JPH1128403A - 接着剤塗布装置 - Google Patents
接着剤塗布装置Info
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- JPH1128403A JPH1128403A JP18549297A JP18549297A JPH1128403A JP H1128403 A JPH1128403 A JP H1128403A JP 18549297 A JP18549297 A JP 18549297A JP 18549297 A JP18549297 A JP 18549297A JP H1128403 A JPH1128403 A JP H1128403A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単かつ迅速に、しかも安定した接着品質を
維持して筒状体の周囲の所望の領域に接着剤を均一に塗
布することができる接着剤塗布装置を提供する。 【解決手段】 接着剤塗布装置10は、液状の接着剤を
貯溜する浴槽11と、当該浴槽11内に上下動可能に設
けられ筒状体1の開口端部1aが挿入される溝部16が
その周囲に形成された中型12とを有している。接着剤
の加熱のため、浴槽11内には電熱ヒータ15が配設さ
れている。この中型12の下方には、中型12に対し上
方に弾発力を付勢する弾性部材としての圧縮コイルばね
14が配置されており、また、上下動する中型12の最
下降位置を設定するストッパ17が設けられる。
維持して筒状体の周囲の所望の領域に接着剤を均一に塗
布することができる接着剤塗布装置を提供する。 【解決手段】 接着剤塗布装置10は、液状の接着剤を
貯溜する浴槽11と、当該浴槽11内に上下動可能に設
けられ筒状体1の開口端部1aが挿入される溝部16が
その周囲に形成された中型12とを有している。接着剤
の加熱のため、浴槽11内には電熱ヒータ15が配設さ
れている。この中型12の下方には、中型12に対し上
方に弾発力を付勢する弾性部材としての圧縮コイルばね
14が配置されており、また、上下動する中型12の最
下降位置を設定するストッパ17が設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状の被塗物の周
囲に均一に接着剤を塗布する接着剤塗布装置に関する。
囲に均一に接着剤を塗布する接着剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、筒状の容器と上蓋あるいは底
蓋の如き口金部との接着、または筒状体同士の接着にあ
っては、例えば図7に示すように、被塗物としての筒状
体1の周囲に液状接着剤3を塗布した後に、図中矢印方
向に底蓋2等と嵌め合わせることにより接着作業が行わ
れている。
蓋の如き口金部との接着、または筒状体同士の接着にあ
っては、例えば図7に示すように、被塗物としての筒状
体1の周囲に液状接着剤3を塗布した後に、図中矢印方
向に底蓋2等と嵌め合わせることにより接着作業が行わ
れている。
【0003】このように接着するいずれか一方の筒状体
1の全周に接着剤3を塗布しなければならないが、接着
剤の塗布方法としては、一般に、図示しないノズル状の
塗布ガンが使用されている。
1の全周に接着剤3を塗布しなければならないが、接着
剤の塗布方法としては、一般に、図示しないノズル状の
塗布ガンが使用されている。
【0004】接着剤は所定温度に加熱されており、塗布
ガンと被塗物とを相対的に移動させながら、塗布ガンか
ら液状接着剤が被塗物に向けて吐出されるようになって
いる。このようにして、筒状体の外周面の全周に、直線
を引くように接着剤を塗布することができる。
ガンと被塗物とを相対的に移動させながら、塗布ガンか
ら液状接着剤が被塗物に向けて吐出されるようになって
いる。このようにして、筒状体の外周面の全周に、直線
を引くように接着剤を塗布することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の接着剤の塗布方法にあっては、被塗物である筒状体
が四角筒などの簡単な形状のものであればよいが、断面
形状が凹凸を有する複雑なものである場合には、塗布ガ
ンと被塗物とを一定の距離を保ちながら相対的に移動さ
せるために複雑な動きが要求されることとなるとと共
に、塗布作業に要する時間を増大させるという問題があ
った。特に、外表面の凹部については、塗布作業がきわ
めて困難である。
来の接着剤の塗布方法にあっては、被塗物である筒状体
