JPH11289245A - パワ―半導体素子および方法 - Google Patents
パワ―半導体素子および方法Info
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- JPH11289245A JPH11289245A JP11027120A JP2712099A JPH11289245A JP H11289245 A JPH11289245 A JP H11289245A JP 11027120 A JP11027120 A JP 11027120A JP 2712099 A JP2712099 A JP 2712099A JP H11289245 A JPH11289245 A JP H11289245A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
- F02P3/04—Layout of circuits
- F02P3/045—Layout of circuits for control of the dwell or anti dwell time
- F02P3/0453—Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/60—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D10/00 or H10D18/00, e.g. integration of BJTs
- H10D84/611—Combinations of BJTs and one or more of diodes, resistors or capacitors
- H10D84/613—Combinations of vertical BJTs and one or more of diodes, resistors or capacitors
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- Electronic Switches (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワー半導体素子(10)およびこのパワー
半導体素子(10)のターン・オン時間およびターン・
オフ時間を延長する方法を提供する。 【解決手段】 パワー半導体素子(10)は、第1段
(14)および第2段(16)を有し、第1段(14)
のトランスコンダクタンスは、第2段(16)のトラン
スコンダクタンスよりも小さい。第2段(16)をオン
にする前に第1段(14)をオンにすることによって、
パワー半導体素子(10)のターン・オン時間を延長す
る。加えて、第2段(16)をオフにする前に第1段
(14)をオフにすることにより、パワー半導体素子
(10)のターン・オフ時間を延長する。
半導体素子(10)のターン・オン時間およびターン・
オフ時間を延長する方法を提供する。 【解決手段】 パワー半導体素子(10)は、第1段
(14)および第2段(16)を有し、第1段(14)
のトランスコンダクタンスは、第2段(16)のトラン
スコンダクタンスよりも小さい。第2段(16)をオン
にする前に第1段(14)をオンにすることによって、
パワー半導体素子(10)のターン・オン時間を延長す
る。加えて、第2段(16)をオフにする前に第1段
(14)をオフにすることにより、パワー半導体素子
(10)のターン・オフ時間を延長する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、半導体
素子に関し、更に特定すれば、パワー半導体素子に関す
るものである。
素子に関し、更に特定すれば、パワー半導体素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】典型的な点火システムは、パワー金属酸
化物半導体電界効果トランジスタ(パワーMOSFE
T)のようなパワー半導体素子を含み、当該点火システ
ムのスパーク・プラグにおいて高電圧を発生する。通
常、パワーMOSFETは、変圧器を介してスパーク・
プラグに結合されている。パワーMOSFETのドレイ
ンは、変圧器の一次コイルに接続され、変圧器の二次コ
イルがスパーク・プラグに接続されている。加えて、一
次コイルは、電源電圧即ちバッテリ電圧を受信するよう
に結合されている。
化物半導体電界効果トランジスタ(パワーMOSFE
T)のようなパワー半導体素子を含み、当該点火システ
ムのスパーク・プラグにおいて高電圧を発生する。通
常、パワーMOSFETは、変圧器を介してスパーク・
プラグに結合されている。パワーMOSFETのドレイ
ンは、変圧器の一次コイルに接続され、変圧器の二次コ
イルがスパーク・プラグに接続されている。加えて、一
次コイルは、電源電圧即ちバッテリ電圧を受信するよう
に結合されている。
【0003】パワーMOSFETがオン状態にある場
合、二次コイルにおける電圧は、バッテリ電圧と変圧器
の巻線比との積にほぼ等しい予測値となる。パワーMO
SFETをオンに切り替え更にオフに切り替えると、変
圧器内に蓄積されたエネルギによって、パワーMOSF
ETのドレイン電圧がバッテリ電圧よりもかなり高く上
昇する。このために、変圧器の一次コイルにおいて電圧
上昇が生じ、その結果、変圧器の二次コイルにおいて電
圧が上昇する。二次コイルにおける電圧がスパーク・プ
ラグのスレシホルド電圧よりも高いレベルに上昇する
と、スパーク・プラグがスパークを生成する。
合、二次コイルにおける電圧は、バッテリ電圧と変圧器
の巻線比との積にほぼ等しい予測値となる。パワーMO
SFETをオンに切り替え更にオフに切り替えると、変
圧器内に蓄積されたエネルギによって、パワーMOSF
ETのドレイン電圧がバッテリ電圧よりもかなり高く上
昇する。このために、変圧器の一次コイルにおいて電圧
上昇が生じ、その結果、変圧器の二次コイルにおいて電
圧が上昇する。二次コイルにおける電圧がスパーク・プ
ラグのスレシホルド電圧よりも高いレベルに上昇する
と、スパーク・プラグがスパークを生成する。
【0004】牽引制御システム(traction control syst
em)のようなエンジン制御システムには、スパークを発
生させずに、パワーMOSFETのターン・オフを可能
にする点火システムを含むことが好ましい場合がある。
これは、エンジン・トルクの減少を考慮したものであ
る。典型的な点火システムの欠点の1つとして、パワー
MOSFETがオンに切り替えられた場合、スパークを
