JPH11283822A - 超電導磁石装置 - Google Patents

超電導磁石装置

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JPH11283822A
JPH11283822A JP10030698A JP10030698A JPH11283822A JP H11283822 A JPH11283822 A JP H11283822A JP 10030698 A JP10030698 A JP 10030698A JP 10030698 A JP10030698 A JP 10030698A JP H11283822 A JPH11283822 A JP H11283822A
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JP
Japan
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superconductor
vacuum
magnetic field
coil
container
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Application number
JP10030698A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Ito
佳孝 伊藤
Tetsuo Oka
徹雄 岡
Yosuke Yanagi
陽介 柳
Masaaki Yoshikawa
雅章 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMRA Material R&D Co Ltd
Original Assignee
IMRA Material R&D Co Ltd
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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の周囲に展開される磁場空間が広く,利
用しやすく構成されていると共に,装置サイズがコンパ
クトで可搬性に優れ,また操作性に優れた,超電導磁石
装置を提供すること。 【解決手段】 真空断熱容器2とケース3とよりなり,
真空断熱容器2にはその内壁面と近接するよう超電導体
21が配設されると共に真空断熱容器2には超電導体2
1を着磁するための着磁コイル22が配設される。かつ
ケース3には超電導体21を冷却するための超電導体用
冷却装置31と真空断熱容器2内を真空排気するための
真空排気装置35とが一体的に収納される。そして,真
空断熱容器2はケース3の外部にその一部または全部が
露出するよう配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,磁場発生装置,着磁装置,磁気
分離装置,磁場プレス機,核磁気共鳴(NMR)装置,
発電機・モータ等の強磁場を必要とされる各種装置に利
用可能であって,バルク形状(塊状)の超電導体に高い
磁場を捕捉させて磁石となす超電導磁石装置に関する。
【0002】
【従来技術】磁場発生装置,着磁装置,磁気分離装置,
磁場プレス機,核磁気共鳴(NMR)装置,発電機・モ
ータ等の強磁場を必要とされる各種装置に利用可能な永
久磁石装置として,近年,バルク形状(塊状)の超電導
体に高い磁場を捕捉させて磁石となした超電導磁石装置
の利用が提案されている。溶融法により作製されたバル
ク形状(塊状)のRE−Ba−Cu−O系(REはY又
は希土類元素)高温超電導体は1T(テスラ)を越える
磁場を捕捉することができ,従来の永久磁石を凌ぐ性能
の磁石となるからである。
【0003】このような高温超電導体を用いた磁石装置
として,例えば特開平6−1168823号等が開示さ
れている。この技術においては,超電導体と着磁コイル
とを冷媒中に配置し,着磁コイルにパルス電流を通電し
てパルス磁場を形成し,該パルス磁場を印加することに
より超電導体を着磁している。超電導体に捕捉される磁
場は温度が低いほど大きくなり,磁石としての発生磁場
が増加する。そこで,高性能の冷凍機を利用して超電導
体をより低温に冷却すること等が工夫されている。
【0004】
【解決しようとする課題】ところで超電導磁石装置に
は,超電導体に捕捉された強力な磁場をできるだけ多く
装置の外部に展開できること,装置の外部に展開された
磁場が目的に応じて容易に利用できるよう構成されてい
ることが必要である。また,超電導体の冷却・着磁が容
易で,これに必要な真空排気装置・冷却装置・着磁装置
等の付帯設備が小型であることが必要である。
【0005】しかしながら,上記従来の超電導磁石装置
はこれらの点において充分な工夫がなされているとはい
えず,磁石装置としての性能・操作性が不充分であっ
た。
