JPH11283459A - 圧力感知装置 - Google Patents

圧力感知装置

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JPH11283459A
JPH11283459A JP10008698A JP10008698A JPH11283459A JP H11283459 A JPH11283459 A JP H11283459A JP 10008698 A JP10008698 A JP 10008698A JP 10008698 A JP10008698 A JP 10008698A JP H11283459 A JPH11283459 A JP H11283459A
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vehicle
electrodes
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秀典 石原
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昇 柘植
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極の端末部分と、外部との電気的な接続を
行うリード線との接続部における断線を防止できる圧力
感知装置を提供する。 【解決手段】 プロテクタ136から引き出された外皮
部84が湾曲され湾曲部85を形成した状態でインナパ
ネル28に形成された透孔126内へその端末部分(リ
ード線122、124との接続部分)が挿入されてい
る。したがって、ドアパネル14の前側で異物等がリー
ド線に接触したりすることはなく、これによる断線等を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定範囲内に押圧
力等の外力が作用したか否かを検出する圧力感知装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】全体的に長尺とされ、その長手方向に沿
ったどの部分を押圧しても押圧力が作用したことを検知
しうるコードスイッチを備えた圧力感知装置としては、
絶縁性と弾性を有する長尺チューブ状の外皮部の内部に
長尺の電極を互いに離間した状態で外皮部の内周部へ固
着させたタイプのコードスイッチを有するものがある。
このタイプのコードスイッチは、押圧力により外皮部が
弾性変形した際には電極同士が互いに接触して短絡する
ことで、接触以前の状態に比べて電極を含む電気回路の
電気抵抗値が急激に変化する。この電気抵抗値或いは電
流値の急激な変化を検知することで外皮部に押圧力が作
用したことを認識する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
コードスイッチは、電極をコンピュータ等へ電気的に接
続しなければならない。この場合には、一端が直接或い
は間接的にコンピュータ等へ電気的に接続されたリード
線の他端部を電極の長手方向端部へ接続することが一般
的である。
【0004】ここで、特開平61−248310号に
は、電極とリード線を電気的に接続するための方法の一
例が開示されている。
【0005】この特開平61−248310号の方法を
簡単に説明すると、外皮部の端部近傍にて外皮部の外周
一部を局部的に切除して外皮部内に電極を外部に露出さ
せ、この切除部分からリード線の端部を電極へ固着させ
た後に弾性を有する絶縁部材で切除部分を被覆するもの
である。
【0006】しかしながら、この方法では、絶縁部材に
より被覆された切除部分の外側で、リード線が露出して
しまうため、異物等がリード線に接触した場合に、異物
からの圧力でリード線が引っ張られてリード線と電極と
の接続が断線する可能性がある。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、電極の端
末部分と、外部との電気的な接続を行うリード線との接
続部における断線を防止できる圧力感知装置を得ること
が目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の圧力感知装置
は、外圧により弾性変形可能な中空の外皮部と、前記外
皮部の内部に互いに離間した状態で設けられると共に端
末部分が前記外皮部から引き出された複数の電極と、前
記複数の電極の端末部分へ接続され、前記複数の電極が
