JPH11291188A - 振動吸着シリンダ - Google Patents
振動吸着シリンダInfo
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- JPH11291188A JPH11291188A JP9483098A JP9483098A JPH11291188A JP H11291188 A JPH11291188 A JP H11291188A JP 9483098 A JP9483098 A JP 9483098A JP 9483098 A JP9483098 A JP 9483098A JP H11291188 A JPH11291188 A JP H11291188A
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 積み重ねられたシート状物を一枚ずつ確実に
取り出して所定位置に供給することができるようにした
振動吸着シリンダを提供する。 【解決手段】 シリンダ1内にピストン5を組込み、ピ
ストンロッド6の下端にロッド内部と連通する吸着パッ
ド8を取付ける。シリンダ1には給気ポート13と、吸
排気ポート16とを設ける。パイロット弁26には頭部
27とパイロットポート28とを形成し、通路32の入
口には固定絞り弁36を設ける。吸排気ポート16に吸
引力を付与してピストン5を下降させ、吸着パッド8に
よりシート状物Pを吸着して上方に移動させ、その上昇
途中に、ピストン5がパイロット弁26を押し上げる作
用によりパイロット弁座24の下方の第2室10bに圧
力変化を生じさせてピストン5を上下方向に振動させ、
シート状物Pに振動を与えてシート状物Pの重なりを解
除する。
取り出して所定位置に供給することができるようにした
振動吸着シリンダを提供する。 【解決手段】 シリンダ1内にピストン5を組込み、ピ
ストンロッド6の下端にロッド内部と連通する吸着パッ
ド8を取付ける。シリンダ1には給気ポート13と、吸
排気ポート16とを設ける。パイロット弁26には頭部
27とパイロットポート28とを形成し、通路32の入
口には固定絞り弁36を設ける。吸排気ポート16に吸
引力を付与してピストン5を下降させ、吸着パッド8に
よりシート状物Pを吸着して上方に移動させ、その上昇
途中に、ピストン5がパイロット弁26を押し上げる作
用によりパイロット弁座24の下方の第2室10bに圧
力変化を生じさせてピストン5を上下方向に振動させ、
シート状物Pに振動を与えてシート状物Pの重なりを解
除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペーパ等のシー
ト状物を吸着搬送する振動吸着シリンダに関するもので
ある。
ト状物を吸着搬送する振動吸着シリンダに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】積み重ねられたペーパ等のシート状物を
上部から一枚ずつ吸着して上方に取り出すようにした吸
着シリンダとして、実公昭56−36633号公報に記
載されたものが従来から知られている。
上部から一枚ずつ吸着して上方に取り出すようにした吸
着シリンダとして、実公昭56−36633号公報に記
載されたものが従来から知られている。
【0003】上記吸着シリンダは、圧縮エアの供給によ
って吸着パッドが下降し、その吸着パッドがシート状物
に当接すると、そのシート状物を吸着して同時に上方に
移動するようになっており、構成がシンプルであって、
動作が確実であるという特徴を有している。
って吸着パッドが下降し、その吸着パッドがシート状物
に当接すると、そのシート状物を吸着して同時に上方に
移動するようになっており、構成がシンプルであって、
動作が確実であるという特徴を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記吸着シ
リンダにおいては、シート状物を吸着する吸着パッドが
単に所定ストローク上下動するだけであるため、積み重
ねられたシート状物が密着し、あるいは、静電気によっ
て吸着していると、シート状物が重なり合う状態で持ち
上げられることがあり、シート状物を一枚ずつ確実に取
り出して搬送するうえにおいて改善すべき点が残されて
いる。
リンダにおいては、シート状物を吸着する吸着パッドが
単に所定ストローク上下動するだけであるため、積み重
ねられたシート状物が密着し、あるいは、静電気によっ
て吸着していると、シート状物が重なり合う状態で持ち
上げられることがあり、シート状物を一枚ずつ確実に取
り出して搬送するうえにおいて改善すべき点が残されて
いる。
【0005】この発明の課題は、シート状物が重なり合
う状態で取り出されても、その一枚だけを所定の高さま
