JPH11286135A - レーザ駆動方法および装置、画像形成方法および装置 - Google Patents

レーザ駆動方法および装置、画像形成方法および装置

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JPH11286135A
JPH11286135A JP10088815A JP8881598A JPH11286135A JP H11286135 A JPH11286135 A JP H11286135A JP 10088815 A JP10088815 A JP 10088815A JP 8881598 A JP8881598 A JP 8881598A JP H11286135 A JPH11286135 A JP H11286135A
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laser
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JP10088815A
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Masami Izeki
正己 井関
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイアス電流を常時印加するレーザ出射手段
にパルス電流を適宜印加する方式で、レーザ出射手段の
応答性を低下させることなく寿命を改善する。 【解決手段】 N番目と(N+1)番目の制御データによ
りレーザ出射手段34のビーム出射の有無を判定し、両
方で出射無しが判定されるとN番目の制御データに対応
したレーザビームの出射制御のタイミングではバイアス
電流を供給するが、一方でも出射有りが判定されると供
給しない。連続的にレーザビームを出射しないときには
バイアス電流が供給されないが、直後にレーザビームを
出射するときには直前にバイアス電流が供給されるので
応答性が低下することなく寿命が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御信号に対応し
て制御されたレーザビームをレーザ出射手段に出射させ
るレーザ駆動方法および装置と、このレーザ駆動方法で
レーザビームを出射するレーザ駆動装置を利用した電子
写真方式の画像形成装置と、に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタ等の電子写真方式
の画像形成装置は、レーザ駆動装置を具備しており、こ
のレーザ駆動装置が、画像データに対応してレーザビー
ムを出射する。このようなレーザ駆動装置は、例えば、
レーザ出射手段として半導体レーザを具備しており、こ
の半導体レーザにパルス電流を供給して対応する光量の
レーザビームを出射させる。
【0003】このとき、半導体レーザが出射するレーザ
ビームを画像データに対応して制御させ、このレーザビ
ームを回転するポリゴンミラー等で主走査方向に偏向走
査する。同時に、潜像担持手段である感光ドラムを回転
させて露光位置となる周面を副走査方向に移動させ、こ
の副走査移動する感光ドラムの周面を帯電チャージャで
帯電させる。
【0004】この帯電されて副走査方向に回転する感光
ドラムの周面を、偏向走査されたレーザビームで露光走
査して静電潜像を形成し、この静電潜像を潜像現像手段
である現像器によりトナーで現像する。このように現像
された感光ドラムの周面のトナーをトナー転写手段であ
る転写チャージャで記録媒体に転写させ、この記録媒体
に転写されたトナーをトナー定着手段である定着器によ
り定着させる。
【0005】しかし、このような画像形成装置でレーザ
光源として一般に利用されている半導体レーザは、図5
に示すように、駆動電流を供給してもレーザビームを出
射するまでに遅延が存在する。これは半導体レーザがL
ED(Light Emitting Diode)発光してからLD(L
aser Diode)発光するためで、遅延時間には駆動電流
はLED発光とキャリアの蓄積とに消費されている。
【0006】そこで、このような半導体レーザの応答性
を改善するため、半導体レーザにバイアス電流を常時供
給しておき、これに画像データに対応して制御されたパ
ルス電流を適宜供給する画像形成装置があり、例えば、
特公平7−64089号や特開平9−83050号公報
などに開示されている。
【0007】このような画像形成装置の一従来例を図6
および図7を参照して以下に説明する。なお、図6は画
像形成装置の要部を示す模式的なブロック図、図7は画
像形成装置の光学系の部分を示す平面図である。
【0008】まず、この一従来例の画像形成装置1は、
レーザデバイス2を具備しており、このレーザデバイス
2には、レーザ出射手段である半導体レーザ3とレーザ
モニタ手段であるフォトダイオード4とが一体に設けら
れている。半導体レーザ3は、電流供給に対応してレー
ザビームを出射し、フォトダイオード4は、半導体レー
ザ3が出射するレーザビームをモニタして光量に対応し
た電流信号を出力する。
【0009】レーザデバイス2には、本体電源5とレー
ザドライバ6とが接続されており、このレーザドライバ
6には、バイアス供給手段であるバイアス電流源7とパ
ルス供給手段に相当するパルス電流源8と電流調整手段
であるAPC(AutomaticPower Control)回路9とが
設けられている。
【0010】二個の電流源7,8は、一個の半導体レー
ザ3に並列に接続されており、バイアス電流源7は、半
導体レーザ3に直接に接続されているが、パルス電流源
8は、CMOS(Complementary Metal Oxide Se
miconductor)等の高速なアナログスイッチ10を介して
半導体レーザ3に接続されている。
【0011】バイアス電流源7は、バイアス電流を常時
発生して半導体レーザ3に供給し、パルス電流源8は、
外部入力される制御信号に対応したアナログスイッチ1
0のオンオフにより制御されたパルス電流を半導体レー
ザ3に適宜供給する。
【0012】APC回路9は、フォトダイオード4とバ
イアス電流源7とに接続されており、フォトダイオード
4の検出結果に対応してバイアス電流源7のバイアス電
流を調整する。より詳細には、APC回路9は、電流電
圧変換器11、サンプルホールド回路12、定電圧電源
13、コンパレータ14、等を具備しており、フォトダ
イオード4が出力する電流信号を電流電圧変換器11に
より電圧信号に変換する。
【0013】サンプルホールド回路12は、電流電圧変
換器11の電圧信号を所定タイミングでサンプルホール
ドし、コンパレータ14は、サンプルホールド回路12
のホールド電圧と定電圧電源13の基準電圧とを比較し
てバイアス電流源7が発生するバイアス電流を増減す
る。
【0014】パルス電流源8に接続されたアナログスイ
ッチ10には、信号入力手段に相当する画像処理回路1
5が接続されており、この画像処理回路15にはシステ
ムコントローラ16が接続されている。画像処理回路1
5は、外部機器から順次入力される画像データを制御信
号としてアナログスイッチ10をオンオフし、システム
コントローラ16は、画像処理回路15等の各部を統合
制御する。
【0015】レーザデバイス2の半導体レーザ3の光軸
上には、図7に示すように、コリメータレンズ20を介
してビーム偏向手段に相当するポリゴンミラー21の反
射面が位置しており、このポリゴンミラー21の反射光
路には、fθレンズ等の補正光学系82を介するなどし
て潜像担持手段である感光ドラム23の周面が位置して
いる。
【0016】ポリゴンミラー21は、スキャナモータ
(図示せず)により回転自在に軸支されており、半導体
レーザ3が出射するレーザビームを主走査方向に偏向走
査する。感光ドラム23は、副走査手段であるドラム駆
動機構(図示せず)により回転自在に軸支されており、
レーザビームにより露光走査される周面が副走査方向に
相対移動する。
【0017】ポリゴンミラー21の走査範囲で感光ドラ
ム23より主走査方向に先行した位置には、ビーム検知
手段であるBD(Beam Detect)センサ24が配置され
ており、このBDセンサ24は、ポリゴンミラー21に
より偏向走査されたレーザビームを感光ドラム23に照
射される直前に検知する。
【0018】BDセンサ24も、増幅器(図示せず)を
介するなどしてシステムコントローラ16に接続されて
おり、このシステムコントローラ16は、BDセンサ2
4がレーザビームを検知したタイミングなどに対応して
画像処理回路15やAPC回路9等を動作制御する。
【0019】なお、一般的な構造なので図示および説明
を割愛するが、感光ドラム23の周面には、上述したレ
ーザ走査機構の他、担持帯電手段である帯電チャージ
ャ、潜像現像手段である現像器、トナー転写手段である
転写チャージャ等の各種デバイスも対向配置されてお
