JPH11284649A - ネットワークシステム及びネットワーク管理装置及び方法 - Google Patents
ネットワークシステム及びネットワーク管理装置及び方法Info
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- JPH11284649A JPH11284649A JP10087131A JP8713198A JPH11284649A JP H11284649 A JPH11284649 A JP H11284649A JP 10087131 A JP10087131 A JP 10087131A JP 8713198 A JP8713198 A JP 8713198A JP H11284649 A JPH11284649 A JP H11284649A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ネットワークで接続された機器において、分割
しても影響が無く、しかもデータ転送効率が上がる旨を
オペレータに通知する。 【解決手段】ステップS5において、ネットワーク上で
転送されるデータの径路を認識し、ステップS6におい
て、ネットワークの構成と照らし合わせて前記ネットワ
ークを分割可能か判定し、分割可能と判定した場合に
は、ステップS7,S8で、分割によってネットワーク
上のデータ転送効率が向上するか判定し、向上すると判
定した場合には、ステップS10で、分割を勧告するメ
ッセージをネットワーク上の適当なノードに通知する。
しても影響が無く、しかもデータ転送効率が上がる旨を
オペレータに通知する。 【解決手段】ステップS5において、ネットワーク上で
転送されるデータの径路を認識し、ステップS6におい
て、ネットワークの構成と照らし合わせて前記ネットワ
ークを分割可能か判定し、分割可能と判定した場合に
は、ステップS7,S8で、分割によってネットワーク
上のデータ転送効率が向上するか判定し、向上すると判
定した場合には、ステップS10で、分割を勧告するメ
ッセージをネットワーク上の適当なノードに通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば制御信号と
データとを混在させて通信することが可能なデータ通信
バスを用いて複数電子機器(以下、機器)間を接続し、
各機器間でデータ通信を行うネットワークシステム及び
そのシステムを管理するネットワーク管理装置及び方法
に関するものである。
データとを混在させて通信することが可能なデータ通信
バスを用いて複数電子機器(以下、機器)間を接続し、
各機器間でデータ通信を行うネットワークシステム及び
そのシステムを管理するネットワーク管理装置及び方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、IEEE1394−1995High
Performance Serial Bus(以下1394シリアルバ
ス)で接続された複数の機器において、同時に複数の機
器でデータの転送が行われていた場合、ある一組の機器
間(例えばPCとプリンタ)の転送が、その他の別の機
器間(例えば別のPCとプリンタ、DVCR、HD等)
の転送とは全く別の伝送経路を使用していたとしても、
お互いにバスを占有することなく、アービトレーション
をしながら公平なデータ転送を行っていた。
Performance Serial Bus(以下1394シリアルバ
ス)で接続された複数の機器において、同時に複数の機
器でデータの転送が行われていた場合、ある一組の機器
間(例えばPCとプリンタ)の転送が、その他の別の機
器間(例えば別のPCとプリンタ、DVCR、HD等)
の転送とは全く別の伝送経路を使用していたとしても、
お互いにバスを占有することなく、アービトレーション
をしながら公平なデータ転送を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な1394シ
リアルバスを用いたデータの転送において、データの転
送量が多くバスが混み合っている場合、データ通信を行
う1組の機器の間におけるデータの伝送経路が、他の機
器の組の間におけるデータ伝送径路と独立していたとし
ても(例えばノードA−BとノードC−G)、それぞれ
がバスを占有することなくアービトレーションしながら
公平なデータ転送を行うので、データ伝送効率が落ちて
しまう。
リアルバスを用いたデータの転送において、データの転
送量が多くバスが混み合っている場合、データ通信を行
う1組の機器の間におけるデータの伝送経路が、他の機
器の組の間におけるデータ伝送径路と独立していたとし
ても(例えばノードA−BとノードC−G)、それぞれ
がバスを占有することなくアービトレーションしながら
公平なデータ転送を行うので、データ伝送効率が落ちて
しまう。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
であって、ネットワークを分割した方がデータ転送効率
があがり、しかもそれによりネットワーク上の機器間の
データ転送に障害が無い場合には、ユーザに対してその
旨通知することで、より効率の良いデータ転送を可能と
するネットワークシステム及びネットワーク管理装置及
び方法を提供する。
であって、ネットワークを分割した方がデータ転送効率
があがり、しかもそれによりネットワーク上の機器間の
データ転送に障害が無い場合には、ユーザに対してその
旨通知することで、より効率の良いデータ転送を可能と
するネットワークシステム及びネットワーク管理装置及
び方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のネットワーク管理装置は次のような構成から
なる。すなわち、ネットワークと接続する接続手段と、
前記接続手段を介して前記ネットワーク上で転送される
データの径路を認識し、前記ネットワークの構成と照ら
し合わせて前記ネットワークを分割可能か判定し、分割
可能と判定した場合には分割によってネットワーク上の
データ転送効率が向上するか判定し、向上すると判定し
た場合には、分割を勧告する勧告メッセージを出力する
ネットワーク管理手段とを備える。
に本発明のネットワーク管理装置は次のような構成から
なる。すなわち、ネットワークと接続する接続手段と、
前記接続手段を介して前記ネットワーク上で転送される
データの径路を認識し、前記ネットワークの構成と照ら
し合わせて前記ネットワークを分割可能か判定し、分割
可能と判定した場合には分割によってネットワーク上の
データ転送効率が向上するか判定し、向上すると判定し
た場合には、分割を勧告する勧告メッセージを出力する
ネットワーク管理手段とを備える。
【0006】また、上記目的を達成するために本発明の
ネットワーク管理方法は次のような構成からなる。すな
わち、ネットワーク上で転送されるデータの径路を認識
し、前記ネットワークの構成と照らし合わせて前記ネッ
トワークを分割可能か判定し、分割可能と判定した場合
には分割によってネットワーク上のデータ転送効率が向
上するか判定し、向上すると判定した場合には、分割を
勧告する勧告メッセージを出力する。
ネットワーク管理方法は次のような構成からなる。すな
わち、ネットワーク上で転送されるデータの径路を認識
し、前記ネットワークの構成と照らし合わせて前記ネッ
トワークを分割可能か判定し、分割可能と判定した場合
には分割によってネットワーク上のデータ転送効率が向
上するか判定し、向上すると判定した場合には、分割を
勧告する勧告メッセージを出力する。
【0007】また、上記目的を達成するために本発明の
ネットワークシステムは次のような構成からなる。すな
わち、上記のネットワーク管理装置をノードの1つとし
て接続してなる。
ネットワークシステムは次のような構成からなる。すな
わち、上記のネットワーク管理装置をノードの1つとし
て接続してなる。
【0008】また、上記目的を達成するために本発明の
コンピュータ可読記憶媒体は次のような構成からなる。
すなわち、ネットワーク上で転送されるデータの径路を
認識し、前記ネットワークの構成と照らし合わせて前記
ネットワークを分割可能か判定し、分割可能と判定した
場合には分割によってネットワーク上のデータ転送効率
が向上するか判定し、向上すると判定した場合には、分
割を勧告する勧告メッセージを出力するネットワーク管
理手段としてコンピュータを機能させるプログラムを格
納することを特徴とする。
コンピュータ可読記憶媒体は次のような構成からなる。
すなわち、ネットワーク上で転送されるデータの径路を
認識し、前記ネットワークの構成と照らし合わせて前記
ネットワークを分割可能か判定し、分割可能と判定した
場合には分割によってネットワーク上のデータ転送効率
が向上するか判定し、向上すると判定した場合には、分
割を勧告する勧告メッセージを出力するネットワーク管
理手段としてコンピュータを機能させるプログラムを格
納することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0010】図1に本発明を実施するときの、ネットワ
ーク構成の一例を示す。
ーク構成の一例を示す。
【0011】ここで、本発明では、各機器間を接続する
デジタルI/FをIEEE1394シリアルバスを用い
るので、IEEE1394シリアルバスについてあらか
じめ説明する。 《IEEE1394の技術の概要》家庭用デジタルVT
RやDVDの登場も伴なって、ビデオデータやオーディ
オデータなどのリアルタイムでかつ高情報量のデータ転
送のサポートが必要になっている。こういったビデオデ
ータやオーディオデータをリアルタイムで転送し、パソ
コン(PC)に取り込んだり、またはその他のデジタル
機器に転送を行なうには、必要な転送機能を備えた高速
データ転送可能なインタフェースが必要になってくるも
のであり、そういった観点から開発されたインタフェー
スがIEEE1394−1995High Performance Ser
ial Bus(以下1394シリアルバス)である。
デジタルI/FをIEEE1394シリアルバスを用い
るので、IEEE1394シリアルバスについてあらか
じめ説明する。 《IEEE1394の技術の概要》家庭用デジタルVT
RやDVDの登場も伴なって、ビデオデータやオーディ
オデータなどのリアルタイムでかつ高情報量のデータ転
送のサポートが必要になっている。こういったビデオデ
ータやオーディオデータをリアルタイムで転送し、パソ
コン(PC)に取り込んだり、またはその他のデジタル
機器に転送を行なうには、必要な転送機能を備えた高速
データ転送可能なインタフェースが必要になってくるも
のであり、そういった観点から開発されたインタフェー
スがIEEE1394−1995High Performance Ser
ial Bus(以下1394シリアルバス)である。
【0012】図7に1394シリアルバスを用いて構成
されるネットワーク・システムの例を示す。このシステ
ムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B間、A−C間、B−D間、D−E間、C−F
間、C−G間、及びC−H間をそれぞれ1394シリア
ルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。
この機器A〜Hは例としてPC、デジタルVTR、DV
D、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等であ
る。
されるネットワーク・システムの例を示す。このシステ
ムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B間、A−C間、B−D間、D−E間、C−F
間、C−G間、及びC−H間をそれぞれ1394シリア
ルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。
この機器A〜Hは例としてPC、デジタルVTR、DV
D、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等であ
る。
【0013】各機器間の接続方式は、ディジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。
【0014】また、各機器は各自固有のIDを有し、そ
れぞれが認識し合うことによって1394シリアルバス
で接続された範囲において、1つのネットワークを構成
している。各デジタル機器間をそれぞれ1本の1394
シリアルバスケーブルで順次接続するだけで、それぞれ
の機器が中継の役割を行い、全体として1つのネットワ
ークを構成するものである。また、1394シリアルバ
スの特徴でもある、Plug&Play機能でケーブル
を機器に接続した時点で自動で機器の認識や接続状況な
どを認識する機能を有している。
れぞれが認識し合うことによって1394シリアルバス
で接続された範囲において、1つのネットワークを構成
している。各デジタル機器間をそれぞれ1本の1394
シリアルバスケーブルで順次接続するだけで、それぞれ
の機器が中継の役割を行い、全体として1つのネットワ
ークを構成するものである。また、1394シリアルバ
スの特徴でもある、Plug&Play機能でケーブル
を機器に接続した時点で自動で機器の認識や接続状況な
どを認識する機能を有している。
【0015】また、図7に示したようなシステムにおい
て、ネットワークからある機器が削除されたり、または
新たに追加されたときなど、自動的にバスリセットを行
い、それまでのネットワーク構成をリセットしてから、
新たなネットワークの再構築を行なう。この機能によっ
て、その時々のネットワークの構成を常時設定、認識す
ることができる。
て、ネットワークからある機器が削除されたり、または
新たに追加されたときなど、自動的にバスリセットを行
い、それまでのネットワーク構成をリセットしてから、
新たなネットワークの再構築を行なう。この機能によっ
て、その時々のネットワークの構成を常時設定、認識す
ることができる。
【0016】またデータ転送速度は、100/200/
400Mbpsと備えており、上位の転送速度を持つ機
器が下位の転送速度をサポートし、互換をとるようにな
っている。
400Mbpsと備えており、上位の転送速度を持つ機
器が下位の転送速度をサポートし、互換をとるようにな
っている。
【0017】データ転送モードとしては、コントロール