で取り出すことができるようにした振動吸着シリンダを
提供することである。
う状態で取り出されても、その一枚だけを所定の高さま
で取り出すことができるようにした振動吸着シリンダを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、シリンダ内に筒状のピスト
ンロッドを有するピストンと、そのピストンを上方に押
圧するスプリングとを組込み、上記シリンダには、ピス
トンの上方に形成された上室の上部に連通して給気ポー
トを設け、かつピストンの下方に形成された下室の下部
に連通して吸排気ポートを設け、前記シリンダの下部の
ロッドカバーを貫通してシリンダの下方に位置するピス
トンロッドの下端部に、そのピストンロッドの内部に連
通する吸着パッドを取付け、前記ピストンには、ピスト
ンロッドの内部と上室とを連通させるチャッキ弁ポート
と、上室と下室とを連通させるピストンポートとを形成
し、前記ピストンロッドの上部には、ロッド内部と下室
を連通させるロッドポートを設け、上記チャッキ弁ポー
トに上室内の圧力がピストンロッドの内部の圧力より低
くなると、そのチャッキ弁ポートを開放するチャッキ弁
を組込んだ吸着シリンダにおいて、前記上室内に、その
上室を第1室と第2室に仕切るパイロット弁座を固定
し、そのパイロット弁座をスライド自在に貫通するパイ
ロット弁の上部に、上記パイロット弁座の上面で受けら
れる頭部を設け、上記パイロット弁には、頭部がパイロ
ット弁座より上方に離反したとき、第1室と第2室を連
通するパイロットポートを形成した構成を採用したので
ある。
めに、この発明においては、シリンダ内に筒状のピスト
ンロッドを有するピストンと、そのピストンを上方に押
圧するスプリングとを組込み、上記シリンダには、ピス
トンの上方に形成された上室の上部に連通して給気ポー
トを設け、かつピストンの下方に形成された下室の下部
に連通して吸排気ポートを設け、前記シリンダの下部の
ロッドカバーを貫通してシリンダの下方に位置するピス
トンロッドの下端部に、そのピストンロッドの内部に連
通する吸着パッドを取付け、前記ピストンには、ピスト
ンロッドの内部と上室とを連通させるチャッキ弁ポート
と、上室と下室とを連通させるピストンポートとを形成
し、前記ピストンロッドの上部には、ロッド内部と下室
を連通させるロッドポートを設け、上記チャッキ弁ポー
トに上室内の圧力がピストンロッドの内部の圧力より低
くなると、そのチャッキ弁ポートを開放するチャッキ弁
を組込んだ吸着シリンダにおいて、前記上室内に、その
上室を第1室と第2室に仕切るパイロット弁座を固定
し、そのパイロット弁座をスライド自在に貫通するパイ
ロット弁の上部に、上記パイロット弁座の上面で受けら
れる頭部を設け、上記パイロット弁には、頭部がパイロ
ット弁座より上方に離反したとき、第1室と第2室を連
通するパイロットポートを形成した構成を採用したので
ある。
【0007】上記のような構成を採用すると、給気ポー
トに低圧のエアを供給する状態でシート状物の吸着搬送
を行うと、吸着パッドがシート状物を吸着して持ち上げ
るピストンの上昇行程の途中においてピストンが上下方
向に振動する。すなわち、ピストンの上昇時に、パイロ
ット弁が押し上げられ、パイロットポートにより第1室
と第2室とが連通して第2室の圧力が高くなると、ピス
トンが下降し、同時にパイロット弁が下降して第1室と
第2室の連通を遮断し、その遮断により第2室のエアが
ピストンポートを介して下室に吸引されるため、ピスト
ンが再度上昇してパイロット弁を押し上げ、上記の動作
の繰り返しによりピストンが上下に振動する。
トに低圧のエアを供給する状態でシート状物の吸着搬送
を行うと、吸着パッドがシート状物を吸着して持ち上げ
るピストンの上昇行程の途中においてピストンが上下方
向に振動する。すなわち、ピストンの上昇時に、パイロ
ット弁が押し上げられ、パイロットポートにより第1室
と第2室とが連通して第2室の圧力が高くなると、ピス
トンが下降し、同時にパイロット弁が下降して第1室と
第2室の連通を遮断し、その遮断により第2室のエアが
ピストンポートを介して下室に吸引されるため、ピスト
ンが再度上昇してパイロット弁を押し上げ、上記の動作
の繰り返しによりピストンが上下に振動する。
【0008】このため、吸着パッドに吸着されているシ
ート状物が数枚重なり合う状態であると、シート状物は
分離されて一枚のシート状物が吸着パッドに保持され、
その一枚のシート状物をピストンのストローク分だけ持
ち上げることができる。
ート状物が数枚重なり合う状態であると、シート状物は
分離されて一枚のシート状物が吸着パッドに保持され、
その一枚のシート状物をピストンのストローク分だけ持
ち上げることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、シリンダ1