発生することなくオフに切り替えることができず、その
結果、牽引制御システムがエンジン・トルクを切断しな
ければならない場合に、望ましくないエンジン・トルク
が生ずる可能性があることがあげられる。
em)のようなエンジン制御システムには、スパークを発
生させずに、パワーMOSFETのターン・オフを可能
にする点火システムを含むことが好ましい場合がある。
これは、エンジン・トルクの減少を考慮したものであ
る。典型的な点火システムの欠点の1つとして、パワー
MOSFETがオンに切り替えられた場合、スパークを
発生することなくオフに切り替えることができず、その
結果、牽引制御システムがエンジン・トルクを切断しな
ければならない場合に、望ましくないエンジン・トルク
が生ずる可能性があることがあげられる。
【0005】パワーMOSFETを最初にオンにしたと
きに、「スパーク・オン・メーク(spark-on-make)」と
して知られる潜在的な問題が発生する可能性がある。
「スパーク・オン・メーク」は、変圧器の漏れインダク
タンス,変圧器の寄生容量,およびスパーク・プラグの
寄生容量のために、パワーMOSFETのドレインにお
ける電圧が共振することによって発生する。共振電圧
は、二次コイルにおいて、スパーク・プラグのスレシホ
ルド電圧を超過する電圧を生成する。共振は、二次コイ
ルにおける電圧が予測値を超過即ちオーバーシュート(o
vershoot)する原因となる、リンギング効果(ringing ef
fect)、即ち、発振を生じさせる。このオーバーシュー
ト電圧は、パワーMOSFETが最初にオンになる場合
に、望ましくないスパークを発生する可能性がある。
きに、「スパーク・オン・メーク(spark-on-make)」と
して知られる潜在的な問題が発生する可能性がある。
「スパーク・オン・メーク」は、変圧器の漏れインダク
タンス,変圧器の寄生容量,およびスパーク・プラグの
寄生容量のために、パワーMOSFETのドレインにお
ける電圧が共振することによって発生する。共振電圧
は、二次コイルにおいて、スパーク・プラグのスレシホ
ルド電圧を超過する電圧を生成する。共振は、二次コイ
ルにおける電圧が予測値を超過即ちオーバーシュート(o
vershoot)する原因となる、リンギング効果(ringing ef
fect)、即ち、発振を生じさせる。このオーバーシュー
ト電圧は、パワーMOSFETが最初にオンになる場合
に、望ましくないスパークを発生する可能性がある。
【0006】点火システムにおいて「スパーク・オン・
メーク」を防止する技法の1つは、スパーク・プラグに
直列に、ブロッキング・ダイオード(blocking diode)を
追加することである。この技法に伴う問題には、ブロッ
キング・ダイオードのコスト,ブロッキング・ダイオー
ドの信頼性,およびブロッキング・ダイオードのための
追加空間が含まれる。「スパーク・オン・メーク」を防
止するために用いられる他の技法は、変圧器の巻線比を
減少させることである。この技法の欠点として、二次コ
イルにおいてスパーク・プラグのスレシホルド電圧を発
生するためには、一次コイルにおいてより高い電圧が必
要となることがあげられる。典型的に、一次コイルにお
いてより高い電圧を発生するために用いるパワー半導体
素子は、電圧が高い程広いダイ面積を必要とする。
メーク」を防止する技法の1つは、スパーク・プラグに
直列に、ブロッキング・ダイオード(blocking diode)を
追加することである。この技法に伴う問題には、ブロッ
キング・ダイオードのコスト,ブロッキング・ダイオー
ドの信頼性,およびブロッキング・ダイオードのための
追加空間が含まれる。「スパーク・オン・メーク」を防
止するために用いられる他の技法は、変圧器の巻線比を
減少させることである。この技法の欠点として、二次コ
イルにおいてスパーク・プラグのスレシホルド電圧を発
生するためには、一次コイルにおいてより高い電圧が必
要となることがあげられる。典型的に、一次コイルにお
いてより高い電圧を発生するために用いるパワー半導体
素子は、電圧が高い程広いダイ面積を必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、「スパー
ク・オン・メーク」を防止するパワー半導体素子および
方法を有することができれば有利であろう。更に、牽引
制御システムにおいてスパークを防止し、パワー半導体
素子のコスト効率かつ信頼性を高める方法を有すること
ができれば更に有利であろう。
ク・オン・メーク」を防止するパワー半導体素子および
方法を有することができれば有利であろう。更に、牽引
制御システムにおいてスパークを防止し、パワー半導体
素子のコスト効率かつ信頼性を高める方法を有すること
ができれば更に有利であろう。
【0008】
【発明の実施の形態】概して、本発明は、パワー半導体
素子,およびこのパワー半導体素子のターン・オン時間
およびターン・オフ時間を変更する方法を提供する。更
に特定すれば、本発明は、パワー半導体素子のターン・
オン時間およびターン・オフ時間を延長するために、少
なくとも2段を有するパワー半導体素子を提供する。本
発明によるパワー半導体素子のターン・オン時間は、典
型的な単一段パワー半導体素子に比較して延長される。
同様に、本発明のパワー半導体素子のターン・オフ時間
は、典型的なパワー半導体素子に対して延長することが
できる。変圧器のような誘導性負荷を介してパワー半導
体素子がスパーク・プラグに結合されているシステムで
は、本発明の半導体素子は、パワー半導体素子を最初に
オンにする場合に、変圧器の一次コイルにおける時間に
対する電圧変化(dv/dt)を制限する。これによっ
て、変圧器の二次コイルにおける、望ましくないオーバ
ーシュート電圧および振動を減少させる。一次コイルに
おけるdv/dtの制限は、パワー半導体素子のターン
・オン時間を延長することによって行う。加えて、本発
明の半導体素子は、半導体パワー・素子のターン・オフ
時間を延長することにより、パワー半導体素子をオフに
切り替える場合に、一次コイルにおいてdv/dtを変
更することができる。これによって、点火システムは、
パワー半導体素子をオンに切り替えた後にこれをオフに
切り替える場合、スパークを発生するかまたは発生しな
いかを選択することが可能となる。
素子,およびこのパワー半導体素子のターン・オン時間
およびターン・オフ時間を変更する方法を提供する。更
に特定すれば、本発明は、パワー半導体素子のターン・
オン時間およびターン・オフ時間を延長するために、少
なくとも2段を有するパワー半導体素子を提供する。本
