JPH11286223A - トレーラトラクタ - Google Patents
トレーラトラクタInfo
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- JPH11286223A JPH11286223A JP8860498A JP8860498A JPH11286223A JP H11286223 A JPH11286223 A JP H11286223A JP 8860498 A JP8860498 A JP 8860498A JP 8860498 A JP8860498 A JP 8860498A JP H11286223 A JPH11286223 A JP H11286223A
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- wheel
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 状況に拘わらず安定した走行状態を得られる
ようにする。 【解決手段】 トレーラ14をトラクタ10で牽引する
ようにしたトレーラ14トラクタ10において、トレー
ラ14の車輪15,16を駆動輪とし、且つ、トレーラ
14の車輪15,16を操舵可能としている。
ようにする。 【解決手段】 トレーラ14をトラクタ10で牽引する
ようにしたトレーラ14トラクタ10において、トレー
ラ14の車輪15,16を駆動輪とし、且つ、トレーラ
14の車輪15,16を操舵可能としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレーラトラク
タに関するものである。
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型トラックのなかには、荷物を積載す
るためのトレーラ1をトラクタ2で牽引するようにした
トレーラトラクタ3がある。従来のトレーラトラクタ3
は、トレーラ1の車輪4が従動輪で且つ非操舵輪となっ
ている。
るためのトレーラ1をトラクタ2で牽引するようにした
トレーラトラクタ3がある。従来のトレーラトラクタ3
は、トレーラ1の車輪4が従動輪で且つ非操舵輪となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
【0004】即ち、図15に示すように、コーナーを曲
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
【0005】また、図16に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
【0006】また、図17に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
【0007】また、図18に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
【0008】さらに、図19に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、トレーラをトラク
タで牽引するようにしたトレーラトラクタにおいて、ト
レーラの車輪を駆動輪としたことを特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、トレーラをトラク
タで牽引するようにしたトレーラトラクタにおいて、ト
レーラの車輪を駆動輪としたことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項1にかかる発
明では、トレーラの車輪を駆動輪とすることにより、ト
レーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の各作動を
行うようになるので、安定走行を得ることができる。特
に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地走行時
に、駆動力が前後に分配されることにより安定した推進
力を得ることができる。
明では、トレーラの車輪を駆動輪とすることにより、ト
レーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の各作動を
行うようになるので、安定走行を得ることができる。特
に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地走行時
に、駆動力が前後に分配されることにより安定した推進
力を得ることができる。
【0012】また、請求項2に記載された発明では、ト
レーラの車輪にトラクタ駆動デフアクスルを取付けると
ともに、トラクタの車輪にトレーラ駆動デフアクスルを
取付け、トラクタ駆動デフアクスルとトレーラ駆動デフ
アクスルとを、ドライブシャフトで接続したことを特徴
としている。
レーラの車輪にトラクタ駆動デフアクスルを取付けると
ともに、トラクタの車輪にトレーラ駆動デフアクスルを
取付け、トラクタ駆動デフアクスルとトレーラ駆動デフ
アクスルとを、ドライブシャフトで接続したことを特徴
としている。
【0013】このように構成された請求項2にかかる発
明では、ドライブシャフトを介してトラクタ駆動デフア
クスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達され
るようになる。これにより、トラクタの駆動力を利用し
てトレーラを駆動することが可能となり、簡単にトレー
ラの車輪を駆動輪とすることができる。
明では、ドライブシャフトを介してトラクタ駆動デフア
クスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達され
るようになる。これにより、トラクタの駆動力を利用し
てトレーラを駆動することが可能となり、簡単にトレー
ラの車輪を駆動輪とすることができる。
【0014】また、請求項3に記載された発明では、ト
レーラをトラクタで牽引するようにしたトレーラトラク
タにおいて、トレーラの車輪を操舵可能としたことを特
徴としている。
レーラをトラクタで牽引するようにしたトレーラトラク
タにおいて、トレーラの車輪を操舵可能としたことを特
徴としている。
【0015】このように構成された請求項3にかかる発
明では、トレーラの車輪を操舵可能とすることにより、
トレーラトラクタの回転半径を小さくすることができ
る。これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの車
輪の軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がるこ
とができる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和す
ることができる。
明では、トレーラの車輪を操舵可能とすることにより、
トレーラトラクタの回転半径を小さくすることができ
る。これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの車
輪の軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がるこ
とができる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和す
ることができる。
【0016】また、請求項4に記載された発明では、ト
ラクタとトレーラの車輪とを荷台を介して一定の間隔と
なるよう結合するとともに、トラクタと荷台およびトレ
ーラの車輪と荷台との間をそれぞれ水平旋回可能とし、
更に、トラクタの後方へのオーバーハング部とトレーラ
の車輪との間を伸縮動自在なドローバフレームで結合し
たことを特徴としている。
ラクタとトレーラの車輪とを荷台を介して一定の間隔と
なるよう結合するとともに、トラクタと荷台およびトレ
ーラの車輪と荷台との間をそれぞれ水平旋回可能とし、
更に、トラクタの後方へのオーバーハング部とトレーラ
の車輪との間を伸縮動自在なドローバフレームで結合し
たことを特徴としている。
【0017】このように構成された請求項4にかかる発
明では、トラクタが方向変更すると、ドローバフレーム
が伸長動し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵
されることとなり旋回半径が小さくなる。また、このよ
うな構造とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操
舵させることができる。
明では、トラクタが方向変更すると、ドローバフレーム
が伸長動し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵
されることとなり旋回半径が小さくなる。また、このよ
うな構造とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操
舵させることができる。
【0018】また、請求項5に記載された発明では、ト
レーラをトラクタで牽引するようにしたトレーラトラク
タにおいて、トレーラの車輪を駆動輪とし、且つ、トレ
ーラの車輪を操舵可能としたことを特徴としている。
レーラをトラクタで牽引するようにしたトレーラトラク
タにおいて、トレーラの車輪を駆動輪とし、且つ、トレ
ーラの車輪を操舵可能としたことを特徴としている。
【0019】このように構成された請求項5にかかる発
明では、トレーラの車輪を駆動輪とすることにより、ト
レーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の各作動を
行うようになるので、安定走行を得ることができる。特
に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地走行時
に、駆動力が前後に分配されることにより安定した推進
力を得ることができる。且つ、トレーラの車輪を操舵可
能とすることにより、トレーラトラクタの回転半径を小
さくすることができる。これにより、トレーラの車輪の
軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けられるためコーナ
ーを安全に曲がることができる。また、高速カーブ時に
横Gの影響を緩和することができる。
明では、トレーラの車輪を駆動輪とすることにより、ト
レーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の各作動を
行うようになるので、安定走行を得ることができる。特
に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地走行時
に、駆動力が前後に分配されることにより安定した推進
力を得ることができる。且つ、トレーラの車輪を操舵可
能とすることにより、トレーラトラクタの回転半径を小
さくすることができる。これにより、トレーラの車輪の
軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けられるためコーナ
ーを安全に曲がることができる。また、高速カーブ時に
横Gの影響を緩和することができる。
【0020】また、請求項6に記載された発明では、ト
ラクタとトレーラの車輪とを荷台を介して一定の間隔と
なるよう結合するとともに、トラクタと荷台およびトレ
ーラの車輪と荷台との間をそれぞれ水平旋回可能とし、
更に、トラクタの後方へのオーバーハング部とトレーラ
の車輪との間を伸縮動自在なドローバフレームで結合
し、且つ、トレーラの車輪にトラクタ駆動デフアクスル
を取付けるとともに、トラクタの車輪にトレーラ駆動デ
フアクスルを取付け、トラクタの後方へのオーバーハン
グ部にトラクタ駆動デフアクスルへ接続されたスイベル
ドライブを設けて、該スイベルドライブとトレーラ駆動
デフアクスルとを、伸縮ドライブシャフトで接続したこ
とを特徴としている。
ラクタとトレーラの車輪とを荷台を介して一定の間隔と
なるよう結合するとともに、トラクタと荷台およびトレ
ーラの車輪と荷台との間をそれぞれ水平旋回可能とし、
更に、トラクタの後方へのオーバーハング部とトレーラ
の車輪との間を伸縮動自在なドローバフレームで結合
し、且つ、トレーラの車輪にトラクタ駆動デフアクスル
を取付けるとともに、トラクタの車輪にトレーラ駆動デ
フアクスルを取付け、トラクタの後方へのオーバーハン
グ部にトラクタ駆動デフアクスルへ接続されたスイベル
ドライブを設けて、該スイベルドライブとトレーラ駆動
デフアクスルとを、伸縮ドライブシャフトで接続したこ
とを特徴としている。
【0021】このように構成された請求項6にかかる発
明では、トラクタが方向変更すると、ドローバフレーム
と伸縮ドライブシャフトとが伸長動し、トレーラの車輪
がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が
小さくなる。また、このような構造とすることにより、
簡単にトレーラの車輪を操舵させることができる。且
つ、ドライブシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、トラクタの駆動力を利用してト
レーラを駆動することが可能となり、簡単にトレーラの
車輪を駆動輪とすることができる。
明では、トラクタが方向変更すると、ドローバフレーム
と伸縮ドライブシャフトとが伸長動し、トレーラの車輪
がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が
小さくなる。また、このような構造とすることにより、
簡単にトレーラの車輪を操舵させることができる。且
つ、ドライブシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、トラクタの駆動力を利用してト
レーラを駆動することが可能となり、簡単にトレーラの
車輪を駆動輪とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0023】図1ないし図13は、この発明の実施の形
態1を示すものである。
態1を示すものである。
【0024】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
【0025】ここで、トラクタ10の後輪13はトラク
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
【0026】そして、トレーラシャーシ17と荷台18
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
【0027】また、トラクタ10のカプラ25より後方
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
【0028】下部ギヤボックス30は、ケース33の内
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
【0029】同様に、上部ギヤボックス32は、ケース
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
【0030】さらに、上部ギヤボックス32には、上部
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
【0031】そして、該ドローバ取付ブラケット58と
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動自在なドローバフレーム59によって結
合されている。該ドローバフレーム59は、トレーラシ
ャーシ17に設けられたトレーラシャーシブラケット6
0に対し水平な後部取付ピン61を介して上下方向へ揺
動可能に軸支された後端二又状のドローバフレーム本体
62と、該ドローバフレーム本体62の先端部分内部に
その後端部を出入自在で且つ軸転可能に挿入配置された
伸縮インナーチューブ63とで主に構成されている。該
伸縮インナーチューブ63の先端部には取付ブラケット
64が設けられており、該取付ブラケット64と前記ド
ローバ取付ブラケット58との間は水平なドローバフレ
ーム取付ピン65を介して上下方向へ揺動可能に軸支さ
れている。また、ドローバフレーム本体62の先端と伸
縮インナーチューブ63の後端との嵌合部分には、スラ
イドブッシュ66、シール67、リテーナ68、スナッ
プリング69が設けられている。また、ドローバフレー
ム本体62の先端には、給油ニップル70が設けられて
いる。
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動自在なドローバフレーム59によって結
合されている。該ドローバフレーム59は、トレーラシ
ャーシ17に設けられたトレーラシャーシブラケット6
0に対し水平な後部取付ピン61を介して上下方向へ揺
動可能に軸支された後端二又状のドローバフレーム本体
62と、該ドローバフレーム本体62の先端部分内部に
その後端部を出入自在で且つ軸転可能に挿入配置された
伸縮インナーチューブ63とで主に構成されている。該
伸縮インナーチューブ63の先端部には取付ブラケット
64が設けられており、該取付ブラケット64と前記ド
ローバ取付ブラケット58との間は水平なドローバフレ
ーム取付ピン65を介して上下方向へ揺動可能に軸支さ
れている。また、ドローバフレーム本体62の先端と伸
縮インナーチューブ63の後端との嵌合部分には、スラ
イドブッシュ66、シール67、リテーナ68、スナッ
プリング69が設けられている。また、ドローバフレー
ム本体62の先端には、給油ニップル70が設けられて
いる。
【0032】さらに、前記スイベルドライブ28と前記
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動自
在な伸縮ドライブシャフト71によって結合されてい
る。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上部ギヤボッ
クス32の水平出力軸50に接続された前記伸縮プロペ
ラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフアクスル21
に接続されるプロペラシャフト72,73と、ドローバ
フレーム本体62の先端に取付けられて伸縮プロペラシ
ャフト52とプロペラシャフト72,73との間をクロ
スジョイント74を介して接続する軸受75とで主に構
成されている。前記伸縮プロペラシャフト52は、図9
に示すように、前記軸受75側のアウターチューブ76
と、該アウターチューブ76の先端部に取付けられたプ
ロペラシャフトチューブ77と、プロペラシャフトチュ
ーブ77およびアウターチューブ76の内部にその後端
部を出入り自在に挿入配置されたインナーシャフト78
とで主に構成されている。そして、インナーシャフト7
8の外周面とプロペラシャフトチューブ77の内周面に
は、長手方向へ延びるボール溝79,80が形成され、
両ボール溝79,80間にスナップリング81、ダスト
オイルシール82を介してボールベアリング83が介装
されている。また、プロペラシャフトチューブ77の中
間部には、給油ニップ84が設けられている。
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動自
在な伸縮ドライブシャフト71によって結合されてい
る。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上部ギヤボッ
クス32の水平出力軸50に接続された前記伸縮プロペ
ラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフアクスル21
に接続されるプロペラシャフト72,73と、ドローバ
フレーム本体62の先端に取付けられて伸縮プロペラシ
ャフト52とプロペラシャフト72,73との間をクロ
スジョイント74を介して接続する軸受75とで主に構
成されている。前記伸縮プロペラシャフト52は、図9
に示すように、前記軸受75側のアウターチューブ76
と、該アウターチューブ76の先端部に取付けられたプ
ロペラシャフトチューブ77と、プロペラシャフトチュ
ーブ77およびアウターチューブ76の内部にその後端
部を出入り自在に挿入配置されたインナーシャフト78
とで主に構成されている。そして、インナーシャフト7
8の外周面とプロペラシャフトチューブ77の内周面に
は、長手方向へ延びるボール溝79,80が形成され、
両ボール溝79,80間にスナップリング81、ダスト
オイルシール82を介してボールベアリング83が介装
されている。また、プロペラシャフトチューブ77の中
間部には、給油ニップ84が設けられている。
【0033】次に、この実施の形態1の作動について説
明する。
明する。
【0034】本実施の形態では、図示しないエンジンか
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
【0035】また、トラクタ10とトレーラシャーシ1
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、ドローバフレーム
59と伸縮ドライブシャフト71とが伸長動(図4の符
号a参照)し、トレーラ14の前輪15と後輪16がト
ラクタ10と逆方向へ操舵され、これによって旋回半径
を小さくすることができる。この際、トラクタ10とト
レーラ14の左右方向の捩れは、ドローバフレーム59
のドローバフレーム本体62と伸縮インナーチューブ6
3との軸転によって吸収される。また、伸縮プロペラシ
ャフト52のインナーシャフト78とプロペラシャフト
チューブ77との間にボールベアリング83を介装する
ことにより、伸縮動をスムーズとし、且つ、インナーシ
ャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間隙を
小さくして回転方向の間隙によるショックが少なくなる
ようにしている。
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、ドローバフレーム
59と伸縮ドライブシャフト71とが伸長動(図4の符
号a参照)し、トレーラ14の前輪15と後輪16がト
ラクタ10と逆方向へ操舵され、これによって旋回半径
を小さくすることができる。この際、トラクタ10とト
レーラ14の左右方向の捩れは、ドローバフレーム59
のドローバフレーム本体62と伸縮インナーチューブ6
3との軸転によって吸収される。また、伸縮プロペラシ
ャフト52のインナーシャフト78とプロペラシャフト
チューブ77との間にボールベアリング83を介装する
ことにより、伸縮動をスムーズとし、且つ、インナーシ
ャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間隙を
小さくして回転方向の間隙によるショックが少なくなる
ようにしている。
【0036】従って、図10に示すように、コーナーを
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
【0037】また、図11に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
【0038】また、図12に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
【0039】また、図13に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
【0040】さらに、図14に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
【0041】また、本実施の形態によれば、簡単な構成
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
【0042】なお、トラクタ10とトレーラ14とを分
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
【0043】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0044】例えば、荷台は、図1に示すような平板状
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、トレーラの車輪を駆動輪とすることによ
り、トレーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の各
作動を行うようになるので、安定走行を得ることができ
る。特に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地走
行時に、駆動力が前後に分配されることにより安定した
推進力を得ることができる。
明によれば、トレーラの車輪を駆動輪とすることによ
り、トレーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の各
作動を行うようになるので、安定走行を得ることができ
る。特に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地走
行時に、駆動力が前後に分配されることにより安定した
推進力を得ることができる。
【0046】また、請求項2の発明によれば、ドライブ
シャフトを介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力が
トレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるようになる。こ
れにより、トラクタの駆動力を利用してトレーラを駆動
することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪
とすることができる。
シャフトを介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力が
トレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるようになる。こ
れにより、トラクタの駆動力を利用してトレーラを駆動
することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪
とすることができる。
【0047】また、請求項3の発明によれば、トレーラ
の車輪を操舵可能とすることにより、トレーラトラクタ
の回転半径を小さくすることができる。これにより、ト
レーラの車輪の軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けら
れるためコーナーを安全に曲がることができる。また、
高速カーブ時に横Gの影響を緩和することができる。
の車輪を操舵可能とすることにより、トレーラトラクタ
の回転半径を小さくすることができる。これにより、ト
レーラの車輪の軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けら
れるためコーナーを安全に曲がることができる。また、
高速カーブ時に横Gの影響を緩和することができる。
【0048】また、請求項4の発明によれば、トラクタ
が方向変更すると、ドローバフレームが伸長動し、トレ
ーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり
旋回半径が小さくなる。また、このような構造とするこ
とにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させることがで
きる。
が方向変更すると、ドローバフレームが伸長動し、トレ
ーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり
旋回半径が小さくなる。また、このような構造とするこ
とにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させることがで
きる。
【0049】また、請求項5の発明によれば、トレーラ
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。且つ、トレーラの車輪を操舵可能とすることによ
り、トレーラトラクタの回転半径を小さくすることがで
きる。これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの
車輪の軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がる
ことができる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和
することができる。
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。且つ、トレーラの車輪を操舵可能とすることによ
り、トレーラトラクタの回転半径を小さくすることがで
きる。これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの
車輪の軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がる
ことができる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和
することができる。
【0050】さらに、請求項6の発明によれば、トラク
タが方向変更すると、ドローバフレームと伸縮ドライブ
シャフトとが伸長動し、トレーラの車輪がトラクタと逆
方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さくなる。ま
た、このような構造とすることにより、簡単にトレーラ
の車輪を操舵させることができる。且つ、ドライブシャ
フトを介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレ
ーラ駆動デフアクスルへ伝達されるようになる。これに
より、トラクタの駆動力を利用してトレーラを駆動する
ことが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とす
ることができる、という実用上有益な効果を発揮し得
る。
タが方向変更すると、ドローバフレームと伸縮ドライブ
シャフトとが伸長動し、トレーラの車輪がトラクタと逆
方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さくなる。ま
た、このような構造とすることにより、簡単にトレーラ
の車輪を操舵させることができる。且つ、ドライブシャ
フトを介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレ
ーラ駆動デフアクスルへ伝達されるようになる。これに
より、トラクタの駆動力を利用してトレーラを駆動する
ことが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とす
ることができる、という実用上有益な効果を発揮し得
る。
【図1】本発明の実施の形態1の一部破断した分解斜視
図である。
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図3でトラクタの角度を変更した状態を示す図
である。
である。
【図5】スイベルドライブの分解斜視図である。
【図6】スイベルドライブの側方断面図である。
【図7】ドローバフレーム部分の分解斜視図である。
【図8】ドローバフレームの部分拡大側方断面図であ
る。
る。
【図9】伸縮プロペラシャフトの部分拡大側方断面図で
ある。
ある。
【図10】実施の実施の形態1にかかるコーナーを曲る
時の車輪の軌跡を示す平面図である。
時の車輪の軌跡を示す平面図である。
【図11】実施の実施の形態1にかかる登坂発進時の状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図12】実施の実施の形態1にかかる下り坂走行中の
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図13】実施の実施の形態1にかかる高速カーブ時の
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図14】実施の実施の形態1にかかる雪道・不整地走
行時の状態を示す側面図である。
行時の状態を示す側面図である。
【図15】従来例にかかるコーナーを曲る時の車輪の軌
跡を示す平面図である。
跡を示す平面図である。
【図16】従来例にかかる登坂発進時の状態を示す側面
図である。
図である。
【図17】従来例にかかる下り坂走行中の状態を示す側
面図である。
面図である。
【図18】従来例にかかる高速カーブ時の状態を示す平
面図である。
面図である。
【図19】従来例にかかる雪道・不整地走行時の状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
10 トラクタ 12,13 トラクタ10の車輪 14 トレーラ 15,16 トレーラ14の車輪 18 荷台 19 トラクタ駆動デフアクスル 21,22 トレーラ駆動デフアクスル 27 トラクタ10のオーバーハング部 28 スイベルドライブ 59 ドローバフレーム 71 (伸縮)ドライブシャフト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 トレーラトラクタ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレーラトラク
タに関するものである。
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型トラックのなかには、図15〜図1
9に示すように、荷物を積載するためのトレーラ1をト
ラクタ2で牽引するようにしたトレーラトラクタ3があ
る。従来のトレーラトラクタ3は、トレーラ1の車輪4
が従動輪で且つ非操舵輪となっている。
9に示すように、荷物を積載するためのトレーラ1をト
ラクタ2で牽引するようにしたトレーラトラクタ3があ
る。従来のトレーラトラクタ3は、トレーラ1の車輪4
が従動輪で且つ非操舵輪となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
【0004】即ち、図15に示すように、コーナーを曲
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
【0005】また、図16に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
【0006】また、図17に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
【0007】また、図18に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
【0008】さらに、図19に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、自走可能なトラク
タにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分離可能に
トレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引するよう
にしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能としたことを特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、自走可能なトラク
タにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分離可能に
トレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引するよう
にしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能としたことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項1にかかる発
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
【0012】この際、プロペラシャフト、スイベルドラ
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
【0013】請求項2に記載された発明では、自走可能
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、更に、前記トレーラ
シャーシに長さ可変のドローバフレームを取付け、ドロ
ーバフレームの先端をトラクタのカプラよりも後方のオ
ーバーハング部に水平旋回可能に接続して、荷台に対し
トレーラシャーシごとトレーラの車輪を操舵可能とした
ことを特徴としている。
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、更に、前記トレーラ
シャーシに長さ可変のドローバフレームを取付け、ドロ
ーバフレームの先端をトラクタのカプラよりも後方のオ
ーバーハング部に水平旋回可能に接続して、荷台に対し
トレーラシャーシごとトレーラの車輪を操舵可能とした
ことを特徴としている。
【0014】このように構成された請求項2にかかる発
明では、トレーラの車輪を操舵可能とすることにより、
トレーラトラクタの回転半径を小さくすることができ
る。これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの車
輪の軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がるこ
とができる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和す
ることができる。
明では、トレーラの車輪を操舵可能とすることにより、
トレーラトラクタの回転半径を小さくすることができ
る。これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの車
輪の軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がるこ
とができる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和す
ることができる。
【0015】この際、トラクタが方向変更すると、カプ
ラを中心にオーバーハング部が回動し、オーバーハング
部の回動に伴ってドローバフレームが伸長動し、トレー
ラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋
回半径が小さくなる。また、このような構造とすること
により、簡単にトレーラの車輪を操舵させることができ
る。
ラを中心にオーバーハング部が回動し、オーバーハング
部の回動に伴ってドローバフレームが伸長動し、トレー
ラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋
回半径が小さくなる。また、このような構造とすること
により、簡単にトレーラの車輪を操舵させることができ
る。
【0016】請求項3に記載された発明では、自走可能
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪を駆動輪とし、且つ、トレーラの車輪を操舵可能と
したことを特徴としている。
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪を駆動輪とし、且つ、トレーラの車輪を操舵可能と
したことを特徴としている。
【0017】このように構成された請求項3にかかる発
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
且つ、トレーラの車輪を操舵可能とすることにより、ト
レーラトラクタの回転半径を小さくすることができる。
これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの車輪の
軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がることが
できる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和するこ
とができる。
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
且つ、トレーラの車輪を操舵可能とすることにより、ト
レーラトラクタの回転半径を小さくすることができる。
これにより、トレーラの車輪の軌跡がトラクタの車輪の
軌跡に近付けられるためコーナーを安全に曲がることが
できる。また、高速カーブ時に横Gの影響を緩和するこ
とができる。
【0018】請求項4に記載された発明では、自走可能
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能とし、更に、前記トレーラシャーシに前記ドライ
ブシャフトに沿って延び且つ長さ可変のドローバフレー
ムを取付け、ドローバフレームの先端をトラクタのカプ
ラよりも後方のスイベルドライブに水平旋回可能に接続
して、荷台に対しトレーラシャーシごとトレーラの車輪
を操舵可能としたことを特徴としている。
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能とし、更に、前記トレーラシャーシに前記ドライ
ブシャフトに沿って延び且つ長さ可変のドローバフレー
ムを取付け、ドローバフレームの先端をトラクタのカプ
ラよりも後方のスイベルドライブに水平旋回可能に接続
して、荷台に対しトレーラシャーシごとトレーラの車輪
を操舵可能としたことを特徴としている。
【0019】このように構成された請求項4にかかる発
明では、プロペラシャフト、スイベルドライブ、長さ可
変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、方向変更時にトレーラに対して
トラクタが水平回動しても、トラクタの駆動力を利用し
て支障なくトレーラを駆動することが可能となり、簡単
にトレーラの車輪を駆動輪とすることができる。且つ、
トラクタが方向変更すると、カプラを中心にスイベルド
ライブが回動し、スイベルドライブの回動に伴って長さ
可変のプロペラシャフトとドローバフレームとが伸長動
し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されるこ
ととなり旋回半径が小さくなる。また、このような構造
とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させる
ことができる。
明では、プロペラシャフト、スイベルドライブ、長さ可
変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、方向変更時にトレーラに対して
トラクタが水平回動しても、トラクタの駆動力を利用し
て支障なくトレーラを駆動することが可能となり、簡単
にトレーラの車輪を駆動輪とすることができる。且つ、
トラクタが方向変更すると、カプラを中心にスイベルド
ライブが回動し、スイベルドライブの回動に伴って長さ
可変のプロペラシャフトとドローバフレームとが伸長動
し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されるこ
ととなり旋回半径が小さくなる。また、このような構造
とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させる
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0021】図1ないし図13は、この発明の実施の形
態1を示すものである。
態1を示すものである。
【0022】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
【0023】ここで、トラクタ10の後輪13はトラク
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
【0024】そして、トレーラシャーシ17と荷台18
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
【0025】また、トラクタ10のカプラ25より後方
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
【0026】下部ギヤボックス30は、ケース33の内
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
【0027】同様に、上部ギヤボックス32は、ケース
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
【0028】さらに、上部ギヤボックス32には、上部
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
【0029】そして、該ドローバ取付ブラケット58と
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動して長さ変更自在なドローバフレーム5
9によって結合されている。該ドローバフレーム59
は、トレーラシャーシ17に設けられたトレーラシャー
シブラケット60に対し水平な後部取付ピン61を介し
て上下方向へ揺動可能に軸支された後端二又状のドロー
バフレーム本体62と、該ドローバフレーム本体62の
先端部分内部にその後端部を出入自在で且つ軸転可能に
挿入配置された伸縮インナーチューブ63とで主に構成
されている。該伸縮インナーチューブ63の先端部には
取付ブラケット64が設けられており、該取付ブラケッ
ト64と前記ドローバ取付ブラケット58との間は水平
なドローバフレーム取付ピン65を介して上下方向へ揺
動可能に軸支されている。また、ドローバフレーム本体
62の先端と伸縮インナーチューブ63の後端との嵌合
部分には、スライドブッシュ66、シール67、リテー
ナ68、スナップリング69が設けられている。また、
ドローバフレーム本体62の先端には、給油ニップル7
0が設けられている。
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動して長さ変更自在なドローバフレーム5
9によって結合されている。該ドローバフレーム59
は、トレーラシャーシ17に設けられたトレーラシャー
シブラケット60に対し水平な後部取付ピン61を介し
て上下方向へ揺動可能に軸支された後端二又状のドロー
バフレーム本体62と、該ドローバフレーム本体62の
先端部分内部にその後端部を出入自在で且つ軸転可能に
挿入配置された伸縮インナーチューブ63とで主に構成
されている。該伸縮インナーチューブ63の先端部には
取付ブラケット64が設けられており、該取付ブラケッ
ト64と前記ドローバ取付ブラケット58との間は水平
なドローバフレーム取付ピン65を介して上下方向へ揺
動可能に軸支されている。また、ドローバフレーム本体
62の先端と伸縮インナーチューブ63の後端との嵌合
部分には、スライドブッシュ66、シール67、リテー
ナ68、スナップリング69が設けられている。また、
ドローバフレーム本体62の先端には、給油ニップル7
0が設けられている。
【0030】さらに、前記スイベルドライブ28と前記
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動し
て長さ変更自在な伸縮ドライブシャフト71によって結
合されている。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上
部ギヤボックス32の水平出力軸50に接続された前記
伸縮プロペラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフア
クスル21に接続されるプロペラシャフト72,73
と、ドローバフレーム本体62の先端に取付けられて伸
縮プロペラシャフト52とプロペラシャフト72,73
との間をクロスジョイント74を介して接続する軸受7
5とで主に構成されている。前記伸縮プロペラシャフト
52は、図9に示すように、前記軸受75側のアウター
チューブ76と、該アウターチューブ76の先端部に取
付けられたプロペラシャフトチューブ77と、プロペラ
シャフトチューブ77およびアウターチューブ76の内
部にその後端部を出入り自在に挿入配置されたインナー
シャフト78とで主に構成されている。そして、インナ
ーシャフト78の外周面とプロペラシャフトチューブ7
7の内周面には、長手方向へ延びるボール溝79,80
が形成され、両ボール溝79,80間にスナップリング
81、ダストオイルシール82を介してボールベアリン
グ83が介装されている。また、プロペラシャフトチュ
ーブ77の中間部には、給油ニップ84が設けられてい
る。
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動し
て長さ変更自在な伸縮ドライブシャフト71によって結
合されている。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上
部ギヤボックス32の水平出力軸50に接続された前記
伸縮プロペラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフア
クスル21に接続されるプロペラシャフト72,73
と、ドローバフレーム本体62の先端に取付けられて伸
縮プロペラシャフト52とプロペラシャフト72,73
との間をクロスジョイント74を介して接続する軸受7
5とで主に構成されている。前記伸縮プロペラシャフト
52は、図9に示すように、前記軸受75側のアウター
チューブ76と、該アウターチューブ76の先端部に取
付けられたプロペラシャフトチューブ77と、プロペラ
シャフトチューブ77およびアウターチューブ76の内
部にその後端部を出入り自在に挿入配置されたインナー
シャフト78とで主に構成されている。そして、インナ
ーシャフト78の外周面とプロペラシャフトチューブ7
7の内周面には、長手方向へ延びるボール溝79,80
が形成され、両ボール溝79,80間にスナップリング
81、ダストオイルシール82を介してボールベアリン
グ83が介装されている。また、プロペラシャフトチュ
ーブ77の中間部には、給油ニップ84が設けられてい
る。
【0031】次に、この実施の形態1の作動について説
明する。
明する。
【0032】本実施の形態では、図示しないエンジンか
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
【0033】また、トラクタ10とトレーラシャーシ1
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、カプラ25を中心
にスイベルドライブ28が回動し、スイベルドライブ2
8の回動に伴ってドローバフレーム59と伸縮ドライブ
シャフト71とが伸長動(図4の符号a参照)し、トレ
ーラ14の前輪15と後輪16がトラクタ10と逆方向
へ操舵され、これによって旋回半径を小さくすることが
できる。この際、トラクタ10とトレーラ14の左右方
向の捩れは、ドローバフレーム59のドローバフレーム
本体62と伸縮インナーチューブ63との軸転によって
吸収される。また、伸縮プロペラシャフト52のインナ
ーシャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間
にボールベアリング83を介装することにより、伸縮動
をスムーズとし、且つ、インナーシャフト78とプロペ
ラシャフトチューブ77との間隙を小さくして回転方向
の間隙によるショックが少なくなるようにしている。
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、カプラ25を中心
にスイベルドライブ28が回動し、スイベルドライブ2
8の回動に伴ってドローバフレーム59と伸縮ドライブ
シャフト71とが伸長動(図4の符号a参照)し、トレ
ーラ14の前輪15と後輪16がトラクタ10と逆方向
へ操舵され、これによって旋回半径を小さくすることが
できる。この際、トラクタ10とトレーラ14の左右方
向の捩れは、ドローバフレーム59のドローバフレーム
本体62と伸縮インナーチューブ63との軸転によって
吸収される。また、伸縮プロペラシャフト52のインナ
ーシャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間
にボールベアリング83を介装することにより、伸縮動
をスムーズとし、且つ、インナーシャフト78とプロペ
ラシャフトチューブ77との間隙を小さくして回転方向
の間隙によるショックが少なくなるようにしている。
【0034】従って、図10に示すように、コーナーを
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
【0035】また、図11に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
【0036】また、図12に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
【0037】また、図13に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
【0038】さらに、図14に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
【0039】また、本実施の形態によれば、簡単な構成
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
【0040】なお、トラクタ10とトレーラ14とを分
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
【0041】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0042】例えば、荷台は、図1に示すような平板状
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、自走可能なトラクタに連結されたトレーラ
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。
明によれば、自走可能なトラクタに連結されたトレーラ
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。
【0044】この際、プロペラシャフト、スイベルドラ
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
【0045】請求項2の発明によれば、トレーラの車輪
を操舵可能とすることにより、トレーラトラクタの回転
半径を小さくすることができる。これにより、トレーラ
の車輪の軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けられるた
めコーナーを安全に曲がることができる。また、高速カ
ーブ時に横Gの影響を緩和することができる。
を操舵可能とすることにより、トレーラトラクタの回転
半径を小さくすることができる。これにより、トレーラ
の車輪の軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けられるた
めコーナーを安全に曲がることができる。また、高速カ
ーブ時に横Gの影響を緩和することができる。
【0046】この際、トラクタが方向変更すると、カプ
ラを中心にオーバーハング部が回動し、オーバーハング
部の回動に伴ってドローバフレームが伸長動し、トレー
ラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋
回半径が小さくなる。また、このような構造とすること
により、簡単にトレーラの車輪を操舵させることができ
る。
ラを中心にオーバーハング部が回動し、オーバーハング
部の回動に伴ってドローバフレームが伸長動し、トレー
ラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋
回半径が小さくなる。また、このような構造とすること
により、簡単にトレーラの車輪を操舵させることができ
る。
【0047】請求項3の発明によれば、自走可能なトラ
クタに連結されたトレーラの車輪を駆動輪とすることに
より、トレーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の
各作動を行うようになるので、安定走行を得ることがで
きる。特に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地
走行時に、駆動力が前後に分配されることにより安定し
た推進力を得ることができる。且つ、トレーラの車輪を
操舵可能とすることにより、トレーラトラクタの回転半
径を小さくすることができる。これにより、トレーラの
車輪の軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けられるため
コーナーを安全に曲がることができる。また、高速カー
ブ時に横Gの影響を緩和することができる。
クタに連結されたトレーラの車輪を駆動輪とすることに
より、トレーラがトラクタと同時に走行、減速、停止の
各作動を行うようになるので、安定走行を得ることがで
きる。特に、登坂発進時や下り坂走行中や雪道・不整地
走行時に、駆動力が前後に分配されることにより安定し
た推進力を得ることができる。且つ、トレーラの車輪を
操舵可能とすることにより、トレーラトラクタの回転半
径を小さくすることができる。これにより、トレーラの
車輪の軌跡がトラクタの車輪の軌跡に近付けられるため
コーナーを安全に曲がることができる。また、高速カー
ブ時に横Gの影響を緩和することができる。
【0048】請求項4の発明によれば、プロペラシャフ
ト、スイベルドライブ、長さ可変のプロペラシャフトを
介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆
動デフアクスルへ伝達されるようになる。これにより、
方向変更時にトレーラに対してトラクタが水平回動して
も、トラクタの駆動力を利用して支障なくトレーラを駆
動することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動
輪とすることができる。且つ、トラクタが方向変更する
と、カプラを中心にスイベルドライブが回動し、スイベ
ルドライブの回動に伴って長さ可変のプロペラシャフト
とドローバフレームとが伸長動し、トレーラの車輪がト
ラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さ
くなる。また、このような構造とすることにより、簡単
にトレーラの車輪を操舵させることができるという実用
上有益な効果を発揮し得る。
ト、スイベルドライブ、長さ可変のプロペラシャフトを
介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆
動デフアクスルへ伝達されるようになる。これにより、
方向変更時にトレーラに対してトラクタが水平回動して
も、トラクタの駆動力を利用して支障なくトレーラを駆
動することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動
輪とすることができる。且つ、トラクタが方向変更する
と、カプラを中心にスイベルドライブが回動し、スイベ
ルドライブの回動に伴って長さ可変のプロペラシャフト
とドローバフレームとが伸長動し、トレーラの車輪がト
ラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さ
くなる。また、このような構造とすることにより、簡単
にトレーラの車輪を操舵させることができるという実用
上有益な効果を発揮し得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の一部破断した分解斜視
図である。
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図3でトラクタの角度を変更した状態を示す図
である。
である。
【図5】スイベルドライブの分解斜視図である。
【図6】スイベルドライブの側方断面図である。
【図7】ドローバフレーム部分の分解斜視図である。
【図8】ドローバフレームの部分拡大側方断面図であ
る。
る。
【図9】伸縮プロペラシャフトの部分拡大側方断面図で
ある。
ある。
【図10】実施の実施の形態1にかかるコーナーを曲る
時の車輪の軌跡を示す平面図である。
時の車輪の軌跡を示す平面図である。
【図11】実施の実施の形態1にかかる登坂発進時の状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図12】実施の実施の形態1にかかる下り坂走行中の
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図13】実施の実施の形態1にかかる高速カーブ時の
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図14】実施の実施の形態1にかかる雪道・不整地走
行時の状態を示す側面図である。
行時の状態を示す側面図である。
【図15】従来例にかかるコーナーを曲る時の車輪の軌
跡を示す平面図である。
跡を示す平面図である。
【図16】従来例にかかる登坂発進時の状態を示す側面
図である。
図である。
【図17】従来例にかかる下り坂走行中の状態を示す側
面図である。
面図である。
【図18】従来例にかかる高速カーブ時の状態を示す平
面図である。
面図である。
【図19】従来例にかかる雪道・不整地走行時の状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【符号の説明】 10 トラクタ 12,13 トラクタ10の車輪 14 トレーラ 15,16 トレーラ14の車輪17 トレーラシャーシ 18 荷台 19 トラクタ駆動デフアクスル 21,22 トレーラ駆動デフアクスル25 カプラ 27 トラクタ10のオーバーハング部 28 スイベルドライブ52 (伸縮)プロペラシャフト 59 ドローバフレーム 71 (伸縮)ドライブシャフト ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 トレーラトラクタ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレーラトラク
タに関するものである。
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型トラックのなかには、図15〜図1
9に示すように、荷物を積載するためのトレーラ1をト
ラクタ2で牽引するようにしたトレーラトラクタ3があ
る。従来のトレーラトラクタ3は、トレーラ1の車輪4
が従動輪で且つ非操舵輪となっている。
9に示すように、荷物を積載するためのトレーラ1をト
ラクタ2で牽引するようにしたトレーラトラクタ3があ
る。従来のトレーラトラクタ3は、トレーラ1の車輪4
が従動輪で且つ非操舵輪となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
【0004】即ち、図15に示すように、コーナーを曲
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
【0005】また、図16に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
【0006】また、図17に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
【0007】また、図18に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
【0008】さらに、図19に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、自走可能なトラク
タにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分離可能に
トレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引するよう
にしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能としたことを特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、自走可能なトラク
タにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分離可能に
トレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引するよう
にしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能としたことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項1にかかる発
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
【0012】この際、プロペラシャフト、スイベルドラ
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
【0013】請求項2に記載された発明では、自走可能
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能とし、更に、前記トレーラシャーシに前記ドライ
ブシャフトに沿って延び且つ長さ可変のドローバフレー
ムを取付け、ドローバフレームの先端をトラクタのカプ
ラよりも後方のスイベルドライブに水平旋回可能に接続
して、荷台に対しトレーラシャーシごとトレーラの車輪
を操舵可能としたことを特徴としている。
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能とし、更に、前記トレーラシャーシに前記ドライ
ブシャフトに沿って延び且つ長さ可変のドローバフレー
ムを取付け、ドローバフレームの先端をトラクタのカプ
ラよりも後方のスイベルドライブに水平旋回可能に接続
して、荷台に対しトレーラシャーシごとトレーラの車輪
を操舵可能としたことを特徴としている。
【0014】このように構成された請求項2にかかる発
明では、プロペラシャフト、スイベルドライブ、長さ可
変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、方向変更時にトレーラに対して
トラクタが水平回動しても、トラクタの駆動力を利用し
て支障なくトレーラを駆動することが可能となり、簡単
にトレーラの車輪を駆動輪とすることができる。且つ、
トラクタが方向変更すると、カプラを中心にスイベルド
ライブが回動し、スイベルドライブの回動に伴って長さ
可変のプロペラシャフトとドローバフレームとが伸長動
し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されるこ
ととなり旋回半径が小さくなる。また、このような構造
とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させる
ことができる。
明では、プロペラシャフト、スイベルドライブ、長さ可
変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、方向変更時にトレーラに対して
トラクタが水平回動しても、トラクタの駆動力を利用し
て支障なくトレーラを駆動することが可能となり、簡単
にトレーラの車輪を駆動輪とすることができる。且つ、
トラクタが方向変更すると、カプラを中心にスイベルド
ライブが回動し、スイベルドライブの回動に伴って長さ
可変のプロペラシャフトとドローバフレームとが伸長動
し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されるこ
ととなり旋回半径が小さくなる。また、このような構造
とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させる
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0016】図1ないし図13は、この発明の実施の形
態1を示すものである。
態1を示すものである。
【0017】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
【0018】ここで、トラクタ10の後輪13はトラク
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
【0019】そして、トレーラシャーシ17と荷台18
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
【0020】また、トラクタ10のカプラ25より後方
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
【0021】下部ギヤボックス30は、ケース33の内
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
【0022】同様に、上部ギヤボックス32は、ケース
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
【0023】さらに、上部ギヤボックス32には、上部
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
【0024】そして、該ドローバ取付ブラケット58と
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動して長さ変更自在なドローバフレーム5
9によって結合されている。該ドローバフレーム59
は、トレーラシャーシ17に設けられたトレーラシャー
シブラケット60に対し水平な後部取付ピン61を介し
て上下方向へ揺動可能に軸支された後端二又状のドロー
バフレーム本体62と、該ドローバフレーム本体62の
先端部分内部にその後端部を出入自在で且つ軸転可能に
挿入配置された伸縮インナーチューブ63とで主に構成
されている。該伸縮インナーチューブ63の先端部には
取付ブラケット64が設けられており、該取付ブラケッ
ト64と前記ドローバ取付ブラケット58との間は水平
なドローバフレーム取付ピン65を介して上下方向へ揺
動可能に軸支されている。また、ドローバフレーム本体
62の先端と伸縮インナーチューブ63の後端との嵌合
部分には、スライドブッシュ66、シール67、リテー
ナ68、スナップリング69が設けられている。また、
ドローバフレーム本体62の先端には、給油ニップル7
0が設けられている。
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動して長さ変更自在なドローバフレーム5
9によって結合されている。該ドローバフレーム59
は、トレーラシャーシ17に設けられたトレーラシャー
シブラケット60に対し水平な後部取付ピン61を介し
て上下方向へ揺動可能に軸支された後端二又状のドロー
バフレーム本体62と、該ドローバフレーム本体62の
先端部分内部にその後端部を出入自在で且つ軸転可能に
挿入配置された伸縮インナーチューブ63とで主に構成
されている。該伸縮インナーチューブ63の先端部には
取付ブラケット64が設けられており、該取付ブラケッ
ト64と前記ドローバ取付ブラケット58との間は水平
なドローバフレーム取付ピン65を介して上下方向へ揺
動可能に軸支されている。また、ドローバフレーム本体
62の先端と伸縮インナーチューブ63の後端との嵌合
部分には、スライドブッシュ66、シール67、リテー
ナ68、スナップリング69が設けられている。また、
ドローバフレーム本体62の先端には、給油ニップル7
0が設けられている。
【0025】さらに、前記スイベルドライブ28と前記
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動し
て長さ変更自在な伸縮ドライブシャフト71によって結
合されている。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上
部ギヤボックス32の水平出力軸50に接続された前記
伸縮プロペラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフア
クスル21に接続されるプロペラシャフト72,73
と、ドローバフレーム本体62の先端に取付けられて伸
縮プロペラシャフト52とプロペラシャフト72,73
との間をクロスジョイント74を介して接続する軸受7
5とで主に構成されている。前記伸縮プロペラシャフト
52は、図9に示すように、前記軸受75側のアウター
チューブ76と、該アウターチューブ76の先端部に取
付けられたプロペラシャフトチューブ77と、プロペラ
シャフトチューブ77およびアウターチューブ76の内
部にその後端部を出入り自在に挿入配置されたインナー
シャフト78とで主に構成されている。そして、インナ
ーシャフト78の外周面とプロペラシャフトチューブ7
7の内周面には、長手方向へ延びるボール溝79,80
が形成され、両ボール溝79,80間にスナップリング
81、ダストオイルシール82を介してボールベアリン
グ83が介装されている。また、プロペラシャフトチュ
ーブ77の中間部には、給油ニップ84が設けられてい
る。
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動し
て長さ変更自在な伸縮ドライブシャフト71によって結
合されている。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上
部ギヤボックス32の水平出力軸50に接続された前記
伸縮プロペラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフア
クスル21に接続されるプロペラシャフト72,73
と、ドローバフレーム本体62の先端に取付けられて伸
縮プロペラシャフト52とプロペラシャフト72,73
との間をクロスジョイント74を介して接続する軸受7
5とで主に構成されている。前記伸縮プロペラシャフト
52は、図9に示すように、前記軸受75側のアウター
チューブ76と、該アウターチューブ76の先端部に取
付けられたプロペラシャフトチューブ77と、プロペラ
シャフトチューブ77およびアウターチューブ76の内
部にその後端部を出入り自在に挿入配置されたインナー
シャフト78とで主に構成されている。そして、インナ
ーシャフト78の外周面とプロペラシャフトチューブ7
7の内周面には、長手方向へ延びるボール溝79,80
が形成され、両ボール溝79,80間にスナップリング
81、ダストオイルシール82を介してボールベアリン
グ83が介装されている。また、プロペラシャフトチュ
ーブ77の中間部には、給油ニップ84が設けられてい
る。
【0026】次に、この実施の形態1の作動について説
明する。
明する。
【0027】本実施の形態では、図示しないエンジンか
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
【0028】また、トラクタ10とトレーラシャーシ1
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、カプラ25を中心
にスイベルドライブ28が回動し、スイベルドライブ2
8の回動に伴ってドローバフレーム59と伸縮ドライブ
シャフト71とが伸長動(図4の符号a参照)し、トレ
ーラ14の前輪15と後輪16がトラクタ10と逆方向
へ操舵され、これによって旋回半径を小さくすることが
できる。この際、トラクタ10とトレーラ14の左右方
向の捩れは、ドローバフレーム59のドローバフレーム
本体62と伸縮インナーチューブ63との軸転によって
吸収される。また、伸縮プロペラシャフト52のインナ
ーシャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間
にボールベアリング83を介装することにより、伸縮動
をスムーズとし、且つ、インナーシャフト78とプロペ
ラシャフトチューブ77との間隙を小さくして回転方向
の間隙によるショックが少なくなるようにしている。
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、カプラ25を中心
にスイベルドライブ28が回動し、スイベルドライブ2
8の回動に伴ってドローバフレーム59と伸縮ドライブ
シャフト71とが伸長動(図4の符号a参照)し、トレ
ーラ14の前輪15と後輪16がトラクタ10と逆方向
へ操舵され、これによって旋回半径を小さくすることが
できる。この際、トラクタ10とトレーラ14の左右方
向の捩れは、ドローバフレーム59のドローバフレーム
本体62と伸縮インナーチューブ63との軸転によって
吸収される。また、伸縮プロペラシャフト52のインナ
ーシャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間
にボールベアリング83を介装することにより、伸縮動
をスムーズとし、且つ、インナーシャフト78とプロペ
ラシャフトチューブ77との間隙を小さくして回転方向
の間隙によるショックが少なくなるようにしている。
【0029】従って、図10に示すように、コーナーを
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
【0030】また、図11に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
【0031】また、図12に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
【0032】また、図13に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
【0033】さらに、図14に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
【0034】また、本実施の形態によれば、簡単な構成
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
【0035】なお、トラクタ10とトレーラ14とを分
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
【0036】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0037】例えば、荷台は、図1に示すような平板状
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、自走可能なトラクタに連結されたトレーラ
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。
明によれば、自走可能なトラクタに連結されたトレーラ
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。
【0039】この際、プロペラシャフト、スイベルドラ
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
【0040】請求項2の発明によれば、プロペラシャフ
ト、スイベルドライブ、長さ可変のプロペラシャフトを
介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆
動デフアクスルへ伝達されるようになる。これにより、
方向変更時にトレーラに対してトラクタが水平回動して
も、トラクタの駆動力を利用して支障なくトレーラを駆
動することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動
輪とすることができる。且つ、トラクタが方向変更する
と、カプラを中心にスイベルドライブが回動し、スイベ
ルドライブの回動に伴って長さ可変のプロペラシャフト
とドローバフレームとが伸長動し、トレーラの車輪がト
ラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さ
くなる。また、このような構造とすることにより、簡単
にトレーラの車輪を操舵させることができるという実用
上有益な効果を発揮し得る。 ─────────────────────────────────────────────────────
ト、スイベルドライブ、長さ可変のプロペラシャフトを
介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆
動デフアクスルへ伝達されるようになる。これにより、
方向変更時にトレーラに対してトラクタが水平回動して
も、トラクタの駆動力を利用して支障なくトレーラを駆
動することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動
輪とすることができる。且つ、トラクタが方向変更する
と、カプラを中心にスイベルドライブが回動し、スイベ
ルドライブの回動に伴って長さ可変のプロペラシャフト
とドローバフレームとが伸長動し、トレーラの車輪がト
ラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さ
くなる。また、このような構造とすることにより、簡単
にトレーラの車輪を操舵させることができるという実用
上有益な効果を発揮し得る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 トレーラトラクタ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレーラトラク
タに関するものである。
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型トラックのなかには、図15〜図1
9に示すように、荷物を積載するためのトレーラ1をト
ラクタ2で牽引するようにしたトレーラトラクタ3があ
る。従来のトレーラトラクタ3は、トレーラ1の車輪4
が従動輪で且つ非操舵輪となっている。
9に示すように、荷物を積載するためのトレーラ1をト
ラクタ2で牽引するようにしたトレーラトラクタ3があ
る。従来のトレーラトラクタ3は、トレーラ1の車輪4
が従動輪で且つ非操舵輪となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
うなトレーラ1の車輪4が従動輪で非操舵輪となってい
る従来のトレーラトラクタ3には、以下のような問題が
あった。
【0004】即ち、図15に示すように、コーナーを曲
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
る時に、トラクタ2の前輪5の軌道6とトレーラ1側の
車輪4の軌道7とが大きくずれることとなるので、トラ
クタ2の回転半径が大きくなり、その分、運転が難しく
なるとともに、トレーラ1側の車輪4が巻き込み事故を
起こすおそれがある。
【0005】また、図16に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
する時(登坂発進時)に、トレーラ1の荷重が後方の車
輪4の側へ移動するため、トラクタ2側の駆動輪8に掛
る荷重が減少して、駆動輪8が空転し、スリップ現象を
起こして推進力を失うおそれがある。
【0006】また、図17に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてトラクタ2側の駆動輪8を減速状態にす
ると、トレーラ1の荷重が前方へ移動してトラクタ2に
掛り過ぎてしまうため、走行が不安定となる。この状態
の時に、フットブレーキを作動させると、キックバック
現象が大きくなり、ジャックナイフ現象を起こしやすく
なる。
【0007】また、図18に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ1の
荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生するた
め、荷台9が外側へ傾き、トラクタ2の内側駆動輪8a
が浮いてフローリング現象が発生され、転倒につながる
おそれがある。そのため、運転者には、運転席に設置し
たトレーラブレーキ装置による制御テクニックが要求さ
れる。しかし、トレーラブレーキ装置を長時間使用した
り何度も繰返して使用した場合、トレーラブレーキ装置
が発熱して制動能力が低下するという問題もある。
【0008】さらに、図19に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ2
とトレーラ1の全体の推進力荷重がトラクタ2側の駆動
輪8のみに掛るため、該駆動輪8が空転してスリップ現
象を起こし推進力を失うおそれがある。また、下り坂走
行でグリップ力を失うと、重力の掛る方向のみに滑って
操舵不能となる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
解消し、状況に拘わらず安定した走行状態を得ることの
できるトレーラトラクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、自走可能なトラク
タにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分離可能に
トレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引するよう
にしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能としたことを特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、自走可能なトラク
タにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分離可能に
トレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引するよう
にしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能としたことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項1にかかる発
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
明では、自走可能なトラクタに連結されたトレーラの車
輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタと同
時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるので、
安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や下り
坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に分配
されることにより安定した推進力を得ることができる。
【0012】この際、プロペラシャフト、スイベルドラ
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
【0013】請求項2に記載された発明では、自走可能
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能とし、更に、前記トレーラシャーシに前記ドライ
ブシャフトに沿って延び且つ長さ可変のドローバフレー
ムを取付け、ドローバフレームの先端をトラクタのカプ
ラよりも後方のスイベルドライブに水平旋回可能に接続
して、荷台に対しトレーラシャーシごとトレーラの車輪
を操舵可能としたことを特徴としている。
なトラクタにカプラを介して水平方向へ回転可能且つ分
離可能にトレーラを連結し、トラクタでトレーラを牽引
するようにしたトレーラトラクタにおいて、トレーラの
車輪をトレーラシャーシを介して荷台に水平旋回可能に
接続して、前記カプラおよびトレーラシャーシの旋回中
心間の間隔が一定となるようにし、トレーラの車輪にト
レーラ駆動デフアクスルを取付け、トラクタのカプラよ
りも後方のオーバーハング部に、入力軸に対して出力軸
を水平方向へ回動可能としたスイベルドライブを取付
け、トラクタの車輪に取付けられたトラクタ駆動デフア
クスルとスイベルドライブとの間をプロペラシャフトで
接続すると共に、スイベルドライブとトレーラ駆動デフ
アクスルとの間を長さ可変のプロペラシャフトで接続し
て、トラクタ駆動デフアクスルへ入力される駆動力をト
レーラ駆動デフアクスルへ伝達してトレーラの車輪を駆
動可能とし、更に、前記トレーラシャーシに前記ドライ
ブシャフトに沿って延び且つ長さ可変のドローバフレー
ムを取付け、ドローバフレームの先端をトラクタのカプ
ラよりも後方のスイベルドライブに水平旋回可能に接続
して、荷台に対しトレーラシャーシごとトレーラの車輪
を操舵可能としたことを特徴としている。
【0014】このように構成された請求項2にかかる発
明では、プロペラシャフト、スイベルドライブ、長さ可
変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、方向変更時にトレーラに対して
トラクタが水平回動しても、トラクタの駆動力を利用し
て支障なくトレーラを駆動することが可能となり、簡単
にトレーラの車輪を駆動輪とすることができる。且つ、
トラクタが方向変更すると、カプラを中心にスイベルド
ライブが回動し、スイベルドライブの回動に伴って長さ
可変のプロペラシャフトとドローバフレームとが伸長動
し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されるこ
ととなり旋回半径が小さくなる。また、このような構造
とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させる
ことができる。
明では、プロペラシャフト、スイベルドライブ、長さ可
変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆動デフアクス
ルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ伝達されるよ
うになる。これにより、方向変更時にトレーラに対して
トラクタが水平回動しても、トラクタの駆動力を利用し
て支障なくトレーラを駆動することが可能となり、簡単
にトレーラの車輪を駆動輪とすることができる。且つ、
トラクタが方向変更すると、カプラを中心にスイベルド
ライブが回動し、スイベルドライブの回動に伴って長さ
可変のプロペラシャフトとドローバフレームとが伸長動
し、トレーラの車輪がトラクタと逆方向へ操舵されるこ
ととなり旋回半径が小さくなる。また、このような構造
とすることにより、簡単にトレーラの車輪を操舵させる
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0016】図1ないし図13は、この発明の実施の形
態1を示すものである。
態1を示すものである。
【0017】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
1のものでは、トラクタ10は、運転席11,前輪12
および後輪13を有している。また、トレーラ14は、
前輪15および後輪16を備えたトレーラシャーシ17
と荷台18とを備えている。
【0018】ここで、トラクタ10の後輪13はトラク
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
タ駆動デフアクスル19(2デフ用前側リヤアクスルを
流用する)に接続されており、図示しないエンジンから
の駆動力をプロペラシャフト20を介してトラクタ駆動
デフアクスル19へ伝達することにより、後輪13を駆
動し得るようにしている。また、トレーラ14の前輪1
5はトレーラ前輪駆動デフアクスル21に接続され、ト
レーラ14の後輪16はトレーラ後輪駆動デフアクスル
22に接続され、トレーラ前輪駆動デフアクスル21と
トレーラ後輪駆動デフアクスル22とは相互に接続され
ており、エンジンからの駆動力を後述するようにトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21へ伝達することにより、ト
レーラ14の前輪15と後輪16を駆動し得るようにし
ている。なお、トラクタ駆動デフアクスル19とトレー
ラ前輪駆動デフアクスル21とトレーラ後輪駆動デフア
クスル22は、インターアクスルデフロック装置の付い
たものとすることにより、車輪回転誤差を吸収させるよ
うにする。
【0019】そして、トレーラシャーシ17と荷台18
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
とは、スルーイングベアリグ23を介して水平方向に回
転可能に接続されている。また、荷台18とトラクタ1
0とは、キングピン24およびカプラ25を介して水平
方向に回転可能に接続される。そのため、トラクタ10
とトレーラシャーシ17との間は、走行中、常に、キン
グピン24とスルーイングベアリグ23との中心間距離
と等しい一定の間隔26に保たれる。
【0020】また、トラクタ10のカプラ25より後方
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
に位置するオーバーハング部27には、スイベルドライ
ブ28が取付けられている。該スイベルドライブ28
は、図5、図6に示すように、トラクタ10後部のオー
バーハング部27に組付ボルト29を介して取付けられ
た下部ギヤボックス30と、下部ギヤボックス30にス
ルーイングベアリグ31を介して水平方向に360度回
転可能に接続された上部ギヤボックス32とで主に構成
されている。
【0021】下部ギヤボックス30は、ケース33の内
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
部に、トラクタ駆動デフアクスル19から延設された入
力プロペラシャフト34にコンパニオンフランジ35を
介して接続される水平入力軸36と、水平入力軸36の
水平方向の回転をピニオン37およびベベルギヤ38を
介して垂直方向の回転に変える垂直シャフト39とを備
えている。また、下部ギヤボックス30のケース33内
には、水平入力軸36や垂直シャフト39をシールし支
承するためのオイルシール40、ベアリング41、スラ
ストベアリング42などが設けられている。さらに、ケ
ース33には、垂直シャフト39の端部を軸受43を介
して支承するカバー44が設けられている。
【0022】同様に、上部ギヤボックス32は、ケース
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
45の内部に、下部ギヤボックス30の垂直シャフト3
9へカップリングジョイント46を介して連結される垂
直シャフト47と、垂直シャフト47の垂直方向の回転
をベベルギヤ48およびピニオン49を介して水平方向
の回転に変える水平出力軸50とを備えている。該水平
出力軸50は、端部にコンパニオンフランジ51が取付
けられており、後述する伸縮プロペラシャフト52に接
続されるようになっている。また、上部ギヤボックス3
2には、垂直シャフト47や水平出力軸50をシールし
支承するためのオイルシール53、ベアリング54、ス
ラストベアリング55などが設けられている。さらに、
ケース45には、垂直シャフト47の端部を軸受56を
介して支承するカバー57が設けられている。
【0023】さらに、上部ギヤボックス32には、上部
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
ギヤボックス32と一体的に水平方向に回転可能にドロ
ーバ取付ブラケット58が嵌着されている。
【0024】そして、該ドローバ取付ブラケット58と
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動して長さ変更自在なドローバフレーム5
9によって結合されている。該ドローバフレーム59
は、トレーラシャーシ17に設けられたトレーラシャー
シブラケット60に対し水平な後部取付ピン61を介し
て上下方向へ揺動可能に軸支された後端二又状のドロー
バフレーム本体62と、該ドローバフレーム本体62の
先端部分内部にその後端部を出入自在で且つ軸転可能に
挿入配置された伸縮インナーチューブ63とで主に構成
されている。該伸縮インナーチューブ63の先端部には
取付ブラケット64が設けられており、該取付ブラケッ
ト64と前記ドローバ取付ブラケット58との間は水平
なドローバフレーム取付ピン65を介して上下方向へ揺
動可能に軸支されている。また、ドローバフレーム本体
62の先端と伸縮インナーチューブ63の後端との嵌合
部分には、スライドブッシュ66、シール67、リテー
ナ68、スナップリング69が設けられている。また、
ドローバフレーム本体62の先端には、給油ニップル7
0が設けられている。
前記トレーラシャーシ17との間は、図7、図8に示す
ような、伸縮動して長さ変更自在なドローバフレーム5
9によって結合されている。該ドローバフレーム59
は、トレーラシャーシ17に設けられたトレーラシャー
シブラケット60に対し水平な後部取付ピン61を介し
て上下方向へ揺動可能に軸支された後端二又状のドロー
バフレーム本体62と、該ドローバフレーム本体62の
先端部分内部にその後端部を出入自在で且つ軸転可能に
挿入配置された伸縮インナーチューブ63とで主に構成
されている。該伸縮インナーチューブ63の先端部には
取付ブラケット64が設けられており、該取付ブラケッ
ト64と前記ドローバ取付ブラケット58との間は水平
なドローバフレーム取付ピン65を介して上下方向へ揺
動可能に軸支されている。また、ドローバフレーム本体
62の先端と伸縮インナーチューブ63の後端との嵌合
部分には、スライドブッシュ66、シール67、リテー
ナ68、スナップリング69が設けられている。また、
ドローバフレーム本体62の先端には、給油ニップル7
0が設けられている。
【0025】さらに、前記スイベルドライブ28と前記
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動し
て長さ変更自在な伸縮ドライブシャフト71によって結
合されている。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上
部ギヤボックス32の水平出力軸50に接続された前記
伸縮プロペラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフア
クスル21に接続されるプロペラシャフト72,73
と、ドローバフレーム本体62の先端に取付けられて伸
縮プロペラシャフト52とプロペラシャフト72,73
との間をクロスジョイント74を介して接続する軸受7
5とで主に構成されている。前記伸縮プロペラシャフト
52は、図9に示すように、前記軸受75側のアウター
チューブ76と、該アウターチューブ76の先端部に取
付けられたプロペラシャフトチューブ77と、プロペラ
シャフトチューブ77およびアウターチューブ76の内
部にその後端部を出入り自在に挿入配置されたインナー
シャフト78とで主に構成されている。そして、インナ
ーシャフト78の外周面とプロペラシャフトチューブ7
7の内周面には、長手方向へ延びるボール溝79,80
が形成され、両ボール溝79,80間にスナップリング
81、ダストオイルシール82を介してボールベアリン
グ83が介装されている。また、プロペラシャフトチュ
ーブ77の中間部には、給油ニップ84が設けられてい
る。
トレーラ前輪駆動デフアクスル21との間は、伸縮動し
て長さ変更自在な伸縮ドライブシャフト71によって結
合されている。該伸縮ドライブシャフト71は、前記上
部ギヤボックス32の水平出力軸50に接続された前記
伸縮プロペラシャフト52と、トレーラ前輪駆動デフア
クスル21に接続されるプロペラシャフト72,73
と、ドローバフレーム本体62の先端に取付けられて伸
縮プロペラシャフト52とプロペラシャフト72,73
との間をクロスジョイント74を介して接続する軸受7
5とで主に構成されている。前記伸縮プロペラシャフト
52は、図9に示すように、前記軸受75側のアウター
チューブ76と、該アウターチューブ76の先端部に取
付けられたプロペラシャフトチューブ77と、プロペラ
シャフトチューブ77およびアウターチューブ76の内
部にその後端部を出入り自在に挿入配置されたインナー
シャフト78とで主に構成されている。そして、インナ
ーシャフト78の外周面とプロペラシャフトチューブ7
7の内周面には、長手方向へ延びるボール溝79,80
が形成され、両ボール溝79,80間にスナップリング
81、ダストオイルシール82を介してボールベアリン
グ83が介装されている。また、プロペラシャフトチュ
ーブ77の中間部には、給油ニップ84が設けられてい
る。
【0026】次に、この実施の形態1の作動について説
明する。
明する。
【0027】本実施の形態では、図示しないエンジンか
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
らの駆動力は、プロペラシャフト20およびトラクタ駆
動デフアクスル19を介してトラクタ10の後輪13へ
伝達され、該後輪13を駆動させる。同時に、上記駆動
力は、トラクタ駆動デフアクスル19から伸縮ドライブ
シャフト71およびトレーラ前輪駆動デフアクスル21
を介してトレーラ14の前輪15へ伝達され、該前輪1
5を駆動させ、且つ、トレーラ後輪駆動デフアクスル2
2を介してトレーラ14の後輪16へ伝達され、該後輪
16を駆動させる。従って、トレーラ14の前輪15と
後輪16が駆動輪となる。なお、トラクタ駆動デフアク
スル19とトレーラ前輪駆動デフアクスル21とトレー
ラ後輪駆動デフアクスル22を、インターアクスルデフ
ロック装置の付いたものとすることにより、車輪回転誤
差を吸収させるようにする。
【0028】また、トラクタ10とトレーラシャーシ1
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、カプラ25を中心
にスイベルドライブ28が回動し、スイベルドライブ2
8の回動に伴ってドローバフレーム59と伸縮ドライブ
シャフト71とが伸長動(図4の符号a参照)し、トレ
ーラ14の前輪15と後輪16がトラクタ10と逆方向
へ操舵され、これによって旋回半径を小さくすることが
できる。この際、トラクタ10とトレーラ14の左右方
向の捩れは、ドローバフレーム59のドローバフレーム
本体62と伸縮インナーチューブ63との軸転によって
吸収される。また、伸縮プロペラシャフト52のインナ
ーシャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間
にボールベアリング83を介装することにより、伸縮動
をスムーズとし、且つ、インナーシャフト78とプロペ
ラシャフトチューブ77との間隙を小さくして回転方向
の間隙によるショックが少なくなるようにしている。
7との間をキングピン24とスルーイングベアリグ23
との中心間距離と等しい一定の間隔26に保たせ、トラ
クタ10のカプラ25より後方に位置するオーバーハン
グ部27にスイベルドライブ28を設けて、スイベルド
ライブ28とトレーラシャーシ17とを伸縮動自在なド
ローバフレーム59と伸縮ドライブシャフト71とを用
いて結合するようにしたことにより、図4に示すよう
に、トラクタ10が方向変更すると、カプラ25を中心
にスイベルドライブ28が回動し、スイベルドライブ2
8の回動に伴ってドローバフレーム59と伸縮ドライブ
シャフト71とが伸長動(図4の符号a参照)し、トレ
ーラ14の前輪15と後輪16がトラクタ10と逆方向
へ操舵され、これによって旋回半径を小さくすることが
できる。この際、トラクタ10とトレーラ14の左右方
向の捩れは、ドローバフレーム59のドローバフレーム
本体62と伸縮インナーチューブ63との軸転によって
吸収される。また、伸縮プロペラシャフト52のインナ
ーシャフト78とプロペラシャフトチューブ77との間
にボールベアリング83を介装することにより、伸縮動
をスムーズとし、且つ、インナーシャフト78とプロペ
ラシャフトチューブ77との間隙を小さくして回転方向
の間隙によるショックが少なくなるようにしている。
【0029】従って、図10に示すように、コーナーを
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
曲る時に、トラクタ10の前輪12の軌道85とトレー
ラ14の前輪15および後輪16の軌道86とがほぼ一
致することとなるので、トラクタ10の回転半径が小さ
くなり、その分、運転が容易になるとともに、トレーラ
14の前輪15および後輪16が巻き込み事故を起こし
難くなる。
【0030】また、図11に示すように、上り坂で発進
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
する時(登坂発進時)に、トレーラ14の荷重が後方に
ある前輪15および後輪16の側へ移動して、トラクタ
10の後輪13(駆動輪)に掛る荷重が減少し、後輪1
3が空転しても、トレーラ14の前輪15および後輪1
6が駆動輪であるため、スリップ現象を起こして推進力
を失うことを防止することができる。
【0031】また、図12に示すように、下り坂を走行
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
している時(下り坂走行中)に、エンジンブレーキや、
リターダブレーキおよび排気ブレーキなどの補助ブレー
キを作動させてると、トラクタ10の後輪13とトレー
ラ14の前輪15および後輪16が同時に減速状態にな
るため、トレーラ14の荷重が前方へ移動してトラクタ
10に掛り過ぎてしまい走行が不安定となるようなこと
が防止される。従って、この状態の時に、フットブレー
キを作動させても、キックバック現象が解消され、ジャ
ックナイフ現象が緩和されて安全な運転を行わせること
ができる。
【0032】また、図13に示すように、高速運転して
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
いてカーブを曲る際(高速カーブ時)に、トレーラ14
の荷重が遠心力によって外側へ移動して横Gが発生する
が、トレーラ14の前輪15と後輪16が外側へ向けて
操舵されることとなるため、横Gの影響が緩和され(角
度θが小さいほど横Gの影響を緩和する効果が高くな
る)、荷台9が外側へ傾きトラクタ10の内側後輪13
aが浮いてフローリング現象が発生され転倒を引き起こ
すようなことを防止することができる。
【0033】さらに、図14に示すように、雪道や不整
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
地を走行する時(雪道・不整地走行時)に、トラクタ1
0とトレーラ14の全体の推進力荷重をトラクタ10の
後輪13とトレーラ14の前輪15および後輪16に分
配することができるため、スリップ現象を起こし推進力
を失うことを防止することができる。
【0034】また、本実施の形態によれば、簡単な構成
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
で、トレーラ14の前輪15と後輪16を駆動輪で且つ
操舵可能とすることができる。
【0035】なお、トラクタ10とトレーラ14とを分
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
離する場合には、ドローバフレーム取付ピン65を外し
てドローバ取付ブラケット58と取付ブラケット64と
を分離し、且つ、コンパニオンフランジ51部分を外し
てスイベルドライブ28と伸縮プロペラシャフト52と
を分離するようにすれば良い。反対に、トラクタ10と
トレーラ14とを結合する場合には、ドローバフレーム
取付ピン65をドローバ取付ブラケット58と取付ブラ
ケット64との間に差込み、且つ、スイベルドライブ2
8のコンパニオンフランジ51に伸縮プロペラシャフト
52を結合すれば良い。このようにすることにより、簡
単にトラクタ10とトレーラ14とを着脱することが可
能となる。
【0036】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0037】例えば、荷台は、図1に示すような平板状
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
のものに限らず、コンテナなどとすることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、自走可能なトラクタに連結されたトレーラ
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。
明によれば、自走可能なトラクタに連結されたトレーラ
の車輪を駆動輪とすることにより、トレーラがトラクタ
と同時に走行、減速、停止の各作動を行うようになるの
で、安定走行を得ることができる。特に、登坂発進時や
下り坂走行中や雪道・不整地走行時に、駆動力が前後に
分配されることにより安定した推進力を得ることができ
る。
【0039】この際、プロペラシャフト、スイベルドラ
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
イブ、長さ可変のプロペラシャフトを介してトラクタ駆
動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆動デフアクスルへ
伝達されるようになる。これにより、方向変更時にトレ
ーラに対してトラクタが水平回動しても、トラクタの駆
動力を利用して支障なくトレーラを駆動することが可能
となり、簡単にトレーラの車輪を駆動輪とすることがで
きる。
【0040】請求項2の発明によれば、プロペラシャフ
ト、スイベルドライブ、長さ可変のプロペラシャフトを
介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆
動デフアクスルへ伝達されるようになる。これにより、
方向変更時にトレーラに対してトラクタが水平回動して
も、トラクタの駆動力を利用して支障なくトレーラを駆
動することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動
輪とすることができる。且つ、トラクタが方向変更する
と、カプラを中心にスイベルドライブが回動し、スイベ
ルドライブの回動に伴って長さ可変のプロペラシャフト
とドローバフレームとが伸長動し、トレーラの車輪がト
ラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さ
くなる。また、このような構造とすることにより、簡単
にトレーラの車輪を操舵させることができるという実用
上有益な効果を発揮し得る。
ト、スイベルドライブ、長さ可変のプロペラシャフトを
介してトラクタ駆動デフアクスルの駆動力がトレーラ駆
動デフアクスルへ伝達されるようになる。これにより、
方向変更時にトレーラに対してトラクタが水平回動して
も、トラクタの駆動力を利用して支障なくトレーラを駆
動することが可能となり、簡単にトレーラの車輪を駆動
輪とすることができる。且つ、トラクタが方向変更する
と、カプラを中心にスイベルドライブが回動し、スイベ
ルドライブの回動に伴って長さ可変のプロペラシャフト
とドローバフレームとが伸長動し、トレーラの車輪がト
ラクタと逆方向へ操舵されることとなり旋回半径が小さ
くなる。また、このような構造とすることにより、簡単
にトレーラの車輪を操舵させることができるという実用
上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の一部破断した分解斜視
図である。
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図3でトラクタの角度を変更した状態を示す図
である。
である。
【図5】スイベルドライブの分解斜視図である。
【図6】スイベルドライブの側方断面図である。
【図7】ドローバフレーム部分の分解斜視図である。
【図8】ドローバフレームの部分拡大側方断面図であ
る。
る。
【図9】伸縮プロペラシャフトの部分拡大側方断面図で
ある。
ある。
【図10】実施の実施の形態1にかかるコーナーを曲る
時の車輪の軌跡を示す平面図である。
時の車輪の軌跡を示す平面図である。
【図11】実施の実施の形態1にかかる登坂発進時の状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図12】実施の実施の形態1にかかる下り坂走行中の
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図13】実施の実施の形態1にかかる高速カーブ時の
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図14】実施の実施の形態1にかかる雪道・不整地走
行時の状態を示す側面図である。
行時の状態を示す側面図である。
【図15】従来例にかかるコーナーを曲る時の車輪の軌
跡を示す平面図である。
跡を示す平面図である。
【図16】従来例にかかる登坂発進時の状態を示す側面
図である。
図である。
【図17】従来例にかかる下り坂走行中の状態を示す側
面図である。
面図である。
【図18】従来例にかかる高速カーブ時の状態を示す平
面図である。
面図である。
【図19】従来例にかかる雪道・不整地走行時の状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【符号の説明】 10 トラクタ 12,13 トラクタ10の車輪 14 トレーラ 15,16 トレーラ14の車輪 17 トレーラシャーシ 18 荷台 19 トラクタ駆動デフアクスル 21,22 トレーラ駆動デフアクスル 25 カプラ 27 トラクタ10のオーバーハング部 28 スイベルドライブ 52 (伸縮)プロペラシャフト 59 ドローバフレーム 71 (伸縮)ドライブシャフト
Claims (6)
- 【請求項1】 トレーラをトラクタで牽引するようにし
たトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪を駆動輪
としたことを特徴とするトレーラトラクタ。 - 【請求項2】 トレーラの車輪にトラクタ駆動デフアク
スルを取付けるとともに、トラクタの車輪にトレーラ駆
動デフアクスルを取付け、 トラクタ駆動デフアクスルとトレーラ駆動デフアクスル
とを、ドライブシャフトで接続したことを特徴とする請
求項1記載のトレーラトラクタ。 - 【請求項3】 トレーラをトラクタで牽引するようにし
たトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪を操舵可
能としたことを特徴とするトレーラトラクタ。 - 【請求項4】 トラクタとトレーラの車輪とを荷台を介
して一定の間隔となるよう結合するとともに、トラクタ
と荷台およびトレーラの車輪と荷台との間をそれぞれ水
平旋回可能とし、 更に、トラクタの後方へのオーバーハング部とトレーラ
の車輪との間を伸縮動自在なドローバフレームで結合し
たことを特徴とする請求項4記載のトレーラトラクタ。 - 【請求項5】 トレーラをトラクタで牽引するようにし
たトレーラトラクタにおいて、トレーラの車輪を駆動輪
とし、且つ、トレーラの車輪を操舵可能としたことを特
徴とするトレーラトラクタ。 - 【請求項6】 トラクタとトレーラの車輪とを荷台を介
して一定の間隔となるよう結合するとともに、トラクタ
と荷台およびトレーラの車輪と荷台との間をそれぞれ水
平旋回可能とし、 更に、トラクタの後方へのオーバーハング部とトレーラ
の車輪との間を伸縮動自在なドローバフレームで結合
し、 且つ、トレーラの車輪にトラクタ駆動デフアクスルを取
付けるとともに、トラクタの車輪にトレーラ駆動デフア
クスルを取付け、 トラクタの後方へのオーバーハング部にトラクタ駆動デ
フアクスルへ接続されたスイベルドライブを設けて、該
スイベルドライブとトレーラ駆動デフアクスルとを、伸
縮ドライブシャフトで接続したことを特徴とする請求項
5記載のトレーラトラクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8860498A JP2967076B2 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | トレーラトラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8860498A JP2967076B2 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | トレーラトラクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11286223A true JPH11286223A (ja) | 1999-10-19 |
| JP2967076B2 JP2967076B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=13947433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8860498A Expired - Fee Related JP2967076B2 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | トレーラトラクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2967076B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220066A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-06 | Yasunobu Akashio | フルトレーラの操舵装置 |
| CN104859733A (zh) * | 2015-05-29 | 2015-08-26 | 河南骏通车辆有限公司 | 一种带驱动的半挂汽车列车 |
| CN105857068A (zh) * | 2016-03-30 | 2016-08-17 | 四川川龙拖拉机制造有限公司 | 一种拖拉机挂车驱动机组 |
| CN114872804A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-08-09 | 济南齐运智能科技有限公司 | 一种双驱两用牵引车 |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP8860498A patent/JP2967076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2967076B2 (ja) | 1999-10-25 |
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