JPH11292088A - 通気性包装袋及びその製造方法 - Google Patents

通気性包装袋及びその製造方法

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JPH11292088A
JPH11292088A JP10107085A JP10708598A JPH11292088A JP H11292088 A JPH11292088 A JP H11292088A JP 10107085 A JP10107085 A JP 10107085A JP 10708598 A JP10708598 A JP 10708598A JP H11292088 A JPH11292088 A JP H11292088A
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一紀 山形
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生鮮果菜類等の特に通気性を要する商品を収
納した状態で店頭販売できるようにした通気性包装袋及
びその製造方法を提供する。 【構成】 物品収納室を挟んで合成樹脂製の表裏ネット
シート部を配置した袋体の両側縁に位置して両ネットシ
ート部を相互に溶着するサイドシール部を形成した構成
において、前記ネットシート部が、物品収納室に臨む部
位では、多数のモノフィラメント状の線条を交差して一
体化せしめた伸縮自在な網目を構成する一方、前記サイ
ドシール部が、袋体の両側縁に沿って設けた合成樹脂フ
ィルムから成るシールテープ片と表裏ネットシート部を
一体的に溶着した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生鮮果菜類等の特
に通気性を要する商品を収納した状態で店頭販売できる
ようにした通気性包装袋とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】枝豆やオクラ等の小さい野菜や、金柑等
の小さい果実(このような野菜と果実を含んで生鮮果菜
類と総称する)は、一定量を包装袋に収納して店頭販売
することが望ましく、鮮度維持のために通気性を保証す
る必要がある。このため、従来、多数のモノフィラメン
ト状の線条を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を
有するネットチューブから成る筒袋が提供されている。
即ち、ネットチューブを所定長さに寸断すると共に、一
端を集束して溶着することにより底部を備えた筒袋を形
成し、該筒袋に果菜類を収納した後、紙ヘッダーをホッ
チキス止めすることにより筒袋の開口部を閉鎖せしめて
いる。然しながら、このような筒袋は、筒状に形成され
ているため、果菜類を収納した状態で、放射方向に膨ら
んでしまい商品陳列のための体裁が良くない。
【0003】ところで、各種の小物商品を収納した状態
で店頭販売できるようにした包装袋は、本出願人におい
て種々提案してきたところであり、このような包装袋
は、合成樹脂フィルムから成る表フィルム及び裏フィル
ムを溶断溶着することによりほぼ矩形の袋体を構成し、
必要に応じ、袋上部に吊下用のヘッダーを設けている。
従って、商品を収納した状態で袋体が表裏両方向に膨ら
んで周縁を歪ませるが、全体的には周縁を原形の矩形に
近い形態に保持できるので商品陳列のための体裁が悪く
ない。然しながら、このような包装袋を前述のような生
鮮果菜類の包装袋として用いると、収納した生鮮果菜類
が密封され、通気性が乏しく早期に鮮度を低下してしま
う。即ち、生鮮果菜類は呼吸により鮮度を維持している
ため、通気性を妨げると早期に劣化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、生鮮果菜類の包装袋を形成するに際し、袋体の両面
を合成樹脂製のネットシートにより構成し、表裏両ネッ
トシート部を溶着することにより全体としてほぼ矩形の
袋体を形成すれば、必要充分な通気性が保証されると共
に、前述のような商品収納状態での外観体裁が良く、生
鮮果菜類のための理想的な包装袋を提供できることを知
得した。
【0005】そして、このような包装袋を構成する合成
樹脂製ネットシートのために使用可能な素材を探究した
ところ、更に、次のような問題点を知見した。 (1)前述のような生鮮果菜類は、比較的嵩の低い小物
商品ではあるが、定量を包装する関係上、包装袋が偏平
な状態から商品を収納すると容易に膨らみ、理想的には
ネット部分が伸縮することが望ましい。そこで、多数の
