JPH1128482A - 純水製造方法 - Google Patents
純水製造方法Info
- Publication number
- JPH1128482A JPH1128482A JP18646597A JP18646597A JPH1128482A JP H1128482 A JPH1128482 A JP H1128482A JP 18646597 A JP18646597 A JP 18646597A JP 18646597 A JP18646597 A JP 18646597A JP H1128482 A JPH1128482 A JP H1128482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- toc
- ozone
- irradiation
- separating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
著しく低TOC濃度の純水を製造する。 【解決手段】 原水を脱イオン処理した後、オゾン酸化
処理し、生成したイオン性物質をイオン交換処理する純
水製造方法において、オゾン酸化処理をpH9以上で行
う。
Description
工業或いは食品工業等に用いられる純水の製造方法に係
り、特に、TOCが著しく低く、極めて高純度の純水を
製造することができる方法に関する。
る電子工業においては、各製造工程の半導体製品を洗浄
するに当たり、極めて高純度の純水を使用する。特に、
近年のLSI集積度の向上にともない、洗浄に用いられ
る超純水の要求水質はますます厳しくなり、特に、有機
物濃度の指標であるTOC(全有機体炭素)や生菌、溶
存酸素(DO)の低減が大きな課題となっている。
は、工業用水、市水、井水などを原水とし、原水中の懸
濁物質やコロイド物質の除去を行うための凝集沈澱、凝
集浮上などの重力分離装置、砂、膜などを媒体とした濾
過装置、活性炭吸着塔等を任意の数組み合わせた前処理
システムと、前処理水中のイオンや塩類を除去するイオ
ン交換装置や逆浸透(RO)膜分離装置、水中の気体成
分、例えば炭酸やDOを除去する脱炭酸塔や脱気装置、
有機物を分解する酸化装置や加熱装置などを任意の数で
組み合わせた一次純水製造システムと、一次純水やユー
スポイントから返送される回収水を更に高純度化すると
共に殺菌する、紫外線(UV)照射装置、混床式純水装
置、限外濾過膜分離装置を任意の数組み合わせた二次純
水製造システム(サブシステム)とからなる超純水製造
装置で製造されている。
れる超純水のTOCを低減するための手段としては、一
次純水製造装置において、被処理水にオゾン(O3 )又
は過酸化水素(H2 O2 )等の酸化促進剤を注入して紫
外線(UV)を照射する手段が知られている。
いる。 原水を混床式イオン交換塔、UV照射装置、RO膜
分離装置に順次通水し、RO処理水の一部を電気分解し
てO3 を発生させ循環処理する(特開昭62−2214
87号公報)。 原水を前処理後、電気分解してO3 を発生させ、U
V照射する(特開昭63−226593号公報)。 原水をRO膜分離処理し、RO処理水にH2 O2 を
添加 してUV照射し、その後混床式イオン交換塔でイ
オン交換処理する(特開昭53−149873号公
報)。 原水にO3 を注入してUV照射し、その後TOC分
解で生じたCO2 を真空脱気等で除去する(特開平2−
152589号公報)。
素を経てヒドロキシラジカルが生成し、これがTOCに
作用してTOCが酸化分解されるものと推定されるが、
TOCは酸化により低級有機酸やCO2 となるため、通
常の場合、UV照射後、これらを除去する手段が設けら
れている。
進剤とUV照射によるTOCの酸化分解は、一般にpH
5.0〜8.0程度の中性ないし弱酸性の条件で行われ
ている。
等の酸化促進剤を注入してUV照射する従来のTOC分
解技術では、原水又はRO処理水中の全TOCのうちの
20〜30%程度のTOC分解率しか得られていない。
このTOC分解率の向上のために酸化促進剤の添加量を
増大させても、TOC分解率の向上は認められない。こ
の結果、従来においては、TOCが十分に低い処理水を
得ることはできなかった。
ン酸化によるTOCの分解効率を高め、著しく低TOC
濃度の純水を製造する方法を提供することを目的とす
る。
は、原水を脱イオン処理した後、オゾン酸化処理し、生
成したイオン性物質をイオン交換処理する純水製造方法
において、該オゾン酸化処理をpH9以上で行うことを
特徴とする。
C分解率の向上について種々検討を重ねた結果、pH9
以上のアルカリ条件下でオゾン酸化するとTOC分解率
が飛躍的に向上することを見出した。
を効率的に分解して極低TOC濃度の純水を製造するこ
とができる。
O膜分離処理を行うのが好ましく、この場合において、
RO膜分離処理する水にアルカリを添加してpHを9以
上に調整することにより、RO膜でホウ素を効率的に除
去できるようになり、処理水の水質をより一層高めるこ
とができる。
施の形態を詳細に説明する。
を示す系統図である。
塔1で処理してカチオンを除去した後、脱炭酸塔2で脱
炭酸処理し、この脱炭酸処理水にNaOH等のアルカリ
を添加してpHを9以上に調整した水をRO膜分離装置
3でRO膜分離処理し、RO膜分離処理水をオゾン酸化
に供する。
酸化炭素(CO2 )を除去できず、また、RO膜分離装
置3の給水をアルカリ性とすると、RO膜面へのCaC
O3又はCaSO4 等のスケール成分が堆積するため、
RO膜分離装置3の前処理手段としてカチオン除去のた
めのカチオン交換樹脂塔1と脱炭酸のための脱炭酸塔2
を設ける。
CO2 の形態として効率的な脱炭酸処理を行うために、
pH5.0以下、特にpH4.0〜5.0程度とするの
が好ましい。通常の場合、カチオン交換樹脂塔1のカチ
オン交換処理水はpH4.0〜5.0程度の酸性である
ため、この水をそのまま脱炭酸塔2に供給することがで
きるが、必要に応じて酸を添加しても良い。この脱炭酸
塔2としてはエアストリッピング塔等を用いることがで
きる。
しては、水中の硬度成分を除去するものであれば良く、
カチオン交換樹脂塔と脱炭酸塔の組み合せの他、ルーズ
RO膜等であっても良い。
