を選別する。
【0057】このとき、時間帯401,402,403
中に存在している、休憩・待機時間のフラグW=1の状
態の時間を選別する手法としては、フラグR=0かつフ
ラグW=1という論理積(積集合)のロジックに適合す
る場合のフラグW=1のみを選別するようにすれば良
い。そしてそのようにして選別された休憩・待機時間の
合計値を待機時間合計値演算部2021が演算する。
【0058】そして減算演算部2024は、前記の時間
帯合計時間演算部2023で合計された時間帯401,
402,403の時間合計値から、待機時間合計値演算
部2021で合計された休憩・待機時間の合計値を減算
して、食事休憩や荷卸待ちといった作業を休止している
間の休憩・待機時間を除いた、実質的な作業時間の合計
値を得ることができる。
【0059】なお、待機時間合計値演算部2021の動
作および減算演算部2024による休憩・待機時間の減
算の手法についても、上記以外の好適な動作手法とし
て、上記の時間帯選別部2022が作業時間帯の開始時
点を検知した後に、今度はその開始時点から時間軸(つ
まり時刻データt)上を時間軸の正方向へと進んで行き
ながらデータ検分を行なって行き、走行状況情報のデー
タがR=0であってかつ休憩・待機時間の継続情報のデ
ータがW=0である場合の時間については上記のように
作業時間の合計値としてカウントするが、走行状況情報
のデータがR=0であってかつ休憩・待機時間の継続情
報のデータがW=1である場合の時間については、上記
の作業時間の合計値としてはカウントしない(つまりこ
れが、休憩・待機時間の間の時間を減算する、というこ
とに相当するわけである)。このようにして、作業時間
の合計値をカウントアップして行くことで、その作業時
間の合計値を得るようにしても良い。
【0060】即ち、積卸作業時間演算手段202による
実質的な作業時間の演算手法としては、大別すると主に
2通りの手法を用いることが可能であると言える。即
ち、第1に、車両がドアを一度は開けられて停止してい
た時間帯の全てをまず選別して合計して、途中での休憩
や待ち状態なども含んだ総計の作業時間を計算し、この
総計の作業時間から、途中での休憩や待ち状態など実質
的には作業が成されなかった時間の合計値を減算して、
実質的に作業が本当に成された作業時間のみの合計値を
得る、という手法が一つ。つまり、図4の一例に則して
述べると、時間帯401,402,403の時間の合計
を演算し、その合計の値から、休憩・待機時間つまり時
間帯501,502を合計した値を減算することで、休
憩時間等を含まない実質的な作業時間を得ることができ
る。
【0061】そして第2に、フラグR,D,Wに基づい
て、D=1を少なくとも一つは含むR=0の時間帯につ
いては、その時間帯の開始から終了までの間のデータを
時刻tに沿って時系列的に検分して行きR=0かつW=
0の場合の時間のみを選択的にカウントアップし、R=
0かつW=1の場合の時間についてはカウントしないこ
とにより、休憩時間等を含まない実質的な作業時間を得
る、という手法がもう一つの手法である。つまり、図4
の一例に則して述べると、まず時間帯401の開始時点
301を検知する。即ちその時間帯401内のドア閉状
態のフラグR=1の立上がり時点から暫定的にスタート
して時間軸の過去の方向へと溯って行ってフラグRが0
から1へと変化している時点301が検知されたら、そ
の時点301をその時間帯401の開始時点とする。そ
してこの開始時点である時点301を起点として、R=
0かつW=0であるような時間、つまり図中で時間帯6
01,602,603,604,605についてはその
時間をカウントアップして行く。しかし時間帯501,
502についてはカウントしない。このようにして時刻
tに沿って時系列的に、実質的な作業時間をカウントア
ップして行くことによって、休憩時間等を含まない実質
的な作業時間を得ることができる。
【0062】なお、以下の概要フローチャートを用いた
本実施形態の動作の説明においては上記第2の手法とし
て述べたような、時系列的な時間のカウントアップの手
法を用いる場合についてを一例として述べるが、これ以
外にも、上記の第1の手法として述べたような、作業時
間の総計を一旦演算してから休憩・待機時間の合計値を