信号などの非同期データ(Asynchronousデータ:以下A
syncデータ)を転送するAsynchronous転送モード、
リアルタイムなビデオデータやオーディオデータ等の同
期データ(Isochronousデータ:以下Isoデータ)を
転送するIsochronous転送モードがある。このAsyn
cデータとIsoデータは各サイクル(通常1サイクル
125μS)の中において、サイクル開始を示すサイク
ル・スタート・パケット(CSP)の転送に続き、Is
oデータの転送を優先しつつサイクル内で混在して転送
される。
信号などの非同期データ(Asynchronousデータ:以下A
syncデータ)を転送するAsynchronous転送モード、
リアルタイムなビデオデータやオーディオデータ等の同
期データ(Isochronousデータ:以下Isoデータ)を
転送するIsochronous転送モードがある。このAsyn
cデータとIsoデータは各サイクル(通常1サイクル
125μS)の中において、サイクル開始を示すサイク
ル・スタート・パケット(CSP)の転送に続き、Is
oデータの転送を優先しつつサイクル内で混在して転送
される。
【0018】次に、図8に1394シリアルバスの構成
要素を示す。
要素を示す。
【0019】1394シリアルバスは全体としてレイヤ
(階層)構造で構成されている。図8に示したように、
最もハード的なのが1394シリアルバスのケーブルで
あり、そのケーブルのコネクタが接続されるコネクタポ
ートがあり、その上にハードウェアとしてフィジカル・
レイヤとリンク・レイヤがある。
(階層)構造で構成されている。図8に示したように、
最もハード的なのが1394シリアルバスのケーブルで
あり、そのケーブルのコネクタが接続されるコネクタポ
ートがあり、その上にハードウェアとしてフィジカル・
レイヤとリンク・レイヤがある。
【0020】ハードウェア部は実質的なインターフェイ
スチップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤ
はパケット転送やサイクルタイムの制御等を行なう。
スチップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤ
はパケット転送やサイクルタイムの制御等を行なう。
【0021】ファームウェア部のトランザクション・レ
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行ない、ReadやWriteといった命令を出す。
シリアルバスマネージメントは、接続されている各機器
の接続状況やIDの管理を行ない、ネットワークの構成
を管理する部分である。
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行ない、ReadやWriteといった命令を出す。
シリアルバスマネージメントは、接続されている各機器
の接続状況やIDの管理を行ない、ネットワークの構成
を管理する部分である。
【0022】このハードウェアとファームウェアまでが
実質上の1394シリアルバスの構成である。
実質上の1394シリアルバスの構成である。
【0023】またソフトウェア部のアプリケーション・
レイヤは使うソフトによって異なり、インタフェース上
にどのようにデータをのせるか規定する部分であり、A
Vプロトコルなどのプロトコルによって規定されてい
る。
レイヤは使うソフトによって異なり、インタフェース上
にどのようにデータをのせるか規定する部分であり、A
Vプロトコルなどのプロトコルによって規定されてい
る。
【0024】以上が1394シリアルバスの構成であ
る。
る。
【0025】次に、図9に1394シリアルバスにおけ
るアドレス空間の図を示す。
るアドレス空間の図を示す。
【0026】1394シリアルバスに接続された各機器
(ノード)には必ず各ノード固有の、64ビットアドレ
スを持たせておく。そしてこのアドレスをROMに格納
しておくことで、自分や相手のノードアドレスを常時認
識でき、相手を指定した通信も行なえる。
(ノード)には必ず各ノード固有の、64ビットアドレ
スを持たせておく。そしてこのアドレスをROMに格納
しておくことで、自分や相手のノードアドレスを常時認
識でき、相手を指定した通信も行なえる。
【0027】1394シリアルバスのアドレッシング
は、IEEE1212規格に準じた方式であり、アドレ
ス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定用に、
次の6bitがノードID番号の指定用に使われる。残
りの48bitが機器に与えられたアドレス幅になり、
それぞれ固有のアドレス空間として使用できる。最後の
28bitは固有データの領域として、各機器の識別や
使用条件の指定の情報などを格納する。
は、IEEE1212規格に準じた方式であり、アドレ
ス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定用に、
次の6bitがノードID番号の指定用に使われる。残
りの48bitが機器に与えられたアドレス幅になり、
それぞれ固有のアドレス空間として使用できる。最後の
28bitは固有データの領域として、各機器の識別や
使用条件の指定の情報などを格納する。
【0028】以上が1394シリアルバスの技術の概要
である。
である。
【0029】次に、1394シリアルバスの特徴といえ
る技術の部分を、より詳細に説明する。 《1394シリアルバスの電気的仕様》図10に139
4シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。
る技術の部分を、より詳細に説明する。 《1394シリアルバスの電気的仕様》図10に139
4シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。
【0030】1394シリアルバスでは接続ケーブル内
に、2組のツイストペア信号線の他に、電源ラインを設
けている。これによって、電源を持たない機器や、故障
により電圧低下した機器等にも電力の供給が可能になっ
ている。
に、2組のツイストペア信号線の他に、電源ラインを設
けている。これによって、電源を持たない機器や、故障
により電圧低下した機器等にも電力の供給が可能になっ
ている。
【0031】電源線内を流れる電源の電圧は8〜40
V、電流は最大電流DC1.5Aと規定されている。 《DS−Link符号化》1394シリアルバスで採用
されている、データ転送フォーマットのDS−Link
符号化方式を説明するための図を図11に示す。
V、電流は最大電流DC1.5Aと規定されている。 《DS−Link符号化》1394シリアルバスで採用
されている、データ転送フォーマットのDS−Link
符号化方式を説明するための図を図11に示す。
【0032】1394シリアルバスでは、DS−Lin
k(Data/Strobe Link)符号化方式が採用されている。こ
のDS−Link符号化方式は、高速なシリアルデータ
通信に適しており、その構成は、2本の信号線を必要と
する。より対線のうち1本に主となるデータを送り、他
方のより対線にはストロープ信号を送る構成になってい
る。
k(Data/Strobe Link)符号化方式が採用されている。こ
のDS−Link符号化方式は、高速なシリアルデータ
通信に適しており、その構成は、2本の信号線を必要と
する。より対線のうち1本に主となるデータを送り、他
方のより対線にはストロープ信号を送る構成になってい
る。
【0033】受信側では、この通信されるデータと、ス
トローブとの排他的論理和をとることによってクロック
を再現できる。
トローブとの排他的論理和をとることによってクロック
を再現できる。
【0034】このDS−Link符号化方式を用いるメ
リットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて転
送効率が高いこと、PLL回路が不要となるのでコント
ローラLSIの回路規模を小さくできること、更には、
転送すべきデータが無いときにアイドル状態であること
を示す情報を送る必要が無いので、各機器のトランシー
バ回路をスリープ状態にすることができることによっ
て、消費電力の低減が図れる、などが挙げられる。 《バスリセットのシーケンス》1394シリアルバスで
は、接続されている各機器(ノード)にはノードIDが
与えられ、ネットワーク構成として認識されている。
リットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて転
送効率が高いこと、PLL回路が不要となるのでコント
ローラLSIの回路規模を小さくできること、更には、
転送すべきデータが無いときにアイドル状態であること
を示す情報を送る必要が無いので、各機器のトランシー
バ回路をスリープ状態にすることができることによっ
て、消費電力の低減が図れる、などが挙げられる。 《バスリセットのシーケンス》1394シリアルバスで
は、接続されている各機器(ノード)にはノードIDが
与えられ、ネットワーク構成として認識されている。
【0035】このネットワーク構成に変化があったと
き、例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによ
るノード数の増減などによって変化が生じて、新たなネ
ットワーク構成を認識する必要があるとき、変化を検知
した各ノードはパス上にバスリセット信号を送信して、
新たなネットワーク構成を認識するモードに入る。この
ときの変化の検知方法は、1394ポート基盤上でのバ
イアス電圧の変化を検知することによって行われる。
き、例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによ
るノード数の増減などによって変化が生じて、新たなネ
ットワーク構成を認識する必要があるとき、変化を検知
した各ノードはパス上にバスリセット信号を送信して、
新たなネットワーク構成を認識するモードに入る。この
ときの変化の検知方法は、1394ポート基盤上でのバ
イアス電圧の変化を検知することによって行われる。
【0036】あるノードからバスリセット信号が伝達さ
れて、各ノードのフィジカルレイヤはこのバスリセット
信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセットの発
生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を伝達
する。最終的にすべてのノードがバスリセット信号を検
知した後、バスリセットが起動となる。
れて、各ノードのフィジカルレイヤはこのバスリセット
信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセットの発
生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を伝達
する。最終的にすべてのノードがバスリセット信号を検
知した後、バスリセットが起動となる。
【0037】バスリセットは、先に述べたようなケーブ
ル抜挿や、ネットワーク異常等によるハード検出による
起動と、プロトコルからのホスト制御などによってフィ
ジカルレイヤに直接命令を出すことによっても起動す
る。
ル抜挿や、ネットワーク異常等によるハード検出による
起動と、プロトコルからのホスト制御などによってフィ
ジカルレイヤに直接命令を出すことによっても起動す
る。
【0038】また、バスリセットが起動するとデータ転
送は一時中断され、この間のデータ転送は待たされ、終
了後、新しいネットワーク構成のもとで再開される。
送は一時中断され、この間のデータ転送は待たされ、終
了後、新しいネットワーク構成のもとで再開される。
【0039】以上がバスリセットのシーケンスである。
《ノードID決定のシーケンス》バスリセットの後、各
ノードは新しいネットワーク構成を構築するために、各
ノードにIDを与える動作に入る。このときの、バスリ
セットからノードID決定までの一般的なシーケンスを
図19、図20、図21のフローチャートを用いて説明
する。
《ノードID決定のシーケンス》バスリセットの後、各
ノードは新しいネットワーク構成を構築するために、各
ノードにIDを与える動作に入る。このときの、バスリ
セットからノードID決定までの一般的なシーケンスを
図19、図20、図21のフローチャートを用いて説明
する。
【0040】図19のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定し、データ転送が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示してある。
の発生からノードIDが決定し、データ転送が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示してある。
【0041】まず、ステップS101として、ネットワ
ーク内にバスリセットが発生することを常時監視してい
て、ここでノードの電源ON/OFFなどでバスリセッ
トが発生するとステップS102に移る。
ーク内にバスリセットが発生することを常時監視してい
て、ここでノードの電源ON/OFFなどでバスリセッ
トが発生するとステップS102に移る。
【0042】ステップS102では、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103として、
すべてのノード間で親子関係が決定すると、ステップS
104として一つのルートが決定する。すべてのノード
間で親子関係が決定するまで、ステップS102の親子
関係の宣言をおこない、またルートも決定されない。
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103として、
すべてのノード間で親子関係が決定すると、ステップS
104として一つのルートが決定する。すべてのノード
間で親子関係が決定するまで、ステップS102の親子
関係の宣言をおこない、またルートも決定されない。
【0043】ステップS104でルートが決定される
と、次はステップS105として、各ノードにIDを与
えるノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順
