JPH11288588A - 半導体回路装置 - Google Patents

半導体回路装置

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JPH11288588A
JPH11288588A JP10089794A JP8979498A JPH11288588A JP H11288588 A JPH11288588 A JP H11288588A JP 10089794 A JP10089794 A JP 10089794A JP 8979498 A JP8979498 A JP 8979498A JP H11288588 A JPH11288588 A JP H11288588A
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Takashi Kono
隆司 河野
Katsukichi Mitsui
克吉 光井
Kiyohiro Furuya
清広 古谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定に所定のレベルの高電圧を発生する。 【解決手段】 活性化信号に応答して活性化され、高電
圧Vppの基準電圧(VREF)と比較するVpp検出
回路(20ca)は、初期制御回路(20d)の制御の
下に、所定期間強制的に活性状態とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体回路装置
に関し、特に、内部で所定の電圧レベルの内部電圧を発
生する回路の構成に関する。より特定的には、この発明
は、半導体記憶装置において、動作電源電圧よりも高い
電圧レベルの昇圧電圧を生成する昇圧電圧発生回路の構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】図53は、従来の半導体回路装置の構成
を概略的に示す図である。図53において、半導体回路
装置CHは、外部から与えられる電源電圧VCCから、
この電源電圧VCCよりも高い一定の電圧レベルの高電
圧Vppを発生するVpp発生回路PGと、高電圧Vp
pおよび電源電圧VCCを利用して所定の動作を行なう
内部回路NKを含む。この内部回路NKは、Vpp発生
回路PGからの高電圧Vppを利用するVpp利用回路
NKaを含む。
【0003】MOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効
果トランジスタ)を含む半導体回路装置において高密度
高集積化が進んだ場合、MOSトランジスタのサイズが
微小化される。この微小化されたMOSトランジスタの
ゲート絶縁膜の信頼性を確保するためには、MOSトラ
ンジスタへ過剰な大電圧が印加されるのを防止する必要
がある。したがって、半導体回路装置の高集積化および
高密度化が進むにつれて、電源電圧VCCの電圧レベル
は低下される。これは、また、信号振幅を小さくするこ
とによる高速動作および信号線の充放電電流の低減によ
る消費電流の低減を図る。
【0004】このような微小化されたMOSトランジス
タを構成要素とする半導体回路装置において、電源電圧
VCCよりも高い電圧レベルの高電圧Vppを利用する
のは以下の理由による。
【0005】図54は、従来の半導体回路装置に含まれ
るMOSトランジスタの電圧印加態様を示す図である。
図54において、nチャネルMOSトランジスタNQの
ゲートCGに、高電圧Vppと接地電圧(0V)GND
の間で変化する電圧が与えられる。入力信号INは、電
源電圧VCCと接地電圧GND(0V)の間で変化す
る。nチャネルMOSトランジスタNQが、しきい値電
圧Vthを有する場合、ソースからドレインに対し、ゲ
ート電圧V(CG)−Vthの電圧を伝達することがで
きる。したがって、高電圧Vppを、電圧VCC+Vt
h以上の電圧レベルに設定すれば、MOSトランジスタ
Qのしきい値電圧損失の影響を受けることなく、電源電
圧VCCと接地電圧(0V)の間で変化する出力信号O
UTを得ることができる。
【0006】このようなnチャネルMOSトランジスタ
において、しきい値電圧損失の問題を防止し、確実に、
電源電圧VCCの振幅の信号を伝達するために、高電圧
Vppが利用される。これにより、電源電圧VCCの電
圧レベルが低い場合においても、正確に所望の振幅の内
部信号を伝達することができる。このようなしきい値電
圧損失の影響が顕著な例は、この半導体回路装置が半導
体記憶装置の場合の、メモリセルの読出データである。
【0007】図55は、従来の半導体記憶装置のメモリ
セルの構成を示す図である。図55において、メモリセ
ルMCが、ワード線WLとビット線BLの交差部に対応
して配置される。このメモリセルMCは、情報を記憶す
るためのキャパシタCmと、ワード線WL上の信号電位
に応答して導通してキャパシタCmとビット線BLとを
接続するアクセストランジスタQmを含む。このアクセ
ストランジスタQmは、nチャネルMOSトランジスタ
で構成される。メモリセルMCは、行列状に配列され、
ワード線WLに1行にメモリセルが配置され、ビット線
BLおよび/BLに、1列のメモリセルが配置される。
図示の例では、ワード線WLとビット線/BLの交差部
には、メモリセルMCは配置されない。
【0008】ビット線BLおよび/BLは、中間電圧レ
ベルにプリチャージされる。ワード線WLが選択された
とき、アクセストランジスタQmが導通し、キャパシタ
Cmに蓄積された電荷に従ってビット線BLの電位が変
化する。このビット線BLおよび/BLの電位差が、図
示しないセンスアンプにより、差動増幅されてラッチさ
れる。HレベルのデータをキャパシタCmが格納する場
合、ビット線BLは、電源電圧Vcca(アレイ電源電
圧)レベルに駆動される。このとき、ワード線WLは、
このHレベルの電圧Vccaよりもさらにアクセストラ
ンジスタQmのしきい値電圧Vth高い電圧レベルに駆
動される。これにより、キャパシタCmには、アクセス
トランジスタQmのしきい値電圧の影響を受けることな
く、Vccaレベルのデータが格納される。
【0009】キャパシタCmの記憶ノード(アクセスト
ランジスタQmとキャパシタCmの接続ノード:ストレ
ージノード)に蓄積される電荷量は、このHレベルデー
タの電圧と一定の電圧(セルプレート電圧)Vcpの差
とキャパシタCmの容量値により決定される。したがっ
て、微細化が進み、キャパシタCmの容量値が小さくな
った場合においても、このしきい値電圧損失を伴うこと
なくHレベルデータの電圧VccaをキャパシタCmに
伝達することにより、十分な量の電荷量が蓄積され、安
定に、Hレベルデータを保持することができる。また、
データ読出時においても、十分な大きさの電圧差(読出
電圧)をビット線BLに伝達することができる。
【0010】したがって、通常、従来の半導体記憶装置
(ダイナミック型ランダム・アクセス・メモリ)におい
ては、ワード線WLは、メモリセルアレイに与えられる
電源電圧Vccaよりも高い電圧レベルに駆動される。
したがって、このワード線WLを、高電圧Vppレベル
に駆動する回路が、高電圧Vppを利用する。
【0011】図56は、Vpp利用回路NKaの他の構
成を示す図である。図56においては、半導体記憶装置
において内部のメモリセルから読出されたデータDおよ
び/Dを外部読出データDQに変換して出力する出力回
路OBの構成が示される。図56において、出力回路O
Bは、内部読出データDの電圧レベルを高電圧Vppレ
ベルに変換するレベル変換回路OBaと、レベル変換回
路OBaの出力信号がHレベルのとき導通し、電源電圧
VQレベルに外部データDQを駆動するnチャネルMO
SトランジスタOBbと、補の内部メモリセル読出デー
タ/DがHレベルのとき導通し、外部読出データDQを
接地電圧レベルに設定するnチャネルMOSトランジス
タOBcを含む。
【0012】電源電圧VQが、外部読出データDQのH
レベルの電圧レベルを決定する。電源電圧VQの電圧レ
ベルが低くなった場合に、nチャネルMOSトランジス
タOBbのしきい値電圧損失が生じた場合、外部読出デ
ータDQのHレベルの電圧レベルが低下し、読出データ
DQを受ける外部の回路において、H/Lレベルを正確
に判定することができなくなる。このMOSトランジス
タOBbにおけるしきい値電圧損失をなくすために、レ
ベル変換回路OBaにより、高電圧Vppレベルの信号
を内部読出データDに従って生成する(内部読出データ
Dのレベル変換)。これにより、電源電圧VQレベルの
読出データVQが外部へ出力され、正確なデータ読出が
可能となる。
【0013】この図56に示すような出力回路OBにお
いて、出力ノード充放電用のMOSトランジスタとして
nチャネルMOSトランジスタを用いる構成は、高集積
化された半導体記憶装置において、ラッチアップ現象の
防止、およびPN分離のための面積削減による専有面積
低減などの観点から、広く用いられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図57は、図53に示
すVpp発生回路PGの構成を概略的に示す図である。
図57においては、高電圧Vppが与えられる回路ブロ
ックをも併せて示す。
【0015】図57において、Vpp発生回路PGは、
活性化時高電圧Vppを発生するVpp発生器PGa
と、高電圧Vppのレベルを検出し、その検出結果に従
って選択的にVpp発生器PGaを活性化するVppレ
ベル検出器PGbを含む。Vpp発生器PGaは、一定
の周期でクロック信号を発生するクロック信号発生器
と、このクロック信号発生器からのクロック信号に従っ
てキャパシタのチャージポンプ動作を利用して高電圧V
ppを発生するチャージポンプ回路を含む。Vppレベ
ル検出器PGbは、高電圧Vppが所定電圧レベル以上
のとき、このVpp発生器PGaの高電圧発生動作を停
止させる。通常、Vppレベル検出器PGbは、所定の
基準電圧と高電圧Vppとの比較結果に従って、Vpp
発生器PGaの選択的な活性化を行なう。
【0016】Vpp発生器PGaからの高電圧Vpp
は、内部回路NKに含まれるVpp負荷NKlへ与えら
れる。Vpp負荷NKlは、図53に示すVpp利用回
路NKaと、高電圧Vppが伝達される信号線の寄生容
量を含む。
【0017】半導体回路装置においては、電源投入後速
やかに、内部回路を動作可能状態に設定する必要があ
る。Vpp負荷NKlの有する負荷が大きい場合、Vp
p発生器PGaは、電源投入後高速で、高電圧Vppを
所定電圧レベルに駆動することができなくなり、応じ
て、半導体回路装置を、速いタイミングで動作可能状態
に設定することができなくなる。
【0018】また、Vppレベル検出器PGbは、正確
に高電圧Vppの電圧レベルを検出することが要求され
る。高電圧Vppの電圧レベルが必要以上に高い場合、
MOSトランジスタのゲート絶縁膜の信頼性が低下す
る。また、高電圧Vppのレベルが低い場合、MOSト
ランジスタのしきい値電圧損失の影響を効果的に排除す
ることができなくなる。
【0019】図58は、この半導体回路装置の高電圧V
ppに関連する部分の構成を概略的に示す図である。図
58においては、この半導体回路装置が半導体記憶装置
の場合の構成を示す。図58において、内部回路NK
は、行列状に配列される複数のメモリセル(図55参
照)を含むメモリセルアレイNKbと、外部からの電源
電圧VDDとVpp発生回路PGからの高電圧Vppと
を利用してメモリセルアレイNKbのアドレス指定され
た行を選択状態(高電圧Vppレベル)へ駆動する行選
択回路NKaaと、メモリセルアレイの選択メモリセル
のデータを外部へ出力する出力回路OBを含む。
【0020】出力回路OBへは、外部電源電圧VDDと
独立に出力用電源電圧VDQが与えられる。出力回路O
Bの数が多くなったとき(多ビット構成)、出力回路O
Bの動作時の電源電圧の変動の影響が内部回路動作に対
し悪影響を及ぼさないようにするためであり、また出力
回路OBを安定に動作させるためである。Vpp発生回
路PGからの高電圧Vppがまた出力回路OBへ与えら
れる。
【0021】電源電圧VDDおよびVDQは、この半導
体回路装置(半導体記憶装置)が用いられるシステムに
応じて、その電圧レベルが定められる。たとえば、小振
幅信号を高速で伝達するためのSSTL(スタブ・シリ
ーズ・ターミネーティッド・ロジック)において、SS
TL_2(公称上0Vから2.5Vの範囲で切換わる信
号に従って動作する)においては、クラスIおよびクラ
スIIの規格が定められており、各規格に応じて、出力
用電源電圧VDQの電圧レベルが定められ、それに応じ
て、許容最小出力電圧(外部読出電圧)の電圧レベルが
定められる。
【0022】電源電圧VDDは内部回路動作のために用
いられており、この電源電圧VDDは、出力用電源電圧
VDQ以上であることが要求されるだけである。したが
って、電源電圧VDDおよびVDQの電圧レベルが異な
る場合、出力回路OBに対し、最適化された高電圧Vp
pを与えることができなくなる。特に、出力電源電圧V
DQの電圧レベルが、各規格に応じて変更される場合、
高電圧Vppのレベルも調整する必要があるが、従来の
構成においては、出力電源電圧VDQと独立な内部回路
動作用の電源電圧VDDに従って高電圧Vppが生成さ
れており、出力回路用高電圧の最適化ができない。ま
た、各規格に応じて、最適な高電圧Vppを生成するこ
とができない。
【0023】それゆえ、この発明の目的は、高速かつ安
定に所望の電圧レベルの内部電圧を生成することのでき
る半導体回路装置を提供することである。
【0024】この発明の他の目的は、電源投入時高速で
所望の電圧レベルに内部電圧を到達させることのできる
半導体回路装置を提供することである。
【0025】この発明のさらに他の目的は、正確に、内
部電圧のレベルを検出し、所望の電圧レベルの基準電圧
を安定に生成することのできる半導体回路装置を提供す
ることである。
【0026】この発明のさらに他の目的は、1つのチッ
プで、容易に、複数の規格の出力電源電圧に対応するこ
とのできる半導体回路装置を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体回
路装置は、活性化時所定の電圧レベルの内部電圧を生成
する内部電圧発生手段と、活性化時所定の電圧レベルの
内部電圧のレベルを検出し、該検出結果に従って内部電
圧発生手段を選択的に活性化するための内部電圧レベル
検出手段と、内部電圧を使用する内部回路と、第1の電
源ノードに電源電圧が印加される電源投入時に所定期間
内部電圧レベル検出手段を強制的に活性化するための初
期設定手段を備える。
【0028】請求項2に係る半導体回路装置は、請求項
1の初期設定手段が、第1の電源ノードの電源電圧の電
圧レベルに応答して電源投入が行なわれたことを示す電
源投入検出信号を出力する電源投入検出手段と、この電
源投入検出信号に応答して、内部電圧レベル検出手段を
活性化する信号を出力する手段とを含む。
【0029】請求項3に係る半導体回路装置は、請求項
1の初期設定手段が、電源投入時、内部電圧レベル検出
手段を活性化するための電圧レベルに初期設定される信
号ノードと、この信号ノードの電圧レベルに従って内部
電圧レベル検出手段を活性化する信号を出力する手段と
を含む。
【0030】請求項4に係る半導体回路装置は、請求項
1の初期設定手段が、電源投入時活性化される電源投入
検出信号と電源投入時に内部電圧レベル検出手段を活性
化する電圧レベルに初期設定される信号ノード上の電圧
レベルとに応答して、内部電圧レベル検出手段を活性化
する信号を出力するゲート手段を含む。
【0031】請求項5に係る半導体回路装置は、請求項
1から4のいずれかの装置がさらに、内部回路の動作期
間を決定する内部回路活性化信号の活性化時初期設定手
段をリセットする手段をさらに備える。内部電圧レベル
検出手段は、この内部回路活性化信号の活性化時活性化
される。
【0032】請求項6に係る半導体回路装置は、請求項
1の初期設定手段が、電源投入に応答して、所定期間を
カウントし、この所定期間のカウント動作の間内部電圧
レベル検出手段を活性化する信号を出力するタイマ手段
を備える。
【0033】請求項7に係る半導体回路装置は、所定レ
ベルの内部電圧を発生するための内部電圧発生回路と、
この内部電圧の電圧レベルを検出するための内部電圧レ
ベル検出回路を備える。内部電圧レベル検出回路は、第
1の電源ノードと第1のノードとの間に結合され、その
ゲートに内部電圧に対応する電圧を受ける、第1導電型
の第1の絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、この第
1のノードと第2のノードとの間に接続され、そのゲー
トに基準電圧を受ける第1導電型の第2の絶縁ゲート型
電界効果トランジスタと、第2のノードと第3のノード
との間に接続され、そのゲートに第1のノードの電圧を
受ける第1導電型の第3の絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタと、第2および第3のノードと第2の電源ノード
との間に結合され、第2および第3のノードと第2の電
源ノードとの間に電流を流すための電流段とを含む。
【0034】請求項8に係る半導体回路装置は、請求項
7の電流段が、第2のノードと第2の電源ノードとの間
に結合されかつそのゲートが第3のノードに接続される
第1導電型の第4の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
と、第3のノードと第2の電源ノードとの間に結合され
かつそのゲートが第3のノードに接続される第1導電型
の第5の絶縁ゲート型電界効果トランジスタとを含む。
【0035】請求項9に係る半導体回路装置は、請求項
7または8の半導体回路装置がさらに、第1の電源ノー
ドと第2の絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート
との間に接続される容量素子を含む。
【0036】請求項10に係る半導体回路装置は、請求
項7または8の第1の電源ノードが、内部電圧と異なる
外部から与えられる電源電圧を受ける。
【0037】請求項11に係る半導体回路装置は、請求
項7または8の第1の電源ノードと第1の絶縁ゲート型
電界効果トランジスタのゲートは内部電圧を受ける。
【0038】請求項12に係る半導体回路装置は、請求
項7または8の装置が、内部電圧を抵抗分割して第1の
絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートへ該抵抗分
割した内部電圧を与える分圧手段をさらに備える。
【0039】請求項13に係る半導体回路装置は、請求
項7または8の半導体回路装置の第1の電源ノードと第
2の電源ノードへは、互いに電圧極性の異なる電圧が与
えられる。
【0040】請求項14に係る半導体回路装置は、請求
項8の第1、第2および第3の絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタのチャネル抵抗を調整するためのトリミング
手段を備える。
【0041】請求項15に係る半導体回路装置は、請求
項7から14のいずれかの半導体回路装置が、さらに、
第2および第3のノードの電圧を差動増幅して出力する
手段を備える。
【0042】請求項16に係る半導体回路装置は、第1
のノードと第2のノードとの間に結合され、そのゲート
に第1の信号を受ける第1導電型の第1の絶縁ゲート型
電界効果トランジスタと、第1のノードと第3のノード
との間に結合され、そのゲートに第2の信号を受ける第
1導電型の第2絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
第2のノードと所定電圧を供給する所定電圧供給源に結
合される第4のノードとの間に結合され、かつそのゲー
トが第2のノードに接続される第1導電型の第3の絶縁
ゲート型電界効果トランジスタと、第3のノードと第4
のノードとの間に結合されかつそのゲートが第2のノー
ドに結合される第1導電型の第4の絶縁ゲート型電界効
果トランジスタと、第2および第3のノードの電圧に従
って第1および第2の信号の電圧レベルの比較結果を示
す信号を出力する出力段とを備える。
【0043】請求項17に係る半導体回路装置は、請求
項1の初期設定手段が、電源ノードの電圧から生成され
る内部電源電圧が所定の電圧レベルに到達したか否かを
この電源ノードの電圧レベルに基づいて検出する電源電
圧レベル検出回路と、この電源電圧レベル検出回路の出
力信号の非活性化時、内部電圧レベル検出手段を活性化
する信号を出力する手段とを備える。
【0044】請求項18に係る半導体回路装置は、請求
項17の電源電圧レベル検出回路が、電源ノードの電圧
を一方動作電源電圧として動作し、内部ノード上の電圧
信号を反転する第1のインバータと、第1のインバータ
の出力信号に応答して、内部ノードを電源ノードへ結合
する第1のゲート素子と、第1のインバータの出力信号
に応答して、第1のゲート素子と相補的に導通して内部
電源電圧を内部ノードへ伝達する第2のゲート素子と、
電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作し、内
部ノードの電圧と第1のインバータの出力信号電圧とを
比較し、該比較結果を示す信号を出力する比較手段とを
備える。
【0045】請求項19に係る半導体回路装置は、請求
項18の比較手段が、電源ノードに結合されかつそれぞ
れのゲートに内部ノードの電圧および第1のインバータ
の出力信号を受ける1対の第2導電型の絶縁ゲート型電
界効果トランジスタと、1対の第2導電型の絶縁ゲート
型電界効果トランジスタと第2の電源ノードとの間に結
合されかつそれぞれのゲートと一方導通ノードとが交差
結合された第1導電型の絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタの対を含む。
【0046】請求項20に係る半導体回路装置は、請求
項1の初期設定手段が、第2の基準電圧との比較により
電源ノードへ与えられた電圧から生成される内部電源電
圧を受ける第1のインバータを含む。この第1のインバ
ータは第1の基準電圧を一方動作電源電圧として動作す
る。
【0047】この請求項20の半導体回路装置の初期設
定手段は、さらに、電源ノードの電圧を一方動作電源電
圧として動作し、第1および第2の出力ノードの電位を
ラッチするインバータラッチと、第1の出力ノードを第
1のインバータの出力信号に従って電源ノード上の電圧
と異なる論理の電圧を与える第2の電源ノードの電圧レ
ベルへ駆動する第1のドライブ素子と、第1のインバー
タの入力信号に従ってインバータラッチの第2の出力ノ
ードを第2電源ノードの電圧レベルへ駆動する第2のド
ライブ素子とを含む。第2の出力ノードから内部電圧レ
ベル検出手段を活性化するための信号が出力される。
【0048】請求項21に係る半導体回路装置は、請求
項7または8の半導体回路装置が、さらに、電源投入時
第1の電源ノードの電圧から生成される参照電圧を基準
電圧として与え、所定時間経過後この第1の電源ノード
の電圧から生成される内部電源電圧またはこの内部電源
電圧に対応する電圧を基準電圧として印加する印加手段
を備える。
【0049】請求項22に係る半導体回路装置は、請求
項21の印加手段が、第1の電源ノードの電圧を一方動
作電源電圧として動作し、内部ノード上の電圧信号を反
転する第1のインバータと、第1のインバータの出力信
号に応答して内部ノードを第1の電源ノードへ結合する
第1のゲート素子と、第1のインバータの出力信号に応
答して、第1のゲート素子と相補的に導通して内部電源
電圧を内部ノードへ伝達する第2のゲート素子と、第1
の電源ノードを一方動作電源電圧として動作し、内部ノ
ードの電圧と第1のインバータの出力信号電圧とを比較
し、該比較結果を示す信号を出力する比較手段とを備え
る。この比較手段の出力信号に従って基準電圧の切換え
が行なわれる。
【0050】請求項23に係る半導体回路装置は、請求
項21の印加手段が、第2の基準電圧を一方動作電源電
圧として動作し、第2の基準電圧との比較により第1の
電源ノードへ与えられた電圧から生成される電圧を受け
る第1のインバータと、第1の電源ノードの電圧を一方
動作電源電圧として動作し、第1および第2の出力ノー
ドの電圧をラッチするインバータラッチと、第1のイン
バータの出力信号に従って第1の出力ノードを第1の電
源ノードの電圧と異なる論理の電圧を与える第2の電源
ノードの電圧レベルへ駆動する第1のドライブ素子と、
第1のインバータの入力信号に従って、インバータラッ
チの第2の出力ノードを第2の電源ノードの電圧レベル
へ駆動する第2のドライブ素子を含む。第2の出力ノー
ドから基準電圧切換信号が出力される。
【0051】請求項24に係る半導体回路装置は、電源
ノードの電圧から内部電圧を発生する手段と、基準電圧
とこの内部電圧とを比較し、該比較結果に従って内部電
圧発生手段を活性化する手段と、電源ノードへの電源電
圧の印加時から所定時間この電源ノードの電圧に基づい
て生成された参照電圧を基準電圧とし、かつこの所定時
間の経過後電源ノードの電圧から生成される内部電源電
圧に対応する電圧を基準電圧として印加する基準電圧切
換手段を備える。この基準電圧切換手段は、電源ノード
の電圧レベルに基づいて内部電源電圧が所定のレベルに
到達したか否かを判定する手段と、この判定手段の出力
信号に従って基準電圧を切換える選択手段を含む。
【0052】請求項25に係る半導体回路装置は、請求
項24の判定手段が、電源ノードの電圧を一方動作電源
電圧として動作し、内部ノード上の電圧信号を反転する
第1のインバータと、第1のインバータの出力信号に応
答して内部ノードを電源ノードへ結合する第1のゲート
素子と、第1のインバータの出力信号に応答して、第1
のゲート素子と相補的に導通して内部電源電圧を内部ノ
ードへ伝達する第2のゲート素子と、電源ノードの電圧
を一方動作電源電圧として動作し、内部ノードの電圧と
第1のインバータの出力信号電圧とを比較し、該比較結
果を示す信号を出力する比較手段とを備える。この比較
手段から判定手段の出力信号が出力される。
【0053】請求項26に係る半導体回路装置は、請求
項24の判定手段が、第1の基準電圧を一方動作電源電
圧として動作し、第2の基準電圧との比較により電源ノ
ードに与えられた電圧から生成される内部電源電圧を受
ける第1のインバータと、第1の電源ノードの電圧を一
方動作電源電圧として動作し、第1および第2の出力ノ
ードの電圧をラッチするインバータラッチと、第1のイ
ンバータの出力信号に従って第1の出力ノードを、第1
の電源ノードの電圧と異なる論理の電圧を与える第2の
電源ノードの電圧レベルへ駆動する第1のドライブ素子
と、第1のインバータの入力信号に従ってインバータラ
ッチの第2の出力ノードを第2の電源ノードの電圧レベ
ルへ駆動する第2のドライブ素子を含む。この第2の出
力ノードから基準電圧を切換えるための信号が出力され
る。
【0054】請求項27に係る半導体回路装置は、電源
ノードの電圧から生成される基準電圧との比較に基づい
て電源ノードの電圧から内部電圧を生成する内部電圧発
生回路と、この内部電圧発生回路からの内部電圧が所定
のレベルに到達したか否かを電源ノードの電圧に従って
判定する判定回路と、この判定回路からの判定結果指示
信号に応答して能動状態におかれる、内部電圧を使用す
る内部回路を備える。
【0055】請求項28に係る半導体回路装置は、請求
項27の判定回路が、電源ノードの電圧を一方動作電源
電圧として動作し、内部ノード上の電圧信号を反転する
第1のインバータと、この第1のインバータの出力信号
に応答して内部ノードを電源ノードへ結合する第1のゲ
ート素子と、第1のインバータの出力信号に応答して、
第1のゲート素子と相補的に導通して内部電圧を内部ノ
ードへ伝達する第2のゲート素子と、電源ノードの電圧
を一方動作電源電圧として動作し、内部ノードの電圧と
第1のインバータの出力信号電圧とを比較し、該比較結
果を示す信号を出力する比較手段とを備える。
【0056】請求項29に係る半導体回路装置は、請求
項27の判定回路が、第1の基準電圧を一方動作電源電
圧として動作し、内部電圧を受ける第1のインバータ
と、電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
し、第1および第2の出力ノードの電圧をラッチするイ
ンバータラッチと、第1のインバータの出力信号に従っ
て、第1の出力ノードを第1の電源ノードの電圧と異な
る論理の電圧を与える第2の電源ノードの電圧レベルへ
駆動する第1のドライブ素子と、第1のインバータの入
力信号に従って、インバータラッチの第2の出力ノード
を第2の電源ノードの電圧レベルへ駆動する第2のドラ
イブ素子とを含む。この第2の出力ノードから判定結果
を示す信号が出力される。
【0057】請求項30に係る半導体回路装置は、一定
周期の主クロック信号を受けて、この主クロック信号に
同期した第1、第2および第3の制御クロック信号を発
生する手段と、第1の制御クロック信号を受けてその出
力ノードに伝達する第1の容量素子と、第2の制御クロ
ック信号を受けてその出力ノードに該受けた制御クロッ
ク信号を伝達する第2の容量素子と、第3の制御クロッ
ク信号を受けてその出力ノードに該受けた第3の制御ク
ロック信号を伝達する第3の容量素子と、電源ノードと
第1の容量素子の出力ノードとの間に接続され、第1の
容量素子の出力ノードを所定電圧にプリチャージするた
めの第1のプリチャージ素子と、第1の容量素子の出力
ノードの信号電圧に応答して第3の容量素子の出力ノー
ドを電源ノードの電圧レベルへプリチャージする第2の
プリチャージ素子と、第1の容量素子の出力ノードの信
号電圧に応答して、第2の容量素子の出力ノードを電源
ノードの電圧レベルにプリチャージする第3のプリチャ
ージ素子と、第2の容量素子の出力ノードの信号電圧に
応答して、第3の容量素子の出力ノードの信号電圧を内
部電圧出力ノードへ伝達する出力素子と、導通時第1の
容量素子の出力ノードの電圧レベルを所定電圧レベルに
クランプするクランプ素子を備える。
【0058】請求項31に係る半導体回路装置は、請求
項30のクランプ素子が第3の容量素子の出力ノードの
電圧に応答して導通し、第1の容量素子の出力ノードを
電源ノードへ結合するMOSトランジスタを含む。
【0059】請求項32係る半導体回路装置は、外部か
らの第1の電源電圧から第1の内部電圧を発生する第1
