JPH11288408A - 分散処理システムおよび障害解析情報の保存方法 - Google Patents

分散処理システムおよび障害解析情報の保存方法

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JPH11288408A
JPH11288408A JP11018055A JP1805599A JPH11288408A JP H11288408 A JPH11288408 A JP H11288408A JP 11018055 A JP11018055 A JP 11018055A JP 1805599 A JP1805599 A JP 1805599A JP H11288408 A JPH11288408 A JP H11288408A
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Yoshifumi Nogami
敬文 野上
Shigehiro Hatakeyama
重浩 畠山
Naoyuki Matsunaga
直行 松永
Takafumi Shinsenji
貴文 秦泉寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのサーバで障害が発生した時、上記障害
に関係する複数のサーバが一斉に障害解析情報の保存動
作を実行できるようにした障害解析情報の保存方法およ
びシステムの提供。 【解決手段】 監視装置と複数のサーバとからなる計算
機ネットワークにおいて、各サーバが、データ処理過程
で各ソフトウエア毎に障害解析情報を記憶するためのデ
ータファイルと、障害が発生した時、実行中のソフトウ
エアの識別子を含む障害通知メッセージを上記監視装置
に送信するため機能を備え、上記監視装置が、何れかの
サーバから受信した1つの障害通知メッセージに応答し
て、該障害通知メッセージに含まれるソフトウエア識別
子で特定される1以上のサーバに、障害解析情報の保存
を指令する機能を備える。 【効果】 人為的操作が不要で、保存動作の遅れによる
情報喪失を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害発生時の障害
解析情報の保存技術に関し、特に、複数のサーバにより
構成される分散処理システムに適したソフトウェア障害
解析情報の保存方法および保存システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のサーバからなる分散処理システム
上で動作するソフトウェア製品(プログラム)群は、個
々のサーバ内でのローカルなデータ処理以外に、複数の
サーバが互いに連繋してデータ処理を実行することによ
り、大規模なシステム動作の実現を可能にしている。上
記分散処理システムでは、データ処理を実行中に1つの
サーバでソフトウエア障害が発生した場合、上記サーバ
が所有する障害解析情報(トレース情報あるいはログデ
ータ等)だけでは障害原因を究明できない場合がある。
また、ソフトウェア製品のトレース情報等、システム障
害の原因究明に必要な障害解析情報の殆どは、ラップア
ラウンド機能のものとなっているため、障害解析情報の
保存ファイルへの退避が遅れると、重要な情報が喪失し
てしまう場合がある。
【0003】一般に、ソフトウエア・バグを含むシステ
ム障害が発生すると、監視端末装置に障害の発生を知ら
せる障害報知メッセージが表示される。従来は、監視端
末のディスプレイに障害報知メッセージが表示される
と、監視端末のオペレータがシステム管理者(またはメ
ーカ等)に連絡し、システム管理者が、障害の内容およ
び障害が発生したサーバ(以下、障害サーバと言う)と
を確認し、障害原因の究明に必要な障害解析情報の収集
作業を開始している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数のサーバが連繋し
たデータ処理中に障害が発生すると、障害サーバのみな
らず、これと連繋動作している他のサーバからも障害解
析情報を収集する必要がある。この場合は、障害解析情
報を収集すべきサーバを特定し、これら複数のサーバに
対して速やかに障害解析情報の保存、または監視端末装
置への障害解析情報の転送を指令しなければならない。
複数のコンピュータからのログデータの収集に関する従
来技術として、例えば、特開平5−250229号公報
