JPH11286140A - 画像記録装置 - Google Patents
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- JPH11286140A JPH11286140A JP8849798A JP8849798A JPH11286140A JP H11286140 A JPH11286140 A JP H11286140A JP 8849798 A JP8849798 A JP 8849798A JP 8849798 A JP8849798 A JP 8849798A JP H11286140 A JPH11286140 A JP H11286140A
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Abstract
も、露光量補正を正確に行う。装置の価格を低減する。 【解決手段】 装置の立ち上げ後、原稿スキャナー等を
用いて最初に制御部5dが補正した露光量でもってPL
ZTヘッド5aが露光した直後に、センサ6aが測定し
た露光量を補正基準露光量としてメモリ5eに記憶させ
る。その後、制御部5dは、センサ6aが測定した露光
量が上記補正基準露光量と一致するような露光量補正を
行う。このとき、上記補正基準露光量は、センサ6aの
精度に応じて設定されていることになるので、たとえセ
ンサ6aの精度が高くなくても、上記両露光量を比較す
ることにより、露光量不足の認識を確実に行い、露光量
補正を確実に行うことができる。
Description
感光材料である印画紙への露光を制御する露光ヘッドを
備えた画像記録装置に関するものであり、特に、露光ヘ
ッドの各光出力部間における露光量のムラを補正し得る
画像記録装置に関するものである。
と呼ばれる画像記録装置が種々提案されている。この種
の画像記録装置は、フィルム画像等を画像データとして
取り込み、取り込んだ画像データに応じて印画紙を露光
し、印画紙に画像を記録するものである。
は、通常、露光部により行われる。上記の露光部は、例
えば露光ヘッド、光源、光源からの光を露光ヘッドに導
く光ファイバー束で構成される。露光ヘッドは、印画紙
の搬送方向と直交する方向(印画紙の幅方向)に一次元
的に配列され、光の透過とその阻止とを各画素(ドッ
ト)ごとに制御するシャッタ部(光出力部)を備えてい
る。
る位置のシャッタ部に画像データに応じた駆動電圧を印
加すると、上記シャッタ部が開き、上記シャッタ部に導
入された光源からの光が印画紙方向に出力され、印画紙
が露光される。これにより、上記所望の画素の記録を行
うことができるようになっている。
ヘッドの各シャッタ部ごとの光出力特性が経時的に変化
する。これは、例えば光源の劣化および光源の交換、光
ファイバー束における光透過率の部分的なばらつき、露
光ヘッドの機能低下等に起因する。このような光出力特
性の経時的な変化が起こると、各シャッタ部間の露光量
のばらつきが大きくなって露光品質が低下し、画像を忠
実に再現することができなくなる。
装置では、上記露光ヘッドと対向する位置に、各シャッ
タ部の露光量を測定するセンサを、各シャッタ部の配列
方向に沿って走査可能なように設けている。そして、セ
ンサの測定値に基づいて、例えばシャッタ開口時間を各
シャッタ部ごとに調整できるようになっている。つま
り、このような構成では、露光ヘッドの光出力特性が経
時的に変化しても、その都度、センサの測定結果に基づ
いて露光量の補正を行うことにより、画像品質の低下を
回避できるようになっている。
像度の原稿スキャナーを設け、上記露光部によって全面
一色のベタ画像を印画紙に記録した後に当該印画紙を上
記原稿スキャナーにて読み取り、この原稿スキャナーの
読み取り結果に応じて露光量の補正を行う方法もある。
なお、この方法では、各シャッタ部と印画紙の画素位置
とが1対1で対応するようなテストチャートを露光記録
し、読み取り用印画紙として用いればよい。
デジタルライン露光デバイスにおける焦点深度は浅く、
このため露光ヘッドにおける露光品質を維持するために
は、印画紙のピント方向(印画紙の画像記録面に対して
法線方向)の位置ずれは±0.05mm以内しか許容さ
れていない。したがって、露光ヘッドと対向してセンサ
を設ける構成では、センサとして、走査平行度が例えば
1.00mm(±0.50mm:これはプラスマイナス
0.50mmずつで計1.00mmとなることを示す。
以下、同様の表現は同じ意味を表す。)という精度の悪
いものよりも、走査平行度が0.10mm(±0.05
mm)以下、好ましくは、0.04mm(±0.02m
m)以下の非常に高精度なものが要求される。なお、走
査平行度とは、センサの精度を示す一種の指標であり、
走査時のセンサの上記法線方向のぶれのことである。
つある305mm幅の印画紙まで対応している場合、セ
ンサの走査距離は305mm以上必要となる。しかし、
このように走査距離が長いほど、例えば走査平行度0.
10mm(±0.05mm)を維持してセンサを走査さ
せるのは一般的に困難であり、また、当該走査を実現で
きても、装置の製作が複雑となるため、装置の価格が上
昇してしまう。したがって、低コストでの走査を考えれ
ば、センサとしては走査平行度が1.00mm(±0.
50mm)のものを用いるのが妥当となる。
0.50mm)のセンサを用いる構成では、以下のよう
な問題が生じる。
(±0.02mm)のセンサによって露光量を各シャッ
タ部ごとに測定したときの測定波形の一例を示し、図3
(b)は、走査平行度が1.00mm(±0.50m
m)のセンサによって露光量を各シャッタ部ごとに測定
したときの測定波形の一例を示している。なお、露光ヘ
ッドは400DPI(Dot Per Inch)の露光解像度を有
するものであり、305mm幅の印画紙に対応できるよ
うに、また、印画紙の幅方向の誤差も考慮して、例えば
5120個の光出力部を有するものとする。なお、これ
らの図中、Dot No.1、Dot No.5120 は、一次元的に配列
された露光ヘッドの各シャッタ部において、両端部に位
置するシャッタ部に対応している。
度が0.04mm(±0.02mm)のセンサではほぼ
適切な露光量が得られていると判断できる箇所(ヘッド
中央付近)でも、走査平行度が1.00mm(±0.5
0mm)のセンサでは、センサのぶれによって露光量不
足を認識してしまう場合がある。この場合、制御部は、
露光量を増大させる方向の補正値、つまり、実際の補正
値とは異なる補正値を生成してしまう。
(±0.50mm)のセンサを用いる構成では、露光量
補正を正確に行うことができず、その結果、高品質なプ
リントを得ることができないという問題が生ずる。
露光量補正を行う場合においては、原稿スキャナーとし
て、少なくとも露光ヘッドの露光解像度以上の解像度を
有するスキャナーを用いることが必要であるが、良好な
補正値を得るためには、例えば露光解像度の5倍以上の
解像度を有するスキャナーを用いなければならないこと
が経験から分かっている。つまり、露光ヘッドの露光解
像度が400DPIの場合、2000DPI以上の解像
度を有する原稿スキャナーが必要となる。
ャナーは高価であるため、この方法を用いて露光量補正
を行う構成では、装置の価格が高騰してしまうという問
題が生ずる。
なされたもので、その目的は、走査平行度の精度のあま
り高くないセンサを用いても露光量補正を正確に行うこ
とができ、その結果、装置の価格を低減させることがで
きる画像記録装置を提供することにある。
像記録装置は、上記の課題を解決するために、露光ヘッ
ドの各光出力部を画像信号に応じて駆動して光の透過を
制御することにより、露光ヘッドとは非接触の感光材料
に画像を記録する画像記録装置であって、上記各光出力
部の露光量を測定する露光量測定手段と、上記各光出力
部の露光量を補正する露光量補正手段とを備えた画像記
録装置において、補正基準露光量を記憶する記憶手段を
さらに備え、上記露光量補正手段は、上記露光量測定手
段にて測定した露光量と、上記記憶手段に記憶された補
正基準露光量との相対比較に基づいて、各光出力部の露
光量を補正することを特徴としている。
力部が画像信号に応じて駆動される。この駆動によって
各光出力部を透過した光が感光材料に到達することで、
感光材料に画像が記録される。
は、例えば光源劣化等の影響で経時的に変化する。しか
し、露光量補正手段が各光出力部の露光量を補正するこ
とにより、光出力特性の経時変化に起因する各光出力部
の露光量のムラ、ばらつきが低減され、その結果、感光
材料に高精細な画像を記録することが可能となる。
ける露光量測定手段の測定結果が例えば露光量不足を示
している場合、露光量測定手段の精度が高ければ、その
測定結果をそのまま信用することができるが、露光量測
定手段の精度が低い場合には、その測定結果が真に露光
量不足を示しているのか、あるいは、露光が適切に行わ
れているのに露光量測定手段の精度が低いために露光量
を正確に測定できていないことを示しているのかを区別
できない。そのため、従来では、露光量測定手段を精度
の高いもので構成せざるを得ず、その結果、装置の価格
上昇を招来していた。
が、上記測定結果と、記憶手段に記憶された補正基準露
光量という露光量補正を行う際の基準との相対比較に基
づいて露光量補正を行う。これにより、例えば精度が低
いことに起因して露光量測定手段が露光量を正確に測定
できていないときでも、その測定結果と上記補正基準露
光量との相対比較により、所定の光出力部において露光
量不足であるか否かを的確に、かつ、容易に判断するこ
とができる。また、補正基準露光量を基準にして露光量
補正を行うので、上記測定結果だけに基づいて露光量補
正を行う場合に比べ、露光量補正を正確に行うことがで
きる。
定手段を精度のそれほど高くない比較的安価なもので構
成しても、露光量補正を正確に行うことができ、その結
果、安価なセンサを採用して装置の価格を低減すること
ができる。
手段に記憶されているので、露光量補正を行うごとに例
えば高解像度の原稿スキャナーを用いて補正基準露光量
を求める必要が無い。したがって、上記のような高価な
スキャナーを常に装置に内蔵しておかなくても済むの
で、上記構成によれば、このような理由からも装置の価
格低減を図ることができる。
記の課題を解決するために、請求項1の構成において、
上記補正基準露光量は、上記露光量測定手段の精度に応
じて設定されていることを特徴としている。
光量測定手段の精度に応じて設定されているので、用い
る露光量測定手段の精度に関係なく露光量補正を確実に
行うことができる。したがって、露光量測定手段を様々
な精度のもので構成することができ、その結果、装置の
バリエーションを増やして、ユーザーに装置の選択の幅
をより持たせることができる。
記の課題を解決するために、請求項1の構成において、
上記補正基準露光量は、感光材料の画像濃度に基づいて
露光量補正手段があらかじめ補正した露光量でもって露
光ヘッドが露光した直後に上記露光量測定手段が測定し
た露光量であることを特徴としている。
らかじめ補正した露光量でもって露光ヘッドが露光した
後、上記露光量を上記露光量測定手段が測定するまでの
短時間では、各光出力部における光出力特性の経時的変
化が起こることはほとんどない。したがって、露光量測
定手段の精度の良し悪しに関係なく、補正基準として信
頼性の高い補正基準露光量を得ることができ、その結
果、露光量の補正をより正確に行うことができる。
記の課題を解決するために、請求項1ないし3のいずれ
かの構成において、上記露光量補正手段は、上記露光量
測定手段にて測定した露光量が、上記記憶手段に記憶さ
れた補正基準露光量と一致するように、各光出力部の露
光量を補正することを特徴としている。
定した露光量と、補正基準露光量とが一致するように露
光量を補正するので、光出力特性が経時的に変化して
も、各光出力部間における露光量のムラ、ばらつきをほ
とんど抑えることができる。その結果、感光材料の露光
をさらに均一に行って、さらに高品質な画像を得ること
ができる。
記の課題を解決するために、請求項1ないし4のいずれ
かの構成において、上記露光ヘッドの主要部は、PLZ
T素子であることを特徴としている。
い透光性と、電圧を印加すると複屈折率が変化するとい
う電気光学効果とを併せ持っており、例えば発光ダイオ
ード、液晶、蛍光表示管等に比べ、優れた露光能力を備
えているので、露光ヘッドをPLZT素子で構成するこ
とにより、高精細なドットを形成することができる。
1および図2に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
示すように、マガジン1、画像記録部2、および、処理
部3を備えている。
(感光材料)をロール状態で収納する印画紙収納部であ
り、収納された印画紙4は、画像記録部2内の露光位置
に搬送されるようになっている。
画紙4を露光し、印画紙4上に画像を形成する露光部5
と、露光部5の後述するPLZTヘッド5aの各光出力
部からの露光量を測定する測定部6とから構成されてい
るが、その詳細な構成については後述する。
る。現像部は、発色現像液、漂白液、定着液、安定液の
各処理液を収容する各処理槽を有しており、露光部5に
て画像の記録された印画紙4を各処理液に順次浸漬する
ことにより、現像処理を行う。乾燥部は、現像部にて処
理された印画紙4を乾燥させる。
印画紙4を1コマ単位に分割するカッター3aを備えて
おり、分割された印画紙4は、仕上がりプリント4aと
して装置外部に排出される。
説明する。
うに、PLZTヘッド5a(露光ヘッド)、光源5b、
光源5bからの光をPLZTヘッド5aに導く光ファイ
バー束5c、制御部5d(露光量補正手段)、および、
メモリ5e(記憶手段)を少なくとも備えている。
ミックス材料であるPLZT素子を一対の偏光板(偏光
子と検光子)の間に配したものである。PLZT素子
は、ジルコン酸鉛(PbZrO3 )とチタン酸鉛(Pb
TiO3 )とを適当な比率で固溶体としたもの(PZ
T)に、ランタンを添加してホットプレスして得られる
(Pb1-x Lax )(Zry Ti1-y )1-x/4 O3 系固
溶体である。
の光の透過とその阻止とを制御するシャッタ部(光出力
部)を備えている。各シャッタ部は、印画紙4の搬送方
向と直交する方向(印画紙4の幅方向)に一次元的に設
けられている。本実施形態では、PLZTヘッド5aの
露光解像度は400DPIであり、305mm(およそ
12インチ)幅の印画紙4にも余裕を持って対応できる
ように、かつ、印画紙幅の誤差をも考慮して、上記シャ
ッタ部は、例えば5120個設けられており、400×
12の単純計算で得られる4800個よりも多い数とな
っている。そして、PLZTヘッド5aには、5120
ドット分の画像データが送られるようになっている。
光性と、電圧を印加すると複屈折率が変化するという電
気光学効果とを併せ持っている。したがって、所望の画
素に対応する位置のシャッタ部に画像データに応じた駆
動電圧を印加すると、偏光子で直線偏光された光がPL
ZT素子を通過する際に偏光状態が変化し、検光子の偏
光面に一致した光成分のみが検光子から出射され、印画
紙4が露光されるようになっている。
T素子を用いて構成しているが、上記のPLZT素子以
外にも、例えばLED(Light Emitting Diode)アレ
イ、液晶、蛍光表示管等で構成することも勿論可能であ
る。しかし、特にPLZT素子は、上記他の部材に比べ
て露光能力に優れており、それゆえ、高精細なドットを
形成することができる。また、PLZT素子は応答速度
が非常に速く、オン/オフ時の光透過率比は、200
0:1にもなり、かつ、使用温度範囲も広くて長寿命で
ある等の利点を有している。
子であるので、これを露光ヘッドに適用した場合、光源
を別途設ける必要がなく、構成の簡素化を図ることがで
きる。しかし、LEDアレイは、R、G、Bの各素子ご
とに光強度に偏りがあるため、高画質のプリントを得る
ためにはそのような偏りを考慮に入れた露光制御を行う
必要がある。また、液晶は応答速度が遅いのでライン露
光には不向きであるが、適用不可能ではない。
5bの光ファイバー束5c側には、R、G、Bの3色の
色領域を有する円盤状色フィルタ(図示せず)が配設さ
れている。したがって、光源5bからの光が円盤状色フ
ィルタを透過することによって、R、G、Bの有色光が
順番に印画紙4の画素1ライン分に照射され、以降、各
ラインごとに3色の露光が行われるようになっている。
置外部の図示しないパソコン等から送信される画像デー
タに基づいてPLZTヘッド5aの各シャッタ部を駆動
すると共に、センサ6a(後述する)の測定した露光量
分布が、メモリ5eに記憶された補正基準露光量分布と
一致するように、PLZTヘッド5aの露光量を調整す
べく、PLZTヘッド5aの各シャッタ部の開口時間を
制御する。
に露光量の補正を行った直後にセンサ6aが測定した露
光量を補正基準露光量として記憶するものである。した
がって、上記補正基準露光量は、センサ6aの走査平行
度に応じた設定となり、用いるセンサの精度によっては
異なるものとなる。
ンサ6aとして例えば走査平行度1.00mm(±0.
50mm)のものを使用しているが、さらに走査平行度
の低いものを使用しても、当該走査平行度に応じた補正
基準露光量が設定され、メモリ5eに記憶される。した
がって、本発明において、センサ6aを走査平行度が
1.00mm(±0.50mm)以外のもので構成する
ことも勿論可能であり、その結果、装置のバリエーショ
ンを増やして、ユーザーに装置の選択の幅をより持たせ
ることが可能となる。
の補正は、例えばメーカー側に設けられた高精度の原稿
スキャナーが仕上がりプリントをスキャニングし、その
測定結果を制御部5dにフィードバックすることによっ
て行われる。したがって、本発明では、価格の高い高精
度の原稿スキャナーを装置に内蔵しておく必要がない。
aの印画紙4側には、PLZTヘッド5aの透過光を印
画紙4上に集光させる集光レンズが設けられている。こ
の集光レンズは、複数のシャッタ部と対応した(シャッ
タ部と1対1対応ではない)小径レンズが複数個、印画
紙4の幅方向に一次元的に配列されてなっている。この
ような集光レンズを用いることにより、PLZTヘッド
5aと印画紙4とを非接触で配置することが可能とな
る。
ように露光ヘッドと感光材料とを接触させるタイプで
は、以下の理由で、露光ヘッドからの出力光を、露光ヘ
ッドと対向配置されるセンサが直接読み込むことができ
ない。つまり、接触タイプでは、露光ヘッドと感光材料
とが接触してこそ露光ピントが合い、それゆえ、露光ピ
ントが合った状態で露光ヘッドからの出力光をセンサが
読み込むためには、露光ヘッドに対してセンサが直接接
触しなければならない。しかし、この場合、露光ヘッド
およびセンサが共に損傷することになるので、結局、接
触タイプでは、上記出力光の直接の読み込みはできなく
なる。
は、露光ヘッドおよびセンサの損傷は当然なく、センサ
が上記出力光を確実に測定することが可能となる。
対向する位置に設けられており、センサ6a(露光量測
定手段)、センサ支持部6b、および、ボールネジ6c
から構成されている。
する光の光量を測定するものであり、センサ支持部6b
によって支持されている。本実施形態のセンサ6aは、
走査平行度が1.00mm(±0.50mm)のもので
あり、走査平行度が0.04mm(±0.02mm)、
0.10mm(±0.05mm)のものよりも価格は安
価である。センサ6aの測定結果は、制御部5dにフィ
ードバックされる。なお、センサ6aの走査平行度は、
PLZTヘッド5aにおける光出力特性のように経時的
に変化するものではない。
沿って設けられたボールネジ6cの回転によって、上記
幅方向に移動することが可能となっている。したがっ
て、センサ6aは、ボールネジ6cの回転により、PL
ZTヘッド5aの各シャッタ部を上記幅方向に走査する
ことが可能となっている。
て説明する。なお、本動作は、補正基準露光量の獲得動
作と、獲得した補正基準露光量に基づく露光量の補正動
作とに大きく分かれている。そこで、まず、補正基準露
光量の獲得動作について説明する。
して、制御部5dが画像データに応じてPLZTヘッド
5aの各シャッタ部を駆動し、光ファイバー束5cを介
して得られる光源5bからの光でもって上記印画紙を露
光し、印画紙一面に一色のベタ画像を形成する。なお、
このベタ画像には、各シャッタ位置(ドット位置)を認
識するために、例えば100ドットおき程度にマーキン
グを施しておくことが望ましい。
処理部3に搬送し、処理部3にて現像、乾燥の各処理を
施した後、カッター3aによってベタ画像を1コマ切り
落とす。そして、装置外部の例えばメーカー側に設置さ
れた高精度の原稿スキャナーで上記1コマ分のベタ画像
の画像濃度を読み取る。上記原稿スキャナーが露光量不
足の画素を認識すると、上記画素位置および露光量の不
足量等のデータを制御部5dに送信する。制御部5d
は、上記データを受信すると、例えばPLZTヘッド5
aの上記画素位置に対応するシャッタ部の開口時間を、
露光量不足が回避される時間だけ長くする制御を以降の
プリントで行う。このようにして、まず、各シャッタ部
における露光量のムラ、ばらつきの補正が行われる。
も装置の出荷段階でメーカーが行うようにすればよい
が、出荷後であれば、ユーザーが装置をメーカーへ持ち
込むか、あるいは、上記の原稿スキャナーを装置に接続
してユーザー側で行うことも可能である。最も効率的な
方法は、ユーザーがプリントしたベタ画像をメーカーに
送り、それに基づいてメーカーが補正する(補正値を算
出する)方法である。
の各シャッタ部を上記の補正量でもって駆動する。そし
て、ボールネジ6cを回転させて、センサ6aを各シャ
ッタ部の配列方向に走査することにより、センサ6aに
各シャッタ部の露光量を測定させる。ここで、センサ6
aにて得られた露光量の各シャッタ部ごとの分布を図2
(a)に示す。なお、Dot No.1、Dot No.5120 は、一次
元的に配列されたPLZTヘッド5aの各シャッタ部に
おいて、両端部に位置するシャッタ部に対応している。
ッタ部の露光量にばらつきがあるように思えるが、実際
には、露光量のばらつきはほとんど無いと言える。これ
は、図2(a)に示す測定波形が、原稿スキャナーの測
定結果に基づいて露光量を補正した直後のものであり、
光出力特性の経時的変化が、上記の補正を行ってからセ
ンサ6aが最初に露光量を測定するまでの短時間で起こ
ることはないからである。また、走査平行度のあまりよ
くないセンサ6aでは、露光量にばらつきがほとんど無
くても、図2(a)に示す程度の露光量の変化は当然見
られるからでもある。
れる図2(a)の測定波形を補正基準露光量分布として
メモリ5eに記憶しておく。このとき、上記補正基準露
光量は、センサ6aの精度に応じて設定されることにな
る。以下、例えば装置の立ち上げごとに、上記補正基準
露光量分布に基づいてユーザー側で露光量の補正を行
う。
光量の補正動作について以下に説明する。なお、ここで
は、補正基準露光量を獲得してから露光量を補正するま
でに、PLZTヘッド5aの各シャッタ部の光出力特性
が、光源5bの劣化等に起因して経時変化を起こす程度
の時間が経過しているものとする。
録を行う前に、制御部5dは、PLZTヘッド5aの各
シャッタ部を、上述した原稿スキャナーを用いて最初に
補正した補正量でもって駆動する。そして、センサ6a
を各シャッタ部の配列方向に走査することにより、セン
サ6aに各シャッタ部の露光量を測定させる。ここで、
センサ6aにて得られた露光量の各シャッタ部ごとの分
布を図2(b)に示す。このような測定波形はデータと
して制御部5dに送信される。
測定波形がメモリ5eに記憶された図2(a)に示す初
期波形に一致するように各シャッタ部を駆動する。具体
的には、制御部5dは、図2(a)の波形を基準にし
て、図2(b)における測定光量が図2(a)と異なっ
ているシャッタ部の開口時間を調整し、当該シャッタ部
の測定光量を図2(a)の補正基準露光量と一致させ
る。このようにして、補正基準露光量に基づく露光量の
補正が完了すると、以降は、このように補正された露光
量でもって、通常のプリント動作が行われる。
セットされ、当該印画紙4が露光位置に搬送される。す
ると、制御部5dは、図示しないパソコン等から送信さ
れる画像データに基づいてPLZTヘッド5aの各シャ
ッタ部を、補正基準露光量と一致した露光量でもって駆
動し、印画紙4を露光する。したがって、この場合、P
LZTヘッド5aの各シャッタ部の光出力特性が経時的
に変化しているにもかかわらず、印画紙4には、適切な
露光量でもって高精細なドットが形成される。この露光
によって画像の記録された印画紙4は、その後、処理部
3に搬送され、現像、乾燥された後、カッター3aによ
って1コマずつ切り落とされて仕上がりプリント4aと
なる。
度の高くないものを用いたとき、センサ6aがその精度
に起因して露光量を正確に測定できていなくても、セン
サ6aの測定結果と、センサ6aの精度に応じて設定さ
れた補正基準露光量との相対比較でもって、所定のシャ
ッタ部における露光量不足を的確に認識することが可能
となり、この認識に基づいて露光量補正を確実に行うこ
とが可能となる。また、補正基準露光量を補正の基準と
するので、上記測定結果だけに基づいて露光量補正を行
う場合に比べ、露光量補正を正確に行うことが可能とな
る。
度のそれほど高くない比較的安価なもので構成しても露
光量補正を正確に行うことができ、その結果、安価なセ
ンサ6aを採用して装置の価格低減を図ることができ
る。
に記憶させておけばよいので、上記の補正基準露光量を
その都度高精度の原稿スキャナーを用いて求める必要が
なく、それゆえ、上記原稿スキャナーを装置に常に内蔵
しておく必要が無い。したがって、本発明によれば、こ
のような理由からも装置の価格低減を図ることができ
る。
キャナーを用いて露光量を正確に補正した直後にセンサ
6aが取り込んだ露光量であるので、センサ6aの走査
平行度の良し悪しに関係なく、補正基準として高い信頼
性が得られる。したがって、このような信頼性の高い補
正基準露光量に基づいて露光量補正を行うことにより、
その補正をより正確に行うことができる。
6aが測定した露光量と、補正基準露光量とが一致する
ように露光量を補正するので、光出力特性が経時的に変
化しても、各シャッタ部間における露光量のムラ、ばら
つきをほとんど抑えることができる。その結果、印画紙
4の露光がさらに均一となり、より高品質な画像を得る
ことができる。なお、上記両者が完全一致でなく略一致
するような露光量補正を行っても、上記の効果を十分に
得ることができる。
ャッタ部の開口時間の調整により行っているが、この他
にも、例えば光源5bの照射強度の調整によって行うこ
とも当然可能であり、この場合でも、本発明と同様の効
果が得られるのは勿論のことである。ただし、光源5b
の照射強度を調整する方法では、ヘッド全域の光量調整
はできるものの、ドット単位の光量調整はできない。
結果に基づいて制御部5dが補正した露光量でもってP
LZTヘッド5aが露光した直後に、センサ6aが測定
した露光量を補正基準露光量としているが、補正基準露
光量を設定する時期は、このように原稿スキャナーによ
る補正直後に限定するわけではない。要は、PLZTヘ
ッド5aの光出力特性の経時変化に要する時間を考慮し
て補正基準露光量を設定すればよい。例えば装置を立ち
上げてから1時間経過後であっても光出力特性に経時変
化が生じていないのであれば、原稿スキャナーに基づく
補正後1時間経過したときに測定した露光量を補正基準
露光量としてもよい。
ッド5aとの間に円盤状色フィルタを配置し、PLZT
ヘッド5aに入射する光の色を入射前に調整することに
より、印画紙4に画像データに応じたカラーの画像を記
録するようにしている。しかし、例えば、PLZTヘッ
ド5aの各シャッタ部に各色に対応した駆動電圧を印加
するようにし、特定波長の光のみを実質的に透過させる
色フィルタとしての機能をPLZTヘッド5a自体に持
たせるようにした構成にも、本発明を適用することがで
きるのは言うまでもない。
以上のように、補正基準露光量を記憶する記憶手段をさ
らに備え、露光量補正手段は、露光量測定手段にて測定
した露光量と、上記記憶手段に記憶された補正基準露光
量との相対比較に基づいて、各光出力部の露光量を補正
する構成である。
て露光量測定手段が露光量を正確に測定できていないと
きでも、その測定結果と上記補正基準露光量との相対比
較により、所定の光出力部において露光量不足であるか
否かを的確に、かつ、容易に判断することができる。ま
た、補正基準露光量を基準にして露光量補正を行うの
で、上記測定結果だけに基づいて露光量補正を行う場合
に比べ、露光量補正を正確に行うことができる。
定手段を精度のそれほど高くない比較的安価なもので構
成しても、露光量補正を正確に行うことができ、その結
果、安価なセンサを採用して装置の価格を低減すること
ができるという効果を奏する。
せる構成であるので、例えば上記補正基準露光量を求め
るための高解像度の原稿スキャナーを常に装置に内蔵し
ておき、露光量補正を行うごとに上記スキャナーにて補
正基準露光量を求める必要が無い。したがって、上記原
稿スキャナーを装置に内蔵しなくても済む分、装置の価
格を低減することができるという効果を奏する。
上のように、請求項1の構成において、上記補正基準露
光量は、上記露光量測定手段の精度に応じて設定されて
いる構成である。
く露光量補正を確実に行うことができるので、露光量測
定手段を様々な精度のもので構成することができる。そ
の結果、請求項1の構成による効果に加えて、装置のバ
リエーションを増やして、ユーザーに装置の選択の幅を
より持たせることができるという効果を奏する。
上のように、請求項1の構成において、上記補正基準露
光量は、感光材料の画像濃度に基づいて露光量補正手段
があらかじめ補正した露光量でもって露光ヘッドが露光
した直後に上記露光量測定手段が測定した露光量である
構成である。
しに関係なく、補正基準として信頼性の高い補正基準露
光量を得ることができ、その結果、請求項1の構成によ
る効果に加えて、露光量の補正をより正確に行うことが
できるという効果を奏する。
上のように、請求項1ないし3のいずれかの構成におい
て、上記露光量補正手段は、上記露光量測定手段にて測
定した露光量が、上記記憶手段に記憶された補正基準露
光量と一致するように、各光出力部の露光量を補正する
構成である。
も、各光出力部間における露光量のムラ、ばらつきをほ
とんど抑えることができる。その結果、請求項1ないし
3のいずれかの構成による効果に加えて、感光材料の露
光をさらに均一に行って、さらに高品質な画像を得るこ
とができるという効果を奏する。
上のように、請求項1ないし4のいずれかの構成におい
て、上記露光ヘッドの主要部は、PLZT素子である構
成である。
構成による効果に加えて、PLZT素子は、例えば発光
ダイオード、液晶、蛍光表示管等に比べ、優れた露光能
力を備えているので、露光ヘッドをPLZT素子で構成
することにより、高精細なドットを形成することができ
るという効果を奏する。
説明図である。
あって、上記画像記録装置のメモリに記憶される補正基
準露光量分布を示すグラフである。(b)は、各シャッ
タ部の光出力特性が経時変化した後にセンサが測定した
各シャッタ部ごとの露光量の分布を示すグラフである。
02mm)のセンサが測定した各シャッタ部ごとの露光
量の分布の一例を示すグラフである。(b)は、走査平
行度が1.00mm(±0.50mm)のセンサが測定
した各シャッタ部ごとの露光量の分布の一例を示すグラ
フである。
Claims (5)
- 【請求項1】露光ヘッドの各光出力部を画像信号に応じ
て駆動して光の透過を制御することにより、露光ヘッド
とは非接触の感光材料に画像を記録する画像記録装置で
あって、 上記各光出力部の露光量を測定する露光量測定手段と、 上記各光出力部の露光量を補正する露光量補正手段とを
備えた画像記録装置において、 補正基準露光量を記憶する記憶手段をさらに備え、 上記露光量補正手段は、上記露光量測定手段にて測定し
た露光量と、上記記憶手段に記憶された補正基準露光量
との相対比較に基づいて、各光出力部の露光量を補正す
ることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】上記補正基準露光量は、上記露光量測定手
段の精度に応じて設定されていることを特徴とする請求
項1に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】上記補正基準露光量は、感光材料の画像濃
度に基づいて露光量補正手段があらかじめ補正した露光
量でもって露光ヘッドが露光した直後に上記露光量測定
手段が測定した露光量であることを特徴とする請求項1
に記載の画像記録装置。 - 【請求項4】上記露光量補正手段は、上記露光量測定手
段にて測定した露光量が、上記記憶手段に記憶された補
正基準露光量と一致するように、各光出力部の露光量を
補正することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
に記載の画像記録装置。 - 【請求項5】上記露光ヘッドの主要部は、PLZT素子
であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
記載の画像記録装置。
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