JPH11290228A - 米びつ - Google Patents

米びつ

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JPH11290228A
JPH11290228A JP11789898A JP11789898A JPH11290228A JP H11290228 A JPH11290228 A JP H11290228A JP 11789898 A JP11789898 A JP 11789898A JP 11789898 A JP11789898 A JP 11789898A JP H11290228 A JPH11290228 A JP H11290228A
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JP11789898A
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Takayasu Okubo
貴泰 大久保
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ARAMIKKU KK
Original Assignee
ARAMIKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米びつに収容した米が自己の呼吸熱で温度上
昇し、米の温度が上昇して品質が劣化するという問題が
ある。 【解決手段】 米びつ本体21に蓋体23を脱着可能に
取り付け、米びつ本体11および蓋体23の少なくとも
一方に通気部28,29を形成し、これら通気部28,
29を通じて内部の熱を逃がすとともに、米びつ本体2
1と蓋体23が分割可能となっていて、分解して掃除が
容易に行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内で貯蔵する
米の品質を維持するように工夫された米びつ(ライスス
トッカー)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭においては、通常、お米屋、ス
ーパーマーケット、または農家から購入した米を米びつ
に収容して保存している。従来の米びつは、外部から害
虫が侵入しないように、密封またはこれに近い閉塞状態
を保つように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の米びつに米を収納しておくと、米自身が呼吸
していることから呼吸熱を発し、米の温度が上昇するこ
とがある。特に、夏季には外部の温度も高くなるので、
米びつに収納した米の温度も上昇する。よって、米びつ
を密封状態にしておくと米自身の温度が高くなり、米が
蒸れてカビが発生したり、米のタンパク質、澱粉、酵素
などが分解されたり、ビタミンが破壊されるなどの品質
低下を招き、食味が著しく低下することがある。
【0004】一方、従来の米びつは、米から出る糠や米
粉、又は破砕米が米びつ内に残り、これら糠や米粉又は
破砕米は正常な米粒の品質を劣化させる原因となった
り、米に寄生するノシメマダラメイガやコクゾウムシな
どの害虫がこれら糠などの臭いに引き寄せられて寄生
し、これら糠などに好んで卵を産み付けることにより、
米びつ内に害虫が発生することがある。
【0005】したがって、空になった米びつは清掃する
ことが望ましいが、従来の米びつのなかには、掃除が非
常に難い構造のものが見られる。
【0006】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、米びつの通気性を
良くして米の蒸れを防止し、また掃除が容易に行えて清
潔に保つことができ、米びつに収納した米の品質劣化を
抑止することができる米びつを提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上部
に開口部を設けたプラスチック製の米びつ本体に、プラ
スチック製の蓋体を脱着可能に取り付けるとともに、上
記米びつ本体および蓋体の少なくとも一方に、米に寄生
する害虫および米粒の通過を阻止し空気の通過を許す通
気部を形成したことを特徴とする。このような構成によ
れば、米びつに通気部を設けたので米びつの内の熱が通
気孔から外に逃げ、米の温度上昇を防止して米が蒸れる
などの不具合を回避することができる。また、米びつ本
体と蓋体とを分割可能に構成したから、米が空になった
場合にこれらを分割すれば掃除が容易に行えるようにな
り、米びつを清潔な状態に保つことができる。よって、
残留している糠や米粉などに寄生しようとする害虫の侵
入を防止することができる。このようなことから、米び
つに収納した米の品質を長期に亘り良好に保つことがで
きる。そして、米びつ本体および蓋体をプラスチックに
より形成したから、金属製の場合に比べて軽量で取扱い
が容易であり、掃除が容易に行えるとともに、外気温度
が高い場合に外からの熱が伝わり難く、米の温度上昇を
防止するのに有効である。特に、断熱性に優れたプラス
チックで成形した米びつであれば一層有効である。
【0008】請求項2の発明は、上部に開口部を設けた
プラスチック製の米びつ本体にプラスチック製蓋体を脱
着可能に取り付けるとともに、この蓋体に米の出し入れ
が可能な米出し入れ口を形成し、この米出し入れ口をプ
ラスチック製の開閉蓋で開閉するように構成し、かつ上
記蓋体および開閉蓋の少なくとも一方に、米に寄生する
害虫および米粒の通過を阻止し空気の通過を許す上部通
気部を形成するとともに、上記米びつ本体に、害虫およ
び米粒の通過を阻止し空気の通過を許す下部通気部を形
成したことを特徴とする米びつである。
【0009】このような構成の場合、請求項1と同様の
作用効果に加えて、蓋体に米出し入れ口を形成したの
で、計量カップなどで米をすくい取るときは米出し入れ
口を開いてすくい取ることができる。大容量の米びつな
どは、米びつ本体の上部開口部が大きく形成される傾向
にあるが、開口部が大きく形成されていてもこの開口部
を覆う蓋体に比較的小さな米出し入れ口を形成したの
で、わざわざ大きな蓋体を脱着操作して開閉する必要が
なくなる。また、通気部は上部と下部にそれぞれ形成し
たから、空気の円滑な流れが生じ、温度むらの発生を防
止することができる。 なお、蓋体に設けられる開閉蓋
は、回動式、スライド式のいずれであってもよく、また
蓋体に脱着可能であっても、一体的に結合されていても
よい。
【0010】米びつ本体に形成される下部通気部は、米
びつ本体の底壁または底壁に近い箇所の側壁に形成され
ていることが好ましい。すなわち、下部通気部が底に近
い位置であれば米びつ内で空気の滞留する箇所を少なく
することができる。
【0011】この場合、米びつ本体の内部に、下部通気
部よりも上方に位置して、米粒の通過を阻止し空気の通
過を許す多数の連通孔を有する仕切板を脱着可能に取り
付けるようにすれば、米びつ本体と仕切板との間に空間
が確保され、この空間から空気が仕切板を経てその上に
載っている米の層の全面に亘り分散して向かい、上部通
気部に向かって均等に流れるようになり、熱の逃がし効
率がよくなる。なお、仕切板が脱着可能であるから分解
することができ、掃除が容易である。
【0012】これとは別に、米びつ本体の底部に連通孔
を設けるとともに、この連通孔から落下する糠や米の
粉、破砕米などを受けるとともに、下部通気孔を有する
受け器を脱着可能に取り付けるようにすれば、糠などが
床や周囲にこぼれ散るのを防止することができる。この
場合も、受け器が脱着可能であるから分解して容易に掃
除をおこなうことができる。
【0013】通気部が全体として1箇所形成される場
合、または上部および下部にそれぞれ形成される場合、
または上記連通孔の少なくとも一つは、これらをメッシ
ュ構造にすれば、米粒および害虫の通過を防止し空気の
流れを許す構造を容易に実現できる。
【0014】さらに、米びつ本体または蓋体に、放熱用
の多数の突出部を形成すれば、内部の熱を外に逃がすこ
とができ、米の温度上昇を防止するのに有効である。
【0015】米びつ本体または蓋体もしくは開閉蓋の内
面に、害虫の虫除け剤を取り付けておけば、害虫の侵入
を防止することができる。この場合、虫除け剤が交換可
能であるように取り付けておけば、虫除け剤の効き目が
なくなった場合に交換することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下本発明につ
いて、第1の実施例を図1および図2にもとづき説明す
る。図において、11は米びつ本体であり、上部に開口
部12を有する容器形状をなしている。この米びつ本体