では、全てのコンピュータに自動的にログデータの送信
を要求した場合に生じる負荷の増加問題を解決するため
に、各コンピュータから送信されたログデータを解析
し、エラーが見つかったログデータの送信元コンピュー
タに対しては次回もログデータの送信を要求し、ログデ
ータエラーの無かったコンピュータについては、次回の
ログデータの送信要求を見合わせることによって、正常
に動作しているコンピュータにおけるログデータ送信負
荷を軽減することが提案されている。
【0005】しかしながら、上記従来技術は、障害コン
ピュータと連繋動作する他のコンピュータが、それらが
正常にデータ処理している限り次回のログデータの収集
対象からは除外されるため、正常コンピュータからも障
害分析情報の収集を必要とする分散処理システムには適
用できない。また、ソフトウエア障害を含むシステム障
害の発生時に監視端末装置のオペレータやシステム管理
者の判断で特定のサーバに障害解析情報の保存を指令す
る従来の障害解析情報の収集方法では、人為的な判断と
監視端末からの指令操作を前提としているため、障害解
析情報の保存と収集に時間がかかり、重要な情報が喪失
してしまうおそれがある。
【0006】本発明の目的は、障害発生時に、人為的な
判断と端末操作を必要とすることなく、自動的に障害解
析情報を保存できる障害解析情報の保存方法を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、1つのサーバで障害
が検出された時、該サーバのみならず、上記障害と関係
する他のサーバでも障害解析情報を自動的に保存できる
障害解析情報保存システムを提供することにある。本発
明の更に他の目的は、1つのサーバで障害が検出された
時、複数のサーバに分散して蓄積されている障害解析情
報を自動的、且つ迅速に保存可能な分散処理システムお
よび計算機ネットワークを提供することにある。本発明
の更に他の目的は、1つのサーバで障害が検出された
時、他のサーバが所有する上記障害と関係する障害解析
情報を自動的に特定し、複数のサーバに対して障害解析
情報の保存を指令する監視端末装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による計算機ネットワークは、通信ネットワ
ークを介して監視装置と結合された複数のサーバからな
り、上記各サーバが、複数のソフトウエアを装備し、デ
ータ処理の実行過程で、各ソフトウエア毎に障害原因解
析に利用される障害解析情報を記憶するためのデータフ
ァイルと、障害が発生した時、実行中のソフトウエアの
識別子を含む障害通知メッセージを上記監視装置に送信
するための手段とを有し、上記監視装置が、上記何れか
のサーバから受信した1つの障害通知メッセージに応答
して、該障害通知メッセージに含まれるソフトウエア識
別子に基いて特定される1以上のサーバに、障害解析情
報の保存を指令するための手段を有することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明による分散処理システムは、
通信ネットワークを介して互いに連繋してデータ処理を
実行する機能を有する複数のサーバと、上記通信ネット
ワークに結合された監視端末装置とからなり、該監視端
末装置が、それぞれソフトウエア識別子を含む索引コー
ドと、障害解析情報の保存動作に関係する複数のリソー
スを定義した少なくとも1組のリソース定義データとか
らなる複数のデータレコードが記憶された管理テーブル
を有し、上記何れかのサーバからソフトウエア識別子を
含む障害通知メッセージを受信した時、上記管理テーブ
ル上の上記ソフトウエア識別子と対応するデータレコー
ドにおいて上記リソースのうちの1つとして定義されて
いるサーバに対して、障害解析情報の保存を指令するよ
うにしたことを特徴とする。
【0009】更に詳述すると、上記管理テーブルの各デ
ータレコードは、例えば、障害解析情報の保存動作を実
行すべきサーバと、障害解析情報が存在するデータファ
イルと、障害解析情報の退避先となる出力ファイルとを
定義した少なくとも1組のリソース定義データを含み、
上記監視端末装置は、上記リソース定義データで定義さ
れたデータファイルと出力ファイルとを指定して、上記
サーバに障害解析情報の保存を指令する。本発明の好ま
しい実施例によれば、上記管理テーブルに記憶されたデ
ータレコードのうちの少なくとも1つが、1つの索引コ
ードと対応して複数組のリソース定義データを含んでお
り、上記監視端末装置が、1つの障害通知メッセージの
受信に応答して、上記複数組のリソース定義データで定
義された複数のサーバに対して、障害解析情報の保存を
指令できるようにしている。また、本発明の好ましい実
施例によれば、上記管理テーブルに記憶される各データ
レコードの索引コードが、上記ソフトウエア識別子に付
随して、障害の種類を示す付加コードを含み、上記サー
バから送信される障害通知メッセージが、ソフトウエア
識別子と障害の種類を示す付加コードとからなるメッセ
ージ識別子を含み、上記監視端末が、何れかのサーバか
ら障害通知メッセージを受信した時、該受信メッセージ
のメッセージ識別子に基いて上記管理テーブルを検索す
ることによって、上記管理テーブルで予め指定された特
定のソフトウエアで特定種類の障害が発生した場合に、
前記障害解析情報の保存を指令されるようにしている。
【0010】本発明による監視端末装置は、通信ネット
ワークを介して複数のサーバと接続され、上記サーバで
実行されるソフトウエアの識別子を含む複数の索引コー
ドと対応して、障害解析情報の保存動作に関係する複数
のリソースを定義した複数組のリソース定義データを記
憶するための管理テーブルと、上記何れかのサーバから
ソフトウエア識別子を含む障害通知メッセージを受信し
た時、上記管理テーブルから、上記障害通知メッセージ
に含まれるソフトウエア識別子と対応した少なくとも1
組のリソース定義データを検索するための手段と、上記
検索されたリソース定義データにおいて上記複数のリソ
ースのうちの1つとして定義されているサーバに対し
て、障害解析情報の保存を指令する制御メッセージを送
信するための手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明による障害解析情報の保存方
法は、通信ネットワークを介して互いに連繋してデータ
処理を実行する複数のサーバと、上記通信ネットワーク
に接続され、それぞれソフトウエアの識別子と、障害解
析情報の保存動作に関係する複数のリソースを定義した
少なくとも1組のリソース定義データとからなる複数の
データレコードを記憶した管理テーブルを有する監視端
末装置とからなる分散処理システムにおいて、データ処
理中にソフトウエア障害を検出したサーバから上記監視
端末装置に、実行中のソフトウエアの識別子を含む障害
通知メッセージを送信し、上記監視端末装置が、上記障
害通知メッセージを受信した時、上記管理テーブルに記
憶されている上記障害通知メッセージのソフトウエア識
別子と対応したデータレコードを参照し、上記データレ
コードで上記複数のリソースのうちの1つとして定義さ
れているサーバに対して、障害解析情報の保存を指令
し、上記保存を指令されたサーバが、障害解析情報の保
存動作を実行するようにしたことを特徴とする。
【0012】上記障害解析情報の保存指令は、具体的に
は、上記監視端末装置が、障害通知メッセージの受信に
応答して、上記管理テーブル内のデータレコードでリソ
ースの1つとして定義されているソース・ファイルと出
力ファイルとを指定した形で行う。好ましい実施例で
は、上記監視端末装置は、障害通知メッセージの受信に
応答して、管理テーブルに記憶されている上記障害通知
メッセージのソフトウエア識別子と対応した複数のデー
タレコードを参照し、上記参照された複数のデータレコ
ードで定義されている複数のサーバに対して、障害解析
情報の保存を指令する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による分散処理シ
ステムを構成する計算機ネットワークの1例を示す。分
散処理システムは、通信ネットワークで接続された監視
端末装置11と、複数のサーバ12(12A〜12D)
と、複数のユーザ端末装置13とからなる。本実施例で
は、監視端末装置11はLAN1に接続され、 サーバ
12A〜12DはLAN―2〜LAN−nに接続され、
これらのLANが広域ネットワーク(WAN)14によ
って相互接続されている。尚、上記各LAN1〜LAN
−nは、サーバ12を利用するための複数のユーザ端末
装置13を含むが、図1では、簡単化のために、LAN
−2に接続された1つの端末装置のみを示している。
【0014】監視端末装置11は、後述する障害メッセ
