JPH11287272A - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JPH11287272A JPH11287272A JP10103542A JP10354298A JPH11287272A JP H11287272 A JPH11287272 A JP H11287272A JP 10103542 A JP10103542 A JP 10103542A JP 10354298 A JP10354298 A JP 10354298A JP H11287272 A JPH11287272 A JP H11287272A
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Abstract
の向上を図ることができるディスクブレーキを提供す
る。 【解決手段】 モータ収納部14には、マグネット18
の端面に比してパッド10と反対側(図1右方向)に長
さLだけ長くなるように延長部19が形成されている。
モータロータ6(ナット5)がキャリパ3(モータ収納
部14)に組付けられ、この状態でステータ43がキャ
リパ3の中空部13に挿入して組付けられる。ステータ
43を中空部13に挿入するときに延長部19がステー
タ43のガイドの役目をする。このため、マグネット1
8がステータ43に接触して破損するようなことを防止
できる。従来技術では、ステータの組付けに際し治具
(ガイド)をその都度用意する必要があったが、これに
比して、モータ収納部14にガイド用の延長部19が備
えられており、別個にガイドを用意する必要がなく生産
性の向上を図ることができる。
Description
るディスクブレーキに関し、詳しくはモータ駆動式のデ
ィスクブレーキに係るものである。
て進退させるモータ駆動式のディスクブレーキの一例と
して、キャリアに対して変位可能に支持されたキャリパ
の筒部内にねじ機構及び該ねじ機構を駆動するモータを
収納し、モータの駆動により前記ねじ軸が軸方向に移動
することによりキャリアに移動自在に支持されたブレー
キパッドをブレーキロータに押圧して制動力を発生させ
るようにしたものがある。
ィスクブレーキでは、モータロータがステータに対して
回転可能、かつモータロータ及びステータ相互に磁力が
影響を及ぼしあうように、ギャップを保って、モータロ
ータをキャリパに保持させた状態で、ステータをキャリ
パとモータロータとの間に挿入することによりステータ
を組付けるようにしている。そして、ステータをキャリ
パ内(キャリパとモータロータとの間)に挿入する場
合、芯合せを良好に行いつつステータを挿入しなければ
ロータの外周側に設けたマグネットにステータが接触し
てマグネットが破損してしまう虞がある。このため、上
述したディスクブレーキでは、ステータの組付けの際、
治具(ガイド)を用いてマグネットがステータにより破
損されることを防止するようにしている。しかしなが
ら、このように治具(ガイド)を用いる場合、治具(ガ
イド)の配置及び取り除き等の作業が必要となり、その
分、生産性が劣ったものになる。
で、ステータの組付けを良好に行え、かつ生産性の向上
を図ることができるディスクブレーキを提供することを
目的とする。
部内にねじ機構及び該ねじ機構を駆動するモータを収納
し、該モータは前記筒部の内壁に装着されるステータと
該ステータ内に回転自在に収納されかつ外周側にマグネ
ットを設けたモータロータとからなり、前記ねじ機構
は、前記モータのモータロータと一体化されかつ前記キ
ャリパに回動可能に支持されるナットと該ナットの回動
により軸方向に案内されるねじ軸とからなり、前記ステ
ータは、前記モータロータが前記ナットを介して前記キ
ャリパに保持された状態で、前記筒部と前記モータロー
タとの間に挿入して組付けられてなり、前記モータの駆
動により前記ねじ軸が軸方向に移動することによりパッ
ドをブレーキロータに押圧して制動力を発生させるディ
スクブレーキにおいて、組付けた際における前記モータ
ロータのマグネットの端部に比して筒部の開口端部を所
定長さ突出して形成したことを特徴とする。
ィスクブレーキを図1ないし図6に基づいて説明する。
図1及び図2において、ディスクブレーキ1は、自動車
の固定部に設けたキャリア2に移動可能に支持されたキ
ャリパ3と、キャリパ3に収納されるボールねじ機構
(ねじ機構)4と、ボールねじ機構4のナット5に嵌装
されるロータ(以下、モータロータという)6を有する
モータ7と、ボールねじ機構4のねじ軸8の軸方向への
移動によりブレーキロータ9に押圧される一対のパッド
10(以下、適宜、図1右側のものをインナパッド10
a、左側のものをアウタパッド10bという。)と、キ
ャリパ3の後述する中空部13の一方(図1右側)の開
口部を閉塞する蓋11と、から大略構成されている。イ
ンナパッド10a及びアウタパッド10bは、それぞれ
車体の内側、外側に配置され、かつキャリア2にブレー
キロータ9の軸線方向に移動自在に支持されている。
タ7または蓋11の作用によりねじ軸8が図1左方向に
移動して、インナパッド10aをブレーキロータ9に押
圧し、その反作用でキャリパ3がキャリア2に対して図
1右方向に移動してキャリパ3の爪部12がアウタパッ
ド10bをブレーキロータ9に押圧し、これにより制動
力を発生させるようにしている。
口する中空部13を有し中空部13にモータ7を収納す
る所定長さ(図1左右方向の長さ)のモータ収納部14
と、モータ収納部14に図2に示すようにボルト15に
より結合されてブレーキロータ9を越えてアウタパッド
10b側に延びる前記爪部12と、から大略構成されて
おり、前記中空部13の一方(図1右側)の開口部が上
述したように蓋11により閉塞されている。
ッド10側(図1左方向)に所定長さ延設され、この延
設部17の端部に爪部12を結合したものになってい
る。国際公開 WO 96/03301号に示す装置で
は、爪部を構成する部材のディスクパス基端側に重量が
重いモータ収納部ひいてはボールねじ機構を支持した構
成になっており、パッドを交換する際、ボールねじ機構
の支持部を外す必要があり、作業性が劣ったものになっ
ていた。これに対し、本実施の形態では、後述するよう
にモータ収納部14(延設部17)にボールねじ機構4
が支持されているので、パッドを交換する際、ボールね
じ機構4の支持部を外さずに済み、その分、作業性が向
上する。
ネット18の端面に比して、パッド10と反対側(図1
右方向)に長さLだけ延長(当該部分を、便宜上、延長
部19という。)されている。上述した延長部19を設
けていないと、回り止め部31がマグネット18の磁力
を受けて引き寄せられ、モータ収納部14及び蓋本体1
1Aの軸心がずれやすく、軸合わせしにくい。これに対
し、本実施の形態では、長さLの延長部19が蓋本体1
1Aの取付けガイドとして機能するので、軸合わせしや
すくなる。なお、延長部19の長さLは、マグネット1
8の影響が少ないところで、モータ収納部14及び蓋本
体11Aの軸合わせをして設定されており、取付作業を
容易に行える寸法に定められている。
線と直交する方向でモータ収容部14の両側部分には、
図3及び図4に示すように、軸方向に延びる一対の円筒
部20が設けられている。この円筒部20が、キャリア
2に形成された2組の対をなす支持部21に架橋された
ピン22に摺動可能に嵌装されており、これによりキャ
リパ3は、キャリア2に移動自在に支持されている。こ
の場合、キャリパ3は、円筒部20ひいてはキャリパ3
の重量のうち多くを占める重い「モータ収容部14」が
ピン22を介して支持されることになる。
持部21のうち一方(図4右側)の支持部21には穴2
3が形成され、また他方(図4左側)の支持部21には
ねじ孔24が形成されており、前記ピン22の先端部が
前記穴23に嵌挿され、ピン22の頭部22a側に形成
された雄ねじ22bが前記ねじ孔24に螺合してピン2
2が対をなす支持部21に架橋して取り付けられてい
る。一方の支持部21(図4右側)は、図4及び図5に
示すように、前記他方の支持部21(図4左側)から延
設された腕部25の先端部に設けたものになっている。
図4中、26はピン22の軸部に嵌装されるスリーブ
で、26aは円筒部20とスリーブ26の支持部21側
部分との間に介装されるブーツである。
に結合されて蓋本体11Aと共に前記中空部13の一方
(図1右側)の開口部を閉塞する蓋本体支持部16と、
から大略構成されている。蓋本体11Aは、図示しない
油圧発生源(マスタシリンダ等)にポート27を介して
連通する油圧室28を有したシリンダ本体29と、シリ
ンダ本体29の油圧室28に摺動可能に収納されたピス
トン30と、シリンダ本体29から延設され、かつ油圧
室28と略同等内径の空間を有する回り止め部31と、
シリンダ本体29の外周側に形成されて蓋本体支持部1
6に固定されるフランジ部32と、を備えたものになっ
ている。油圧室28に圧油が供給されることにより、ピ
ストン30が後述する回り止め板33を介してねじ軸8
を図1左方向に押圧して制動力を発生する。
のねじ軸8を軸方向に案内する前記ナット5とからなっ
ている。ナット5は、ベアリング34を介してキャリパ
3(キャリパ本体14及びこのキャリパ本体14に固定
されたエンコーダ取付板35)、ひいてはモータ収納部
14(延設部17)に回動可能に設けられている。ナッ
ト5には、ボルト60によりベアリング押え36が取り
付けられている。前記ベアリング34は、その内輪側が
ベアリング押え36及びナット5に保持され、外輪側が
キャリパ3に保持されている。
インナパッド10aに当接する加圧板37がボルト(符
号省略)により固定されている。ねじ軸8の他端側(ね
じ軸8におけるパッド10に対して反対の端部側)に
は、ボルト(符号省略)により前記回り止め板33が固
着されている。
うに、ねじ軸8の端部に形成した凹部38に嵌合し、ボ
ルト(符号省略)によりねじ軸8に取り付けられる嵌合
部39と、嵌合部39に連接された、前記ピストン30
と略同等径の円板部40と、円板部40の外周部に形成
された一つの突出部41とからなっている。前記回り止
め部31の内周側には、軸方向に延びる1条の溝42が
形成されており、この溝42に前記突出部41が挿入さ
れて回り止め板33を介してねじ軸8の回転が規制さ
れ、かつ軸方向に移動可能にされている。
を挿入させるボルト孔であり、ボルト孔39aは相対向
して一対(計2個)設けられている。なお、これに限ら
ず、複数対のボルト孔39aを設け、各ボルト孔39a
が周方向に等間隔で配置されるようにしてもよい。例え
ば、2対のボルト孔39aを設け、この計4個のボルト
孔39aが周方向に90°間隔で配置されるようにして
もよい。また、回り止め板33の突出部41は、溝42
の軸方向側の壁部(回り止め部31)に当接するように
なっており、これによりゼロ点位置(ねじ軸8のブレー
キロータ9に対する最大離間移動位置)の規制を行える
ようにしている。
部13に嵌合される、ブレーキロータ9の軸方向に所定
幅を有する円筒状のステータ43と、ステータ43内に
配置される前記モータロータ6とからなり、モータロー
タ6は、ステータ43の幅方向の中心に配置されてい
る。この場合、モータロータ6がステータ43に対して
回転可能、かつモータロータ6及びステータ43相互に
磁力が影響を及ぼしあうようにギャップ(符号省略)を
保って、ステータ43内にモータロータ6が収納されて
いる。そして、ステータ43が後述するようにキャリパ
3内に組み込まれた状態でモータロータ6の軸心、ステ
ータ43の軸心及びキャリパ3の軸心が一致したものに
なるようされる。モータロータ6は、ナット5に嵌合さ
れる所定幅のスリーブ44と、スリーブ44の外周側に
周方向に配置してこのスリーブ44に圧入固定された複
数個の前記マグネット18とからなっている。円筒状の
ステータ43に複数個のコイル(符号省略)が巻回され
ており、この複数個のコイルは周方向に配置されてい
る。
示しないコントローラに接続され、コントローラの制御
信号に基づいて各コイルが選択的に通電され、これによ
り前記マグネット18との間に発生する磁力によりモー
タロータ6ひいてはナット5を回転させるようにしてい
る。このナット5が回転することにより、後述するよう
にねじ軸8が軸方向(図1左方向〔制動力発生方向〕、
図1右方向〔制動力解除方向〕)に移動するようになっ
ている。そして、モータロータ6(ナット5)の回転数
とねじ軸8の移動量(ひいては制動力の大きさやパッド
10の摩耗量等)とは一定の対応関係があるものになっ
ている。
ロータ6(ナット5)の回転数を検出するエンコーダ4
6(インクリメンタルエンコーダのように絶対位置を検
出できないもの)が設けられている。エンコーダ46
は、前記ナット5にボルト63により取り付けられたス
リット(図示省略)付きの回転円板47と、前記キャリ
パ3の爪部12におけるモータ収納部14との取り付け
部分に形成された凹部48に位置するようにして前記エ
ンコーダ取付板35を介してモータ収納部14に固着さ
れた検出部49とからなっている。回転円板47は、加
圧板37を余裕をもって収納する大きさの孔47aを有
し、加圧板37(ねじ軸8)の進退動に影響されずにナ
ット5と共に回転するようになっている。
は、可撓性材料からなるカバー61が設けられており、
エンコーダ46及びナット5を塵埃等から保護するよう
にしている。カバー61は、略リング状をなし内周側部
分が加圧板37の外周側に設けた環状溝(符号省略)に
嵌合し、外周側部分がボルト62によりモータ収納部1
4に保持されている。カバー61は、可撓性材料で構成
されており、加圧板37ひいてはナット5の進退動に対
して追従し得るようになっている。
ットを介した光の透過回数に基づいてナット5ひいては
モータロータ6の回転数を検出し、この検出信号をエン
コーダ用線材50を介して前記コントローラに入力する
ようにしている。コントローラは、この検出信号を用い
てフィードバック制御等を行ってねじ軸8の位置を把握
しつつ、モータ7を制御して所望の制動力を発生できる
ようにしている。検出部49は、ベアリング34の近傍
に設けられており、ナット5(モータロータ6)の回転
ぶれの影響を抑え、検出精度の向上を図れるようにして
いる。
301号に示すディスクブレーキでは、エンコーダを軸
方向に配置しているので、エンコーダを配置した分だ
け、装置全体の軸方向の長さが長くなる。これに対し
て、本実施の形態のディスクブレーキでは、エンコーダ
46をナット5及びキャリパ3を回動支持するベアリン
グ34の近傍に配置しているので、同国際公開に示すデ
ィスクブレーキに比して、軸方向の寸法について短縮化
を図ることができる。
検出部を設ける一方、回転側(例えばナット5)に回転
円板を設けるものがある。この従来技術では、制動時に
爪部が変形して位置ずれを生じエンコーダが適正に回転
数を検出できないことが起こり得る。これに対し、本実
施の形態では、制動時にほとんど変形しないモータ収納
部4に検出部49を固着するので、上述した従来技術が
惹起する制動時の位置ずれを招くことがなく、回転数を
精度高く検出することができる。
の操作量を検出する図示しないペダルセンサ(例えばス
トロークセンサ、踏力センサ等)が設けられており、こ
の検出信号(踏力信号)が前記コントローラに入力され
るようになっている。コントローラは、踏力センサから
の踏力信号に基づいて前記制御信号を発生し、モータ7
を作動させてねじ軸8を移動させて制動力を発生させ
る。
しないモータ故障検出手段が設けられている。そして、
正常時には液圧を遮断する一方、モータ故障検出手段に
よりモータ7の故障(モータ7が作動しない)が検出さ
れると、モータ7の作動に代えて、油圧発生源がブレー
キペダルの踏力に応じて作動し、ポート27を通して油
圧室28に圧油が供給されるようになっている。
組み付けられた状態でステータ43の軸心、モータロー
タ6の軸心及びキャリパ3の軸心が一致する必要があ
る。そして、まず、モータロータ6(ナット5)がキャ
リパ3(モータ収納部14)に組付けられ、この状態で
ステータ43がキャリパ3の中空部13に挿入して組付
けられる。本実施の形態では、上述したようにモータ収
納部14が、マグネット18の端面に比して、パッド1
0と反対側(図1右方向)に長さLだけ長くなるように
延長部19を設けているので、この延長部19がステー
タ43を挿入するときにガイドの役目をする。このた
め、ステータ43の挿入時に、ステータ43がマグネッ
ト18に接触してマグネット18の破損を招くようなこ
とを防止できる。なお、延長部19を設けていない場合
にステータ43を組み込むと、例えばステータ43の軸
心がモータ収納部14の径方向にギャップ分ずれる(例
えば図1の上側にずれるとする。)と、ステータ43の
径方向の他側の部分(図1の下側部分)がキャリパ3の
内周側に当接してしまうことになる。これに対し、本実
施の形態では、ステータ43をモータ収納部14内に挿
入する場合、延長部19がステータ43を案内してステ
ータ43が径方向にずれることを規制し、これにより、
ステータ43の軸心及びモータロータ6の軸心、ひいて
はステータ43の軸心、モータロータ6の軸心及びキャ
リパ3の軸心を一致させることができる。
組付けに際し、治具(ガイド)をその都度用意する必要
があり、生産ラインへの治具(ガイド)の配置及びその
取りはずし等の生産工程が伴い生産性の低下を招くもの
であったが、これに比して、モータ収納部14にステー
タ43をガイドする延長部19を形成するので、ステー
タ14の組付け時にその都度ガイドを設ける必要がな
く、その分、生産性の向上を図ることができる。
1では、ブレーキペダルが踏まれると、踏力センサが検
出した踏力信号がコントローラに入力され、コントロー
ラが踏力信号に対応した制御信号を発生する。そして、
モータ7が作動されて、モータロータ6(ナット5)が
踏力信号の内容に応じて回転する。ナット5が回転する
ことにより、回り止め板33により回り止めされたねじ
軸8が踏力信号の内容に応じた分だけ、図1左方向に移
動し、踏力に応じた制動力を発生させる。
には、モータ故障検出手段がモータ7の故障を検出し
て、モータ7の作動に代えて、油圧発生源がブレーキペ
ダルの踏力に応じて作動するようになる。そして、ポー
ト27を通して油圧室28に圧油が供給され、ピストン
30が図1左方向に押圧される。このようにピストン3
0が押圧されることにより、ねじ軸8は、ナット5に回
動力を付与してこのナット5をモータロータ6と共に回
動させつつ、図1左方向に移動する。このため、インナ
パッド10a及びアウタパッド10bがブレーキロータ
9に押圧され、踏力に応じた制動力が発生することにな
る。
異なり、インナパッド10aとねじ軸8とが回り止め手
段を介して連結されたものにはなっていない。このた
め、ブレーキ作動時にブレーキロータ9の摺動によって
インナパッド10aが仮にキャリア2に対してガタつい
たとしても、そのガタつきがねじ軸8に伝達されてしま
うようなことがない。このため、上述した従来技術で惹
起する虞があるねじ軸8の進退動量の狂いを招くような
ことを防止できる。
の進退量で把握し、ねじ軸の進退量をモータロータの回
転量で計測し、その回転量の計測にアブソリュートエン
コーダを利用している場合、ブレーキパッドの交換時に
ねじ軸の進退位置を原点復帰させるときに、先にブレー
キパッドが外されている場合には、ねじ軸の回転拘束が
解除されていることにより、ねじ軸がモータロータと一
体に回転してしまい、アブソリュートエンコーダの回転
位置とねじ軸の進退位置との対応関係が変化することに
なるが、これに対し、本実施の形態では、パッド10を
外してねじ軸8を初期位置に戻す際にも、ねじ軸8は回
転拘束されていることにより、モータ7のモータロータ
6とねじ軸8との位置関係が変化せず、両者の対応関係
を良好な状態に維持できる。
10a)とナット5との間に設けずに済むので、モータ
7をブレーキロータ9の軸線方向に関してブレーキロー
タ9側に近付けることができ、これによりキャリパ3の
重心もそれに伴ってブレーキロータ9側に寄せられるの
で、バランスがよくなる。また、キャリパ3のキャリア
2に対するモーメントも小さくできるので、偏摩耗の防
止を図ることができる。
設けた2組の対をなす支持部21間にピン22を架橋
し、この2本のピン22にキャリパ3の両側部に設けた
円筒部20をそれぞれ嵌装してキャリパ3を支持してい
るので、キャリパ3は安定してキャリア2に保持され
る。ディスクブレーキには、キャリパに設けたピンを、
キャリア側に形成した穴に挿通させてオーバハング状態
でキャリパを支持するタイプのものがあるが、このタイ
プのディスクブレーキに比して、本実施の形態では、上
述したようにキャリア2に形成した一対の支持部21間
に架橋されたピン22に円筒部20を嵌装してキャリパ
3を支持するので、より安定してキャリパ3を支持でき
る。
断してモータ7の駆動により制動力を発生させる一方、
モータ7の故障時には油圧を連通させ、モータ7の作動
に代えて油圧を利用して制動力を発生させる場合を例に
したが、これに代えて、ブレーキ液圧による作動をモー
タによりアシストするように構成してもよい。
回転速度センサが検出する回転速度に応じてコントロー
ラの制御信号を調整してモータ7の回転数ひいては制動
力を調整し、雪道等においても車輪がロックしないよう
に(すなわち、ABS作動するように)構成してもよ
い。
発生させる一方、車輪の回転速度センサが検出する回転
速度に応じてモータ7を制御して車輪がロックしないよ
うに構成してもよい。
作に応じて制動力を調整する場合を例にしたが、本発明
はこれに限るものではなく、駆動輪の過大スリップを防
止する、いわゆるトラクションコントロールシステム
(TCSまたはTRC)等のようにブレーキペダルの操
作を伴わない場合にも、例えば所定の検出手段からの検
出信号に応じてモータ7を制御して制動力を調整するよ
うに構成してもよい。この場合、検出手段からの検出信
号に応じて油圧系(油圧発生源等)を介して制動力を発
生させる場合に比して、制御対象が少なくなり、その
分、応答性を向上することができる。
例にしたが、これに代えて他の液体を用いるように構成
してもよい。
圧室28を有したシリンダ本体29、及び油圧室28に
摺動可能に収納されたピストン30などからなるシリン
ダ機構を備えたものを例にしたが、これに代えて例えば
図7に示すようにシリンダ機構を有さない蓋11Dを設
けるようにしてもよい。図7において、蓋11Dは、回
り止め板33の円板部40を収納する室28dを有する
蓋本体部11eと、蓋本体部11eの外周側に形成され
て中空部13に嵌合して蓋本体部11eと共に中空部1
3を閉塞するフランジ部11fとから大略構成されてい
る。
検出部49によるスリットを介した光の透過回数に基づ
いてナット5ひいてはモータロータ6の回転数を検出す
る、いわゆる光透過型である場合を例にしたが、これに
代えて、反射型のものを用いるようにしてもよい。
突出部41を設け、かつこれに対応して1条の溝42を
設けて回り止めするようにした場合を例にしたが、本発
明はこれに限らず2以上の突出部41及びこれに対応す
る2以上の溝42を設けて回り止めするように構成して
もよい。また、一つの突出部41に対し、複数条の溝4
2を設け、ボールねじ機構4のねじ軸8の位置調整を容
易に行うようにしてもよい。
たディスクブレーキであるから、モータロータをキャリ
パに保持させた状態で、ステータをキャリパとモータロ
ータとの間に挿入する場合、筒部の開口端部におけるモ
ータロータの端部に比して所定長さ突出して形成された
部分が、ステータの挿入のガイドをなす。このため、モ
ータロータに対してステータが良好に芯合せされた状態
でキャリパ内に案内され、ステータがモータロータのマ
グネットに接触するようなことを防止でき、ひいてはマ
グネットの破損を防止できる。また、上述した従来技術
では、ステータの組付けに際し、治具(ガイド)をその
都度用意する必要があり、生産ラインへの治具(ガイ
ド)の配置及びその取りはずし等の生産工程が伴い生産
性の低下を招くものであったが、これに比して、キャリ
パの筒部に上述したようにステータ用のガイドが形成さ
れることにより、ステータの組付け時にその都度ガイド
を設ける必要がなく、その分、生産性の向上を図ること
ができる。
す側断面図である。
断面図である。
図である。
見た部分断面図である。
を示す側断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 キャリパの筒部内にねじ機構及び該ねじ
機構を駆動するモータを収納し、該モータは前記筒部の
内壁に装着されるステータと該ステータ内に回転自在に
収納されかつ外周側にマグネットを設けたモータロータ
とからなり、前記ねじ機構は、前記モータのモータロー
タと一体化されかつ前記キャリパに回動可能に支持され
るナットと該ナットの回動により軸方向に案内されるね
じ軸とからなり、前記ステータは、前記モータロータが
前記ナットを介して前記キャリパに保持された状態で、
前記筒部と前記モータロータとの間に挿入して組付けら
れてなり、前記モータの駆動により前記ねじ軸が軸方向
に移動することによりパッドをブレーキロータに押圧し
て制動力を発生させるディスクブレーキにおいて、 組付けた際における前記モータロータのマグネットの端
部に比して筒部の開口端部を所定長さ突出して形成した
ことを特徴とするディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10103542A JPH11287272A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ディスクブレーキ |
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Family
ID=14356740
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10103542A Pending JPH11287272A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ディスクブレーキ |
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|---|---|
| JP (1) | JPH11287272A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111301386A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-19 | 常州中车铁马科技实业有限公司 | 轭端总成、传动模块、电机械制动装置、制动夹钳单元和轨道车辆 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10103542A patent/JPH11287272A/ja active Pending
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| CN111301386A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-19 | 常州中车铁马科技实业有限公司 | 轭端总成、传动模块、电机械制动装置、制动夹钳单元和轨道车辆 |
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