が四角筒などの簡単な形状のものであればよいが、断面
形状が凹凸を有する複雑なものである場合には、塗布ガ
ンと被塗物とを一定の距離を保ちながら相対的に移動さ
せるために複雑な動きが要求されることとなるとと共
に、塗布作業に要する時間を増大させるという問題があ
った。特に、外表面の凹部については、塗布作業がきわ
めて困難である。
【0006】しかも、段ボール等では、速乾性のホット
メルト樹脂系接着剤を加熱溶融して接着に使用する場合
が多く、このような場合には、温度および接着時間等の
作業条件が比較的限定されており、塗布ガンによる塗布
では、被塗物の形状あるいは大きさによっては塗布開始
時と終了時との時間差が大きくなるため、接着品質のば
らつきの原因となるという問題がある。
メルト樹脂系接着剤を加熱溶融して接着に使用する場合
が多く、このような場合には、温度および接着時間等の
作業条件が比較的限定されており、塗布ガンによる塗布
では、被塗物の形状あるいは大きさによっては塗布開始
時と終了時との時間差が大きくなるため、接着品質のば
らつきの原因となるという問題がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡単かつ
迅速に、しかも安定した接着品質を維持して筒状体の周
囲の所望の領域に接着剤を均一に塗布することができる
接着剤塗布装置を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡単かつ
迅速に、しかも安定した接着品質を維持して筒状体の周
囲の所望の領域に接着剤を均一に塗布することができる
接着剤塗布装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、筒状の被塗物の周囲に接着
剤を塗布する接着剤塗布装置において、液状の接着剤を
貯溜する浴槽と、当該浴槽内に上下動可能に設けられ前
記被塗物の開口端部が挿入される溝部が周囲に形成され
た保持部と、を有することを特徴とする。この発明にあ
っては、筒状の被塗物を装置にセットして浴槽内の接着
剤に浸漬させる一工程のみで、簡単かつ迅速に、接着剤
が筒状体の周囲の所望する領域に均一に塗布される。こ
こで、溝部に被塗物の開口端部が挿入されているので、
接着剤は、溝部の上端から上に位置する被塗物の側面の
所定領域にのみ塗布され、しかも、接着剤が溝内をまわ
り込んで筒状の被塗物の内面に達するような事態が回避
される。
の請求項1に記載の発明は、筒状の被塗物の周囲に接着
剤を塗布する接着剤塗布装置において、液状の接着剤を
貯溜する浴槽と、当該浴槽内に上下動可能に設けられ前
記被塗物の開口端部が挿入される溝部が周囲に形成され
た保持部と、を有することを特徴とする。この発明にあ
っては、筒状の被塗物を装置にセットして浴槽内の接着
剤に浸漬させる一工程のみで、簡単かつ迅速に、接着剤
が筒状体の周囲の所望する領域に均一に塗布される。こ
こで、溝部に被塗物の開口端部が挿入されているので、
接着剤は、溝部の上端から上に位置する被塗物の側面の
所定領域にのみ塗布され、しかも、接着剤が溝内をまわ
り込んで筒状の被塗物の内面に達するような事態が回避
される。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記保持部の最
下降位置を設定するストッパを備えたことを特徴とす
る。この発明にあっては、上下動する保持部の最下降位
置がこのストッパで規制されるので、接着剤の塗布領域
の上限が設定される。これにより、製品ごとの塗布量の
ばらつきを抑えることができる。
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記保持部の最
下降位置を設定するストッパを備えたことを特徴とす
る。この発明にあっては、上下動する保持部の最下降位
置がこのストッパで規制されるので、接着剤の塗布領域
の上限が設定される。これにより、製品ごとの塗布量の
ばらつきを抑えることができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記保持部に対
し上方に弾発力を付勢する弾性部材を備えたことを特徴
とする。この発明にあっては、接着剤の塗布が終了した
後、保持部を下降させる押圧力を解放することにより、
被塗物および保持部は、弾性部材の弾発力によって上方
の初期位置に復帰する。
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記保持部に対