発明によるパワー半導体素子のターン・オン時間は、典
型的な単一段パワー半導体素子に比較して延長される。
同様に、本発明のパワー半導体素子のターン・オフ時間
は、典型的なパワー半導体素子に対して延長することが
できる。変圧器のような誘導性負荷を介してパワー半導
体素子がスパーク・プラグに結合されているシステムで
は、本発明の半導体素子は、パワー半導体素子を最初に
オンにする場合に、変圧器の一次コイルにおける時間に
対する電圧変化(dv/dt)を制限する。これによっ
て、変圧器の二次コイルにおける、望ましくないオーバ
ーシュート電圧および振動を減少させる。一次コイルに
おけるdv/dtの制限は、パワー半導体素子のターン
・オン時間を延長することによって行う。加えて、本発
明の半導体素子は、半導体パワー・素子のターン・オフ
時間を延長することにより、パワー半導体素子をオフに
切り替える場合に、一次コイルにおいてdv/dtを変
更することができる。これによって、点火システムは、
パワー半導体素子をオンに切り替えた後にこれをオフに
切り替える場合、スパークを発生するかまたは発生しな
いかを選択することが可能となる。
【0009】図1は、本発明の第1実施例によるパワー
半導体素子10の回路図である。パワー半導体素子10
は、入力端子11,12および出力端子13を有する。
更に、パワー半導体素子10は、第1段14および第2
段16を有する。一例として、第1段14はトランジス
タ17から成り、第2段16はトランジスタ18から成
る。好ましくは、トランジスタ17のトランスコンダク
タンスは、トランジスタ18のトランスコンダクタンス
よりも小さい。また、トランジスタ17のことをパイロ
ット・トランジスタ(pilot transistor)とも呼び、トラ
ンジスタ18のことを主トランジスタとも呼ぶことにす
る。トランジスタ17,18は絶縁ゲート・バイポーラ
・トランジスタ(IGBT)であり、各トランジスタは
ゲート,コレクタ,およびエミッタを有する。入力端子
11はIGBT17のゲートに接続されており、入力端
子12はIGBT18のゲートに接続されている。好ま
しくは、IGBT17,18のコレクタは出力端子13
に接続され、IGBT17,18のエミッタは、例え
ば、接地のような電源電圧を受信するように結合されて
いる。あるいは、IGBT17のエミッタをIGBT1
8のエミッタに接続することができ、更にIGBT18
またはIBGT17のエミッタを、例えば、接地のよう
な電源電圧を受信するように結合することができる。ト
ランジスタ17,18はIGBTとして記載している
が、これは本発明の限定ではない。トランジスタ17,
18は、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MO
SFET),バイポーラ・トランジスタ,サイリスタ等
とすることも可能である。尚、電界効果トランジスタ
(FET)のゲートのことを制御電極と呼び、FETの
ドレインおよびソースのことを電流搬送電極と呼ぶこと
を注記しておく。同様に、バイポーラ・トランジスタの
ベースを制御電極と呼び、バイポーラ・トランジスタの
コレクタおよびエミッタを電流搬送電極と呼ぶ。同様
に、IGBTのゲートを制御電極と呼び、IGBTのコ
レクタおよびエミッタを電流搬送電極と呼ぶ。
半導体素子10の回路図である。パワー半導体素子10
は、入力端子11,12および出力端子13を有する。
更に、パワー半導体素子10は、第1段14および第2
段16を有する。一例として、第1段14はトランジス
タ17から成り、第2段16はトランジスタ18から成
る。好ましくは、トランジスタ17のトランスコンダク
タンスは、トランジスタ18のトランスコンダクタンス
よりも小さい。また、トランジスタ17のことをパイロ
ット・トランジスタ(pilot transistor)とも呼び、トラ
ンジスタ18のことを主トランジスタとも呼ぶことにす
る。トランジスタ17,18は絶縁ゲート・バイポーラ
・トランジスタ(IGBT)であり、各トランジスタは
ゲート,コレクタ,およびエミッタを有する。入力端子
11はIGBT17のゲートに接続されており、入力端
子12はIGBT18のゲートに接続されている。好ま
しくは、IGBT17,18のコレクタは出力端子13
に接続され、IGBT17,18のエミッタは、例え
ば、接地のような電源電圧を受信するように結合されて
いる。あるいは、IGBT17のエミッタをIGBT1
8のエミッタに接続することができ、更にIGBT18
またはIBGT17のエミッタを、例えば、接地のよう
な電源電圧を受信するように結合することができる。ト
ランジスタ17,18はIGBTとして記載している
が、これは本発明の限定ではない。トランジスタ17,
18は、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MO
SFET),バイポーラ・トランジスタ,サイリスタ等
とすることも可能である。尚、電界効果トランジスタ
(FET)のゲートのことを制御電極と呼び、FETの
ドレインおよびソースのことを電流搬送電極と呼ぶこと
を注記しておく。同様に、バイポーラ・トランジスタの
ベースを制御電極と呼び、バイポーラ・トランジスタの
コレクタおよびエミッタを電流搬送電極と呼ぶ。同様
に、IGBTのゲートを制御電極と呼び、IGBTのコ
レクタおよびエミッタを電流搬送電極と呼ぶ。
【0010】図1は、更に、パワー半導体素子10が誘
導性負荷19にも接続されていることを示す。誘導性負
荷19の第1端子は出力端子13に接続され、誘導性負
荷19の第2端子は、例えば、電圧Vccのような電源
電圧を受信するように結合されている。
導性負荷19にも接続されていることを示す。誘導性負
荷19の第1端子は出力端子13に接続され、誘導性負
荷19の第2端子は、例えば、電圧Vccのような電源
電圧を受信するように結合されている。
【0011】動作において、入力端子11はパイロット
制御信号を受信するように結合され、入力端子12は主
制御信号を受信するように結合されている。第1段14
および第2段16が協同して、誘導性負荷19間の電圧
を切り替える。出力端子13における電圧は、ほぼ接地
と電圧Vccよりも大幅に高い値との間で切り替えるこ
とができる。パイロット制御信号の電圧がIGBT17
のスレシホルド電圧未満であり、主制御信号の電圧がI
GBT18のスレシホルド電圧未満である場合、IGB
T17,18はオフとなり、出力端子13における電圧
は、電圧Vccにほぼ等しくなる。パイロット制御信号
