JPH1128931A - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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JPH1128931A
JPH1128931A JP18855097A JP18855097A JPH1128931A JP H1128931 A JPH1128931 A JP H1128931A JP 18855097 A JP18855097 A JP 18855097A JP 18855097 A JP18855097 A JP 18855097A JP H1128931 A JPH1128931 A JP H1128931A
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JP
Japan
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hot water
heating
heat
heating hot
temperature sensing
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Application number
JP18855097A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kodama
玉 久 児
Makoto Shirai
井 誠 白
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気部品を用いることなく発熱動作の停止を
行い得るようにした車両用暖房装置を提供すること 【解決手段】 粘性流体を導入する発熱室と、粘性流体
に剪断熱を発生させるべく発熱室の内壁に対応したラビ
リンス溝を形成して回転するロータと、発熱室と熱交換
可能に配設される受熱室を備える暖房用温水加熱器と、
暖房用温水加熱器の受熱室を作動流体の一部とする暖房
用温水回路と、受熱室を流れて加熱された作動流体の熱
を放熱し車室に放出するヒータ放熱器と、暖房用温水回
路中に配設され、温水回路内の作動流体の温度に応じて
発熱室への粘性流体の移動を切り換え制御する水温感知
弁と、を備える車両用暖房装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する分野】本発明は、暖房用温水回路内を循
環する作動流体を利用して車両室内の暖房を行う車両用
暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷間始動時や寒冷地での通常走行時等に
暖房用温水回路中のエンジンの冷却水が十分に暖まって
いない時の暖房能力を向上する車両用暖房装置として、
従来より粘性流体の剪断力により発生する剪断熱を利用
した熱発生器とエンジンの冷却水とで熱交換を行って冷
却水温度を急激に高める暖房用温水加熱器が提案されて
いる。
【0003】上記の暖房用温水加熱器は、エンジンに連
動して回転するシャフトと、このシャフトを回転自在に
支承しエンジンに配設される第1ハウジングと、第1ハ
ウジングの内部に形成された発熱室と、上記シャフトの
一端に固定され上記発熱室内に配設されたロータと、第
1ハウジングを外包し発熱室と連通しない冷却水通路を
形成する第2ハウジングとを有し、発熱室を形成する第
1ハウジングの内壁とロータの周壁との隙間をラビリン
ス溝として発熱室に粘性流体を封入したものである。
【0004】このような暖房用温水加熱器では、冷間始
動時や寒冷地での通常走行時等に、エンジンの回転を伝
達するベルト或いは回転アクチュエータによりロータを
駆動することにより、ラビリンス溝内の粘性流体を発熱
させて発熱室の熱が第1ハウジングを介して冷却水通路
内の冷却水に伝わり、エンジンの燃焼熱による加熱速度
以上に冷却水を暖かくして、車室暖房を急速に行った
り、エンジンの燃焼熱による暖房を補助する。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述
した暖房用温水加熱器は、車室温度が十分に高くなると
発熱動作を停止させるべくロータの回転を停止する必要
がある。このため、特開平2−254010号公報に代
表されるように、電磁クラッチを用いてベルト駆動され
るシャフトとプーリーとを断続している。しかし、エン
ジンルーム内における部品の集約化、車体重量の軽量
化、低コスト化を考慮すると、電磁クラッチの占有積や
重量、及び高コスト化が問題となるとともに、電磁クラ
ッチを駆動する交流発電機の出力増加による大型化、及
びバッテリの大型化が問題となる。
【0006】そこで本発明は、上記問題点を解決すべ
