JPH11286554A - ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法 - Google Patents

ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法

Info

Publication number
JPH11286554A
JPH11286554A JP10105354A JP10535498A JPH11286554A JP H11286554 A JPH11286554 A JP H11286554A JP 10105354 A JP10105354 A JP 10105354A JP 10535498 A JP10535498 A JP 10535498A JP H11286554 A JPH11286554 A JP H11286554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
vinyl polymer
modified vinyl
polymer
vinyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10105354A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kitayama
勉 北山
Kenichi Urabe
健一 占部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Techno UMG Co Ltd
Original Assignee
Techno Polymer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Techno Polymer Co Ltd filed Critical Techno Polymer Co Ltd
Priority to JP10105354A priority Critical patent/JPH11286554A/ja
Publication of JPH11286554A publication Critical patent/JPH11286554A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/50Details of extruders
    • B29C48/76Venting, drying means; Degassing means
    • B29C48/765Venting, drying means; Degassing means in the extruder apparatus
    • B29C48/766Venting, drying means; Degassing means in the extruder apparatus in screw extruders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/285Feeding the extrusion material to the extruder
    • B29C48/297Feeding the extrusion material to the extruder at several locations, e.g. using several hoppers or using a separate additive feeding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/395Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
    • B29C48/40Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥エネルギーの消費量が少なく、操業性、
生産性に優れるとともに、物性の均一な、色調の優れた
ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法を提供する。 【解決手段】 ゴム状重合体の存在下にビニル系単量体
を乳化重合して得られるゴム変性ビニル系重合体ラテッ
クスを凝固して得られるスラリーを、脱水後あるいはそ
のまま特定の圧搾脱水機により、含水率を10〜30重