モノフィラメント状の線条を交差して一体化せしめた伸
縮自在な網目を構成した合成樹脂製ネットシートを使用
し、表裏両ネットシート部を重合した状態で両側縁を溶
断溶着すれば、この点の要求にかなう袋体を提供できる
ことが知見される。然しながら、実際に、このようなネ
ットシートを用いて製袋した包装袋に商品を収納する
と、表裏両ネットシート部の溶断溶着部が容易に剥離し
てしまい、到底、使用に耐えないことが判明した。 (2)製袋方法に関しては、従来のフィルム製の袋と同
様に、帯状のネットシートを帯幅方向に半折重合せしめ
た後、半折ネットシートの長手方向に所定間隔をあけて
該シートの幅方向に表裏ネットシート部を溶断溶着する
技術が予見され、これによれば、生産性の高い製袋を行
うことができる。然しながら、前述のようなモノフィラ
メント状の線条から成る網目を構成するネットシート
は、伸縮性に富むと共に保形性が極めて低いため、帯状
のネットシートを半折することが極めて困難である。特
に、半折時に網目が伸縮しつつ容易に変形するため、折
曲後のネットシートの対向端縁が相互に一直線に整合し
て揃わず、所望の形態の袋体を形成することが至難であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した通気性包装袋及びその製造方法を提供するもので
ある。
【0007】そこで、本発明の通気性包装袋が手段とし
て構成したところは、物品収納室を挟んで合成樹脂製の
表裏ネットシート部を配置した袋体の両側縁に位置して
両ネットシート部を相互に溶着するサイドシール部を形
成して成る通気性包装袋であって、表裏ネットシート部
が、多数のモノフィラメント状の線条を交差して一体化
せしめた伸縮自在な網目を構成して成り、前記サイドシ
ール部が、袋体の両側縁に沿って設けた合成樹脂フィル
ムから成るシールテープ片と表裏ネットシート部を一体
的に溶着して成る点にある。
【0008】この際、表裏ネットシート部は、前記サイ
ドシール部において線条を偏平としたリボン部を形成
し、該リボン部と前記シールテープ片を一体的に溶着す
ることが好ましい。
【0009】前記サイドシール部は、一対のシールテー
プ片の間に表裏ネットシート部を挟んだ状態で溶着一体
化せしめられることが好ましいが、表裏ネットシート部
の間にシールテープ片を挟んだ状態で溶着一体化せしめ
ても良い。
【0010】本発明の好ましい実施形態において、表裏
ネットシート部は、ネットチューブを切開することによ
り形成され、袋体の底部に沿って折返されている。
【0011】また、本発明の通気性包装袋の製造方法が
手段として構成したところは、多数のモノフィラメント
状の線条を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を備
えた合成樹脂製のネットチューブをほぼ平行な折曲線を
備えたフラットな偏平形態として長手方向に繰出すネッ
トチューブ繰出工程と、偏平なネットチューブを一方の
折曲線に沿って切開することにより半折状態の表裏ネッ
トシート部を備えた半折ネットシートを形成する切開工
程と、前記半折ネットシートの長手方向に所定間隔をあ
けて該ネットシートの幅方向にシールテープ片を配置す
ると共に、該シールテープ片と表裏ネットシート部を溶
着一体化することによりサイドシール部を形成するサイ
ドシール工程と、前記ネットシートの幅方向に向かう分
断線に沿って前記サイドシール部を分断する分断工程と
から成る点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0013】〔通気性包装袋の実施形態〕図1に示すよ
うに、袋体1は、表裏両面に配置された表ネットシート
部2と裏ネットシート部3の間に物品収納室4を構成
し、袋体1の両側縁に位置して両ネットシート部2、3
を相互に溶着するサイドシール部6、6を設けている。
【0014】図例の場合、表裏ネットシート部2、3
は、一枚のネットシートを袋体1の底部7に沿って折返
された形態とされているが、それぞれ別体の二枚の表裏
ネットシートにより表裏ネットシート部2、3を構成
し、袋体1の両側縁のサイドシール部6、6と同様の溶
着部分を袋体1の底部7に設けることにより、表裏ネッ
トシート部2、3の上部を除く三方を溶着しても良い。
【0015】折返状態とされた表裏ネットシート部2、
3の対向端縁は、相互に一直線に整合して揃えられた開
口縁2a、3aを備えており、これにより物品収納室4
の開口部8を形成する。
【0016】裏ネットシート部3の開口縁3aには、上