く、電磁クラッチ等の高コストな電気部品を用いること
なく発熱動作の停止を行い得るようにした車両用暖房装
置を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、粘性流体を導入可能な発熱室と、粘性流体
に剪断熱を発生させるべく発熱室の内壁とラビリンス溝
を形成して回転するロータと、発熱室と熱交換可能に配
設される受熱室を備える暖房用温水加熱器と、暖房用温
水加熱器の受熱室を作動流体の一部とする暖房用温水回
路と、暖房用温水回路内に配設され、受熱室を流れて加
熱された作動流体の熱を放熱し車室に放出するヒータ放
熱器と、暖房用温水回路中に配設され温水回路内を流れ
る作動流体の温度に応じて発熱室への粘性流体の移動を
切り換え制御する水温感知弁と、を備える車両用暖房装
置とした。
【0008】好ましくは、水温感知弁が正確な作動流体
の温度を検出するべく、請求項2に示されるような水温
感知弁の感温部が、暖房用温水回路に囲まれるように形
成されることである。
【0009】本発明の車両用暖房装置によると、作動流
体の温度が正確に水温感知弁に伝達するように暖房用温
水回路を構成したので、作動流体の温度に応じて水温感
知弁が切り換わる。これにより、電気的な部品を用いる
ことなく粘性流体のラビリンス溝への移動を制御するこ
とが可能になり、装置の小型化及び低コスト化が可能に
なる。
【0010】また、請求項5に示すように粘性流体を貯
留するリザーバタンクが水温感知弁を介して発熱室の外
周部分と連通することで、暖房用温水加熱器の回転によ
る遠心力で粘性流体を可及的にリザーバタンク内に貯留
することが可能になる。
【0011】更に、請求項6のようにリザーバタンクが
暖房用温水回路内の作動流体の温度に干渉されるように
構成すると、作動流体によって粘性流体が冷却されるた
めに粘性流体の粘度が向上して剪断力が確保されるの
で、リザーバタンクの容量を小さくしても充分な暖房性
能を得ることが出来る。
【0012】また、請求項7のように作動流体の暖房用
温水加熱器への入口は暖房用温水加熱器の中心付近に形
成され、作動流体の暖房用温水加熱器からの出口は暖房
用温水加熱器の外周部に形成されるようにした。
【0013】
【実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明する。図1は本実施の形態に係る車両用暖房
装置の構成図である。図2は図1における暖房用温水加
熱器23の断面図である。
【0014】本実施の形態の車両用暖房装置は、水冷式
エンジン11における冷却水回路に暖房用温水回路13
を接続した車輌に適用され、暖房用温水加熱器23と、
暖房用温水回路13と、ヒータ放熱器22と、を備えて
いる。尚、暖房用温水回路13内の作動流体は冷却水回
路12内の冷却水と共用している。すなわち、本実施の
形態では作動流体は冷却水のことである。
【0015】冷却水回路12は、クーリングファン40
と共にベルト41によって駆動されるウォーターポンプ
16及びラジエター43を有しており、ラジエター43
とエンジン11との間を冷却前管44で接続し、更に冷
却前管44の途中に配設されたサーモスタット45と戻
り管46との間をバイパス管47によって接続してい
る。サーモスタット45は冷却水の温度が低い時には冷
却水をバイパス管47側に流し、冷却水の温度が高いと
きにはラジエター43に冷却水を流す。ラジエター43
を冷却するクーリングファン40はエンジン11の駆動
軸からベルト41を介して回転駆動している。
【0016】暖房用温水加熱器23は、粘性流体(本実
施の形態ではシリコンオイルとする)を導入可能な発熱
室30と、粘性流体に剪断熱を発生させるべく発熱室3
0の内壁に対応したラビリンス溝35を形成して回転す
るロータ31と、発熱室30と熱交換可能に配設される
受熱室32と、を備えている。
【0017】暖房用温水回路13は、暖房用温水加熱器
23の受熱室32を作動流体の一部として形成されてお
り、ヒータ放熱器22及び暖房用温水加熱器23を有
し、エンジン11と暖房用温水加熱器23との間には、
ヒータバルブ48を有し且つ導出管26で接続し、暖房
用温水加熱器23とヒータ放熱器22との間を中間管2
7で接続し、ヒータ放熱器22を介する冷却水を接続用
管28を介して戻り管19の冷却水に合流させている。
また、暖房用温水回路13中には、温水回路13内を流
れる作動流体(冷却水)の温度に応じて発熱室30への
粘性流体の移動を切り換え制御する水温感知弁24が配
設されている。
【0018】ヒータ放熱器22は、暖房用温水回路13
内に配設されており、受熱室32を流れて加熱された作
動流体の熱を放熱し車室に放出する。
【0019】水温感知弁24は、水温を感知する感温部