し上方に弾発力を付勢する弾性部材を備えたことを特徴
とする。この発明にあっては、接着剤の塗布が終了した
後、保持部を下降させる押圧力を解放することにより、
被塗物および保持部は、弾性部材の弾発力によって上方
の初期位置に復帰する。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記保持部の外
側面に接触して当該保持部の上下動を案内するガイド部
材を備えたことを特徴とする。この発明にあっては、保
持部は、その外側面がガイド部材の内側面と接触して摺
動し、滑らかな上下動が可能となると共に、保持部の外
側面とガイド部材の内側面との間は液体シール性が保持
される。
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記保持部の外
側面に接触して当該保持部の上下動を案内するガイド部
材を備えたことを特徴とする。この発明にあっては、保
持部は、その外側面がガイド部材の内側面と接触して摺
動し、滑らかな上下動が可能となると共に、保持部の外
側面とガイド部材の内側面との間は液体シール性が保持
される。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、上記請求
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記浴槽内に配
置され前記接着剤に熱を供給するヒータを備えたことを
特徴とする。この発明にあっては、電熱ヒータにより接
着剤を加温することができると共に、保持部も温められ
るので、筒状の被塗物の開口端部が溝部に挿入された
後、数秒程度で伝熱効果により当該被塗物も温められ、
接着剤および筒状体の親和性が高められる。
項1に記載の接着剤塗布装置において、前記浴槽内に配
置され前記接着剤に熱を供給するヒータを備えたことを
特徴とする。この発明にあっては、電熱ヒータにより接
着剤を加温することができると共に、保持部も温められ
るので、筒状の被塗物の開口端部が溝部に挿入された
後、数秒程度で伝熱効果により当該被塗物も温められ、
接着剤および筒状体の親和性が高められる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る接着剤塗布装置を示す概略断面図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る接着剤塗布装置を示す概略断面図である。
【0014】図1に示す接着剤塗布装置10は、図7に
示したような被塗物としての筒状体1の周囲に、接着剤
3を均一に塗布する装置である。この接着剤塗布装置1
0は、液状の接着剤3を貯溜する浴槽11と、当該浴槽
11内に上下動可能に設けられた中型12(保持部に相
当する)とを有している。なお、筒状体1としては、例
えば板紙から構成されるものが使用される。但し、本発
明では、これに限定されるものではなく、段ボール等の
他の紙類、樹脂類、金属類にも適用することが可能であ
る。
示したような被塗物としての筒状体1の周囲に、接着剤
3を均一に塗布する装置である。この接着剤塗布装置1
0は、液状の接着剤3を貯溜する浴槽11と、当該浴槽
11内に上下動可能に設けられた中型12(保持部に相
当する)とを有している。なお、筒状体1としては、例
えば板紙から構成されるものが使用される。但し、本発
明では、これに限定されるものではなく、段ボール等の
他の紙類、樹脂類、金属類にも適用することが可能であ
る。
【0015】浴槽11は、浴槽の外枠として、側面をな
す外側壁11aと底面をなす底壁11cとを有してお
り、この外側壁11aの内部に、内側壁11bが中型1
2を囲むようにして形成されている。
す外側壁11aと底面をなす底壁11cとを有してお
り、この外側壁11aの内部に、内側壁11bが中型1
2を囲むようにして形成されている。
【0016】外側壁11aと内側壁11bとの間の空間
に、液状の接着剤3が適量充填され、貯溜される。本実
施の形態では、接着剤として、速乾性のホットメルト樹
脂系接着剤を使用する。この接着剤は、例えば約170
℃〜180℃に加熱されることにより溶融され液状とな
る。接着剤の加熱のため、浴槽11内には電熱ヒータ1
5が配設されている。
に、液状の接着剤3が適量充填され、貯溜される。本実
施の形態では、接着剤として、速乾性のホットメルト樹
脂系接着剤を使用する。この接着剤は、例えば約170