は、シリンダチューブ2と、その上端に取付けたヘッド
カバー3と、シリンダチューブの下端に取付けたロッド
カバー4とから成る。
面に基づいて説明する。図1に示すように、シリンダ1
は、シリンダチューブ2と、その上端に取付けたヘッド
カバー3と、シリンダチューブの下端に取付けたロッド
カバー4とから成る。
【0010】シリンダ1内にはピストン5がスライド自
在に組込まれ、そのピストン5の下面に接続された筒状
のピストンロッド6がロッドカバー4に形成されたロッ
ド挿入孔7にスライド自在に挿通されている。ピストン
ロッド6の下端には吸着パッド8が取付けられ、その吸
着パッド8にピストンロッド6の内部に連通する吸引孔
9が設けられている。
在に組込まれ、そのピストン5の下面に接続された筒状
のピストンロッド6がロッドカバー4に形成されたロッ
ド挿入孔7にスライド自在に挿通されている。ピストン
ロッド6の下端には吸着パッド8が取付けられ、その吸
着パッド8にピストンロッド6の内部に連通する吸引孔
9が設けられている。
【0011】シリンダ1の内部は、上記ピストン5の組
込みによって上室10と下室11に仕切られ、下室11
にはピストン5を上向きに押圧するスプリング12が組
込まれている。
込みによって上室10と下室11に仕切られ、下室11
にはピストン5を上向きに押圧するスプリング12が組
込まれている。
【0012】シリンダ1のヘッドカバー3には上室10
に連通する給気ポート13が設けられ、その給気ポート
13に接続されたエア供給管14に2ポート2位置切換
弁15が接続されている。
に連通する給気ポート13が設けられ、その給気ポート
13に接続されたエア供給管14に2ポート2位置切換
弁15が接続されている。
【0013】一方、シリンダ1のロッドカバー4には下
室11に連通して吸排気ポート16が設けられ、その吸
排気ポート16はエジェクタ通路17と連通し、このエ
ジェクタ通路17の入口に接続されたエア供給管18に
3ポート2位置切換弁19が接続されている。
室11に連通して吸排気ポート16が設けられ、その吸
排気ポート16はエジェクタ通路17と連通し、このエ
ジェクタ通路17の入口に接続されたエア供給管18に
3ポート2位置切換弁19が接続されている。
【0014】前記ピストン5は、上面に突出部20を有
する。そのピストン5には上室10とピストンロッド6
の内部を連通するチャッキ弁ポート21と、上室10と
下室11を連通するピストンポート22とが設けられて
いる。チャッキ弁ポート21に組込まれたチャッキ弁2
3は、上室10の圧力がピストンロッド6の内部の圧力
より低くなると、チャッキ弁ポート21を開放する。前
記ピストンロッド6の上部には、ロッド5内部と下室1
1を連通するロッドポート33が設けられている。
する。そのピストン5には上室10とピストンロッド6
の内部を連通するチャッキ弁ポート21と、上室10と
下室11を連通するピストンポート22とが設けられて
いる。チャッキ弁ポート21に組込まれたチャッキ弁2
3は、上室10の圧力がピストンロッド6の内部の圧力
より低くなると、チャッキ弁ポート21を開放する。前
記ピストンロッド6の上部には、ロッド5内部と下室1
1を連通するロッドポート33が設けられている。
【0015】上室10にはパイロット弁座24が固定さ
れ、そのパイロット弁座24によって上室10は第1室
10aと第2室10bとに仕切られている。パイロット
弁座24には上下に貫通する挿通孔25が形成され、そ
の挿通孔25にロッド状のパイロット弁26がスライド
自在に挿通されている。
れ、そのパイロット弁座24によって上室10は第1室
10aと第2室10bとに仕切られている。パイロット
弁座24には上下に貫通する挿通孔25が形成され、そ
の挿通孔25にロッド状のパイロット弁26がスライド
自在に挿通されている。
【0016】パイロット弁26はパイロット弁座24の
上面で受けられる頭部27を有する。このパイロット弁
26にはパイロットポート28が形成され、そのパイロ
ットポート28はパイロット弁26の外周の上下端部で
開口し、上記パイロット弁26が上昇して頭部27がパ
イロット弁座24の上面から離れると、上部開口が開口
し、そのパイロットポート28によって第1室10aと
第2室10bが連通する。
上面で受けられる頭部27を有する。このパイロット弁
26にはパイロットポート28が形成され、そのパイロ
ットポート28はパイロット弁26の外周の上下端部で
開口し、上記パイロット弁26が上昇して頭部27がパ
イロット弁座24の上面から離れると、上部開口が開口
し、そのパイロットポート28によって第1室10aと
第2室10bが連通する。