【0006】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,装置の周囲に展開される磁場空間が広
く,利用しやすく構成されていると共に,装置サイズが
コンパクトで可搬性に優れ,また操作性に優れた,超電
導磁石装置を得ようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,真空断熱容器と
ケースとよりなり,上記真空断熱容器には該真空断熱容
器の内壁面と近接するよう超電導体が配設されると共に
上記真空断熱容器には上記超電導体を着磁するための着
磁コイルが配設され,かつ,上記ケースには上記超電導
体を冷却するための超電導体用冷却装置と上記真空断熱
容器内を真空排気するための真空排気装置とが一体的に
収納され,さらに,上記真空断熱容器は上記ケースの外
部にその一部または全部が露出するよう配設されている
ことを特徴とする超電導磁石装置にある。
【0008】上記冷却装置は,コールドヘッドを有する
冷凍部と圧縮機とより構成することができ,上記コール
ドヘッドに超電導体を直接あるいは間接的に接触させて
該超電導体の冷却を行うよう構成することができる。こ
の冷却において超電導体は超電導臨界温度Tc以下に保
持される。上記コールドヘッドとは圧縮機と冷凍部の作
動により低温が得られる部分である。
【0009】また,上記コールドヘッドと上記超電導体
とを共に上記真空断熱容器内に配設することが好まし
い。これにより効率よく超電導体を冷却することができ
る。上記冷却装置としては,GM(Gifford−M
cMahon)冷凍機,スターリング冷凍機,パルス管
冷凍機等を使用することができる。
【0010】また,上記真空排気装置は,真空断熱容器
内に真空度の高い状態を形成するために,粗引き用真空
ポンプを用いてある程度の真空状態を確保した後,より
高性能な高真空ポンプを用いて目的とする真空状態を形
成することが好ましい。上記真空排気装置としては,粗
引き用として油回転ポンプ,ダイアフラムポンプ等を使
用することができ,高真空引き用としてターボ分子ポン
プ,油拡散ポンプ,クライオポンプ等を使用することが
できる。
【0011】また,上記冷却装置と上記真空排気装置と
は上記ケース内に一体的に収納されており,両装置にお
ける各種配管類等が必要最小限の長さとなるよう構成す
ることが好ましい。
【0012】上記超電導体は真空断熱容器の内壁面と近
接するよう配設されるが,この「近接して配置」とは,
超電導臨界温度Tc以下に冷却されている超電導体と室
温の真空断熱容器との間の断熱を保ちつつ,超電導体の
磁場を発生する面と真空断熱容器の内壁面との間隙をで
きるだけ狭くして配置することである。これにより,よ
り強い磁場を真空断熱容器の外部に出すことができる。
【0013】また,超電導体を,後述するコールドヘッ
ド等と共にアルミ箔等の金属箔とナイロン網等の低熱伝
導性の膜状のスペーサーを多層積層して構成したスーパ
ーインシュレーション等で包むことが好ましい。これに
より,真空断熱容器との間の断熱性能を更に向上させる
ことができる。
【0014】また,上記真空断熱容器は,金属材料,樹
脂材料,FRP(Fiber Reinforced
Plastics;繊維強化プラスチック)等の複合材
料より構成することができる。また,意図して磁気回路
を構成する場合を除き,超電導体に捕捉された磁場分布
を乱すことなく,できるだけ遠くの空間に磁場を到達さ
せるために上記真空断熱容器は非磁性材料より構成する
ことが好ましい。
【0015】上記超電導体としては,例えば溶融法によ
り作製されたRE−Ba−Cu−O系の超電導体を使用
することができる(なお,REはY及び希土類元素より
選択される1つもしくは複数種類の元素を組み合わせた
ものである)。RE−Ba−Cu−O系の超電導体で
は,母相の超電導相に絶縁相が微細に分散した組織が得
やすいため,極めて高い捕捉磁場性能を得ることがで
き,より高性能な超電導磁石装置を構成することができ
る。また,その他にも,Bi系,Tl系,Hg系材料を
超電導体として用いることができる。
【0016】また,上記着磁コイルは超電導体の近傍で
あれば,真空断熱容器の外部又は内部のいずれに対して
も配設することができる。また,上記着磁コイルは外部
電源より電流を通電し,該電流により発生する磁場によ
って超電導体を着磁できるよう構成されている。
【0017】次に,本発明の作用及び効果について説明
する。本発明の超電導磁石装置は,超電導体用冷却装置
と真空排気装置とが真空断熱容器とは別のケース内に一
体的に収納され,上記真空断熱容器は上記ケースの外部
にその一部または全部が露出するように配設されてい
る。よって,超電導体を超電導状態に維持するに必要な
低温,断熱を得るための付帯設備を一箇所に集めること
ができ,装置全体のコンパクト化を図ることができる。
【0018】また,上述するごとく一般に超電導体用冷
却装置は冷凍部と該冷凍部を駆動するに必要な圧縮機と