℃〜180℃に加熱されることにより溶融され液状とな
る。接着剤の加熱のため、浴槽11内には電熱ヒータ1
5が配設されている。
【0017】中型12は、その外側面が内側壁11bの
内側面と接触して摺動可能とされているので、滑らかな
上下動が保証されており、また、中型12の外側面と内
側壁11bの内側面との間は液体シール性が保持されて
いる。したがって、内側壁11bは、中型12の上下動
を案内するガイド部材としての機能を果たすと共に、接
着剤についての隔壁として機能する。また、中型12の
上端には、筒状体1が上方から挿入し易くするための面
取り加工が施されている。
内側面と接触して摺動可能とされているので、滑らかな
上下動が保証されており、また、中型12の外側面と内
側壁11bの内側面との間は液体シール性が保持されて
いる。したがって、内側壁11bは、中型12の上下動
を案内するガイド部材としての機能を果たすと共に、接
着剤についての隔壁として機能する。また、中型12の
上端には、筒状体1が上方から挿入し易くするための面
取り加工が施されている。
【0018】この中型12には、筒状体1の開口端部1
aが挿入される溝部16がその周囲に形成されている。
したがって、溝部16を上方から見た形状は、筒状体1
の開口端部1aの形状に合致するように形成される。ま
た、溝部16の溝幅寸法は、筒状体1の厚さに適合する
ように設定される。但し、シム部材を介装することで調
整することも可能である。
aが挿入される溝部16がその周囲に形成されている。
したがって、溝部16を上方から見た形状は、筒状体1
の開口端部1aの形状に合致するように形成される。ま
た、溝部16の溝幅寸法は、筒状体1の厚さに適合する
ように設定される。但し、シム部材を介装することで調
整することも可能である。
【0019】この溝部16の外側溝壁16aは、重要な
機能を有するものである。すなわち、外側溝壁16aの
高さHは、接着剤を塗布しない筒状体11の開口端部1
aからの領域をマスキングする機能を有している。した
がって、接着剤は、溝部16に筒状体1の開口端部1a
が挿入された状態において、外側溝壁16aの上端から
上に位置する筒状体1の側面の所定領域にのみ塗布され
ることとなる。しかも、外側溝壁16aの高さHを確保
することによって、接着剤が溝内をまわり込んで筒状体
1の内面に達するような事態を確実に回避することがで
きる。これにより、不要な接着剤の使用を排除すると共
に見栄えも良よくなる。
機能を有するものである。すなわち、外側溝壁16aの
高さHは、接着剤を塗布しない筒状体11の開口端部1
aからの領域をマスキングする機能を有している。した
がって、接着剤は、溝部16に筒状体1の開口端部1a
が挿入された状態において、外側溝壁16aの上端から
上に位置する筒状体1の側面の所定領域にのみ塗布され
ることとなる。しかも、外側溝壁16aの高さHを確保
することによって、接着剤が溝内をまわり込んで筒状体
1の内面に達するような事態を確実に回避することがで
きる。これにより、不要な接着剤の使用を排除すると共
に見栄えも良よくなる。
【0020】なお、溝部16の外側溝壁16aの高さを
調整することにより、接着剤の塗布領域の下限の開口端
部1aからの距離を変更することができ、接着により製
造される製品の仕様に合わせることができる。
調整することにより、接着剤の塗布領域の下限の開口端
部1aからの距離を変更することができ、接着により製
造される製品の仕様に合わせることができる。
【0021】図2および図3は、溝部16の他の実施の
形態に係る外側溝壁を水平方向外方から見た拡大図であ
る。本発明では、図2に示すように、溝部16の外側溝
壁16aの高さを部分的に高くして櫛状に形成すること
も可能である。このようにすれば、接着剤を連続的では
なく、断続的に塗布することができる。なお、図中「1
6b」は、溝部16の溝底を示す。また、図3に示すよ
うに、溝部16の外側溝壁16aに、開口16cを形成
するようにしてもよい。このようにすれば、開口16c
の大きさに依存した所定量の接着剤の塗布が可能となる
利点がある。
形態に係る外側溝壁を水平方向外方から見た拡大図であ
る。本発明では、図2に示すように、溝部16の外側溝
壁16aの高さを部分的に高くして櫛状に形成すること
も可能である。このようにすれば、接着剤を連続的では
なく、断続的に塗布することができる。なお、図中「1
6b」は、溝部16の溝底を示す。また、図3に示すよ
うに、溝部16の外側溝壁16aに、開口16cを形成