【0017】第1室10aには、パイロット弁26の頭
部27上方に振動調整バルブ29がスライド自在に組込
まれている。振動調整バルブ29は、パイロット弁26
の上部が収納可能な凹所30を下面に有し、その凹所3
0の底面にパイロット弁26の頭部27が当接する手前
の状態において、パイロットポート28の上部開口が上
記凹所30内で開口するようになっている。
部27上方に振動調整バルブ29がスライド自在に組込
まれている。振動調整バルブ29は、パイロット弁26
の上部が収納可能な凹所30を下面に有し、その凹所3
0の底面にパイロット弁26の頭部27が当接する手前
の状態において、パイロットポート28の上部開口が上
記凹所30内で開口するようになっている。
【0018】また、振動調整バルブ29には、上記凹所
30と振動調整バルブ29上に設けられたエア供給室3
1とを連通する通路32が有り、前記通路32の入口に
固定絞り弁36が設けられている。
30と振動調整バルブ29上に設けられたエア供給室3
1とを連通する通路32が有り、前記通路32の入口に
固定絞り弁36が設けられている。
【0019】実施の形態で示す振動吸着シリンダは上記
の構成から成り、マガジン40内に積み重ねられたシー
ト状物Pの吸着搬送に際しては、3ポート2位置切換弁
19をエア供給位置に切換えて、エア供給管18からエ
ジェクタ通路17に圧縮エアを供給する。一方、2ポー
ト2位置切換弁15をエア供給位置に切換えて、エア供
給管14からエア供給室31に低プラス圧、例えば、
0.5kg/cm2 程度の低圧の圧縮エアを供給する。
の構成から成り、マガジン40内に積み重ねられたシー
ト状物Pの吸着搬送に際しては、3ポート2位置切換弁
19をエア供給位置に切換えて、エア供給管18からエ
ジェクタ通路17に圧縮エアを供給する。一方、2ポー
ト2位置切換弁15をエア供給位置に切換えて、エア供
給管14からエア供給室31に低プラス圧、例えば、
0.5kg/cm2 程度の低圧の圧縮エアを供給する。
【0020】エジェクタ通路17に圧縮エアを供給する
と、吸排気ポート16に吸引力が作用し、その吸引力に
よって下室11のエアが吸引される。このため、下室1
1の圧力が低下する。
と、吸排気ポート16に吸引力が作用し、その吸引力に
よって下室11のエアが吸引される。このため、下室1
1の圧力が低下する。
【0021】このとき、下室11と第2室10bとはピ
ストンポート22によって連通しているため、第2室1
0bのエアは下室11側に吸引されるが、第2室10b
は吸着パッド8の吸引孔9、ピストンロッド6の内部お
よびチャッキ弁ポート21を介して外部と連通している
ため、第2室10bはおよそ大気圧に保持される。この
ため、上記第2室10bと下室11とに圧力差が生じ、
その圧力差によってピストン5はスプリング12の弾圧
に抗して下降する。
ストンポート22によって連通しているため、第2室1
0bのエアは下室11側に吸引されるが、第2室10b
は吸着パッド8の吸引孔9、ピストンロッド6の内部お
よびチャッキ弁ポート21を介して外部と連通している
ため、第2室10bはおよそ大気圧に保持される。この
ため、上記第2室10bと下室11とに圧力差が生じ、
その圧力差によってピストン5はスプリング12の弾圧
に抗して下降する。
【0022】一方、エア供給室31には低プラス圧の圧
力が付与されているため、ピストン5の下降と共に、パ
イロット弁26および振動調整バルブ29が下降する。
力が付与されているため、ピストン5の下降と共に、パ
イロット弁26および振動調整バルブ29が下降する。
【0023】図2は、吸着パッド8が積み重ねられたシ
ート状物Pの上面に当接した位置まで下降した状態を示
す。このとき、振動調整バルブ29はパイロット弁座2
4で受け止められ、一方、パイロット弁26は、その頭
部27がパイロット弁座24の上面で受けられて停止状
態にあり、第1室10aと第2室10bとは非連通の状
態にある。
ート状物Pの上面に当接した位置まで下降した状態を示
す。このとき、振動調整バルブ29はパイロット弁座2
4で受け止められ、一方、パイロット弁26は、その頭
部27がパイロット弁座24の上面で受けられて停止状
態にあり、第1室10aと第2室10bとは非連通の状
態にある。
【0024】図2に示すように、シート状物Pの上面に
吸着パッド8が当接すると、下室11は外部と遮断され
るため、下室11の吸引力はピストンポート22を介し
て第2室10bに作用し、第2室10bの圧力が低下す
る。その圧力の低下によってチャッキ弁23が開放し、
吸着パッド8の内部に作用する吸引力によって、シート
状物Pが吸着保持される。
吸着パッド8が当接すると、下室11は外部と遮断され
るため、下室11の吸引力はピストンポート22を介し