より構成されているが,両者の間は連結管,バルブ等の
部品で接続しなければならず,大掛かりな装置となる。
そして,超電導体を冷却するに必要なのは冷凍部におけ
るコールドヘッド等であり,それ以外の部分は超電導体
から発生する磁場の利用に際して邪魔となる。
【0019】また,上述するごとく超電導体を収納する
真空断熱容器の真空排気は,一般に粗引き用真空ポンプ
と高真空用真空ポンプの二つのポンプから構成された真
空排気装置が利用されているが,両者の間や該真空排気
装置と真空断熱容器との間を真空配管で接続しなければ
ならず,大掛かりな装置となる。従って,このような装
置が超電導体の近傍に配置された場合には,超電導体か
ら発生する磁場の利用に際して邪魔となる。本発明によ
れば超電導体と冷却装置及び真空排気装置とを分離する
ことができるため,超電導体の周囲に発生する磁場の利
用が容易となる。
【0020】また,本発明において超電導体を配設する
真空断熱容器は,真空排気によって断熱が保持されてい
る。このため,真空断熱容器の内壁面に近接して超電導
体を配置することが可能となり,超電導体に捕捉された
強力な磁場をより多く外部に展開することができる。こ
のため,本発明によれば,その周囲に広い磁場空間が形
成された優れた超電導磁石装置を得ることができる。
【0021】さらに,真空断熱容器はケースの外部にそ
の一部または全部が露出するよう配設されているため,
真空断熱容器内の超電導体が発生する磁場が展開される
空間を広く有効活用することができる。特に,真空断熱
容器における超電導体の近接した部分をケースの外に露
出するよう構成した場合,この効果をより大きくするこ
とができる。
【0022】また,本発明はバルク(塊状)の超電導体
に磁場を捕捉させて磁石となし,磁場の発生源として用
いている。このため,超電導線材よりなるコイルに電流
を流して磁場を発生するタイプの磁石装置とは異なり,
電源や制御装置が不要である。従って,装置自体を小型
かつ軽量とすることができると共に,操作性に優れた装
置を構成することができる。更に,本発明は超電導体に
磁場を補足させて構成した磁石であるため,従来の永久
磁石等を大きく凌ぐ優れた性能の磁石である。
【0023】以上に示すごとく,本発明によれば,装置
の周囲に展開される磁場空間が広く,利用しやすく構成
されていると共に,装置サイズがコンパクトで可搬性に
優れ,また操作性に優れた,超電導磁石装置を得ること
ができる。
【0024】次に,請求項2の発明のように,上記着磁
コイルは上記真空断熱容器に対して脱着可能となるよう
配設されていることが好ましい。これにより,着磁コイ
ルは超電導体に対する着磁の時のみ真空断熱容器に対し
て装着すれば良く,着磁後は取り外せるので,超電導体
の周囲に形成される磁場空間をより効率よく利用するこ
とができる。
【0025】次に,請求項3の発明のように,上記着磁
コイルはパルス電流を通電することにより上記超電導体
を着磁するよう構成されていることが好ましい。1回の
パルス電流での通電時間は数秒以下とすることができる
ため,着磁コイルにおける発熱量を少なくすることがで
きる。従って,電気抵抗が高く発熱量が多くなるという
理由で困難であった着磁コイルを構成するコイル巻き線
の断面積を小さくすることが可能となる。従って,着磁
コイルをより小型かつ軽量に構成することができ,取り
扱いを容易とすることができる。
【0026】また,同じ大きさの着磁コイルであって
も,コイル巻き線の断面積が小さいことから,よりコイ
ル巻き線の巻き数が多い着磁コイルを形成することが可
能となり,より大きな磁場を発生可能な着磁コイルを得
ることができる。
【0027】また,上記パルス電流としては,正弦波半
波,矩形波,鋸波等の波形のものを用いることができ,
単発もしくは繰り返して通電することができる。なお,
上記着磁コイルによる着磁は,超電導体を該超電導体の
臨界温度Tc以下に冷却した後に行われる。
【0028】次に,請求項4の発明のように,上記着磁
コイルを冷却するための着磁コイル用冷却装置が設けて
あることが好ましい。着磁コイルを冷却することによ
り,着磁コイルにおける電気抵抗が小さくなり,断面積
がより小さいコイル巻き線で同じ大きさの電流を流すこ
とができ,着磁コイルを小型・軽量とすることができ,
装置の小型化を図ることができる。また,同じ断面積の
コイル巻き線を使った場合でも,パルス電流の電源を小
型化できるため,装置の小型化を図ることができる。
【0029】次に,請求項5の発明のように,上記着磁
コイル用冷却装置は該着磁コイルに一体的に配設された
冷媒容器とすることが好ましい。このような構成におい
ては,冷媒を冷媒容器に注ぐだけで着磁コイルの冷却を
行うことができるため,装置の構造や操作を単純なもの
とすることができる。また,この場合に用いる冷媒とし
ては,液体窒素,液体酸素,液体空気等が挙げられる。
また,上記冷媒容器としては,金属材料,樹脂材料等種