れ、脱炭酸塔2で脱炭酸処理された水は、次いでRO膜
分離装置3で塩類及びイオン性、コロイド性のTOCが
除去される。
9以上で行うために、脱炭酸処理水にNaOH等のアル
カリを添加して、RO膜分離装置3の給水のpHを9以
上に調整する。このpH調整は、オゾン反応塔4の入口
側で行っても良いが、図示の如く、RO膜分離装置3の
給水のpHを9以上に調整することにより、RO膜での
ホウ素の除去効率が向上するため、好ましくはRO膜分
離装置3の入口側でpH調整を行う。
では、この調整pHは高い方が良いが、pHを過度に高
くしてもそれ以上のTOC分解率の向上は望めず、ま
た、pHを過度に高くすると、pH調整のために添加し
たアルカリによる後段の設備のイオン負荷が大きくなる
ため、調整pHは9.0〜11、特に9.5〜10.0
の範囲とするのが好ましい。
ゾン反応塔4でこのO3 を十分に吸収した後、UV照射
装置5でUV照射され、水中の残留TOCが酸化分解さ
れる。
以上で行うことにより、TOCを効率的に分解すること
ができる。
液接触方式のものを用いることができる。このオゾン反
応塔4は内部に充填材を入れ、接触効率を向上させるよ
うにすることもできる。
波長254nmを含む紫外線(254nm単独、或い
は、185nmと254nm)を発生するものであれば
良く、通常、水銀ランプが用いられる。このUV照射装
置5は、低圧型であっても高圧型であっても良い。
入量1〜10mg/L,オゾン反応塔滞留時間1.0〜
20分、UV出力0.03〜0.3KW/m3 の通常の
範囲で良い。
交換樹脂塔6で、オゾン酸化によるTOC分解で生成し
たイオン性の中間物質を除去し系外へ排出される。
に超純水の製造工程の一次純水製造システムとして組み
込まれ、前処理システムからの前処理水を処理し、得ら
れた純水を二次純水製造システム(サブシステム)で処
理して更に純度を高める。
Cが著しく低減された純水を得ることができるため、後
段の二次純水製造システムのTOC負荷が低減され、こ
の二次純水製造システムのTOC除去手段としてのUV
酸化装置を小型化することができる。このように、設備
コスト及びランニングコストの高いUV酸化装置を小型
化できるため、処理コストを低減することができる。
り具体的に説明する。
3月8日〜平成9年5月8日)を、図1に示す如く、カ
チオン交換樹脂塔1、脱炭酸塔2、RO膜分離装置3、
オゾン反応塔4、UV照射装置5及び混床式イオン交換
樹脂塔6に順次通水して処理水を得た。用いた各装置の
仕様及び運転条件は次の通りである。
はNaOHを添加して、表1に示すpHに調整した後、
RO膜分離装置3に供給した。また、オゾン反応塔4の
流入水へのO3 注入量は1mg/Lとした。
出口水)、オゾン反応塔出口水(O3 出口水)、UV照
射装置出口水(UV出口水)及び混床式イオン交換樹脂
塔出口水(処理水)のTOC濃度と、RO入口水及びR
O出口水のホウ素濃度を表1に示す。
水)のpHとオゾン注入及びUV照射によるTOC分解
率との関係を調べ、結果を図2に示した。
した。
pHを9以上とすることにより、TOC分解率は飛躍的
に向上し、TOCを極低濃度にまで低減できることがわ
かる。
ることにより、ホウ素の除去効率が高まることから、p
H調整は、RO膜分離装置の入口側で行うのが好ましい
ことがわかる。
は、RO給水のpHを変化させているため、pH変化に
よるRO膜分離処理におけるTOC除去率の変化が処理
結果に影響していることが想定されるが、更に、pH変
化によるRO膜分離処理でのTOC除去率の変化を調べ
たところ、RO膜分離処理ではpHに関係なくTOC除
去率約99%で、pH変化によるTOC除去率の変動は
なかった。
ゾン注入及びUV照射によるTOC分解率が向上するこ
とがわかる。
法によれば、オゾン注入及びUV照射によるTOCの分
解効率が飛躍的に向上し、TOCが著しく低減された高
水質処理水を得ることができる。
によるホウ素の除去効率が高まり、処理水の水質をより
一層高めることができる。
図である。
ラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 原水を脱イオン処理した後、オゾン酸化
処理し、生成したイオン性物質をイオン交換処理する純
水製造方法において、 該オゾン酸化処理をpH9以上で行うことを特徴とする
純水製造方法。 - 【請求項2】 原水中の硬度成分の一部を除去した後、
該水にアルカリを添加してpHを9以上に調整し、この
水を逆浸透膜分離することにより、原水を脱イオン処理
することを特徴とする請求項1に記載の純水製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18646597A JPH1128482A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 純水製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18646597A JPH1128482A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 純水製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128482A true JPH1128482A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16188954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18646597A Pending JPH1128482A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 純水製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128482A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11244666A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-09-14 | Kurita Water Ind Ltd | ホウ素含有水の処理装置 |
| JP2009112894A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Nomura Micro Sci Co Ltd | リーク監視装置 |
| JP2010234297A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kurita Water Ind Ltd | イオン交換樹脂の再生方法及び超純水製造装置 |
| JP2013202585A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Kurita Water Ind Ltd | ホルムアルデヒド含有排水の処理法 |
| KR101360314B1 (ko) * | 2006-03-27 | 2014-02-11 | 쿠리타 고교 가부시키가이샤 | 계면활성제 함유 배수의 처리방법 |
| JP2014077149A (ja) * | 2014-02-04 | 2014-05-01 | Kurita Water Ind Ltd | カチオン交換樹脂の製造方法、カチオン交換樹脂、混床樹脂および電子部品・材料洗浄用超純水の製造方法 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18646597A patent/JPH1128482A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11244666A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-09-14 | Kurita Water Ind Ltd | ホウ素含有水の処理装置 |
| KR101360314B1 (ko) * | 2006-03-27 | 2014-02-11 | 쿠리타 고교 가부시키가이샤 | 계면활성제 함유 배수의 처리방법 |
| JP2009112894A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Nomura Micro Sci Co Ltd | リーク監視装置 |
| JP2010234297A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kurita Water Ind Ltd | イオン交換樹脂の再生方法及び超純水製造装置 |
| JP2013202585A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Kurita Water Ind Ltd | ホルムアルデヒド含有排水の処理法 |
| JP2014077149A (ja) * | 2014-02-04 | 2014-05-01 | Kurita Water Ind Ltd | カチオン交換樹脂の製造方法、カチオン交換樹脂、混床樹脂および電子部品・材料洗浄用超純水の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0156743B1 (ko) | 순수 또는 초순수를 정제하기 위한 방법 및 스시템 | |
| JP5649520B2 (ja) | 超純水製造装置 | |
| US6464867B1 (en) | Apparatus for producing water containing dissolved ozone | |
| TWI648093B (zh) | 超純水製造裝置以及超純水製造方法 | |
| JPWO1994018127A1 (ja) | 純水の製造方法 | |
| CN109906206B (zh) | 水处理方法及装置 | |
| WO2021131360A1 (ja) | 純水製造方法、純水製造システム、超純水製造方法及び超純水製造システム | |
| KR101476864B1 (ko) | 유기물 제거 방법 및 장치 | |
| KR20190066055A (ko) | 수처리 방법 및 장치 | |
| JP7538361B2 (ja) | 再生水中の痕跡量低分子有機物の除去方法 | |
| JP2015073923A (ja) | 超純水製造方法及び超純水製造システム | |
| JP2017127875A (ja) | 超純水製造装置及び超純水製造方法 | |
| JP2000051665A (ja) | 脱塩方法 | |
| JP3656458B2 (ja) | 純水の製造方法 | |
| JP3506171B2 (ja) | Toc成分の除去方法及び装置 | |
| JP4519930B2 (ja) | 超純水製造方法及び超純水製造装置 | |
| JPH10202296A (ja) | 超純水製造装置 | |
| JPH10309588A (ja) | 水処理方法、水処理装置及び純水製造装置 | |
| JP6629383B2 (ja) | 超純水製造方法 | |
| JP4635827B2 (ja) | 超純水製造方法および装置 | |
| JP3543435B2 (ja) | 超純水の製造方法 | |
| JP2002355683A (ja) | 超純水製造方法及び超純水製造装置 | |
| JPH10216749A (ja) | 超純水製造装置 | |
| JP3259557B2 (ja) | 有機物の除去方法 | |
| JPH0747364A (ja) | 超純水製造装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040709 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060526 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070220 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070412 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |