JPH11286758A - アルミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法 - Google Patents
アルミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法Info
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- JPH11286758A JPH11286758A JP8977598A JP8977598A JPH11286758A JP H11286758 A JPH11286758 A JP H11286758A JP 8977598 A JP8977598 A JP 8977598A JP 8977598 A JP8977598 A JP 8977598A JP H11286758 A JPH11286758 A JP H11286758A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 粗大成長した再結晶粒がない組織に制御され
たT6処理後の組織をもち、機械的性質に異方性のない
鍛造製品を得る。 【解決手段】 Si:8.0〜13.5%,Cu:0.
5〜4.0%,Mg:0.4〜1.5%,Fe:0.1
〜1.5%,Zn:0.5%以下に規制したアルミニウ
ム鋳塊を、480〜540℃×1〜48時間の均質化処
理を施した後、所定長さに切断する。熱間鍛造では、鍛
造前の加熱で300〜400℃に加熱し、150〜40
0℃に加熱された金型で鍛造直後の素材表面温度が27
0〜370℃となるように鍛造する。必要に応じ、同様
な加熱条件下で二次鍛造する。次いで、480〜540
℃×10分〜48時間の溶体化処理を施し、水冷後、1
50〜220℃×4〜10時間の時効処理を施すことに
より溶体化処理時の再結晶粒の粗大成長を抑えた後、製
品形状に機械加工する。
たT6処理後の組織をもち、機械的性質に異方性のない
鍛造製品を得る。 【解決手段】 Si:8.0〜13.5%,Cu:0.
5〜4.0%,Mg:0.4〜1.5%,Fe:0.1
〜1.5%,Zn:0.5%以下に規制したアルミニウ
ム鋳塊を、480〜540℃×1〜48時間の均質化処
理を施した後、所定長さに切断する。熱間鍛造では、鍛
造前の加熱で300〜400℃に加熱し、150〜40
0℃に加熱された金型で鍛造直後の素材表面温度が27
0〜370℃となるように鍛造する。必要に応じ、同様
な加熱条件下で二次鍛造する。次いで、480〜540
℃×10分〜48時間の溶体化処理を施し、水冷後、1
50〜220℃×4〜10時間の時効処理を施すことに
より溶体化処理時の再結晶粒の粗大成長を抑えた後、製
品形状に機械加工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的強度及び耐摩耗
性に優れた車両用部品,家電部品等のアルミニウム鍛造
製品を製造する方法に関する。
性に優れた車両用部品,家電部品等のアルミニウム鍛造
製品を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両や産業用機器等に使用されるピスト
ンやシリンダー,家電機器に使用されるスクロール等の
摺動部品としては、耐摩耗性や強度,伸びに優れた鉄系
の材料が多用されていた。しかし、軽量化,高性能化に
伴いアルミニウム合金の鍛造品が用いられるケースが増
加しつつある。アルミニウム合金としては、Al−Si
−Cu−Mg系合金が使用されている。
ンやシリンダー,家電機器に使用されるスクロール等の
摺動部品としては、耐摩耗性や強度,伸びに優れた鉄系
の材料が多用されていた。しかし、軽量化,高性能化に
伴いアルミニウム合金の鍛造品が用いられるケースが増
加しつつある。アルミニウム合金としては、Al−Si
−Cu−Mg系合金が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のAl
−Si系合金は、熱間鍛造又はその後の熱処理によって
加工組織が粗大な再結晶粒になったり、或いは再結晶粒
が急成長して二次再結晶組織が発生し、結果として十分
な強度及び靭性が得られない。本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、使用するアルミ
ニウム合金の組成,均質化処理,鍛造及び熱処理を特定
された条件下で組み合わせることにより、全面微細な再
結晶粒にコントロールされた熱処理後の組織をもち、機
械的性質に異方性のない鍛造品を提供することを目的と
する。
−Si系合金は、熱間鍛造又はその後の熱処理によって
加工組織が粗大な再結晶粒になったり、或いは再結晶粒
が急成長して二次再結晶組織が発生し、結果として十分
な強度及び靭性が得られない。本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、使用するアルミ
ニウム合金の組成,均質化処理,鍛造及び熱処理を特定
された条件下で組み合わせることにより、全面微細な再
結晶粒にコントロールされた熱処理後の組織をもち、機
械的性質に異方性のない鍛造品を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、そ
の目的を達成するため、Si:8.0〜13.5重量
%,Cu:0.5〜4.0重量%,Mg:0.4〜1.
5重量%,Fe:0.1〜1.5重量%,Zn:0.5
重量%以下に規制したアルミニウム鋳塊に480〜54
0℃×1〜48時間の均質化処理を施した後、所定の長
さに切断する。一工程で鍛造する場合には、鍛造前の加
熱で300〜400℃に加熱し、150〜400℃に加
熱された金型で鍛造直後の素材表面温度が270〜37
0℃となるように鍛造する。次いで、480〜540℃
×10分〜48時間の溶体化処理を施し、水冷後、15
0〜220℃×4〜10時間の時効処理を施すことによ
り溶体化処理時の再結晶粒の粗大成長を抑えた後、製品
形状に機械加工することにより鋳造材鍛造製品が製造さ
れる。
の目的を達成するため、Si:8.0〜13.5重量
%,Cu:0.5〜4.0重量%,Mg:0.4〜1.
5重量%,Fe:0.1〜1.5重量%,Zn:0.5
重量%以下に規制したアルミニウム鋳塊に480〜54
0℃×1〜48時間の均質化処理を施した後、所定の長
さに切断する。一工程で鍛造する場合には、鍛造前の加
熱で300〜400℃に加熱し、150〜400℃に加
熱された金型で鍛造直後の素材表面温度が270〜37
0℃となるように鍛造する。次いで、480〜540℃
×10分〜48時間の溶体化処理を施し、水冷後、15
0〜220℃×4〜10時間の時効処理を施すことによ
り溶体化処理時の再結晶粒の粗大成長を抑えた後、製品
形状に機械加工することにより鋳造材鍛造製品が製造さ
れる。
【0005】形状が複雑で多段階で鍛造する場合、切断
した鋳造材を鍛造前の加熱で300〜400℃に加熱
し、150〜400℃に加熱された金型で鍛造直後の素
材表面温度が270〜370℃となるように一次鍛造
し、一次鍛造品を鍛造前の加熱で300〜400℃に再
加熱し、150〜400℃に加熱された金型で鍛造直後
の素材表面温度が270〜370℃となるように二次鍛
造する。使用するアルミニウム合金は、Mn:0.1〜
1.5重量%,Cr:0.04〜0.3重量%,Ti:
0.005〜0.2重量%及びB:0.0001〜0.
02重量%の1種又は2種以上を、更にはNi:0.5
〜2.0重量%,Sb:0.05〜2.0重量%,S
r:0.005〜0.05重量%の1種又は2種以上を
含むことができる。
した鋳造材を鍛造前の加熱で300〜400℃に加熱
し、150〜400℃に加熱された金型で鍛造直後の素
材表面温度が270〜370℃となるように一次鍛造
し、一次鍛造品を鍛造前の加熱で300〜400℃に再
加熱し、150〜400℃に加熱された金型で鍛造直後
の素材表面温度が270〜370℃となるように二次鍛
造する。使用するアルミニウム合金は、Mn:0.1〜
1.5重量%,Cr:0.04〜0.3重量%,Ti:
0.005〜0.2重量%及びB:0.0001〜0.
02重量%の1種又は2種以上を、更にはNi:0.5
〜2.0重量%,Sb:0.05〜2.0重量%,S
r:0.005〜0.05重量%の1種又は2種以上を
含むことができる。
【0006】
【作用】本発明で使用するアルミニウム合金に含まれる
合金元素,含有量等について説明する。 Si:8.0〜13.5重量% アルミニウム合金の耐摩耗性を向上させる作用を呈する
合金成分であり、8.5重量%未満ではその効果が乏し
い。逆に13.5重量%を超える多量添加では、Sb等
を添加し半連続鋳造で凝固速度を速くしても、初晶Si
が生成して鍛造加工を困難にする。また、多量のSi添
加は、アルミニウム合金の強度を下げる原因ともなる。 Cu:0.5〜4.0重量% T6処理時の時効処理でCuAl2 ,Al−Cu−Mg
系金属間化合物を析出し、Mg2 Si析出による強度改
善作用を促進させ、強度改善に寄与する。このような効
果は、Cu含有量0.5重量%以上で顕著になる。しか
し、4.0重量%を超える多量のCuが含まれると、S
bを添加したとしてもCuが多量に含まれることによ
り、初晶Si及び共晶Siが粗大化し、鍛造加工が困難
になる。また、多量のCu含有は、耐食性を低下させ、
応力腐食割れを発生させ易くする。
合金元素,含有量等について説明する。 Si:8.0〜13.5重量% アルミニウム合金の耐摩耗性を向上させる作用を呈する
合金成分であり、8.5重量%未満ではその効果が乏し
い。逆に13.5重量%を超える多量添加では、Sb等
を添加し半連続鋳造で凝固速度を速くしても、初晶Si
が生成して鍛造加工を困難にする。また、多量のSi添
加は、アルミニウム合金の強度を下げる原因ともなる。 Cu:0.5〜4.0重量% T6処理時の時効処理でCuAl2 ,Al−Cu−Mg
系金属間化合物を析出し、Mg2 Si析出による強度改
善作用を促進させ、強度改善に寄与する。このような効
果は、Cu含有量0.5重量%以上で顕著になる。しか
し、4.0重量%を超える多量のCuが含まれると、S
bを添加したとしてもCuが多量に含まれることによ
り、初晶Si及び共晶Siが粗大化し、鍛造加工が困難
になる。また、多量のCu含有は、耐食性を低下させ、
応力腐食割れを発生させ易くする。
【0007】Mg:0.4〜1.5重量% T6処理時の時効処理によりSiと反応しMg2 Si系
化合物となってマトリックスに析出し、アルミニウム合
金の強度を向上させる合金成分である。有効な析出硬化
を得るため、0.4重量%以上のMg含有量が必要であ
る。しかし、1.5重量%を超えるMgを含有させる
と、析出硬化作用が飽和するばかりでなく、焼入れ感受
性が高くなる。 Fe:0.1〜1.5重量% Al−Fe−Si系やAl−Fe系の金属間化合物とな
ってマトリックスに晶出し、アルミニウム合金の耐摩耗
性を向上させる。このような効果は、0.1重量%以上
のFe含有量で顕著になる。しかし、1.5重量%を超
える多量のFeが含まれると、Feを含む粗大化合物を
晶出し、アルミニウム合金の加工性を低下させる。
化合物となってマトリックスに析出し、アルミニウム合
金の強度を向上させる合金成分である。有効な析出硬化
を得るため、0.4重量%以上のMg含有量が必要であ
る。しかし、1.5重量%を超えるMgを含有させる
と、析出硬化作用が飽和するばかりでなく、焼入れ感受
性が高くなる。 Fe:0.1〜1.5重量% Al−Fe−Si系やAl−Fe系の金属間化合物とな
ってマトリックスに晶出し、アルミニウム合金の耐摩耗
性を向上させる。このような効果は、0.1重量%以上
のFe含有量で顕著になる。しかし、1.5重量%を超
える多量のFeが含まれると、Feを含む粗大化合物を
晶出し、アルミニウム合金の加工性を低下させる。
【0008】Zn:0.5重量%以下 アルミスクラップ等から混入してくる不可避的な不純物
であり、少ない方が望ましい。0.5重量%を超える多
量のZnは、応力腐食割れの原因となりやすいので、Z
n含有量の上限を0.5重量%に規定した。 Mn:0.1〜1.5重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、微細な分散粒
子を形成することにより再結晶粒の成長を抑制する。特
に、T6処理時の溶体化による再結晶粒の粗大化を抑制
する上で有効な合金成分であり、強度及び耐摩耗性の改
善にも有効に作用する。これらの効果は、0.1重量%
以上のMn含有量で顕著になる。しかし、1.5重量%
を超える多量のMnを含有させると、Mnを含む金属間
化合物が粗大に晶出し易くなり、加工性が悪くなる。
であり、少ない方が望ましい。0.5重量%を超える多
量のZnは、応力腐食割れの原因となりやすいので、Z
n含有量の上限を0.5重量%に規定した。 Mn:0.1〜1.5重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、微細な分散粒
子を形成することにより再結晶粒の成長を抑制する。特
に、T6処理時の溶体化による再結晶粒の粗大化を抑制
する上で有効な合金成分であり、強度及び耐摩耗性の改
善にも有効に作用する。これらの効果は、0.1重量%
以上のMn含有量で顕著になる。しかし、1.5重量%
を超える多量のMnを含有させると、Mnを含む金属間
化合物が粗大に晶出し易くなり、加工性が悪くなる。
【0009】Cr:0.04〜0.3重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、再結晶粒の粗
大化を抑制する作用を呈する。Crの効果は、0.04
重量%以上の含有量で顕著になる。Crが再結晶粒の成
長を抑制する作用は、特に鍛造後のT6処理時における
溶体化処理時に発揮され、溶体化による再結晶粒の粗大
化を抑制する。しかし、0.3重量%を超えてCrを含
有させるとき、加工性が低下する。Mn及びCrがT6
処理時の溶体化処理時に再結晶粒の粗大化を抑制する作
用は、その詳細な理由は不明であるが、加工による歪み
エネルギーと関係し、これらの化合物の特定の形態や分
布が再結晶粒の粒界成長を抑制していることに起因する
ものと推察される。
大化を抑制する作用を呈する。Crの効果は、0.04
重量%以上の含有量で顕著になる。Crが再結晶粒の成
長を抑制する作用は、特に鍛造後のT6処理時における
溶体化処理時に発揮され、溶体化による再結晶粒の粗大
化を抑制する。しかし、0.3重量%を超えてCrを含
有させるとき、加工性が低下する。Mn及びCrがT6
処理時の溶体化処理時に再結晶粒の粗大化を抑制する作
用は、その詳細な理由は不明であるが、加工による歪み
エネルギーと関係し、これらの化合物の特定の形態や分
布が再結晶粒の粒界成長を抑制していることに起因する
ものと推察される。
【0010】Ti:0.005〜0.2重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、鋳造組織を微
細化させる作用を呈する。鋳造組織微細化作用は、Ti
含有量が0.005重量%を超えると顕著になる。ま
た、Ti添加によって組織が微細化されたアルミニウム
合金は、ビレットに鋳造割れ等の欠陥が発生するのを抑
制している。しかし、多量のTi含有は、アルミニウム
合金の靭性を劣化させるので上限を0.2重量%に設定
した。 B:0.0001〜0.02重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、Tiと同様に
鋳造組織の微細化に有効に作用する。Bの効果は、0.
0001重量%以上の含有量で顕著になる。また、B含
有量の上限は、Ti含有量と同様な理由から0.02重
量%に設定した。
細化させる作用を呈する。鋳造組織微細化作用は、Ti
含有量が0.005重量%を超えると顕著になる。ま
た、Ti添加によって組織が微細化されたアルミニウム
合金は、ビレットに鋳造割れ等の欠陥が発生するのを抑
制している。しかし、多量のTi含有は、アルミニウム
合金の靭性を劣化させるので上限を0.2重量%に設定
した。 B:0.0001〜0.02重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、Tiと同様に
鋳造組織の微細化に有効に作用する。Bの効果は、0.
0001重量%以上の含有量で顕著になる。また、B含
有量の上限は、Ti含有量と同様な理由から0.02重
量%に設定した。
【0011】Ni:0.5〜2.0重量% Niを含む金属間化合物を晶出させ、アルミニウム合金
の耐熱性及び耐摩耗性を改善する。このような効果は、
Ni含有量に比例して大きくなり、0.5重量%以上の
Ni含有量で顕著になる。しかし、2.0重量%を超え
る多量のNi含有量では、Niを含む粗大化合物が晶出
し、アルミニウム合金の加工性を劣化させる。 Sb:0.05〜2.0重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、Cuの影響を
受けて粗大化し易い初晶Si及び共晶Siを微細化し、
引張強さ及び耐摩耗性を改善し、加工性を良好にする作
用を呈する。このような効果は、0.05重量%以上の
Sb含有で顕著になる。しかし、2.0重量%を超える
多量のSb含有では、Sbを含む金属間化合物が晶出し
易くなり、アルミニウム合金の加工性を低下させる。本
発明で使用するアルミニウム合金は、他の有効な元素と
してSrを含むことができる。
の耐熱性及び耐摩耗性を改善する。このような効果は、
Ni含有量に比例して大きくなり、0.5重量%以上の
Ni含有量で顕著になる。しかし、2.0重量%を超え
る多量のNi含有量では、Niを含む粗大化合物が晶出
し、アルミニウム合金の加工性を劣化させる。 Sb:0.05〜2.0重量% 必要に応じて添加される合金成分であり、Cuの影響を
受けて粗大化し易い初晶Si及び共晶Siを微細化し、
引張強さ及び耐摩耗性を改善し、加工性を良好にする作
用を呈する。このような効果は、0.05重量%以上の
Sb含有で顕著になる。しかし、2.0重量%を超える
多量のSb含有では、Sbを含む金属間化合物が晶出し
易くなり、アルミニウム合金の加工性を低下させる。本
発明で使用するアルミニウム合金は、他の有効な元素と
してSrを含むことができる。
【0012】Sr:0.005〜0.05重量% Sbと同様に初晶Si及び共晶Siの微細化を図る目的
で単独又はSbと複合して添加される。0.005重量
%に達しない含有量では、Sr添加による微細化効果が
不十分である。逆に0.05重量%を超えるSr添加で
は、Srを含む粗大な金属間化合物が晶出し易くなり、
加工性が低下する。なお、本発明で使用されるアルミニ
ウム合金は、その他の主要な不可避不純物として0.1
重量%以下のPbやSnを含むことがある。
で単独又はSbと複合して添加される。0.005重量
%に達しない含有量では、Sr添加による微細化効果が
不十分である。逆に0.05重量%を超えるSr添加で
は、Srを含む粗大な金属間化合物が晶出し易くなり、
加工性が低下する。なお、本発明で使用されるアルミニ
ウム合金は、その他の主要な不可避不純物として0.1
重量%以下のPbやSnを含むことがある。
【0013】以上のように成分調整されたアルミニウム
合金は、通常の半連続鋳造法で円柱状断面をもつビレッ
ト,最終製品形状に見合った断面形状をもつ鋳塊等に鋳
造される。 均質化処理 凝固によって生じたミクロ偏析を解消し、Cr,Mn等
の過飽和固溶成分を析出させるため、、480〜540
℃×1〜48時間の均質化処理を施した後、冷却し、鋳
造品を必要長さに切断する。
合金は、通常の半連続鋳造法で円柱状断面をもつビレッ
ト,最終製品形状に見合った断面形状をもつ鋳塊等に鋳
造される。 均質化処理 凝固によって生じたミクロ偏析を解消し、Cr,Mn等
の過飽和固溶成分を析出させるため、、480〜540
℃×1〜48時間の均質化処理を施した後、冷却し、鋳
造品を必要長さに切断する。
【0014】一次鍛造 一次鍛造に供する前に、切断された鋳造材を加熱炉に装
入し、鍛造前に300〜400℃に加熱する。このとき
の加熱温度は、最終製品のT6処理後の組織を微細にす
る上で重要である。加熱温度が300〜400℃の範囲
にないと、T6処理後の再結晶粒が粗大化し、均一で微
細な再結晶粒が得られない。加熱保持は、温度の均一化
を図るために1時間程度行うことが好ましい。300℃
に達しない加熱温度では、素材の変形抵抗が大きく、鍛
造が困難になる。逆に、400℃を超える加熱温度で
は、後工程の熱処理段階で結晶粒が粗大化し易くなる。
一次鍛造では、150〜400℃に加熱された金型が使
用される。金型温度は、一次鍛造中に素材が過度に冷却
することを防止する上で重要である。150〜400℃
に加熱された金型を使用することにより、一次鍛造直後
の素材温度が270〜370℃に維持され、T6処理後
の再結晶粒の成長が抑制される。
入し、鍛造前に300〜400℃に加熱する。このとき
の加熱温度は、最終製品のT6処理後の組織を微細にす
る上で重要である。加熱温度が300〜400℃の範囲
にないと、T6処理後の再結晶粒が粗大化し、均一で微
細な再結晶粒が得られない。加熱保持は、温度の均一化
を図るために1時間程度行うことが好ましい。300℃
に達しない加熱温度では、素材の変形抵抗が大きく、鍛
造が困難になる。逆に、400℃を超える加熱温度で
は、後工程の熱処理段階で結晶粒が粗大化し易くなる。
一次鍛造では、150〜400℃に加熱された金型が使
用される。金型温度は、一次鍛造中に素材が過度に冷却
することを防止する上で重要である。150〜400℃
に加熱された金型を使用することにより、一次鍛造直後
の素材温度が270〜370℃に維持され、T6処理後
の再結晶粒の成長が抑制される。
【0015】300〜400℃に加熱された素材を型鍛
造によって上下方向に潰し、一次鍛造品を製造する。或
いは、自由鍛造によって一次鍛造品を製造することもで
きる。このときの加熱温度が400℃を超えると、T6
処理での溶体化処理時に最終製品の再結晶粒が粗大化し
易くなり、逆に300℃に達しない加熱温度では鍛造時
の変形抵抗が大きくなり、鍛造品又は金型に割れが発生
し易くなる。一次鍛造は、次の製品形状に近い形を成形
するための工程であり、変形率が小さいと二次鍛造が難
しくなる。しかし、過度に大きな変形率では、鍛造割れ
が生じるばかりでなく、二次鍛造による成形も困難にな
る。そこで、[(初期の鋳造材長さ又は外径−鍛造後の
素材長さ又は外径)×((初期の鋳造材長さ又は外径)
-1×100]で定義される上下方向の変形率を好ましく
は50〜70%の範囲に設定する。変形率をこの範囲に
維持して一次鍛造すると、二次鍛造で最終製品形状に近
い形状に成形することが容易になる。
造によって上下方向に潰し、一次鍛造品を製造する。或
いは、自由鍛造によって一次鍛造品を製造することもで
きる。このときの加熱温度が400℃を超えると、T6
処理での溶体化処理時に最終製品の再結晶粒が粗大化し
易くなり、逆に300℃に達しない加熱温度では鍛造時
の変形抵抗が大きくなり、鍛造品又は金型に割れが発生
し易くなる。一次鍛造は、次の製品形状に近い形を成形
するための工程であり、変形率が小さいと二次鍛造が難
しくなる。しかし、過度に大きな変形率では、鍛造割れ
が生じるばかりでなく、二次鍛造による成形も困難にな
る。そこで、[(初期の鋳造材長さ又は外径−鍛造後の
素材長さ又は外径)×((初期の鋳造材長さ又は外径)
-1×100]で定義される上下方向の変形率を好ましく
は50〜70%の範囲に設定する。変形率をこの範囲に
維持して一次鍛造すると、二次鍛造で最終製品形状に近
い形状に成形することが容易になる。
【0016】二次鍛造 一次鍛造された素材は、必要に応じて二次鍛造される。
素材は、二次鍛造に先立って300〜400℃に、好ま
しくは加熱保持1時間程度で加熱される。このときの加
熱温度も、一次鍛造と同様に最終製品のT6処理後の組
織を微細にする上で重要である。二次鍛造では、鍛造直
後の鍛造品温度が270〜370℃となるように、15
0〜400℃に加熱された金型が使用される。金型温度
は高いほど好ましいが、370℃を超える高温に加熱さ
れた金型では鍛造素材の温度上昇を招き、素材の表面温
度が420℃を超えるため結晶粒が粗大化し易くなる。
逆に、150℃に満たない金型温度では、過度に鍛造素
材が冷却されて変形能が小さくなるため、素材の割れや
金型の損傷が発生し易くなる。
素材は、二次鍛造に先立って300〜400℃に、好ま
しくは加熱保持1時間程度で加熱される。このときの加
熱温度も、一次鍛造と同様に最終製品のT6処理後の組
織を微細にする上で重要である。二次鍛造では、鍛造直
後の鍛造品温度が270〜370℃となるように、15
0〜400℃に加熱された金型が使用される。金型温度
は高いほど好ましいが、370℃を超える高温に加熱さ
れた金型では鍛造素材の温度上昇を招き、素材の表面温
度が420℃を超えるため結晶粒が粗大化し易くなる。
逆に、150℃に満たない金型温度では、過度に鍛造素
材が冷却されて変形能が小さくなるため、素材の割れや
金型の損傷が発生し易くなる。
【0017】熱処理 鍛造品又は二次鍛造品は、T6処理、すなわち480〜
540℃×10分〜48時間で溶体化処理し、水冷後、
150〜220℃×4〜10時間加熱する時効処理が施
される。480〜540℃×10分〜48時間の溶体化
処理は、Mg,Si,Cu等を固溶させる溶体化処理で
ある。固溶したMg,Siは、後の時効工程でMg2 S
iとなって析出し、強度を確保する。Cuは、マトリッ
クスを強化すると共に、一部がCuAl2 及びAl−C
u−Mg系の金属間化合物として時効処理時に析出し、
強度を更に向上させる。
540℃×10分〜48時間で溶体化処理し、水冷後、
150〜220℃×4〜10時間加熱する時効処理が施
される。480〜540℃×10分〜48時間の溶体化
処理は、Mg,Si,Cu等を固溶させる溶体化処理で
ある。固溶したMg,Siは、後の時効工程でMg2 S
iとなって析出し、強度を確保する。Cuは、マトリッ
クスを強化すると共に、一部がCuAl2 及びAl−C
u−Mg系の金属間化合物として時効処理時に析出し、
強度を更に向上させる。
【0018】鍛造直後の素材温度が270〜370℃付
近のとき、熱間加工中に導入された歪みが多く残存し、
残存歪みが溶体化処理時に再結晶粒の成長エネルギーと
なり、一斉に多数の微細な鍛造後の再結晶粒を成長さ
せ、特定の少数の再結晶粒の粗大化が阻止されるものと
推察される。一方、270℃よりも低い温度で鍛造する
と、素材の変形能が小さくなり、鍛造そのものが困難に
なって健全な製品が得られ難くなる。逆に370℃より
も高い温度で鍛造すると、鍛造時に導入された歪みが冷
却途上における再結晶粒の成長で解放され、溶体化処理
前に鍛造品中に蓄積される歪みエネルギーが小さくな
る。そのため、溶体化処理時の再結晶の成長に利用でき
るエネルギーが小さくなるが、その反面一斉に再結晶粒
が成長するのではなく、ある特定の再結晶粒が優先的に
粗大な再結晶粒に成長し易くなる可能性があり、結果と
して粗大再結晶粒が出現するものと推察される。このと
きの歪みエネルギーは、変形率とも関係することから、
変形率が異なる部分をもつ同一試料内での再結晶粒の粗
大成長は均一でない。
近のとき、熱間加工中に導入された歪みが多く残存し、
残存歪みが溶体化処理時に再結晶粒の成長エネルギーと
なり、一斉に多数の微細な鍛造後の再結晶粒を成長さ
せ、特定の少数の再結晶粒の粗大化が阻止されるものと
推察される。一方、270℃よりも低い温度で鍛造する
と、素材の変形能が小さくなり、鍛造そのものが困難に
なって健全な製品が得られ難くなる。逆に370℃より
も高い温度で鍛造すると、鍛造時に導入された歪みが冷
却途上における再結晶粒の成長で解放され、溶体化処理
前に鍛造品中に蓄積される歪みエネルギーが小さくな
る。そのため、溶体化処理時の再結晶の成長に利用でき
るエネルギーが小さくなるが、その反面一斉に再結晶粒
が成長するのではなく、ある特定の再結晶粒が優先的に
粗大な再結晶粒に成長し易くなる可能性があり、結果と
して粗大再結晶粒が出現するものと推察される。このと
きの歪みエネルギーは、変形率とも関係することから、
変形率が異なる部分をもつ同一試料内での再結晶粒の粗
大成長は均一でない。
【0019】溶体化処理された製品は、水焼入れされ、
150〜220℃で4〜10時間加熱する時効処理が施
される。この時効処理により、Mg2 Si,CuAl2
及びAl−Cu−Mg系金属間化合物等が析出し、マト
リックスの強度が確保される。 機械加工 熱処理された製品は、各部の板厚調整やネジ孔加工等の
ために機械加工される。
150〜220℃で4〜10時間加熱する時効処理が施
される。この時効処理により、Mg2 Si,CuAl2
及びAl−Cu−Mg系金属間化合物等が析出し、マト
リックスの強度が確保される。 機械加工 熱処理された製品は、各部の板厚調整やネジ孔加工等の
ために機械加工される。
【0020】
【実施例】実施例:表1に示す成分・組成をもつアルミ
ニウム合金を半連続鋳造し、直径84mmの小径丸棒を
鋳造した。この丸棒に520℃×6時間の均質化処理を
施した後、直径35mm,長さ90mmのテスト用鍛造
素材を切り出した。試料No.1〜3共に本発明で規定し
た範囲にある組成をもち、そのうち試料No.2はSb無
添加,試料No.3はMn,Cr,Ti,B及びSb無添
加のアルミニウム合金である。
ニウム合金を半連続鋳造し、直径84mmの小径丸棒を
鋳造した。この丸棒に520℃×6時間の均質化処理を
施した後、直径35mm,長さ90mmのテスト用鍛造
素材を切り出した。試料No.1〜3共に本発明で規定し
た範囲にある組成をもち、そのうち試料No.2はSb無
添加,試料No.3はMn,Cr,Ti,B及びSb無添
加のアルミニウム合金である。
【0021】
【0022】得られた鍛造素材に400℃×1時間の熱
処理を施した後、金型温度200℃,素材各部の変形率
として平均変形率50%で長さ方向に対して垂直な方向
から鍛造し、図1の二次成形品に近い形状に先ず成形し
た。このときの鍛造直後の素材温度は、370℃であっ
た。一次鍛造品を380℃及び450℃に1時間加熱し
た後、金型温度200℃,平均変形率70%で長さ方向
に対して垂直な方向から鍛造し、図1に示す二次成形品
の形状に成形した。二次鍛造直後の素材温度は、380
℃加熱のときは350℃,450℃加熱のときは420
℃であった。
処理を施した後、金型温度200℃,素材各部の変形率
として平均変形率50%で長さ方向に対して垂直な方向
から鍛造し、図1の二次成形品に近い形状に先ず成形し
た。このときの鍛造直後の素材温度は、370℃であっ
た。一次鍛造品を380℃及び450℃に1時間加熱し
た後、金型温度200℃,平均変形率70%で長さ方向
に対して垂直な方向から鍛造し、図1に示す二次成形品
の形状に成形した。二次鍛造直後の素材温度は、380
℃加熱のときは350℃,450℃加熱のときは420
℃であった。
【0023】二次鍛造品に510℃×4時間→水焼入れ
の処理を施した後、上下方向の断面マクロ組織を観察し
た。マクロ組織は、二次鍛造温度が350℃のとき、図
2に示すように4000系の展伸材としては比較的微細
な再結晶組織になっており、試料内の変形率の差を示す
ように均一な再結晶粒ではないが、再結晶粒の粗大成長
が検出されなかった。他方、二次鍛造温度が450℃の
ものでは、図3に示すように再結晶粒が粗大に成長した
組織になっていた。これは、Mg2 Si系,CuAl2
系,Al−Cu−Mg系金属間化合物等の微細な第2相
化合物粒子がマトリックスに固溶し始め、第2相化合物
粒子の個数が増減することにより転位の移動を抑制する
作用が低下し、結果として再結晶粒が大きくなっている
ことを示している。特に試料No.3は、試料No.1,2
に比較して再結晶粒の粗大化が顕著に進行しており、共
晶Siの微細化効果をもつSbや再結晶粒の粗大化抑制
効果をもつMn,Crを添加していない結果であること
が窺われる。なお、何れの試料も、時効処理では再結晶
粒の成長が観察されなかった。
の処理を施した後、上下方向の断面マクロ組織を観察し
た。マクロ組織は、二次鍛造温度が350℃のとき、図
2に示すように4000系の展伸材としては比較的微細
な再結晶組織になっており、試料内の変形率の差を示す
ように均一な再結晶粒ではないが、再結晶粒の粗大成長
が検出されなかった。他方、二次鍛造温度が450℃の
ものでは、図3に示すように再結晶粒が粗大に成長した
組織になっていた。これは、Mg2 Si系,CuAl2
系,Al−Cu−Mg系金属間化合物等の微細な第2相
化合物粒子がマトリックスに固溶し始め、第2相化合物
粒子の個数が増減することにより転位の移動を抑制する
作用が低下し、結果として再結晶粒が大きくなっている
ことを示している。特に試料No.3は、試料No.1,2
に比較して再結晶粒の粗大化が顕著に進行しており、共
晶Siの微細化効果をもつSbや再結晶粒の粗大化抑制
効果をもつMn,Crを添加していない結果であること
が窺われる。なお、何れの試料も、時効処理では再結晶
粒の成長が観察されなかった。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、組成,押出し及び鍛造を特定条件下で組み合わせる
ことにより、T6処理での溶体化処理時に再結晶粒の粗
大化が抑制された再結晶組織となる。そのため、機械的
性質に異方性がなく、品質信頼性の高い高強度鍛造製品
が得られる。
は、組成,押出し及び鍛造を特定条件下で組み合わせる
ことにより、T6処理での溶体化処理時に再結晶粒の粗
大化が抑制された再結晶組織となる。そのため、機械的
性質に異方性がなく、品質信頼性の高い高強度鍛造製品
が得られる。
【図1】 実施例1で製造したテスト用鍛造品
【図2】 鍛造温度380℃で二次鍛造し溶体化処理し
たテスト用二次鍛造品のマクロ組織を示す写真
たテスト用二次鍛造品のマクロ組織を示す写真
【図3】 鍛造温度450℃で二次鍛造し溶体化処理し
たテスト用二次鍛造品のマクロ組織を示す写真
たテスト用二次鍛造品のマクロ組織を示す写真
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22F 1/00 604 C22F 1/00 604 630 630A 630D 630K 651 651B 682 682 683 683 691 691B 691C 694 694B
Claims (4)
- 【請求項1】 Si:8.0〜13.5重量%,Cu:
0.5〜4.0重量%,Mg:0.4〜1.5重量%,
Fe:0.1〜1.5重量%,Zn:0.5重量%以下
に規制したアルミニウム鋳塊を、480〜540℃×1
〜48時間の均質化処理を施した後、切断し、鍛造前の
加熱で300〜400℃に加熱し、150〜400℃に
加熱された金型で鍛造直後の素材表面温度が270〜3
70℃となるように鍛造し、次いで480〜540℃×
10分〜48時間の溶体化処理を施し、水冷後、150
〜220℃×4〜10時間の時効処理を施すことにより
溶体化処理時の再結晶粒の粗大化を抑制したアルミ鋳造
材を用いた鍛造製品の製造方法。 - 【請求項2】 Si:8.0〜13.5重量%,Cu:
0.5〜4.0重量%,Mg:0.4〜1.5重量%,
Fe:0.1〜1.5重量%,Zn:0.5重量%以下
に規制したアルミニウム鋳塊を、480〜540℃×1
〜48時間の均質化処理を施した後、切断し、鍛造前の
加熱で300〜400℃に加熱し、150〜400℃に
加熱された金型で鍛造直後の素材表面温度が270〜3
70℃となるように一次鍛造し、一次鍛造品を鍛造前の
加熱で300〜400℃に再加熱し、150〜400℃
に加熱された金型で鍛造直後の素材表面温度が270〜
370℃となるように二次鍛造し、次いで480〜54
0℃×10分〜48時間の溶体化処理を施し、水冷後、
150〜220℃×4〜10時間の時効処理を施すこと
により溶体化処理時の再結晶粒の粗大化を抑制したアル
ミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法。 - 【請求項3】 更にMn:0.1〜1.5重量%,C
r:0.04〜0.3重量%,Ti:0.005〜0.
2重量%,B:0.0001〜0.02重量%の1種又
は2種以上を含むアルミニウム合金を使用する請求項1
又は2記載の溶体化処理時の再結晶粒の粗大化を抑制し
たアルミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法。 - 【請求項4】 更にNi:0.5〜2.0重量%,S
b:0.05〜2.0重量%,Sr:0.005〜0.
05重量%の1種又は2種以上を含むアルミニウム合金
を使用する請求項1〜3の何れかに記載の溶体化処理時
の再結晶粒の粗大化を抑制したアルミ鋳造材を用いた鍛
造製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8977598A JPH11286758A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | アルミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8977598A JPH11286758A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | アルミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11286758A true JPH11286758A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13980063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8977598A Pending JPH11286758A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | アルミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11286758A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007070666A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Showa Denko Kk | アルミニウム合金棒、鍛造用アルミニウム合金ブランク材、アルミニウム合金棒の製造方法、鍛造用アルミニウム合金棒材の製造方法、鍛造用アルミニウム合金ブランク材の製造方法、鍛造用アルミニウム合金棒材の製造ライン及び冷間鍛造品 |
| CN100334242C (zh) * | 2005-05-20 | 2007-08-29 | 东北轻合金有限责任公司 | 铝合金活塞的制造方法 |
| EP1871555A4 (en) * | 2005-03-22 | 2010-08-18 | Contech Llc | ALUMINUM ALLOY |
| JP2011137233A (ja) * | 2011-01-07 | 2011-07-14 | Showa Denko Kk | アルミニウム合金棒の製造方法 |
| CN102363259A (zh) * | 2011-09-22 | 2012-02-29 | 哈尔滨哈飞工业有限责任公司 | 轮椅架结构件铸锻成型方法 |
| CN103184375A (zh) * | 2013-03-01 | 2013-07-03 | 重庆奥博铝材制造有限公司 | 水龙头及其制造工艺 |
| JP2017179600A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | アイシン軽金属株式会社 | アルミニウム合金材の製造方法 |
| CN110312811A (zh) * | 2017-02-17 | 2019-10-08 | 环宇先锋金属有限公司 | 高强度铝合金及高强度铝合金铸件 |
| CN112048649A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-08 | 江西寰球新材料科技有限公司 | 铝合金及其制备方法和汽车铸件 |
| KR20210065598A (ko) * | 2019-11-27 | 2021-06-04 | 동양피스톤 주식회사 | 수소차량 부품용 알루미늄 합금 |
| KR20210065599A (ko) * | 2019-11-27 | 2021-06-04 | 동양피스톤 주식회사 | 수소차량 부품용 합금의 열처리 방법 |
| CN116287886A (zh) * | 2023-03-17 | 2023-06-23 | 江苏龙城精锻集团有限公司 | Al-Si-Cu-Mg-Sr合金材料、涡旋盘、涡旋压缩机及制备方法 |
| KR20240056957A (ko) * | 2022-10-24 | 2024-05-02 | 주식회사 삼기 | 우수한 강도, 연성 및 열전도도를 가지는 다이캐스팅용 알루미늄 합금 및 이의 제조방법 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP8977598A patent/JPH11286758A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1871555A4 (en) * | 2005-03-22 | 2010-08-18 | Contech Llc | ALUMINUM ALLOY |
| CN100334242C (zh) * | 2005-05-20 | 2007-08-29 | 东北轻合金有限责任公司 | 铝合金活塞的制造方法 |
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| EP3569722A4 (en) * | 2017-02-17 | 2020-05-20 | Gam Co., Ltd. | HIGH-STRENGTH ALUMINUM ALLOY AND MOLDING HIGH-STRENGTH ALUMINUM ALLOY |
| US11306374B2 (en) | 2017-02-17 | 2022-04-19 | Gam Co., Ltd. | High-strength aluminum alloy and high- strength aluminum alloy casting |
| KR20210065598A (ko) * | 2019-11-27 | 2021-06-04 | 동양피스톤 주식회사 | 수소차량 부품용 알루미늄 합금 |
| KR20210065599A (ko) * | 2019-11-27 | 2021-06-04 | 동양피스톤 주식회사 | 수소차량 부품용 합금의 열처리 방법 |
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| CN116287886A (zh) * | 2023-03-17 | 2023-06-23 | 江苏龙城精锻集团有限公司 | Al-Si-Cu-Mg-Sr合金材料、涡旋盘、涡旋压缩机及制备方法 |
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