々の材料より構成することができるが,液体冷媒の蒸発
と冷媒容器外側の氷結を最小にするために熱伝導率の低
いFRPや発泡樹脂材料で構成することが好ましい。
【0030】次に,請求項6の発明のように,上記着磁
コイル用冷却装置は冷凍機とすることが好ましい。これ
により,より低温に着磁コイルを冷却することができる
ため,該着磁コイルにより大きな電流を流す等すること
ができる。上記冷凍機は,着磁コイルが真空断熱容器の
内部にあるときは超電導体を冷却する冷凍機を利用する
ことができる。また,着磁コイルが真空断熱容器の外部
にあるときは別の冷凍機を使用することができる。
【0031】次に,請求項7の発明によれば,上記真空
断熱容器は非導電性材料より構成されていることが好ま
しい。これにより,着磁コイルにパルス電流を流すこと
により発生するパルス磁場を利用した着磁の際に真空断
熱容器に渦電流が生じることを防止することができる。
このため,着磁コイルに発生する磁場を効率的に超電導
体に対して印加することができる。
【0032】また,着磁コイルは渦電流による反発力を
受けないので,固定を強固にする必要がなく,着磁コイ
ルの構成をコンパクトにできる。また,上記非導電性の
材料としては,FRP等の複合材やアクリル,ベークラ
イト等の樹脂材料を使用することができる。
【0033】次に,請求項8の発明のように,上記超電
導体は非導電性かつ高熱伝導性の材料よりなるブロック
を介して上記冷却装置に設けられたコールドヘッドに対
し接続されていることが好ましい。
【0034】一般に冷却装置におけるコールドヘッドは
熱伝導性に優れた銅で構成することが多い。本請求項に
記載するごとく,非導電性かつ高熱伝導性のブロックを
介して取り付けることで,超電導体の冷却速度を落とす
ことなく,着磁コイルの磁場によってコールドヘッドに
渦電流が生じること防止できる。このため,パルス磁場
による着磁の際に着磁コイルに発生する磁場を効率的に
超電導体に対して印加することができる。また,着磁コ
イルは渦電流による反発力を受けないので,固定を強固
にする必要がなく,着磁コイルの構成をコンパクトにで
きる。
【0035】なお,上記非導電性かつ高熱伝導性の材料
として,例えばRE−Ba−Cu−O系超電導体の臨界
温度Tc以下の温度領域においても非導電性であり高い
熱伝導率を有する,サファイア,ダイヤモンド,ガーネ
ット等を使用することができる。
【0036】次に,請求項9の発明のように,上記着磁
コイルは超電導線材よりなり,かつ上記着磁コイルは定
常電流を通電することにより上記超電導体を着磁するよ
う構成されていることが好ましい。
【0037】これにより,着磁コイルに電気抵抗ゼロで
比較的大きな電流を定常的に流すことができる。従っ
て,定常磁場を印加しながら超電導体を所定の温度に冷
却しその後磁場を切る,いわゆる磁場中冷却(FC;F
ield Cooling)による着磁を可能とするこ
とができる。定常磁場によるFC着磁では,超電導体の
捕捉磁場性能の範囲内で印加した磁場とほぼ同じ大きさ
の磁場を超電導体に捕捉させることができる。即ち,材
料の捕捉磁場性能を充分に引き出すことができる。
【0038】上記着磁コイルは,真空断熱容器の内部に
あって超電導体を冷却する冷凍機で冷却されていてもよ
いし,真空断熱容器の外部にあって別の冷凍機で冷却さ
れていてもよい。また,冷媒で冷却されていても良い。
上記超電導線材としては,Nb−Ti,Nb3Sn等の
金属系超電導材料やBi−Sr−Ca−Cu−O系等の
酸化物系超電導材料を用いることができる。定常磁場に
よる着磁は,磁場を印加しながら臨界温度Tc以下に冷
却(FC)して行っても良いし,Tc以下に冷却した後
に磁場を印加(ZFC;ZeroField Cool
ing)しても良い。
【0039】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明にかかる超電導磁石装置について,図1〜図6を
用いて説明する。図1に示すごとく,本例の超電導磁石
装置1は,真空断熱容器2とケース3とよりなり,上記
真空断熱容器2には該真空断熱容器2の内壁面と近接す
るよう超電導体21が配設されると共に上記真空断熱容
器2には上記超電導体21を着磁するための着磁コイル
22が配設されている。そして,上記ケース3には上記
超電導体21を冷却するための超電導体用冷却装置31
と上記真空断熱容器2内を真空排気するための真空排気
装置35とが一体的に収納されている。さらに,上記真
空断熱容器2は上記ケース3の外部にその全部が露出す
るよう配設されている。
【0040】以下,詳細に説明する。図1に示すごと
く,本例の超電導体用冷却装置31としてはGM冷凍機
を用い,該GM冷凍機は圧縮機310とコールドヘッド
312を有する冷凍部311とからなる。本例の真空排
気装置35としては油回転ポンプ352とターボ分子ポ
ンプ351とを用いた。油回転ポンプ352が粗引き用
真空ポンプであり,ターボ分子ポンプ351が高真空用