方に延びる合成樹脂フィルム製の封口片9が設けられて
おり、該封口片9を裏ネットシート部3の外側に重合し
た状態で開口縁3a及び下方部位の幅方向に溶着せしめ
る封口片溶着線10a、10bが形成されている。尚、
封口片9の自由端近傍部には離型フィルム11により被
覆された感圧接着剤から成る接着剤層12が設けられて
いる。
【0017】表ネットシート部2の開口縁2aには、合
成樹脂フィルム製の受片13が設けられており、該受片
13を開口縁2aの外側に重合した状態で開口縁2a及
び下方部位の幅方向に溶着せしめる受片溶着線14a、
14bが形成されている。
【0018】従って、離型フィルム11を剥離した後、
封口片9を折曲して接着剤層12を受片13の外面に接
着せしめることにより、該封口片9を介して開口部8を
封口することができる。この際、離型フィルム11付き
の接着剤層12は、封口片9に設ける代わりに、受片1
3に設けても良い。また、このような接着剤層12によ
る開閉固着手段に代えて、公知のチャックテープを設け
ても良い。
【0019】図2に示すように、表裏ネットシート部
2、3は、断面をほぼ円形又は楕円形とした多数のモノ
フィラメント状の線条15を交差して一体化せしめた伸
縮自在な網目を備えたシートを構成する。
【0020】そこで、表裏ネットシート部2、3は、物
品収納室4に臨む部位では、前記線条15により断面を
ほぼ円形又は楕円形とされた糸条部16を構成するが、
前記溶着線10a、10b及び14a、14b並びにサ
イドシール部6、6に位置する部位では、線条15を偏
平としたリボン部17を構成する。このようなリボン部
17は、加熱体により、表裏ネットシート部2、3を構
成する線条15を偏平なシート状のリボン形態とされる
まで押圧し続けることにより形成される。
【0021】即ち、封口片9を裏ネットシート部3に重
ねた状態で、該封口片9の外面から熱ローラ等の加熱体
を押圧せしめることにより、袋体1の幅方向に一直線状
の封口片溶着線10a、10bを形成し、その際、裏ネ
ットシート部3に形成されるリボン部を封口片9に溶着
せしめる。
【0022】同様に、受片13を表ネットシート部2に
重ねた状態で、該受片13の外面から熱ローラ等の加熱
体を押圧せしめることにより、袋体1の幅方向に一直線
状の受片溶着線14a、14bを形成し、その際、表ネ
ットシート部2に形成されるリボン部を受片13に溶着
せしめる。
【0023】図1(C)及び図2に示すように、袋体1
の両側縁に形成したサイドシール部6、6は、袋体1の
両側縁に沿って、合成樹脂フィルムから成るシールテー
プ片18を設けており、該シールテープ片18と表裏ネ
ットシート部2、3を溶着一体化することにより形成さ
れている。即ち、サイドシール部6の両面を挟んで熱板
等の加熱体を圧着せしめることにより、表裏ネットシー
ト部2、3の線条15を変形させながらリボン部17を
形成しつつ、該リボン部17をシールテープ片18に溶
着一体化する。
【0024】このように表及び/又は裏ネットシート部
2、3の線条15を偏平に変形した格子状のリボン部1
7を形成する構成によれば、前記溶着線10a、10b
及び14a、14bにおいて該リボン部17を封口片9
及び受片13に対して、線的な溶着ではなく面的な溶着
により、強固に結合せしめることが可能になる。
【0025】尚、受片13の受片溶着線14a、14b
は、表ネットシート部2の内側に受板を挿入した状態
で、受片13の外側から熱板等の加熱体を圧着すること
により形成することができる。また、封口片9の封口片
溶着線10a、10bも、同様に、裏ネットシート部2
の内側に受板を挿入した状態で、封口片9の外側から熱
板等の加熱体を圧着することにより形成することができ
る。
【0026】図1及び図2に示す実施例において、サイ
ドシール部6、6には、一対のシールテープ片18a、
18aが表裏ネットシート部2、3を挟んで設けられ、
対向する一対の熱板等の加熱体を圧着せしめることによ
り、表裏ネットシート部2、3により形成されるリボン
部17を一対のシールテープ片18a、18aの間に溶
着一体化したサンドイッチ構造を構成している。この場
合、リボン部17がシールテープ片18a、18aのそ
れぞれに溶着されるだけでなく、リボン部17の網目を
介して一対のシールテープ片18a、18aが相互に溶
着される。
【0027】後述する図8に示す実施例においては、サ
イドシール部6、6は、一枚のシールテープ片18を表
裏ネットシート2、3の間に介装せしめた構成とされ、
表裏ネットシート部2、3に対して、対向する一対の熱
板等の加熱体を圧着せしめることにより、該表裏ネット
