JPH11288802A - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

正特性サーミスタ装置

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Publication number
JPH11288802A
JPH11288802A JP10576898A JP10576898A JPH11288802A JP H11288802 A JPH11288802 A JP H11288802A JP 10576898 A JP10576898 A JP 10576898A JP 10576898 A JP10576898 A JP 10576898A JP H11288802 A JPH11288802 A JP H11288802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
thermistor device
circuit board
temperature coefficient
ptc
Prior art date
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Pending
Application number
JP10576898A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Makishima
正夫 槇島
Keiichi Kaneko
佳市 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nichias Corp filed Critical Nichias Corp
Priority to JP10576898A priority Critical patent/JPH11288802A/ja
Publication of JPH11288802A publication Critical patent/JPH11288802A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも短時間でPTC素体に蓄積した熱
を放散させることができ、従来の正特性サーミスタ装置
のリード線に設けられたキンクに替わる位置決め用部材
を有する正特性サーミスタ装置を提供することである。 【解決手段】 ディスク状のPTC素体1の両面に形成
された電極2にリード線3が接続され、PCT素体全体
が合成樹脂4で被覆されている。リード線3は1本のリ
ード線を2つ折りにして成り、その一方のリード線3−
1は回路基板6のスルーホール5に通して裏側の回路パ
ターンへハンダ7により接続され、他方のリード線3−
2は回路基板6からの高さを規制するための位置決め用
部材として用いられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正特性サーミスタ装
置、特に電気回路における過電流防止用素子として使用
される正特性サーミスタ装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電気回路を過電流から保護す
るための過電流防止用素子として正特性サーミスタ装置
が広く使用されている。過電流防止用素子としての正特
性サーミスタ装置は過電流により正特性サーミスタ(P
TC)素体が発熱してその電気抵抗が急激に増大する性
質を利用したものである。
【0003】図2は、過電流防止用素子として使用され
ている従来の一般的な正特性サーミスタ装置の構造を示
したものであり、ディスク状のPTC素体1の両面に電
極2が形成され、前記電極2にリード線3が接続され、
前記PTC素体1全体が電気絶縁体である合成樹脂4で
被覆された構造とされている。また、前記リード線3に
は回路基板のスルーホールに通して回路パターンに接続
する際の位置決め用にキンク3aが形成されているのが
一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、過電流防止素子
としての正特性サーミスタ装置には、発熱により電気抵
抗が増大して過電流防止用素子として作動したのち、P
TC素体に蓄積された熱を短時間で放散して回路を復帰
させることのできるような特性が望まれている。
【0005】しかしながら、図2に示した従来の正特性
サーミスタ装置にはPTC素体に蓄積された熱の放散に
ついての配慮はなされていない。PTC素体に蓄積され
た熱を短時間で放散させる方法としては、リード線の径
を太くしたり、リード線の本数を増やすことが考えられ
るが、回路基板のスルーホールは、直径1.0mm以
下、形状は円形とされるのが一般的であり、使用できる
リード線の径は0.5〜0.8mmに制限される。
【0006】したがって、これより径の大きいリード線
や複数本のリード線をスルーホールに通すためには、回
路基板の設計変更が必要となるため、現実的な方法とは
いえない。また、PTC素体に蓄積した熱を放散させる
ための放熱板を設ける方法も考えられるが、コストアッ
プが避けられず、正特性サーミスタ装置自体が大型化し
てしまう。
【0007】本発明は、上述した従来技術の有する問題
点に鑑み、構造が簡単で、従来の一般的な正特性サーミ
スタ装置に比べて短時間でPTC素体に蓄積した熱を放
散させることができ、従来の正特性サーミスタ装置のリ
ード線に設けられたキンクに替わる位置決め用部材を備
えた正特性サーミスタ装置を提供することを課題として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の正特性サーミス
タ装置は、上記課題を解決するため、PTC素体の両面
に電極を形成し、該電極にリード線を接続してなる正特
性サーミスタ装置において、前記リード線を片側2本ず
つとするとともに、前記2本のリード線のうちの1本を
回路基板のスルーホールに通して該回路基板の裏側の回
路パターンへの接続に用い、他の1本は回路基板からの
高さを規制するための位置決め用部材として上記回路基
板の表側に係止するように用いることを特徴としてい
る。
【0009】また、本発明の正特性サーミスタ装置にお
いて、前記片側2本ずつのリード線が、1本のリード線