真空ポンプである。
【0041】図1に示すごとく,上記超電導体用冷却装
置31と真空排気装置35とは幅530mm×奥行き5
20mm×高さ760mmのケース3内に一体的に収納
されている。油回転ポンプ352及び圧縮機310は駆
動部を有しており,これらは緩衝材398を介してケー
ス3の下板に取り付けられている。上記緩衝材398に
より駆動部からの振動の伝導が防止できる。
【0042】また,図1及び図4に示すごとく,ケース
3の前面には超電導体用冷却装置31と真空排気装置3
5との制御ユニット38が取り付けられている。上記制
御装置38には電源スイッチ381,停止スイッチ38
2,運転スイッチ383が設けてある。また,ケース3
には可搬性を確保するためのキャスター399が設けて
ある。また,上記超電導体冷却装置31,真空排気装置
35に対する電源供給用の電源ケーブル390がケース
の側面より引き出されている。
【0043】図3に示すごとく,上記超電導体用冷却装
置31の冷凍部311にはコールドヘッド312が設け
てある。上記コールドヘッド312はケース3の上面を
突き抜けて真空断熱容器2の側に延設されている。コー
ルドヘッド312の先端にはサファイアよりなるブロッ
ク232を介して超電導体21が配設されている。上記
超電導体21は,ホルダ210により上記ブロック23
2と共にコールドヘッド312に対しねじ止めされてい
る。
【0044】図3に示すごとく,上記超電導体21,ブ
ロック232,コールドヘッド312はFPR(繊維強
化プラスチック)よりなる真空断熱容器2内に密閉収納
されており,真空断熱容器2は上記真空排気装置35に
より真空排気されている。また,上記コールドヘッド3
12の上部には図2に示すごとくPt−Co温度計31
3が取り付けられ,コールドヘッド312の温度が測定
が可能となるよう構成されている。
【0045】超電導体21とブロック232との間には
両者の熱接触を良好とするためにインジウムシート23
3が配置されている。また,ブロック232とコールド
ヘッド312との間には,高さ調整用の銅よりなるスペ
ーサー231が設けてある。また,超電導体21は真空
断熱容器2の天井面27に近接して配置されている。超
電導体21の上面と真空断熱容器2の天井面27との距
離d1は2mm,真空断熱容器2の天井面27の肉厚d
2は1mmである。
【0046】上記超電導体21としては,図5(b)に
示すごとく,溶融法で作製した直径R36mm,高さh
13.4mmの円形平板状のY−Ba−Cu−O系超電
導体を使用した。また,真空断熱容器2の外径は62m
m,長さは103mmである。また,上記超電導体21
は着磁されることにより図2に示すごとき磁場219が
展開された磁場空間を形成することができる。
【0047】図2に示すごとく,上記着磁コイル22は
ステンレス製のボビン220に68ターン巻かれたコイ
ル巻き線よりなる。このコイル巻き線は断面積3.0×
1.2mm2 の平角銅線である。上記ボビン220の外
周にはステンレスのリング221が嵌め込み溶接されて
いる。また,上記リング221とコイル巻き線との隙間
には高熱伝導性のスタイキャスト222が充填されてい
る。上記リング221とスタイキャスト222により,
着磁コイル22で発生した熱の冷媒窒素26への放散性
を維持しながら,電磁力による着磁コイル22の変形を
抑制し補強している。
【0048】図2に示すごとく,着磁コイル22の底部
には着磁コイル用冷却装置であるリング状の冷媒容器2
3が一体的に固定されいる。そして,着磁コイル22,
冷媒容器23の全体がフランジ201,スタッドボルト
202により真空断熱容器2に対し脱着可能に固定され
ている。
【0049】上記着磁コイル22及び冷媒容器23の脱
着は,スタッドボルト202下端のフランジ201に固
定しているナット203を操作することにより容易に行
うことができる。なお,図4に着磁コイル22及び冷媒
容器23を外した状態にある超電導磁石装置1を示す。
このように,超電導体21を収納した真空断熱容器23
の外方を広く空けた状態に構成することができる。
【0050】次に,本例にかかる超電導磁石装置1の起
動手順を説明する。電源スイッチ381を入れ,運転ス
イッチ383をONにすることで,まず真空排気装置3
5が作動し真空断熱容器2の内部が排気される。一定時
間後に超電導体用冷却装置31が作動し,コールドヘッ
ド311が40K以下まで冷却される。
【0051】その後,冷媒容器23に液体窒素26を入
れ,着磁コイル22を77Kに冷却した後,図示を略し
たパルス電源より着磁コイル22にパルス電流を通電す
る。これにより,着磁コイル22にパルス磁場が発生
し,該パルス磁場により超電導体21が着磁される。本
例の着磁コイル22における印加磁場の最大値は7T
(テスラ)である。なお,着磁が終了した後は,速やか
に冷媒容器23より液体窒素を除去し,図4に示すごと