減算するという、言わば演算のバッチ処理のような手法
を用いることも可能であることは言うまでもない。
【0063】次に、本発明に係る車両運行記録解析シス
テムの、特に車両運行記録解析装置の主要な動作につい
て、図2の概要フローチャートに基づいて述べる。まず
車両運行データ記録装置100においては、車両運行デ
ータ収集手段101によって、車両が走行中であるか停
止中であるかを区別する走行状況情報(R)と前記荷室
のドアが開状態であるか閉状態であるかを区別するドア
開閉情報(D)と前記車両の運行上の休憩時間および待
機時間のうち少なくともいずれか一方の開始した時刻お
よび終了した時刻の情報である休憩・待機情報(W)と
を含む車両運行状況データを、例えば1分毎のように予
め定められた周期ごとに、そのときの時刻tのデータと
共に時系列的に収集する。
【0064】そしてその収集された各フラグR,D,W
は、図4にその一例を模式的に示すように、時刻tのデ
ータと共に一組に1ログとしてまとめられて、前記車両
運行データ記録装置100に着脱可能に装着可能なIC
カードのようなデータ記録手段102に、運行データと
して前記の時刻データtに基づいて時系列的に記録され
る(ここまでは図示省略)。
【0065】このようにして前記の運行データが記録さ
れたデータ記録手段102が、本発明に係る車両運行記
録解析装置200に装着されると、運行データの読み出
し命令入力待ち状態になり(s1のN)、さらに読み出
し命令が入力されると(s1のY)、データ記録手段1
02に記録されている各種運行データをデータ読出手段
201が読み出して、その内部の例えばS−RAMやD
−RAMのような記憶素子に格納して一時的に保存して
おく(s2)。
【0066】続いて、運行記録解析の対象とすべき所望
の時間範囲(t0 ≦t≦te )を指定する命令入力をユ
ーザーが入力すると(s3のY)、その指定された時間
範囲t0 ≦t≦te に該当する時刻データtを持つ全て
の運行データが解析処理の対象となり、そのような運行
データが全て時系列的に前記の一時的に保存されている
状態から読み出される(s4)。
【0067】例えば、図3の印字出力された運行データ
の一例の場合に則して言えば、この場合の運行記録解析
の対象とすべき所望の時間範囲はt0 =8:00≦t≦
te=20:00なる時間範囲の時刻である。続いて、
読み出された運行データに基づいて、それら運行データ
をグラフおよび帳票形式で出力するための出力データ
を、出力手段205内のデータ変換部209が作成する
(s5)。
【0068】そして、出力可能なデータに変換された運
行データは、必要に応じて出力用I/F(インターフェ
イス)210,211を介して表示装置207や印字装
置206など各出力装置つまり出力手段205の用いて
いる出力フォーマットにフォーマット変換されて送出さ
れ、既述の図3に一例を示したようなグラフの形式で印
字出力および表示出力される(s6)。
【0069】ただしこの時点では、図3中の「作業」の
欄には、その内容の情報は現示されておらず空白のまま
の状態にある。続いて、作業時間の合計値を算出する動
作の開始命令がユーザーによって入力されると(s7の
Y)、積卸作業時間演算手段202はその作業時間の合
計値を算出する動作を開始する(s8)。
【0070】なお、このとき前記の動作開始命令の入力
の際に用いられる、例えばキーボードのような入力装置
あるいはユーザーインターフェイス等については、図示
およびその詳述については省略した。積卸作業時間演算
手段202は、まず時間帯選別部2022によって、ド
ア開閉情報がD=0からD=1へと変化している時点、
つまり図4で言えば時点701,702,703を検知
する。このときの検出の手法については種々のバリエー
ションが考えられるが、例えば運行記録解析の対象とす
べき時間範囲となっているt0 ≦t≦te の範囲内で、
まずその最終端の時刻te から開始時点の時刻t0 に向
かって時間を溯る方向でフラグDを検分(検索)して行
くようにして、時間帯選別部2022はこの方向に則し
て言えば前記とは逆にドア開閉情報がD=1からD=0
へと変化している時点つまり前記の時点701,70