の電圧を、IGBT17のスレシホルド電圧よりも高い
電圧に上昇させ、主制御信号の電圧をIGBT18のス
レシホルド電圧よりも高い電圧に上昇させると、IBG
T17,18はオンとなる。IGBT17,18がオン
になると、出力端子13における電圧は、ほぼ電圧Vc
cから、IGBT18のコレクタとエミッタとの間の電
圧降下、即ち、Vceonに低下する。出力端子13に
おける電圧が、ほぼ電圧Vccから電圧Vceonに変
化するのに要する時間のことを、出力端子13における
電圧の降下時間(fall time)、またはパワー半導体素子
10のターン・オン時間と呼ぶ。
制御信号を受信するように結合され、入力端子12は主
制御信号を受信するように結合されている。第1段14
および第2段16が協同して、誘導性負荷19間の電圧
を切り替える。出力端子13における電圧は、ほぼ接地
と電圧Vccよりも大幅に高い値との間で切り替えるこ
とができる。パイロット制御信号の電圧がIGBT17
のスレシホルド電圧未満であり、主制御信号の電圧がI
GBT18のスレシホルド電圧未満である場合、IGB
T17,18はオフとなり、出力端子13における電圧
は、電圧Vccにほぼ等しくなる。パイロット制御信号
の電圧を、IGBT17のスレシホルド電圧よりも高い
電圧に上昇させ、主制御信号の電圧をIGBT18のス
レシホルド電圧よりも高い電圧に上昇させると、IBG
T17,18はオンとなる。IGBT17,18がオン
になると、出力端子13における電圧は、ほぼ電圧Vc
cから、IGBT18のコレクタとエミッタとの間の電
圧降下、即ち、Vceonに低下する。出力端子13に
おける電圧が、ほぼ電圧Vccから電圧Vceonに変
化するのに要する時間のことを、出力端子13における
電圧の降下時間(fall time)、またはパワー半導体素子
10のターン・オン時間と呼ぶ。
【0012】パイロット制御信号および主制御信号は、
IGBT17,18を別個にオンおよびオフにするため
に用いることができる。IBGT17のトランスコンダ
クタンスはIGBT18のトランスコンダクタンスより
も小さいので、IBGT18の前にIGBT17をオン
にすると、出力端子13における電圧低下は、単一のI
GBTから成るパワー半導体素子に比較して、その速度
が遅くなる。言い換えると、出力端子13における電圧
の降下時間は、IGBT18の前にIGBT17をオン
にすることによって延長する。何故なら、IGBT17
がIGBT18の出力容量および誘導性負荷19の寄生
容量を放電するからである。したがって、IGBT18
をオンにする前にIGBT17をオンにすることによ
り、パワー半導体素子10のターン・オン時間が延長す
ることになる。
IGBT17,18を別個にオンおよびオフにするため
に用いることができる。IBGT17のトランスコンダ
クタンスはIGBT18のトランスコンダクタンスより
も小さいので、IBGT18の前にIGBT17をオン
にすると、出力端子13における電圧低下は、単一のI
GBTから成るパワー半導体素子に比較して、その速度
が遅くなる。言い換えると、出力端子13における電圧
の降下時間は、IGBT18の前にIGBT17をオン
にすることによって延長する。何故なら、IGBT17
がIGBT18の出力容量および誘導性負荷19の寄生
容量を放電するからである。したがって、IGBT18
をオンにする前にIGBT17をオンにすることによ
り、パワー半導体素子10のターン・オン時間が延長す
ることになる。
【0013】パイロット制御信号の電圧が、IGBT1
7のスレシホルド電圧未満の電圧に低下し、主制御信号
がIGBT18のスレシホルド電圧未満の電圧に低下す
ると、IGBT17,18はオフとなる。誘導性負荷1
9に蓄積されているエネルギのために、出力端子13に
おける電圧は電圧Vccを超えて上昇する。出力端子1
3における電圧は、IGBT17およびIGBT18の
コレクタ−エミッタなだれ(アバランシェ)電圧に等し
いレベルに上昇し、誘導性負荷19に蓄積されているエ
ネルギは、IGBT17およびIGBT18を介して放
電される。パワー半導体素子10のターン・オフ時間を
延長することによって、出力端子13に現れる最大電圧
レベルを低下させることができる。IGBT17のトラ
ンスコンダクタンスはIGBT18のトランスコンダク
タンスよりも小さいので、パワー半導体素子10のター
ン・オフ時間は、IGBT18がオフになったときに対
する、IGBT17がオフになったときによって変化す
る。例えば、IGBT17,18が同時にオフになった
場合と比較して、IGBT18の前にIGBT17がオ
フになった場合では、パワー半導体素子10がオフにな
るのが遅くなる。言い換えると、IGBT18の前にI
GBT17をオフにすることによって、IGBT17,
18を同時にオフにした場合のパワー半導体素子10の
ターン・オフ時間に対して、パワー半導体素子10のタ
ーン・オフ時間が延長する。加えて、単一のIGBTの
みから成るパワー半導体素子に比較して、パワー半導体
素子10のターン・オフ時間は長い。
7のスレシホルド電圧未満の電圧に低下し、主制御信号
がIGBT18のスレシホルド電圧未満の電圧に低下す
ると、IGBT17,18はオフとなる。誘導性負荷1
9に蓄積されているエネルギのために、出力端子13に
おける電圧は電圧Vccを超えて上昇する。出力端子1
3における電圧は、IGBT17およびIGBT18の
コレクタ−エミッタなだれ(アバランシェ)電圧に等し
いレベルに上昇し、誘導性負荷19に蓄積されているエ
ネルギは、IGBT17およびIGBT18を介して放
電される。パワー半導体素子10のターン・オフ時間を
延長することによって、出力端子13に現れる最大電圧
レベルを低下させることができる。IGBT17のトラ
ンスコンダクタンスはIGBT18のトランスコンダク
タンスよりも小さいので、パワー半導体素子10のター
ン・オフ時間は、IGBT18がオフになったときに対
する、IGBT17がオフになったときによって変化す
る。例えば、IGBT17,18が同時にオフになった
場合と比較して、IGBT18の前にIGBT17がオ
フになった場合では、パワー半導体素子10がオフにな
るのが遅くなる。言い換えると、IGBT18の前にI
GBT17をオフにすることによって、IGBT17,
18を同時にオフにした場合のパワー半導体素子10の
ターン・オフ時間に対して、パワー半導体素子10のタ
ーン・オフ時間が延長する。加えて、単一のIGBTの
みから成るパワー半導体素子に比較して、パワー半導体
素子10のターン・オフ時間は長い。