く冷媒容器ごと着磁コイルを取り外し,真空断熱容器2
の外部に形成された磁場空間を利用しやすいようにす
る。
【0052】次に,着磁後の超電導磁石装置1における
発生磁場分布を以下に示すごときホール素子を用いて測
定した。つまり,上記超電導体21の上面に該超電導体
21に捕捉された磁場219の大きさや分布を測定する
ために厚さ1mmのトランスバース型のホール素子25
1を設けた。また,上記真空断熱容器2の天井面27を
介した上方にはアキシャル型のホール素子252を設け
た。両者にはそれぞれ感磁部250が内蔵され,これら
は対向した状態にある。
【0053】また,ホール素子251内の感磁部250
と超電導体21の上面との距離d3は図3に示すごとく
0.55mmである。また,ホール素子252内の感磁
部250と該ホール素子252の下面との間の距離d4
は0.635mmである。更に,上記ホール素子25
1,252からは図示を略したリード線が設けてある。
このリード線は,図4に示すごとく真空断熱容器2に取
り付けられたホール素子信号取り出用コネクタ291よ
り真空断熱容器2の外部に引き出され,測定装置に接続
されている。
【0054】上記ホール素子252を図3の矢線に示す
ごとく水平面内で2次元的に掃引して発生磁場を測定
し,得られた磁場分布を図5(a)にかかる線図に記載
した。なお,図5(a)におけるx軸,y軸及びz軸の
原点(0,0,0)は,図5(b)に示すごとく円柱状
である超電導体21の中心軸と上面との交点Oにとっ
た。図5(a)の磁場分布はz=4.4mmでの水平面
上で測定したものである。
【0055】図5(a)より知れるごとく,超電導磁石
装置1における発生磁場分布は円錐状であり,ホール素
子252で測定した真空断熱容器2の表面より距離1.
4mmの平面上(z=4.4mm)での最大磁場は0.
8Tであった。この時ホール素子251で測定した超電
導体21の表面の磁場は1.3Tであった。
【0056】また,上記ホール素子252を図3の矢線
に示すごとく上方へと移動させて,超電導体21の表面
からの距離Zを変化させつつ発生磁場の大きさを測定し
た。この測定結果を,縦軸に発生磁場の大きさを,横軸
に超電導体21の表面からの距離Zを取った図6の線図
にプロットした。図6より知れるごとく,超電導体21
の表面から離れれば離れるほど磁場が急速に弱くなって
いくことが分かった。
【0057】本例の作用効果について説明する。本例の
超電導磁石装置1は,超電導体用冷却装置31と真空排
気装置35とが真空断熱容器2とは別のケース3内に一
体的に収納され,上記真空断熱容器2は上記ケース3の
外部に全部が露出するように配設されている。よって,
超電導体21を超電導状態に維持するに必要な低温,断
熱を得るための付帯設備を一箇所に集めることができ,
装置全体のコンパクト化を図ることができる。
【0058】また,超電導体用冷却装置31,真空排気
装置35は大掛かりな装置であり,仮に,このような装
置が超電導体21の近傍に配置された場合には,超電導
体から発生する磁場の利用に際して邪魔となる。本例に
よれば超電導体21と冷却装置35及び真空排気装置3
1とを分離することができるため,超電導体21の周囲
を空けることができ,この空間に発生する磁場の利用が
容易となる。
【0059】また,本例において超電導体21を配設す
る真空断熱容器2は,真空排気によって断熱が保持され
ている。このため,真空断熱容器2の内壁面に近接して
超電導体21を配置することが可能となり,超電導体2
1に捕捉された強力な磁場をより多く外部に展開するこ
とができる。このため,本例によれば,その周囲に広い
磁場空間が形成された優れた超電導磁石装置1を得るこ
とができる。
【0060】さらに,真空断熱容器2はケース3の外部
に全部が露出するよう配設されているため,真空断熱容
器2内の超電導体21が発生する磁場が展開される空間
の利用は容易である。
【0061】また,本例の超電導磁石装置はバルク(塊
状)の超電導体21に磁場を捕捉させて利用しているた
め,超電導線材よりなるコイルに電流を流して磁場を発
生するタイプの磁石装置とは異なり,複雑な電源や制御
装置が不要である。従って,装置自体を小型かつ軽量と
することができると共に,操作性に優れた装置を構成す
ることができる。更に,本例の磁石装置は超電導体に磁
場を補足させて構成した磁石であるため,従来の永久磁
石等を大きく凌ぐ優れた性能を得ることができる。
【0062】以上に示すごとく,本例によれば,装置の
周囲に展開される磁場空間が広く,利用しやすく構成さ
れていると共に,装置サイズがコンパクトで可搬性に優
れ,また操作性に優れた,超電導磁石装置を得ることが
できる。
【0063】また,本例の着磁コイル22はパルス電流
を通電することにより上記超電導体21を着磁するよう
構成されている。パルス電流での1回の通電時間は数秒
以下とすることができるため,着磁コイル22における
発熱量は少なくすることができる。また,着磁コイル2
2は冷媒容器23により冷却されている。
【0064】従って,着磁コイル22の電気抵抗を低く
することがでる。よって,着磁コイル22により大きな
パルス電流を流すことができ,超電導体21に補足され
る磁場をより大とすることができる。
【0065】実施形態例2 本例は,図7に示すように,着磁コイル22を超電導体
21と共に真空断熱容器2内に配置し,着磁コイル22
の冷却は超電導体用冷却装置を用いて行うよう構成した
超電導磁石装置である。
【0066】超電導体用冷却装置における冷凍機として
は2段のGM冷凍機を使用し,GM冷凍機はコールドヘ
ッド315,316を有する。一方のコールドヘッド3
16にはサファイアよりなるブロック232を介して超
電導体21が取り付けられている。他方のコールドヘッ
ド315には着磁コイル22が支持材317によって固
定されている。また,上記着磁コイル22は,真空断熱
容器2内の超電導体21の周囲に,該超電導体21と接
触しないように配置されている。
【0067】上記超電導体21はコールドヘッド316
で30K以下に冷却され,着磁コイル22はコールドヘ
ッド315で70K前後に冷却される。パルス電流が与
えられた際の着磁コイル22の発熱は冷凍能力のあるコ
ールドヘッド315で冷却されるので,着磁コイル22
から超電導体21への熱流入は最小限に抑制することが
できる。その他は実施形態例1と同様である。
【0068】本例にかかる超電導磁石装置は,真空断熱
容器2の径は大きくなるが,着磁コイル22が真空断熱
容器3内に配設されており,着磁コイル22の脱着が不
要となるため,操作性の向上が可能となる。その他は実
施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0069】実施形態例3 本例は,図8に示すように,超電導線材からなるコイル
巻き線で着磁コイル22を構成し,該着磁コイル22の
冷却は着磁コイル用冷却装置を別途設け,該着磁コイル
22に定常電流を流して超電導体21に着磁するよう構
成された超電導磁石装置である。
【0070】上記着磁コイル22は,着磁コイル用真空
断熱容器229内に配設され,該真空断熱容器229は
中心に室温の貫通孔よりなる室温ボア220を有し,超
電導体21が収納された真空断熱容器2の周囲に着磁コ
イル22がくるように配設されている。
【0071】上記真空断熱容器229は着磁コイル用冷
却装置を構成する冷凍機227が配設されている。上記
冷凍機227は配管226によって図示を略した圧縮機
に接続されている。また,上記真空断熱容器229は真
空排気装置に延設された配管228が接続されている。
この真空排気装置は超電導体21を収めた真空断熱容器
2を真空排気するためのものと兼用することもできる
し,別途設けることもできる。その他は実施形態例1と
同様である。
【0072】本例の超電導磁石装置では,着磁コイル2
2に電気抵抗ゼロで比較的大きな電流を定常的に流すこ
とができる。従って,定常磁場を印加しながら超電導体
21を所定の温度に冷却しその後磁場を切る,いわゆる
磁場中冷却(FC)による着磁を可能とすることができ
る。定常磁場によるFC着磁では,超電導体21の捕捉
磁場性能の範囲内で印加した磁場とほぼ同じ大きさの磁
場を超電導体21に捕捉させることができる。よって超
電導体21の捕捉磁場性能を充分引き出すことができ,
強い磁場を形成可能な超電導磁石装置を得ることができ
る。その他は実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0073】実施形態例4 本例は,図9に示すように,2個の超電導体21を対向
して設置し,両超電導体21の間に強力な磁場を発生さ
せるよう構成した超電導磁石装置である。上記超電導体
21は共に円柱状であり,側面が接触するように平板状
のサファイヤよりなるブロック232に取り付けてあ
る。このブロック232は1つのコールドヘッド312
に取り付けてある。
【0074】図9に示すごとく,上記2個の超電導体2
1,ブロック232,コールドヘッド312は,中央が
凹状に構成された真空断熱容器2内に配設される。超電
導体21を着磁する着磁コイル22は,2個の超電導体
21の間と該超電導体21の外側に,上記超電導体21
と対向するように3個設置される。
【0075】これら3個の着磁コイル22は,2個の凹
部が形成された冷媒容器に収納された状態で,上記真空
断熱容器2に対して配設される。上記冷媒容器には液体
窒素6が充填される。また,本例においても超電導体2
1の着磁終了後,冷媒容器23ごと着磁コイル22は取
り外される。これにより,2個の超電導体21の間に室
温の強磁場空間が形成されることとなる。その他は実施
形態例1と同様である。
【0076】本例の超電導磁石装置は,2個の超電導体
21を対向して配設してあるので,超電導体単体での図
6に示すような超電導体からの距離の増加に伴う磁場の