24aが、暖房用温水回路13に囲まれるように配設さ
れており、後述するように、暖房用温水回路13内を流
れる作動流体の温度に応じて暖房用温水加熱器の作用が
変化する。尚、水温感知弁24はワックス式のものを用
いるものとし、サーモスタット45と同タイプの弁を用
いるとする。
【0020】本実施の形態では、粘性流体を貯留するリ
ザーバタンク14は水温感知弁24を介して発熱室30
の外周側部分と連通している。したがって、水温感知弁
24が閉じているときには作動流体はラビリンス溝35
内には導入されない。
【0021】また、リザーバタンク14は、暖房用温水
回路の側部に配設されており、暖房用温水回路内の作動
流体の温度に干渉されるように構成される。
【0022】次に作動について説明する。エンジン11
を冷却する冷却水はウォーターポンプ16により冷却水
流路及びラジエター43を還流している。冷却水流路の
途中に配設されるサーモスタット45の働きにより、冷
却水の水温が低いときにはバイパス管47に冷却水を流
し、冷却水の水温が高いときにはラジエター43に冷却
水を流す。
【0023】この冷却水の流路とは別に暖房用温水回路
13の流路がエンジン11からウォーターポンプ16へ
と配設されている。ヒータ放熱器22にはサブファン2
9が配設されている。
【0024】エンジン11に固設されるケース19は内
部にそれぞれ隔壁を有しており、受熱室32及び発熱室
30を形成している。ケース19には冷却水入口5及び
冷却水出口7が形成されている。隔壁の内周部にはラビ
リンス溝35が形成されている。シャフト1の一方はケ
ース19に対してベアリング3及びオイルシール4を介
して回転可能に支承されている。またシャフト1の一端
にはロータ31が配設されておりロータ31の周縁部両
面には隔壁内周部のラビリンス形状に対応したラビリン
ス溝35が形成されている。隔壁のラビリンス形状と周
縁部のラビリンス溝35は、僅かな隙間を介して係合し
ている。尚、シャフト1にはベルト41が掛止されるプ
ーリ2が装着されている。
【0025】以上の構成において、運転者の操作によ
り、図示しない暖房装置のスイッチがオンになると、ヒ
ータバルブ48が開いてエンジン11の冷却水が暖房用
温水回路13の流路を流れる。この冷却水は熱交換器、
ヒータ放熱器22を通ってウォーターポンプ16へと流
れる。冷却水がヒータ放熱器22を流れる際にサブファ
ン29により外気に熱を放出し、この外気が車室内に導
入されることで車室内が暖房される。
【0026】冷却水の温度が低く暖房装置の効きが悪い
場合では水温感知弁24が開いており、粘性流体がラビ
リンス溝35に導入される。これによりシャフト1の一
端に形成されたロータ31が回転して、発熱室30内に
封入された粘性流体のうちラビリンス溝35内の粘性流
体にはロータ31の回転数に比例した剪断力が加わる。
したがって、ラビリンス溝35内の粘性流体は内部エネ
ルギーの増加と摩擦熱とにより発熱する。発熱室30で
発生した熱は隔壁を介して受熱室32を流れる冷却水に
伝導する。そして、発熱室30内で発生した熱を与えら
れた受熱室32内を流れる冷却水は、熱交換フィン9の
作用により水温が上昇してヒータ放熱器22に流れるた
め、外気へより多くの熱が放出され、暖房能力が向上す
る。
【0027】しかし、暖房用温水回路13を流れる冷却
水の水温が設定値(エンジン、車両によって異なるが大
体80℃)以上になると、水温感知弁24の感温部24
aが膨張することにより水温感知弁24が閉じて、ラビ
リンス溝35には粘性流体が供給されなくなる。これに
より粘性流体はリザーバタンク14に貯留され、ラビリ
ンス溝35では剪断熱による発熱はおこらず、ロータ3
1の回転に係わらず暖房用温水加熱器23が発熱動作を
しなくなる。従って、粘性流体がリザーバタンク14に
移動した後にはエンジン11の熱のみによる暖房が行わ
れることになる。これにより、車室内が充分暖房された
と推定される条件の下ではエンジン駆動力を余分に消費
することがなく、効率よくエンジン11を駆動する。
【0028】本実施の形態では、冷却水入口5からの冷
却水が水温感知弁24側にも流れ込むように仕切り板1
5が設けられており、全ての熱交換フィン9により冷却
水を暖めることができる。
【0029】更に、粘性流体が貯留されるリザーバタン
ク14は暖房用温水回路13中の暖房用温水加熱器内に
配設されるので、冷却水によりリザーバタンク14内の
粘性流体が冷却される。これによって粘性流体の粘度が
向上するので剪断熱が確保されて、小さな容量で十分な
ヒータ性能を得ることも可能になる。これによりリザー
バタンク14を小型化することができる。
【0030】図3に本発明の別の実施の形態を示す。図
3において図2と共通の構成には同符号を付し、説明を