【0014】パワー半導体素子10は2段を有するもの
として示すが、これは本発明の限定ではない。パワー半
導体素子10は、2段以上を有することが可能であり、
その場合、各前段は、第2段16、即ち、最終段のトラ
ンジスタのトランスコンダクタンスよりも小さいトラン
スコンダクタンスを有するトランジスタを含む。
として示すが、これは本発明の限定ではない。パワー半
導体素子10は、2段以上を有することが可能であり、
その場合、各前段は、第2段16、即ち、最終段のトラ
ンジスタのトランスコンダクタンスよりも小さいトラン
スコンダクタンスを有するトランジスタを含む。
【0015】図2は、本発明の第2実施例による、パワ
ー半導体素子20の回路図である。尚、図面では、同一
要素を示す際同一の参照番号を用いることを注記してお
く。パワー半導体素子20は、第1段24および第2段
26を含む。パワー半導体素子20は、第2段26をオ
ンにする前に第1段24をオンにすることによって、パ
ワー半導体素子20のターン・オン時間が延長する点に
おいて、パワー半導体素子10(図1)に類似してい
る。加えて、第2段26をオフにする前に第1段24を
オフにすることによって、パワー半導体素子20のター
ン・オフ時間を延長することができる。
ー半導体素子20の回路図である。尚、図面では、同一
要素を示す際同一の参照番号を用いることを注記してお
く。パワー半導体素子20は、第1段24および第2段
26を含む。パワー半導体素子20は、第2段26をオ
ンにする前に第1段24をオンにすることによって、パ
ワー半導体素子20のターン・オン時間が延長する点に
おいて、パワー半導体素子10(図1)に類似してい
る。加えて、第2段26をオフにする前に第1段24を
オフにすることによって、パワー半導体素子20のター
ン・オフ時間を延長することができる。
【0016】第1段24は、トランジスタ27,抵抗3
4,35,36,37,およびダイオード38,39,
41,42,43,44,46,47,48から成る。
第2段26は、トランジスタ28,抵抗51,およびダ
イオード52,53,54,56,57から成る。一例
として、トランジスタ27,28はIGBTであり、I
GBT27のトランスコンダクタンスは、IGBT28
のトランスコンダクタンスよりも小さい。
4,35,36,37,およびダイオード38,39,
41,42,43,44,46,47,48から成る。
第2段26は、トランジスタ28,抵抗51,およびダ
イオード52,53,54,56,57から成る。一例
として、トランジスタ27,28はIGBTであり、I
GBT27のトランスコンダクタンスは、IGBT28
のトランスコンダクタンスよりも小さい。
【0017】第1段24は、パイロット制御信号を受信
するように結合された、3つの入力端子31,32,3
3を有する。入力端子31は、抵抗34の第1端子,ダ
イオード38のカソード,およびダイオード42のカソ
ードに共通に接続されている。ダイオード42のアノー
ドはダイオード43のアノードに接続され、ダイオード
43のカソードは、例えば、接地のような電源電圧を受
信するように結合されている。入力端子32は、抵抗3
6の第1端子,ダイオード39のカソード,およびダイ
オード44のカソードに共通に接続されている。ダイオ
ード44のアノードはダイオード46のアノードに接続
され、ダイオード46のカソードは、例えば、接地のよ
うな電源電圧を受信するように結合されている。入力端
子33は、抵抗37の第1端子,ダイオード41のカソ
ード,およびダイオード47のカソードに共通に接続さ
れている。ダイオード47のアノードはダイオード48
のアノードに接続され、ダイオード48のカソードは、
例えば、接地のような電源電圧を受信するように結合さ
れている。IGBT27のゲートは、抵抗34,36,
37の第2端子およびダイオード38,39,41のア
ノードに共通に接続されている。IGBT27のコレク
タは、出力端子13に接続されている。IGBT27の
エミッタは抵抗35の第1端子に接続され、抵抗35の
第2端子は、例えば、接地のような電源電圧を受信する
ように結合されている。
するように結合された、3つの入力端子31,32,3
3を有する。入力端子31は、抵抗34の第1端子,ダ
イオード38のカソード,およびダイオード42のカソ
ードに共通に接続されている。ダイオード42のアノー
ドはダイオード43のアノードに接続され、ダイオード
43のカソードは、例えば、接地のような電源電圧を受
信するように結合されている。入力端子32は、抵抗3
6の第1端子,ダイオード39のカソード,およびダイ
オード44のカソードに共通に接続されている。ダイオ
ード44のアノードはダイオード46のアノードに接続
され、ダイオード46のカソードは、例えば、接地のよ
うな電源電圧を受信するように結合されている。入力端
子33は、抵抗37の第1端子,ダイオード41のカソ
ード,およびダイオード47のカソードに共通に接続さ
れている。ダイオード47のアノードはダイオード48
のアノードに接続され、ダイオード48のカソードは、
例えば、接地のような電源電圧を受信するように結合さ
れている。IGBT27のゲートは、抵抗34,36,
37の第2端子およびダイオード38,39,41のア
ノードに共通に接続されている。IGBT27のコレク
タは、出力端子13に接続されている。IGBT27の
エミッタは抵抗35の第1端子に接続され、抵抗35の
第2端子は、例えば、接地のような電源電圧を受信する
ように結合されている。
【0018】入力端子12は、抵抗51の第1端子,ダ
イオード52のカソード,およびダイオード56のカソ
ードに共通に接続されている。ダイオード56のアノー
ドはダイオード57のアノードに接続され、ダイオード
57のカソードは、例えば、接地のような電源電圧を受
信するように結合されている。IGBT28のゲート
は、抵抗51の第2端子,ダイオード52のアノード,
およびダイオード54のカソードに共通に接続されてい
る。したがって、抵抗51はダイオード52と並列とな
っている。ダイオード54のアノードはダイオード53
のアノードに接続され、ダイオード53のカソードは出
力端子13に接続されている。IGBT28のコレクタ
は出力端子13に接続され、IGBT28のエミッタ
は、例えば、接地のような電源電圧を受信するように結
合されている。
イオード52のカソード,およびダイオード56のカソ
ードに共通に接続されている。ダイオード56のアノー
ドはダイオード57のアノードに接続され、ダイオード