て第2室10bに作用し、第2室10bの圧力が低下す
る。その圧力の低下によってチャッキ弁23が開放し、
吸着パッド8の内部に作用する吸引力によって、シート
状物Pが吸着保持される。
【0025】上記のように、吸着パッド8がシート状物
Pを吸着すると、下室11、第2室10b、ピストンロ
ッド6の内部がすべてマイナス圧となり、大気圧との圧
力差による力と、スプリング12の弾力の和によってピ
ストン5が上昇し、その上昇途中において、ピストン5
の押圧により、パイロット弁26が押し上げられる。
Pを吸着すると、下室11、第2室10b、ピストンロ
ッド6の内部がすべてマイナス圧となり、大気圧との圧
力差による力と、スプリング12の弾力の和によってピ
ストン5が上昇し、その上昇途中において、ピストン5
の押圧により、パイロット弁26が押し上げられる。
【0026】図3(I)に示すように、パイロット弁2
6の頭部27がパイロット弁座24の上面から離れる
と、上部開口が開口し、凹所30内の低プラス圧がパイ
ロットポート28によって、第2室10bに流入し、第
2室10bの圧力が下室11の圧力より高くなる。
6の頭部27がパイロット弁座24の上面から離れる
と、上部開口が開口し、凹所30内の低プラス圧がパイ
ロットポート28によって、第2室10bに流入し、第
2室10bの圧力が下室11の圧力より高くなる。
【0027】このため、ピストン5は下降し、その下降
によってパイロット弁26も下降し、図3(II)に示す
ように、パイロット弁26の頭部27がパイロット弁座
24の上面で支持されると、第1室10aと第2室10
bの連通が遮断される。
によってパイロット弁26も下降し、図3(II)に示す
ように、パイロット弁26の頭部27がパイロット弁座
24の上面で支持されると、第1室10aと第2室10
bの連通が遮断される。
【0028】このとき、第2室10bのエアは、ピスト
ンポート22を介して下室11に吸引されるため、第2
室10bの圧力は低下し、その圧力の低下によって下室
11、第2室10b、ピストンロッド6の内部等がすべ
てマイナス圧となり、大気圧との圧力差による力とスプ
リング12の弾力の和によりピストン5は再度上昇し
て、図3に示すように、パイロット弁26を押し上げ、
以後上記の作用が繰り返し行われる。この時、振動調整
バルブ29の中央部に設けた固定絞り弁36の大きさに
より、第2室10bに流入する流量が変わるので、振動
の振巾値も変化する。
ンポート22を介して下室11に吸引されるため、第2
室10bの圧力は低下し、その圧力の低下によって下室
11、第2室10b、ピストンロッド6の内部等がすべ
てマイナス圧となり、大気圧との圧力差による力とスプ
リング12の弾力の和によりピストン5は再度上昇し
て、図3に示すように、パイロット弁26を押し上げ、
以後上記の作用が繰り返し行われる。この時、振動調整
バルブ29の中央部に設けた固定絞り弁36の大きさに
より、第2室10bに流入する流量が変わるので、振動
の振巾値も変化する。
【0029】このため、ピストン5およびピストンロッ
ド6は上下方向に振動し、吸着されたシート状物Pが数
枚重なり合う状態であると、上記振動によってシート状
物Pに分離力が作用し、余分なシート状物Pはマガジン
40内に落下し、一枚のシート状物Pのみが吸着パッド
8で吸着される。
ド6は上下方向に振動し、吸着されたシート状物Pが数
枚重なり合う状態であると、上記振動によってシート状
物Pに分離力が作用し、余分なシート状物Pはマガジン
40内に落下し、一枚のシート状物Pのみが吸着パッド
8で吸着される。
【0030】ピストン5およびピストンロッド6に作用
する振動は、2ポート2位置切換弁15がエア供給状態
にある間、繰り返し行われ、その2ポート2位置切換弁
15をエア供給遮断位置に切り換えると、エア供給室3
1、第2室10b、第1室10aおよび下室11のそれ
ぞれがマイナス圧に保持される。
する振動は、2ポート2位置切換弁15がエア供給状態
にある間、繰り返し行われ、その2ポート2位置切換弁
15をエア供給遮断位置に切り換えると、エア供給室3
1、第2室10b、第1室10aおよび下室11のそれ
ぞれがマイナス圧に保持される。
【0031】このため、ピストン5は下室11、第2室
10b、ピストンロッド6の内部等がすべてマイナス圧
となり、大気圧との圧力差による力とスプリング12の
弾力の和により上昇し、そのピストン5によりパイロッ
ト弁26が押し上げられ、パイロット弁26および振動
調整バルブ29が上方に移動(第2ストローク分だけ
(残りのストローク分だけ))し、各部品は図1に示す
原点位置に復帰する。その原点位置において振動吸着シ
リンダの全体を水平方向移動させ、所定の位置まで移動
させたのち、3ポート2位置切換弁19を開放位置に切