ージ管理テーブル30を記憶するためのデータファイル
51と、表示装置52と、入力装置53を有し、この他
に、図2に示すように、監視端末装置の全体動作を制御
するための統合管理制御プログラム21と、各サーバか
らのメッセージを受信処理するためのメッセージ受信プ
ログラム22と、受信メッセージの中から障害メッセー
ジを判別し、障害分析情報の保存をサーバに命令するた
めの障害メッセージ処理プログラム23と、各種のアプ
リケーションプログラム24とが格納されるプログラム
メモリ110(図1では省略)を備えている。
【0015】一方、各サーバ12(12A〜12D)
は、サーバ12Aで代表して示すように、データファイ
ル55と障害解析情報を保存するための保存ファイル5
6を有し、この他の要素として、図3に示すように、分
散処理ソフトウエア41と、SYSLOGメッセージ送
信プログラム42と、障害分析情報保存プログラム43
と、その他のアプリケーションプログラム44が格納さ
れるプログラムメモリ120(図1では省略)を備えて
いる。上記分散処理ソフトウェア41は、例えば、トラ
ンザクション管理、データベース制御、バッチ処理等の
ための複数のプログラムを含む。
【0016】各サーバ12は、上記分散処理ソフトウエ
ア41に従って、必要に応じてサーバ相互間でメッセー
ジを送受信することにより互いに連繋しながら、ユーザ
端末装置13からのユーザ操作に応答したデータ処理を
実行する。尚、上記各サーバ12は、他のサーバと連携
動作する分散処理システムの他に、それぞれが独立して
アプリケーションプログラム44を実行するローカルな
データ処理システムとしても機能する。また、監視端末
装置11も、アプリケーションプログラムを実行するこ
とによって、監視機能以外のローカルなデータ処理シス
テムとしても機能する。
【0017】各サーバ12のデータファイル55には、
上記分散処理ソフトウエア41の実行によって生成され
る各種のデータが格納される。上記データファイル55
には、これらの一般的なデータの他に、障害発生時に障
害原因の究明と復旧処理に備えて、データ処理の実行過
程の要所ポイントで生成される履歴情報(あるいはトレ
ース情報)が、実行中のソフトウエアと対応したファイ
ルエリアに格納される。
【0018】各サーバ12は、ユーザ端末との間で通信
されるメッセージや、他のサーバとの間で連繋したデー
タ処理のために通信されるメッセージとは別に、定期的
あるいは上記履歴情報の記録時にSYSLOGメッセー
ジ60を生成し、監視端末装置11に送信する。
【0019】図4に示すように、SYSLOGメッセー
ジ60は、ヘッダ61と情報フィールド62とからな
る。上記ヘッダ61は、監視端末装置のアドレスが設定
される宛先アドレスと、該メッセージの送信元サーバの
アドレスが設定される送信元アドレスを含み、上記情報
フィールド62は、メッセージID621とメッセージ
内容622を含む。
【0020】上記メッセージID621は、実行された
ソフトウェア(プログラム)の識別子を示す主コード
と、障害の状態を示す付加コードとからなる。上記付加
コードとして、例えば、エラーの有無や、リトライによ
りエラーが回復したことを示す警報(warning)
等を表示するビット情報が設定される。また、上記メッ
セージ内容622には、通常の場合はログ情報が設定さ
れ、障害が発生した場合は、エラー内容を示す情報が設
定される。上記SYSLOGメッセージ60は、メッセ
ージ送信プログラム42によってLANに送出され、W
AN14を介して監視端末装置11に転送される。以下
の説明では、上記SYSLOGメッセージのうち、付加
コードとして障害の発生を示す状態コードが設定された
ものを特に障害通知メッセージと言う。
【0021】図5は、監視端末装置11のデータファイ
ル51に形成される障害通知メッセージ管理テーブル3
0の構成を示す。障害通知メッセージ管理テーブル30
には、障害解析情報の取得または保存が必要となる特定
のメッセージID31と対応して、少なくとも1組のリ
ソース定義データが登録される。上記メッセージID3
1は、障害通知メッセージ管理テーブル30の索引コー
ドとして使用されるものであり、障害通知メッセージ6
0に付されたメッセージID621のうちの1つと対応
している。また、上記リソース定義データは、障害解析
情報の保存動作に関係する複数のリソースを特定するた