シート部2、3により形成されるそれぞれのリボン部1
7、17をシールテープ片18の両面に溶着一体化した
サンドイッチ構造を構成する。
【0028】〔製袋方法の第1実施形態〕袋体1の表裏
ネットシート部2、3を形成するための素材は、図3
(A)に示すようなネットチューブ19が用いられる。
ネットチューブ19は、前述のように、断面をほぼ円形
又は楕円形とした多数のモノフィラメント状の線条15
を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を構成してお
り、柔軟なチューブ体として一体成形されている。
【0029】このようなネットチューブ19は、図6に
示すように、ロール20を構成するように長手方向に巻
回されている。従って、ロール20を構成するネットチ
ューブ19は、フラットな偏平形態に緊締され、これに
より、図3(A)に示すように、偏平チューブの対向二
辺にほぼ平行な折曲線21、22を形成せしめられてい
る。即ち、折曲線21、22に位置して、チューブを構
成する線条15が折曲され折曲癖を付与されている。
尚、ロール20に巻回されたネットチューブ19の折曲
線21、22における折曲癖が十分でないときは、繰出
後、一対の挟着ローラを通過せしめることにより、十分
な折曲癖を付与した折曲線21、22を形成せしめるよ
うに構成しても良い。
【0030】そこで、折曲線21、22を備えると共に
フラットな偏平形態とされたネットチューブ19は、ロ
ール20から長手方向に繰出される(ネットチューブ繰
出工程)。
【0031】前記ロール20から繰出されたネットチュ
ーブ19は、切断刃又は低温溶断刃を備えた切開手段2
3へと移送され、該切開手段23により一方の折曲線2
2に沿って切開され、図3(B)に示すように、他方の
折曲線21から半折状態で延びる表裏ネットシート部
2、3を備えた半折ネットシート24を形成せしめられ
る(切開工程)。ネットチューブ19と半折ネットシー
ト24の連続体は、移送状態でテンションを付与される
と、網目を容易に変形することにより全体に歪みを生じ
てしまうため、段差ロール等のテンション付加ロールを
経ないで、無テンションのまま間欠駆動ローラ25、2
5へ送られ、間欠移送される。このため、切開手段23
により切開された半折ネットシート24は、歪みを生じ
ることがなく、その結果、折曲線22に沿って切開され
た表裏ネットシート部2、3の対向端縁2b、3bを相
互に一直線に整合して揃えられる。
【0032】封口片9を提供するために、図6に示すよ
うに、ロール26から帯状フィルム27が繰出され、前
記間欠駆動ローラ25を通過せしめられる際に、半折ネ
ットシート24の裏ネットシート部3の対向端縁3bの
外側に重合される(帯状フィルム繰出重合工程)。帯状
フィルム27は、図3(B)に示すように、離型フィル
ム11により被覆された接着剤層12を備えている。
尚、ロール26から繰出された帯状フィルム27は、テ
ンションを付与することなく間欠駆動ローラ25、25
へ送られることが好ましいが、図示鎖線に示すように、
間欠送りのための段差ロール群28を経由せしめても良
い。
【0033】受片13を提供するために、図6に示すよ
うに、ロール29からテープフィルム30が繰出され、
前記間欠駆動ローラ25を通過せしめられる際に、半折
ネットシート24の表ネットシート部2の対向端縁2b
の外側に重合される(テープフィルム繰出重合工程)。
尚、ロール29から繰出されたテープフィルム30は、
テンションを付与することなく間欠駆動ローラ25、2
5へ送られることが好ましいが、図示鎖線に示すよう
に、間欠送りのための段差ロール群31を経由せしめて
も良い。
【0034】そこで、間欠駆動ローラ25を経た半折ネ
ットシート24は、上下からテープフィルム30及び帯
状フィルム27を重合した状態で間欠移送され、熱板や
超音波又は高周波電極等の加熱体32、33により前述
したような受片溶着線14a、14b及び封口片溶着線
10a、10bを形成され、一体的に結合される(フィ
ルム溶着線形成工程)。このとき、表裏ネットシート部
2、3には押圧力が加えられ、これによりリボン部17
が形成され、それぞれのフィルム30、27に面的に溶
着されることは前述した通りである。
【0035】テープフィルム30及び帯状フィルム27
を一体化した半折ネットシート24の帯状体が間欠移送
されると、引き続き、上下のロール34a、34bから
フィルム帯状体35a、35bが繰出され、前記半折ネ
ットシート24の長手方向に等間隔をあけて表裏ネット
シート2、3の幅方向にシールテープ片18a、18a
を配置せしめる(シールテープ片配置工程)。図7に示
すように、フィルム帯状体35a、35bは、それぞれ
間欠繰出ローラ36と遊動ローラ37とにより所定量だ
け繰出され、間欠停止中の表裏ネットシート2、3に重
合され、そこで溶断刃又は切断刃等から成る寸断手段3
8により寸断されてシールテープ片18a、18aを分
離形成すると共に、熱板や超音波又は高周波電極等の加
熱体から成る仮溶着手段39により、シールテープ片1
8a、18aを表裏ネットシート2、3に仮溶着せしめ
る。これにより、図4に示すように、連続する半折ネッ
トシート24の長手方向に等間隔をあけて表裏ネットシ
ート2、3の幅方向にシールテープ片18a、18aが
配置され仮溶着40される。
【0039】その後、シールテープ片18a、18aを
仮溶着40した半折ネットシート24が間欠移送される
と、図6及び図7に示すように、引き続き、熱板や超音
波又は高周波電極等の加熱体41、41により、表裏ネ
ットシート部2、3を挟んでシールテープ片18a、1
8aを挟持圧着し、サイドシール部6を形成する(サイ
ドシール工程)。これにより、前述したように、表裏ネ
ットシート部2、3により形成されるリボン部17を一
対のシールテープ片18a、18aの間に溶着一体化し
たサンドイッチ構造のサイドシール部6が形成される。
従って、図5に示すように、連続する半折ネットシート
24の長手方向に等間隔をあけてサイドシール部6、6
が設けられ、この状態で半折ネットシート24が更に間
欠移送される。
【0040】その後、分断手段42により、間欠移送さ
れる半折ネットシート24と帯状フィルム27及びテー
プフィルム30の結合体を前記サイドシール部6の幅W
の中心に位置する分断線Cに沿って分断することによ
り、袋体1が得られる。該袋体1は、引取りコンベヤ4
3により所定位置へ配送される。尚、分断手段42は、
切断カッターを用いても良いが、溶断刃を用いることが
好ましい。
【0041】〔製袋方法の第2実施形態〕図8は、本発
明の通気性包装袋を製造する方法の第2実施形態を示し
ており、ネットチューブ繰出工程、切開工程、帯状フィ
ルム繰出重合工程、テープフィルム繰出重合工程、フィ
ルム溶着線形成工程は、上記第1実施形態と同様であ
り、半折ネットシート24と帯状フィルム27及びテー
プフィルム30の結合体が間欠移送されている状態を示
している。
【0042】そこで、第2実施形態においては、テープ
フィルム30及び帯状フィルム27を一体化した半折ネ
ットシート24の帯状体が間欠移送されると、引き続
き、ロール(図示せず)からフィルムテープ35cが繰
出され、前記半折ネットシート24における表裏ネット
シート2、3の間に挿入され、表裏ネットシート2、3
をフィルムテープ35cの挿入部に仮溶着40aせしめ
ると共に、寸断手段(図示せず)により表裏ネットシー
ト2、3の対向端縁2b、3bに沿って寸断し、これに
より、表裏ネットシート2、3の間に介装されたシール
テープ片18を形成する(シールテープ片配置工程)。
【0043】その後、シールテープ片18を介装せしめ
仮溶着した半折ネットシート24が間欠移送されると、
熱板や超音波又は高周波電極等の加熱体(図示せず)に
より、前記シールテープ片18を挟んで表裏ネットシー
ト部2、3を挟持圧着し、サイドシール部6を形成する
(サイドシール工程)。これにより、前述したように、
表裏ネットシート部2、3のそれぞれに形成されるリボ
ン部17をシールテープ片18の両面に溶着一体化した
サンドイッチ構造のサイドシール部6が形成され、この
状態で半折ネットシート24が更に間欠移送される。
【0044】その後は、上記第1実施形態と同様に、分
断手段により、間欠移送される半折ネットシート24と
帯状フィルム27及びテープフィルム30の結合体を前
記サイドシール部6の幅Wの中心に位置する分断線Cに
沿って分断することにより、袋体1が得られる。
【0045】
【発明の効果】本発明の通気性包装袋によれば、両面を
表裏ネットシート部2、3により構成した袋体1を提供
できるので、生鮮果菜類のような特に通気性を要する商
品の鮮度を好適に維持することができ、しかも、商品収
納状態において、従来のネット筒袋のように放射方向に
膨らむのではなく、袋体1が表裏両面に膨らみ周縁を幾
分かは歪ませるが、全体的には周縁を原形の矩形に近い
形態に保持できるので、商品陳列のための体裁が良好で
ある。
【0046】特に、表裏ネットシート2、3は、物品収
納室4に臨む部位において、多数のモノフィラメント状