省略する。図3は図2に対してパワステポンプ20を設
けてタンデム化した場合の暖房用温水加熱器の断面図で
あり、図2との構成上の違いはパワステポンプ20のみ
である。
【0031】本実施の形態によると、水温感知弁24を
暖房用温水回路13の流路中に設けたことにより、電磁
クラッチ等の電気部品を用いることなく粘性流体の切換
が可能になり、装置の小型化及び低コスト化を実現する
ことが出来る。
【0032】更に本実施の形態では、作動流体の暖房用
温水加熱器への入口5が暖房用温水加熱器の回転中心付
近に形成され、作動流体の暖房用温水加熱器からの出口
7は暖房用温水加熱器の外周部に形成される。
【0033】
【効果】本発明によると、作動流体の温度が正確に水温
感知弁に伝達するように暖房用温水回路を構成したの
で、作動流体の温度に応じて水温感知弁が切り換わる。
これにより、電気的な部品を用いることなく粘性流体の
発熱室への移動を制御することが可能になり、装置の小
型化及び低コスト化が可能になる。
【0034】また、リザーバタンクを径方向外側に配設
しないので、エンジンの径方向寸法を小さくすることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る車両用暖房装置の構成図で
ある。
【図2】図1における暖房用温水加熱器の断面図であ
る。
【図3】別の実施の形態に係る暖房用温水加熱器の断面
図である。
【符号の説明】
1・・・シャフト 2・・・プーリ 3・・・ベアリング 4・・・オイル
シール 5・・・冷却水入口 7・・・冷却水
出口 9・・・熱交換フィン 35・・・ラビ
リンス部 13・・・暖房用温水回路 14・・・リザ
ーバタンク 16・・・ウォーターポンプ 19・・・ケー
ス 20・・・パワステポンプ 22・・・ヒー
タ放熱器 23・・・暖房用温水加熱器 24・・・水温
感知弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性流体を導入可能な発熱室、粘性流体
    に剪断熱を発生させるべく前記発熱室の内壁に対応した
    ラビリンス溝を形成して回転するロータ、前記発熱室と
    熱交換可能に配設される受熱室を備える暖房用温水加熱
    器と、 該暖房用温水加熱器の受熱室を作動流体の一部とする暖
    房用温水回路と、 該暖房用温水回路内に配設され、受熱室を流れて加熱さ
    れた作動流体の熱を放熱し車室に放出するヒータ放熱器
    と、 前記暖房用温水回路中に配設され、温水回路内を流れる
    作動流体の温度に応じて前記発熱室への粘性流体の移動
    を切り換え制御する水温感知弁と、 を備える車両用暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記水温感知弁は水温を検知する感温部
    を有し、該感温部が前記暖房用温水回路に囲まれるよう
    に形成されることを特徴とする、請求項1の車両用暖房
    装置。
  3. 【請求項3】 作動流体が所定温度より低いときには前
    記水温感知弁により前記発熱室への粘性流体の導入が止
    められ、作動流体が所定温度以上のときには前記水温感
    知弁により前記発熱室に粘性流体が導入されることを特
    徴とする、請求項1及び請求項2の車両用暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記水温感知弁の感温部は所定温度以上
    になると膨張し、所定温度より低くなると元に戻ること
    により、粘性流体の移動の切換制御を行うことを特徴と
    する、請求項3の車両用暖房装置。
  5. 【請求項5】 前記粘性流体を貯留するリザーバタンク
    は前記水温感知弁を介して前記発熱室の外周側部分と連
    通することを特徴とする、請求項1乃至請求項4の車両
    用暖房装置。
  6. 【請求項6】 前記リザーバタンクが前記暖房用温水回
    路内の作動流体の温度に干渉されるように構成されるこ
    とを特徴とする、請求項1乃至請求項5の車両用暖房装
    置。
  7. 【請求項7】 作動流体の前記暖房用温水加熱器への入
    口は前記暖房用温水加熱器の中心付近に形成され、作動
    流体の前記暖房用温水加熱器からの出口は前記暖房用温
    水加熱器の外周部に形成されることを特徴とする、請求
    項1乃至請求項6の車両用暖房装置。
JP18855097A 1997-07-14 1997-07-14 車両用暖房装置 Pending JPH1128931A (ja)

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