り換えると、ロッド6の内部と下室11を連通させるロ
ッドポート33により、吸着パッド8の内部は大気圧に
保持されるため、シート状物Pは吸着解除されて下方に
落下し、シート状物Pが所定位置に供給される。
10b、ピストンロッド6の内部等がすべてマイナス圧
となり、大気圧との圧力差による力とスプリング12の
弾力の和により上昇し、そのピストン5によりパイロッ
ト弁26が押し上げられ、パイロット弁26および振動
調整バルブ29が上方に移動(第2ストローク分だけ
(残りのストローク分だけ))し、各部品は図1に示す
原点位置に復帰する。その原点位置において振動吸着シ
リンダの全体を水平方向移動させ、所定の位置まで移動
させたのち、3ポート2位置切換弁19を開放位置に切
り換えると、ロッド6の内部と下室11を連通させるロ
ッドポート33により、吸着パッド8の内部は大気圧に
保持されるため、シート状物Pは吸着解除されて下方に
落下し、シート状物Pが所定位置に供給される。
【0032】なお、図1に示すように、パイロット弁座
24に第2室10bと連通する給気ポート34を形成
し、その給気ポート34に接続した給気通路38に2ポ
ート2位置切換弁35を接続しておくと、シート状物P
を所定の高さまで持ち上げ、振動吸着シリンダの全体を
横方向に移動させてから、上記2ポート2位置切換弁3
5をエア供給位置に切換えて給気通路38から第2室1
0bに低プラス圧を供給することにより、ピストン5と
共にシート状物Pを下降させることができる。その下降
状態において、3ポート2位置切換弁19を開放するこ
とにより、シート状物Pを下降位置において吸着解除す
ることができる。
24に第2室10bと連通する給気ポート34を形成
し、その給気ポート34に接続した給気通路38に2ポ
ート2位置切換弁35を接続しておくと、シート状物P
を所定の高さまで持ち上げ、振動吸着シリンダの全体を
横方向に移動させてから、上記2ポート2位置切換弁3
5をエア供給位置に切換えて給気通路38から第2室1
0bに低プラス圧を供給することにより、ピストン5と
共にシート状物Pを下降させることができる。その下降
状態において、3ポート2位置切換弁19を開放するこ
とにより、シート状物Pを下降位置において吸着解除す
ることができる。
【0033】実施の形態では、上室10内に固定絞り弁
36を有する振動調整バルブ29をスライド自在に設け
たが、その振動調整バルブ29を省略し、その代りに、
図1に示すように、エア供給管14に可変絞り弁37を
取付け、その可変絞り弁37の絞り調整により、振動の
強さを調整できるようにしてもよい。
36を有する振動調整バルブ29をスライド自在に設け
たが、その振動調整バルブ29を省略し、その代りに、
図1に示すように、エア供給管14に可変絞り弁37を
取付け、その可変絞り弁37の絞り調整により、振動の
強さを調整できるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明は、吸着パッド
で吸着したシート状物の上昇行程の途中において、ピス
トンおよびピストンロッドに上下方向の振動を与えるよ
うにしたので、シート状物が重なり合う状態で取り出さ
れても、その重なりを解除することができ、一枚のシー
ト状物のみを所定の位置まで確実に取り出すことができ
る。
で吸着したシート状物の上昇行程の途中において、ピス
トンおよびピストンロッドに上下方向の振動を与えるよ
うにしたので、シート状物が重なり合う状態で取り出さ
れても、その重なりを解除することができ、一枚のシー
ト状物のみを所定の位置まで確実に取り出すことができ
る。
【0035】また、シリンダの上室内にパイロット弁座
とパイロット弁とを組込み、そのパイロット弁座によっ
て仕切られた第1室と第2室の圧力差を利用してピスト
ンに上下方向の振動を与える構成であるため、簡単な構
成の製作の容易なコストの安い振動吸着シリンダを提供
することができる。
とパイロット弁とを組込み、そのパイロット弁座によっ
て仕切られた第1室と第2室の圧力差を利用してピスト
ンに上下方向の振動を与える構成であるため、簡単な構
成の製作の容易なコストの安い振動吸着シリンダを提供
することができる。
【図1】この発明に係る振動吸着シリンダの実施の形態
を示す縦断正面図
を示す縦断正面図
【図2】図上の吸着パッドの下降状態を示す縦断正面図
【図3】(I)、(II)は同上のピストンの振動付与状
態を段階的に示す断面図
態を段階的に示す断面図
1 シリンダ 5 ピストン 6 ピストンロッド 8 吸着パッド 10 上室 11 下室 12 スプリング 13 給気ポート 16 吸排気ポート 21 チャッキ弁ポート 23 チャッキ弁 24 パイロット弁座 10a 第1室 10b 第2室 26 パイロット弁 27 頭部 28 パイロットポート 33 ロッドポート 34 給気ポート 37 外部絞り調整弁