減衰を小さくすることができる。従って,2個の超電導
体の間により強い磁場空間を形成することができる。そ
の他は実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0077】
【発明の効果】以上に示すごとく,本発明によれば,装
置の周囲に展開される磁場空間が広く,利用しやすく構
成されていると共に,装置サイズがコンパクトで可搬性
に優れ,また操作性に優れた,超電導磁石装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる,超電導磁石装置の全体
断面説明図。
【図2】実施形態例1にかかる,超電導体磁石装置の要
部断面説明図。
【図3】実施形態例1にかかる,超電導体磁石装置の超
電導体と該超電導体に設けたホール素子の説明図。
【図4】実施形態例1にかかる,着磁コイルを外した超
電導磁石装置の外観説明図。
【図5】実施形態例1にかかる,(a)超電導体付近の
発生磁場分布を示す線図,(b)(a)の線図における
磁場分布の測定平面と超電導体との位置関係を示す線
図。
【図6】実施形態例1にかかる,超電導体の表面からの
距離と磁場の強さとの関係を示す線図。
【図7】実施形態例2にかかる,真空断熱容器の内部に
着磁コイルを配設した超電導磁石装置の要部断面説明
図。
【図8】実施形態例3にかかる,超電導線材よりなる着
磁コイルを配設した超電導磁石装置の要部断面説明図。
【図9】実施形態例4にかかる,2個の超電導体を設け
た超電導磁石装置の要部断面説明図。
【符号の説明】
1...超電導磁石装置, 2...真空断熱容器, 21...超電導体, 22...着磁コイル, 23...冷媒容器, 3...ケース, 31...超電導体用冷却装置, 35...真空排気装置,
フロントページの続き (72)発明者 吉川 雅章 愛知県刈谷市八軒町5丁目50番地 株式会 社イムラ材料開発研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空断熱容器とケースとよりなり,上記
    真空断熱容器には該真空断熱容器の内壁面と近接するよ
    う超電導体が配設されると共に上記真空断熱容器には上
    記超電導体を着磁するための着磁コイルが配設され,か
    つ,上記ケースには上記超電導体を冷却するための超電
    導体用冷却装置と上記真空断熱容器内を真空排気するた
    めの真空排気装置とが一体的に収納され,さらに,上記
    真空断熱容器は上記ケースの外部にその一部または全部
    が露出するよう配設されていることを特徴とする超電導
    磁石装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記着磁コイルは上
    記真空断熱容器に対して脱着可能となるよう配設されて
    いることを特徴とする超電導磁石装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記着磁コイ
    ルはパルス電流を通電することにより上記超電導体を着
    磁するよう構成されていることを特徴とする超電導磁石
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記着磁コイルを冷
    却するための着磁コイル用冷却装置が設けてあることを
    特徴とする超電導磁石装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記着磁コイル用冷
    却装置は該着磁コイルに一体的に配設された冷媒容器で
    あることを特徴とする超電導磁石装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において,上記着磁コイル用冷
    却装置は冷凍機であることを特徴とする超電導磁石装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において,
    上記真空断熱容器は非導電性材料より構成されているこ
    とを特徴とする超電導磁石装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項において,
    上記超電導体は非導電性かつ高熱伝導性の材料よりなる
    ブロックを介して上記冷却装置に設けられたコールドヘ
    ッドに対し接続されていることを特徴とする超電導磁石
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1又は2において,上記着磁コイ
    ルは超電導線材よりなり,かつ上記着磁コイルは定常電
    流を通電することにより上記超電導体を着磁するよう構
    成されていることを特徴とする超電導磁石装置。
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