JPH11285530A - 液体供給装置 - Google Patents
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- JPH11285530A JPH11285530A JP10088677A JP8867798A JPH11285530A JP H11285530 A JPH11285530 A JP H11285530A JP 10088677 A JP10088677 A JP 10088677A JP 8867798 A JP8867798 A JP 8867798A JP H11285530 A JPH11285530 A JP H11285530A
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Abstract
流量変更を簡易にかつ多段階にできる液体供給装置を提
供する。 【解決手段】 ゴム様弾性膜内に収納された薬液を液体
供給チューブ30を通して供給する液体供給装置におい
て、チューブ30を、所定長さで、かつ、その長手方向
に沿って互いに平行な複数の流路31A〜34Aを有す
る複数のチューブ素子31〜34を束ね、その外周を被
覆した単一のチューブによって構成するとともに、ゴム
様弾性膜内に収納された薬液をこれら複数の流路31A
〜34Aに選択的に流通させる流量切換器40を設け
る。
Description
納された液体を、持続的に微量ずつ供給する液体供給装
置に関する。たとえば、人体や動物などの生体に薬液や
輸液剤などを持続的に供給するため、あるいは、植物に
水、栄養剤(液)、薬液(防虫液)などを持続的に供給
するため、さらには、魚用水槽に抗生物質などの薬液、
餌(液体)や水草用栄養剤(液)などを持続的に供給す
るためなどに用いられる液体供給装置に関する。
注入する薬液注入装置では、微細な内径で、かつ、導管
機能と流量調節機能とを有する微細径チューブを用い、
このチューブ内を薬液を通すことによって薬液を持続的
に微量ずつ人体に注入する構造である。従来、導管機能
と流量調節機能とを有する微細径チューブを用いた薬液
注入装置では、流量を変更する場合、チューブの交換に
よって行っていたが、これでは流量変更を迅速に行えな
いという不具合があった。
として、薬液収納部の流出口に通液量が異なる2本のチ
ューブを介して流量切換器を接続した構造(特開平6−
121835号公報参照)、あるいは、薬液収納部と人
体とを接続するチューブの途中に流量切換器を挿入した
構造(特公平9−225028号公報参照)などが提案
されている。
口を二股に分岐するとともに、その各分岐口に2本のチ
ューブの一端を接続し、この2本のチューブの他端にい
ずれか一方のチューブの流路を選択的に開閉する流量切
換コックを接続した構造である。
の流入部および流出部を形成し、この流入部および流出
部を、本体ケース内の流路分岐部から分岐された複数の
チューブを介して接続するとともに、流路分岐部に各チ
ューブを選択的に開閉する操作栓を設けた構造におい
て、本体ケース内の前記流路分岐部の周囲に収納スペー
スを形成し、この収納スペース内に前記複数のチューブ
を前記流路分岐部の回りに旋回させた状態で収納した構
造である。
構造では、次のような課題がある。前者の構造では、2
本のチューブが別体であるため、携帯時に取扱ずらく、
チューブが邪魔になるという欠点がある。とくに、各チ
ューブは、流量調節機能を確保するためにある程度の長
さを備えているから、取扱ずらく、収納にも邪魔にな
る。後者の構造では、チューブの途中に流量切換器がる
ため、局部的に太くなり、取扱性に欠けるという欠点が
ある。
解消し、携帯や収納に便利で取扱性に優れ、しかも、流
量変更を簡易かつ他段階にできる液体供給装置を提供す
ることにある。
は、上記目的を達成するため、液体収納部内に収納され
た液体を液体供給チューブを通して供給する液体供給装
置において、前記液体供給チューブは、所定長さ寸法に
形成され、かつ、その長手方向に沿って互いに平行な複
数の流路を内部に有し、前記液体収納部に収納された液
体を前記複数の流路に選択的に流通させる流路選択手段
を備える、ことを特徴とする。
れた液体を、複数の流路に選択的に流通させることがで
きるから、流路の選択によって流量を変えることができ
る。たとえば、各流路の通液量が同じ場合には、選択す
る流路の数を選択することによって、流量を変更するこ
とができる。従って、流量の変更を簡易にかつ他段階に
行うことができる。しかも、複数の流路は1本の液体供
給チューブ内に設けられているから、携帯や収納時にも
邪魔になることがなく、取扱性が低下することもない。
じでもよいが、互いに通液量が異なるようにすれば、1
つの流路を選択するだけで、流量の変更ができる。この
際、流路選択手段を、液体収納部内に収納された液体
を、複数の流路のうち少なくとも1つ以上の流路に選択
的に流通させ手段を備える構成とすれば、選択する流路
の数や、通液量の異なる流路の組合せを選択することに
よって、流量を微細にかつ多段階に変更することができ
る。
は、流入口に前記液体供給チューブを接続しかつ流入口
とは反対側に流出口を有するケースと、このケースに同
一回転軸線を中心として回転可能にかつ互いに接して設
けられた複数枚の流路開閉プレートとを有し、各流路開
閉プレートは、前記回転軸線を中心とする同一円周上に
前記各流路に対応して形成された複数の通液孔と、回転
角位置に応じて前記いずれか1つの流路のみを閉塞でき
る閉塞領域とを有する構成が好ましい。このような構成
であれば、各流路開閉プレートを回転させながら、その
閉塞領域によって複数の流路を選択的に閉塞することに
より、使用する流路を選択できるから、簡単な操作で、
流量変更を行うことができる。
口形状が異形で所定長さを有する熱可塑性樹脂製のチュ
ーブ素子により構成されていることが望ましい。
に基づいて説明する。本実施形態は人体に薬液を注入す
る薬液注入装置に適用した例である。図1は斜視図、図
2は断面図である。これらの図において、1は保護ケー
スで、プラスチックやガラスなどの透明な材料によって
有底筒状に形成された筒体2と、ポリプロピレンなどの
材料によって形成され前記筒体2の開口端に嵌合された
蓋体5とから構成されている。
面を有する形状、ここでは、断面形状が楕円形状(図3
参照)の有底筒状に形成されているとともに、開口端側
内周壁に突起3が、外周壁に目盛4がそれぞれ設けられ
ている。目盛4としては、筒体2の上下方向中間位置か
ら底部に向かって薬液収納量(後述するゴム様弾性膜1
1内の薬液収納量)をcc単位で表す「0」「20」
「40」「60」の偶数目盛4Aと、これらの間の「1
0」「30」「50」を表す奇数目盛4Bとが設けられ
ている。
2の突起3に係合する係合凹部6が形成されているとと
もに、上壁略中央位置に前記筒体2内に向かって延びる
細長円筒状の液体導入管としての薬液導入管7および通
気孔9がそれぞれ設けられている。薬液導入管7は、両
端が開口され、かつ、周面に内外を連通させる複数条の
スリット8を有する。通気孔9には、図4に示すよう
に、保護ケース1の内外の気体(空気)を流通させるこ
とができ、かつ、薬液の流通を阻止する撥水通気フィル
タ9Aが取り付けられている。撥水通気フィルタ9Aと
しては、たとえば、合成繊維束を撥水処理した耐薬品性
のものが好ましい。
ム様弾性膜11が密着する状態で被嵌され、かつ、その
開口端縁がピンチ12により保持されている。ここに、
薬液導入管7の外径および長さは、ゴム様弾性膜11の
収縮時の内径および長さに略等しい寸法に形成されてい
る。ゴム様弾性膜11内には、最大60ccの薬液が収
納できるようになっている。ちなみに、癌疼痛用の薬液
の場合、通常1日に20cc程度の注入であるから、略
3日分の薬液が収納できるようになっている。薬液の注
入、収納に伴って、ゴム様弾性膜11は膨張されるが、
その外周にはゴム様弾性膜11の膨張に伴って伸長する
スプリング10が配置されている。スプリング10は、
たとえば、線径0.6〜0.8mm程度の線材によって構
成され、かつ、上端が前記蓋体5に係止されているとと
もに、直径が下方へ向かうに従って次第につぼまった螺
旋状に巻かれ、さらに最下端がゴム様弾性膜11を介し
て薬液導入管7の先端に当接されている。
に富み、薬液などの作用によっても容易に損傷しない耐
薬品性の材料から作られることが好ましく、特に、透明
あるいは半透明の材料が好ましい。たとえば、市販のシ
リコンゴムやラテックスゴムなどが好適である。また、
厚みは0.4mm程度である。ゴム様弾性膜11に薬液を
収納したときの収縮力は、1000〜7000mm水柱の
圧力が好ましい。通常、人体静脈は60mm水柱先後であ
るから、これ以上の圧力があれば患者に注入できる。ゴ
ム様弾性膜11の収縮力が1000mm水柱以下では、コ
ントロールが困難となり、7000mm水柱以上では、ゴ
ム様弾性膜11内にシリンジから薬液を注入するのが人
の力では困難になるからである。しかし、これに限定さ
れるものではない。
5)には、前記ゴム様弾性膜11内に薬液を注入する液
体流入孔としての流入孔19と、前記ゴム様弾性膜11
内に収納された薬液を流出する液体流出孔としての流出
孔18とが近接してV字状に設けられている。つまり、
蓋体5には、流入孔19と、流出孔18と、薬液導入管
7とが略Y字状にかつ互いに連通して設けられている。
前記流入孔19内には、外部から薬液導入管7への流入
を許容しかつ薬液導入管7から外部への流出を阻止する
逆止弁13が設けられている。逆止弁13は、流入孔1
9内に埋設されかつ途中に弁座14を有する弁筒15
と、この弁筒15内に進退自在に収納され弁座14を開
閉するシリコンゴムなどからなる耐薬品性の弁棒16と
を備える。なお、弁筒15の外端部には、キャップ17
が着脱自在に装着できるようになっている。また、前記
流出孔18の周囲には、三方弁20を着脱自在に係合さ
せる螺旋溝18Aが形成されている。三方弁20は、3
つの切換口21A,21B,21Cを有する弁体22
と、流路を切り換えるコック23とを含んで構成されて
いる。
機構および流量調節機能を有する液体供給チューブ30
の一端に設けられたコネクタ25が着脱可能に接続され
ている。コネクタ25の内部には、薬液内の塵埃などを
除去するフィルタ26が収納されている。チューブ30
の他端には流路選択手段としての流量切換器40が接続
され、その流量切換器40には単一の流路を内部に有す
るチューブ27を介してコネクタ25と同様なコネクタ
28が固着されている。コネクタ28の先端には人体装
着器具としての注射針29が着脱可能に取り付けられて
いる。従って、液体供給チューブ30、流量切換器40
およびチューブ27を介して、ゴム様弾性膜11内と人
体装着器具としての注射針29とが連結されている。
ブは、所定長さ寸法に形成され、かつ、その長手方向に
沿って互いに平行な複数の流路を内部に有する。すなわ
ち、図5に示すように、所定長さ寸法に形成され、か
つ、通液量の異なる流路31A,32A,33A,34
Aを有する熱可塑性樹脂製の複数本(ここでは、4本)
のチューブ素子31,32,33,34を束ね、その外
周を被覆材35で一体的に被覆した構造である。
層チューブでもよく、補強、取扱いを考慮して被覆した
チューブでもよい。また、チューブ素子31〜34の材
料としては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン
(PE)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネー
ト(PC)、ABS、ポリアミド樹脂、ポリスチレン
(PS)などが使用できるが、透明のものが好ましい。
また、被覆するときの被覆材は、柔軟性のあるものが好
ましく、熱可塑性樹脂エラストマーを用いることがで
き、ポリオレフィン(LDPE,LLDPE)系エラス
トマー、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、軟質塩化
ビニル樹脂、EVAなどが使用できる。
形状は、従来の流量制御手段のように円形の開孔ではな
く、異形開孔とされ、そのいくつかの例が図6に示され
ている。図6において、(A)に示されるチューブ素子
31〜34の開孔36Aは、円形の基礎孔の内壁からそ
の中心に向かって異なる2種の樹枝状の突起が交互に3
つづつ突出した形状とされている。(B)に示されるチ
ューブ素子31〜34の開孔36Bは、チューブ素子3
1〜34の中心から半径方向に120度等配位置で略矩
形の溝が延長され、全体として略Y字状とされ、かつ、
その内壁に凹凸が形成された形状とされている。(C)
に示されるチューブ素子31〜34の開孔36Cは、
(B)の内壁から凹凸を除き、かつ、各矩形の半径方向
の長さが短くなった形状とされている。(D)に示され
るチューブ素子31〜34の開孔36Dは、円形の基礎
孔の内壁からその中心に向かって細長い三角形状及び円
形の突起が交互に3つづつ突出された形状とされてい
る。(E)に示されるチューブ素子31〜34の開孔3
6Eの形状は、(A)の形状における樹枝状突起の形状
を少し変形させるとともに、基礎孔の内壁に内歯歯車状
の凹凸を設けた形状である。このようなチューブ素子3
1〜34の異形開孔は、その開孔内周縁寸法/断面開孔
面積の平方根で示される異形度の値が7以上で異形効果
も顕著になり、上記各開孔36A〜36Eはいずれも異
形度が7以上と大きくされている。
状のチューブ素子31〜34の製造方法は、たとえば、
特開昭51-21927号に記載のようなダイスを用いて成形で
きる。すなわち、チューブ素子31〜34の外径に略等
しい範囲内に多数の樹脂導入孔を有するとともに、開孔
36A〜36Eに相当する部分には孔を形成しないモノ
フィラメント用ダイスを用い、この導入孔から溶融樹脂
モノフィラメントを押し出し、この多数の接近したモノ
フィラメントを融着させ、微細な異形開孔形状のチュー
ブ素子31〜34を得るものであるが、チューブ素子3
1〜34の製法は、これに特定されるものではない。
示すように、流入口(図中上端)に前記液体供給チュー
ブ30を接続した流入側ケース41と、これとは反対側
の流出口(図中下端)に前記チューブ27を接続した流
出側ケース42と、この各ケース41,42の開口端に
装着された保持プレート43,44と、この保持プレー
ト43,44間の中心に掛け渡された支軸45と、この
支軸45を中心として回転可能かつ前記保持プレート4
3,44の間に互いに接して設けられた4枚の流路開閉
プレート46,47,48,49とを備える。なお、こ
れらの材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリカー
ボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)などを用い
ることができる。
閉プレート46〜49には、前記支軸45を中心とする
同一円周上に4つの通液孔51,52,53,54が7
2度間隔でそれぞれ形成されている。なお、流路開閉プ
レート46〜49の通液孔51,54の間には、回転角
位置に応じていずれか1つの流路31A〜34Aのみを
閉塞できる閉塞領域55が形成されている。保持プレー
ト43の各通液孔51〜54には、前記液体供給チュー
ブ30の各チューブ素子31〜34が接続されている。
との間には、各流路開閉プレート46〜49の通液孔5
1〜54や閉塞領域55が保持プレート43,44の通
液孔51〜54に順次対応する角度毎に、各流路開閉プ
レート46〜49を位置決めするための回転節度機構5
6が設けられている。回転節度機構56は、前記支軸4
5の各流路開閉プレート46〜49と対向する位置にば
ね57によって外側へ突出するように付勢されたボール
58と、各流路開閉プレート46〜49の内周面に72
度間隔で形成され前記ボール58が選択的に係合する係
合溝59とから構成されている。
る。ゴム様弾性膜11内に薬液を収納するにあたり、図
9に示されるように、キャップ17を逆止弁13の弁筒
15から外し、薬液を収容したシリンジ61の先端を逆
止弁13の弁筒15内に挿入する。この状態でシリンジ
61内の薬液を押し出すと、薬液は逆止弁13を通って
ゴム様弾性膜11を膨らませながらゴム様弾性膜11内
に収納される。このとき、ゴム様弾性膜11の膨張に伴
ってスプリング10も伸長するから、そのスプリング1
0の先端位置と対応する目盛4の値からゴム様弾性膜1
1内に収納された薬液の量を把握できる。
の筒体2の内周壁に接する。このとき、図10に示すよ
うに、保護ケース1の断面形状は楕円形状に形成されて
いるから、ゴム様弾性膜11の保護ケース1との接触面
積を円形のものと比べ少なくできる。また、保護ケース
1内での空気の流れを確保できるから、筒体2内の空気
はゴム様弾性膜11の膨張に伴い、撥水通気フィルタ9
Aを通って外部へ放出される。従って、薬液を持続的に
微量ずつ正確に供給できるとともに、通気孔9の取付位
置も制限されることがない。薬液の収納後、シリンジ6
1の先端を逆止弁13から引き抜くと、逆止弁13の弁
座14は閉じられる。従って、ゴム様弾性膜11内の薬
液が外部に漏出することがない。
に注射針29を取付け、この注射針29を人体に装着し
た後、三方弁20のコック23を開放すれば、液体供給
チューブ30、流量切換器40およびチューブ27を通
って微少流量づつ順次薬液が人体内に注入される。ちな
みに、本発明の微少流量とは、0.8ml/hr程度の使用
が多いが、異形開孔形状、長さおよび薬液粘度により任
意に特定でき、この流量に限定するものではない。
40の各流路開閉プレート46〜49を回転させて行
う。たとえば、流路開閉プレート46〜49を回転さ
せ、図11(A)の状態にすると、保持プレート43,
44および各流路開閉プレート46〜49の通液孔51
〜54が全て連通しているから、流量は各チューブ素子
31〜34の流路31A〜34Aの通液量の和となる。
たとえば、チューブ素子31〜34の流路31A〜34
Aの通液量を、2.0ml/hr、0.8ml/hr、0.7ml
/hr、0.5ml/hrとすると、流量は4.0ml/hrとな
る。また、図11(B)の状態にすると、各流路開閉プ
レート46〜49の通液孔を通じて、保持プレート4
3,44の通液孔54のみが連通するから、流量はチュ
ーブ素子34の流路34Aの通液量となる。つまり、流
量は0.5ml/hrとなる。
しながら、ゴム様弾性膜11内の薬液が全て人体内に注
入されたら、前述と同様にしてゴム様弾性膜11内に薬
液を収納し、前述の動作を繰り返す。なお、注射針29
を人体に装着する前にゴム様弾性膜11内のエア抜きを
行うには、保護ケース1を蓋体5側を上にして垂直に立
て、コック23を開放し、針先から薬液が流出するまで
放置すればよい。
ーブ30として、所定長さ寸法に形成され、かつ、その
長手方向に沿って互いに平行な複数の流路31A〜34
Aを内部に有するチューブを用いるとともに、薬液をこ
れらの流路31A〜34Aに選択的に流通させる流量切
換器40を設けたので、流量切換器40によって薬液を
複数の流路31A〜34Aに選択的に流通させることが
できる。ここで、各流路31A〜34Aの通液量を互い
に異ならせてあるから、流路31A〜34Aの選択によ
って流量を変更することができる。従って、流量の変更
を簡易に行うことができる。
の液体供給チューブ30内に設けられているから、携帯
や収納時にも邪魔になることがなく、取扱性が低下する
こともない。
ブ30を接続した流入側ケース41および流出側ケース
42と、このケース41、42の開口端に装着された保
持プレート43,44と、この保持プレート43,44
間に支軸45を中心として回転可能にかつ互いに接して
設けられた4枚の流路開閉プレート46〜49とを備え
る構成とし、各保持プレート43,44および各流路開
閉プレート46〜49には、支軸45を中心とする同一
円周上に前記流路31A〜34Aに対応して複数の通液
孔51〜54を形成するとともに、各流路開閉プレート
46〜49の通液孔51、54間に閉塞領域55を設け
てあるから、各流路開閉プレート46〜49を回転させ
ながら、その閉塞領域55によって複数の流路31A〜
34Aを選択的に閉塞することにより、使用する流路3
1A〜34Aを選択できるから、簡単な操作で、流量変
更を行うことができる。
る流路の組合せを選択することによって、流量を微細に
多段階に変更することができる。ちなみに、本実施形態
において、たとえば、チューブ素子31〜34の流路3
1A〜34Aの通液量を、2.0ml/hr、0.8ml/h
r、0.7ml/hr、0.5ml/hrとすると、流量を、最
小流量0.5ml/hr〜最大流量4ml/hrの範囲で、微細
にかつ他段階に流量変更することができる。
〜49との間に回転節度機構56を設けたので、各流路
開閉プレート46〜49を節度をもって所定角度(72
度)位置で位置決めすることができる。従って、各流路
31A〜34Aに対して、各流路開閉プレート46〜4
9の通液孔51〜54および閉塞領域55を正確に対応
させることができる。よって、流量変更が正確にでき
る。
流路開閉プレート46〜49と対向する位置にばね57
によって外側へ突出するように付勢されたボール58
と、各流路開閉プレート46〜49の内周面に72度間
隔で形成され前記ボール58が選択的に係合する係合溝
59とから構成されているから、簡易でかつ安価な構成
で製作できる。
孔を有する短寸のチューブと異なり、異形開孔36A〜
36Eを有する長尺の熱可塑性樹脂製のチューブ素子3
1〜34を内部に有するチューブ30としたから、開孔
形状、チューブ長さを任意に設定することで精密な流量
制御ができる。導管として従来の円形開孔チューブを用
いるときは、その内径寸法よりも大きなゴミが浮遊した
薬液または凝固しやすい薬液では、それらが入口を塞ぎ
薬液は全く流れなくなるのに対し、本実施形態では、特
定された異形開孔形状のチューブ素子31〜34を有す
るチューブ30を用いているので、異形開孔36A〜3
6Eの長辺を全てゴミで塞ぐことがない。従って、薬液
にゴミなどの異物、凝固物があっても、従来の円形開孔
チューブよりも開孔36A〜36Eの閉塞を有効に防止
できる。
は横になった患者の体重によりチューブが折れ曲がり、
塞がったりしたが、本実施形態の異形開孔チューブ素子
31〜34を用いると曲げにも強く、体重がかかっても
閉塞することがなく、安全である。安全を重視する医療
分野では、このような塞がらない薬液注入装置が重要で
ある。しかも、本実施形態ではチューブ素子31〜34
により導管機能と流量調整機能と兼ねた構造であるか
ら、従来の導管チューブと流量制御手段を組み合わせた
ものと較べ構造が簡単である。
を導管機能と流量調整機能とを兼ねて使用すると、割れ
たり、折れたり、細すぎて取扱いにくいなど問題が多か
ったが、本実施形態では熱可塑性樹脂からなるチューブ
30に限定したので、特定形状の異形の開孔36A〜3
6Eに生産するのも容易で、取扱いやすく、微量流量調
節機能と導管機能とを兼ねることもできた。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での改
良、変形などは、本発明に含まれる。単一の液体供給チ
ューブ30の内部に形成する流路の本数については、上
記実施形態で述べた4本に限らす、少なくとも2本以上
であればよい。たとえば、2本の場合、図12(A)の
ように、内部に流路31A,32Aを有する2本のチュ
ーブ素子31,32を束ねて、その外側を被覆材35で
断面円形に被覆してもよく、あるいは、図12(B)に
示すように、内部に流路31A,32Aを有する2本の
チューブ素子31,32を束ねて、その外側を被覆材3
5で断面長円形に被覆してもよい。この際、各流路31
A,32Aの通液量は、互いに同じでもよく、あるい
は、互いに異なっていてもよい。また、この場合、流路
選択手段(流量切換器)としては、いずれか一方の流路
31A,32Aのみを開閉する構造でよいから、構造を
簡素化できる。
ブ素子31〜34を束ね、その外側を被覆材35で一体
的に被覆して単一のチューブとしたが、チューブの成形
時に細径の芯材を所定位置にセットして、その外側に樹
脂を充填し、硬化後に心材を抜き取って、内部に複数の
流路のみを有するチューブを一体的に構成してもよい。
科用など広く医療用薬液注入装置として利用できるほ
か、動物、魚などの生体への薬液、栄養剤の注入などに
も利用できる。このほか、植物に水、栄養剤(液)、薬
液(防虫液)などを微量ずつ供給するためにも利用でき
る。たとえば、野菜や花木の栽培にあたって、水や栄養
剤(液)などを微量ずつ供給するには、それらの周囲の
地中にチューブ30の先端、あるいは、チューブ30の
先端に取り付けた針を埋設しておくだけでよい。この場
合、チューブ30が踏まれて曲がってもチューブ30の
開孔が塞がれることがないから、液の供給が停止される
ことがない。また、樹木に対して薬液を注入する場合に
は、保護ケース1を適宜な手段により樹木に吊り下げる
とともに、チューブ30の先端の針を樹木に差し込めば
よい。この場合、吊り下げた保護ケース1から下向きに
液を流出させる場合に限らず、保護ケース1よりも上方
位置に薬液を注入することもできる。さらに、魚用水槽
に抗生物質などの薬液、餌(液体)や水草用栄養剤
(液)などを微量ずつ供給するためなどにも利用でき
る。この場合には、チューブ30の先端に針などを付け
ず、その先端を水槽内に位置させるだけでよい。
複数の流路を有するチューブを用いるとともに、これら
の流路の中から使用する流路を選択する流路選択手段を
備えているから、収納や携帯に便利で、取扱性に優れて
いるうえ、流量変更を簡易にかつ多段階に行うことがで
きる。
視図である。
る。
面を示す断面図である。
の異なる断面形状を示す断面図である。
示す断面図である。
示す分解斜視図である。
態を示す図である。
保護ケースとゴム様弾性膜との関係を示す断面図であ
る。
の流量変更時の状態を説明するための図である。
他の例を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 液体収納部内に収納された液体を液体供
給チューブを通して供給する液体供給装置において、 前記液体供給チューブは、所定長さ寸法に形成され、か
つ、その長手方向に沿って互いに平行な複数の流路を内
部に有し、 前記液体収納部に収納された液体を前記複数の流路に選
択的に流通させる流路選択手段を備える、 ことを特徴とする液体供給装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液体供給装置におい
て、前記複数の流路は、通液量が異なっていることを特
徴とする液体供給装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の液体供
給装置において、前記流路選択手段は、前記液体収納部
に収納された液体を、前記複数の流路のうち少なくとも
1つ以上の流路に選択的に流通させる手段を備えること
を特徴とする液体供給装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の液体供給装置におい
て、前記流路選択手段は、流入口に前記液体供給チュー
ブを接続しかつ流入口とは反対側に流出口を有するケー
スと、このケースに同一回転軸線を中心として回転可能
にかつ互いに接して設けられた複数枚の流路開閉プレー
トとを有し、各流路開閉プレートは、前記回転軸線を中
心とする同一円周上に前記各流路に対応して形成された
複数の通液孔と、回転角位置に応じて前記いずれか1つ
の流路のみを閉塞できる閉塞領域とを有することを特徴
とする液体供給装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
液体供給装置において、前記複数の流路は、断面開口形
状が異形で所定長さを有する熱可塑性樹脂製のチューブ
素子により構成されていることを特徴とする液体供給装
置。
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- 1999-03-29 EP EP19990302424 patent/EP0947208B1/en not_active Expired - Lifetime
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