接触したか否かを判定する判定手段へ接続される接続部
材と、前記外皮部を支持すると共に、前記外皮部の端末
部分が湾曲された状態で前記接続部材及び前記端末部分
が挿通される孔を有する支持部材と、を備えることを特
徴としている。
【0009】上記構成の圧力感知装置によれば、支持部
材の孔に外皮部の端末部分を湾曲させた状態で接続部材
が挿通されているため、接続部材と電極の端末部分との
接続部が、孔を介して外皮部が支持されているのとは反
対側、即ち、外圧が加わらない側に位置することにな
る。したがって、接続部材へ異物が触れることがなくな
り、これによる断線等が防止できる。
【0010】さらに、外皮部は弾性変形可能とされてい
るため、容易に湾曲させることができ端末部分を支持部
材の孔へ容易に引き込むことができる。なお、ここで言
う湾曲とは外皮部の内部に互いに離間した状態で設けら
れた複数の電極が互いに接触しない程度に外皮部を曲げ
ることを意味する。
【0011】また、請求項2の圧力感知装置は、前記支
持部に前記外皮部の湾曲部分を覆うカバーが設けられて
いることを特徴としている。
【0012】したがって、外皮部の湾曲部分をカバーに
よって保護することができ、湾曲部分への異物の接触が
防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図9には本発明の第1の実施形態
に係る圧力感知装置を適用した車両12の前方側からの
傾斜図が示されており、図7には車両12の後方側から
の傾斜図が示されている。
【0014】図7に示されるように、車両12にはドア
パネル14が設けられている。このドアパネル14は、
車体16の側壁18に後部座席(図示省略)への乗員乗
降用として形成された開口部20へ嵌まり込むことがで
きるように形成されており、また、開口部20へ嵌まり
込んで開口部20を閉止した状態では、ドアパネル14
の外側表面と側壁18の外側表面とが略面一になるよう
に形成されている。
【0015】このドアパネル14の上端部には、下方へ
向けて開口した略U字形状のドアフレーム22が一般的
に設けられており、このドアパネル14に設けられた窓
ガラス24の窓枠を構成している。また、ドアパネル1
4の内部(すなわち、図2又は図3に示されるアウタパ
ネル26とインナパネル28の間)にはウインドレギュ
レータ( 図示省略)が設けられており、車両12の室内
(例えば、ドアパネル14の内側や運転席の近傍等)に
設けられているスイッチ(図示省略)を操作すること
で、窓ガラス24を昇降させることができるようになっ
ている。
【0016】また、図7に示されるように、ドアパネル
14の下端部には車幅方向内側へ向けて延出されたブラ
ケット30が一体的に固定されている。図8に示される
ように、このブラケット30の先端部にはローラ32が
軸支されており、更に、ローラ32は車両12のフロア
パネル(図示省略)の裏面側に設けられたガイドレール
34の車幅方向外側面へ当接している。このローラ32
はガイドレール34との摩擦で転動しながら概ね車両1
2の前後方向に沿って移動できるようになっている。但
し、図8に示されるように、ガイドレール34の車幅方
向外側端部は、前端側で車幅方向内側に向けて傾斜して
おり、この傾斜部分に沿ってローラ32が転動すること
で、ローラ32が車両12の前方側へ移動しつつ車幅方
向内側へ移動し、側壁18の車幅方向内側へ変位して開
口部20へ嵌まり込む。また、ローラ32が車両12の
後方側へ移動しつつ車幅方向外側へ移動して開口部20
へ嵌まり込んでいたドアパネル14が側壁18の車幅方
向外側へ移動して車両12の前後方向に沿ってスライド
可能となる。
【0017】また、図8に示されるように、ガイドレー
ル34の車幅方向内側には車両12の上下方向の軸周り
に回転するプーリ36と駆動ローラ38が設けられてお
り、無端ベルト40が掛け回されている。この無端ベル
ト40には上述したブラケット30が固定されており、
無端ベルト40の回転によりブラケット30が移動する
とガイドレール34に沿ってローラ32が転動し、更に
ドアパネル14が移動するようになっている。
【0018】駆動ローラ38は、フロアパネルの裏面側
に配置されているスライドアクチュエータ50(図7参
照)へ接続されており、スライドアクチュエータ50に
設けられた駆動手段としてのスライドモータ52(図1
0参照)の駆動力によって無端ベルト40が回転するよ
うになっている。また、図10に示されるように、スラ
イドアクチュエータ50はスライドドライバ54を備え
ている。スライドモータ52はスライドドライバ54を
介して制御手段を構成するコンピュータ56へ電気的に
接続されており、さらに、このコンピュータ56を介し
て車両12の運転席近傍に設けられた操作スイッチ58
(図7参照)へ電気的に接続され、この操作スイッチ5
8を操作してコンピュータ56へ所定の信号を送ること
でコンピュータ56がスライドドライバ54へ所定の信
号を送ってスライドドライバ54を操作し、このスライ
ドドライバ54が電源48からの電力をスライドモータ
52へ供給したり或いは電力の供給を停止してスライド
モータ52を作動或いは停止させる。これにより、ドア
パネル14をスライド(開閉移動)させることができる
ようになっている。
【0019】すなわち、本車両12のドアパネル14の
開閉機構は、スライドモータ52の駆動力によりドアパ
ネル14を前後にスライドさせて開閉する所謂自動スラ
イドドア装置を採用している。
【0020】また、図10に示されるように、このスラ
イドアクチュエータ50は位置検出装置60を備えてい
る。この位置検出装置60は、スライドモータ52の回
転軸に対応して設けられており、スライドモータ52が
駆動を開始した時点からの回転軸の回転量を検出できる
ようになっている。
【0021】上述したスライドモータ52の回転軸の回
転は、減速ギヤを介して出力軸へ伝達され、この出力軸
の回転により、駆動ローラ38(図8参照)が回転して
無端ベルト40が回転し、ドアパネル14がスライドす
る構成である。したがって、ドアパネル14のスライド
量は、出力軸の回転軸に比例し、更に、この出力軸の回
転量は減速ギヤ及び回転軸の回転量に比例する。このた
め、スライドモータ52の開始時からの回転軸の回転量
を計測することでドアパネル14のスライド量を算出で
きる。
【0022】一方、図9に示されるように、ドアパネル
14の上下方向中間部と上端部には車幅方向内側へ向け
て延出されたブラケット62が設けられている。これら
のブラケット62の先端部にはローラ(図示省略)が設
けられており、それぞれが車両12の適宜位置に設けら
れたガイドレール64のガイド溝50へ抜け止めされた
状態で入り込み、このガイドレール64に沿って移動す
る。すなわち、ドアパネル14は、ガイドレール64及
びブラケット62を介して車体16の側壁18へ支持さ
れており、上述したスライドアクチュエータ50の駆動
力によってガイドレール34、64に案内されつつ移動
する。
【0023】また、ガイドレール64もガイドレール3
4と同様に前端側が車幅方向内側へ向けて傾斜してい
る。この傾斜部分では各ブラケット62のローラがガイ
ドレール64のガイド溝66に沿って車両12の前方へ
移動しつつ車幅方向内側へ移動し、又は車両12の後方
へ移動しつつ車幅方向外側へ移動する。この移動時にド
アパネル14が車幅方向内外へ移動する。
【0024】また、図7に示されるように、ドアパネル
14の内部にはクローザアクチュエータ70が配置され
ている。図10に示されるように、クローザアクチュエ
ータ70は制御手段を構成するクローザドライバ72と
駆動手段としてのクローザモータ74を備えている。ク
ローザドライバ72はコンピュータ56へ電気的に接続
されており、スライドモータ52の駆動力により開口部
20を閉止する方向(すなわち、車両12の前方側)へ
向けてドアパネル14がスライドさせられている状態
で、ドアパネル14が開口部20を前閉する直前となる
までのドアパネル14のスライドを上述した位置検出装
置60が検出すると、コンピュータ56がクローザドラ
イバ72を操作してクローザモータ74に電源48から
の電力を供給させて駆動させる。これにより、クローザ
モータ74はドアパネル14が開口部20へ嵌め込まれ
る際にドアパネル14に設けられたラッチ等のドアパネ
ル14のロック機構(図示省略)を作動させると共に、
この開口部20内においてロック機構によるドアパネル
14のロックが可能な所定位置へドアパネル14を導
く。
【0025】すなわち、本車両12の自動スライドドア
装置では、基本的にスライドモータ52(スライドアク
チュエータ50)によってドアパネル14をスライド
(開閉移動)させるが、ドアパネル14の全閉直前だけ
はクローザモータ74(クローザアクチュエータ70)
によってドアパネル14を移動させる構成となってい
る。
【0026】さらに、図9に示されるように、ドアパネ
ル14の前端部にはコードスイッチ10が設けられてい
る。図2〜図4に示されるように、コードスイッチ10
はゴムや軟質の合成樹脂材等、絶縁性を有する弾性材に
よって長尺状に形成されたセンサ本体82を構成する外
皮部84を備えている。外皮部84は、ドアパネル14
の上下方向に沿って長手とされており、その内部には断
面十字形状(図3参照)の十字孔86が外皮部84の長
手方向に沿って形成されている。この十字孔86は外皮
部84の長手方向に沿って外皮部84の中心周りに漸次
変位している。また、外皮部84の内部には銅線等の導
電性細線を寄り合わせることにより可撓性を有する長尺
紐状に形成され、外皮部84と共にセンサ本体82を構
成する電極88、90、92、94が設けられている。
【0027】これらの電極88〜94は十字孔86の中
央近傍で十字孔86を介して互いに離間し且つ十字孔8
6に沿って螺旋状に配置され、十字状86の内周部へ一
体的に固着されている。したがって、外皮部64が弾性
変形することで電極88〜94は撓み、特に、十字状8
6が潰れる程度に外皮部84が弾性変形すれば、電極8
8〜94は撓んで、電極88が電極90又は電極94と
接触し、或いは電極92が電極90又は電極94と接触
して短絡する。また、外皮部64が復元すれば電極88
〜94もまた復元する。
【0028】また、図1、図5、及び図6に示されるよ
うに、外皮部84の長手方向端部には、ターミナルプレ
ート96が差し込まれている。このターミナルプレート
96は、絶縁性で且つ硬質の合成樹脂材によって略板状
に形成されており、外皮部84の外側部分で且つその表
側(図5図表示)には、抵抗98が設けられている。ま
た、ターミナルプレート96の抵抗98よりも外皮部8
4側の部分の表側には複数の縦壁102が立設されてい
る。これらの縦壁102の間には外皮部84の端部から
引き出された電極90、92の端末部分と、抵抗98か
ら引き出されたリード線104、106が配設されてい
る。また、縦壁102の間には、金属板材により形成さ
れた一対のかしめ片108が配置されている。
【0029】電極90とリード線104は、双方の端部
がその長手方向に沿って互いに対向するように一方の縦
壁102間に配置され、かしめられた一方のかしめ片1
08により包み込まれた状態で握持されると共に溶接に
より固着されている。また、電極92とリード線106
は、双方の端部がその長手方向に沿って互いに対向する
ように他方の縦壁102間に配置され、かしめられた他
方のかしめ片108により包み込まれた状態で握持され
ると共に溶接により固着されている。これにより、電極
90と電極92は抵抗98を介して電気的に接続され
る。
【0030】一方、図1に示されるように、ターミナル
プレート96の裏側(図1図示側)には複数の縦壁11
2が立設されている。これらの縦壁112の間には電極
88、94の下端部が配置されており、それぞれが、か
しめられたかしめ片108により包み込まれた状態で握
持されると共に溶接により固着されている。また、これ
らの電極88、94の各端末部分が固着された各かしめ
片108の各々には、接続部材としてのコード120の
一対のリード線122、124の端部が上述した各電極
88、94と同様に固着されている。これらのリード線
122、124は電極88、94の引出方向と同方向に
向けて長手とされており(すなわち、外皮部84の半径
方向外側へ向けてかしめ片108から引き出されてお
り)、図2に示されるように、ドアパネル14の前端部
に形成された透孔126を貫通してドアパネル14の内
側、すなわち、ドアパネル14を構成するアウタパネル
26とインナパネル28の間に配置されている。図11
に示すように、このリード線122、124、すなわち
コード120は、電源へ電気的に接続されており、上述
した各電極88、94はコード120を介して電源から
の電気が供給される。なお、図11ではコード120を
直接電源へ接続したように図示してあるが、コード12
0と電源との間に他の接続手段を介在させてもよい。特
に、本実施例の形態はコードスイッチ10を自動スライ
ドドア装置に適用した構成であり、上述したように、ド
アパネル14はスライド移動する構成となっている。こ
のような構成で電源が車体12側に設けられている場合
(すなわち、電源に対してドアパネル14が相対的に移
動する構成の場合9には、例えば、摺動接点を介してコ
ード120と電源とを接続したほうがよい場合もある。
【0031】一方、詳細な図示はしないが、外皮部84
の上端部にもターミナルプレート96が設けられてい
る。但し、この上側のターミナルプレート96には抵抗
98は設けられていない。また、上側のターミナルプレ
ート96の表側で電極88の上端部と電極92の上端部
とが各電極88〜94の下端部と同様にかしめ片108
と溶接により電気的に接続されており、ターミナルプレ
ート96の裏側で電極90の上端部と電極94の上端部
とがかしめ片108と溶接により電気的に接続されてい
る。
【0032】すなわち、図11の回路図に示されるよう
に、電源からの電流は電極88から電極92、抵抗9
8、電極90を介して電極94へ流れるようになってい
る。外皮部84が潰れる程度に弾性変形して電極88〜
94の何れかが接触して短絡すると、電流は抵抗98を
通らずに流れるため回路全体の抵抗値が低下し電流値が
上昇する。ここで、図11に示されるように、電極94
から流れでた電流は所定値以上の電流を検出すると信号
を発信する判定手段としての電流検出素子132を介し
て電源へ戻るようになっており、電極88〜94の何れ
かが接触して短絡し、これにより電流が上昇すると、電
流検出素子132から信号が発信され、この信号は電流
検出素子132と電気的に接続されているコンピュータ
56(図10参照)が受信する。
【0033】また、図1に示されるように、電極88、
94の下端部へ接続されたコード120は後述する封止
部材としてのモールド150の下端部から延出され、ド
アパネル14の前端部のコードスイッチ10の下端部よ
りも下方に形成されている透孔126を貫通して、ドア
パネル14の内部(より詳細に言えば、ドアパネル14
を構成するアウタパネル26とインナパネル28の間)
へ引き込まれて、ドアパネル14の内部で且つ窓ガラス
24の下方を通り、コンピュータ56や電源へ接続され
ている。
【0034】さらに、図4に示されるように、外皮部8
4の外側には外皮部84よりも剛性が低いゴム材や柔軟
で弾性変形可能な合成樹脂材によって形成された支持部
材としての長尺のプロテクタ136が設けられている。
このプロテクタ136はその長手方向に沿って筒状とさ
れた保持部138を備えている。保持部138の内径寸
法は外皮部84の外径寸法と略同程度とされており、内
部に挿入されたセンサ本体82を保持している。したが
って、実際には、保持部138が外圧を受けて弾性変形
することで外皮部84が間接的に外圧を受けて弾性変形
する。この保持部138の外周一部からはその半径方向
外側へ向けて取付部140が突出形成されている。
【0035】図2及び図4に示されるように、取付部1
40は保持部138の長手方向に沿って略一様に形成さ
れている。また、取付部140には保持部138とは反
対側へ向けて開口した取付溝142が形成されている。
この取付溝142の互いに対向する内壁のうちの一方か
らは狭持片144が他方の内壁へ向けて突出形成されて
おり、取付溝142内へドアパネル14の内側(より詳
細には、インナパネル28の内側面)へ固定された断面
L字形状の板状のブラケット146を入り込ませると、
挟持片144が弾性変形し、その復元力(弾性力)でブ
ラケット146を取付溝142内の他方の内壁側に押圧
してブラケット146を挟持する。これにより、コード
スイッチ10がドアパネル14へ固定される。
【0036】さらに、図1、図5、及び図6に示される
ように、外皮部84の下端部にはモールド150が設け
られている。このモールド150は絶縁性で熱可撓性の
ゴム材或いは合成樹脂材によって形成されており、この
モールド150の内部には、外皮部84の下端部から引
き出された電極88〜94の端末部分、電極90、92
へ接続された抵抗98、及び電極88,94とコード1
20のリード線122、124との接続部分が封入され
ており、外皮部84の一部が湾曲された状態でリード線
122、124及びモールド150が透孔126に挿通
されている。すなわち、図2及び図12に示すように、
コードスイッチ10をドアパネル14に支持するブラケ
ット146(本発明の支持部材)に取り付けた状態で、
プロテクタ136の端部から引き出されたコードスイッ
チ10が、その外皮部84が徐々に曲げられて湾曲部8
5を形成し、その先端部位(モールド150)が透孔1
26に挿通されリード線122、124がドアパネル1
4内に収納されている。透孔126には円環状のグロメ
ット127が取り付けられており、グロメット127の
内周に外皮部84の外周が密着している。また、ドアパ
ネル14の前側下端部には、湾曲部85を覆うようにカ
バー160が取り付けられている。カバー160は、金
属製或いは樹脂製とされプロテクタ135の端部からド
アパネル14の下端部の領域を覆っている。すなわち、
外皮部84が曲げられて形成された湾曲部85のすべて
の部分をこのカバー160が覆っている。
【0037】また、詳細な図示はしないが、外皮部84
の上端部にもモールド150が設けられている。この上
側のモールド150は下側部がプロテクタ136の上端
部外周へ密着しており、外皮部84及びプロテクタ13
6の上端部を封止している。また、上側のモールド15
0の内部には外皮部84の上端部から引き出された電極
88〜94の端末部分とこれらの端末部分を接続する導
線が封入され所定の位置で保持されている。
【0038】次に、本コードスイッチの作用並びに効果
について説明する。ドアパネル14へ取り付けられたコ
ードスイッチ10は、スライドモータ52の駆動力によ
りドアパネル14がスライドすることで、このドアパネ
ル14と共にスライドする。ドアパネル14が車両12
の後方側へスライドして開口部20が開放された状態か
らスライドモータ52が駆動開始してドアパネル14を
車両12の前方側へスライドさせた場合に、このドアパ
ネル14の前方側に異物が存在すると、ドアパネル14
と共にスライドするコードスイッチ10が異物へ接触し
てコードスイッチ10が異物を車両12の前方側へ向け
て押圧する。このときの異物からの押圧反力がコードス
イッチ10へ作用すると、この押圧反力によりプロテク
タ136及び外皮部84が弾性変形して外皮部84の内
部の電極88〜94の何れかが互いに接触する。この状
態では、上述したように、電極88〜94を含む電気回
路(図11参照)の電気抵抗が変化して回路を流れる電
流値が急激に上昇する。この電流値の上昇を電流検出素
子132が検知すると、電流検出素子132が信号を発
信し、発信した信号がコンピュータ56へ送られる。信
号を受信したコンピュータ56は、スライドドライバ5
4を操作してスライドモータ52を反転駆動させ、再度
ドアパネル14を車両12の後方側へ向けてスライドさ
せる。これにより、ドアパネル14による異物の挟み込
みが防止される。
【0039】また、コードスイッチ10は、その端部が
モールド150によって封止されている。このため、外
皮部84の端部から水滴等の異物が浸入することはな
い。しかも、このモールド150は、ターミナルプレー
ト96をその内部に封入しており、抵抗98等の各部材
の周囲、電極90、92と抵抗98との接続部分や電極
88、94とリード線122、124との接続部分の周
囲にはモールド150を構成するゴム材或いは合成樹脂
材が密着しており、これらがモールド150によってそ
の外側から保持される。このため、モールド150の外
部からの衝撃等による上記接続部分の断線等が防止され
る。
【0040】さらに、図2及び図12に示されるよう
に、コードスイッチ10では、プロテクタ136から引
き出された外皮部84が湾曲され湾曲部85を形成した
状態でインナパネル28に形成された透孔126内へそ
の端末部分(リード線122、124との接続部分)が
挿入されている。したがって、ドアパネル14の前側で
異物等がリード線へ接触したりすることはなく、これに
よる断線等を防止できる。また、モールド150から引
き出されたリード線122、124をそのままの状態で
透孔126に貫通させることができるため、コードスイ
ッチ10をドアパネル14へ組み付ける際に、透孔12
6にリード線122、124を貫通させるためにリード
線122、124を湾曲させたりする必要もなく、リー
ド線122、124の取り回しが極めて容易になる。こ
れによって、コードスイッチ10の組付工程における作
業性を向上でき、ひいては組付コストの軽減を図ること
ができる。
【0041】また、透孔126に取り付けられたグロメ
ット127が外皮部84の外周に密着しているため透孔
126からドアパネル14内への浸水を防止できる。さ
らに、ドアパネル14の前側下端部には湾曲部85を覆
うようにカバー160が取り付けられ、湾曲部85のす
べての部分をこのカバー160が覆っているため、湾曲
部85をカバー160によって保護することができ、湾
曲部85への異物の接触が防止できる。また、透孔12
6からの水滴等の浸入を確実に防止できる。また、湾曲
部85はプロテクタ136から引き出された部分であ
り、この部分をカバー160によって覆うことによっ
て、車両12(ドアパネル14)の外観を向上できる。
【0042】上記構造の変形例として、例えば図13に
示すように、透孔126に取り付けるグロメット129
を断面凹状とし凹部にモールド150を嵌め込む構造と
してもよい。これにより、コードスイッチ10の端部
(モールド150)を安定した状態でインナパネル28
に固定することができ、車両12の走行時、あるいはド
アパネル14の開閉時の振動に対してがたつきが防止で
き、リード線122、124の断線を防止できる。
【0043】また、他の変形例として、例えば、上記カ
バー160の代わりに図14に示すように、内部に予め
湾曲状に形成された挿入孔172を備えるゴム材や合成
樹脂材から成る端部プロテクタ170をインナパネル2
8に固定し、挿入孔172内に外皮部84を挿入するよ
うにしてもよい。これによれば、挿入孔172に外皮部
84を挿入することで湾曲部85を容易に形成できると
共に、カバー160と同様、湾曲部85を保護すること
ができ、湾曲部85への異物の接触が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコードスイッチの端
末部分の構造を示す側面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るコードスイッチの端
末部分の構造を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るコードスイッチの構
造を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るコードスイッチの内
部構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るコードスイッチの端
末部分を示す底面断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るコードスイッチの端
末部分を示す側面断面図である。
【図7】車両の自動スライドドアを示す車両後方からの
斜視図である。
【図8】ドアパネルの駆動機構を示す斜視図である。
【図9】車両の自動スライドドアを示す車両前方からの
斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るドアパネルの駆動
制御装置の概略を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るコードスイッチの
構成を示す回路図である。
【図12】コードスイッチの端末部分の構造を示す側面
断面図である。
【図13】コードスイッチの端末部分の変形例を示す側
面断面図である。
【図14】カバーの変形例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
28 インナパネル(支持部材) 84 外皮部 85 湾曲部 88、90、92、94 電極 122、124 リード線(接続部材) 126 透孔 132 電流検出素子(判定手段) 146 ブラケット(支持部材) 160 カバー 170 端部プロテクタ(カバー)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外圧により弾性変形可能な中空の外皮部
    と、 前記外皮部の内部に互いに離間した状態で設けられると
    共に端末部分が前記外皮部から引き出された複数の電極
    と、 前記複数の電極の端末部分へ接続され、前記複数の電極
    が接触したか否かを判定する判定手段へ接続される接続
    部材と、 前記外皮部を支持すると共に、前記外皮部の一部が湾曲
    された状態で前記接続部材及び前記封止部材が挿通され
    る透孔を有する支持部材と、を備える圧力感知装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材に固定されると共に、前記
    外皮部の湾曲部分を覆うカバーが設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の圧力感知装置。
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