11は透明又は半透明のプラスチック、例えばポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ABS樹脂などにより形成され
ている。この米びつ本体11は一般家庭で使用する米び
つを対象とするため、米容量が2kgないし20kg程度と
なっている。米びつ本体11の上部開口部12は、蓋体
13により開閉可能に覆われている。蓋体13も米びつ
本体11と同様又は異なる透明又は半透明のプラスチッ
クにて形成されており、一端がヒンジ14を介して米び
つ本体11に回動自在に取り付けられている。なお、蓋
体13はヒンジ14の箇所で米びつ本体11から分離で
きるようになっている。蓋体13を閉じると米びつ本体
11の開口部12はほぼ密封状態に閉塞されるようにな
っており、この蓋体13の他端は、米びつ本体11に設
けられたフック15に係止し、よって閉塞状態が保たれ
るようになっている。
【0017】米びつ本体11には、例えば側壁に、通気
部16が形成されている。この通気部16は、米びつ本
体11に開口を成し、この開口に金属またはプラスチッ
ク製のメッシュ部材17をインサート成形などの手段で
取り付けて構成されており、メッシュ部材17の網目は
米粒および米に寄生する害虫の通過を阻止し、しかしな
がら空気の通過を許す大きさ、例えば開口最大幅寸法が
0.5mm以下に形成されている。なお、18は、メッシ
ュ部材17を補強するために米びつ本体11に形成した
補強リブである。
【0018】蓋体13の内面には虫除け剤19が取り付
けられている。虫除け剤19は、詳図しないが、例えば
香辛料やハーブなどの粉末または抽出物を原料とし、こ
の原料から揮散される臭い成分で米に寄生する害虫を排
除する作用を奏するもの、または化学物質からなる害虫
の忌避剤などを用いることができる。このような原料又
は忌避剤は、粒状に成形されたり、セラミックや繊維体
に含浸させる等の形態にされており、これを通気孔を開
けたプラスチックや紙ケースまたは網袋などに収容して
使用される。このような虫除け剤19は、図示しない吸
着盤または蓋体13に形成した図示しない係止爪などに
引っかけることで蓋体13に脱着可能に取り付けられて
いる。
【0019】このような構成の米びつは、米を収容する
場合は蓋体13を開いて米びつ本体11内に米を投入す
る。米の保存中は蓋体13を閉じておく。そして、炊飯
するために米を取り出す場合は、蓋体13を開いて米び
つ本体11内の米を計量カップなどで計量して取り出
す。
【0020】上記第1の実施例の米びつであれば、米び
つ本体11の側壁に通気部16を設けたので、米びつに
収容した米が呼吸熱を発して温度が上昇しても、この熱
は通気部16を通じて外部に放出され、よって、米が蒸
れるといった不具合を回避することができる。米自身の
温度上昇を抑止し、カビの発生や、米のタンパク質、澱
粉、酵素などの分解、ビタミンの破壊などが防止され、
品質低下を防止して食味の低下を防ぐことができる。
【0021】そして、米びつ本体11と蓋体13とを分
割可能に構成したから、米が空になった場合にこれらを
分割すれば掃除が容易に行えるようになり、特に水洗い
が可能であるから、米びつを清潔な状態に保つことがで
きる。このため、米びつ内に糠や米粉などが残留せず、
これら糠や米粉を餌にする害虫の侵入を防止することが
できる。
【0022】また、米びつ本体11および蓋体13をプ
ラスチックにより形成したから、金属製の場合に比べて
軽量で取扱いが容易になり、掃除が容易に行えるととも
に、外気温度が高い場合に外からの熱が伝わり難く、米
の温度上昇を防止するのに有効である。
【0023】さらに、米びつ本体11の内面に、虫除け
剤19を取り付けてあるので、虫除け剤から揮発される
忌避物質の作用で害虫の侵入を防止することができる。
この場合、虫除け剤19が交換可能であるから、虫除け
剤の効き目がなくなった場合に容易に交換することがで
きる。
【0024】(第2の実施例)次に、第2の実施例を図
3ないし図6にもとづき説明する。これらの図におい
て、21はプラスチック製の米びつ本体であり、上部に
開口部22を有する容器形状をなしている。この米びつ
本体21の開口部22には、米びつ本体21と別体のプ
ラスチック製蓋体23が脱着可能に被せられている。蓋
体23の上面には一方に片寄った位置に、計量カップな
どを通過させることができる米出し入れ口24が開設さ
れている。この米出し入れ口24にはプラスチック製の
開閉蓋25が取り付けられており、この開閉蓋25は一
端がヒンジ26を介して蓋体23に回動自在に取り付け
られているとともに、他端に摘み27を備え、この摘み
27もって米出し入れ口24を開閉するようになってい
る。
【0025】また、上記蓋体23の上面には他方へ片寄
った位置に、上部通気部28が形成されている。一方、
上記米びつ本体21には底壁に近い側壁に、下部通気部
29が形成されている。これら上部通気部28および下
部通気部29はそれぞれルーバー構造をなしており、そ
の詳細な構造を図6に示す。すなわち、本実施例のルー
バー構造は、プラスチック壁を内外方向に互い違いとな
るに成形し、これら内側壁29aと外側壁29bとの段
差部分に隙間29cを形成して構成してある。この隙間
29cの最大開口幅は、害虫および米粒の通過を阻止し
空気の通過を許す大きさになっている。
【0026】米びつ本体21の内部には、仕切板30が
脱着可能に取り付けられている。仕切板30は、周囲を
取り巻く枠体30aに金網30bを張り付けて構成して
あり、金網30bにより多数の連通孔31が形成されて
いる。この連通孔31の大きさは、米粒の通過を阻止し
空気の通過を許す大きさである。このような仕切板30
は、米びつ本体21の底に近い位置に、しかしながら前
記下部通気部29よりも上に位置して米びつ本体21に
取り付けられている。この場合、米びつ本体21の内面
には、複数の支持リブ32を設け、上記仕切板30の枠
体30aを支持リブ32の上端に載せることにより、仕
切板30は米びつ本体21に脱着可能に取り付けられ
る。そして、このように設けた仕切板30と米びつ本体
21の底壁との間には空気室33が形成されるようにな
っており、この空気室33は下部通気部29を通じて外
部に連通している。
【0027】なお、34は米びつ本体21の一側壁に設
けた取っ手であり、米びつを持ち上げたり、引き出した
りする場合に手を引っかける箇所となる。また、19
は、第1の実施例と同様な虫除け剤である。
【0028】このような構成の米びつにおいては、米を
米びつに収容するときは蓋体23を開いて米びつ本体2
1内に米を投入する。この場合、米びつ本体21内には
仕切板30を取り付けてあるから、投入された米は仕切
板30の上に載積される。米の保存中は蓋体23および
開閉蓋25を閉じておく。そして、炊飯するために米を
取り出す場合は、開閉蓋25を操作して米出し入れ口2
4を開き、ここから計量カップなどを入れて米びつ本体
11内の米を計量して取り出す。
【0029】上記第2の実施例の米びつであれば、米び
つ本体21の下部に下部通気部29を設けるとともに蓋
体23に上部通気孔28を設けたので、米びつに収容し
た米が呼吸熱を発して温度が上昇しても、この熱はこれ
ら上部及び下部通気部28,29を通じて外部に放出さ
れる。すなわち、熱は空気に伝わり、この空気は対流に
より米びつ内部を上方に向かって流れることになるが、
下部通気部29から外気を導入し、この外気は空気室3
3で仕切板30の全面に亘り拡散し、仕切板30の金網
30bの目、すなわち連通孔31を通り、米粒相互の隙
間を経て上昇し、蓋体23に設けた上部通気孔28を通
じて外に逃げる。したがって、米が呼吸熱を発してもこ
の熱は速やかに外に放出されるから米の温度上昇が防止
され、米が蒸れるといった不具合を回避することができ
る。
【0030】また、米びつ本体21と蓋体23および仕
切板30は互いに分割可能となっているから、米が空に
なった場合にこれらを分割すれば掃除が容易に行えるよ
うになり、特に水洗いが可能であるから、米びつを清潔
な状態に保つことができる。
【0031】また、米びつ本体21および蓋体23をプ
ラスチックにより形成したから、金属製の場合に比べて
軽量で取扱いが容易になり、掃除が容易に行えるととも
に、外気温度が高い場合に外からの熱が伝わり難く、米
の温度上昇を防止するのに有効である。
【0032】さらに、米びつ本体21の内面に虫除け剤
19を取り付けてあるので、虫除け剤から揮発される忌
避物質の作用で害虫の侵入を防止することができる。そ
して、虫除け剤19を交換可能にしてあるから、虫除け
剤の効き目がなくなった場合に容易に交換することがで
きる。
【0033】(第3の実施例)第3の実施例を図7ない
し図9にもとづき説明する。第3実施例の構造は、基本
的に第2の実施例と似ているが、特に異なる点を説明す
ると、41はプラスチック製の米びつ本体であり、上部
開口部42にプラスチック製蓋体43が脱着可能に被冠
されている。蓋体43には、米出し入れ口44が開設さ
れており、この米出し入れ口44にはプラスチック製の
開閉蓋45が取り付けられている。この開閉蓋45はス
ライド式になっており、蓋体43の内面に形成したガイ
ドレール46、46により摺動案内されるようになって
いる。また、上記蓋体43には、害虫および米粒の通過
を阻止し空気の通過を許す、前記第2の実施例と同様な
ルーバー構造の上部通気部48が形成されている。
【0034】一方、上記米びつ本体41の底壁には、米
粒の通過を阻止し空気の通過を許す多数の連通孔49が
形成されている。この連通孔49は、金網で形成しても
よく、または米びつ本体41の底壁に一体に形成しても
よい。
【0035】そして、米びつ本体41の底部には、受け
器50が脱着可能に取り付けられている。受け器50は
浅皿形状のトレー型をないており、この受け器50は上
端の開口部を米びつ本体41に形成した嵌合段部51に
嵌め込むことにより、米びつ本体41に対して脱着可能
に取り付けられている。そして、この受け器50には例
えば側壁に、ルーバー構造などからなる下部通気部52
が形成されており、この下部通気部52は、害虫および
米粒の通過を阻止し空気の通過を許す大きさの開口を有
している。したがって、米びつ本体41は、受け器50
の下部通気部52、受け器50の内部空間および連通孔
49を通じて外気に連通している。また、米びつ本体4
1の側壁には、多数の突条形状の放熱フィン55が一体
に形成されており、外面の表面積を大きくしてある。な
お、19は、第1の実施例と同様な虫除け剤である。
【0036】上記第3の実施例の米びつの場合、米びつ
本体41の底部に取り付けた受け器50に下部通気部5
2を設けるとともに、米びつ本体41の底壁に連通孔4
9を設け、かつ蓋体43に上部通気孔48を設けたの
で、米びつに収容した米が呼吸熱を発して温度が上昇し
てもこの熱は外部に放出される。すなわち、熱は空気に
伝わり、この空気は対流により米びつ内部を上方に向か
って流れることになるが、下部通気部52から外気を導
入し、この外気は受け器50の内部空間より連通孔49
を通り、米粒相互の隙間を経て上昇し、蓋体43に設け
た上部通気孔48を通じて外に逃げる。したがって、米
が呼吸熱を発してもこの熱は速やかに外に放出されるか
ら米の温度上昇が防止され、米が蒸れるといった不具合
を回避することができる。
【0037】また、米びつ本体41の外側面には、多数
の放熱フィン55を形成したので、米びつ本体41内の
熱が側壁および放熱フィン55を通じて外に放出される
ようになり、このことからも米の温度上昇を抑止するこ
とができる。
【0038】また、米びつ本体41と蓋体43および受
け器50は互いに分割可能となっているので、米が空に
なった場合にこれらを分割すれば掃除が容易に行えるよ
うになり、特に水洗いが可能であるから、米びつを清潔
な状態に保つことができる。その他、このような第3の
実施例であってあっても、第1、第2の実施例と同様な
作用効果を奏する。
【0039】なお、第2の実施例および第3の実施例に
おいて、上部通気部28、48を蓋体23、43に形成
したが、上部通気部は開閉蓋25、45に形成してもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、米び
つに収容した米が呼吸熱などにより温度上昇しようとし
てもこの熱は通気部を通じて外部に放出されるから、米
の温度上昇を抑止することができ、よってカビの発生
や、米のタンパク質、澱粉、酵素などの分解、ビタミン
の破壊などが防止され、品質低下を防止することができ
る。
【0041】しかも、本米びつは、各部品を分割可能に
構成したから、米が空になった場合にこれらを分割すれ
ば掃除が容易に行えるようになり、特に水洗いが可能で
あるから、米びつを清潔な状態に保つことができる。よ
って、米びつ内に糠や米粉などが残留せず、これら糠や
米粉を餌にする害虫の侵入を防止することができるなど
の効果を奏する。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の一実施例を示し、米びつの斜視
【図2】同実施例の米びつの断面図
【図3】本発明の第2の実施例を示し、米びつの斜視図
【図4】同実施例の米びつを分解した斜視図
【図5】同実施例の米びつの断面図
【図6】同実施例の米びつの通気部を構成するルーバー
構造を示す図
【図7】本発明の第3の実施例を示し、米びつの斜視図
【図8】同実施例の米びつを分解した斜視図
【図9】同実施例の米びつの断面図
【符号の説明】
11、21、41…米びつ本体 13、23、43…蓋体 16…通気部 19…虫除け剤 24、44…米出し入れ口 25、45…開閉蓋 28、48…上部通気部 29、52…下部通気部 30…仕切板 31、49…連通孔 50…受け器 55…放熱フィン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部を設けたプラスチック製の
    米びつ本体と、 上記米びつ本体に脱着可能に取り付けられ、上記開口部
    を開閉可能に閉塞するプラスチック製の蓋体と、 上記米びつ本体および蓋体の少なくとも一方に形成さ
    れ、米に寄生する害虫および米粒の通過を阻止し空気の
    通過を許す通気部と、 を具備したことを特徴とする米びつ。
  2. 【請求項2】 上部に開口部を設けたプラスチック製の
    米びつ本体と、 上記開口部に脱着可能に取り付けられ、米の出し入れが
    可能な米出し入れ口を有するプラスチック製の蓋体と、 上記蓋体に取り付けられ、上記米出し入れ口を開閉する
    プラスチック製の開閉蓋と、 上記蓋体および開閉蓋の少なくとも一方に形成され、米
    に寄生する害虫および米粒の通過を阻止し空気の通過を
    許す上部通気部と、 上記米びつ本体に形成され、米に寄生する害虫および米
    粒の通過を阻止し空気の通過を許す下部通気部と、 を具備したことを特徴とする米びつ。
  3. 【請求項3】 下部通気部は、米びつ本体の底壁および
    底壁に近い側壁の少なくとも一方に形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の米びつ。
  4. 【請求項4】 米びつ本体の内部には、下部通気部より
    も上方に位置して、米粒の通過を阻止し空気の通過を許
    す多数の連通孔を有する仕切板を脱着可能に取り付けた
    ことを特徴とする請求項3に記載の米びつ。
  5. 【請求項5】 上部に開口部を設けたプラスチック製の
    米びつ本体と、 上記開口部に脱着可能に取り付けられ、米の出し入れが
    可能な米出し入れ口を有するプラスチック製の蓋体と、 上記蓋体に取り付けられ、上記米出し入れ口を開閉する
    プラスチック製の開閉蓋と、 上記蓋体および開閉蓋の少なくとも一方に形成され、米
    に寄生する害虫および米粒の通過を阻止し空気の通過を
    許す上部通気部と、 上記米びつ本体の底部に形成され、米粒の通過を阻止し
    空気の通過を許す多数の連通孔と、 上記米びつ本体の底部に脱着可能に取り付けられ、上記
    連通孔から落下する糠や米の粉、破砕米などを受けると
    ともに、米に寄生する害虫および米粒の通過を阻止し空
    気の通過を許す下部通気部を備えた受け器と、 を具備したことを特徴とする米びつ。
  6. 【請求項6】 通気部、上部通気部、下部通気部および
    連通孔の少なくとも一つはメッシュ構造であることを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一に記載の
    米びつ。
  7. 【請求項7】 米びつ本体および蓋体の少なくとも一方
    に、放熱用の多数の突出部を形成したことを特徴とする
    請求項1ないし請求項6のいずれか一に記載の米びつ。
  8. 【請求項8】 米びつ本体または蓋体もしくは開閉蓋の
    内面に、害虫の虫除け剤を脱着可能に取り付けたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一に記載
    の米びつ。
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