り、この転写チャージャと感光ドラム23との間隙に
は、記録媒体である印刷用紙の搬送路も形成されてい
る。
【0020】上述のような構造の画像形成装置1は、電
子写真法により画像を形成することができる。その場
合、本体電源5およびレーザドライバ6からレーザデバ
イス2の半導体レーザ3に供給されるパルス電流が、ホ
ストコンピュータ等から順次入力される画像データに対
応して画像処理回路15により制御される。
【0021】つまり、バイアス電流源7から半導体レー
ザ3にバイアス電流が常時供給された状態で、画像処理
回路15が画像データに対応してパルス電流源8のアナ
ログスイッチ10をオンオフ制御するので、これで半導
体レーザ3は画像データに対応して制御されたレーザビ
ームを出射することになる。
【0022】画像データは連続する多数の画素データと
して順次入力され、多数の画素データの各々は、ドット
の有無を示す二値データや、ドットの直径を示す多値デ
ータからなる。画像データの画素データが二値の場合に
はアナログスイッチ10のオンオフが制御され、多値の
場合にはアナログスイッチ10のオン時間が制御され
る。
【0023】このように半導体レーザ3が画像データに
対応して出射するレーザビームは、回転するポリゴンミ
ラー21で主走査方向に偏向走査されて副走査方向に回
転する感光ドラム23の周面に照射されるので、ここに
主走査方向に連続する多数のドットとして主走査線の静
電潜像が形成される。
【0024】このとき、偏向走査されたレーザビームは
ポリゴンミラー21に照射される直前にBDセンサ24
で検知されるので、このBDセンサ24のビーム検知か
ら所定時間後に画像データに対応したレーザビームの出
射を実行することにより、副走査方向に連続する多数の
主走査線の開始位置を一致させる。
【0025】このように画像走査に先行してBDセンサ
24でレーザビームを検知する必要があるので、偏向走
査されたレーザビームがBDセンサ24に照射されるタ
イミングでは、システムコントローラ16および画像処
理回路15により半導体レーザ3は連続駆動される。
【0026】また、半導体レーザ3はBDセンサ24に
レーザビームが検知される直前にもAPC動作のために
連続駆動され、その出射光量がフォトダイオード4によ
り検出されてレーザドライバ6のAPC回路9によりバ
イアス電流源7のバイアス電流が調整される。
【0027】上述のような画像形成装置1では、半導体
レーザ3にはバイアス電流が常時供給された状態で画像
データに対応して制御されたパルス電流が適宜供給され
るので、半導体レーザ3を良好な応答性で駆動して画像
を高速に形成することができる。
【0028】なお、半導体レーザ3の応答性を良好に向
上させるためには、バイアス電流を半導体レーザ3のL
D発光の閾値に近い電流値に設定することが好ましい。
例えば、上述のような半導体レーザ3において、定格電
流が5.0(mW)、出力が3.0(mW)、動作電流が35(mA)、閾値
電流が20(mA)とすると、バイアス電流は15(mA)程度に設
定することが妥当である。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上述した画像形成装置
1では、バイアス電流を常時供給する半導体レーザ3に
画像データに対応して制御したパルス電流を適宜供給す
ることにより、半導体レーザ3の応答性を向上させて画
像形成を高速化している。
【0030】この半導体レーザ3の応答性はバイアス電
流がLD(Laser Diode)発光の閾値に近いほど向上す
るが、バイアス電流がLD発光の閾値に近いと半導体レ
ーザ3は常時LED発光することになる。
【0031】この場合、バイアス電流のために画像にド
ットを形成しないときまで半導体レーザが微少に発光す
るため、画像の本来なら白色となる部分に黒色や灰色の
スジやボケが発生して画像の品質が低下することがあ
る。また、感光ドラム23や半導体レーザ3の疲労も進
行するため、これらの部品の耐久性が低下することにな
る。
【0032】例えば、前述のように閾値電流が20(mA)で
動作電流が35(mA)の半導体レーザ3にバイアス電流を15
(mA)と設定すると、このバイアス電流の動作電流に対す
る比率は43(%)となる。ここで、バイアス電流を各種に
設定した場合の半導体レーザ3の部品寿命を画像形成装
置1の出力可能枚数に換算すると、下記の表1に示すよ
うになる。
【0033】
【表1】 上記の表1では半導体レーザ3のバイアス電流と印刷画
像での黒色領域の比率とをパラメータとして各種条件を
設定し、バイアス電流が0(mA)のときの出力可能枚数を
1.0として各種条件での出力可能枚数を算出している。
なお、ここではAPC調整で消費されるレーザ寿命は無
視している。
【0034】文字中心の二値画像を形成する場合には、
黒色領域の比率は5〜10(%)が一般的であり、写真のよ
うな階調画像を形成する場合には、黒色領域の比率は20
〜25(%)が一般的である。そこで、上記の表1を参照す
ると、黒色比率が5%のときはバイアス電流が0(mA)の
場合に比較してバイアス電流が15(mA)の場合の半導体レ
ーザ3の部品寿命は約十分の一である。
【0035】上述のような課題を解決する画像形成装置
が、特公平7−64089号公報や特開平9−8305
0号公報として提案されている。例えば、特公平7−6
4089号公報に開示された画像形成装置では、感光ド
ラムの停止時には半導体レーザのバイアス電流を停止さ
せる。
【0036】しかし、感光ドラムの停止時のみ半導体レ
ーザのバイアス電流を停止させても、バイアス電流を停
止させる時間が充分でなく、半導体レーザの寿命を良好
に延長することが困難である。
【0037】また、特開平9−83050号公報に開示
された画像形成装置では、半導体レーザの駆動信号を所
定時間だけ遅延させ、駆動信号と遅延信号との和合の時
間だけ半導体レーザにバイアス電流を供給することで、
ビーム出射の直前の遅延時間のみ半導体レーザにバイア
ス電流を供給する。
【0038】しかし、現在の画像形成装置には高密度の
画像を高速に形成することが要求されており、さらにド
ット単位で階調した画像を形成することもある。このよ
うな場合、大容量の画像データを高速にデータ処理する
必要があるので、上述のような信号の遅延処理や論理演
算を正確に管理して実行することは実際には困難であ
る。
【0039】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、パルス電流とバイアス電流とが供給され
る複数のレーザ出射手段の出射光量を一個のレーザモニ
タ手段で正確に検出して補正することができるレーザ駆
動方法および装置、画像を高品質に形成することができ
る画像形成装置、を提供することを目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のレ
ーザ駆動方法は、レーザ出射手段に供給されるバイアス
電流を常時発生させ、順次入力される制御信号に対応し
て制御されたパルス電流を適宜発生させ、このパルス電
流をバイアス電流が供給されているレーザ出射手段に供
給してレーザビームを出射させるレーザ駆動方法であっ
て、順次入力される制御信号に対応して前記レーザ出射
手段のビーム出射の有無を判定し、これで出射無しが判
定されると対応するタイミングで前記レーザ出射手段へ
のバイアス電流の供給を停止させる。
【0041】従って、本発明のレーザ駆動方法では、基
本的にはバイアス電流が常時供給されているレーザ出射
手段に制御信号に対応してパルス電流を適宜発供給して
レーザビームを出射させる。ただし、順次入力される制
御信号に対応してレーザ出射手段のビーム出射の有無が
判定され、これで出射無しが判定されると対応するタイ
ミングでレーザ出射手段へのバイアス電流の供給が停止
されるので、レーザビームを出射しないタイミングでは
レーザ出射手段にバイアス電流が供給されない。
【0042】請求項2記載の発明のレーザ駆動装置は、
制御信号が順次入力される信号入力手段と、該信号入力
手段に順次入力される制御信号に対応して制御されたパ
ルス電流を適宜発生するパルス供給手段と、バイアス電
流を常時発生するバイアス供給手段と、前記パルス供給
手段および前記バイアス供給手段から供給されるパルス
電流およびバイアス電流に対応してレーザビームを出射
するレーザ出射手段と、前記信号入力手段に順次入力さ
れる制御信号に対応して前記レーザ出射手段のビーム出
射の有無を判定する出射判定手段と、該出射判定手段に
より出射無しが判定されると対応するタイミングで前記
バイアス供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス
電流の供給を停止させる電流制御手段と、を具備してい
る。
【0043】従って、本発明のレーザ駆動装置では、信
号入力手段に順次入力される制御信号に対応して制御さ
れたパルス電流をパルス供給手段が適宜発生し、バイア
ス供給手段がバイアス電流を常時発生するので、これら
のパルス電流およびバイアス電流に対応してレーザ出射
手段がレーザビームを出射する。ただし、信号入力手段
に順次入力される制御信号に対応してレーザ出射手段の
ビーム出射の有無が出射判定手段により判定され、これ
で出射無しが判定されると対応するタイミングで電流制
御手段によりバイアス供給手段からレーザ出射手段への
バイアス電流の供給が停止されるので、レーザビームを
出射しないタイミングではレーザ出射手段にバイアス電
流が供給されない。
【0044】請求項3記載の発明は、請求項2記載のレ
ーザ駆動装置であって、前記信号入力手段には、少なく
とも前記レーザ出射手段によるビーム出射の有無が個々
に設定された連続する多数の制御データとして制御信号
が順次入力され、前記出射判定手段は、制御信号のN番
目の制御データによる前記レーザ出射手段のビーム出射
の有無をN番目の制御データから判定し、前記電流制御
手段は、前記出射判定手段によりN番目の制御データで
の出射無しが判定されるとN番目の制御データに対応し
たレーザビームの出射制御のタイミングで前記バイアス
供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス電流の供
給を停止させる。
【0045】従って、少なくともレーザ出射手段による
ビーム出射の有無が個々に設定された連続する多数の制
御データとして信号入力手段に制御信号が順次入力され
ると、この制御信号のN番目の制御データによるレーザ
出射手段のビーム出射の有無が出射判定手段によりN番
目の制御データから判定される。これでN番目の制御デ
ータでの出射無しが判定されると電流制御手段によりN
番目の制御データに対応したレーザビームの出射制御の
タイミングでバイアス供給手段からレーザ出射手段への
バイアス電流の供給が停止されるので、レーザビームを
出射しないN番目の制御データのタイミングではレーザ
出射手段にバイアス電流が供給されない。
【0046】請求項4記載の発明は、請求項3記載のレ
ーザ駆動装置であって、前記出射判定手段は、制御信号
のN番目の制御データによる前記レーザ出射手段のビー
ム出射の有無をN番目の制御データから判定するときに
(N+1)番目の制御データによるビーム出射の有無も
(N+1)番目の制御データから判定し、前記電流制御手
段は、前記出射判定手段によりN番目の制御データでの
出射無しが判定されても(N+1)番目の制御データでの
出射有りが判定されるとN番目の制御データに対応した
レーザビームの出射制御のタイミングでも前記バイアス
供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス電流の供
給を停止させない。
【0047】従って、制御信号のN番目の制御データに
よるレーザ出射手段のビーム出射の有無が出射判定手段
によりN番目の制御データから判定されるとき、(N+
1)番目の制御データによるビーム出射の有無も(N+
1)番目の制御データから判定される。これでN番目の
制御データでの出射無しが判定されても(N+1)番目の
制御データでの出射有りが判定されると、電流制御手段
によりN番目の制御データに対応したレーザビームの出
射制御のタイミングでもバイアス供給手段からレーザ出
射手段へのバイアス電流の供給が停止されない。つま
り、レーザビームを制御データのN番目のタイミングで
は出射せず(N+1)番目のタイミングでは出射する場
合、(N+1)番目のタイミングに先行するN番目のタイ
ミングからバイアス電流が供給されるので、バイアス供
給手段やレーザ出射手段の応答性が良好でない場合でも
(N+1)番目のタイミングのレーザビームが良好に出射
される。
【0048】請求項5記載の発明は、請求項3記載のレ
ーザ駆動装置であって、前記出射判定手段は、制御信号
のN番目の制御データによる前記レーザ出射手段のビー
ム出射の有無をN番目の制御データから判定するときに
(N+a)番目の制御データによるビーム出射の有無も
(N+a)番目の制御データから判定し、前記電流制御手
段は、前記出射判定手段によりN番目の制御データでの
出射無しが判定されても(N+a)番目の制御データでの
出射有りが判定されるとN番目から(N+a)番目までの
制御データに対応したレーザビームの出射制御のタイミ
ングには前記バイアス供給手段から前記レーザ出射手段
へのバイアス電流の供給を停止させない。
【0049】従って、制御信号のN番目の制御データに
よるレーザ出射手段のビーム出射の有無が出射判定手段
によりN番目の制御データから判定されるとき、(N+
a)番目の制御データによるビーム出射の有無も(N+
a)番目の制御データから判定される。これでN番目の
制御データでの出射無しが判定されても(N+a)番目の
制御データでの出射有りが判定されると、電流制御手段
によりN番目の制御データに対応したタイミングから
(N+a)番目の制御データに対応したタイミングまで、
バイアス供給手段からレーザ出射手段へのバイアス電流
の供給が停止されない。つまり、レーザビームを制御デ
ータのN番目のタイミングでは出射せず(N+a)番目の
タイミングでは出射する場合、(N+a)番目のタイミン
グに先行するN番目のタイミングからバイアス電流が連
続的に供給されるので、バイアス供給手段やレーザ出射
手段の応答性が良好でない場合でも(N+a)番目のタイ
ミングのレーザビームが良好に出射される。
【0050】請求項6記載の発明の画像形成方法は、レ
ーザ出射手段を具備したレーザ駆動装置に画像データを
順次供給してレーザビームを出射させ、このレーザビー
ムを主走査方向に偏向走査して副走査方向に相対移動す
る潜像担持手段を露光走査させ、この露光走査で前記潜
像担持手段に形成された静電潜像をトナーで現像し、こ
の現像されたトナーを記録媒体に転写させてから定着さ
せるようにした画像形成方法であって、レーザ出射手段
に供給されるバイアス電流を常時発生させ、前記レーザ
駆動装置に順次供給される画像データに対応して制御さ
れたパルス電流を適宜発生させ、このパルス電流をバイ
アス電流が供給されているレーザ出射手段に供給してレ
ーザビームを出射させる画像形成方法において、前記レ
ーザ駆動装置に順次供給される画像データに対応して前
記レーザ出射手段のビーム出射の有無を判定し、これで
出射無しが判定されると対応するタイミングで前記レー
ザ出射手段へのバイアス電流の供給を停止させるように
した。
【0051】従って、本発明の画像形成方法に利用され
ている本発明のレーザ駆動方法では、レーザ出射手段に
バイアス電流が印加されているので、画像データに対応
して制御されたレーザビームが良好な応答性で出射され
る。ただし、画像データからビーム出射の有無が判定さ
れ、レーザビームを出射しないタイミングではレーザ出
射手段にバイアス電流が供給されない。
【0052】請求項7記載の発明の画像形成装置は、請
求項2記載のレーザ駆動装置と、該レーザ駆動装置の信
号入力手段に画像データを制御信号として供給するデー
タ供給手段と、該データ供給手段により供給される制御
信号に対応して前記レーザ駆動装置が出射する複数のレ
ーザビームを主走査方向に偏向走査するビーム偏向手段
と、該ビーム偏向手段により偏向走査された複数のレー
ザビームで露光走査される潜像担持手段と、該潜像担持
手段を前記ビーム偏向手段に対して副走査方向に相対移
動させる副走査手段と、前記潜像担持手段に形成された
潜像をトナーで現像する潜像現像手段と、該潜像現像手
段により現像された前記潜像担持手段のトナーを記録媒
体に転写させるトナー転写手段と、該トナー転写手段に
より記録媒体に転写されたトナーを定着させるトナー定
着手段と、を具備している。
【0053】従って、本発明の画像形成装置では、デー
タ供給手段により本発明のレーザ駆動装置の信号入力手
段に画像データが制御信号として供給されるので、この
レーザ駆動装置のレーザ出射手段が画像データに対応し
て制御されたレーザビームを出射する。このレーザビー
ムがビーム偏向手段により主走査方向に偏向走査され、
この偏向走査されたレーザビームで潜像担持手段が露光
走査され、このように露光走査される潜像担持手段が副
走査手段によりビーム偏向手段に対して副走査方向に相
対移動される。これで潜像担持手段に形成される潜像が
潜像現像手段によりトナーで現像され、この現像された
潜像担持手段のトナーがトナー転写手段により記録媒体
に転写される。この記録媒体に転写されたトナーがトナ
ー定着手段により定着されるので、これで画像データに
対応した画像が電子写真法により記録媒体にトナーで形
成されることになる。本発明の画像形成装置に利用され
ている本発明のレーザ駆動装置では、レーザ出射手段に
バイアス電流が印加されているので、画像データに対応
して制御されたレーザビームが良好な応答性で出射され
る。ただし、画像データからビーム出射の有無が判定さ
れ、レーザビームを出射しないタイミングではレーザ出
射手段にバイアス電流が供給されない。
【0054】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像形成装置であって、前記データ供給手段は、画像デー
タとして連続する多数の画素データを前記レーザ駆動装
置に供給し、該レーザ駆動装置の出射判定手段は、画像
データのN番目の画素データによる前記レーザ出射手段
のビーム出射の有無をN番目の画素データから判定し、
前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判定手
段によりN番目の画素データでの出射無しが判定される
とN番目の画素データに対応したレーザビームの出射制
御のタイミングで前記バイアス供給手段から前記レーザ
出射手段へのバイアス電流の供給を停止させる。
【0055】従って、連続する多数の画素データが画像
データとしてデータ供給手段によりレーザ駆動装置に供
給されると、この画像データのN番目の画素データによ
るレーザ出射手段のビーム出射の有無が出射判定手段に
よりN番目の画素データから判定される。これでN番目
の画素データでの出射無しが判定されると電流制御手段
によりN番目の画素データに対応したレーザビームの出
射制御のタイミングでバイアス供給手段からレーザ出射
手段へのバイアス電流の供給が停止されるので、レーザ
ビームを出射しないN番目の画素データのタイミングで
はレーザ出射手段にバイアス電流が供給されない。
【0056】請求項9記載の発明は、請求項8記載の画
像形成装置であって、前記レーザ駆動装置の出射判定手
段は、画像データのN番目の画素データによる前記レー
ザ出射手段のビーム出射の有無をN番目の画素データか
ら判定するときに(N+1)番目の画素データによるビー
ム出射の有無も(N+1)番目の画素データから判定し、
前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判定手
段によりN番目の画素データでの出射無しが判定されて
も(N+1)番目の画素データでの出射有りが判定される
とN番目の画素データに対応したレーザビームの出射制
御のタイミングでも前記バイアス供給手段から前記レー
ザ出射手段へのバイアス電流の供給を停止させない。
【0057】従って、画像データのN番目の画素データ
によるレーザ出射手段のビーム出射の有無が出射判定手
段によりN番目の画素データから判定されるとき、(N
+1)番目の画素データによるビーム出射の有無も(N+
1)番目の画素データから判定される。これでN番目の
画素データでの出射無しが判定されても(N+1)番目の
画素データでの出射有りが判定されると、電流制御手段
によりN番目の画素データに対応したレーザビームの出
射制御のタイミングでもバイアス供給手段からレーザ出
射手段へのバイアス電流の供給が停止されない。つま
り、レーザビームを画素データのN番目のタイミングで
は出射せず(N+1)番目のタイミングでは出射する場
合、(N+1)番目のタイミングに先行するN番目のタイ
ミングからバイアス電流が供給されるので、バイアス供
給手段やレーザ出射手段の応答性が良好でない場合でも
(N+1)番目のタイミングのレーザビームが良好に出射
される。
【0058】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
画像形成装置であって、前記レーザ駆動装置の出射判定
手段は、画像データのN番目の画素データによる前記レ
ーザ出射手段のビーム出射の有無をN番目の画素データ
から判定するときに(N+a)番目の画素データによるビ
ーム出射の有無も(N+a)番目の画素データから判定
し、前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判
定手段によりN番目の画素データでの出射無しが判定さ
れても(N+a)番目の画素データでの出射有りが判定さ
れるとN番目から(N+a)番目までの画素データに対応
したレーザビームの出射制御のタイミングには前記バイ
アス供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス電流
の供給を停止させない。
【0059】従って、画像データのN番目の画素データ
によるレーザ出射手段のビーム出射の有無が出射判定手
段によりN番目の画素データから判定されるとき、(N
+a)番目の画素データによるビーム出射の有無も(N+
a)番目の画素データから判定される。これでN番目の
画素データでの出射無しが判定されても(N+a)番目の
画素データでの出射有りが判定されると、電流制御手段
によりN番目の画素データに対応したタイミングから
(N+a)番目の画素データに対応したタイミングまで、
バイアス供給手段からレーザ出射手段へのバイアス電流
の供給が停止されない。つまり、レーザビームを画素デ
ータのN番目のタイミングでは出射せず(N+a)番目の
タイミングでは出射する場合、(N+a)番目のタイミン
グに先行するN番目のタイミングからバイアス電流が連
続的に供給されるので、バイアス供給手段やレーザ出射
手段の応答性が良好でない場合でも(N+a)番目のタイ
ミングのレーザビームが良好に出射される。
【0060】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用
のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与さ
れたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュー
タの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を
許容する。
【0061】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図4を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態
において前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称
を使用して詳細な説明は省略する。
【0062】図1は本実施の形態のレーザ駆動装置を示
すブロック図、図2は本実施の形態の画像形成装置であ
るレーザプリンタを示す模式的な縦断側面図、図3は出
射判定手段および電流制御手段となる電流制御回路を示
す回路図、図4は各種信号の相対関係を示すタイムチャ
ートである。
【0063】本実施の形態では、図2に示すように、レ
ーザ駆動装置30が画像形成装置であるレーザプリンタ
31の一部として設けられている。このレーザプリンタ
31は、スキャナモータ32を具備しており、このスキ
ャナモータ32でポリゴンミラー33を主走査方向に回
転自在に軸支している。
【0064】このポリゴンミラー33がレーザ駆動装置
30の半導体レーザ34の光軸上に配置されており、こ
の半導体レーザ34が出射するレーザビームはスキャナ
モータ32で回転駆動されるポリゴンミラー33により
主走査方向に偏向走査されるので、ここにビーム偏向手
段が形成されている。
【0065】上述のように偏向走査されたレーザビーム
の走査光路上には、fθレンズ35と反射ミラー36と
が順番に配置されており、この反射ミラー36の反射光
路には、潜像担持手段である感光ドラム37の周面が対
向している。この感光ドラム37は、副走査手段である
ドラム駆動機構(図示せず)により回転自在に軸支され
ており、このドラム駆動機構により感光ドラム37は回
転駆動されて周面が副走査方向に移動する。
【0066】この感光ドラム37の周面には、帯電チャ
ージャ38、潜像現像手段である現像器39、トナー転
写手段である転写ローラ40、等が順番に対向配置され
ており、反射ミラー36は帯電チャージャ38と現像器
39との間隙から感光ドラム37の周面に対向してい
る。
【0067】帯電チャージャ38は、副走査方向に回転
する感光ドラム37の周面をコロナ放電により帯電さ
せ、この帯電した感光ドラム37の周面は反射ミラー3
6で反射された主走査光により露光走査されて静電潜像
が形成される。現像器39は、感光ドラム37に形成さ
れた静電潜像をトナーで現像し、転写ローラ40は、現
像器39により現像された感光ドラム37のトナーを記
録媒体である印刷用紙Pに電位差により転写させる。
【0068】本実施の形態のレーザプリンタ31は、内
部に印刷用紙Pの搬送路41が形成されており、この搬
送路41の両端に給紙トレー42と排紙トレー43が配
置されている。給紙トレー42から連続する印刷用紙P
の搬送路41は、感光ドラム37と転写ローラ40との
間隙を通過しており、トナー定着手段である定着器44
の内部を通過して排紙トレー43まで連通している。印
刷用紙Pは、給紙トレー42から排紙トレー43まで搬
送路41を順次給送され、定着器44は、上述のように
感光ドラム37から転写ローラ40により印刷用紙Pに
転写されたトナーを加熱するとともに加圧して定着させ
る。
【0069】なお、本実施の形態のレーザプリンタ31
は、通信インターフェイス45を具備しており、この通
信インターフェイス45に接続されたプリンタコントロ
ーラ46が、レーザ駆動装置30やスキャナモータ32
などに接続されている。通信インターフェイス45は、
パーソナルコンピュータやワードプロセッサなどが接続
コネクタで着脱自在に接続され(図示せず)、これらか
ら画像データが供給される。プリンタコントローラ46
は、画像データに対応してレーザ駆動装置30を動作制
御するとともに、この動作とスキャナモータ32の回転
とを同期させる。
【0070】上述のような構造のレーザプリンタ31の
一部であるレーザ駆動装置30は、図1に示すように、
レーザデバイス50を具備しており、このレーザデバイ
ス50には、レーザ出射手段である半導体レーザ34と
レーザモニタ手段であるフォトダイオード51とが一体
に設けられている。
【0071】レーザデバイス50には、本体電源52と
レーザドライバ53とが接続されており、このレーザド
ライバ53には、パルス供給手段に相当するパルスドラ
イバ54とバイアス供給手段であるバイアス電流源55
と電流調整手段であるAPC回路56とが設けられてい
る。
【0072】パルスドライバ54およびバイアス電流源
55は、一従来例として前述したレーザ駆動装置1の場
合と同様に、一個の半導体レーザ34に並列に接続され
ているが、前述したレーザ駆動装置1とは相違して、パ
ルスドライバ54およびバイアス電流源55の両方がC
MOS等の高速なアナログスイッチ57,58を個々に
介して半導体レーザ34に各々接続されている。
【0073】パルスドライバ54は、パルス電流源やシ
リアルパラレル変換器からなり、パラレルに外部入力さ
れる画像データをシリアルパラレル変換器でシリアルに
変換し、この画像データに対応してアナログスイッチ5
7でパルス電流源と半導体レーザ34との接続をオンオ
フ制御する。
【0074】APC回路56は、フォトダイオード51
とパルスドライバ54とに接続されており、フォトダイ
オード51の検出結果に対応してパルスドライバ54の
パルス電流をAPC調整する。
【0075】パルスドライバ54のアナログスイッチ5
7,58には、電流制御回路59が接続されており、こ
の電流制御回路59が、データ供給手段、信号入力手
段、出射判定手段、電流制御手段、等の各種手段として
機能する。
【0076】つまり、電流制御回路59には、連続する
多数の画素データからなる画像データが、半導体レーザ
34によるビーム出射の有無が個々に設定された連続す
る多数の制御データからなる制御信号として順次入力さ
れるので、この観点ではデータ供給手段および信号入力
手段として機能する。
【0077】より詳細には、本実施の形態のレーザ駆動
装置30では、電流制御回路59に画像データが四ビッ
トずつパラレル入力されるので、図3に示すように、電
流制御回路59は、データ供給手段および信号入力手段
として四個のデータ入力端子61〜64と一個のクロッ
ク入力端子65とを具備している。
【0078】四個のデータ入力端子61〜64は、各々
二個のD型のFF(Flip Flop)回路66〜73を順番
に介して四個のデータ出力端子74〜77に個々に接続
されており、これらのデータ出力端子74〜77が前述
のパルスドライバ54に接続されている。
【0079】さらに、FF回路66〜73のデータ出力
端子は、出射判定手段および電流制御手段に相当する一
個のオアゲート78の八個のデータ入力端子に共通に接
続されており、このオアゲート78のデータ出力端子7
9が前述のアナログスイッチ58に接続されている。
【0080】このため、本実施の形態のレーザ駆動装置
30では、画像データのN番目および(N+1)番目の画
素データによる半導体レーザ34のビーム出射の有無
が、N番目および(N+1)番目の画素データからオアゲ
ート78により判定されることになる。
【0081】そして、N番目と(N+1)番目との画素デ
ータの両方に半導体レーザ34のビーム出射が設定され
ていない場合のみ、N番目の画素データに対応して半導
体レーザ34がビーム出射するタイミングでアナログス
イッチ58がオフ状態とされ、それ以外の場合にはN番
目の画素データに対応して半導体レーザ34がビーム出
射するタイミングではアナログスイッチ58がオン状態
とされる。
【0082】つまり、N番目と(N+1)番目との画素デ
ータの両方で半導体レーザ34がレーザビームを出射し
ない場合には、N番目の画素データに対応してビーム出
射するタイミングで半導体レーザ34にバイアス電流が
供給される。このとき、(N+1)番目のタイミングでの
バイアス電流の供給の有無は、次段の(N+2)番目の画
素データの設定にも依存するため、これがビーム出射有
りの場合には(N+1)番目の画素データに対応したタイ
ミングでも半導体レーザ34にバイアス電流が供給され
る。
【0083】上述のような構成において、本実施の形態
のレーザプリンタ31は、レーザ駆動装置30が半導体
レーザ34から出射するレーザビームで感光ドラム37
に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで現像して
印刷用紙Pに転写することで画像を形成する。
【0084】より詳細には、本実施の形態のレーザプリ
ンタ31は、パーソナルコンピュータ等の電子機器が通
信インターフェイス45に接続され、ここに外部入力さ
れる画像データがプリンタコントローラ46に転送され
る。このプリンタコントローラ46が画像データに対応
してレーザ駆動装置30を動作制御するので、これでレ
ーザ駆動装置30が半導体レーザ34から出射するレー
ザビームが画像データに対応して変調される。
【0085】同時に、プリンタコントローラ46はスキ
ャナモータ32によるポリゴンミラー33の回転駆動を
動作制御するので、このポリゴンミラー33でレーザ駆
動装置30が半導体レーザ34から出射するレーザビー
ムが主走査方向に偏向走査される。この偏向走査された
レーザビームはfθレンズ35で光学的に補正されて反
射ミラー36で反射され、回転する感光ドラム37の副
走査方向に移動する周面に照射される。
【0086】この感光ドラム37の周面は、帯電チャー
ジャ38のコロナ放電で事前に帯電されているので、レ
ーザビームにより露光走査されて静電潜像が形成され
る。この感光ドラム37の周面に形成された静電潜像
は、現像器39から供給されるトナーで現像され、給紙
トレー42から搬送路41を給送される印刷用紙Pに転
写ローラ40により転写される。
【0087】このトナーが転写された印刷用紙Pは、搬
送路41で定着器44に給送されるので、ここで加熱さ
れるとともに加圧されてトナーが定着される。このよう
にトナーが定着された印刷用紙Pは、搬送路41を給送
されて排紙トレー43に排紙されるので、これでレーザ
プリンタ31による画像の形成が完了する。
【0088】本実施の形態のレーザ駆動装置30は、上
述のように電子写真法により画像を形成するとき、本体
電源52およびレーザドライバ53からレーザデバイス
50の半導体レーザ34に供給されるパルス電流が、ホ
ストコンピュータ等から順次入力される画像データに対
応して制御される。
【0089】つまり、バイアス電流源55から半導体レ
ーザ34にバイアス電流が供給された状態で、画像デー
タに対応してパルスドライバ54がアナログスイッチ5
7をオンオフ制御するので、これで半導体レーザ34は
画像データに対応して制御されたレーザビームを出射す
ることになる。
【0090】しかし、本実施の形態のレーザ駆動装置3
0では、バイアス電流が半導体レーザ34に常時供給さ
れることはなく、その供給の有無が順次入力される画像
データに対応して制御される。ただし、このバイアス電
流の制御はパルス電流の制御とは相違して直前の一つの
画素データにも対応しているので、半導体レーザ34は
レーザビームを出射するときは事前にバイアス電流が供
給された状態でパルス電流が供給される。
【0091】例えば、図4に示すように、画像データと
して(N−2)番目から(N+1)番目の画素データDVが
順次入力されるときに、“DV(N−2)=DV(N−1)
=DV(N+1)=0H,DV(N)=XXH”として、N
番目の画素データのみXX時間のビーム出射が設定され
ているとする。
【0092】この場合、上述のような画素データDV
は、電流制御回路59に四ビットでパラレル入力されて
二段のFF回路66〜73で順番にラッチされ、このよ
うに二クロックずつラッチされる画素データDVがオア
ゲート78に順次入力される。例えば、オアゲート78
には時刻t0〜t1ではDV(N−2)とDV(N−1)と
が入力され、これらの両方が0Hなので時刻t0〜t1
にはオアゲート78の出力Bも“0”である。これはD
V(N−2)に対応して半導体レーザ34のビーム出射が
制御されるタイミングに同期するので、このタイミング
ではアナログスイッチ58はオフ状態とされて半導体レ
ーザ34にバイアス電流Ibが供給されない。
【0093】しかし、時刻t1〜t2ではDV(N−1)
とDV(N)とがオアゲート78に入力され、DV(N)が
0Hでないので時刻t1〜t2にはオアゲート78の出
力Bも“1”である。これはDV(N−1)に対応して半
導体レーザ34のビーム出射が制御されるタイミングに
同期するので、このタイミングではDV(N−1)に対応
して半導体レーザ34はレーザビームを出射しないがア
ナログスイッチ58はオン状態とされてバイアス電流I
bは供給される。
【0094】そして、時刻t2〜ではDV(N)とDV
(N+1)とがオアゲート78に入力され、DV(N)が0
Hでないので時刻t2〜にもオアゲート78の出力Bは
“1”である。これはDV(N)に対応して半導体レーザ
34のビーム出射が制御されるタイミングに同期するの
で、このタイミングでは半導体レーザ34はDV(N)に
対応して供給されるパルス電流IdとDV(N−1)のタ
イミングから連続に供給されているバイアス電流Ibと
によりレーザビームを出射する。
【0095】なお、本実施の形態のレーザプリンタ31
は四ビットの画素データによりドット単位でレーザビー
ムの出射時間を変調して画像を階調表現するため、上述
の時刻t2〜t6では、パラレルな画素データDV(N)
がシリアルに変換されてパルス電流Idの供給時間が制
御される。
【0096】本実施の形態のレーザ駆動装置30では、
上述のように半導体レーザ34がレーザビームを出射し
ないタイミングでは、半導体レーザ34にバイアス電流
を供給しないので、半導体レーザ34のバイアス電流に
よるLED発光を防止して部品寿命を向上させることが
でき、形成画像の白色部分に黒色や灰色のスジやボケが
発生する画像品質の低下も防止することができる。
【0097】それでいて、半導体レーザ34がレーザビ
ームを出射しないタイミングでも、その直後にレーザビ
ームを出射する場合には半導体レーザ34にバイアス電
流を供給しておくので、半導体レーザ34の応答性が低
下することはなく、高密度な画像を高速に形成すること
が可能である。
【0098】なお、閾値電流が20(mA)で動作電流が35(m
A)の半導体レーザ34に対してバイアス電流と印刷画像
での黒色領域の比率とをパラメータとして各種に設定し
た場合の部品寿命をレーザプリンタ31の出力可能枚数
に換算すると、下記の表2に示すようになる。
【0099】
【表2】 上記の表2を参照すると、黒色比率が5%のときはバイ
アス電流が0(mA)の場合に比較してバイアス電流が15(m
A)の場合の半導体レーザ34の部品寿命は十分の七であ
る。これは約十分の一である従来の約6.4倍であるの
で、本実施の形態のレーザ駆動装置30では、半導体レ
ーザ34の部品寿命が従来の数倍まで改善されることに
なる。
【0100】なお、前述した表1,2を参照して本実施
の形態のレーザプリンタ31での半導体レーザ34の部
品寿命を従来例の場合と各種条件で比較すると、本実施
の形態のレーザプリンタ31は形成画像の黒色領域の比
率が低いほど従来より半導体レーザ34の部品寿命を改
善できることが分かる。つまり、本実施の形態のレーザ
プリンタ31は、形成画像の黒色領域の比率が低い二値
画像の形成などに好適である。
【0101】なお、本実施の形態のレーザプリンタ31
では、前述のように半導体レーザ34にビーム出射の直
前からバイアス電流を供給するので、この供給によるL
ED発光により画像品質が低下することが想定できる。
【0102】しかし、このバイアス電流の供給はビーム
出射の直前のみ実行されるので半導体レーザ3の応答性
により吸収されることになり、LED発光は発生しない
ので画像品質が低下することはない。もしもLED発光
が発生する場合でも、これで形成される微少な黒点は以
後に形成される黒色画像に連続するため、結果的に画像
品質の低下は軽減されることになる。
【0103】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態ではレーザプリンタ31が四
ビットの画素データによりドット単位で階調された白黒
画像を形成することを例示したが、これを二値の白黒画
像とすることも可能であり、カラー画像とすることも可
能である。
【0104】また、上記形態では画像データの処理方法
として四ビットのパラレルシリアル変換を例示したが、
これを八ビットのPWM(Pulse Width Modulatio
n)変調などとすることも可能である。さらに、上記形態
では画像形成装置としてレーザプリンタ31を例示した
が、これをデジタル複写機やファクシミリ装置のプリン
タ部とすることも可能である。
【0105】また、上記形態ではN番目の画素データに
対応したビーム出射のタイミングのバイアス電流を、N
番目と(N+1)番目との画素データに対応して制御する
ことを例示したが、これを(N+a:aは2以上の整数)
番目の画素データに対応して制御することも可能であ
る。
【0106】その場合、N番目の画素データでの出射無
しが判定されても(N+a)番目の画素データでの出射有
りが判定されれば、N番目の画素データに対応したタイ
ミングから(N+a)番目の画素データに対応したタイミ
ングまでバイアス電流を連続に供給することが好まし
い。
【0107】さらに、上記形態ではレーザ駆動装置30
の各種手段が各々専用のハードウェアとして形成されて
いることを例示したが、例えば、適正なソフトウェアを
コンピュータに実装して動作させることにより、レーザ
駆動装置30の各種手段を実現することも可能であり、
一部をソフトウェアで実現するとともに一部をハードウ
ェアとして形成することも可能である。
【0108】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0109】請求項1記載の発明のレーザ駆動方法は、
順次入力される制御信号に対応してレーザ出射手段のビ
ーム出射の有無を判定し、これで出射無しが判定される
と対応するタイミングで前記レーザ出射手段へのバイア
ス電流の供給を停止させることにより、レーザビームを
出射しないタイミングではレーザ出射手段にバイアス電
流が供給されないので、レーザ出射手段の部品寿命を良
好に改善することができる。
【0110】請求項2記載の発明のレーザ駆動装置は、
制御信号が順次入力される信号入力手段と、該信号入力
手段に順次入力される制御信号に対応して制御されたパ
ルス電流を適宜発生するパルス供給手段と、バイアス電
流を常時発生するバイアス供給手段と、前記パルス供給
手段および前記バイアス供給手段から供給されるパルス
電流およびバイアス電流に対応してレーザビームを出射
するレーザ出射手段と、前記信号入力手段に順次入力さ
れる制御信号に対応して前記レーザ出射手段のビーム出
射の有無を判定する出射判定手段と、該出射判定手段に
より出射無しが判定されると対応するタイミングで前記
バイアス供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス
電流の供給を停止させる電流制御手段と、を具備してい
ることにより、レーザビームを出射しないタイミングで
はレーザ出射手段にバイアス電流が供給されないので、
レーザ出射手段の部品寿命を良好に改善することができ
る。
【0111】請求項3記載の発明は、請求項2記載のレ
ーザ駆動装置であって、前記信号入力手段には、少なく
とも前記レーザ出射手段によるビーム出射の有無が個々
に設定された連続する多数の制御データとして制御信号
が順次入力され、前記出射判定手段は、制御信号のN番
目の制御データによる前記レーザ出射手段のビーム出射
の有無をN番目の制御データから判定し、前記電流制御
手段は、前記出射判定手段によりN番目の制御データで
の出射無しが判定されるとN番目の制御データに対応し
たレーザビームの出射制御のタイミングで前記バイアス
供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス電流の供
給を停止させることにより、レーザビームを出射しない
タイミングではレーザ出射手段にバイアス電流が供給さ
れないので、レーザ出射手段の部品寿命を良好に改善す
ることができる。
【0112】請求項4記載の発明は、請求項3記載のレ
ーザ駆動装置であって、前記出射判定手段は、制御信号
のN番目の制御データによる前記レーザ出射手段のビー
ム出射の有無をN番目の制御データから判定するときに
(N+1)番目の制御データによるビーム出射の有無も
(N+1)番目の制御データから判定し、前記電流制御手
段は、前記出射判定手段によりN番目の制御データでの
出射無しが判定されても(N+1)番目の制御データでの
出射有りが判定されるとN番目の制御データに対応した
レーザビームの出射制御のタイミングでも前記バイアス
供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス電流の供
給を停止させないことにより、レーザビームを出射しな
いタイミングではレーザ出射手段にバイアス電流が供給
されないので、レーザ出射手段の部品寿命を良好に改善
することができ、それでいてビーム出射の直前にはレー
ザ出射手段にバイアス電流が供給されるので、レーザ出
射手段の応答性が低下することもなく、レーザ出射手段
の応答性の維持と寿命の改善とを両立させることができ
る。
【0113】請求項5記載の発明は、請求項3記載のレ
ーザ駆動装置であって、前記出射判定手段は、制御信号
のN番目の制御データによる前記レーザ出射手段のビー
ム出射の有無をN番目の制御データから判定するときに
(N+a)番目の制御データによるビーム出射の有無も
(N+a)番目の制御データから判定し、前記電流制御手
段は、前記出射判定手段によりN番目の制御データでの
出射無しが判定されても(N+a)番目の制御データでの
出射有りが判定されるとN番目から(N+a)番目までの
制御データに対応したレーザビームの出射制御のタイミ
ングには前記バイアス供給手段から前記レーザ出射手段
へのバイアス電流の供給を停止させないことにより、レ
ーザビームを出射しないタイミングではレーザ出射手段
にバイアス電流が供給されないので、レーザ出射手段の
部品寿命を良好に改善することができ、それでいてビー
ム出射の直前にはレーザ出射手段にバイアス電流が供給
されるので、レーザ出射手段の応答性が低下することも
なく、レーザ出射手段の応答性の維持と寿命の改善とを
両立させることができる。
【0114】請求項6記載の発明の画像形成方法は、レ
ーザ駆動装置に順次供給される画像データに対応してレ
ーザ出射手段のビーム出射の有無を判定し、これで出射
無しが判定されると対応するタイミングで前記レーザ出
射手段へのバイアス電流の供給を停止させるようにした
ことにより、レーザビームを出射しないタイミングでは
レーザ出射手段にバイアス電流が供給されないので、レ
ーザ出射手段の部品寿命を良好に改善することができ
る。
【0115】請求項7記載の発明の画像形成装置は、請
求項2記載のレーザ駆動装置と、該レーザ駆動装置の信
号入力手段に画像データを制御信号として供給するデー
タ供給手段と、該データ供給手段により供給される制御
信号に対応して前記レーザ駆動装置が出射する複数のレ
ーザビームを主走査方向に偏向走査するビーム偏向手段
と、該ビーム偏向手段により偏向走査された複数のレー
ザビームで露光走査される潜像担持手段と、該潜像担持
手段を前記ビーム偏向手段に対して副走査方向に相対移
動させる副走査手段と、前記潜像担持手段に形成された
潜像をトナーで現像する潜像現像手段と、該潜像現像手
段により現像された前記潜像担持手段のトナーを記録媒
体に転写させるトナー転写手段と、該トナー転写手段に
より記録媒体に転写されたトナーを定着させるトナー定
着手段と、を具備していることにより、レーザビームを
出射しないタイミングではレーザ出射手段にバイアス電
流が供給されないので、レーザ出射手段の部品寿命を良
好に改善することができる。
【0116】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像形成装置であって、前記データ供給手段は、画像デー
タとして連続する多数の画素データを前記レーザ駆動装
置に供給し、該レーザ駆動装置の出射判定手段は、画像
データのN番目の画素データによる前記レーザ出射手段
のビーム出射の有無をN番目の画素データから判定し、
前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判定手
段によりN番目の画素データでの出射無しが判定される
とN番目の画素データに対応したレーザビームの出射制
御のタイミングで前記バイアス供給手段から前記レーザ
出射手段へのバイアス電流の供給を停止させることによ
り、レーザビームを出射しないタイミングではレーザ出
射手段にバイアス電流が供給されないので、レーザ出射
手段の部品寿命を良好に改善することができる。
【0117】請求項9記載の発明は、請求項8記載の画
像形成装置であって、前記レーザ駆動装置の出射判定手
段は、画像データのN番目の画素データによる前記レー
ザ出射手段のビーム出射の有無をN番目の画素データか
ら判定するときに(N+1)番目の画素データによるビー
ム出射の有無も(N+1)番目の画素データから判定し、
前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判定手
段によりN番目の画素データでの出射無しが判定されて
も(N+1)番目の画素データでの出射有りが判定される
とN番目の画素データに対応したレーザビームの出射制
御のタイミングでも前記バイアス供給手段から前記レー
ザ出射手段へのバイアス電流の供給を停止させないこと
により、レーザビームを出射しないタイミングではレー
ザ出射手段にバイアス電流が供給されないので、レーザ
出射手段の部品寿命を良好に改善することができ、それ
でいてビーム出射の直前にはレーザ出射手段にバイアス
電流が供給されるので、レーザ出射手段の応答性が低下
することもなく、レーザ出射手段の応答性の維持と寿命
の改善とを両立させることができる。
【0118】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
画像形成装置であって、前記レーザ駆動装置の出射判定
手段は、画像データのN番目の画素データによる前記レ
ーザ出射手段のビーム出射の有無をN番目の画素データ
から判定するときに(N+a)番目の画素データによるビ
ーム出射の有無も(N+a)番目の画素データから判定
し、前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判
定手段によりN番目の画素データでの出射無しが判定さ
れても(N+a)番目の画素データでの出射有りが判定さ
れるとN番目から(N+a)番目までの画素データに対応
したレーザビームの出射制御のタイミングには前記バイ
アス供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス電流
の供給を停止させないことにより、レーザビームを出射
しないタイミングではレーザ出射手段にバイアス電流が
供給されないので、レーザ出射手段の部品寿命を良好に
改善することができ、それでいてビーム出射の直前には
レーザ出射手段にバイアス電流が供給されるので、レー
ザ出射手段の応答性が低下することもなく、レーザ出射
手段の応答性の維持と寿命の改善とを両立させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のレーザ駆動装置を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の画像形成装置の実施の一形態であるレ
ーザプリンタを示す模式的な縦断側面図である。
【図3】出射判定手段および電流制御手段となる電流制
御回路を示す回路図である。
【図4】各種信号の相対関係を示すタイムチャートであ
る。
【図5】半導体レーザの駆動電流とビーム出射との時間
関係を示す特性図である。
【図6】画像形成装置の要部を示す模式的なブロック図
である。
【図7】画像形成装置の光学系の部分を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
30 画像形成装置であるレーザプリンタ 31 レーザ駆動装置 34 ビーム偏向手段を形成するポリゴンミラー 37 潜像担持手段である感光ドラム 39 潜像現像手段である現像器 40 トナー転写手段である転写ローラ 44 トナー定着手段である定着器 54 パルス供給手段に相当するパルスドライバ 55 バイアス供給手段であるバイアス電流源 59 各種手段として機能する電流制御回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ出射手段に供給されるバイアス電
    流を常時発生させ、順次入力される制御信号に対応して
    制御されたパルス電流を適宜発生させ、このパルス電流
    をバイアス電流が供給されているレーザ出射手段に供給
    してレーザビームを出射させるレーザ駆動方法であっ
    て、 順次入力される制御信号に対応して前記レーザ出射手段
    のビーム出射の有無を判定し、 これで出射無しが判定されると対応するタイミングで前
    記レーザ出射手段へのバイアス電流の供給を停止させる
    ことを特徴とするレーザ駆動方法。
  2. 【請求項2】 制御信号が順次入力される信号入力手段
    と、 該信号入力手段に順次入力される制御信号に対応して制
    御されたパルス電流を適宜発生するパルス供給手段と、 バイアス電流を常時発生するバイアス供給手段と、 前記パルス供給手段および前記バイアス供給手段から供
    給されるパルス電流およびバイアス電流に対応してレー
    ザビームを出射するレーザ出射手段と、 前記信号入力手段に順次入力される制御信号に対応して
    前記レーザ出射手段のビーム出射の有無を判定する出射
    判定手段と、 該出射判定手段により出射無しが判定されると対応する
    タイミングで前記バイアス供給手段から前記レーザ出射
    手段へのバイアス電流の供給を停止させる電流制御手段
    と、を具備しているレーザ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記信号入力手段には、少なくとも前記
    レーザ出射手段によるビーム出射の有無が個々に設定さ
    れた連続する多数の制御データとして制御信号が順次入
    力され、 前記出射判定手段は、制御信号のN番目の制御データに
    よる前記レーザ出射手段のビーム出射の有無をN番目の
    制御データから判定し、 前記電流制御手段は、前記出射判定手段によりN番目の
    制御データでの出射無しが判定されるとN番目の制御デ
    ータに対応したレーザビームの出射制御のタイミングで
    前記バイアス供給手段から前記レーザ出射手段へのバイ
    アス電流の供給を停止させる請求項2記載のレーザ駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 前記出射判定手段は、制御信号のN番目
    の制御データによる前記レーザ出射手段のビーム出射の
    有無をN番目の制御データから判定するときに(N+1)
    番目の制御データによるビーム出射の有無も(N+1)番
    目の制御データから判定し、 前記電流制御手段は、前記出射判定手段によりN番目の
    制御データでの出射無しが判定されても(N+1)番目の
    制御データでの出射有りが判定されるとN番目の制御デ
    ータに対応したレーザビームの出射制御のタイミングで
    も前記バイアス供給手段から前記レーザ出射手段へのバ
    イアス電流の供給を停止させない請求項3記載のレーザ
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記出射判定手段は、制御信号のN番目
    の制御データによる前記レーザ出射手段のビーム出射の
    有無をN番目の制御データから判定するときに(N+
    a:aは2以上の整数)番目の制御データによるビーム
    出射の有無も(N+a)番目の制御データから判定し、 前記電流制御手段は、前記出射判定手段によりN番目の
    制御データでの出射無しが判定されても(N+a)番目の
    制御データでの出射有りが判定されるとN番目から(N
    +a)番目までの制御データに対応したレーザビームの
    出射制御のタイミングには前記バイアス供給手段から前
    記レーザ出射手段へのバイアス電流の供給を停止させな
    い請求項3記載のレーザ駆動装置。
  6. 【請求項6】 レーザ出射手段を具備したレーザ駆動装
    置に画像データを順次供給してレーザビームを出射さ
    せ、このレーザビームを主走査方向に偏向走査して副走
    査方向に相対移動する潜像担持手段を露光走査させ、こ
    の露光走査で前記潜像担持手段に形成された静電潜像を
    トナーで現像し、この現像されたトナーを記録媒体に転
    写させてから定着させるようにした画像形成方法であっ
    て、 レーザ出射手段に供給されるバイアス電流を常時発生さ
    せ、前記レーザ駆動装置に順次供給される画像データに
    対応して制御されたパルス電流を適宜発生させ、このパ
    ルス電流をバイアス電流が供給されているレーザ出射手
    段に供給してレーザビームを出射させる画像形成方法に
    おいて、 前記レーザ駆動装置に順次供給される画像データに対応
    して前記レーザ出射手段のビーム出射の有無を判定し、 これで出射無しが判定されると対応するタイミングで前
    記レーザ出射手段へのバイアス電流の供給を停止させる
    ようにした画像形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のレーザ駆動装置と、 該レーザ駆動装置の信号入力手段に画像データを制御信
    号として供給するデータ供給手段と、 該データ供給手段により供給される制御信号に対応して
    前記レーザ駆動装置が出射する複数のレーザビームを主
    走査方向に偏向走査するビーム偏向手段と、 該ビーム偏向手段により偏向走査された複数のレーザビ
    ームで露光走査される潜像担持手段と、 該潜像担持手段を前記ビーム偏向手段に対して副走査方
    向に相対移動させる副走査手段と、 前記潜像担持手段に形成された潜像をトナーで現像する
    潜像現像手段と、 該潜像現像手段により現像された前記潜像担持手段のト
    ナーを記録媒体に転写させるトナー転写手段と、 該トナー転写手段により記録媒体に転写されたトナーを
    定着させるトナー定着手段と、を具備している画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記データ供給手段は、画像データとし
    て連続する多数の画素データを前記レーザ駆動装置に供
    給し、 該レーザ駆動装置の出射判定手段は、画像データのN番
    目の画素データによる前記レーザ出射手段のビーム出射
    の有無をN番目の画素データから判定し、 前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判定手
    段によりN番目の画素データでの出射無しが判定される
    とN番目の画素データに対応したレーザビームの出射制
    御のタイミングで前記バイアス供給手段から前記レーザ
    出射手段へのバイアス電流の供給を停止させる請求項7
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記レーザ駆動装置の出射判定手段は、
    画像データのN番目の画素データによる前記レーザ出射
    手段のビーム出射の有無をN番目の画素データから判定
    するときに(N+1)番目の画素データによるビーム出射
    の有無も(N+1)番目の画素データから判定し、 前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判定手
    段によりN番目の画素データでの出射無しが判定されて
    も(N+1)番目の画素データでの出射有りが判定される
    とN番目の画素データに対応したレーザビームの出射制
    御のタイミングでも前記バイアス供給手段から前記レー
    ザ出射手段へのバイアス電流の供給を停止させない請求
    項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記レーザ駆動装置の出射判定手段
    は、画像データのN番目の画素データによる前記レーザ
    出射手段のビーム出射の有無をN番目の画素データから
    判定するときに(N+a)番目の画素データによるビーム
    出射の有無も(N+a)番目の画素データから判定し、 前記レーザ駆動装置の電流制御手段は、前記出射判定手
    段によりN番目の画素データでの出射無しが判定されて
    も(N+a)番目の画素データでの出射有りが判定される
    とN番目から(N+a)番目までの画素データに対応した
    レーザビームの出射制御のタイミングには前記バイアス
    供給手段から前記レーザ出射手段へのバイアス電流の供
    給を停止させない請求項8記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1458068A3 (en) * 2003-03-13 2005-07-27 Alps Electric Co., Ltd. Driving circuit for semiconductor laser

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1458068A3 (en) * 2003-03-13 2005-07-27 Alps Electric Co., Ltd. Driving circuit for semiconductor laser

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