するようにしてもよい。このようにすれば、開口16c
の大きさに依存した所定量の接着剤の塗布が可能となる
利点がある。
【0022】中型12の下方には、中型12に対し上方
に弾発力を付勢する弾性部材としての圧縮コイルばね1
4が配置されている。このばね14の使用により、簡易
な構成で中型12を上方の初期位置に復帰させることが
できる。なお、ばね14は、圧縮コイルばねに限定され
るものではなく、例えば皿ばね等でもよい。
に弾発力を付勢する弾性部材としての圧縮コイルばね1
4が配置されている。このばね14の使用により、簡易
な構成で中型12を上方の初期位置に復帰させることが
できる。なお、ばね14は、圧縮コイルばねに限定され
るものではなく、例えば皿ばね等でもよい。
【0023】また、中型12の下方には、上下動する中
型12の最下降位置を設定するストッパ17が設けられ
る。中型12の最下降位置をこのストッパ17で規制す
ることにより、接着剤の塗布領域の上限を設定すること
ができ、製品ごとの塗布量のばらつきを抑えることがで
きる。なお、ストッパ17は、図示のように、中型12
の下方に配して中型12の下面中央に当接するものであ
る必要は必ずしもなく、例えば図1に二点鎖線で示すよ
うに、内側壁11bの内側面に突起18を設けるなどし
て中型12の最下降位置を規制することも可能である。
型12の最下降位置を設定するストッパ17が設けられ
る。中型12の最下降位置をこのストッパ17で規制す
ることにより、接着剤の塗布領域の上限を設定すること
ができ、製品ごとの塗布量のばらつきを抑えることがで
きる。なお、ストッパ17は、図示のように、中型12
の下方に配して中型12の下面中央に当接するものであ
る必要は必ずしもなく、例えば図1に二点鎖線で示すよ
うに、内側壁11bの内側面に突起18を設けるなどし
て中型12の最下降位置を規制することも可能である。
【0024】なお、ばね14やストッパ17を使用する
代わりに、シリンダ等の駆動手段を用いて中型12の上
下動を制御する構成とすることもできることは言うまで
もない。
代わりに、シリンダ等の駆動手段を用いて中型12の上
下動を制御する構成とすることもできることは言うまで
もない。
【0025】次に、本実施の形態の接着剤塗布装置の作
用を説明する。図4は、被塗物としての筒状体を装置に
セットした接着剤塗布前の様子を示す図、図5は、中型
が最下降位置に移動され接着剤が塗布される様子を示す
図である。
用を説明する。図4は、被塗物としての筒状体を装置に
セットした接着剤塗布前の様子を示す図、図5は、中型
が最下降位置に移動され接着剤が塗布される様子を示す
図である。
【0026】図4に示すように、本装置を使用して被塗
物としての筒状体1の周囲に接着剤3を塗布する場合に
は、まず、筒状体1の開口端部1aを下方にして、中型
12の周囲に形成されている溝部16に、当該筒状体1
の開口端部1aを挿入する。次いで、筒状体1を、ばね
14の弾発力に抗するようにして下方に押し下げること
により、筒状体1と共に中型12も下方に移動し始め
る。
物としての筒状体1の周囲に接着剤3を塗布する場合に
は、まず、筒状体1の開口端部1aを下方にして、中型
12の周囲に形成されている溝部16に、当該筒状体1
の開口端部1aを挿入する。次いで、筒状体1を、ばね
14の弾発力に抗するようにして下方に押し下げること
により、筒状体1と共に中型12も下方に移動し始め
る。
【0027】そして、中型12の外側溝壁16aの上端
が浴槽11内の液状となった接着剤に浸漬すると、接着
剤が流れ込んで筒状体1の外側面に達する。接着剤は、
溝部16に筒状体1の開口端部1aが挿入されているの
で、外側溝壁16aの上端から上に位置する筒状体1の
側面にのみ塗布される。また、外側溝壁16aの高さH
が確保されているので、接着剤が溝内をまわり込んで筒
状体1の内面に達するような事態が確実に回避される。
が浴槽11内の液状となった接着剤に浸漬すると、接着
剤が流れ込んで筒状体1の外側面に達する。接着剤は、
溝部16に筒状体1の開口端部1aが挿入されているの
で、外側溝壁16aの上端から上に位置する筒状体1の
側面にのみ塗布される。また、外側溝壁16aの高さH
が確保されているので、接着剤が溝内をまわり込んで筒
状体1の内面に達するような事態が確実に回避される。
【0028】図5に示すように、中型12の下面がスト
ッパ17に当接したところで、中型12すなわち筒状体
1の下方移動が停止される。
ッパ17に当接したところで、中型12すなわち筒状体
1の下方移動が停止される。
【0029】これにより、図示のように、筒状体1の開
口端部1aの近傍において、その周囲の所定領域に接着
剤の塗布が速やかに行われる。ここで、本実施の形態で
は、ホットメルト樹脂系接着剤を使用しており、接着剤
は電熱ヒータ15により加温されているので、中型12
も温められている。したがって、筒状体1の開口端部1
aが溝部16に挿入された後、数秒程度で伝熱効果によ
り筒状体1も温められるため、接着剤および筒状体の親
和性が高められ、接着特性の向上を図ることができる。
口端部1aの近傍において、その周囲の所定領域に接着
剤の塗布が速やかに行われる。ここで、本実施の形態で
は、ホットメルト樹脂系接着剤を使用しており、接着剤
は電熱ヒータ15により加温されているので、中型12
も温められている。したがって、筒状体1の開口端部1
aが溝部16に挿入された後、数秒程度で伝熱効果によ
り筒状体1も温められるため、接着剤および筒状体の親
和性が高められ、接着特性の向上を図ることができる。
【0030】接着剤の塗布が終了後、筒状体1への押圧
力を解放することにより、筒状体1および中型12は、
ばね14の弾発力によって上方の初期位置に復帰する。
力を解放することにより、筒状体1および中型12は、
ばね14の弾発力によって上方の初期位置に復帰する。
【0031】このように、本実施の形態によれば、筒状
体1を装置にセットして浴槽11内の接着剤に浸漬させ
る一工程のみで、簡単かつ迅速に筒状体の周囲の所望す
る領域に接着剤を均一に塗布することができる。このよ
うに短時間で塗布することができることから、塗布され
た接着剤の各部分に時間的な差が生ずることもなく安定
した接着品質を維持することが可能となる。
体1を装置にセットして浴槽11内の接着剤に浸漬させ
る一工程のみで、簡単かつ迅速に筒状体の周囲の所望す
る領域に接着剤を均一に塗布することができる。このよ
うに短時間で塗布することができることから、塗布され
た接着剤の各部分に時間的な差が生ずることもなく安定
した接着品質を維持することが可能となる。
【0032】また、浴槽11内の接着剤に浸漬して塗布
することができるので、被塗物が例えば図6に示すよう
な凹凸のある断面形状を有する筒状体であっても、上記
利点を保持しつつ、容易に接着剤の塗布作業を行うこと
ができる。
することができるので、被塗物が例えば図6に示すよう
な凹凸のある断面形状を有する筒状体であっても、上記
利点を保持しつつ、容易に接着剤の塗布作業を行うこと
ができる。
【0033】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
を限定するために記載されたものではなく、種々変更が
可能である。
を限定するために記載されたものではなく、種々変更が
可能である。
【0034】例えば上述した実施の形態では、筒状体と
蓋体とを接着する場合について説明したが、本発明はか
かる場合に限定されるものではなく、筒状体同士を嵌め
合わせて接着するような場合にも適用できることは勿論
である。
蓋体とを接着する場合について説明したが、本発明はか
かる場合に限定されるものではなく、筒状体同士を嵌め
合わせて接着するような場合にも適用できることは勿論
である。
【0035】また、上述した実施の形態では、液状の接
着剤としてホットメルト樹脂系接着剤を使用したが、こ
の接着剤として、ポリ酢酸ビニル系のもののほか、糊な
ど任意のものを使用することが可能である。なお、水溶
性の接着剤を使用する場合には、電熱ヒータの設置は省
略することができる。
着剤としてホットメルト樹脂系接着剤を使用したが、こ
の接着剤として、ポリ酢酸ビニル系のもののほか、糊な
ど任意のものを使用することが可能である。なお、水溶
性の接着剤を使用する場合には、電熱ヒータの設置は省
略することができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、請求
項毎に次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
では、筒状の被塗物を装置にセットして浴槽内の接着剤
に浸漬させる一工程のみで、簡単かつ迅速に筒状体の周
囲の所望する領域に接着剤を均一に塗布することができ
る。このように短時間で塗布することができることか
ら、塗布された接着剤の各部分に時間的な差が生ずるこ
ともなく安定した接着品質を維持することが可能とな
る。また、浴槽内の接着剤に浸漬して塗布することがで