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ内に筒状のピストンロッドを有
するピストンと、そのピストンを上方に押圧するスプリ
ングとを組込み、上記シリンダには、ピストンの上方に
形成された上室の上部に連通して給気ポートを設け、か
つピストンの下方に形成された下室の下部に連通して吸
排気ポートを設け、前記シリンダの下部のロッドカバー
を貫通してシリンダの下方に位置するピストンロッドの
下端部に、そのピストンロッドの内部に連通する吸着パ
ッドを取付け、前記ピストンには、ピストンロッドの内
部と上室とを連通させるチャッキ弁ポートと、上室と下
室とを連通させるピストンポートとを形成し、前記ピス
トンロッドの上部には、ロッド内部と下室を連通させる
ロッドポートを設け、上記チャッキ弁ポートに上室内の
圧力がピストンロッドの内部の圧力より低くなると、そ
のチャッキ弁ポートを開放するチャッキ弁を組込んだ吸
着シリンダにおいて、前記上室内に、その上室を第1室
と第2室に仕切るパイロット弁座を固定し、そのパイロ
ット弁座をスライド自在に貫通するパイロット弁の上部
に、上記パイロット弁座の上面で受けられる頭部を設
け、上記パイロット弁には、頭部がパイロット弁座より
上方に離反したとき、第1室と第2室を連通するパイロ
ットポートを形成したことを特徴とする振動吸着シリン
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9483098A JPH11291188A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 振動吸着シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9483098A JPH11291188A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 振動吸着シリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291188A true JPH11291188A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14120977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9483098A Pending JPH11291188A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 振動吸着シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291188A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1094219A2 (en) | 1999-09-21 | 2001-04-25 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Swash plate compressor piston with pore-free die-casted head |
| CN103009396A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-04-03 | 温州中科自动化设备有限公司 | 内置吸气气缸 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP9483098A patent/JPH11291188A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1094219A2 (en) | 1999-09-21 | 2001-04-25 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Swash plate compressor piston with pore-free die-casted head |
| CN103009396A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-04-03 | 温州中科自动化设备有限公司 | 内置吸气气缸 |
| CN103009396B (zh) * | 2012-11-29 | 2015-08-19 | 温州中科自动化设备有限公司 | 内置吸气气缸 |
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