序で、ノードIDの設定が行われ、すべてのノードにI
Dが与えられるまで繰り返し設定作業が行われ最終的に
ステップS106としてすべてのノードにIDを設定し
終えたら、新しいネットワーク構成がすべてのノードに
おいて認識されたので、ステップS107としてノード
間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開始
される。
と、次はステップS105として、各ノードにIDを与
えるノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順
序で、ノードIDの設定が行われ、すべてのノードにI
Dが与えられるまで繰り返し設定作業が行われ最終的に
ステップS106としてすべてのノードにIDを設定し
終えたら、新しいネットワーク構成がすべてのノードに
おいて認識されたので、ステップS107としてノード
間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開始
される。
【0044】このステップS107の状態になると、再
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したらステップS101からステッ
プS106までの設定作業が繰り返し行われる。
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したらステップS101からステッ
プS106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0045】以上が、図19のフローチャートの説明で
あるが、図19のフローチャートのバスリセットからル
ート決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了
までの手順をより詳しくフローチャート図に表したもの
をそれぞれ、図20、図21に示す。
あるが、図19のフローチャートのバスリセットからル
ート決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了
までの手順をより詳しくフローチャート図に表したもの
をそれぞれ、図20、図21に示す。
【0046】まず、図20のフローチャートの説明を行
う。
う。
【0047】ステップS201としてバスリセットが発
生すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。な
お、ステップS201としてバスリセットが発生するの
を常に監視している。
生すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。な
お、ステップS201としてバスリセットが発生するの
を常に監視している。
【0048】次に、ステップS202として、リセット
されたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一
歩として、各機器にリーフ(ノード)であることを示す
フラグを立てておく。さらに、ステップS203として
各機器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続され
ているのかを調べる。
されたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一
歩として、各機器にリーフ(ノード)であることを示す
フラグを立てておく。さらに、ステップS203として
各機器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続され
ているのかを調べる。
【0049】ステップS204のポート数の結果に応じ
て、これから親子関係の宣言を始めていくために、未定
義(親子関係が決定されてない)ポートの数を調べる。
バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数である
が、親子関係が決定されていくにしたがって、ステップ
S204で検知する未定義ポートの数は変化していくも
のである。
て、これから親子関係の宣言を始めていくために、未定
義(親子関係が決定されてない)ポートの数を調べる。
バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数である
が、親子関係が決定されていくにしたがって、ステップ
S204で検知する未定義ポートの数は変化していくも
のである。
【0050】まず、バスリセットの直後、はじめに親子
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフ
であるというのはステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205とし
て、自分に接続されているノードに対して、「自分は
子、相手は親」と宣言し動作を終了する。
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフ
であるというのはステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205とし
て、自分に接続されているノードに対して、「自分は
子、相手は親」と宣言し動作を終了する。
【0051】ステップS203でポート数が複数ありブ
ランチと認識したノードは、バスリセットの直後はステ
ップS204で未定義ポート数>1ということなので、
ステップS206へと移り、まずブランチというフラグ
が立てられステップS207でリーフからの親子関係宣
言で「親」の受付をするために待つ。
ランチと認識したノードは、バスリセットの直後はステ
ップS204で未定義ポート数>1ということなので、
ステップS206へと移り、まずブランチというフラグ
が立てられステップS207でリーフからの親子関係宣
言で「親」の受付をするために待つ。
【0052】リーフが親子関係の宣言を行い、ステップ
S207でそれを受けたブランチは適宜ステップS20
4の未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1
になっていれば残っているポートに接続されているノー
ドに対して、ステップS205の「自分が子」の宣言を
することが可能になる。2度目以降、ステップS204
で未定義ポート数を確認しても2以上あるブランチに対
しては、再度ステップS207でリーフ又は他のブラン
チからの「親」の受付をするために待つ。
S207でそれを受けたブランチは適宜ステップS20
4の未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1
になっていれば残っているポートに接続されているノー
ドに対して、ステップS205の「自分が子」の宣言を
することが可能になる。2度目以降、ステップS204
で未定義ポート数を確認しても2以上あるブランチに対
しては、再度ステップS207でリーフ又は他のブラン
チからの「親」の受付をするために待つ。
【0053】最終的に、いずれか1つのブランチ、又は
例外的にリーフ(子宣言を行えるのにすばやく動作しな
かった為)がステップS204の未定義ポート数の結果
としてゼロになったら、これにてネットワーク全体の親
子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数が
ゼロ(すべて親のポートとして決定)になった唯一のノ
ードはステップS208としてルートのフラグが立てら
れ、ステップS209としてルートとしての認融がなさ
れる。
例外的にリーフ(子宣言を行えるのにすばやく動作しな
かった為)がステップS204の未定義ポート数の結果
としてゼロになったら、これにてネットワーク全体の親
子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数が
ゼロ(すべて親のポートとして決定)になった唯一のノ
ードはステップS208としてルートのフラグが立てら
れ、ステップS209としてルートとしての認融がなさ
れる。
【0054】このようにして、図20に示したバスリセ
ットから、ネットワーク内すべてのノード間における親
子関係の宣言までが終了する。
ットから、ネットワーク内すべてのノード間における親
子関係の宣言までが終了する。
【0055】つぎに、図21のフローチャートについて
説明する。
説明する。
【0056】まず、図20までのシーケンスでリーフ、
ブランチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定
されているので、これを元にして、ステップS301で
それぞれ分類する。
ブランチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定
されているので、これを元にして、ステップS301で
それぞれ分類する。
【0057】各ノードにIDを与える作業として、最初
にIDの設定を行うことができるのはリーフからであ
る。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード
番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
にIDの設定を行うことができるのはリーフからであ
る。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード
番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
【0058】ステップS302としてネットワーク内に
存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。この
後、ステップS303として各自リーフがルートに対し
て、IDを与えるように要求する。この要求が複数ある
場合には、ルートはステップS304としてアービトレ
ーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS3
05として勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。ステップS306と
してID取得が失敗に終わったリーフは、再度ID要求
を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取得できたリー
フからステップS307として、そのノードのID情報
をブロードキャストで全ノードに転送する。1ノードI
D情報のブロードキャストが終わると、ステップS30
8として残りのリーフの数が1つ減らされる。ここで、
ステップS309として、この残りのリーフの数が1以
上ある時はステップS303のID要求の作業からを繰
り返し行い、最終的にすべてのリーフがID情報をブロ
ードキャストすると、ステップS309がN=0とな
り、次はブランチのID設定に移る。
存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。この
後、ステップS303として各自リーフがルートに対し
て、IDを与えるように要求する。この要求が複数ある
場合には、ルートはステップS304としてアービトレ
ーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS3
05として勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。ステップS306と
してID取得が失敗に終わったリーフは、再度ID要求
を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取得できたリー
フからステップS307として、そのノードのID情報
をブロードキャストで全ノードに転送する。1ノードI
D情報のブロードキャストが終わると、ステップS30
8として残りのリーフの数が1つ減らされる。ここで、
ステップS309として、この残りのリーフの数が1以
上ある時はステップS303のID要求の作業からを繰
り返し行い、最終的にすべてのリーフがID情報をブロ
ードキャストすると、ステップS309がN=0とな
り、次はブランチのID設定に移る。
【0059】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。
行われる。
【0060】まず、ステップS310としてネットワー
ク内に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定す
る。この後、ステップS311として各自ブランチがル
ートに対して、IDを与えるように要求する。これに対
してルートは、ステップS312としてアービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順にリーフに与え終っ
た次の若い番号から与えていく。ステップS313とし
て、ルートは要求を出したブランチにID情報又は失敗
結果を通知し、ステップS314としてID取得が失敗
に終わったブランチは、再度ID要求を出し、同様の作
業を繰り返す。IDを取得できたブランチからステップ
S315として、そのノードのID情報をブロードキャ
ストで全ノードに転送する。1ノードID情報のブロー
ドキャストが終わると、ステップS316として残りの
ブランチの数が1つ減らされる。ここで、ステップS3
17として、この残りのブランチの数が1以上ある時は
ステップS311のID要求の作業からを繰り返し、最
終的にすべてのブランチがID情報をブロードキャスト
するまで行われる。すべてのブランチがノードIDを取
得すると、ステップS317はM=0となり、ブランチ
のID取得モードも終了する。
ク内に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定す
る。この後、ステップS311として各自ブランチがル
ートに対して、IDを与えるように要求する。これに対
してルートは、ステップS312としてアービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順にリーフに与え終っ
た次の若い番号から与えていく。ステップS313とし
て、ルートは要求を出したブランチにID情報又は失敗
結果を通知し、ステップS314としてID取得が失敗