57のカソードは、例えば、接地のような電源電圧を受
信するように結合されている。IGBT28のゲート
は、抵抗51の第2端子,ダイオード52のアノード,
およびダイオード54のカソードに共通に接続されてい
る。したがって、抵抗51はダイオード52と並列とな
っている。ダイオード54のアノードはダイオード53
のアノードに接続され、ダイオード53のカソードは出
力端子13に接続されている。IGBT28のコレクタ
は出力端子13に接続され、IGBT28のエミッタ
は、例えば、接地のような電源電圧を受信するように結
合されている。
【0019】パワー半導体素子20の動作は、第1段2
4がパイロット制御信号を受信する3つの入力端子を有
することを除いて、パワー半導体素子10(図1)の動
作と同様である。パイロット制御信号は、入力端子3
1,入力端子32,または入力端子33のいずれかにお
いて受信され、IGBT27をオンまたはオフに切り替
える。入力端子12は、主制御信号を受信するように結
合されており、IGBT28をオンまたはオフに切り替
える。IGBT28をオンにする前にIGBT27をオ
ンにすることにより、パワー半導体素子20のターン・
オン時間が延長する。同様に、IGBT28をオフにす
る前にIGBT27をオフにすることにより、パワー半
導体素子20のターン・オフ時間が延長する。
4がパイロット制御信号を受信する3つの入力端子を有
することを除いて、パワー半導体素子10(図1)の動
作と同様である。パイロット制御信号は、入力端子3
1,入力端子32,または入力端子33のいずれかにお
いて受信され、IGBT27をオンまたはオフに切り替
える。入力端子12は、主制御信号を受信するように結
合されており、IGBT28をオンまたはオフに切り替
える。IGBT28をオンにする前にIGBT27をオ
ンにすることにより、パワー半導体素子20のターン・
オン時間が延長する。同様に、IGBT28をオフにす
る前にIGBT27をオフにすることにより、パワー半
導体素子20のターン・オフ時間が延長する。
【0020】第1段24の抵抗34,36,37は、I
GBT27のターン・オン時間を延長することによっ
て、パワー半導体素子20のターン・オン時間を延長す
る。好ましくは、抵抗37の抵抗値は抵抗36の抵抗値
よりも大きく、抵抗36の抵抗値は抵抗34の抵抗値よ
りも大きくする。したがって、IGBT27のターン・
オン時間は、入力端子32を介してオンにする場合と比
較して、入力端子33を介してオンにする場合の方が長
くなる。同様に、IGBT27のターン・オン時間は、
入力端子31を介してオンにする場合と比較して、入力
端子32を介してオンにする場合の方が長くなる。好ま
しくは、ダイオード38,39,41のオン抵抗は、そ
れぞれ、抵抗34,36,37の抵抗値よりも小さいも
のとする。ダイオード38,39,41は、IGBT2
7のターン・オフ時間を短縮する。ダイオード42,4
3は、入力端子31に大きな過剰電圧が現れるのを防止
する。同様に、ダイオード44,46およびダイオード
47,48は、それぞれ、入力端子32,33に大きな
過剰電圧が現れるのを防止する。抵抗35は、更に、I
GBT27のトランスコンダクタンスを低下させる。
GBT27のターン・オン時間を延長することによっ
て、パワー半導体素子20のターン・オン時間を延長す
る。好ましくは、抵抗37の抵抗値は抵抗36の抵抗値
よりも大きく、抵抗36の抵抗値は抵抗34の抵抗値よ
りも大きくする。したがって、IGBT27のターン・
オン時間は、入力端子32を介してオンにする場合と比
較して、入力端子33を介してオンにする場合の方が長
くなる。同様に、IGBT27のターン・オン時間は、
入力端子31を介してオンにする場合と比較して、入力
端子32を介してオンにする場合の方が長くなる。好ま
しくは、ダイオード38,39,41のオン抵抗は、そ
れぞれ、抵抗34,36,37の抵抗値よりも小さいも
のとする。ダイオード38,39,41は、IGBT2
7のターン・オフ時間を短縮する。ダイオード42,4
3は、入力端子31に大きな過剰電圧が現れるのを防止
する。同様に、ダイオード44,46およびダイオード
47,48は、それぞれ、入力端子32,33に大きな
過剰電圧が現れるのを防止する。抵抗35は、更に、I
GBT27のトランスコンダクタンスを低下させる。
【0021】第2段26の抵抗51はIGBT28のタ
ーン・オン時間を延長し、ダイオード52はIGBT2
8のターン・オフ時間を短縮する。ダイオード56,5
7は、入力端子12に大きな過剰電圧が現れるのを防止
する。ダイオード53,54は、出力端子13における
電圧をクランプするので、クランプ・ダイオードとも呼
ばれる。出力端子13をクランプする電圧は、ダイオー
ド53の逆ブレークダウン電圧およびダイオード54間
の順方向電圧降下の和にほぼ等しい。好ましくは、ダイ
オード53,54は、ダイオード53の逆ブレークダウ
ン電圧およびダイオード54間の順方向電圧降下が、I
GBT28のなだれ電圧未満となるように選択する。し
たがって、IGBT27,28をオンにして次いでオフ
にした場合、誘導性負荷19に蓄積されているエネルギ
のために、出力端子13は出力端子13におけるクラン
プ電圧にほぼ等しい電圧まで上昇する。
ーン・オン時間を延長し、ダイオード52はIGBT2
8のターン・オフ時間を短縮する。ダイオード56,5
7は、入力端子12に大きな過剰電圧が現れるのを防止
する。ダイオード53,54は、出力端子13における
電圧をクランプするので、クランプ・ダイオードとも呼
ばれる。出力端子13をクランプする電圧は、ダイオー
ド53の逆ブレークダウン電圧およびダイオード54間
の順方向電圧降下の和にほぼ等しい。好ましくは、ダイ
オード53,54は、ダイオード53の逆ブレークダウ
ン電圧およびダイオード54間の順方向電圧降下が、I
GBT28のなだれ電圧未満となるように選択する。し
たがって、IGBT27,28をオンにして次いでオフ
にした場合、誘導性負荷19に蓄積されているエネルギ
のために、出力端子13は出力端子13におけるクラン
プ電圧にほぼ等しい電圧まで上昇する。
【0022】図3は、本発明の第3実施例による、パワ
ー半導体素子60の回路図である。パワー半導体素子6
0は、第2段26に接続された第1段64を含む。パワ
ー半導体素子60は、第2段26をオンにする前に第1
段64をオンにすることによって、パワー半導体素子6
0のターン・オン時間を延長する点において、パワー半
導体素子20(図2)に類似している。加えて、パワー