2,703を検知する。即ち、図4の一例に則して言う
と、時間帯選別部2022は前記の時点701,70
2,703のうち、まず時間軸上で最も新しい時点つま
り時点701を検知する(s9のY)。
【0071】こうしてドア開閉情報がD=1からD=0
へと変化している時点(前記の一例では時点701)が
検知されると、この時点の前後に作業時間または休憩・
待機時間の時間帯の開始時点と終了時点とが存在してい
る筈である。それらのいずれかは未だ不明であるが、と
にかくドアが開状態となった時点を含んでその前後の時
間帯は、車両は停止状態にあった筈である。逆にそうで
なければ、一般にドアは開けられない筈であるから、ド
アが開状態となった時点つまり前記の一例ではまず時点
701の前後に、車両が停止状態となっていた時間帯、
つまり走行状況情報のフラグR=0となっている時間帯
(この一例では時間帯403)が存在しており、従って
その開始時点(時点303)と終了時点(時点307)
とが存在している筈である。
【0072】そこで、前記のドア開閉情報がD=1から
D=0へと変化している時点701があることが検知さ
れると、その時点701のさらに過去方向へと溯って、
フラグRを検分して行き、この方向で言ってフラグRが
0から1へと変化している時点(前記の一例では時点3
03)が検知されたら(s12のY)、この時点303
を、前記のドアが開状態となった時点701を含む車両
停止状態の時間帯403の開始時点303として判別す
る(s10)。
【0073】この開始時点の判別ステップはさらに詳細
には、図6に示すように、前記時間帯403を選別する
に際して、前記走行フラグRが前記停止中に対応するフ
ラグ(つまり本実施形態ではR=0)であり(s601
のY)、かつ前記ドア開フラグDが前記開状態に対応す
るフラグ(つまり本実施形態ではD=0)であり(s6
02のY)、かつ前記待機フラグが前記休憩時間および
待機時間の期間では無いフラグ(つまり本実施形態では
W=0)であることが判定された場合(s603のYお
よびs604のY)に、前記走行フラグRが前記走行中
に対応するフラグ1から前記停止中に対応するフラグ0
に切り替わった時点を、前記作業時間の開始時点と判定
する(s605)。しかしそれ以外の場合には、まず走
行フラグR=1であったなら(s601のN)、作業状
態の判定の動作を終了する(s606)。
【0074】またD=0であった場合(s602のN)
には、そのときの時刻tにおいてドア閉状態つまり車両
が停止状態であったものと判定する(s607)。また
W=0であった場合(s603のNまたはs604の
N)には、そのときの時刻tにおいて休憩時間(s60
8)または待機時間(s609)であったものと判定す
るが、それらの場合はいずれも作業時間とは判定しな
い。
【0075】こうして、ドアが開状態となった時点70
1を含む車両停止状態の時間帯403の開始時点303
が判別されると、今度はその開始時点303から時間軸
の正方向へと向かってデータを検分して行き時間カウン
トを開始する(s11)。まず前提条件として車両の停
止状態に対応するフラグRがR=0であって、しかもフ
ラグWが0である場合には時間カウントをカウントアッ
プするが、フラグWが1である場合には時間カウントの
カウントアップはしない。
【0076】即ち、さらに詳細には、本実施形態におい
ては1分ごとの周期でその時刻tごとのフラグR,D,
Wをそれぞれ収集し、そのフラグR,D,Wをそれが収
集されたときの時刻データtとともに1ログのデータと
して一組にまとめて記録しているが、この1分ごとのデ
ータ一組ずつを積卸作業時間演算手段202の時間帯合
計時間演算部2023が一つずつ順次に時系列的に検分
して行き(s10〜s11)、上記のような判定基準つ
まりフラグRが0であって(s12のY)、かつフラグ
WがW=0である場合の時刻についてのみ、その時刻の
1分間については時間カウントTをカウントアップす
る。つまり、ある時刻tにおけるフラグWがW=0であ
った場合には(s13のY)、時間帯合計時間演算部2
023はそのとき時間カウントTをカウント1だけカウ
ントアップして(その時刻tに対応した1分間の時間を
カウントアップして)、TをT+1にカウント1ずつイ
ンクリメントする(s14)。
【0077】しかしここで、W=1であった場合には
(s13のN)、そのときは実質的には作業を行なって
いない休憩時間あるいは待機時間であったのだから、そ
の場合の時刻tにおける1分についてはカウントアップ
しないで、次の時刻t+1のデータの検分に移る(s1
3のN〜s11)。
【0078】こうして、時刻t=1,2,3…の順で時
系列的に運行データ(t,R,D,W)の一組ずつに基
づいて、その一分周期の時刻ごとに時間カウントTをカ
ウント1ずつカウントアップする(時間帯604の間)
か否(時間帯502の間)かを判定して、その結果を実
行して行き、最終的には一つの時間帯403の終了時点
307に至ると、そのときフラグRがR=0からR=1
に変化するので(s12のN)、時間カウントTのカウ
ントアップはここで一旦終了して、再び時間軸の過去の
方向に溯ってフラグDを検分して行き、このフラグD
が、1から0に変化したことが今度は2回続けて(つま
りs15のY〜s16のN〜s9のY)検知されると、
前記の時間帯403よりも時系列的には一つ古い時刻の
時間帯である時間帯402の開始時点302を判別する
(s10)。
【0079】そしてそれ以降は上記のs(ステップ)1
1〜s14あるいはs11〜s16の各動作プロセスを
実行して、この時間帯402の開始時点302から終了
時点306までの間における、実質的な作業時間つまり
時間帯501を除いた(減じた)時間帯602,603
の合計値をカウントアップすることかてきる。
【0080】そして上記のような動作を、図3の一例の
場合では最後の残りの時間帯401についても上記同様
に繰り返して、今回の解析対象である時刻;t0 ≦t≦
te全体に亙って行なうことで、その時刻;t0 ≦t≦
te 全体に亙っての実質的な作業時間Tの合計値を得る
ことができ、これを出力することができる(s17)。
また、その作業時間Tの合計値のデータを出力した後
は、前記のデータ読出手段201内に一時保存されてい
たデータはリセットされ、新たに別のデータを格納可能
な状態に戻る(s18)。
【0081】こうして出力された作業時間Tの合計値の
データは、さらに印字装置206等で出力可能な形式の
データに変換された後、必要に応じて出力用I/F(イ
ンターフェイス)210,211を介して印字装置20
6や表示装置207あるいは外部記憶手段208など各
出力装置の出力フォーマットにフォーマット変換された
後、その印字装置206や表示装置207によって図4
に一例を示すようなフォーマット中に、作業時間Tとし
てその数値が出力される(s19)。
【0082】そして解析終了命令が入力されて動作を終
了する(s20)。ところで、図3中の「作業」の欄に
ついては、まず8:00〜20:00の間の目盛が配置
されている部分においては、上記のs13でW=0であ
ることが判定された時刻の目盛りの上の欄にドットある
いは横線状のマーキング等を表示あるいは印字し、s1
3でW=1であることが判定された時刻の目盛りの上の
欄にはそのようなドットあるいは横線状のマーキング等
は表示しないようにすることで、全体として見ると図3
中に符号3001で示すような作業時間の継続状態の記
録が断続的なバー表示等によって表現される。そしてさ
らには、図中の「作業」の欄の右端の「累計時間」の欄
3002には、上記のs17で出力された実質的な作業
時間Tの合計値の数値が表示装置207によって表示ま
たは印字装置206によって印字される。
【0083】なお、以上の概要フローチャートで示され
るようなプログラムを記録した記録媒体をパソコンのよ
うな汎用の情報処理装置に装着してそのプログラムをイ
ンストールすることにより、その情報処理装置に本発明
に係る車両運行記録解析装置200を構築することがで
きる。
【0084】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように本発
明によれば、第1に、休憩モードや待機モードの手入力
操作を忘れるなどした場合であっても、より正確な運行
モードの解析を自動的に行なって、より妥当性の高い作
業時間の合計値の自動計算を行なうことができる。
【0085】また第2に、前記車両の運行上における休
憩時間および食事時間のうち少なくともいずれか一つ乃
至は全部を好適に用いることができ、その結果、実質的
な作業時間ではない休憩・待機時間を差し引いた、より
正確な作業時間の合計値を得ることができる。しかも、
それらの各運行モードに対応した運行データは、いずれ
も従来の車両運行記録解析システムにおいて用いられて
いるようなデータであるから、そのような既存の技術に
係る運行データを、本発明に係る車両運行記録解析シス
テムにおいても好適に活用することができるという利点
もある。
【0086】また第3に、上記第1記載の車両運行記録
解析システムに用いられる車両運行記録解析装置200
は、データ記録手段102から上記の各種データを読み
込めば、前記車両運行データ記録装置100とは別体と
して配置されて単独に用いることも可能である。
【0087】また第4に、前記休憩・待機時間として、
前記車両の運行上における休憩時間および食事時間のう
ち少なくともいずれか一つ乃至は全部を好適に用いるこ
とができ、その結果、実質的な作業時間ではない休憩・
待機時間を差し引いた、より正確な作業時間の合計値を
得ることができる。しかも、それらの各運行モードに対
応した運行データは、いずれも従来の車両運行記録解析
システムにおいて用いられているようなデータであるか
ら、そのような既存の技術に係る運行データを、本発明
に係る車両運行記録解析装置200においても好適に活
用することができるという利点もある。
【0088】また第5に、前記時刻ごとの前記車両の走
行状況および前記ドアの開閉状態および前記休憩・待機
時間の継続をそれぞれ同一の時間軸に沿ったグラフの形
式で出力することにより、ユーザーにとって運行データ
解析を行なう際に目視にて一目瞭然にその内容把握が可
能な資料を提供することができる。
【0089】また第6に、上記第1〜第5記載の技術に
係る各機能は、パーソナルコンピュータのような一般に
用いられる汎用コンピュータ内に構築することができ
る。また第7に、前記休憩・待機時間として、前記車両
の運行上における休憩時間および食事時間のうち少なく
ともいずれか一つ乃至は全部を好適に用いることがで
き、その結果、実質的な作業時間ではない休憩・待機時
間を差し引いた、より正確な作業時間の合計値を得るこ
とができる。しかも、それらの各運行モードに対応した
運行データは、いずれも従来の車両運行記録解析システ
ムにおいて用いられているようなデータであるから、そ
のような既存の技術に係る運行データを、本発明に係る
車両運行記録解析装置の機能を情報処理装置に構築した
場合においても好適に活用することができるという利点
もある。
【0090】そして第8に、上記の如く手入力による荷
積や荷卸の作業時間の記録データの信頼性が必ずしも十
分ではない場合であっても、より正確な作業時間の合計
値を自動的に演算可能な車両運行記録解析システム及び
(それに用いられる)車両運行記録解析装置及び(それ
に用いられる)記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両運行記録解析システムの構成
の主要部を示す図である。
【図2】本発明に係る車両運行記録解析システムに用い
られる車両運行記録解析装置の主要な動作を示す概要フ
ローチャートである。
【図3】各種運行データが印字出力された場合の一例を
示す図である。
【図4】本発明に係る車両運行記録装置の作業時間の合
計値を得る際に用いられる手法の一例を示すタイミング
チャートである。
【図5】本発明に係る車両運行記録解析システムに用い
られる運行データの1ログ分のデータ構成を模式的に示
す図である。
【図6】本発明に係る車両運行記録解析システムに用い
られる各種フラグごとの判定ステップを示す図である。
【図7】従来の車両運行データ記録装置の手入力部の外
形を示す図である。
【図8】従来の装置で印字出力された運行データ解析用
帳票の一例を示す図である。
【符号の説明】
100…車両運行データ記録装置、 101…車両運行データ収集手段 102…データ記録手段 200…車両運行記録解析装置 201…データ読出手段 202…積卸作業時間演算手段 205…出力手段 206…印字手段 207…表示手段 208…外部記憶手段 209…データ変換部 210…インターフェース 211…インターフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷室を備えた車両に搭載される車両運行
    データ記録装置であって、少なくとも、前記車両が走行
    中であるか停止中であるかを区別する走行状況情報と、
    前記荷室のドアが開状態であるか閉状態であるかを区別
    するドア開閉情報と、前記車両の運行上の休憩時間およ
    び待機時間のうち少なくともいずれか一方の開始した時
    刻および終了した時刻の情報である休憩・待機情報とを
    含む車両運行状況データを時系列的に収集する車両運行
    データ収集手段と、前記車両運行データ記録装置に着脱
    可能に搭載されて、前記収集された運行状況データを時
    系列的に記録するデータ記録手段とを備えた車両運行デ
    ータ記録装置と、 前記車両運行データ記録装置とは別体として配置される
    車両運行記録解析装置であって、前記データ記録手段か
    ら少なくとも前記走行状況情報と前記ドア開閉情報と前
    記休憩・待機情報とを読み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段で読み出された前記休憩・待機情報
    に基づいて、前記車両の運行上の休憩時間および待機時
    間の合計値を演算する一方、前記走行状況情報と前記ド
    ア開閉情報とに基づいて、前記走行状況情報における前
    記車両が停止中の時間帯であって該停止中の時間帯内に
    前記ドアが開状態であった時間が少なくとも含まれてい
    る時間帯を選別し該時間帯の合計時間を演算し、該合計
    時間から前記休憩時間および待機時間の合計値を減算し
    て、前記車両の運行上の実質的な荷物の積卸作業時間を
    自動的に演算する積卸作業時間演算手段とを備えた車両
    運行記録解析装置とを具備することを特徴とする車両運
    行記録解析システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両運行記録解析システ
    ムにおいて、 前記休憩・待機時間は、少なくとも前記車両の運行上に
    おける休憩時間および食事時間および積待時間および卸
    待時間のうち少なくともいずれか一つを含む休憩・待機
    時間であることを特徴とする車両運行記録解析システ
    ム。
  3. 【請求項3】 荷室を備えた車両に搭載された車両運行
    データ記録装置によって時系列的に収集されてデータ記
    録手段に記録された、一定時間間隔を隔てた時刻ごとの
    前記車両が走行中であるか停止中であるかを区別する走
    行状況情報と前記荷室のドアが開状態であるか閉状態で
    あるかを区別するドア開閉情報と前記車両の運行上の休
    憩時間および待機時間のうち少なくともいずれか一方の
    開始した時刻および終了した時刻の情報である休憩・待
    機情報とを、前記データ記録手段から読み出す車両運行
    記録解析装置であって、前記データ記録手段から少なく
    とも前記走行状況情報と前記ドア開閉情報と前記休憩・
    待機情報とを読み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段で読み出された前記休憩・待機情報
    に基づいて、前記車両の運行上の休憩時間および待機時
    間の合計値を演算する一方、前記走行状況情報と前記ド
    ア開閉情報とに基づいて、前記走行状況情報における前
    記車両が停止中の時間帯であって該停止中の時間帯内に
    前記ドアが開状態であった時間が少なくとも含まれてい
    る時間帯を選別し該時間帯の合計時間を演算し、該合計
    時間から前記休憩時間および待機時間の合計値を減算し
    て、前記車両の運行上の実質的な荷物の積卸作業時間を
    自動的に演算する積卸作業時間演算手段とを備え、 前記車両運行データ記録装置とは別体として配置される
    ことを特徴とする車両運行記録解析装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両運行記録解析装置に
    おいて、 前記休憩・待機時間は、少なくとも前記車両の運行上に
    おける休憩時間および食事時間および積待時間および卸
    待時間のうち少なくともいずれか一つを含む休憩・待機
    時間であることを特徴とする車両運行記録解析装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の車両運行記録解析
    装置において、 前記走行状況情報および前記ドア開閉情報および前記休
    憩・待機情報に基づいて、前記時刻ごとの前記車両の走
    行状況および前記ドアの開閉状態および前記休憩・待機
    時間の継続および実質的な作業時間の継続をそれぞれ示
    すグラフを同一の時間軸を用いて印字出力又は表示出力
    する出力手段を、さらに具備することを特徴とする車両
    運行記録解析装置。
  6. 【請求項6】 荷室を備えた車両に搭載された車両運行
    データ記録装置によって時系列的に収集されてデータ記
    録手段に記録された、一定時間間隔を隔てた時刻ごとの
    前記車両が走行中であるか停止中であるかを区別する走
    行状況情報と前記荷室のドアが開状態であるか閉状態で
    あるかを区別するドア開閉情報と前記車両の運行上の休
    憩時間および待機時間のうち少なくともいずれか一方の
    開始した時刻および終了した時刻の情報である休憩・待
    機情報とを、前記データ記録手段から読み出すデータ読
    出プロセスと、 前記データ読出プロセスで読み出された前記休憩・待機
    情報に基づいて、前記車両の運行上の休憩時間および待
    機時間の合計値を演算する一方、前記走行状況情報と前
    記ドア開閉情報とに基づいて、前記走行状況情報におけ
    る前記車両が停止中の時間帯であって該停止中の時間帯
    内に前記ドアが開状態であった時間が少なくとも含まれ
    ている時間帯を選別し該時間帯の合計時間を演算し、該
    合計時間から前記休憩時間および待機時間の合計値を減
    算して、前記車両の運行上の実質的な荷物の積卸作業時
    間を自動的に演算する積卸作業時間演算プロセスとを、
    前記車両運行データ記録装置とは別体として配置される
    情報処理装置にて実行するためのプログラムが記録され
    た記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の記録媒体において、 前記休憩・待機時間は、少なくとも前記車両の運行上に
    おける休憩時間および食事時間および積待時間および卸
    待時間のうち少なくともいずれか一つを含む休憩・待機
    時間であることを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5いずれかに記載の車両運
    行記録解析装置において、 前記車両運行データ記録装置は、前記車両が走行中であ
    るか停止中であるかを区別する走行フラグを用いてなる
    走行状況情報と、前記荷室のドアが開状態であるか閉状
    態であるかを区別するドア開フラグを用いてなるドア開
    閉情報と、前記車両の運行上の休憩時間および待機時間
    のうち少なくともいずれか一方の期間か否かを区別する
    待機フラグを用いてなる休憩・待機情報とを含む車両運
    行状況データを時系列的に収集する車両運行データ収集
    手段を備えており、 前記車両運行記録解析装置は、前記時間帯を選別するに
    際して、前記走行フラグが前記停止中に対応するフラグ
    であり、かつ前記ドア開フラグが前記開状態に対応する
    フラグであり、かつ前記待機フラグが前記休憩時間およ
    び待機時間の期間では無い期間に対応するフラグである
    場合に、前記走行フラグが前記走行中に対応するフラグ
    から前記停止中に対応するフラグに切り替わった時点を
    前記作業時間の開始時点と判定する積卸作業時間演算手
    段を備えていることを特徴とする車両運行記録解析シス
    テム。
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