きるので、被塗物が例えば凹凸のある断面形状を有する
筒状体であっても、上記利点を保持しつつ、容易に接着
剤の塗布作業を行うことができる。
項毎に次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
では、筒状の被塗物を装置にセットして浴槽内の接着剤
に浸漬させる一工程のみで、簡単かつ迅速に筒状体の周
囲の所望する領域に接着剤を均一に塗布することができ
る。このように短時間で塗布することができることか
ら、塗布された接着剤の各部分に時間的な差が生ずるこ
ともなく安定した接着品質を維持することが可能とな
る。また、浴槽内の接着剤に浸漬して塗布することがで
きるので、被塗物が例えば凹凸のある断面形状を有する
筒状体であっても、上記利点を保持しつつ、容易に接着
剤の塗布作業を行うことができる。
【0037】また、溝部に被塗物の開口端部が挿入され
た状態において、溝部の上端から上に位置する被塗物の
側面にのみ塗布することができ、しかも、接着剤が溝内
をまわり込んで筒状の被塗物の内面に達するような事態
を確実に回避することができる。これにより、不要な接
着剤の使用を排除すると共に見栄えも良よくなる。さら
に、溝部の外側溝壁の高さを調整することにより、接着
剤の塗布領域の下限の開口端部からの距離を変更するこ
とができ、接着により製造される製品の仕様に合わせる
ことができる。
た状態において、溝部の上端から上に位置する被塗物の
側面にのみ塗布することができ、しかも、接着剤が溝内
をまわり込んで筒状の被塗物の内面に達するような事態
を確実に回避することができる。これにより、不要な接
着剤の使用を排除すると共に見栄えも良よくなる。さら
に、溝部の外側溝壁の高さを調整することにより、接着
剤の塗布領域の下限の開口端部からの距離を変更するこ
とができ、接着により製造される製品の仕様に合わせる
ことができる。
【0038】請求項2に記載の発明では、上下動する保
持部の最下降位置がこのストッパで規制されるので接着
剤の塗布領域の上限を設定することができ、製品ごとの
塗布量のばらつきを抑えることができる。
持部の最下降位置がこのストッパで規制されるので接着
剤の塗布領域の上限を設定することができ、製品ごとの
塗布量のばらつきを抑えることができる。
【0039】請求項3に記載の発明では、弾性部材の使
用により、簡易な構成で保持部を上方の初期位置に復帰
させることができる。
用により、簡易な構成で保持部を上方の初期位置に復帰
させることができる。
【0040】請求項4に記載の発明では、ガイド部材に
より、保持部の滑らかな上下動が可能となると共に、保
持部の外側面とガイド部材の内側面とが接触摺動するの
で両者の間の液体シール性によって接着剤についての隔
壁ともなり得る。
より、保持部の滑らかな上下動が可能となると共に、保
持部の外側面とガイド部材の内側面とが接触摺動するの
で両者の間の液体シール性によって接着剤についての隔
壁ともなり得る。
【0041】請求項5に記載の発明では、電熱ヒータに
より接着剤を加温することができると共に、保持部も温
められるので、筒状の被塗物の開口端部が溝部に挿入さ
れた後、数秒程度で伝熱効果により当該被塗物も温めら
れ、接着剤および筒状体の親和性が高められ、接着特性
の向上を図ることができる。
より接着剤を加温することができると共に、保持部も温
められるので、筒状の被塗物の開口端部が溝部に挿入さ
れた後、数秒程度で伝熱効果により当該被塗物も温めら
れ、接着剤および筒状体の親和性が高められ、接着特性
の向上を図ることができる。
【図1】 本発明の一実施の形態に係る接着剤塗布装置
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
【図2】 溝部の外側溝壁の高さを部分的に高くして櫛
状に形成した他の実施の形態を示す図である。
状に形成した他の実施の形態を示す図である。
【図3】 溝部の外側溝壁に開口を形成したさらに他の
実施の形態を示す図である。
実施の形態を示す図である。
【図4】 被塗物としての筒状体を装置にセットした接
着剤塗布前の様子を示す図である。
着剤塗布前の様子を示す図である。
【図5】 中型が最下降位置に移動され接着剤が塗布さ
れる様子を示す図である。
れる様子を示す図である。
【図6】 凹凸のある断面形状を有する被塗物としての
筒状体を示す斜視図である。
筒状体を示す斜視図である。
【図7】 被塗物としての筒状体の周囲に液状接着剤を