の線条15を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を
構成するので、通気性と同時に商品に対するフィット性
が良い。この点に関し、このようなネット素材は、従
来、強固な溶着が不可能であると考えられていたのに対
して、本発明によれば、サイドシール部6、6が、袋体
1の両側縁に沿って設けた合成樹脂フィルムから成るシ
ールテープ片18と表裏ネットシート部2、3を一体的
に溶着した構成であり、しかも、好ましくは、表裏ネッ
トシート部2、3の線条15をモノフィラメント状の形
態から偏平となるリボン部17へと変形せしめ、表裏ネ
ットシート2、3のリボン部17、17とシールテープ
片18の全体を面的に溶着した構成であるから、充分な
機械的強度を満足し、実用的な通気性包装袋の提供を可
能にした点に顕著な効果がある。
【0037】そして、このような袋体1を製袋するに際
し、従来のフィルム製の袋のように帯状のネットシート
を帯幅方向に半折重合せしめる場合は、折曲時にモノフ
ィラメント状の線条から構成されたネットシートが自由
に伸縮して容易に変形し、折曲後のネットシートの対向
端縁を相互に一直線に整合せず、所望の袋体の形成を至
難にするという問題を有するのに対して、本発明の製造
方法によれば、帯状のネットシートではなくチューブ状
のネットチューブ19を使用すると共に、該ネットチュ
ーブ19にほぼ平行な折曲線21、22を具備せしめ、
フラットな偏平形態で長手方向に繰出し(ネットチュー
ブ繰出工程)、その後、偏平なネットチューブ19を一
方の折曲線22に沿って切開することにより半折状態の
表裏ネットシート部2、3を備えた半折ネットシート2
4を形成する(切開工程)ものであるから、これにより
得られた半折ネットシート24に歪みを生じることがな
く、折曲線22に沿って切開された表裏ネットシート部
2、3が対向端縁2b、3bを相互に一直線に整合して
揃えられており、以後のシールテープ片18によりサイ
ドシールを形成するための工程を良好に実施することが
可能になり、高品質かつ高精度の通気性包装袋を得られ
るという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通気性包装袋の実施形態を示してお
り、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は横断
面拡大図である。
【図2】通気性包装袋の一部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の通気性包装袋の製造方法の第1実施形
態を示しており、(A)はネットチューブを示す斜視
図、(B)はネットチューブを切開した後に帯状フィル
ム及びテープフィルムを重ね合わせた状態を示す斜視図
である。
【図4】製造方法の第1実施形態においてシールテープ
片を仮溶着した状態の半折ネットシートを示す斜視図で
ある。
【図5】製造方法の第1実施形態においてサイドシール
部を形成した状態の半折ネットシートと、分断形成した
袋体とを示す斜視図である。
【図6】製造方法の第1実施形態を実施するための製袋
機を例示する説明図である。
【図7】本発明の通気性包装袋の製造方法の第2実施形
態を示しており、サイドシール部を形成した状態の半折
ネットシートと、分断形成した袋体とを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 袋体 2 表ネットシート部 3 裏ネットシート部 2a、3a 開口縁 2b、3b 対向端縁 4 物品収納室 6 サイドシール部 8 開口部 9 封口片 13 受片 15 モノフィラメント状の線条 16 糸条部 17 リボン部 18、18a シールテープ片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通気性包装袋の実施形態を示してお
り、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は横断
面拡大図である。
【図2】通気性包装袋の一部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の通気性包装袋の製造方法の第1実施形
態を示しており、(A)はネットチューブを示す斜視
図、(B)はネットチューブを切開した後に帯状フィル
ム及びテープフィルムを重ね合わせた状態を示す斜視図
である。
【図4】製造方法の第1実施形態においてシールテープ
片を仮溶着した状態の半折ネットシートを示す斜視図で
ある。