めのものであり、障害分析情報が存在しているソースフ
ァイルを示すデータファイルID32と、障害分析情報
の退避先ファイル(メモリ領域)を示す出力ファイルI
D33と、上記ソースファイルから退避先ファイルへの
障害分析情報の転送動作(保存動作)を実行すべきサー
バを示す対象サーバID34とを含んでいる。上記対象
サーバID34は、通信ネットワーク上で各サーバにメ
ッセージを送信する際の宛先アドレスとなる。
【0022】障害メッセージ管理テーブル30は、図5
に示すように、1つのメッセージIDと対応して複数組
のリソース定義データを登録できる。すなわち、本発明
では、或るサーバで障害が発生した時に、その障害の原
因究明に必要となる複数サイトに分散して格納されてい
る障害解析情報を自動的に保存するために、複数のサー
バが互いに連繋してデータ処理動作を実行するソフトウ
エアに関して、障害解析情報の保存動作を実行すべき複
数のサーバと、各サーバ毎にアクセスすべき入出力ファ
イルを定義できるようになっている。これらのテーブル
情報は、分散処理システムの構築時に、ソフトウェア製
品41のそれぞれについて、保守者等により登録され
る。尚、図5に示した管理テーブル30では、メッセー
ジID31を索引コードとする1つのデータレコードが
複数組のリソース定義データを含む形式となっている
が、同一メッセージID(索引コード)を持つ複数のデ
ータレコードを用意し、1つのデータレコードが1組の
リソース定義データを含むテーブル構成としてもよい。
【0023】監視端末装置11は、サーバ12からSY
SLOGメッセージ60を受信すると、メッセージ受信
プログラム22によって、受信メッセージからメッセー
ジID621を抽出し、障害通知メッセージ処理プログ
ラム23を起動する。障害通知メッセージ処理プログラ
ム23は、図6に示すように、上記メッセージID62
1を受信すると(ステップ241)、該メッセージID
の付加コードの内容から、受信メッセージが通常のSY
SLOGメッセージか障害通知メッセージか否かを判定
する(ステップ242)。受信メッセージが通常のSY
SLOGメッセージの場合は、この障害通知メッセージ
処理プログラム23を終了する。上記受信メッセージが
障害通知メッセージの場合は、障害通知メッセージ管理
テーブル30を参照して、上記メッセージID621が
管理テーブル30に登録されたメッセージID31と一
致したものか否かを判定する(ステップ243)。も
し、上記メッセージID621と一致するメッセージI
Dが管理テーブル30に登録されていなければ、上記メ
ッセージID621と対応した表示内容をもつ障害メッ
セージを表示装置52に表示する(ステップ246)。
表示装置への障害メッセージの出力は、報知統合管理制
御プログラム21を介して、行っても良い。
【0024】ステップ243で、メッセージID621
が管理テーブル30に登録された何れかのメッセージI
D31と一致していた場合、管理テーブル30から上記
一致メッセージID31を含むデータレコードを読み取
り(ステップ244)、対象サーバID34で指定され
たサーバに対して、障害解析情報の保存を指令(ステッ
プ245)し、然る後に、上記メッセージID621と
対応した内容を持つ障害メッセージを表示装置52に表
示する(ステップ246)。サーバに対する上記障害解
析情報の保存指令は、管理テーブル30から読み出され
たデータレコードを統合管理制御プログラム21に渡
し、統合管理制御プログラム21によって、対象サーバ
ID34で指定された各サーバ宛に、障害解析情報の保
存命令と、データファイルID32と、出力ファイルI
D33とを含む制御メッセージを送信することによって
達成できる。上記管理テーブル30に、上記一致したメ
ッセージID31と対応して複数組のリソース定義デー
タが登録してあった場合は、これら複数組のリソース定
義データに基いて、複数のサーバに障害解析情報の保存
命令が発行される。
【0025】各サーバ12は、監視端末装置11から上
記制御メッセージを受信すると、図7に示す障害解析情
報保存プログラム43を実行する。先ず、受信メッセー
ジからデータファイルID32と出力ファイルID33
を受け取り(ステップ431)、データファイル55内
の上記データファイルID32で特定されるメモリ領域
に存在するデータを障害解析情報として読み取り(ステ
ップ432)、これを保存ファイル56内の上記出力フ
ァイルID33で特定されたメモリ領域に書きこむ(ス
テップ433)。上記保存ファイル56への障害解析情
報の書き込みは、必要なメモリ容量を少なくするため
に、障害解析情報をデータ圧縮した形で行ってもよい。
【0026】各サーバ12は、その後に監視端末装置1
1から消去指示があるまで、上記保存ファイル56に障
害解析情報を保持する。また、各サーバ12は、監視端
末装置11から、上記障害解析情報の転送を要求する制
御メッセージを受信すると、上記保存ファイル56から
障害解析情報を読み出し、これを監視端末装置11に転
送する。上記障害解析情報の転送要求メッセージは、表
示装置52に出力された障害報知を見た監視端末装置1
1のオペレータが入力装置53から入力する入力コマン
ドに応答して起動される障害原因の究明/復旧のための
プログラム(図示せず)の実行過程で生成される。
【0027】上記実施例では、障害通知メッセージ管理
テーブル30におけるデータレコードの索引コードとし
て、ソフトウエア識別子(主コード)と障害状態コード
(付加コード)とからなるメッセージID31を適用
し、受信メッセージに含まれるメッセージID621と
上記索引コードとを照合することによって、障害解析情
報の保存動作の要否を判断するようにしている。しかし
ながら、図6に示した障害通知メッセージの処理プログ
ラム23の判定ステップ242において、メッセージI
D621の付加コードが障害解析情報の保存を要する特
定の障害を示しているか否かを判定するようした場合
は、上記管理テーブル30による障害コード(付加コー
ド)の照合は不要となる。すなわち、管理テーブル30
の索引コード31として、メッセージIDに代えてソフ
トウエア識別子のみを適用し、各受信メッセージのメッ
セージID621から主コードとして設定されているソ
フトウエア識別子を抽出し、これを上記管理テーブルの
索引コードと照合するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、計算機ネットワークにおける1つ
の計算機(サーバ)で障害が発生した時、上記計算機か
ら障害通知を受けた監視端末装置が、保存動作すべき計
算機に対して自動的に保存命令を発行し、この保存指令
を受けた計算機が障害解析情報を自動的に保存ファイル
に退避するようになっているため、障害原因の究明に必
要な障害解析情報を喪失するおそれがない。また、本発
明によれば、1つの計算機で障害が発生した時、上記障
害と関係する他の計算機が所有する障害解析情報につい
ても、上記監視端末装置から自動的に保存命令が発行で
きるようになっているため、特に、複数の計算機が連繋
してデータ処理を実行する分散処理システムにおける障
害原因の究明と障害の復旧に極めて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される分散処理システムの構成を
示すブロック図。
【図2】監視端末装置11が備えるソフトウエアを説明
するための図。
【図3】サーバ12が備えるソフトウエアを説明するた
めの図。
【図4】サーバから監視端末装置へ送信されるメッセー
ジのフォーマットを示す図。
【図5】監視端末装置11が備える障害メッセージ管理
テーブルの構成を示す図。
【図6】監視端末装置が実行する障害メッセージ処理プ
ログラム23を示すフローチャート。
【図7】サーバが実行する障害分析情報保存プログラム
43を示すフローチャート。
【符号の説明】
11:監視端末装置、12:サーバ、13:ユーザ端末
装置、14:WAN、30:障害通知メッセージ管理テ
ーブル、51:データファイル、52:表示装置、5
3:入力装置、55:データファイル、56:保存ファ
イル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 直行 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウエア開発本部内 (72)発明者 秦泉寺 貴文 大阪府大阪市中央区北浜三丁目5番29号日 立西部ソフトウエア株式会社内 (72)発明者 秦 登志雄 大阪府大阪市中央区北浜三丁目5番29号日 立西部ソフトウエア株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークを介して互いに連繋して
    データ処理を実行する機能を備えた複数のサーバと、上
    記通信ネットワークに結合された監視端末装置とからな
    り、上記監視端末装置が、それぞれソフトウエア識別子
    を含む索引コードと、障害解析情報の保存動作に関係す
    るリソースを定義している少なくとも1組のリソース定
    義データとからなる複数のデータレコードを記憶した管
    理テーブルを有し、上記何れかのサーバからソフトウエ
    ア識別子を含む障害通知メッセージを受信した時、上記
    管理テーブル上で上記ソフトウエア識別子と対応するデ
    ータレコードにおいて上記リソースのうちの1つとして
    定義されているサーバに対して、障害解析情報の保存を
    指令するようにしたことを特徴とする分散処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記管理テーブルのリソース定義データの
    各組が、障害解析情報の保存動作を実行すべきサーバ
    と、障害解析情報が存在するデータファイルと、障害解
    析情報の退避先となる出力ファイルとを定義しており、 前記監視端末装置が、上記リソース定義データで定義さ
    れたデータファイルと出力ファイルとを指定して、前記
    サーバに前記障害解析情報の保存を指令することを特徴
    とする請求項1に記載の分散処理システム。
  3. 【請求項3】通信ネットワークを介して複数のサーバと
    接続された監視端末装置において、 それぞれ上記サーバで実行されるソフトウエアの識別子
    を含む複数の索引コードと対応して、障害解析情報の保
    存動作に関係する複数のリソースを定義した複数組のリ
    ソース定義データを記憶した管理テーブルと、 上記何れかのサーバからソフトウエア識別子を含む障害
    通知メッセージを受信した時、上記管理テーブルから、
    上記障害通知メッセージに含まれるソフトウエア識別子
    と対応した少なくとも1組のリソース定義データを検索
    するための手段と、 上記検索されたリソース定義データにおいて上記複数の
    リソースのうちの1つとして定義されているサーバに対
    して、障害解析情報の保存を指令する制御メッセージを
    送信するための手段とを有することを特徴とする監視端
    末装置。
  4. 【請求項4】前記管理テーブルに記憶されるリソース定
    義データの各組が、前記リソースとして、障害解析情報
    の保存動作を実行すべきサーバと、障害解析情報が存在
    するデータファイルと、障害解析情報の退避先となる出
    力ファイルとを定義しており、 前記送信手段が、上記
    リソース定義データで定義された上記データファイルと
    出力ファイルとを含む制御メッセージを前記サーバに送
    信するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の監
    視端末装置。
  5. 【請求項5】通信ネットワークを介して互いに連繋して
    データ処理を実行する複数のサーバと、上記通信ネット
    ワークに接続され、それぞれソフトウエアの識別子と、
    障害解析情報の保存動作に関係する複数のリソースを定
    義した少なくとも1組のリソース定義データとからなる
    複数のデータレコードを記憶した管理テーブルを有する
    監視端末装置とからなる分散処理システムにおける障害
    解析情報の保存方法において、 データ処理中にソフトウエア障害を検出したサーバから
    上記監視端末装置に、実行中のソフトウエアの識別子を
    含む障害通知メッセージを送信し、 上記監視端末装置が、上記障害通知メッセージを受信し
    た時、上記管理テーブルに記憶されている上記障害通知
    メッセージのソフトウエア識別子と対応したデータレコ
    ードを参照し、上記データレコードで上記複数のリソー
    スのうちの1つとして定義されているサーバに対して、
    障害解析情報の保存を指令し、 上記保存を指令されたサーバが、障害解析情報の保存動
    作を実行するようにしたことを特徴とする障害解析情報
    の保存方法。
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