の内部電圧発生回路と、外部からの第1の電源電圧の電
圧レベルと異なる、かつ論理が同じ第2の電源電圧から
第2の内部電圧を発生する第2の内部電圧発生回路と、
この第1の内部電圧を利用して所定の動作を行なって内
部信号を生成する内部回路と、第2の内部電圧を一方動
作電源電圧として動作し、この内部回路からの内部信号
を受けて第2の電源電圧レベルの信号を外部へ出力する
出力回路とを備える。
【0060】請求項33に係る半導体回路装置は、請求
項32の第1の内部電圧発生回路が、第1の電源電圧に
基づいて第1の内部電圧のレベルを検出する第1のレベ
ル検出器と、第1のレベル検出器の出力信号に応答して
選択的に活性化され、この第1の電源電圧から第1の内
部電圧を生成する第1の電圧生成器とを含む。第2の内
部電圧発生回路は、第2の電源電圧に基づいて第2の内
部電圧のレベルを検出する第2のレベル検出器と、第2
のレベル検出器の出力信号に応答して第2の電源電圧か
ら第2の内部電圧を生成する第2の内部電圧生成器を含
む。
【0061】請求項34に係る半導体回路装置は、請求
項32の第1の内部電圧発生回路が、第1の電源電圧に
基づいて第1の内部電圧のレベルを検出する第1のレベ
ル検出器と、第1のレベル検出器の出力信号に応答して
選択的に活性化され、この第1の電源電圧から第1の内
部電圧を生成する第1の電圧生成器とを含む。第2の内
部電圧発生回路は、第2の電源電圧に基づいて第2の内
部電圧のレベルを検出する第2のレベル検出器と、この
第2の電圧レベル検出器の出力信号に応答して選択的に
活性化され、第1の電源電圧から第2の内部電圧を生成
する第2の内部電圧生成器とを含む。
【0062】請求項35に係る半導体回路装置は、請求
項32の第1の内部電圧発生回路が、第1の電源電圧を
降圧して得られる降圧電圧に基づいて第1の内部電圧の
電圧レベルを検出する第1の電圧レベル検出器と、この
第1の電圧レベル検出器の出力信号に従って選択的に活
性化され、第1の内部電圧を生成する第1の電圧生成器
を含み、第2の内部電圧発生回路は、第2の電源電圧に
基づいて第2の内部電圧の電圧レベルを検出する第2の
電圧レベル検出器と、この第2の電圧レベル検出器の出
力信号に応答して選択的に活性化され、第2の電源電圧
から第2の内部電圧を生成する回路とを含む。
【0063】請求項36に係る半導体回路装置は、請求
項32の第1の内部電圧発生回路が、第1の電源電圧に
基づいて第1の内部電圧のレベルを検出する第1の電圧
レベル検出器と、この第1の電圧レベル検出器の出力信
号に応答して選択的に活性化され、第1の電源電圧から
第1の内部電圧を生成する第1の内部電圧生成器とを含
む。第2の内部電圧発生回路は、第2の電源電圧に基づ
いて第2の内部電圧のレベルを検出する第2の電圧レベ
ル検出器と、第2の電圧レベル検出器の出力信号に応答
して選択的に活性化され、第1の電源電圧から第2の内
部電圧を生成する第2の電圧生成器を含む。
【0064】電源投入時所定期間強制的に、選択的に活
性化される内部電圧発生手段の発生する内部電圧のレベ
ルを検出する内部電圧レベル検出手段を活性化すること
により、比較的大きな電流駆動力を有する内部電圧発生
手段を電源投入後所定期間活性化することができ、高速
で所定の電圧レベルの内部電圧を発生することができ
る。
【0065】また、内部電圧のレベルを決定する基準電
圧を電源投入直後は外部電源電圧に基づいて生成するこ
とにより、基準電圧に応じて内部電圧を高速に安定化で
きる。
【0066】また、発生する内部電圧のレベルを、この
発生源となる外部電源電圧のレベルに基づいて検出する
ことにより、安定な電圧レベルを基準として、内部電圧
が所望の電圧レベルに到達したか否かを正確に判定する
ことができる。
【0067】また、同一導電型の絶縁ゲート型電界効果
トランジスタのみを用いて基準電圧と内部電圧とを比較
することにより、ほぼ同じ動作領域で絶縁ゲート型電界
効果トランジスタを動作させて、これらの内部電圧およ
び基準電圧の差に応じた信号を生成することができ、正
確な内部電圧レベル検出動作が可能となる。
【0068】また、出力回路の電源電圧と内部回路に対
し互いに独立な電源電圧が供給される場合、それぞれの
電源電圧に応じて内部電圧を生成することにより、出力
回路の電源電圧は、この外部から与えられる電源電圧の
レベルに応じた最適な値に設定することができ、外部か
ら与えられる電源電圧レベルに応じて最適なレベルの内
部電圧を生成することができ、1つのチップで複数種類
の電源電圧のインターフェイス規格に対応することがで
きる。
【0069】
【発明の実施の形態】[実施の形態1][全体の構成]
図1は、この発明の実施の形態に従う半導体回路装置の
全体の構成を概略的に示す図である。図1においては、
半導体回路装置として、半導体記憶装置が示される。以
下、半導体回路装置を半導体記憶装置として説明する。
【0070】図1において、半導体記憶装置1は、行列
状に配列される複数のメモリセルを有しかつ階層ワード
線構成を有するメモリセルアレイ2と、図示しないアド
レスバッファからのロウアドレス信号に従ってメモリセ
ルアレイ2の行を選択するための行選択回路3と、この
行選択回路3からの行選択信号に従ってメモリセルアレ
イ2の選択された行に対応するワード線(サブワード線
およびメインワード線)を選択状態へ駆動する行駆動回
路4と、選択行(サブワード線)に接続されるメモリセ
ルのデータを検知、増幅およびラッチするセンスアンプ
5と、図示しないアドレスバッファからの列アドレス信
号に従ってメモリセルアレイ2の列を選択する列選択回
路6と、列選択回路6により選択されたメモリセルのデ
ータを外部へ読出す出力回路7を含む。
【0071】この半導体記憶装置1は、さらに、外部か
らの電源電圧(デバイス電源電圧)VDDを降圧して内
部電源電圧VccpおよびVccaを生成する内部電源
回路10と、デバイス電源電圧VDDおよび外部からの
出力用電源電圧VDDQに従って、アレイ用高電圧Vp
paおよび出力用高電圧Vppoを発生する高電圧発生
回路12と、デバイス電源電圧VDDおよび/または出
力用電源電圧VDDQが投入されたことを検出する電源
投入検出回路14を含む。半導体記憶装置1の内部動作
は、外部からの制御信号φCを受ける制御回路8により
制御される。この制御回路8は、各種内部制御信号を生
成する。
【0072】内部電源回路10は、デバイス電源電圧V
DDを降圧し、行選択回路3、列選択回路6および制御
回路8へ与えられる電源電圧(周辺電源電圧)Vccp
を生成し、かつセンスアンプ5および図示しない読出/
書込回路(選択されたメモリセルへのデータの書込/読
出を行なう回路)に対する電源電圧(センスアンプ電源
電圧)Vccaを生成する。周辺電源電圧Vccpおよ
びセンスアンプ電源電圧Vccaは、同じ電圧レベルで
あってもよく、また周辺電源電圧Vccpがセンスアン
プ電源電圧Vccaよりも高く設定されてもよい。
【0073】周辺電源電圧Vccpがセンスアンプ電源
電圧Vccaよりも高い場合、周辺回路を高速で動作さ
せることができ、またメモリセルアレイ2内におけるメ
モリセルへ高電圧が印加されるのを防止することができ
る。周辺電源電圧Vccpとセンスアンプ電源電圧Vc
caが同じ電圧レベルの場合、センスアンプ電源電圧V
ccaを別に発生することにより、センスアンプ動作時
に大きく流れる電流(ビット線充放電電流)に対し、大
きな駆動力でもって電流を供給し、センスアンプ電源電
圧Vccaを安定に保持することができる。
【0074】また、センスアンプ電源電圧Vccaは、
周辺電源電圧Vccpほど高速応答特性が要求されな
い。周辺電源電圧Vccpは内部信号の論理レベルを決
定するため、高速応答して、正確なHレベル/Lレベル
を決定する必要があり、一方メモリセルデータの検知、
増幅およびラッチ時においては、比較的ゆるやかな応答
特性で、センスアンプ電源電圧を元の状態に復帰させて
も、安定にメモリセルデータをラッチすることができる
ためである。応答/動作特性に応じて降圧回路を最適化
できる。
【0075】高電圧発生回路12は、デバイス電源電圧
VDDおよび出力用電源電圧VDDQに従って行駆動回
路4へ与えられるアレイ高電圧Vppaおよび出力回路
7へ与えられる出力用高電圧Vppoを生成する。この
高電圧発生回路12における高電圧発生態様は、後に詳
細に説明するが、さまざまな発生態様が存在するため、
ここでは単に高電圧Vppa(ワード線上に伝達される
アレイ高電圧)がデバイス電源電圧VDDから生成さ
れ、出力用高電圧Vppoが、出力用電源電圧VDDQ
から生成されることを簡単に述べる。
【0076】電源投入検出回路14は、デバイス電源電
圧VDDおよび/または出力用電源電圧VDDQが投入
されると、所定期間電源投入検出信号ZPORを活性状
態のLレベルに保持し、内部回路が、不安定な電源電圧
レベルで動作するのを防止する。この電源投入検出回路
14は、また、外部からの出力用電源電圧VDDQの投
入を検出し、該出力用外部電源電圧VDDQの投入時、
出力回路7の動作を停止させるように構成されてもよ
い。
【0077】図2は、図1に示すメモリアレイ2の構成
を概略的に示す図である。図2において、メモリセルア
レイ2は、行方向に沿って複数のアレイブロックMA0
〜MAnに分割される。アレイブロックMA0〜MAn
の各々は、行列状に配列される複数のメモリセル(ダイ
ナミック型メモリセル)を含む。メインワード線MWL
が、これらのアレイブロックMA0〜MAnに共通に配
設される。アレイブロックMA0〜MAnそれぞれにお
いて、このメインワード線MWLに対応して、サブワー
ド線SWL0〜SWLnがそれぞれ配置される。1本の
メインワード線MWLに対し、1つのアレイブロックに
おいて複数本のサブワード線が対応して配置されてもよ
い。サブワード線SWL0〜SWLnそれぞれにおいて
対応のアレイブロックMA0〜MAnにおける1行のメ
モリセルが接続される。
【0078】メインワード線MWLとサブワード線SW
L0〜SWLnそれぞれとの間に、メインワード線MW
L上の信号電位とブロック選択信号φB0〜φBnにそ
れぞれ応答するサブワード線ドライバSWD0〜SWD
nが設けられる。サブワード線SWD0〜SWDnは、
メインワード線MWLが選択状態にありかつ対応のブロ
ック選択信号φB0〜φBnが選択状態のときに、対応
のサブワード線SWL0〜SWLnを選択状態へ駆動す
る。サブワード線SWL0〜SWLnの各々は、選択
時、高電圧発生回路12からのアレイ用高電圧Vppa
のレベルに、対応のサブワード線ドライバSWD0〜S
WDnにより駆動される。
【0079】メインワード線MWLは、選択時に、接地
電圧レベルに駆動されるかアレイ高電圧Vppaの電圧
レベルに駆動される、この電圧レベルは、サブワード線
ドライバSWD0〜SWDnの構成により決定される。
本発明の実施の形態においては、サブワード線ドライバ
SWD0〜SWDnは、インバータの機能を有し、選択
メインワード線MWLは、接地電圧レベルに駆動され、
非選択メインワード線は、アレイ高電圧Vppaレベル
に保持される。
【0080】図3(A)は、図1に示す行選択回路3お
よび行駆動回路4の構成を示す図である。図3(A)に
おいては、1つのメインワード線に関連する部分の構成
を代表的に示す。
【0081】図3(A)において、行選択回路3は、図
示しないアドレスバッファから与えられるロウアドレス
信号RAをプリデコードし、プリデコード信号XLおよ
びZXKを出力するプリデコーダ3aと、メインワード
線それぞれに対応して設けられ、プリデコーダ3aから
のプリデコード信号XLおよびZXKをさらにデコード
するデコード回路3bを含む。プリデコーダ3aからの
プリデコード信号XLおよびZXKは、周辺電源電圧V
ccpの振幅を有する。ロウデコード回路3bは、プリ
デコード信号XLに従ってプリデコード信号ZXKを行
選択信号線4c上に伝達するnチャネルMOSトランジ
スタ3bを含む。
【0082】行駆動回路4は、周辺電源電圧Vccpを
一方動作電源電圧として動作し、リセット信号RSTを
反転するCMOSインバータ4aと、CMOSインバー
タ4aの出力信号の振幅をアレイ高電圧Vppaのレベ
ルに変換するレベル変換回路4bと、レベル変換回路4
bの出力信号に従って行選択信号線4cを選択的にアレ
イ高電圧Vppaのレベルにプリチャージするpチャネ
ルMOSトランジスタで構成されるプリチャージ素子4
dと、行選択信号線4c上の信号を反転するCMOSイ
ンバータ4eと、CMOSインバータ4eの出力信号を
反転して、メインワード線駆動信号ZWLを生成するC
MOSインバータ4fと、CMOSインバータ4eの出
力信号に従って、行選択信号線4cをアレイ高電圧Vp
paのレベルに保持するpチャネルMOSトランジスタ
で構成される電圧保持素子4gを含む。
【0083】CMOSインバータ4aは、pチャネルM
OSトランジスタ4aaとnチャネルMOSトランジス
タ4abとを含む。レベル変換回路4bは、それぞれの
ソースがアレイ高電圧Vppa供給ノードに結合されか
つゲートおよびドレインが交差結合される1対のpチャ
ネルMOSトランジスタ4baおよび4bbと、CMO
Sインバータ4aの出力信号に従ってpチャネルMOS
トランジスタ4bbのゲートを接地電圧レベルへ放電す
るnチャネルMOSトランジスタ4bcと、リセット信
号RSTに従ってpチャネルMOSトランジスタ4ba
のゲートを接地電圧レベルに放電するnチャネルMOS
トランジスタ4bdを含む。
【0084】CMOSインバータ4eは、pチャネルM
OSトランジスタ4eaおよびnチャネルMOSトラン
ジスタ4ebを含み、アレイ高電圧Vppaを一方動作
電源電圧として動作する。CMOSインバータ4fは、
pチャネルMOSトランジスタ4faとnチャネルMO
Sトランジスタ4fbを含み、アレイ高電圧Vppaを
一方動作電源電圧として動作する。次に、この図3
(A)に示す行選択回路3および行駆動回路4の動作に
ついて簡単に説明する。
【0085】スタンバイ状態においては、リセット信号
RSTはHレベルにあり、CMOSインバータ4aの出
力信号は接地電圧レベルのLレベルである。レベル変換
回路4bにおいては、MOSトランジスタ4bbがオン
状態にあり、MOSトランジスタ4bcがオフ状態にあ
る。したがって、pチャネルMOSトランジスタ4ba
のゲートが接地電圧レベルに放電され、MOSトランジ
スタ4baがオン状態となり、pチャネルMOSトラン
ジスタ4bbのゲート電圧レベルはアレイ高電圧Vpp
aレベルとなり、MOSトランジスタ4bbはオフ状態
にある。このレベル変換回路4bからの接地電圧レベル
のLレベルの信号に従って、プリチャージ素子4dがオ
ン状態にあり、行選択信号線4cをアレイ高電圧Vpp
aレベルにプリチャージする。
【0086】CMOSインバータ4eの出力信号は接地
電圧レベルであり、応じて電圧保持素子4gがオン状態
となり、また行選択信号線4cへアレイ高電圧Vppa
を伝達する。CMOSインバータ4fは、このCMOS
インバータ4eからの信号を反転し、アレイ高電圧Vp
paレベルのメインワード線駆動信号ZWLを出力す
る。したがって、スタンバイ状態においては、メインワ
ード線は、アレイ高電圧Vppaレベルに保持される。
【0087】1つのメモリサイクル(アクティブサイク
ル)が始まると、リセット信号RSTが、Lレベルとな
り、CMOSインバータ4aの出力信号が、周辺電源電
圧Vccpレベルとなる。レベル変換回路4bにおい
て、MOSトランジスタ4bcがオン状態となり、pチ
ャネルMOSトランジスタ4bbのゲートを接地電圧レ
ベルへ放電しMOSトランジスタ4bbをオン状態へ移
行させる。MOSトランジスタ4bdが、LレベルのL
レベルのリセット信号RSTに従ってオフ状態となり、
レベル変換回路4bの出力信号がアレイ高電圧Vppa
レベルに上昇する。レベル変換回路4bの出力信号がア
レイ高電圧Vppaレベルに上昇すると、MOSトラン
ジスタ4baがオフ状態となり、MOSトランジスタ4
bbのゲートは、接地電圧レベルに保持される。レベル
変換回路4bからのHレベル(アレイ高電圧Vppaレ
ベル)の信号に従って、プリチャージ素子4dがオフ状
態となる。
【0088】メモリサイクル(アクティブサイクル)の
開始により、プリデコーダ3aが活性化され、与えられ
たロウアドレス信号RAをプリデコードし、プリデコー
ド結果に従ってプリデコード信号XLおよびZXKをH
レベルまたはLレベルに駆動する。対応のメインワード
線がアドレス指定されたとき、プリデコード信号XLが
周辺電源電圧VccpレベルのHレベルとなり、一方、
プリデコード信号ZXKはLレベルとなる。ロウデコー
ド回路3bがこれらのプリデコード信号XLおよびZX
Kをデコードし、そのデコード結果に従って行選択信号
線4cを駆動する。対応のメインワード線がアドレス指
定されて選択されたとき、ロウデコード回路3bにおい
て、nチャネルMOSトランジスタ3baがオン状態と
なり、行選択信号線4cが接地電圧レベルへ駆動される
(プリデコード信号ZXKが接地電圧レベル)。この行
選択信号線4cの電圧レベルが低下すると、CMOSイ
ンバータ4eの出力信号がアレイ高電圧Vppaレベル
へ上昇し、電圧保持素子4gがオフ状態となり、行選択
信号線4cは、このプリデコード信号ZXKに従って安
定に接地電圧レベルに駆動される。CMOSインバータ
4fが、このCMOSインバータ4eからのHレベルの
信号を反転し、メインワード線駆動信号ZWLが、接地
電圧レベルとなる。
【0089】一方、対応のメインワード線が非選択状態
のとき、プリデコード信号XLがLレベルまたはプリデ
コード信号ZXKがHレベルである。プリデコード信号
XLがLレベルのとき、ロウデコード回路3bのMOS
トランジスタ3baはオフ状態にあり、行選択信号線4
cは、CMOSインバータ4eおよび電圧保持素子4g
のラッチ回路により、アレイ高電圧Vppaのレベルを
保持する。プリデコード信号XLおよびZXKがともに
Hレベルのとき、ロウデコード回路3bから、行選択信
号線4cに、周辺電源電圧VccpレベルのHレベルの
信号が伝達される。行選択信号線4cは、電圧保持素子
4gにより、アレイ高電圧Vppaレベルに保持され、
したがって、この場合においても、メインワード線駆動
信号XWLは、アレイ高電圧Vppaのレベルを保持す
る。このプリデコード信号XLおよびZXKがともにH
レベルのとき、nチャネルMOSトランジスタ3ba
は、そのゲートに、周辺電源電圧Vccpレベルの信号
を受けているため、デカップリングトランジスタとして
動作し、アレイ高電圧Vppaが、プリデコーダ3aに
伝達されるのを防止する。
【0090】1つのメモリサイクルが完了すると、リセ
ット信号RSTがHレベルへ駆動され、行選択信号線4
cが、アレイ電源電圧Vppaレベルに設定される。
【0091】なお、リセット信号RSTは、スタンバイ
状態の間、周辺電源電圧VccpレベルのHレベルに保
持され、アクティブサイクルの間、接地電圧レベルに保
持される。このリセット信号RSTは、図1に示す制御
回路8から出力される。
【0092】図3(B)は、図2に示すサブワード線ド
ライバSWD0〜SWDnの構成を示す図である。図3
(B)においては、1つのサブワード線SWLに対応し
て設けられるサブワード線ドライバSWDを代表的に示
す。図3(B)において、メインワード線MWLは、相
補なメインワード線駆動信号ZWLおよびWLを伝達す
る1対のメインワード線MWLaおよびMWLbを含
む。図3(A)に示す行駆動回路4からのメインワード
線駆動信号ZWLは、メインワード線MWLb上に伝達
される。
【0093】サブワード線ドライバSWDは、メインワ
ード線MWLb上のメインワード線駆動信号ZWLがL
レベル(接地電圧レベル)のとき導通し、プリデコード
信号XJをサブワード線SWL上に伝達するpチャネル
MOSトランジスタ4hと、メインワード線MWLb上
のメインワード線駆動信号ZWLがHレベルのときオン
状態となり、サブワード線SWLを接地電圧レベルへ駆
動するnチャネルMOSトランジスタ4iと、メインワ
ード線MWLa上のメインワード線駆動信号WLがHレ
ベルのとき導通し、プリデコード信号XJをサブワード
線SWLに伝達するnチャネルMOSトランジスタ4j
を含む。プリデコード信号XJは、図3(A)に示すプ
リデコーダ3aが出力されるプリデコード信号を、さら
にレベル変換して得られる信号であり、アレイ高電圧V
ppaの振幅を有する。次に、この図3(B)に示すサ
ブワード線ドライブ回路SWDの動作について簡単に説
明する。
【0094】メインワード線駆動信号ZWLがHレベル
のとき、MOSトランジスタ4hがオフ状態、MOSト
ランジスタ4iがオン状態にあり、サブワード線SWL
は、接地電圧レベルに保持される。この状態において
は、メインワード線MWLa上のメインワード線駆動信
号WLは、Lレベルであり、MOSトランジスタ4jは
オフ状態にある。
【0095】メインワード線駆動信号ZWLがLレベル
に駆動されると、MOSトランジスタ4iがオフ状態と
なる。一方、メインワード線MWLa上のメインワード
線駆動信号WLがHレベルとなり、MOSトランジスタ
4jがオン状態となる。プリデコード信号XJが、アレ
イ高電圧VppaレベルのHレベルのときには、pチャ
ネルMOSトランジスタ4hがオン状態となり、サブワ
ード線SWL上に、アレイ高電圧Vppaレベルの信号
が伝達され、この選択サブワード線SWLが、アレイ高
電圧Vppaレベルに駆動される。一方、プリデコード
信号XJが、接地電圧レベルのLレベルのときには、p
チャネルMOSトランジスタ4hがオフ状態となり、サ
ブワード線SWLへは、nチャネルMOSトランジスタ
4jを介して、接地電圧レベルのプリデコード信号XJ
が伝達され、サブワード線SWLは非選択状態を維持す
る。nチャネルMOSトランジスタ4jは、メインワー
ド線が選択されかつプリデコード信号XJが非選択状態
のLレベルのとき、MOSトランジスタ4hおよび4i
がともにオフ状態となり、サブワード線SWLがフロー
ティング状態となるのを防止するために設けられる。し
たがって、このメインワード線MWLa上に伝達される
メインワード線駆動信号WLの振幅は、アレイ電源電圧
Vppaでなく、周辺電源電圧Vccpの振幅であって
もよい。
【0096】図3(C)は、プリデコード信号XJの効
果を説明するための図である。図3(C)に示すよう
に、1つのメインワード線MWLに対し、複数(図3
(C)において4本)のサブワード線SWLa〜SWL
dが設けられる。サブワード線SWLa〜SWLdそれ
ぞれに対し、サブワード線ドライバSWDa〜SWDd
が設けられる。これらのサブワード線ドライバSWDa
〜SWDdに対し、それぞれプリデコード信号XJa〜
XJdが与えられる。サブワード線ドライバSWDa〜
SWDdは、また、共通にメインワード線MWL上の信
号を受ける。
【0097】サブワード線SWLa〜SWLdとビット
線BLの交差部に、メモリセルMCが配置される。メモ
リセルMCは、1トランジスタ/1キャパシタ型の構造
を備える。
【0098】プリデコード信号XJa〜XJdの1つが
アクティブサイクル時選択状態へ駆動される。したがっ
てメインワード線MWLが選択されると、プリデコード
信号XJa〜XJdに従って、サブワード線SWLa〜
SWLdのうち1つのサブワード線が選択状態へ駆動さ
れる。4本のサブワード線SWLa〜SWLdに対し、
1つのメインワード線駆動回路を設けるだけでよく、十
分余裕をもって、メインワード線駆動回路を配置するこ
とができる。サブワード線ドライバSWDa〜SWDd
が、メモリアレイの両側に交互に設けられ、隣接アレイ
間で共有される場合、さらに、メインワード線駆動回路
のピッチ条件のみならず、サブワード線ドライブ回路の
ピッチ条件を緩和することができる。
【0099】[高電圧発生回路の構成]図4は、図1に
示す高電圧発生回路12の構成を概略的に示す図であ
る。図4において、高電圧発生回路12は、デバイス電
源電圧VDDに基づいて、アレイ高電圧Vppaを発生
するアレイ高電圧発生回路12aと、出力用電源電圧V
DDQに基づいて出力用高電圧Vppoを発生する出力
高電圧発生回路12bを含む。これらのアレイ高電圧発
生回路12aおよび出力高電圧発生回路12bの内部構
成は同じである。以下の説明においては、これらのアレ
イ高電圧発生回路12aおよび出力高電圧発生回路12
bを1つのVpp発生回路20として説明する。また発
生される高電圧VppaおよびVppoも、高電圧Vp
pとして説明する。したがって、以下の説明において、
高電圧Vppは、特に断らない限り、アレイ高電圧Vp
paおよび出力用高電圧Vppo両者を含む。
【0100】また、電源電圧VDDおよびVDDQは、
外部から与えられる電源電圧EXVDとして示す。した
がって、外部電源電圧EXVDは、特に断りのない限
り、デバイス電源電圧VDDおよび出力用電源電圧VD
DQのいずれであってもよい。
【0101】図5は、Vpp発生回路20の構成を概略
的に示す図である。図5において、Vpp発生回路20
は、外部電源電圧EXVDから所定の電圧レベルの基準
電圧VREFを発生する基準電圧発生回路20aと、電
源投入後常時動作し、高電圧Vppを発生するスタンバ
イ高電圧発生回路20bと、活性化信号ACTおよびZ
ENの活性化時選択的に活性状態とされて、高電圧Vp
pを発生するアクティブ高電圧発生回路20cと、外部
電源電圧EXVDの投入時、所定期間活性化信号ZEN
を活性状態として、アクティブ高電圧発生回路20cに
強制的に高電圧発生動作を行なわせる初期制御回路20
dを含む。
【0102】スタンバイ高電圧発生回路20bは、高電
圧Vppの電圧レベルを基準電圧Vrefに基づいて検
出するVpp検出回路20baと、Vpp検出回路20
baからのレベル検出信号に応答して選択的に活性化さ
れ、クロック信号を発生するクロック発生回路20bb
と、クロック発生回路20bbからのクロック信号に従
ってチャージポンプ動作を行なって高電圧Vppを生成
するVppポンプ回路20bcを含む。
【0103】Vpp検出回路20baは、常時、高電圧
Vppのレベルが所定電圧レベル以上にあるか否かを、
この高電圧Vppと基準電圧Vrefとの差に従って検
出する。クロック発生回路20bbは、Vpp検出回路
20baからの電圧レベル検出信号が高電圧Vppが所
定電圧レベル以上もあることを示すときには、非活性状
態とされて、クロック発生動作を停止する。一方、Vp
p検出回路20baからの電圧レベル検出信号が高電圧
Vppが所定電圧レベルよりも低いことを示していると
きには、クロック発生回路20bbは活性化されてクロ
ック信号を生成する。Vppポンプ回路20bcは、こ
のクロック発生回路20bbからのクロック信号に従っ
て、容量素子によるチャージポンプ動作を行ない、高電
圧Vppを生成する。
【0104】このスタンバイ高電圧発生回路20bは、
電源投入後常時動作し、スタンバイ状態時における高電
圧Vppのレベルがリーク電流などにより低下するのを
防止する。したがって、このVppポンプ回路20bc
の電荷供給力は十分小さくされており、スタンバイサイ
クル時における消費電流の低減が図られる。
【0105】アクティブ高電圧発生回路20cは、初期
制御回路20dからの活性化信号ZENと制御回路8か
らの活性化信号ACTのいずれかの活性化時活性化さ
れ、高電圧Vppのレベルを検出するVpp検出回路2
0caと、Vpp検出回路20cからの電圧レベル検出
信号と活性化信号ZENおよびACTとに応答して選択
的に活性化され、クロック信号を発生するクロック発生
回路20cbと、このクロック発生回路20cbからの
クロック信号に従ってチャージポンプ動作を行なって高
電圧Vppを発生するVppポンプ回路20ccを含
む。
【0106】アクティブ高電圧発生回路20cは、高電
圧Vppを使用する回路(Vpp負荷)の動作時に活性
化され、電圧消費により高電圧Vppの電圧レベルが低
下すると、チャージポンプ動作を行なって高電圧Vpp
を所定の電圧レベルへ復帰させる。
【0107】たとえば、活性化信号ACTが、行選択動
作に関連する回路(RAS系回路)の活性状態を示すと
き、プリデコーダがプリデコード動作を行ない選択サブ
ワード線上に高電圧Vpp(Vppa)を伝達する。こ
のとき、図3(A)に示すレベル変換回路4bの出力信
号の電圧レベルがLレベルからHレベルへ変化するた
め、高電圧Vpp(Vppa)が消費される。またVp
p負荷が出力回路のとき、この活性化信号ACTは、デ
ータ読出期間活性状態に駆動され、データ出力時におい
て、高電圧Vpp(Vppo)の消費による高電圧Vp
p(Vppo)の電圧レベルの低下を防止する。したが
って、このアクティブ高電圧発生回路20cのVppポ
ンプ回路20ccの電荷供給力は、十分大きくされる。
【0108】初期制御回路20dは、以下にその構成を
詳細に説明するように、電源投入時、この高電圧Vpp
が安定な電圧レベルに到達するまで強制的にVpp検出
回路20cおよびクロック発生回路20cbを活性化す
る。これにより、電源投入後大きな電荷供給力を有する
アクティブ高電圧発生回路20cにより、高電圧Vpp
が生成されるため、電源投入後高速で、高電圧Vppが
安定状態へ駆動され、電源投入後速いタイミングで、こ
の半導体記憶装置を動作可能状態に設定することができ
る。
【0109】初期制御回路の構成1 図6は、図5に示す初期制御回路20dの第1の構成を
示す図である。図6において、初期制御回路20dは、
図1に示す電源投入検出回路14からの電源投入検出信
号ZPORを遅延するRC遅延回路20daと、RC遅
延回路20daの出力信号を反転するインバータ20d
bと、インバータ20dbの出力信号を反転して強制活
性化信号ZENを出力するインバータ20dcを含む。
インバータ20dbおよび20dcは、電源ノードPS
の外部電源電圧EXVDを一方動作電源電圧として動作
する。RC遅延回路20daは、抵抗とキャパシタとを
含み、電源投入検出信号ZPORの立上がり速度を遅ら
せる。次に、この図6に示す初期制御回路20dの動作
を図7に示す信号波形図を参照して説明する。
【0110】時刻t0において電源が投入され、外部電
源電圧EXVDの電圧レベルが上昇する。この電源投入
時、電源投入検出信号ZPORは、所定時間Lレベルを
保持する。図7においては、電源投入直後、電源投入検
出信号ZPORが、この外部電源電圧EXVDに従って
少し上昇する状態が示されるが、これは論理Lレベルで
あり、回路動作には影響を与えない。
【0111】RC遅延回路20daは、この電源投入検
出信号ZPORの立上がり速度を遅らせており、電源投
入検出信号ZPORがLレベルの間Lレベルの信号を出
力する。インバータ20dbが、RC遅延回路20da
の出力信号を反転し、その電圧レベルが外部電源電圧E
XVDに従って上昇し、インバータ20dcが、このイ
ンバータ20dbの出力信号を反転する。したがって、
強制活性化信号ZENは、Lレベルの活性状態を維持す
る。この間、図5に示すVpp検出回路20caおよび
クロック発生回路20cbが活性状態とされる。
【0112】Vpp検出回路20caは高電圧Vppの
電圧レベルの検出を行なう。電源投入時、高電圧Vpp
は、Lレベルにあり、クロック発生回路20cbが活性
化されて、Vppポンプ回路20ccがチャージポンプ
動作を行なって大きな電荷供給力を持って高速で高電圧
Vppの電圧レベルを上昇させる。
【0113】時刻t1において外部電源電圧EXVDが
所定の電圧レベルに到達すると、電源投入検出信号ZP
ORがHレベルへ立上がる(外部電源電圧EXVDの電
圧レベル)。次いで、時刻t2において外部電源電圧E
XVDが所定の電圧レベルに到達し、その電圧レベルで
安定化する。
【0114】この時刻t1における電源投入検出信号Z
PORの立上がりに応答して、RC遅延回路20daの
出力信号が抵抗およびキャパシタの有する時定数で緩や
かに立上がる。このときまだ、強制活性化信号ZEN
は、Lレベルの活性状態にあり、高電圧Vppの電圧レ
ベルが上昇し、時刻t3において、所定の電圧レベルに
到達する。高電圧Vppが所定の電圧レベルに到達する
と、Vpp検出回路20caが、クロック発生回路20
cpに対しクロック発生動作を停止させる信号を出力
し、高電圧発生動作が停止し、この所定電圧レベルで高
電圧Vppが安定化する。
【0115】時刻t4において、RC遅延回路20da
の出力信号がインバータ20dbの入力論理しきい値よ
りも高くなり、応じて強制活性化信号ZENがHレベル
となり、非活性化され、Vpp検出回路20caおよび
クロック発生回路20cbが非活性化される。強制活性
化信号ZENの非活性化の後は、Vpp検出回路20c
aおよびクロック発生回路20cbは、内部回路活性化
信号ACTの活性/非活性に応じて選択的に活性/非活
性化される。
【0116】図6に示すように、電源投入後所定時間強
制的に、電荷供給力の大きなアクティブ高電圧発生回路
20cを動作させて高電圧発生を行なうことにより、高
速で高電圧Vppを所定電圧レベルに到達させることが
できる。
【0117】したがって、この図7において破線に示す
ように、スタンバイ高電圧発生回路のみを用いて高電圧
Vppを発生する場合に比べて、速いタイミングで、高
電圧Vppを所定の電圧レベルに到達させることができ
る。強制活性化信号ZENの活性化期間は、高電圧Vp
pが所定の電圧レベルに到達する迄に要する時間幅を少
なくとも有していればよい。
【0118】なお、図6に示す構成においては、RC遅
延回路20daが用いられている。しかしながら、この
RC遅延回路20daは設けられなくてもよい。単に、
電源投入検出信号ZPORに従って強制活性化信号ZE
Nを活性化する構成が用いられてもよい。初期設定時、
電荷供給力の大きなVpp回路20ccを所定期間動作
させることにより、スタンバイ高電圧発生回路のみを用
いる場合よりも、その高電圧Vppの電圧レベル上昇速
度は速くなり、スタンバイ高電圧発生回路のみを用いる
場合に比べて、速いタイミングで高電圧Vppを所定の
電圧レベルに到達させることができる。
【0119】図8は、図1に示す電源投入検出回路14
の構成の一例を示す図である。図8において、電源投入
検出回路14は、ノードS1と外部電源電圧EXVDを
受ける電源ノードPSとの間に接続されかつそのゲート
がノードS2に接続されるpチャネルMOSトランジス
タP1と、ノードS1に一方端が接続される抵抗素子Z
1と、抵抗素子Z1の他方端と接地ノードとの間に接続
されかつそのゲートがノードS2に接続されるnチャネ
ルMOSトランジスタQ1と、電源ノードPSとノード
S1との間に接続される結合容量素子CP1と、ノード
S2と接地ノードとの間に接続されかつそのゲートがノ
ードS1に接続されるnチャネルMOSトランジスタQ
2と、電源ノードPSとノードS2との間に直列に接続
されるpチャネルMOSトランジスタP2と抵抗素子Z
2とを含む。pチャネルMOSトランジスタP2のゲー
トはノードS1に接続される。ノードS2と接地ノード
との間にさらに、ノードS2の電圧レベルを安定化する
ための容量素子CP2が設けられる。
【0120】電源投入検出回路14は、さらに、ノード
S2上の信号を受けて反転してノードS3へ伝達する3
段の縦続接続されるインバータIV1、IV2およびI
V3と、ノードS3と電源ノードPSとの間に接続され
る結合容量素子CP3と、ノードS3上の信号電位を反
転してノードS4へ伝達するインバータIV4と、ノー
ドS4上の信号電位に従って電源投入検出信号ZPOR
を出力する2段の縦続されるインバータIV5およびI
V6を含む。
【0121】電源投入検出回路14は、さらに、電源ノ
ードPSとノードS5との間に直列に接続されるpチャ
ネルMOSトランジスタP3および抵抗素子Z3を含
む。pチャネルMOSトランジスタP3のゲートは、ノ
ードS4に接続される。
【0122】この電源投入検出回路14は、さらに、ノ
ードS5と接地ノードとの間に接続されかつそのゲート
がノードS4に接続されるnチャネルMOSトランジス
タQ3と、ノードS5と接地ノードとの間に接続される
容量素子CP4と、ノードS5とノードS6との間に直
列に接続されるpチャネルMOSトランジスタP4およ
びP5と、ノードS6と接地ノードとの間に接続されか
つそのゲートがノードS4に接続されるnチャネルMO
SトランジスタQ4と、ノードS1と接地ノードとの間
に接続されかつそのゲートがノードS6に接続されるn
チャネルMOSトランジスタQ5を含む。pチャネルM
OSトランジスタP4およびP5の各々は、そのゲート
およびドレインが接続され、電圧降下素子として作用す
る。次に、この図8に示す電源投入検出回路14の動作
を図9に示す動作波形図を参照して説明する。
【0123】時刻t0において電源投入が行なわれ、電
源ノードPSの外部電源電圧EXVDの電圧レベルが上
昇する。この電源投入に従って、容量素子CP1の容量
結合によりノードS1の電圧レベルが応じて上昇し、n
チャネルMOSトランジスタQ2が導通状態へ移行し、
またpチャネルMOSトランジスタP2がオフ状態とな
る。このnチャネルMOSトランジスタQ2の導通状態
への移行により、ノードS2が接地電圧レベルに保持さ
れる。インバータIV1〜IV3により、ノードS3の
電圧レベルが外部電源電圧EXVDの電圧レベルの上昇
に従って上昇する。ノードS3は、また容量素子CP3
の容量結合により、電源投入時その電圧レベルがHレベ
ルに初期設定され、応じて、インバータIV4により、
ノードS4に出力される信号はLレベルとなり、電源投
入検出信号ZPORはLレベルを保持する。
【0124】ノードS4がLレベルの間、pチャネルM
OSトランジスタP3が導通状態にあり、抵抗素子Z3
および容量素子CP4の時定数に従ってノードS5の電
圧がゆるやかに上昇する。
【0125】時刻t2において、ノードS5の電圧レベ
ルがMOSトランジスタP4およびP5の有するしきい
値電圧を超えると、MOSトランジスタP4およびP5
がともに導通状態となり、ノードS6の電圧レベルが上
昇し始める。ノードS6の電圧レベルが時刻t3におい
てMOSトランジスタQ5のしきい値電圧よりも高くな
ると、MOSトランジスタQ5が導通し、ノードS1を
接地電圧レベルのLレベルへ放電する。
【0126】時刻t3において、外部電源電圧EXVD
が、所定の電圧レベルよりも高くなる。
【0127】ノードS1の電圧レベルの低下に従って、
nチャネルMOSトランジスタQ2がオフ状態となり、
一方、pチャネルMOSトランジスタP2が導通し、ノ
ードS2は、抵抗素子Z2および容量素子CP2により
決定される時定数に従ってその電圧レベルが上昇する。
ノードS2の電圧レベルの上昇に従ってpチャネルMO
SトランジスタP1が非導通状態となり、ノードS1
は、確実に接地電圧レベルのLレベルにMOSトランジ
スタQ5を介して放電される。
【0128】ノードS1の電圧レベルの低下に従ってM
OSトランジスタQ2が非導通状態となり、ノードS2
は、外部電源電圧EXVDの電圧レベルの上昇に従って
上昇する。ノードS2の電圧レベルがインバータIV1
の入力論理しきい値よりも高くなると、3段のインバー
タIV1〜IV3により、ノードS3の電圧レベルが低
下し、応じてインバータIV4の出力信号が伝達される
ノードS4の電圧レベルが上昇する。このノードS4の
電圧レベルの上昇に従って、時刻t4において、電源投
入検出信号PORがインバータIV5およびIV6によ
り、Hレベルに立上がる。
【0129】ノードS4の電圧レベルが上昇すると、p
チャネルMOSトランジスタP3がオフ状態となり、一
方、nチャネルMOSトランジスタQ3およびQ4が導
通し、ノードS5およびS6が接地電圧レベルへ放電さ
れ、MOSトランジスタQ5がオフ状態となる。これに
より、ノードS2の電圧レベルの上昇に従って、MOS
トランジスタQ1が導通し、ノードS1が接地電圧レベ
ルのLレベルに保持される。MOSトランジスタP2お
よびQ1ならびに抵抗素子Z1およびZ2のループによ
り、ノードS2は、外部電源電圧EXVDの電圧レベル
に応じたHレベルに保持されて、また応じて電源投入検
出信号ZPORもHレベルに保持される。電源投入が行
なわれる時刻t0から電源投入検出信号ZPORがHレ
ベルに立上がる時刻t4までの間、電源投入検出信号Z
PORはLレベルであり、この間において内部ノードの
初期設定(リセット)が行なわれる。電源投入検出信号
ZPORは、外部電源電圧EXVDが所定の電圧レベル
に到達するかまたは一定の電圧レベルに到達しかつ安定
状態となったときにHレベルの非活性状態となる。少な
くともこの電源投入検出信号ZPORがLレベルの活性
状態の間、強制活性化信号ZENが活性化され、アクテ
ィブ高電圧発生回路が活性化されて、高電圧Vpp発生
動作を行ない、高速で高電圧Vppを所定電圧レベルへ
駆動する。
【0130】電源投入時、内部ノードの初期設定を行な
うために用いられる電源投入検出信号ZPORを用いる
ことにより、容易に電源投入後所定期間アクティブ高電
圧発生回路を強制的に活性化させることができ、その大
きな電荷供給力により、高電圧発生動作を行なわせるこ
とができる。
【0131】初期制御回路の構成2 図10(A)は、図5に示す初期制御回路20dの第2
の構成を示す図である。図10(A)において、初期制
御回路20dは、電源ノードPSとノードS7との間に
結合される容量素子20ddと、ノードS7上の信号電
位を反転して強制活性化信号ZENを出力するインバー
タ20deと、強制活性化信号ZENを反転してノード
S7へ伝達するインバータ20dfと、リセット信号R
EFETに応答してノードS7を接地電圧レベルへ駆動
するnチャネルMOSトランジスタ20dgを含む。イ
ンバータ20deおよび20dfは、それぞれ外部電源
電圧を一方動作電源電圧として動作し、かつラッチ回路
を構成する。次に、この図10(A)に示す初期制御回
路20dの動作を図10(B)に示す信号波形図を参照
して説明する。
【0132】電源投入前リセット信号RESETはLレ
ベルであり、MOSトランジスタ20dgはオフ状態に
ある。時刻t0において電源投入が行なわれ、電源ノー
ドPSの外部電源電圧EXVDの電圧レベルが上昇す
る。電源ノードPSの電圧上昇が、容量素子20ddを
介してノードS7へ伝達され、ノードS7の電圧レベル
も応じて上昇する。インバータ20deはこのノードS
7の信号電圧を反転しており、したがって、強制活性化
信号ZENは、Lレベルの活性状態を維持する。この強
制活性化信号ZENが、インバータ20dfにより反転
されて、ノードS7へ伝達される。したがって、ノード
S7は、インバータ20dfおよび容量素子20ddに
より、外部電源電圧EXVDの電圧レベル上昇に従って
上昇する。
【0133】所定期間が経過すると、時刻t2において
リセット信号RESETが活性状態のHレベルへ駆動さ
れ、MOSトランジスタ20dgがオン状態となり、ノ
ードS7を接地電圧レベルへ駆動し、応じて強制活性化
信号ZENがHレベルとなる。このHレベルの強制活性
化信号ZENは、インバータ20deおよび20dfに
よりラッチされる。時刻t0から時刻t2の間、強制活
性化信号ZENがLレベルの活性状態にあり、この間ア
クティブ高電圧発生回路により高電圧Vppが生成され
る。
【0134】リセット信号RESETは、電源投入が行
なわれてから所定期間経過後にHレベルとされる信号
か、または内部回路を確実に初期状態に設定するために
行なわれるダミーサイクル時に生成される内部回路活性
化信号ACTに応答してHレベルの活性状態へ駆動され
る。
【0135】(変更例)図11は、初期制御回路の第2
の構成の変更例を示す図である。図11において、初期
制御回路20dは、接地ノードとノードS8との間に接
続され、かつそのゲートにリセット信号RESTを受け
るnチャネルMOSトランジスタ20dhと、ノードS
8の信号を反転して強制活性化信号ZENを出力するイ
ンバータ20diと、強制活性化信号ZENを反転して
ノードS8へ伝達するインバータ20djと、インバー
タ20djの入力ノード(インバータ20diの出力ノ
ード)と接地ノードとの間に接続される容量素子20d
kを含む。インバータ20diおよび20jは、外部電
源電圧EXVDを一方動作電源電圧として動作し、かつ
ラッチ回路を構成する。
【0136】この図11に示す構成においては、容量素
子20dkにより、インバータ20diの出力負荷は、
インバータ20djの出力負荷よりも大きい。したがっ
て、電源投入後、外部電源電圧EXVDの電圧レベルが
上昇するとき、初期状態(電源投入直後)においてイン
バータ20diおよび20djの入力ノードの電圧レベ
ルが接地電圧レベルであっても、この外部電源電圧EX
VDの電圧レベル上昇に従って、インバータ20djの
出力信号が、インバータ20diの出力信号よりも速く
その電圧レベルが上昇する(インバータ20diは、容
量素子20dkを充電する必要がある)。したがって、
電源投入時、インバータ20diおよび20djは、強
制活性化信号ZENをLレベルに保持するラッチ状態に
設定される。所定時間が経過するか、または内部回路動
作が行なわれるとき、リセット信号RESETがHレベ
ルとなり、MOSトランジスタ20dhがオン状態とな
り、ノードS8が接地電圧レベルへ駆動され、応じて強
制活性化信号ZENがHレベルへ駆動される。この強制
活性化信号ZENは、以降、インバータ20diおよび
20djにより、Hレベルに保持される。
【0137】なお、この図11に示す構成において、容
量素子20dkに代えて、高抵抗の抵抗素子が用いられ
てもよい。抵抗素子を介して微小電流が常時流れるとい
う問題はあるものの、強制活性化信号ZENを、電源投
入時、Lレベルの活性状態に保持することができる。
【0138】初期制御回路の構成3 図12は、図5に示す初期制御回路20dの第3の構成
を示す図である。図12において、初期制御回路20d
は、内部回路活性化信号ACTを受けるインバータ20
dkと、電源ノードPSとノードS10との間に接続さ
れる容量素子20dlと、インバータ20dkの出力信
号とノードS10上の信号電圧とを受けるNAND回路
20dmと、NAND回路20dmの出力ノードS11
と接地ノードとの間に接続される容量素子20dnと、
ノードS11上に与えられるNAND回路20dmの出
力信号と電源投入検出信号ZPORとを受けるNAND
回路20doと、NAND回路20doの出力信号を反
転して強制活性化信号ZENを生成するインバータ20
dpと、インバータ20dpの出力する強制活性化信号
ZENを反転するインバータ20dqと、インバータ2
0dqの出力信号と内部回路活性化信号ACTとを受け
て高電圧発生動作活性化信号ZENAを出力するNOR
回路20drを含む。
【0139】NAND回路20doの出力は、また、ノ
ードS10に接続される。これらの回路要素は、すべて
電源ノードPSに与えられる外部電源電圧EXVDを一
方動作電源電圧として動作する。内部回路活性化信号A
CTは、この高電圧Vppを利用する回路が動作する期
間活性状態のHレベルに設定される。次に、図12に示
す初期制御回路20dの動作を図13に示す信号波形図
を参照して説明する。
【0140】時刻t0において電源投入が行なわれ、電
源ノードの外部電源電圧EXVDの電圧レベルが上昇す
る。この電源投入に応答して、ノードS10は、容量素
子20dlにより、Hレベルへ引き上げられ、一方、ノ
ードS11は、容量素子20dnにより、Lレベルに保
持される。電源投入直後においては、内部回路活性化信
号ACTはLレベルであり、インバータ20dkの出力
信号が外部電源電圧EXVDの電圧レベルの上昇に従っ
てHレベルへ駆動される。したがって、NAND回路2
0doの出力信号がHレベルとなり、インバータ20d
pから出力される強制活性化信号ZENはLレベルの活
性状態を維持する。インバータ20dqの出力信号が、
外部電源電圧EXVDの電圧レベル上昇に従ってHレベ
ルとなり、応じてNOR回路20drからの高電圧発生
動作活性化信号ZENAがLレベルの活性状態に保持さ
れる。
【0141】時刻t1において、外部電源電圧EXVD
が所定の電圧レベルとなると、電源投入検出信号ZPO
RがHレベルへ立上がる。NAND回路20doが、こ
の電源投入検出信号ZPORの立上がりに応答してイン
バータとして動作する。また、内部回路活性化信号AC
TがLレベルであり、インバータ20dkの出力信号が
Hレベルであるため、NAND回路20dmもインバー
タとして動作する。したがって、ノードS10およびS
11の電圧レベルは、これらのNAND回路20dmお
よび20doで構成されるラッチ回路によりラッチさ
れ、インバータ20dpからの強制活性化信号ZEN
は、Lレベルを保持する。
【0142】一定時間が経過し、たとえばダミーサイク
ルなどを行なうために、内部回路活性化信号ACTがH
レベルへ駆動される。ここで、ダミーサイクルは、電源
投入後内部ノードを確実に初期状態に設定するために内
部回路を所定回数動作させるサイクルである。内部回路
活性化信号ACTがHレベルへ駆動されると、インバー
タ20dkの出力信号がLレベルとなり、応じてNAN
D回路20dmの出力信号がHレベルとなる。NAND
回路20doは、その両入力の信号がともにHレベルと
なり、NAND回路20doからノードS10へ出力さ
れる信号の電圧レベルがLレベルとなり、応じてインバ
ータ20dpからの強制活性化信号ZENがHレベルと
なる。この状態においては、内部回路活性化信号ACT
のHレベルに従って、高電圧発生動作活性化信号ZEN
AがLレベルの活性状態にあり、アクティブ高電圧発生
回路が高電圧発生動作を行なう。
【0143】内部回路活性化信号ACTがLレベルに立
下がると、インバータ20dkの出力信号がHレベルに
立上がる。この状態においては、NAND回路20do
の出力信号がLレベルであるため、強制活性化信号ZE
Nの状態は変化しない。すなわち、NAND回路20d
oおよび20dmによりラッチ回路が構成され、このラ
ッチ回路のラッチ状態が、内部回路活性化信号ACTの
活性化によりリセットされ、強制活性化信号ZENがH
レベルの非活性状態に保持される。この内部回路活性化
信号ACTがLレベルに立下がると、NOR回路20d
rは、その両入力がLレベルとなり、高電圧発生動作活
性化信号ZENAがHレベルとなり、アクティブ高電圧
発生回路は、高電圧発生動作を停止する。
【0144】次に、再び内部回路活性化信号ACTが活
性状態のHレベルへ駆動されても、ノードS10は、L
レベルに保持されているため、強制活性化信号ZENの
状態は変化せず、Hレベルの非活性状態を維持する。一
方、NOR回路20drは、この内部回路活性化信号A
CTの活性化に従って、高電圧発生動作活性化信号ZE
NAをLレベルの活性状態へ駆動する。以降、この内部
回路活性化信号ACTの活性化に従って、高電圧発生動
作活性化信号ZENAが活性化される。
【0145】図12に示す構成のように、ノードS10
およびS11に、容量素子20dlおよび20dnを設
けておくことにより、電源投入直後、ノードS10およ
びS11をそれぞれHレベルおよびLレベルに確実に駆
動することができる。また、電源電圧EXVDの変化速
度が極めて遅く、電源投入検出信号ZPORも、この外
部電源電圧EXVDの電圧上昇に従って変化し、電源投
入検出信号ZPORが活性化されない場合においても、
確実に強制活性化信号ZENを電源投入後活性状態へ駆
動することができる。
【0146】図14は、内部回路活性化信号ACTの発
生態様を示す図である。図14においては、内部回路
が、行選択に関連する回路(行系回路)の場合を示す。
行系回路は、図1に示す構成において、行選択回路3、
および行駆動回路4およびセンスアンプ2を含む。
【0147】この半導体記憶装置が、クロック信号CL
Kに同期して動作する同期型半導体記憶装置の場合、動
作モード指示は、コマンドの形で与えられる。コマンド
は、複数の外部制御信号の状態の組合せにより与えられ
る(アドレス信号ビットが含まれる場合もある)。クロ
ック信号CLKのサイクル♯aにおいてアクティブコマ
ンドが与えられ、行選択動作が指定される。このアクテ
ィブコマンドに従って、行系回路活性化信号ACTが活
性状態へ駆動される。内部でメモリセル行の選択動作が
行なわれ、またセンスアンプによる検知増幅およびラッ
チ動作が行なわれる。メモリセルへのアクセス動作が完
了して、クロック信号CLKのサイクル♯bにおいてプ
リチャージコマンドが与えられると、この行系回路活性
化信号ACTがLレベルの非活性状態へ駆動される。こ
れにより、選択状態にあったワード線(メイン/サブワ
ード線)が非選択状態へ駆動される。
【0148】この行系回路活性化信号ACTの活性化
時、行駆動回路において、アレイ高電圧Vppaが消費
される。したがって、この期間アクティブ高電圧発生回
路を活性化する。
【0149】図15(A)に示すように、この半導体記
憶装置が4つのバンク♯0、♯1、♯2および♯3を含
む場合、図15(B)に示すように、バンク♯0〜♯3
それぞれに対して与えられる行系回路活性化信号ACT
0〜ACTの論理和をとるOR回路ORにより、内部回
路活性化信号ACTが生成され、図12に示す初期制御
回路20dへ与えられる。ここで、バンク♯0〜♯3
は、それぞれ互いに独立に、活性状態(メモリセルアレ
イの行の選択状態)へ駆動することができる。バンク♯
0〜♯3に、高電圧発生回路が共通に設けられている場
合、この図15(B)に示す構成を利用することによ
り、高電圧発生回路を強制的に電源投入時活性状態に駆
動することができ、また最初のバンク活性化時、強制活
性化信号ZENを非活性状態にリセットすることができ
る。バンク♯0〜♯3それぞれに対して個々に高電圧発
生回路が設けられている場合、各バンク対応の行系回路
活性化信号ACT0〜ACT3に従って、高電圧発生回
路を活性化する構成が用いられればよい。
【0150】図16は、この半導体記憶装置のデータ読
出時の動作を示すタイミングチャートである。半導体記
憶装置がクロック同期型半導体記憶装置の場合、データ
読出を指示するリードコマンドが与えられてから、CA
Sレイテンシと呼ばれるクロックサイクルが経過した後
に有効データが出力される。この場合、図16に示すよ
うにクロック信号CLKのサイクル♯cにおいてリード
コマンドを与えると、CASレイテンシ−2クロックサ
イクルにおいて読出回路活性化信号READが活性状態
へ駆動される。図16においては、CASレイテンシが
2の場合を示すため、クロックサイクル♯cにおいて読
出活性化信号READが活性化される。この読出活性化
信号READは、バースト長に等しいクロックサイクル
数の期間活性状態へ駆動される。ここで、バースト長
は、1つのリードコマンドが与えられたときに連続的に
読出されるデータの数を示す。このリードコマンドが与
えられると、CASレイテンシ−1クロックサイクル
後、出力バッファイネーブル信号OEMがバースト長期
間Hレベルの活性状態へ駆動される。この出力バッファ
活性化信号OEMの活性化に従って、読出回路により読
出されたデータが出力バッファ(出力回路)へ与えられ
てクロック信号CLKに同期して順次読出される。クロ
ックサイクル♯dにおいて、バースト長データの最後の
データ(3)が読出されると、出力バッファ活性化信号
OEMが、Lレベルの非活性状態となる。
【0151】したがって、内部回路が、データの外部へ
の出力を行なう出力回路の場合、この読出回路活性化信
号READと出力バッファ活性化信号OEMの活性化の
期間活性状態となる信号を生成して、内部回路活性化信
号ACTとして利用すればよい。ここで、読出活性化信
号READは、列選択回路および選択メモリセルのデー
タを読出し増幅しかつ転送するプリアンプを活性化す
る。
【0152】したがって、この内部回路活性化信号AC
Tは、高電圧Vppを利用する回路の動作特性に合わせ
て最適な信号が用いられればよい。
【0153】初期制御回路の構成4 図17は、図5に示す初期制御回路20dの第4の構成
を概略的に示す図である。図17において、初期制御回
路20dは、電源投入検出信号ZPORの非活性化に応
答して発振動作を行なってクロック信号CKを生成する
発振回路20dzと、発振回路20dzの出力するクロ
ック信号CKをカウントし、カウント値が所定値に到達
したときカウントアップ信号UPを出力しかつラッチす
るカウンタ・ラッチ20dsと、カウンタ・ラッチ20
dsからのカウントアップ指示信号UPと電源投入検出
信号ZPORを受けるNAND回路20dtと、NAN
D回路20ddの出力信号を反転して強制活性化信号Z
ENを出力するインバータ20duを含む。このNAN
D回路20dtの出力信号はまた、発振回路20dzへ
与えられ、カウントアップ指示信号UPが発生(活性
化)されると、発振回路20dzの発振動作を停止させ
る。
【0154】発振回路20dzは、電源投入検出信号Z
PORとNAND回路20dtの出力信号を受けるAN
D回路30と、AND回路30の出力信号を一方入力に
受けるNAND回路31と、NAND回路31の出力信
号を受ける、偶数段の縦続接続されたインバータを備え
るインバータ列32を含む。インバータ列32からクロ
ック信号CKが出力されてカウンタ・ラッチ20dsへ
与えられる。このインバータ列32からのクロック信号
CKは、またNAND回路31の他方入力へ与えられ
る。次に、この図17に示す初期制御回路20dの動作
を図18に示す信号波形図を参照して説明する。
【0155】時刻t0において電源投入が行なわれ、外
部電源電圧EXVDの電圧レベルが上昇する。このと
き、電源投入検出信号ZPORはLレベルの活性状態に
あり、AND回路30の出力信号はLレベルであり、応
じてNAND回路31の出力信号がHレベルに固定さ
れ、発振回路20dzは発振動作は行なわない。一方、
NAND回路20dtは、電源投入時その両入力がLレ
ベルであり、その出力信号が外部電源電圧EXVDに従
ってHレベルに上昇し、応じて、強制活性化信号ZEN
は、Lレベルを維持する。
【0156】時刻t1において、外部電源電圧EXVD
が、所定の電圧レベルに到達すると、電源投入検出信号
ZPORがHレベルに立上がり、AND回路30の出力
信号がHレベルとなる。応じて、NAND回路31が、
インバータとして動作し、偶数段のインバータを含むイ
ンバータ列32とNAND回路31により、リングオシ
レータが形成されて、発振回路20dzが発振動作を開
始する。カウンタ・ラッチ20dsは、この発振回路2
0dzからのクロック信号CKをカウントする。
【0157】時刻t2において、このカウンタ・ラッチ
20dsのカウント値が所定値に到達すると、カウンタ
・ラッチ20dsからのカウントアップ指示信号UPが
Hレベルとなりかつラッチされる。電源投入検出信号Z
PORはHレベルであり、応じてNAND回路20dt
の出力信号からLレベルとなり、強制活性化信号ZEN
がHレベルとなる。このNAND回路20dtからの出
力信号の電圧レベルの立下がりに応答して、AND回路
30の出力信号がLレベルとなり、発振回路20dzが
発振動作を停止する。したがって、電源投入が行なわれ
てから、カウンタ・ラッチ20dsにより所定期間がカ
ウントされるまでの期間、すなわち時刻t0から時刻t
2までの間、強制活性化信号ZENがLレベルの活性状
態に保持され、アクティブ高電圧発生回路による高電圧
Vppの発生動作が行なわれる。
【0158】初期制御回路の構成5 図19(A)は、図5に示す初期制御回路25dの第5
の構成を概略的に示す図である。図19(A)におい
て、初期制御回路25dは、内部電圧発生回路34から
の内部電圧Vinの電圧レベルを、電源ノードPSに与
えられる外部電源電圧EXVDに基づいて検出し、この
内部電圧Vinの電圧レベルが所定電圧レベルに到達し
たとき、強制活性化信号ZENを非活性状態へ駆動す
る。
【0159】内部電圧発生回路34は、電源ノードPS
に与えられる外部電源電圧EXVDから、所定の電圧レ
ベルの内部電圧Vinを生成する。この内部電圧Vin
は、外部電源電圧EXVDから生成されればよい。基準
電圧、内部電源電圧および内部高電圧のいずれでもよ
い。この電圧レベル検出回路35は、内部電圧Vin
が、外部電源電圧EXVDに対し所定の関係を満足する
電圧レベルに到達したときに、強制活性化信号ZENを
非活性化する。次に、この図19(A)に示す初期制御
回路25dの動作を図19(B)に示す信号波形図を参
照して説明する。
【0160】時刻t0において、電源投入が行なわれ、
電源ノードPSの外部電源電圧EXVDの電圧レベルが
上昇する。内部電圧発生回路34は、この外部電源電圧
EXVDから内部電圧Vinを生成する。したがって、
この内部電圧Vinは、外部電源電圧EXVDの電圧上
昇速度に比べて遅い速度でその電圧レベルが上昇する。
【0161】時刻t1において、外部電源電圧EXVD
と内部電圧Vinの電圧レベルが所定の関係を満足する
と、電圧レベル検出回路35は、強制活性化信号ZEN
を非活性化する。
【0162】速いタイミングで安定状態となる外部電源
電圧EXVDを用いて内部電圧Vinの電圧レベルを検
出することにより、安定な電圧レベル検出動作を行なう
ことができ、正確なタイミングで、強制活性化信号ZE
Nを非活性化することができる。外部電源電圧EXVD
から比較基準電圧を生成して内部電圧Vinとを比較す
る場合、この比較基準電圧が、所定の電圧レベルに到達
するまでに、時間を要し、内部電圧Vinと比較基準電
圧との電圧レベルの比較を正確に行なうことができなく
なる可能性がある。回路装置内において最も速いタイミ
ングで安定化する外部電源電圧EXVDを用いて内部電
圧Vinの電圧レベルを検出することにより、安定な電
圧レベル検出動作が保証される。
【0163】「電圧レベル検出回路の構成1」図20
は、図19(A)に示す電圧レベル検出回路35の第1
の構成を示す図である。図20において、電圧レベル検
出回路35は、ノードA1と接地ノードの間に接続され
る容量素子35aと、電源ノードPSに与えられる外部
電源電圧EXVDを一方動作電源電圧として動作し、ノ
ードA1上の信号を受けるCMOSインバータ35b
と、ノードA2に与えられるCMOSインバータ35b
の出力信号に従って選択的にノードA1と電源ノードP
Sとを結合するpチャネルMOSトランジスタ35c
と、電源ノードPSの外部電源電圧EXVDを一方動作
電源電圧として動作し、ノードA2に与えられるCMO
Sインバータ35bの出力信号を受けるCMOSインバ
ータ35dと、CMOSインバータ35bおよび35d
の出力信号に応答して選択的に導通し、内部電圧INV
DをノードA1に選択的に伝達するCMOSトランスミ
ッションゲート35eと、ノードA1およびA2上の信
号電圧を比較し該比較結果をラッチする比較ラッチ回路
35fと、電源ノードPSに与えられる外部電源電圧E
XVDを一方動作電源電圧として動作し、この比較ラッ
チ回路35fの出力ノードA3上の信号を反転して強制
活性化信号ZENを出力するCMOSインバータ35g
を含む。
【0164】CMOSインバータ35b、35dおよび
35gは、電源ノードPSと接地ノードとの間に接続さ
れるpチャネルMOSトランジスタおよびnチャネルM
OSトランジスタを含む。CMOSトランスミッション
ゲート35eは、CMOSインバータ35bの出力信号
をゲートに受けるnチャネルMOSトランジスタと、こ
のMOSトランジスタと並列に接続されかつそのゲート
にCMOSインバータ35dの出力信号を受けるpチャ
ネルMOSトランジスタを含む。
【0165】比較ラッチ回路35fは、電源ノードPS
とノードA4との間に接続されかつそのゲートがノード
A2に接続されるpチャネルMOSトランジスタP10
と、電源ノードPSとノードA3との間に接続されかつ
そのゲートがノードA1に接続されるpチャネルMOS
トランジスタP11と、ノードA4と接地ノードとの間
に接続されかつそのゲートがノードA3に接続されるn
チャネルMOSトランジスタQ10と、ノードA3と接
地ノードとの間に接続されかつそのゲートがノードA4
に接続されるnチャネルMOSトランジスタQ11を含
む。
【0166】この電圧レベル検出回路35は、さらに、
電源ノードPSとノードA2との間に接続されかつその
ゲートに電源投入検出信号ZPORを受けるpチャネル
MOSトランジスタ35hを含む。内部電圧INVD
は、図1に示す内部電源回路10から出力される内部電
源電圧VccpまたはVccaである。次に、この図2
0に示す電圧レベル検出回路35の動作を、図21に示
す信号波形図を参照して説明する。
【0167】時刻t0において電源投入が行なわれ、外
部電源電圧EXVDの電圧レベルが上昇する。電源投入
時、電源投入検出信号ZPORがLレベルであり、pチ
ャネルMOSトランジスタ35hがオン状態となり、ノ
ードA2の電圧レベルが、外部電源電圧EXVDの電圧
レベルとともに上昇する。また、ノードA1の電圧レベ
ルは、CMOSインバータ35bの入力論理しきい値よ
りも低く、CMOSインバータ35bの出力信号も、外
部電源電圧EXVDの電圧レベルに従って上昇する。一
方、CMOSインバータ35dは、ノードA2の電圧レ
ベルが、外部電源電圧EXVDの電圧レベルに応じて上
昇するため、内部のpチャネルMOSトランジスタがオ
フ状態を維持し、その出力信号は接地電圧レベルのLレ
ベルとなる。したがって、CMOSトランスミッション
ゲート35eがオン状態となり、内部電源電圧INVD
がノードA1へ伝達される。ノードA1には、容量素子
35aが接続されており、この内部電源電圧INVDに
従って充電され、ノードA1の電圧レベルが緩やかに上
昇する。
【0168】内部電源電圧INVDは、後にその構成は
詳細に説明するが、外部電源電圧から生成される基準電
圧との比較に基づいて、外部電源電圧EXVDから生成
され、電源投入後、外部電源電圧EXVDの電圧レベル
に従ってその電圧レベルが上昇する。
【0169】比較ラッチ回路35fにおいては、ノード
A2の電圧レベルが、ノードA1の電圧レベルよりも高
いため、pチャネルMOSトランジスタP11のコンダ
クタンスが、pチャネルMOSトランジスタP10のコ
ンダクタンスよりも大きく、交差結合されたnチャネル
MOSトランジスタQ10およびQ11により、ノード
A4が、接地電圧レベルに保持され、ノードA3が、p
チャネルMOSトランジスタP11からの充電電流によ
り、外部電源電圧EXVDの電圧レベルの上昇に応じて
その電圧レベルが上昇する。したがって、電源投入直
後、ノードA3の電圧レベルがCMOSインバータ35
gの入力論理しきい値よりも低いときには、強制活性化
信号ZENは少し電圧レベルがCMOSインバータ35
gにより一旦上昇するが、すぐに、放電され、この強制
活性化信号ZENは、Lレベルを保持する。
【0170】外部電源電圧EXVDが所定の電圧レベル
に到達するか、または所定の電圧レベルに到達しかつ安
定化すると、時刻t1において、電源投入検出信号ZP
ORがHレベルに立上がり、pチャネルMOSトランジ
スタ35hがオフ状態となる。この時刻t1において
は、外部電源電圧EXVDは、所定の電圧レベルで安定
化しており、ノードA2の電圧レベルも、外部電源電圧
EXVDの電圧レベルで安定化する。この状態において
も、CMOSトランスミッションゲート35eはオン状
態にあり、ノードA1は、内部電源電圧INVDの電圧
レベルの上昇に応じてその電圧レベルが上昇する。比較
ラッチ回路35fにおいては、pチャネルMOSトラン
ジスタP10がオフ状態にあり(ソースとゲートの電圧
が同じレベル)、ノードA3がHレベルを維持する。
【0171】内部電源電圧INVDの電圧レベルの上昇
に従って、容量素子35aが充電され、ノードA1の電
圧レベルが上昇する。このノードA1の電圧レベルが、
時刻t2においてCMOSインバータ35bの入力論理
しきい値よりも高くなると、CMOSインバータ35b
の出力信号がLレベルに変化する。これにより、ノード
A2が接地電圧レベルへ放電され、pチャネルMOSト
ランジスタ35cがオン状態となり、ノードA1が、外
部電源ノードPSに結合され、その電圧レベルが外部電
源電圧EXVDの電圧レベルに上昇する。このノードA
2の電圧レベルの低下に応答して、CMOSインバータ
35dの出力信号がHレベルとなり、CMOSトランス
ミッションゲート35eがオフ状態となり、ノードA1
の外部電源電圧EXVDが、内部電源電圧INVDを供
給するノードへ伝達されるのを防止する。
【0172】ノードA2の電圧レベルの低下に応答し
て、比較ラッチ回路35fにおいては、pチャネルMO
SトランジスタP10がオン状態となり、一方、pチャ
ネルMOSトランジスタP11がオフ状態となり、ノー
ドA4がpチャネルMOSトランジスタP10により充
電されてその電圧レベルが上昇し、ノードA3の電圧レ
ベルが低下する。ノードA3およびA4の放電および充
電動作は、交差結合されたnチャネルMOSトランジス
タQ10およびQ11により高速で行なわれる。ノード
A3の電圧レベルの低下に応答して、CMOSインバー
タ35gからの強制活性化信号ZENがHレベルに立上
がる。
【0173】図20に示す電圧レベル検出回路の構成に
おいては、ノードA1の電圧レベルが、CMOSインバ
ータ35bの入力論理しきい値よりも高くなると、強制
活性化信号ZENが非活性化される。CMOSインバー
タ35bの入力論理しきい値は、電源ノードPSに与え
られる外部電源電圧EXVDと、その内部に含まれるM
OSトランジスタのβの比とにより与えられる。電源投
入後最も早く安定化する外部電源電圧EXVDを用い
て、内部電源電圧INVDが所定の電圧レベルに到達し
たか否かを正確に判定することができる(CMOSイン
バータ35bの入力論理しきい値は、外部電源電圧EX
VDが一定のときには、一定値である)。ここで、β
は、MOSトランジスタのチャネル幅とチャネル長の比
である。
【0174】時刻t0から時刻t2までの間の時間は、
CMOSインバータ35bの入力論理しきい値を調整す
ることにより適当な値に設定される。また、これに代え
て、CMOSトランスミッションゲート35eと容量素
子35aとの間に、抵抗素子を挿入し、ノードA1の電
圧レベルの上昇速度を、内部電源電圧INVDの電圧レ
ベルの上昇速度と異ならせることにより、活性制御信号
ZENの活性期間を調整する構成が用いられてもよい。
【0175】「電圧レベル検出回路の構成2」図22
は、図19に示す電圧レベル検出回路の第2の構成を示
す図である。図22において、電圧レベル検出回路35
は、図5に示す基準電圧発生回路からの基準電圧VRE
Fを一方動作電源電圧として動作し、内部電源電圧IN
VDを反転するCMOSインバータ35iと、CMOS
インバータ35iの出力信号に従ってノードA6を、接
地電圧レベルへ放電するnチャネルMOSトランジスタ
35jと、ノードA6およびA7の電圧をラッチするた
めのCMOSインバータラッチ35kと、内部電源電圧
INVDに従って、ノードA7を、接地電圧レベルへ放
電するnチャネルMOSトランジスタ35lと、ノード
A7上の信号電圧を反転して強制活性化信号ZENを出
力するCMOSインバータ35mを含む。
【0176】CMOSインバータラッチ35kは、電源
ノードPSと接地ノードとの間に接続され、それぞれの
ゲートがノードA7に接続されるpチャネルMOSトラ
ンジスタP12およびnチャネルMOSトランジスタQ
12を含むCMOSインバータと、電源ノードPSと接
地ノードとの間に接続され、それぞれのゲートがノード
A6に接続されるpチャネルMOSトランジスタおよび
nチャネルMOSトランジスタQ13を含むCMOSイ
ンバータとを含む。
【0177】基準電圧VREFは、高電圧Vppのレベ
ル検出のために用いられ、外部電源電圧EXVDから生
成される。CMOSインバータラッチ35kおよびCM
OSインバータ35mは、電源ノードPSに与えられる
外部電源電圧EXVDを一方動作電源電圧として動作す
る。また、基準電圧VREFの安定時における電圧レベ
ルは、内部電源電圧INVDの安定化時の電圧レベルよ
りも低く設定される。次に、この図22に示す電圧レベ
ル検出回路35の動作を図23に示す信号波形図を参照
して説明する。
【0178】時刻t0において電源投入が行なわれ、電
源ノードPSの外部電源電圧EXVDの電圧レベルが上
昇する。電源投入直後においては、基準電圧VREFの
電圧上昇速度が、内部電源電圧INVDの電圧上昇速度
よりも早いため、CMOSインバータ35iにおいて、
pチャネルMOSトランジスタのコンダクタンスが、n
チャネルMOSトランジスタのコンダクタンスよりも大
きく、CMOSインバータ35iの出力信号の電圧レベ
ルが、この基準電圧VREFの電圧レベル上昇に従って
上昇する。一方、CMOSインバータラッチ35kにお
いては、電源投入直後、pチャネルMOSトランジスタ
P12およびP13が、オン状態にあり(ゲート−ソー
ス間電圧がしきい値電圧の絶対値よりも大きい)、ノー
ドA6およびA7の電圧レベルは、外部電源電圧EXV
Dの電圧レベル上昇に従って上昇する。また、CMOS
インバータ35mにおいても、pチャネルMOSトラン
ジスタのコンダクタンスがnチャネルMOSトランジス
タのコンダクタンスよりも大きく、強制活性化信号ZE
Nの電圧レベルが緩やかに上昇する。
【0179】時刻t1において、CMOSインバータ3
5iの出力信号の電圧レベルが、nチャネルMOSトラ
ンジスタ35jのしきい値電圧よりも高くなると、ノー
ドA6が、nチャネルMOSトランジスタ35gおよび
Q12により、接地電圧レベルへ駆動される。nチャネ
ルMOSトランジスタ35lは、この内部電源電圧IN
VDの電圧レベル判定に用いられており、そのしきい値
電圧または電流駆動力は、nチャネルMOSトランジス
タ35jのそれよりも高くまたは小さくされている。ノ
ードA6が接地電圧レベルへ駆動されると、nチャネル
MOSトランジスタQ13がオフ状態となり、一方、p
チャネルMOSトランジスタP13がより強い導通状態
となり、ノードA7を、電源ノードPSに結合し、その
電圧レベルを、外部電源電圧EXVDレベルに上昇させ
る。また、ノードA7の電圧レベルが、外部電源電圧E
XVDレベルに上昇するため、CMOSインバータ35
mにおいて、pチャネルMOSトランジスタがオフ状
態、nチャネルMOSトランジスタがオン状態となり、
強制活性化信号ZENが、接地電圧レベルへ駆動され
る。
【0180】内部電源電圧INVDの電圧レベルが上昇
するにつれ、CMOSインバータ35iにおいては、n
チャネルMOSトランジスタのコンダクタンスがpチャ
ネルMOSトランジスタのコンダクタンスよりも大きく
なり、CMOSインバータ35iの出力信号の電圧レベ
ルが低下し、最終的に接地電圧レベルに駆動される(基
準電圧VREFと内部電源電圧INVDの差が、内部電
源電圧INVDと接地電圧の差よりも小さくなるた
め)。これにより、nチャネルMOSトランジスタ35
jがオフ状態となり、ノードA6は、nチャネルMOS
トランジスタQ12により、接地電圧レベルに保持され
る。一方、ノードA7は、pチャネルMOSトランジス
タP13により、外部電源電圧EXVDの電圧レベルに
保持される。
【0181】内部電源電圧INVDの電圧レベルが上昇
すると、nチャネルMOSトランジスタ35lのコンダ
クタンスが大きくなり、pチャネルMOSトランジスタ
P13のそれよりも大きくなると、ノードA7の電圧レ
ベルが低下し始める。このノードA5に与えられる内部
電源電圧INVDの電圧レベルが所定電圧レベルに到達
すると、nチャネルMOSトランジスタ35lのコンダ
クタンスが十分大きくなり、pチャネルMOSトランジ
スタP12の電流供給力が、nチャネルMOSトランジ
スタQ12の電流供給力よりも大きくなり、ノードA6
の電圧レベルが上昇し、pチャネルMOSトランジスタ
P13がオフ状態へ移行する。これらの一連の動作によ
り、CMOSインバータラッチ35kのラッチ状態が反
転し、ノードA7の電圧レベルが接地電圧レベルとな
り、一方、ノードA6が、外部電源電圧EXVDの電圧
レベルとなる。ノードA7の電圧レベルの低下により、
CMOSインバータ35mからの強制活性化信号ZEN
が、Hレベル(外部電源電圧EXVDのレベル)へ立上
がる。
【0182】図22に示すように、CMOSインバータ
35iの一方動作電源電圧として、外部電源電圧INV
Dよりも、少し早く変化するが、外部電源電圧EXVD
より十分緩やかに変化する基準電圧VREFを用いるこ
とにより、初期状態時において、CMOSインバータ3
5iの出力信号を緩やかに上昇させ、内部ラッチノード
A6およびA7の電圧レベルを一旦上昇させた後に、M
OSトランジスタ35jおよび35lにより、このラッ
チノードA6およびA7の駆動力を変更することによ
り、安定にかつ確実に内部ラッチノードA6およびA7
を初期状態に設定することができる。
【0183】また、外部電源電圧EXVDが安定状態と
なり、かつ内部電源電圧INVDが所定電圧レベルに到
達したとき、MOSトランジスタQ12とMOSトラン
ジスタ35lのゲート電圧による電流駆動力を調整して
おり、結果として、外部電源電圧EXVDの電圧レベル
に基づいて内部電源電圧INVDが所定電圧レベルに到
達したか否かを判定している(MOSトランジスタ35
lの電流駆動力が調整されて一定となっており、内部電
源電圧の判定レベルが決定されているが、判定動作は、
MOSトランジスタの電流駆動力の差に基づいて行なわ
れており、結果として、外部電源電圧EXVDの電圧レ
ベルに基づいて内部電源電圧INVDの電圧レベルを検
出している)。これにより、安定な内部電圧検出動作が
実現される。
【0184】CMOSインバータ35iにおいて、一方
動作電源電圧として外部電源電圧EXVDを利用した場
合、この内部電源電圧INVDは、外部電源電圧EXV
Dよりも低い電圧レベルであり、CMOSインバータ3
5iにおいては、常時電流が流れ、消費電流が大きくな
る。また、たとえ内部電源電圧INVDが所定電圧レベ
ルに到達しても、CMOSインバータ35iの出力信号
は、接地電圧レベルに放電されず(nチャネルMOSト
ランジスタ35jは、完全なオフ状態に設定することが
できない)、所定電圧レベルに内部電源電圧INVDが
到達したときに高速でこのCMOSインバータラッチ3
5kのラッチ状態を反転させることができない。内部電
源電圧INVDよりも電圧レベルが低くかつ外部電源電
圧EXVDから生成される基準電圧VREFを利用する
ことにより、高速で、内部電源電圧INVDが所定電圧
レベルに到達したときに、CMOSインバータラッチ3
5kのラッチ状態を反転させることができる(MOSト
ランジスタ35jを完全にオフ状態とすることができる
ため)。
【0185】(変更例)図24は、図22に示す電圧レ
ベル検出回路35の変更例の構成を示す図である。この
図24に示す電圧レベル検出回路35は、CMOSイン
バータ35iの入力ノードA5に、内部電源電圧INV
Dを受けるRC遅延回路35nが設けられる。このRC
遅延回路35nは、抵抗素子と、MOSキャパシタとを
含む。他の構成は、図22に示す構成と同じであり、対
応する部分には同一参照番号を付し、その説明は省略す
る。
【0186】この図24に示す構成においては、CMO
Sインバータ35iの入力ノードA5の信号電圧の変化
速度を、RC遅延回路35nにより調節することができ
る。したがって、図23に示す信号波形図における、強
制活性化信号ZENが非活性化される時間t2を適当な
タイミングに設定することができる。また、入力ノード
A5の電圧変化速度を、基準電圧VREFの変化速度に
合せて調節することにより、確実に、内部ラッチノード
A6およびA7の電圧レベルを上昇させた後に、Lレベ
ルおよびHレベルに設定することができ、この内部ラッ
チノードA6およびA7の電圧レベルが不安定な状態
で、ラッチが行なわれ、誤った内部ラッチ状態が行なわ
れるのを防止することができ、正確な回路動作を保証す
ることができる。この構成の場合、基準電圧VREFと
して、内部電源電圧INVDを生成するための基準電圧
が用いられてもよい。また、RC遅延回路35nは、内
部電源電圧INVDが立上がった後においても、この内
部電源電圧INVDを使用する回路が動作し、一時的に
消費電流が増大して内部電源電圧INVDが急激に変動
しても、この様な内部電源電圧INVDの高周波の電圧
変動に対するローパスフィルタとして機能し、電圧レベ
ル検出回路35が誤って内部ラッチ動作を起動するのを
抑制する。
【0187】図22および図24に示す電圧レベル検出
回路の、最も速いタイミングで安定状態となる外部電源
電圧EXVDに基づいて、内部電源電圧INVDの電圧
レベルを検出して、タイミング信号を生成している。し
たがって、この電圧レベル検出回路は、電源投入後、一
定のタイミングで内部回路を動作させるための回路とし
て利用することができる。
【0188】(別の適用例)図25は、電圧レベル検出
回路35dの適用例の一例を示す図である。図25にお
いては、電圧レベル検出回路35dからの信号ZEN
が、内部電源電圧INDVを使用する内部電源使用回路
39へ与えられる。この内部電源使用回路39は、電圧
レベル検出回路35dからの信号ZENがLレベルの
間、その動作が禁止される。したがって、電源投入後、
外部電源電圧EXDVから生成される内部電源電圧IN
DVが、所定電圧レベルに到達するかまたは安定化する
までの期間、内部電源使用回路39の動作を禁止するこ
とにより、内部電源使用回路39の誤動作を防止するこ
とができ、正確に、内部電源使用回路39の内部状態を
初期状態に設定することが可能となる。
【0189】また、この電圧レベル検出回路35dから
の信号ZENを、いわゆる電源投入検出信号ZPORの
代わりに用いることにより、正確なタイミングでの内部
電源使用回路39の活性化を実現することができる。
【0190】また、この電圧レベル検出回路35dの出
力する信号ZENを用いて、強制的に内部電源使用回路
39を動作させることもできる。
【0191】図26は、この電圧レベル検出回路35d
の他の適用例を示す図である。図26に示す構成におい
ては、活性化時、電源ノードPSに与えられる外部電源
電圧EXVDを降圧して内部電源電圧INVDを生成す
る内部電源回路(内部降圧回路)40が、電圧レベル検
出回路35dの出力信号ZENの活性化時強制的に活性
化される。この内部電源回路40の活性制御部は、電圧
レベル検出回路35dからの出力信号ZENと、外部電
源電圧EXVDレベルの活性化信号ZACTVDとを受
けるNAND回路42と、NAND回路42の出力信号
がHレベルのときに導通し、この内部電源回路40を活
性化する電流源トランジスタ43を含む。NAND回路
42は、外部電源電圧を一方動作電源電圧として動作す
る。活性制御信号ZACTVDは、この内部電源回路4
0が生成する内部電源電圧INVDを利用する回路の活
性化時活性状態のLレベルに駆動される。
【0192】内部電源回路40は、外部電源電圧VDを
一方動作電源電圧として動作し、内部電源線41上の内
部電源電圧INVDと基準電圧Vrefaとを比較する
比較回路40aと、電源ノードPSと内部電源線41の
間に接続されかつそのゲートに比較回路40aの出力信
号を受けるpチャネルMOSトランジスタ40bを含
む。比較回路40aは、その正入力に内部電源電圧IN
VDを受け、負入力に基準電圧Vrefaを受ける。
【0193】内部電源回路40においては、内部電源電
圧INVDが基準電圧Vrefaよりも高い電圧レベル
のときには、比較回路40aの出力信号がHレベルとな
り、MOSトランジスタ40bをオフ状態とする。一
方、内部電源電圧INVDが、基準電圧Vrefaより
も低い場合には、比較回路40aの出力信号の電圧レベ
ルが、内部電源電圧INVDと基準電圧Vrefaとの
差に応じたローレベルに低下し、MOSトランジスタ4
0bを導通状態へ駆動する。MOSトランジスタ40b
が、電源ノードPSから内部電源線41へ電流を供給
し、内部電源電圧INVDの電圧レベルを上昇させる。
したがって、内部電源電圧INVDは、基準電圧Vre
faの電圧レベルに保持される。
【0194】活性制御回路部のMOSトランジスタ43
は、この比較回路40aに対する電流源として作用す
る。MOSトランジスタ43がオフ状態の場合には、比
較回路40aは、電源ノードPSから接地ノードへの電
流経路が遮断され、その出力信号が、Hレベルへ駆動さ
れる。一方、MOSトランジスタ43がオン状態のとき
には、比較回路40aは、電源ノードPSから接地ノー
ドへの電流経路が形成され、内部電源電圧INVDと基
準電圧Vrefaとの比較動作を行なう。
【0195】NAND回路42は、電圧レベル検出回路
35aの出力信号ZENおよび活性制御信号ZACTV
Dの一方がLレベルのときには、Hレベルの信号を出力
して、MOSトランジスタ43をオン状態へ駆動し、大
きな電流駆動力を有する内部電源回路40を活性化す
る。したがって、この図26に示す構成においては、電
圧レベル検出回路35dからの信号ZENは、電源投入
後、内部電源電圧INVDが所定の電圧レベルに到達す
るかまたは安定状態になるまで活性状態のLレベルに保
持される。したがって、この内部電源回路40は、電源
投入後活性化して、高速で、内部電源電圧INVDを、
所定の電圧レベルに到達させることができる。
【0196】電圧レベル検出回路35dの出力信号ZE
NがHレベルとなると、以降、活性制御信号ZACTV
Dに従って、内部電源回路40の活性化が制御される。
この内部電源回路40は、内部電源電圧INVDを利用
する回路の活性化時活性化されるため、比較的大きな電
流供給力を有しており、したがって、電源投入後、制御
信号ZENに従ってこの内部電源回路40を活性化する
ことにより、高速で、内部電源電圧INVDを所定電圧
レベルに設定することができる。
【0197】なお、図22および図24に示す構成にお
いて、内部電源電圧INVDの電圧レベルを検出するこ
とにより、信号ZENの活性/非活性化が制御されてい
る。しかしながら、この内部電源電圧INVDに代え
て、所定電圧レベルに保持される内部電圧を用いても、
同様の効果を得ることができる。したがって、たとえ
ば、高電圧Vppを、この図22および図24に示す構
成において利用することも可能である(ただし、高電圧
Vppのレベルが、基準電圧VREFよりも高くなる必
要がある)。
【0198】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、活性化信号に応答して活性化されて活性化時高
電圧Vppを発生する回路を、電源投入後強制的に所定
期間活性状態へ駆動しているため、電源投入後高速で、
高電圧Vppを所定の電圧レベルに到達させることがで
きる。
【0199】[実施の形態2:基準電圧発生回路]図2
7は、図5に示す基準電圧発生回路20aの構成を概略
的に示す図である。図27において、基準電圧発生回路
20aは、外部電源電圧EXVDから基準電圧VREF
1を生成する第1の基準電圧発生回路20aaと、内部
電源電圧INVDから基準電圧VREF2を生成する第
2の基準電圧発生回路20abと、初期制御回路20d
からの制御信号ZENに応答して、基準電圧VREF1
およびVREF2の一方を選択してVppレベル検出回
路45へ与える切換回路20acを含む。初期制御回路
20dは、図5に示す初期制御回路20dと同じ構成を
備え、電源投入後、一定期間その出力信号ZENをLレ
ベルの活性状態へ駆動する。Vppレベル検出回路45
は、図5に示すVppレベル検出回路20baおよび/
または20caである。基準電圧発生回路20aからの
基準電圧VREFは、スタンバイVpp発生回路および
アクティブVpp発生回路両者へ共通に与えられてい
る。
【0200】次に、この図27に示す基準電圧発生回路
20aの動作を図28に示す信号波形図を参照して説明
する。
【0201】時刻t0において、電源投入が行なわれ、
外部電源電圧EXVDの電圧レベルが上昇する。この外
部電源電圧EXVDから第1の基準電圧発生回路20a
aが基準電圧VREF1を生成する。したがって、第1
の基準電圧VREF1は、この外部電源電圧EXVDに
従ってこの電圧レベルが比較的緩やかに上昇する。一
方、第2の基準電圧発生回路20abは、たとえば図2
6に示す内部電源回路40から生成される内部電源電圧
INVDに従って基準電圧VREF2を生成する。内部
電源電圧INVDは、外部電源電圧EXVDから生成さ
れており、したがって、その電圧変化速度は外部電源電
圧EXVDのそれに比べて遅い。したがって、この第2
の基準電圧発生回路20abからの第2の基準電圧VR
EF2の変化速度は、内部電源電圧INVDの変化速度
と同じかまたはそれ以下である。
【0202】初期制御回路20dからの制御信号ZEN
は、電源投入後所定期間Lレベルとなる。切換回路20
acは、このLレベルの制御信号ZENに従って、第1
の基準電圧発生回路20aaからの第1の基準電圧VR
EF1を選択して基準電圧VREFとしてVppレベル
検出回路45へ与える。このVppレベル検出回路45
からの検出結果指示信号に従って、高電圧Vpp発生動
作がクロック発生回路およびチャージポンプ回路により
行なわれる。したがって、高電圧Vppは、電源投入
後、この基準電圧VREF1の変化に従って上昇する
(基準電圧VREFの変化速度よりも、高電圧Vppの
変化速度は遅い。これは、高電圧Vppが基準電圧VR
EFから生成されるためである)。
【0203】時刻t1において、基準電圧VREF1が
安定化し、時刻t2において内部電源電圧INVDが安
定化し、時刻t3において第2の基準電圧VREF2が
安定化する。この後、時刻t4において、初期制御回路
20dからの信号ZENがHレベルに立上がる。これに
応答して、切換回路20acが、第2の基準電圧発生回
路20abからの第2の基準電圧VREF2を選択し
て、基準電圧VREFとしてVppレベル検出回路45
へ与える。以降、この内部電源電圧INVDに従って生
成され基準電圧に基づいて高電圧Vppの発生が行なわ
れる。電源投入直後、外部電源電圧EXVDに基づいて
生成される基準電圧VREF1に従って高電圧Vppを
生成することにより、図28において破線で示すよう
に、内部電源電圧INVDから生成される基準電圧VR
EF2に従って高電圧Vppを発生する場合に比べて速
いタイミングで高電圧Vppを安定レベルに設定するこ
とができ、回路の内部動作を速いタイミングで行なうこ
とができる。
【0204】ここで、内部電源電圧INVDから基準電
圧VREF2を生成して、高電圧Vppのレベル検出基
準としているのは、高電圧Vppは、内部電源電圧IN
VDを使用する回路部分へ与えられるためである。これ
により、構成要素であるMOSトランジスタのゲート絶
縁膜に高電圧が印加されるのを防止し、ゲート絶縁膜の
信頼性を保証する。
【0205】なお初期制御回路20dの構成は、先の電
源投入直後、強制的にVppレベル検出器を活性化する
ための種々の構成が適当に選択されて用いられればよ
い。
【0206】なおVpp発生回路が、出力用高電圧発生
回路の場合、高電圧Vppは、出力電源電圧VDDQに
応じて決定されるため、基準電圧は、外部電源電圧VD
DQに従って生成される。
【0207】また、図27に( )で示すように、第2
の基準電圧VREF2として内部電源電圧INVDが用