半導体素子60のターン・オフ時間は、第2段26をオ
フにする前に第1段64をオフにすることによって延長
する。
ー半導体素子60の回路図である。パワー半導体素子6
0は、第2段26に接続された第1段64を含む。パワ
ー半導体素子60は、第2段26をオンにする前に第1
段64をオンにすることによって、パワー半導体素子6
0のターン・オン時間を延長する点において、パワー半
導体素子20(図2)に類似している。加えて、パワー
半導体素子60のターン・オフ時間は、第2段26をオ
フにする前に第1段64をオフにすることによって延長
する。
【0023】第1段64は、トランジスタ67,抵抗7
1,72,およびダイオード73,74,76,77,
78から成る。一例として、トランジスタ67はIGB
Tであり、IGBT67のトランスコンダクタンスは、
IGBT28のトランスコンダクタンスよりも小さい。
第1段64は、パイロット制御信号を受信する2つの
入力端子81,82を有する。入力端子81は、抵抗7
1の第1端子,ダイオード73のカソード,およびダイ
オード74のカソードに共通に接続されている。ダイオ
ード74のアノードはダイオード76のアノードに接続
され、ダイオード76のカソードは、例えば、接地のよ
うな電源電圧を受信するように結合されている。IGB
T67のゲートは、抵抗71の第2端子およびダイオー
ド73のアノードに共通に接続されている。IGBT6
7のコレクタは出力端子13に接続され、IGBT67
のエミッタは、例えば、接地のような電源電圧を受信す
るように結合されている。入力端子82は、抵抗72の
第1端子およびダイオード77のカソードに共通に接続
されている。抵抗72の第2端子は、ダイオード73の
カソードおよび抵抗71の第1端子に共通に接続されて
いる。ダイオード77のアノードはダイオード78のア
ノードに接続され、ダイオード78のカソードは、例え
ば、接地のような電源電圧を受信するように結合されて
いる。
1,72,およびダイオード73,74,76,77,
78から成る。一例として、トランジスタ67はIGB
Tであり、IGBT67のトランスコンダクタンスは、
IGBT28のトランスコンダクタンスよりも小さい。
第1段64は、パイロット制御信号を受信する2つの
入力端子81,82を有する。入力端子81は、抵抗7
1の第1端子,ダイオード73のカソード,およびダイ
オード74のカソードに共通に接続されている。ダイオ
ード74のアノードはダイオード76のアノードに接続
され、ダイオード76のカソードは、例えば、接地のよ
うな電源電圧を受信するように結合されている。IGB
T67のゲートは、抵抗71の第2端子およびダイオー
ド73のアノードに共通に接続されている。IGBT6
7のコレクタは出力端子13に接続され、IGBT67
のエミッタは、例えば、接地のような電源電圧を受信す
るように結合されている。入力端子82は、抵抗72の
第1端子およびダイオード77のカソードに共通に接続
されている。抵抗72の第2端子は、ダイオード73の
カソードおよび抵抗71の第1端子に共通に接続されて
いる。ダイオード77のアノードはダイオード78のア
ノードに接続され、ダイオード78のカソードは、例え
ば、接地のような電源電圧を受信するように結合されて
いる。
【0024】パワー半導体素子60の動作は、第1段6
4がパイロット制御信号を受信する2つの入力端子を有
することを除いて、パワー半導体素子20(図2)の動
作と同様である。パイロット制御信号は、入力端子81
または入力端子82のいずれかにおいて受信され、IG
BT67をオンまたはオフに切り替える。図2を参照し
て述べたように、入力端子12は、IGBT28をオン
またはオフに切り替える主制御信号を受信するように結
合されている。パワー半導体素子60は、IGBT6
7,28を同時にオンにする場合と比較して、IGBT
28の前にIGBT67をオンにする場合の方が長いタ
ーン・オン時間を有する。同様に、パワー半導体素子6
0は、IGBT67,28を同時にオフにする場合と比
較して、IGBT28の前にIGBT67をオフにする
場合の方が長いターン・オフ時間を有する。
4がパイロット制御信号を受信する2つの入力端子を有
することを除いて、パワー半導体素子20(図2)の動
作と同様である。パイロット制御信号は、入力端子81
または入力端子82のいずれかにおいて受信され、IG
BT67をオンまたはオフに切り替える。図2を参照し
て述べたように、入力端子12は、IGBT28をオン
またはオフに切り替える主制御信号を受信するように結
合されている。パワー半導体素子60は、IGBT6
7,28を同時にオンにする場合と比較して、IGBT
28の前にIGBT67をオンにする場合の方が長いタ
ーン・オン時間を有する。同様に、パワー半導体素子6
0は、IGBT67,28を同時にオフにする場合と比
較して、IGBT28の前にIGBT67をオフにする
場合の方が長いターン・オフ時間を有する。
【0025】第1段64の抵抗71,72は、IGBT
67のターン・オン時間を延長する。入力端子82とI
GBT67のゲートとの間の抵抗は、入力端子81とI
GBT67のゲートとの間の抵抗よりも大きいので、I
GBT67のターン・オン時間は、入力端子81を介し
てIGBT67をオンにする場合に比較して、入力端子
82を介してIGBT67をオンにする場合の方が長く
なる。ダイオード73は、IGBT67のターン・オフ
時間を短縮するために用いられる。IGBT67は、入
力端子81または入力端子82のいずれかによってオフ
にする。したがって、IGBT67のターン・オフ時間
は、入力端子81を介してIGBT67をオフにする場
合と比較して、入力端子82を介してIGBT67をオ
フにする場合の方が長くなる。ダイオード74,76お
よびダイオード77,78は、それぞれ、入力端子8
1,82に大きな過剰電圧が現れるのを防止する。
67のターン・オン時間を延長する。入力端子82とI
GBT67のゲートとの間の抵抗は、入力端子81とI
GBT67のゲートとの間の抵抗よりも大きいので、I
GBT67のターン・オン時間は、入力端子81を介し
てIGBT67をオンにする場合に比較して、入力端子
82を介してIGBT67をオンにする場合の方が長く
なる。ダイオード73は、IGBT67のターン・オフ
時間を短縮するために用いられる。IGBT67は、入
力端子81または入力端子82のいずれかによってオフ
にする。したがって、IGBT67のターン・オフ時間
は、入力端子81を介してIGBT67をオフにする場