【図5】製造方法の第1実施形態においてサイドシール
部を形成した状態の半折ネットシートと、分断形成した
袋体とを示す斜視図である。
【図6】製造方法の第1実施形態を実施するための製袋
機を例示する説明図である。
【図7】製造方法の第1実施形態を実施するための製袋
機におけるサイドシール装置を示す拡大断面図である
【図8】 本発明の通気性包装袋の製造方法の第2実施形
態を示しており、サイドシール部を形成した状態の半折
ネットシートと、分断形成した袋体とを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 袋体 2 表ネットシート部 3 裏ネットシート部 2a、3a 開口縁 2b、3b 対向端縁 4 物品収納室 6 サイドシール部 8 開口部 9 封口片 13 受片 15 モノフィラメント状の線条 16 糸条部 17 リボン部 18、18a シールテープ片 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 そこで、本発明の通気性包装袋が手段と
して構成したところは、物品収納室を挟んで合成樹脂製
の表裏ネットシート部を配置した袋体の両側縁に位置し
て両ネットシート部を相互に溶着するサイドシール部を
形成して成る通気性包装袋であって、表裏ネットシート
部が、多数のモノフィラメント状の線条を交差して一体
化せしめた伸縮自在な網目を構成すると共に、前記サイ
ドシール部において線条を偏平としたリボン部を形成
し、前記サイドシール部が、袋体の両側縁に沿って設け
た合成樹脂フィルムから成るシールテープ片と表裏ネッ
トシート部の前記リボン部を一体的に溶着して成る点に
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納室を挟んで合成樹脂製の表裏ネ
    ットシート部を配置した袋体の両側縁に位置して両ネッ
    トシート部を相互に溶着するサイドシール部を形成して
    成る通気性包装袋であって、 表裏ネットシート部が、多数のモノフィラメント状の線
    条を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を構成して
    成り、前記サイドシール部が、袋体の両側縁に沿って設
    けた合成樹脂フィルムから成るシールテープ片と表裏ネ
    ットシート部を一体的に溶着して成ることを特徴とする
    通気性包装袋。
  2. 【請求項2】 表裏ネットシート部が、前記サイドシー
    ル部において線条を偏平としたリボン部を形成し、該リ
    ボン部と前記シールテープ片を一体的に溶着して成るこ
    とを特徴とする請求項1に記載の通気性包装袋。
  3. 【請求項3】 サイドシール部が、一対のシールテープ
    片の間に表裏ネットシート部を挟んだ状態で溶着一体化
    せしめられて成ることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の通気性包装袋。
  4. 【請求項4】 サイドシール部が、表裏ネットシート部
    の間にシールテープ片を挟んだ状態で溶着一体化せしめ
    られて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の通
    気性包装袋。
  5. 【請求項5】 表裏ネットシート部が袋体の底部に沿っ
    て折返されて成ることを特徴とする請求項1、2、3又
    は4に記載の通気性包装袋。
  6. 【請求項6】 多数のモノフィラメント状の線条を交差
    して一体化せしめた伸縮自在な網目を備えた合成樹脂製
    のネットチューブをほぼ平行な折曲線を備えたフラット
    な偏平形態として長手方向に繰出すネットチューブ繰出
    工程と、 偏平なネットチューブを一方の折曲線に沿って切開する
    ことにより半折状態の表裏ネットシート部を備えた半折
    ネットシートを形成する切開工程と、 前記半折ネットシートの長手方向に所定間隔をあけて該
    ネットシートの幅方向にシールテープ片を配置すると共
    に、該シールテープ片と表裏ネットシート部を溶着一体
    化することによりサイドシール部を形成するサイドシー
    ル工程と、 前記ネットシートの幅方向に向かう分断線に沿って前記
    サイドシール部を分断する分断工程とから成ることを特
    徴とする通気性包装袋の製造方法。
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