いられてもよい。
【0208】図29は、基準電圧発生回路の構成を示す
図である。図29においては、外部電源電圧EXVDに
従って基準電圧VREF1を生成する第1の基準電圧発
生回路20aaの構成を示す。第2の基準電圧発生回路
20abも同じ構成を備え、単に外部電源電圧EXVD
に代えて、内部電源電圧INVDを受ける。
【0209】図29において、基準電圧発生回路20a
aは、電源ノードPSとノードA8の間に接続されかつ
そのゲートがノードA8に接続されるpチャネルMOS
トランジスタP15と、電源ノードPSにその一方端が
接続される抵抗素子Raと、抵抗素子Raの他方端とノ
ードA9の間に接続されかつそのゲートがノードA8に
接続されるpチャネルMOSトランジスタP16と、ノ
ードA8と接地ノードの間に接続されかつそのゲートが
ノードA9に接続されるnチャネルMOSトランジスタ
Q15と、ノードA9と接地ノードの間に接続されかつ
そのゲートがノードA9に接続されるnチャネルMOS
トランジスタを含む。MOSトランジスタP15は、し
きい値電圧の絶対値がVtp15であり、MOSトラン
ジスタP15は、しきい値電圧の絶対値がVtp16で
ある。しきい値電圧の絶対値Vtp15は、しきい値電
圧の絶対値Vtp16よりも大きい。MOSトランジス
タQ15およびQ16は、カレントミラー回路を構成す
る。
【0210】基準電圧発生回路20aaは、さらに、電
源ノードPSと出力ノードA10の間に接続されかつそ
のゲートがノードA8に接続されるpチャネルMOSト
ランジスタP17と、出力ノードA10と接地ノードの
間に直列に接続されるpチャネルMOSトランジスタQ
17a〜Q17eを含む。MOSトランジスタQ17a
〜Q17eは、それぞれのゲートが接地ノードに接続さ
れかつ基板領域が出力ノードA10に接続され、それぞ
れ抵抗素子として機能する。次に、この図29に示す基
準電圧発生回路20aaの動作について説明する。
【0211】電源投入後、電源電圧EXVDが所定値以
上となり、MOSトランジスタQ15およびQ16がオ
ン状態となると、MOSトランジスタP15、P16、
Q15およびQ16の回路において電流が流れる。MO
SトランジスタP15は、そのゲートおよびドレインが
相互接続されており、飽和領域で動作し、またMOSト
ランジスタQ16も、そのゲートおよびドレインが相互
接続されており、飽和領域で動作する。ノードA8の電
圧レベルが上昇すると、MOSトランジスタP16のゲ
ート−ソース間電圧差が小さくなり、MOSトランジス
タP16を介して流れる電流Iaが小さくなる。MOS
トランジスタQ15およびQ16はカレントミラー回路
を構成しており、MOSトランジスタP15およびQ1
5には、電流Iaのミラー電流が流れる。電流Iaが小
さくなれば、また、このミラー電流も小さくなり、MO
SトランジスタQ15におけるドレイン−ソース間電圧
差が小さくなり、ノードA8の電圧レベルが低下する。
一方、ノードA8の電圧レベルが低下すると、MOSト
ランジスタP16を介して流れる電流Iaが大きくな
り、応じて、ノードA8を流れるミラー電流も大きくな
り、応じて、MOSトランジスタQ15のドレイン電圧
が上昇し、ノードA8の電圧レベルが上昇する。したが
って、ノードA8電圧レベルは一定となり、MOSトラ
ンジスタP16を介して流れる電流Iaは一定となる。
次にこの電流Iaの大きさを求める。
【0212】MOSトランジスタP15およびP16は
飽和領域で動作するため、次式が得られる。
【0213】 β15(EXVD−V8−Vtp15)2 =β16(Vr−V8−Vtp16)2 …(1) ここで、β15およびβ16は、それぞれMOSトラン
ジスタP15およびP16の、チャネル幅とチャネル長
の比であり、V8は、ノードA8の電圧であり、Vr
は、MOSトランジスタP16のソース電圧を示す。
【0214】MOSトランジスタP15のサイズ(チャ
ネル幅とチャネル長の比)がMOSトランジスタP16
のサイズよりも十分大きくされている場合には、このM
OSトランジスタP15は、ダイオードモードで動作
し、電圧Vtp15の電圧降下を生じさせる。したがっ
て、上式左辺が0となり、次式が得られる。
【0215】Vr=V8−Vtp16 =EXVD−Vtp15+Vtp16 抵抗素子Raに印加される電圧は、EXVD−Vrであ
り、したがって、電流Iaは、次式で与えられる。
【0216】Ia=(Vtp15−Vtp16)/Ra MOSトランジスタP15およびP16のコンダクタン
ス係数βが等しい場合には、上式(1)から、次式が得
られる。
【0217】EXVD−Vtp15=Vr−Vtp16 したがって、この場合においても、MOSトランジスタ
P15がダイオードモードで動作する場合と同様の大き
さの電流Iaが流れる。
【0218】この電流Iaは、抵抗素子Raの抵抗値R
aと、MOSトランジスタP15およびP16のしきい
値電圧にのみ依存し、外部電源電圧EXVDには依存し
ない。
【0219】MOSトランジスタP17は、MOSトラ
ンジスタP15とカレントミラー回路を構成し、ノード
A8の電圧レベルに応じた電流を、電源ノードPSから
出力ノードA10へ供給する。このノードA10へMO
SトランジスタP17から供給される電流が、MOSト
ランジスタQ17a〜Q17eのチャネル抵抗により、
電圧に変換されて、基準電圧VREF1が生成される。
したがって、基準電圧VREF1は、MOSトランジス
タQ17a〜Q17eがすべてオン状態となったときに
は、MOSトランジスタP17から供給される一定の電
流とMOSトランジスタQ17a〜Q17eのチャネル
抵抗により決定される電圧レベルを有し、外部電源電圧
EXVDに依存しない一定の電圧レベルとなる。MOS
トランジスタQ17a〜Q17eの少なくとも1つがオ
フ状態のときには、基準電圧VREF1は、このMOS
トランジスタP17から供給される一定電流に従って外
部電源電圧EXVDの上昇に従って上昇する。
【0220】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、電源投入後、高電圧発生のための基準電圧を、
外部電源電圧EXVDから生成し、所定時間経過し、内
部電源電圧INVDが安定化すると、この内部電源電圧
INVDに従って生成された基準電圧または内部電源電
圧を高電圧Vpp発生のための基準電圧として用いてお
り、電源投入後、高速で基準電圧の電圧レベルを上昇さ
せて、応じて、高速で高電圧Vppの電圧レベルを上昇
させることができ、高電圧Vppが安定化するのに要す
る時間を短くすることができる。
【0221】[実施の形態3:Vppレベル検出回路の
構成] 「Vppレベル検出器の構成1」図30は、図5に示す
Vppレベル検出回路20caの構成を示す図である。
スタンバイVpp発生回路に含まれるVppレベル検出
回路20baも、活性制御信号ZENAを受ける点を除
いて同じ構成を備える(スタンバイVpp発生回路は電
源投入後常時動作する)。
【0222】図30において、Vppレベル検出回路2
0caは、インバータ51を介して与えられる活性制御
信号ZENAの活性化に応答して活性化され、高電圧V
ppと基準電圧VREFとを比較するVppレベル検出
器50と、活性制御信号ZENAの活性化時活性化さ
れ、Vppレベル検出器50の出力信号を差動増幅する
カレントミラー型差動増幅器52と、差動増幅器52の
出力信号を増幅する電流制御機能付CMOSインバータ
54と、CMOSインバータ54の出力信号を反転し
て、CMOSレベルのクロック活性化信号LWを出力す
るCMOSインバータ56を含む。このCMOSインバ
ータ56からのクロック活性化信号LWが、図5に示す
クロック発生回路20cbへ与えられる。
【0223】Vppレベル検出器50は、電源ノードP
SとノードA20の間に接続されかつそのゲートに高電
圧Vppを受けるnチャネルMOSトランジスタQ20
と、ノードA20とノードA21との間に接続されかつ
そのゲートに基準電圧VREFを受けるnチャネルMO
SトランジスタQ21と、ノードA20とノードA22
の間に接続されかつそのゲートがノードA20に接続さ
れるnチャネルMOSトランジスタQ22と、ノードA
21とノードA23の間に接続されかつそのゲートがノ
ードA22に接続されるnチャネルMOSトランジスタ
Q23と、ノードA22とノードA23の間に接続され
かつそのゲートがノードQ24に接続されるnチャネル
MOSトランジスタQ24と、ノードA23と接地ノー
ドの間に接続されかつそのゲートにインバータ51の出
力信号を受けるnチャネルMOSトランジスタQ25を
含む。MOSトランジスタQ20〜Q24は、同じサイ
ズを有し、一方、MOSトランジスタQ25は、十分大
きな電流駆動力を有する。
【0224】差動増幅器52は、電源ノードPSとノー
ドA24の間に接続されかつそのゲートに活性制御信号
ZENAを受けるpチャネルMOSトランジスタP20
と、ノードA24とノードA25の間に接続されかつそ
のゲートがノードA25に接続されるpチャネルMOS
トランジスタP21と、ノードA24とノードA26の
間に接続されかつそのゲートがノードA25に接続され
るpチャネルMOSトランジスタP22と、ノードA2
5と接地ノードの間に接続されかつそのゲートがノード
A21に接続されるpチャネルMOSトランジスタQ2
6と、ノードA26と接地ノードの間に接続されかつそ
のゲートがノードA22に接続されるnチャネルMOS
トランジスタQ27を含む。MOSトランジスタP21
およびP22は、カレントミラー回路を構成する。
【0225】電流制御機能付CMOSインバータ54
は、電源ノードPSとノードA27の間に接続されるp
チャネルMOSトランジスタP23およびP24と、ノ
ードA27と接地ノードの間に接続されるnチャネルM
OSトランジスタQ28およびQ29を含む。MOSト
ランジスタP23およびQ29のゲートはノードA26
に接続される。MOSトランジスタP24のゲートは接
地ノードに接続され、MOSトランジスタQ28のゲー
トは、電源ノードPSに接続される。これらのMOSト
ランジスタP24およびQ28は、抵抗素子として機能
し、このCMOSインバータ54の充放電電流を制限
し、ノードA27の信号が急激に変化するのを防止す
る。これにより、ノイズなどの影響により、高電圧発生
動作を行なうためのクロック活性化信号LWが不完全な
形で出力され、不安定な高電圧発生動作が行なわれるの
を防止する。
【0226】CMOSインバータ56は、電源ノードと
出力ノードの間に接続されかつそのゲートがノードP2
7に接続されるpチャネルMOSトランジスタP25
と、出力ノードと接地ノードの間に接続されかつそのゲ
ートがノードA27に接続されるnチャネルMOSトラ
ンジスタQ30を含む。
【0227】Vppレベル検出回路20caは、さら
に、活性制御信号ZENAの非活性化時導通し、ノード
A26を接地電圧レベルに保持するnチャネルMOSト
ランジスタ53を含む。次に、図30に示すVppレベ
ル検出回路20caの動作について説明する。まず、V
ppレベル検出器50の動作について図31に示す動作
波形図を参照して説明する。
【0228】時刻t0において電源投入が行なわれる。
この電源投入後、活性制御信号ZENAは、Lレベルの
活性状態であり、Vppレベル検出回路20caが活性
化される。外部電源電圧EXVDの電圧レベルが上昇
し、安定化しても、基準電圧VREFは、この電源電圧
EXVDに従って上昇した後、所定の電圧レベルで安定
化する。高電圧Vppは、この基準電圧VREFに従っ
て、生成されるため、基準電圧VREFが安定化して
も、高電圧Vppの電圧レベルはさらに上昇する。
【0229】Vppレベル検出器50においては、MO
SトランジスタQ20は、ゲートの高電圧Vppが、電
源ノードPSの電源電圧EXVDよりも低い電圧レベル
であり、レベルシフト素子として動作し、ノードA20
の電圧レベルは、Vpp−Vthとなる。MOSトラン
ジスタQ22およびQ24のそれぞれは、ゲートおよび
ドレインが相互接続されており飽和領域で動作する。し
たがって、このノードA22の電圧レベルは、ノードA
20およびA23の電圧差をMOSトランジスタQ22
およびQ24のチャネル抵抗で分割した電圧レベルとな
り、ノードA22の電圧レベルは、ノードA20上の電
圧Vpp−Vthの上昇に従って上昇する。ここで、V
thは、MOSトランジスタQ20のしきい値電圧を示
す。
【0230】一方、MOSトランジスタQ21は、その
ゲートに基準電圧VREFを受けており、MOSトラン
ジスタQ23は、MOSトランジスタQ24と同じゲー
ト電圧を受けている。MOSトランジスタQ23および
Q24は、カレントミラー回路を構成するため、MOS
トランジスタQ23およびQ24には同じ大きさの電流
が流れる。基準電圧VREFが、MOSトランジスタQ
22のゲート電圧、すなわちノードA20上の電圧Vp
p−Vthよりも高い間、MOSトランジスタQ21の
コンダクタンスはMOSトランジスタQ22のコンダク
タンスよりも大きく、ノードA21の電圧レベルは、ノ
ードA22の電圧レベルよりも高くなる。
【0231】ノードA20の電圧Vpp−Vthが基準
電圧VREFに近づくにつれて、MOSトランジスタQ
23とMOSトランジスタQ21のコンダクタンスの差
が小さくなり、ノードA21の電圧上昇速度が低下す
る。
【0232】時刻t1においてノードA20の電圧Vp
p−Vthが、基準電圧VREFよりも高くなると、M
OSトランジスタQ21のコンダクタンスが、MOSト
ランジスタQ22のコンダクタンスよりも小さくなり、
ノードA21の電圧レベルはノードA22の電圧よりも
低くなる。したがって、ノードA21およびA22から
は、基準電圧VREFと電圧Vpp−Vthの差に応じ
た電圧が出力される。
【0233】差動増幅器52は、ノードA21およびA
22の信号電圧を、MOSトランジスタQ26およびQ
27のゲートに受けており、それらのゲート電圧に従っ
た電流を接地ノードへ放電する。これらのMOSトラン
ジスタQ26およびQ27へは、カレントミラー回路P
21およびP22から電流が供給される。ノードA21
の電圧レベルがノードA22の電圧よりも高いときに
は、MOSトランジスタQ26のコンダクタンスがMO
SトランジスタQ27のコンダクタンスよりも大きくな
り、MOSトランジスタQ27は、MOSトランジスタ
P22から供給されるミラー電流を放電することができ
ず、ノードA26の電圧レベルがハイレベルへ駆動され
る。
【0234】逆に、ノードA21の電圧レベルがノード
A22の電圧レベルよりも低い場合には、MOSトラン
ジスタQ26のコンダクタンスがMOSトランジスタQ
27のコンダクタンスよりも小さくなり、MOSトラン
ジスタQ27は、MOSトランジスタP22から供給さ
れるミラー電流をすべて放電し、ノードA26の電圧レ
ベルがローレベルに低下する。CMOSインバータ54
および56は、この差動増幅器52からの出力信号を増
幅して出力する。したがって、図31に示すように、時
刻t0から時刻t1の間、すなわちノードA21の電圧
レベルがノードA22の電圧レベルよりも高い間、クロ
ック発生活性化信号LWがHレベルの活性状態となり、
基準電圧VREFよりも電圧Vpp−Vthが高くなる
と、ノードA22の電圧レベルがノードA21の電圧レ
ベルよりも高くなり、クロック発生活性化信号LWがL
レベルの非活性状態となる。
【0235】回路動作時において高電圧Vppが使用さ
れ、その電圧レベルが低下すると、再びノードA22の
電圧レベルがノードA21の電圧レベルよりも低下し、
クロック発生活性化信号LWがHレベルの活性状態とな
る。
【0236】この図30に示すVppレベル検出回路の
構成においては、基準電圧VREFと電圧Vpp−Vt
hの比較が行なわれ、その比較結果に従って、クロック
発生活性化信号LWが活性/非活性化される。
【0237】図30に示すVppレベル検出器50で
は、すべてがnチャネルMOSトランジスタのみを用い
ており、同じサイズのMOSトランジスタを利用するこ
とにより、温度特性のばらつきなどの影響を相殺するこ
とができ(ノードA21およびA22から差動信号が出
力される)、安定な高電圧Vppレベルの検出動作を行
なうことができる。また、MOSトランジスタQ21お
よびQ22のゲート電圧の差に応じてノードA21およ
びA22の電圧レベルを設定している。これは、MOS
トランジスタQ21およびQ22のゲート電圧に従って
ノードA21およびA22の電圧レベルが変化し、この
電圧変化量は、MOSトランジスタQ21、Q22、Q
23およびQ24を流れる電流に応じて決定される。し
たがってこのVppレベル検出器50は、電流制御型レ
ベル検出回路であり、高速で、基準電圧VREFと電圧
Vpp−Vthの比較を行なうことができる。また、電
流制御型レベル検出回路であり、その流れる電流量(動
作電流)を小さくして、低消費電流の回路を実現するこ
とができる。
【0238】また、MOSトランジスタQ21およびQ
22は、それぞれMOSトランジスタQ23およびQ2
4とでチャネル抵抗による抵抗分割回路を構成している
だけであり、いわゆるレベルシフト回路と同様の動作を
行なっており、電圧増幅動作は行なっていない。
【0239】また、nチャネルMOSトランジスタのみ
を用いてVppレベル検出器50を構成することによ
り、pチャネルMOSトランジスタおよびnチャネルM
OSトランジスタを別々のウェル領域内に形成する必要
がなく、回路占有面積を低減することができる(P/N
分離領域を設ける必要がない)。
【0240】さらに、高電圧Vppをゲートに受けてレ
ベルシフトして伝達して、基準電圧VREFとの比較を
行なうだけであり、差動増幅器52のようなCMOS構
成のカレントミラー型差動増幅器の構成に比べて、正確
なレベル検出動作を行なうことができる。たとえば、差
動増幅器52を用いて基準電圧VREFと高電圧Vpp
とを比較する場合、nチャネルMOSトランジスタを比
較段として用いた場合、その両者のコンダクタンスが大
きくなり、高電圧領域で、これらの比較段のnチャネル
MOSトランジスタのコンダクタンス差を大きくするこ
とができないため、正確な検出動作を行なうことができ
ない。
【0241】また、pチャネルMOSトランジスタのゲ
ートに基準電圧VREFおよび高電圧Vppを与える場
合、外部電源電圧EXVDよりも高い電圧の比較を行な
うことができず、降圧(レベルシフト)回路を用いてレ
ベルシフトした後に、pチャネルMOSトランジスタで
比較する必要がある。この場合、高電圧を大きな分割比
で分圧する分圧回路を用いた場合、高電圧Vppの変化
が、分圧回路により小さくなり、正確なレベル検出動作
を行なうことができなくなる。
【0242】したがって、この図30に示すように、同
一導電型のMOSトランジスタを用いて、電流制御型の
レベルシフト回路を用いることにより、正確に、高電圧
Vppのレベルを検出することができる。このVppレ
ベル検出器50の出力信号を差動増幅器52のnチャネ
ルMOSトランジスタQ26およびQ27のゲートへ与
えることにより、この差動増幅器52の最も感度の良い
領域でこの差動増幅器52を動作させることができ、正
確なレベル検出動作が保証される。
【0243】CMOSインバータA27におけるMOS
トランジスタP24およびQ28は、このCMOSイン
バータ54の充放電電流を制御し、ノードA27の電圧
が急激に変化するのを防止する。これは、ノードA26
の電圧レベルが、HレベルとLレベルの間で繰返し急激
に変化した場合においても、クロック発生活性化信号L
Wが、繰返し急激に変化するのを防止し、安定な高電圧
発生動作(チャージポンプ用クロック信号の発生動作)
を保証する。
【0244】なお、高電圧Vppは、ノードA20にレ
ベルシフトして伝達されるため、高電圧Vppは、外部
電源電圧EXVDよりも高い電圧レベルである(Vpp
≧EXVD+Vth)。
【0245】また、活性制御信号ZENAがHレベルの
非活性状態のときVppレベル検出器50において電源
ノードPSから接地ノードへ流れる電流経路が遮断さ
れ、レベル検出動作は停止される。また、差動増幅器5
2においても、MOSトランジスタP20がオフ状態と
なり、差動増幅器52の動作電流が流れる経路が遮断さ
れ、また差動増幅器52も差動増幅動作が停止される。
MOSトランジスタ53がこの活性制御信号ZENAの
立上がりに応答してオン状態となり、ノードA26を、
接地電圧レベルに保持する。これは、差動増幅器52の
非活性化時、ノードA26が、MOSトランジスタP2
2およびQ27がともにオフ状態となり、フローティン
グ状態となり、その電圧レベルが不安定となるのを防止
するためである。
【0246】「Vppレベル検出器の構成2」図32
は、Vppレベル検出回路20caの第2の構成を示す
図である。図32においては、Vppレベル検出器50
の部分の構成を示す。図32において、Vppレベル検
出器50は、電源ノードPSとnチャネルMOSトラン
ジスタQ21のゲートとの間に接続される容量素子50
aを含む。他の構成は、図30に示す構成と同じであ
り、対応する部分には同一参照番号を付し、詳細説明は
省略する。
【0247】この容量素子50aは、電源ノードPS
と、MOSトランジスタQ21とのゲートを容量結合す
る。MOSトランジスタQ21のゲートへは、基準電圧
発生回路20aからの基準電圧VREFが与えられる。
基準電圧発生回路20aは、先に図29に示すように、
出力インピーダンスは大きく、また供給電流量も極めて
小さくされている。したがって、MOSトランジスタQ
21のゲートには、高インピーダンス素子が接続されて
いるのと同じ状態であり、電源ノードPSにおける外部
電源電圧EXVDの変化を、MOSトランジスタQ21
のゲートへ高速で伝達することができる。
【0248】ノードA20の電圧レベルは、Vpp−V
thが目標レベルである。外部電源電圧EXVDおよび
基準電圧VREFがともに安定しているときには、MO
SトランジスタQ20により、ノードA20に、電圧V
pp−Vthが伝達される。安定状態においては、電圧
Vpp−Vthの電圧レベルは、基準電圧VREFの電
圧レベルにほぼ等しい。
【0249】今、図33に示すように、電源ノードPS
にノイズが重畳し、外部電源電圧EXVDがこの電圧V
pp−Vthの目標レベルよりも低下した場合を考え
る。MOSトランジスタQ20は、そのゲートに高電圧
Vppを受けている。この電源ノードPSの電圧レベル
が、基準電圧VREFの電圧レベル、すなわちノードA
20の電圧レベルより低下すると、MOSトランジスタ
Q20は、電源ノードPSがソースとなり、ノードA2
0の電圧レベルを低下させ、このノードA20の電圧レ
ベルが、外部電源電圧EXVDのレベルとなる。この状
態においては、外部電源電圧EXVDが基準電圧VRE
Fよりも低いため、ノードA21の電圧レベルが、ノー
ドA22の電圧レベルよりも高くなり、このVppレベ
ル検出器50からは、高電圧Vppが所定の電圧レベル
に到達していないことを示す信号が出力されて差動増幅
器52および図30に示すCMOSインバータ54およ
び56を介して、クロック活性化信号が活性状態へ駆動
される。したがって、この状態においては、高電圧Vp
pのレベルにかかわらず、電源ノードPSのノイズに従
って、高電圧発生動作が行なわれる。
【0250】高電圧Vppの変化速度は、電源ノイズの
変化速度よりも十分遅い。また、基準電圧VREFも、
外部電源電圧EXVDから生成されているが、その出力
段の定電流源トランジスタおよび高抵抗負荷MOSトラ
ンジスタにより、微小電流が流れるだけであり、外部電
源電圧EXVDの変化速度に、基準電圧発生回路20a
からの基準電圧VREFは追随しない。しかしながら、
図32に示すように、容量素子50aを設けることによ
り、外部電源電圧EXVDの電圧レベルが、ノイズなど
により、急激に変化した場合、この容量素子50aの容
量結合により、MOSトランジスタQ21のゲートの電
圧レベルが変化し、外部電源電圧EXVDと基準電圧V
REFの電圧差は変化しない。したがって、たとえ、ノ
イズ等の影響によりMOSトランジスタQ20を介して
ノードA20に、外部電源電圧EXVDが伝達されて
も、基準電圧VREFは、このノードA20の電圧レベ
ルよりも低く、クロック活性化信号LWは活性化されな
い。高電圧Vppが、外部電源電圧EXVDの変化に従
ってその電圧レベルが低下すると、MOSトランジスタ
Q20は、再び、レベルシフト素子として動作して、電
圧Vpp−VthをノードA20へ伝達し、この低下し
た基準電圧VREFおよび電圧Vpp−Vthのレベル
比較を行なう。
【0251】したがって、この容量素子50aを設けて
おくことにより、電源ノードPSにノイズが重畳された
場合、高電圧Vppの電圧レベルにかかわらず高電圧発
生動作を活性化するためのクロック活性化信号が活性状
態へ駆動されるのを防止することができ、安定なレベル
検出動作を保証することができる。
【0252】基準電圧発生回路20aからの基準電圧V
REFにノイズが重畳した場合、電源ノードPSに、容
量素子50aを介してノイズが伝達されるが、この電源
ノードPSは、電源線などにより大きな負荷容量を有し
ており、基準電圧VREFからのノイズが、外部電源電
圧EXVDへ与える影響はほぼ無視することができる。
外部電源電圧EXVDにノイズが重畳し、その電圧レベ
ルが上昇したとき、容量素子50aにより、このMOS
トランジスタQ21のゲートの電圧レベルが上昇する。
この場合、基準電圧発生回路20aの高抵抗の抵抗素子
により、比較的緩やかに、このノイズが放電される(定
電流供給用のpチャネルMOSトランジスタはこの状態
においては、オフ状態となるため)。したがって、この
場合のレベル検出に対する影響はほぼ無視することがで
きる。
【0253】したがって、この図32に示すように、容
量素子50aを設けておくことにより、電源ノードPS
にノイズが重畳し、外部電源電圧EXVDの電圧レベル
が低下したとき、応じてMOSトランジスタQ21のゲ
ート電圧へ与えられる基準電圧VREFの電圧レベルを
低下させることができ、安定なレベル検出動作を保証す
ることができる。
【0254】また、電源投入時、電源ノードPSの電源
電圧EXVDの電圧レベル上昇に応じて、この容量素子
50aを介して、基準電圧発生回路20aの電圧レベル
もプルアップさせられるため、基準電圧VREFを、比
較的早いタイミングで安定状態へ到達させることができ
る。
【0255】特に、外部電源電圧EXVDの電圧レベル
が低い低電源電圧条件下において、外部電源電圧EXV
Dと基準電圧VREFの電圧レベルの差が小さくなった
場合において、電源電圧EXVDの低下時においても、
安定に高電圧のレベル検出動作を行なうことができる。
【0256】「Vppレベル検出器の構成3」図34
は、Vppレベル検出回路の第3の構成を示す図であ
る。図34においては、Vppレベル検出器50の部分
の構成を示す。この図34に示すVppレベル検出器5
0においては、レベルシフト用のnチャネルMOSトラ
ンジスタQ20のゲートおよびドレインが相互接続され
て、高電圧Vppを受ける。他の構成は、図30に示す
構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付
し、その説明は省略する。
【0257】この図34に示すVppレベル検出器50
の構成においては、MOSトランジスタQ20およびQ
22が常に、飽和領域で動作する。また、MOSトラン
ジスタQ21は、ゲートおよびドレイン電圧をほぼ同じ
とすることができ、飽和領域動作条件(Vds≧Vgs
−Vthn)を満足させることができる。すなわち、 Vpp−Vth20≧VREF−Vth21 Vpp≧VREF−(Vth21−Vth20) ここで、Vth20およびVth21は、MOSトラン
ジスタQ20およびQ21のしきい値電圧を示す。MO
SトランジスタQ20およびQ21は、ともにその基板
領域が接地ノードに接続されており、比較的大きな基板
バイアス効果により、しきい値電圧が大きくなるが、こ
れらのしきい値電圧Vth20およびVth21をほぼ
同じ大きさとすることにより、飽和領域動作条件を満た
すことができる。
【0258】したがって、これらのMOSトランジスタ
Q20、Q21およびQ22という、電圧レベルシフト
動作を行なうMOSトランジスタの動作領域がすべて飽
和領域となり、安定に動作させることができる。
【0259】また、外部電源電圧EXVDが、このVp
pレベル検出器50には与えられていないため、ノード
A20の電圧レベルに、電源電圧EXVDが影響を及ぼ
すことはなく、高電圧Vppが、外部電源電圧EXVD
の電圧レベルよりも高くなった場合においても、安定に
高電圧Vppのレベルを検出することができる(MOS
トランジスタQ21が非飽和領域で動作する場合、ノー
ドA20の電圧レベルの変化に応じてMOSトランジス
タQ21のドレイン電圧が急激に変化し、応じてノード
A21の電圧レベルが急激に変化する)。これにより、
高電圧Vppのレベル検出を、比較的緩やかに安定に行
なうことができる。
【0260】図35は、スタンバイ高電圧発生回路に含
まれるVppレベル検出回路20baの構成を示す図で
ある。Vppレベル検出回路20baの初段のレベル検
出器50に、Vppポンプ回路20bcからの高電圧V
ppが与えられる。Vppポンプ回路20bcからの高
電圧Vppが、Vppレベル検出回路20baのVpp
レベル検出器50の一方動作電源として利用される。ス
タンバイVpp発生回路は、スタンバイサイクル時にお
いて動作するため、その消費電流は十分小さくされてい
る。Vppレベル検出回路20baにおいて、Vppレ
ベル検出器50の消費電流は、たとえば数μA程度であ
る(トランジスタサイズを調整して、消費電流を低減す
る)。
【0261】Vppポンプ回路20bcの出力ノードに
は、高電圧安定化用の容量素子Cxが設けられる。この
容量素子Cxの容量値が20〜30nF程度の値であれ
ば、高電圧Vppが0.1V低下するのに数百μSの時
間が必要とされる。したがって、このスタンバイVpp
発生回路のみが動作する期間Vppレベル検出回路20
baにおいてVppレベル検出器が高電圧Vppを消費
しても、スタンバイVpp発生回路20bcに含まれる
Vppポンプ回路20bcの電流供給力は、その消費電
流を十分に補うことができる(アクティブサイクルが始
まると、大きな駆動力を持つアクティブVpp発生回路
が動作し、高電圧Vppが、所定電圧レベルへ駆動され
る)。したがって、スタンバイVpp発生回路の消費電
流を特に増加させることなく、安定にスタンバイVpp
レベル検出回路20baを動作させることができる。
【0262】「Vppレベル検出回路の構成4」図36
は、Vppレベル検出回路の第4の構成を示す図であ
る。図36においても、Vppレベル検出器50の部分
の構成を示す。この図36に示すVppレベル検出器5
0においては、電流源トランジスタQ25のソースへ
は、負電圧Vbbが与えられる。したがって、活性制御
信号ZENAは、レベル変換回路51aにより、外部電
源電圧EXVDと負電圧Vbbレベルの間で変化する信
号に変換される。
【0263】基準電圧VREFは、MOSトランジスタ
Q21およびQ23をオン状態に保持する必要があるた
め、その下限に限界がある。また、外部電源電圧EXV
Dは、ノードA20に基準電圧VREFのレベルの電圧
を伝達する必要があるため、電源電圧EXVDの下限
は、基準電圧VREFにより決定される。したがって、
外部電源電圧EXVDの下限に対しても、制限が存在す
る。負電圧Vbbを、このVppレベル検出器50の他
方電源電圧として利用することにより、基準電圧VRE
Fの電圧レベルを低下させることができる。したがっ
て、外部電源電圧EXVDの下限も応じて低くすること
ができ、このVppレベル検出器の動作電源電圧EXV
Dの下限値を低くすることができ、外部電源電圧EXV
Dに対する動作マージンを広くすることができ、安定な
Vppレベル検出動作を保証することができる。
【0264】「Vppレベル検出回路の構成5」図37
は、Vppレベル検出回路20caの第5の構成を示す
図である。図37においても、Vppレベル検出器50
の部分の構成を示す。この図37に示すVppレベル検
出回路20caにおいては、高電圧Vppを所定比で分
圧して電圧Vpdを生成する分圧回路60が設けられ
る。この分圧回路60からの電圧Vpdが、Vppレベ
ル検出器50のMOSトランジスタQ20のゲートへ与
えられる。他の構成は、先の図30に示す構成と同じで
あり、対応する部分には同一参照番号を付す。
【0265】分圧回路60は、高電圧Vppを受けるノ
ードと接地ノードの間に直列に接続される抵抗素子Za
およびZbを含む。これらの抵抗素子ZaおよびZbの
接続ノードから電圧Vpdが出力される。この電圧Vp
dは、その電圧レベルが次式で表わされる。
【0266】Vpd=Zb/(Za+Zb) ノードA20の電圧レベルは基準電圧VREFレベルで
ある。MOSトランジスタQ20が、高電圧Vppのレ
ベルに応じた電圧を伝達するためには、外部電源電圧E
XVDは、このノードA20に与えられる電圧よりも高
い電圧レベルに保持する必要がある。したがって、外部
電源電圧EXVDの下限は、ノードA20の電圧レベル
で決定される。電圧Vpdを用いることにより、ノード
A20に伝達される電圧は、Vpd−Vthとなる。電
圧Vpdは、高電圧Vppレベルよりも低い電圧であ
る。したがって、外部電源電圧EXVDは、その下限を
次式で表わすことができる。
【0267】EXVD≧Vpd−Vth したがって、高電圧Vppのレベルを直接検出する構成
に比べて、外部電源電圧EXVDの下限の電圧レベルを
低くすることができ、外部電源電圧の電圧レベルを低く
することができる。
【0268】また、外部電源電圧EXVDの電圧に比べ
て高電圧Vppのレベルが十分高い場合には、ノードA
20の電圧レベルは、外部電源電圧EXVDの電圧レベ
ルとなる。この状態においては、MOSトランジスタQ
21が、非飽和領域で動作し、基準電圧VREFが少し
変動した場合、MOSトランジスタQ21を介して流れ
る電流が急激に変化し、ノードA21の電圧レベルが高
速で変化する。したがって、この分圧回路60を用いる
ことにより、ノードA20の電圧レベルを、Vpd−V
thのレベルに設定しておくことにより、このMOSト
ランジスタQ21を、飽和領域で動作させることがで
き、基準電圧VREFの変動に対する感度を低くするこ
とができ、基準電圧VREFが急激な変化による高電圧
Vppに対する急激な制御を防止することができる。高
電圧Vppが急激に変化してその電圧レベルが上昇する
と、構成要素であるMOSトランジスタのゲート絶縁膜
の耐圧特性が劣化する。
【0269】また、逆に、基準電圧VREFは、基準電
圧発生回路の出力負荷が大きく、ノイズの影響を受けや
すい。この基準電圧VREFのノイズが、分圧回路60
の出力ノードに重畳された場合、電圧Vpdのレベルは
変化する。しかしながら、分圧回路60を介して、この
基準電圧VREFからのノイズが、分圧回路60により
分圧されて、高電圧Vppへ重畳される。基準電圧VR
EFにノイズが発生しても、高電圧Vppを安定に一定
の電圧レベルに保持することができる。したがって、分
圧回路60は、その分圧比Zb/(Za+Zb)は、1
であるほど、基準電圧VREFからのノイズに強くな
る。これは、電圧Vpdに重畳されるノイズの大きさを
ΔVとすると、高電圧Vppに重畳されるノイズの大き
さは次式で表わされるためである。
【0270】ΔV(Za/(Za+Zb)) したがって、この分圧回路60の分圧比が1に近いと、
基準電圧VREFからの高電圧Vppに対するノイズの
影響を十分抑制することができ、基準電圧VREFが変
動しそのノイズが生じても、安定に高電圧Vppを一定
電圧レベルに保持することができる。電圧Vpdにノイ
ズが重畳された場合、MOSトランジスタQ20を介し
てノードA20にそのノイズの影響が伝達される(電圧
Vpdは、外部電源電圧EXVDと同程度の電圧レベル
に設定することができるため)。したがって、このVp
pレベル検出器50の検出動作に対する基準電圧VRE
Fのノイズの影響は相殺される。
【0271】なお、分圧回路60の抵抗素子Z1および
Z2は、ポリシリコン配線を用いることにより、このV
ppレベル検出器50のMOSトランジスタ製造時同一
製造工程で生成することができる。イオン注入などによ
り、その抵抗値を所望の抵抗値に設定することができ
る。
【0272】図38は、分圧回路60の他の構成を示す
図である。図38において分圧回路60は、高電圧Vp
p供給ノードと接地ノードの間に直列に接続されるpチ
ャネルMOSトランジスタ60aおよび60bのゲート
は接地ノードに接続される。pチャネルMOSトランジ
スタ60aおよび60bは、比較的そのチャネル抵抗は
大きく、チャネル幅とチャネル長の比βの値を十分小さ
くすることにより、容易に低消費電流の分圧回路を生成
することができる。また、これらのMOSトランジスタ
60aおよび60bのチャネル領域の表面イオン濃度を
調整することにより、最適な抵抗比、すなわち分圧比を
容易に実現することができる。このようなpチャネルM
OSトランジスタ60aおよび60bを用いることによ
り、小占有面積で低消費電流、かつ最適な分圧比を有す
る分圧回路を容易に実現することができる。
【0273】「Vppレベル検出回路の構成6」図39
は、Vppレベル検出器50の第6の構成を示す図であ
る。図39においては、Vppレベル検出器50は、そ
のチャネル幅とチャネル長の比が可変(プログラム可
能)とされるnチャネルMOSトランジスタQ20p
r、Q21pr、Q22pr、Q23pr、およびQ2
4prと、このVppレベル検出器50を活性化するた
めの電流源トランジスタQ25を含む。これらのMOS
トランジスタQ20pr〜Q24prは、先の図34以
降において示すMOSトランジスタQ20〜Q24に対
応する。各トランジスタの末尾に添え字「pr」を付す
ことにより、その対応関係を示す。
【0274】図40は、図39に示すMOSトランジス
タQ20pr〜Q24prのそれぞれの構成の一例を示
す図である。この図40においては、サイズ可変MOS
トランジスタQ20pr〜Q24prを、トランジスタ
Qprで代表的に示す。図40において、サイズ可変M
OSトランジスタQprは、ノードAxにそれぞれの一
方導通ノード(ソース)が接続される互いに並列に設け
られるnチャネルMOSトランジスタNR0、NR1、
NR2およびNR3と、これらのMOSトランジスタN
R0〜NR3それぞれと直列に接続されるnチャネルM
OSトランジスタTR0〜TR3と、ノードAxとノー
ドAyの間に接続されるnチャネルMOSトランジスタ
TR4を含む。
【0275】MOSトランジスタTR0〜TR4のゲー
トに、トランジスタQprの位置に対応する電圧Vが与
えられる。MOSトランジスタNR0〜NR3のゲート
へは、チューニング制御信号SW0〜SW3が与えられ
る。これらのチューニング制御信号SW0〜SW3は、
テスト動作時、選択的にHレベル/Lレベルに設定さ
れ、テスト動作完了後、これらのチューニング制御信号
SW0〜SW3は、最適な電流をノードAxおよびAy
の間に流すように、ヒューズ素子により、固定的にその
電圧レベルが設定される。
【0276】この図40に示すようなサイズ可変トラン
ジスタQprを用いて、Vppレベル検出器50を構成
する。このチューニング制御信号SW0〜SW3を選択
的にHレベル/Lレベルに設定することにより、ノード
AxとノードAyの間に並列に接続されるMOSトラン
ジスタTR0〜TR4の数が調整され、応じて、等価的
にサイズ可変トランジスタQprのチャネル幅とチャネ
ル長の比βが調整される。したがって、等価的にこのサ
イズ可変トランジスタQprのチャネル抵抗が調整され
たことになる。たとえば、基準電圧VREFの変動によ
り、ノードA21の電圧レベルも、急激に変動する場
合、このMOSトランジスタQ21prの基準電圧VR
EFに対する感度を弱くする。具体的に、サイズ可変M
OSトランジスタQ21prのサイズがMOSトランジ
スタQ23prのそれよりも小さくする。この場合、M
OSトランジスタQ21prの供給電流量(チャネル抵
抗)が基準電圧VREFに従って変動しても、その変動
は、サイズ可変MOSトランジスタQ23prにより吸
収され、ノードA21の電圧レベルの変化が緩やかとな
り、基準電圧VREFの急激な変化の影響を受けること
なく、緩やかに、高電圧Vppのレベルを変化させるこ
とができる。
【0277】以上のように、このVppレベル検出器5
0において、MOSトランジスタQ20pr〜Q24p
rのサイズ(チャネル幅とチャネル長の比)を変更可能
(プログラム可能)とすることにより、基準電圧VRE
Fの変動に対する感度を少し弱くしたVppレベル検出
を行なうことができ、基準電圧VREFの急激な変動に
かかわらず、安定な高電圧Vppレベル検出動作を行な
うことができる。
【0278】なお、上述の図32から図39に示すVp
pレベル検出器の構成においては、電流源トランジスタ
Q25は、接地ノードにそのソースが接続されている。
しかしながら、pチャネルMOSトランジスタを用いて
レベルシフト用のnチャネルMOSトランジスタと電源
ノードPSの間に電流源トランジスタが配置される構成
が用いられてもよい。
【0279】[実施の形態4:クロック発生回路および
Vppポンプ回路の構成]図41は、図5に示すクロッ
ク発生回路およびVppポンプ回路の構成を示す図であ
る。アクティブVpp発生回路20cに含まれるクロッ
ク発生回路20cbとスタンバイVpp発生回路20b
に含まれるクロック発生回路20bbは、同じ構成を有
するため、図41においては、これらをクロック発生回
路65で示す。
【0280】図41において、クロック発生回路65
は、クロック発生活性化信号LWの振幅を外部電源電圧
EXVDのレベルに変換するレベル変換回路65aと、
このレベル変換回路65aからの出力信号に応答して選
択的に活性化されて、発振動作を行ないポンプ制御信号
PCKを出力するリングオシレータ65bと、このリン
グオシレータ65bからのポンプ制御信号PCKに従っ
てポンプクロック信号PMPを出力するゲート回路65
cと、ポンプ制御信号PCKとゲート回路65cの出力
信号とに従って電荷供給期間を決定するゲートクロック
信号GATを生成するゲート回路65dと、ゲート回路
65cの出力信号とポンプ制御信号PCKとに従って内
部ノードプリチャージクロック信号PREを生成するゲ
ート回路65eを含む。
【0281】レベル変換回路65aは、前段のVppレ
ベル検出回路からの出力信号LWの電圧レベルが内部電
源電圧レベルのときに必要とされる。たとえば図34に
示すように、Vppレベル検出器において高電圧Vpp
を一方動作電源電圧として使用する場合に、消費電流低
減および高電圧Vppのレベル低下防止のために、後段
の差動増幅器、およびCMOSインバータの動作電源電
圧が内部電源電圧とされる。しかしながら、他の構成に
おいて、これらの差動増幅器およびCMOSインバータ
が外部電源電圧EXVDを一方動作電源電圧として動作
する場合、このレベル変換回路65aは必要ではない。
【0282】リングオシレータ65bは、偶数段の縦続
接続されるインバータを含むインバータ列65aと、レ
ベル変換回路65aの出力信号とインバータ列65aの
出力信号とを受け、その出力信号をインバータ列65a
に与えるNAND回路65bを含む。このリングオシレ
ータ65bは、レベル変換回路65aの出力信号が外部
電源電圧EXVDのHレベルのときに活性化され、所定
の周期を有するポンプ制御信号PCKを出力する。レベ
ル変換回路65aの出力信号がLレベルのとき、リング
オシレータ65bは非活性化され、クロック制御信号P
CKはHレベルに固定される。
【0283】ゲート回路65cは、ポンプ制御信号PC
Kを遅延するための4段の縦続接続されるインバータ6
5ca〜65cdを含む。ポンプクロック信号PMP
は、クロック制御信号PCKを所定時間遅延した信号で
ある。
【0284】ゲート回路65dは、ゲート回路65cに
含まれるインバータ65cbの出力信号を受けるインバ
ータ65daと、インバータ65daの出力信号を受け
るインバータ65dbと、インバータ65dbの出力信
号とポンプ制御信号PCKを受けるNAND回路65d
cと、NAND回路65dcの出力信号を受けてゲート
クロック信号GATを出力するインバータ65deを含
む。このゲート回路65dは、ポンプ制御信号PCKの
立上がりを遅延する立上がり遅延回路である。したがっ
て、ゲートクロック信号GATは、ポンプ制御信号PC
Kの立上がりに対し所定時間遅延して立上がり、ポンプ
制御信号PCKの立下がりに同期して立下がる。
【0285】ゲート回路65eは、ゲート回路65cに
含まれるインバータ65cbの出力信号とポンプ制御信
号PCKを受けるNOR回路65eaと、NOR回路6
5eaの出力信号を受けるインバータ65ebと、イン
バータ65ebの出力信号を受けてプリチャージクロッ
ク信号PREを出力するインバータ65ecを含む。こ
のゲート回路65eは、ポンプ制御信号PCKの立上が
りに同期して立下がり、かつポンプ制御信号PCKの立
下がりに対し所定時間経過した後に立上がる信号を生成
しかつ反転する反転立下がり遅延回路である。
【0286】リングオシレータ65bおよびゲート回路
65c〜65eの一方動作電源電圧は外部電源電圧EX
VDであり、ポンプ制御信号PCKおよびクロック信号
PMP、GATおよびPREの振幅は、外部電源電圧E
XVDである。
【0287】図42は、図5に示すVppポンプ回路2
0bcおよび20ccの構成の一例を示す図である。V
ppポンプ回路20bcおよび20ccは、同じ構成を
備えるため、図42においては、Vppポンプ回路70
を示す。
【0288】図42において、Vppポンプ回路70
は、プリチャージクロック信号PREを受ける容量素子
70aと、ゲートクロック信号GATを受ける容量素子
70bと、ポンプクロック信号PMPを受ける容量素子
70cと、電源ノードPSと容量素子70aの出力ノー
ド70aaの間に接続されるプリチャージ用のnチャネ
ルMOSトランジスタ70dと、ノード70aa上の信
号電圧に応答して導通し電源ノードPSと容量素子70
cの出力ノード70caとを電気的に接続するnチャネ
ルMOSトランジスタ70eと、ノード70aaの信号
電圧に応答して、容量素子70bの出力ノード70ba
を電源電圧EXVDレベルにプリチャージするnチャネ
ルMOSトランジスタ70gと、電源ノードPSとノー
ド70aaの間に接続されるnチャネルMOSトランジ
スタ70hおよび70iと、ノード70ba上の信号電
圧に応答して導通し、ノード70caから電荷を出力ノ
ードへ供給し、高電圧Vppを生成するnチャネルMO
Sトランジスタ70fを含む。
【0289】nチャネルMOSトランジスタ70dは、
そのゲートおよび一方導通ノードが電源ノードPSに接
続され、ノード70aaを、EXVD−Vthnの電圧
レベルにプリチャージする。nチャネルMOSトランジ
スタ70hおよび70iの各々が、その一方導通ノード
がそのゲートに接続され、導通時、ノード70aaの電
圧レベルを、EXVD+2Vthnの電圧レベルにクラ
ンプする。ここで、Vthnは、MOSトランジスタ7
0d、70hおよび70iのしきい値電圧を示す。
【0290】次に、この図41に示すクロック発生回路
65および図42に示すVppポンプ回路70の動作
を、図43に示す信号波形図を参照して説明する。
【0291】ポンプ制御信号PCKがLレベルからHレ
ベルに立上がると、プリチャージクロック信号PREが
Lレベルに立下がる。これにより、容量素子70aの容
量結合により、ノード70aaの電圧レベルが低下し、
MOSトランジスタ70dがオン状態となり、ノード7
0aaが、電圧EXVD−Vthnのレベルにプリチャ
ージされる。この状態においては、MOSトランジスタ
70e、70g、70hおよび70iはすべてオフ状態
になる。次いで、ポンプクロック信号PMPがHレベル
に立上がり、容量素子70cの容量結合により、ノード
70caの電圧レベルがMOSトランジスタ70gによ
りプリチャージされた外部電源電圧EXVDのレベルか
ら、2・EXVDの電圧レベルに上昇する。この状態に
おいては、ノード70baの電圧レベルは、外部電源電
圧EXVDのレベルであり、MOSトランジスタ70f
はオフ状態にある。
【0292】次いで、ゲートクロック信号GATがHレ
ベルに立上がると、容量素子70bの容量結合により、
ノード70baの電圧レベルが、外部電源電圧EXVD
から電圧2・EXVDのレベルに上昇する。これによ
り、MOSトランジスタ70fが導通し、ノード70c
aから、出力ノードへ電荷が供給され、高電圧Vppの
電圧レベルが上昇する。MOSトランジスタ70fは、
ノード70caの電圧レベルとその出力ノードの高電圧
Vppの電圧レベルが等しくなると、電荷供給動作が停
止される。最終的に、高電圧Vppは、2・EXVD−
Vthnの電圧レベルまで上昇することができる。
【0293】次いで、ポンプ制御信号PCKがLレベル
に立下がると、ゲートクロック信号GATがLレベルに
立下がり、ノード70baの電圧レベルが、容量素子7
0bの容量結合により2・EXVDの電圧レベルから外
部電源電圧EXVDの電圧レベルに低下する。応じて、
MOSトランジスタ70fがオフ状態となる。次いで、
ポンプクロック信号PMPがHレベルからLレベルに立
下がり、ノード70caの電圧レベルが低下する。この
ときまた、プリチャージクロック信号PREがHレベル
に立上がり、ノード70aaの電圧レベルが、プリチャ
ージ電圧EXVD−Vthnのレベルから、2・EXV
D−Vthnの電圧レベルに上昇し、MOSトランジス
タ70hおよび70iのクランプ動作により、ノード7
0aaは、電圧EXVD+2・Vthnのレベルにプリ
チャージされる。また、MOSトランジスタ70eおよ
び70gがオン状態となり、ノード70baおよび70
caを、それぞれ外部電源電圧EXVDのレベルにプリ
チャージする。以降この動作が繰返され、高電圧Vpp
の電圧レベルが、2・EXVD−Vthn以下の所定の
電圧レベルに到達するまで、ノード70caから出力ノ
ードへ電荷が供給される。
【0294】この図42に示すVppポンプ回路におい
て、ノード70aaとノード70baの最大電圧差は、
電圧EXVD−Vthnの電圧レベルであり、またノー
ド70baとノード70caの最大電圧差は、EXVD
である。したがって、構成要素であるMOSトランジス
タ70d〜70iのゲート絶縁膜に、大きな電圧が印加
されるのを防止することができ、安定に、高電圧Vpp
を生成することができる。
【0295】「Vppポンプ回路の構成2」図44
(A)は、Vppポンプ回路70の第2の構成を示す図
である。図44(A)に示すVppポンプ回路70にお
いては、レベル変換回路70kにより、ゲートクロック
信号GATの振幅が、2・EXVDの電圧レベルに変換
される。このVppポンプ回路70は、容量素子70a
の出力ノード70aaの電圧レベルをクランプするため
のMOSトランジスタ70hおよび70iに代えて、容
量素子70cの出力ノード70ca上の信号電位に応答
して、このノード70aaを外部電源電圧EXVDレベ
ルに保持するnチャネルMOSトランジスタ70jが設
けられる。残りの構成は、図42に示すVppポンプ回
路の構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号
を付し、その説明は省略する。
【0296】次に、この図44(A)に示すVppポン
プ回路70の動作を、図44(B)に示す信号波形図を
参照して説明する。ポンプ制御信号PCKの立上がりに
応答して、プリチャージクロック信号PREがLレベル
に立下がると、ノード70aaの電圧レベルが低下す
る。このノード70aaは、MOSトランジスタ70d
により、その電圧レベルがEXVD−Vth以下に低下
しないように保持される。次いで、ポンプクロック信号
PMPがHレベルに立上がり、ノード70caの電圧レ
ベルがそれまでのプリチャージ電圧レベル(EXVDレ
ベル)から2・EXVDの電圧レベルに立下がる。この
ノード70caの電圧レベルの上昇に従って、MOSト
ランジスタ70jがオン状態となり、ノード70aa
を、外部電源電圧EXVDレベルに保持する。
【0297】次いで、ゲートクロック信号GATが立上
がり、ノード70baの電圧レベルが、それまでのプリ
チャージ電圧レベル(EXVDレベル)から、3・EX
VDのレベルに上昇する(レベル変換回路70kからの
信号のHレベルは2・EXVDレベル)。このノード7
0baの電圧レベルの上昇に従って、MOSトランジス
タ70gがオフ状態となり、またMOSトランジスタ7
0fがオン状態となり、ノード70caから電荷が、そ
の出力ノードへ伝達され、高電圧Vppの電圧レベルが
上昇する。ノード70caの電圧レベルが高電圧Vpp
の電圧レベルと等しくなると、電荷の移動が停止する。
【0298】次いで、ポンプ制御信号PCKが立下がる
と、ゲートクロック信号GATがLレベルに立下がり、
ノード70baの電圧レベルが外部電源電圧EXVDの
電圧レベルに低下し、MOSトランジスタ70fがオフ
状態となる。次いでポンプクロック信号PMPが立下が
り、プリチャージクロック信号PREが立上がると、M
OSトランジスタ70eがオン状態となり、ノード70
caを外部電源電圧EXVDレベルにプリチャージす
る。また、MOSトランジスタ70gがオン状態とな
り、ノード70baを外部電源電圧EXVDレベルにプ
リチャージするが、2・EXVDのレベルのときには、
MOSトランジスタ70dは、オフ状態にある。
【0299】ノード70aaの電圧は、電圧2・EXV
Dと電圧EXVDの間で印加し、ノード70baの電圧
は、電圧3・EXVDと電圧EXVDの間で変化し、ま
たノード70caの電圧は、電圧2・EXVDと電圧E
XVDの間で変化する。ただし高電圧Vppのレベル
が、外部電源電圧EXVDよりも高くなったとき。した
がって、高電圧Vppは、電圧2・EXVDのレベルに
まで到達することができる。
【0300】この図44(A)に示すVppポンプ回路
の構成においては、ノード70aaとノード70baの
最大電圧差は、2・EXVDであり、ノード70aとノ
ード70caの間の最大電圧差は、電圧EXVDであ
り、またノード70baとノード70caの最大電圧差
は、EXVDである。したがって、このMOSトランジ
スタ70d、70j、70eおよび70gのゲート絶縁
膜に印加される電圧は、最大2・EXVDの電圧レベル
であり、レベル変換回路70kが、電圧2・EXVDの
電圧を生成しているため、このレベル変換回路70kに
含まれる構成要素と同じ構成要素のMOSトランジスタ
を用いて、これらのMOSトランジスタ70d、70
e、70gおよび70jを形成することができ、構成要
素のゲート絶縁膜の信頼性を保証することができる。
【0301】以上のように、このVppポンプ回路にお
いては、高電圧発生のためのポンプ動作時、プリチャー
ジ信号線ノードを、外部電源電圧EXVDレベルに保持
するように構成しているため、構成要素のMOSトラン
ジスタのゲート絶縁膜に過剰な電圧が印加されるのを防
止することができ、耐圧特性が保証され、安定に所望の
電圧レベルの高電圧を生成するVppポンプ回路を実現
することができる。
【0302】[実施の形態5:出力用高電圧発生回路の
構成]図45は、図1に示す出力回路7の構成を概略的
に示す図である。図45において、出力回路7は、メモ
リセルアレイの選択メモリセルから読出された相補な内
部読出データODおよびZODに従って外部読出データ
EDQを生成する。この出力回路7は、内部読出データ
ODを受けるインバータ7aaと、内部読出データOD
およびインバータ7aaの出力信号に従って内部読出デ
ータODの振幅を出力用高電圧Vppoレベルに変換す
るレベル変換回路7abと、出力用高電圧Vppoを一
方動作電源電圧として動作し、レベル変換回路7abの
出力信号を反転するインバータ7acと、インバータ7
acの出力信号がHレベルのとき導通し、外部読出デー
タEDQを外部電源電圧VDDQレベルに駆動するnチ
ャネルMOSトランジスタ7adを含む。MOSトラン
ジスタ7adは、インバータ7acの出力信号がLレベ
ルにときにはオフ状態となる。
【0303】この出力回路7は、さらに、補の内部読出
データZODを反転するインバータ7baと、内部読出
データZODおよびインバータ7baの出力信号に従っ
てこの内部読出データZODの振幅を、外部電源電圧V
DDQレベルに変換するレベル変換回路7bbと、外部
電源電圧VDDQを一方動作電源電圧として動作し、レ
ベル変換回路7bbの出力信号を反転するインバータ7
bcと、インバータ7bcの出力信号がHレベルにとき
導通し、外部読出データEDQを接地電圧VSSQレベ
ルに駆動するnチャネルMOSトランジスタ7bdを含
む。インバータ7aaおよび7baは、内部電源電圧I
NDV(Vccp)を一方動作電源電圧として動作す
る。読出データODおよびZODは、内部電源電圧IN
DV(Vcca:図1参照)の電圧レベルの振幅を有す
る。
【0304】レベル変換回路7abおよび7bbは、図
3(A)および図41に示すレベル変換回路と同様の構
成を備える。外部電源電圧VDDQおよびVSSQは、
出力回路専用に与えられ、内部回路動作用の電源電圧V
DDおよびVSSと別の端子を介して外部から与えられ
る。今、出力用電源電圧VDDQおよびデバイス用電源
電圧VDDの電圧レベルが異なる場合を考える。高電圧
Vppoは、出力用電源電圧VDDQの電圧レベルより
も高く設定する必要がある。したがって、この出力用電
源電圧VDDQのレベル(規格)に応じて、出力用高電
圧Vppoの電圧レベルを調整する必要がある。
【0305】図46は、この発明の実施の形態5におけ
るVppレベル検出回路の要部の構成を示す図である。
図46においては、Vppレベル検出器50の部分の構
成を示す。この図46に示すVppレベル検出回路の構
成においては、基準電圧VREFは、外部電源電圧EX
VDを分圧して生成される。したがって基準電圧VRE
Fは、外部電源電圧EXVDに比例した電圧レベルとな
る。Vppレベル検出器50は、この外部電源電圧EX
VDに比例した基準電圧VREFと内部で発生した高電
圧Vppとを比較する。このVppレベル検出器50の
構成は、先の実施の形態3において説明したVppレベ
ル検出器の構成と実質的に同じである。単に、電流源ト
ランジスタが、接地ノード側に設けられるのではなく、
外部電源ノードPS側に設けられている点が異なる。こ
のVppレベル検出器50の出力信号に従って差動増幅
器52以降の回路を介して、チャージポンプ動作を活性
化するための信号が生成される。
【0306】この図46に示すように、外部電源電圧E
XVDに基づいて高電圧Vppのレベルを決定すること
により、出力回路7に与えられる出力用高電圧Vppo
の電圧レベルは、出力用電源電圧VDDQの電圧レベル
に応じて設定される。したがって、たとえ、この半導体
記憶装置が用いられるシステムが異なり、インタフェー
ス電圧が異なり、出力用電源電圧VDDQの電圧レベル
が異なる場合においても、内部で自動的に出力用高電圧
Vppoの電圧レベルが調整され、1つのチップで、複
数の出力用電源電圧に対応することが可能となる。以
下、この高電圧発生回路における比較基準電圧について
説明する。
【0307】図47は、高電圧発生回路12(図1参
照)の第1の構成を概略的に示す図である。図47にお
いて、高電圧発生回路12は、図4に示すように、アレ
イ高電圧Vppaを発生するためのアレイ高電圧発生回
路12aと、出力用高電圧Vppoを発生する出力高電
圧発生回路12bを含む。
【0308】アレイ高電圧発生回路12aは、電源ノー
ド81の外部からのデバイス電源電圧VDDに従ってア
レイ高電圧Vppaの電圧レベルを検出するVppレベ
ル検出回路12aaと、デバイス電源電圧VDDを一方
動作電源電圧として動作し、Vppレベル検出回路12
aaからの活性制御(クロック発生活性化)信号LWa
の活性化時チャージポンプ用のクロック信号を発生する
Vppクロック発生回路12abと、クロック発生回路
12abからのクロック信号に従ってチャージポンプ動
作を行なって、アレイ用高電圧Vppaを発生するVp
pポンプ回路12acを含む。このVppポンプ回路1
2acは、デバイス電源電圧VDDからアレイ用高電圧
Vppaを生成する。
【0309】出力用高電圧発生回路12bは、出力用高
電圧Vppoの電圧レベルを電源ノード82に与えられ
る出力用電源電圧VDDQに従って制御するVppレベ
ル検出回路12baと、出力用電源電圧VDDQを一方
動作電源電圧として動作し、Vppレベル検出回路12
baからのクロック発生活性化信号LWbの活性化に応
答してチャージポンプ用のクロック信号を発生するクロ
ック発生回路12bbと、クロック発生回路12bbか
らのクロック信号に従ってチャージポンプ動作を行なっ
て、出力用電源電圧VDDQから出力用高電圧Vppo
を生成するVppポンプ回路12bcを含む。
【0310】この高電圧発生回路12において、アレイ
用高電圧発生回路12aおよび出力用高電圧発生回路1
2bは、それぞれスタンバイ高電圧発生回路およびアク
ティブ用高電圧発生回路両者を含む。Vppレベル検出
回路12aaおよび12ba、クロック発生回路12a
bおよび12bb、ならびにVppポンプ回路12ac
および12bcは、先の実施の形態1〜4において説明
したものと同様の構成を備える。
【0311】図47に示す高電圧発生回路12の構成に
おいては、出力用高電圧Vppoの電圧レベルは、出力
用電源電圧VDDQの電圧レベルに基づいて決定され
る。したがって、出力用高電圧VDDQの電圧レベルが
変更されても、その変更した電圧レベルに応じた出力用
高電圧Vppoが生成され(たとえばVppo=VDD
Q+Vth;分圧回路がない場合または分圧比が1の場
合)、インタフェース電源電圧に応じた電圧レベルの出
力データを生成することができる。
【0312】またアレイ用高電圧発生回路12aにおい
ては、デバイス電源電圧VDDに従ってアレイ用高電圧
Vppaが生成され、アレイ内部の周辺回路(行選択系
回路)およびワード線上に伝達される電圧レベルを最適
レベルに設定することができる。
【0313】「高電圧発生回路の構成2」図48は、高
電圧発生回路12の第2の構成を概略的に示す図であ
る。この図48に示す高電圧発生回路12においては、
出力用高電圧発生回路12bにおけるクロック発生回路
12bbおよびVppポンプ回路12bcが、電源ノー
ド81からデバイス電源電圧VDDを受ける。Vppレ
ベル検出回路12baは、電源ノード82に与えられた
出力用電源電圧VDDQを受ける。他の構成は図47に
示す構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号
を付す。
【0314】この図48に示す高電圧発生回路12にお
いては、出力用高電圧Vppoの電圧レベルは、電源ノ
ード82に与えられる出力用電源電圧VDDQの電圧レ
ベルに従って決定される。出力用電源電圧VDDQは、
Vppレベル検出回路12baにおいてのみ用いられて
いる。したがって、データ出力時、この出力用電源電圧
VDDQは、出力回路において専用に使用することがで
きる。チャージポンプ動作により出力用高電圧Vppo
を発生するために、出力用電源電圧VDDQは使用され
ないためである。したがって、高速かつ安定に、外部読
出データを生成することができる。デバイス電源電圧V
DDは、アレイ用高電圧Vppaおよび出力用高電圧V
ppoを発生するために使用されるが、しかしながら、
図58に示す従来回路の構成と同じであり、内部回路動
作に対し、この出力用高電圧Vppoを生成するために
デバイス電源電圧VDDを使用しても、特に問題は生じ
ない。
【0315】「高電圧発生回路の構成3」図49は、高
電圧発生回路の第3の構成を概略的に示す図である。こ
の図49に示す高電圧発生回路においては、アレイ用高
電圧Vppaの電圧レベルは、内部電源ノード83上の
アレイ電源電圧Vccの電圧レベルに基づいて設定され
る。他の構成は、図47に示す高電圧発生回路の構成と
同じであり、対応する部分には同一参照番号を付す。
【0316】この図49に示す構成において、アレイ電
源電圧Vccは、周辺回路へ与えられる周辺電源電圧V
ccpまたはセンスアンプを駆動するために用いられる
センスアンプ電源電圧Vccaのいずれであってもよ
い。このアレイ電源電圧Vccは、図1に示す内部電源
回路10から発生される。この内部電源回路10の構成
の一例は、図26において内部電源回路40として示さ
れている。
【0317】周辺用電源電圧Vccpの電圧レベルに従
ってアレイ用高電圧Vppaの電圧レベルを設定する場
合、センスアンプ動作時において大きな電流が消費する
センスアンプに対する電源電圧を使用する必要がない。
したがって、アレイ用高電圧Vppaが消費されるワー
ド線選択時およびワード線非選択状態駆動時においてセ
ンスアンプ電源電圧に対するこのアレイ高電圧Vppa
発生動作が悪影響を及ぼすのを防止することができ、安
定なセンス動作が保証される。また、センスアンプ電源
電圧Vccaをこのアレイ用高電圧Vppaの電圧レベ
ルを設定するために用いる場合、ビット線電圧に応じて
アレイ用高電圧Vppaの電圧レベルを設定することが
できる(センスアンプはビット線を充放電する)。した
がって、アレイのメモリセルに伝達される電源電圧のレ
ベルに従って最適なレベルにアレイ用高電圧Vppaの
電圧レベルを設定することができる。出力用高電圧発生
回路12bは図47に示す構成と同じである。
【0318】「高電圧発生回路の構成4」図50は、高
電圧発生回路12の第4の構成を概略的に示す図であ
る。この図50に示す高電圧発生回路12は、出力用高
電圧発生回路12bにおいて、クロック発生回路12b
bおよびVppポンプ回路12bcが、電源ノード81
に与えられるデバイス電源電圧VDDを使用することを
除いて図49に示す高電圧発生回路12の構成と同じで
ある。対応する部分には同一の参照番号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0319】この図50に示す高電圧発生回路の場合、
アレイ用高電圧Vppaの電圧レベルは、内部の電源電
圧(アレイ電源電圧)Vccより決定され、一方、出力
用高電圧Vppoの電圧レベルは、出力用電源電圧VD
DQの電圧レベルに従って決定される。したがって、装
置内部で使用される高電圧Vppaおよび外部装置との
インタフェースをとるための高電圧Vppoを、それぞ
れ内部で発生される電源電圧Vccおよび外部から与え
られる出力用電源電圧VDDQの電圧レベルに応じて決
定することにより、これらの高電圧VppaおよびVp
poを最適な電圧レベルに設定することができる。
【0320】以上のように、この発明の実施の形態4に
従う高電圧発生回路においては、デバイス電源電圧VD
Dと外部電源電圧VDDQの電圧が別々に与えられ、か
つこれらの電圧レベルが異なるとき、アレイ用高電圧お
よび出力用高電圧を別々の高電圧発生回路で発生しかつ
出力用高電圧Vppoの電圧レベルを、出力用電源電圧
VDDQの電圧レベルに応じて設定しているため、出力
用電源電圧の電圧レベルに応じて出力用高電圧の電圧レ
ベルを内部で自動的に変更することができ、複数のイン
タフェース電源電圧(出力用電源電圧)の電圧レベルに
1つのチップで対応することができる。
【0321】[他の適用例]図51は、この発明の適用
例の構成を示す図である。図51においては、外部電源
電圧EXVDから負電圧Vbbを発生する負電圧発生回
路85を示す。この負電圧発生回路85からの負電圧V
bbは、たとえば図1に示すメモリセルアレイ2のP型
半導体基板領域へ与えられる。負電圧Vbbの絶対値が
大きい場合には、nチャネルMOSトランジスタのしき
い値電圧が大きくなり、またその絶対値が小さい場合に
は、nチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧が小
さくなる。したがって負電圧Vbbにも最適値が存在
し、また高速でこの負電圧Vbbは、電源投入後所定値
に到達させる必要がある。したがって、先の実施の形態
1および3において示した高電圧Vppを発生する回路
部分を、この負電圧Vbbを発生する回路部分に適用す
ることができる。各回路の電圧極性およびMOSトラン
ジスタのチャネル導電型を変更することにより、負電圧
Vbbのレベル検出を行なうことができ、またその発生
動作を制御することもできる。
【0322】また、図1に示す構成においては、高電圧
Vppが、非選択ワード線(メインワード線およびサブ
ワード線)に伝達されている。しかしながら、非選択ワ
ード線が負電圧Vbbレベルに駆動されるとともに、選
択ワード線が、高電圧Vppレベルに駆動される構成で
あっても本発明は適用可能である。この場合、負電圧V
bbおよび高電圧Vppそれぞれに対し、検出回路を設
ける構成が利用される。
【0323】さらに、実施の形態4においては、デバイ
ス電源電圧VDDと出力用電源電圧VDDQの電圧レベ
ルが互いに異なる。しかしながら、実施の形態1から3
の構成においては、これらの電圧VDDおよびVDDQ
が同じ電圧レベルであってもよい。また、単一電源の半
導体記憶装置であっても、これらの実施の形態1から3
の構成は適用可能である。
【0324】また、高電圧Vppの電圧レベルを検出し
ている。しかしながら、高電圧Vppのみならず、一般
の信号電圧のレベルを検出する構成に対しても、本実施
の形態3は適用可能である。
【0325】「電圧レベル検出回路の他の構成」図52
は、Vppレベル検出器の適用例の構成を示す図であ
る。この図52に示す回路は、信号φAと信号φBの電
圧レベルを比較する比較回路を構成する。図52におい
て、比較回路は、電源ノード90aとノードA50の間
に接続されかつそのゲートに信号φAを受けるnチャネ
ルMOSトランジスタ90bと、電源ノード90aとノ
ードA51の間に接続されかつそのゲートに信号φBを
受けるnチャネルMOSトランジスタ90cと、ノード
A50と接地ノードの間に接続され、そのゲートがノー
ドA51に接続されるnチャネルMOSトランジスタ9
0dと、ノードA51と接地ノードの間に接続されかつ
そのゲートがノードA51に接続されるnチャネルMO
Sトランジスタ90eと、ノードA50およびA51の
信号を差動的に増幅する差動増幅器90fを含む。この
差動増幅器90fから、比較結果を示す信号φCが出力
される。
【0326】この図52に示す比較回路において、MO
Sトランジスタ90b〜90eのサイズは同じである。
MOSトランジスタ90dおよび90eは、カレントミ
ラー回路を構成している。MOSトランジスタ90bお
よび90cは、その信号φAおよびφBの電圧レベルに
応じてチャネル抵抗が異なる。信号φAおよびφBの電
圧レベルが、電源電圧VCよりも以下の場合には、MO
Sトランジスタ90bおよび90cは、飽和領域で動作
する。これらのMOSトランジスタ90bおよび90c
の飽和電流の大きさの差に応じた電圧がノードA50お
よびA51に現われる。このノードA50およびA51
の電圧を、差動増幅器90fで差動増幅することによ
り、信号φCの電圧レベルが、信号φAおよびφBの電
圧レベルに応じてHレベルまたはLレベルに設定され
る。
【0327】この図52に示す比較回路は、電流制御比
較回路であり、電流増幅動作は行なうものの、電圧増幅
動作は行なわない(等価的に、チャネル抵抗の比による
抵抗分割であり、分割比が信号φAおよびφBの電圧レ
ベルに応じて設定され、等価的に、信号φAおよびφB
のレベルシフトが行なわれているだけである)。したが
って、高速で、レベル比較動作を行なうことができる。
また、すべて同一導電型のMOSトランジスタが用いら
れているため、温度特性を同じとすることができ、この
ノードA50およびA51の電圧の温度依存性は、これ
らのMOSトランジスタにより相殺されるため、温度依
存性のないレベル比較を行なうことができる。
【0328】以上開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およ
び範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
【0329】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、活性
化時所定の電圧レベルの内部電圧を生成する内部電圧発
生回路を、電源投入後所定期間強制的に活性化するよう
に構成しているため、電源投入後高速で、内部電圧を所
定電圧レベルに到達させることができる。また、電源投
入後、この電源電圧から生成される内部電圧のレベル
を、外部からの電源電圧のレベルを基準に検出している
ため、最も早いタイミングで安定状態になる電源電圧を
用いて正確に、内部電圧のレベルを検出することができ
る。
【0330】また、内部電圧のレベルを、同一導電型の
MOSトランジスタで構成される比較回路で、レベルシ
フト動作によりレベル検出を行なうように構成している
ため、温度依存性をなくすことができ、また低消費電流
で高速にレベル検出を行なうことができる。
【0331】さらに、出力用高電圧のレベルを、外部か
ら与えられる出力用電源電圧のレベルに従って決定して
いるため、複数種類のインタフェース電源電圧に対し、
容易に1つのチップで対処することができる。
【0332】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
活性化時所定の電圧レベルの内部電圧を生成する内部電
圧発生手段を、これらの内部電圧のレベルを検出するた
めの内部電圧レベル検出手段を介して電源投入後強制的
に所定期間活性状態に駆動しているため、電源投入後、
内部電圧レベルの検出を行なって、高速で内部電圧を所
定電圧レベルに到達させることができる。
【0333】請求項2に係る発明に従えば、電源投入検
出信号の活性化に従って内部電圧レベル検出手段を活性
化するように構成しているため、簡易な回路構成で確実
に、内部電圧レベル検出手段を活性化することができ
る。
【0334】請求項3に係る発明に従えば、電源投入
時、特定の信号ノードを、内部電圧レベル検出手段を活
性化する電圧レベルに設定されるように構成しているた
め、複雑な回路構成を用いることなく容易に、電源投入
後内部電圧レベル検出手段を活性化することができる。
【0335】請求項4に係る発明に従えば、電源投入検
出信号と電源投入時内部電圧レベル検出手段を活性化す
る電圧レベルに初期設定される信号ノード上の電圧とに
従って、内部電圧レベル検出手段を活性化するように構
成しているため、電源投入検出信号が活性化されない場
合においても、正確に電源投入後内部電圧レベル検出手
段を活性化することができる。
【0336】請求項5に係る発明に従えば、内部回路活
性化信号の活性化に応答して、この内部電圧レベル検出
手段の強制活性化をリセットするように構成しているた
め、十分な期間内部電圧レベル検出動作を行なわせるこ
とができ、確実に、電源投入後内部電圧を所定電圧レベ
ルに設定することができる。
【0337】請求項6に係る発明に従えば、電源投入
後、所定期間タイマを用いてカウントし、このタイマの
出力信号に従って内部電圧レベル検出手段の強制活性化
/非活性化を制御しているため、正確に所望の時間内部
電圧レベル検出手段を活性化することができ、確実に、
内部電圧を所定電圧レベルに電源投入後到達させること
ができる。
【0338】請求項7に係る発明に従えば、内部で発生
される内部電圧のレベルを、内部電圧のゲートに受ける
第1のMOSトランジスタと、基準電圧をゲートに受け
る第2のMOSトランジスタと、この第1のMOSトラ
ンジスタから伝達される電圧をゲートに受ける第3のM
OSトランジスタと、これらのMOSトランジスタに電
流を供給する電流段で構成し、かつこれらのMOSトラ
ンジスタすべてを同じ導電型としているため、電流増幅
動作を伴うものの、電圧増幅動作を伴うことなく、電流
制御型の高速のレベル検出を行なうことができる。ま
た、同一導電型のMOSトランジスタを用いているた
め、温度依存性がなく、正確なレベル検出を行なうこと
ができる。
【0339】請求項8に係る発明に従えば、電流段を、
カレントミラー型のMOSトランジスタで構成している
ため、正確に、電流増幅動作により、基準電圧と内部電
圧との差に応じた電圧レベルの差を生成することができ
る。また、これらのMOSトランジスタも、比較用のM
OSトランジスタと同一導電型を有しており、全体とし
ての、レベル検出回路の温度依存特性を相殺することが
できる。
【0340】請求項9に係る発明に従えば、基準電圧入
力ノードと電源ノードの間に容量素子を接続しているた
め、電源ノードの電圧が変動した場合応じて基準電圧の
レベルを変動させることができ、電源低下の影響を受け
ることなく正確なレベル検出動作を行なうことができ
る。
【0341】請求項10に係る発明に従えば、第1のM
OSトランジスタの電源ノードに、内部電圧と異なる外
部からの電源電圧を与えており、電源ノードからの電流
供給により、安定にレベル検出動作を行なうことができ
る。
【0342】請求項11に係る発明に従えば、第1のM
OSトランジスタのゲートと第1の電源ノードに同じ内
部電圧を与えるように構成しているため、この第1、第
2および第3のMOSトランジスタをすべて飽和領域で
動作させることが可能となり、動作条件が同じとなり、
安定なレベル検出動作が保証される。
【0343】請求項12に係る発明に従えば、内部電圧
を抵抗分割して、第1のMOSトランジスタのゲートへ
与えるように構成しているため、基準電圧からのノイズ
が第1のMOSトランジスタのゲートに伝達されても、
内部電圧のレベル変動を抑制することができ、レベル検
出動作が、内部電圧レベルに悪影響を及ぼすのを確実に
防止することができる。
【0344】請求項13に係る発明に従えば、このレベ
ル検出回路の電源ノードの電圧極性を異ならせるように
構成しているため、基準電圧の電圧レベルの範囲を広く
することができ、レベル検出回路の電源電圧の動作マー
ジンを大きくすることができ、低電源電圧下において
も、安定にレベル検出動作を行なうことができる。
【0345】請求項14に係る発明に従えば、第1ない
し第3のMOSトランジスタのチャネル抵抗が調整可能
なように構成しているため、基準電圧に対する感度を容
易に調整することができ、基準電圧変動に対しても、正
確なレベル検出動作を行なうことのできるレベル検出回
路を実現することができる。
【0346】請求項15に係る発明に従えば、このレベ
ル検出回路のノードの電圧を差動増幅する手段をさらに
設けているため、基準電圧と内部電圧の微小な差を高速
で増幅して、内部電圧と基準電圧との差に応じた比較結
果を示す信号を正確に生成することができる。
【0347】請求項16に係る発明に従えば、同一導電
型の第1ないし第4のMOSトランジスタを用い、第1
および第2のMOSトランジスタのドレインノードを相
互接続しかつそれぞれのゲートに第1および第2の信号
を与え、これらの第1および第2のMOSトランジスタ
に対し第3および第4のMOSトランジスタでカレント
ミラー回路を構成して接続するとともに、この第1ない
し第4のMOSトランジスタの接続部からの信号に従っ
て比較結果を示す信号を出力する出力段とを設けている
ため、低消費電流で、正確に第1および第2の信号の電
圧レベルを比較する比較回路を実現することができる。
また、第1ないし第4のMOSトランジスタは同一導電
型であり、温度依存特性を同じとすることができ、温度
依存性のない安定なレベル検出回路を実現することがで
きる。
【0348】請求項17に係る発明に従えば、外部電源
電圧から生成される内部電源電圧が所定の電圧レベルに
到達したか否かをこの電源ノードの電圧に基づいて検出
し、その検出結果に従って内部電圧レベル検出手段を活
性化するように構成しているため、安定な外部電源電圧
を用いてレベル検出動作を行なうことができ、正確な判
定動作を行なうことができる。
【0349】請求項18に係る発明に従えば、電源ノー
ドの電圧を一方動作電源電圧として動作する第1のイン
バータの出力信号に従って内部ノードに電源ノードへ第
1のゲート素子を介して接合し、またこの第1のインバ
ータの出力信号に応答して、第1のゲート素子と相補的
に内部電源電圧を第2のゲート素子を介して内部ノード
に伝達し、この第1のインバータの出力信号と内部ノー
ドの電圧とを比較する比較手段とを設けているため、安
定に内部ノードの電圧レベルを、この第1のインバータ
の動作電源電圧に応じた入力論理しきい値電圧レベルで
判定することができ、正確な判定動作を行なうことがで
きる。
【0350】請求項19に係る発明に従えば、請求項1
8の比較段を、交差結合型の比較ラッチ回路で構成して
いるため、高速な比較動作を行なうことができる。
【0351】請求項20に係る発明に従えば、第1の基
準電圧を一方動作電源電圧として動作し、内部電源電圧
を受けるインバータの出力信号に従って、インバータラ
ッチの第1のノードを初期設定し、かつ内部電源電圧に
従ってこのインバータラッチの出力ノードの電圧を放電
するように構成し、このインバータラッチの第2の出力
ノードの電圧レベルに従って電圧レベル検出手段を選択
的に活性化しているため、外部電源電圧のレベルに従っ
て内部電源電圧のレベル判定を行なうことができ、電源
投入後、正確なタイミングを検出することができる。
【0352】請求項21に係る発明に従えば、電源投入
後、電源ノードの電圧から生成される参照電圧を基準電
圧として与え、所定期間経過後、この電源ノードの電圧
から生成される内部電源電圧またはこの内部電源電圧に
対応する電圧を基準電圧として印加するように構成して
いるため、電源投入後、基準電圧のレベルを高速で安定
化させ、内部電圧を、正確に、内部電圧のレベル検出動
作を行なうことができる。
【0353】請求項22に係る発明に従えば、外部電源
電圧に応じて生成される内部電圧が所定の電圧レベルに
到達したか否かに従って基準電圧切換を行なうように構
成しているため、正確なタイミングでの基準電圧切換を
行なうことができる。
【0354】請求項23に係る発明に従えば、外部電源
電圧を一方動作電源電圧として動作するインバータラッ
チの第1のノードを、外部電源電圧から生成される内部
電源電圧の基準電圧を一方動作電源電圧とするインバー
タ出力で放電し、かつこの内部電源電圧レベルに従って
インバータラッチの第2の出力信号ノードを放電するよ
うに構成し、この第2の出力ノードの電圧レベルに従っ
て、基準電圧切換を行なうように構成しているため、イ
ンバータラッチが電源投入時正確に初期設定されかつ内
部電源電圧が所定電圧レベルに到達したときに基準電圧
切換信号を生成することができる。
【0355】請求項24に係る発明に従えば、電源ノー
ドの電圧から生成される内部電圧と基準電圧とを比較
し、その比較結果に従って内部電圧発生手段を活性化す
るとともに、電源投入時、所定期間電源ノードの電源電
圧に基づいて生成された参照電圧を基準電圧とし、かつ
所定時間経過後この電源ノードの電圧から生成される内
部電源電圧またはこれから生成される電圧を基準電圧と
して印加するように構成し、かつ切換手段を、この電源
電圧に基づいて内部電源電圧が所定のレベルに到達した
か否かを判定しその判定結果に基づいて切換るように構
成しているため、電源投入時、正確なタイミングで、内
部電源電圧が安定化されたタイミングを検出することが
でき、応じて、内部電圧発生動作を電源投入後高速で行
ない、かつ内部電源電圧の安定化時、安定な基準電圧を
生成して安定な比較動作を行なうことができる。これに
より、電源投入後、高速で、内部電圧を所定電圧レベル
に動作させ、所定時間経過後、この内部電圧を安定に一
定の電圧レベルに保持することができる。
【0356】請求項25に係る発明に従えば、この外部
電源電圧を一方動作電源電圧とするインバータの入力論
理しきい値を利用して、内部電源電圧が所定の電圧レベ
ルに到達したか否かを判定する構成とすることにより、
正確に、内部電源電圧が一定の電圧レベルに到達したか
否かを判定することができる。
【0357】請求項26に係る発明に従えば、インバー
タラッチの第1および第2のノードを、内部電源電圧を
受けるインバータにより初期設定し、かつこのインバー
タラッチの第2の出力ノードを、内部電源電圧のレベル
に応じてリセットするように構成しているため、インバ
ータラッチが外部電源電圧の一方動作電源電圧として動
作する場合、正確に、内部電源電圧が一定の電圧レベル
に到達したか否かを検出することができ、基準電圧切換
タイミングを正確に検出することができる。また、基準
電圧をインバータの一方動作電源電圧として利用するこ
とにより、このインバータの出力信号の立上がりを遅く
し、インバータラッチのノードを確実に所定の状態に初
期設定することができる。
【0358】請求項27に係る発明に従えば、電源ノー
ドの電圧から生成される基準電圧の比較に基づいて電源
ノードの電圧から生成される内部電圧の所定電圧レベル
に到達したか否かをこの電源ノードの電圧に従って判定
し、この判定結果に基づいて内部電圧を使用する回路を
能動状態におくように構成しているため、電源投入後早
いタイミングで安定状態となる電源ノードの電圧を判定
基準として利用することにより、正確に、内部電圧が所
定のレベルに到達したか否かを判定することができ、内
部回路が、不安定な内部電圧に従って動作するのを防止
することができ、回路誤動作を防止することができる。
【0359】請求項28に係る発明に従えば、電源ノー
ドの電圧を一方動作電源電圧として動作するインバータ
の入力論理しきい値と内部電圧との比較に基づいて、内
部電圧が所定電圧レベルに到達したか否かを判定するよ
うに構成しているため、正確なレベル判定動作を行なう
ことができる。
【0360】請求項29に係る発明に従えば、インバー
タラッチの第1のノードを、基準電圧を一方動作電源電
圧として動作し、内部電圧を受けるインバータの出力信
号に従って初期設定しかつこの内部電圧に従って出力ノ
ードのリセットを行なうように構成しているため、イン
バータラッチの初期設定を確実に行なうことができると
ともに、電源投入後内部電圧が所定電圧レベルに到達し
たときには、このインバータラッチのラッチ能力と、内
部電源電圧のレベルに応じて、インバータラッチの出力
ノードの第2の出力ノードのセット/リセットを正確に
行なうことができ、確実に、内部電圧が所定の電圧レベ
ルに到達したタイミングを検出することができる。
【0361】請求項30に係る発明に従えば、第1ない
し第3の容量素子を用いてクロック信号に従ってチャー
ジポンプ動作を行なって内部電圧を発生する回路におい
て、第1の容量素子の出力ノードの電圧レベルを所定電
圧レベルにクランプするように構成しているため、この
第1の容量素子の信号電圧に従って第2および第3の容
量素子の出力ノードを所定電圧にプリチャージするトラ
ンジスタのゲート絶縁膜に大きな電圧が印加されるのを
防止することができ、絶縁特性の優れた内部電圧発生回
路を実現することができる。
【0362】請求項31に係る発明に従えば、このクラ
ンプ素子として、第3の容量素子の出力ノードの電圧レ
ベルに従って第1の容量素子の出力ノードの電圧レベル
を電源ノードの電圧レベルに設定するトランジスタで構
成しているため、正確なタイミングで、この第1の容量
素子の出力ノードの電圧をゲートに受けるトランジスタ
のゲート絶縁膜に大きな電圧が印加されるのを防止する
ことができ、回路信頼性が改善される。
【0363】請求項32に係る発明に従えば、第1およ
び第2の外部電源電圧を維持する回路において、第2の
電源電圧レベルに従って、この出力回路へ与えられる第
2の内部電圧レベルを決定するように構成しているた
め、第2の電源電圧レベルが異なるレベルに設定されて
も、自動的に、この第2の内部電圧のレベルが調整さ
れ、1つのチップで複数種類の第2の内部電源電圧に対
応する半導体回路装置を実現することができる。
【0364】請求項33に係る発明に従えば、電圧回路
用の内部電圧は、第2の電源電圧に基づいて生成し、第
2の出力回路用の第2の内部電圧は、第2の電源電圧に
基づいて生成するように構成しているため、簡易な回路
構成で容易に、出力回路用の電源電圧に応じた内部電圧
を生成することができる。
【0365】請求項34に係る発明に従えば、第2の内
部電圧のレベルは、第2の電源電圧のレベルに従って決
定しかつ第2の内部電圧は、第1の電源電圧が生成する
ように構成しているため、この第2の内部電源電圧は、
出力回路の信号出力用にのみ利用することができ、安定
な信号出力動作が実現される。
【0366】請求項35に係る発明に従えば、第1の内
部電圧は、内部降圧電圧のレベルに基づいて生成し、第
2の内部電圧は、第2の電源電圧のレベルに基づいてそ
のレベルを決定しかつ第1または第2の電源電圧から第
2の内部電圧を構成するようにしているため、出力回路
用の電源電圧のレベルを設定することができ、1つのチ
ップで複数種類の外部電源電圧に対処することができ
る。また、内部降圧電圧を用いて第1の内部電圧のレベ
ルを決定することにより、内部回路の動作電圧に応じた
最適なレベルの内部電圧を生成することができる。
【0367】請求項36に係る発明に従えば、請求項3
5の発明と同様、第2の内部電圧のレベルを第2の電源
電圧のレベルに応じて決定し、第1の電源電圧から第2
の内部電圧を生成するように構成しているため、出力回
路専用に、出力用電源電圧(第2の電源電圧)を利用す
ることができ、安定な信号出力動作が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明が適用される半導体回路装置の全体
の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示すメモリセルアレイの構成を概略的
に示す図である。
【図3】 (A)−(C)は、図1に示す行駆動回路お
よびワード線の構成を示す図である。
【図4】 図1に示す高電圧発生回路の構成を概略的に
示す図である。
【図5】 図4に示す高電圧発生回路のより具体的構成
を示す図である。
【図6】 図5に示す初期制御回路の第1の構成を示す
図である。
【図7】 図6に示す初期制御回路の動作を示す信号波
形図である。
【図8】 図1に示す電源投入検出回路の構成の一例を
示す図である。
【図9】 図8に示す電源投入検出回路の動作を示す信
号波形図である。
【図10】 (A)は、図5に示す初期制御回路の第2
の構成を示し、(B)は、(A)に示す初期制御回路の
動作を示す信号波形図である。
【図11】 図10(A)に示す初期制御回路の変更例
を概略的に示す図である。
【図12】 図5に示す初期制御回路の第3の構成を示
す図である。
【図13】 図12に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
【図14】 図12に示す制御信号ACTの発生態様を
示す図である。
【図15】 (A)は、図1に示す半導体回路装置のバ
ンク構成を概略的に示し、(B)は、(A)に示すバン
ク構成の場合における制御信号を発生するための構成を
示す図である。
【図16】 図12に示す活性制御信号ACTの発生態
様を示す図である。
【図17】 図5に示す初期制御回路の第4の構成を概
略的に示す図である。
【図18】 図17に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
【図19】 (A)は、図5に示す初期制御回路の第5
の構成を概略的に示し、(B)は、(A)に示す回路の
動作を示す信号波形図である。
【図20】 図19(A)に示す電圧レベル検出回路の
構成を示す図である。
【図21】 図20に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
【図22】 図19に示す電圧レベル検出回路の他の構
成を示す図である。
【図23】 図22に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
【図24】 図22に示す回路の変更例を示す図であ
る。
【図25】 図19に示す電圧レベル検出回路の他の適
用例を示す図である。
【図26】 図25に示す内部電源使用回路の他の構成
を示す図である。
【図27】 図5に示す基準電圧発生回路の構成を概略
的に示す図である。
【図28】 図27に示す基準電圧発生回路の動作を示
す信号波形図である。
【図29】 図27に示す第1および第2の基準電圧発
生回路の構成の一例を示す図である。
【図30】 図5に示すVpp検出回路の構成を示す図
である。
【図31】 図30に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
【図32】 図5に示すVpp検出回路の第2の構成を
示す図である。
【図33】 図32に示す容量素子の効果を例示する図
である。
【図34】 図5に示すVpp検出回路の第3の構成を
示す図である。
【図35】 図5に示すVpp検出回路の第4の構成を
概略的に示す図である。
【図36】 図5に示すVpp検出回路の第5の構成を
示す図である。
【図37】 図5に示すVpp検出回路の第6の構成を
示す図である。
【図38】 図37に示す分圧回路の他の構成を示す図
である。
【図39】 図5に示すVpp検出回路に含まれるVp
p検出器のさらに他の構成を示す図である。
【図40】 図39に示すサイズ可変トランジスタの構
成を示す図である。
【図41】 図5に示すクロック発生回路の構成を示す
図である。
【図42】 図5に示すVppポンプ回路の構成を示す
図である。
【図43】 図41および図42に示す回路の動作を示
す信号波形図である。
【図44】 (A)は、図5に示すVppポンプ回路の
他の構成を示す図であり、(B)は、(A)に示すポン
プ回路の動作を示す信号波形図である。
【図45】 図1に示す出力回路の構成を示す図であ
る。
【図46】 図45に示す出力回路に適したVpp検出
回路の構成を概略的に示す図である。
【図47】 2電源の高電圧発生回路の電源電圧分配の
構成を示す図である。
【図48】 2電源の高電圧発生回路の電源電圧分配の
第2の構成を示す図である。
【図49】 2電源の高電圧発生回路の電源分配の第3
の例を示す図である。
【図50】 2電源の高電圧発生回路の電源分配の第4
の例を示す図である。
【図51】 この発明の他の適用例を示す図である。
【図52】 Vppレベル検出器の他の適用例を示す図
である。
【図53】 従来の半導体回路装置の構成を概略的に示
す図である。
【図54】 高電圧を用いる理由を説明するための図で
ある。
【図55】 高電圧を利用する部分の構成を概略的に示
す図である。
【図56】 従来の半導体回路装置の出力回路部の構成
を概略的に示す図である。
【図57】 従来の高電圧発生回路の構成を概略的に示
す図である。
【図58】 従来の半導体記憶装置における高電圧発生
態様を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 半導体回路装置(半導体記憶装置)、2 メモリセ
ルアレイ、3 行選択回路、4 行駆動回路、5 セン
スアンプ、6 列選択回路、7 出力回路、10 内部
電源回路、12 高電圧発生回路、14 電源投入検出
回路、12aアレイ高電圧発生回路、12b 出力高電
圧発生回路、20a 基準電圧発生回路、20b スタ
ンバイVpp発生回路、20c アクティブVpp発生
回路、20d 初期制御回路、20ba,20ca V
pp検出回路、20bb,20cb クロック発生回
路、20bc,20cc Vppポンプ回路、20dz
リングオシレータ、20ds カウンタ・ラッチ、20
de,20df インバータ、20dd 容量素子、2
0di,20dj インバータ、20dk 容量素子、
20dm,20do NAND回路、20dl,20d
n 容量素子、20dp,20dq インバータ、34
内部電圧発生回路、35 電圧レベル検出回路、35
a 容量素子、35b,35d インバータ、35c
pチャネルMOSトランジスタ、35f 比較ラッチ回
路、35g インバータ、35iインバータ、35k
インバータラッチ、35j,35l nチャネルMOS
トランジスタ、35m インバータ、35n RC遅延
回路、39 内部電源使用回路、40 内部電圧発生回
路、20aa 第1の基準電圧発生回路、20ab第2
の基準電圧発生回路、20ac 切換回路、45 Vp
pレベル検出回路、50 Vpp検出器、52 差動増
幅器、54,56 インバータ、Q20〜Q24 nチ
ャネルMOSトランジスタ、50a 容量素子、60
分圧回路、Q20pr〜Q24pr,Qpr サイズ可
変MOSトランジスタ、65 クロック発生回路、65
a レベル変換回路、65b リングオシレータ、65
c〜65e ゲート回路、70 Vppポンプ回路、7
0a〜70c 容量素子、70d〜70j nチャネル
MOSトランジスタ、12aa,12ba Vppレベ
ル検出回路、12ab,12bb クロック発生回路、
12ac,12bcVppポンプ回路、81,82 外
部電源ノード、83 内部電源ノード、85負電圧発生
回路、90b〜90e nチャネルMOSトランジス
タ、90f差動増幅器。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性化時、所定の電圧レベルの内部電圧
    を生成するための内部電圧発生手段、 活性化時、前記内部電圧の電圧レベルを検出し、該検出
    結果に従って前記内部電圧発生手段を選択的に活性化す
    るための内部電圧レベル検出手段、 前記内部電圧を使用して所定の動作を行なう内部回路、
    および電源電圧が電源ノードに印加される電源投入時、
    所定期間、前記内部電圧レベル検出手段を強制的に活性
    化するための初期設定手段を備える、半導体回路装置。
  2. 【請求項2】 前記初期設定手段は、 前記電源電圧を受ける電源ノードの電圧レベルに応答し
    て、前記電源投入が行なわれたことを示す電源投入検出
    信号を出力する電源投入検出手段と、 前記電源投入検出信号に応答して、前記内部電圧レベル
    検出手段を活性化する信号を出力する手段とを含む、請
    求項1記載の半導体回路装置。
  3. 【請求項3】 前記初期設定手段は、 前記電源投入時、前記内部電圧レベル検出手段を活性化
    するための電圧レベルに初期設定される信号ノードと、 前記信号ノードの電圧レベルに従って前記内部電圧レベ
    ル検出手段を活性化する信号を出力する手段とを含む、
    請求項1記載の半導体回路装置。
  4. 【請求項4】 前記初期設定手段は、 前記電源投入時活性化される電源投入検出信号と前記電
    源投入時に前記内部電圧レベル検出手段を活性化する電
    圧レベルに初期設定される信号ノード上の電圧レベルと
    に応答して、前記内部電圧レベル検出手段を活性化する
    信号を出力するゲート手段を含む、請求項1記載の半導
    体回路装置。
  5. 【請求項5】 前記内部回路の動作期間を決定する内部
    回路活性化信号の活性化時前記初期設定手段をリセット
    する手段をさらに備え、 前記内部電圧レベル検出手段は、前記内部回路活性化信
    号の活性化時活性化される、請求項1から4のいずれか
    に記載の半導体回路装置。
  6. 【請求項6】 前記初期設定手段は、 前記電源投入に応答して、前記所定期間をカウントし、
    前記所定期間のカウント動作の間前記内部電圧レベル検
    出手段を強制的に活性化する信号を出力するタイマ手段
    を備える、請求項1記載の半導体回路装置。
  7. 【請求項7】 所定レベルの内部電圧を発生するための
    内部電圧発生回路、および前記内部電圧の電圧レベルを
    検出するための内部電圧レベル検出回路を備え、前記内
    部電圧レベル検出回路は、 第1の電源ノードと第1のノードとの間に結合され、そ
    のゲートに前記内部電圧に対応する電圧を受ける第1導
    電型の第1の絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 前記第1のノードと第2のノードとの間に接続され、そ
    のゲートに基準電圧を受ける第1導電型の第2の絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタと、 前記第2のノードと第3のノードとの間に接続され、そ
    のゲートに前記第1のノードの電圧を受ける第1導電型
    の第3の絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 前記第2および第3のノードと第2の電源ノードとの間
    に結合され、前記第2および第3のノードと前記第2の
    電源ノードとの間に電流を流すための電流段とを含む、
    半導体回路装置。
  8. 【請求項8】 前記電流段は、 前記第2のノードと前記第2の電源ノードとの間に結合
    されかつそのゲートが前記第3のノードに接続される第
    1導電型の第4の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    と、 前記第3のノードと前記第2の電源ノードとの間に結合
    されかつそのゲートが前記第3のノードに接続される第
    1導電型の第5の絶縁ゲート型電界効果トランジスタと
    を含む、請求項7記載の半導体回路装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の電源ノードと前記第2の絶縁
    ゲート型電界効果トランジスタのゲートとの間に接続さ
    れる容量素子をさらに備える、請求項7または8記載の
    半導体回路装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の電源ノードは前記内部電圧
    と異なる外部から与えられる電源電圧を受ける、請求項
    7または8記載の半導体回路装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の電源ノードと前記第1の絶
    縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートへは前記内部
    電圧が与えられる、請求項7または8記載の半導体回路
    装置。
  12. 【請求項12】 前記内部電圧レベル検出回路は、さら
    に、前記内部電圧を抵抗分割して、前記第1の絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタのゲートへ該抵抗分割した内
    部電圧を与える分圧手段を備える、請求項7または8記
    載の半導体回路装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の電源ノードと前記第2の電
    源ノードは、互いに電圧極性の異なる電圧を受ける、請
    求項7または8記載の半導体回路装置。
  14. 【請求項14】 前記内部電圧レベル検出回路は、前記
    第1、第2および第3の絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタのチャネル抵抗を調整するためのトリミング手段を
    さらに備える、請求項8記載の半導体回路装置。
  15. 【請求項15】 前記第2および第3のノードの電圧を
    差動増幅し、前記内部電圧が所定の電圧レベルに到達し
    たか否かを示す信号を出力する差動増幅手段をさらに備
    える、請求項7から14のいずれかに記載の半導体回路
    装置。
  16. 【請求項16】 第1のノードと第2のノードとの間に
    結合され、そのゲートに第1の信号を受ける第1導電型
    の第1の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ、 前記第1のノードと第3のノードとの間に結合され、そ
    のゲートに第2の信号を受ける第1導電型の第2絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタ、 前記第2のノードと所定電圧供給源に結合される第4の
    ノードとの間に結合されかつそのゲートが前記第2のノ
    ードに接続される第1導電型の第3の絶縁ゲート型電界
    効果トランジスタ、 前記第3のノードと前記第4のノードとの間に結合され
    かつそのゲートが前記第2のノードに結合される第1導
    電型の第4の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ、およ
    び前記第2および第3のノードの電圧に従って前記第1
    および第2の信号の電圧レベルの比較結果を示す信号を
    出力する出力段を備える、半導体回路装置。
  17. 【請求項17】 前記初期設定手段は、 前記電源ノードの電圧から生成される内部電源電圧が所
    定の電圧レベルに到達したか否かを前記電源ノードの電
    圧レベルに基づいて検出する電源電圧レベル検出回路
    と、 前記電源電圧レベル検出回路の出力信号の非活性化時、
    前記内部電圧レベル検出手段を活性化する信号を出力す
    る手段とを備える、請求項1記載の半導体回路装置。
  18. 【請求項18】 前記電源電圧レベル検出回路は、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、内部ノード上の電圧信号を反転する第1のインバー
    タと、 前記第1のインバータの出力信号に応答して前記内部ノ
    ードを前記電源ノードへ結合する第1のゲート素子と、 前記第1のインバータの出力信号に応答して、前記第1
    のゲート素子と相補的に導通して前記内部電源電圧を前
    記内部ノードへ伝達する第2のゲート素子と、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、前記内部ノードの電圧と前記第1のインバータの出
    力信号電圧とを比較し、該比較結果を示す信号を出力す
    る比較手段とを備える、請求項17記載の半導体回路装
    置。
  19. 【請求項19】 前記比較手段は、 前記電源ノードに結合されかつそれぞれのゲートに前記
    内部ノードの電圧および前記第1のインバータの出力信
    号を受ける1対の第2導電型の絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタと、 前記1対の第2導電型の絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタと第2の電源ノードとの間に結合されかつそれぞれ
    のゲートと一方導通ノードとが交差結合される第1導電
    型の絶縁ゲート型電界効果トランジスタの対を含む、請
    求項18記載の半導体回路装置。
  20. 【請求項20】 前記初期設定手段は、 第1の基準電圧を一方動作電源電圧として動作し、第2
    の基準電圧との比較により前記電源ノードへ与えられた
    電圧から生成される内部電源電圧を受ける第1のインバ
    ータと、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、第1および第2の出力ノードの電位をラッチするイ
    ンバータラッチと、 前記第1の出力ノードを前記第1のインバータの出力信
    号に従って前記電源ノードの電圧と異なる論理の電圧を
    与える第2の電源ノードの電圧レベルへ駆動する第1の
    ドライブ素子と、 前記第1のインバータの入力信号に従って前記インバー
    タラッチの第2の出力ノードを前記第2の電源ノードの
    電圧レベルへ駆動する第2のドライブ素子とを含み、前
    記第2の出力ノードから前記内部電圧レベル検出手段を
    活性化するための信号が出力される、請求項1記載の半
    導体回路装置。
  21. 【請求項21】 前記第1の電源ノードの電圧から生成
    される参照電圧を電源投入時前記基準電圧として与え、
    前記電源投入から所定時間経過後前記第1の電源ノード
    の電圧から生成される内部電源電圧または該内部電源電
    圧に対応する電圧を前記基準電圧として印加する手段を
    さらに備える、請求項7または8記載の半導体回路装
    置。
  22. 【請求項22】 前記基準電圧印加手段は、 前記第1の電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として
    動作し、内部ノード上の電圧信号を反転する第1のイン
    バータと、 前記第1のインバータの出力信号に応答して、前記内部
    ノードを前記第1の電源ノードへ結合する第1のゲート
    素子と、 前記第1のインバータの出力信号に応答して、前記第1
    のゲート素子と相補的に導通して前記参照電圧を前記内
    部ノードへ伝達する第2のゲート素子と、 前記第1の電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として
    動作し、前記内部ノードの電圧と前記第1のインバータ
    の出力信号電圧とを比較し、該比較結果を示す信号を出
    力する比較手段と、 前記比較手段の出力信号に従って前記参照電圧と前記電
    源電圧または該電源電圧に対応する電圧とを切換える手
    段を備える、請求項21記載の半導体回路装置。
  23. 【請求項23】 前記参照電圧は、第2の基準電圧との
    比較に基づいて前記第1の電源ノードの電圧から生成さ
    れ、 前記基準電圧印加手段は、 前記第2の基準電圧を一方動作電源電圧として動作し、
    前記参照電圧を受ける第1のインバータと、 前記第1の電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として
    動作し、前記第1および第2の出力ノードの電圧をラッ
    チするインバータラッチと、 前記第1の出力ノードを前記第1のインバータの出力信
    号に従って前記第2の電源ノードの電圧レベルに駆動す
    るための第1のドライブ素子と、 前記第1のインバータの入力信号に従って、前記インバ
    ータラッチの第2の出力ノードを前記第2の電源ノード
    の電圧レベルへ駆動する第2のドライブ素子と、 前記第2の出力ノードからの信号に従って、前記基準電
    圧を前記参照電圧と前記電源電圧または該電源電圧に対
    応する電圧とのいずれかに切換える手段を含む、請求項
    21記載の半導体回路装置。
  24. 【請求項24】 電源ノードの電圧から内部電圧を発生
    する手段、 基準電圧と前記内部電圧とを比較し、該比較結果に従っ
    て前記内部電圧発生手段を活性化する手段、 前記電源ノードへの電源電圧の印加開始に応答して所定
    時間前記電源ノードの電圧に基づいて生成された参照電
    圧を前記基準電圧として前記活性化手段へ与えかつ前記
    所定時間の経過後前記電源ノードの電圧から生成される
    内部電源電圧に対応する電圧を前記基準電圧として印加
    する基準電圧切換手段を備え、 前記基準電圧切換手段は、 前記電源ノードの電圧レベルに基づいて前記内部電源電
    圧が所定のレベルに到達したか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段の出力信号に従って前記基準電圧を切換え
    る手段を含む、半導体回路装置。
  25. 【請求項25】 前記判定手段は、前記電源ノードの電
    圧を一方動作電源電圧として動作し、内部ノード上の電
    圧信号を反転する第1のインバータと、 前記第1のインバータの出力信号に応答して前記内部ノ
    ードを前記電源ノードへ結合する第1のゲート素子と、 前記第1のインバータの出力信号に応答して、前記第1
    のゲート素子と相補的に導通して前記内部電源電圧を前
    記内部ノードへ伝達する第2のゲート素子と、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、前記内部ノードの電圧と前記第1のインバータの出
    力信号電圧とを比較し、該比較結果を示す信号を前記選
    択手段へ与える比較手段とを含む、請求項24記載の半
    導体回路装置。
  26. 【請求項26】 前記判定手段は、 第1の基準電圧を一方動作電源電圧として動作し、第2
    の基準電圧との比較により前記電源ノードに与えられた
    電圧から生成される内部電源電圧を受ける第1のインバ
    ータと、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、前記第1および第2の出力ノードの電圧をラッチす
    るインバータラッチと、 前記第1のインバータの出力信号に従って前記第1の出
    力ノードを前記電源ノードの電圧と異なる論理の電圧を
    与える第2の電源ノードの電圧レベルへ駆動する第1の
    ドライブ素子と、 前記第1のインバータの入力信号に従って前記インバー
    タラッチの第2の出力ノードを前記第2の電源ノードの
    電圧レベルへ駆動する第2のドライブ素子を含み、前記
    第2の出力ノードから判定結果を示す信号が出力され
    る、請求項24記載の半導体回路装置。
  27. 【請求項27】 電源ノードの電圧から生成される基準
    電圧との比較に基づいて前記電源ノードの電圧から内部
    電圧を生成する内部電圧発生回路、 前記内部電圧発生回路からの内部電圧が所定のレベルに
    到達したか否かを前記電源ノードの電圧に従って判定す
    る判定回路、および前記判定回路からの判定結果指示信
    号に応答して能動状態におかれる、前記内部電圧を使用
    する内部回路を備える、半導体回路装置。
  28. 【請求項28】 前記判定回路は、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、内部ノード上の電圧信号を反転する第1のインバー
    タと、 前記第1のインバータの出力信号に応答して前記内部ノ
    ードを前記電源ノードへ結合する第1のゲート素子と、 前記第1のインバータの出力信号に応答して、前記第1
    のゲート素子と相補的に導通して前記内部電圧を前記内
    部ノードへ伝達する第2のゲート素子と、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、前記内部ノードの電圧と前記第1のインバータの出
    力信号電圧とを比較し、該比較結果を示す信号を出力す
    る比較手段とを備える、請求項27記載の半導体回路装
    置。
  29. 【請求項29】 前記判定回路は、 前記基準電圧を一方動作電源電圧として動作し、前記内
    部電圧を受ける第1のインバータと、 前記電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として動作
    し、第1および第2の出力ノードの電圧をラッチするイ
    ンバータラッチと、 前記第1のインバータの出力信号に従って前記第1の出
    力ノードを前記電源ノードの電圧と異なる論理の電圧を
    与える第2の電源ノードの電圧レベルへ駆動する第1の
    ドライブ素子と、 前記第1のインバータの入力信号に従って前記インバー
    タラッチの第2の出力ノードを前記第2の電源ノードの
    電圧レベルへ駆動する第2のドライブ素子とを含み、前
    記第2の出力ノードから前記判定回路の判定結果を示す
    信号が出力される、請求項27記載の半導体回路装置。
  30. 【請求項30】 一定周期の主クロック信号を受けて、
    前記主クロック信号にそれぞれ同期した第1、第2およ
    び第3の制御クロック信号を発生する手段、 前記第1の制御クロック信号を受けてその出力ノードに
    該受けた第1の制御クロック信号を伝達する第1の容量
    素子、 前記第2の制御クロック信号を受けて該受けた第2の制
    御クロック信号をその出力ノードに伝達する第2の容量
    素子、 前記第3の制御クロック信号を受けてその出力ノードに
    該受けた第3の制御クロック信号を伝達する第3の容量
    素子、 電源ノードと前記第1の容量素子の出力ノードとの間に
    接続され、前記第1の容量素子の出力ノードを所定電圧
    にプリチャージするための第1のプリチャージ素子、 前記第1の容量素子の出力ノードの信号電圧に応答し
    て、前記第3の容量素子の出力ノードを前記電源ノード
    の電圧レベルにプリチャージする第2のプリチャージ素
    子、 前記第1の容量素子の出力ノードの信号電圧に応答し
    て、前記第2の容量素子の出力ノードを前記電源ノード
    の電圧レベルにプリチャージする第3のプリチャージ素
    子、 前記第2の容量素子の出力ノードの信号電圧に応答して
    前記第3の容量素子の出力ノードの信号電圧を内部電圧
    出力ノードへ伝達する出力素子、および導通時、前記第
    1の容量素子の出力ノードの電圧レベルを所定電圧レベ
    ルにクランプするためのクランプ素子を備える、半導体
    回路装置。
  31. 【請求項31】 前記クランプ素子は、前記第3の容量
    素子の出力ノードの電圧に応答して導通し、前記第1の
    容量素子の出力ノードを前記電源ノードに結合する電界
    効果トランジスタを含む、請求項30記載の半導体回路
    装置。
  32. 【請求項32】 第1の内部電圧を利用する内部回路、 第2の内部電圧を一方動作電源電圧として動作し、前記
    内部回路からの信号を外部へ出力するための出力回路、 外部からの第1の電源電圧から前記第1の内部電圧を発
    生する第1の内部電圧発生回路、 外部からの前記第1の電源電圧と電圧レベルが異なりか
    つ論理レベルが同じ第2の電源電圧から前記第2の内部
    電圧を発生する第2の内部電圧発生回路を備える、半導
    体回路装置。
  33. 【請求項33】 前記第1の内部電圧発生回路は、 前記第1の電源電圧に基づいて前記第1の内部電圧のレ
    ベルを検出する第1のレベル検出器と、 前記第1のレベル検出器の出力信号に応答して選択的に
    活性化され、前記第1の電源電圧から前記第1の内部電
    圧を生成する第1の電圧生成器とを含み、 前記第2の内部電圧発生回路は、 前記第2の電源電圧に基づいて前記第2の内部電圧のレ
    ベルを検出する第2のレベル検出器と、 前記第2のレベル検出器の出力信号に応答して、前記第
    2の電源電圧から前記第2の内部電圧を生成する第2の
    電圧生成器とを含む、請求項32記載の半導体回路装
    置。
  34. 【請求項34】 前記第1の内部電圧発生回路は、 前記第1の電源電圧に基づいて前記第1の内部電圧のレ
    ベルを検出する第1のレベル検出器と、 前記第1のレベル検出器の出力信号に応答して選択的に
    活性化され、前記第1の電源電圧から前記第1の内部電
    圧を生成する第1の電圧生成器とを含み、 前記第2の内部電圧発生回路は、 前記第2の電源電圧に基づいて前記第2の内部電圧のレ
    ベルを検出する第2のレベル検出器と、 前記第2のレベル検出器の出力信号に応答して選択的に
    活性化され、前記第1の電源電圧から前記第2の内部電
    圧を生成する第2の電圧生成器とを含む、請求項32記
    載の半導体回路装置。
  35. 【請求項35】 前記内部回路は、前記第1の電源電圧
    を降圧した降圧電圧を利用するアレイ回路を含み、 前記第1の内部電圧発生回路は、 前記降圧電圧に基づいて第1の電源電圧の電圧レベルを
    検出する第1の電圧レベル検出器と、 前記第1の電圧レベル検出器の出力信号に応答して選択
    的に活性化され、前記第1の内部電圧を生成する第1の
    電圧生成器とを含み、 前記第2の内部電圧発生回路は、 前記第2の電源電圧に基づいて前記第2の内部電圧の電
    圧レベルを検出する第2の電圧レベル検出器と、 前記第2の電圧レベル検出器の出力信号に応答して選択
    的に活性化され、前記第2の電源電圧から前記第2の内
    部電圧を生成する第2の電圧生成器とを含む、請求項3
    2記載の半導体回路装置。
  36. 【請求項36】 前記第1の内部電圧発生回路は、 前記第1の電源電圧に基づいて前記第1の内部電圧のレ
    ベルを検出する第1の電圧レベル検出器と、 前記第1の電圧レベル検出器の出力信号に応答して選択
    的に活性化され、前記第1の電源電圧から前記第1の内
    部電圧を生成する第1の電圧生成器とを含み、 前記第2の内部電圧発生回路は、 前記第2の電源電圧に基づいて前記第2の内部電圧のレ
    ベルを検出する第2の電圧レベル検出器と、 前記第2の電圧レベル検出器の出力信号に応答して選択
    的に活性化され、前記第1の電源電圧から前記第2の内
    部電圧を生成する第2の電圧生成器を含む、請求項32
    記載の半導体回路装置。
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