を2つ折りにしてもよい。
【0010】さらに、本発明の正特性サーミスタ装置に
おいて、前記片側2本ずつのリード線の材質は、銅また
は銅合金とするのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の正特性サーミスタ
装置の実施の形態の一例を示したものである。図のよう
に、ディスク状のPTC素体1の両面に形成された電極
2にリード線3が接続され、PTC素体全体が絶縁体で
ある合成樹脂4で被覆されたものとなっている。
【0012】上記リード線3は1本のリード線が2つ折
りされたものとなっており、一方のリード線3−1は回
路基板6のスルーホール5に通して該回路基板の裏側の
回路パターン(図示していない)へのハンダ7による接
続に用いられ、他方のリード線3−2は回路基板6から
の高さを規制するための位置決め用部材として回路基板
6の表側に係止するように用いられる。
【0013】
【実施例】図1のような正特性サーミスタ装置におい
て、チタン酸バリウムを主成分とし、直径5mm、厚さ
0.5mmのディスク状のPTC素体1の両面に電極2
を形成し、電極2に銅合金からなり直径0.6mmのリ
ード線を2つ折りにしたリード線3を接続し、25mm
×30mm×1.5mmの寸法の回路基板6に装着し、
25℃の測定室で過電流防止用素子として作動させたと
きの抵抗値復帰時間(抵抗値が室温における値の2倍に
戻るまでの時間)を測定した結果、抵抗値復帰時間は
0.5秒であった。なお、回路基板6の表面からPTC
素子本体の下端までの距離は5mmに設定した。
【0014】比較のため、直径が0.6mmおよび0.
8mmで従来のようにキンクを形成した片側1本ずつの
リード線を使用した正特性サーミスタ装置の抵抗値復帰
時間を同様な条件で測定した結果、それぞれ1.3秒、
0.9秒であった。従って上記実施例によれば、抵抗値
復帰時間が格段に早くなる。
【0015】
【発明の効果】本発明の正特性サーミスタ装置は、リー
ド線を片側2本ずつとするとともに、前記2本のリード
線のうちの1本を回路基板のスルーホールに通して回路
パターンへの接続に用い、他の1本は回路基板からの高
さを規制するための位置決め用部材として用いるもので
あるため、従来の正特性サーミスタに比べて短時間でP
TC素体に蓄積した熱を放散させることができるととも
に、通常の大きさのスルーホールにリード線を通すこと
ができ、リード線にキンクを形成する必要がない。
【0016】また、片側2本のリード線を1本のリード
線を2つ折りにしたものとすることにより、PTC素体
に形成された電極への接続が容易となる。さらに、リー
ド線の材質を銅または銅合金とすることにより、PTC
素体に蓄積した熱の放散をより早くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】従来の正特性サーミスタ装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 PTC素体 2 電極 3 リード線 3−1 回路パターンへの接続用リード線 3−2 位置決め用部材としてのリード線 4 合成樹脂層 5 スルーホール 6 回路基板 7 ハンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正特性サーミスタ素体の両面に電極を形
    成し、該各電極にリード線を接続してなる正特性サーミ
    スタ装置において、前記リード線を片側2本ずつとする
    とともに、前記2本のリード線のうちの1本を回路基板
    のスルーホールに通して該回路基板の裏側の回路パター
    ンへの接続に用い、他の1本は回路基板からの高さを規
    制するための位置決め用部材として上記回路基板の表側
    に係止するように用いることを特徴とする正特性サーミ
    スタ装置。
  2. 【請求項2】 前記片側2本ずつのリード線が、1本の
    リード線を2つ折りにしたものであることを特徴とする
    請求項1に記載の正特性サーミスタ装置。
  3. 【請求項3】 前記片側2本ずつのリード線の材質が、
    銅または銅合金であることを特徴とする請求項1または
    2に記載の正特性サーミスタ装置。
JP10576898A 1998-03-31 1998-03-31 正特性サーミスタ装置 Pending JPH11288802A (ja)

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JP10576898A JPH11288802A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 正特性サーミスタ装置

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JPH11288802A true JPH11288802A (ja) 1999-10-19

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ID=14416364

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JP10576898A Pending JPH11288802A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 正特性サーミスタ装置

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JP (1) JPH11288802A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158718B2 (en) * 2000-06-14 2007-01-02 Watlow Electric Manufacturing Company Electric heating device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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