量%に脱水したのち、ビニル系重合体の溶融体とともに
真空ベント付き二軸押し出し機に供給し、ペレット化し
てゴム変性ビニル系重合体組成物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ABS樹脂などの
ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法に関するもの
である。さらに詳細には、乳化重合によって得られるゴ
ム変性ビニル系重合体ラテックスを凝固して得られるス
ラリーと、懸濁、溶液もしくは塊状重合法によって得ら
れるビニル系重合体とから、連続的に、ABS樹脂など
のゴム変性ビニル系重合体組成物を製造する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に行われているABS樹脂
などのゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法として
は、(1)ゴム変性ビニル系重合体ラテックスを凝固し
て得られるスラリーを、遠心脱水機あるいは真空ベルト
フィルターにより脱水したのち、熱風乾燥し、一旦、乾
粉とし、その後、ビニル系重合体とブレンドして、押し
出し機にかけてペレット化を行う方法、または、(2)
ゴム変性ビニル系重合体ラテックスを凝固して得られる
スラリーを、遠心脱水機あるいは真空ベルトフィルター
により脱水したのち、湿粉のまま、ビニル系重合体とと
もに真空ベント付き二軸押し出し機に供給して、乾燥
し、ペレット化する方法、の2つの方法がある。
【0003】しかしながら、遠心脱水機や真空ベルトフ
ィルターにより得られる湿粉の含水率を、30重量%以
下にすることは、装置の機能上困難であり、一般的に湿
粉の含水率は35〜50重量%程度の高いものとなる。
このため、前者の方法については、大量の乾燥エネルギ
ーを必要とする欠点がある。また、熱風乾燥をして、乾
粉を得、さらにペレット化を行うため、製造工程が複雑
で設備コストも高く、また品質的にも色調が悪化しやす
い問題もある。さらに、乾粉を取り扱うため、粉塵爆発
の危険性も伴う問題がある。
【0004】一方、後者の方法は、前者の方法に比べ、
湿粉から、直接、ビニル系重合体のペレットとブレンド
して、ペレット化するという点で、消費エネルギーも少
なく、またプロセスも簡略化され、上記欠点の改良が見
られる。しかしながら、ゴム変性ビニル系重合体である
湿粉とビニル系重合体のペレットとを押し出し機に供給
した直後は、充分に溶融していないため、脱水のための
スリットバレルを持つ押し出し機においては微粉の漏
れ、ベントスタッファーを備えた押し出し機において
は、樹脂小片が蒸気とともに同伴する問題がある。さら
に、同伴した樹脂小片がベントスタッファー内に付着・
滞留し、その結果、変色樹脂やヤケ樹脂などの樹脂汚染
を起こしたり、色調の悪化を起こす問題がある。また、
ビニル系重合体の溶融に押し出し機のエネルギーが費や
されるため、押し出し量が上がらないという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、乾燥エネル
ギーの消費量が少なく、かつ脱水スリットあるいはベン
トスタッファーからの樹脂漏れが少ないなどの、操業
性、生産性に優れるとともに、物性の均一な、色調の優
れたゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、含水率10〜
30重量%のゴム変性ビニル系重合体とビニル系重合体
とからゴム変性ビニル系重合体組成物を製造するに際
し、真空ベント付き二軸押し出し機に、まずビニル系
重合体を溶融した状態で添加し、次いでゴム変性ビニル
系重合体を供給するか、あるいはゴム変性ビニル系重
合体と溶融したビニル系重合体を同時に供給する、こと
を特徴とするゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法
を提供するものである。ここで、上記ゴム変性ビニル系
重合体は、ゴム状重合体の存在下にビニル系単量体を乳
化重合して得られるゴム変性ビニル系重合体ラテックス
を凝固して得られるスラリーを、脱水後あるいはそのま
まスクリュータイプもしくはプレッシャーフィルタータ
イプの圧搾脱水機により、含水率を10〜30重量%に
脱水したものが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明においては、ゴム状重合体の存在下に、ビ
ニル系単量体またはそれとともに共重合可能な単量体と
を乳化重合してゴム変性ビニル系重合体ラテックスを得
る。次に、得られたゴム変性ビニル系重合体ラテックス
に凝固剤を添加し、重合体成分を凝固させてスラリーを
得る。得られるスラリーは、予備脱水、または水洗およ
び予備脱水して、このスラリーからケーキ状の重合体成
分を連続的に回収する。また、上記予備脱水工程を経ず
に、次工程に進んでもよい。次に、上記ケーキ状重合体
成分を圧搾脱水機により、含水率を10〜30重量%に
なるまで脱水し、粉末状(湿粉)またはケーキ状のゴム
変性ビニル系重合体成分を回収する。このとき、洗浄を
同時に行ってもよい。なお、上記圧搾脱水機により得ら
れる重合体成分がケーキ状の場合、解砕機により粉末
(湿粉)に戻し、後工程のハンドリングを良くすること
ができる。そして、真空ベント付き二軸押し出し機に、
ビニル系重合体の溶融体および必要に応じて可塑剤など
の添加剤を供給し、上記工程で回収されるゴム変性ビニ
ル系重合体成分を続いて/または同時に供給して乾燥
し、ブレンドし、先端から押し出してペレット状のゴム
変性ビニル系重合体組成物を得る。
【0008】本発明のゴム変性ビニル系重合体ラテック
スは、ゴム状重合体の存在下に、ビニル系単量体または
それと共重合可能な単量体とを乳化重合して得られる
が、この乳化重合の条件、使用する重合開始剤、連鎖移
動剤、添加剤などの種類・量は、ABS樹脂の製造に慣
用されているものと本質的に異ならない。上記ゴム状重
合体としては、例えばポリブタジエン、スチレン−ブタ
ジエン系共重合体(スチレン含量5〜60重量%が好ま
しい)、スチレン−イソプレン系共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジエン系共重合体、エチレン−α−オレフ
ィン系共重合体、エチレン−α−オレフィン−ポリエン
系共重合体、アクリル系ゴム、ブタジエン−アクリル系
共重合体、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンブロ
ック共重合体、水素化ブタジエン系共重合体、エチレン
系アイオノマー、シリコン系ゴムなどが挙げられる。好
ましいゴム状重合体としては、ポリブタジエン、スチレ
ン−ブタジエン系共重合体、アクリル系ゴム、シリコン
系ゴム(特に、不飽和基含有シリコンゴム系が好まし
い)が挙げられる。これらのゴム状重合体は、1種単独
で使用することも、あるいは2種以上を混合して用いる
こともできる。ゴム変性ビニル系重合体の製造に用いら
れる上記ゴム状重合体は、乳化グラフト重合に供するた
め、ラテックス状態のものが用いられる。
【0009】なお、本発明のゴム変性ビニル系重合体の
ゴム含有量(100%樹脂分基準)は、40〜75重量
%のときに、本発明の効果が一層発揮される。好ましく
は50〜75重量%である。ゴム含有量が40重量%未
満では、スクリュータイプもしくはプレッシャーフィル
タータイプの圧搾脱水機において、含水率を安定して3
0重量%以下に抑えるのが困難である。また、最終製品
の樹脂物性は、ゴム含有量から決まってくるため、二軸
押し出し機で乾燥の際に供給できるビニル系重合体の量
が多く入れられなくなり、押し出し機入口部での含水率
(持ち込み水分の全フィード量に対する割合)が上が
り、安定した運転が出来なくなる。一方、ゴム含有量が
75重量%を超えると、重合時にグラフト率が上がりに
くくなり、品質を維持できない場合がある。
【0010】一方、ゴム変性ビニル系重合体に用いられ
るビニル系単量体としては、特に限定されるものではな
いが、例えば、アクリル酸、メタクリル酸などの(メ
タ)アクリル酸;メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレートなどのアクリル酸アルキルエ
ステル系単量体;メチルメタクリレート、エチルメタク
リレートなどのメタクリル酸アルキルエステル系単量
体;アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのシア
ン化ビニル系単量体;スチレン、α−メチルスチレンな
どの芳香族ビニル系単量体;塩化ビニル、臭化ビニルな
どのハロゲン化ビニル系単量体などの種々の単量体が挙
げられ、これらは、1種単独で使用することも、あるい
は2種以上を混合して用いることもできる。好ましいビ
ニル系単量体としては、(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル、シアン化ビニル系単量体、芳香族ビニル系単量
体である。
【0011】また、上記以外の共重合可能な他の単量体
を併用することができる。この他の単量体としては、例
えばマレイミド、N−メチルマレイミド、N−フェニル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのマレ
イミド系単量体が挙げられる。マレイミド系単量体を用
いると、耐熱性が向上し、耐熱性の優れたゴム変性ビニ
ル系重合体が得られる。本発明のゴム変性ビニル系重合
体ラテックスは、ゴム状重合体の存在下に、ビニル系単
量体を乳化重合して得られるが、この乳化重合の条件、
使用する重合開始剤、連鎖移動剤、添加剤などの種類・
量は、従来ABS樹脂の製造に慣用されているものと本
質的に異ならない。また、別途、上記ビニル系単量体の
みを(共)重合して得られるビニル系(共)重合体を配
合してもよい。ゴム変性ビニル系重合体の具体例として
は、ABS樹脂、MBS樹脂、AES樹脂、AAS樹脂
などが挙げられ、好ましくはABS樹脂である。
【0012】本発明は、上記で得られたゴム変性ビニル
系重合体ラテックスに凝固剤を添加し、重合体成分を凝
固させてスラリーを得る。凝固方法は、特に制限される
ものではないが、一般的に行われている方法で行うこと
ができる。この際、必要に応じて加熱してもよい。凝固
剤としては、通常、ラテックスの凝固に用いられている
ものが使用できる。例えば、塩酸、硫酸などの無機酸、
酢酸、ギ酸などの有機酸、またはこれらの酸の金属塩が
挙げられる。上記酸の金属塩としては、例えば塩化カル
シウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸マ
グネシウムなどが挙げられる。
【0013】上記で得られるスラリーは、遠心脱水機、
水平ベルトフィルターなどの予備脱水機に供給して予備
脱水し、または、水洗および予備脱水して、このスラリ
ーからケーキ状の重合体成分を連続的に回収する。回収
される重合体成分の含水率は、一般的に10〜50重量
%である。また、上記予備脱水機を使用せず、次工程に
進んでもよい。次に、上記重合体成分を、予備脱水後あ
るいはそのまま、排水装置を有するスクリュータイプも
しくはプレッシャーフィルタータイプの圧搾脱水機に供
給し、含水率が10〜30重量%になるまで脱水して、
粉末状(湿粉)またはケーキ状の重合体成分を回収す
る。この時、洗浄を同時に行ってもよい。スクリュータ
イプの圧搾脱水機は、シリンダ(=バレル)内に配置さ
れたスクリューによって、上記重合体成分を搬送しつ
つ、圧縮する装置であり、排水機能、または排水機能お
よび洗浄機能を備えている。さらに、加熱機能を備えて
いてもよい。また、バレルの全域または一部に、排水用
のパンチングプレートまたはスリットなどを備えている
ことが望ましい。さらに、圧縮比が1.0〜5.0、長
さがスクリュー径の3〜15倍のスクリューを備えたも
のが望ましい。さらに、バレル内へ洗浄水を注入するた
めの注入口を設けることもできる。
【0014】一方、プレッシャーフィルタータイプの圧
搾脱水機は、プレッシャーフィルター内の濾布とダイヤ
フラムに挟まれた部屋を備えている。ここに、スラリー
を供給したのち、ダイヤフラムを介して、水圧により圧
搾し、脱水する。上記圧搾脱水機は、圧搾ケーキを洗浄
するための洗浄水注入口を設けたものが望ましい。ま
た、この圧搾されたケーキの表面水を除去するための加
圧エアーを導入するためのノズルを設けたものが望まし
い。
【0015】上記圧搾脱水機によって得られる重合体成
分の含水率は、10〜30重量%、好ましくは10〜2
5重量%である。含水率については、10重量%未満ま
で脱水しようとすると、スクリュータイプの圧搾脱水機
では、重合体成分が溶融し易くなって、安定運転が困難
となる。また、プレッシャーフィルタータイプの圧搾脱
水機では、非常に高い圧搾圧力と圧搾時間が必要となり
工業的ではない。一方、含水率が30重量%を超える
と、次工程での運転が不安定になる問題があり、かつ乾
燥に多くのエネルギーを要し、押し出し機の処理能力も
小さくなる。ゴム変性ビニル系重合体の脱水の程度の制
御方法としては、スクリュータイプの脱水機において
は、脱水機先端のコーン圧力、洗浄水温度、バレル温度
により制御することができる。また、プレッシャーフィ
ルタータイプにおいては、ダイヤフラムによる圧搾圧
力、洗浄水温度などにより制御することができる。な
お、含水率は、湿量基準百分率(wet base p
ercentage)で表示された値である。
【0016】なお、上記圧搾脱水機により得られる重合
体成分は、粉末状(湿粉)の場合もあるが、上記脱水機
の内部において、大きな圧縮力により水分を絞り出され
ているため、粉末(湿粉)どうしが固着した固いケーキ
状になることもある。この場合、ハンマーミル、自由ミ
ルなどの解砕機により、容易に粉末(湿粉)に戻し、後
工程のハンドリングを良くすることができる。
【0017】次に、真空ベント付き二軸押し出し機に、
懸濁、溶液もしくは塊状重合法により得られるビニル系
重合体のビーズおよび/またはペレットの溶融体ならび
に必要に応じて可塑剤などの添加剤を供給し、上記工程
で回収されるゴム変性ビニル系重合体成分を続いてまた
は同時に、好ましくは同時に供給してブレンドし乾燥
し、先端から押し出してペレット状のゴム変性ビニル系
重合体組成物を得る。
【0018】本発明で用いられる真空ベント付き二軸押
し出し機は、スクリューのかみ合い、非かみ合い、どち
らのタイプも使用できる。また、スクリューの回転方向
は、同方向、異方向、どちらも使用できる。好ましく
は、かみ合い同方向二軸押し出し機である。上記真空ベ
ント付き二軸押し出し機の構成としては、水を液体とし
て排出する機能、すなわち脱水スリット、あるいはメカ
ニカルフィルターを持った方式、あるいはスリットなど
を持たず、水を大気ベントおよび/または真空ベントか
らだけで除去する方式でも使用することができる。
【0019】また、上記真空ベント付き二軸押し出し機
のバレル構成は、原料の供給を受けるフィードバレル、
液状物および/または蒸気を排出するためのスリットを
有するスリットバレル、加熱手段を有する標準バレル、
水、残留モノマーを気化させるベントバレル(ベントス
タッファーも取り付けることができる)、サイドフィー
ダーを取り付けることがのできる圧入バレルの各分割バ
レルを、必要に応じて組み合わせことによって構成され
る。
【0020】また、真空ベント付き二軸押し出し機のス
クリューエレメントとしては、順送りスクリュー、逆送
りスクリュー、順送りニーディングディスク、直交ニー
ディングディスク、逆送りニーディングディスク、ある
いはシールリングの各分割二軸スクリューエレメントが
挙げられる。これらは、すべて組み合わせる必要はな
く、抵抗となるスクリュー(逆送りスクリュー、逆送り
ニーディングディスク、直交ニーディングディスク、順
送りニーディングディスク、シールリング)から選ばれ
たスクリューと順送りスクリューとを組み合わせてスク
リュー構成とする。
【0021】一方、本発明のビニル系重合体は、ビニル
系単量体を懸濁、溶液もしくは塊状重合して得られる
が、この重合の条件、使用する重合開始剤、連鎖移動
剤、添加剤などの種類・量は、一般的ビニル系樹脂の製
造に慣用されているものと本質的に異ならない。ビニル
系重合体を構成するビニル系単量体としては、特に限定
するものではないが、例えばアクリル酸、メタクリル酸
などの(メタ)アクリル酸;メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレートなどのアクリル酸
アルキルエステル系単量体;メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレートなどのメタクリル酸アルキルエステ
ル系単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリルな
どのシアン化ビニル系単量体;スチレン、α−メチルス
チレンなどの芳香族ビニル系単量体;塩化ビニル、臭化
ビニルなどのハロゲン化ビニル系単量体などの種々の単
量体が挙げられ、これらは2種以上を併用することもで
きる。好ましいビニル系単量体としては、(メタ)アク
リル酸アルキルエステル単量体、シアン化ビニル系単量
体、芳香族ビニル系単量体が挙げられる。また上記以外
の共重合可能な他の単量体を併用することができる。共
重合可能な他の単量体としては、例えばマレイミド、N
−メチルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−シ
クロヘキシルマレイミドなどのマレイミド系単量体が挙
げられる。マレイミド系単量体を用いると、耐熱性が向
上し、耐熱性の優れた重合体が得られる。ビニル系重合
体の具体例としては、AS樹脂、MS樹脂(メチルメタ
クリレート−スチレン共重合体)が挙げられ、好ましく
はAS樹脂である。また、本発明で使用されるビニル系
重合体の形状は、ビーズ、ペレット、粉末、スラリーな
ど操作性が高く、工業的に入手可能なもので良い。
【0022】また、本発明において、ビニル系重合体の
添加量は、ゴム変性ビニル系重合体(固形分換算)10
0重量部に対し、好ましくは30〜600重量部、さら
に好ましくは50〜500重量部である。30重量部未
満では、流動性が小さく、押し出し機の安定した運転が
困難となり、一方、600重量部を超えると、得られる
組成物の耐衝撃性が低下し、好ましくない。
【0023】本発明では、上記工程で回収されるゴム変
性ビニル系重合体成分とともに、ビニル系重合体を、例
えば、単軸押し出し機などにより溶融したのち、上記真
空ベント付き二軸押し出し機に供給する。その供給方法
の具体例としては、溶融したビニル系重合体を、まず
押し出し機のフィード口に供給し、ゴム変性ビニル系重
合体成分を押し出し機の途中のバレルよりサイドフィー
ダーにより供給する方法、もしくは、ゴム変性ビニル
系重合体成分と、溶融したビニル系重合体を、一緒に真
空ベント付き同方向回転二軸押し出し機のフィード口に
供給する方法、溶融したビニル系重合体の50重量%
以上とゴム変性ビニル系重合体を押し出し機のフィード
口に供給し、残りの溶融したビニル系重合体をサイドフ
ィーダーより供給する方法、などが挙げられる。好まし
くは、上記およびの方法である。これらの場合、適
宜、加工助剤を添加することができる。この加工助剤と
しては、エチレンビスステアリルアミド、ステアリン酸
マグネシウムなどの金属セッケンを使用することができ
る。
【0024】本発明で、ビニル系重合体のビーズおよび
/またはペレットを溶融添加する系においては、ゴム変
性ビニル系重合体の湿粉とビニル系重合体のビーズおよ
び/またはペレットとをフィード前に混合した状態での
計算上での含水率を、好ましくは9重量%以下、さらに
好ましくは8重量%以下とする。この含水率が9重量%
を超えると、真空ベントでのベントアップや、ベントス
タッファー付き大気ベントから樹脂小片が同伴され、安
定した運転ができない。本発明において、含水率10〜
30重量%のゴム変性ビニル系重合体とビニル系重合体
の溶融体とをブレンドすることにより、簡略な工程によ
り、消費エネルギーも少なく最終製品が得られるという
効果が得られる。また、本発明において製造された、物
性の均一な色調の優れたゴム変性ビニル系重合体組成物
の製品は、種々の成形法で加工でき、幅広い分野で使用
される。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に何等制約されるものではない。なお、実施例
中、部および%は特に断らない限り重量基準である。
【0026】実施例1 ゴム変性ビニル系重合体ラテックスとして、スチレン、
アクリロニトリルをポリブタジエンにグラフト共重合し
た、ポリブタジエン60%、スチレン30%、アクリロ
ニトリル10%よりなる重合体ラテックスを原料とし
た。このゴム変性ビニル系重合体ラテックスの固形分濃
度は、30%であった。内容積100リットルの攪拌機
付き凝固槽(槽径500mm、2段の45度傾斜パドル
翼、翼径250mm)で、180回転/分で攪拌したと
ころに、連続的に上記ラテックスを14リットル/分、
濃硫酸0.08kg/分および水3リットル/分を添加
した。凝固槽温度は、スチームを吹き込むことにより、
85℃に調整した。
【0027】凝固槽から連続的に溢流して排出された凝
固スラリーを、90℃にて40分間加熱処理したのち、
バスケットタイプの遠心脱水機を用いて、脱水した。脱
水されたスラリーの含水率は、38%であった。上記脱
水されたスラリーを、スクリュータイプの圧搾脱水機に
供給し、圧搾し、ケーキを得た。ケーキの含水率は、1
8%であった。このケーキを解砕し、湿粉としたのち、
2段真空ベント、1段スリット付き同方向回転二軸押し
出し機〔東芝機械(株)製、TEM48BS〕に、1k
g/分で、供給した。使用したスクリュータイプ脱水機
と二軸押し出し機の概略図を図1に示す。また、ビニル
系重合体として乾燥AS(アクリロニトリル−スチレン
共重合体)ペレットを単軸押し出し機にて溶融し、2.
45kg/分で、上記湿粉に同時に供給し、乾燥、ペレ
ット化した。溶融ASの温度は、180℃に保った。な
お、ケーキを解砕した湿粉には、加工助剤として、エチ
レンビスステアリルアミドを乾燥樹脂分に対し、3.5
%添加混合した。二軸押し出し機の回転数は、300回
転/分であった。なお、二軸押し出し機のバレル構造
は、図2のように配置した。バレルの温度は、フィード
バレルの次のバレルから、スリットバレル(加熱無
し)、180℃、200℃、200℃、220℃、22
0℃、200℃、200℃とし、ダイプレート部分は2
20℃とした。結果を表1に示す。
【0028】実施例2 溶融したASをまずフィード口に供給し、次にゴム変性
ビニル系重合体ケーキを次のバレルに供給した以外は、
実施例1と同様に実施した。溶融ASの温度は、180
℃に保った。なお、二軸押し出し機のバレル構造は、図
3のように配置した。バレルの温度は、フィードバレル
の次のバレルから、180℃、180℃、200℃、2
20℃、220℃、200℃、200℃、200℃と
し、ダイプレート部分は220℃とした。結果を表1に
示す。 実施例3 圧搾脱水機を、プレッシャーフィルター(LAROX社
製)にした以外は、実施例1と同様に実施した。ケーキ
を解砕した湿粉の含水率は、25%であった。結果を表
1に示す。
【0029】比較例1 乾燥ASペレットを溶融せずにそのまま二軸押し出し機
に供給した以外は、実施例1と同様に実施した。結果を
表1に示す。 比較例2 バスケットタイプの遠心脱水機からでたスラリーを、圧
搾機を経ないで二軸押し出し機に供給した以外は、実施
例1と同様に実施した。脱水後のスラリーの含水率は、
38%であった。ただし、押し出し機において、真空ベ
ントでのベントアップ気味となり、押し出し量は、14
0kg/hまでしか流すことができなかった。結果を表
1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】実施例1〜3は、本発明の範囲内で行われ
た例であり、色調も良好で、押し出し機運転も安定して
高フローを流すことができ、本発明の目的が達成されて
いる。一方、比較例1は、実施例と比べて、低フローし
か流すことができなかった。また、脱水スリット、ベン
トスタッファーからの樹脂漏れが多いという問題があっ
た。比較例2は、押し出し機において、ベントアップが
発生し、安定した運転ができず、押し出し量を上げるこ
とができなかった。また、色調(特に、白色度、黄色
度)が悪化した。なお、実施例・比較例において、色調
は、ASTM D−1003に準じて測定した。また、
脱水スリット、ベントスタッファーからの樹脂漏れは、
漏れた樹脂乾燥重量の押し出し量に対する重量比(%)
で表した。
【0032】
【発明の効果】ゴム変性ビニル系重合体とビニル系重合
体とからゴム変性ビニル系重合体組成物を製造する方法
において、ビニル系重合体の溶融体を真空ベント付き二
軸押し出し機に供給し、また、ゴム変性ビニル系重合体
を、特定の圧搾脱水機により、圧搾脱水処理したものを
同押し出し機に供給することで、乾燥エネルギーの消費
量が少なく、かつ脱水スリットあるいはベントスタッフ
ァーからの樹脂漏れが少ないなどの、操業性、生産性に
優れるとともに、物性の均一な色調の優れたゴム変性ビ
ニル系重合体組成物の製品の製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いたスクリュータイプ脱水機と二軸
押し出し機の概略図である。
【図2】実施例1で用いた真空ベント付き二軸押し出し
機のバレル構成図である。
【図3】実施例2で用いた真空ベント付き二軸押し出し
機のバレル構成図である。
【符号の説明】
1:スクリュータイプ脱水機 2:フィードバレル 3:脱水バレル 4:排出ボックス 5:スクリュー 6:フィード口 7:スクリュー溝底 8:コーン(抵抗体) 9:モーター 10:変速機 11:熱媒体 12:排出口 13:重量フィーダー〔ゴム変性ビニル系重合体(AB
S樹脂)用〕 14:二軸押し出し機 15:単軸押し出し機〔ビニル系重合体(AS樹脂)
用〕 16:押し出し機供給口 17:脱水スリット 18:解砕機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含水率10〜30重量%のゴム変性ビニ
    ル系重合体とビニル系重合体とからゴム変性ビニル系重
    合体組成物を製造するに際し、真空ベント付き二軸押し
    出し機に、まずビニル系重合体を溶融した状態で添加
    し、次いでゴム変性ビニル系重合体を供給するか、ある
    いはゴム変性ビニル系重合体と溶融したビニル系重合
    体を同時に供給する、ことを特徴とするゴム変性ビニル
    系重合体組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 ゴム変性ビニル系重合体がゴム状重合体
    の存在下にビニル系単量体を乳化重合して得られるゴム
    変性ビニル系重合体ラテックスを凝固して得られるスラ
    リーを、脱水後あるいはそのままスクリュータイプもし
    くはプレッシャーフィルタータイプの圧搾脱水機によ
    り、含水率を10〜30重量%に脱水したものである請
    求項1記載のゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方
    法。
JP10105354A 1998-04-02 1998-04-02 ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法 Withdrawn JPH11286554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10105354A JPH11286554A (ja) 1998-04-02 1998-04-02 ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10105354A JPH11286554A (ja) 1998-04-02 1998-04-02 ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11286554A true JPH11286554A (ja) 1999-10-19

Family

ID=14405401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10105354A Withdrawn JPH11286554A (ja) 1998-04-02 1998-04-02 ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11286554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113939549A (zh) * 2019-11-25 2022-01-14 株式会社Lg化学 接枝共聚物及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113939549A (zh) * 2019-11-25 2022-01-14 株式会社Lg化学 接枝共聚物及其制备方法
JP2022531946A (ja) * 2019-11-25 2022-07-12 エルジー・ケム・リミテッド グラフト共重合体およびその製造方法
CN113939549B (zh) * 2019-11-25 2024-10-01 株式会社Lg化学 接枝共聚物及其制备方法
US12398263B2 (en) 2019-11-25 2025-08-26 Lg Chem, Ltd. Graft copolymer and method for preparing same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2651825B2 (ja) 熱可塑性ポリマーのための改良された耐衝撃性改良剤及びその製造方法
JP2004507393A (ja) プラスチック/水混合物の脱水によって、排水中のポリマー含量を減少させる方法
JP2890387B2 (ja) 顆粒状重合体の製造方法
JPS5945692B2 (ja) Absタイプポリブレンドの製造方法
JPH0480042B2 (ja)
US5064938A (en) Continuous production process of particulate polymer and control method of the particle size of said polymer
JPH11286554A (ja) ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法
JPH1180495A (ja) ゴム変性ビニル系重合体の製造方法
EP0227098B1 (en) Method for producing rubber modified thermoplastic resins
JPS5927776B2 (ja) 成形用樹脂組成物
JP2895565B2 (ja) 熱可塑性樹脂の製造方法およびその装置
JPH01123853A (ja) ゴム変性熱可塑性樹脂の製造方法
JPH11286553A (ja) ゴム変性ビニル系重合体組成物の製造方法
WO2003093353A1 (en) Polymer particles and process for production thereof
JP2596953B2 (ja) 粉末状のグラフトポリマーの製造方法
JPH01311129A (ja) 熱可塑性重合体粉末混合物
JP2888937B2 (ja) 熱可塑性ポリマーの粉末状混合物の製造方法
JPH0262149B2 (ja)
JPH0464325B2 (ja)
US4115477A (en) Process for recovering graft copolymers latex solids wherein a fines fraction is recycled and incorporated in said solids
JP3457044B2 (ja) 熱可塑性樹脂の製造方法
JPH04211430A (ja) ゴム変性熱可塑性樹脂の製造方法
CN101175794B (zh) (橡胶强化)聚苯乙烯树脂组合物的回收方法和装置
JPH0596538A (ja) 重合体粉末の回収方法
JPH0959390A (ja) 球状重合体粒子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607