JPH11286454A - 虚血性脳血管障害の治療剤 - Google Patents
虚血性脳血管障害の治療剤Info
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- JPH11286454A JPH11286454A JP1205599A JP1205599A JPH11286454A JP H11286454 A JPH11286454 A JP H11286454A JP 1205599 A JP1205599 A JP 1205599A JP 1205599 A JP1205599 A JP 1205599A JP H11286454 A JPH11286454 A JP H11286454A
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 虚血性脳血管障害の治療剤を提供する。
【解決手段】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物又はその塩を含有する虚血性脳血管障害の治療剤。
物又はその塩を含有する虚血性脳血管障害の治療剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は虚血性脳血管障害治
療剤に関する。脳血管疾患による死亡率は近年低下して
はいるものの、依然死因順位は高位に位置している。ま
た、後遺症を持つ有病者、医療機関に入院あるいは通院
する受療者は今なお増え続けている。脳の虚血が一定時
間持続するとさまざまな不可逆的変化が生じる結果、脳
組織の壊死すなわち脳梗塞さらにはさまざまな神経症状
が生じるが、急性期に適切な治療を行なうことにより、
急性期における死亡率の改善や後遺症を軽減させること
が可能であると考えられている。本発明の治療剤は、よ
り具体的にはこのような急性期における死亡の予防、後
遺症の予防、脳浮腫、微小循環の改善、神経保護を目的
とした薬を含むものである。
療剤に関する。脳血管疾患による死亡率は近年低下して
はいるものの、依然死因順位は高位に位置している。ま
た、後遺症を持つ有病者、医療機関に入院あるいは通院
する受療者は今なお増え続けている。脳の虚血が一定時
間持続するとさまざまな不可逆的変化が生じる結果、脳
組織の壊死すなわち脳梗塞さらにはさまざまな神経症状
が生じるが、急性期に適切な治療を行なうことにより、
急性期における死亡率の改善や後遺症を軽減させること
が可能であると考えられている。本発明の治療剤は、よ
り具体的にはこのような急性期における死亡の予防、後
遺症の予防、脳浮腫、微小循環の改善、神経保護を目的
とした薬を含むものである。
【0002】
【従来の技術】Na+/H+交換系は各種細胞膜上に存在す
る蛋白で、細胞内のH+イオンを細胞外に出すと同時に細
胞外のNa+イオンを細胞内に入れる作用を有している。
Na+イオンの移動は水の移動を伴うことが知られている
ことから、 Na+/H+交換系は細胞内のpHおよび細胞容積
を調節していると考えられている。本交換系は組織の虚
血および再灌流発生時に活性化されて細胞内のNa+イオ
ン含量を増加させ、 Na+/ Ca2+交換系を介して結果的
に細胞内のCa2+イオン含量を増加させることによりさま
ざまな細胞障害を引き起こすことが示唆されている。
る蛋白で、細胞内のH+イオンを細胞外に出すと同時に細
胞外のNa+イオンを細胞内に入れる作用を有している。
Na+イオンの移動は水の移動を伴うことが知られている
ことから、 Na+/H+交換系は細胞内のpHおよび細胞容積
を調節していると考えられている。本交換系は組織の虚
血および再灌流発生時に活性化されて細胞内のNa+イオ
ン含量を増加させ、 Na+/ Ca2+交換系を介して結果的
に細胞内のCa2+イオン含量を増加させることによりさま
ざまな細胞障害を引き起こすことが示唆されている。
【0003】心臓領域においては、Na+/H+交換系の阻
害により虚血および再灌流に伴う心筋梗塞巣を縮小させ
ることが動物を用いた病態モデル実験で報告されている
が、虚血性脳血管障害に関しては動物を用いた病態モデ
ル実験レベルでの報告はない。細胞レベルの研究で、培
養グリア細胞において酸負荷による細胞腫大がアミロラ
イド(amiloride)で抑制されるという報告がある(Kemps
ki, O.ら、Stroke、19、385-392、1988)が、 これは脳
浮腫とNa+/H+交換系の阻害剤の関係を示しているとは
いえないと考えられる。なぜならアミロライド(amilori
de)はNa+/H+交換系阻害活性を持つが、特異性が低く他
の作用もいくつか持っており、論文によってはアミロラ
イド(amiloride)はNa+/ Ca2+交換系の阻害剤として用
いられている場合もある。従ってこの系でNa+/H+交換
系阻害に基づき細胞腫大の抑制が認められたかどうかは
不明確な状況にあるからである。
害により虚血および再灌流に伴う心筋梗塞巣を縮小させ
ることが動物を用いた病態モデル実験で報告されている
が、虚血性脳血管障害に関しては動物を用いた病態モデ
ル実験レベルでの報告はない。細胞レベルの研究で、培
養グリア細胞において酸負荷による細胞腫大がアミロラ
イド(amiloride)で抑制されるという報告がある(Kemps
ki, O.ら、Stroke、19、385-392、1988)が、 これは脳
浮腫とNa+/H+交換系の阻害剤の関係を示しているとは
いえないと考えられる。なぜならアミロライド(amilori
de)はNa+/H+交換系阻害活性を持つが、特異性が低く他
の作用もいくつか持っており、論文によってはアミロラ
イド(amiloride)はNa+/ Ca2+交換系の阻害剤として用
いられている場合もある。従ってこの系でNa+/H+交換
系阻害に基づき細胞腫大の抑制が認められたかどうかは
不明確な状況にあるからである。
【0004】培養グリア細胞における実験が脳浮腫とNa
+/H+交換系の阻害剤の関係を示しているとはいえない
と考えられる別の理由として、この実験ではアセタゾラ
ミド(acetazolamide)によっても細胞腫大の抑制が認め
られていることが挙げられる。アセタゾラミド(acetazo
lamide)は利尿剤であり、実際in vivoの脳虚血モデルで
は脳浮腫抑制効果が認められない(後藤ら、脳卒中実験
ハンドブック、第7章血管透過性と脳浮腫、p629-733、
株式会社アイピーシー発行。Neurosurgery, 6,149-154,
1980。Stroke, 2, 456-460, 1971)。従って培養グリ
ア細胞における実験が脳浮腫のin vivoの効果に反映さ
れるとはいえないないのである。
+/H+交換系の阻害剤の関係を示しているとはいえない
と考えられる別の理由として、この実験ではアセタゾラ
ミド(acetazolamide)によっても細胞腫大の抑制が認め
られていることが挙げられる。アセタゾラミド(acetazo
lamide)は利尿剤であり、実際in vivoの脳虚血モデルで
は脳浮腫抑制効果が認められない(後藤ら、脳卒中実験
ハンドブック、第7章血管透過性と脳浮腫、p629-733、
株式会社アイピーシー発行。Neurosurgery, 6,149-154,
1980。Stroke, 2, 456-460, 1971)。従って培養グリ
ア細胞における実験が脳浮腫のin vivoの効果に反映さ
れるとはいえないないのである。
【0005】Na+/H+交換系阻害活性を有する化合物の
用途として、例えば、特開平9-67340号公報において、
脳梗塞の予防もしくは治療の為の使用が記載されてはい
るが、いずれもこれを裏付ける薬理実験データはなく、
根拠のある主張ではない。実際のところ、in vivo実験
にてNa+/H+交換系阻害活性と虚血性脳血管障害の抑制
を結び付けた文献は全くない状況にあった。
用途として、例えば、特開平9-67340号公報において、
脳梗塞の予防もしくは治療の為の使用が記載されてはい
るが、いずれもこれを裏付ける薬理実験データはなく、
根拠のある主張ではない。実際のところ、in vivo実験
にてNa+/H+交換系阻害活性と虚血性脳血管障害の抑制
を結び付けた文献は全くない状況にあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在、臨床使用されて
いる脳卒中急性期の治療薬は主として、グリセロールの
ような高浸透性による浮腫を軽減させる薬剤や血液凝固
系の抑制を作用機序とする薬剤であるが、充分に満足な
結果を得られるには至っていないのが現状である。さら
に、血液凝固抑制剤は出血性の病態や脳塞栓に対しては
禁忌であるため、病態鑑別のための検査が必要となり、
治療開始が遅くなるなどの不都合が生じる。このため、
病型を問わず使用できる作用機序による治療薬が望まれ
ている。
いる脳卒中急性期の治療薬は主として、グリセロールの
ような高浸透性による浮腫を軽減させる薬剤や血液凝固
系の抑制を作用機序とする薬剤であるが、充分に満足な
結果を得られるには至っていないのが現状である。さら
に、血液凝固抑制剤は出血性の病態や脳塞栓に対しては
禁忌であるため、病態鑑別のための検査が必要となり、
治療開始が遅くなるなどの不都合が生じる。このため、
病型を問わず使用できる作用機序による治療薬が望まれ
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、虚血性脳
血管障害を抑制する薬剤を見出すべく鋭意検討した結
果、Na+/H+交換系阻害活性を有する化合物が、優れた
脳梗塞および脳浮腫の改善効果を有することを見出し、
本発明を完成した。本発明者らはこの検討に際し、上記
培養グリア細胞に関する報告も考慮して、虚血性脳血管
障害を抑制する可能性がある薬剤を評価するためには、
in vivoの試験系で虚血性浮腫および梗塞などに対する
効果がなければ意味がないと考え、in vivoの実験を行
って本発明に至ったものである。Na+/H+交換系は血液
凝固系や線溶系に対し、積極的には作用しないと考えら
れることから、Na+/H+交換系の阻害剤が虚血性脳梗塞
に対し有効であるならば、出血が危惧される病型にも使
用できる優れた虚血性脳血管障害の、特に急性期の治療
薬となりうるものと考えられる。
血管障害を抑制する薬剤を見出すべく鋭意検討した結
果、Na+/H+交換系阻害活性を有する化合物が、優れた
脳梗塞および脳浮腫の改善効果を有することを見出し、
本発明を完成した。本発明者らはこの検討に際し、上記
培養グリア細胞に関する報告も考慮して、虚血性脳血管
障害を抑制する可能性がある薬剤を評価するためには、
in vivoの試験系で虚血性浮腫および梗塞などに対する
効果がなければ意味がないと考え、in vivoの実験を行
って本発明に至ったものである。Na+/H+交換系は血液
凝固系や線溶系に対し、積極的には作用しないと考えら
れることから、Na+/H+交換系の阻害剤が虚血性脳梗塞
に対し有効であるならば、出血が危惧される病型にも使
用できる優れた虚血性脳血管障害の、特に急性期の治療
薬となりうるものと考えられる。
【0008】本発明の態様としては次のものが挙げられ
る。 1. Na+/H+交換系阻害活性を有する化合物または
その塩を含有する虚血性脳血管障害治療剤。 2.虚血性脳血管障害が脳梗塞である上記1.記載の治
療剤。 3.虚血性脳血管障害が脳塞栓である上記1.記載の治
療剤。 4.虚血性脳血管障害が脳出血である上記1.記載の治
療剤。
る。 1. Na+/H+交換系阻害活性を有する化合物または
その塩を含有する虚血性脳血管障害治療剤。 2.虚血性脳血管障害が脳梗塞である上記1.記載の治
療剤。 3.虚血性脳血管障害が脳塞栓である上記1.記載の治
療剤。 4.虚血性脳血管障害が脳出血である上記1.記載の治
療剤。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。
する。
【0010】本発明で使用されるNa+/H+交換系阻害剤
またはその塩としては、 Na+/H+交換系に対し阻害活性
を有するものであれば特に限定されず、例えば次のもの
が挙げられる。
またはその塩としては、 Na+/H+交換系に対し阻害活性
を有するものであれば特に限定されず、例えば次のもの
が挙げられる。
【0011】 (a)特開平8-208602号公報に記載の一般式(1a):
【化10】 (式中、R1 は水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アシル基、カルボキシル基、
アルコキシカルボニル基、芳香族基、または式−O
R3 、−NR6 R7 、−SO2 NR6 R7 もしくは−S
(O)n R40(R40はアルキル基、置換アルキル基、ま
たは芳香族基を表し、nは0、1または2を表す)で示
される基、または
基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アシル基、カルボキシル基、
アルコキシカルボニル基、芳香族基、または式−O
R3 、−NR6 R7 、−SO2 NR6 R7 もしくは−S
(O)n R40(R40はアルキル基、置換アルキル基、ま
たは芳香族基を表し、nは0、1または2を表す)で示
される基、または
【化11】 〔式中、Aは酸素原子または式−S(O)n −もしくは
−N(R50)−で示される基(R50は水素原子またはア
ルキル基である)を表し、R’は水素原子、アルキル基
または置換アルキル基を表し、環は3〜8員の窒素原子
1つを含有する飽和複素環を表す。〕で示される基を表
し、一個または同一もしくは異なって複数個置換してい
てもよく、R2 は水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、シクロアルキル基、水酸基、アルコキシ基、芳香族
基または式−CH2 R20(R20はアルケニル基またはア
ルキニル基を表す)で示される基を表す。R3 は水素原
子、アルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基、
芳香族基、または式−CH2 R30(R30はアルケニル基
またはアルキニル基を表す)で示される基を表し、R6
およびR7 は互いに独立して、水素原子、アルキル基、
置換アルキル基、シクロアルキル基、アシル基、芳香族
基、または式−CH2 R60で示される基(R60はアルケ
ニル基またはアルキニル基を表す)を表すか、あるいは
R6 およびR7 が互いに結合して、環中に他のヘテロ原
子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基を
表す。但し、上記一般式において、R1 基およびグアニ
ジノカルボニル基はインドール環の六員環部分または五
員環部分のいずれに結合していてもよい。)で表される
インドロイルグアニジン誘導体またはその医薬として許
容される酸付加塩。
−N(R50)−で示される基(R50は水素原子またはア
ルキル基である)を表し、R’は水素原子、アルキル基
または置換アルキル基を表し、環は3〜8員の窒素原子
1つを含有する飽和複素環を表す。〕で示される基を表
し、一個または同一もしくは異なって複数個置換してい
てもよく、R2 は水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、シクロアルキル基、水酸基、アルコキシ基、芳香族
基または式−CH2 R20(R20はアルケニル基またはア
ルキニル基を表す)で示される基を表す。R3 は水素原
子、アルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基、
芳香族基、または式−CH2 R30(R30はアルケニル基
またはアルキニル基を表す)で示される基を表し、R6
およびR7 は互いに独立して、水素原子、アルキル基、
置換アルキル基、シクロアルキル基、アシル基、芳香族
基、または式−CH2 R60で示される基(R60はアルケ
ニル基またはアルキニル基を表す)を表すか、あるいは
R6 およびR7 が互いに結合して、環中に他のヘテロ原
子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基を
表す。但し、上記一般式において、R1 基およびグアニ
ジノカルボニル基はインドール環の六員環部分または五
員環部分のいずれに結合していてもよい。)で表される
インドロイルグアニジン誘導体またはその医薬として許
容される酸付加塩。
【0012】この化合物における各種の基を説明する。
【0013】アルキル基としては、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチル、2
−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルキル基が挙げられる。
ル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチル、2
−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルキル基が挙げられる。
【0014】アルケニル基としては、例えばビニル、ア
リル、プロペニル、2−プロペニル、ブテニル、ペンテ
ニル、ヘキセニルなどの炭素原子数6個以下のアルケニ
ル基が挙げられる。
リル、プロペニル、2−プロペニル、ブテニル、ペンテ
ニル、ヘキセニルなどの炭素原子数6個以下のアルケニ
ル基が挙げられる。
【0015】アルキニル基としては、例えばエチニル、
プロパルギル、ブチニル、ペンチニルなどの炭素原子数
2〜6個のアルキニル基が挙げられる。
プロパルギル、ブチニル、ペンチニルなどの炭素原子数
2〜6個のアルキニル基が挙げられる。
【0016】シクロアルキル基としては、例えばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチルなどの炭素原子数3〜7個のシク
ロアルキル基が挙げらる。
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチルなどの炭素原子数3〜7個のシク
ロアルキル基が挙げらる。
【0017】ハロゲン原子としては、例えばフッ素、塩
素および臭素原子が挙げられる。
素および臭素原子が挙げられる。
【0018】アシル基としては、例えばアセチル、プロ
パノイル、2−メチルプロパノイルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルカノイル基、例えばフ
ェニルアセチル、フェニルプロパノイルなどの炭素原子
数10個以下のアリールアルカノイル基、例えばベンゾ
イル、1−ナフトイル、2−ナフトイルなどの炭素原子
数11個以下のアロイル基などが挙げられる。
パノイル、2−メチルプロパノイルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルカノイル基、例えばフ
ェニルアセチル、フェニルプロパノイルなどの炭素原子
数10個以下のアリールアルカノイル基、例えばベンゾ
イル、1−ナフトイル、2−ナフトイルなどの炭素原子
数11個以下のアロイル基などが挙げられる。
【0019】アルコキシカルボニル基としては、例えば
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、2−プロポキシカルボニルなどの直鎖また
は分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシカルボニル
基が挙げられる
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、2−プロポキシカルボニルなどの直鎖また
は分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシカルボニル
基が挙げられる
【0020】芳香族基には置換基を有していてもよいア
リール基および置換基を有していてもよいヘテロアリー
ル基が含まれ、アリール基としては、例えばフェニル、
ナフチルなどの炭素原子数10個以下のアリール基が、
ヘテロアリール基としては、例えば2−、3−、4−ピ
リジル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、
2−、3−フリル、2−、3−チエニル、1−、3−、
4−オキサゾリル、3−、4−、5−イソオキサゾリル
などの窒素原子を1〜4個含む5〜6員ヘテロアリール
基および窒素原子を1〜2個と酸素原子を1個もしくは
硫黄原子を1個を含む5〜6員ヘテロアリール基が挙げ
られる。
リール基および置換基を有していてもよいヘテロアリー
ル基が含まれ、アリール基としては、例えばフェニル、
ナフチルなどの炭素原子数10個以下のアリール基が、
ヘテロアリール基としては、例えば2−、3−、4−ピ
リジル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、
2−、3−フリル、2−、3−チエニル、1−、3−、
4−オキサゾリル、3−、4−、5−イソオキサゾリル
などの窒素原子を1〜4個含む5〜6員ヘテロアリール
基および窒素原子を1〜2個と酸素原子を1個もしくは
硫黄原子を1個を含む5〜6員ヘテロアリール基が挙げ
られる。
【0021】置換アリール基および置換ヘテロアリール
基における置換基にはアルキル基、置換アルキル基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カル
ボキシル基および式−OR3 、−NR6 R7 、−CON
R6 R7 、−SO2 NR6 R 7 、または−S(O)n R
40で示される基が含まれる。
基における置換基にはアルキル基、置換アルキル基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カル
ボキシル基および式−OR3 、−NR6 R7 、−CON
R6 R7 、−SO2 NR6 R 7 、または−S(O)n R
40で示される基が含まれる。
【0022】R1 が式−OR3 で示される基であり、こ
こでR3 が芳香族基である場合の代表的な−OR3 基の
例は、フェノキシ基および置換フェノキシ基である。置
換フェノキシ基の例としては、例えばニトロ基、−NR
6 R7 基(R6 およびR7 としては、例えば水素原子、
アルキル基など)、置換アルキル基(置換基としては、
例えば水酸基、−NR6 R7 基など)などで置換さたフ
ェノキシ基が挙げられる。さらに具体的な置換フェノキ
シ基としては、例えばo−,m−またはp−ニトロフェ
ノキシ、o−,m−またはp−アミノフェノキシ、o
−,m−またはp−(ジメチルアミノ)フェノキシ、o
−,m−またはp−(アミノメチル)フェノキシ、o
−,m−またはp−(ジメチルアミノメチル)フェノキ
シなどが挙げられる。
こでR3 が芳香族基である場合の代表的な−OR3 基の
例は、フェノキシ基および置換フェノキシ基である。置
換フェノキシ基の例としては、例えばニトロ基、−NR
6 R7 基(R6 およびR7 としては、例えば水素原子、
アルキル基など)、置換アルキル基(置換基としては、
例えば水酸基、−NR6 R7 基など)などで置換さたフ
ェノキシ基が挙げられる。さらに具体的な置換フェノキ
シ基としては、例えばo−,m−またはp−ニトロフェ
ノキシ、o−,m−またはp−アミノフェノキシ、o
−,m−またはp−(ジメチルアミノ)フェノキシ、o
−,m−またはp−(アミノメチル)フェノキシ、o
−,m−またはp−(ジメチルアミノメチル)フェノキ
シなどが挙げられる。
【0023】アルコキシ基としては、例えばメトキシ、
エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシなどの直鎖
または分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシ基が挙
げられる。
エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシなどの直鎖
または分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシ基が挙
げられる。
【0024】R6 およびR7 が互いに結合して形成す
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、例えば窒素原子を1〜
3個含む5〜7員環基または窒素原子1個および酸素原
子1個を含む5〜7員環基が挙げられ、さらに具体的に
は1−ピロリジニル、ピペリジノ、1−ピペラジニル、
モルホリノ、4−メチルピペラジニル等が挙げられる。
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、例えば窒素原子を1〜
3個含む5〜7員環基または窒素原子1個および酸素原
子1個を含む5〜7員環基が挙げられ、さらに具体的に
は1−ピロリジニル、ピペリジノ、1−ピペラジニル、
モルホリノ、4−メチルピペラジニル等が挙げられる。
【0025】置換アルキル基における置換基にはハロゲ
ン原子、水酸基、アルコキシ基、シアノ基、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、芳香族基、
および式−CONR4 R5 (R4 およびR5 は互いに独
立して、水素原子またはアルキル基を表すか、あるいは
R4 およびR5 が互いに結合して、環中に他のヘテロ原
子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基を
表す)、−NR6 R7もしくは
ン原子、水酸基、アルコキシ基、シアノ基、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、芳香族基、
および式−CONR4 R5 (R4 およびR5 は互いに独
立して、水素原子またはアルキル基を表すか、あるいは
R4 およびR5 が互いに結合して、環中に他のヘテロ原
子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基を
表す)、−NR6 R7もしくは
【化12】 (Eは窒素原子またはCH基を、R”は水素原子、アル
キル基または置換アルキル基を表し、環は3〜8員の飽
和脂肪族環または窒素原子一つを含有する飽和複素環で
あることを表す)で示される基が含まれる。特に、R
1 、R2 、R3 が置換アルキル基である場合の置換基と
しては、シクロアルキル基、ハロゲン原子、水酸基、ア
ルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、アシル基、芳香族基、および式−CONR4 R5 も
しくは−NR6 R7 で示される基などが挙げられ、R
6 、R7 が置換アルキル基である場合の置換基として
は、シクロアルキル基、水酸基、アルコキシ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、アリー
ル基、および式−CONR4 R5 もしくは−NR4 R5
で示される基などが挙げられる。また、置換アルキル基
のアルキル部分としては、前述したアルキル基と同様の
例を挙げることができる。
キル基または置換アルキル基を表し、環は3〜8員の飽
和脂肪族環または窒素原子一つを含有する飽和複素環で
あることを表す)で示される基が含まれる。特に、R
1 、R2 、R3 が置換アルキル基である場合の置換基と
しては、シクロアルキル基、ハロゲン原子、水酸基、ア
ルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、アシル基、芳香族基、および式−CONR4 R5 も
しくは−NR6 R7 で示される基などが挙げられ、R
6 、R7 が置換アルキル基である場合の置換基として
は、シクロアルキル基、水酸基、アルコキシ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、アリー
ル基、および式−CONR4 R5 もしくは−NR4 R5
で示される基などが挙げられる。また、置換アルキル基
のアルキル部分としては、前述したアルキル基と同様の
例を挙げることができる。
【0026】そのような置換アルキル基としては、例え
ば炭素原子数3〜6のシクロアルキルで置換された炭素
原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のポリハ
ロアルキル基、炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、炭素原子数2〜6のアルコキシアルキル基、炭素原
子数2〜6のシアノアルキル基、炭素原子数2〜6のカ
ルボキシアルキル基、炭素原子数3〜8のアルコキシカ
ルボニルアルキル基、炭素原子数3〜8のアルカノイル
アルキル基、炭素原子数16以下のアロイルアルキル
基、置換基を有していてもよいフェニルもしくはナフチ
ル−C1 〜C5 アルキル基、窒素原子が一つまたは二つ
のC1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいカルバモ
イル−C1 〜C3 アルキル基、窒素原子が一つもしくは
二つのC1〜C3 アルキルまたはC7 〜C11アラルキル
で置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 アルキル
基、飽和5ないし7員環状アミノ−C1 〜C3 アルキル
基等が挙げられる。
ば炭素原子数3〜6のシクロアルキルで置換された炭素
原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のポリハ
ロアルキル基、炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、炭素原子数2〜6のアルコキシアルキル基、炭素原
子数2〜6のシアノアルキル基、炭素原子数2〜6のカ
ルボキシアルキル基、炭素原子数3〜8のアルコキシカ
ルボニルアルキル基、炭素原子数3〜8のアルカノイル
アルキル基、炭素原子数16以下のアロイルアルキル
基、置換基を有していてもよいフェニルもしくはナフチ
ル−C1 〜C5 アルキル基、窒素原子が一つまたは二つ
のC1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいカルバモ
イル−C1 〜C3 アルキル基、窒素原子が一つもしくは
二つのC1〜C3 アルキルまたはC7 〜C11アラルキル
で置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 アルキル
基、飽和5ないし7員環状アミノ−C1 〜C3 アルキル
基等が挙げられる。
【0027】代表的な置換アルキル基を挙げれば、R1
においてはトリフルオロメチル、トリフルオロエチル、
トリクロロメチルなどの炭素原子数1〜3のポリハロア
ルキル基、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、1−
ヒドロキシエチルなどの炭素原子数1〜6のヒドロキシ
アルキル基、アミノメチル、アミノエチル、1−アミノ
エチルなどの炭素原子数1〜5のアミノアルキル基など
が挙げられ、R2 においてはヒドロキシエチル、ヒドロ
キシプロピル、ヒドロキシブチル、2−ヒドロキシプロ
ピル、3,4−ジヒドロキシブチルなどの炭素原子数1
〜6のヒドロキシアルキル基、メトキシエチル、エトキ
シエチル、メトキシプロピルなどの炭素原子数1〜6の
アルコキシアルキル基、カルボキシエチル、カルボキシ
プロピルなどの炭素原子数2〜6のカルボキシアルキル
基、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメ
チル、メトキシカルボニルエチルなどの炭素原子数3〜
7のアルコキシカルボニルアルキル基、ベンジル、フェ
ニルエチル、フェニルプロピル、フェニルブチル、1−
もしくは2−ナフチルメチルなどの、フェニルまたはナ
フチル−C1 〜C5 アルキル基(フェニルまたはナフチ
ル部分にC1 〜C3アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ
基、アミノ基、水酸基、C1 〜C3 アルコキシ基などの
置換基を有していてもよい)、カルバモイルメチル、カ
ルバモイルエチル、ジメチルカルバモイルメチルなど
の、窒素原子が一つもしくは二つのC1〜C3 アルキル
で置換されていてもよいカルバモイル−C1 〜C3 アル
キル基、アミノエチル、アミノプロピル、ジメチルアミ
ノエチル、ジメチルアミノプロピル、ジエチルアミノエ
チルなどの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3
アルキルで置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 ア
ルキル基などが挙げられ、R3 およびR40においてはヒ
ドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ
プロピル、ヒドロキシブチル、2,3−ジヒドロキシプ
ロピルなどの炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、カルボキシメチル、カルボキシエチルなどの炭素原
子数2〜6のカルボキシアルキル基、ベンジル、フェニ
ルエチル、フェニルプロピルなどのフェニル−C1 〜C
5 アルキル基、カルバモイルメチル、カルバモイルエチ
ルなどのカルバモイル−C1 〜C3 アルキル基、アミノ
エチル、アミノプロピル、ジメチルアミノエチル、ジメ
チルアミノプロピル、ベンジルメチルアミノエチルなど
の、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3 アルキル
またはC7 〜C11アラルキルで置換されていてもよいア
ミノ−C1 〜C5 アルキル基、1−ピロリジニルエチ
ル、ピペリジノエチルなどの飽和5ないし7員環状アミ
ノ−C1 〜C3 アルキル基等が挙げられ、R6 およびR
7 においてはフェニルエチルなどのフェニル−C1 〜C
5 アルキル基が挙げられる。
においてはトリフルオロメチル、トリフルオロエチル、
トリクロロメチルなどの炭素原子数1〜3のポリハロア
ルキル基、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、1−
ヒドロキシエチルなどの炭素原子数1〜6のヒドロキシ
アルキル基、アミノメチル、アミノエチル、1−アミノ
エチルなどの炭素原子数1〜5のアミノアルキル基など
が挙げられ、R2 においてはヒドロキシエチル、ヒドロ
キシプロピル、ヒドロキシブチル、2−ヒドロキシプロ
ピル、3,4−ジヒドロキシブチルなどの炭素原子数1
〜6のヒドロキシアルキル基、メトキシエチル、エトキ
シエチル、メトキシプロピルなどの炭素原子数1〜6の
アルコキシアルキル基、カルボキシエチル、カルボキシ
プロピルなどの炭素原子数2〜6のカルボキシアルキル
基、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメ
チル、メトキシカルボニルエチルなどの炭素原子数3〜
7のアルコキシカルボニルアルキル基、ベンジル、フェ
ニルエチル、フェニルプロピル、フェニルブチル、1−
もしくは2−ナフチルメチルなどの、フェニルまたはナ
フチル−C1 〜C5 アルキル基(フェニルまたはナフチ
ル部分にC1 〜C3アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ
基、アミノ基、水酸基、C1 〜C3 アルコキシ基などの
置換基を有していてもよい)、カルバモイルメチル、カ
ルバモイルエチル、ジメチルカルバモイルメチルなど
の、窒素原子が一つもしくは二つのC1〜C3 アルキル
で置換されていてもよいカルバモイル−C1 〜C3 アル
キル基、アミノエチル、アミノプロピル、ジメチルアミ
ノエチル、ジメチルアミノプロピル、ジエチルアミノエ
チルなどの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3
アルキルで置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 ア
ルキル基などが挙げられ、R3 およびR40においてはヒ
ドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ
プロピル、ヒドロキシブチル、2,3−ジヒドロキシプ
ロピルなどの炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、カルボキシメチル、カルボキシエチルなどの炭素原
子数2〜6のカルボキシアルキル基、ベンジル、フェニ
ルエチル、フェニルプロピルなどのフェニル−C1 〜C
5 アルキル基、カルバモイルメチル、カルバモイルエチ
ルなどのカルバモイル−C1 〜C3 アルキル基、アミノ
エチル、アミノプロピル、ジメチルアミノエチル、ジメ
チルアミノプロピル、ベンジルメチルアミノエチルなど
の、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3 アルキル
またはC7 〜C11アラルキルで置換されていてもよいア
ミノ−C1 〜C5 アルキル基、1−ピロリジニルエチ
ル、ピペリジノエチルなどの飽和5ないし7員環状アミ
ノ−C1 〜C3 アルキル基等が挙げられ、R6 およびR
7 においてはフェニルエチルなどのフェニル−C1 〜C
5 アルキル基が挙げられる。
【0028】R4 およびR5 が互いに結合して形成す
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、前記のR6 およびR7
が形成する環状アミノ基の場合と同様の例を挙げること
ができる。
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、前記のR6 およびR7
が形成する環状アミノ基の場合と同様の例を挙げること
ができる。
【0029】式−S(0)n R40で表される基として
は、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基など
の炭素原子数8以下のアルキルスルホニル基および対応
するアルキルスルフィニル基、アルキルチオ基を挙げる
ことができる。
は、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基など
の炭素原子数8以下のアルキルスルホニル基および対応
するアルキルスルフィニル基、アルキルチオ基を挙げる
ことができる。
【0030】式
【化13】 で表される基としては例えば
【化14】 で表される基が挙げられ、好ましくは、(ピペリジン−
3−イル)オキシ、(ピペリジン−4−イル)オキシ、
(1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ、(1−メ
チルピペリジン−4−イル)オキシ、(ピロリジン−3
−イル)オキシ、(1−メチルピロリジン−3−イル)
オキシ、(ピペリジン−3−イル)チオ、(ピペリジン
−4−イル)チオ、(1−メチルピペリジン−3−イ
ル)チオ、(1−メチルピペリジン−4−イル)チオ、
(ピロリジン−3−イル)チオ、(1−メチルピロリジ
ン−2−イル)チオ、(ピペリジン−3−イル)アミ
ノ、(ピペリジン−4−イル)アミノ、(1−メチルピ
ペリジン−3−イル)アミノ、(1−メチルピペリジン
−4−イル)アミノ、(ピロリジン−3−イル)アミ
ノ、(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノが挙げ
られる。
3−イル)オキシ、(ピペリジン−4−イル)オキシ、
(1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ、(1−メ
チルピペリジン−4−イル)オキシ、(ピロリジン−3
−イル)オキシ、(1−メチルピロリジン−3−イル)
オキシ、(ピペリジン−3−イル)チオ、(ピペリジン
−4−イル)チオ、(1−メチルピペリジン−3−イ
ル)チオ、(1−メチルピペリジン−4−イル)チオ、
(ピロリジン−3−イル)チオ、(1−メチルピロリジ
ン−2−イル)チオ、(ピペリジン−3−イル)アミ
ノ、(ピペリジン−4−イル)アミノ、(1−メチルピ
ペリジン−3−イル)アミノ、(1−メチルピペリジン
−4−イル)アミノ、(ピロリジン−3−イル)アミ
ノ、(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノが挙げ
られる。
【0031】 (b)EP787,728に記載の一般式(1b):
【化15】 〔式中、R1b、R2b、R3b、R4bは互いに独立して水素
原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン原
子、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、芳香族基、アシル基、−OR5b、−N(R6b)
R7b、−CON(R6b)R7b、−SO2 N(R6b)
R7b、−S(O)n R8b、−Qb−Rab または
原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン原
子、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、芳香族基、アシル基、−OR5b、−N(R6b)
R7b、−CON(R6b)R7b、−SO2 N(R6b)
R7b、−S(O)n R8b、−Qb−Rab または
【化16】 (Abは酸素原子、−S(O)n −または−N(R10b)
−を表し、R9bは水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、アシル基または−Qb−Rabを表し、環は3〜8員
の窒素原子1個と炭素原子からなる飽和複素環基を表
す)を表す。Y1b、Y2b、Y3b、Y4b、Y5b、Y6b、Y
7bは、それぞれ同一または異なって単結合、−CH2
−、−O−、−CO−、−C(=C(R11b)R12b)
−、−S(O)n −、もしくは−N(R10b)−を表す
か、または隣りあう二つが一緒になって、−CH=CH
−を表し、但し、Y1b〜Y7bのうち、少なくとも2つは
単結合以外の基を表す。Zbは、なくてもよいが、1つ
または複数あってもよく、Y1b〜Y7bの環構成炭素原子
に結合する水素原子と置きかわる基であり、それぞれ同
一または異なって、アルキル基、置換アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロア
ルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン原子、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、アシル基、
−OR5b、−N(R6b)R7b、−S(O)n R8b、−C
(O)N(R6b)R7b、または−Qb−Rabを表すが、
但し、−CH=CH−の水素原子と置きかわる場合は、
Zbは−N(R6b)R7b、または−S(O)n R8bでな
い。Qbは置換されていてもよい低級アルキレン基を表
す。Rabは置換されていてもよいビニル基または置換さ
れていてもよいエチニル基を表す。R5bは水素原子、ア
ルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、飽和複素環基または芳香族基を表す。R
6bおよびR7bは、互いに独立して、水素原子、アルキル
基、置換アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケ
ニル基、飽和複素環基、芳香族基、アシル基もしくは−
Qb−Rabを表すか、又は、R6bとR7bが互いに結合し
て、これらが結合する窒素原子と一緒になって、環中に
他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5〜7員環の環状ア
ミノ基(該環状アミノ基は1以上のアルキル基、置換ア
ルキル基、水酸基又は−OR5bで置換されていてもよ
い)を表す。R8bはアルキル基、置換アルキル基または
芳香族基を表す。R10bは水素原子、アルキル基、置換
アルキル基、シクロアルキル基、飽和複素環基、芳香族
基、アシル基または−Qb−Rabを表す。R11bおよびR
12bは、互いに独立して、水素原子、アルキル基、置換
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアル
キル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン
原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、芳香
族基、アシル基、−OR5b、−N(R6b)R7b、−CO
N(R6b)R7b、−S(O)n R8bまたは−Qb−Rab
を表す。nは0、1または2の整数を表す。〕で表され
る置換グアニジン誘導体またはその医薬として許容され
る酸付加塩。
−を表し、R9bは水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、アシル基または−Qb−Rabを表し、環は3〜8員
の窒素原子1個と炭素原子からなる飽和複素環基を表
す)を表す。Y1b、Y2b、Y3b、Y4b、Y5b、Y6b、Y
7bは、それぞれ同一または異なって単結合、−CH2
−、−O−、−CO−、−C(=C(R11b)R12b)
−、−S(O)n −、もしくは−N(R10b)−を表す
か、または隣りあう二つが一緒になって、−CH=CH
−を表し、但し、Y1b〜Y7bのうち、少なくとも2つは
単結合以外の基を表す。Zbは、なくてもよいが、1つ
または複数あってもよく、Y1b〜Y7bの環構成炭素原子
に結合する水素原子と置きかわる基であり、それぞれ同
一または異なって、アルキル基、置換アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロア
ルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン原子、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、アシル基、
−OR5b、−N(R6b)R7b、−S(O)n R8b、−C
(O)N(R6b)R7b、または−Qb−Rabを表すが、
但し、−CH=CH−の水素原子と置きかわる場合は、
Zbは−N(R6b)R7b、または−S(O)n R8bでな
い。Qbは置換されていてもよい低級アルキレン基を表
す。Rabは置換されていてもよいビニル基または置換さ
れていてもよいエチニル基を表す。R5bは水素原子、ア
ルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、飽和複素環基または芳香族基を表す。R
6bおよびR7bは、互いに独立して、水素原子、アルキル
基、置換アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケ
ニル基、飽和複素環基、芳香族基、アシル基もしくは−
Qb−Rabを表すか、又は、R6bとR7bが互いに結合し
て、これらが結合する窒素原子と一緒になって、環中に
他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5〜7員環の環状ア
ミノ基(該環状アミノ基は1以上のアルキル基、置換ア
ルキル基、水酸基又は−OR5bで置換されていてもよ
い)を表す。R8bはアルキル基、置換アルキル基または
芳香族基を表す。R10bは水素原子、アルキル基、置換
アルキル基、シクロアルキル基、飽和複素環基、芳香族
基、アシル基または−Qb−Rabを表す。R11bおよびR
12bは、互いに独立して、水素原子、アルキル基、置換
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアル
キル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン
原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、芳香
族基、アシル基、−OR5b、−N(R6b)R7b、−CO
N(R6b)R7b、−S(O)n R8bまたは−Qb−Rab
を表す。nは0、1または2の整数を表す。〕で表され
る置換グアニジン誘導体またはその医薬として許容され
る酸付加塩。
【0032】この化合物における各種の基を説明する。
【0033】アルキル基としては、例えば、メチル、エ
チル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチル、
2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルキル基が挙げられる。
チル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチル、
2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルキル基が挙げられる。
【0034】シクロアルキル基は、置換されていない
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基、または基−OR5bにより置換されていてもよく、
例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、2−メチルシク
ロペンチル、3−メチルシクロペンチル、2−メチルシ
クロヘキシル、3−メチルシクロヘキシル、4−メチル
シクロヘキシル、2−ヒドロキシシクロペンチル、3−
ヒドロキシシクロペンチル、2−ヒドロキシシクロヘキ
シル、3−ヒドロキシシクロヘキシル、4−ヒドロキシ
シクロヘキシル、2−(ヒドロキシメチル)シクロペン
チル、3−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル、2−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル、3−(ヒドロキ
シメチル)シクロヘキシル、4−(ヒドロキシメチル)
シクロヘキシル、2−(アミノメチル)シクロペンチ
ル、3−(アミノメチル)シクロペンチル、2−(アミ
ノメチル)シクロヘキシル、3−(アミノメチル)シク
ロヘキシル、4−(アミノメチル)シクロヘキシル、2
−(メトキシメチル)シクロペンチル、3−(メトキシ
メチル)シクロペンチル、2−(メトキシメチル)シク
ロヘキシル、3−(メトキシメチル)シクロヘキシル、
4−(メトキシメチル)シクロヘキシルなどの3〜8員
環シクロアルキル基が挙げられる。
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基、または基−OR5bにより置換されていてもよく、
例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、2−メチルシク
ロペンチル、3−メチルシクロペンチル、2−メチルシ
クロヘキシル、3−メチルシクロヘキシル、4−メチル
シクロヘキシル、2−ヒドロキシシクロペンチル、3−
ヒドロキシシクロペンチル、2−ヒドロキシシクロヘキ
シル、3−ヒドロキシシクロヘキシル、4−ヒドロキシ
シクロヘキシル、2−(ヒドロキシメチル)シクロペン
チル、3−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル、2−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル、3−(ヒドロキ
シメチル)シクロヘキシル、4−(ヒドロキシメチル)
シクロヘキシル、2−(アミノメチル)シクロペンチ
ル、3−(アミノメチル)シクロペンチル、2−(アミ
ノメチル)シクロヘキシル、3−(アミノメチル)シク
ロヘキシル、4−(アミノメチル)シクロヘキシル、2
−(メトキシメチル)シクロペンチル、3−(メトキシ
メチル)シクロペンチル、2−(メトキシメチル)シク
ロヘキシル、3−(メトキシメチル)シクロヘキシル、
4−(メトキシメチル)シクロヘキシルなどの3〜8員
環シクロアルキル基が挙げられる。
【0035】シクロアルケニル基は、置換されていない
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基または基−OR5bにより置換されていてもよく、例
えば1−シクロペンテニル、2−シクロペンテニル、3
−シクロペンテニル、1−シクロヘキセニル、2−シク
ロヘキセニル、3−シクロヘキセニルなどの3〜8員環
の二重結合を1つ有するシクロアルケニル基が挙げられ
る。
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基または基−OR5bにより置換されていてもよく、例
えば1−シクロペンテニル、2−シクロペンテニル、3
−シクロペンテニル、1−シクロヘキセニル、2−シク
ロヘキセニル、3−シクロヘキセニルなどの3〜8員環
の二重結合を1つ有するシクロアルケニル基が挙げられ
る。
【0036】飽和複素環基は、置換されていないか、ま
たは1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水酸基ま
たは基−OR5bにより置換されていてもよく、例えば2
−テトラヒドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル、
2−テトラヒドロ−2H−ピラニル、4−テトラヒドロ
−4H−ピラニルなどの3〜8員環の酸素原子またはS
原子を1個有する飽和複素環基が挙げられる。
たは1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水酸基ま
たは基−OR5bにより置換されていてもよく、例えば2
−テトラヒドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル、
2−テトラヒドロ−2H−ピラニル、4−テトラヒドロ
−4H−ピラニルなどの3〜8員環の酸素原子またはS
原子を1個有する飽和複素環基が挙げられる。
【0037】ハロゲン原子としては、例えばフッ素、塩
素および臭素原子が挙げられる。
素および臭素原子が挙げられる。
【0038】アルコキシカルボニル基としては、例えば
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、2−プロポキシカルボニルなどの直鎖また
は分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシカルボニル
基が挙げられる。芳香族基には置換基を有していてもよ
いアリール基および置換基を有していてもよいヘテロア
リール基が含まれる。
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、2−プロポキシカルボニルなどの直鎖また
は分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシカルボニル
基が挙げられる。芳香族基には置換基を有していてもよ
いアリール基および置換基を有していてもよいヘテロア
リール基が含まれる。
【0039】アリール基としては、例えばフェニル、ナ
フチルなどの炭素原子数10個以下のアリール基が、ヘ
テロアリール基としては、例えば2−、3−、4−ピリ
ジル、ピロリル、イソミダゾリル、トリアゾリル、テト
ラゾリル、2−、3−フリル、2−、3−チエニル、1
−、3−、4−オキサゾリル、3−、4−、5−イソオ
キサゾリルなどの窒素原子を1〜4個含む5〜6員ヘテ
ロアリール基および窒素原子を0〜2個と酸素原子を1
個もしくは硫黄原子を1個含む5〜6員ヘテロアリール
基が挙げられる。
フチルなどの炭素原子数10個以下のアリール基が、ヘ
テロアリール基としては、例えば2−、3−、4−ピリ
ジル、ピロリル、イソミダゾリル、トリアゾリル、テト
ラゾリル、2−、3−フリル、2−、3−チエニル、1
−、3−、4−オキサゾリル、3−、4−、5−イソオ
キサゾリルなどの窒素原子を1〜4個含む5〜6員ヘテ
ロアリール基および窒素原子を0〜2個と酸素原子を1
個もしくは硫黄原子を1個含む5〜6員ヘテロアリール
基が挙げられる。
【0040】置換アリール基および置換ヘテロアリール
基における置換基にはアルキル基、置換アルキル基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カル
ボキシル基および式−OR5b、−N(R6b)R7b、−C
ON(R6b)R7b、−SO2N(R6b)R7b、または−
S(O)n R8bで示される基が含まれる。
基における置換基にはアルキル基、置換アルキル基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カル
ボキシル基および式−OR5b、−N(R6b)R7b、−C
ON(R6b)R7b、−SO2N(R6b)R7b、または−
S(O)n R8bで示される基が含まれる。
【0041】R1b,R2b,R3b,またはR4bが式−OR
5bで示される基であり、ここでR5bが芳香族基である場
合の代表的な−OR5b基の例は、フェノキシ基および置
換フェノキシ基である。置換フェノキシ基の例として
は、例えばニトロ基、−N(R 6b)R7b基(R6bおよび
R7bとしては、例えば水素原子、アルキル基など)、ア
ルキル基、置換アルキル基(置換基としては、例えば水
酸基、−N(R6b)R7b基など)などで置換されたフェ
ノキシ基が挙げられる。さらに具体的な置換フェノキシ
基としては、例えばo−,m−またはp−ニトロフェノ
キシ、o−,m−またはp−アミノフェノキシ、o−,
m−またはp−(ジメチルアミノ)フェノキシ、o−,
m−またはp−(アミノメチル)フェノキシ、o−,m
−またはp−(ジメチルアミノメチル)フェノキシなど
が挙げられる。
5bで示される基であり、ここでR5bが芳香族基である場
合の代表的な−OR5b基の例は、フェノキシ基および置
換フェノキシ基である。置換フェノキシ基の例として
は、例えばニトロ基、−N(R 6b)R7b基(R6bおよび
R7bとしては、例えば水素原子、アルキル基など)、ア
ルキル基、置換アルキル基(置換基としては、例えば水
酸基、−N(R6b)R7b基など)などで置換されたフェ
ノキシ基が挙げられる。さらに具体的な置換フェノキシ
基としては、例えばo−,m−またはp−ニトロフェノ
キシ、o−,m−またはp−アミノフェノキシ、o−,
m−またはp−(ジメチルアミノ)フェノキシ、o−,
m−またはp−(アミノメチル)フェノキシ、o−,m
−またはp−(ジメチルアミノメチル)フェノキシなど
が挙げられる。
【0042】アルコキシ基としては、例えばメトキシ、
エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシなどの直鎖
または分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシ基が挙
げられる。
エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシなどの直鎖
または分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシ基が挙
げられる。
【0043】R6bおよびR7bが互いに結合して、それら
が結合する窒素原子と共に形成する、環中に他のヘテロ
原子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基
としては、例えば窒素原子を1〜3個含む5〜7員環基
または窒素原子1個および酸素原子1個を含む5〜7員
環基が挙げられ、さらに具体的には1−ピロリジニル、
1−ピペリジノ、1−ピペラジニル、モルホリノ、1−
(4−メチル)ピペラジニル等が挙げられる。
が結合する窒素原子と共に形成する、環中に他のヘテロ
原子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基
としては、例えば窒素原子を1〜3個含む5〜7員環基
または窒素原子1個および酸素原子1個を含む5〜7員
環基が挙げられ、さらに具体的には1−ピロリジニル、
1−ピペリジノ、1−ピペラジニル、モルホリノ、1−
(4−メチル)ピペラジニル等が挙げられる。
【0044】置換アルキル基における置換基にはハロゲ
ン原子、水酸基、アルコキシ基、シクロアルキル基、シ
アノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ア
シル基、芳香族基、および式−CONRpbRqb(Rpbお
よびRqbは互いに独立して、水素原子またはアルキル基
を表すか、あるいはRpbおよびRqbは互いに結合して、
環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし7員
環の環状アミノ基を表す)、−N(R6b)R7bもしくは
ン原子、水酸基、アルコキシ基、シクロアルキル基、シ
アノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ア
シル基、芳香族基、および式−CONRpbRqb(Rpbお
よびRqbは互いに独立して、水素原子またはアルキル基
を表すか、あるいはRpbおよびRqbは互いに結合して、
環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし7員
環の環状アミノ基を表す)、−N(R6b)R7bもしくは
【化17】 (R″bは水素原子、アルキル基、または置換アルキル
基を表し、環は3〜8員の窒素原子一つを含有する飽和
複素環であることを表す)で示される基が含まれる。特
にR1b、R2b、R3b、R4b、R5b、R8b、R11bR12bた
はZbが置換アルキル基である場合の置換基としては、
シクロアルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ
基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル
基、芳香族基、および式−CONRpbRqbもしくは−N
(R6b)R7bで示される基などが挙げられ、R6b、
R7b,R9b,R10bが置換アルキル基である場合の置換
基としては、シクロアルキル基、水酸基、アルコキシ
基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル
基、アリール基、および式−CONRpbRqbもしくは−
NR pbRqbで示される基などが挙げられる。また、置換
アルキル基のアルキル部分としては、前述したアルキル
基と同様の例を挙げることができる。
基を表し、環は3〜8員の窒素原子一つを含有する飽和
複素環であることを表す)で示される基が含まれる。特
にR1b、R2b、R3b、R4b、R5b、R8b、R11bR12bた
はZbが置換アルキル基である場合の置換基としては、
シクロアルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ
基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル
基、芳香族基、および式−CONRpbRqbもしくは−N
(R6b)R7bで示される基などが挙げられ、R6b、
R7b,R9b,R10bが置換アルキル基である場合の置換
基としては、シクロアルキル基、水酸基、アルコキシ
基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル
基、アリール基、および式−CONRpbRqbもしくは−
NR pbRqbで示される基などが挙げられる。また、置換
アルキル基のアルキル部分としては、前述したアルキル
基と同様の例を挙げることができる。
【0045】そのような置換アルキル基としては、例え
ば炭素原子数3〜6のシクロアルキルで置換された炭素
原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のポリハ
ロアルキル基、炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、炭素原子数2〜6のアルコキシアルキル基、炭素原
子数2〜6のシアノアルキル基、炭素原子数2〜6のカ
ルボキシアルキル基、炭素原子数3〜8のアルコキシカ
ルボニルアルキル基、炭素原子数3〜8のアルカノイル
アルキル基、炭素原子数16以下のアロイルアルキル
基、置換基を有していてもよいフェニルもしくはナフチ
ル−C1 〜C5アルキル基、窒素原子が一つまたは二つ
のC1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいカルバモ
イル−C1 〜C3 アルキル基、窒素原子が一つもしくは
二つのC1〜C3 アルキルまたはC7 〜C11アラルキル
で置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 アルキル
基、飽和5ないし7員環状アミノ−C1 〜C3 アルキル
基等が挙げられる。
ば炭素原子数3〜6のシクロアルキルで置換された炭素
原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のポリハ
ロアルキル基、炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、炭素原子数2〜6のアルコキシアルキル基、炭素原
子数2〜6のシアノアルキル基、炭素原子数2〜6のカ
ルボキシアルキル基、炭素原子数3〜8のアルコキシカ
ルボニルアルキル基、炭素原子数3〜8のアルカノイル
アルキル基、炭素原子数16以下のアロイルアルキル
基、置換基を有していてもよいフェニルもしくはナフチ
ル−C1 〜C5アルキル基、窒素原子が一つまたは二つ
のC1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいカルバモ
イル−C1 〜C3 アルキル基、窒素原子が一つもしくは
二つのC1〜C3 アルキルまたはC7 〜C11アラルキル
で置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 アルキル
基、飽和5ないし7員環状アミノ−C1 〜C3 アルキル
基等が挙げられる。
【0046】代表的な置換アルキル基を挙げれば、トリ
フルオロメチル、トリフルオロエチル、トリクロロメチ
ルなどの炭素原子数1〜3のポリハロアルキル基、ヒド
ロキシメチル、ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチ
ルなどの炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル基、ア
ミノメチル、アミノエチル、1−アミノエチル、などの
炭素原子数1〜5のアミノアルキル基、メトキシエチ
ル、エトキシエチル、メトキシプロピルなどの炭素原子
数1〜6のアルコキシアルキル基、カルボキシエチル、
カルボキシプロピルなどの炭素原子数2〜6のカルボキ
シアルキル基、メトキシカルボニルメチル、エトキシカ
ルボニルメチル、メトキシカルボニルエチルなどの炭素
原子数3〜7のアルコキシカルボニルアルキル基、ベン
ジル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニルブ
チル、1−もしくは2−ナフチルメチルなどの、フェニ
ルまたはナフチル−C1 〜C5 アルキル基(フェニルま
たはナフチル部分にC1 〜C3 アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、C1 〜C3 アルコキ
シ基などの置換基を有していてもよい)、カルバモイル
メチル、カルバモイルエチル、ジメチルカルバモイルメ
チルなどの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3
アルキルで置換されていてもよいカルバモイル−C1 〜
C3 アルキル基、アミノエチル、アミノプロピル、ジメ
チルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル、ジエチル
アミノエチル、N−メチル−N−ベンジルアミノエチル
などの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3 アル
キルまたはC7 〜C11アラルキルで置換されていてもよ
いアミノ−C1 〜C5 アルキル基、1−ピロリジニルエ
チル、ピペリジノエチルなどの飽和5ないし7員環状ア
ミノ−C1 〜C3 アルキル基等が挙げられ、R6bおよび
R7bにおいてはフェニルエチルなどのフェニル−C1 〜
C5 アルキル基が挙げられる。
フルオロメチル、トリフルオロエチル、トリクロロメチ
ルなどの炭素原子数1〜3のポリハロアルキル基、ヒド
ロキシメチル、ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチ
ルなどの炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル基、ア
ミノメチル、アミノエチル、1−アミノエチル、などの
炭素原子数1〜5のアミノアルキル基、メトキシエチ
ル、エトキシエチル、メトキシプロピルなどの炭素原子
数1〜6のアルコキシアルキル基、カルボキシエチル、
カルボキシプロピルなどの炭素原子数2〜6のカルボキ
シアルキル基、メトキシカルボニルメチル、エトキシカ
ルボニルメチル、メトキシカルボニルエチルなどの炭素
原子数3〜7のアルコキシカルボニルアルキル基、ベン
ジル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニルブ
チル、1−もしくは2−ナフチルメチルなどの、フェニ
ルまたはナフチル−C1 〜C5 アルキル基(フェニルま
たはナフチル部分にC1 〜C3 アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、C1 〜C3 アルコキ
シ基などの置換基を有していてもよい)、カルバモイル
メチル、カルバモイルエチル、ジメチルカルバモイルメ
チルなどの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3
アルキルで置換されていてもよいカルバモイル−C1 〜
C3 アルキル基、アミノエチル、アミノプロピル、ジメ
チルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル、ジエチル
アミノエチル、N−メチル−N−ベンジルアミノエチル
などの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3 アル
キルまたはC7 〜C11アラルキルで置換されていてもよ
いアミノ−C1 〜C5 アルキル基、1−ピロリジニルエ
チル、ピペリジノエチルなどの飽和5ないし7員環状ア
ミノ−C1 〜C3 アルキル基等が挙げられ、R6bおよび
R7bにおいてはフェニルエチルなどのフェニル−C1 〜
C5 アルキル基が挙げられる。
【0047】Qbにおける低級アルキレン基並びにRab
におけるビニル基およびエチニル基の置換基としては、
例えばアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、および式−C
ON(R6b)R7bで示される基などが挙げられる。
におけるビニル基およびエチニル基の置換基としては、
例えばアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、および式−C
ON(R6b)R7bで示される基などが挙げられる。
【0048】低級アルキレン基としては、例えばメチレ
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタ
メチレン、ヘキサメチレン等の炭素原子数6以下のアル
キレン基が挙げられる。
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタ
メチレン、ヘキサメチレン等の炭素原子数6以下のアル
キレン基が挙げられる。
【0049】アシル基としては、ホルミル基、例えばア
セチル、プロパノイルなどの炭素原子数2〜6のアルカ
ノイル基、例えばシクロプロパンカルボニル、シクロブ
タンカルボニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘ
キサンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシクロアル
カンカルボニル基、例えばシクロペンテンカルボニル、
シクロヘキセンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシ
クロアルケンカルボニル基、例えばベンゾイル、トルオ
イル、ナフトイルなどの炭素原子数6〜10のアロイル
基、例えば2−ピペリジンカルボニル、3−モルホリン
カルボニルなどの窒素原子、酸素原子、硫黄原子から選
ばれる複素原子1〜2個を含む5又は6員の飽和複素環
を有する飽和複素環−カルボニル基、例えばフロイル、
テノイル、ニコチノイル、イソニコチノイルなどの窒素
原子、酸素原子、硫黄原子から選ばれる複素原子1〜2
個を含む5又は6員の複素芳香族環を有する複素芳香族
アシル基などが挙げられる。
セチル、プロパノイルなどの炭素原子数2〜6のアルカ
ノイル基、例えばシクロプロパンカルボニル、シクロブ
タンカルボニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘ
キサンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシクロアル
カンカルボニル基、例えばシクロペンテンカルボニル、
シクロヘキセンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシ
クロアルケンカルボニル基、例えばベンゾイル、トルオ
イル、ナフトイルなどの炭素原子数6〜10のアロイル
基、例えば2−ピペリジンカルボニル、3−モルホリン
カルボニルなどの窒素原子、酸素原子、硫黄原子から選
ばれる複素原子1〜2個を含む5又は6員の飽和複素環
を有する飽和複素環−カルボニル基、例えばフロイル、
テノイル、ニコチノイル、イソニコチノイルなどの窒素
原子、酸素原子、硫黄原子から選ばれる複素原子1〜2
個を含む5又は6員の複素芳香族環を有する複素芳香族
アシル基などが挙げられる。
【0050】RpbおよびRqbが互いに結合して形成す
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、前記のR6bおよびR7b
が形成する、環状アミノ基の場合と同様の例を挙げるこ
とができる。
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、前記のR6bおよびR7b
が形成する、環状アミノ基の場合と同様の例を挙げるこ
とができる。
【0051】式−S(0)n R8bで表される基として
は、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基など
の炭素原子数8以下のアルキルスルホニル基および対応
するアルキルスルフィニル基、アルキルチオ基を挙げる
ことができる。
は、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基など
の炭素原子数8以下のアルキルスルホニル基および対応
するアルキルスルフィニル基、アルキルチオ基を挙げる
ことができる。
【0052】式
【化18】 で表される基としては例えば、
【化19】 で表される基が挙げられ、好ましくは、(ピペリジン−
3−イル)オキシ、(ピペリジン−4−イル)オキシ、
(1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ、(1−メ
チルピペリジン−4−イル)オキシ、(ピロリジン−3
−イル)オキシ、(1−メチルピロリジン−3−イル)
オキシ、(ピペリジン−3−イル)チオ、(ピペリジン
−4−イル)チオ、(1−メチルピペリジン−3−イ
ル)チオ、(1−メチルピペリジン−4−イル)チオ、
(ピロリジン−3−イル)チオ、(1−メチルピロリジ
ン−2−イル)チオ、(ピペリジン−3−イル)アミ
ノ、(ピペリジン−4−イル)アミノ、(1−メチルピ
ペリジン−3−イル)アミノ、(1−メチルピペリジン
−4−イル)アミノ、(ピロリジン−3−イル)アミ
ノ、(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノが挙げ
られる。
3−イル)オキシ、(ピペリジン−4−イル)オキシ、
(1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ、(1−メ
チルピペリジン−4−イル)オキシ、(ピロリジン−3
−イル)オキシ、(1−メチルピロリジン−3−イル)
オキシ、(ピペリジン−3−イル)チオ、(ピペリジン
−4−イル)チオ、(1−メチルピペリジン−3−イ
ル)チオ、(1−メチルピペリジン−4−イル)チオ、
(ピロリジン−3−イル)チオ、(1−メチルピロリジ
ン−2−イル)チオ、(ピペリジン−3−イル)アミ
ノ、(ピペリジン−4−イル)アミノ、(1−メチルピ
ペリジン−3−イル)アミノ、(1−メチルピペリジン
−4−イル)アミノ、(ピロリジン−3−イル)アミ
ノ、(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノが挙げ
られる。
【0053】アルケニル基としては、例えばビニル、ア
リル、プロペニル、2−プロペニル、ブテニル、ペンテ
ニル、ヘキセニル等の炭素原子数6以下のアルケニル基
が挙げられる。
リル、プロペニル、2−プロペニル、ブテニル、ペンテ
ニル、ヘキセニル等の炭素原子数6以下のアルケニル基
が挙げられる。
【0054】アルキニル基としては、例えばエチニル、
プロパルギル、ブチニル、ペンチニル等の炭素原子数6
以下のアルキニル基が挙げられる。
プロパルギル、ブチニル、ペンチニル等の炭素原子数6
以下のアルキニル基が挙げられる。
【0055】Y1b、Y2b、Y3b、Y4b、Y5b、Y6b、Y
7bとして、例えば次のようなものが挙げられる。 1.Y1b〜Y7bのうち、いずれか1つが−CH2 −、−
O−、−CO−、−C(=C(R11b)R12b)−、−S
(O)n −、または−N(R10b)−を表し、1つが−
CH2 −を表し、他の5つは同一または異なって各々単
結合または−CH 2 −を表す。 さらに、具体的には次
のものが挙げられる。 1-1. Y1b が−CH2 −、−O−、−CO−、−C
(=C(R11b)R12b)−、−S(O)n −、または−
N(R10b)−を表し、Y2bが−CH2 −を表し、Y3b
〜Y7bが同一または異なって各々単結合または−CH2
−を表す。 1-2. Y7bが−O−、−CO−、または−C(=C(R
11b)R12b)−を表し、Y6bが−CH2 −を表し、Y1b
〜Y5bが同一または異なって各々単結合または−CH2
−を表す。 1-3. Y1bおよびY7bが−CH2 −を表し、Y2b、
Y3b、Y4b、Y5b、Y6bのうち、いずれか1つが−CH
2 −、−O−、−C(=C(R11b)R12b)−、−S
(O)n −または−N(R10b)−を表し、他の4つは
同一または異なって各々単結合または−CH2 −を表
す。 1-4. Y1b が−CH2 −、−O−、−CO−、−C
(=C(R11b)R12b)−、−S(O)n −、または−
N(R10b)−を表し、Y2b〜Y4bが各々−CH2−を表
し、Y5bおよびY6bが単結合を表す。
7bとして、例えば次のようなものが挙げられる。 1.Y1b〜Y7bのうち、いずれか1つが−CH2 −、−
O−、−CO−、−C(=C(R11b)R12b)−、−S
(O)n −、または−N(R10b)−を表し、1つが−
CH2 −を表し、他の5つは同一または異なって各々単
結合または−CH 2 −を表す。 さらに、具体的には次
のものが挙げられる。 1-1. Y1b が−CH2 −、−O−、−CO−、−C
(=C(R11b)R12b)−、−S(O)n −、または−
N(R10b)−を表し、Y2bが−CH2 −を表し、Y3b
〜Y7bが同一または異なって各々単結合または−CH2
−を表す。 1-2. Y7bが−O−、−CO−、または−C(=C(R
11b)R12b)−を表し、Y6bが−CH2 −を表し、Y1b
〜Y5bが同一または異なって各々単結合または−CH2
−を表す。 1-3. Y1bおよびY7bが−CH2 −を表し、Y2b、
Y3b、Y4b、Y5b、Y6bのうち、いずれか1つが−CH
2 −、−O−、−C(=C(R11b)R12b)−、−S
(O)n −または−N(R10b)−を表し、他の4つは
同一または異なって各々単結合または−CH2 −を表
す。 1-4. Y1b が−CH2 −、−O−、−CO−、−C
(=C(R11b)R12b)−、−S(O)n −、または−
N(R10b)−を表し、Y2b〜Y4bが各々−CH2−を表
し、Y5bおよびY6bが単結合を表す。
【0056】2.Y1b〜Y6bのいずれか隣りあう2つが
一緒になって−CH=CH−を表し、他の4つが同一ま
たは異なって各々単結合または−CH2 −を表し、Y7b
が単結合、−O−、−CO−、−C(=C(R11b)R
12b)−または−CH2 −を表す。さらに、具体的には
次のものが挙げられる。 2-1. −Y1b−Y2b−が−CH=CH−を表す。 2-2. Y1bが−CH2 −を表し、−Y2b−Y3b−が−C
H=CH−を表す。 2-3. Y1bおよびY2bが各々−CH2 −を表し、−Y3b
−Y4b−が−CH=CH−を表す。 2-4. Y1b、Y2bおよびY3bが各々−CH2 −を表し、
−Y4b−Y5b−が−CH=CH−を表す。
一緒になって−CH=CH−を表し、他の4つが同一ま
たは異なって各々単結合または−CH2 −を表し、Y7b
が単結合、−O−、−CO−、−C(=C(R11b)R
12b)−または−CH2 −を表す。さらに、具体的には
次のものが挙げられる。 2-1. −Y1b−Y2b−が−CH=CH−を表す。 2-2. Y1bが−CH2 −を表し、−Y2b−Y3b−が−C
H=CH−を表す。 2-3. Y1bおよびY2bが各々−CH2 −を表し、−Y3b
−Y4b−が−CH=CH−を表す。 2-4. Y1b、Y2bおよびY3bが各々−CH2 −を表し、
−Y4b−Y5b−が−CH=CH−を表す。
【0057】3.Y1bが−O−または−N(R10b)−
を表し、Y2b〜Y7bのいずれか1つが−CO−を表し、
他の5つは同一または異なって各々単結合または−CH
2 −を表す。さらに、具体的には次のものが挙げられ
る。 3-1. Y2bが−CO−を表す。 3-2. Y2bが−CH2 −を表し、Y3bが−CO−を表
す。 3-3. Y2bおよびY3bが−CH2 −を表し、Y4bが−C
O−を表す。 3-4. Y2b、Y3bおよびY4bが各々−CH2 −を表し、
Y5bが−CO−を表す。 3-5. Y2b、Y3b、Y4bおよびY5bが各々−CH2 −を
表し、Y6bが−CO−を表す。 また、Y1b〜Y7bのう
ち、2〜5個、特に2〜4個が単結合を表し、残りが単
結合以外の基を表すものが好ましい。さらに好ましくは
Y1b〜Y7bのうち、2個または3個が単結合を表し、残
りが単結合以外の基を表すものが好ましい。
を表し、Y2b〜Y7bのいずれか1つが−CO−を表し、
他の5つは同一または異なって各々単結合または−CH
2 −を表す。さらに、具体的には次のものが挙げられ
る。 3-1. Y2bが−CO−を表す。 3-2. Y2bが−CH2 −を表し、Y3bが−CO−を表
す。 3-3. Y2bおよびY3bが−CH2 −を表し、Y4bが−C
O−を表す。 3-4. Y2b、Y3bおよびY4bが各々−CH2 −を表し、
Y5bが−CO−を表す。 3-5. Y2b、Y3b、Y4bおよびY5bが各々−CH2 −を
表し、Y6bが−CO−を表す。 また、Y1b〜Y7bのう
ち、2〜5個、特に2〜4個が単結合を表し、残りが単
結合以外の基を表すものが好ましい。さらに好ましくは
Y1b〜Y7bのうち、2個または3個が単結合を表し、残
りが単結合以外の基を表すものが好ましい。
【0058】 (c)特開平9-291076号公報に記載の一般式(1c):
【化20】 (式中、R1cは水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素
環基、芳香族基、−OR5c、アシル基または−Qc−R
acを表す。R2c 、R3cおよびR4cは、互いに独立し
て、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、芳香族基、−OR5c、−N(R6c)R7c、−C
ON(R6c)R7c、−SO2 N(R6c)R7c、−S
(O)n R8c、アシル基、−Qc−Racまたは
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素
環基、芳香族基、−OR5c、アシル基または−Qc−R
acを表す。R2c 、R3cおよびR4cは、互いに独立し
て、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、芳香族基、−OR5c、−N(R6c)R7c、−C
ON(R6c)R7c、−SO2 N(R6c)R7c、−S
(O)n R8c、アシル基、−Qc−Racまたは
【化21】 (環は3〜8員の窒素原子1個と炭素原子からなる飽和
複素環基を表す)を表す。Y1c、Y2c、Y3cおよびY4c
は、<1>いずれか一つはメチレン基、カルボニル基、
酸素原子、−S(O)n −、−N(R10c)−または−
C(=C(R11c)(R12c))−を表し、他のいずれか
二つはメチレン基を表し、残りの一つは単結合またはメ
チレン基を表すか、又は、<2>隣り合ういずれか二つ
でビニレン基(−CH=CH−)または−CON(R
10c)−を表し、他のいずれか一つはメチレン基、カル
ボニル基、酸素原子、−S(O)n −、−N(R10c)
−または−C(=C(R11c)(R12c))−を表し、残
りの一つは単結合またはメチレン基を表す。但し、酸素
原子、窒素原子および硫黄原子は直接ビニレン基とは結
合しない。Zcは、環構成炭素原子に結合する1以上の
水素原子と任意に置き換わってもよい置換基を意味し、
各々独立して、アルキル基、置換アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケ
ニル基、飽和複素環基、ハロゲン原子、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、−OR5c、−
N(R6c)R7c、−CON(R6c)R7c、−S(O)n
R8c、アシル基および−Qc−Racからなる置換基群の
中から選ばれる。Acは酸素原子、−S(O)n −また
は−N(R10c)−を表す。Qcは置換されていてもよい
低級アルキレン基を表す。Racは置換されていてもよい
ビニル基または置換されていてもよいエチニル基を表
す。R5cは水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シ
クロアルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基ま
たは芳香族基を表す。R6cおよびR7cは、互いに独立し
て、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、芳香族
基、アシル基もしくは−Qc−Racを表すか、又は、R
6cとR7cが互いに結合して、これらが結合する窒素原子
と一緒になって、環中に酸素原子又は硫黄原子を含んで
もよい飽和5〜7員環の環状アミノ基(該環状アミノ基
は1以上のアルキル基、置換アルキル基、水酸基又は−
OR5cで置換されていてもよい)を表す。R8cはアルキ
ル基、置換アルキル基または芳香族基を表す。R9cは水
素原子、アルキル基、置換アルキル基、アシル基または
−Qc−Racを表す。R10cは水素原子、アルキル基、置
換アルキル基、シクロアルキル基、飽和複素環基、芳香
族基、アシル基または−Qc−Racを表す。R11cおよび
R12cは、互いに独立して、水素原子、アルキル基、置
換アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲ
ン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、芳
香族基、−OR5c、−N(R6c)R7c、−CON
(R6c)R7c、−S(O)n R8c、アシル基または−Q
c−Racを表す。nは0、1または2を表す)で表され
る置換グアニジン誘導体またはその医薬として許容され
る酸付加塩。
複素環基を表す)を表す。Y1c、Y2c、Y3cおよびY4c
は、<1>いずれか一つはメチレン基、カルボニル基、
酸素原子、−S(O)n −、−N(R10c)−または−
C(=C(R11c)(R12c))−を表し、他のいずれか
二つはメチレン基を表し、残りの一つは単結合またはメ
チレン基を表すか、又は、<2>隣り合ういずれか二つ
でビニレン基(−CH=CH−)または−CON(R
10c)−を表し、他のいずれか一つはメチレン基、カル
ボニル基、酸素原子、−S(O)n −、−N(R10c)
−または−C(=C(R11c)(R12c))−を表し、残
りの一つは単結合またはメチレン基を表す。但し、酸素
原子、窒素原子および硫黄原子は直接ビニレン基とは結
合しない。Zcは、環構成炭素原子に結合する1以上の
水素原子と任意に置き換わってもよい置換基を意味し、
各々独立して、アルキル基、置換アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケ
ニル基、飽和複素環基、ハロゲン原子、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、−OR5c、−
N(R6c)R7c、−CON(R6c)R7c、−S(O)n
R8c、アシル基および−Qc−Racからなる置換基群の
中から選ばれる。Acは酸素原子、−S(O)n −また
は−N(R10c)−を表す。Qcは置換されていてもよい
低級アルキレン基を表す。Racは置換されていてもよい
ビニル基または置換されていてもよいエチニル基を表
す。R5cは水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シ
クロアルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基ま
たは芳香族基を表す。R6cおよびR7cは、互いに独立し
て、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、芳香族
基、アシル基もしくは−Qc−Racを表すか、又は、R
6cとR7cが互いに結合して、これらが結合する窒素原子
と一緒になって、環中に酸素原子又は硫黄原子を含んで
もよい飽和5〜7員環の環状アミノ基(該環状アミノ基
は1以上のアルキル基、置換アルキル基、水酸基又は−
OR5cで置換されていてもよい)を表す。R8cはアルキ
ル基、置換アルキル基または芳香族基を表す。R9cは水
素原子、アルキル基、置換アルキル基、アシル基または
−Qc−Racを表す。R10cは水素原子、アルキル基、置
換アルキル基、シクロアルキル基、飽和複素環基、芳香
族基、アシル基または−Qc−Racを表す。R11cおよび
R12cは、互いに独立して、水素原子、アルキル基、置
換アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲ
ン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、芳
香族基、−OR5c、−N(R6c)R7c、−CON
(R6c)R7c、−S(O)n R8c、アシル基または−Q
c−Racを表す。nは0、1または2を表す)で表され
る置換グアニジン誘導体またはその医薬として許容され
る酸付加塩。
【0059】この化合物における各種の基を説明する。
【0060】アルキル基としては、例えば、メチル、エ
チル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチル、
2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルキル基が挙げられる。
チル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチル、
2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどの直鎖または分
枝した炭素原子数8個以下のアルキル基が挙げられる。
【0061】シクロアルキル基は、置換されていない
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基、または−OR5cにより置換されていてもよく、例
えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、2−メチルシクロペ
ンチル、3−メチルシクロペンチル、2−メチルシクロ
ヘキシル、3−メチルシクロヘキシル、4−メチルシク
ロヘキシル、2−ヒドロキシシクロペンチル、3−ヒド
ロキシシクロペンチル、2−ヒドロキシシクロヘキシ
ル、3−ヒドロキシシクロヘキシル、4−ヒドロキシシ
クロヘキシル、2−(ヒドロキシメチル)シクロペンチ
ル、3−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル、2−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル、3−(ヒドロキ
シメチル)シクロヘキシル、4−(ヒドロキシメチル)
シクロヘキシル、2−(アミノメチル)シクロペンチ
ル、3−(アミノメチル)シクロペンチル、2−(アミ
ノメチル)シクロヘキシル、3−(アミノメチル)シク
ロヘキシル、4−(アミノメチル)シクロヘキシル、2
−(メトキシメチル)シクロペンチル、3−(メトキシ
メチル)シクロペンチル、2−(メトキシメチル)シク
ロヘキシル、3−(メトキシメチル)シクロヘキシル、
4−(メトキシメチル)シクロヘキシルなどの3〜8員
環シクロアルキル基が挙げられる。
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基、または−OR5cにより置換されていてもよく、例
えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、2−メチルシクロペ
ンチル、3−メチルシクロペンチル、2−メチルシクロ
ヘキシル、3−メチルシクロヘキシル、4−メチルシク
ロヘキシル、2−ヒドロキシシクロペンチル、3−ヒド
ロキシシクロペンチル、2−ヒドロキシシクロヘキシ
ル、3−ヒドロキシシクロヘキシル、4−ヒドロキシシ
クロヘキシル、2−(ヒドロキシメチル)シクロペンチ
ル、3−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル、2−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル、3−(ヒドロキ
シメチル)シクロヘキシル、4−(ヒドロキシメチル)
シクロヘキシル、2−(アミノメチル)シクロペンチ
ル、3−(アミノメチル)シクロペンチル、2−(アミ
ノメチル)シクロヘキシル、3−(アミノメチル)シク
ロヘキシル、4−(アミノメチル)シクロヘキシル、2
−(メトキシメチル)シクロペンチル、3−(メトキシ
メチル)シクロペンチル、2−(メトキシメチル)シク
ロヘキシル、3−(メトキシメチル)シクロヘキシル、
4−(メトキシメチル)シクロヘキシルなどの3〜8員
環シクロアルキル基が挙げられる。
【0062】シクロアルケニル基は、置換されていない
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基または−OR5cにより置換されていてもよく、例え
ば1−シクロペンテニル、2−シクロペンテニル、3−
シクロペンテニル、1−シクロヘキセニル、2−シクロ
ヘキセニル、3−シクロヘキセニルなどの3〜8員環の
二重結合を1つ有するシクロアルケニル基が挙げられ
る。
か、または1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水
酸基または−OR5cにより置換されていてもよく、例え
ば1−シクロペンテニル、2−シクロペンテニル、3−
シクロペンテニル、1−シクロヘキセニル、2−シクロ
ヘキセニル、3−シクロヘキセニルなどの3〜8員環の
二重結合を1つ有するシクロアルケニル基が挙げられ
る。
【0063】飽和複素環基は、置換されていないか、ま
たは1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水酸基ま
たは−OR5cにより置換されていてもよく、例えば2−
テトラヒドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル、2
−テトラヒドロ−2H−ピラニル、4−テトラヒドロ−
4H−ピラニルなどの3〜8員環の酸素原子またはS原
子を1個有する飽和複素環基が挙げられる。
たは1〜4個のアルキル基、置換アルキル基、水酸基ま
たは−OR5cにより置換されていてもよく、例えば2−
テトラヒドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル、2
−テトラヒドロ−2H−ピラニル、4−テトラヒドロ−
4H−ピラニルなどの3〜8員環の酸素原子またはS原
子を1個有する飽和複素環基が挙げられる。
【0064】ハロゲン原子としては、例えばフッ素、塩
素および臭素原子が挙げられる。
素および臭素原子が挙げられる。
【0065】アルコキシカルボニル基としては、例えば
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、2−プロポキシカルボニルなどの直鎖また
は分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシカルボニル
基が挙げられる。
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、2−プロポキシカルボニルなどの直鎖また
は分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシカルボニル
基が挙げられる。
【0066】芳香族基には置換基を有していてもよいア
リール基および置換基を有していてもよいヘテロアリー
ル基が含まれ、アリール基としては、例えばフェニル、
ナフチルなどの炭素原子数10個以下のアリール基が、
ヘテロアリール基としては、例えば2−、3−、4−ピ
リジル、ピロリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テト
ラゾリル、2−、3−フリル、2−、3−チエニル、1
−、3−、4−オキサゾリル、3−、4−、5−イソオ
キサゾリルなどの窒素原子を1〜4個含む5〜6員ヘテ
ロアリール基および窒素原子を0〜2個と酸素原子を1
個もしくは硫黄原子を1個含む5〜6員ヘテロアリール
基が挙げられる。
リール基および置換基を有していてもよいヘテロアリー
ル基が含まれ、アリール基としては、例えばフェニル、
ナフチルなどの炭素原子数10個以下のアリール基が、
ヘテロアリール基としては、例えば2−、3−、4−ピ
リジル、ピロリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テト
ラゾリル、2−、3−フリル、2−、3−チエニル、1
−、3−、4−オキサゾリル、3−、4−、5−イソオ
キサゾリルなどの窒素原子を1〜4個含む5〜6員ヘテ
ロアリール基および窒素原子を0〜2個と酸素原子を1
個もしくは硫黄原子を1個含む5〜6員ヘテロアリール
基が挙げられる。
【0067】置換アリール基および置換ヘテロアリール
基における置換基にはアルキル基、置換アルキル基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カル
ボキシル基および式−OR5c、−NR6cR7c、−CON
R6cR7c、−SO2 NR6cR 7c、または−S(O)n R
8cで示される基が含まれる。
基における置換基にはアルキル基、置換アルキル基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カル
ボキシル基および式−OR5c、−NR6cR7c、−CON
R6cR7c、−SO2 NR6cR 7c、または−S(O)n R
8cで示される基が含まれる。
【0068】R1c,R2c,R3c,R4cが式−OR5cで示
される基であり、ここでR5cが芳香族基である場合の代
表的な−OR5c基の例は、フェノキシ基および置換フェ
ノキシ基である。置換フェノキシ基の例としては、例え
ばニトロ基、−NR6cR7c基(R6cおよびR7cとして
は、例えば水素原子、アルキル基など)、置換アルキル
基(置換基としては、例えば水酸基、−NR6cR7c基な
ど)などで置換されたフェノキシ基が挙げられる。さら
に具体的な置換フェノキシ基としては、例えばo−,m
−またはp−ニトロフェノキシ、o−,m−またはp−
アミノフェノキシ、o−,m−またはp−(ジメチルア
ミノ)フェノキシ、o−,m−またはp−(アミノメチ
ル)フェノキシ、o−,m−またはp−(ジメチルアミ
ノメチル)フェノキシなどが挙げられる。
される基であり、ここでR5cが芳香族基である場合の代
表的な−OR5c基の例は、フェノキシ基および置換フェ
ノキシ基である。置換フェノキシ基の例としては、例え
ばニトロ基、−NR6cR7c基(R6cおよびR7cとして
は、例えば水素原子、アルキル基など)、置換アルキル
基(置換基としては、例えば水酸基、−NR6cR7c基な
ど)などで置換されたフェノキシ基が挙げられる。さら
に具体的な置換フェノキシ基としては、例えばo−,m
−またはp−ニトロフェノキシ、o−,m−またはp−
アミノフェノキシ、o−,m−またはp−(ジメチルア
ミノ)フェノキシ、o−,m−またはp−(アミノメチ
ル)フェノキシ、o−,m−またはp−(ジメチルアミ
ノメチル)フェノキシなどが挙げられる。
【0069】アルコキシ基としては、例えばメトキシ、
エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシなどの直鎖
または分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシ基が挙
げられる。
エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシなどの直鎖
または分枝した炭素原子数6個以下のアルコキシ基が挙
げられる。
【0070】R6cおよびR7cが互いに結合して、それら
が結合する窒素原子と共に形成する、環中に他のヘテロ
原子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基
としては、例えば窒素原子を1〜3個含む5〜7員環基
または窒素原子1個および酸素原子1個を含む5〜7員
環基が挙げられ、さらに具体的には1−ピロリジニル、
1−ピペリジノ、1−ピペラジニル、4−モルホリノ、
1−(4−メチル)ピペラジニル等が挙げられる。
が結合する窒素原子と共に形成する、環中に他のヘテロ
原子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基
としては、例えば窒素原子を1〜3個含む5〜7員環基
または窒素原子1個および酸素原子1個を含む5〜7員
環基が挙げられ、さらに具体的には1−ピロリジニル、
1−ピペリジノ、1−ピペラジニル、4−モルホリノ、
1−(4−メチル)ピペラジニル等が挙げられる。
【0071】置換アルキル基における置換基にはハロゲ
ン原子、水酸基、アルコキシ基、シクロアルキル基、シ
アノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、式
(6)、芳香族基、アシル基および式−CONRpcRqc
(RpcおよびRqcは互いに独立して、水素原子またはア
ルキル基を表すか、あるいはRqcおよびRqcは互いに結
合して、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5な
いし7員環の環状アミノ基を表す)、−NR6cR7cもし
くは
ン原子、水酸基、アルコキシ基、シクロアルキル基、シ
アノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、式
(6)、芳香族基、アシル基および式−CONRpcRqc
(RpcおよびRqcは互いに独立して、水素原子またはア
ルキル基を表すか、あるいはRqcおよびRqcは互いに結
合して、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5な
いし7員環の環状アミノ基を表す)、−NR6cR7cもし
くは
【化22】 (R13cは水素原子、アルキル基、または置換アルキル
基を表し、環は3〜8員の飽和脂肪族環または窒素原子
一つを含有する飽和複素環であることを表す)で示され
る基が含まれる。特にR1c、R2c、R3c、R4c、R5c、
R8c、R9c、R12 cおよびZcが置換アルキル基である場
合の置換基としては、シクロアルキル基、ハロゲン原
子、水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニル基、アシル基、芳香族基、および式−CO
NRpcRqcもしくは−NR6cR7cで示される基などが挙
げられ、R6c、R7c、R10c、R11c、R13cが置換アル
キル基である場合の置換基としては、シクロアルキル
基、水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニル基、アシル基、アリール基、および式−C
ONRpcRqcもしくは−NRpcRqcで示される基などが
挙げられる。また、置換アルキル基のアルキル部分とし
ては、前述したアルキル基と同様の例を挙げることがで
きる。
基を表し、環は3〜8員の飽和脂肪族環または窒素原子
一つを含有する飽和複素環であることを表す)で示され
る基が含まれる。特にR1c、R2c、R3c、R4c、R5c、
R8c、R9c、R12 cおよびZcが置換アルキル基である場
合の置換基としては、シクロアルキル基、ハロゲン原
子、水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニル基、アシル基、芳香族基、および式−CO
NRpcRqcもしくは−NR6cR7cで示される基などが挙
げられ、R6c、R7c、R10c、R11c、R13cが置換アル
キル基である場合の置換基としては、シクロアルキル
基、水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニル基、アシル基、アリール基、および式−C
ONRpcRqcもしくは−NRpcRqcで示される基などが
挙げられる。また、置換アルキル基のアルキル部分とし
ては、前述したアルキル基と同様の例を挙げることがで
きる。
【0072】そのような置換アルキル基としては、例え
ば炭素原子数3〜6のシクロアルキルで置換された炭素
原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のポリハ
ロアルキル基、炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、炭素原子数2〜6のアルコキシアルキル基、炭素原
子数2〜6のシアノアルキル基、炭素原子数2〜6のカ
ルボキシアルキル基、炭素原子数3〜8のアルコキシカ
ルボニルアルキル基、炭素原子数3〜8のアルカノイル
アルキル基、炭素原子数16以下のアロイルアルキル
基、置換基を有していてもよいフェニルもしくはナフチ
ル−C1 〜C5 アルキル基、窒素原子が一つまたは二つ
のC1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいカルバモ
イル−C1 〜C3 アルキル基、窒素原子が一つもしくは
二つのC1〜C3 アルキルまたはC7 〜C11アラルキル
で置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 アルキル
基、飽和5ないし7員環状アミノ−C1 〜C3 アルキル
基等が挙げられる。
ば炭素原子数3〜6のシクロアルキルで置換された炭素
原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のポリハ
ロアルキル基、炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル
基、炭素原子数2〜6のアルコキシアルキル基、炭素原
子数2〜6のシアノアルキル基、炭素原子数2〜6のカ
ルボキシアルキル基、炭素原子数3〜8のアルコキシカ
ルボニルアルキル基、炭素原子数3〜8のアルカノイル
アルキル基、炭素原子数16以下のアロイルアルキル
基、置換基を有していてもよいフェニルもしくはナフチ
ル−C1 〜C5 アルキル基、窒素原子が一つまたは二つ
のC1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいカルバモ
イル−C1 〜C3 アルキル基、窒素原子が一つもしくは
二つのC1〜C3 アルキルまたはC7 〜C11アラルキル
で置換されていてもよいアミノ−C1 〜C5 アルキル
基、飽和5ないし7員環状アミノ−C1 〜C3 アルキル
基等が挙げられる。
【0073】代表的な置換アルキル基としては、トリフ
ルオロメチル、トリフルオロエチル、トリクロロメチル
などの炭素原子数1〜3のポリハロアルキル基、ヒドロ
キシメチル、ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル
などの炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル基、アミ
ノメチル、アミノエチル、1−アミノエチル、などの炭
素原子数1〜5のアミノアルキル基、メトキシエチル、
エトキシエチル、メトキシプロピルなどの炭素原子数1
〜6のアルコキシアルキル基、カルボキシエチル、カル
ボキシプロピルなどの炭素原子数2〜6のカルボキシア
ルキル基、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボ
ニルメチル、メトキシカルボニルエチルなどの炭素原子
数3〜7のアルコキシカルボニルアルキル基、ベンジ
ル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニルブチ
ル、1−もしくは2−ナフチルメチルなどの、フェニル
またはナフチル−C1 〜C5 アルキル基(フェニルまた
はナフチル部分にC1 〜C3 アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、C1 〜C3 アルコキ
シ基などの置換基を有していてもよい)、カルバモイル
メチル、カルバモイルエチル、ジメチルカルバモイルメ
チルなどの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3
アルキルで置換されていてもよいカルバモイル−C1 〜
C3 アルキル基、アミノエチル、アミノプロピル、ジメ
チルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル、ジエチル
アミノエチル、N−メチル−N−ベンジルアミノエチル
などの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3 アル
キルまたはC7 〜C11アラルキルで置換されていてもよ
いアミノ−C1 〜C5 アルキル基、1−ピロリジニルエ
チル、ピペリジノエチルなどの飽和5ないし7員環状ア
ミノ−C1 〜C3 アルキル基等が挙げられ、R6cおよび
R7cにおいてはフェニルエチルなどのフェニル−C1 〜
C5 アルキル基が挙げられる。
ルオロメチル、トリフルオロエチル、トリクロロメチル
などの炭素原子数1〜3のポリハロアルキル基、ヒドロ
キシメチル、ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル
などの炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル基、アミ
ノメチル、アミノエチル、1−アミノエチル、などの炭
素原子数1〜5のアミノアルキル基、メトキシエチル、
エトキシエチル、メトキシプロピルなどの炭素原子数1
〜6のアルコキシアルキル基、カルボキシエチル、カル
ボキシプロピルなどの炭素原子数2〜6のカルボキシア
ルキル基、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボ
ニルメチル、メトキシカルボニルエチルなどの炭素原子
数3〜7のアルコキシカルボニルアルキル基、ベンジ
ル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニルブチ
ル、1−もしくは2−ナフチルメチルなどの、フェニル
またはナフチル−C1 〜C5 アルキル基(フェニルまた
はナフチル部分にC1 〜C3 アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、C1 〜C3 アルコキ
シ基などの置換基を有していてもよい)、カルバモイル
メチル、カルバモイルエチル、ジメチルカルバモイルメ
チルなどの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3
アルキルで置換されていてもよいカルバモイル−C1 〜
C3 アルキル基、アミノエチル、アミノプロピル、ジメ
チルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル、ジエチル
アミノエチル、N−メチル−N−ベンジルアミノエチル
などの、窒素原子が一つもしくは二つのC1 〜C3 アル
キルまたはC7 〜C11アラルキルで置換されていてもよ
いアミノ−C1 〜C5 アルキル基、1−ピロリジニルエ
チル、ピペリジノエチルなどの飽和5ないし7員環状ア
ミノ−C1 〜C3 アルキル基等が挙げられ、R6cおよび
R7cにおいてはフェニルエチルなどのフェニル−C1 〜
C5 アルキル基が挙げられる。
【0074】Qcにおける低級アルキレン基並びにRac
におけるビニル基およびエチニル基の置換基としては、
例えばアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、および式−C
ON(R6c)R7cで示される基などが挙げられる。
におけるビニル基およびエチニル基の置換基としては、
例えばアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、および式−C
ON(R6c)R7cで示される基などが挙げられる。
【0075】低級アルキレン基としては、例えばメチレ
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタ
メチレン、ヘキサメチレン等の炭素原子数6以下のアル
キレン基が挙げられる。
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタ
メチレン、ヘキサメチレン等の炭素原子数6以下のアル
キレン基が挙げられる。
【0076】アシル基としては、ホルミル基、例えばア
セチル、プロパノイルなどの炭素原子数2〜6のアルカ
ノイル基、例えばシクロプロパンカルボニル、シクロブ
タンカルボニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘ
キサンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシクロアル
カンカルボニル基、例えばシクロペンテンカルボニル、
シクロヘキセンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシ
クロアルケンカルボニル基、例えばベンゾイル、トルオ
イル、ナフトイルなどの炭素原子数6〜10のアロイル
基、例えば2−ピペリジンカルボニル、3−モルホリン
カルボニルなどの窒素原子、酸素原子、硫黄原子から選
ばれる複素原子1〜2個を含む5又は6員の飽和複素環
を有する飽和複素環−カルボニル基、例えばフロイル、
テノイル、ニコチノイル、イソニコチノイルなどの窒素
原子、酸素原子、硫黄原子から選ばれる複素原子1〜2
個を含む5又は6員の複素芳香族環を有する複素芳香族
アシル基などが挙げられる。
セチル、プロパノイルなどの炭素原子数2〜6のアルカ
ノイル基、例えばシクロプロパンカルボニル、シクロブ
タンカルボニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘ
キサンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシクロアル
カンカルボニル基、例えばシクロペンテンカルボニル、
シクロヘキセンカルボニルなどの炭素原子数3〜6のシ
クロアルケンカルボニル基、例えばベンゾイル、トルオ
イル、ナフトイルなどの炭素原子数6〜10のアロイル
基、例えば2−ピペリジンカルボニル、3−モルホリン
カルボニルなどの窒素原子、酸素原子、硫黄原子から選
ばれる複素原子1〜2個を含む5又は6員の飽和複素環
を有する飽和複素環−カルボニル基、例えばフロイル、
テノイル、ニコチノイル、イソニコチノイルなどの窒素
原子、酸素原子、硫黄原子から選ばれる複素原子1〜2
個を含む5又は6員の複素芳香族環を有する複素芳香族
アシル基などが挙げられる。
【0077】RpcおよびRqcが互いに結合して形成す
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、前記のR6cおよびR7c
が形成する、環状アミノ基の場合と同様の例を挙げるこ
とができる。
る、環中に他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5ないし
7員環の環状アミノ基としては、前記のR6cおよびR7c
が形成する、環状アミノ基の場合と同様の例を挙げるこ
とができる。
【0078】式−S(0)n R8cで表される基として
は、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基など
の炭素原子数8以下のアルキルスルホニル基および対応
するアルキルスルフィニル基、アルキルチオ基を挙げる
ことができる。
は、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基など
の炭素原子数8以下のアルキルスルホニル基および対応
するアルキルスルフィニル基、アルキルチオ基を挙げる
ことができる。
【0079】式
【化23】 で表される基としては例えば、式
【化24】 で表される基が挙げられ、好ましくは、(ピペリジン−
3−イル)オキシ、(ピペリジン−4−イル)オキシ、
(1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ、(1−メ
チルピペリジン−4−イル)オキシ、(ピロリジン−3
−イル)オキシ、(1−メチルピロリジン−3−イル)
オキシ、(ピペリジン−3−イル)チオ、(ピペリジン
−4−イル)チオ、(1−メチルピペリジン−3−イ
ル)チオ、(1−メチルピペリジン−4−イル)チオ、
(ピロリジン−3−イル)チオ、(1−メチルピロリジ
ン−2−イル)チオ、(ピペリジン−3−イル)アミ
ノ、(ピペリジン−4−イル)アミノ、(1−メチルピ
ペリジン−3−イル)アミノ、(1−メチルピペリジン
−4−イル)アミノ、(ピロリジン−3−イル)アミ
ノ、(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノが挙げ
られる。
3−イル)オキシ、(ピペリジン−4−イル)オキシ、
(1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ、(1−メ
チルピペリジン−4−イル)オキシ、(ピロリジン−3
−イル)オキシ、(1−メチルピロリジン−3−イル)
オキシ、(ピペリジン−3−イル)チオ、(ピペリジン
−4−イル)チオ、(1−メチルピペリジン−3−イ
ル)チオ、(1−メチルピペリジン−4−イル)チオ、
(ピロリジン−3−イル)チオ、(1−メチルピロリジ
ン−2−イル)チオ、(ピペリジン−3−イル)アミ
ノ、(ピペリジン−4−イル)アミノ、(1−メチルピ
ペリジン−3−イル)アミノ、(1−メチルピペリジン
−4−イル)アミノ、(ピロリジン−3−イル)アミ
ノ、(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノが挙げ
られる。
【0080】アルケニル基としては、例えばビニル、ア
リル、プロペニル、2−プロペニル、ブテニル、ペンテ
ニル、ヘキセニル等の炭素原子数6以下のアルケニル基
が挙げられる。
リル、プロペニル、2−プロペニル、ブテニル、ペンテ
ニル、ヘキセニル等の炭素原子数6以下のアルケニル基
が挙げられる。
【0081】アルキニル基としては、例えばエチニル、
プロパルギル、ブチニル、ペンチニル等の炭素原子数6
以下のアルキニル基が挙げられる。
プロパルギル、ブチニル、ペンチニル等の炭素原子数6
以下のアルキニル基が挙げられる。
【0082】(d)式(1d):
【0083】
【化25】 で表される化合物またはその医薬として許容される塩、
特にメタンスルホン酸塩(開発コード番号HOE−64
2、cariporide、4-isopropyl-3-methylsulphonyl-benz
oyl-guanidine methanesulphonate)。
特にメタンスルホン酸塩(開発コード番号HOE−64
2、cariporide、4-isopropyl-3-methylsulphonyl-benz
oyl-guanidine methanesulphonate)。
【0084】(e)式(1e):
【化26】 で表される化合物またはその医薬として許容される塩、
特に2塩酸塩(開発コード番号FR183998)。
特に2塩酸塩(開発コード番号FR183998)。
【0085】(f)式(1f):
【化27】 で表される化合物またはその医薬として許容される塩、
特にメタンスルホン酸塩(開発コード番号KBR−90
32)。
特にメタンスルホン酸塩(開発コード番号KBR−90
32)。
【0086】特に好ましいのは次の(g)および(h)
の化合物である。 (g)特開平8-208602号公報に記載の式(1g):
の化合物である。 (g)特開平8-208602号公報に記載の式(1g):
【化28】 で表される1−メチル−2−インドロイルグアニジンま
たはその塩、特に好ましくはメタンスルホン酸塩。 (h)EP787,728に記載の一般式(1h):
たはその塩、特に好ましくはメタンスルホン酸塩。 (h)EP787,728に記載の一般式(1h):
【化29】 で表されるN−(アミノイミノメチル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−11−クロロ−8−オキソ−4H−
アゾシノ〔3,2,1−hi〕インドール−2−カルボ
キサミドまたはその塩、特に好ましくはメタンスルホン
酸塩。
8−テトラヒドロ−11−クロロ−8−オキソ−4H−
アゾシノ〔3,2,1−hi〕インドール−2−カルボ
キサミドまたはその塩、特に好ましくはメタンスルホン
酸塩。
【0087】一般式(1a)、(1b)および(1c)
の化合物、および式(1d)、(1e)、(1f)、
(1g)および(1h)の化合物は、そのグアニジン部
分をそれぞれ前記式(1a)、(1b)、(1c)、
(1d)、(1e)、(1f)、(1g)または(1
h)のとおり表記したが、当該化合物には互変異性が存
在し得る。すなわち、グアニジン部分がジアミノメチレ
ンアミノである互変体〔−C(O)N=C(NH2 )
2 〕とアミノイミノメチルアミノである互変体〔−C
(O)NH−C(=NH)NH2 〕とが存在し得、両者
は状態が相違するだけで同一の化合物である。したがっ
て、本発明で使用できる化合物はこれらのいずれの互変
体をも包含するものである。
の化合物、および式(1d)、(1e)、(1f)、
(1g)および(1h)の化合物は、そのグアニジン部
分をそれぞれ前記式(1a)、(1b)、(1c)、
(1d)、(1e)、(1f)、(1g)または(1
h)のとおり表記したが、当該化合物には互変異性が存
在し得る。すなわち、グアニジン部分がジアミノメチレ
ンアミノである互変体〔−C(O)N=C(NH2 )
2 〕とアミノイミノメチルアミノである互変体〔−C
(O)NH−C(=NH)NH2 〕とが存在し得、両者
は状態が相違するだけで同一の化合物である。したがっ
て、本発明で使用できる化合物はこれらのいずれの互変
体をも包含するものである。
【0088】一般式(1a)、(1b)および(1c)
の化合物は、光学的非対称中心を有するものも含まれ、
したがって、これらはラセミ体としてまたは、光学活性
の出発材料が用いられた場合には光学活性型で得ること
ができる。必要であれば、得られたセラミ体を、物理的
にまたは化学的にそれらの光学対掌体に自体公知の方法
によって分割することができる。好ましくは、光学活性
分割剤を用いる反応によってセラミ体からジアステレオ
マーを形成する。異なるかたちのジアステレオマーは、
例えば分別結晶などのそれ自体公知の方法によって分割
することができる。
の化合物は、光学的非対称中心を有するものも含まれ、
したがって、これらはラセミ体としてまたは、光学活性
の出発材料が用いられた場合には光学活性型で得ること
ができる。必要であれば、得られたセラミ体を、物理的
にまたは化学的にそれらの光学対掌体に自体公知の方法
によって分割することができる。好ましくは、光学活性
分割剤を用いる反応によってセラミ体からジアステレオ
マーを形成する。異なるかたちのジアステレオマーは、
例えば分別結晶などのそれ自体公知の方法によって分割
することができる。
【0089】一般式(1a)、(1b)および(1c)
で表される化合物、および式(1d)、(1e)、(1
f)、(1g)および(1h)の化合物は、必要に応じ
て医薬として許容される無機酸または有機酸との酸付加
塩とすることができる。そのような酸付加塩としては、
たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸などの鉱酸と
の塩;ギ酸、酢酸、フマル酸、マレイン酸、シュウ酸、
クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸などの有機カルボン酸との塩;メタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ヒ
ドロキシベンゼンスルホン酸、ジヒドロキシベンゼンス
ルホン酸などのスルホン酸との塩等が挙げられる。
で表される化合物、および式(1d)、(1e)、(1
f)、(1g)および(1h)の化合物は、必要に応じ
て医薬として許容される無機酸または有機酸との酸付加
塩とすることができる。そのような酸付加塩としては、
たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸などの鉱酸と
の塩;ギ酸、酢酸、フマル酸、マレイン酸、シュウ酸、
クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸などの有機カルボン酸との塩;メタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ヒ
ドロキシベンゼンスルホン酸、ジヒドロキシベンゼンス
ルホン酸などのスルホン酸との塩等が挙げられる。
【0090】また、一般式(1a)、(1b)および
(1c)で表される化合物、および式(1d)、(1
e)、(1f)、(1g)および(1h)の化合物、お
よびそれらの酸付加塩は、それらの無水物、水和物また
は溶媒和物であってもよい。
(1c)で表される化合物、および式(1d)、(1
e)、(1f)、(1g)および(1h)の化合物、お
よびそれらの酸付加塩は、それらの無水物、水和物また
は溶媒和物であってもよい。
【0091】また、本発明で使用されるNa+/H+交換系
阻害剤として、さらに特許公報など、例えば特開平7-10
839号公報、特開平8-208602号公報、特開平9-268172号
公報、特開平9-291076号公報、特開平9-227496号公報、
特開平9-221465号公報、特開平9-169719号公報、特開平
9-169718号公報、特開平9-169721号公報、特開平9-1697
23号公報、特開平9-124584号公報、特開平9-52823号公
報、特開平9-31045号公報、特開平8-319266号公報、特
開平8-311012号公報、特開平8-259515号公報、特開平8-
225514号公報、特開平8-99950号公報、特開平8-92215号
公報、特開平8-12643号公報、特開平8-27093号公報、特
開平7-304729号公報、特開平7-291927号公報、特開平7-
224022号公報、特開平7-109251号公報、特開平7-76566
号公報、特開平7-89938号公報、特開平6-345715号公
報、特開平6-345643号公報、特開平6-256291号公報、特
開平6-234730号公報、特開平6-256290号公報、特開平6-
239828号公報、特開平6-228082号公報、特開平6-116230
号公報、特開平5-339228号公報、特開平8-291131号公
報、特開平8-41028号公報、特開平7-206823号公報、特
開平7-82234号公報、特開平7-145149号公報、特開平9-1
24583号公報、特開平9-52876号公報、特開平8-311011号
公報、特開平8-245560号公報、特開平8-269001号公報、
特開平8-283232号公報、特開平8-73427号公報、特開平8
-59598号公報、特開平8-59602号公報、特開平8-188568
号公報、特開平8-27113号公報、特開平7-267926号公
報、特開平8-225513号公報、特開平9-77753号公報、特
開平9-59245号公報、特開平9-67332号公報、特開平9-67
340号公報、特開平8-277269号公報、特表平6-509798号
公報、特表平9-505035号公報、特表平9-504535号公報、
特表平8-511243号公報、特表平9-500895号公報、欧州特
許(EP)第794172号、欧州特許(EP)第794171号、欧州
特許(EP)第790245号、欧州特許(EP)第765868号、欧州特
許(EP)第787728号、ドイツ特許(DE)第19548708号、ド
イツ特許(DE)第19601303号、国際公開番号(WO)第97
11055号、国際公開番号(WO)第9640728号、国際公開番号
(WO)第9604241号、国際公開番号(WO)第9725310号、国際公
開番号(WO)第9727183号に記載されている化合物などが
挙げられる。
阻害剤として、さらに特許公報など、例えば特開平7-10
839号公報、特開平8-208602号公報、特開平9-268172号
公報、特開平9-291076号公報、特開平9-227496号公報、
特開平9-221465号公報、特開平9-169719号公報、特開平
9-169718号公報、特開平9-169721号公報、特開平9-1697
23号公報、特開平9-124584号公報、特開平9-52823号公
報、特開平9-31045号公報、特開平8-319266号公報、特
開平8-311012号公報、特開平8-259515号公報、特開平8-
225514号公報、特開平8-99950号公報、特開平8-92215号
公報、特開平8-12643号公報、特開平8-27093号公報、特
開平7-304729号公報、特開平7-291927号公報、特開平7-
224022号公報、特開平7-109251号公報、特開平7-76566
号公報、特開平7-89938号公報、特開平6-345715号公
報、特開平6-345643号公報、特開平6-256291号公報、特
開平6-234730号公報、特開平6-256290号公報、特開平6-
239828号公報、特開平6-228082号公報、特開平6-116230
号公報、特開平5-339228号公報、特開平8-291131号公
報、特開平8-41028号公報、特開平7-206823号公報、特
開平7-82234号公報、特開平7-145149号公報、特開平9-1
24583号公報、特開平9-52876号公報、特開平8-311011号
公報、特開平8-245560号公報、特開平8-269001号公報、
特開平8-283232号公報、特開平8-73427号公報、特開平8
-59598号公報、特開平8-59602号公報、特開平8-188568
号公報、特開平8-27113号公報、特開平7-267926号公
報、特開平8-225513号公報、特開平9-77753号公報、特
開平9-59245号公報、特開平9-67332号公報、特開平9-67
340号公報、特開平8-277269号公報、特表平6-509798号
公報、特表平9-505035号公報、特表平9-504535号公報、
特表平8-511243号公報、特表平9-500895号公報、欧州特
許(EP)第794172号、欧州特許(EP)第794171号、欧州
特許(EP)第790245号、欧州特許(EP)第765868号、欧州特
許(EP)第787728号、ドイツ特許(DE)第19548708号、ド
イツ特許(DE)第19601303号、国際公開番号(WO)第97
11055号、国際公開番号(WO)第9640728号、国際公開番号
(WO)第9604241号、国際公開番号(WO)第9725310号、国際公
開番号(WO)第9727183号に記載されている化合物などが
挙げられる。
【0092】本発明のNa+/H+交換系阻害活性を有する
化合物またはその塩は、先に示した特許公報などに記載
されている方法により、各々製造することができる。
化合物またはその塩は、先に示した特許公報などに記載
されている方法により、各々製造することができる。
【0093】本発明の虚血性脳血管障害治療剤は、 Na+
/H+交換系阻害活性を有する化合物またはその塩を有効
成分として含有するものである。上記Na+/H+交換系阻
害活性を有する化合物又はその塩の剤型としては特に限
定されず、例えば注射用剤型であってもよく、非注射用
剤型であってもよい。また、上記化合物又はその塩は、
蒸留水又は緩衝液に溶解した後、使用されてもよく、凍
結乾燥処理された後、使用されてもよい。注射用剤型で
用いる場合、活性化合物を所望により、この目的のため
の通常の物質例えば可溶化剤、乳化剤又は他の添加物と
共に溶液、懸濁液又は乳濁液として用いる。可能な溶剤
は、例えば水、生理食塩水、または例えばエタノール、
プロパノールのようなアルコール、さらに例えばグルコ
ースもしくはマンニトール液のような糖液又は上述した
種々の溶剤の混合物が挙げられる。必要に応じて処方物
はさらに他の医薬品添加物例えば界面活性剤、乳化剤お
よび安定剤を含有することもできる。この製剤は例えば
約0.1〜10重量%の濃度で活性化合物を含んでいる。非
注射用剤型で用いる場合、活性化合物をこの目的に適し
た添加物例えば賦形剤、安定剤、希釈剤、結合剤と混和
し、常法を用いて適当な投与形態例えば錠剤、コーティ
ング剤、カプセル剤、顆粒、粉末、シロップ剤、懸濁液
とする。使用しうる賦形剤は、例えばアラビアゴム、マ
グネシア、炭酸マグネシウム、りん酸カルシウム、乳
糖、グルコース又はデンプン特にトウモロコシデンプン
が挙げられる。投与量および投与回数は、患者の年齢、
体重、症状および投与経路等を考慮した上で設定するこ
とが好ましいが、通常は成人に対し、0.1〜2000mg好ま
しくは1〜200mgを1日1回もしくは数回に分けて投与す
る。
/H+交換系阻害活性を有する化合物またはその塩を有効
成分として含有するものである。上記Na+/H+交換系阻
害活性を有する化合物又はその塩の剤型としては特に限
定されず、例えば注射用剤型であってもよく、非注射用
剤型であってもよい。また、上記化合物又はその塩は、
蒸留水又は緩衝液に溶解した後、使用されてもよく、凍
結乾燥処理された後、使用されてもよい。注射用剤型で
用いる場合、活性化合物を所望により、この目的のため
の通常の物質例えば可溶化剤、乳化剤又は他の添加物と
共に溶液、懸濁液又は乳濁液として用いる。可能な溶剤
は、例えば水、生理食塩水、または例えばエタノール、
プロパノールのようなアルコール、さらに例えばグルコ
ースもしくはマンニトール液のような糖液又は上述した
種々の溶剤の混合物が挙げられる。必要に応じて処方物
はさらに他の医薬品添加物例えば界面活性剤、乳化剤お
よび安定剤を含有することもできる。この製剤は例えば
約0.1〜10重量%の濃度で活性化合物を含んでいる。非
注射用剤型で用いる場合、活性化合物をこの目的に適し
た添加物例えば賦形剤、安定剤、希釈剤、結合剤と混和
し、常法を用いて適当な投与形態例えば錠剤、コーティ
ング剤、カプセル剤、顆粒、粉末、シロップ剤、懸濁液
とする。使用しうる賦形剤は、例えばアラビアゴム、マ
グネシア、炭酸マグネシウム、りん酸カルシウム、乳
糖、グルコース又はデンプン特にトウモロコシデンプン
が挙げられる。投与量および投与回数は、患者の年齢、
体重、症状および投与経路等を考慮した上で設定するこ
とが好ましいが、通常は成人に対し、0.1〜2000mg好ま
しくは1〜200mgを1日1回もしくは数回に分けて投与す
る。
【0094】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
尚、実施例1および実施例4で用いた化合物1は、1−
メチル−2−インドロイルグアニジン・メタンスルホン
酸塩(特開平8−208602号公報、実施例240に
記載されている化合物)、即ち、式(1g)の化合物の
メタンスルホン酸塩を表し、実施例2および実施例5で
用いた化合物1は、1,4ジメチル−2−インドロイル
グアニジン・メタンスルホン酸塩(特開平8−2086
02号公報、実施例241に記載されている化合物)を
表し、実施例3および実施例6で用いた化合物3は、N
−(アミノイミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−11−クロロ−8−オキソ−4H−アゾシノ
〔3,2,1−hi〕インドール−2−カルボキサミド
・メタンスルホン酸塩・1水和物(特開平10−237
073号公報、実施例22に記載されている化合物)、
即ち、式(1h)の化合物のメタンスルホン酸塩・1水
和物を表す。
発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
尚、実施例1および実施例4で用いた化合物1は、1−
メチル−2−インドロイルグアニジン・メタンスルホン
酸塩(特開平8−208602号公報、実施例240に
記載されている化合物)、即ち、式(1g)の化合物の
メタンスルホン酸塩を表し、実施例2および実施例5で
用いた化合物1は、1,4ジメチル−2−インドロイル
グアニジン・メタンスルホン酸塩(特開平8−2086
02号公報、実施例241に記載されている化合物)を
表し、実施例3および実施例6で用いた化合物3は、N
−(アミノイミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−11−クロロ−8−オキソ−4H−アゾシノ
〔3,2,1−hi〕インドール−2−カルボキサミド
・メタンスルホン酸塩・1水和物(特開平10−237
073号公報、実施例22に記載されている化合物)、
即ち、式(1h)の化合物のメタンスルホン酸塩・1水
和物を表す。
【0095】実施例1 一過性脳虚血モデルにおける梗塞巣形成に対するNa+/H
+交換系阻害剤の効果 雄性ラットをハロセンおよび笑気ガスにて麻酔した後、
頸部を切開し、左外頚動脈および左総頚動脈を結紮し
た。左内頸動脈から左中大脳動脈起始部までナイロン糸
を挿入することにより中大脳動脈支配領域を虚血状態に
し、ナイロン糸挿入2時間後にナイロン糸を引きぬくこ
とにより、中大脳動脈支配領域を再灌流した。被験薬剤
を虚血作製30分後に1ml/kgの容量で静脈内投与した。
尚、被験薬剤として1mg/mlの化合物1を含む8%ポリエチ
レングリコール#400液を用い、対照として化合物1を含
まない8%ポリエチレングリコール#400液を用いた。再
灌流22時間後に断頭して脳を摘出し、ブレグマ(bregma)
前方3mmから後方5mmまでの大脳半球に対して垂直かつ厚
さ2mmの冠状切片を作製した。作製した切片を塩化2,
3,5−トリフェニルテトラゾリウム(2,3,5-triphenyl
tetrazolium chloride)にて染色し、写真撮影した。出
来上がった写真をスキャナー(GT-8000、Epson)を用い
て画像化し(使用ソフトウエア:Ep Scan Mac1.40)、
各切片における左大脳半球に占める梗塞巣の割合をそれ
ぞれ算出した(使用ソフトウエア:NIH image 1.59)。
1匹で得られる5切片の梗塞巣の割合の平均値をもって薬
効を評価した。
+交換系阻害剤の効果 雄性ラットをハロセンおよび笑気ガスにて麻酔した後、
頸部を切開し、左外頚動脈および左総頚動脈を結紮し
た。左内頸動脈から左中大脳動脈起始部までナイロン糸
を挿入することにより中大脳動脈支配領域を虚血状態に
し、ナイロン糸挿入2時間後にナイロン糸を引きぬくこ
とにより、中大脳動脈支配領域を再灌流した。被験薬剤
を虚血作製30分後に1ml/kgの容量で静脈内投与した。
尚、被験薬剤として1mg/mlの化合物1を含む8%ポリエチ
レングリコール#400液を用い、対照として化合物1を含
まない8%ポリエチレングリコール#400液を用いた。再
灌流22時間後に断頭して脳を摘出し、ブレグマ(bregma)
前方3mmから後方5mmまでの大脳半球に対して垂直かつ厚
さ2mmの冠状切片を作製した。作製した切片を塩化2,
3,5−トリフェニルテトラゾリウム(2,3,5-triphenyl
tetrazolium chloride)にて染色し、写真撮影した。出
来上がった写真をスキャナー(GT-8000、Epson)を用い
て画像化し(使用ソフトウエア:Ep Scan Mac1.40)、
各切片における左大脳半球に占める梗塞巣の割合をそれ
ぞれ算出した(使用ソフトウエア:NIH image 1.59)。
1匹で得られる5切片の梗塞巣の割合の平均値をもって薬
効を評価した。
【0096】左中大脳動脈を2時間閉塞することによ
り、対照群では再灌流22時間後に各切片の平均で47.9±
3.6%(9例の平均値±標準誤差)の梗塞巣が観察され
た。これに対し、化合物1投与群においては各切片の平
均で35.4±3.1%(8例の平均値±標準誤差)の梗塞巣し
か認められず、化合物1投与群は対照群と比較し、危険
率5%未満(スチューデントt検定による)で有意に梗塞
巣を縮小した。各切片における左大脳半球に占める梗塞
巣の割合の平均値および標準誤差を図1に示す。
り、対照群では再灌流22時間後に各切片の平均で47.9±
3.6%(9例の平均値±標準誤差)の梗塞巣が観察され
た。これに対し、化合物1投与群においては各切片の平
均で35.4±3.1%(8例の平均値±標準誤差)の梗塞巣し
か認められず、化合物1投与群は対照群と比較し、危険
率5%未満(スチューデントt検定による)で有意に梗塞
巣を縮小した。各切片における左大脳半球に占める梗塞
巣の割合の平均値および標準誤差を図1に示す。
【0097】実施例2 一過性脳虚血モデルにおける梗塞巣形成に対するNa+/
H+交換系阻害剤の効果 実施例1と同様の方法で化合物2の梗塞巣に対する効果
について検討した。被験薬剤を虚血作製30分前に1ml/kg
の容量で腹腔内投与した。尚、被験薬剤として1mg/mlの
化合物2を含む8%ポリエチレングリコール#400液を用
い、対照として化合物2を含まない8%ポリエチレングリ
コール#400液を用いた。対照群では各切片の平均で49.
5±4.1%(6例の平均値±標準誤差)の梗塞巣が観察さ
れた。これに対し、被験薬剤群においては各切片の平均
で26.6±3.1%(5例の平均値±標準誤差)の梗塞巣し
か認められず、被験薬物群は対照群と比較し、危険率1
%未満(スチューデントt検定による)で有意に梗塞巣を
縮小した。各切片における左大脳半球に占める梗塞巣の
割合の平均値および標準誤差を図2に示す。
H+交換系阻害剤の効果 実施例1と同様の方法で化合物2の梗塞巣に対する効果
について検討した。被験薬剤を虚血作製30分前に1ml/kg
の容量で腹腔内投与した。尚、被験薬剤として1mg/mlの
化合物2を含む8%ポリエチレングリコール#400液を用
い、対照として化合物2を含まない8%ポリエチレングリ
コール#400液を用いた。対照群では各切片の平均で49.
5±4.1%(6例の平均値±標準誤差)の梗塞巣が観察さ
れた。これに対し、被験薬剤群においては各切片の平均
で26.6±3.1%(5例の平均値±標準誤差)の梗塞巣し
か認められず、被験薬物群は対照群と比較し、危険率1
%未満(スチューデントt検定による)で有意に梗塞巣を
縮小した。各切片における左大脳半球に占める梗塞巣の
割合の平均値および標準誤差を図2に示す。
【0098】実施例3 一過性脳虚血モデルにおける梗塞巣形成に対するNa+/
H+交換系阻害剤の効果 実施例1と同様の方法で化合物3の梗塞巣に対する効果
について検討した。被験薬剤を再灌流直後に1ml/kgの容
量で静脈内投与した。尚、被験薬剤として1mg/mlの化合
物3を含む8%ポリエチレングリコール#400液を用い、
対照として化合物3を含まない8%ポリエチレングリコー
ル#400液を用いた。対照群では各切片の平均で55.4±
2.1%(14例の平均値±標準誤差)の梗塞巣が観察され
た。これに対し、被験薬剤群においては各切片の平均で
45.2±2.2%(13例の平均値±標準誤差)の梗塞巣しか
認められず、被験薬物群は対照群と比較し、危険率5%
未満(スチューデントt検定による)で有意に梗塞巣を
縮小した。各切片における左大脳半球に占める梗塞巣の
割合の平均値および標準誤差を図3に示す。
H+交換系阻害剤の効果 実施例1と同様の方法で化合物3の梗塞巣に対する効果
について検討した。被験薬剤を再灌流直後に1ml/kgの容
量で静脈内投与した。尚、被験薬剤として1mg/mlの化合
物3を含む8%ポリエチレングリコール#400液を用い、
対照として化合物3を含まない8%ポリエチレングリコー
ル#400液を用いた。対照群では各切片の平均で55.4±
2.1%(14例の平均値±標準誤差)の梗塞巣が観察され
た。これに対し、被験薬剤群においては各切片の平均で
45.2±2.2%(13例の平均値±標準誤差)の梗塞巣しか
認められず、被験薬物群は対照群と比較し、危険率5%
未満(スチューデントt検定による)で有意に梗塞巣を
縮小した。各切片における左大脳半球に占める梗塞巣の
割合の平均値および標準誤差を図3に示す。
【0099】実施例4 一過性脳虚血モデルにおける脳浮腫に対するNa+/H+交
換系阻害剤の効果 雄性ラットをハロセンおよび笑気ガスにて麻酔した後、
頸部を切開し、左外頚動脈および左総頚動脈を結紮し
た。左内頸動脈から左中大脳動脈起始部までナイロン糸
を挿入することにより中大脳動脈支配領域を虚血状態に
し、ナイロン糸挿入2時間後にナイロン糸を引きぬくこ
とにより、中大脳動脈支配領域を再灌流した。被験薬剤
を虚血作製1時間後に1ml/kgの容量で静脈内投与した。
尚、被験薬剤として0.3または1mg/mlの化合物1を含む8%
ポリエチレングリコール#400液を用い、対照として化
合物1を含まない8%ポリエチレングリコール#400液を用
いた。再灌流4時間後に断頭して脳を摘出し、虚血側の
ブレグマ(bregma)前方1mmから後方3mmまでの厚さ4mmの
冠状切片を作製した。作製した切片の湿重量(W)を測
定した後110℃のオーブン内で24時間乾燥し、乾燥重量
(D)を測定した。脳水分含量(WC)は次式に従って
算出した。 WC=(W−D)/W×100 無処置正常群の脳水分含量は79.9±0.1%(15例の平均値
±標準誤差)であったが、虚血再灌流することにより、
対照群の脳水分含量は83.3±0.3%(15例の平均値±標準
誤差)に増加した。これに対し、化合物1投与群におい
ては0.3mg/kgおよび1mg/kg投与群ではそれぞれ82.6±
0.3%および82.2±0.3%(ともに16例の平均値±標準誤
差)とそれぞれ、対照群と比較し危険率5%未満、1%未満
(ウイリアムスの多重比較による)で有意な脳水分含量
の増加抑制が観察された。各群における脳水分含量の平
均値および標準誤差を図4に示す。
換系阻害剤の効果 雄性ラットをハロセンおよび笑気ガスにて麻酔した後、
頸部を切開し、左外頚動脈および左総頚動脈を結紮し
た。左内頸動脈から左中大脳動脈起始部までナイロン糸
を挿入することにより中大脳動脈支配領域を虚血状態に
し、ナイロン糸挿入2時間後にナイロン糸を引きぬくこ
とにより、中大脳動脈支配領域を再灌流した。被験薬剤
を虚血作製1時間後に1ml/kgの容量で静脈内投与した。
尚、被験薬剤として0.3または1mg/mlの化合物1を含む8%
ポリエチレングリコール#400液を用い、対照として化
合物1を含まない8%ポリエチレングリコール#400液を用
いた。再灌流4時間後に断頭して脳を摘出し、虚血側の
ブレグマ(bregma)前方1mmから後方3mmまでの厚さ4mmの
冠状切片を作製した。作製した切片の湿重量(W)を測
定した後110℃のオーブン内で24時間乾燥し、乾燥重量
(D)を測定した。脳水分含量(WC)は次式に従って
算出した。 WC=(W−D)/W×100 無処置正常群の脳水分含量は79.9±0.1%(15例の平均値
±標準誤差)であったが、虚血再灌流することにより、
対照群の脳水分含量は83.3±0.3%(15例の平均値±標準
誤差)に増加した。これに対し、化合物1投与群におい
ては0.3mg/kgおよび1mg/kg投与群ではそれぞれ82.6±
0.3%および82.2±0.3%(ともに16例の平均値±標準誤
差)とそれぞれ、対照群と比較し危険率5%未満、1%未満
(ウイリアムスの多重比較による)で有意な脳水分含量
の増加抑制が観察された。各群における脳水分含量の平
均値および標準誤差を図4に示す。
【0100】実施例5 一過性脳虚血モデルにおける脳浮腫に対するNa+/H+
交換系阻害剤の効果 実施例4と同様の方法で化合物2の脳浮腫に対する効果
について検討した。被験薬剤を再灌流直後に1ml/kgの容
量で静脈内投与した。尚、被験薬剤として1mg/mlの化合
物2を含む8%ポリエチレングリコール#400液を用い、
対照として化合物2を含まない8%ポリエチレングリコー
ル#400液を用いた。無処置正常群の脳水分含量は78.7
±0.1%(8例の平均値±標準誤差)であったが、虚血再
灌流することにより、対照群の脳水分含量は81.9±0.4%
(11例の平均値±標準誤差)に増加した。被験薬剤群に
おいては3mg/kg投与群では82.0±0.4%(11例の平均値
±標準誤差)であり、脳水分含量の増加抑制効果は認め
られなかった。各切片における水分含量の平均値および
標準誤差を図5に示す。
交換系阻害剤の効果 実施例4と同様の方法で化合物2の脳浮腫に対する効果
について検討した。被験薬剤を再灌流直後に1ml/kgの容
量で静脈内投与した。尚、被験薬剤として1mg/mlの化合
物2を含む8%ポリエチレングリコール#400液を用い、
対照として化合物2を含まない8%ポリエチレングリコー
ル#400液を用いた。無処置正常群の脳水分含量は78.7
±0.1%(8例の平均値±標準誤差)であったが、虚血再
灌流することにより、対照群の脳水分含量は81.9±0.4%
(11例の平均値±標準誤差)に増加した。被験薬剤群に
おいては3mg/kg投与群では82.0±0.4%(11例の平均値
±標準誤差)であり、脳水分含量の増加抑制効果は認め
られなかった。各切片における水分含量の平均値および
標準誤差を図5に示す。
【0101】実施例6 一過性脳虚血モデルにおける脳浮腫に対するNa+/H+
交換系阻害剤の効果 実施例4と同様の方法で化合物3の脳浮腫に対する効果
について検討した。被験薬剤を再灌流直後に1ml/kgの容
量で静脈内投与した。尚、被験薬剤として0.3または1mg
/mlの化合物3を含む8%ポリエチレングリコール#400液
を用い、対照として化合物3を含まない8%ポリエチレン
グリコール#400液を用いた。無処置正常群の脳水分含
量は79.2±0.2%(7例の平均値±標準誤差)であった
が、虚血再灌流することにより、対照群の脳水分含量は
82.8±0.3%(10例の平均値±標準誤差)に増加した。こ
れに対し、被験薬剤群においては0.3mg/kgおよび1mg/k
g投与群ではそれぞれ82.4±0.3%および81.7±0.4%
(それぞれ9および11例の平均値±標準誤差)と対照群
と比較し脳水分含量の増加抑制傾向が観察された。各切
片における水分含量の平均値および標準誤差を図6に示
す。
交換系阻害剤の効果 実施例4と同様の方法で化合物3の脳浮腫に対する効果
について検討した。被験薬剤を再灌流直後に1ml/kgの容
量で静脈内投与した。尚、被験薬剤として0.3または1mg
/mlの化合物3を含む8%ポリエチレングリコール#400液
を用い、対照として化合物3を含まない8%ポリエチレン
グリコール#400液を用いた。無処置正常群の脳水分含
量は79.2±0.2%(7例の平均値±標準誤差)であった
が、虚血再灌流することにより、対照群の脳水分含量は
82.8±0.3%(10例の平均値±標準誤差)に増加した。こ
れに対し、被験薬剤群においては0.3mg/kgおよび1mg/k
g投与群ではそれぞれ82.4±0.3%および81.7±0.4%
(それぞれ9および11例の平均値±標準誤差)と対照群
と比較し脳水分含量の増加抑制傾向が観察された。各切
片における水分含量の平均値および標準誤差を図6に示
す。
【0102】これらの実施例により、Na+/H+交換系阻
害剤は、虚血による脳浮腫、脳梗塞に対し有効な薬理作
用を示すことが明白であり、虚血性脳血管障害治療剤と
して有用である。
害剤は、虚血による脳浮腫、脳梗塞に対し有効な薬理作
用を示すことが明白であり、虚血性脳血管障害治療剤と
して有用である。
【0103】
【発明の効果】本発明により、虚血性脳血管障害に対す
る有用な治療薬が提供される。
る有用な治療薬が提供される。
【0104】
【図1】図1は、実施例1のラット一過性脳虚血モデル
における、対照群および化合物1投与群での梗塞巣の割
合を示すグラフである。
における、対照群および化合物1投与群での梗塞巣の割
合を示すグラフである。
【図2】図2は、実施例2のラット一過性脳虚血モデル
における、対照群および化合物2投与群での梗塞巣の割
合を示すグラフである。
における、対照群および化合物2投与群での梗塞巣の割
合を示すグラフである。
【図3】図3は、実施例3のラット一過性脳虚血モデル
における、対照群および化合物3投与群での梗塞巣の割
合を示すグラフである。
における、対照群および化合物3投与群での梗塞巣の割
合を示すグラフである。
【図4】図4は、実施例4のラット一過性脳虚血モデル
における、正常群、対照群、化合物1の0.3mg/k
g投与群および化合物1の1mg/kg投与群での脳の
水分含量を示すグラフである。
における、正常群、対照群、化合物1の0.3mg/k
g投与群および化合物1の1mg/kg投与群での脳の
水分含量を示すグラフである。
【図5】図5は、実施例5のラット一過性脳虚血モデル
における、正常群、対照群、化合物2の3mg/kg投
与群での脳の水分含量を示すグラフである。
における、正常群、対照群、化合物2の3mg/kg投
与群での脳の水分含量を示すグラフである。
【図6】図6は、実施例6のラット一過性脳虚血モデル
における、正常群、対照群、化合物3の0.3mg/k
g投与群および化合物3の1mg/kg投与群での脳の
水分含量を示すグラフである。
における、正常群、対照群、化合物3の0.3mg/k
g投与群および化合物3の1mg/kg投与群での脳の
水分含量を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/40 605 A61K 31/40 605 609 609 31/42 31/42 31/535 607 31/535 607 // C07D 209/42 C07D 209/42 265/36 265/36 333/28 333/28 487/06 487/06
Claims (10)
- 【請求項1】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物またはその塩を含有する虚血性脳血管障害治療剤。 - 【請求項2】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物またはその塩が次の(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)または(f)の化合物である、請求項1
記載の虚血性脳血管障害治療剤。 (a) 一般式(1a): 【化1】 (式中、R1 は水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アシル基、カルボキシル基、
アルコキシカルボニル基、芳香族基、または式−O
R3 、−NR6 R7 、−SO2 NR6 R7 もしくは−S
(O)n R40(R40はアルキル基、置換アルキル基、ま
たは芳香族基を表し、nは0、1または2を表す)で示
される基、または 【化2】 〔式中、Aは酸素原子または式−S(O)n −もしくは
−N(R50)−で示される基(R50は水素原子またはア
ルキル基である)を表し、R’は水素原子、アルキル基
または置換アルキル基を表し、環は3〜8員の窒素原子
1つを含有する飽和複素環を表す。〕で示される基を表
し、一個または同一もしくは異なって複数個置換してい
てもよく、R2 は水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、シクロアルキル基、水酸基、アルコキシ基、芳香族
基または式−CH2 R20(R20はアルケニル基またはア
ルキニル基を表す)で示される基を表す。R3 は水素原
子、アルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基、
芳香族基、または式−CH2 R30(R30はアルケニル基
またはアルキニル基を表す)で示される基を表し、R6
およびR7 は互いに独立して、水素原子、アルキル基、
置換アルキル基、シクロアルキル基、アシル基、芳香族
基、または式−CH2 R60で示される基(R60はアルケ
ニル基またはアルキニル基を表す)を表すか、あるいは
R6 およびR7 が互いに結合して、環中に他のヘテロ原
子を含んでもよい飽和5ないし7員環の環状アミノ基を
表す。但し、上記一般式において、R1 基およびグアニ
ジノカルボニル基はインドール環の六員環部分または五
員環部分のいずれに結合していてもよい。)で表される
インドロイルグアニジン誘導体またはその医薬として許
容される酸付加塩。 (b) 一般式(1b): 【化3】 〔式中、R1b、R2b、R3b、R4bは互いに独立して水素
原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン原
子、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、芳香族基、アシル基、−OR5b、−N(R6b)
R7b、−CON(R6b)R7b、−SO2 N(R6b)
R7b、−S(O)n R8b、−Qb−Rab または 【化4】 (Abは酸素原子、−S(O)n −または−N(R10b)
−を表し、R9bは水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、アシル基または−Qb−Rabを表し、環は3〜8員
の窒素原子1個と炭素原子からなる飽和複素環基を表
す)を表す。Y1b、Y2b、Y3b、Y4b、Y5b、Y6b、Y
7bは、それぞれ同一または異なって単結合、−CH2
−、−O−、−CO−、−C(=C(R11b)R12b)
−、−S(O)n −、もしくは−N(R10b)−を表す
か、または隣りあう二つが一緒になって、−CH=CH
−を表し、但し、Y1b〜Y7bのうち、少なくとも2つは
単結合以外の基を表す。Zbは、なくてもよいが、1つ
または複数あってもよく、Y1b〜Y7bの環構成炭素原子
に結合する水素原子と置きかわる基であり、それぞれ同
一または異なって、アルキル基、置換アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロア
ルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン原子、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、アシル基、
−OR5b、−N(R6b)R7b、−S(O)n R8b、−C
(O)N(R6b)R7b、または−Qb−Rabを表すが、
但し、−CH=CH−の水素原子と置きかわる場合は、
Zbは−N(R6b)R7b、または−S(O)n R8bでな
い。Qbは置換されていてもよい低級アルキレン基を表
す。Rabは置換されていてもよいビニル基または置換さ
れていてもよいエチニル基を表す。R5bは水素原子、ア
ルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、飽和複素環基または芳香族基を表す。R
6bおよびR7bは、互いに独立して、水素原子、アルキル
基、置換アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケ
ニル基、飽和複素環基、芳香族基、アシル基もしくは−
Qb−Rabを表すか、又は、R6bとR7bが互いに結合し
て、これらが結合する窒素原子と一緒になって、環中に
他のヘテロ原子を含んでもよい飽和5〜7員環の環状ア
ミノ基(該環状アミノ基は1以上のアルキル基、置換ア
ルキル基、水酸基又は−OR5bで置換されていてもよ
い)を表す。R8bはアルキル基、置換アルキル基または
芳香族基を表す。R10bは水素原子、アルキル基、置換
アルキル基、シクロアルキル基、飽和複素環基、芳香族
基、アシル基または−Qb−Rabを表す。R11bおよびR
12bは、互いに独立して、水素原子、アルキル基、置換
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアル
キル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲン
原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、芳香
族基、アシル基、−OR5b、−N(R6b)R7b、−CO
N(R6b)R7b、−S(O)n R8bまたは−Qb−Rab
を表す。nは0、1または2の整数を表す。〕で表され
る置換グアニジン誘導体またはその医薬として許容され
る酸付加塩。 (c)一般式(1c): 【化5】 (式中、R1cは水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素
環基、芳香族基、−OR5c、アシル基または−Qc−R
acを表す。R2c 、R3cおよびR4cは、互いに独立し
て、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、芳香族基、−OR5c、−N(R6c)R7c、−C
ON(R6c)R7c、−SO2 N(R6c)R7c、−S
(O)n R8c、アシル基、−Qc−Racまたは 【化6】 (環は3〜8員の窒素原子1個と炭素原子からなる飽和
複素環基を表す)を表す。Y1c、Y2c、Y3cおよびY4c
は、<1>いずれか一つはメチレン基、カルボニル基、
酸素原子、−S(O)n −、−N(R10c)−または−
C(=C(R11c)(R12c))−を表し、他のいずれか
二つはメチレン基を表し、残りの一つは単結合またはメ
チレン基を表すか、又は、<2>隣り合ういずれか二つ
でビニレン基(−CH=CH−)または−CON(R
10c)−を表し、他のいずれか一つはメチレン基、カル
ボニル基、酸素原子、−S(O)n −、−N(R10c)
−または−C(=C(R11c)(R12c))−を表し、残
りの一つは単結合またはメチレン基を表す。但し、酸素
原子、窒素原子および硫黄原子は直接ビニレン基とは結
合しない。Zcは、環構成炭素原子に結合する1以上の
水素原子と任意に置き換わってもよい置換基を意味し、
各々独立して、アルキル基、置換アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケ
ニル基、飽和複素環基、ハロゲン原子、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、芳香族基、−OR5c、−
N(R6c)R7c、−CON(R6c)R7c、−S(O)n
R8c、アシル基および−Qc−Racからなる置換基群の
中から選ばれる。Acは酸素原子、−S(O)n −また
は−N(R10c)−を表す。Qcは置換されていてもよい
低級アルキレン基を表す。Racは置換されていてもよい
ビニル基または置換されていてもよいエチニル基を表
す。R5cは水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シ
クロアルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基ま
たは芳香族基を表す。R6cおよびR7cは、互いに独立し
て、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、芳香族
基、アシル基もしくは−Qc−Racを表すか、又は、R
6cとR7cが互いに結合して、これらが結合する窒素原子
と一緒になって、環中に酸素原子又は硫黄原子を含んで
もよい飽和5〜7員環の環状アミノ基(該環状アミノ基
は1以上のアルキル基、置換アルキル基、水酸基又は−
OR5cで置換されていてもよい)を表す。R8cはアルキ
ル基、置換アルキル基または芳香族基を表す。R9cは水
素原子、アルキル基、置換アルキル基、アシル基または
−Qc−Racを表す。R10cは水素原子、アルキル基、置
換アルキル基、シクロアルキル基、飽和複素環基、芳香
族基、アシル基または−Qc−Racを表す。R11cおよび
R12cは、互いに独立して、水素原子、アルキル基、置
換アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基、飽和複素環基、ハロゲ
ン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、芳
香族基、−OR5c、−N(R6c)R7c、−CON
(R6c)R7c、−S(O)n R8c、アシル基または−Q
c−Racを表す。nは0、1または2を表す)で表され
る置換グアニジン誘導体またはその医薬として許容され
る酸付加塩。 (d)式(1d): 【化7】 で表される化合物またはその医薬として許容される塩。 (e)式(1e): 【化8】 で表される化合物またはその医薬として許容される塩。 (f)式(1f): 【化9】 で表される化合物またはその医薬として許容される塩。 - 【請求項3】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物またはその塩が(a)の化合物である、請求項2記載
の虚血性脳血管障害治療剤。 - 【請求項4】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物またはその塩が(b)の化合物である、請求項2記載
の虚血性脳血管障害治療剤。 - 【請求項5】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物またはその塩が1−メチル−2−インドロイルグアニ
ジンもしくはN−(アミノイミノメチル)−5,6,
7,8−テトラヒドロ−11−クロロ−8−オキソ−4
H−アゾシノ〔3,2,1−hi〕インドール−2−カ
ルボキサミドまたはそれらの塩である、請求項2記載の
虚血性脳血管障害治療剤。 - 【請求項6】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物またはその塩が1−メチル−2−インドロイルグアニ
ジンまたはその塩である、請求項2記載の虚血性脳血管
障害治療剤。 - 【請求項7】 Na+/H+交換系阻害活性を有する化合
物またはその塩がN−(アミノイミノメチル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−11−クロロ−8−オキソ
−4H−アゾシノ〔3,2,1−hi〕インドール−2
−カルボキサミドまたはその塩である、請求項2記載の
虚血性脳血管障害治療剤。 - 【請求項8】虚血性脳血管障害が脳梗塞である請求項1
〜7のいずれか一項記載の治療剤。 - 【請求項9】虚血性脳血管障害が脳塞栓である請求項1
〜7のいずれか一項記載の治療剤。 - 【請求項10】虚血性脳血管障害が脳血栓である請求項
1〜7のいずれか一項記載の治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1205599A JPH11286454A (ja) | 1998-01-29 | 1999-01-20 | 虚血性脳血管障害の治療剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3411098 | 1998-01-29 | ||
| JP10-34110 | 1998-01-29 | ||
| JP1205599A JPH11286454A (ja) | 1998-01-29 | 1999-01-20 | 虚血性脳血管障害の治療剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11286454A true JPH11286454A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=26347605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1205599A Pending JPH11286454A (ja) | 1998-01-29 | 1999-01-20 | 虚血性脳血管障害の治療剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11286454A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006088080A1 (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-24 | Toa Eiyo Ltd. | シクロヘプタ[b]ピリジン-3-カルボニルグアニジン誘導体およびそれを含有する医薬品 |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP1205599A patent/JPH11286454A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006088080A1 (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-24 | Toa Eiyo Ltd. | シクロヘプタ[b]ピリジン-3-カルボニルグアニジン誘導体およびそれを含有する医薬品 |
| US7875625B2 (en) | 2005-02-16 | 2011-01-25 | Toa Eiyo Ltd. | Cyclohepta[b]pyridine-3-carbonylguanidine derivative and pharmaceutical product containing same |
| JP4826983B2 (ja) * | 2005-02-16 | 2011-11-30 | トーアエイヨー株式会社 | シクロヘプタ[b]ピリジン−3−カルボニルグアニジン誘導体およびそれを含有する医薬品 |
| KR101255868B1 (ko) | 2005-02-16 | 2013-04-23 | 도아 에이요 가부시키가이샤 | 시클로헵타[b]피리딘-3-카르보닐구아니딘 유도체 및그것을 함유하는 의약품 |
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