合と比較して、入力端子82を介してIGBT67をオ
フにする場合の方が長くなる。ダイオード74,76お
よびダイオード77,78は、それぞれ、入力端子8
1,82に大きな過剰電圧が現れるのを防止する。
【0026】以上の説明から、パワー半導体素子および
このパワー半導体素子のターン・オン時間およびターン
・オフ時間を変更する方法が提供されたことが認められ
よう。本発明の利点は、点火システムに用いて、変圧器
の二次コイルにおけるオーバーシュート電圧を減少させ
ることにより、「スパーク・オン・メーク」のような問
題を防止することが可能な点にある。更に、本発明は、
牽引制御システムにおいてスパークを防止するためにも
使用可能である。本発明の他の利点として、標準的な半
導体処理技法を用いて製造可能であることがあげられ
る。
このパワー半導体素子のターン・オン時間およびターン
・オフ時間を変更する方法が提供されたことが認められ
よう。本発明の利点は、点火システムに用いて、変圧器
の二次コイルにおけるオーバーシュート電圧を減少させ
ることにより、「スパーク・オン・メーク」のような問
題を防止することが可能な点にある。更に、本発明は、
牽引制御システムにおいてスパークを防止するためにも
使用可能である。本発明の他の利点として、標準的な半
導体処理技法を用いて製造可能であることがあげられ
る。
【図1】本発明の第1実施例によるパワー半導体素子の
回路図。
回路図。
【図2】本発明の第2実施例によるパワー半導体素子の
回路図。
回路図。
【図3】本発明の第3実施例によるパワー半導体素子の
回路図。
回路図。
10,20,60 パワー半導体素子 11,12 入力端子 13 出力端子 14,24,64 第1段 16,26 第2段 17,18,27,28,67 トランジスタ 19 誘導性負荷 31,32,33,81,82 入力端子 34,35,36,37,51,71,72 抵抗 38,39,41,42,43,44,46,47,4
8,52,53,54,56,57,73,74,7
6,77,78 ダイオード
8,52,53,54,56,57,73,74,7
6,77,78 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マジド・エスハギ アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス、 ウエスト・サウスフォーク・ドライブ1708
Claims (3)
- 【請求項1】パワー半導体素子(20)であって:制御
電極,第1電流搬送電極,電源電圧を受信するように結
合された第2電流搬送電極,およびトランスコンダクタ
ンスを有する第1トランジスタ(28);および制御電
極,前記第1トランジスタの前記第1電流搬送電極に結
合された第1電流搬送電極,前記電源電圧を受信するよ
うに結合された第2電流搬送電極,および前記第1トラ
ンジスタ(27)のトランスコンダクタンスよりも小さ
なトランスコンダクタンスを有する第2トランジスタ
(27);から成ることを特徴とするパワー半導体素子
(20)。 - 【請求項2】パワー半導体素子(60)であって:制御
電極,第1電流搬送電極,および電源電圧を受信するよ
うに結合された第2電流搬送電力を有する第1トランジ
スタ(28);制御電極,前記第1トランジスタ(2
8)の前記第1電流搬送電極に結合された第1電流搬送
電極,および前記電源電圧を受信するように結合された
第2電流搬送電極を有する第2トランジスタ(67);
前記第2トランジスタ(67)の前記制御電極に結合さ
れたアノード,およびカソードを有する第1ダイオード
(73);前記第1ダイオード(73)の前記カソード
に結合された第1端子,および前記第2トランジスタ
(67)の前記制御電極に結合された第2端子を有する
第1抵抗(71);および第1端子,および前記第1ダ
イオード(73)の前記カソードに結合された第2端子
を有する第2抵抗(72);から成ることを特徴とする
パワー半導体素子(60)。 - 【請求項3】パワー半導体素子(20)のターン・オン
時間および前記パワー半導体素子(20)のターン・オ
フ時間を変更する方法であって:第1段(24)および
第2段(26)を有するパワー半導体素子(20)を用
意する段階;前記パワー半導体素子(20)の前記第2
段(26)をオンにする前に、前記パワー半導体素子
(20)の前記第1段(24)をオンにすることによ
り、前記パワー半導体素子の前記ターン・オン時間を延
長する段階;および前記パワー半導体素子(20)の前
記第2段(26)をオフにする前に前記パワー半導体素
子の前記第1段(24)をオフにすることにより、前記
パワー半導体素子(20)の前記ターン・オフ時間を延
長する段階;から成ることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US2081598A | 1998-02-09 | 1998-02-09 | |
| US020815 | 1998-02-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289245A true JPH11289245A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=21800741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11027120A Pending JPH11289245A (ja) | 1998-02-09 | 1999-02-04 | パワ―半導体素子および方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0935290A3 (ja) |
| JP (1) | JPH11289245A (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-01-28 EP EP99101852A patent/EP0935290A3/en not_active Withdrawn
- 1999-02-04 JP JP11027120A patent/JPH11289245A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0935290A3 (en) | 2000-12-06 |
| EP0935290A2 (en) | 1999-08-11 |
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