に終わったブランチは、再度ID要求を出し、同様の作
業を繰り返す。IDを取得できたブランチからステップ
S315として、そのノードのID情報をブロードキャ
ストで全ノードに転送する。1ノードID情報のブロー
ドキャストが終わると、ステップS316として残りの
ブランチの数が1つ減らされる。ここで、ステップS3
17として、この残りのブランチの数が1以上ある時は
ステップS311のID要求の作業からを繰り返し、最
終的にすべてのブランチがID情報をブロードキャスト
するまで行われる。すべてのブランチがノードIDを取
得すると、ステップS317はM=0となり、ブランチ
のID取得モードも終了する。
【0061】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318として与えていない番号で最も若い番号を自分の
ID番号と設定し、ステップS319としてルートのI
D情報をブロードキャストする。
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318として与えていない番号で最も若い番号を自分の
ID番号と設定し、ステップS319としてルートのI
D情報をブロードキャストする。
【0062】以上で、図21に示したように、親子関係
が決定した後から、すべてのノードのIDが設定される
までの手順が終了する。
が決定した後から、すべてのノードのIDが設定される
までの手順が終了する。
【0063】次に、一例として図12に示した実際のネ
ットワークにおける動作を図12を参照しながら説明す
る。
ットワークにおける動作を図12を参照しながら説明す
る。
【0064】図12の説明として、(ルート)ノードB
の下位にはノードAとノードCが直接接続されており、
更にノードCの下位にはノードDが直接接続されてお
り、更にノードDの下位にはノードEとノードFが直接
接続された階層構造になっている。この、階層構造やル
ートノード、ノードIDを決定する手順を以下で説明す
る。
の下位にはノードAとノードCが直接接続されており、
更にノードCの下位にはノードDが直接接続されてお
り、更にノードDの下位にはノードEとノードFが直接
接続された階層構造になっている。この、階層構造やル
ートノード、ノードIDを決定する手順を以下で説明す
る。
【0065】バスリセットがされた後、まず各ノードの
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位と
なると言うことができる。
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位と
なると言うことができる。
【0066】図12ではバスリセットの後、最初に親子
関係の宣言を行なったのはノードAである。基本的にノ
ードの1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと
呼ぶ)から親子関係の宣言を行なうことができる。これ
は自分には1ポートの接続のみということをまず知るこ
とができるので、これによってネットワークの端である
ことを認識し、その中で早く動作を行なったノードから
親子関係が決定されていく。こうして親子関係の宣言を
行なった側(A−B間ではノードA)のポートが子と設
定され、相手側(ノードB)のポートが親と設定され
る。こうして、ノードA−B間では子−親、ノードE−
D間で子−親、ノードF−D間で子−親と決定される。
関係の宣言を行なったのはノードAである。基本的にノ
ードの1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと
呼ぶ)から親子関係の宣言を行なうことができる。これ
は自分には1ポートの接続のみということをまず知るこ
とができるので、これによってネットワークの端である
ことを認識し、その中で早く動作を行なったノードから
親子関係が決定されていく。こうして親子関係の宣言を
行なった側(A−B間ではノードA)のポートが子と設
定され、相手側(ノードB)のポートが親と設定され
る。こうして、ノードA−B間では子−親、ノードE−
D間で子−親、ノードF−D間で子−親と決定される。
【0067】さらに1階層あがって、今度は複数個接続
ポートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノー
ドからの親子関係の宣言を受けたものから順次、更に上
位に親子関係の宣言を行なっていく。図12ではまずノ
ードDがD−E間、D−F間と親子関係が決定した後、
ノードCに対する親子関係の宣言を行っており、その結
果ノードD−C間で子−親と決定している。
ポートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノー
ドからの親子関係の宣言を受けたものから順次、更に上
位に親子関係の宣言を行なっていく。図12ではまずノ
ードDがD−E間、D−F間と親子関係が決定した後、
ノードCに対する親子関係の宣言を行っており、その結
果ノードD−C間で子−親と決定している。
【0068】ノードDからの親子関係の宣言を受けたノ
ードCは、もう一つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行なっている。これによって
ノードC−B間で子−親と決定している。
ードCは、もう一つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行なっている。これによって
ノードC−B間で子−親と決定している。
【0069】このようにして、図12のような階層構造
が構成され、最終的に接続されているすべてのポートに
おいて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
が構成され、最終的に接続されているすべてのポートに
おいて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
【0070】なお、この図12においてノードBがルー
トノードと決定されたが、これはノードAから親子関係
宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関係
宣言を早いタイミングで行なっていれば、ルートノード
は他ノードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝
達されるタイミングによってはどのノードもルートノー
ドとなる可能性があり、同じネットワーク構成でもルー
トノードは一定とは限らない。
トノードと決定されたが、これはノードAから親子関係
宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関係
宣言を早いタイミングで行なっていれば、ルートノード
は他ノードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝
達されるタイミングによってはどのノードもルートノー
ドとなる可能性があり、同じネットワーク構成でもルー
トノードは一定とは限らない。
【0071】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここではすべてのノード
が、決定した自分のノードIDを他のすべてのノードに
通知する(ブロードキャスト機能)。
IDを決定するモードに入る。ここではすべてのノード
が、決定した自分のノードIDを他のすべてのノードに
通知する(ブロードキャスト機能)。
【0072】自己ID情報は、自分のノード番号、接続
されている位置の情報、持っているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。
されている位置の情報、持っているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。
【0073】ノードID番号の割り振りの手順として
は、まず1つのポートにのみ接続があるノード(リー
フ)から起動することができ、この中から順にノード番
号=0、1、2、、と割り当てられる。
は、まず1つのポートにのみ接続があるノード(リー
フ)から起動することができ、この中から順にノード番
号=0、1、2、、と割り当てられる。
【0074】ノードIDを手にしたノードは、ノード番
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は『割り当て済み』で
あることが認識される。
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は『割り当て済み』で
あることが認識される。
【0075】すべてのリーフが自己ノードIDを取得し
終ると、次はブランチへ移りリーフに引き続いたノード
ID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。すなわ
ち、常にルートは最大のノードID番号を所有するもの
である。
終ると、次はブランチへ移りリーフに引き続いたノード
ID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。すなわ
ち、常にルートは最大のノードID番号を所有するもの
である。
【0076】以上のようにして、階層構造全体のノード
IDの割り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築さ
れ、バスの初期化作業が完了する。 《アービトレーション》1394シリアルバスでは、デ
ータ転送に先立って必ずバス使用権のアービトレーショ
ン(調停)を行なう。1394シリアルバスは個別に接
続された各機器が、転送された信号をそれぞれ中継する
ことによって、ネットワーク内すべての機器に同信号を
伝えるように、論理的なバス型ネットワークであるの
で、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレーションは
必要である。これによってある時間には、たった一つの
ノードのみ転送を行なうことができる。
IDの割り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築さ
れ、バスの初期化作業が完了する。 《アービトレーション》1394シリアルバスでは、デ
ータ転送に先立って必ずバス使用権のアービトレーショ
ン(調停)を行なう。1394シリアルバスは個別に接
続された各機器が、転送された信号をそれぞれ中継する
ことによって、ネットワーク内すべての機器に同信号を
伝えるように、論理的なバス型ネットワークであるの
で、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレーションは
必要である。これによってある時間には、たった一つの
ノードのみ転送を行なうことができる。
【0077】アービトレーションを説明するための図と
して図13(a)にバス使用要求の図(b)にバス使用
許可の図を示し、以下これを用いて説明する。
して図13(a)にバス使用要求の図(b)にバス使用
許可の図を示し、以下これを用いて説明する。
【0078】アービトレーションが始まると、1つもし
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図13(a)のノードCとノー
ドFがバス使用権の要求を発しているノードである。こ
れを受けた親ノード(図13ではノードA)は更に親ノ
ードに向かって、バス使用権の要求を発する(中継す
る)。この要求は最終的に調停を行なうルートに届けら
れる。
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図13(a)のノードCとノー
ドFがバス使用権の要求を発しているノードである。こ
れを受けた親ノード(図13ではノードA)は更に親ノ
ードに向かって、バス使用権の要求を発する(中継す
る)。この要求は最終的に調停を行なうルートに届けら
れる。
【0079】バス使用要求を受けたルートノードは、ど
のノードにバスを使用させるかを決める。この調停作業
はルートノードのみが行なえるものであり、調停によっ
て勝ったノードにはバスの使用許可を与える。図13
(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノードFの
使用は拒否された図である。アービトレーションに負け
たノードに対してはDP(data prefix)パケットを送
り、拒否されたことを知らせる。拒否されたノードのバ
ス使用要求は次回のアービトレーションまで待たされ
る。
のノードにバスを使用させるかを決める。この調停作業
はルートノードのみが行なえるものであり、調停によっ
て勝ったノードにはバスの使用許可を与える。図13
(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノードFの
使用は拒否された図である。アービトレーションに負け
たノードに対してはDP(data prefix)パケットを送
り、拒否されたことを知らせる。拒否されたノードのバ
ス使用要求は次回のアービトレーションまで待たされ
る。
【0080】以上のようにして、アービトレーションに
勝ってバスの使用許可を得たノードは、以降データの転
送を開始できる。
勝ってバスの使用許可を得たノードは、以降データの転
送を開始できる。
【0081】ここで、アービトレーションの一連の流れ
をフローチャート図6に示して、説明する。
をフローチャート図6に示して、説明する。
【0082】ノードがデータ転送を開始できる為には、
バスがアイドル状態であることが必要である。先に行わ
れていたデータ転送が終了して、現在バスが空き状態で
あることを認識するためには、各転送モードで個別に設
定されている所定のアイドル時間ギャップ長(例.サブ
アクション・ギャップ)を経過する事によって、各ノー
ドは自分の転送が開始できると判断する。
バスがアイドル状態であることが必要である。先に行わ
れていたデータ転送が終了して、現在バスが空き状態で
あることを認識するためには、各転送モードで個別に設
定されている所定のアイドル時間ギャップ長(例.サブ
アクション・ギャップ)を経過する事によって、各ノー
ドは自分の転送が開始できると判断する。
【0083】ステップS401として、Asyncデー
タ、Isoデータ等それぞれ転送するデータに応じた所
定のギャップ長が得られたか判断する。所定のギャップ
長が得られない限り、転送を開始するために必要なバス
使用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得ら
れるまで待つ。
タ、Isoデータ等それぞれ転送するデータに応じた所
定のギャップ長が得られたか判断する。所定のギャップ
長が得られない限り、転送を開始するために必要なバス
使用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得ら
れるまで待つ。
【0084】ステップS401で所定のギャップ長が得
られたら、ステップS402として転送すべきデータが
あるか判断し、ある場合はステップS403として転送
するためにバスを確保するよう、バス使用権の要求をル
ートに対して発する。このときの、バス使用権の要求を
表す信号の伝達は、図13に示したように、ネットワー
ク内各機器を中継しながら、最終的にルートに届けられ
る。ステップS402で転送するデータがない場合は、
そのまま待機する。
られたら、ステップS402として転送すべきデータが
あるか判断し、ある場合はステップS403として転送
するためにバスを確保するよう、バス使用権の要求をル
ートに対して発する。このときの、バス使用権の要求を
表す信号の伝達は、図13に示したように、ネットワー
ク内各機器を中継しながら、最終的にルートに届けられ
る。ステップS402で転送するデータがない場合は、
そのまま待機する。
【0085】次に、ステップS404として、ステップ
S403のバス使用要求を1つ以上ルートが受信した
ら、ルートはステップS405として使用要求を出した
ノードの数を調べる。ステップS405での選択値がノ
ード数=1(使用権要求を出したノードは1つ)だった
ら、そのノードに直後のバス使用許可が与えられること
となる。ステップS405での選択値がノード数>1
(使用要求を出したノードは複数)だったら、ルートは
ステップS406として使用許可を与えるノードを1つ
に決定する調停作業を行う。この調停作業は公平なもの
であり、毎回同じノードばかりが許可を得る様なことは
なく、平等に権利を与えていくような構成となってい
る。
S403のバス使用要求を1つ以上ルートが受信した
ら、ルートはステップS405として使用要求を出した
ノードの数を調べる。ステップS405での選択値がノ
ード数=1(使用権要求を出したノードは1つ)だった
ら、そのノードに直後のバス使用許可が与えられること
となる。ステップS405での選択値がノード数>1
(使用要求を出したノードは複数)だったら、ルートは
ステップS406として使用許可を与えるノードを1つ
に決定する調停作業を行う。この調停作業は公平なもの
であり、毎回同じノードばかりが許可を得る様なことは
なく、平等に権利を与えていくような構成となってい
る。
【0086】ステップS407として、ステップS40
6で使用要求を出した複数ノードの中からルートが調停
して使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他のノ
ードに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用許可
を得た1つのノード、またはステップS405の選択値
から使用要求ノード数=1で調停無しに使用許可を得た
ノードには、ステップS408として、ルートはそのノ
ードに対して許可信号を送る。許可信号を得たノード
は、受け取った直後に転送すべきデータ(パケット)を
転送開始する。また、ステップS406の調停で敗れ
て、バス使用が許可されなかったノードにはステップS
409としてルートから、アービトレーション失敗を示
すDP(date prefix)パケットを送られ、これを受け取
ったノードは再度転送を行うためのバス使用要求を出す
ため、ステップS401まで戻り、所定ギャップ長が得
られるまで待機する。
6で使用要求を出した複数ノードの中からルートが調停
して使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他のノ
ードに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用許可
を得た1つのノード、またはステップS405の選択値
から使用要求ノード数=1で調停無しに使用許可を得た
ノードには、ステップS408として、ルートはそのノ
ードに対して許可信号を送る。許可信号を得たノード
は、受け取った直後に転送すべきデータ(パケット)を
転送開始する。また、ステップS406の調停で敗れ
て、バス使用が許可されなかったノードにはステップS
409としてルートから、アービトレーション失敗を示
すDP(date prefix)パケットを送られ、これを受け取
ったノードは再度転送を行うためのバス使用要求を出す
ため、ステップS401まで戻り、所定ギャップ長が得
られるまで待機する。
【0087】以上がアービトレーションの流れを説明し
た、フローチャート図6の説明である。 《Asynchronous(非同期)転送》アシンクロナス転送
は、非同期転送である。図14にアシンクロナス転送に
おける時間的な遷移状態を示す。図14の最初のサブア
クション・ギャップは、バスのアイドル状態を示すもの
である。このアイドル時間が一定値になった時点で、転
送を希望するノードはバスが使用できると判断して、バ
ス獲得のためのアービトレーションを実行する。
た、フローチャート図6の説明である。 《Asynchronous(非同期)転送》アシンクロナス転送
は、非同期転送である。図14にアシンクロナス転送に
おける時間的な遷移状態を示す。図14の最初のサブア
クション・ギャップは、バスのアイドル状態を示すもの
である。このアイドル時間が一定値になった時点で、転
送を希望するノードはバスが使用できると判断して、バ
ス獲得のためのアービトレーションを実行する。
【0088】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。ackは4ビットの情報と4ビットのチェックサム
からなり、成功か、ビジー状態か、ペンディング状態で
あるかといった情報を含み、すぐに送信元ノードに返送
される。
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。ackは4ビットの情報と4ビットのチェックサム
からなり、成功か、ビジー状態か、ペンディング状態で
あるかといった情報を含み、すぐに送信元ノードに返送
される。
【0089】次に、図15にアシンクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示す。
ットフォーマットの例を示す。
【0090】パケットには、データ部及び誤り訂正用の
データCRCの他にはヘッダ部があり、そのヘッダ部に
は図15に示したような、目的ノードID、ソースノー
ドID、転送データ長さや各種コードなどが書き込ま
れ、転送が行なわれる。
データCRCの他にはヘッダ部があり、そのヘッダ部に
は図15に示したような、目的ノードID、ソースノー
ドID、転送データ長さや各種コードなどが書き込ま
れ、転送が行なわれる。
【0091】また、アシンクロナス転送は自己ノードか
ら相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノードか
ら転送されたパケットは、ネットワーク中の各ノードに
行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視され
るので、宛先の1つのノードのみが読込むことになる。
ら相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノードか
ら転送されたパケットは、ネットワーク中の各ノードに
行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視され
るので、宛先の1つのノードのみが読込むことになる。
【0092】以上がアシンクロナス転送の説明である。 《Isochronous(同期)転送》アイソクロナス転送は同
期転送である。1394シリアルバスの最大の特徴であ
るともいえるこのアイソクロナス転送は、特にVIDE
O映像データや音声データといったマルチメディアデー
タなど、リアルタイムな転送を必要とするデータの転送
に適した転送モードである。
期転送である。1394シリアルバスの最大の特徴であ
るともいえるこのアイソクロナス転送は、特にVIDE
O映像データや音声データといったマルチメディアデー
タなど、リアルタイムな転送を必要とするデータの転送
に適した転送モードである。
【0093】また、アシンクロナス転送(非同期)が1
対1の転送であったのに対し、このアイソクロナス転送
はブロードキャスト機能によって、転送元の1つのノー
ドから他のすべてのノードへ一様に転送される。
対1の転送であったのに対し、このアイソクロナス転送
はブロードキャスト機能によって、転送元の1つのノー
ドから他のすべてのノードへ一様に転送される。
【0094】図16はアイソクロナス転送における、時
間的な遷移状態を示す図である。
間的な遷移状態を示す図である。
【0095】アイソクロナス転送は、バス上一定時間毎
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125μSで
ある。この各サイクルの開始時間を示し、各ノードの時
間調整を行なう役割を担っているのがサイクル・スター
ト・パケットである。サイクル・スタート・パケットを
送信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであ
り、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル
期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サイクル
の開始を告げるサイクル・スタート・パケットを送信す
る。このサイクル・スタート・パケットの送信される時
間間隔が125μSとなる。
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125μSで
ある。この各サイクルの開始時間を示し、各ノードの時
間調整を行なう役割を担っているのがサイクル・スター
ト・パケットである。サイクル・スタート・パケットを
送信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであ
り、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル
期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サイクル
の開始を告げるサイクル・スタート・パケットを送信す
る。このサイクル・スタート・パケットの送信される時
間間隔が125μSとなる。
【0096】また、図16にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、
ブロードキャストで転送されることになる。
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、
ブロードキャストで転送されることになる。
【0097】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の
通信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受
信確認用返信コード)は存在しない。
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の
通信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受
信確認用返信コード)は存在しない。
【0098】また、図16に示したiso gap(ア
イソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行
なう前にバスが空き状態であると認識するために必要な
アイドル期間を表している。この所定のアイドル期間を
経過すると、アイソクロナス転送を行ないたいノードは
バスが空いていると判断し、転送前のアービトレーショ
ンを行なうことができる。
イソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行
なう前にバスが空き状態であると認識するために必要な
アイドル期間を表している。この所定のアイドル期間を
経過すると、アイソクロナス転送を行ないたいノードは
バスが空いていると判断し、転送前のアービトレーショ
ンを行なうことができる。
【0099】つぎに、図17にアイソクロナス転送のパ
ケットフォーマットの例を示し、説明する。
ケットフォーマットの例を示し、説明する。
【0100】各チャネルに分かれた、各種のパケットに
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他
にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図17に示したよ
うな、転送データ長やチャネルNO、その他各種コード
及び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送
が行なわれる。
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他
にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図17に示したよ
うな、転送データ長やチャネルNO、その他各種コード
及び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送
が行なわれる。
【0101】以上がアイソクロナス転送の説明である。 《バス・サイクル》実際の1394シリアルバス上の転
送では、アイソクロナス転送と、アシンクロナス転送は
混在できる。その時の、アイソクロナス転送とアシンク
ロナス転送が混在した、バス上の転送状態の時間的な遷
移の様子を表した図を図18に示す。
送では、アイソクロナス転送と、アシンクロナス転送は
混在できる。その時の、アイソクロナス転送とアシンク
ロナス転送が混在した、バス上の転送状態の時間的な遷
移の様子を表した図を図18に示す。
【0102】アイソクロナス転送はアシンクロナス転送
より優先して実行される。その理由は、サイクル・スタ
ート・パケットの後、アシンクロナス転送を起動するた
めに必要なアイドル期間のギャップ長(サブアクション
ギャップ)よりも短いギャップ長(アイソクロナスギャ
ップ)で、アイソクロナス転送を起動できるからであ
る。したがって、アシンクロナス転送より、アイソクロ
ナス転送は優先して実行されることとなる。
より優先して実行される。その理由は、サイクル・スタ
ート・パケットの後、アシンクロナス転送を起動するた
めに必要なアイドル期間のギャップ長(サブアクション
ギャップ)よりも短いギャップ長(アイソクロナスギャ
ップ)で、アイソクロナス転送を起動できるからであ
る。したがって、アシンクロナス転送より、アイソクロ
ナス転送は優先して実行されることとなる。
【0103】図18に示した、一般的なバスサイクルに
おいて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スター
ト・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送さ
れる。これによって、各ノードで時刻調整を行ない、所
定のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待って
からアイソクロナス転送を行なうべきノードはアービト
レーションを行い、パケット転送に入る。図18ではチ
ャネルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナ
ス転送されている。
おいて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スター
ト・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送さ
れる。これによって、各ノードで時刻調整を行ない、所
定のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待って
からアイソクロナス転送を行なうべきノードはアービト
レーションを行い、パケット転送に入る。図18ではチ
ャネルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナ
ス転送されている。
【0104】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行な
った後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送がす
べて終了したら、アシンクロナス転送を行うことができ
るようになる。
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行な
った後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送がす
べて終了したら、アシンクロナス転送を行うことができ
るようになる。
【0105】アイドル時間がアシンクロナス転送が可能
なサブアクションギャップに達する事によって、アシン
クロナス転送を行いたいノードはアービトレーションの
実行に移れると判断する。
なサブアクションギャップに達する事によって、アシン
クロナス転送を行いたいノードはアービトレーションの
実行に移れると判断する。
【0106】ただし、アシンクロナス転送が行える期間
は、アイソクロナス転送終了後から、次のサイクル・ス
タート・パケットを転送すべき時間(cycle synch)まで
の間にアシンクロナス転送を起動するためのサブアクシ
ョンギャップが得られた場合に限っている。
は、アイソクロナス転送終了後から、次のサイクル・ス
タート・パケットを転送すべき時間(cycle synch)まで
の間にアシンクロナス転送を起動するためのサブアクシ
ョンギャップが得られた場合に限っている。
【0107】図18のサイクル♯mでは3つのチャネル
分のアイソクロナス転送と、その後アシンクロナス転送
(含むackが2パケット(パケット1、パケット2)
転送されている。このアシンクロナスパケット2の後
は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cycle sync
h)にいたるので、サイクル#mでの転送はここまでで終
わる。
分のアイソクロナス転送と、その後アシンクロナス転送
(含むackが2パケット(パケット1、パケット2)
転送されている。このアシンクロナスパケット2の後
は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cycle sync
h)にいたるので、サイクル#mでの転送はここまでで終
わる。
【0108】ただし、非同期または同期転送動作中に次
のサイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(cyc
le synch)に至ったとしたら、無理に中断せず、その転
送が終了した後のアイドル期間を待ってから次サイクル
のサイクル・スタート・パケットを送信する。すなわ
ち、1つのサイクルが125μS以上続いたときは、そ
の分、次サイクルは基準の125μSより短縮されたと
する。このようにアイソクロナス・サイクルは125μ
Sを基準に超過、短縮し得るものである。
のサイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(cyc
le synch)に至ったとしたら、無理に中断せず、その転
送が終了した後のアイドル期間を待ってから次サイクル
のサイクル・スタート・パケットを送信する。すなわ
ち、1つのサイクルが125μS以上続いたときは、そ
の分、次サイクルは基準の125μSより短縮されたと
する。このようにアイソクロナス・サイクルは125μ
Sを基準に超過、短縮し得るものである。
【0109】しかし、アイソクロナス転送はリアルタイ
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。
【0110】こういった遅延情報も含めて、サイクル・
マスタによって管理される。
マスタによって管理される。
【0111】以上が、IEEE1394シリアルバスの
説明である。
説明である。
【0112】<ネットワークにおけるデータ送信効率>
図1は本発明の一実施形態である機器のネットワークを
示す図であり、各機器は1394シリアルバスを用いて
接続される。図1に示すPCはパーソナルコンピュー
タ、DVCRはデジタルビデオカメラレコーダー、HD
はハードディスクを示す。図1では、ノードB(PC)
からノードA(プリンタ)へデータ転送(印刷)を行っ
ている。また、ノードC(PC)やノードE(PC)か
らノードD(プリンタ)へのデータ転送(印刷)を行っ
たり、ノードF(DVCR)から取り込んだ映像をノー
ドC(PC)やノードE(PC)に表示させたり、ノー
ドG(HD)に保存したり、ノードD(プリンタ)で印
刷を行っている。
図1は本発明の一実施形態である機器のネットワークを
示す図であり、各機器は1394シリアルバスを用いて
接続される。図1に示すPCはパーソナルコンピュー
タ、DVCRはデジタルビデオカメラレコーダー、HD
はハードディスクを示す。図1では、ノードB(PC)
からノードA(プリンタ)へデータ転送(印刷)を行っ
ている。また、ノードC(PC)やノードE(PC)か
らノードD(プリンタ)へのデータ転送(印刷)を行っ
たり、ノードF(DVCR)から取り込んだ映像をノー
ドC(PC)やノードE(PC)に表示させたり、ノー
ドG(HD)に保存したり、ノードD(プリンタ)で印
刷を行っている。
【0113】1394シリアルバスで接続されたネット
ワークでは、複数のノードが同時にデータを送信するこ
とはなく、アービトレーションに勝ったノードがデータ
を送信する。アービトレーションは、各ノードについて
送信機会を公平に与えるようになされ、各ノードにより
公平なデータ転送が行われる。しかしながらこのため、
各ノードの扱うデータ量が増加すると、同時に複数のノ
ードがデータ転送を行おうとするため、バスは非常に混
雑した状態になり、効率の良いデータ転送は難しくな
る。
ワークでは、複数のノードが同時にデータを送信するこ
とはなく、アービトレーションに勝ったノードがデータ
を送信する。アービトレーションは、各ノードについて
送信機会を公平に与えるようになされ、各ノードにより
公平なデータ転送が行われる。しかしながらこのため、
各ノードの扱うデータ量が増加すると、同時に複数のノ
ードがデータ転送を行おうとするため、バスは非常に混
雑した状態になり、効率の良いデータ転送は難しくな
る。
【0114】例えば、図1のノードB(PC)がノード
A(プリンタ)に対してのみ有効なデータ転送(印刷)
を行い、他のノードC〜Gに対しては有効なデータの転
送(印刷データ等)を行わず、逆にノードC〜Gからノ
ードA、Bに対しても有効なデータ(印刷を行ったり、
映像を表示したり等)の転送が行われていないものとす
る。この場合、例えばノードA(PC)がノードB(プ
リンタ)に対してデータを送信する場合、他のノードが
ノードA,Bに対してデータ送信してこないにもかかわ
らず、アービトレーションによりバスの使用権を獲得
し、それからデータを送信しなければならない。なお、
有効なデータとは、受信側にとって有効なデータという
意味である。これに対して、バス上を流れてあるノード
の達しはするものの、そのノードが宛先でないデータを
そのノードにとって無効なデータと呼んで区別すること
にする。これは、IEEE1394では、あるノードか
ら送信されたデータは他の全てのノードに対して送ら
れ、アシンクロナスモードでは、データパケットに記載
された宛先ノードだけがそのデータパケットを受信し、
また、アイソクロナスモードでは、宛先のノードだけが
送信ノードから予め知らされたチャネルのデータを受信
するためである。すなわち、アシンクロナスモードで
は、送信データは宛先ノードにとってだけ有効であり、
アイソクロナスモードでは、あるチャネルのデータを受
信するものと取り決められた受信ノードにとってだけ有
効であるといえる。
A(プリンタ)に対してのみ有効なデータ転送(印刷)
を行い、他のノードC〜Gに対しては有効なデータの転
送(印刷データ等)を行わず、逆にノードC〜Gからノ
ードA、Bに対しても有効なデータ(印刷を行ったり、
映像を表示したり等)の転送が行われていないものとす
る。この場合、例えばノードA(PC)がノードB(プ
リンタ)に対してデータを送信する場合、他のノードが
ノードA,Bに対してデータ送信してこないにもかかわ
らず、アービトレーションによりバスの使用権を獲得
し、それからデータを送信しなければならない。なお、
有効なデータとは、受信側にとって有効なデータという
意味である。これに対して、バス上を流れてあるノード
の達しはするものの、そのノードが宛先でないデータを
そのノードにとって無効なデータと呼んで区別すること
にする。これは、IEEE1394では、あるノードか
ら送信されたデータは他の全てのノードに対して送ら
れ、アシンクロナスモードでは、データパケットに記載
された宛先ノードだけがそのデータパケットを受信し、
また、アイソクロナスモードでは、宛先のノードだけが
送信ノードから予め知らされたチャネルのデータを受信
するためである。すなわち、アシンクロナスモードで
は、送信データは宛先ノードにとってだけ有効であり、
アイソクロナスモードでは、あるチャネルのデータを受
信するものと取り決められた受信ノードにとってだけ有
効であるといえる。
【0115】このように効率の悪化した図1のネットワ
ークを、ノードA,Bで構成されたネットワークと、ノ
ードC〜Gで構成されたネットワークの2つに分けれ
ば、ノードA,B間のデータ交換と、ノードC〜G間の
データ交換とは競合せず、並行して行えるため、各ネッ
トワークのデータ転送効率を向上させることができる。
しかも、各ネットワーク間ではもともとデータの交換は
なかったため、分割により問題が生じることもない。
ークを、ノードA,Bで構成されたネットワークと、ノ
ードC〜Gで構成されたネットワークの2つに分けれ
ば、ノードA,B間のデータ交換と、ノードC〜G間の
データ交換とは競合せず、並行して行えるため、各ネッ
トワークのデータ転送効率を向上させることができる。
しかも、各ネットワーク間ではもともとデータの交換は
なかったため、分割により問題が生じることもない。
【0116】図2は、図1のネットワークを2つに分割
したネットワーク構成を示す図であり、各機器は139
4シリアルバスを用いて接続される。図1からノードB
とノードCの間の接続を外し、ノードA,Bによるネッ
トワークとノードC〜Gによるネットワークの、2つの
ネットワークに分けた状態を示す。これにより、ノード
A,Bは、ノードA,B間でデータ転送を行い、ノード
C〜Gからブロードキャストされるデータ等、ノード
A,Bにとっては無効なデータの為にデータ転送待ちを
する必要はなくなる。同様に、ノードC〜GはノードC
〜G内でデータ転送を行い、ノードA,Bからブロード
キャストされるデータ等、ノードC〜Gにとっては無効
な転送データの為にデータ転送待ちをする必要はなくな
る。このため、両方のネットワークにおいて、より効率
の良いデータ転送が可能になる。
したネットワーク構成を示す図であり、各機器は139
4シリアルバスを用いて接続される。図1からノードB
とノードCの間の接続を外し、ノードA,Bによるネッ
トワークとノードC〜Gによるネットワークの、2つの
ネットワークに分けた状態を示す。これにより、ノード
A,Bは、ノードA,B間でデータ転送を行い、ノード
C〜Gからブロードキャストされるデータ等、ノード
A,Bにとっては無効なデータの為にデータ転送待ちを
する必要はなくなる。同様に、ノードC〜GはノードC
〜G内でデータ転送を行い、ノードA,Bからブロード
キャストされるデータ等、ノードC〜Gにとっては無効
な転送データの為にデータ転送待ちをする必要はなくな
る。このため、両方のネットワークにおいて、より効率
の良いデータ転送が可能になる。
【0117】<ネットワーク構成の管理手順>このよう
にネットワークの効率化を図るために、ネットワーク上
のルートノードをネットワーク管理装置として用い、ネ
ットワークの使用状況を監視して、ネットワークを分割
し得ると判断した場合にはその旨オペレータに通知し、
アクションを促す。後述する管理手順では、バスの競合
状態を知る必要があるため、バスアービトレーションを
行うルートノードをネットワーク管理装置として用いる
が、バスの競合状態を知ることができるノードであれ
ば、ネットワーク上のどのノードであっても構わない。
にネットワークの効率化を図るために、ネットワーク上
のルートノードをネットワーク管理装置として用い、ネ
ットワークの使用状況を監視して、ネットワークを分割
し得ると判断した場合にはその旨オペレータに通知し、
アクションを促す。後述する管理手順では、バスの競合
状態を知る必要があるため、バスアービトレーションを
行うルートノードをネットワーク管理装置として用いる
が、バスの競合状態を知ることができるノードであれ
ば、ネットワーク上のどのノードであっても構わない。
【0118】図5は、ネットワーク管理装置として動作
するノードのブロック図である。CPU231により主
メモり232に格納されたプログラムが実行されて、後
述の図3及び図4のフローチャートの手順が実現され
る。このCPU231はネットワーク管理装置として機
能するノード全体を制御する。ファイルメモリ233
は、例えばハードディスクや光磁気ディスク、フレキシ
ブルディスクといった、プログラムやデータをファイル
として記憶するデバイスである。図3,4のフローチャ
ートを実現するためのプログラムも、このファイルメモ
リ233から供給される。ディスプレイ234及びキー
ボード235は、オペレータが使用するための入出力デ
バイスである。このネットワーク管理装置は、ネットワ
ークの1ノードとして、IEEE1394インターフェ
ース236によりネットワークに接続されている。ここ
ではポートを2つ有するものとしているが、規格内であ
ればいくつであっても良い。また、図5の構成は、PC
を想定した構成である。プリンタであればプリンタエン
ジンを更に備えているし、デジタルビデオカメラであれ
ば、画像の撮影部や再生部をわらに備えている。同様
に、他の特定のデバイスであれば、デバイスごとに特有
の構成を更に有することになる。
するノードのブロック図である。CPU231により主
メモり232に格納されたプログラムが実行されて、後
述の図3及び図4のフローチャートの手順が実現され
る。このCPU231はネットワーク管理装置として機
能するノード全体を制御する。ファイルメモリ233
は、例えばハードディスクや光磁気ディスク、フレキシ
ブルディスクといった、プログラムやデータをファイル
として記憶するデバイスである。図3,4のフローチャ
ートを実現するためのプログラムも、このファイルメモ
リ233から供給される。ディスプレイ234及びキー
ボード235は、オペレータが使用するための入出力デ
バイスである。このネットワーク管理装置は、ネットワ
ークの1ノードとして、IEEE1394インターフェ
ース236によりネットワークに接続されている。ここ
ではポートを2つ有するものとしているが、規格内であ
ればいくつであっても良い。また、図5の構成は、PC
を想定した構成である。プリンタであればプリンタエン
ジンを更に備えているし、デジタルビデオカメラであれ
ば、画像の撮影部や再生部をわらに備えている。同様
に、他の特定のデバイスであれば、デバイスごとに特有
の構成を更に有することになる。
【0119】図3,4にネットワーク管理装置における
管理手順のフローチャートを示す。1394シリアルバ
スで接続されるネットワークに新たに機器が接続された
り、または、ケーブルが抜かれる等の理由により、バス
リセットが行われる。図3はバスリセット発生から開始
される。
管理手順のフローチャートを示す。1394シリアルバ
スで接続されるネットワークに新たに機器が接続された
り、または、ケーブルが抜かれる等の理由により、バス
リセットが行われる。図3はバスリセット発生から開始
される。
【0120】バスリセットが起こると、ステップS2と
して、ノード決定シーケンスにより接続される各機器の
親子関係が決まり、各ノードのノードIDが決定され
る。ノード決定シーケンスが終了したら、ステップS3
として、ノードID決定シーケンス中に決定された親子
関係やノードID等の情報を検知して、各機器のアドレ
ス・親子関係を認識する。これら認識した関係は、例え
ば親子関係にあるノードを対応させた表などとして格納
しておく。
して、ノード決定シーケンスにより接続される各機器の
親子関係が決まり、各ノードのノードIDが決定され
る。ノード決定シーケンスが終了したら、ステップS3
として、ノードID決定シーケンス中に決定された親子
関係やノードID等の情報を検知して、各機器のアドレ
ス・親子関係を認識する。これら認識した関係は、例え
ば親子関係にあるノードを対応させた表などとして格納
しておく。
【0121】ステップS4として、それらの情報からネ
ットワーク全体の構成を認識する。すなわち、例えば個
々の親子関係を統合して、その表を構成し記憶する。図
1の例で言えば、ノードBはノードAの親であり、ノー
ドBはノードCの親であると認識され、それらノード間
のリンクが認識される。更に、これらを統合してノード
BはノードAとノードCの親であることが認識できる。
こうして、ネットワークにおけるノードの親子関係から
構成されるツリー構造を認識し、ネットワーク構成情報
として記憶する。この後、ネットワークを利用したデー
タ送信が行われる。
ットワーク全体の構成を認識する。すなわち、例えば個
々の親子関係を統合して、その表を構成し記憶する。図
1の例で言えば、ノードBはノードAの親であり、ノー
ドBはノードCの親であると認識され、それらノード間
のリンクが認識される。更に、これらを統合してノード
BはノードAとノードCの親であることが認識できる。
こうして、ネットワークにおけるノードの親子関係から
構成されるツリー構造を認識し、ネットワーク構成情報
として記憶する。この後、ネットワークを利用したデー
タ送信が行われる。
【0122】図3のようにしてネットワークの構成が確
定された後、いずれかのノードからデータ送信が発生す
ると、図4の手順が行われる。
定された後、いずれかのノードからデータ送信が発生す
ると、図4の手順が行われる。
【0123】ステップS5として、データパケットに含
まれるソースID,デスティネーションID,チャネル
ナンバー等からデータの送信元・送信先のノードを検知
し、それをネットワーク構成情報と照合し、各データ送
信にとって“意味のある”パスを認識する。意味のある
パスとは、送信ノードから受信ノードに転送されるデー
タのパスのことである。アシンクロナス送信の場合に
は、ソースIDとデスティネーションIDとから、簡単
にそのデータのパスを知ることができる。また、アイソ
クロナス送信の場合には、アイソクロナス送信に先立っ
てアシンクロナス送信により行われる受信ノードへのチ
ャネルナンバーの通知等により、受信ノードとチャネル
ナンバーを知ることができる。なお、送信ノードは、送
信に先立って行われるアービトレーション要求により知
ることができる。このようにして、アシンクロナスモー
ドであっても、アイソクロナスモードであっても、意味
のあるパスを特定できる。なお、アービトレーション要
求やそれに対する応答データは、ステップS5でパスが
認識されるデータ転送からは除外される。
まれるソースID,デスティネーションID,チャネル
ナンバー等からデータの送信元・送信先のノードを検知
し、それをネットワーク構成情報と照合し、各データ送
信にとって“意味のある”パスを認識する。意味のある
パスとは、送信ノードから受信ノードに転送されるデー
タのパスのことである。アシンクロナス送信の場合に
は、ソースIDとデスティネーションIDとから、簡単
にそのデータのパスを知ることができる。また、アイソ
クロナス送信の場合には、アイソクロナス送信に先立っ
てアシンクロナス送信により行われる受信ノードへのチ
ャネルナンバーの通知等により、受信ノードとチャネル
ナンバーを知ることができる。なお、送信ノードは、送
信に先立って行われるアービトレーション要求により知
ることができる。このようにして、アシンクロナスモー
ドであっても、アイソクロナスモードであっても、意味
のあるパスを特定できる。なお、アービトレーション要
求やそれに対する応答データは、ステップS5でパスが
認識されるデータ転送からは除外される。
【0124】なお、データ転送パスを認識するために
は、このようにして意味のあるパスを特定したなら、例
えばネットワーク構成情報に使用/不使用のフラグ等を
用意しておき、認識されたパスを、親子関係にある一対
のノード間のリンクごとにマークしておく。例えば、ノ
ードBからノードDにデータが送信されたなら、そのパ
スを構成するリンクB−C,C−Dがマークされる。
は、このようにして意味のあるパスを特定したなら、例
えばネットワーク構成情報に使用/不使用のフラグ等を
用意しておき、認識されたパスを、親子関係にある一対
のノード間のリンクごとにマークしておく。例えば、ノ
ードBからノードDにデータが送信されたなら、そのパ
スを構成するリンクB−C,C−Dがマークされる。
【0125】ステップS6として、ネットワーク構成に
おいて、データパケットが通過しないリンク、すなわち
使用されていないノード間のリンクがあるかどうか判断
する。使用されていない未使用リンクがある場合、ステ
ップS9として、そのままデータ転送を続ける。例えば
図1において、ノードB(PC)の他にもノードE(P
C)からノードA(プリンタ)に印刷を行っていれば、
ノードB−Cのリンクは使用されているから、図2のよ
うに分割することはできない。
おいて、データパケットが通過しないリンク、すなわち
使用されていないノード間のリンクがあるかどうか判断
する。使用されていない未使用リンクがある場合、ステ
ップS9として、そのままデータ転送を続ける。例えば
図1において、ノードB(PC)の他にもノードE(P
C)からノードA(プリンタ)に印刷を行っていれば、
ノードB−Cのリンクは使用されているから、図2のよ
うに分割することはできない。
【0126】未使用のリンクがネットワーク中にある場
合、ステップS7としてデータ転送効率を判断する。デ
ータ転送効率は、アービトレーションにおける勝ち負け
等、データ転送の要求回数に対し、データ転送が正常に
完了した回数(割合)を監視する等で判断できる。な
お、ある程度の回数データ送信が行われた後でなけれ
ば、あるリンクを未使用のリンクとみなすことは危険な
ので、バスリセット後、所定回数のデータ転送が行われ
たことや、所定時間経過したことを条件としてデータ転
送効率を判断することもできる。
合、ステップS7としてデータ転送効率を判断する。デ
ータ転送効率は、アービトレーションにおける勝ち負け
等、データ転送の要求回数に対し、データ転送が正常に
完了した回数(割合)を監視する等で判断できる。な
お、ある程度の回数データ送信が行われた後でなけれ
ば、あるリンクを未使用のリンクとみなすことは危険な
ので、バスリセット後、所定回数のデータ転送が行われ
たことや、所定時間経過したことを条件としてデータ転
送効率を判断することもできる。
【0127】ステップS8として、ステップS7におけ
る判断を基に、パスが混んでいて転送効率が悪く、ネッ
トワークを分割したほうがデータ転送効率が向上するか
判定する。ネットワークを分割した方が効率が向上する
ならば、ネットワークを分割するものと決定し、バスが
混んでいないか、またはネットワークを分割しても転送
効率の向上が見込めなければ、ネットワークを分割しな
いものと決定する。IEEE1394のネットワークは
ツリー構造なので、未使用のリンクがあればネットワー
クはそこで分割できる。しかし、仮に分割しても、分割
された一方のネットワークがリーフのみであったり、一
方のネットワーク全体についてリンクが未使用であれ
ば、データ送信を混雑させているのは他方のネットワー
ク内のノードであり、データ転送効率の向上は望めな
い。例えばこのような場合には、ネットワークを分割し
ないものと決定する。すなわち、分割可能と判定された
場合、データ転送効率が所定値以下であり、しかも、分
割可能な位置で分けられる2つのサブネットワークの双
方でデータ転送が発生していれば、分割によりデータ転
送効率が向上するものと判定するネットワークを分割し
ないと決定された場合には、ステップS9として、その
ままデータ転送を続ける。ネットワークを分割すると決
定された場合には、ステップS10へ進む。ステップS
10では、ノード間のケーブルを外して接続を断った方
が転送効率が上がる旨を通知するメッセージと、接続を
外しても構わないノード間のリンクまたはノードにおけ
るポートの情報を、外しても構わないリンクの両端のノ
ードに送信する。メッセージを受けたノードは、そのメ
ッセージを備えられたディスプレイにより表示するなど
して出力する。
る判断を基に、パスが混んでいて転送効率が悪く、ネッ
トワークを分割したほうがデータ転送効率が向上するか
判定する。ネットワークを分割した方が効率が向上する
ならば、ネットワークを分割するものと決定し、バスが
混んでいないか、またはネットワークを分割しても転送
効率の向上が見込めなければ、ネットワークを分割しな
いものと決定する。IEEE1394のネットワークは
ツリー構造なので、未使用のリンクがあればネットワー
クはそこで分割できる。しかし、仮に分割しても、分割
された一方のネットワークがリーフのみであったり、一
方のネットワーク全体についてリンクが未使用であれ
ば、データ送信を混雑させているのは他方のネットワー
ク内のノードであり、データ転送効率の向上は望めな
い。例えばこのような場合には、ネットワークを分割し
ないものと決定する。すなわち、分割可能と判定された
場合、データ転送効率が所定値以下であり、しかも、分
割可能な位置で分けられる2つのサブネットワークの双
方でデータ転送が発生していれば、分割によりデータ転
送効率が向上するものと判定するネットワークを分割し
ないと決定された場合には、ステップS9として、その
ままデータ転送を続ける。ネットワークを分割すると決
定された場合には、ステップS10へ進む。ステップS
10では、ノード間のケーブルを外して接続を断った方
が転送効率が上がる旨を通知するメッセージと、接続を
外しても構わないノード間のリンクまたはノードにおけ
るポートの情報を、外しても構わないリンクの両端のノ
ードに送信する。メッセージを受けたノードは、そのメ
ッセージを備えられたディスプレイにより表示するなど
して出力する。
【0128】メッセージを受けたノードのユーザが、外
しても構わないと通知されたポートからケーブルを外し
てその先にあるノードとの接続を断つと、再びバスリセ
ットが生じて、取り外されたケーブルにより分割された
個々のネットワークが再構築され、個々のネットワーク
においてデータの転送が行われる。
しても構わないと通知されたポートからケーブルを外し
てその先にあるノードとの接続を断つと、再びバスリセ
ットが生じて、取り外されたケーブルにより分割された
個々のネットワークが再構築され、個々のネットワーク
においてデータの転送が行われる。
【0129】以上のように、ネットワークが混雑してい
る場合、個々のデータ送信の送信元及び送信先で定義さ
れるデータのパスを、ネットワークの構成と照合するこ
とで、ネットワークを分割できるか判定する。分割でき
る場合には、分割によって混雑を解消できるかどうかを
判定し、混雑を解消できる場合には、ネットワークを分
割すれば混雑を解消できること、及びどのように分割で
きるかをオペレータに通知する。こうしてオペレータに
ネットワークの分割を促すことで、より効率の良いデー
タ転送が可能になる。
る場合、個々のデータ送信の送信元及び送信先で定義さ
れるデータのパスを、ネットワークの構成と照合するこ
とで、ネットワークを分割できるか判定する。分割でき
る場合には、分割によって混雑を解消できるかどうかを
判定し、混雑を解消できる場合には、ネットワークを分
割すれば混雑を解消できること、及びどのように分割で
きるかをオペレータに通知する。こうしてオペレータに
ネットワークの分割を促すことで、より効率の良いデー
タ転送が可能になる。
【0130】なお、リンクを取り外してもよいとルート
ノードから通知されたノードにおいて、オペレータが今
後必要であると考えたり、あるいは、他の理由によりネ
ットワークを分割はしない場合には、何もしなくとも良
い。その場合には、再度同じメッセージが発行されるこ
とを防止するために、ネットワーク管理装置であるルー
トノードに対して、取り外しても良い旨通知されたリン
クを取り外し候補から除外する旨通知してもよい。ルー
トノードはこの通知を受けて、この通知に係るリンクに
関しては、ノード間のケーブルを外して接続を断った方
が転送効率が上がる旨を今後通知しないようにする。
ノードから通知されたノードにおいて、オペレータが今
後必要であると考えたり、あるいは、他の理由によりネ
ットワークを分割はしない場合には、何もしなくとも良
い。その場合には、再度同じメッセージが発行されるこ
とを防止するために、ネットワーク管理装置であるルー
トノードに対して、取り外しても良い旨通知されたリン
クを取り外し候補から除外する旨通知してもよい。ルー
トノードはこの通知を受けて、この通知に係るリンクに
関しては、ノード間のケーブルを外して接続を断った方
が転送効率が上がる旨を今後通知しないようにする。
【0131】また、ルートノードにより、切断したほう
が良い旨通知する対象となるノード及びリンクから、所
望のリンク及びノードを除外すべく予めルートノードに
設定するようにしても良い。この場合、予め設定された
リンクについては、そのリンクが未使用であっても切断
したほうが良い旨通知することはない。
が良い旨通知する対象となるノード及びリンクから、所
望のリンク及びノードを除外すべく予めルートノードに
設定するようにしても良い。この場合、予め設定された
リンクについては、そのリンクが未使用であっても切断
したほうが良い旨通知することはない。
【0132】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0133】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0134】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0135】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0136】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0137】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワークで接続された機器において、各機器間のデー
タ転送が混み合っている場合に、ネットワークを分割し
ても他の機器に影響がないか、また、ネットワークを分
割した方が転送効率が上がるかどうかを判断し、分割し
ても影響が無く、しかもデータ転送効率が上がる旨をオ
ペレータに通知することで、ネットワークのデータ転送
効率を向上させるべくオペレータに注意を与えることが
できる。
ットワークで接続された機器において、各機器間のデー
タ転送が混み合っている場合に、ネットワークを分割し
ても他の機器に影響がないか、また、ネットワークを分
割した方が転送効率が上がるかどうかを判断し、分割し
ても影響が無く、しかもデータ転送効率が上がる旨をオ
ペレータに通知することで、ネットワークのデータ転送
効率を向上させるべくオペレータに注意を与えることが
できる。
【0139】
【図1】本発明に係るネットワーク一例を示した図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るネットワーク一例を示した図であ
る。
る。
【図3】本発明に係るネットワーク管理装置でのバスリ
セット時の動作を示すフローチャートである。
セット時の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係るネットワーク管理装置でのノード
間のデータ転送時の動作を示すフローチャートである。
間のデータ転送時の動作を示すフローチャートである。
【図5】ネットワーク管理装置として動作するノードの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】アービトレーションを説明するためのフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図7】1394シリアルバスを用いて接続されたネッ
トワーク構成の一例を示す図である。
トワーク構成の一例を示す図である。
【図8】1394シリアルバスの構成要素を表す図であ
る。
る。
【図9】1394シリアルバスのアドレスマップを示す
図である。
図である。
【図10】1394シリアルバスケーブルの断面図であ
る。
る。
【図11】DS−Link符号化方式を説明するための
図である。
図である。
【図12】1394シリアルバスで各ノードのIDを決
定する際の例を示す図である。
定する際の例を示す図である。
【図13】1394シリアルバスでのアービトレーショ
ンを説明するための図である。
ンを説明するための図である。
【図14】アシンクロナス転送の時間的な状態遷移を表
す基本的な構成図である。
す基本的な構成図である。
【図15】アシンクロナス転送のパケットのフォーマッ
トの一例の図である。
トの一例の図である。
【図16】アイソクロナス転送の時間的な状態遷移を表
す基本的な構成図である。
す基本的な構成図である。
【図17】アイソクロナス転送のパケットのフォーマッ
トの一例の図である。
トの一例の図である。
【図18】1394シリアルバスで実際のバス上を転送
されるパケットの様子を示したバスサイクルの一例の図
である。
されるパケットの様子を示したバスサイクルの一例の図
である。
【図19】バスリセットからノードIDの決定までのフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図20】バスリセットにおける親子関係決定のフロー
チャート図である。
チャート図である。
【図21】バスリセットにおける親子関係決定後から、
ノードID決定までのフローチャート図である。
ノードID決定までのフローチャート図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 ネットワークと接続する接続手段と、 前記接続手段を介して前記ネットワーク上で転送される
データの径路を認識し、前記ネットワークの構成と照ら
し合わせて前記ネットワークを分割可能か判定し、分割
可能と判定した場合には分割によってネットワーク上の
データ転送効率が向上するか判定し、向上すると判定し
た場合には、分割を勧告する勧告メッセージを出力する
ネットワーク管理手段とを備えることを特徴とするネッ
トワーク管理装置。 - 【請求項2】 前記ネットワーク管理装置は更に、初期
化時にネットワークの構成を認識することを特徴とする
請求項1に記載のネットワーク管理装置。 - 【請求項3】 前記勧告メッセージには、分割位置の情
報が含まれることを特徴とする請求項1に記載のネット
ワーク管理装置。 - 【請求項4】 前記勧告メッセージは、分割位置に相対
するノードに対して通知されることを特徴とする請求項
1に記載のネットワーク管理装置。 - 【請求項5】 前記ネットワーク管理手段は、前記ネッ
トワーク上のノード間で、転送データが通過しない未使
用のリンクがあれば、その部分で分割可能と判定するこ
とを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装
置。 - 【請求項6】 前記ネットワーク管理手段は、分割可能
と判定された場合、その分割位置で分けられる2つのサ
ブネットワークの双方でデータ送信が発生していれば、
分割によりデータ転送効率が向上するものと判定するこ
とを特徴とする請求項1または5に記載のネットワーク
管理装置。 - 【請求項7】 前記ネットワークは、IEEE1394
シリアルバスで構成されることを特徴とする請求項1に
記載のネットワーク管理装置。 - 【請求項8】 ネットワーク上で転送されるデータの径
路を認識し、前記ネットワークの構成と照らし合わせて
前記ネットワークを分割可能か判定し、 分割可能と判定した場合には分割によってネットワーク
上のデータ転送効率が向上するか判定し、 向上すると判定した場合には、分割を勧告する勧告メッ
セージを出力することを特徴とするネットワーク管理方
法。 - 【請求項9】 ネットワーク上で転送されるデータの径
路を認識する前に、初期化時にネットワークの構成を認
識することを特徴とする請求項8に記載のネットワーク
管理方法。 - 【請求項10】 前記勧告メッセージには、分割位置の
情報が含まれることを特徴とする請求項8に記載のネッ
トワーク管理方法。 - 【請求項11】 前記勧告メッセージは、分割位置に相
対するノードに対して通知されることを特徴とする請求
項8に記載のネットワーク管理方法。 - 【請求項12】 前記ネットワークを分割可能かの判定
は、前記ネットワーク上のノード間で、転送データが通
過しない未使用のリンクがあれば、その部分で分割可能
と判定されるようになされることを特徴とする請求項8
に記載のネットワーク管理方法。 - 【請求項13】 前記ネットワーク上のデータ転送効率
が向上するかの判定は、前記ネットワークが分割可能と
判定された位置で分けられる2つのサブネットワークの
双方でデータ送信が発生していれば、分割によりデータ
転送効率が向上するものと判定するようになされること
を特徴とする請求項8または12に記載のネットワーク
管理方法。 - 【請求項14】 前記ネットワークは、IEEE139
4シリアルバスで構成されることを特徴とする請求項8
に記載のネットワーク管理方法。 - 【請求項15】 請求項1乃至7のいずれかに記載のネ
ットワーク管理装置をノードの1つとして接続してなる
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項16】 ネットワーク上で転送されるデータの
径路を認識し、前記ネットワークの構成と照らし合わせ
て前記ネットワークを分割可能か判定し、分割可能と判
定した場合には分割によってネットワーク上のデータ転
送効率が向上するか判定し、向上すると判定した場合に
は、分割を勧告する勧告メッセージを出力するネットワ
ーク管理手段としてコンピュータを機能させるプログラ
ムを格納することを特徴とするコンピュータ可読の記憶
媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087131A JPH11284649A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ネットワークシステム及びネットワーク管理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087131A JPH11284649A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ネットワークシステム及びネットワーク管理装置及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11284649A true JPH11284649A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13906421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10087131A Withdrawn JPH11284649A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ネットワークシステム及びネットワーク管理装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11284649A (ja) |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10087131A patent/JPH11284649A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |