JPH11288312A - 移動車の誘導制御装置 - Google Patents
移動車の誘導制御装置Info
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- JPH11288312A JPH11288312A JP10089679A JP8967998A JPH11288312A JP H11288312 A JPH11288312 A JP H11288312A JP 10089679 A JP10089679 A JP 10089679A JP 8967998 A JP8967998 A JP 8967998A JP H11288312 A JPH11288312 A JP H11288312A
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 次の走行経路に移動した移動車をその経路の
始端側箇所に適切に移動させて、その始端側箇所から前
の走行経路の走行時に予め記憶された誘導用制御目標値
の情報に基づいて、次の走行経路に沿っての誘導走行を
円滑に実行できるようにする。 【解決手段】 端部用磁界検出手段における現走行経路
用の磁界検出部の検出情報に基づいて、移動車Vが各走
行経路kの終端位置に達したことを検出するに伴って移
動車Vを次の走行経路に移動させる際に、隣接する次の
走行経路の始端側箇所spに対応する誘導用磁界の強さ
yと端部用磁界の強さtとを求め、誘導用磁界検出手段
における現走行経路用の磁界検出部の検出情報及び端部
用磁界検出手段における現走行経路用の磁界検出部の検
出情報に基づいて、隣接する次の走行経路の始端側箇所
spに向けて移動車Vを誘導する。
始端側箇所に適切に移動させて、その始端側箇所から前
の走行経路の走行時に予め記憶された誘導用制御目標値
の情報に基づいて、次の走行経路に沿っての誘導走行を
円滑に実行できるようにする。 【解決手段】 端部用磁界検出手段における現走行経路
用の磁界検出部の検出情報に基づいて、移動車Vが各走
行経路kの終端位置に達したことを検出するに伴って移
動車Vを次の走行経路に移動させる際に、隣接する次の
走行経路の始端側箇所spに対応する誘導用磁界の強さ
yと端部用磁界の強さtとを求め、誘導用磁界検出手段
における現走行経路用の磁界検出部の検出情報及び端部
用磁界検出手段における現走行経路用の磁界検出部の検
出情報に基づいて、隣接する次の走行経路の始端側箇所
spに向けて移動車Vを誘導する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動車が誘導走行
される誘導エリアの外方側に、所定方向に沿って第1誘
導線が設置されるとともに、この第1誘導線と交差する
方向に沿って第2誘導線が設置され、移動車側に、前記
第1誘導線に供給される電流により形成される誘導用磁
界の強さを検出する誘導用磁界検出手段と、前記第2誘
導線に供給される電流により形成される端部用磁界の強
さを検出する端部用磁界検出手段と、車体の走行距離を
検出する走行距離検出手段と、車体の向きを変更操作自
在な操向操作手段と、前記誘導エリア内において前記第
1誘導線の長手方向に沿うと共に互いに平行な複数の走
行経路の夫々において、移動車を誘導させるべく前記操
向操作手段を制御する制御手段とが備えられ、前記誘導
用磁界検出手段は、前記複数の走行経路のうちの1つに
沿って走行するときに、前記誘導用磁界の強さを検出す
る現走行経路用の磁界検出部と、隣接する次の走行経路
に沿って前記移動車を走行させた際に前記現走行経路用
の磁界検出部にて検出されることになる次走行経路用の
誘導用磁界の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部
とを備えて構成され、前記制御手段は、前記複数の走行
経路のうちの1つに沿って走行するときに、前記次走行
経路用の磁界検出部の検出情報を、前記走行距離検出手
段の検出情報と対応付けて誘導用制御目標値として記憶
手段に記憶させ、前記隣接する次の走行経路に沿って前
記移動車を走行させるときに、前記記憶手段に記憶され
ている前記誘導用制御目標値と、前記走行距離検出手段
の検出情報に対応して逐次検出される前記現走行経路用
の磁界検出部の検出情報とに基づいて、次の走行経路に
沿って前記移動車を誘導走行させるべく、前記操向操作
手段を制御する誘導制御を実行し、且つ、前記端部用磁
界検出手段の検出情報に基づいて、前記移動車が走行経
路の終端部に達したことを検出すると、移動車を次の走
行経路の始端部に向けて移動させるように構成されてい
る移動車の誘導制御装置に関する。
される誘導エリアの外方側に、所定方向に沿って第1誘
導線が設置されるとともに、この第1誘導線と交差する
方向に沿って第2誘導線が設置され、移動車側に、前記
第1誘導線に供給される電流により形成される誘導用磁
界の強さを検出する誘導用磁界検出手段と、前記第2誘
導線に供給される電流により形成される端部用磁界の強
さを検出する端部用磁界検出手段と、車体の走行距離を
検出する走行距離検出手段と、車体の向きを変更操作自
在な操向操作手段と、前記誘導エリア内において前記第
1誘導線の長手方向に沿うと共に互いに平行な複数の走
行経路の夫々において、移動車を誘導させるべく前記操
向操作手段を制御する制御手段とが備えられ、前記誘導
用磁界検出手段は、前記複数の走行経路のうちの1つに
沿って走行するときに、前記誘導用磁界の強さを検出す
る現走行経路用の磁界検出部と、隣接する次の走行経路
に沿って前記移動車を走行させた際に前記現走行経路用
の磁界検出部にて検出されることになる次走行経路用の
誘導用磁界の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部
とを備えて構成され、前記制御手段は、前記複数の走行
経路のうちの1つに沿って走行するときに、前記次走行
経路用の磁界検出部の検出情報を、前記走行距離検出手
段の検出情報と対応付けて誘導用制御目標値として記憶
手段に記憶させ、前記隣接する次の走行経路に沿って前
記移動車を走行させるときに、前記記憶手段に記憶され
ている前記誘導用制御目標値と、前記走行距離検出手段
の検出情報に対応して逐次検出される前記現走行経路用
の磁界検出部の検出情報とに基づいて、次の走行経路に
沿って前記移動車を誘導走行させるべく、前記操向操作
手段を制御する誘導制御を実行し、且つ、前記端部用磁
界検出手段の検出情報に基づいて、前記移動車が走行経
路の終端部に達したことを検出すると、移動車を次の走
行経路の始端部に向けて移動させるように構成されてい
る移動車の誘導制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の移動車の誘導制御装置は、要
するに、隣接する次の走行経路に沿って誘導走行すると
きの誘導用制御目標値を現在の走行経路の走行時に予め
実測して記憶しておき、その記憶した誘導用制御目標値
を利用して、次の走行経路に沿っての誘導走行を適切に
行うようにして、複数の走行経路に沿って移動車を誘導
走行させるようにしたものである。この種の移動車の誘
導制御装置において、従来では、例えば、特開平9‐2
12237号公報に示されるように、各走行経路に沿っ
て移動車を誘導走行させるときに、端部用磁界検出手段
の検出情報に基づいて経路終端部に達したことを判別す
ると、次の走行経路の始端部に向けて移動するように、
例えば操向輪を所定の操舵角に操作した状態で走行車輪
を回転駆動して移動車を旋回動作させ、旋回後は、上記
端部用磁界検出手段の検出情報に基づいて経路端部から
の距離を確認してから、記憶手段に記憶されている次経
路の誘導用制御値に基づいて次走行経路に沿うように幅
寄せ走行させながら所定距離走行させた後に、車体を直
進状態で後進させて、端部用磁界検出手段の検出情報に
基づいて予め設定されている次走行経路の始端側箇所に
位置した状態で停止して、その状態から、次の走行経路
における誘導走行制御を開始するように構成したものが
あった。
するに、隣接する次の走行経路に沿って誘導走行すると
きの誘導用制御目標値を現在の走行経路の走行時に予め
実測して記憶しておき、その記憶した誘導用制御目標値
を利用して、次の走行経路に沿っての誘導走行を適切に
行うようにして、複数の走行経路に沿って移動車を誘導
走行させるようにしたものである。この種の移動車の誘
導制御装置において、従来では、例えば、特開平9‐2
12237号公報に示されるように、各走行経路に沿っ
て移動車を誘導走行させるときに、端部用磁界検出手段
の検出情報に基づいて経路終端部に達したことを判別す
ると、次の走行経路の始端部に向けて移動するように、
例えば操向輪を所定の操舵角に操作した状態で走行車輪
を回転駆動して移動車を旋回動作させ、旋回後は、上記
端部用磁界検出手段の検出情報に基づいて経路端部から
の距離を確認してから、記憶手段に記憶されている次経
路の誘導用制御値に基づいて次走行経路に沿うように幅
寄せ走行させながら所定距離走行させた後に、車体を直
進状態で後進させて、端部用磁界検出手段の検出情報に
基づいて予め設定されている次走行経路の始端側箇所に
位置した状態で停止して、その状態から、次の走行経路
における誘導走行制御を開始するように構成したものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、各走行経路の経路終端部において移動車を
次の走行経路に沿わせるべく移動(旋回)走行させる毎
に、車体を次の走行経路に沿うようにつまり整追するよ
うに幅寄せ走行させた後、後進させて、次の走行経路の
始端側箇所に位置合わせさせる必要があり、煩わしい手
間がかかり誘導走行が円滑に行えずに、作業能率が低下
してしまうという不利な面があり、改善の余地があっ
た。
来技術では、各走行経路の経路終端部において移動車を
次の走行経路に沿わせるべく移動(旋回)走行させる毎
に、車体を次の走行経路に沿うようにつまり整追するよ
うに幅寄せ走行させた後、後進させて、次の走行経路の
始端側箇所に位置合わせさせる必要があり、煩わしい手
間がかかり誘導走行が円滑に行えずに、作業能率が低下
してしまうという不利な面があり、改善の余地があっ
た。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、合理的な構成を採用することで、隣
接する次の走行経路に移動した移動車を次の走行経路の
始端側箇所に適切に移動させて、その始端側箇所から前
の走行経路の走行時に予め記憶された誘導用制御目標値
の情報に基づいて、移動車を次の走行経路に沿って円滑
に誘導走行させるようにすることにある。
あり、その目的は、合理的な構成を採用することで、隣
接する次の走行経路に移動した移動車を次の走行経路の
始端側箇所に適切に移動させて、その始端側箇所から前
の走行経路の走行時に予め記憶された誘導用制御目標値
の情報に基づいて、移動車を次の走行経路に沿って円滑
に誘導走行させるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、端部用磁界検出手段が、誘導用磁界検出手
段と同様に、複数の走行経路のうちの1つに沿って走行
するときに、前記第2誘導線に供給される電流により形
成される端部用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁
界検出部と、隣接する次の走行経路に沿って移動車を走
行させた際に前記現走行経路用の磁界検出部にて検出さ
れることになる次走行経路用の端部用磁界の強さを検出
する次走行経路用の磁界検出部とを備えることになる。
成によれば、端部用磁界検出手段が、誘導用磁界検出手
段と同様に、複数の走行経路のうちの1つに沿って走行
するときに、前記第2誘導線に供給される電流により形
成される端部用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁
界検出部と、隣接する次の走行経路に沿って移動車を走
行させた際に前記現走行経路用の磁界検出部にて検出さ
れることになる次走行経路用の端部用磁界の強さを検出
する次走行経路用の磁界検出部とを備えることになる。
【0006】そして、制御手段は、各走行経路に沿って
走行するときに、誘導用磁界検出手段における次走行経
路用の磁界検出部の検出情報を、走行距離検出手段の検
出情報と対応付けて記憶手段に記憶させるとともに、少
なくとも走行経路の終端側箇所において、端部用磁界検
出手段における次走行経路用の磁界検出部の検出情報
を、走行距離検出手段の検出情報と対応付けて前記記憶
手段に記憶させる。
走行するときに、誘導用磁界検出手段における次走行経
路用の磁界検出部の検出情報を、走行距離検出手段の検
出情報と対応付けて記憶手段に記憶させるとともに、少
なくとも走行経路の終端側箇所において、端部用磁界検
出手段における次走行経路用の磁界検出部の検出情報
を、走行距離検出手段の検出情報と対応付けて前記記憶
手段に記憶させる。
【0007】又、制御手段は、端部用磁界検出手段にお
ける現走行経路用の磁界検出部の検出情報に基づいて、
移動車が各走行経路の終端位置に達したことを検出する
に伴って移動車を次の走行経路に移動させる際に、前記
記憶手段の記憶情報に基づいて、隣接する次の走行経路
の始端側箇所に対応する誘導用磁界の強さと端部用磁界
の強さとを求め、誘導用磁界検出手段における現走行経
路用の磁界検出部の検出情報及び端部用磁界検出手段に
おける現走行経路用の磁界検出部の検出情報に基づい
て、隣接する次の走行経路の始端側箇所に向けて移動車
を誘導する。つまり、誘導用磁界検出手段における現走
行経路用の磁界検出部の検出値が、次の走行経路の始端
側箇所に対応する誘導用磁界の強さに一致し、且つ、端
部用磁界検出手段における現走行経路用の磁界検出部の
検出値が、次の走行経路の始端側箇所に対応する端部用
磁界の強さに一致したときに、移動車が次の走行経路の
始端側箇所に位置し、上記一致状態からのずれによって
次の走行経路の始端側箇所に対する移動車の位置が判る
ことになるので、この移動車の位置情報に基づいて操向
操作手段を作動させることになる。
ける現走行経路用の磁界検出部の検出情報に基づいて、
移動車が各走行経路の終端位置に達したことを検出する
に伴って移動車を次の走行経路に移動させる際に、前記
記憶手段の記憶情報に基づいて、隣接する次の走行経路
の始端側箇所に対応する誘導用磁界の強さと端部用磁界
の強さとを求め、誘導用磁界検出手段における現走行経
路用の磁界検出部の検出情報及び端部用磁界検出手段に
おける現走行経路用の磁界検出部の検出情報に基づい
て、隣接する次の走行経路の始端側箇所に向けて移動車
を誘導する。つまり、誘導用磁界検出手段における現走
行経路用の磁界検出部の検出値が、次の走行経路の始端
側箇所に対応する誘導用磁界の強さに一致し、且つ、端
部用磁界検出手段における現走行経路用の磁界検出部の
検出値が、次の走行経路の始端側箇所に対応する端部用
磁界の強さに一致したときに、移動車が次の走行経路の
始端側箇所に位置し、上記一致状態からのずれによって
次の走行経路の始端側箇所に対する移動車の位置が判る
ことになるので、この移動車の位置情報に基づいて操向
操作手段を作動させることになる。
【0008】従って、誘導用磁界及び端部用磁界の両検
出情報に基づいて、次の走行経路の始端部における移動
車の位置を的確に検出して、次の走行経路の始端側箇所
に適切に移動させることができるので、従来のように、
車体を次の走行経路に沿わせて走行させておいて、一旦
車体を後進して、始端側箇所での位置合わせを行わせる
ような煩わしい制御が不要で、前の走行経路の走行時に
予め記憶された誘導用制御目標値の情報に基づいて、移
動車を次の走行経路の始端側箇所から次の走行経路に沿
って円滑に誘導走行させることができる。
出情報に基づいて、次の走行経路の始端部における移動
車の位置を的確に検出して、次の走行経路の始端側箇所
に適切に移動させることができるので、従来のように、
車体を次の走行経路に沿わせて走行させておいて、一旦
車体を後進して、始端側箇所での位置合わせを行わせる
ような煩わしい制御が不要で、前の走行経路の走行時に
予め記憶された誘導用制御目標値の情報に基づいて、移
動車を次の走行経路の始端側箇所から次の走行経路に沿
って円滑に誘導走行させることができる。
【0009】請求項2に記載の特徴構成によれば、請求
項1において、制御手段は、各走行経路の終端位置から
移動車を次の走行経路の始端側箇所に向けて移動させる
際に、移動車を前記終端位置から180°方位が反転す
るように旋回走行させた後に、誘導用磁界検出手段にお
ける現走行経路用の磁界検出部による検出値が、前記始
端側箇所における誘導用の磁界の強さと同一の磁界の強
さになるように、操向操作手段を制御する定磁界制御を
実行し、その定磁界制御の実行中に、端部用磁界検出手
段における現走行経路用の磁界検出部による検出値が前
記始端側箇所における端部用の磁界の強さになるに伴っ
て移動車が前記始端側箇所に達したことを判別すると、
その後は、前記記憶手段に記憶されている誘導用制御目
標値に基づいて、次の走行経路に沿っての前記誘導制御
を実行する。
項1において、制御手段は、各走行経路の終端位置から
移動車を次の走行経路の始端側箇所に向けて移動させる
際に、移動車を前記終端位置から180°方位が反転す
るように旋回走行させた後に、誘導用磁界検出手段にお
ける現走行経路用の磁界検出部による検出値が、前記始
端側箇所における誘導用の磁界の強さと同一の磁界の強
さになるように、操向操作手段を制御する定磁界制御を
実行し、その定磁界制御の実行中に、端部用磁界検出手
段における現走行経路用の磁界検出部による検出値が前
記始端側箇所における端部用の磁界の強さになるに伴っ
て移動車が前記始端側箇所に達したことを判別すると、
その後は、前記記憶手段に記憶されている誘導用制御目
標値に基づいて、次の走行経路に沿っての前記誘導制御
を実行する。
【0010】従って、先ず、誘導用磁界の検出値が始端
側箇所での目標磁界強さと同一の磁界の強さになるよう
に制御し、その制御状態を維持しながら、端部用磁界の
検出値が始端側箇所での目標磁界強さになることで始端
側箇所に位置したことを判断するようにしたので、移動
車は必ず前記始端側箇所を通過することになり、しか
も、その始端側箇所に到達したことを正確に検出するこ
とが可能となり、もって、請求項1の好適な手段が得ら
れる。
側箇所での目標磁界強さと同一の磁界の強さになるよう
に制御し、その制御状態を維持しながら、端部用磁界の
検出値が始端側箇所での目標磁界強さになることで始端
側箇所に位置したことを判断するようにしたので、移動
車は必ず前記始端側箇所を通過することになり、しか
も、その始端側箇所に到達したことを正確に検出するこ
とが可能となり、もって、請求項1の好適な手段が得ら
れる。
【0011】請求項3に記載の特徴構成によれば、請求
項2において、前記制御手段は、前記操向操作手段を制
御するときの制御ゲインを、前記定磁界制御を実行する
ときは、前記誘導制御を実行するときよりも大になるよ
うに変更設定する。従って、誘導制御では、操向操作の
制御ゲインが小さくても各走行経路に沿ってほぼ直進状
態で良好な誘導走行が実現できるのに比べて、定磁界制
御では、操向操作の制御ゲインを大きくして、極力、早
く前記同一の磁界の強さに沿わせるように誘導走行させ
ることができ、もって、請求項2の好適な手段が得られ
る。
項2において、前記制御手段は、前記操向操作手段を制
御するときの制御ゲインを、前記定磁界制御を実行する
ときは、前記誘導制御を実行するときよりも大になるよ
うに変更設定する。従って、誘導制御では、操向操作の
制御ゲインが小さくても各走行経路に沿ってほぼ直進状
態で良好な誘導走行が実現できるのに比べて、定磁界制
御では、操向操作の制御ゲインを大きくして、極力、早
く前記同一の磁界の強さに沿わせるように誘導走行させ
ることができ、もって、請求項2の好適な手段が得られ
る。
【0012】請求項4に記載の特徴構成によれば、請求
項2又は3において、前記制御手段は、前記移動車の走
行速度を変更可能に構成され、且つ、前記移動車の車速
を、前記定磁界制御を実行するときは前記誘導制御を実
行するときよりも低速に変更設定する。従って、誘導制
御では、車速を速くしても各走行経路に沿ってほぼ直進
状態で良好な誘導走行が実現できるのに比べて、定磁界
制御では、車速を遅くして、極力、早く前記同一の磁界
の強さに沿わせるように誘導走行させることができ、も
って、請求項2又は3の好適な手段が得られる。
項2又は3において、前記制御手段は、前記移動車の走
行速度を変更可能に構成され、且つ、前記移動車の車速
を、前記定磁界制御を実行するときは前記誘導制御を実
行するときよりも低速に変更設定する。従って、誘導制
御では、車速を速くしても各走行経路に沿ってほぼ直進
状態で良好な誘導走行が実現できるのに比べて、定磁界
制御では、車速を遅くして、極力、早く前記同一の磁界
の強さに沿わせるように誘導走行させることができ、も
って、請求項2又は3の好適な手段が得られる。
【0013】請求項5に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜4のいずれか1項において、前記誘導用磁界検出
手段における現走行経路用の磁界検出部と、次走行経路
用の磁界検出部とが、車体横幅方向に設定間隔を隔てて
設置され、前記制御手段は、移動車が現走行経路から次
走行経路に移動するに従って前記第1誘導線に近づく場
合には、1つの走行経路を走行するときに前記操向操作
手段を制御するときの制御ゲインを、その走行経路にお
ける前記現走行経路用の磁界検出部の検出値と前記次走
行経路用の磁界検出部の検出値との差分値に基づいて補
正し、移動車が現走行経路から次走行経路に移動するに
従って前記第1誘導線から遠ざかる場合には、1つの走
行経路を走行するときに前記操向操作手段を制御すると
きの制御ゲインを、その走行経路よりも1つ前の走行経
路における前記現走行経路用の磁界検出部の検出値と前
記次走行経路用の磁界検出部の検出値との差分値に基づ
いて補正する。従って、各走行経路を走行するときに用
いる操向操作用の制御ゲインを、誘導用磁界検出手段に
おける現走行経路用の磁界検出部と次走行経路用の磁界
検出部とが実際に検出している磁界検出値に基づいて適
切に補正することができるとともに、例えば、第1誘導
線が誘導エリアの両側に設置されていて、移動車が誘導
エリアの左右の領域を走行するときに両側の第1誘導線
を切り換えて使用するような場合でも、移動車が現走行
経路から次走行経路に移動するに従って前記第1誘導線
に近づく場合と、遠ざかる場合とで、上記操向操作用の
制御ゲインに極力差が生じないように補正することがで
き、もって、請求項1〜4のいずれか1項の好適な手段
が得られる。
項1〜4のいずれか1項において、前記誘導用磁界検出
手段における現走行経路用の磁界検出部と、次走行経路
用の磁界検出部とが、車体横幅方向に設定間隔を隔てて
設置され、前記制御手段は、移動車が現走行経路から次
走行経路に移動するに従って前記第1誘導線に近づく場
合には、1つの走行経路を走行するときに前記操向操作
手段を制御するときの制御ゲインを、その走行経路にお
ける前記現走行経路用の磁界検出部の検出値と前記次走
行経路用の磁界検出部の検出値との差分値に基づいて補
正し、移動車が現走行経路から次走行経路に移動するに
従って前記第1誘導線から遠ざかる場合には、1つの走
行経路を走行するときに前記操向操作手段を制御すると
きの制御ゲインを、その走行経路よりも1つ前の走行経
路における前記現走行経路用の磁界検出部の検出値と前
記次走行経路用の磁界検出部の検出値との差分値に基づ
いて補正する。従って、各走行経路を走行するときに用
いる操向操作用の制御ゲインを、誘導用磁界検出手段に
おける現走行経路用の磁界検出部と次走行経路用の磁界
検出部とが実際に検出している磁界検出値に基づいて適
切に補正することができるとともに、例えば、第1誘導
線が誘導エリアの両側に設置されていて、移動車が誘導
エリアの左右の領域を走行するときに両側の第1誘導線
を切り換えて使用するような場合でも、移動車が現走行
経路から次走行経路に移動するに従って前記第1誘導線
に近づく場合と、遠ざかる場合とで、上記操向操作用の
制御ゲインに極力差が生じないように補正することがで
き、もって、請求項1〜4のいずれか1項の好適な手段
が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る移動車の誘導
制御装置について説明する。図1に示すように、移動車
が誘導走行される誘導エリアの一例として、角部を4つ
備えた矩形状でかつ長手状に形成された圃場1内におい
て、移動車の一例としての作業車Vが、圃場1の長手方
向に沿って互いに平行な状態で並置された複数の走行経
路kの夫々を、無人状態で誘導走行されるように構成さ
れている。
制御装置について説明する。図1に示すように、移動車
が誘導走行される誘導エリアの一例として、角部を4つ
備えた矩形状でかつ長手状に形成された圃場1内におい
て、移動車の一例としての作業車Vが、圃場1の長手方
向に沿って互いに平行な状態で並置された複数の走行経
路kの夫々を、無人状態で誘導走行されるように構成さ
れている。
【0015】圃場1の外方側の各辺(畦)に沿って誘導
線2が設置され、各誘導線2には夫々各別に所定周波数
の交流電流が供給される。つまり、圃場1の長手方向に
沿って第1誘導線としての各誘導線2a,2cが設置さ
れるとともに、圃場1の短手方向つまり上記第1誘導線
2a,2cと交差する方向に沿って、第2誘導線として
の各誘導線2b,2dが設置されている。上記第1誘導
線2a,2cには、各電流供給源3(fa),3(f
c)から周波数fa(Hz)で電流値がα1及び周波数
fc(Hz)で電流値がα2の交流電流が夫々供給さ
れ、第2誘導線2b,2dには、各電流供給源3(f
a),3(fd)から同一の周波数fb(Hz)で同一
の電流値α3の交流電流が供給されている。つまり、圃
場1の各角部に隣接する2辺に沿って配置される誘導線
2に、faとfb、fcとfbのように互いに異なる周
波数で、且つ、α1とα3、α2とα3のように異なる
大きさの電流が供給されている。さらに、圃場1の短手
方向で対向する長辺に沿って配置される各誘導線2a,
2cに、faとfcのように互いに異なる周波数の電流
が供給され、圃場1の長手方向で対向する短辺に沿って
配置される各誘導線2b,2dに、長辺に沿って配置さ
れる各誘導線2a,2cに供給される電流の周波数f
a,fcと異なり且つ短辺同士では同一の周波数fbの
電流が供給されている。尚、上記各周波数は、数百Hz
〜数十KHz程度に設定されている。
線2が設置され、各誘導線2には夫々各別に所定周波数
の交流電流が供給される。つまり、圃場1の長手方向に
沿って第1誘導線としての各誘導線2a,2cが設置さ
れるとともに、圃場1の短手方向つまり上記第1誘導線
2a,2cと交差する方向に沿って、第2誘導線として
の各誘導線2b,2dが設置されている。上記第1誘導
線2a,2cには、各電流供給源3(fa),3(f
c)から周波数fa(Hz)で電流値がα1及び周波数
fc(Hz)で電流値がα2の交流電流が夫々供給さ
れ、第2誘導線2b,2dには、各電流供給源3(f
a),3(fd)から同一の周波数fb(Hz)で同一
の電流値α3の交流電流が供給されている。つまり、圃
場1の各角部に隣接する2辺に沿って配置される誘導線
2に、faとfb、fcとfbのように互いに異なる周
波数で、且つ、α1とα3、α2とα3のように異なる
大きさの電流が供給されている。さらに、圃場1の短手
方向で対向する長辺に沿って配置される各誘導線2a,
2cに、faとfcのように互いに異なる周波数の電流
が供給され、圃場1の長手方向で対向する短辺に沿って
配置される各誘導線2b,2dに、長辺に沿って配置さ
れる各誘導線2a,2cに供給される電流の周波数f
a,fcと異なり且つ短辺同士では同一の周波数fbの
電流が供給されている。尚、上記各周波数は、数百Hz
〜数十KHz程度に設定されている。
【0016】前記各誘導線2a,2b,2c,2dは、
図2に示すように、往路部分2OLと、各電流供給源3か
ら供給される電流が通流する閉ループを形成する為の復
路部分2FLとが、平面視で適宜間隔をあけて位置する状
態で、地上側に設置されている。具体的には、圃場にお
ける畦AZの幅方向一側部に沿って往路部分2OLが位置
し、畦AZの幅方向他側部に沿って復路部分2FLが位置
する状態で地上側の地表面に載置され、且つ、復路部分
2FLが、往路部分2OLに対して平行又はほぼ平行になる
ように設置されている。つまり、畦AZと圃場面との境
界部分を有効利用してループ状に設置されている。
図2に示すように、往路部分2OLと、各電流供給源3か
ら供給される電流が通流する閉ループを形成する為の復
路部分2FLとが、平面視で適宜間隔をあけて位置する状
態で、地上側に設置されている。具体的には、圃場にお
ける畦AZの幅方向一側部に沿って往路部分2OLが位置
し、畦AZの幅方向他側部に沿って復路部分2FLが位置
する状態で地上側の地表面に載置され、且つ、復路部分
2FLが、往路部分2OLに対して平行又はほぼ平行になる
ように設置されている。つまり、畦AZと圃場面との境
界部分を有効利用してループ状に設置されている。
【0017】尚、各誘導線2には、図8に示すように、
他の誘導線に流れる電流が地中を通して流入することを
抑制する電流抑制手段の一例である周波数フィルターと
して、当該誘導線に供給される電流の周波数のみの通過
を許容するバンドパスフィルター23が設けられてい
る。このバンドパスフィルター23は、コイル23aと
コンデンサ23bを直列接続した共振回路にて構成さ
れ、その共振周波数が前記電流の周波数に対応するよう
に構成されている。従って、他の誘導線から地中を通し
て異なる周波数の電流が流れ込んでも、誘導線にはその
異なる周波数の流入電流が通流することが抑制されるこ
とになる。
他の誘導線に流れる電流が地中を通して流入することを
抑制する電流抑制手段の一例である周波数フィルターと
して、当該誘導線に供給される電流の周波数のみの通過
を許容するバンドパスフィルター23が設けられてい
る。このバンドパスフィルター23は、コイル23aと
コンデンサ23bを直列接続した共振回路にて構成さ
れ、その共振周波数が前記電流の周波数に対応するよう
に構成されている。従って、他の誘導線から地中を通し
て異なる周波数の電流が流れ込んでも、誘導線にはその
異なる周波数の流入電流が通流することが抑制されるこ
とになる。
【0018】上述したように設置された各誘導線2に電
流が流れると、その電流によって磁界が形成されるが、
誘導線2からの離間距離に対する磁界の強さの理論値は
演算にて求めることができ、その磁界の強さは誘導線2
からの離間距離の2乗に反比例する。そして、前記往路
部分2OLに流れる電流と復路部分2FLに流れる電流とは
互いに逆向きになり、形成される磁界は反対方向に互い
に打ち消し合うように作用するが、平面視で互いに適宜
間隔をあけて設置されることから、各誘導線2からの離
間距離に対する磁界の強さの変化特性が定まることにな
る。図3に本出願人により実測データを示している。
尚、上記各誘導線2の長さが有限であることから、図1
に示すように、上記各誘導線2からの磁界の強さは誘導
線2の両端部側において低下することになる。
流が流れると、その電流によって磁界が形成されるが、
誘導線2からの離間距離に対する磁界の強さの理論値は
演算にて求めることができ、その磁界の強さは誘導線2
からの離間距離の2乗に反比例する。そして、前記往路
部分2OLに流れる電流と復路部分2FLに流れる電流とは
互いに逆向きになり、形成される磁界は反対方向に互い
に打ち消し合うように作用するが、平面視で互いに適宜
間隔をあけて設置されることから、各誘導線2からの離
間距離に対する磁界の強さの変化特性が定まることにな
る。図3に本出願人により実測データを示している。
尚、上記各誘導線2の長さが有限であることから、図1
に示すように、上記各誘導線2からの磁界の強さは誘導
線2の両端部側において低下することになる。
【0019】前記作業車Vは、図4に示すように、四輪
型の走行車体5の後部に対地作業装置としてのロータリ
ー耕耘装置6が備えられて、走行しながら圃場1の対地
作業(耕耘作業)を行うことができる農作業車として構
成されている。走行車体5には図示しないエンジンが搭
載され、このエンジンの動力が、動力伝達を入切自在な
前後進切換機構を備えた変速装置7を介して各車輪に伝
えられ、作業車Vの走行速度が変更可能に構成されてい
る。エンジンの動力はロータリー耕耘装置6にも伝えら
れている。又、左右の前輪が操向用電動モータ9により
操向操作可能に設けられており、この操向用電動モータ
9が車体の向きを変更操作自在な操向操作手段に対応す
る。
型の走行車体5の後部に対地作業装置としてのロータリ
ー耕耘装置6が備えられて、走行しながら圃場1の対地
作業(耕耘作業)を行うことができる農作業車として構
成されている。走行車体5には図示しないエンジンが搭
載され、このエンジンの動力が、動力伝達を入切自在な
前後進切換機構を備えた変速装置7を介して各車輪に伝
えられ、作業車Vの走行速度が変更可能に構成されてい
る。エンジンの動力はロータリー耕耘装置6にも伝えら
れている。又、左右の前輪が操向用電動モータ9により
操向操作可能に設けられており、この操向用電動モータ
9が車体の向きを変更操作自在な操向操作手段に対応す
る。
【0020】前記作業車Vには、図5に示すように、マ
イクロコンピュータを利用して構成した制御装置12が
備えられ、車輪への動力伝動軸の回転数を検出するロー
タリーエンコーダ等にて構成されて、車体の走行距離を
検出する走行距離検出手段としての走行距離センサ10
と、車体の方位を検出するためにジャイロを利用して構
成した方位センサ11の各検出情報が制御装置12に入
力され、制御装置12から、前記変速装置7や操向用電
動モータ9に対する駆動信号が出力されている。又、制
御装置12には、記憶手段としてのメモリMが接続され
ている。
イクロコンピュータを利用して構成した制御装置12が
備えられ、車輪への動力伝動軸の回転数を検出するロー
タリーエンコーダ等にて構成されて、車体の走行距離を
検出する走行距離検出手段としての走行距離センサ10
と、車体の方位を検出するためにジャイロを利用して構
成した方位センサ11の各検出情報が制御装置12に入
力され、制御装置12から、前記変速装置7や操向用電
動モータ9に対する駆動信号が出力されている。又、制
御装置12には、記憶手段としてのメモリMが接続され
ている。
【0021】又、図4に示すように、走行車体5の前部
には、前記各誘導線2に供給される交流電流により形成
される磁界の強さを検出する4個の磁界センサが、車体
横幅方向に設定間隔を隔てる状態で左右両側に2個づつ
設けられ、この左右両側の2個の磁界センサのうちの一
方の誘導用磁界センサ13R,13Lは、圃場1の長手
方向に沿って設置される各誘導線2a,2cからの周波
数fa及び周波数fcの交流電流により形成される磁界
の強さを検出し、左右両側の他方の端部用磁界センサ1
4R,14Lは、圃場1の短手方向に沿って設置される
各誘導線2b,2dからの周波数fbの交流電流により
形成される磁界の強さを検出するように構成されてい
る。そして、図5に示すように、誘導用磁界センサ13
R,13L、端部用磁界センサ14R,14Lの出力が
夫々、信号処理部15にて処理された後に制御装置12
に入力されている。つまり、上記左右両側の誘導用磁界
センサ13R,13Lが、第1誘導線2a,2cに供給
される電流により形成される誘導用磁界の強さを検出す
る誘導用磁界検出手段GKに対応し、上記左右両側の端
部用磁界センサ14R,14Lが、第2誘導線2b,2
dに供給される電流により形成される端部用磁界の強さ
を検出する端部用磁界検出手段TKに対応する。
には、前記各誘導線2に供給される交流電流により形成
される磁界の強さを検出する4個の磁界センサが、車体
横幅方向に設定間隔を隔てる状態で左右両側に2個づつ
設けられ、この左右両側の2個の磁界センサのうちの一
方の誘導用磁界センサ13R,13Lは、圃場1の長手
方向に沿って設置される各誘導線2a,2cからの周波
数fa及び周波数fcの交流電流により形成される磁界
の強さを検出し、左右両側の他方の端部用磁界センサ1
4R,14Lは、圃場1の短手方向に沿って設置される
各誘導線2b,2dからの周波数fbの交流電流により
形成される磁界の強さを検出するように構成されてい
る。そして、図5に示すように、誘導用磁界センサ13
R,13L、端部用磁界センサ14R,14Lの出力が
夫々、信号処理部15にて処理された後に制御装置12
に入力されている。つまり、上記左右両側の誘導用磁界
センサ13R,13Lが、第1誘導線2a,2cに供給
される電流により形成される誘導用磁界の強さを検出す
る誘導用磁界検出手段GKに対応し、上記左右両側の端
部用磁界センサ14R,14Lが、第2誘導線2b,2
dに供給される電流により形成される端部用磁界の強さ
を検出する端部用磁界検出手段TKに対応する。
【0022】図6に示すように、前記誘導用磁界センサ
13R,13Lは、夫々、誘導線2a,2cに流れる交
流電流により形成される交番磁界の車体上下方向に沿う
磁界成分を検出する上下方向検出コイル17、車体横幅
方向に沿う磁界成分を検出する横幅方向検出コイル1
8、これらの各検出コイルの出力を所定のレベルまで増
幅する増幅器19,20、各検出コイル17,18の出
力のうち各誘導線2a,2cに流れる電流の各周波数f
a,fcに対応する出力のみ通過させるバンドパスフィ
ルターBPF(a),BPF(c)、そのバンドパスフ
ィルターBPF(a),BPF(c)の出力を直流信号
に変換する直流変換回路DC、及び、前記各周波数f
a,fcに対応する上下方向成分と横幅方向成分とに基
づいて、夫々の磁界の強さを演算する演算部21,22
等を備えて構成されている。
13R,13Lは、夫々、誘導線2a,2cに流れる交
流電流により形成される交番磁界の車体上下方向に沿う
磁界成分を検出する上下方向検出コイル17、車体横幅
方向に沿う磁界成分を検出する横幅方向検出コイル1
8、これらの各検出コイルの出力を所定のレベルまで増
幅する増幅器19,20、各検出コイル17,18の出
力のうち各誘導線2a,2cに流れる電流の各周波数f
a,fcに対応する出力のみ通過させるバンドパスフィ
ルターBPF(a),BPF(c)、そのバンドパスフ
ィルターBPF(a),BPF(c)の出力を直流信号
に変換する直流変換回路DC、及び、前記各周波数f
a,fcに対応する上下方向成分と横幅方向成分とに基
づいて、夫々の磁界の強さを演算する演算部21,22
等を備えて構成されている。
【0023】ここで、各演算部21,22は、図10
(ロ)に示すように、車体上下方向成分pと横幅方向成
分qとに基づいて三角形の定理に基づいて演算して、合
成磁界rの強さを求めるように構成されている。このよ
うに構成することで、例えば、図10(イ)に示すよう
に、作業車Vが走行途中で片側車輪が凹部に入り込んで
車体が水平姿勢よりの角度θだけ斜め姿勢に傾斜したよ
うな場合であっても、誘導線に供給される電流により形
成される磁界を、互いに直交する2方向の成分にて検出
し、それを演算して合成磁界を求めることにより正確な
磁界の強さを精度よく検出することができる。
(ロ)に示すように、車体上下方向成分pと横幅方向成
分qとに基づいて三角形の定理に基づいて演算して、合
成磁界rの強さを求めるように構成されている。このよ
うに構成することで、例えば、図10(イ)に示すよう
に、作業車Vが走行途中で片側車輪が凹部に入り込んで
車体が水平姿勢よりの角度θだけ斜め姿勢に傾斜したよ
うな場合であっても、誘導線に供給される電流により形
成される磁界を、互いに直交する2方向の成分にて検出
し、それを演算して合成磁界を求めることにより正確な
磁界の強さを精度よく検出することができる。
【0024】又、図6に示すように、前記端部用磁界セ
ンサ14R,14Lは、夫々、前記誘導用磁界センサ1
3R,13Lと同様に構成され、誘導線2b,2dに流
れる交流電流により形成される交番磁界の車体上下方向
に沿う磁界成分を検出する上下方向検出コイル28、車
体横幅方向に沿う磁界成分を検出する横幅方向検出コイ
ル29、これらの各検出コイルの出力を所定のレベルま
で増幅する増幅器30,31、各検出コイル28,29
の出力のうち前記各誘導線2b,2dに流れる電流の周
波数fbに対応する出力のみ通過させるバンドパスフィ
ルターBPF(b)、そのバンドパスフィルターBPF
(b)の出力を直流信号に変換する直流変換回路DC、
及び、前記周波数fbに対応する上下方向成分と横幅方
向成分とに基づいて、夫々の磁界の強さを演算する演算
部16等を備えている。
ンサ14R,14Lは、夫々、前記誘導用磁界センサ1
3R,13Lと同様に構成され、誘導線2b,2dに流
れる交流電流により形成される交番磁界の車体上下方向
に沿う磁界成分を検出する上下方向検出コイル28、車
体横幅方向に沿う磁界成分を検出する横幅方向検出コイ
ル29、これらの各検出コイルの出力を所定のレベルま
で増幅する増幅器30,31、各検出コイル28,29
の出力のうち前記各誘導線2b,2dに流れる電流の周
波数fbに対応する出力のみ通過させるバンドパスフィ
ルターBPF(b)、そのバンドパスフィルターBPF
(b)の出力を直流信号に変換する直流変換回路DC、
及び、前記周波数fbに対応する上下方向成分と横幅方
向成分とに基づいて、夫々の磁界の強さを演算する演算
部16等を備えている。
【0025】このように、各誘導用磁界センサ13R,
13Lは、夫々、周波数fa及び周波数fcの夫々に対
応する検出情報を出力し、各端部用磁界センサ14R,
14Lは、周波数fbに対応する検出情報を出力するよ
うになっているが、信号処理部15において、それらの
うち、検出レベルが高い方、即ち、作業車Vが該当する
誘導線に近い方の検出情報が選択的に出力されるように
なっている。つまり、信号処理部15は、図7に示すよ
うに、各誘導用磁界センサ13R,13Lの出力(a
1),(c1),(a2),(c2)が制御装置12に
入力され、制御装置12は各誘導用磁界センサ13R,
13Lにおける異なる周波数の出力のうち、検出レベル
の高い側の出力を判別して、その出力を選択するように
アナログスイッチAS1,AS2に選択信号を与えるよ
うに構成され、又、各端部用磁界センサ14R,14L
の出力(b1),(b2)が制御装置12に入力され、
制御装置12は各端部用磁界センサ14R,14Lの出
力のうち、検出レベルの高い側の出力を判別して、その
出力を選択するようにアナログスイッチAS5に選択信
号を与えるように構成されている。
13Lは、夫々、周波数fa及び周波数fcの夫々に対
応する検出情報を出力し、各端部用磁界センサ14R,
14Lは、周波数fbに対応する検出情報を出力するよ
うになっているが、信号処理部15において、それらの
うち、検出レベルが高い方、即ち、作業車Vが該当する
誘導線に近い方の検出情報が選択的に出力されるように
なっている。つまり、信号処理部15は、図7に示すよ
うに、各誘導用磁界センサ13R,13Lの出力(a
1),(c1),(a2),(c2)が制御装置12に
入力され、制御装置12は各誘導用磁界センサ13R,
13Lにおける異なる周波数の出力のうち、検出レベル
の高い側の出力を判別して、その出力を選択するように
アナログスイッチAS1,AS2に選択信号を与えるよ
うに構成され、又、各端部用磁界センサ14R,14L
の出力(b1),(b2)が制御装置12に入力され、
制御装置12は各端部用磁界センサ14R,14Lの出
力のうち、検出レベルの高い側の出力を判別して、その
出力を選択するようにアナログスイッチAS5に選択信
号を与えるように構成されている。
【0026】又、信号処理部15には、各誘導用磁界セ
ンサ13R,13L及び各端部用磁界センサ14R,1
4Lにより検出され、制御装置12に入力される前記磁
界の強さの出力信号が、制御装置12の制御動作に対す
る適正レベルになるように、磁界検出の出力ゲインを調
整するゲイン調整手段TUが設けられている。この調整
するゲイン調整手段TUについて具体的に説明すると、
各誘導用磁界センサ13R,13Lの検出情報に対応す
る各アナログスイッチAS1,AS2の出力を増幅する
ための増幅ゲインは、制御装置12からの切り換え情報
に基づいて4段階に変更調整されている。つまり、夫々
増幅ゲインの異なる4個の増幅器24,25,26,2
7の出力のうちのいずれかを制御装置12に入力させる
ためのアナログスイッチAS3,AS4に対して、制御
装置12が選択内容を指令するように構成されている。
又、各端部用磁界センサ14R,14Lの検出情報に対
応するアナログスイッチAS5の出力を増幅するための
増幅ゲインは、制御装置12からの切り換え情報に基づ
いて2段階に変更調整されている。つまり、夫々増幅ゲ
インの異なる2個の増幅器32,33の出力のうちのい
ずれかを制御装置12に入力させるためのアナログスイ
ッチAS6に対して、制御装置12が選択内容を指令す
るように構成されている。
ンサ13R,13L及び各端部用磁界センサ14R,1
4Lにより検出され、制御装置12に入力される前記磁
界の強さの出力信号が、制御装置12の制御動作に対す
る適正レベルになるように、磁界検出の出力ゲインを調
整するゲイン調整手段TUが設けられている。この調整
するゲイン調整手段TUについて具体的に説明すると、
各誘導用磁界センサ13R,13Lの検出情報に対応す
る各アナログスイッチAS1,AS2の出力を増幅する
ための増幅ゲインは、制御装置12からの切り換え情報
に基づいて4段階に変更調整されている。つまり、夫々
増幅ゲインの異なる4個の増幅器24,25,26,2
7の出力のうちのいずれかを制御装置12に入力させる
ためのアナログスイッチAS3,AS4に対して、制御
装置12が選択内容を指令するように構成されている。
又、各端部用磁界センサ14R,14Lの検出情報に対
応するアナログスイッチAS5の出力を増幅するための
増幅ゲインは、制御装置12からの切り換え情報に基づ
いて2段階に変更調整されている。つまり、夫々増幅ゲ
インの異なる2個の増幅器32,33の出力のうちのい
ずれかを制御装置12に入力させるためのアナログスイ
ッチAS6に対して、制御装置12が選択内容を指令す
るように構成されている。
【0027】上記のように増幅ゲインを切り換えるよう
にしているのは、誘導線2に供給される電流により形成
される磁界の強さは、上述したように誘導線2からの離
間距離の変化に対して大きく変化し、増幅ゲインを一定
に維持した場合には、全範囲にわたって適正な分解能で
検出することが難しく、検出精度が低下してしまうおそ
れがあるので、制御装置12に対する入力レベルが、例
えば図9に示すように、誘導線からの離間距離が単位距
離変化したときに適切な磁界の強さの変化が識別可能と
なるように、言い換えると、適切な分解能を有する適正
出力範囲になるように増幅ゲインを自動調整しているの
である。
にしているのは、誘導線2に供給される電流により形成
される磁界の強さは、上述したように誘導線2からの離
間距離の変化に対して大きく変化し、増幅ゲインを一定
に維持した場合には、全範囲にわたって適正な分解能で
検出することが難しく、検出精度が低下してしまうおそ
れがあるので、制御装置12に対する入力レベルが、例
えば図9に示すように、誘導線からの離間距離が単位距
離変化したときに適切な磁界の強さの変化が識別可能と
なるように、言い換えると、適切な分解能を有する適正
出力範囲になるように増幅ゲインを自動調整しているの
である。
【0028】そして、圃場1内において前記第1誘導線
2a,2cの長手方向に沿うと共に互いに平行な複数の
走行経路kの夫々において、作業車Vを誘導走行させる
べく前記操向用電動モータ9を制御する制御手段が前記
制御装置12によって構成されている。
2a,2cの長手方向に沿うと共に互いに平行な複数の
走行経路kの夫々において、作業車Vを誘導走行させる
べく前記操向用電動モータ9を制御する制御手段が前記
制御装置12によって構成されている。
【0029】ここで、作業車Vが複数の走行経路kのう
ちの1つに沿って走行するときに、左右の誘導用磁界セ
ンサ13R,13Lのうちの一方の誘導用磁界センサ
が、前記誘導用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁
界検出部GK1として機能し、他方の誘導用磁界センサ
が、隣接する次の走行経路kに沿って作業車を走行させ
た際に前記現走行経路用の磁界検出部GK1にて検出さ
れることになる次走行経路用の誘導用磁界の強さを検出
する次走行経路用の磁界検出部GK2として機能する。
つまり、前記誘導用磁界検出手段GKは、現走行経路用
の磁界検出部GK1と、次走行経路用の磁界検出部GK
2とを備えて構成されている。
ちの1つに沿って走行するときに、左右の誘導用磁界セ
ンサ13R,13Lのうちの一方の誘導用磁界センサ
が、前記誘導用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁
界検出部GK1として機能し、他方の誘導用磁界センサ
が、隣接する次の走行経路kに沿って作業車を走行させ
た際に前記現走行経路用の磁界検出部GK1にて検出さ
れることになる次走行経路用の誘導用磁界の強さを検出
する次走行経路用の磁界検出部GK2として機能する。
つまり、前記誘導用磁界検出手段GKは、現走行経路用
の磁界検出部GK1と、次走行経路用の磁界検出部GK
2とを備えて構成されている。
【0030】又、前記端部用磁界センサ14R,14L
も同様に、そのいずれか一方の端部用磁界センサが、作
業車Vが複数の走行経路kのうちの1つに沿って走行す
るときに、前記端部用磁界の強さを検出する現走行経路
用の端部磁界検出部TK1として機能し、他方の端部用
磁界センサが、隣接する次の走行経路kに沿って作業車
Vを走行させた際に前記現走行経路用の端部磁界検出部
TK1にて検出されることになる次走行経路用の端部用
磁界の強さを検出する次走行経路用の端部磁界検出部T
K2として機能する。つまり、前記端部用磁界検出手段
TKは、現走行経路用の磁界検出部TK1(端部磁界検
出部TK1)と、次走行経路用の磁界検出部TK2(端
部磁界検出部TK2)とを備えて構成されている。
も同様に、そのいずれか一方の端部用磁界センサが、作
業車Vが複数の走行経路kのうちの1つに沿って走行す
るときに、前記端部用磁界の強さを検出する現走行経路
用の端部磁界検出部TK1として機能し、他方の端部用
磁界センサが、隣接する次の走行経路kに沿って作業車
Vを走行させた際に前記現走行経路用の端部磁界検出部
TK1にて検出されることになる次走行経路用の端部用
磁界の強さを検出する次走行経路用の端部磁界検出部T
K2として機能する。つまり、前記端部用磁界検出手段
TKは、現走行経路用の磁界検出部TK1(端部磁界検
出部TK1)と、次走行経路用の磁界検出部TK2(端
部磁界検出部TK2)とを備えて構成されている。
【0031】そして、前記制御装置12は、前記複数の
走行経路kのうちの1つに沿って走行するときに、前記
誘導用磁界検出手段GKにおける次走行経路用の磁界検
出部GK2の検出情報を、前記走行距離センサ10の検
出情報と対応付けて誘導用制御目標値として前記メモリ
Mに記憶させ、隣接する次の走行経路kに沿って作業車
Vを走行させるときに、前記メモリMに記憶されている
誘導用制御目標値と、前記走行距離センサ10の検出情
報に対応して逐次検出される前記誘導用磁界検出手段G
Kにおける現走行経路用の磁界検出部GK1の検出情報
とに基づいて、次の走行経路kに沿って作業車Vを誘導
走行させるべく、前記操向用電動モータ9を制御する誘
導制御を実行するように構成されている。つまり、制御
装置12は、次の走行経路kにおいて、メモリMに記憶
されている誘導用制御目標値の情報と、走行距離センサ
10により検出される走行経路kの始端部からの走行距
離情報とに基づいて、当該走行経路k上の各地点におけ
る誘導用磁界の強さの目標値を求め、その磁界の強さの
目標値と、現走行経路用の磁界検出部GK1として機能
する誘導用磁界センサの検出値との偏差に基づいて、操
向用電動モータ9を駆動制御する。
走行経路kのうちの1つに沿って走行するときに、前記
誘導用磁界検出手段GKにおける次走行経路用の磁界検
出部GK2の検出情報を、前記走行距離センサ10の検
出情報と対応付けて誘導用制御目標値として前記メモリ
Mに記憶させ、隣接する次の走行経路kに沿って作業車
Vを走行させるときに、前記メモリMに記憶されている
誘導用制御目標値と、前記走行距離センサ10の検出情
報に対応して逐次検出される前記誘導用磁界検出手段G
Kにおける現走行経路用の磁界検出部GK1の検出情報
とに基づいて、次の走行経路kに沿って作業車Vを誘導
走行させるべく、前記操向用電動モータ9を制御する誘
導制御を実行するように構成されている。つまり、制御
装置12は、次の走行経路kにおいて、メモリMに記憶
されている誘導用制御目標値の情報と、走行距離センサ
10により検出される走行経路kの始端部からの走行距
離情報とに基づいて、当該走行経路k上の各地点におけ
る誘導用磁界の強さの目標値を求め、その磁界の強さの
目標値と、現走行経路用の磁界検出部GK1として機能
する誘導用磁界センサの検出値との偏差に基づいて、操
向用電動モータ9を駆動制御する。
【0032】さらに、前記制御装置12は、前記端部用
磁界検出手段TKの検出情報に基づいて、前記作業車V
が走行経路kの終端部に達したことを検出すると、作業
車Vを次の走行経路kの始端部に向けて移動させるよう
に構成されている。つまり、前記制御装置12は、前記
複数の走行経路kのうちの1つに沿って走行するとき
に、前記端部用磁界検出手段TKにおける次走行経路用
の磁界検出部TK2の検出情報を、前記走行距離センサ
10の検出情報と対応付けて端部位置検出用制御情報と
して前記メモリMに記憶させ、前記端部用磁界検出手段
TKにおける現走行経路用の磁界検出部TK1の検出情
報に基づいて、作業車Vが各走行経路kの終端位置に達
したことを検出するに伴って、作業車Vを次の走行経路
kに移動させるように構成されている。つまり、制御装
置12は、現走行経路用の端部磁界検出部TK1の検出
値と、メモリMに記憶されている前記端部位置検出用制
御情報、即ち、前回の経路走行時に予め計測された次走
行経路側の端部用磁界センサTK2の検出値とを対応さ
せて、経路終端部までの残り距離を検出し、走行経路k
の終端位置に達しているか否かを判断する。
磁界検出手段TKの検出情報に基づいて、前記作業車V
が走行経路kの終端部に達したことを検出すると、作業
車Vを次の走行経路kの始端部に向けて移動させるよう
に構成されている。つまり、前記制御装置12は、前記
複数の走行経路kのうちの1つに沿って走行するとき
に、前記端部用磁界検出手段TKにおける次走行経路用
の磁界検出部TK2の検出情報を、前記走行距離センサ
10の検出情報と対応付けて端部位置検出用制御情報と
して前記メモリMに記憶させ、前記端部用磁界検出手段
TKにおける現走行経路用の磁界検出部TK1の検出情
報に基づいて、作業車Vが各走行経路kの終端位置に達
したことを検出するに伴って、作業車Vを次の走行経路
kに移動させるように構成されている。つまり、制御装
置12は、現走行経路用の端部磁界検出部TK1の検出
値と、メモリMに記憶されている前記端部位置検出用制
御情報、即ち、前回の経路走行時に予め計測された次走
行経路側の端部用磁界センサTK2の検出値とを対応さ
せて、経路終端部までの残り距離を検出し、走行経路k
の終端位置に達しているか否かを判断する。
【0033】さらに、制御装置12は、メモリMに記憶
されている前記端部位置検出用制御情報と、現走行経路
用の端部磁界検出部TK1の検出情報とに基づいて、前
記誘導制御における誘導用制御目標値の情報を修正する
ように構成されている。具体的には、走行経路での誘導
走行において、走行距離センサ10の検出値により、経
路終端部までの残り距離が13mと11mの各位置にま
で到達したことが判別されると、その各時点で、現走行
経路用の端部磁界検出部TK1の検出値と、メモリMに
記憶されている端部位置検出用制御情報、即ち、前回の
経路走行時に予め計測された次走行経路側の端部用磁界
センサTK2の検出値とを対応させて、現走行経路用の
磁界検出部TK1の検出値に対応する記憶情報と、それ
に対応する誘導用制御目標値の合わせ込みを行うのであ
る。つまり、メモリMには、図11に示すように、同一
の走行距離検出情報に対応する、誘導用制御目標値の情
報と端部位置検出用磁界情報とが逐次記憶されているの
で、端部位置検出用磁界情報を目安として、誘導用制御
目標値を決定することができるのである。このようにし
て、走行距離センサ10の検出誤差が大きくなりやすい
走行経路終端側では、端部位置検出用磁界情報を利用し
て正確な誘導制御を行うようにしている。
されている前記端部位置検出用制御情報と、現走行経路
用の端部磁界検出部TK1の検出情報とに基づいて、前
記誘導制御における誘導用制御目標値の情報を修正する
ように構成されている。具体的には、走行経路での誘導
走行において、走行距離センサ10の検出値により、経
路終端部までの残り距離が13mと11mの各位置にま
で到達したことが判別されると、その各時点で、現走行
経路用の端部磁界検出部TK1の検出値と、メモリMに
記憶されている端部位置検出用制御情報、即ち、前回の
経路走行時に予め計測された次走行経路側の端部用磁界
センサTK2の検出値とを対応させて、現走行経路用の
磁界検出部TK1の検出値に対応する記憶情報と、それ
に対応する誘導用制御目標値の合わせ込みを行うのであ
る。つまり、メモリMには、図11に示すように、同一
の走行距離検出情報に対応する、誘導用制御目標値の情
報と端部位置検出用磁界情報とが逐次記憶されているの
で、端部位置検出用磁界情報を目安として、誘導用制御
目標値を決定することができるのである。このようにし
て、走行距離センサ10の検出誤差が大きくなりやすい
走行経路終端側では、端部位置検出用磁界情報を利用し
て正確な誘導制御を行うようにしている。
【0034】そして、次の走行経路に移動させる際に
は、前記メモリMの記憶情報に基づいて、図11に示す
ように、隣接する次の走行経路kの始端側箇所spに対
応する誘導用磁界の強さyと端部用磁界の強さtとを求
め、誘導用磁界検出手段GKにおける現走行経路用の磁
界検出部GK1の検出情報及び端部用磁界検出手段TK
における現走行経路用の磁界検出部TK1の検出情報に
基づいて、前記始端側箇所spに向けて作業車Vを誘導
させるように構成されている。つまり、前記各走行経路
kの終端位置から作業車Vを次の走行経路kの始端側箇
所spに向けて移動させる際に、図12に示すように、
作業車Vを前記終端位置から180°方位が反転するよ
うに旋回走行させた後に、誘導用磁界検出手段GKにお
ける現走行経路用の磁界検出部GK1による検出値が、
前記始端側箇所spにおける誘導用の磁界の強さyと同
一の磁界の強さになるように、前記操向用電動モータ9
を制御する定磁界制御を実行し、次に、端部用磁界検出
手段TKにおける現走行経路用の磁界検出部TK1によ
る検出値が前記始端側箇所spにおける端部用の磁界の
強さtになるに伴って移動車が前記始端側箇所spに達
したことを判別すると、その後は、前記メモリMに記憶
されている次の走行経路kの誘導用制御目標値に基づい
て前記誘導制御を実行する。ここで、制御装置12は、
作業車Vの車速を、上記定磁界制御を実行するときは前
記誘導制御を実行するよりも低速に変更設定するように
構成されている。
は、前記メモリMの記憶情報に基づいて、図11に示す
ように、隣接する次の走行経路kの始端側箇所spに対
応する誘導用磁界の強さyと端部用磁界の強さtとを求
め、誘導用磁界検出手段GKにおける現走行経路用の磁
界検出部GK1の検出情報及び端部用磁界検出手段TK
における現走行経路用の磁界検出部TK1の検出情報に
基づいて、前記始端側箇所spに向けて作業車Vを誘導
させるように構成されている。つまり、前記各走行経路
kの終端位置から作業車Vを次の走行経路kの始端側箇
所spに向けて移動させる際に、図12に示すように、
作業車Vを前記終端位置から180°方位が反転するよ
うに旋回走行させた後に、誘導用磁界検出手段GKにお
ける現走行経路用の磁界検出部GK1による検出値が、
前記始端側箇所spにおける誘導用の磁界の強さyと同
一の磁界の強さになるように、前記操向用電動モータ9
を制御する定磁界制御を実行し、次に、端部用磁界検出
手段TKにおける現走行経路用の磁界検出部TK1によ
る検出値が前記始端側箇所spにおける端部用の磁界の
強さtになるに伴って移動車が前記始端側箇所spに達
したことを判別すると、その後は、前記メモリMに記憶
されている次の走行経路kの誘導用制御目標値に基づい
て前記誘導制御を実行する。ここで、制御装置12は、
作業車Vの車速を、上記定磁界制御を実行するときは前
記誘導制御を実行するよりも低速に変更設定するように
構成されている。
【0035】以上のように、各走行経路kの端部側で向
きを180度反転させるように旋回移動しながら、各走
行経路kを順次誘導走行することになる。尚、上記各走
行経路kに沿っての誘導走行が終了した後は、圃場1の
畦に近接する内側部分を周回走行して、各走行経路kの
終端側における旋回走行により荒らされた箇所を耕耘作
業する周回制御を実行するようになっている。
きを180度反転させるように旋回移動しながら、各走
行経路kを順次誘導走行することになる。尚、上記各走
行経路kに沿っての誘導走行が終了した後は、圃場1の
畦に近接する内側部分を周回走行して、各走行経路kの
終端側における旋回走行により荒らされた箇所を耕耘作
業する周回制御を実行するようになっている。
【0036】又、制御装置12は、メモリMに記憶され
ている誘導用制御目標値に基づいて、次走行経路kにお
いて誘導走行される際における現走行経路用の磁界検出
部GK1の出力ゲインの目標値を設定すると共に、次走
行経路kにおける誘導走行に先立って、出力ゲインを目
標値に自動調整するように構成されている。具体的に
は、メモリMに記憶されている磁界の強さの最大値が、
ゲイン調整用設定上限値を越えていれば、現行のゲイン
よりも1段低いゲインの増幅器が選択され、前記最大値
が、ゲイン調整用設定下限値を下回っていれば、現行の
ゲインよりも1段高いゲインの増幅器が選択されるよう
に、アナログスイッチAS3,AS4に対して選択信号
を指令するようになっている。尚、各アナログスイッチ
AS3,AS4のゲインは常に同じ値に調整されるよう
になっている。前記ゲイン調整用の設定上限値及び設定
下限値は、アナログ値としての出力変化の直線性が保障
される上下限範囲として設定される。
ている誘導用制御目標値に基づいて、次走行経路kにお
いて誘導走行される際における現走行経路用の磁界検出
部GK1の出力ゲインの目標値を設定すると共に、次走
行経路kにおける誘導走行に先立って、出力ゲインを目
標値に自動調整するように構成されている。具体的に
は、メモリMに記憶されている磁界の強さの最大値が、
ゲイン調整用設定上限値を越えていれば、現行のゲイン
よりも1段低いゲインの増幅器が選択され、前記最大値
が、ゲイン調整用設定下限値を下回っていれば、現行の
ゲインよりも1段高いゲインの増幅器が選択されるよう
に、アナログスイッチAS3,AS4に対して選択信号
を指令するようになっている。尚、各アナログスイッチ
AS3,AS4のゲインは常に同じ値に調整されるよう
になっている。前記ゲイン調整用の設定上限値及び設定
下限値は、アナログ値としての出力変化の直線性が保障
される上下限範囲として設定される。
【0037】又、制御装置12は、現走行経路用の磁界
検出部GK1として機能する誘導用磁界センサの検出値
と、前記誘導用制御目標値との偏差に制御定数を乗じて
操向操作量、つまり、操向用電動モータ9の目標作動量
を求めるように構成されている。ここで、上記制御定数
を大きくすると、操向用電動モータ9を制御するときの
制御ゲイン(ステリングゲイン)が大になり、反対に、
上記制御定数を小さくすると、上記制御ゲインが小にな
る。そして、制御装置12は、上記操向用電動モータ9
を制御するときの制御ゲインを、前記定磁界制御を実行
するときは、前記誘導制御を実行するよりも大になるよ
うに変更設定するように構成されている。
検出部GK1として機能する誘導用磁界センサの検出値
と、前記誘導用制御目標値との偏差に制御定数を乗じて
操向操作量、つまり、操向用電動モータ9の目標作動量
を求めるように構成されている。ここで、上記制御定数
を大きくすると、操向用電動モータ9を制御するときの
制御ゲイン(ステリングゲイン)が大になり、反対に、
上記制御定数を小さくすると、上記制御ゲインが小にな
る。そして、制御装置12は、上記操向用電動モータ9
を制御するときの制御ゲインを、前記定磁界制御を実行
するときは、前記誘導制御を実行するよりも大になるよ
うに変更設定するように構成されている。
【0038】又、制御装置12は、作業車Vが現走行経
路から次走行経路に移動するに従って前記第1誘導線2
a,2cに近づく場合には、1つの走行経路を走行する
ときに前記操向用電動モータ9を制御するときの制御ゲ
インを、その走行経路における現走行経路用の磁界検出
部GK1の検出値と次走行経路用の磁界検出部GK2の
検出値との差分値に基づいて補正し、又、作業車Vが現
走行経路から次走行経路に移動するに従って前記第1誘
導線2a,2cから遠ざかる場合には、1つの走行経路
を走行するときに前記操向用電動モータ9を制御すると
きの制御ゲインを、その走行経路よりも1つ前の走行経
路における現走行経路用の磁界検出部GK1の検出値と
次走行経路用の磁界検出部GK2の検出値との差分値に
基づいて補正するように構成されている。具体的には、
第1誘導線2a,2cに近づく場合では、作業車Vが各
走行経路の始端部に位置したときの左右の磁界検出部G
K1,GK2の検出値の差分値に基づいて制御ゲインを
補正し、第1誘導線2a,2cから遠ざかる場合では、
作業車Vが1つ前の走行経路の始端部に位置したときの
左右の磁界検出部GK1,GK2の検出値の差分値を記
憶しておいて、次の走行経路を走行するときの制御ゲイ
ンを上記記憶した差分値に基づいて補正するようにして
いる。
路から次走行経路に移動するに従って前記第1誘導線2
a,2cに近づく場合には、1つの走行経路を走行する
ときに前記操向用電動モータ9を制御するときの制御ゲ
インを、その走行経路における現走行経路用の磁界検出
部GK1の検出値と次走行経路用の磁界検出部GK2の
検出値との差分値に基づいて補正し、又、作業車Vが現
走行経路から次走行経路に移動するに従って前記第1誘
導線2a,2cから遠ざかる場合には、1つの走行経路
を走行するときに前記操向用電動モータ9を制御すると
きの制御ゲインを、その走行経路よりも1つ前の走行経
路における現走行経路用の磁界検出部GK1の検出値と
次走行経路用の磁界検出部GK2の検出値との差分値に
基づいて補正するように構成されている。具体的には、
第1誘導線2a,2cに近づく場合では、作業車Vが各
走行経路の始端部に位置したときの左右の磁界検出部G
K1,GK2の検出値の差分値に基づいて制御ゲインを
補正し、第1誘導線2a,2cから遠ざかる場合では、
作業車Vが1つ前の走行経路の始端部に位置したときの
左右の磁界検出部GK1,GK2の検出値の差分値を記
憶しておいて、次の走行経路を走行するときの制御ゲイ
ンを上記記憶した差分値に基づいて補正するようにして
いる。
【0039】次に、制御装置12の制御動作について説
明する。圃場1内において作業車Vを誘導走行させる場
合、制御装置12による自動の誘導制御に先立って、初
回の走行経路kにおいては、適正な走行経路に沿わせる
状態で手動操縦により作業車Vを走行させる。そのと
き、走行経路kの始端位置から、走行を開始させるに伴
って、次走行経路用の誘導用磁界センサ(図1の場合に
は右側のセンサ13R)の検出情報と、次走行経路用の
端部用磁界センサ(図1の場合は右側のセンサ14R)
の検出情報の夫々を、走行距離センサ10の検出情報と
対応させた状態で、メモリMに逐次書き込み記憶させて
おく。尚、手動操縦による走行においては、ロータリー
耕耘装置6の後端部が圃場の一端部に位置する状態で走
行を開始し、機体の前端部が圃場の他端部に達すると、
走行を停止させるようにして煩わしさなく初回走行を行
うようにしている。又、この初回走行経路を走行するに
伴って設定時間毎にサンプリングされた複数のデータの
うち、走行経路の中央付近における左右誘導用磁界セン
サ13R,13Lの夫々の検出値の複数(n個)のサン
プリングデータα1 …αn 、β1 ……βn の差分値につ
いての平均値Z1 を求め、この平均値Z1 と、予め実験
等に基づいて設定された定数γとに基づいて当該走行経
路における操向制御用の制御定数を基準制御定数G1 と
して求めておく。具体的には下記〔数1〕に基づいて演
算する。
明する。圃場1内において作業車Vを誘導走行させる場
合、制御装置12による自動の誘導制御に先立って、初
回の走行経路kにおいては、適正な走行経路に沿わせる
状態で手動操縦により作業車Vを走行させる。そのと
き、走行経路kの始端位置から、走行を開始させるに伴
って、次走行経路用の誘導用磁界センサ(図1の場合に
は右側のセンサ13R)の検出情報と、次走行経路用の
端部用磁界センサ(図1の場合は右側のセンサ14R)
の検出情報の夫々を、走行距離センサ10の検出情報と
対応させた状態で、メモリMに逐次書き込み記憶させて
おく。尚、手動操縦による走行においては、ロータリー
耕耘装置6の後端部が圃場の一端部に位置する状態で走
行を開始し、機体の前端部が圃場の他端部に達すると、
走行を停止させるようにして煩わしさなく初回走行を行
うようにしている。又、この初回走行経路を走行するに
伴って設定時間毎にサンプリングされた複数のデータの
うち、走行経路の中央付近における左右誘導用磁界セン
サ13R,13Lの夫々の検出値の複数(n個)のサン
プリングデータα1 …αn 、β1 ……βn の差分値につ
いての平均値Z1 を求め、この平均値Z1 と、予め実験
等に基づいて設定された定数γとに基づいて当該走行経
路における操向制御用の制御定数を基準制御定数G1 と
して求めておく。具体的には下記〔数1〕に基づいて演
算する。
【0040】
【数1】
【0041】そして、作業車Vを次の走行経路kの始端
部に移動させた後に、誘導制御が開始される。以下、図
16〜図20のフローチャートに基づいて説明する。先
ず、現走行経路用の磁界検出部GK1として機能する誘
導用磁界センサ及び現走行経路用の磁界検出部TK1と
して機能する端部用磁界センサ(図1の場合には左側)
を初期設定する(ステップ1)。尚、上記走行経路の始
端部に位置したときに、その走行経路において適用され
る前記制御定数も併せて設定する。この制御定数の設定
について説明を加えると、現在の走行経路の始端部にお
ける左右誘導用磁界センサ13R,13Lの夫々の検出
値の差分値Znを求め、この差分値Znと、前記初回走
行経路における差分値Z1 並びに前記基準制御定数G1
に基づいて、下記〔数2〕に基づいてこの走行経路にお
ける制御定数Gnを算出する。尚、上記差分値Znは、
各走行経路の始端部において設定サンプリング時間毎に
サンプリングされた複数の検出値の平均値として算出す
る。
部に移動させた後に、誘導制御が開始される。以下、図
16〜図20のフローチャートに基づいて説明する。先
ず、現走行経路用の磁界検出部GK1として機能する誘
導用磁界センサ及び現走行経路用の磁界検出部TK1と
して機能する端部用磁界センサ(図1の場合には左側)
を初期設定する(ステップ1)。尚、上記走行経路の始
端部に位置したときに、その走行経路において適用され
る前記制御定数も併せて設定する。この制御定数の設定
について説明を加えると、現在の走行経路の始端部にお
ける左右誘導用磁界センサ13R,13Lの夫々の検出
値の差分値Znを求め、この差分値Znと、前記初回走
行経路における差分値Z1 並びに前記基準制御定数G1
に基づいて、下記〔数2〕に基づいてこの走行経路にお
ける制御定数Gnを算出する。尚、上記差分値Znは、
各走行経路の始端部において設定サンプリング時間毎に
サンプリングされた複数の検出値の平均値として算出す
る。
【0042】
【数2】Gn=(Z1 /Zn)・G1
【0043】又、誘導走行制御を開始するに際して、作
業車Vの前後長さや旋回走行した後に走行経路上に所定
姿勢で進入するまでの所要距離等を考慮して、車体の旋
回位置及びロータリー耕耘装置6の昇降操作位置を、制
御開始位置からの距離情報として予め設定しておく。
業車Vの前後長さや旋回走行した後に走行経路上に所定
姿勢で進入するまでの所要距離等を考慮して、車体の旋
回位置及びロータリー耕耘装置6の昇降操作位置を、制
御開始位置からの距離情報として予め設定しておく。
【0044】そして、図12にも示すように、作業用の
走行速度で作業車Vを走行させながら、メモリMに記憶
された誘導用制御目標値の情報と、走行距離センサ10
の検出情報とに基づいて、走行経路k上の現時点におけ
る磁界の強さの目標値を求めて、現走行経路用の磁界検
出部GK1として機能する誘導用磁界センサ13Lの検
出値と前記誘導用制御目標値とに基づいて誘導走行制御
を実行する(ステップ2)。つまり、検出値と目標値と
の偏差に制御定数Gnを乗じて操向操作量を求め、この
操向操作量になるように、操向用電動モータ9を駆動制
御する。この誘導走行制御が実行される際に、次走行経
路用の磁界検出部GK2として機能する次走行経路側の
誘導用磁界センサの検出情報(誘導用検出情報)と、次
走行経路用の磁界検出部TK2として機能する次走行経
路側の端部用磁界センサの検出情報(端部用検出情報)
の夫々を、走行距離センサ10の検出情報と対応させた
状態で、メモリMに逐次書き込み記憶させる(ステップ
3)。
走行速度で作業車Vを走行させながら、メモリMに記憶
された誘導用制御目標値の情報と、走行距離センサ10
の検出情報とに基づいて、走行経路k上の現時点におけ
る磁界の強さの目標値を求めて、現走行経路用の磁界検
出部GK1として機能する誘導用磁界センサ13Lの検
出値と前記誘導用制御目標値とに基づいて誘導走行制御
を実行する(ステップ2)。つまり、検出値と目標値と
の偏差に制御定数Gnを乗じて操向操作量を求め、この
操向操作量になるように、操向用電動モータ9を駆動制
御する。この誘導走行制御が実行される際に、次走行経
路用の磁界検出部GK2として機能する次走行経路側の
誘導用磁界センサの検出情報(誘導用検出情報)と、次
走行経路用の磁界検出部TK2として機能する次走行経
路側の端部用磁界センサの検出情報(端部用検出情報)
の夫々を、走行距離センサ10の検出情報と対応させた
状態で、メモリMに逐次書き込み記憶させる(ステップ
3)。
【0045】そして、走行距離センサ10の検出値に基
づいて、作業車Vが圃場端部までの残り距離が13mと
11mの各位置に至ったことが判別されると、誘導走行
制御における制御目標値の求める方法を変更させる。つ
まり、メモリMに記憶されている誘導用制御目標値に対
して、単に走行距離センサ10の検出値に対応する値に
基づいて制御目標値を求めるのではなく、現走行経路用
の磁界検出部TK1としての端部用磁界センサの検出値
(実測値)と、メモリMに記憶されている端部位置検出
用情報とを比較対照して、端部用磁界センサの検出値
(実測値)と同じ値の端部位置検出用情報に対応する誘
導用制御目標値に修正して、修正された制御目標値に基
づいて誘導走行制御を継続するのである(ステップ4〜
9)。
づいて、作業車Vが圃場端部までの残り距離が13mと
11mの各位置に至ったことが判別されると、誘導走行
制御における制御目標値の求める方法を変更させる。つ
まり、メモリMに記憶されている誘導用制御目標値に対
して、単に走行距離センサ10の検出値に対応する値に
基づいて制御目標値を求めるのではなく、現走行経路用
の磁界検出部TK1としての端部用磁界センサの検出値
(実測値)と、メモリMに記憶されている端部位置検出
用情報とを比較対照して、端部用磁界センサの検出値
(実測値)と同じ値の端部位置検出用情報に対応する誘
導用制御目標値に修正して、修正された制御目標値に基
づいて誘導走行制御を継続するのである(ステップ4〜
9)。
【0046】次に、圃場端部までの距離が9mの位置に
至ったことが判別されると、制御目標値を方位センサ用
のジャイロデータに変更して、以後は、方位センサ11
の検出値に基づいて直進走行させる(ステップ10〜ス
テップ12)。そして、圃場端部までの距離が5mの位
置に達すると、ロータリ耕耘装置を上昇させ、端部磁界
検出センサのゲインをダウンさせて、圃場端部までの距
離が1mの位置まで、方位センサ11の検出値に基づく
直進走行を継続する(ステップ13〜ステップ16)。
至ったことが判別されると、制御目標値を方位センサ用
のジャイロデータに変更して、以後は、方位センサ11
の検出値に基づいて直進走行させる(ステップ10〜ス
テップ12)。そして、圃場端部までの距離が5mの位
置に達すると、ロータリ耕耘装置を上昇させ、端部磁界
検出センサのゲインをダウンさせて、圃場端部までの距
離が1mの位置まで、方位センサ11の検出値に基づく
直進走行を継続する(ステップ13〜ステップ16)。
【0047】圃場端部までの距離が1mの位置に至った
(作業車Vが走行経路の端部に達した)ことが判別され
ると、走行経路数nをカウントアップし(ステップ1
7)、その走行経路数nのカウント値が圃場1内での設
定経路数nsに達していなければ(ステップ18)、前
記メモリMに書き込み記憶された磁界の強さの最大値X
mの大きさを判断して、その最大値Xmが、ゲイン調整
用設定上限値SGMを越えていれば、現行のゲインよりも
1段低いゲインの増幅器が選択されるようにアナログス
イッチAS3,AS4に対して選択信号を指令して、出
力ゲインが下げ側に変更される(ステップ19,2
0)。前記最大値Xmが、ゲイン調整用設定下限値SGL
を下回っていれば、現行のゲインよりも1段高いゲイン
の増幅器が選択されるように、アナログスイッチAS
3,AS4に対して選択信号を指令して、出力ゲインが
上げ側に変更される(ステップ22,23)。尚、この
ように出力ゲインが変更された場合には、前記制御定数
も変更量に対応して適宜修正されることになる(ステッ
プ21,24)。このようにして、磁界の強さの検出値
や出力ゲインの変更状況に応じて、常に適切な制御定数
にて電動モータを駆動制御するようにして、制御のハン
チングや検出誤差の発生を極力、抑制するようにしてい
る。
(作業車Vが走行経路の端部に達した)ことが判別され
ると、走行経路数nをカウントアップし(ステップ1
7)、その走行経路数nのカウント値が圃場1内での設
定経路数nsに達していなければ(ステップ18)、前
記メモリMに書き込み記憶された磁界の強さの最大値X
mの大きさを判断して、その最大値Xmが、ゲイン調整
用設定上限値SGMを越えていれば、現行のゲインよりも
1段低いゲインの増幅器が選択されるようにアナログス
イッチAS3,AS4に対して選択信号を指令して、出
力ゲインが下げ側に変更される(ステップ19,2
0)。前記最大値Xmが、ゲイン調整用設定下限値SGL
を下回っていれば、現行のゲインよりも1段高いゲイン
の増幅器が選択されるように、アナログスイッチAS
3,AS4に対して選択信号を指令して、出力ゲインが
上げ側に変更される(ステップ22,23)。尚、この
ように出力ゲインが変更された場合には、前記制御定数
も変更量に対応して適宜修正されることになる(ステッ
プ21,24)。このようにして、磁界の強さの検出値
や出力ゲインの変更状況に応じて、常に適切な制御定数
にて電動モータを駆動制御するようにして、制御のハン
チングや検出誤差の発生を極力、抑制するようにしてい
る。
【0048】次に、現走行経路用の磁界検出部GK1と
して機能する誘導用磁界センサを、反対側のもの(右側
のセンサ13R)に切り換える(ステップ25)。車体
の向きの変化によりそれらの位置関係が反転するからで
ある。次に、車体を次走行経路kの始端部に位置させる
べく回向走行させる回向制御を実行する(ステップ2
6)。そして、ステップ2〜26を繰り返して、各走行
経路kに沿わせて順次、作業車Vを誘導走行させ、設定
経路数nsに達すると走行経路に沿わせる誘導制御を終
了して、次に周回制御に移行する(ステップ18,2
7)。
して機能する誘導用磁界センサを、反対側のもの(右側
のセンサ13R)に切り換える(ステップ25)。車体
の向きの変化によりそれらの位置関係が反転するからで
ある。次に、車体を次走行経路kの始端部に位置させる
べく回向走行させる回向制御を実行する(ステップ2
6)。そして、ステップ2〜26を繰り返して、各走行
経路kに沿わせて順次、作業車Vを誘導走行させ、設定
経路数nsに達すると走行経路に沿わせる誘導制御を終
了して、次に周回制御に移行する(ステップ18,2
7)。
【0049】次に、上記回向制御について説明する。図
18に示すように、方位センサ11をリセットして、車
体の方位が180度反転したことが検出されるまで前輪
を最大切れ角にて操向操作するとともに、後輪の旋回内
側のものをブレーキで制動させて極力小旋回半径で旋回
走行させ(ステップ30)、誘導用制御目標値を次の走
行経路に変更する(ステップ31)。旋回走行の後、端
部用磁界センサ14R,14Lの検出情報に基づいて、
車体の位置を演算して求め、圃場端部から5mの位置に
達していなければ、その5mの位置に達するまで直進走
行させる(ステップ32〜34)。圃場端部から5mの
位置に達すると、経路始端側箇所spに幅寄せするよう
に、誘導させるための定磁界走行制御の制御目標値を設
定するとともに(ステップ35)、操向制御用のステア
リングゲインを大側になるように演算し、端部磁界検出
センサの検出ゲインをアップし、車速を低速に変更し
て、定磁界走行制御を実行する(ステップ36〜3
9)。定磁界走行制御によって、端部磁界検出センサの
検出値により、車体が経路始端側箇所spに達したと判
断されると、誘導用制御目標値を修正してから、ステア
リングゲインを大側に演算し、さらに、次の走行経路に
対して一定距離の幅寄せ走行を行った後に、ステアリン
グゲインを小側に演算し、車速を高速に変更して、旋回
制御を終了して(ステップ36〜45)、ロータリ耕耘
装置を下降させて、次の走行経路における誘導走行に移
行する。
18に示すように、方位センサ11をリセットして、車
体の方位が180度反転したことが検出されるまで前輪
を最大切れ角にて操向操作するとともに、後輪の旋回内
側のものをブレーキで制動させて極力小旋回半径で旋回
走行させ(ステップ30)、誘導用制御目標値を次の走
行経路に変更する(ステップ31)。旋回走行の後、端
部用磁界センサ14R,14Lの検出情報に基づいて、
車体の位置を演算して求め、圃場端部から5mの位置に
達していなければ、その5mの位置に達するまで直進走
行させる(ステップ32〜34)。圃場端部から5mの
位置に達すると、経路始端側箇所spに幅寄せするよう
に、誘導させるための定磁界走行制御の制御目標値を設
定するとともに(ステップ35)、操向制御用のステア
リングゲインを大側になるように演算し、端部磁界検出
センサの検出ゲインをアップし、車速を低速に変更し
て、定磁界走行制御を実行する(ステップ36〜3
9)。定磁界走行制御によって、端部磁界検出センサの
検出値により、車体が経路始端側箇所spに達したと判
断されると、誘導用制御目標値を修正してから、ステア
リングゲインを大側に演算し、さらに、次の走行経路に
対して一定距離の幅寄せ走行を行った後に、ステアリン
グゲインを小側に演算し、車速を高速に変更して、旋回
制御を終了して(ステップ36〜45)、ロータリ耕耘
装置を下降させて、次の走行経路における誘導走行に移
行する。
【0050】次に、周回走行制御について説明するが、
この周回走行は、図14に示すように、圃場の外周形状
に沿って間隔を置いて並置された3個の矩形の経路u
1,u2,u3を、内側から外側に順次移動しながら走
行する。このようにして、前記各走行経路kにおける誘
導走行にて未作業域となる圃場の外周側領域についても
耕耘作業が適切に行われ、圃場全体にわたり良好な作業
が行われ、未作業領域が発生しないようになっている。
つまり、前記制御装置12は、圃場1の角部に隣接する
2辺に沿うと共にその各辺からの距離が同一であって且
つその角部形状と同一もしくは略同一形状の角部を備え
た上記誘導経路u1を圃場1内に設定して、その誘導経
路u1に対する誘導用制御目標値を等磁界強さの情報と
して設定する制御目標値設定手段101が構成されてい
る。具体的には、図13に示すように、最内側の1周目
の誘導経路u1が矩形状の圃場1の外周形状と同一の矩
形状の誘導経路u1として設定され、その矩形状の誘導
経路u1に対する誘導用制御目標値を上記等磁界強さの
情報として設定する。
この周回走行は、図14に示すように、圃場の外周形状
に沿って間隔を置いて並置された3個の矩形の経路u
1,u2,u3を、内側から外側に順次移動しながら走
行する。このようにして、前記各走行経路kにおける誘
導走行にて未作業域となる圃場の外周側領域についても
耕耘作業が適切に行われ、圃場全体にわたり良好な作業
が行われ、未作業領域が発生しないようになっている。
つまり、前記制御装置12は、圃場1の角部に隣接する
2辺に沿うと共にその各辺からの距離が同一であって且
つその角部形状と同一もしくは略同一形状の角部を備え
た上記誘導経路u1を圃場1内に設定して、その誘導経
路u1に対する誘導用制御目標値を等磁界強さの情報と
して設定する制御目標値設定手段101が構成されてい
る。具体的には、図13に示すように、最内側の1周目
の誘導経路u1が矩形状の圃場1の外周形状と同一の矩
形状の誘導経路u1として設定され、その矩形状の誘導
経路u1に対する誘導用制御目標値を上記等磁界強さの
情報として設定する。
【0051】さらに、制御装置12は、作業車Vが前記
誘導経路u1上に位置するときに各磁界検出手段GK,
TKにて各誘導線2a,2b,2c,2dに対応して検
出される検出値を設定条件で演算処理して求めた検出値
が、前記設定した等磁界強さに一致するように、各磁界
検出手段GK,TKにて各誘導線2a,2b,2c,2
dに対応して検出される検出値を前記設定条件で演算処
理するように構成されている。具体的には、前記設定条
件での演算処理として、互いに識別された各誘導線2
a,2b,2c,2dからの磁界の各検出値k1,k
3,k2,k3を、同じ周波数で同じ大きさの電流が供
給された状態となるように、夫々の周波数fa,fb,
fcと電流値α1,α3,α2とに基づいて正規化した
正規化検出値sk1,sk3,sk2を求め(下式参
照)、その求めた夫々の正規化検出値に設定係数を乗算
することにより補正し、その補正した値を加算処理す
る。尚、下式から判るように、周波数fbで電流値α3
の誘導線2b(2d)の検出値k3を正規化の基準にし
ている。又、各誘導線2a,2b,2c,2dには、各
電流値α1,α3,α2,α3が供給されるように地上
側で制御され、その供給電流値の情報が制御装置12内
に予め記憶されている。
誘導経路u1上に位置するときに各磁界検出手段GK,
TKにて各誘導線2a,2b,2c,2dに対応して検
出される検出値を設定条件で演算処理して求めた検出値
が、前記設定した等磁界強さに一致するように、各磁界
検出手段GK,TKにて各誘導線2a,2b,2c,2
dに対応して検出される検出値を前記設定条件で演算処
理するように構成されている。具体的には、前記設定条
件での演算処理として、互いに識別された各誘導線2
a,2b,2c,2dからの磁界の各検出値k1,k
3,k2,k3を、同じ周波数で同じ大きさの電流が供
給された状態となるように、夫々の周波数fa,fb,
fcと電流値α1,α3,α2とに基づいて正規化した
正規化検出値sk1,sk3,sk2を求め(下式参
照)、その求めた夫々の正規化検出値に設定係数を乗算
することにより補正し、その補正した値を加算処理す
る。尚、下式から判るように、周波数fbで電流値α3
の誘導線2b(2d)の検出値k3を正規化の基準にし
ている。又、各誘導線2a,2b,2c,2dには、各
電流値α1,α3,α2,α3が供給されるように地上
側で制御され、その供給電流値の情報が制御装置12内
に予め記憶されている。
【0052】
【数3】 sk1=(fa/fb)・(α1/α3)・k1 sk2=(fc/fb)・(α2/α3)・k2 sk3=k3
【0053】次に、上記設定係数の乗算と加算の処理
は、長手方向の誘導線2a(又は2c)に沿って誘導走
行するときには、その誘導線2a(又は2c)からの磁
界の正規化検出値sk1(sk2)に係数1を掛けたも
のと、端部側の誘導線2c,2dからの磁界の正規化検
出値sk3に1より小さい係数(例えば、0.18)を
掛けたものとを加算するように実行する。又、短手方向
の誘導線2b(又は2d)に沿って誘導走行するときに
は、その誘導線2b(又は2d)からの磁界の正規化検
出値sk3(sk2)に係数1を掛けたものと、両側部
側の誘導線2a,2cからの磁界の正規化検出値sk1
(sk2)のうちの値が大きい方の正規化検出値sk1
(sk2)に1より小さい係数(例えば、0.18)を
掛けたものとを加算する。つまり、後者の場合は、上記
両側部側の誘導線2a,2cからの磁界の正規化検出値
sk1(sk2)の値を比較して、大きい値の方に切り
換えて使用することになる。以上の設定係数(例えば、
0.18)の乗算により、各正規化検出値を単に加算し
ただけでは、等磁界の線が角部で円弧状になるのを修正
して、図13で示すように、角部において角状となる等
磁界が存在するものとして、磁界の強さを検出すること
ができるようになる。
は、長手方向の誘導線2a(又は2c)に沿って誘導走
行するときには、その誘導線2a(又は2c)からの磁
界の正規化検出値sk1(sk2)に係数1を掛けたも
のと、端部側の誘導線2c,2dからの磁界の正規化検
出値sk3に1より小さい係数(例えば、0.18)を
掛けたものとを加算するように実行する。又、短手方向
の誘導線2b(又は2d)に沿って誘導走行するときに
は、その誘導線2b(又は2d)からの磁界の正規化検
出値sk3(sk2)に係数1を掛けたものと、両側部
側の誘導線2a,2cからの磁界の正規化検出値sk1
(sk2)のうちの値が大きい方の正規化検出値sk1
(sk2)に1より小さい係数(例えば、0.18)を
掛けたものとを加算する。つまり、後者の場合は、上記
両側部側の誘導線2a,2cからの磁界の正規化検出値
sk1(sk2)の値を比較して、大きい値の方に切り
換えて使用することになる。以上の設定係数(例えば、
0.18)の乗算により、各正規化検出値を単に加算し
ただけでは、等磁界の線が角部で円弧状になるのを修正
して、図13で示すように、角部において角状となる等
磁界が存在するものとして、磁界の強さを検出すること
ができるようになる。
【0054】そして、図13と図14に示すように、制
御装置12は、前記演算処理して求めた磁界検出値が前
記等磁界強さに一致するようにして、作業車Vが誘導経
路u1上を直進走行するように誘導走行させ、又、作業
車Vが誘導経路u1上を誘導走行しているときに、前記
演算処理して求めた磁界検出値が前記等磁界強さから設
定値以上変化するに伴って、作業車Vが誘導経路u1に
おける角部(矩形状の誘導経路u1の各辺における終端
側の角部)に達したことを検出し、且つ、その角部に達
するとその各角部において隣接する辺の始端側に移動し
て、矩形状の誘導経路u1を周回走行する周回制御を実
行するように構成されている。
御装置12は、前記演算処理して求めた磁界検出値が前
記等磁界強さに一致するようにして、作業車Vが誘導経
路u1上を直進走行するように誘導走行させ、又、作業
車Vが誘導経路u1上を誘導走行しているときに、前記
演算処理して求めた磁界検出値が前記等磁界強さから設
定値以上変化するに伴って、作業車Vが誘導経路u1に
おける角部(矩形状の誘導経路u1の各辺における終端
側の角部)に達したことを検出し、且つ、その角部に達
するとその各角部において隣接する辺の始端側に移動し
て、矩形状の誘導経路u1を周回走行する周回制御を実
行するように構成されている。
【0055】この誘導経路u1上を走行するときに、前
記左右の誘導用磁界センサ13R,13L及び端部用磁
界センサ14R,14Lのうちの一方の磁界センサが、
前記誘導用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁界検
出部として機能し、他方の磁界センサが、車体横幅方向
で隣接する次の誘導経路(図14に示すu2,u3)に
沿って作業車Vを走行させた際に前記現走行経路用の磁
界検出部にて検出されることになる次走行経路用の誘導
用磁界の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部とし
て機能する。
記左右の誘導用磁界センサ13R,13L及び端部用磁
界センサ14R,14Lのうちの一方の磁界センサが、
前記誘導用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁界検
出部として機能し、他方の磁界センサが、車体横幅方向
で隣接する次の誘導経路(図14に示すu2,u3)に
沿って作業車Vを走行させた際に前記現走行経路用の磁
界検出部にて検出されることになる次走行経路用の誘導
用磁界の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部とし
て機能する。
【0056】そして、前記制御装置12は、前記等磁界
強さの情報として設定された誘導用制御目標値と、前記
現走行経路用の磁界検出部の検出情報とに基づいて、前
記矩形状の誘導経路u1に沿って作業車Vを誘導走行さ
せるとともに、その矩形状の誘導経路u1に沿って作業
車Vが走行するときに、前記次走行経路用の磁界検出部
の検出情報を、前記走行距離センサ10の検出情報と対
応付けて誘導用制御目標値として前記メモリMに記憶さ
せる第1周回制御を実行し、その第1周回制御の後に、
前記メモリMに記憶されている誘導用制御目標値と、前
記走行距離センサ10の検出情報に対応して逐次検出さ
れる前記現走行経路用の磁界検出部の検出情報とに基づ
いて、車体横幅方向で隣接する次の誘導経路(図14に
示すu2,u3)に沿って作業車Vを誘導走行させる第
2周回制御を実行するように構成されている。つまり、
制御装置12は、各誘導経路u2,u3において、メモ
リMに記憶されている誘導用制御目標値の情報と、走行
距離センサ10により検出される各誘導経路u2,u3
の各辺の始端部からの走行距離情報とに基づいて、当該
誘導経路u2,u3上の各地点における誘導用磁界の強
さの目標値を求め、その磁界強さの目標値と、現走行経
路用の磁界検出部として機能する各誘導用磁界センサ1
3R,13L及び端部用磁界センサ14R,14Lのう
ちの一方の磁界センサの前記演算処理後の検出値との偏
差に基づいて、操向用電動モータ9を駆動制御する。
強さの情報として設定された誘導用制御目標値と、前記
現走行経路用の磁界検出部の検出情報とに基づいて、前
記矩形状の誘導経路u1に沿って作業車Vを誘導走行さ
せるとともに、その矩形状の誘導経路u1に沿って作業
車Vが走行するときに、前記次走行経路用の磁界検出部
の検出情報を、前記走行距離センサ10の検出情報と対
応付けて誘導用制御目標値として前記メモリMに記憶さ
せる第1周回制御を実行し、その第1周回制御の後に、
前記メモリMに記憶されている誘導用制御目標値と、前
記走行距離センサ10の検出情報に対応して逐次検出さ
れる前記現走行経路用の磁界検出部の検出情報とに基づ
いて、車体横幅方向で隣接する次の誘導経路(図14に
示すu2,u3)に沿って作業車Vを誘導走行させる第
2周回制御を実行するように構成されている。つまり、
制御装置12は、各誘導経路u2,u3において、メモ
リMに記憶されている誘導用制御目標値の情報と、走行
距離センサ10により検出される各誘導経路u2,u3
の各辺の始端部からの走行距離情報とに基づいて、当該
誘導経路u2,u3上の各地点における誘導用磁界の強
さの目標値を求め、その磁界強さの目標値と、現走行経
路用の磁界検出部として機能する各誘導用磁界センサ1
3R,13L及び端部用磁界センサ14R,14Lのう
ちの一方の磁界センサの前記演算処理後の検出値との偏
差に基づいて、操向用電動モータ9を駆動制御する。
【0057】以下、図19,図20のフローチャートに
基づいて制御の流れを説明する。先ず、圃場中央側での
最後の走行経路kxの終端側で最初の角(図14の左
上)に位置したことを判別すると、車速を低速にし、内
周りか外周りか(この実施形態では、内周り)を選択
し、図示しない周回数を0にリセットしてから、1周目
の経路u1に移動する(ステップ50〜53)。次に、
3周回ったか否かを、周回数(周回NO)で判断して、
3周回っていなければ、角数値をリセットする(ステッ
プ54,55)。尚、1周目の経路u1に乗り移ってか
ら、次の角部(図14の左下)に達するまでは、ロータ
リー耕耘装置6を上げておく。次に、角数値が4未満で
あれば(ステップ56)、次の角までの経路に沿って、
前記制御目標値に基づく誘導制御と、次経路用の目標値
(磁界検出値)の記憶処理とを順次実行することになる
(ステップ57,58)。ここで、上記誘導走行が圃場
の長辺側の畔に沿う場合には、圃場の中央に位置したと
きに、方位センサ11のデータバッファをクリアする
(ステップ59〜61)。そして、次の角(圃場の対角
線の位置)に位置したことを判別すると、周回数(周回
NO)に応じて、その角から次の角までの制御目標値を
設定してから、圃場隅の処理を行い、角数値を1つアッ
プする(ステップ62〜65)。次に、上記ステップ5
7からステップ65までの処理を、角数値が4になるま
で繰り返し、角数値が4のときは(ステップ56)、1
周回ったことになるので、周回数(周回NO)を1つア
ップし、制御目標値を次の経路用のデータに変更してか
ら、圃場隅の処理を行う(ステップ66〜68)。そし
て、上記周回数が3回になっていれば、周回走行を終了
する(ステップ54)。
基づいて制御の流れを説明する。先ず、圃場中央側での
最後の走行経路kxの終端側で最初の角(図14の左
上)に位置したことを判別すると、車速を低速にし、内
周りか外周りか(この実施形態では、内周り)を選択
し、図示しない周回数を0にリセットしてから、1周目
の経路u1に移動する(ステップ50〜53)。次に、
3周回ったか否かを、周回数(周回NO)で判断して、
3周回っていなければ、角数値をリセットする(ステッ
プ54,55)。尚、1周目の経路u1に乗り移ってか
ら、次の角部(図14の左下)に達するまでは、ロータ
リー耕耘装置6を上げておく。次に、角数値が4未満で
あれば(ステップ56)、次の角までの経路に沿って、
前記制御目標値に基づく誘導制御と、次経路用の目標値
(磁界検出値)の記憶処理とを順次実行することになる
(ステップ57,58)。ここで、上記誘導走行が圃場
の長辺側の畔に沿う場合には、圃場の中央に位置したと
きに、方位センサ11のデータバッファをクリアする
(ステップ59〜61)。そして、次の角(圃場の対角
線の位置)に位置したことを判別すると、周回数(周回
NO)に応じて、その角から次の角までの制御目標値を
設定してから、圃場隅の処理を行い、角数値を1つアッ
プする(ステップ62〜65)。次に、上記ステップ5
7からステップ65までの処理を、角数値が4になるま
で繰り返し、角数値が4のときは(ステップ56)、1
周回ったことになるので、周回数(周回NO)を1つア
ップし、制御目標値を次の経路用のデータに変更してか
ら、圃場隅の処理を行う(ステップ66〜68)。そし
て、上記周回数が3回になっていれば、周回走行を終了
する(ステップ54)。
【0058】圃場隅の処理(図20)では、図15に示
すように、角に位置すると、先ず、畔際までの所定距離
を前進走行してからロータリー耕耘装置6を上げ、同じ
経路を所定距離後進走行し(図のaとb、ステップ70
〜72)、次に、ステアリングを90度左側に操作して
前進走行させて、次の辺に沿う経路の移動し(図のc、
ステップ73)、その経路を畔際までの所定距離を後進
走行してから、ロータリー耕耘装置6を下げて同じ経路
を所定距離前進走行する(図のdとe、ステップ74〜
76)。尚、図14の左下の角部では、破線のように、
次の経路に移動するので、上記前進走行と後進走行の距
離は、他の角部の場合と異なる。
すように、角に位置すると、先ず、畔際までの所定距離
を前進走行してからロータリー耕耘装置6を上げ、同じ
経路を所定距離後進走行し(図のaとb、ステップ70
〜72)、次に、ステアリングを90度左側に操作して
前進走行させて、次の辺に沿う経路の移動し(図のc、
ステップ73)、その経路を畔際までの所定距離を後進
走行してから、ロータリー耕耘装置6を下げて同じ経路
を所定距離前進走行する(図のdとe、ステップ74〜
76)。尚、図14の左下の角部では、破線のように、
次の経路に移動するので、上記前進走行と後進走行の距
離は、他の角部の場合と異なる。
【0059】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、第1及び第2誘導線をループ
状に構成したが、一本の電線の両端側を地中に接地させ
て、地中内で電流戻り経路を構成してもよい。
状に構成したが、一本の電線の両端側を地中に接地させ
て、地中内で電流戻り経路を構成してもよい。
【0060】(2)上記実施形態では、誘導エリアの左
右両側に誘導走行用の第1誘導線が設置されるようにし
たが、片側にのみ設けてもよく、この場合において、誘
導走行制御は、誘導線に近い方の走行経路から順次、遠
い側の経路に誘導させてもよく、誘導線に遠い方の走行
経路から順次、近い側の経路に誘導させてもよい。
右両側に誘導走行用の第1誘導線が設置されるようにし
たが、片側にのみ設けてもよく、この場合において、誘
導走行制御は、誘導線に近い方の走行経路から順次、遠
い側の経路に誘導させてもよく、誘導線に遠い方の走行
経路から順次、近い側の経路に誘導させてもよい。
【0061】(3)上記実施形態では、移動車として四
輪型で左右前輪が操向揺動自在に設けられる構成とした
が、四輪全てが操向揺動自在に設けられて、前後車輪が
互いに異なる方向に揺動する小旋回半径での旋回を行う
形態や、前後車輪が同じ方向に揺動して移動車が斜め方
向に平行移動するような走行形態を採ることが可能な構
成であってもよい。又、左右一対のクローラ走行装置を
備え、片側に制動を加える操向操作構成を有する構成で
あってもよい。
輪型で左右前輪が操向揺動自在に設けられる構成とした
が、四輪全てが操向揺動自在に設けられて、前後車輪が
互いに異なる方向に揺動する小旋回半径での旋回を行う
形態や、前後車輪が同じ方向に揺動して移動車が斜め方
向に平行移動するような走行形態を採ることが可能な構
成であってもよい。又、左右一対のクローラ走行装置を
備え、片側に制動を加える操向操作構成を有する構成で
あってもよい。
【0062】(4)上記実施形態では、移動車としてロ
ータリー耕耘装置を備えた農作業用の作業車Vに構成し
たが、苗移植装置や薬剤散布装置等を備えたものであっ
てもよく、又、このような作業装置を備えない、運搬車
等の移動車であってもよい。
ータリー耕耘装置を備えた農作業用の作業車Vに構成し
たが、苗移植装置や薬剤散布装置等を備えたものであっ
てもよく、又、このような作業装置を備えない、運搬車
等の移動車であってもよい。
【0063】(5)上記実施形態では、端部用磁界検出
手段TKにおける次走行経路用の磁界検出部TK2の磁
界検出情報を、各走行経路kの始端側から終端側の範囲
において、走行距離の検出情報と対応付けて記憶させる
ようにしたが、経路の全範囲ではなく、少なくとも、走
行経路kの終端側箇所において、記憶させるようにし
て、その記憶情報に基づいて、移動車Vが走行経路の終
端位置に達したことを検出するようにしてもよい。
手段TKにおける次走行経路用の磁界検出部TK2の磁
界検出情報を、各走行経路kの始端側から終端側の範囲
において、走行距離の検出情報と対応付けて記憶させる
ようにしたが、経路の全範囲ではなく、少なくとも、走
行経路kの終端側箇所において、記憶させるようにし
て、その記憶情報に基づいて、移動車Vが走行経路の終
端位置に達したことを検出するようにしてもよい。
【0064】(6)上記実施形態では、経路終端位置で
180度方位を反転させるように旋回走行させてから、
現走行経路用の誘導磁界検出部GK1の磁界検出値が、
次の経路の始端側箇所spにおける誘導用磁界の強さと
同一になるように制御する定磁界制御を行いながら、現
走行経路用の端部磁界検出部TK1の磁界検出値が、上
記始端側箇所spにおける端部用磁界の強さと同一にな
るようにして、移動車Vを上記経路始端側箇所spに誘
導するようにしたが、本発明を実施する場合に、このよ
うな定磁界制御を行うものに限らない。例えば、現走行
経路用の誘導用及び端部用の各磁界検出部GK1,TK
1の各磁界検出値が、次の経路の始端側箇所spにおけ
る誘導用磁界及び端部用磁界の強さと同一になるように
制御するものでもよい。
180度方位を反転させるように旋回走行させてから、
現走行経路用の誘導磁界検出部GK1の磁界検出値が、
次の経路の始端側箇所spにおける誘導用磁界の強さと
同一になるように制御する定磁界制御を行いながら、現
走行経路用の端部磁界検出部TK1の磁界検出値が、上
記始端側箇所spにおける端部用磁界の強さと同一にな
るようにして、移動車Vを上記経路始端側箇所spに誘
導するようにしたが、本発明を実施する場合に、このよ
うな定磁界制御を行うものに限らない。例えば、現走行
経路用の誘導用及び端部用の各磁界検出部GK1,TK
1の各磁界検出値が、次の経路の始端側箇所spにおけ
る誘導用磁界及び端部用磁界の強さと同一になるように
制御するものでもよい。
【図1】移動車の誘導状態を示す平面図
【図2】誘導線の設置状態を示す平面図と断面図
【図3】磁界強度分布の一例を示す図
【図4】移動車の平面図
【図5】制御ブロック図
【図6】磁界検出部の構成図
【図7】信号処理部の構成図
【図8】誘導線の電気回路図
【図9】出力ゲインを切り換えた場合の出力特性を示す
図
図
【図10】磁界検出状態を示す図
【図11】メモリに記憶される磁界検出情報を示す図
【図12】走行経路の端部側での移動動作を説明する平
面図
面図
【図13】周回走行での制御目標値を示す平面図
【図14】周回走行での誘導走行経路を示す平面図
【図15】周回走行での圃場角部の走行状態を示す平面
図
図
【図16】制御動作のフローチャート
【図17】制御動作のフローチャート
【図18】制御動作のフローチャート
【図19】制御動作のフローチャート
【図20】制御動作のフローチャート
1 誘導エリア 2a,2c 第1誘導線 2b,2d 第2誘導線 9 操向操作手段 10 走行距離検出手段 12 制御手段 GK 誘導用磁界検出手段 GK1 現走行経路用の磁界検出部 GK2 次走行経路用の磁界検出部 TK 端部用磁界検出手段 TK1 現走行経路用の磁界検出部 TK2 次走行経路用の磁界検出部 M 記憶手段 V 移動車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 寿之 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (5)
- 【請求項1】 移動車が誘導走行される誘導エリアの外
方側に、所定方向に沿って第1誘導線が設置されるとと
もに、この第1誘導線と交差する方向に沿って第2誘導
線が設置され、 移動車側に、 前記第1誘導線に供給される電流により形成される誘導
用磁界の強さを検出する誘導用磁界検出手段と、前記第
2誘導線に供給される電流により形成される端部用磁界
の強さを検出する端部用磁界検出手段と、車体の走行距
離を検出する走行距離検出手段と、車体の向きを変更操
作自在な操向操作手段と、前記誘導エリア内において前
記第1誘導線の長手方向に沿うと共に互いに平行な複数
の走行経路の夫々において、移動車を誘導させるべく前
記操向操作手段を制御する制御手段とが備えられ、 前記誘導用磁界検出手段は、 前記複数の走行経路のうちの1つに沿って走行するとき
に、前記誘導用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁
界検出部と、隣接する次の走行経路に沿って前記移動車
を走行させた際に前記現走行経路用の磁界検出部にて検
出されることになる次走行経路用の誘導用磁界の強さを
検出する次走行経路用の磁界検出部とを備えて構成さ
れ、 前記制御手段は、 前記複数の走行経路のうちの1つに沿って走行するとき
に、前記次走行経路用の磁界検出部の検出情報を、前記
走行距離検出手段の検出情報と対応付けて誘導用制御目
標値として記憶手段に記憶させ、 前記隣接する次の走行経路に沿って前記移動車を走行さ
せるときに、前記記憶手段に記憶されている前記誘導用
制御目標値と、前記走行距離検出手段の検出情報に対応
して逐次検出される前記現走行経路用の磁界検出部の検
出情報とに基づいて、次の走行経路に沿って前記移動車
を誘導走行させるべく、前記操向操作手段を制御する誘
導制御を実行し、 且つ、前記端部用磁界検出手段の検出情報に基づいて、
前記移動車が走行経路の終端部に達したことを検出する
と、移動車を次の走行経路の始端部に向けて移動させる
ように構成されている移動車の誘導制御装置であって、 前記端部用磁界検出手段が、 前記複数の走行経路のうちの1つに沿って走行するとき
に、前記端部用磁界の強さを検出する現走行経路用の磁
界検出部と、 隣接する次の走行経路に沿って前記移動車を走行させた
際に前記現走行経路用の磁界検出部にて検出されること
になる次走行経路用の端部用磁界の強さを検出する次走
行経路用の磁界検出部とを備えて構成され、 前記制御手段は、 少なくとも走行経路の終端側箇所において、前記端部用
磁界検出手段における前記次走行経路用の磁界検出部の
検出情報を、前記走行距離検出手段の検出情報と対応付
けて前記記憶手段に記憶させ、 前記端部用磁界検出手段における現走行経路用の磁界検
出部の検出情報に基づいて、前記移動車が前記各走行経
路の終端位置に達したことを検出するに伴って、移動車
を次の走行経路に移動させるように構成され、 次の走行経路に移動させる際に、 前記記憶手段の記憶情報に基づいて、隣接する次の走行
経路の始端側箇所に対応する誘導用磁界の強さと端部用
磁界の強さとを求め、 前記誘導用磁界検出手段における現走行経路用の磁界検
出部の検出情報及び前記端部用磁界検出手段における現
走行経路用の磁界検出部の検出情報に基づいて、前記始
端側箇所に向けて移動車を誘導させるように構成されて
いる移動車の誘導制御装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、 前記各走行経路の終端位置から移動車を次の走行経路の
始端側箇所に向けて移動させる際に、 前記移動車を前記終端位置から180°方位が反転する
ように旋回走行させた後に、前記誘導用磁界検出手段に
おける現走行経路用の磁界検出部による検出値が、前記
始端側箇所における誘導用の磁界の強さと同一の磁界の
強さになるように、前記操向操作手段を制御する定磁界
制御を実行し、 前記端部用磁界検出手段における現走行経路用の磁界検
出部による検出値が前記記憶手段に記憶されている前記
始端側箇所における端部用の磁界の強さになるに伴って
移動車が前記始端側箇所に達したことを判別すると、そ
の後は、前記記憶手段に記憶されている誘導用制御目標
値に基づいて前記誘導制御を実行するように構成されて
いる請求項1記載の移動車の誘導制御装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、 前記操向操作手段を制御するときの制御ゲインを、前記
定磁界制御を実行するときは、前記誘導制御を実行する
ときよりも大になるように変更設定するように構成され
ている請求項2記載の移動車の誘導制御装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、 前記移動車の走行速度を変更可能に構成され、且つ、前
記移動車の車速を、前記定磁界制御を実行するときは前
記誘導制御を実行するときよりも低速に変更設定するよ
うに構成されている請求項2又は3記載の移動車の誘導
制御装置。 - 【請求項5】 前記誘導用磁界検出手段における現走行
経路用の磁界検出部と、次走行経路用の磁界検出部と
が、車体横幅方向に設定間隔を隔てて設置され、前記制
御手段は、 前記移動車が現走行経路から次走行経路に移動するに従
って前記第1誘導線に近づく場合には、1つの走行経路
を走行するときに前記操向操作手段を制御するときの制
御ゲインを、その走行経路における前記現走行経路用の
磁界検出部の検出値と前記次走行経路用の磁界検出部の
検出値との差分値に基づいて補正するように構成され、 前記移動車が現走行経路から次走行経路に移動するに従
って前記第1誘導線から遠ざかる場合には、1つの走行
経路を走行するときに前記操向操作手段を制御するとき
の制御ゲインを、その走行経路よりも1つ前の走行経路
における前記現走行経路用の磁界検出部の検出値と前記
次走行経路用の磁界検出部の検出値との差分値に基づい
て補正するように構成されている請求項1〜4のいずれ
か1項に記載の移動車の誘導制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089679A JPH11288312A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 移動車の誘導制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089679A JPH11288312A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 移動車の誘導制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11288312A true JPH11288312A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13977456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10089679A Pending JPH11288312A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 移動車の誘導制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11288312A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023211775A1 (en) * | 2022-04-29 | 2023-11-02 | Carbon Autonomous Robotic Systems Inc. | System and method for autonomous field navigation |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10089679A patent/JPH11288312A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023211775A1 (en) * | 2022-04-29 | 2023-11-02 | Carbon Autonomous Robotic Systems Inc. | System and method for autonomous field navigation |
| US12517518B2 (en) | 2022-04-29 | 2026-01-06 | Carbon Autonomous Robotic Systems Inc. | Systems and methods for autonomous field navigation |
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