塗布し底蓋と嵌め合わせて接着する様子を示す分解斜視
図である。
塗布し底蓋と嵌め合わせて接着する様子を示す分解斜視
図である。
1…筒状体(被塗物)、 1a…開口端部、 2…底蓋、 3…接着剤、 10…接着剤塗布装置、 11…浴槽、 11a…外側壁、 11b…内側壁(ガイド部材)、 11c…底壁、 12…中型(保持部)、 14…ばね(弾性部材)、 15…ヒータ、 16…溝部、 16a…外側溝壁、 16b…溝底、 16c…開口、 17…ストッパ、 18…突起(ストッパ)。
Claims (5)
- 【請求項1】 筒状の被塗物(1) の周囲に接着剤(3) を
塗布する接着剤塗布装置において、液状の接着剤(3) を
貯溜する浴槽(11)と、当該浴槽(11)内に上下動可能に設
けられ前記被塗物(1) の開口端部(1a)が挿入される溝部
(16)が周囲に形成された保持部(12)と、を有することを
特徴とする接着剤塗布装置。 - 【請求項2】 前記保持部(12)の最下降位置を設定する
ストッパ(17,18) を備えたことを特徴とする請求項1記
載の接着剤塗布装置。 - 【請求項3】 前記保持部(12)に対し上方に弾発力を付
勢する弾性部材(14)を備えたことを特徴とする請求項1
記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項4】 前記保持部(12)の外側面に接触して当該
保持部(12)の上下動を案内するガイド部材(11b) を備え
たことを特徴とする請求項1記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項5】 前記浴槽(11)内に配置され前記接着剤
(3) に熱を供給するヒータ(15)を備えたことを特徴とす
る請求項1記載の接着剤塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18549297A JPH1128403A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 接着剤塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18549297A JPH1128403A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 接着剤塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128403A true JPH1128403A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16171724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18549297A Withdrawn JPH1128403A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 接着剤塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128403A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014184404A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Jatco Ltd | 潤滑剤の塗布装置 |
| KR20190070579A (ko) * | 2017-12-13 | 2019-06-21 | 주식회사 파라텍 | 배관의 접착제 도포장치 및 이를 이용한 배관의 연결방법 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP18549297A patent/JPH1128403A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014184404A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Jatco Ltd | 潤滑剤の塗布装置 |
| KR20190070579A (ko) * | 2017-12-13 | 2019-06-21 | 주식회사 파라텍 | 배관의 접착제 도포장치 및 이를 이용한 배관의 연결방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |